中川雅治
なかがわまさはる
選挙区(東京都)選出
自由民主党・国民の声
当選回数3回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月15日 | 第166回国会 参議院 財政金融委員会 第4号 議事録を見る | ○中川雅治君 続きまして、自由民主党の中川雅治でございます。 平成十九年度予算案におきましては、税収増の中で歳出抑制の努力を行うことにより、一般会計のプライマリーバランスが四・四兆円の赤字にまで改善し、国、地方の合計のプライマリーバランスもGDP比でマイナス〇・六%の赤字にま...全文を見る |
○中川雅治君 尾身大臣の御認識を伺いまして、改めてこの財政再建の厳しい道のりというものを感じ取ったわけであります。 今、国民の皆様方にもこの点よく理解していただきたいという大臣の御発言がございましたが、全くそのとおりだと思います。やはりこの点についてのPR不足と、なかなかいい...全文を見る | ||
○中川雅治君 このプライマリーバランスとか基礎的財政収支という言葉がなかなかもう広く一般の国民の皆様方に、どういう意味なのかなかなか御理解いただけないと思うんですね。プライマリーバランスの黒字化というと、これでもう財政再建は終わったのかと、終わりなのかというふうに思う方が結構多い...全文を見る | ||
○中川雅治君 それでは、次の質問に行きたいと思います。 予算委員会の質疑などを聞いておりましても、また今、隣の野上委員も質問をされておられたわけでありますが、東京と地方の格差が広がっていると、税収で見ても県民一人当たり所得で見ても東京は恵まれていると、地方は疲弊しているから東...全文を見る | ||
○中川雅治君 ありがとうございました。 大変満足のいく答弁でございますので、よろしくお願いしたいと思います。 次に、野上委員も触れられましたけれども、中小企業承継税制のお話でございます。 十九年度の税制改正につきましては、私は全体として大変評価しておりまして、もちろん...全文を見る | ||
○中川雅治君 非上場株式の減額ですね。ここがかなり大きな焦点になってくるんではないかというふうに私は思います。尾身大臣の御見解をお伺いしたいと思います。 | ||
○中川雅治君 どうもありがとうございました。 以上で質問を終わります。 | ||
04月17日 | 第166回国会 参議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第2号 議事録を見る | ○中川雅治君 自由民主党の中川雅治でございます。 日本国憲法の改正手続に関する法律案、国民投票法案の審議が参議院で始まるわけでございます。ただいま保岡議員、葉梨議員から、昨日の本会議での御発言について陳謝があったわけでございます。保岡議員の発言につきましては、二院制における参...全文を見る |
○中川雅治君 私も全く同意見でございます。 昨日の本会議、そしてただいまの保岡議員の趣旨説明があったわけでございますが、憲法改正を要する問題及び憲法改正の対象となり得る問題についての国民投票に関しては、言わば憲法第九十六条の周辺に位置するものと考えられることから、その意義及び...全文を見る | ||
○中川雅治君 ありがとうございました。 次に、投票権者の年齢要件についてでございますが、衆議院における併合修正により、投票年齢は当初の与党案の満二十歳以上から原則として十八歳以上の日本国民とされました。私は、この考え方は是とするものであります。 与党案では、公職選挙法や民...全文を見る | ||
○中川雅治君 確かに、民法上一人前の大人として扱ってもらえない年齢の人に対して、国の行く末を決める憲法改正の投票権を認めるのはどうかということは当然あると思います。ですから、基本的には民法、刑法関係のいろいろな規定とそれから投票権を有する年齢要件、これをそろえるということは、分か...全文を見る | ||
○中川雅治君 ありがとうございます。 次に、最低投票率規定を設けることの是非についてお伺いをしたいと思います。 いわゆる与党案、今の案ですね、それから衆議院段階での民主党案におきましても、この最低投票率という規定は設けていないわけであります。しかし、野党の先生方から最低投...全文を見る | ||
○中川雅治君 そういう考え方で私は結構だと思います。今のお考えをやはりきちんと国民の皆様方に分かりやすくこれも説明をしていっていただきたいというふうに思うところでございます。 次に、公務員、教育者の国民投票運動の規制の問題についてお伺いをしたいと思います。 公務員、教育者...全文を見る | ||
○中川雅治君 法文上の問題ですけれども、地方公務員法三十六条二項において、政治的行為の制限として、公の投票において特定の事件を支持し、又はこれに反対する目的をもって、一定の政治的行為をしてはならないとあるわけですが、この公の投票というのは通常は住民投票を考えていると思うわけであり...全文を見る | ||
○中川雅治君 分かりました。 それで、今のはいわゆるCMということでございますが、一般のテレビの番組ですね、これはテレビの番組の影響力は大変大きいというふうに思うわけでございます。この点につきまして、一般放送事業者等は国民投票に関する放送については、放送法第三条の二第一項の規...全文を見る | ||
○中川雅治君 次に、無料広報についてお伺いをしたいと思います。 国民投票広報協議会が設置されるわけでありますが、ここの委員は、各議院における各会派の所属議員数の比率により、各会派に割り当て選任するということになっております。ただし、各会派の所属議員数の比率により各会派に割り当...全文を見る | ||
○中川雅治君 私の質問は以上で終わります。ありがとうございました。 | ||
04月23日 | 第166回国会 参議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第5号 議事録を見る | ○理事(中川雅治君) どなたに。 |
04月25日 | 第166回国会 参議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第6号 議事録を見る | ○中川雅治君 第一班につきまして御報告いたします。 派遣委員は、関谷勝嗣委員長、前川清成理事、荒木清寛理事、田中直紀委員、野村哲郎委員、小林正夫委員、芝博一委員、近藤正道委員及び私、中川雅治の九名であり、昨二十四日、名古屋市において地方公聴会を開催し、四名の公述人から意見を聴...全文を見る |
04月27日 | 第166回国会 参議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第8号 議事録を見る | ○理事(中川雅治君) 大久保参考人。 簡潔にお願いいたします。 |
05月08日 | 第166回国会 参議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第9号 議事録を見る | ○理事(中川雅治君) ありがとうございました。 以上で参考人からの意見の聴取は終わりました。 これより参考人に対する質疑を行います。 なお、大変恐縮でございますが、各委員の質疑時間は限られておりますので、簡潔に御発言いただきますようお願い申し上げます。 質疑のある...全文を見る |
○理事(中川雅治君) 隅野参考人、恐縮ですが、簡潔にお願いいたします。 | ||
○中川雅治君 第一班につきまして御報告いたします。 派遣委員は、関谷勝嗣委員長、広田一理事、岩城光英委員、野村哲郎委員、藤末健三委員、水岡俊一委員、鰐淵洋子委員、仁比聡平委員及び私、中川雅治の九名であり、昨七日、福岡市において地方公聴会を開催し、四名の公述人から意見を聴取した...全文を見る | ||
○中川雅治君 自由民主党の中川雅治でございます。 今日は四人の公述人の皆様方から大変貴重な御意見を承りまして、誠にありがとうございました。 それでは、私から質問をさせていただきたいと思います。 まず、植村公述人にお伺いをしたいと思います。 五つの論点という形で大変...全文を見る | ||
○中川雅治君 ありがとうございました。 次に、清田公述人にお伺いをしたいと思います。 国民投票運動に関する公務員、教員の運動といいますか意見表明というものは基本的には自由であるべきであるというふうに私も思っております。ただ、地位利用あるいは便益を利用したそういう行為に対し...全文を見る | ||
○中川雅治君 ありがとうございました。 次に、石村公述人にお伺いをしたいと思います。 御発言の中に、その過半数というのは有権者の過半数にすべきであるという部分がございます。それともう一つ、最低投票率を定めるべきだという御発言がございました。その過半数というのを有権者という...全文を見る | ||
○中川雅治君 ありがとうございました。 | ||
05月10日 | 第166回国会 参議院 財政金融委員会 第11号 議事録を見る | ○中川雅治君 まず、経済の現状と先行き、それを踏まえた金融政策の在り方についてお伺いをしたいと思います。 ただいまの福井総裁の御説明の中にもございました。そしてまた、先般公表されました経済・物価情勢の展望、展望リポートにおきましても述べられているわけでございます。緩やかな拡大...全文を見る |
○中川雅治君 次に、我が国金融資本市場の国際競争力の強化についてお伺いいたします。 少子高齢化や経済のグローバル化が進む中で、東京市場の国際競争力の強化が安倍政権の重要な課題となっておりまして、経済財政諮問会議や金融審議会で検討が進められているところと伺っております。 過...全文を見る | ||
○中川雅治君 以上です。 | ||
05月14日 | 第166回国会 参議院 本会議 第24号 議事録を見る | ○中川雅治君 私は、自由民主党並びに公明党を代表して、日本国憲法の改正手続に関する法律案に対し、賛成の立場から討論を行います。 冒頭、参議院における審議状況を振り返ってまいります。 参議院におきましては、今国会冒頭に憲法調査特別委員会を設置いたしました。四月十六日、参議院...全文を見る |
05月31日 | 第166回国会 参議院 財政金融委員会 第13号 議事録を見る | ○中川雅治君 今回審議を行う株式会社日本政策投資銀行法案は、日本政策投資銀行の完全民営化の実現を図るためのものでありますが、この改革は、これまでの政策金融の在り方を大きく変えるだけでなくて、日本の企業金融や金融システムの在り方、さらには産業政策にまでその影響が及ぶ重大なものである...全文を見る |
○中川雅治君 政投銀の今までの果たしてきた役割についての評価はお伺いしたわけであります。 一方で、民営化された後も政投銀が担ってきた長期の事業資金に係る投融資機能の根幹が維持されることを期待するというお話でございますが、要するに、政策金融としては、国は、今まで政投銀が担ってき...全文を見る | ||
○中川雅治君 今の尾身大臣の答弁は非常に明快でございまして、政投銀を民営化した後は、これはもう、その長期金融の機能を期待はするけれども、これは民間会社ですから経営陣の判断によって経営していただく、もし今まで政投銀が担っていたその長期の事業資金に係る投融資機能というものを政策金融と...全文を見る | ||
○中川雅治君 この政策投資銀行が今まで担ってきた機能、これは完全民営化すれば当然そのままの形で維持されるということはあり得ないわけです。それで、もし仮に必要であれば日本政策金融公庫を活用する、あるいはまた新しい制度をつくっていくと、こういうことなんですけれども、今の時点において、...全文を見る | ||
○中川雅治君 民間会社になりますと、当然、資金調達をするにしても政府の信用はなくなります。債券を発行するにしても政府保証は当然ないし、暗黙の政府保証と言われるようなものもなくなるわけですから調達コストは上がる、これは当然ですね。 それから、長期、固定と、これも民間会社として、...全文を見る | ||
○中川雅治君 移行期間中に措置を講ずるというのは、一つは株の処分に当たってその長期の投融資機能の根幹が維持されるように株を処分していくと、こういうことのように規定されておりますが、具体的にはどういう株の処分をお考えになっているのか、今の時点で考えておられることを答弁していただきた...全文を見る | ||
○中川雅治君 今までJTとかJR、NTTの株式の売却というのは基本的には上場して広く一般に買っていただくと、こういうことで、非常に透明であり公平な売却をしてきたというふうに思うわけであります。 それに対しまして、この政策投資銀行の株の売却についてはこれから検討されるということ...全文を見る | ||
○中川雅治君 もちろんそういう面もあります。そして、それが日本の産業政策も含めて国策として重要だということも当然あると思います。 一方で、そういう外資系のファンドにねらわれないようにするということと、それと完全民営化後も中長期資金を供給できるように、この附帯決議にありますのは...全文を見る | ||
○中川雅治君 投融資一体となったビジネスモデルというものを考えるということになりますと、今の金融制度でそういう業態がうまくいくのかどうか、あるいはちゃんとそういう業態として誕生することができるのかどうかという、そういう問題があります。今、金融審議会において証券の垣根を低くする議論...全文を見る | ||
○中川雅治君 民営化ということが決まったわけでありますから、この民営化を成功させる、民営化した後の政投銀がしっかりと機能を果たして、もちろん民間会社ですから収益を追求するということは当然ですが、やはり国民の期待を担って、今までの多くのノウハウや、先ほど総裁も言われましたように職員...全文を見る | ||
06月13日 | 第166回国会 参議院 財政金融委員会 第16号 議事録を見る | ○中川雅治君 藤沼参考人、山浦参考人、大変貴重な御意見を拝聴いたしまして、今後の審議の参考になります。どうもありがとうございました。 それでは、幾つか質問をさせていただきたいと思います。 今回の公認会計士法の改正で残された課題の一つは、先ほどから両参考人のお話がございまし...全文を見る |
○中川雅治君 ありがとうございました。 次に、監査の充実を図り、監査に対する投資家等の信頼を向上させるためには、違反行為や不適切な監査が行われた場合には制裁といいますか行政処分をしまして、同時に損害賠償を含めて責任の追及をしっかりしていかなければならないというふうに私も思うわ...全文を見る | ||
○中川雅治君 ありがとうございました。以上で終わります。 | ||
06月13日 | 第166回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第8号 議事録を見る | ○中川雅治君 自由民主党の中川雅治でございます。 安倍総理、ハイリゲンダム・サミット、お疲れさまでございました。今回のサミットは、ハリケーンや熱波の脅威により地球温暖化が世界に与える影響があらわになり、またIPCCの第四次報告書により将来影響の深刻さが科学的に明らかにされる中...全文を見る |
○中川雅治君 ありがとうございました。 今回のサミットにおいては、米国は初めて次期枠組みづくりへの参加を表明するとともに、中国やインドを含めた主要排出国を巻き込んだ次期枠組みづくりのためのプロセスの重要性を強調したようであります。世界最大の排出国である米国の姿勢も、これまでの...全文を見る | ||
○中川雅治君 総理の御決意を伺い、大変心強く思った次第でございます。 次に、外務大臣にお伺いをしたいと思います。 ODAにつきましては、本委員会でも多くの有識者からヒアリングを行い、活発に議論してまいりました。政府においてもこの一、二年でODA改革を進めています。官邸の下...全文を見る | ||
○中川雅治君 ありがとうございました。 最後に、時間が余りなくなってまいりましたが、緒方理事長に、JICAとJBICの統合につきまして、先ほど委員長からも御質問があって御答弁ございましたが、JICAとJBICの統合、今まで組織的にも経緯的にも全く異なってきた二つの組織を一つに...全文を見る | ||
○中川雅治君 ありがとうございました。 終わります。 | ||
06月14日 | 第166回国会 参議院 財政金融委員会 第17号 議事録を見る | ○中川雅治君 我が国では、貯蓄から投資へとのスローガンの下、資本市場の整備を図るための取組を推し進めてまいりました。資本市場の国際的な魅力、信頼性を高め、幅広い投資家が安心して参加できる厚みのある市場を整備していくことが重要でありまして、こうした観点から、昨年の金融商品取引法にお...全文を見る |
○中川雅治君 現在の監査法人制度は昭和四十一年に創設されたものでありますが、監査法人の業務には、制度導入当初には想定されていなかった複雑化、高度化の進展が見られるところであります。 監査法人に所属する人員を見ましても、社員が数百名超、所属公認会計士全体で二千人弱という監査法人...全文を見る | ||
○中川雅治君 監査法人をめぐる状況の変化を踏まえますと、監査法人を構成する人員についても見直しを行うべき時期に差し掛かっていると考えられます。 現在、監査法人において、社員となる資格を有するのは公認会計士に限られています。これに対して、諸外国の監査事務所では、一定の上限の下で...全文を見る | ||
○中川雅治君 今回の改正案では、公認会計士、監査法人に対して業務や財産の状況について公衆への開示を義務付けることとされています。条文を読ませていただきますと、実際に開示がされる内容については内閣府令に委任されています。 公認会計士、監査法人と一概に言っても、個人事務所から大手...全文を見る | ||
○中川雅治君 最近の企業財務情報をめぐる問題事案を見てみますと、公認会計士が経営陣と共謀しているようなケースや経営陣からの懇願を断れないケースなどがあったようであります。人と人との関係においてそういった厳正な立場を維持し続けることはなかなか難しいわけでありますが、公認会計士、監査...全文を見る | ||
○中川雅治君 このローテーションルールにつきましては、監査法人の社員である公認会計士の交代のみならず、監査法人自体の交代を行うべきではないかという議論がございます。しかしながら、監査法人の交代制を義務付けた場合、監査人の知識、経験の蓄積が中断され、非効率が生じるとともに、交代に伴...全文を見る | ||
○中川雅治君 監査人と企業との関係では、監査人が高い独立性を保持しようとしても、それに見合う強固な地位が約束されなければ厳正な監査は望めないわけであります。特に、監査をしている企業において財務書類に重要な影響を与えそうな不正、違法行為がなされていることを発見した場合には、それを是...全文を見る | ||
○中川雅治君 監査人は、被監査会社の財務書類の適正性確保に影響を及ぼすような不正、違法行為を発見した場合には、まず被監査会社の監査役等に通知することが求められています。一方、その通知を行った後も被監査会社において適切な是正措置が図られず、財務書類の適正性確保に重大な影響を及ぼすお...全文を見る | ||
○中川雅治君 次に、昨日の本会議そして参考人質疑でも一つの大きな議論の対象になっておりますインセンティブのねじれへの対応の問題についてお伺いをしたいと思います。 監査の実務に携わる方々からは、厳正に監査を行うべき相手方の経営陣から報酬をもらわなければならないという制度にはいわ...全文を見る | ||
○中川雅治君 大臣の御認識を伺いました。是非この問題の克服に向けて御努力をいただきたいというふうに思います。 次に、監査法人に対する監督、監査法人の責任の在り方についてこれからお伺いをしていきたいと思います。 監査の充実強化を図っていくためには、虚偽証明などの違反行為が適...全文を見る | ||
○中川雅治君 今の答弁の中で課徴金制度の創設についてお話がありました。行政処分の中に金銭的な手段を含めることは有益であると考えますが、この課徴金制度の詳細についてお伺いします。 まず、課徴金の金額については、相当の注意を怠ったことによる虚偽証明が認定された場合には、認定された...全文を見る | ||
○中川雅治君 また、違反行為に対して処分時点からさかのぼって課徴金納付命令を行うことができる期間については、証券取引法の課徴金制度では三年間とされていたところでありますが、公認会計士法案の課徴金制度では七年間とされています。証券取引法の三年に対して、公認会計士法案で七年の除斥期間...全文を見る | ||
○中川雅治君 この公認会計士法案における課徴金制度では、違反行為に対して原則として課徴金納付を命じなければならないこととした上で、一定の場合には課徴金納付を命じないことができることとしております。この規定の趣旨をお伺いいたします。 | ||
○中川雅治君 この扱いは是非恣意的にならないようにお願いをしたいと思います。 今般の改正案に盛り込まれていない内容として、監査法人に対する刑事罰の問題があります。 この点、金融審議会においては、監査法人に対して刑事罰を及ぼすことが非違の抑止の観点からも必要であり、士業にお...全文を見る | ||
○中川雅治君 監査法人の行政責任、刑事責任についてお聞きしてまいりましたが、民事責任に関しては、現行制度上、監査法人の組織形態は無限連帯責任形態に限定されています。大手監査法人では社員数が数百人を超えるところもあり、無限連帯責任を求めていくことは現実的でなく、また、諸外国では有限...全文を見る | ||
○中川雅治君 監査法人の有限責任化の道を開くことは重要なことでありますが、一方で、有限責任化に伴い、投資被害を受けた者の救済がおろそかになるようなことがあってはなりません。また、監査を行う監査法人がどういう財務状況にあるかを被監査会社の投資者が知ることができることも重要であります...全文を見る | ||
○中川雅治君 会計監査の充実強化を図るためには、監査法人の自律的な取組や専門職業士団体としての日本公認会計士協会によるレビューなどと併せて、当局によるモニタリングが重要な役割を果たしております。この点に関しては、前回の公認会計士法の改正を受けて平成十六年に公認会計士・監査審査会が...全文を見る | ||
○中川雅治君 先ほども申し上げましたように、監査の質の維持確保の観点からは公認会計士・監査審査会による検査が有効に機能することが重要と考えますが、一方で、公認会計士・監査審査会による検査については、公認会計士監査が萎縮する原因になっているのではないか、公認会計士監査をマニュアル化...全文を見る | ||
○中川雅治君 我が国金融資本市場の健全性を確保していくためには、我が国において提出される有価証券報告書等に関し外国監査事務所が行う監査業務についても、その品質管理などが適切になされていることが必要と考えます。この点、米国やEUは、域外の国の監査事務所に対して登録を求め、一定の規制...全文を見る | ||
○中川雅治君 ありがとうございました。これで終わります。 | ||
06月19日 | 第166回国会 参議院 財政金融委員会 第19号 議事録を見る | ○中川雅治君 かねてより日本では、受け取った手形を取引銀行に持っていき割り引いてもらうということで事業の運転資金などを得るという形で、古くから企業が資金調達をする手段として手形が用いられてきたところであります。しかしながら、手形は紙であるため紛失や盗難のリスクがあること、手形の作...全文を見る |
○中川雅治君 資金調達手段として電子記録債権が広く活用されるためには、それが譲渡しやすいような制度になっていることが必要だと思います。従来の手形は券面を見れば債権の内容が分かる、裏書をすれば譲渡ができるなど流通しやすい仕組みとなっておりまして、中小、大企業を問わず利用され、企業間...全文を見る | ||
○中川雅治君 電子記録債権制度は、この法律によって新たに創設される制度であります。この新たな制度が円滑に回るためには、電子記録債権の記録を管理する電子債権記録機関が信頼できる存在であり、利用者に使いやすい、そういうものであることが重要であると思います。 電子記録債権は中小企業...全文を見る | ||
○中川雅治君 この電子記録債権が手形代わりに使われ、中小企業が電子記録債権制度によって恩恵を享受することは、振出側である大企業が手形代わりに電子記録債権を振り出すかどうかに懸かっているわけであります。例えば、部品納入先である大企業側が振り出さなければそもそも電子記録債権が使われる...全文を見る | ||
○中川雅治君 一方、中小企業側に立っても、電子記録債権が簡便に利用することができる、これが電子記録債権制度の推進にとっては重要なことであるというふうに言えます。 例えば、どの記録機関を相手にしても同じ利用方法で電子記録債権を取り扱うことができたり、ITになじみのない利用者を手...全文を見る | ||
○中川雅治君 実際の電子記録債権を利用するということは、記録機関に自らの重要な情報を預けるということを意味いたします。記録原簿は電子記録債権の権利の内容が書かれているものであり、記録原簿を見れば取引企業名等の重要な営業情報なども把握することが可能となります。 ですから、電子記...全文を見る | ||
○中川雅治君 以上で終わります。 ありがとうございました。 | ||
10月23日 | 第168回国会 参議院 環境委員会 第2号 議事録を見る | ○中川雅治君 大臣、御出張の前にお疲れさまでございます。 我が国は、ハイリゲンダム・サミットで二〇五〇年に世界のCO2を半減させるということを提言いたしまして、そういった方向で世界の合意ができ、温暖化対策の次期枠組みに関する国際的議論に大きく貢献することができたと思うわけであ...全文を見る |
○中川雅治君 ありがとうございます。 結局、今の社会の延長線上で考えてもこうしたCO2半減の社会は実現できない、もう正に革命的と呼べるような技術開発をしていかなければならないと思うんですね。言わば、省エネというレベルではなくて、もうCO2ゼロと、こういう技術を開発していかなけ...全文を見る |