野沢太三

のざわだいぞう



当選回数回

野沢太三の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月17日第142回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○野沢太三君 自由民主党の野沢でございます。  平成十年度予算の審議につきましては、この一月以来、総理を初め各閣僚の皆々様には大変御苦労をいただきましたが、ようやく四月八日、打ち上げということに相なったわけでございます。しかし、この間に経済情勢は大変大きく動いておりまして、これ...全文を見る
○野沢太三君 経済企画庁の方からいろいろと経済指標の数字もいただき、またその判断もいただいておるんですけれども、昨年の十月、十一月ころから急速に経済情勢が悪くなっている。そして、一月になりますと、もうそれが大変いろいろな形で顕在化をしてきたということであろうかと思います。  そ...全文を見る
○野沢太三君 もう一つ大事なポイントは為替の安定の問題でございますが、これに対する各国の協調体制が確認されたかどうかが大事なポイントであります。  G7での共同声明の内容を見ますと、円の過度な下落を修正することを目的とする日本の適切な行動を支持する、こうはっきりうたい上げており...全文を見る
○野沢太三君 その点大変御苦労さまでございましたが、いろいろな情報を拝見いたしますと、どうもやはりアメリカと日本との国際経済情勢に対する認識に多少ずれがある、あるいはギャップがあるというようなイメージがあるわけでございます。  今回、総理におかれましては、我が党の山崎政調会長に...全文を見る
○野沢太三君 アメリカの大統領との友情を含め、来るべきサミットをさらに有意義なものとする意味でも総理の御決断を待つわけでございます。  もう一つお伺いしたい課題は、日本の立場とアジアの関係でございますが、昨年の秋からアジア経済が大変混乱をいたしまして、通貨の大幅下落という問題が...全文を見る
○野沢太三君 日本が頼りになる存在であるという状況をずっと確保する意味でも、これからの政府の対応をひとつよろしくお願いいたしたいと思います。  そこで、問題を進めます。  経済政策はいろいろございますが、財政、金融の両輪のうち、金融政策についてお伺いをしたいと思います。日銀副...全文を見る
○野沢太三君 この面でも国際的なレベルでグローバルに考えるということも必要なときがもう来ているのではないかと思いますので、どうかひとつ適切な検討を重ねた上で判断をしていただきたい、かように思うわけでございます。  日銀に対する期待は非常に大きいわけでございます。今回、新日銀法も...全文を見る
○野沢太三君 通貨の番人として何よりも信頼、廉潔、こういうものが大事だと思うわけでございます。当然、この種の問題につきましては、間違いがないということで日銀券というのは価値があるということでございますが、これが過去の問題としても、どうもこのままでは見過ごすわけにはいかないんです。...全文を見る
○野沢太三君 大蔵省も知らないということですが、会計検査院は当然この日銀の検査をしていると思いますが、検査院はおいでですか。
○野沢太三君 給与については労使間でというお話もございますが、国家公務員やあるいは一般の都市銀行等にもないような手当も出ているのではないか、こういう指摘もあるわけでございます。一体そういうものがあるのかないのか。これについては副総裁、いかがでしょうか。
○野沢太三君 いずれにいたしましても、日銀の給与がどうも一般の都市銀行と比べても相当高いレベルにあるんじゃないか、またその支給の仕方が世間のルールから外れているんじゃないかという疑問があるわけです。やはりこれはちゃんと調べまして公表をして、胸を張って独立銀行としての誇りを堅持でき...全文を見る
○野沢太三君 まことにそのとおりだと思いますが、昨年せっかく総理がお決めいただいてこれを実行しようということで平成九年度の補正で措置をした特別減税二兆円につきましても、年末に間に合った部分もありますが、確定申告する部分は年度末になり、そして事業者についてはこの六月にならないとこれ...全文を見る
○野沢太三君 それでは、当面する緊急の課題として、財政構造改革法の問題について所見をお伺いいたしたいと思います。  昨日も夕刻、財政構造改革会議が開かれまして、この法律の改正につきましていかように扱うか、関係の皆々様で御議論をいただいたということで、結果も伺っておるわけでござい...全文を見る
○野沢太三君 十六兆に及ぶ経済対策ということになりますと、どうしてもやはり財革法の改正をしておかないと発動ができないということになろうかと思いますが、この今の特例公債発行の条件とあわせて、目標年次の見直しもまた一つ課題であろうかと思います。  それから、経費別にキャップをかぶせ...全文を見る
○野沢太三君 我々もそれに対しては十二分の対応をしなければならないと思うわけでございます。  昨日の討議の状況等を見ますと、三つほどの案がある中で、いわゆる弾力条項をつくって対応するという案が多数意見であったというお話もあるわけでありますが、ある一定の客観的な経済指標に基づいて...全文を見る
○野沢太三君 確かに、アメリカで同様な条項がありながらこれがなかなか発動できないというのも、定量的なものとすると大変難しくなるということは理解できるわけでございます。アメリカではフラッシュというような一カ月程度で出てくる指標も統計としては工夫されておりますが、実態としてなかなか発...全文を見る
○野沢太三君 ぜひとも、その点につきましてまさに弾力的な御判断と措置をいただきたいと思います。  それでは、議題を進めまして、今回発表しておられます総合経済対策についての考えをお伺いいたしたいと思います。  今度の景気対策の柱は、これまでお話をしてまいりましたが、減税とあわせ...全文を見る
○野沢太三君 これについては大変期待が大きくて、各分野から相当な御提言が既に集まってきておるわけであります。ぜひともこれについて例外なく対応ができるような、今度は受け皿といいますか財源の方の工夫もひとつお願いをしたいわけであります。  そこで、今回の対応策の十六兆のうちにどのく...全文を見る
○野沢太三君 まさにそういった弾力的な考え方、これからの時代に適した考え方ということでお考えをいただければいいわけですが、これを賄う財源を考える場合に、これまでの建設国債あるいは特例国債というだけではうまくいかないということが既に指摘をされておるわけでございます。  その意味で...全文を見る
○野沢太三君 そこがやはり今回の対応策を考えるときに、本当に実効が上がるかどうか、極めて大事なポイントだと思います。  現在、党の方で集約しております案件にずっと目を通しますと、その意味で五年、十年、二十年程度の考え方で適用ができるとすると大変な効果を生むという案件が既にたくさ...全文を見る
09月25日第143回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○野沢太三君 このたび小渕総理におかれましては、二十日から二十三日という極めて短い時間の中で渡米をされまして、国連総会への御出席、それから国連関係者との会談、さらにはイギリスのブレア首相との会談をこなされまして、二十二日にはクリントン大統領との初めての首脳会談を行われてまいりまし...全文を見る
○野沢太三君 この際、一番やはり大きなテーマとしては日本の景気対策あるいは金融システムの安定化対策であったかと思うわけでありますが、総合経済対策に加えまして、さらに二次補正、恒久的な減税等考えているわけでありますけれども、規制緩和、市場開放等も進めながら景気の回復と金融システムの...全文を見る
○野沢太三君 そういう中で、日本の景気の状況でございますが、八月の景況指数、総合判断では「はなはだ厳しい」となっておりましたのが、九月になりましたら「極めて厳しい」と、こういう判断に変わりました。「はなはだ」と「極めて」がどこが違うかよくわかりませんが、そこを判断する意味で、前回...全文を見る
○野沢太三君 大変御努力をいただいている点は多とするわけでございますが、このコンピューター時代に二カ月おくれというのはまだまだ私どもは不十分と思いますので、どうかひとつデータの構築段階から工夫していただくことが大事かと思っております。  そこで、日銀総裁にお伺いしたいと思います...全文を見る
○野沢太三君 この景気対策あるいは金融システムの安定化というのには金利の操作だけではとても及ばぬということはよくわかるわけでありますが、今後とも国際的な配慮を加えながら適切な金利の選択をよろしくお願いしたいと思うわけであります。  そこで、今回の金融システムの安定化策につきまし...全文を見る
○野沢太三君 今回の金融危機は、我が国のみならずアジア並びに世界に対して影響がある問題でございまして、これにつきましては、できるだけ早く与野党合意を得た上で法案の形に仕上げて取り組むべき課題と心得るわけでございますが、これについて、今後の取り組みについて大蔵大臣の所見をお伺いした...全文を見る
○野沢太三君 我が党としても目いっぱいの取り組みをいたしておりますが、さらに努力をいたしまして、一致点、合意点を見出すよう、みんなして努めてまいりたいと決意を固めておるところでございます。  そこで、引き続きまして、日米安全保障協議委員会につきまして一、二お伺いをしたいと思いま...全文を見る
○野沢太三君 思いもかけないミサイルが飛んできたかと思いますと、また足元では大変な事件が出ておる。  九月二十二日に、元防衛庁の調達本部の副本部長ほか業界三名を含めて起訴があったと伺っております。これは、装備品の調達に関して国に二十一億余りの損害を与えたという背任の疑いというこ...全文を見る
○野沢太三君 何としても、防衛庁が発足して既に久しいわけでありますが、この内部チェックのシステムがほとんど機能していなかったという印象を私は受けております。  私は、かつて決算委員長を務めたことがございまして、毎年何らかの不祥事、それに伴ういわゆる責任の所在について御報告をいた...全文を見る
○野沢太三君 終わります。