中川雅治

なかがわまさはる

選挙区(東京都)選出
自由民主党・国民の声
当選回数3回

中川雅治の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月23日第162回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第4号
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○中川雅治君 自由民主党の中川雅治でございます。  本日は、五百旗頭参考人、船橋参考人、大変貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございます。  私は、長い間、財務省、旧大蔵省で仕事をしておりましたものですから、どうしても日米の経済関係あるいはアメリカのいろいろな動向が日本...全文を見る
04月05日第162回国会 参議院 環境委員会 第5号
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○中川雅治君 自由民主党の中川雅治でございます。  特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律案について質問をさせていただきます。  本法律案は大気汚染防止を目的としております。そこで、まず直近の大気汚染の状況について見てみますと、依然改善がはかばかしくありません。二酸化窒素...全文を見る
○中川雅治君 対象と規制の概略をお答えいただいたわけでございますが、この法律案の規制の強さというのはどの程度と考えたらよいのか。既に規制対象となっておりますオンロード車よりも厳しいのか緩いのか、その辺、お伺いいたします。
○中川雅治君 オンロードにせよオフロードにせよ、同程度の規制が掛かるということであります。  そこで、この法律案の規制対象について少し掘り下げてみますと、お答えによれば建設機械、産業機械、農業機械と、こういった特殊自動車で公道を走行しないものが対象になるということでございますが...全文を見る
○中川雅治君 そうすると、基準適合表示があるものを使っておれば心配はないということになるわけでございますが、この法律に基づく規制の実効性を確保するという観点から、そもそも基準適合のチェックをしっかりやって表示の信頼性を高めていくということが重要であると考えます。  ところで、こ...全文を見る
○中川雅治君 また、この法律案では基準適合表示とは別に少数特例表示というのもありますね。この少数特例表示という制度を設けた趣旨をお答えいただきたいと思います。特例的に基準を緩和するということもあるのでしょうか。
○中川雅治君 少数生産車の制度というのの趣旨は分かりました。要するに、メーカーのいろいろな手続が過重にならないように、そういったことで簡易な手続を設けたものということでありますが、確かに事業者のサイドに立ったそうした要請というものにつきましてもよく意見を聞いていただきたいと思いま...全文を見る
○中川雅治君 本法律案の施行に当たりましては、特定特殊自動車の使用者サイドにも相応の役割が求められるんだという理解をいたします。  この法律案は、そもそも新車だけの規制ということなんですね。そうであれば、現在使用中のオフロード特殊自動車がこの法律案の排出ガス規制に適合した新車に...全文を見る
○中川雅治君 メーカーにおきましても不断の技術開発をしていただくということが、こういった問題の解決には極めて重要であります。  そういう意味で、その価格の上昇が起こらないようにメーカーの方で技術開発をしていただくということでありますが、今のお答えでも大きな価格上昇は見込まれない...全文を見る
○中川雅治君 是非、関係省庁で連携をして、この法律の効果が上がるような措置を講じていただきたいと思います。  本法律案をめぐる論点といたしまして、もう一つお伺いしたいと思います。それは、基準の国際調和という論点でございます。  オフロード特殊自動車につきまして、欧米では既に規...全文を見る
○中川雅治君 ここまでこの法律案を実施する上での論点について伺ってまいりました。是非、答弁していただきましたような措置を講じて、政府として適切に実施されるように要望をいたします。  次に、この法律案が今度実施されることによりましてどの程度大気汚染の改善が進むと考えているのか、す...全文を見る
○中川雅治君 二〇一〇年度にNO2とSPMの環境基準をおおむね達成するというのが政府の目標であったと思います。この環境基準の達成と現実とはなかなか乖離をしていて、私も環境省に勤務をしていたわけですけれども、この問題について常に焦りといいますかそういうものを持って、何とかしなきゃい...全文を見る
○中川雅治君 どうもありがとうございました。  ただいまの御答弁は、本法律案のみならず、総合的な大気汚染対策を実施することによって大気環境基準の達成を目指すと、大変力強い御決意を伺ったわけでございます。是非、目標といいますかゴールを目指して、政府全体としてしっかりと取組を進めて...全文を見る
○中川雅治君 ただいま答弁をいただいた中で、ディーゼル重量車につきまして挑戦目標を定めるというお話でしたけれども、この挑戦目標というのは従来なかった目標だと思います。  この挑戦目標の位置付け、ねらいについてお答えをいただきたいと思います。
○中川雅治君 これまでにない目標でありますが、ねらいは理解できます。ただ、その設定の仕方が次期目標の三分の一程度とされておりまして、抽象的な印象をぬぐえないわけであります。それは当然だと思います。今後の技術開発動向も踏まえて具体化を検討していくということになるわけですから、抽象的...全文を見る
○中川雅治君 引き続き検討を進めていただきたいと思います。  平成二十一年規制によって、特にディーゼル車の排出ガス基準が強化されることになるわけであります。これまでディーゼル車はガソリン車と比べて黒煙が多いというイメージがあるわけでありますが、この規制によってガソリン車に肩を並...全文を見る
○中川雅治君 ありがとうございました。  そこで、最後に、国と地方の協力について質問をしたいと思います。  大臣も御答弁いただきましたように、自動車排出ガス対策といたしましては、自動車単体に対する排出ガス規制の強化、使用過程車対策として実施されているNOx・PM法の実施、低公...全文を見る
○中川雅治君 以上、オフロード特殊自動車法律案と関連する課題について質問をしてまいりました。環境省には是非、大気環境保全のための関連施策を効率的、効果的に実施をし、地方公共団体と連携して、平成二十二年度までの大気環境基準おおむね達成という目標をしっかり実現できるように努力をしてい...全文を見る
04月18日第162回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第8号
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○中川雅治君 自民党の中川雅治でございます。  今までの当調査会の議論は私にとって大変勉強となりましたが、こうした国際問題、特にアジアの問題を日本経済の再生という見地から見てはどうかと思います。  日本経済の再生、更に言えば今後の日本が衰退せずに発展していくためには、端的に言...全文を見る
05月12日第162回国会 参議院 環境委員会 第13号
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○中川雅治君 今日は一般質問ということでございますので、今、正にホットな話題であります京都議定書目標達成計画の問題など御質問したいことはたくさんあるわけでございますけれども、いずれ地球温暖化対策推進法の改正案の審議の際にいろいろ質問があろうかと思いますので、本日は私が常日ごろ考え...全文を見る
○中川雅治君 次に、景観地区の指定を検討している市区町村はあるんでしょうか。
○中川雅治君 今お伺いいたしまして、積極的に取り組んでおられる景観行政団体、あるいは市区町村もたくさんあるように伺いますが、全体としては四百というような数字も今おっしゃったわけでありますが、何かまだまだ全国的にこうした景観法の趣旨というものが浸透していないんではないかなという感じ...全文を見る
○中川雅治君 ありがとうございます。  環境省も景観法については共管の省ということでありまして、やはり積極的に自治体等に働き掛けていかなければならないと思いますが、景観法に対する環境省の役割はどういうふうに考えておられるのか、また現在の取組状況につきまして、能勢大臣政務官にお伺...全文を見る
○中川雅治君 しっかりお願いしたいと思います。  それで、自治体が景観法の景観計画区域の指定、さらにはもっと強い規制ができる景観地区の指定に二の足を踏むことがあるとすれば、それは地域の住民の意向との関係だと思うわけであります。  これらの指定が円滑かつ有効に進むためには、この...全文を見る
○中川雅治君 次に、小池環境大臣にお伺いをしたいと思います。  大臣は、我が国の国土、自然の特徴についてどのような基本認識を持っておられるのか、さらに我が国の風景、景観を維持改善していくために何が必要とお考えなのか、基本的な御認識をお伺いしたいと思います。
○中川雅治君 ありがとうございます。  私は、国民一人一人がこの美しい日本の景観に愛着を持ち、誇りとし、国民皆が日本の美しい自然や景観を守っていくという、守っていこうという気持ちを持つことができるように政府挙げて取組を進めなければならないと思っております。その場合に、国としての...全文を見る
○中川雅治君 どうもありがとうございました。
05月19日第162回国会 参議院 環境委員会 第15号
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○中川雅治君 地球温暖化問題でございますが、これは、その影響が及ぶ範囲や時間的広がりから見て、人類が直面する最大の環境問題であります。昨年、東京では真夏日が四十日間続く、あるいは日本列島に台風が十個も上陸するなど異常気象、異常な気象というものが起きておりまして、これらの事象の背景...全文を見る
○中川雅治君 今回の計画は大綱に比べて改善された点が多いということでございますが、温室効果ガス別の目標値について見ますと、大綱と比べてこの数値を変えているものが目立つわけでございます。特に、エネルギー起源CO2につきましては一九九〇年レベルと比べてプラス〇・六%上回ると、こういう...全文を見る
○中川雅治君 ありがとうございます。  現在のこのCO2の排出量の状況を産業、業務、家庭、運輸などのいわゆる部門別に見てみますと、産業については、これは工場が中心になるわけですけれども、大体横ばいないし減少の状況にあるわけでございます。これに対して、オフィスなどの業務あるいは家...全文を見る
○中川雅治君 業務部門、家庭部門につきましても大綱と比べて目標値を変更したということでありますが、どのような値にしたのか、伺います。  産業部門に厳しく家庭部門に緩い計画というような報道もあるいはあったわけでございますが、この目標値は現状の排出量から見てどれだけの削減を求めるも...全文を見る
○中川雅治君 例えば家庭で見ますと、二〇〇二年では一九九〇年に比べて既に二八%も伸びているわけでございます。目標を一九九〇年に比べてプラス六%の水準に設定するというふうに計画ではなっているわけでございますが、この点について一部のNGOの方などは非常に緩めたと、家庭部門に甘いんじゃ...全文を見る
○中川雅治君 環境省には、現在、六月を中心に大規模な国民運動を展開しようとする計画があると聞いておりますが、この中でも、企業とタイアップして省エネ家電製品の普及を促進するなど具体的な削減に結び付く運動をしていくことが重要ではないかと思います。  国民運動といっても、本当になかな...全文を見る
○中川雅治君 ありがとうございました。  本当に、しっかり国民運動をやっていただきたいという思いで一杯でございます。  さて、今回提案されましたこの排出量の算定・報告・公表制度でございますが、今回の法案は、大規模な排出者に対して、自らの活動に起因して排出される温室効果ガスの量...全文を見る
○中川雅治君 今回の法案は、基盤的な法制度ということで早急に整備することが必要であると私も思っております。今回対象となる大規模な排出者の中には、民間企業のみならず、例えば国の建物、県庁、病院、学校なども入るというふうに聞いているわけでございますが、やはり民間事業者に負担を掛ける以...全文を見る
○中川雅治君 今回の法改正の中でも、国や地方公共団体が率先して削減に取り組むという姿勢が表れているという点は評価したいと思います。しかし、実態を見ますと、この政府の率先実行についてはまだまだ甘い状況でございます。例えば、各省から提出された資料を見ますと、両面コピーで出てくるのは環...全文を見る
○中川雅治君 この六%削減約束の達成のためには京都メカニズムをやはり使っていかなければならないというふうに思います。特に、オランダを始め諸外国との間でこの京都メカニズムのクレジット獲得競争になっているというようなことも聞くわけであります。  この京都メカニズムのこのクレジット獲...全文を見る
○中川雅治君 京都メカニズムの獲得につきましては、EUに関しましては、本年一月から導入されました排出量取引制度とリンクしていると聞きます。EUが排出量取引制度を導入することにより、言わば京都メカニズムのクレジットがヨーロッパ市場に吸収されていってしまうのではないかということを私は...全文を見る
○中川雅治君 我が国が主導的役割を果たして発効に至ったこの京都議定書の約束達成は、何としても実現しなければならないわけでございます。政府だけでなく、全会一致で批准の議決をした国会の責任も大きいと思います。  今後、国を挙げて取り組んでいかなければならないということを私自身の決意...全文を見る
07月20日第162回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第9号
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○中川雅治君 対中外交につきましては、靖国問題あるいは歴史認識の問題をめぐりまして大変厳しい状況が続いているわけでございますが、私はちょっと、今日は自由討議ということで、この問題と離れて、通貨外交といいますか、人民元の変動幅拡大、切上げの問題について発言をさせていただきたいと思い...全文を見る
07月25日第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第8号
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○中川雅治君 自由民主党の中川雅治でございます。今日は、時間も非常に短くなりましたので、私の郵政民営化の問題についての考え方をしばらく述べさせていただきたいと思います。竹中大臣、いろいろ反論されたくなるかと思いますけれども、しばらく私の意見をお聞きいただきたいと思います。  私...全文を見る
○中川雅治君 この点についてもいろいろ議論をしていくとちょっと時間がなくなりますので、関連をすることなんですけれども、次に進みたいと思います。  今、今までの議論を聞いていましても、非常にこの改革に対しまして不安がたくさんあるということですね。これは郵政公社の職員の間の不安もあ...全文を見る
○中川雅治君 まあ、その四分社化の趣旨を徹底的に進める、あるいは完全な民営化ということにこだわり過ぎている。やはり、これだけの改革をしようということであれば、やっぱり先ほど来申し上げていますように、この郵政事業に対する今までの、特に日本経済に貢献してきたこの感謝の気持ち、血の通っ...全文を見る
○中川雅治君 ありがとうございました。  終わります。
10月18日第163回国会 参議院 環境委員会 第2号
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○中川雅治君 自由民主党の中川雅治でございます。現在、大きな社会問題となっているアスベストの問題についてお尋ねをしていきたいと思います。  このアスベストの被害につきましては、政府内でも閣僚会合などで議論がされていると聞いておりますが、被害者の救済や被害の拡大防止、そして国民の...全文を見る
○中川雅治君 ありがとうございました。  私も、環境省に身を置いた者といたしまして、これからこのアスベストの問題につきましては国政の場でしっかりと取り組んでいきたいと思っております。  被害者の救済についてでございますけれども、アスベストが原因で中皮腫などの治癒の困難な疾病に...全文を見る
○中川雅治君 この救済制度につきましては、今大臣おっしゃいましたように、スピード感を持って対応していかなければならないということで、是非、正にスピード感を持ってこれから検討をお願いしたいと思います。  現在の救済制度検討の進捗状況あるいは今後のスケジュールなどにつきまして、もう...全文を見る
○中川雅治君 救済制度におきましては、被害者にどのような給付を行うかが制度設計上重要な論点となってくると思います。中皮腫や肺がんなどの治癒の難しい疾病にかかられた被害者を確実に救済していくためには給付をできるだけ充実すべきだというふうに考えるわけでございますけれども、環境省はどの...全文を見る
○中川雅治君 しっかり検討を進めていただきたいと思います。  次に、今後のアスベスト対策につきまして、政務官にお伺いしたいと思います。  アスベストは既に建材の原材料としては利用されていないわけでありまして、わずかに残されている原子力発電所のプラント部品といった特殊な用途での...全文を見る
○中川雅治君 続いて政務官にお尋ねをしたいと思います。  建築物が解体されますと今度はアスベストを含む廃棄物が大量に発生することになりまして、その量は年間百万トン以上に上るとも言われております。これが飛散しないよう安全な形で処理されませんと、この解体を抑えましても後の段階で汚染...全文を見る
○中川雅治君 ありがとうございました。  ここまでは環境省の行っている対策についての方針を伺ってまいりましたけれども、アスベスト問題の対応につきましては、環境省のみならず政府全体として対策を進めていくことが必要だと考えます。  まず、住宅に含まれているアスベストへの対策につき...全文を見る
○中川雅治君 このアスベストの除去という問題につきましては、やはりそれぞれの、例えばマンションの所有者、それからマンションに今住んでいる方、そういったその個々人の不安、そしてまた、それを除去していくためにまたいろんな費用も掛かっていくということで、本当に政府全体としてきめ細かな対...全文を見る
○中川雅治君 制度をつくる、そしてこういったPRをやりますということは、役所ではどこでもそういった対応を取るわけですけれども、実際にそれぞれの施策に魂が入っていないといいますか、きちんとそのフォローをして、やはり政策としてそれが生かされるような、そういう正に実効ある対策を取ってい...全文を見る
○中川雅治君 私も、環境省OBとして応援をしていきたいと思います。  今大臣も、今年はクールビズの取組について大変大きな意義があったというお話がありましたけれども、クールビズの取組というのは、今年の施策としては大変時宜を得た画期的なものだったと思います。小池大臣の主導で非常に全...全文を見る
○中川雅治君 しっかり検証結果が出たところでまた報告をしていただきたいと思います。  副大臣にお尋ねをしたいと思います。  来年度予算に関しましては、先進国と途上国が協力して温室効果ガスの排出削減を行う仕組みであります京都メカニズムについても我が国がクレジットを取得するため新...全文を見る
○中川雅治君 ありがとうございました。  最後に、大臣にお伺いしたいと思います。  十一月にはカナダ・モントリオールで気候変動枠組条約と京都議定書の締約国会議が開催されます。特に京都議定書につきましては、我が国の都市の名前が付いた議定書の第一回の締約国会合という記念すべき会議...全文を見る
○中川雅治君 ありがとうございました。  以上で終わります。