能勢和子

のせかずこ



当選回数回

能勢和子の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月19日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第2号
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○能勢委員 自由民主党の能勢和子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  昨年末に、厚生省の准看護婦問題調査検討会が、長年の懸案でありました准看護婦問題に決着をつけ、准看護婦の養成を停止し、看護婦養成を一本化するという方向を示しました。これは看護の質の向上、ひいては日本...全文を見る
○能勢委員 ありがとうございました。  このように看護婦養成が統合されますと、現時点で既に四十万人の准看護婦の皆さんがいるわけですが、この准看護婦の四十万人をどのようにして看護婦にしていくか、これは教育の問題でございます。厚生省はどのようにお考えになっていらっしゃるかをお聞かせ...全文を見る
○能勢委員 今局長さんからお話がありましたけれども、皆様方も御存じかどうかわかりませんが、看護婦、准看護婦と今二つの形の職種があるわけですけれども、この四十万人の皆さんが、准看養成を停止した場合、もう養成が終わるということになれば、現時点の准看護婦の皆さんをいかにして、資格がなく...全文を見る
○能勢委員 ありがとうございました。  私どもも、今、日進月歩の医学とあわせて、患者さんの、心まで見るという中に、教育の統合、そしてまた質の高い教育ということで、そうした予算等の措置もぜひお願いしたいと思っておるものでございます。本年度、看護教育研修予算を少しばかり、三百万ほど...全文を見る
○能勢委員 ありがとうございました。  今回の介護保険の重要なねらいの一つが総合的な介護サービスをするということでありますけれども、ぜひそれの実現に全力をかけていただきたいと思っております。  続きまして、同じくこの介護保険制度を導入するに当たって、保険あってサービスなしとい...全文を見る
○能勢委員 ありがとうございました。  この制度は、新しく入るについて、全国民的な課題でございますので、ぜひともそうした整備をきちっとした中で、保険をかけたけれども後はサービスがなかったということがないように頑張っていかなければならないと考えています。  さらに、介護保険制度...全文を見る
○能勢委員 本当にきめ細かなサービスが大変大事になってまいりますけれども、現在の状況、大変厳しいものがあります。  というのは、そうした迅速なサービス提供が行えるようになりますときに、要介護認定とか、あるいはサービスの利用調整等はだれがすれば一番いいのかということになるわけです...全文を見る
○能勢委員 ありがとうございました。  あちこちで看護婦のみということについて声が聞こえてまいりますけれども、患者さんの一番身近にいて、しかも介護とか看護についての専門家であるのは看護職であろうと思います。もちろんいろいろな専門職があるわけですけれども、その中のコーディネートを...全文を見る
○能勢委員 ありがとうございました。  ぜひ各関係省庁、各関係団体等の情報を踏まえながら、私たちもこれについて、女性はみんな、一人二人、二人は子供を産まなければならないというふうに進めなければならないというふうに思っております。  最後の質問となりましたけれども、これは意見と...全文を見る
○能勢委員 はい、結構です。  ありがとうございました。
03月19日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第6号
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○能勢議員 ただいまの奥山先生の質問に対して、適当なお答えになるかどうかわかりませんけれども、考えを述べさせていただきたいと思います。  脳死とか臓器移植の問題につきましては、今おっしゃられましたように、個々人の死生観とか宗教を含む倫理観等に密接に関係するものでありまして、脳死...全文を見る
○能勢議員 今先生からの御質問が二、三と重なって参りましたけれども、脳死臨調が脳死を人の死と認めてよいとする答申を出してから既に五年経過しておりますが、現実には脳死体からの臓器移植は行われておりません。脳死臨調の答申では、脳死体からの臓器移植に法律は要らないではないか、不可欠の条...全文を見る
○能勢議員 お答えになるかどうか、本人がそうしたドナーカードを持っていても、きょうも何回も私ども提案者の中で話し合いをしたわけですけれども、本人が幾ら登録しておっても、あえて家族が反対するのを押し切って移植ということはあり得ないと考えております。ただ、今先生の御質問の中の書面とい...全文を見る
○能勢委員 私、自由民主党の能勢和子でございます。  先ほど、中川委員も申しましたように、きょうお選びいただきました代表の皆様が、それぞれの立場で大変感動を呼ぶ御意見を発表されまして、その陳述あるいは請願等々の話を聞きながら、本当に心を打たれた思いがいたしました。  その中で...全文を見る
○能勢委員 お尋ねしたいのは、今、施設よりも大変待っている人が多いということの中で、実は私も、そうした介護力強化病棟を含めた精神科の病院に十五年ほど勤めておりました。そうした精神の問題とか介護の問題を実践の中でやってきたわけですけれども、そういうぐあいにずっと患者さんは待っている...全文を見る
○能勢委員 私、自由民主党の能勢和子でございます。また一方におきまして、先ほど出ました精神病棟あるいは介護力強化病棟を持ち、痴呆老人を受け入れたりしております病院の看護部長としても長年勤めてきた者でございます。それだけに、きょうの皆様方のお話を、身をもってといいますか、本当にそう...全文を見る
○能勢委員 ありがとうございました。
03月25日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第8号
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○能勢議員 先ほど来から出ております死の判定等々でありますが、今の嘉数先生からの御質問に対しましてお答えいたします。  脳死判定につきましては、我が国においてはいわゆる竹内基準に従って行われているところでありますけれども、竹内基準というのは国際的に見ましても厳格なものであるとい...全文を見る
04月01日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第10号
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○能勢議員 秋葉先生の御質問にお答えしたいと思います。お答えというか、見解を述べさせていただきたいと思います。  先ほど先生もおっしゃられましたように、我が国ではそうした手術は行われておりませんが、今行われております腎臓移植について比較をしてみますと、欧米豪と移植成績を比較しま...全文を見る
○能勢議員 はい。続けて答えさせていただきます。  実際に、心臓、肝臓移植について今言おうと思ったところなんです。  心臓と肝臓移植については、移植施設ですが、これから行おうというときには、移植関係学会合同委員会におきまして、我が国において脳死移植を行うにふさわしい基盤を整備...全文を見る
○能勢議員 ただいま先生おっしゃいましたセカンドオピニオンの制度につきましては、当事者以外の第三者の意見を聞いてということだろうと思います。そういうことを治療方針に反映させるということをおっしゃっているわけであろうと思いますけれども、日本において、その概念とか必要性についての議論...全文を見る
04月08日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第13号
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○能勢委員 自由民主党の能勢和子でございます。石川先生にお尋ねいたします。  実は、私は今、中山太郎案、脳死を人間の死とする形で提案している者の一人でございます。日本弁護士連合会の方から、脳死状態を人の死とせずということがあります。脳死状態を人の死と認めないのであれば移植もでき...全文を見る
04月09日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第14号
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○能勢委員 自民党の能勢和子でございます。  このたびの健康保険法等の改正につきまして、質問をさせていただきます。  私ども国民は、ひとしく健康保険の恩恵を受けて、余りにもその恩恵が大きいがために、余り認識もなく、本当に気安く健康を守ってきたという現状もあると思います。しかる...全文を見る
○能勢委員 厚生大臣、もちろん健康増進、わかっていただいておるわけですが、これを、健康保険法といいますか、こうした医療保険制度の中にもぜひそうした位置づけもつけていただきたいと思うわけでございますが、いかがでしょうか。
○能勢委員 今回の保険法の改正の中で、老人保健制度等の改革も段階的に取り組んでいかなければならないわけですけれども、その中で私が一番気になりますのは、世代間の負担の格差、公平感といいますか、若い人たちに、自分たちにばかり負担がかかるということを思っているわけですが、そういうことの...全文を見る
○能勢委員 皆様の中にも戦後の厳しい時代を過ごした方もいらっしゃいますけれども、大変厳しい状況からしますと、今は皆保険、この恩恵はす ごいものがあると思います。また、医療のフリーアクセスが保障されておりますので、どこにいても、そうした健康管理について、医療機関にかかることもでき...全文を見る
○能勢委員 今、厚生大臣がおっしゃいましたように、地域医療支援病院の制度化等も大変大事になってくると思いますし、また、高齢社会を迎えましたときに、すべての方が施設とか病院に入った場合を想定しますと、どのホテルも全部老人病院にしても追いつかないと思います。そうしますと、どうしても在...全文を見る
○能勢委員 今申しましたように、そうした在宅で高齢社会に対応していく形の訪問看護がある一方、特定機能病院といって、この間から非常に問題になっております高度の医療を行う病院があります。そういう中でまた個々の医療の質の向上を図っていくためにも、医療機関における看護職員のそうした教育の...全文を見る
○能勢委員 あわせて、その技術料と同時に、例えば手術に向かいます患者さんに対して、私たちは手術に立ち向かう力を呼び起こすといいますか、そういうふうに患者さんにかかわります技術料と表現したらいいのかどうかわかりませんが、術前に対するそうした看護といいますか、しっかりと手術に立ち向か...全文を見る
○能勢委員 ありがとうございました。  最後に、もう時間がありませんので、意見だけ述べさせていただきたいと思うのです。  まさに私たちも自分の健康を守るのだけれども、国としても本当に良質な医療を提供するということがもちろん大事であります。そのためには、医療提供体制と診療報酬体...全文を見る
05月07日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第24号
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○能勢委員 私は、自由民主党及び社会民主党・市民連合を代表いたしまして、ただいま議題となっております健康保険法等の一部を改正する法律案及びこれに対して自由民主党及び社会民主党・市民連合が提出した修正案につきまして、修正案及び修正案を除く原案に賛成の意を表するものであります。  ...全文を見る
05月07日第140回国会 衆議院 労働委員会 第9号
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○能勢委員 労働大臣、本日は働く女性の一人として、今回の雇用分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律が早期に成立しますことを願って、質問させていただきます。  私は、この法律は、まさしく女性を一人の人間として認め、平等に働く場のチャンスが与えられ、能力があれば、...全文を見る
○能勢委員 ありがとうございました。  この均等法施行の十年、できる前の十年とできてからの十年、随分この法律の意義が大きいと私も受けとめております。  しかしながら、その一方で、男女の均等な取り扱いについて問題がある事案が依然として見受けられております。殊に、近年厳しい雇用情...全文を見る
○能勢委員 今、太田局長がおっしゃいましたように、かつての男女雇用機会均等法を見ますと、まだまだ、性の差別の禁止が大変弱い部分があった。一部禁止等あるいは努力義務というふうなことがあったわけですけれども、このような現状に対応するため、今回、均等法の改正では、どのように法律の基本的...全文を見る
○能勢委員 大臣から力強くその理念を聞かせていただきまして、私も納得しているところでございます。  この基本的な理念は、昨年の十二月の婦人少年問題審議会の建議におきましても、  働く女性が性別により差別されることなくその能力を十分に発揮できる雇用環境を整備するとともに、働きな...全文を見る
○能勢委員 ありがとうございました。  私も私なりに調べてみましたけれども、このような改正法案は、国際的に見ても遜色がなく、雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保を確固たるものにするという、働く女性の長年の取り組みや思いが込められた法案であると私は理解しております。 ...全文を見る
○能勢委員 ありがとうございました。ここまでに至って、どなたも納得できる内容であると考えております。  今、私どものところで大変問題になってきておりますのは、女子保護規定の解消についていろいろな意見があり、特に深夜業の規制の解消につきましては危惧の声が上がっているようでございま...全文を見る
○能勢委員 そもそも深夜業ということについて考えますときに、女性であるということの理由で働きたいのに働けない、規制が今まであったわけですから。今回は、女性であるという理由で働きたいのに働けないという規制が撤回されたわけですから、それによって女性の就業機会を奪っていることから、今度...全文を見る
○能勢委員 ありがとうございました。  妊娠中や出産後の女性の健康確保は、母子の生命にかかわる極めて重要な問題であります。企業がもしこれを怠ったり、女性自身が無理をして働くことがあってはならないと考えるわけでございます。  母性保護に関する規定については、その履行確保を確実な...全文を見る
○能勢委員 ありがとうございました。  今、太田局長からも十分な説明をいただいたわけですが、今日本の国が高齢と少子問題という中で、労働省が今回取り組みましたこの法改正は、働く女性の保護を含めて、赤ちゃんを産んで、そして子供を育てながらきちっとした仕事ができると同時に、そしてまた...全文を見る
○能勢委員 ありがとうございました。  ちょっとこれはお尋ねに入れておりませんでしたけれども、現在、働きたいけれども就職できていない状況という数が出ておりますでしょうか。女性の場合、現在勤めたいけれども仕事場がないという、新卒合わせてそういう数はわかっておりますでしょうか。ちょ...全文を見る
○能勢委員 いや、これは質問に挙げておりません数値とデータでございますので……。  わかりましたか。
○能勢委員 ありがとうございました。  と申しますのは、この改正によります均等法がより早く社会の末端までに伝わっていって、皆様の認識の中にぜひともこれを浸透させていかなければいけないと思います。今、国会の中でもいろいろな議論をされますときに、十分な理解ができていないということを...全文を見る
○能勢委員 ありがとうございます。  今それを申しましたのは、この席の中でもいろいろな反応があるわけでございますけれども、今回の均等法、特に女子保護規定の解消についての反応を多分皆さん強く感じでいらっしゃる。決してこれは働きたくない人を無理やりに持っていって労働せよという法律で...全文を見る
○能勢委員 どうも大臣ありがとうございました。  以上をもちまして、私の質問を終わります。
07月24日第140回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会遺伝子組換え食品の表示問題等に関する小委員会 第2号
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○能勢小委員 自由民主党の能勢和子でございます。  きょうは途中おくれて入りまして、大変失礼いたしました。  本日で遺伝子組み換え食品の表示の問題について二回目でございます。私もこれに対して全く知識がなかったわけですけれども、前回、これに対する安全性は大丈夫だという大変たくさ...全文を見る
○能勢小委員 実は私自身も、遺伝子が組み換えられるとは何と怖いことだなと思っておりました。遺伝子組み換えという表現そのものが、あたかも人間の遺伝子とも組み換わっていくのじゃないかというふうな気持ちがあるわけで、食物の遺伝子の組み換えの問題についての、大変響きもよくないですよ、遺伝...全文を見る
08月21日第140回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会遺伝子組換え食品の表示問題等に関する小委員会 第3号
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○能勢小委員 自由民主党の能勢和子でございます。  私自身もこの勉強会を始める前、遺伝子組み換えという言葉の響きが大変恐ろしい響きがありますものですから、これをいかに表示するかという問題の勉強を重ねるうちに、この安全性について研究しているということも大変わかってきたわけなのです...全文を見る
○能勢小委員 ありがとうございました。  あわせて、実は私自身がこの間国のレベルの農林研究所の方へ行って、進歩の状況といいますか、これはもう大変大事な研究部門であるということも体験して帰ったわけなのです。これが国民にもし誤って全部伝わってしまった場合には、この研究が進まなくなっ...全文を見る
09月04日第140回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会遺伝子組換え食品の表示問題等に関する小委員会 第4号
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○能勢小委員 自由民主党、能勢和子でございます。  先生から大変明快な最初の陳述がありまして、大変勉強になったところであります。  先生のお話を聞いていて私も思ったことは、表示といっても、今、大豆によっておみそができて、おみそだけを町で売るならば大変表示しやすいと思うわけです...全文を見る
○能勢小委員 ありがとうございました。
09月18日第140回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会遺伝子組換え食品の表示問題等に関する小委員会 第5号
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○能勢小委員 私も同じことになるかもわかりませんが、今、河野小委員が提示されたこの六つの角度からもう一遍やって、そしてその時点で、今の藤田先生がおっしゃるこのことについても結論を導いていいんじゃないかな。そうそうこれにも余り時間もかけることはできないでしょうから、六つの方向から十...全文を見る
○能勢小委員 私も最初は十分な表現ができませんでしたけれども、河野委員のこのまとめ方を見て、この論点というのを、私、自分の頭も整理ができていない中で、ただ三番の問題だけを、義務づけるかどうかということを浮き彫りにしたいというあれもわかるのですけれども、現在まだガィドラインですら法...全文を見る