能勢和子

のせかずこ



当選回数回

能勢和子の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月13日第142回国会 衆議院 労働委員会 第3号
議事録を見る
○能勢委員 おはようございます。私、自由民主党の能勢和子であります。大村議員に続きまして質問に立たせていただきました。  伊吹大臣の所信表明の中にも語られましたけれども、先人の築き上げていただいた豊かな社会、そして行き届いた諸制度の中で、働くということが単に生活の糧ということだ...全文を見る
○能勢委員 ありがとうございました。殊に事業所内の託児施設の充実というのを今後大きく進展させていただきたいと思っております。  そこで重要となってまいりますのが、働く人が職業生活と家庭生活との両立を図らなければなりません。その対策について、労働省としてぜひ推進していってほしいと...全文を見る
○能勢委員 今大臣が、いみじくも言っていただきました。私たちも女性として仕事をしてまいりましたけれども、今大変子供たちの問題がたくさんにぎわしておる。しかしこれは、必ずしも母が勤めているから、共働きだから起こってくる問題ではないと思っております。  たくさんの働く女性たち、やは...全文を見る
○能勢委員 ありがとうございました。  次に、先ほど来、大村委員からも出ておりましたけれども、高齢者の雇用の現状と、私たちの現場の中でも、かつての看護の現場の中でも大変看護婦の問題等についても関連があるわけであります。  このように急速な高齢化の進展に伴いまして、我が国の経済...全文を見る
○能勢委員 今も出ておりますけれども六十歳定年制の義務化が目前であるわけですけれども、大臣の所信表明の中にもございましたように、定年制の現状と、六十五歳まで働けるための雇用継続あるいは再就職なりについて、今労働省の中で六十五歳以上の方が継続雇用ができる、あるいは働ける体制について...全文を見る
○能勢委員 六十五歳までまだまだ厳しいわけであって、私たちも、六十五歳以上を高齢という認識を改めて、七十歳くらいが高齢だ。今平均寿命を見てみましても、御案内のとおり男子は七十七・〇一、女性は八十三・五九、特に女性の場合ですと、六十歳、六十五歳から後の人生も大変長うございます。私た...全文を見る
○能勢委員 今大臣から大変心強いお答えをいただきまして、私もこのことは早速にして私どもの組織、看護職百三万人あるいは百八万人の皆様にお伝えしていき、この資格を持った方たちがもう一遍職場に魅力を感じて帰っていただく形をとってまいりたいと思います。  続きまして、今大臣から出ました...全文を見る
○能勢委員 今お尋ねしたとおりでありますけれども、この介護労働力を確保していくために、私たちも現場の中では、労働省の公共職業安定所、ハローワークにみんなが求人を出していくわけでありますが、その中で今労働省がやっていらっしゃるホームヘルパー等の介護サービスを担うマンパワーの育成のた...全文を見る
○能勢委員 続いて少しお尋ねします。今受けている皆さんですが、男女比はどんなでございますか。
○能勢委員 確かに女性が社会進出する、男女ともに介護の問題もといいますけれども、実際に私たちの看護職の世界にも看護士が大変入ってき出しました。しかしながら役割分担がやはりあるわけですね。排せつ後の援助にいたしましても、もちろん男子にできないことはないわけで、共同でやるわけですけれ...全文を見る
○能勢委員 どうも大臣、ありがとうございました。  以上をもって私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
05月29日第142回国会 衆議院 厚生委員会 第15号
議事録を見る
○能勢委員 私は、自由民主党の能勢和子でございます。  きょうは、参考人の皆様方にはお忙しい中、この厚生委員会にお見えいただきましてありがとうございました。  皆様方の御意見を聞きながら、私も改めて感じたわけでありますけれども、感染者になりました者からいえば、感染者の人権を言...全文を見る
○能勢委員 私も本当に、人権にだれしも重点を置くわけでありますけれども、そのことに力が行き過ぎて危機管理が不十分になってはならない、感染が蔓延する、広がっていくようなことがあってはならないというふうに思うわけであります。  そして、このたび出ました法案の中に、入院勧告制度とか七...全文を見る
○能勢委員 わかりました。  続きまして、光石参考人にお尋ねいたしたいと思います。  先ほど、三名の名前で公衆衛生審議会長様に上申したということでありますが、三人以外の委員は、なぜ名前が載っていないのかということです。
○能勢委員 同じく光石参考人に、先ほど来、報告書と法案に断絶があるというふうに言っておられますけれども、先ほど言いました入院勧告制度とかあるいは七十二時間の応急入院、感染症の指定医療機関等々の問題について、具体的に、そこに乖離があるんでしょうか。
○能勢委員 私たちは、実は看護の現場にいた者でありまして、医療の現場にいた者で、私も看護部長として現場の中に働いていたわけでありますけれども、行政の関係ではむしろ、七十二時間、三日間の入院の制限といっても、患者様にとっては、受け入れる施設があることが一番、先ほど、エイズの方がなか...全文を見る
○能勢委員 続いて、小池参考人にお尋ねいたします。  先生は医療の現場にいらっしゃるわけでありますけれども、感染症対策を進めていくには、行政だけでは幾ら頑張ってみても実効はないわけでありまして、私たち現場の医療関係者の協力が不可欠であります。  現場の医療関係者の代表者として...全文を見る
○能勢委員 先ほど、赤痢の問題も出ておりましたけれども、私は、現在のこの法案の中でもしもっと訴えるとすれば、今の法案を順番に踏んでいって、患者等の人権尊重に配慮して入院手続云々と、こんなに時間をかけてやったときに、現在は赤痢の患者さんも少ないし、十分、七十二時間に対応し、そしてま...全文を見る
○能勢委員 ありがとうございました。  もう一つこの法案の中で私も思いますのが、先生にお尋ねしたいのが、医療経済を考えた場合、もちろん人権が大事、感染予防が一番でありますけれども、私たちも知っておかなければならない、ここに来ていらっしゃる皆さんも頭に入れていただきたいと思います...全文を見る
○能勢委員 それは私たちも、今先生申されましたように、大変なことではあるけれども、国民の健康を守るというサイドから、常に空床であること、予防医学を進めてベッドは常にあいているという状況へ持っていくのが理想でありますので、そこらも含めて、厚生省、私たちも考えなければいけないのが、常...全文を見る
○能勢委員 ありがとうございました。  続きまして、松田先生にお尋ねいたしたいと思います。  この基本問題小委員会はすべて公開で審議が進められたと聞いておりますけれども、先生はこの会に出席されてお聞きになられたのでしょうか、いかがでありましょうか。
○能勢委員 先ほど先生の御意見をお伺いしますと、大変人権の問題について述べられて、今回のこれは不備であるというふうなお話がございました。それでは、これからの感染対策には私は国民の健康を守るという観点も決して忘れてはならないと考えているものでありますけれども、この問題を、人権という...全文を見る
○能勢委員 ありがとうございました。  それでは、先生、今回の感染症の法案につきまして、従来ありました伝染病予防法、エイズ予防法、性病予防法の三法が残る方がよいとはお考えでないと思うわけですけれども、この新しい法案を中心に議論を進めて採択していったらいいというお考えでございまし...全文を見る
○能勢委員 ありがとうございました。  続きまして、伊藤参考人にお尋ねいたします。  先ほど堺市のO157の集団感染に関係いたしまして、その感染対策につき、あるいは危機管理の観点からも大変貴重な御意見をるる聞かせていただきました。その経験から見てこの法案はいかがでありましょう...全文を見る
○能勢委員 わかりました。  続きまして、今の御報告を聞きながら、今回の堺市のO157の集団感染の経験から、感染症が実際に発生してからの対応ではなくて、いわゆる関係機関とふだんから連携、感染症の発生動向調査など、事前の対応というのが、その構築が大変大事になってくると思うわけです...全文を見る
○能勢委員 ありがとうございました。  伊藤参考人に、最後に、国と地方公共団体の連携の問題でもし提言がございましたらこの場でお聞かせいただきたいと思います。
○能勢委員 ありがとうございました。  最後になりました。早川参考人にお尋ねいたします。  私たちも、エイズのことにつきましては、医療機関に自信がなくて、今も出ましたように、次々と回しがあったというようなことを聞きますと胸の痛む思いがありますけれども、やはりそうした患者さんを...全文を見る
○能勢委員 私は、エイズの患者さんにしろ、人権というのは、日本であれ、世界でもいいわけですけれども、最高の医療が受けられる、最善の医療が受けられることが何よりも人権が保障されているということだろうと考えます。その医療が受けられなかったという施設においての問題はありますけれども、医...全文を見る
○能勢委員 どうもありがとうございました。時間が参りましたので、これで質問を終わらせていただきます。
09月16日第143回国会 衆議院 厚生委員会 第5号
議事録を見る
○能勢委員 皆さん、おはようございます。私は、自由民主党の能勢和子でございます。  さきの国会におきまして提出され、継続審議となっておりました感染症関連二法案が、本日再び審議されることになりました。私も、一日も早い成立を願うものでございます。  私は、実は看護学生のときに、三...全文を見る
○能勢委員 ありがとうございました。  本当に、百年たった今、これを少しでもおくらすことはそれ以上のおくれを出すわけでありますので、どうぞ早期の実現をお願いいたしたいと思います。  続きまして、結核でありますけれども、撲滅したかと思っていた結核が、集団感染などが最近大変伝えら...全文を見る
○能勢委員 どうもありがとうございました。  そのように、結核も本当に油断ならないということを私たちは念頭に置いておかなければいけないというふうに思っております。  続きまして、新法の制定に伴いまして性病予防法は廃止されるわけでありますが、性病感染症対策がおろそかになるのでは...全文を見る
○能勢委員 そのとおりだと思います。  私どもも、法律で婚姻時の検査とか診断書の交換というのを、一時大変そういうことを条件に出したことがあったわけでありますけれども、それは、各自のこうしたレベルも上がってまいりまして、今日各自の責任においてされればいいと思いますし、そして妊婦の...全文を見る
○能勢委員 今回の法案では、新法におきましては保健所が大変重要な役割を担うことになってまいります。今も出ました発生動向についても保健所は大変かかわりますし、すべての法案の中で保健所が大変重要な役割を果たすようになっていますね。保健所の機能強化についてはどのように考えているのであり...全文を見る
○能勢委員 ありがとうございました。  少し話が変わりますけれども、今回の法案におきまして、海外から持ち込まれる可能性のあります危険な動物等も非常に感染源になるわけでありますけれども、どのような対応をなされるか。  例えば主要国のペット検疫と比較してみて思うわけですが、犬の場...全文を見る
○能勢委員 今、輸入されます動物によって思いがけないような感染症になるわけでありますが、これも十分な検疫体制を整えておかなければいけないと思っております。  そして、私は、参考人質問のときにも今回の法案について質問したわけでありますけれども、新法において突発的な感染症の発生につ...全文を見る
○能勢委員 その手順はわかりますけれども、迅速な対応をしないと間に合わなくなってくると思いますね。特にこの間のO157のときもそうでありましたけれども、右往左往している間に大変手おくれになってしまうことがありますので、ぜひこの新法におきましてはスムーズな流れをつくっていただきたい...全文を見る
○能勢委員 ありがとうございました。  昨年はやりましたインフルエンザは、特に老人ホーム、施設で随分流行いたしました。病院におきましても、もともとの病気プラスインフルエンザで病院自体が大変になったということは、昨年の報道のとおりであります。医療の現場では、治療する側もマスクをし...全文を見る
09月18日第143回国会 衆議院 労働委員会 第3号
議事録を見る
○能勢委員 おはようございます。  今、荒井議員からも質問がございましたけれども、現在の雇用情勢は大変厳しいものであることは、もうみんなが認識しているところであります。  しかし、視点を変えて見たときに、例えば雇用状況がよくなったとしても、求職する者に能力がなければ決して雇用...全文を見る
○能勢委員 ありがとうございます。  そして、同じく、今高校卒業者あるいは大学卒業者が来春に向けて求職活動を行っているわけであります。今、均等法ができるのはできましたけれども、実際問題として、来春卒業します女子求職者といいますか就職希望者が、やはり困難な状況に置かれているのじゃ...全文を見る
○能勢委員 ありがとうございました。  最初の大臣の答弁のときもございましたけれども、高卒者にしても大学卒にしても、私たちが企業の中で人を受け入れてまいりますときに、高校を卒業してまいりまして、いわゆる一般の教育を受けて職場に参りましても、直ちに役立つことができないわけですよね...全文を見る
○能勢委員 そのようにして高度な技術とか技能を身につけまして、いよいよ女性が仕事につきます。その間に結婚、出産、子育てということがあるわけであります。せっかく身につけて、いよいよ働くということ、国家のための働きができるということで、本人にとってもいいことであるわけですが、その途中...全文を見る
○能勢委員 大臣、ありがとうございます。この問題は、特にこれからの時代、子供の数も大変減ってくる中で、どうしても今から産み育てていただくために、どうぞ御検討いただきたいし、私どももそれに取り組んでいきたいと思っております。  大臣、私は大変古い時代に育ちましたので、女性が家庭を...全文を見る
○能勢委員 本当に二十一世紀、夢が開けるといいますか、私どもの頭自身も切りかえる中で、家庭にやさしい企業というのは本当にいい企業であろうと思います。ぜひその大臣表彰制度なんかもできまして、そういう企業がどんどん表彰組に入るのが本当に日本じゆうに広がっていくことを期待いたします。(...全文を見る
○能勢委員 ありがとうございました。ぜひ、そういうことの普及を通して、生き生きとした若人を育てていきたいと思います。  最後に大臣、そういうふうに若い皆様が汗を流すことを喜ぶ、働く喜びを感じるためには、本人の努力もさることながら、我が国の健全な未来を考えたとき、今度は制度として...全文を見る
○能勢委員 どうもありがとうございました。二十一世紀に本当に勤労意欲のわく、元気な社会をつくるために頑張っていきたいと思います。  ありがとうございました。