野沢太三

のざわだいぞう



当選回数回

野沢太三の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第151回国会 参議院 憲法調査会 第2号
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○野沢太三君 自由民主党の野沢太三でございます。  江田団長初め訪米調査団の皆様には、正月早々から米国のワシントン、サンフランシスコを訪問されまして、多数の要人と面会され、政府、議会、研究所などを訪れて意見を交わしてこられました。ただいまその報告をお聞きし、感銘を新たにしたとこ...全文を見る
03月07日第151回国会 参議院 憲法調査会 第3号
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○野沢太三君 自由民主党の野沢太三でございます。  本日は、両先生におかれましては有益なお話をいただき、まことにありがとうございました。私ども自由民主党は、昭和三十年十一月に保守合同で結党して以来、立党の基本といたしまして、平和主義、民主主義及び基本的人権の原則を堅持し、現行憲...全文を見る
○野沢太三君 ここは集約して表現をする方がみんなにわかりやすいんじゃないかと私は今考えております。これは今後の議論に任せたいと思いますが。  次に、議院内閣制について、ただいまも飯尾先生からは大変立ち入ったお話も伺ったわけでございますが、この議院内閣制の特徴というのは、立法府と...全文を見る
○野沢太三君 ありがとうございました。
○野沢太三君 ありがとうございました。  今の議院内閣制と関連のある課題として、先ほどからも先生方から御指摘がございます首相公選制の是非でございます。  最近では、世論調査をしましても過半の国民の皆様が、首相公選いいじゃないかと、こういう御意見にもう傾いておりますし、また我が...全文を見る
○野沢太三君 ありがとうございました。  もう少し議論を深めたいところですが、時間が参りましたので、あと二院制のあり方とか憲法裁判所の必要性についても伺うつもりでしたが、また別な機会に譲りまして、私の質問をこれで終わります。  ありがとうございました。
03月19日第151回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○野沢太三君 自民党の野沢でございます。  このたび、与党三党がこの九日の日に緊急経済対策を政府に提案をいたしまして、これに基づきまして十五日には緊急経済対策本部が設置をされまして、これを進めようと、こういう運びになったわけでございますが、現在の厳しい経済状況を脱するためには、...全文を見る
○野沢太三君 お話のような要因がいろいろ重なっておるかと思いますが、結局、これを一つ一つ解決する以外に問題の打開はないと思いますが、アメリカからの要因というようなものはこれはもう世界じゅう同じ条件ですから、やっぱり日本に特有な問題についてしっかり対応することがこの際非常に重要かと...全文を見る
○野沢太三君 早くすれば精度が落ちることはやむを得ないんですが、その辺は十分承知の上で使っていただく、そういうふうにすれば問題ないかと思いますが、何しろこの現状と数字のずれというものが政策判断の上で相当やはりこれは響くんじゃないかと思いますので、なるべく早くひとつ実現方をお願いし...全文を見る
○野沢太三君 御指摘のとおり、銀行だけきれいになればいいというものではないわけですから、やはり実体経済とあわせて何としてもこの問題はしかしクリアしないことには日本経済の構造改革ができない、こういう問題であろうかと思います。  そこで、一つの提案として与党の方からは、民間ファンド...全文を見る
○野沢太三君 今の株価が底値だとすれば将来はもう明るいわけでありますが、まだ下がるとなると今言ったリスクの問題も出てくるということで、これは税制の裏打ちも必要かと思いますので、今後政府も与党も両方で努力が必要な問題かと思いますが、大変評価をされる向きもありますので、これからしっか...全文を見る
○野沢太三君 日銀の独立性について私どもも十分わきまえているつもりですが、どうかひとつ適切な金融政策、そして第一の目的である物価安定ということで、これはどっちかというと上がる方を考えてつくった感じがあるんですが、下がる方もやっぱりこのように問題があるわけでございますので、今後の適...全文を見る
○野沢太三君 少しでも有効な施策であればこの際やはりこだわらずに緩和していただく、かようなことで今後とも御努力をいただければ幸いと思います。必要があれば議員立法の形で出すということも選択肢の中には入っておりますので、その点は両々、政府、与党、力を合わせてひとつ具体化を図りたいと、...全文を見る
○野沢太三君 アメリカなんかは、預貯金というのは一〇%程度というふうに伺っておりますが、我が国ではもう半分以上がそういったところで眠っていると言ってもいいくらいの状況にあるわけでございますので、何としてもこういったものを、生きたお金ということで市場に出てきてもらうような施策を講じ...全文を見る
○野沢太三君 やはり長年培ってきた郵貯の信用というものは、これは物すごくこの場合でも大きいと思うわけですが、その意味で私どもは、株式市場も心配ないんだということで各方面から信用の積み上げ、補強というものをすることがこの際非常に重要かと思いますが、総務省におかれましても一層の御工夫...全文を見る
○野沢太三君 公共事業の見直しなどが言われる中で、こういったものに対する投資こそまさに将来に対する最も有効適切なこれは投資につながるんじゃないかと、かように思います。手から口という言葉もございますが、私はもう今は頭から口へという時代だろうと思いますが、その意味で日本の優秀な頭脳グ...全文を見る
○野沢太三君 防災無線が整備されますと、もちろん緊急のときに一斉に避難をする、三十六計逃げるにしかずという場面が一番課題ですが、毎日これを活用しまして、例えば私は足立区に今住んでいますが、夕方になりますと、午後五時になりました、外で遊んでいるお子さんはおうちに帰りましょう、こうい...全文を見る
○野沢太三君 今、私、党の方の都市問題の対策協議会の事務局長という立場で仕事をしているんですが、都市問題で政府側をお呼びすると、大体少なくとも五、六人は出てきて、どこが担当しているのか、その問題の所在を確認するのがなかなか大変である、こういうこともしょっちゅうなわけです。ぜひひと...全文を見る
○野沢太三君 昔の東京というのが割と住みやすかったというのは、賃貸しの住宅が割と豊富にあって、ライフサイクルに応じて住みかえが自由にいった、ところが最近はそれが非常に不自由でございます。過日の、もう使っておりませんが、全国を住みやすさということでランクをつけたときがございますが、...全文を見る
○野沢太三君 その基準も非常に大事だと思うんですが、地元が合意してお金の用意もしたというところであれば、いわゆる補欠入学も繰り上げ入学もできるというような弾力的運用をぜひお願いしたい、かように思っております。  それから、もう一つ大事なことが、この再生本部の仕事として土地の流動...全文を見る
○野沢太三君 どうかひとつ、山手線の内側とか、大阪でいえば環状線の中側とか、そういった地域であればどうぞ自由に動かしていいんだということになると相当思い切った町づくりができるんじゃないか、かように思っております。御一緒に努力をしたいと思っております。  それからもう一つ、ハード...全文を見る
○野沢太三君 日本人は稼ぐ方、働く方は世界でも類を見ない実績を上げてきていますが、逆に、お金を使ったり時間を使ったり、あるいは遊んだりという、そういう点ではまことにまだおくれていると言わざるを得ない。外国の皆さんは日本人の生活をちっともうらやましくないと言うんですね。こんなゆとり...全文を見る
○野沢太三君 この件は元手の要らない投資でございますので、カレンダーの刷りかえだけがちょっと心配になりますが、そういう意味で、何としてもこれは早急に合意を得て進めたいものと思っております。  もう一つ大事な点が日本ではややおくれておりますが、それはマリンスポーツの振興でございま...全文を見る
○野沢太三君 これはそんなに大きな投資をしなくても、例えば漁業権にさわらずに使えるというふうにすると一気にふえてまいるのじゃないか、かように思います。その意味で、緊急経済対策にも取り上げられたこともございますから、ぜひひとつこれについては官民あわせて進めていただきたいものと思って...全文を見る
○野沢太三君 そこで、完全民営化とはいいながらも、やはり国鉄からの引き継ぎ事項等もあって、指針が三つほどついておりますね。これの指針の持つ意義。それから、五兆円近い過大債務を抱えた会社もあるわけでありますので、そういったものに対する何らかの手当て等の対策。例えば、大規模修繕の積立...全文を見る
○野沢太三君 完全民営化が無事達成できますよう、よろしくお願いをいたします。  続きまして、新幹線について二、三お尋ねをしたいと思います。  昭和三十九年に東海道新幹線が開業してから三十六年間、およそ六十二億のお客様を運んで今日に至っております。整備新幹線ということで、現在法...全文を見る
○野沢太三君 新幹線が赤字が出ないようにということでいろいろ工夫したんですが、私どもはEUの鉄道政策を参考にしまして、これを上下分離方式ということでやれば心配ないんだということで整備新幹線は既にその方向で踏み切っておるわけでございます。これについてひとつ簡単に解説をいただきたいと...全文を見る
○野沢太三君 赤字が出ない仕組みに本来組みかえてあるということをひとつここでは強調しておきたいと思います。  時間が残り少なくなりましたが、三宅島対策についてここでお伺いしたいと思います。  今、全島三千八百人の方が避難をしておられます。問題はいつ帰れるかということでございま...全文を見る
○野沢太三君 終わります。
04月10日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第7号
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○野沢太三君 自民党の野沢太三でございます。  参考人の皆様には、お忙しいところ御出席くださり、貴重な御意見をお述べいただきまして、まことにありがとうございました。  私どもに与えられております時間はおのおの十五分ずつでございますので、簡潔に要点をお答えいただければ幸いでござ...全文を見る
○野沢太三君 先生は最終報告書の中で、今までの脱線事故にはなかった現象、私どもも現場の事故調査に赴きまして、軌道も車両もおよそ保守基準の中におさまっているにもかかわらず、あるいは走行速度についても同様な制限の中で、かつ脱線が起こったと。しかも、三十五年間以上にわたって走行している...全文を見る
○野沢太三君 今回の、この調査委員会の体制がそういった問題を引き続き研究していただくようなテーマを持って取り組んでいただけるとありがたいと私も思っておるわけでございます。  続きまして、臼井参考人にお伺いしたいと思います。  先ほどもお伺いしましたが、臼井参考人におかれまして...全文を見る
○野沢太三君 イギリスでも分割・民営という改革をやる前に、やはり事故防止に関する中央組織としてHMRIですか、これをつくられたと、こういったことを伺っておるわけでありますが、日本においても、その意味でいえば国鉄の分割・民営時点にこれができていてもしかるべきであったと私も思っており...全文を見る
○野沢太三君 ありがとうございました。  最後に大野参考人にお伺いしたいんですが、今回やはり同様にこのインシデントが取り上げられるということは、これは私非常に評価をしているわけでございますが、十四項目にわたって一応事柄が指定されております。しかし、参考人が主宰しておられます航空...全文を見る
○野沢太三君 以上で終わります。
04月12日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第8号
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○野沢太三君 自民党の野沢太三でございます。  本日は、航空事故調査委員会設置法の一部改正ということで、鉄道事故の調査を対象に加えるために必要な法改正を行う趣旨であると伺っておるわけでございます。  ことしは国鉄改革がスタートしてJRグループ七社に分かれてからちょうど十四年目...全文を見る
○野沢太三君 鉄道の安全性ということにつきましては、これまでたび重なる事故の反省に立ちまして、絶えざる分析、反省そして対応を講じてきたからこそ今日の姿があろうかと思います。  先日も、ここへお招きしました井口雅一東大名誉教授のお話によりますと、鉄道に乗って事故に遭う確率というの...全文を見る
○野沢太三君 十年前に起こりました信楽線の事故、私も現場へ派遣をされまして調べてきた一人でございます。あの運輸省の報告書は一年七カ月かかっておりますが、今回の日比谷線の脱線事故については七カ月で提案されたと、これはまことに大事なことであると思います。毎日あの事故現場を何十万の方が...全文を見る
○野沢太三君 引き続きひとつ問題を解明しまして、なるほどこれだということが特に現場を管理している一線の技術者にも理解しやすい形で集約していただけるとありがたいと思っております。  そこで、もう一つお伺いしたいのが、先日、保線の現場管理者が数名、業務上の過失があったということで警...全文を見る
○野沢太三君 まだ十分に証拠なりデータが集まらないからまだまだこれから調べるんだということかもしれませんが、先ほど指摘を申し上げましたとおり、線路も車もあるいは運転条件もすべて許された範囲内であのような事故が出ているのではないかと我々は見ておるわけでございます。どうか、その捜査の...全文を見る
○野沢太三君 大分しっかり対応していただいていることはわかりますが、問題は最後の脱線防止ガードの追加設置でございます。  あの現場はたしか百六十メートルほどのカーブと私も現場を見て理解しておりますが、この辺のカーブでは通常、ほかの民鉄、私鉄、JR等ではほとんど脱防ガードを設置し...全文を見る
○野沢太三君 先ほどの私の発言の中で片手落ちと言いました言葉はどうも差別用語につながるのではないかということで、訂正をいたしておきます。偏りがないようにということで修正をしていただければ幸いでございます。  そこで、質問を続けてまいりますが、今回、脱防ガードをつけるかどうかとい...全文を見る
○野沢太三君 そういうわけで、今後のこれは事故調査委員会の人事とか運営にもかかわることかと思いますが、どうかひとつ、学者の先生ばかりでなくて実務家、経験者、そしてその道の専門家、そういった多様な人事構成で御推薦をいただくことが大事ではないかと考えております。その辺の御配慮をよろし...全文を見る
○野沢太三君 御趣旨はそのとおりかと思いますが、現場の状況を見ますと、どうしてもお巡りさんの方が先に物をおっしゃる、それに実務者が遠慮をするということが実態としてございますね。  今回の日比谷線の場合には、例えばあの当該脱線箇所のレールを外して車両基地の方へ持っていっちゃった。...全文を見る
○野沢太三君 ぜひ、事故のデータの蓄積、それから経験の交流、あるいは定期的な意見発表という場、どこで発表するかはいろいろありますが、できるだけオープンに情報公開をしながら進めるということが極めて大切と思います。特に今、中小民鉄あるいは三セク鉄道としてスタートしてもう十年以上になり...全文を見る
○野沢太三君 ぜひ、事故や災害があったときには、もう黙ってぱっと使えるような形の予算の裏づけという仕組みをこれからもひとつ考えておいていただきたいと、かように思います。  それで、今回のこの調査委員会は国土交通省に所属をしているという形になっておりますが、先般の参考人質疑の中で...全文を見る
○野沢太三君 ぜひそのような形で、当事者の皆さんも誇りを持って仕事ができるというふうにひとつ考えていただきたいと思います。  イギリスのHMRI、これはハー・マジェスティーズ・レールウェー・インスペクトレート、要するに女王陛下の鉄道監督局だと、こういう思想でつくられているという...全文を見る
○野沢太三君 先ほど私は、鉄道に乗っているのは道を歩くよりも安全だというふうに申し上げましたが、実はホームになりますとそうはいかないわけでありまして、一番我々の身近な鉄道の利用の現場でありますホームが実は大変危険なところであると。  目の不自由な方の団体の方々から御意見を伺う機...全文を見る
○野沢太三君 新大久保の現場も私も見ましたが、あそこはけた式、いわゆるスルーガーダーでございますので、もう全く逃げる空間がないわけでございます。しかし、大部分のホームはいわゆる昔流の積み上げ式のホームでございますから、これをけた式にして逃げる空間をつくる、あるいはコの字型の擁壁に...全文を見る
○野沢太三君 どうぞよろしくお願いいたします。  私も、これについては今後一貫して努力をしてまいりますので、ひとつ国の側におかれましても御工夫をいただきたい。特に、関係の市町村はその駅というものは自分の町の玄関であり、窓口であり、お客様がやってくる一番大事な場所ですが、そこが大...全文を見る
○野沢太三君 羽田をさらに有効に使うということは大変結構なことと思いますが、このたび千葉県知事に御当選されました堂本さん、この間まで参議院にいらっしゃったんですけれども、羽田の国際化について一定の御理解をいただけそうだということであります。  私どもは、成田と羽田がそれぞれの特...全文を見る
○野沢太三君 いわゆる利用可能時間とアクセスの問題について、局長。
○野沢太三君 私は、成田空港が開港する前に現地を調査しまして、成田新幹線というものが必要ではないかということで御提言をした一人でございますが、沿線の反対等もありましてこれは実現をしませんでしたけれども、現在、いわゆるJRのNEXという形で在来線利用の形で結果的にこれが実現をしてお...全文を見る
05月24日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第11号
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○野沢太三君 自民党の野沢でございます。  五月二十二日の大臣発言に関しまして、幾つか御質問をさせていただきます。  国土交通省が発足して四カ月余り経過いたしましたが、国土交通省は、これまでの建設省、運輸省、国土庁、北海道開発庁の四省庁が担ってまいりました国土保全あるいは社会...全文を見る
○野沢太三君 ぜひ、国土交通省ができてよかったなと、こういうイメージを持っていただき、かつこれを実績として実現をしていただきたい。私も昔鉄道におりましたこともありまして、このボトルネック踏切とか駅のバリアフリー化なんというのはすぐやっていただきたい、こういうふうに願っておるもので...全文を見る
○野沢太三君 公共事業のあり方について、国民の皆様から今いろんな御意見が出てきているわけですが、昨年来、与党三党といたしましてもこれははっきりこたえていこうということで、抜本的な見直しをやろうということで、与党三党の合意として二百三十三件の中止勧告を打ち出したわけでありますが、こ...全文を見る
○野沢太三君 特に昨今の公共事業に対する意見の中で目立つ問題でございますが、ダムを一方的に中止する、長年かけて計画し、一部着工までこぎつけたものをだめだというようなことでやらないというお話が出ておるわけでございますけれども、治水、利水その他いろんな観点から、ダムを頭から計画の中か...全文を見る
○野沢太三君 ダムをつくるときから慎重な配慮が必要ですし、現在あるダムの機能を引き続き維持するためにもメンテナンスの技術というのは極めて重要だと思います。  私の郷里、天竜川水系でございますが、平岡ダムとか三峰川の美和ダム、これらが土砂で相当埋まってきているということもあります...全文を見る
○野沢太三君 ひとつその辺のところをしっかりやりまして、途中で野ざらしになるようなことがないようにしていただきたい、御一緒に努力をしてまいりたいと思うわけでございます。  そこで、今、小泉総理からもこれは直接お話がございますが、いわゆる特別会計の見直し問題、特定の財源をできるだ...全文を見る
○野沢太三君 私どもも大いに期待をいたしておりますので、どうかひとつ国土交通省がよそから言われる前に、自主的にこうしたいというような案が出てくることが一番望まれるんじゃないかと思うわけであります。  そこで、さはさりながら、私どものこれからの見通しを考えますと、公共事業費全体が...全文を見る
○野沢太三君 PFIの手法はおっしゃるとおり、地方の自発性と民間のやっぱり意欲をどう引き出すか、ここがもうかぎになるわけでございますので、ぜひそれらに関するノウハウを十分ひとつ国土交通省の方でリードしていただきたいな、こう思うわけでございます。  そこで、もう一つ次の問題へ移り...全文を見る
○野沢太三君 整備新幹線は赤字になるという誤解、偏見、迷信がございますが、私どもはこれまで十有余年の勉強会の中で、すべて採算がとれる、そして、国費、上下分離という方式を入れまして国が三分の二、地方三分の一、公共事業方式によってインフラをつくって、利用されるJRは受益の範囲の負担だ...全文を見る
○野沢太三君 終わります。
05月31日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第13号
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○野沢太三君 自民党の野沢太三でございます。  きょうは倉庫業法の一部を改正する法案について若干の質問をいたします。時間が限られていますので、端的に伺いますので、簡潔にお答えくださるようお願い申し上げます。  国土交通省に関係いたしております規制項目は、これまで見直しに努力を...全文を見る
○野沢太三君 規制の見直しに当たりましては、自由化によりまして競争を促すということ、さらには企業の活力を呼び起こしまして、コストを下げてその変化する環境に適応して、結果的に消費者の要望にこたえていくことが最終的に期待をされるわけでございますが、そのためには経済的規制というものは原...全文を見る
○野沢太三君 二千六百件を超す許認可があり、今度やろうとしておるのは九十一件ということになると、なかなかこれはまだ大変だろうと思います。ですから、毎年やはりできるところから見直して、必要なところは追加し、あるいはこれを解決していくということが大事だと思いますので、何とぞその辺はし...全文を見る
○野沢太三君 新規参入がやはりやりやすいということが改正の趣旨ではありますから、ぜひひとつ、倉庫業としてはある程度頭打ちかもしれませんが、いろんな業種の方が今多方面から参入するという傾向も見られますので、その辺についてはひとつ弾力的にやっていただきたいと思うわけでございます。 ...全文を見る
○野沢太三君 規制緩和をしてよくなったということが消費者や利用者、世間にしっかり見えるような形にしていただくことが非常に大事だと思います。そして同時に、日本の物流コストが総じて高い高いとか言われるわけでございますけれども、一体この物流コスト全体の中で倉庫にかかわる部分というのはど...全文を見る
○野沢太三君 今度の法案の中で注目しなくちゃいかぬ点が二つほどあると思うんですが、まず一つは倉庫管理主任者の選任を義務づけているということでありますが、これはどういう人を予想しているのか、資格を必要とするのかどうか。かえって規制強化にならないかという心配がございますが、いかがでし...全文を見る
○野沢太三君 保管責任を明確にする面では大変これ結構なことだと思いますが、くれぐれも過重な負担にならないという範囲で工夫をしていただきたい、かように思います。  それから、もう一つの問題点といいますか特徴としましては、事業改善命令ということで必要な場合には監督ができる、こういう...全文を見る
○野沢太三君 この制度はひとつ伝家の宝刀として大事にとっておいてもらって、余りこれを振りかざしてやるようなことがないように、その必要がないような日ごろからのひとつ行政指導をお願いしたいなと思います。  それから、最近の倉庫業というのは単なる保管から流通一般の仕事についてもまとめ...全文を見る
○野沢太三君 御指摘のとおり、単に物を預かるということから流通にかかわるノウハウそのものを売っていくということがこれから大変必要になるんじゃないかと思いますので、どうか国土交通省、特に今後物流大綱をおまとめになるという中では、そういった点をひとつ大きな柱として国民の皆様に御意向を...全文を見る
○野沢太三君 あと、港湾荷役の効率化についてお伺いするつもりでございましたが、これにつきましては時間も参りましたので今後の機会に譲ることにいたしまして、私の質問はこれで終わります。
06月07日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第15号
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○野沢太三君 おはようございます。自民党の野沢でございます。  扇大臣におかれましては、おけがにもめげず御出席をいただき、審議に応じていただきますことをまことに私ども多とするところでございます。どうぞひとつ大事に、一日も早い御回復を願っております。  さて、国鉄改革の八法案を...全文を見る
○野沢太三君 旧国鉄は昭和三十九年から赤字となりまして、昭和四十六年には償却前赤字ということで、民間会社ならここで破産ですが、これに対するたび重なる経営改善の努力をしたにもかかわらず、改革の前夜にはもう一兆円近い赤字が毎年出ていたわけでございます。これが、この国鉄改革八法案の力に...全文を見る
○野沢太三君 補助金をもらっていた事業主体が逆にしっかり納税ができる会社になった。その差益が結局一兆円近い貢献をしているということと、今の株式売却益、これがまた大変な数字になっているわけですが、まだ残っている株式もこれからひとつタイミングを見て、市場の動向等を見据えた末、効果的な...全文を見る
○野沢太三君 結果といたしまして、私、分割・民営、当時としては身を切るようにつらい話であったわけではございますけれども、これは民活・民栄という結果になったなと、こう思います。民間の活力により分かれて栄えると、こういう意味に読めるわけでございますが、この結果につきましては、これから...全文を見る
○野沢太三君 民営化した直後に駅のトイレが一斉にきれいになったのは非常に印象的でしたが、最近ではさらに民間のレベルも上がっておりますので、どうかもう一度、トイレとか、列車のトイレ、これも含めてもう少し快適なものにしていただくと国民の皆様の御利用もなおふえるんじゃないかと、かように...全文を見る
○野沢太三君 改革に当たって一番私ども心配したのは、職員の皆様の就職のお世話でございます。  二十七万人いた方々を二十万人くらいまで切り込まなきゃいかぬ。じゃ、その皆さんをどうしてお世話するかということにつきまして、時の総理、中曽根さんでありましたが、一人たりとも路頭に迷わせな...全文を見る
06月14日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第17号
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○野沢太三君 おはようございます。自民党の野沢でございます。  扇大臣には、大変足元御不自由の中、きょうも一日御審議に御出席賜り、ありがとうございます。  前回の質問では、私は、国鉄改革の趣旨と成果についてお尋ねをいたしまして、分割・民営化という厳しい方針が大変有効に機能いた...全文を見る
○野沢太三君 そこで、ひとつ国鉄改革のモデルにもなった民鉄各社の経営状況を見ると、大手各社はおおむね三割から五割近い関連事業を経営しまして成果を上げております。これに対しましてJR各社の関連事業収入は、いまだ数パーセントそこそこということの実績にとどまっているわけでございます。こ...全文を見る
○野沢太三君 改革の中で、大変大きな問題でありました国の債務をどう軽減するか、国に移換された債務をどう軽減するかという中で、主として不要な用地を売却するというのを大きな柱としてこれまで努力されてきたわけでございます。そして、既にその成果が、例えば大宮の副都心であるとか品川の開発で...全文を見る
○野沢太三君 ヤードで使っていた土地が、目の覚めるような立派な町に生まれ変わっている姿が既に出ているわけでございます。今、内閣におきましても都市再生本部がつくられまして、町づくりを大いにひとつ進めようということになってきておりますが、そういった面での種地という面でもしっかりこれを...全文を見る
○野沢太三君 同様に、貨物鉄道株式会社もJRから線路を借りて運営するいわゆる二種業者として今日まで来たわけでございますけれども、命綱は、改革のときに考案いたしました線路使用料に関してアボイダブルコストで維持ができるかどうか、ここが大事でございまして、今回は指針の中でもこれについて...全文を見る
○野沢太三君 諸外国の鉄道を見ると、貨物が主体で旅客がむしろサービスという形になっておりますが、日本は国情からしてその逆の形になっておりますけれども、そもそも鉄道の発生とそれからその構造上の特性からすれば貨物輸送に最も適した機関ではないかと、かように思っておりますので、どうかひと...全文を見る
○野沢太三君 上下分離は、EUの鉄道政策として十年ほど前に採用された方式ということになっておりますが、日本では整備新幹線の費用負担について、昔は借金で、財投資金を主体につくって元利償還をしなければいかぬために大赤字になって分割・民営の引き金を引いたというような苦い経験もあり、現在...全文を見る
○野沢太三君 ヨーロッパの鉄道の経営について見ると、既に一九九一年にいわゆるEU指令四四〇という基本的方針が出されまして、ここで民営化、そして上下分離、それから各国それぞれの列車が自由に乗り入れられるオープンアクセスといったような基本方針が打ち出されまして、今日、それによって各国...全文を見る
○野沢太三君 今も御指摘ありましたように、イギリスは鉄道発祥の国ではございますが、この辺については大分今、苦戦をしているように拝見いたします。特に、フランチャイズ制ということで少し分け過ぎたんじゃないかなと、基本的な体力を維持する投資等を省略して、どうも経営だけに重点が行ってしま...全文を見る
○野沢太三君 運動を進めてこられました皆様方の切なる願いは、目の黒いうちにこれに乗りたいと、くわ入れはできたが乗れるのはいつかなと、これがもうみんなの共通の願いでございましたので、何とぞこれはよろしくお願いします。  それから、日本が開発してまいりました本当に大事な技術ですが、...全文を見る
○野沢太三君 それから、四国の社長さんからもお話がありましたように、四国は新幹線が来ないんだと、こういう嘆きがありましたけれども、フリーゲージトレーンが実用化されますと、岡山あたりから分岐して四国各地の県庁所在地くらいまでは全部乗り入れができるということで、山陰地方とかあるいは九...全文を見る
○野沢太三君 大変各地で期待が高くなっております点を配慮しまして、ぜひこういった大事な技術開発並びに投資を重点化していただければありがたいと思うわけでございます。  そこで、時間もそろそろ参りましたが、公共事業のあり方について骨太の方針の中でもしっかりうたい込まれておるわけでご...全文を見る
06月19日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第18号
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○野沢太三君 おはようございます。  自賠責関係の法案について若干の質問をさせていただきますが、我が国の道路交通事故によります死者数が昭和四十五年には一万六千七百六十五人に達しまして、最悪の記録となったわけでございます。その後、官民挙げての努力が実を結びまして、昭和五十四年には...全文を見る
○野沢太三君 確かに発足の当初と比べますと規模が急速に拡大をしておることは事実でありますが、それによってリスクヘッジの必要性が少なくなったので廃止ということも理解できるわけでございますけれども、昨今の経済情勢から見ますと、一部の損保会社は破綻をするようなものも出てきておるわけであ...全文を見る
○野沢太三君 これまで確かに、今最初、私が申しましたような莫大な件数の処理をしてきておるわけでございますけれども、この実態を調べてみると、被害者に対して保険金の払い渋りを行っているのではないか、こういう指摘が出てきておるわけでございます。  特に、被害者が死亡した場合などにつき...全文を見る
○野沢太三君 まことに明白な場合はもちろんありますが、非常にデリケートな場合がございまして、やはり保険をせっかく掛けていたのに一文ももらえないというような事態については、これは何としても改善をせにゃならぬのじゃないかと思いますが、審査会の活用とか、それから今回新たに紛争処理機関が...全文を見る
○野沢太三君 外部障害のように形になってあらわれるものは判定しやすいんですけれども、本当に頭が痛いとかショックを受けているという精神的な問題まで含めて、ひとつぜひこれは内容の充実した温かいものにしていただきたいと、かように願うわけでございます。  それから、今回の制度改正で新た...全文を見る
○野沢太三君 ここが言うなれば一番大事な判定を最後に下すところということになるわけですから、何としてもここは最初の人事面あるいは業務面の公正さとあわせて、ファイナンスの面で損保業界からおんぶにだっこというような形ではやっぱり私は公正中立ということにならないんじゃないかというおそれ...全文を見る
○野沢太三君 村田副大臣とは、自民党の交通安全対策特別委員会において長年御一緒に交通事故防止について努力をしてきた同志でもございますので、ひとつそういった観点からも、今後ともぜひ自算会が一層機能が発揮できまするよう、改善方よろしくお願いを申し上げたいと思います。  一つだけちょ...全文を見る
○野沢太三君 十一対九という微妙なこの配分はまことに苦心の結果かと思いますが、一層ひとつその内容についてもしっかりした取り組みをお願いいたしたいと思うわけでございます。  自賠責保険につきましては、この程度にいたしますが、問題は、交通事故による被害が年々増大していくという状況の...全文を見る
○野沢太三君 今、道路財源の使い方についていろいろ議論が出ておりますが、どうかひとつこの安全対策についての一番重点的な配分について御配慮を願いたいものと思うわけでございます。  それから、事故が起こった場合の救急対策でございますが、救急救命士の制度が発足してしばらくたっておりま...全文を見る
○野沢太三君 救急救命士、大変役に立っているということですが、まだ半分程度の配置であるということ、また卒業する人も出ると思いますから、どんどん養成して数をふやすことと、今の成果、効果の評価というものも客観的にできるようにお願いしたいと思います。  なお、ドクターヘリ、これからと...全文を見る
06月21日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第19号
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○野沢太三君 自民党の野沢太三でございます。  本日は、参考人の皆様には、お忙しいところ参議院国土交通委員会に御出席をくださり、貴重な御意見を陳述していただきまして、まことにありがとうございました。各先生に御質問を申し上げたいと思いますので、簡潔なお答えをお願いしたいと思います...全文を見る
○野沢太三君 ありがとうございました。  確かに、その再審査が非常に意義を持ってきたということは大変私も結構なことだと思いますし、加えて、紛争処理機関を新設するということについては、これからそれが有効に機能するよう我々も大いに目を光らせてまいりたいと、かように思う次第でございま...全文を見る
○野沢太三君 それでは荒木参考人にお伺いいたしたいと思いますが、荒木参考人におかれましては日本損害保険協会の専務理事さんという実務を担当しておられるお立場でお話を伺いたいんですが、今回の法改正によりまして、政府の再保険が廃止された場合に効率的なる業務量というものはどのくらいになる...全文を見る
○野沢太三君 時間が参りましたので、北原参考人にお伺いしたい質問はちょっと省略になってしまいますが、北原参考人におかれましては、身内の方が交通事故で被害を受けられたことに関して大変な御苦労をいただいて今日いらっしゃると伺いました。日夜事故防止に御尽力くださいましたことについて心か...全文を見る
10月23日第153回国会 参議院 外交防衛委員会、国土交通委員会、内閣委員会連合審査会 第1号
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○野沢太三君 自由民主党の野沢太三でございます。  ただいま同僚の山本一太議員の若々しくまた使命感あふれる質問を感銘を受けながら伺った次第でございます。  私は国土交通委員会に属しておりますが、せっかくのこの連合審査のチャンスでございますので、テロ関連あるいは自衛隊法改正につ...全文を見る
○野沢太三君 今回APECに集まった首脳並びに国の事情を含めまして、非常に多様性に富んだ地域であり、また歴史を持っておるということが大きな特徴であろうかと思います。その中で、イスラム教を国の国教として奉じております国も多く含まれておるわけでございますが、この国々も含めての今回の合...全文を見る
○野沢太三君 ぜひひとつこれは遅滞なく届くように、冬ももう近いわけでございますから、そういった面でぜひイニシアチブをとって進めていただきたいと思います。  総理からもお考えを聞きたいわけでございますが、これまで核実験に伴う制裁措置がインド、パキスタンにそのまままだ実行されており...全文を見る
○野沢太三君 先般のパキスタンの大統領からの電話によるお話があったようでございますが、ぜひとも、これにつきましては弾力的にかつ適切な時期に決定をしていただきたく、私どもの方からもお願いを申し上げるわけでございます。  そこで、テロによります不況というものが大変世界的に今深刻な状...全文を見る
○野沢太三君 よろしくお願いいたしたいと思います。  毎日、テレビあるいは新聞等で報道されておりますが、アフガニスタンからおびただしい数の難民がパキスタン側等へ出てきているという状況がございますが、この対応については国際機関と協調してということが一つあろうかと思います。直接の援...全文を見る
○野沢太三君 資金の援助とあわせまして、さらに直接難民の皆様の受け入れ、こういったことについても日本は配慮が必要ではないかと思うわけでございます。  そこでお伺いしたいわけですが、日本へ入国あるいは亡命を希望しておられるアフガンの皆様というのはどのくらいいるのか、掌握していられ...全文を見る
○野沢太三君 テロリストに入ってもらっては困ると、これはもう明確でございますから、これはしっかりやっていただくことが大事ですが、難民、これは政治的な迫害というような条件があろうかと聞いておりますが、それと先ほどの避難民、この皆様方に対する温かい万全の措置を何としてもひとつ御配慮を...全文を見る
○野沢太三君 ぜひとも各省庁、ひとつ御努力をいただきたいと思います。  それから、テロ資金供与の問題がございますが、これは非常に難しい技術的な要素もあるというふうに伺っておりますが、この辺につきまして財務省の方からの御検討を伺いたいと思います。
○野沢太三君 この辺の資金の流れからやはりしっかりとめていくということがテロ対策の、これは少し回り道になるかもしれませんが、大事な仕事であろうかと思います。黒いお金を白くするという問題もありますし、白いお金を黒い方へ回すという問題もあるわけでございますから、この辺についてはまさに...全文を見る
○野沢太三君 これまで災害のときには随分自衛隊には働いていただきましたが、どうも体の調子がおかしい、風邪がこじれているのかと、こういったことにつきましても自衛隊が頼りになるんだと、大丈夫だと、こういうことを国民の皆様にわかっていただくことが今非常に重要ではないかと思います。そして...全文を見る
○野沢太三君 日本の国の安全保障という点から考えても、今までどうしても事件が起こって後追いで法律をつくっていくというようなことがしばしば行われてまいりましたが、これからはむしろあらゆる事態を予測した法的な措置、対応をとるべきだというのを、今の総理のお言葉はまことに胸に落ちるものが...全文を見る
○野沢太三君 今のお答えで結構でございます。総理もひとつ同様の趣旨でリーダーシップを発揮していただきたい、かように思います。  それから、今回のテロ対策法は、当然現行憲法の枠内で行うということで進めており、何としてもとにかく結果を早くまとめなければなりませんが、この議論の過程で...全文を見る
○野沢太三君 これまでの法制局の解釈は、一貫して集団的自衛権、これはあるんだ、国連憲章でも認めているんだという中で、日本の憲法の制約上これは行使できないということで来ておるわけでございますけれども、必ずしもそうではないという学説もございます。これにつきましては、法制局長官、いかが...全文を見る
○野沢太三君 この問題を議論するために衆参両院に憲法調査会が設置されまして、既に二年目の活動に入っておるわけでございます。私も幹事の一角を拝命いたしまして議論に参加させていただいておりますが、これまでのいわゆる安全保障あるいは戦争、そういった概念を超えたもう時代が来ているのではな...全文を見る
○野沢太三君 そこで、私、国土交通委員会に所属をしておりますので、海上保安庁法についてお伺いをしてまいりたいと思います。  この法案は昭和二十三年に原案できておりますけれども、私今回も見直してみますと大変よくできた法律であるなと、かような印象を持っておるわけでございます。アメリ...全文を見る
○野沢太三君 今のお話のように、世界じゅうどこの海にでも必要があれば行かれる、こういった法律で今日までやってきておるわけでございまして、これを活用いたしますと、例えば今回のパキスタンその他に対する物資輸送なんかも、民間船をチャーターし、巡視船がそれをガードする、こういったスタイル...全文を見る
○野沢太三君 法令違反はこれはやむを得ませんけれども、不当に拘束されるとか、特にシーレーンの関係で海賊にやられるとか、この辺についてはやはり海上保安庁としても適切な対応をして、事前にこれを防止するということも努力をしていただきたいと考えるわけでございます。  そこで、今回のこの...全文を見る
○野沢太三君 そのような数があるということは、ハインリッヒの法則からいきますと、さらに大きな根っこがあるのではないかな。大変その意味で危惧されるわけでありまして、今までも密航あるいは密輸等で発見されたものが必ずしも少なくないということからいたしましても、まずは海で捕まえる、海で日...全文を見る
○野沢太三君 国連海洋法条約が批准されて大分たちますが、大変これ広範囲な区域を調べる、あるいは警護する、調査する、こういった状況がございますので、ぜひともひとつこの海上自衛隊の能力、機材等も十分活用して海上保安庁との連携をしっかりとっていただきたい、かように思います。  今度の...全文を見る
○野沢太三君 日本の造船技術あるいは造船業というものは世界に冠たる実力を持っているわけでございますが、それを抱える日本の国の船がこのようにおんぼろだということではちょっと心配でございますので、ひとつ頑張っていただきたいと思うわけでございます。  それからもう一つ、今回の不審船対...全文を見る
○野沢太三君 防衛庁長官。
○野沢太三君 当時の運輸大臣が、川崎大臣だったかと思いますが、談話といたしまして、海上保安庁の航空機にも武器を積むことが必要ではないか、これについて検討しようという談話が報道されておりますが、その後の経緯はいかがでしょうか、保安庁長官。
○野沢太三君 やはり相手船舶に警告を出す信号弾であるとか、あるいは夜間の場合であれば照明弾であるとか、そういった必要なものはきちっとやはり積んだ上で出撃する、こういったことが必要ではないかと思います。人命救助等のこともありますから、この辺はひとつ適切な対応をよろしくお願いいたした...全文を見る
○野沢太三君 時間も参りましたので、あと一問だけひとつお願いいたしたいと思います。  先ほどからも議題になっておりますが、原子力発電所やあるいは関係の重要施設、いわゆるオイルタンクとかさまざまな問題があろうかと思います。これに対するテロがどう出てくるか、海から来るもの、あるいは...全文を見る
○野沢太三君 あらゆる手だてを尽くしてこのようなテロから国を守る、国民の皆様を守るということを私どもは一緒に努力することをお誓いしまして、質問を終わります。
11月07日第153回国会 参議院 憲法調査会 第2号
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○野沢太三君 自由民主党の野沢太三でございます。  本年九月五日から十三日にかけて行われました特定事項調査第一班、憲法調査の概要を報告いたします。  調査目的は、ドイツ連邦共和国、スペイン及び英国の憲法事情につき実情調査をし、さらに、これらの国の政治経済事情等の視察をすること...全文を見る
○野沢太三君 今回、私参りまして、必ず二院制のあり方についての質問をさせていただきました。  その中で、非常に典型的な例がドイツ。これは、もう地方の代表ということに徹しているということで、議員そのものが州政府の首相を初め閣僚であるということ、いわば兼務になっているということから...全文を見る
11月14日第153回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○野沢太三君 自由民主党の野沢太三でございます。  小泉総理におかれましては、構造改革の旗印を掲げられまして、国民の大きな期待を担いながら、四月末に内閣を発足させてから半年余りたったわけでございます。この間、総理におかれましては、強いリーダーシップを発揮されまして、財政、構造改...全文を見る
○野沢太三君 総理にはぜひひとつ初心貫徹の心意気を持ちましてリードをお願いいたしたいと思います。  テロに対してはいち早く米国に対する支援、協力の申し出をなさり、そして対策の関連三法も今般成立を見たわけでございますが、これからむしろこれに対する影響がじわじわと出てくるんじゃない...全文を見る
○野沢太三君 今度の補正予算に約五百億ほどのテロ関連経費ということで盛り込まれておるわけでございますが、先般の審議の中で明らかになりました数々の対応策を今回、基本計画としてまとめていただくと、こうなっております。また、これの実施要領はどうなるかと。既に一部新聞にも大きな活字が躍っ...全文を見る
○野沢太三君 総理は、先般のASEANの会議におかれまして、アフガンの戦後復興をどうするかということ、東京で開催したらどうかという御提唱もなさっていただきましたが、これに関するその後の動き、今カブールがもう陥落しているという状況から考えますと意外に早まるんじゃないかという予測もご...全文を見る
○野沢太三君 よくわかりました。  特に、今回の場合は計画の段階から参画をして具体的に事を進めると。湾岸戦争のときはもう後からで、大変日本としてもひんしゅくを買ったといううらみがあったわけですが、現段階から緒方代表に頑張っていただくということは大変結構かと思います。ぜひひとつ、...全文を見る
○野沢太三君 国民の皆様が安心して日常生活が送れるように、それぞれ関係省庁精いっぱいひとつ工夫し頑張っていただきたいと思います。今予算で足りないところは、十二月にはもう本予算があるわけでございますので、その中身については一層の手当てをよろしくお願いしたいと思います。  後ほどま...全文を見る
○野沢太三君 PKFの中で凍結されておる事柄があるわけですが、今度のアフガンの対応を考えたときに、地雷が一千万個も埋まっていると。恐らく、これは終戦、停戦になりますと、これを除去しようという話になりますが、残念ながら現行法ではこれが我が自衛隊はできないわけでありまして、先般も、与...全文を見る
○野沢太三君 今回の補正予算の最大の眼目であります雇用問題に移りたいと思います。  九月の完全失業率が五・三%と統計史上最悪という状況にございますし、完全失業者数も三百五十七万、前年同月差ということで、前の年と比べると三十七万人も増加しているという状況にあるわけでございます。 ...全文を見る
○野沢太三君 最近、元気な会社の労働構成というのを見ますと、例えばヤマト運輸とか、クロネコですね、それからユニクロであるとか、非常に正社員のほかにパートタイマーが大変活躍をしているわけですね。こういったやはりタイプの労働構造に変えていくということも一つあるんじゃないかと思うわけで...全文を見る
○野沢太三君 先ほどのパートの活用等を含めまして日本の産業競争力をむしろ回復する一つの手段でもあるんじゃないかな、私はそのような認識も持っておるところでございます。  それからもう一つ、解雇法制をもう検討してもいいときが来ているんじゃないかと。  今は、法的には労働基準法で三...全文を見る
○野沢太三君 昨年一年だけでも、ハローワークを初めあちこちで出てきた求人数だけを見ると七百万人もの求人があるんだと、この不景気の時代に。ところが、なかなかそれがうまく希望に沿えないミスマッチが起こっているわけでございます。それで実質三百五十七万という完全失業があるわけですが、ここ...全文を見る
○野沢太三君 今度の改革先行プログラムの中で、雇用創出をやろうということで、各分野にわたって五百三十万人に上る五年間の雇用創出がうたわれておるわけでございますが、これには相当思い切った規制緩和をやらないとなかなかそう簡単にはいかない。必要によっては法改正あるいは財政支援ということ...全文を見る
○野沢太三君 それでは、景気対策に移りたいと思いますが、今回のテロ事件がアメリカ経済に与えたショックというものは相当なものでございますし、日本も当然この影響を受けておるわけでございます。株が下がる、あるいは流通業、特に航空産業等が打撃を受けておりますし、個人消費は落ち込んでおる。...全文を見る
○野沢太三君 時間が厳しくなりましたので、御通告しております質問については一部またの機会に譲ってまいりますが、どうしてもお聞きしておきたいことが一、二ございますのでお願いをいたしますが、まずPFIの推進でございます。  これは既に法律もできて、今回改正が、一部改正が提案されても...全文を見る
○野沢太三君 今回は百億そこそこと非常に小さいんですが、頭出しということで、今後大いに力を入れて一けた以上上げていただきたい、かように希望いたします、我々もまた努力をいたしますが。  それから、今回の補正予算の中に三千百三十九億、相当大きな災害対策費が盛り込まれておりますが、こ...全文を見る
○野沢太三君 終わります。