野沢太三

のざわだいぞう



当選回数回

野沢太三の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月16日第139回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○委員長(野沢太三君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十二月二十七日、菅野久光君及び小山峰男君が委員を辞任され、その補欠として本岡昭次君及び魚住裕一郎君が選任されました。  また、去る十日、椎名素夫君が委員を辞任され...全文を見る
○委員長(野沢太三君) 平成六年度決算外二件を議題といたします。  本日は、総括的質疑第二回として、内閣総理大臣に対する質疑を行います。  まず、私が決算委員長として若干の質疑をさせていただきます。  橋本総理にはASEAN加盟五カ国の歴訪、御苦労さまでございました。お疲れ...全文を見る
○委員長(野沢太三君) 次に、決算の早期提出の問題について伺います。  参議院の決算委員会は、これまで歴代委員長の質疑等を通じて決算の早期提出を政府に求めてまいりました。  一方、政府に決算の早期提出を求める以上、既に提出されている決算の審議促進に努め、少なくとも次の決算が国...全文を見る
○委員長(野沢太三君) 本日、平成六年度決算に対する委員会審査を終了する予定でありますが、本決算に含まれている六年度一般会計、特別会計の予備費使用(その2)については、昨年の常会冒頭に衆議院に提出されましたが、いまだ国会の承諾議決がなされておりません。その理由は、本件予備費につい...全文を見る
○委員長(野沢太三君) 本年は、日本国憲法が施行されて五十年になり、憲法附属法規である会計検査院法も施行五十年を迎えます。御承知のように、会計検査院法は旧帝国議会時代の衆議院と貴族院によって審議され制定されたものであり、法施行後、他の法改正に伴う字句整理を中心としたわずかな改正は...全文を見る
○委員長(野沢太三君) 以上で私の質問は終わらせていただきます。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(野沢太三君) ただいまの御提案を私として重く受けとめまして、しかるべく関係方面と処置をいたします。
○委員長(野沢太三君) 他に御発言もなければ、平成六年度決算外二件に対する質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(野沢太三君) 御異議ないと認めます。  橋本内閣総理大臣は、御退席いただいて結構でございます。  これより平成六年度決算外二件について討論に入ります。  平成六年度決算の議決案はお手元に配付のとおりでございます。  なお、内閣に対する警告案文につきましては、理事...全文を見る
○委員長(野沢太三君) 他に御意見もなければ、討論は終局したものと認めて御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(野沢太三君) 御異議ないと認めます。  それでは、これより採決に入ります。  まず、平成六年度一般会計歳入歳出決算、平成六年度特別会計歳入歳出決算、平成六年度国税収納金整理資金受払計算書、平成六年度政府関係機関決算書の採決を行います。  第一に、本件決算は、これを...全文を見る
○委員長(野沢太三君) 多数と認めます。  第二に、内閣に対し、先刻朗読のとおり警告することに賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕
○委員長(野沢太三君) 全会一致と認めます。よって、平成六年度決算につきましては、多数をもってこれを是認することとし、内閣に対し、先刻朗読いたしましたとおり警告すべきものと議決いたしました。  次に、平成六年度国有財産増減及び現在額総計算書の採決を行います。  本件につきまし...全文を見る
○委員長(野沢太三君) 多数と認めます。よって、本件は多数をもって是認すべきものと決定いたしました。  次に、平成六年度国有財産無償貸付状況総計算書の採決を行います。  本件につきましては、これを是認することに賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕
○委員長(野沢太三君) 多数と認めます。よって、本件は多数をもって是認すべきものと決定いたしました。  なお、これらの案件の審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(野沢太三君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  この際、内閣に対する警告について関係国務大臣から発言を求められておりますので、順次これを許します。まず、武藤総務庁長官。
○委員長(野沢太三君) 次に、三塚大蔵大臣。
○委員長(野沢太三君) 次に、小杉文部大臣。
○委員長(野沢太三君) 次に、小泉厚生大臣。
○委員長(野沢太三君) 次に、藤本農林水産大臣。
○委員長(野沢太三君) 次に、岡野労働大臣。
○委員長(野沢太三君) 次に、白川自治大臣。
○委員長(野沢太三君) ただいま警告決議に対して各国務大臣からそれぞれ所信の表明をいただきましたが、本決議は内閣全体に対する警告でありますので、関係する省庁においては、決議の趣旨に沿って十分な改善を図るなど万全の措置をとるよう求めます。特に、綱紀粛正の問題及び国庫補助事業に係る食...全文を見る
01月24日第140回国会 参議院 本会議 第3号
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○野沢太三君 ただいま議題となりました平成六年度決算外二件につきまして、決算委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。  平成六年度決算は、平成八年一月二十二日に提出され、同年五月十五日、委員会に付託となり、また、国有財産関係二件は、同年一月二十二日に提出され、同日、...全文を見る
02月05日第140回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○委員長(野沢太三君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る一月十六日、大渕絹子君が委員を辞任され、その補欠として上山和人君が選任されました。  また、去る一月二十日、本岡昭次君、今井澄君及び上山和人君が委員を辞任され、そ...全文を見る
○委員長(野沢太三君) 国政調査に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(野沢太三君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(野沢太三君) 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  平成七年度決算外二件の審査並びに国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査のため、必要に応じ政府関係機関等の役職員を参考人として出席を求めることとし、日時及び人選等につきましては、これをあらかじめ...全文を見る
○委員長(野沢太三君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
○委員長(野沢太三君) 平成七年度決算外二件を議題といたします。  まず、平成七年度決算、すなわち一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書及び政府関係機関決算書につきまして、大蔵大臣から概要説明を聴取いたします。三塚大蔵大臣。
○委員長(野沢太三君) 次に、平成七年度国有財産増減及び現在額総計算書並びに平成七年度国有財産無償貸付状況総計算書につきまして、大蔵大臣から概要説明を聴取いたします。三塚大蔵大臣。
○委員長(野沢太三君) 次に、平成七年度決算検査報告及び平成七年度国有財産検査報告につきまして、会計検査院長から概要説明を聴取いたします。疋田会計検査院長職務代行。
○委員長(野沢太三君) 以上で平成七年度決算外二件の概要説明の聴取は終了いたしました。  平成七年度決算外二件に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。    午後零時三十六分散会      —————・—————
03月27日第140回国会 参議院 運輸委員会 第7号
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○野沢太三君 自由民主党の野沢でございますが、運輸大臣におかれましては、本日、羽田の新しい滑走路の竣工にお出ましになった上駆けつけて審議に参画していただきましたこと、まず御礼を申し上げます。  今回の財政構造改革会議の中におきまして、橋本総理の方から財政構造改革五原則が提示をさ...全文を見る
○野沢太三君 一般歳出を対前年度比でマイナスにするということは、ただ切ればいいというわけではなくて、やはりその中で重点をどこに置くか、あるいはめり張りをどうきかせるか、こういったことが極めて大事になってくるだろうと思います。これはもう六月あたりの概算要求の時点までにその方針を出さ...全文を見る
○野沢太三君 これをやはり具体化していくためにも、今ベースになっております長期計画自身の見直しが必要ではないかと思うわけでございます。既に運輸省では、第九次の港湾あるいは第六次の海岸、さらには七次の空港、こういった各種の五カ年計画を定めて、それに沿って毎年の予算要求をやっていると...全文を見る
○野沢太三君 方針としてはそういうことになると思うんですが、具体的に見てまいりますと、ことしの予算の中では、例えば沖縄の航空運賃の値下げの問題とか、あるいは昨年通りました海洋法条約を施行するに当たりまして巡視艇をこしらえるとか、こういったものの必要経費が必ずこれは出てくる、この辺...全文を見る
○野沢太三君 ぜひひとつ、費用と効果あるいはその評価をきっちりとやりながら大事なものから残していくということをやっていただきたいと思うわけでございます。  ひとつ考え方というのか見方を変えまして、全体のコストを下げるという意味では仕事のやり方、特に建設コストの縮減というものがど...全文を見る
○野沢太三君 そういった努力と、またそれを現場に徹底するということが極めて大事であろうかと思います。  それから、私もこのレポートを拝見いたしまして感じましたことは、確かにこれはこれでよろしいんですが、もう一つ大事な視点といたしまして計画の段階からの節約というのが非常に実は大事...全文を見る
○野沢太三君 期待をいたしておりますので、ひとつ蛮勇を振るっていただきたい。同じ建物の中には建設省も同居をしていらっしゃるわけですから、上下ちょっと声をかければすぐできそうな感じがするわけですけれども、なかなか壁が厚いというふうに思います。これは何としても政治の力で、トップダウン...全文を見る
○野沢太三君 いずれもそれなりの必要があり、その時代の背景を受けて設立されたと思いますが、時間がたち年月がたちますとそもそもの使命はもう果たしたとか、あるいはもう時代とともに実態がずれてきた、そういうことで廃止、統合、民営化ができるのではないかと今見直しをやっておるわけです。 ...全文を見る
○野沢太三君 JRグループにつきましては後ほどまた時間があれば触れたいと思いますが、清算事業団債務の処理もあわせまして、できるだけ早く株式の売却を図り完全民営化を進めるということも言われておるわけでございますので、そのための環境整備についてできるだけひとつ整えてやる必要があるので...全文を見る
○野沢太三君 この特殊法人の整理は、何といいましても仕事がどうなっているかということをまず整理することが第一でありますが、あわせまして、そこで働く皆さんの雇用をどう保障するかということが成否を分ける大きな課題だろうと思うわけでございます。その意味で、ぜひひとつ省の立場から、そうい...全文を見る
○野沢太三君 大変努力をしておられるんですね。そういう努力が国民の皆様にどれだけわかっているか、この辺がやはり私十分ではないだろうと思います。  さらにさかのぼって、たしか昭和六十年くらいから取り組んだと覚えておりますが、今日まで全体でどのくらいの件数が減ったのか、これをもう一...全文を見る
○野沢太三君 そういう実績を一つのやはり力にいたしまして、これからも引き続き努力をしていただきたいと思います。  経済規制は原則自由例外規制のいわゆる社会的規制、安全関係についてはこれはしっかりやるんだということではございますけれども、今回運輸省で決断をされましたさまざまな項目...全文を見る
○野沢太三君 安全関係については、これまた一律に考えると問題があるわけでありまして、大手私鉄とかあるいはJRのように任せておいても大丈夫ということはあっても、第三セクター等になりますととてもこれは危なくて見ていられない。この辺をどう歯どめをかけるかという課題があろうかと思いますが...全文を見る
○野沢太三君 大事な課題でございます。これは先ほどの規制緩和と裏腹になっている問題が大分ございますから、それとあわせまして取り組みを強化していただきたいと思うわけであります。  そこで、これからの運輸省のあり方という点で考えましたときに、外国では随分思い切ったことをもうやってい...全文を見る
○野沢太三君 確かに大変トラスチックでありますし、特別な場所と思いますけれども、与党、野党の違いを乗り越えて、それによって政権を失ってまでもやる、出てきた反対党がまた同じことをやる、これはもう我々議会人にとっても極めて心すべきことと思っておるわけです。  その中でもう一つさかの...全文を見る
○野沢太三君 今後の行革推進のために大変これは参考になる事例と思いますので、引き続きの調査、研究をよろしくお願い申し上げたいと思います。  なお、たくさん質問等は準備いたしましたが、いずれ法案審議の過程の中で再度お願いするといたしまして、私の質問はここで一応終了させていただきま...全文を見る
05月01日第140回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○委員長(野沢太三君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二月二十八日、筆坂秀世君が委員を辞任され、その補欠として緒方靖夫君が選任されました。  また、昨三十日、岩井國臣君及び須藤良太郎君が委員を辞任され、その補欠として...全文を見る
○委員長(野沢太三君) 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔...全文を見る
○委員長(野沢太三君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に緒方靖夫君を指名いたします。     ―――――――――――――
○委員長(野沢太三君) この際、会計検査院長疋田周朗君及び検査官杉浦力君からそれぞれ発言を求められておりますので、これを許します。会計検査院長疋田周朗君。
○委員長(野沢太三君) 次に、検査官杉浦力君。
○委員長(野沢太三君) 次に、平成七年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書、平成七年度特別会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書及び平成七年度特別会計予算総則第十四条に基づく経費増額総調書及び各省各庁所管経費増額調書、以上三件を一括して議題とし、説明を聴取いた...全文を見る
○委員長(野沢太三君) 以上をもちまして説明の聴取は終了いたしました。     ―――――――――――――
○委員長(野沢太三君) 次に、平成七年度決算外二件及び平成六年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)、平成六年度特別会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)、平成六年度特別会計予算総則第十四条に基づく経費増額総調書及び各省各庁所管経費増額調書(...全文を見る
○委員長(野沢太三君) 午前の審査はこの程度とし、午後一時三十分まで休憩いたします。    午後零時四十七分休憩      ―――――・―――――    午後一時三十分開会
○委員長(野沢太三君) ただいまから決算委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、平成七年度決算外二件及び予備費関係六件を一括して議題といたします。  本日は、内閣総理大臣に御出席をいただいておりますので、これより内閣総理大臣に対する質疑を行います。  質疑のある方は順...全文を見る
○委員長(野沢太三君) 時間です。
○委員長(野沢太三君) 以上で内閣総理大臣に対する質疑は終了いたしました。  引き続き、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(野沢太三君) この際、委員の異動について御報告いたします。  本日、村上正邦君が委員を辞任され、その補欠として須藤良太郎君が選任されました。     ―――――――――――――
○委員長(野沢太三君) この問題につきましては衆参の議院運営委員会で決定する問題でございますけれども、現場を預かる当委員会におきましても、御要望に基づきまして理事会で協議をいたしたいと思います。
○委員長(野沢太三君) 他に御発言もないようですから、平成七年度決算外二件の本日の質疑はこの程度といたします。  予備費関係六件につきましては、質疑を終局したものと認めて御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(野沢太三君) 御異議ないと認めます。  それでは、これより予備費関係六件を一括して討論に入ります。  御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。
○委員長(野沢太三君) 他に御意見もなければ、討論は終局したものと認めて御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(野沢太三君) 御異議ないと認めます。  それでは、これより採決に入ります。  まず、平成六年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)について採決を行います。  本件について承諾を与えるべきものと議決することに賛成の方の起立を願います。    ...全文を見る
○委員長(野沢太三君) 多数と認めます。よって、本件は多数をもって承諾を与えるべきものと議決されました。  次に、平成六年度特別会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)、平成六年度特別会計予算総則第十四条に基づく経費増額総調書及び各省各庁所管経費増額調書(その2)...全文を見る
○委員長(野沢太三君) 全会一致と認めます。よって、これら三件は全会一致をもって承諾を与えるべきものと議決されました。  次に、平成七年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書について採決を行います。  本件について承諾を与えるべきものと議決することに賛成の方の起立...全文を見る
○委員長(野沢太三君) 多数と認めます。よって、本件は多数をもって承諾を与えるべきものと議決されました。  次に、平成七年度特別会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書について採決を行います。  本件について承諾を与えるべきものと議決することに賛成の方の起立を願います。 ...全文を見る
○委員長(野沢太三君) 多数と認めます。よって、本件は多数をもって承諾を与えるべきものと議決されました。  なお、これらの案件の審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(野沢太三君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  次回の委員会は明二日午前十時に開会することとし、本日はこれにて散会いたします。    午後六時三十九分散会      ―――――・―――――
05月02日第140回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○委員長(野沢太三君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨一日、山口哲夫君が委員を辞任され、その補欠として栗原君子君が選任されました。  また、本日、上杉光弘君が委員を辞任され、その補欠として宮崎秀樹君が選任されました。 ...全文を見る
○委員長(野沢太三君) 平成七年度決算外二件を議題とし、昨日に引き続き、全般的質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(野沢太三君) 午前の審査はこの程度とし、午後零時五十分まで休憩いたします。    午前十一時五十一分休憩      ―――――・―――――    午後零時五十三分開会
○委員長(野沢太三君) ただいまから決算委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、平成七年度決算外二件を議題とし、全般的質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(野沢太三君) 質問をどなたに。
○委員長(野沢太三君) 以上で平成七年度決算外二件の全般的質疑は終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。    午後五時十分散会
05月07日第140回国会 参議院 本会議 第22号
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○野沢太三君 ただいま議題となりました平成六年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)外五件につきまして、決算委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げます。  予備費関係六件は、憲法及び財政法の規定に基づき、平成七年二月から平成八年三月までの間の...全文を見る
05月12日第140回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○委員長(野沢太三君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る六日、宮崎秀樹君が委員を辞任され、その補欠として岩井國臣君が選任されました。  また、本日、長峯基君が委員を辞任され、その補欠として武見敬三君が選任されました。 ...全文を見る
○委員長(野沢太三君) 平成七年度決算外二件を議題といたします。  本日は、通商産業省、経済企画庁、中小企業金融公庫及び中小企業信用保険公庫の決算について審査を行います。     —————————————
○委員長(野沢太三君) この際、お諮りいたします。  議事の都合により、これら決算の概要説明及び決算検査の概要説明の聴取は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(野沢太三君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  速記をとめてください。    〔速記中止〕
○委員長(野沢太三君) 速記を起こしてください。     —————————————
○委員長(野沢太三君) それでは、これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(野沢太三君) 他に御発言もないようですから、通商産業省、経済企画庁、中小企業金融公庫及び中小企業信用保険公庫の決算の審査はこの程度といたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後四時五十三分散会      —————・—————
05月22日第140回国会 参議院 運輸委員会 第10号
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○野沢太三君 新幹線整備法の一部改正に当たりまして、最初に、新幹線という鉄道がいかなる性格を持ち、またいかなる経緯があり、今後どのようにこれが伸びていくのか、その辺についての展望をまず明らかにしてまいりたいと思うわけでございます。  私は昔、国鉄に昭和三十一年に入社をした者でご...全文を見る
○野沢太三君 交通機関が伸びていくか衰退するかということについてはいろんな理由や原因があろうかと思いますが、一番大事なことは、御利用していただけるお客様がどのくらいいるか、あるいはそれがどのくらい伸びているかということが非常に重要でございます。  東海、山陽についてこの経緯を見...全文を見る
○野沢太三君 今お話しのように、三十六万の交通事故死亡者が発生して、まさにこれは交通戦争と言われる状態ですが、この中で鉄道関係の死亡者が二万五千、これは踏切事故も入っているはずですね。そういうことになると、これは半分は道路の事故でもある。  その中で新幹線が、保線作業員や立ち入...全文を見る
○野沢太三君 三百キロ運転はフランスでは既に大分前からやっておりますが、ついに日本でもこの運転ができるようになったということはまことにこれはうれしい話でございます。実験等の状況を見ますと四百キロを超える実験例もたくさんございますし、運輸技術審議会等の答申では三百五十キロぐらいまで...全文を見る
○野沢太三君 石油というものがもう三、四十年すると枯渇をするということが予測をされておるわけでありますので、今後ともこの化石燃料に頼る交通機関あるいは産業というものは抜本的にそのエネルギー構造を改革していかなきゃいかぬということもございますから、今からやはりそのような体制にしてい...全文を見る
○野沢太三君 これは大変適切な改正であって、新幹線の持っている特性を極めて的確に法文化したと評価をしているわけでございます。  東海道五十三次が栄えたのも、やはり宿場宿場に人が集まる、こういつた性格があるわけでありまして、新幹線のできました各地方の駅を抱える市の人口の増加あるい...全文を見る
○野沢太三君 そこの少しややこしいところが残っておるわけでございます。既設新幹線の譲渡収入というものはこれは限られたものでありいっときのものというふうに考えますと、やはり鉄道の基本的なインフラをつくるのは国と地方がこれをつくるんだという意味で、道路、空港あるいは港湾その他含めて明...全文を見る
○野沢太三君 今お話しのとおり、大変な納税会社になった。そして、株式の上場も西、東、さらにことしは東海も予定されるということで、行政改革としては極めてこれは望ましい形で推移をしているわけでございます。そして同時に、このことが新幹線の新しい方式による建設を可能にしたということで、こ...全文を見る
○野沢太三君 このことが今後新幹線が相当広範囲に建設できる大きな一つの保証になっているわけでございます。その意味でも、ことしは長野までの開業が予想されておりますが、これがまず最初のモデルにもなろうかと思いますので、適切な使用料の設定ができるようできるだけ早い御検討をひとつお願いし...全文を見る
○野沢太三君 実は御英断を下していただいたということでありまして、目的に地方振興を加えただけではなくて、今のお話のように三分の一、三〇%前後になりますが、これを地方負担として、しかも半分を交付税で措置をする、これは明るい展望ができたと私ども大変評価をしておるわけでございます。随分...全文を見る
○野沢太三君 将来の問題として、青函トンネルの中などはどうしてもこれは新在含めて走らざるを得ない、こういった場合にはもちろんその場合の安全性をどうするかということが主要なテーマになろうかと思いますが、その他の区間は在来線ががらあきになるわけでありますから、これをうまく活用すること...全文を見る
○野沢太三君 大変いいことをしているんですけれども、もっと鉄道局長は大きな声でこれを世間に言わなきゃだめなんですよ。だから誤解が出るんですね。本当にいい鉄道を皆さんは立派にやっているんですから、自信を持ってもっと大きい声でPRをしていただきたい。  その意味で、今の国としての登...全文を見る
○野沢太三君 既に、都市計画の手法とあわせて鉄道を建設する、例えば常磐新線のように集約換地というようなことで鉄道に必要な用地を都市計画で生み出す、このような手法も実行されておるわけでございます。知恵を絞ればそのようなことも可能になる。長年言い続けてきました開発利益の還元というのも...全文を見る
○野沢太三君 道路関係の行政にも大変お詳しい大臣が前向きに取り組んでいただける、大変心強いことでございます。しかし、まず運輸省の中で差し当たり隗より始めよと、港湾、空港、鉄道等を一本化するということの勉強はひとつしていただきたいと思うわけでございます。今後予想されます行革の進展の...全文を見る
○野沢太三君 期待をいたしております。  二つ目の問題点、批判といいますか、この世論の中で気になるのが、つくればつくるほど赤字になるような新幹線をまたぞろ政治家が主導して始めていると、これが大変実はけしからぬ話でございます。  先ほども御指摘しましたが、私ども第二の国鉄はつく...全文を見る
○野沢太三君 もう一つの点が、行財政改革に逆行している、こういう言い方があるんですが、私どもこれは全く逆だと思っております。最初に指摘しましたとおり、地方税、国税含めて改革によって生まれた税収効果の範囲内でスキームを組み立てておる、しかも将来にわたって相当増加が見込まれる、地域経...全文を見る
○野沢太三君 債務は改めてまた御議論をする機会があると思いますので、最後に明るい話題といたしまして、このたび開業した秋田新幹線「こまち」が大変輸送の面で評判がいいわけであります。開業前に比べてお客様は五割増し以上ふえたとか、飛行機との比率が逆転をして鉄道優位な形に変わってきた。あ...全文を見る
05月27日第140回国会 参議院 運輸委員会 第11号
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○野沢太三君 国鉄改革十年目という節目を迎えまして、いよいよその総仕上げをするときが参りました。  最大の課題は、当初から言われておりましたような債務の処理をどう合理的に解決するか、この問題だけが大きく残っているわけでございます。そして、この問題の解決には広く国民の皆様に御理解...全文を見る
○野沢太三君 JRの負担した十四兆五千億円は着実にJRの努力で減少していると伺っております。一方、事業団が引き継いだ二十五・五兆円が、伺いますと二十八兆円を超えるようなレベルにふえつつある、どうもこういう状況でありまして、その意味では、政府側の考え方、努力が一体いかようなものであ...全文を見る
○野沢太三君 土地が売りたいときに売れなかった、あるいは株の公開がおくれたとか、また年金の特別負担が加わった、それぞれみんなこれやむを得ない事情と思うわけでありますけれども、これの処理に当たって、本来、国鉄時代に入っていた財政資金が改革の時点からほとんど入らなくなった、多少入って...全文を見る
○野沢太三君 今、私が申し上げました数々の理由というのは、今後この問題をどう処理するかという処理方法ともつながりができてくるわけでございます。  今、大臣御指摘の公社という組織、これは確かに初めのうちはよかったけれども、後になったらどうにもならない。結局、半官半民というのは責任...全文を見る
○野沢太三君 今の御説明で非常に問題があると思うのは、当初の予定では公開競争が原則であったはずですが、これを例の緊急土地対策要綱の中でストップをかけてしまって随意契約、これは当初から予定はあったんですが。地価を顕在化させない多様な方法ということでさまざまな売却方法を工夫していただ...全文を見る
○野沢太三君 ことしはたしか東海を上場して何とか収入を上げたいということがございますし、株式市場の状況によっては東と西の残っている分も早く処分をして、一日も早く債務総額を減らしてまたその利息も減らす、こういう努力をしていただくことが肝要かと思います。  しかし一方、どうでしょう...全文を見る
○野沢太三君 やはり鉄道としての他の交通機関に対する競争力を付与するということも一つの大きな道ではないかと思うわけでございます。  先般議論しました新幹線等も、そういう意味で財政の成り行きに悪影響を残さない形でやはりやるべきことはしっかり進める、そして、まずは自主的な力でそろば...全文を見る
○野沢太三君 大変結構なんですけれども、これをこの期に及んでやるというところに手おくれ、先送りのツケが来ているわけです。今ここで長期の資金を無利子で貸すということになっておりますが、これができるなら、さらに今後も一つの可能性として大変これは評価できると思うんですが、この無利子の期...全文を見る
○野沢太三君 ということは、結局平成十五年から十八年にまた相当大きなツケが回ってくる、こう予測せざるを得ないんですが、できるならば、平成五年ないし八年に問題が出てきたときに、あの時点ではもう土地はそう売れないんだということがわかっていたわけですから、今回のような措置をしておけば相...全文を見る
○野沢太三君 大変大事な部分でございます。  そして第二項で、国債整理基金特別会計法の規定を適用しないと。たしかこの規定は元本の繰り入れについて規定しているものと考えていますが、この点について再度御説明をお願いしたいと思います。
○野沢太三君 その元本を据え置いた分は、今後どういう処理をするかはこれからの議論ということかと思いますが、こうした形で事業団の債務を国の債務につけかえていくという、これは一つのパターンがここで示されているわけでありますので、今後の処理方法として大きく参考になるものとして受けとめて...全文を見る
○野沢太三君 やはりそういう意味でも、どうしてもことしじゅうには抜本的な対策を立てる必要がある、この法律はもうそれを前提にしていると理解しておきたいと思います。  それから、さらに附則で、清算事業団の持っている債券の中で社債登録を受けている債券というのがどのぐらいあるのか、この...全文を見る
○野沢太三君 ただいまの御説明を聞いて安心する人が相当いるだろうと思います。国鉄のいわゆるこの債権、残された債務というものは決して不良ではないんだ。まさに国が国に貸して、その使い道はすべて明確になっており、しかもこれが日銀等できちんと登録されているという意味では、ある意味では優良...全文を見る
○野沢太三君 大分幅があるようでありまして、その意味でも今後の努力あるいは市場の環境整備等が大変大事であろうと思います。  ほかの項目ともこれ関連が出てこようかと思いますので先に話を進めますが、改革の時点できちんと仕分けをして、そして土地を売り、株を売りとやったんですが、それが...全文を見る
○野沢太三君 さはさりながら、運用の余剰も発生している、こういうふうにも伺っておるわけでありますので、今後の財投の仕組み全体の改革を視野に置きながらこの問題をあわせ議論を進めなければならぬかと思うわけであります。  三つ目に一つの提案として出ておりますのが、今国民の皆様が持って...全文を見る
○野沢太三君 よくわかるわけですから、そういうことであるならば、特別なことをしなくても普通の方法で処理をしていただける、我々はそれを期待するわけであります。  もう一つ大事な四つ目の選択肢になりますが、これはきょうの新聞でも皆さんごらんいただいているとおり、財政構造改革会議でも...全文を見る
○野沢太三君 この点につきましては相当技術的な問題もあるし、また、ただ一律切るという、昔からよくやってきたシーリングというようなやり方では芸がない。やっぱり必要なところはつけて要らないところは切る、こういうことが大事ではないかと思うんですが、その意味では大蔵省、一番これ大事なんで...全文を見る
○野沢太三君 今後の検討に大いに期待をするわけでありますが、ただ削ればいいというものではなくて、やっぱり費用対効果あるいは政策目標、そして今後の日本の国際的な競争力、さまざまなポイントを見ながらひとつ進めていただきたい。そして、その中でやっぱり返すべき借金はしっかり返していくんだ...全文を見る
○野沢太三君 そういうことで難しいとなると、今度はやはり国鉄を継承したJRに持ってもらったらどうか、特に本州三社は負担能力があるのではないかという意見もございます。  しかし、これは国鉄改革のときに、先ほどお話がありましたように、既に四割の債務を持ってスタートしておるということ...全文を見る
○野沢太三君 JR自身はせいぜい企業努力をしていただいて税金をしっかり納める、あるいは株の値段を上げる、それからさらには事業団から出てくる皆さん方の世話を引き受けるとか、あるいはディベロッパーとしての能力もあるわけですから、駅周辺等の開発を進めて土地の有効利用を図る、さまざまな私...全文を見る
○野沢太三君 なかなかこれも難しいと。  こうなりますと、財政構造改革会議での御提言を見ますると、もう一つの道といたしまして、揮発油税あるいは自動車重量税等の財源を一般財源の方に一部回しまして、これをもって償還に充てたらどうか。これは既に西ドイツあるいは韓国等がそういった方法を...全文を見る
○野沢太三君 私も過日、この点非常に興味を持ったものですから、西ドイツの交通関係者と話し合ったことがあるんです。西ドイツあたりでは、自動車を利用する人は税を出してもいい、そのかわり鉄道の利用者がそれだけふえて道路がすいてくれば私らもその分だけは受益するんだというまことに合理的な感...全文を見る
○野沢太三君 ずっと見てまいりましたけれども、いずれもどうも難点があるわけでありますが、最後に期待されるのが事業団債務の一般会計へのつけかえという方策でございます。  これについては、ただ右のポケットを左のポケットに移しかえるだけの安易な方法だということで、大蔵省が一番お嫌いの...全文を見る
○野沢太三君 少なくとも、事業団債務を一般会計に移しかえますと、毎年の予算委員会を初めとして国民の皆様に明確にわかる形で議論がなされるんです。ところが、事業団が持っている限り、隠れ借金と称して財投で穴埋めさせられるのが関の山だと。そのために雪だるまになるんですから、その点について...全文を見る
05月29日第140回国会 参議院 運輸委員会 第12号
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○野沢太三君 自民党の野沢太三でございます。  先生方には、大変お忙しい中、貴重な御意見を開陳していただきまして、当委員会の法案審議に御協力をいただきましたことを心から感謝を申し上げます。  それぞれの先生方からの御意見、肝に銘じておるわけでございますが、これより与えられまし...全文を見る
○野沢太三君 先生の御指摘のとおりと思いますが、これからの議論の中で、本来の趣旨を踏まえながら国会での議論を積み重ねまして、やはり資源、資金が有効適切にという先ほどからの御指摘に沿って工夫をしなければならないと思うわけでございます。  西ドイツ等の場合には、交通省ということで道...全文を見る
○野沢太三君 時間が厳しくなりました。あと一問だけ鈴木先生にお伺いしたいんですが、薄く広い特別な、臨時な税で何とかできないかと。大変卓見かと思いますが、ただいま橋本内閣、私ども支えながらやっておりますが、増税なき再建ということで、何とか歳出のカットその他もろもろの工夫の中でできな...全文を見る
06月17日第140回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○委員長(野沢太三君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る五月十三日、武見敬三君が委員を辞任され、その補欠として長峯基君が選任されました。     —————————————
○委員長(野沢太三君) 継続審査及び継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  平成七年度決算外二件の審査並びに国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査につきましては、閉会中もなお審査及び調査を継続することとし、継続審査要求書及び継続調査要求書を議長に提出いたしたい...全文を見る
○委員長(野沢太三君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、これらの要求書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(野沢太三君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(野沢太三君) 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  平成七年度決算外二件の審査並びに国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査のため、閉会中必要に応じ政府関係機関等の役職員を参考人として出席を求めることとし、日時及び人選等につきましては、これをあら...全文を見る
○委員長(野沢太三君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。     —————————————
○委員長(野沢太三君) 委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  閉会中の委員派遣につきましては、その取り扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(野沢太三君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。    午前十一時四十四分散会
07月08日第140回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○野沢太三君 お許しをいただきまして、一言ごあいさつを申し上げます。  この一年間、決算委員長として皆様の御協力をいただき、大役を果たすことができました。御協力に改めて感謝申し上げる次第でございます。  委員長として公平、公正な委員会運営を志したつもりでございますが、その実が...全文を見る
09月03日第140回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号
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○野沢太三君 まず最初に、国鉄の長期債務について運輸省に質問をいたします。  国鉄改革から十年を経過し、残されました最重要課題が国鉄清算事業団の抱える長期債務の処理であります。当初三十七兆を超える債務をJR各社と清算事業団に振り分けまして、二十五・五兆円が清算事業団に残されまし...全文を見る
○野沢太三君 今回のスキームを見ますと、いわゆる清算事業団の抱えておった形から国の特別会計にこれをはっきりと位置づける、こういう処理をしておられますが、この理由あるいは意義についてはいかがなものでしょうか。
○野沢太三君 本来ならば、十年前の改革の時点でこれをやっておけばその後の利息の累増等は起こらなかった、こう考えるわけでございます。隠れ借金などという言い方がございますが、これは隠れどころか、国会で審議し、法律までつくって処理をしてきたものでございますから、今回はこれをまさにしっか...全文を見る
○野沢太三君 また、この中で年金関係の費用が借金の中に含まれておるわけでございますが、年金については将来債務という性格があるわけでございます。この将来債務を現時点で国債費に割り戻して考えるということになろうかと思いますが、年金は御承知のとおり物価の変動その他で変動していく要素がご...全文を見る
○野沢太三君 あらゆる選択肢、これは我々もそのとおりやってきたわけですし、これからもやらなければならぬ課題であろうかと思いますが、年金につきましては、昨年の通常国会におきまして厚生年金法の一部改正ということで統合一元化の第一歩が実現したということであります。その際に、国鉄の負うべ...全文を見る
○野沢太三君 郵政のお立場からすればそのようなお話になろうかと思いますが、この事業団の、いただきました十年間の財投の融資、さらにはそれにさかのぼる国鉄時代の融資を通して相当な額の利息を、財投の仕組みを通してお返ししておるわけでありますが、こういった緊急事態におきましてはそこを何と...全文を見る
○野沢太三君 ぜひそのような検討を進めた上で、これもまた国民の皆様の御理解、御納得が必要な事柄でありますから、合理的な結論がいただけるよう期待をいたしておるわけであります。  それから、来年以降、償還期限が参ります。その約定の借金が大変集中するわけであります。約五年間、大体四兆...全文を見る
○野沢太三君 御指摘のような、過去、国際的にもあるいは歴史的にも問題があったということも私ども伺っておりますけれども、例えば相続税にしてみましても、これはやはり資産を持っている方々が何とかこれを保全したいというお気持ちがあり、過去の歴史を見ても、明治の華族等に支給された債券で鉄道...全文を見る
○野沢太三君 簡単に言われても困るんですが、昨年の暮れに大蔵省も同意した上で政府・与党の合意ができているわけですね。しかも、それに基ついて先国会におきましては整備法の一部改正ということで新しい財源スキームを組み立てておるわけです。それを今すぐ突きますようなことでは困るということだ...全文を見る
○野沢太三君 清算事業団にはまだ相当な仕事が残っておるわけでございます。売れていない土地もございますし、裁判、訴訟その他も継続しておる。そういったことの中で、この残る業務や権利義務を継承する法人として日本鉄道建設公団を今回指定しておりますが、その理由についてはいかがなものでしょう...全文を見る
○野沢太三君 確かに、土地の処理あるいは経理の扱い、さらには技術的な判断を含めて大変な有能な集団であるということがよくわかりますが、これに対して事業団が円滑にこの業務が引き継げるようなさまざまな措置、手当て等について御配慮をお願いしたいと思うわけであります。  そこで、この新し...全文を見る
○野沢太三君 そこで、じゃこれから残っている仕事がどのようにあるか、あるいはお金がどの程度あるかという課題になるんですが、差し当たって自主財源で償還できる見通しがどの程度かということが非常に重要になるわけでございます。残っております土地がどのくらいの面積、金額に達するか。あるいは...全文を見る
○野沢太三君 それらを合計しますと、どうしても二十八兆から差し引いて考えたとき二十三兆前後の国民負担が残る。こういうことになりますと、この財源を国債として返していくという基本スキームの中で何らかの財源をやはり手当てするということがどうしても期待されるわけであります。  これに関...全文を見る
○野沢太三君 税制ということになりますと、これは今私どもが支えております橋本内閣の大方針とも関係が出てくるわけであります。特に今回出しましたこの運輸省の方式は、まさに抜本策として大変これは重要な位置づけになろうかと思うわけですが、財政構造改革の五原則が先般打ち出されておるわけであ...全文を見る
○野沢太三君 我が党の国鉄長期債務問題特別委員会におきましても、税による方策については大変これは問題があるということは指摘をされておるわけでございますが、しかしこれを避けて通れないとすれば、今後の税制改革の中で何としても御検討いただいた上で処置をするということがある段階では必要に...全文を見る
○野沢太三君 戦後五十年かかって発生してきた債務でありますから、五十年でこれを返すということについては、大変これは後年度の皆様には申しわけないことではございますけれども、やむを得ないのかなと思うわけでありますが、できる限りこれを早期に解消していくという努力を引き続き続けていただき...全文を見る
○野沢太三君 よろしくお願い申し上げます。  次に、国鉄と同様に赤字で大変困っております国有林野事業の問題について農林水産省に御質問を申し上げたいと思います。  森林機能というものは、林産物の生産という一つの目標以外にも、国土保全、水資源酒養、あるいは環境対策等のために極めて...全文を見る
○野沢太三君 木を切って売るというような前提のもとに組み立てられた制度が行き詰まっていることは明白でありますが、さはさりながら、やはり民間の持つ能力を活用して採算の乗る仕事は進める、しかし公益的な点については国の責任でこれを処理するということでありますが、民間に任せる分野と公的主...全文を見る
○野沢太三君 国の業務の見直しということがどうしても出てくるわけでありますが、我が党でもこの点につきましては林政調査会あるいは国有林野問題小委員会を設けて検討を進めてきたわけであります。  この結果、必要になります組織、要員の合理化の内容及びその雇用対策はどのようにお考えか、伺...全文を見る
○野沢太三君 一万五千人からの職員の方を三分の一程度にということであると、一万人からの皆さんが愛する職場を離れなければならない大変厳しい内容と思うわけであります。退職不補充というようななだらかなやり方でやっていたのでは時間的にも恐らく間に合わないだろうと思うわけであります。  ...全文を見る
○野沢太三君 そこで、現在、林野関係の会計制度の中で収支が一体どうなっているのか、累積債務の合計は三・五兆というふうに先ほど伺っておるわけですけれども、一体これをどのように処理していくのかを含めまして、また会計制度の見直しをどのようにするか、一括してお伺いをいたします。長官よろし...全文を見る
○野沢太三君 日本の森林は非常に緑豊かということでありますが、よく見ると利用可能な部分が既に相当切り尽くされてきておるわけであります。しかし、何としてもこれを再生し、活用し、子孫の皆様に美しい森林が残っていくように、こういう趣旨で今後の林野事業の組み立てをぜひやっていただきたい。...全文を見る
○野沢太三君 どうしてもやはりここは一般会計からの繰り入れというものが不可欠であるということが言われておるわけでございます。この考え方に沿って行われております今回の概算要求に対して、大蔵省はどのようにお考えですか。
○野沢太三君 一般会計からというだけではやっぱり芸がないということも一つは議論としてあるわけでありまして、これまで我が党の中における議論でも、例えば水道料金に上乗せをして、その費用を一部充当したらどうかという議論もございますし、あるいは水源税というような形で新しい税制を考えたらど...全文を見る
○野沢太三君 この問題も、大蔵省は受けて立つ側とは思いますが、何としてもやはり財政の問題としてしっかり受けとめていただきたい、これは御要請だけ申し上げておきます。  この問題に対して、やはり農水省としてしっかり取り組んでいただくことが何よりもの課題であろうかと思います。最後に大...全文を見る
○野沢太三君 終わります。