野沢太三

のざわだいぞう



当選回数回

野沢太三の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月23日第145回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第5号
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○野沢太三君 自由民主党の野沢太三でございます。  私は、NHKの取り組んでおられます国際映像放送に関して若干の御質問を申し上げたいと思います。  NHKにおかれましては、既に国際放送に関してはラジオ等を通して世界的なネットワークを展開しておるわけでございます。一九九〇年の湾...全文を見る
○野沢太三君 海外で働く日本人にとってはもうこれは情報の命綱とも言ってもいいくらいの大変な価値があろうかと思います。それからまた、明治以来、諸外国に移住されました日系人の皆様も、一世から二世、三世、ところによってはもう四世、五世というお話まであるわけでございますけれども、この皆様...全文を見る
○野沢太三君 日系人の皆様に対するサービス、これはもう大変意味はあるわけですが、同時にまた、日本に対する関心の深い諸外国の皆様、商売上の取引とか、教育上の問題とか、あるいは観光を含めた関心であるとか、大変日本に対する関心がそれぞれの地域で深まっているというふうに受け取っているわけ...全文を見る
○野沢太三君 今重要な会議は同時通訳を入れて、今言った音声多重方式、こういった手段を活用することによってもう即座に情報が受け取れるということでありますから、今後ともひとつ工夫をしていただいて、そういった両方聞けるということが大変番組の厚みを増すことになろうかと思いますので、よろし...全文を見る
○野沢太三君 そこで、テレビの受像方式等に違いはあろうかと思いますが、周辺諸国を含め、特に発展途上国あたりにはODAの予算を活用して日本の衛星放送が見れるような配慮をしたらいかがか、かように思うわけでございます。  先ほどのお話のように、チューナー、アンテナ等があればもうどこで...全文を見る
04月13日第145回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第6号
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○野沢太三君 自由民主党の野沢でございます。  本日は電波法の一部改正が主題でございますが、その前に、国際映像放送関係の質問を二、三させていただきたいと思います。  ことしから施行することになっております二十四時間放送の中に日本語の教育・普及番組が組み込めれば大変有益であると...全文を見る
○野沢太三君 先日、私はペルーに参りまして日系人社会の皆さんと御懇談を申し上げたのですが、そこで、日本語教室が開かれておりますが使っております教材が大変古い、しかも先生が不足しておるということでありまして、日系人社会で日本語が忘却をされていくことは大変残念でございます。  そこ...全文を見る
○野沢太三君 今回の国際映像放送二十四時間化というお仕事は、私は大変画期的な日本への理解を深める大事な通信手段になるだろうと。そういう意味でもこの機材並びに番組をうまく活用しまして、日本人社会あるいは日系人社会、さらには日本との関係の深い外国の皆様に日本の御紹介を常時、毎日やって...全文を見る
○野沢太三君 そこで、中南米、大変これは日系の方が大勢行っていらっしゃるわけでありますが、肝心の隣近所、向こう三軒両隣、特にロシアの沿海州、サハリン、北方四島、この辺についてはなかなか往来が思うに任せぬ中で、ビザなし交流等が効果を上げているわけでありますけれども、毎日のお茶の間へ...全文を見る
○野沢太三君 それでは、電波法の改正に入りたいと思います。  今回、新たな海上遭難・安全システムへの移行という措置がとられるわけでございますけれども、電波技術の進歩に伴います国際的な取り決めも既にできておりますが、これまでの実績で誤動作、誤発信が非常に多いというふうに伺っており...全文を見る
○野沢太三君 そこで、具体論なんですが、先般、漁船の新生丸が衝突事故によって沈没し、緊急発信をしたんだけれども、これがどうも誤発信と受け取られて長時間放置された。幸い五人救助されたのでよかったんですが、この対策を一体どうするのか。報告書も伺いましたが、問題がまだ残っているように思...全文を見る
○野沢太三君 ぜひひとつ、新しいシステムに早く習熟されるということをお願いいたしたいと思います。  それから、小型漁船とかプレジャーボート等の遭難が依然として多いと伺っておりますけれども、万一の場合に備えまして、小型漁船等に対する無線利用をさらに促進すべきと考えますが、郵政省の...全文を見る
○野沢太三君 今回導入する運輸多目的衛星というのは、航空機の安全運航あるいは船舶にとってもこれは大変効果のある措置と考えられるんですが、これを導入することによる具体的な効用、効能書きと言ってもいいんでしょうが、これはどのようなことを期待しているのか、お答えいただきたいと思います。
○野沢太三君 先月の二十一日に、防衛庁の電波傍受施設が不審船と見られる船からの電波を受信して、二隻の不審船が発見されて追跡しましたが逃げたと、こういう事件がありましたが、このような事件は今後も起こり得る可能性があるかと思うんですが、今回の郵政省の電波監視システムというものはこのよ...全文を見る
05月13日第145回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第10号
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○野沢太三君 自由民主党の野沢太三でございます。  法案の質疑に入ります前に、かねてから懸案となっております基本的な問題について若干の質問をさせていただきます。  最初に、まず国鉄改革でございますが、国鉄改革は、赤字で行き詰まっておりましたいわゆる公社という形の経営スタイルを...全文を見る
○野沢太三君 三島に関しては御承知のような経営安定化基金というようなものを持ちながらの経営でございますが、それだけに頼るわけにはいきませんから、今後は、例えば新幹線の整備であるとか、あるいは在来線も高速化を進めるとかというような体質改善、技術革新の成果を取り入れることも自立経営を...全文を見る
○野沢太三君 重ねて踏切について、これは御相談なんですけれども、今度の東京都知事選挙で有力な候補が何人もお出になりましたが、半分以上の方が踏切をなくそうという公約を掲げているんですね。これは、東京都内だけでも何十カ所も立体交差にすることによって一切の待ち合わせ時間がなくなるという...全文を見る
○野沢太三君 国土交通省もできることでありますから、ぜひひとつ緊密に連絡をとりながら、仕事の方はもう先取りで進めていただきたいと思うわけであります。  続きまして、ちょうどことしで阪神・淡路の地震の四周年目ということになっておるわけであります。死者六千四百人以上、あるいはけがを...全文を見る
○野沢太三君 いつ何どきこれは起こっても不思議でないという状況でございますから、残っているものを大いに急いでいただきまして、忘れないうちにやっておいていただきたい、かように思います。  そこで、もう一つ大事な問題があります。あの地震のときに私もちょうどテレビを見ていたんですが、...全文を見る
○野沢太三君 結構だと思いますが、各企業なども独自で地震計を設備しているというのもありますから、地方自治体のみならずそういった企業関係のデータもネットワークの中に組み込んでいただくと有効かと思います。  そこで、この段階で震度七というレベルがあったんですが、今回、十段階にこれを...全文を見る
○野沢太三君 自衛隊のみならず、消防、警察を含め、特に被災地周辺の自治体からの派遣というのは大変有効適切でありますから、その辺も広域的な活動、既に整備は進んでいるかと思いますが、これは十分点検した上でふだんから訓練をしていませんといざというときに役に立たない、そういう問題があろう...全文を見る
○野沢太三君 これまでの交通事故防止の成果といいますか、施策と成果を比べてみたときに、しっかりみんなで取り組めば必ずそれなりの結果が出てくるということは明らかであろうかと思います。今述べられました施策を含め、あらゆる対応策を考えた上で引き続きこれは重点項目として進めていただきたい...全文を見る
○野沢太三君 鉄道の場合には、事業参入という点で考えてみると、大変な高い技術水準とか膨大な設備投資とか、それから運営上やはり大変な苦労があるわけでありますので、簡単に入ってくるというのは今までもそうできない。しかしまた、それを上手に運営するという点で見ると、これまたいろいろと工夫...全文を見る
○野沢太三君 鉄道の整備ということで考えてみたときに、なかなかこれからの時代というのは厳しい状況があるだろうと思います。要するに、用地の利用状況も大変厳しいわけでありますし、建設のコストもかかる。今、運輸政策審議会等へ今後の都市交通等のあり方というようなことで諮問をしていらっしゃ...全文を見る
○野沢太三君 ぜひひとつその辺を抜本的に見直して、この辺の改善によって路線なり鉄道なり、そういうものがまだまだ建設可能になるんじゃないかと私は見ております。御研究を切にお願い申し上げます。  それから、鉄道の場合には、今回の法案の中で乗りかえに関して血の通ったお手当てができてい...全文を見る
○野沢太三君 時間が厳しくなりましたので、少し問題を省略させていただきますが、先ほど冒頭に申しましたとおり、鉄道事業というものに対しては一段と厳しい安全性の義務あるいは制度、仕組みが担保されておりませんと、一たん事故が起こったときに大変なことになるということでございます。  こ...全文を見る
○野沢太三君 個人戦よりも団体戦の方が大丈夫だということであれば大変結構だと思いますから、これについてもやっぱり仏つくって魂を入れるかどうかは運用次第だと思います。これは今後のフォローアップをひとつよろしくお願い申し上げたいと思うわけです。  この事業法の中で一つ気をつけたいな...全文を見る
○野沢太三君 続いて、道路運送法の方に移りたいと思います。  今回、貸し切りバス事業等に係る需給調整規制の廃止ということで、踏み切っていただいたことは大変結構なんですけれども、しかしこの分野というのは既にこれまでも相当な競争場裏の中にありまして、サービスの向上とかあるいは車種の...全文を見る
○野沢太三君 貸し切りバスというのは、どうしても季節波動とか需要の波動がありますから、当然車の運用等についても波があるわけであります。その意味からしますと、毎日やっております基本的な路線バスあるいは乗り合いバス、そういったものと総合して経営を考える、あるいは車なり要員の運営を考え...全文を見る
○野沢太三君 参入が自由化すると当然競争が激化するという中で心配になるのは、やはり労働強化あるいは安全問題、こうなるわけです。  私の郷里は長野県なんですけれども、冬になるとあそこにスキーバスがたくさん来るんです。これは大変うれしい、ありがたいことなんですが、その運転手の皆様の...全文を見る
○野沢太三君 最後の質問になりますが、今回運行管理者の権限を明確にするということが出ておりますが、これは大変結構なことでありまして、むしろ今までやらないのがおかしかったんじゃないかと思うわけであります。  鉄道関係事業でいえば列車指令という制度がありまして、すべての作業、列車の...全文を見る
07月27日第145回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第14号
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○野沢太三君 自民党の野沢太三でございます。  最初に、ハイジャック事件の方から質問をさせていただきたいと思いますが、このたびの全日空六一便のハイジャック事件におきまして殉職されました長島直之機長は、交信記録等から判断いたしまして、最後まで最善の努力を尽くしたものと推定されるわ...全文を見る
○野沢太三君 詳しい分析はまた後ほどの解明の中で明らかにしていただくことにいたしまして、当面報道等により明らかにされております事柄に関して御質問をしてまいりたいと思います。  今回の事件は、異常なまでの航空マニアとも言うべき人が事前に警備のあり方が不十分であることを指摘して、そ...全文を見る
○野沢太三君 御努力はされていたことはよくわかりますが、いずれにしてもこれはスピードが非常に重要だと思いますし、相手側が納得をするかどうか、この点もありまして、実名まで名乗って投書をしてきているということからすれば、ある意味でこれは本当に前向きに活用できる情報であったかもしれない...全文を見る
○野沢太三君 すぐできることと時間のかかることとあろうかと思いますが、いずれにしましても、全力を挙げての対応をよろしくお願いしたいと思います。  それでは、山陽新幹線の福岡トンネルにおきますコンクリートの剥落事故について御質問に入りたいと思います。  山陽新幹線が開業してから...全文を見る
○野沢太三君 一葉落ちて天下の秋を知るという例えがありますが、この一つの剥落ということの裏にはやはりそのような大きな素因があったということからいたしましても、今後の取り組みが非常に重要になってこようかと思うわけでございます。発見しました箇所はペンキその他でマークをされる等、注意を...全文を見る
○野沢太三君 今回おっこちましたコンクリートの塊を見ますと、写真で拝見をいたしたわけでありますが、二メートル掛ける六十五センチくらいの三角錐形をした比較的大きいものが落ちている、こういうことだと思います。建設以来もう二十七年を経過しておるし、これまでの構造物検査が大体年一回くらい...全文を見る
○野沢太三君 トンネルにかかわらず鉄道関係の構造物全体につきましては、しっかりした健全度診断の手法というものが既に確立されておって、どんなところをどのような方法で点検、検査をするか、年に一回あるいは何年に一回という形できちんと検査をする仕組みができているはずでございますが、この手...全文を見る
○野沢太三君 ぜひとも手法を今の時点で見直しまして、既に二十年、三十年という歳月を経過した新幹線が今後とも良好に機能していくようにお願いをいたしたいと思うわけでございます。  そこで、構造物の寿命というのは一体どのぐらいまでもつんだ、こういう基本的な問題があるわけでございますが...全文を見る
○野沢太三君 その際ぜひ留意していただきたいことは、従前の強度を十分維持する、あるいは場合によってはそれを上回るというくらいの対応策を期待したいわけであります。  過日の阪神・淡路大震災のときに高架橋が相当ダメージを受けたわけでありますが、よく子細に現場を見ると、スラブ、基礎の...全文を見る
○野沢太三君 そこで、もう一つだけお願いですが、西日本の責任であることはもちろん間違いありませんけれども、分割・民営という中で鉄道の研究部門が別に総合研究所という形で分離されております。それからまた、道路を初めとして各方面で同種工事をしておるという実績もございまして、学者を含め専...全文を見る