中川雅治

なかがわまさはる

選挙区(東京都)選出
自由民主党・国民の声
当選回数3回

中川雅治の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月31日第196回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(中川雅治君) 平成二十八年五月に閣議決定いたしました地球温暖化対策計画におきまして、中期目標について、二〇三〇年度において二〇一三年度比二六・〇%減の水準にするとの中期目標の達成に向けて着実に取り組むとしているところでございます。  地球温暖化対策計画では、二〇三〇...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 温室効果ガス排出量の二〇五〇年八〇%削減目標につきましては、従来の取組の延長では実現が困難であるというふうに考えます。したがいまして、革新的技術の開発普及など、イノベーションによる実現を最大限に追求してまいりたいと思います。そして、そのための国内投資を促...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) カーボンプライシングは世界の多くの国で取り入れられておりまして、長期大幅削減に向けた社会全体の取組を促すために有効な経済的手法の一つだと考えております。  カーボンプライシングの手法の一つである国内排出量取引制度に関しましては、地球温暖化対策計画におい...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 検討会におきまして様々な関係業界の方からもヒアリングをいたしておりまして、いろいろな御意見や反対、慎重意見、批判などもございます。こうしたいろいろな御意見をいただいた上で、それぞれこうした課題や問題点を乗り越えるにはどうしたらよいのか、諸外国の例なども研...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) パリ協定の下の長期大幅削減に向けましては、技術、経済社会システム、ライフスタイルなど、あらゆる面でイノベーションを創出していくことが鍵となるわけでございます。  その観点から、カーボンプライシングにつきましては、産業の活力をそぎ、技術開発を阻害すること...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) エネルギー価格がカーボンプライシングを導入することによって上昇する、そうしますと、そういった上昇幅の大きいエネルギーを上昇幅の少ない、あるいはより低炭素なエネルギーに変更していこうというインセンティブが働くわけでございまして、そういうインセンティブの下で...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 私自身、COP23に参加いたしまして、世界が脱炭素化に向けて大きく動いていることを実感いたしました。例えば欧州の先進国におきましては、ここ十年余りの間に、GDPの成長と再生可能エネルギーの拡大など温室効果ガスの削減を共に二桁の割合で達成するなど、排出削減...全文を見る
02月08日第196回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○中川国務大臣 御指摘の知床国立公園では、毎年、地元の関係機関の方々と議論いたしまして、また協議をいたしまして、混雑期に一定の区間でマイカー規制に加えハイブリッドバスの運行を行っておりまして、自然環境の保全とCO2の排出削減に取り組んでいるところでございます。  ガソリン車の通...全文を見る
02月15日第196回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○中川国務大臣 今回の大雪により、お亡くなりになられた方々に心よりお悔やみ申し上げますとともに、被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。  この冬の冷え込み、豪雪の背景には、地球温暖化があるとの研究者の指摘も出ております。また、本州や北海道の内陸部では、極端な降雪の頻度が増大...全文を見る
02月19日第196回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○中川国務大臣 パリ協定のもとで、我が国のすぐれた技術、ノウハウなどの強みを生かし、国内での温室効果ガスの大幅な排出削減を目指し、同時に世界全体の排出削減に最大限貢献することが重要であると考えております。さらに、二〇五〇年、そしてその先の世界の脱炭素化を牽引していかなければならな...全文を見る
02月23日第196回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○中川国務大臣 平成三十年度環境省所管一般会計予算及び特別会計予算について、その概要を御説明します。  まず、予算の基礎となっている環境政策の基本的な考え方について御説明します。  今日の環境問題は、人類のあらゆる社会経済活動から生じ得る、多様で複雑なものとなっています。一方...全文を見る
○中川国務大臣 明日の日本を支える観光ビジョンの視点一、「観光資源の魅力を極め、地方創生の礎に」の中で掲げられた改革の一つとして、今御指摘の、国立公園を世界水準のナショナルパークとしてブランド化するとの方針のもとで、環境省は国立公園満喫プロジェクトを推進しております。  具体的...全文を見る
○中川国務大臣 御指摘……(福田(昭)分科員「短くていいですよ」と呼ぶ)はい。  二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピック前後の経済運営について議論がなされ、民間議員より、生産性向上、人材投資、観光需要の拡大等を通じた計画的な成長加速に係る提案がなされたというふうに承知してお...全文を見る
○中川国務大臣 国立公園の最大の魅力は自然そのものでありまして、その美しい自然環境の保全との調和を図りつつ、今御提案のありましたロープウエーを開設する構想など含めて、積極的に観光資源として活用するということが重要だと考えております。  今後とも、地域の皆様方と連携しながら、関係...全文を見る
○中川国務大臣 今御提案のお話も大変興味深く、関心を持って聞かせていただきました。  いろいろな御提案をこれから環境省で受けとめて、関係省庁と協議しながら、予算のいろいろな制約もあることと思いますので、検討してまいりたいというふうに考えております。
○中川国務大臣 家庭から廃棄される体温計や蛍光灯などの水銀使用製品につきましては、各市町村の実情に応じて回収、処理が行われているところでございます。  環境省としては、家庭からの分別回収を徹底、拡大するため、分別回収に関する市町村向けガイドラインや事例集の作成、薬局等と連携した...全文を見る
02月26日第196回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
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○中川国務大臣 原子力防災につきましては、本来、他の分科会の所管でございますが、私は原子力防災担当大臣も兼務しておりますし、また、今お話のありました、独立性の高い三条委員会である原子力規制委員会は環境省の外局という位置づけでもございますので、私の方から答弁をさせていただきたいと思...全文を見る
○中川国務大臣 万一の原子力災害が発生した場合には、具体的には、内閣総理大臣を本部長とし、全ての国務大臣を含めた本部員で構成される原子力災害対策本部を設置した上で、自衛隊を始めとした実動組織による支援も含め、住民避難の支援などについて、関係法令に基づき責任を持って対処することにな...全文を見る
○中川国務大臣 内閣府は、原子力発電所の所在地域ごとに地域原子力防災協議会を設置いたしまして、地域防災計画、避難計画の策定の初期段階からきめ細かく関与し、関係自治体と一体となって地域防災計画、避難計画の具体化、充実化を進めているところでございます。  地域原子力防災協議会の下に...全文を見る
○中川国務大臣 原子力規制庁設置法の附則の規定によりまして、三年以内の見直し検討チームをつくりまして、その報告を踏まえ、原子力防災体制の充実強化を図りました。  具体的には、内閣府に、現在のような政策統括官以下の原子力防災を専任で担当する組織を発足させました。  また、オフサ...全文を見る
○中川国務大臣 先生の御指摘が、例えば災害時の緊急輸送道路の確保ということであれば、国交省、関係自治体等と連携しながら今後検討を進めてまいりたいと思っております。  それで、オフサイトセンターということでございますと、内閣府では、原子力発電所のオフサイトセンターに係る要件を代替...全文を見る
03月01日第196回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(中川雅治君) 御指摘のとおり、国立公園の最大の魅力であります美しい自然環境を持続的に保全していくためには、観光資源を磨き上げ、利用者の増加を図るとともに、これにより生ずる利益を環境保全に還元していく仕組みが必要だと考えます。このためには、民間事業者の資金力やノウハウを...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) この冬の冷え込み、それから豪雪の背景には地球温暖化の影響があるとの研究者の指摘も出ております。また、本州や北海道の内陸部では極端な降雪の頻度が増大するという研究成果もございます。  環境省におきましては、将来の豪雪も含む気候変動の影響に関する科学的知見...全文を見る
03月02日第196回国会 衆議院 環境委員会 第1号
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○中川国務大臣 環境大臣及び原子力防災を担当する内閣府特命担当大臣の中川雅治です。  第百九十六回国会における衆議院環境委員会の御審議に先立ち、環境政策及び原子力防災に関する私の考えを申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願いいたします。  今日の環境問題は、気候変動、廃棄物...全文を見る
03月06日第196回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○中川国務大臣 気候変動に関する政府間パネル、IPCCが公表いたしました第五次評価報告書において、原子力発電については、再生可能エネルギーやCCSつき火力発電と並んで低炭素電源の一つとして位置づけられていると承知しております。  一方、原子力規制委員会は、環境省の外局という位置...全文を見る
○中川国務大臣 二〇〇四年に開催されましたワシントン条約第十三回締約国会議における決議八の三では、商業取引が当該種の存続を脅かさない程度に行われた場合に、それが種と生態系の保全及び現地の人々の発展に利益をもたらす可能性があることを認めるとされております。  また、二〇一四年に開...全文を見る
○中川国務大臣 京都議定書が国会で批准の議決をいただくときに私が事務次官をしておりまして、衆参両院で全会一致で批准の議決をいただきまして、本当にそのときの感動は忘れることができないわけでございます。  京都議定書は、温室効果ガスの排出削減に関する法的拘束力を持つ初めての国際枠組...全文を見る
○中川国務大臣 京都議定書を締結した二〇〇二年度以降、LED照明等の省エネ技術の開発、普及や再エネの導入等については、大きく進展がございました。その結果、二〇〇二年度と比べると、二〇一六年度の温室効果ガスの排出量は約四%減少しております。この間、GDPは約一三%増加しておりまして...全文を見る
○中川国務大臣 私は昨年、COP23に参加いたしまして、世界の政治も、また、今先生御指摘のビジネス、金融の世界も、確実に脱炭素社会ということを目指した大きな流れが生じているということを感じたところでございます。また、御指摘ございました、我が国の、石炭火力に頼っている、あるいは石炭...全文を見る
○中川国務大臣 石炭火力発電は、今先生御指摘のとおり、最新鋭技術でもCO2排出係数が天然ガス火力の約二倍でございます。我が国におきましては四十基程度の新増設計画がございまして、今先生御指摘のとおり、仮にこれらの計画が全て実行されると、我が国の削減目標の達成は困難となります。こうし...全文を見る
○中川国務大臣 本提言は、気候変動分野に携わる有識者の方々が、気候変動やエネルギー分野における最新の国際的な動向を踏まえ、幅広いデータを収集した上で、さまざまな議論をされて作成されたものと承知いたしております。  環境大臣として、本提言にさまざまな有益な示唆もあるというように認...全文を見る
○中川国務大臣 公文書の管理、情報公開につきましては、法律の規定に従って適切に対応していかなければならないというふうに思っております。  また、国会からの資料要求などにつきましても、国政調査権の趣旨に鑑みて、適切にしっかりと対応していかなければならないというように考えております...全文を見る
○中川国務大臣 平成二十八年に閣議決定いたしました地球温暖化対策計画の中では、住宅など家庭部門は、二〇三〇年において二〇一三年度比四〇%削減することといたしております。  この目標の達成に向け、二〇二〇年をめどに、新築住宅について段階的に省エネルギー基準への適合を義務化、中古住...全文を見る
○中川国務大臣 住宅におけるエネルギー消費につきましては、必要なときに必要な部屋にだけ暖房を行うことの多い我が国には、住宅全体を暖める欧米と比較して、世帯当たりのエネルギー消費量が小さくなっているということは事実だと思います。  他方で、住宅の快適性を高めながら省エネを実現する...全文を見る
○中川国務大臣 住宅部門のエネルギーの効率化というものは、これは重要な課題だというふうに認識しております。今先生の御指摘を承りまして、そういった認識を更に深めたところでございまして、これから住宅、家庭部門の省エネルギー化を図っていく、そのための御示唆をいただいたというふうに認識を...全文を見る
○中川国務大臣 木製サッシにつきましては、先生御指摘のとおり、一般的にアルミサッシより大幅に省エネ性能が高く、また、間伐材を利用すれば森林保全や林業振興にも役立つというふうに認識しております。  他方、メンテナンスが必要である、水をはじくための塗装が必要である、そういった問題も...全文を見る
○中川国務大臣 今後の住宅のあり方として、中古住宅を、省エネを実現する断熱リフォームを推進して有効に活用していくということは、極めて望ましい方向だというふうに考えております。  既存の住宅ストックの断熱性の能力の向上を図っていくということは、CO2の大幅削減のためにも、また健康...全文を見る
○中川国務大臣 外断熱化を含む断熱性能の向上は、暖冷房エネルギーの削減を通じ、住宅の省エネ化に資するものと考えております。  環境省では、平成三十年度予算案に、集合住宅等をZEHにする補助事業を盛り込んでいるところでございます。いずれの断熱工法にしても、集合住宅のZEHの要件を...全文を見る
○中川国務大臣 COP24は、パリ協定の実施指針が策定される大変重要なCOPとなります。パリ協定が実効性のあるものとなるよう、まずは五月の首席交渉官級会合などにおいて、しっかりと日本の立場を主張してまいりたいと考えております。  また、COP23で公表いたしました日本の気候変動...全文を見る
○中川国務大臣 国際観光旅客税につきましては、昨年末に観光立国推進閣僚会議にて決定された方針において、その税収を、地域固有の文化、自然等を活用した観光資源の整備等による地域での体験滞在の満足度向上等の三つの分野に充当することとされております。  この方針に基づき、環境省では、来...全文を見る
○中川国務大臣 海洋ごみ対策は極めて重要でございます。  環境省では、マイクロプラスチックの発生抑制のため、海洋ごみの回収、処理とともに、その原因となるプラスチック等の発生抑制、リユース、リサイクルや適正処理の推進などにより、海洋に流出するごみを減らすための取組を進めているとこ...全文を見る
○中川国務大臣 循環型社会の形成は、極めて重要な課題でございます。  今般検討を進めております第四次循環基本計画は、御指摘のように、世界的な資源制約、国内における人口減少、少子高齢化等の社会経済情勢の変化を踏まえ、今後の長期的な方向性を定める重要な計画となります。  具体的な...全文を見る
○中川国務大臣 国民負担を抑制しながら再エネの最大限の導入を図るというのが政府の方針でございます。  まずは、エネルギーミックスで掲げる再エネ電源比率二二%から二四%の目標達成をより確実なものとすることが重要でございますが、私としては、結果としてその目標を超えて再エネの導入を拡...全文を見る
○中川国務大臣 徹底した省エネを進める、そのために、環境省では、温暖化対策税の税収によるエネルギー特別会計も活用いたしまして、LEDや省エネ家電の利用、宅配便の再配達防止など、CO2削減につながる行動を促す国民運動、クールチョイスの推進、省エネ性能の高い住宅やビルの新築や改修、C...全文を見る
○中川国務大臣 石炭火力発電は、今お話がございましたように、最新鋭技術でもCO2排出係数が天然ガス火力の二倍でございます。ですから、我が国におきまして、現在、四十基程度の新増設計画がございますが、仮にこれらの計画が全て実行されると、我が国の二〇三〇年度の削減目標の達成は困難になり...全文を見る
○中川国務大臣 環境、経産両大臣の合意に基づき、電力業界の取組について電気事業低炭素社会協議会からのヒアリングを行い、省エネ法に基づく定期報告の結果等の情報も分析した上で、二〇三〇年の目標達成に向けた見直し等について環境大臣として評価を行います。  現在、本年度の協議会に対する...全文を見る
○中川国務大臣 中国電力の三隅火力発電所計画に係る環境大臣意見においては、二〇三〇年度及びそれ以降に向けたCO2削減の道筋が描けない場合には事業実施を再検討することを含め、事業の実施についてあらゆる選択肢を勘案して検討することが重要であること、とりわけ、二〇三〇年度の目標との関係...全文を見る
○中川国務大臣 環境大臣意見を裏から読めばそのようなことになるわけでございますけれども、環境大臣意見の趣旨としては、こういうことを達成すれば容認する、そういうスタンスより、こういう条件が満たされなければ容認できないという強い姿勢を示したというふうに御理解いただければと思います。
○中川国務大臣 二〇三〇年度の目標達成に向けて、エネルギーミックスの数字がございますし、政府全体としての施策が地球温暖化対策で閣議決定されているわけでございます。その目標が達成できない、そのような状況になる石炭火力の新増設であれば、当然これは認められないということでございます。 ...全文を見る
○中川国務大臣 二〇三〇年度二六%削減という目標の先には、二〇五〇年に八〇%削減、更にその先は排出と吸収がイコールになる、そういう社会を実現していかなければならないという、パリ協定のもとでの世界的な目標というものがあるわけでございます。  そういうことを考えますと、石炭火力は、...全文を見る
○中川国務大臣 地方自治体への情報発信につきましては、一般論として申し上げれば、海上保安庁から提供される情報等において、日本沿岸に油等が漂着するおそれのある場合には、環境省が必要に応じ、関係自治体に対し、沿岸の環境や生態系の保全等に必要な情報をできるだけ迅速に提供することが重要で...全文を見る
○中川国務大臣 今後、同様の事案が発生した場合には、今般の事案の教訓も踏まえつつ、発生する事案の特性等に応じて、必要な通知や事務連絡の発出など適時適切に実施し、地元自治体への支援を着実に行ってまいりたいと考えております。
○中川国務大臣 沈没船からの油の状況につきましては、海上保安庁等において周辺海域の調査や状況把握が行われているところでございまして、環境省としても引き続き情報収集に努めてまいります。  漂着した油状物が環境に与える影響につきましては、現在、水中での映像撮影による生態系の調査を行...全文を見る
○中川国務大臣 海洋ごみの問題は、マイクロプラスチックの問題も含め、国内のみならず国際的にも重要な課題であると認識し、取組を進めているところでございます。  具体的には、海洋ごみの発生の抑制が重要であるとの認識に立って取組を進めておりまして、国内での廃棄物の適正処理等の推進によ...全文を見る
○中川国務大臣 マイクロプラスチックを含む海洋ごみは、生態系への影響が懸念されている地球規模の課題でございまして、G7やG20などにおいても国際的な対策の必要性が確認されているところでございます。  このため、環境省では、G7で合意されたマイクロプラスチックの調査手法の国際的な...全文を見る
03月08日第196回国会 参議院 環境委員会 第2号
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○国務大臣(中川雅治君) 環境大臣及び原子力防災を担当する内閣府特命担当大臣の中川雅治です。  第百九十六回国会における参議院環境委員会の御審議に先立ち、環境政策及び原子力防災に関する私の考えを申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願いいたします。  今日の環境問題は、気候変...全文を見る
03月08日第196回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(中川雅治君) 国内由来の海岸漂着物等は、その多くが内陸で発生したごみが河川を経由して海域に流出し漂着するものであることから、内陸の地方自治体を含めた流域が一体となった広域的な発生抑制対策が重要でございます。  このため、沿岸域のほか、内陸を含む流域圏の地方自治体に加...全文を見る
03月15日第196回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(中川雅治君) 環境中の化学物質が子供の健康に与える影響につきましては未解明なことも多いことから、大規模で長期間にわたる疫学調査であるエコチル調査を実施しているところでございます。  具体的には、二〇一〇年度より全国十五地域において十万組の親子を対象に、子供が十三歳に...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 十万人規模の大規模な疫学調査は、一九九〇年代よりデンマークやノルウェーでも行われておりますが、一定の成果が得られたというふうに考えておりますが、参加者は既に成長しておりまして、最近、質、量共に増えた化学物質に出生前後に暴露された際の健康影響を評価したもの...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) ありがとうございます。  エコチル調査では、健康影響等に関するデータは子供の成長に伴って得られることから、目的とする成果が出るには一定の時間を要します。それまでの間、最終的な解析に必要なデータを継続的かつ着実に集積することが必要でございます。  その...全文を見る
03月16日第196回国会 衆議院 環境委員会 第3号
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○中川国務大臣 ただいま議題となりました公害健康被害の補償等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  公害健康被害の補償等に関する法律は、公害の影響による健康被害者の迅速かつ公正な保護を図るため、補償給付の支給等を行う...全文を見る
03月20日第196回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○中川国務大臣 認定患者は現在もなお約三万四千人おりまして、最も若い方は三十歳でございます。このため、今後数十年にわたり継続的に本法による補償給付等が必要でございます。  本制度の財政的な基盤を整備し、安定的な制度運営を可能とする今般の改正は、まさに認定患者の方々にとっての安心...全文を見る
○中川国務大臣 財務省における決裁文書の書きかえ問題に関しましては、環境大臣としてのコメントは差し控えさせていただきたいと思います。  その上で、公文書は、健全な民主主義の根幹を支える国民共有の知的資源として、主権者である国民が主体的に利用し得るものでございまして、行政機関とし...全文を見る
○中川国務大臣 第一種地域の指定が解除された昭和六十三年よりも前に認定された最も若い方は三十歳でございまして、今後数十年にわたり継続的に補償給付等が必要でございます。このため、本来、引き当て措置につきましては期限を定めないことが望ましいものだと考えております。  他方で、補償給...全文を見る
○中川国務大臣 御指摘のように、昭和六十三年の第一種地域の指定解除以降は新たな認定を行っておりませんので、被認定者数、補償給付総額とも今後減少していくものと考えられるわけでございますが、指定解除前に認定された最も若い方は三十歳でございまして、今後数十年にわたり継続的に補償給付等が...全文を見る
○中川国務大臣 電気自動車、EVを始めとする次世代自動車の普及促進は、大気汚染対策、地球温暖化対策の両面から非常に重要な施策であると認識しております。  政府としては、平成二十九年六月に閣議決定をいたしました未来投資戦略や、平成二十八年五月に閣議決定をいたしました地球温暖化対策...全文を見る
○中川国務大臣 今先生から御指摘いただきましたように、我が国はかつて激甚な公害を経験いたしました。大気汚染防止法、水質汚濁防止法等の規制制度により環境は改善いたしましたが、多くの公害健康被害者の方々が今なお苦しんでおられます。環境省は、二度と激甚な公害が起きることがないよう、引き...全文を見る
○中川国務大臣 認定患者は現在もなお約三万四千人おられまして、最も若い方は三十歳ということでございます。このため、全ての認定患者の方々へ本法による補償給付等を行うためには、今後数十年にわたり制度を維持、継続していくことが必要でございます。  今般の改正では、補償給付等の財源とし...全文を見る
○中川国務大臣 公文書は、今先生も御指摘いただきましたが、健全な民主主義の根幹を支える国民共有の知的資源として、主権者である国民が主体的に利用し得るものでありまして、行政機関としてその管理の適正を確保することが重要と考えております。  「内閣は、行政権の行使について、国会に対し...全文を見る
○中川国務大臣 ぜんそくは、大気汚染のみならず、今部長から答弁いたしましたが、さまざまな原因により発生する疾患でございます。環境省としては、環境保健行政を実施する立場から、環境汚染に起因する健康影響について対処しております。  大気汚染につきましては、窒素酸化物や浮遊粒子状物質...全文を見る
○中川国務大臣 ぜんそくは、大気汚染のみならず、さまざまな原因により発生する疾患でございます。環境省としては、環境保健行政を実施する立場から、環境汚染に起因する健康影響について対処いたしております。  大気汚染につきましては、窒素酸化物や浮遊粒子状物質等の濃度に低下傾向が見られ...全文を見る
○中川国務大臣 工場等の固定発生源と自動車の費用負担割合は、現在の補償給付等の対象が昭和六十三年三月の第一種指定地域解除前の大気汚染の影響によるものとして認定されたものであることから、指定解除前までの大気汚染に係る寄与度に基づいて定められております。  この寄与度の割合につきま...全文を見る
○中川国務大臣 第一種地域の指定が解除されました昭和六十三年よりも前に認定された最も若い方は三十歳でございます。今後数十年にわたり継続的に補償給付等が必要になるというふうに考えます。このため、本来、引き当て措置につきましては期限を定めないことが望ましいものでございます。  他方...全文を見る
○中川国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたしまして努力してまいる所存でございます。     —————————————
03月20日第196回国会 参議院 環境委員会 第3号
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○国務大臣(中川雅治君) 三月八日の環境委員会において述べさせていただきました私の所信を再度申し述べさせていただきます。  環境大臣及び原子力防災を担当する内閣府特命担当大臣の中川雅治です。  第百九十六回国会における参議院環境委員会の御審議に先立ち、環境政策及び原子力防災に...全文を見る
03月22日第196回国会 参議院 環境委員会 第4号
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○国務大臣(中川雅治君) 私が事務次官を務めていた当時、我が国はちょうど京都議定書を締結し、持続可能な社会の構築に向け一歩を踏み出したところだったというふうに言ってよいと思います。その後、世界的な大きな時代の変化が生まれました。一つは、二〇一五年に国連総会で採択された持続可能な開...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 昨年十一月に行われましたCOP23に私も出席をいたしまして、政府の関係者またNGOや民間の企業の方など、合計で約二万人の方が参加をした大規模なCOPでございました。そうしたいろいろな交渉やバイの会談、さらにはイベントなどに参加をいたしまして、世界が脱炭素...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 私の経歴を御紹介いただきました。現在、私は環境大臣、原子力防災担当大臣を拝命しておりまして、その立場で現在の財務省の問題についてコメントすることは差し控えさせていただきたいと思います。  その上で申し上げますと、公文書というのは、平成二十三年施行の公文...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 最近の公文書管理や決裁文書の取扱いをめぐる諸問題に鑑みまして、まず、環境省としても公文書管理の在り方について適正な取扱いを確保する観点から、一つは修正履歴等が残る電子決裁のより一層の推進、それから行政文書の適切な所在管理の徹底につきまして、総括文書管理者...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 現在のところはそういった問題があるというふうには認識しておりません。ただ、これからいろいろなもし仮に御指摘等がございましたらしっかりと対応していかなければならないというふうに考えております。
○国務大臣(中川雅治君) 東日本大震災から七年が経過いたしましたが、改めて、震災で亡くなられた方々に心より哀悼の意を表すとともに、被害を受けられた方々にお見舞いを申し上げたいと思います。  環境省の任務でございます除染、中間貯蔵、廃棄物処理といった被災地の環境回復に向けた取組は...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 法務大臣から、今後技能実習の内容として除染作業を一律に認めないこととしたとの表明があったことは承知いたしております。報道があった技能実習生の除染・解体作業への従事が関係法令上適切であったか否かにつきましては、引き続き技能実習制度を所管する省において確認中...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) この福島県の風評被害払拭に向けて、政府としては昨年十二月に、風評払拭・リスクコミュニケーション強化戦略を取りまとめたところでございます。本戦略では、知ってもらう、食べてもらう、来てもらうという観点から、どのような対象にどのような内容を伝えるべきか、また、...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) この中間貯蔵施設予定地の用地取得に関連して、連絡先を把握できていない地権者の方は約四百七十人、面積にして約五十一ヘクタールでございまして、全体面積の約三%になっております。  このようないわゆる所有者が不明な土地が特に早期の施設整備に必要となる場合には...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 千葉県におきましては、指定廃棄物を一時保管いただく状況が続いておりまして、周辺住民の皆様方を始めとする関係者の方々に大変な御苦労と御心配をお掛けしておりまして、申し訳なく思っております。  今局長が答弁いたしましたように、出向いて御説明をいたしましても...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 甲状腺検査の二巡目以降の検査の評価につきましては今後の議論の動向を注視していく必要がございますが、一巡目の検査で発見された甲状腺がんにつきましては、福島県の県民健康調査検討委員会において、放射線の影響とは考えにくいと評価されているところでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) パリ協定の下で、我が国の優れた技術、ノウハウ等の強みを生かしながら国内での温室効果ガスの大幅な排出削減を目指し、同時に世界全体の排出削減に最大限貢献し、二〇五〇年、そしてその先の世界の脱炭素化を牽引していく決意でございます。そのためには、脱炭素化に向けた...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) カーボンプライシングにつきましては、昨年六月に立ち上げた有識者検討会において、経済や社会問題との関係等も含めて大局的な見地から御議論をいただき、先週検討会の取りまとめが公表されたところでございます。  取りまとめでは、現行施策の延長線上では二〇五〇年八...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 御指摘のとおり、気候変動問題は、国内での大幅削減を目指すとともに、世界全体で取り組むべき課題でございまして、排出量の多い中国、米国、インドを含め、全ての国が大きな関心を持って取組を進めていくことが重要であると考えております。  米国に対しましては、昨年...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 財務省における決裁文書の書換え問題に関しては、環境大臣、原子力防災担当大臣としてのコメントは差し控えさせていただきたいと思います。  公文書は、健全な民主主義の根幹を支える国民共有の知的財産として主権者である国民が主体的に利用し得るものであり、行政機関...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 私は環境大臣として環境省の外局として独立性の高い三条委員会である原子力規制委員会を所管しておりますが、本件に係る原子力発電所の審査につきましては原子力規制委員会が独立した立場で対応しておりまして、私からコメントすることは差し控えたいと思います。そしてまた...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 中間貯蔵施設の用地取得につきましては、今お示しいただきました中間貯蔵施設に係る当面五年間の見通しに沿って着実に進んでおりまして、本年二月末時点で全体面積の半数を上回る約八百四十四ヘクタール、千三百八十人の方と契約しております。大切な土地を御提供くださった...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 民有地のほかに公共用地、公用地もあるわけでございますが、この二〇二〇年度以降の対応ということについて、今この時点でいつぐらいまでに完了するということを申し上げるのはなかなか難しいというふうに思っております。誠心誠意、地権者の皆様方の御理解、御協力を得られ...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) この中間貯蔵施設への除去土壌等の搬入につきましては、今年度の目標の五十万立米を既に達成しておりまして、これまでに累計で約七十四万立米の輸送を完了いたしました。二〇一八年度は百八十万立米程度の輸送を予定しておりまして、二〇一九年度の輸送を含め、二〇二〇年ま...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) そこにつきましては、今、伊藤副大臣から申し上げましたこの減容化、再生利用の実証事業を今行っておりまして、更にそれを現実の事業として広げていきまして、実際にこの中間貯蔵施設、土壌貯蔵施設に運び込んだ土壌をどれだけ減容化できるか、再生利用できるか、そこのめど...全文を見る
03月23日第196回国会 参議院 環境委員会 第5号
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○国務大臣(中川雅治君) 今御指摘いただきました、昨年三月に中央環境審議会において取りまとめていただきました長期低炭素ビジョンにおきましては、温室効果ガスの長期大幅削減に向けた基本的な原則や二〇五〇年八〇%削減を実現する社会の絵姿等をお示しいただきました。  例えば、気候変動問...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 総理の演説は内閣の重要課題について述べられるものでありまして、今の安倍総理は官邸スタッフを使って作成しておられる、御自身が作成しておられるということでございますので、環境省としては、常日頃より気候変動対策や被災地の復興、創生を始めとする環境問題の重要性に...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 外務省の有識者会合の御提言でございますが、気候変動分野に携わる有識者の方々が気候変動やエネルギー分野における最新の国際的な動向を踏まえ、幅広いデータを収集した上での議論を経て作成されたものと承知しております。  環境大臣といたしまして、この御提言を読ま...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 今回いただきましたその提言の中で、再生可能エネルギー外交を推進する、そして脱炭素社会の実現をリードし、新たな経済システムを構築するといったくくりの中で、それぞれの項目につきまして大変意義のある充実した内容の御提言をいただいているというように思います。環境...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 長期戦略の策定につきましては、もう既に申し上げているわけですが、来年度の早い段階から政府全体での検討を開始できるよう政府部内で必要な調整を進めているところでございます。そして、お尻の方は、二〇二〇年の期限に十分先立って策定、提出をするということをコミット...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) この場はこれから決めるということで、イメージとしては、官邸かあるいは内閣官房あるいは内閣府と、そういった政府全体を統合するようなところに、まあ有識者の会合をつくるのかどうか、そこも今まだ決めてはいないんですけれども、そういった議論の場をつくって、そして恐...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) この森林環境税につきましては、今先生から御指摘がございましたように、京都議定書が採択されたときからいわゆる森林の吸収源としての役割が注目され、まさに地球温暖化対策としても森林を整備していくことの必要性、重要性というものがずっと議論されてきたところでござい...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 環境省による鳥獣対策につきましては、平成二十六年の鳥獣法改正により都道府県がイノシシやニホンジカの捕獲を行う指定管理鳥獣捕獲等事業が創設されまして、環境省は二十七年度から当該事業を実施する都道府県に対して交付金により支援をしております。  このような取...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) まさに御指摘のように、太陽光につきましては法アセスはございませんが、条例とかあるいは自主アセスを課しているというようなことで、実態をもう少し調査してみなければいけないと思っております。  風力につきましては、アセスが非常に長い期間掛かって、実際に風力発...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 単独処理浄化槽は平成二十八年度末において全国で約四百万基存在しておりまして、単独処理浄化槽から合併処理浄化槽への転換促進が水質改善や防災対策のためにも重要であると認識しております。  今御指摘いただきましたように、現在の廃棄物処理施設整備計画は平成二十...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 今御指摘いただきました議事録、読ませていただきました。  それで、実際には、国立公園満喫プロジェクトにおきましては、地域協議会というのをつくって、そこで自然保護団体の方から、そこに参画をしていただいて御意見を伺いながら施設整備を含む取組を進めているとい...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 御指摘のように、自然公園、国立公園の中で、ホテル事業にその国有地の使用許可をする、その際には、きちんとこのホテルが将来ともずっと成り立っていけるかどうかチェックしなければならないと思いますし、契約の更新のときにもそういった観点からチェックをしていくという...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 私も、先日、志賀高原の国立公園の中のホテルが廃屋になっている地域を視察いたしました。これは民有地でございまして国有地ではないんですけれども、地元の方はもう大変懸念をしているわけです、安全上の問題もございますし。  それで、そのうちの一つは、地主の和合会...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) はい。ありますが、そこがお金を出して撤去して、その後を環境省が直轄事業で整備するというやり方を取りました。こういったことも含めて、進めていきたいと思います。  そして、この今の御指摘、しっかりと反省をして、厳重にチェックをしていかなければならないと思っ...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 私もずっと環境委員会に属しておりまして、石井先生と前山本大臣とのやり取り聞いておりました。また、今回、議事録をもう一度見させていただきました。国立公園における分煙について、大変興味深い御意見をいただいたところであります。  先生の御指摘を受けて、まずは...全文を見る
03月27日第196回国会 参議院 環境委員会 第6号
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○国務大臣(中川雅治君) ただいま議題となりました公害健康被害の補償等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  公害健康被害の補償等に関する法律は、公害の影響による健康被害者の迅速かつ公正な保護を図るため、補償給付の支...全文を見る
03月29日第196回国会 参議院 環境委員会 第7号
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○国務大臣(中川雅治君) 今、SDGsのお話がございました。同時に、パリ協定が採択されて、世界では脱炭素社会の実現に向けた積極的な取組が始まっているところでございます。我が国企業も気候変動問題を始め様々な環境問題を経営戦略の中に適切に取り込むということが大事だというのは、もうまさ...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 今、二之湯先生からお話がありましたように、我が国は過去に甚大な公害を経験し、それを乗り越えてきた歴史があるわけでございます。その上に立って様々な知見や経験を世界各国に発信をしている、そういうまず実態がございます。  一方で、世界は脱炭素社会に向けて大き...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) この自動車による汚染につきましては、この法四十九条第一項におきまして、別に法律で定めるところにより徴収される金員をもって充てるということになっているわけでございます。これまで様々な検討を行ってきているところでございますけれども、公正でかつ効率的に徴収し得...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) これは、考え方としてはいろいろな考え方があると思いますが、今申し上げましたように、実際に徴収可能な公正で効率的な案ということで、今申し上げました一種の割り切りをして定めたということでございます。そういう意味では、抜本的な、本格的なその徴収方法を検討しなさ...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 実際に、自動車重量税の暫定税率が期限が来るたびに議論がなされるだろうということで関連がないわけではないということを申し上げましたが、本来のこの暫定という考え方は、抜本的な、本格的な徴収方法というものを考えるべきだという意見がある中で、当時この制度をつくっ...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 個々の自動車ユーザーということになりますと、自動車重量税からこうした財源が引き当てられているということを知らない方は大勢いるというふうに、私自身はそういうふうに思います。  そういう意味では、負担いただいている納税者の方に制度を理解していただくというこ...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 今先生おっしゃるように、過去の公害問題の対応のために自動車ユーザーの方に御負担をいただいているんだということは真摯に御説明していく必要があると思います。  特に、先ほども御議論ありましたが、エコカーというようなことで排気量が非常に小さくなって汚染物質を...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 工場等の固定発生源と、それから自動車の費用負担割合につきましては、現在の補償給付等の対象が昭和六十三年三月の第一種指定地域解除前の大気汚染の影響によるものとして認定された方々であることから、指定解除前までの大気汚染に係る寄与度に基づいて定められております...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 汚染負荷量賦課金の負担割合は、制度が創設された昭和四十九年から平成二十九年度までの累計で、およそ六六%がその他地域の事業者から徴収されたものとなっております。
○国務大臣(中川雅治君) この点につきましては、今六六%がその他地域の事業者から徴収されたと申し上げましたが、その料率自体は、その他旧指定地域の事業者につきましては、その他地域の事業者の九倍の負担となるように賦課料率等で調整されているところでございます。  そういう意味では、そ...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 環境保健サーベイランス調査は、第一種地域の指定解除を内容とする昭和六十二年の法改正時の国会附帯決議を踏まえて実施することとされたものでございまして、地域住民の健康状態と大気汚染との関係を定期的、継続的に観察し、必要に応じて所要の措置を講ずることを目的とし...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) PM二・五あるいは光化学オキシダントにつきましては、中国等からの大気汚染物質の越境移動の影響を受けているということが確認されております。このため、国際協力ですね、日中韓三か国の政策対話や国際協力を通じて、中国などにもしっかりと対応を取っていただくように、...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 御指摘のように、認定患者は現在もなお約三万四千人おりまして、最も若い方は三十歳でございます。このため、今後数十年にわたり継続的に本法による補償給付等が必要でございます。  本制度の財政的な基盤を整備し、安定的な制度運営を可能とする今般の改正は、御指摘の...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) はい、そういう趣旨でございます。  第一種地域の指定が解除された昭和六十三年よりも前に認定された最も若い方は三十歳でございまして、今後、数十年にわたり継続的に補償給付等が必要でございます。このため、本来引き当て措置については期限を定めないことが望ましい...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 文部科学省の平成二十九年度学校保健統計速報によりますと、先生御指摘になられましたように、名古屋市の小学校、中学校及び高等学校の児童生徒のぜんそく被患率は全国平均を上回っております。また、厚生労働省の患者調査の結果によりますと、近年、ぜんそくの総患者数は増...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 今先生からぜんそく患者の苦しみをお聞きいたしまして、大変な御苦労をされておられるということを改めて感じたところでございます。私としても、公害による健康被害を始めとするこうした状況を二度と繰り返してはならないという思いを強くしたところでございます。  環...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) ぜんそくは、先ほど申し上げましたが、大気汚染のみならず様々な原因により発生する疾患でございます。  環境省といたしましては、環境保健行政を実施する立場から、環境汚染に起因する健康影響について対処しております。大気汚染につきましては、窒素酸化物や浮遊粒子...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 各自治体でぜんそく患者等を認定して医療費を助成する制度があるわけでございますけれども、これらの自治体の制度は、アレルギー対策としてぜんそく患者の健康回復及び福祉の増進を図ることを目的として運用されているものなど、大気汚染による影響に係る民事責任を踏まえた...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 電気自動車がこれから普及をしていくときに、自動車重量税をどのようにしていくのかということは、これはこれからの年々の税制改正作業の中で考えていくことであるというふうに思います。ですから、現時点においては、まだ恐らく国交省も財務省も含めて確たる考えがあるわけ...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 東京大気汚染訴訟は、各地で行われておりました一連の大気汚染に係る訴訟で唯一残されていたものでございまして、御指摘の東京都への拠出につきましては、総理が本訴訟の早期解決を図るという見地に立って政治的に決断されたものでございます。  具体的には、ぜんそく患...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) ただいまの附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたしまして、努力してまいる所存でございます。
04月09日第196回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(中川雅治君) 除染は過去に例のない大規模な事業でございまして、被災地の復興に向けて、可能な限り迅速に作業を進めてきたところでございます。こうした中で、御指摘のような事案や報道があったことは事実でございます。  御指摘の事案の原因につきましては、基本的には当該事業従事...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 環境省では、これまで、不適正除染一一〇番を整備いたしまして、一般の方あるいは作業員からも不適正事案の通報をいただき、対応してまいりました。また、不適切な事案を受けまして、建設業界に対しまして企業統治の強化や法令遵守の徹底等を何度も要請をしております。そし...全文を見る
04月10日第196回国会 衆議院 本会議 第17号
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○国務大臣(中川雅治君) ただ今議題となりました気候変動適応法案について、その趣旨を御説明申し上げます。  近年、高温による米や果実の品質低下、魚種の変化、大雨の頻発化に伴う水害、土砂災害、山地災害の増加、熱中症搬送者数の増加や感染症拡大への懸念など、気候変動の影響が全国各地で...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 関議員から、四問御質問いただきました。  まず、適応策の実効性の確保についてのお尋ねがありました。  本法案において、国、地方公共団体、事業者、国民の役割を明確化したところであり、これを踏まえ、現行の適応計画の内容をしっかりと見直し、関係者が一丸とな...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 堀越議員から、五問御質問をいただきました。  まず、法制化の時期についてのお尋ねがありました。  適応策については、以前は、知見の蓄積が不十分であり、また、推進すべき適応策の具体的内容が必ずしも明らかではありませんでした。このため、法制化の前に、まず...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 下条議員から、三問御質問をいただきました。  まず、気候変動の影響への対処についてのお尋ねがありました。  気候変動による影響は既に顕在化しており、今後更に深刻化するおそれがあることから、本法案により、こうした影響を回避、軽減する適応策の充実強化を図...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 鰐淵議員から、六問御質問をいただきました。  まず、適応策の法制化の意義についてのお尋ねがありました。  気候変動対策のうち、温室効果ガスの排出削減対策については、地球温暖化対策推進法に基づき取り組んでいますが、適応策については、これまで法的位置づけ...全文を見る
04月17日第196回国会 衆議院 環境委員会 第5号
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○中川国務大臣 サマータイムにはさまざまな課題がございまして、もちろんメリットもあるわけでございますけれども、現時点で、国民の総意として、サマータイムを導入するという議論にはなっていないというふうに認識しております。  現在、中央省庁では、平成二十七年度から、七月、八月をワーク...全文を見る
○中川国務大臣 除去土壌の再生利用につきましては、利用先を管理主体や責任体制が明確となっている公共事業等に限定し、追加被曝線量を制限するための放射能濃度の限定、覆土等の遮蔽等の適切な管理のもとで実施することを想定しております。  今回の再生利用に用いる土壌の放射能濃度や利用方法...全文を見る
○中川国務大臣 ただいまの御指摘は、帰還困難区域における特定復興再生拠点についてのお話だというふうに思いますが、この特定復興再生拠点の整備につきましては、改正福島復興特措法に基づきまして、自治体が帰還者数の目標、土地利用に関する方針などを記載した復興再生計画を策定し、国が認定して...全文を見る
○中川国務大臣 今、御指摘の資料を拝見させていただきました。  東アジア酸性雨モニタリングネットワークというのがございまして、ここで収集されております東アジア十三カ国のデータの中では、日本の雨のpHは他の国と同程度か若干低い値を示しております。  一般的に、雨のpHに影響を与...全文を見る
○中川国務大臣 環境基準につきましては、国内外の科学的知見に基づき、人の健康を保護する上で維持することが望ましい基準として、当時の中央公害対策審議会における議論を経て設定されたものでございます。  この光化学オキシダントの環境基準は、一時間値が〇・〇六ppm以下であることと定め...全文を見る
○中川国務大臣 御指摘のように、被害の状況につきまして、例えば、小中学校等における被害の状況の集計方法については、各都道府県等に委ねているところでございます。ですから、御指摘のように、健康被害の状況につきまして、いろいろばらつきが出てくるということではないかと思います。そういう意...全文を見る
○中川国務大臣 環境省といたしましては、我が国における微小粒子状物質、PM二・五の健康影響を適切に把握するためには、諸外国の情報はもとより、日本国内の科学的知見を十分参考にすることが重要であると認識しております。  このため、平成十一年度にPM二・五の健康影響に係る調査研究を開...全文を見る
○中川国務大臣 環境省では、室内でのPM二・五の汚染状況については把握しておりませんので、それによる健康影響についての検討は現在のところ行っておりませんが、今後、さまざまな科学的知見を集積することができれば、それを踏まえた検討を行ってまいりたいと考えております。
○中川国務大臣 福島の環境再生に向けた取組は、本年三月に除染実施計画に基づく面的除染が完了するなど、地元自治体や住民の御理解のもとで着実に進んでいるところでございます。  今後、復興のさらなる加速化に向け、帰還困難区域における復興拠点の整備や、除去土壌等の中間貯蔵施設への搬入と...全文を見る
○中川国務大臣 環境省といたしましては、動物虐待につきまして重大な犯罪と認識しておりまして、警察庁との連名によるポスターを全国の自治体等に十万部以上配布するなど、虐待防止に向けた取組を推進しているところでございます。  前回の法改正後、多くの関係者の努力もあって、自治体に引き取...全文を見る
○中川国務大臣 認識しております。
○中川国務大臣 福島県以外において指定廃棄物の長期管理施設の設置に向けた理解が得られていないことは御指摘のとおりでございますが、県によっては、特措法の基本方針に定める県内処理方針に沿った一定の進展も見られているところでございます。
○中川国務大臣 今、平成二十四年当時の状況を先生からお話しいただきましたが、環境省といたしましては、当時、新潟県は、放射性物質を含む廃棄物は東京電力が引き取って管理すべきだとの考えだったということで、県の理解をいただけなかったという経緯があったというふうに理解しております。
○中川国務大臣 それぞれの県におきまして最終処分をしていただくという方針で今日まで来ているところでございます。  新潟県におきましても、約千二十トンの指定廃棄物が県内四カ所の公共施設にて安全に保管されておりまして、環境省としては、県内の指定廃棄物を早期に処理したいと考えておりま...全文を見る
○中川国務大臣 まず、東京電力の敷地といいましても、福島県の中の敷地だというふうに福島の県民の皆様方は認識をしているところでございます。  指定廃棄物の県内処理方針について、環境省としては、県域を越えた指定廃棄物の集約処分について理解を得ることは困難をきわめると考えられること、...全文を見る
○中川国務大臣 原子力規制委員会におきまして、日本原子力発電株式会社より、東海原子力発電所の低レベル放射性廃棄物の東海第二原発の敷地内での埋設等に係る許可申請を受理し、現在審査を行っているところと承知いたしております。三条委員会であります原子力規制委員会が、独立した立場により適正...全文を見る
○中川国務大臣 福島県内の特定廃棄物のうち十万ベクレル以下のものにつきましては、各県処理の方針に基づき、特定廃棄物埋立処分施設、いわゆるフクシマエコテックで処分することとしております。  一方で、福島県内の十万ベクレルを超える特定廃棄物につきましては、中間貯蔵開始後三十年以内に...全文を見る
○中川国務大臣 水俣病は、環境が破壊され、大変多くの方が健康被害に苦しまれてきた、我が国の公害、環境問題の原点となる問題であると認識しております。  行政としては、長い時間を経過した現在もなお、認定申請や訴訟を行う方が多くいらっしゃるという事実を重く受けとめております。  環...全文を見る
○中川国務大臣 水俣病対策につきましては、昭和三十一年の公式確認とその後の原因究明から始まりまして、公健法の施行、臨時水俣病認定審査会の開催、平成七年の政治解決、そして平成二十一年の水俣病特別措置法など、多くの方がさまざまな形で多大なる努力をされてまいりました。  この特措法に...全文を見る
○中川国務大臣 ノーモア・ミナマタ訴訟において裁判所が示した和解所見をもとに、訴訟しなかった団体との協議も踏まえて、水俣病特措法の対象地域や出生年が定められたものでございます。  対象地域外の方や昭和四十四年以降に生まれた方でも、暴露の可能性が確認されれば救済の対象とするという...全文を見る
○中川国務大臣 JNCの株式譲渡につきましては、水俣病特措法では、救済の終了及び市況の好転まで凍結をするということになっております。しかしながら、多くの方が公健法の認定申請をされていることや、訴訟が提起されていることなどから、救済が終了したとはなかなか言えない状況だろうというよう...全文を見る
○中川国務大臣 ただいま議題となりました気候変動適応法案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  近年、高温による米や果実の品質低下、魚種の変化、大雨の頻発化に伴う水害、土砂災害、山地災害の増加、熱中症搬送者数の増加や感染症拡大への懸念など、気候変動の...全文を見る
05月11日第196回国会 衆議院 環境委員会 第7号
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○中川国務大臣 気候変動の影響は、さまざまな分野におきまして全国各地であらわれております。今後更に深刻化するおそれがあるわけでございます。こうした気候変動の影響に対処し、国民の生命財産を将来にわたって守るためには、関係省庁等と連携しつつ、適応策の一層の充実強化に取り組むことが重要...全文を見る
○中川国務大臣 気候変動の脅威に対応するためには、御指摘のとおり、緩和策と適応策の二つを車の両輪として進める必要がございます。  世界各国が合意したパリ協定や、気候変動の科学に関する国際的な組織であるIPCCも、緩和策と適応策の両方を推進することの重要性を強調しております。 ...全文を見る
○中川国務大臣 OECDの対日政策提言書、受け取ったわけでございますが、拝読いたしまして、まず、御指摘のように、二〇三〇年度二六%削減目標について、その達成に向けた取組を加速化させる必要があることや、現行の削減目標を超えて野心の向上に努めていくべきだ、こういったことが書かれており...全文を見る
○中川国務大臣 パリ協定は、二度目標の達成のため、今世紀後半に温室効果ガスの実質排出ゼロを目指して各国の取組を前進させていく歴史的な枠組みでございまして、この趣旨を十分に考慮し、全ての国が脱炭素化に向けて取り組んでいくべきと考えております。  我が国におきましては、平成二十八年...全文を見る
○中川国務大臣 御指摘のとおり、適応策に便乗してといいますか、名をかりて無駄な事業が行われるということを防止していくということは、これは重要な課題でございます。  現実に、予算の無駄遣いを防止するための仕組みといたしましては、各種の政策評価や、会計検査院や国会の決算委員会等での...全文を見る
○中川国務大臣 御指摘のように、企業が収集した情報を提供していただくということは大変重要なことでございますが、一方で、企業にとっては、その情報がそれぞれの企業の経営に係る、その企業にとって公開を、提供するとまずい、そういった情報もあろうかと思います。そこのところを努力義務としてお...全文を見る
○中川国務大臣 御指摘のとおり、全球レベルでの気候モデルの精度を上げるためには、データの空白地域での衛星等を活用した観測や国際機関等との連携が重要でございます。  こうした観点から、環境省では、温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」によりまして、地球各地で年間約一万三千点の温室効果...全文を見る
○中川国務大臣 現在でも環境省といろいろな形で協定が結ばれておりますし、国立環境研究所は、例えばウーロンゴン大学とかフィンランドの環境研究所などとも連携を結んでおります。JAXAもいろいろな形でまたいろいろな機関と連携をしております。  環境省自身も、IPCCともいろいろな形で...全文を見る
○中川国務大臣 御指摘のとおり、地域の気候変動適応計画を策定するためには、地域の気候変動に関する科学的な知見の充実が重要でございます。  この法案では、一つは地域気候変動適応センターという仕組みを考えておりますし、もう一つは広域協議会という規定を設けております。  まず、この...全文を見る
○中川国務大臣 御指摘のとおり、地域によって、また自治体によって、先進的な取組を進めているところと、まだ十分にそういったレベルに達していないところとございますし、また科学的な知見についても不十分なところもございます。  しかし一方で、適応計画の重要性の非常に高い地域がございまし...全文を見る
○中川国務大臣 環境問題はかなりそういった面を持っていると思います。過去に大きな問題になりました公害問題につきましても、まだ不確実なうちに、これはまだ不確実性が高いということで、対策を先送りすることによってその後の被害が拡大をして、そのときに対策をとる、あるいは補償をしていくとい...全文を見る
○中川国務大臣 環境省も、職員をいろいろな国際機関や諸外国の日本大使館に、人事交流という形で出向させております。また、国立環境研究所も、先ほど申し上げましたが、いろいろな外国の国際機関と連携をし、協定を結んで、研究者同士の交流というものもかなり活発に行われているところでございます...全文を見る
○中川国務大臣 やはり、気候変動に関する専門家の人材育成ということになりますと、国立環境研究所が中心になって、国や地方のさまざまな研究機関や大学と連携をしながら、情報の収集、分析、提供等を行う、そういう活動の中で、いろいろな機関と共同研究を推進して、専門家の人材育成に貢献できるも...全文を見る
○中川国務大臣 気候変動対策のうち、温室効果ガスの排出削減対策につきましては、地球温暖化対策推進法に基づき取り組んでおりますが、適応策につきましては、これまで法的な位置づけがございませんでした。  こうした中で、本法案により我が国における適応策を法的に明確に位置づけることによっ...全文を見る
○中川国務大臣 ただいま先生から御指摘いただきましたように、開発途上国は、気候変動に特に脆弱であり、我が国が有する科学的知見や技術を生かして、開発途上国の適応能力の向上のために国際協力を進めていくことが重要であると認識いたしております。  このため、環境省においては、インドネシ...全文を見る
○中川国務大臣 御指摘のとおり、気候変動の脅威に対応するには、車の両輪として、適応策と緩和策の両方を推進することが必要不可欠でございます。  このため、本法案に基づき適応策の充実強化を図るだけでなく、地球温暖化対策推進法に基づき、温室効果ガスの排出削減対策についても全力で取り組...全文を見る
05月15日第196回国会 衆議院 環境委員会 第8号
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○中川国務大臣 パリ協定は、二度目標の達成のために、今世紀後半に温室効果ガスの実質排出ゼロを目指して各国の取組を前進させていく歴史的な、画期的な枠組みでございまして、全ての国が脱炭素化に向けて取り組み、この目標を実現しなければならないと考えております。  我が国におきましては、...全文を見る
○中川国務大臣 緩和策の重要性につきましては、既に地球温暖化対策推進法に明記されております。二〇三〇年度二六%削減の達成に向けて、地球温暖化対策推進法に基づき、徹底した省エネルギーや再生可能エネルギーの最大限の導入等の対策を政府一丸となってしっかり進めてまいります。さらに、二〇五...全文を見る
○中川国務大臣 石炭火力発電所につきましては、排出ガスの、CO2の量が天然ガスの発電所に比べて二倍はございます。これは高効率でもそのような排出をするということでございまして、経済効率性という観点からのみ石炭火力発電所の新増設を進めるということは許されないことだと考えておりまして、...全文を見る
○中川国務大臣 気候変動の科学に関する国際的な組織でありますIPCCによれば、地球温暖化の進行はもはや疑う余地はなく、人為活動が支配的な原因であることは明らかでございます。産業革命以降、既に〇・八五度平均気温が上昇しておりまして、雪氷の融解、海面水位の上昇などが観測されております...全文を見る
○中川国務大臣 まさに御指摘のとおりだというように思います。  IPCCの第五次評価報告書におきましても、人為起源の温室効果ガスの排出が、二十世紀半ば以降の観測された温暖化の支配的な原因であるということを述べておりまして、この点についてはもう疑う余地はないというふうに考えており...全文を見る
○中川国務大臣 御指摘のとおりだという、そういう認識に立って環境省の職員は、環境庁が設立されて以来、そういった意気込みで、政府部内のさまざまな施策に環境という視点を織り込んで施策を進めてもらうことができるように、調整作業や、あるいはいろいろな形で施策を各省庁にお願いをしたり、ある...全文を見る
○中川国務大臣 適応策につきましては、気候変動影響に関する科学的知見に基づいて、国、地方公共団体、事業者、国民が連携協力しながら推進していくことが重要でございます。  こうした基本的な考え方のもとで、本法案では、政府が気候変動適応計画を策定し、国、地方公共団体、事業者、国民が連...全文を見る
○中川国務大臣 今御指摘のように、例えば森林を整備するということは、吸収源としての役割を更に高めることになりますが、同時に災害を防止していくということにもなる。ですから、一つの施策が、緩和策にもなるし、同時に適応策にもなる、そういう関係にあるものは多々あると思います。  地球温...全文を見る
○中川国務大臣 気候変動の脅威に対応するには、温室効果ガスの排出削減対策である緩和策と、気候変動の影響による被害の回避、軽減のための適応策を車の両輪として進める必要がございます。当時の丸川大臣もその考えを発言されたものと思います。  パリ協定あるいはIPCCも、緩和策と適応策の...全文を見る
○中川国務大臣 一九九七年に採択されました京都議定書は、温室効果ガスの排出削減に関する法的拘束力を持つ初めての国際枠組みでございまして、地球温暖化問題に関する重要な一歩でございました。我が国は、六%削減約束を遵守すべく、京都議定書目標達成計画を策定いたしまして、総合的かつ計画的な...全文を見る
○中川国務大臣 昨年六月の米国のパリ協定からの脱退方針表明につきましては、私としても大変残念でございましたが、世界は既に脱炭素化に向けてかじを切っておりまして、この大きな流れは変わらないと考えております。  米国の脱退表明の直後に開催されました昨年のG20では、米国以外のG20...全文を見る
○中川国務大臣 JNCの株式譲渡につきましては、水俣病特措法では、救済の終了及び市況の好転まで暫時凍結することとなっております。  しかしながら、多くの方が公健法の認定申請をされていること、訴訟が提起されていることから、救済の終了とは言いがたいと考えております。  したがって...全文を見る
○中川国務大臣 チッソの社長の発言が報道されました。また、共産党の先生方からも、私のところにわざわざお越しいただきまして、お話を承ったところでございます。  その後、担当の政策統括官が、チッソ株式会社の役員を環境省に呼びまして、報道にあったような発言は、患者の皆様、御家族や御遺...全文を見る
○中川国務大臣 ただいま私からも、中井政策統括官からも申し上げましたが、我々のチッソに対する発言を受けて、チッソの役員として、会社をその場で代表して、今後も真摯に補償を継続するという意向を示されたわけでございます。  それから、さらに、チッソは、決算発表の役員会見におきまして、...全文を見る
○中川国務大臣 御指摘のとおり、まずはしっかりと緩和策をとっていく、これはもう、世界が連携をしてパリ協定の目標を達成していくということが何よりも重要なことだと考えております。  一方で、現実に気候変動の影響がさまざまな形であらわれておりまして、また、更に深刻化するという状況でご...全文を見る
○中川国務大臣 今のアセスでの環境大臣意見の記述は、「二〇三〇年度のベンチマーク指標の目標との関係では、」「具体的な道筋が示されないまま容認されるべきものではなく、目標達成に向けた具体的な方策や行程の確立及びCO2排出削減に向けた不断の努力が必要不可欠である。」と申し上げているわ...全文を見る
○中川国務大臣 神戸製鋼所に対しましては、大気汚染防止法に基づく排出基準の遵守は当然のこと、より一層の大気環境の改善に向け、環境大臣意見の中で、兵庫県や神戸市からの意見も踏まえ、神戸市との環境保全協定を積極的に見直すことを求めるとともに、大気汚染物質の排出量を最大限抑える不断の姿...全文を見る
○中川国務大臣 チッソに対しましては、環境省の考え方をこれからもしっかりと伝えてまいりたいと思います。
05月18日第196回国会 衆議院 環境委員会 第9号
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○中川国務大臣 長期戦略は、国内での大幅な排出削減を目指すとともに、世界全体での排出削減に最大限貢献できるよう、気候変動対策を契機として、我が国が抱える経済、地域、国際などの諸課題の同時解決を図り、中長期的な成長につなげていく骨太なものとすることが重要でございます。  こうした...全文を見る
○中川国務大臣 先日、ガラパゴスの高校生が数人、私のところを訪問されまして、ガラパゴスの生物多様性、希少種を守る取組について、大変な情熱を持っていることを聞かせていただきました。こうした方々の意思をしっかりと実現できるようにするためにも、途上国に対する適応策の支援というものは極め...全文を見る
○中川国務大臣 総合資源エネルギー調査会基本政策分科会におけるエネルギー基本計画の見直しに向けた議論がなされておりますが、環境省としても注視しているところでございます。  エネルギー政策は地球温暖化対策と密接に関連していることから、環境省としては、エネルギー基本計画の見直しの方...全文を見る
○中川国務大臣 適応策は、気候変動影響に関する科学的知見に基づき推進していくことが重要でございます。このため、本法案では、気候変動影響が大きい分野や地域を特定することなどにより、重点的、効果的な適応策を推進するため、環境省が最新の科学的知見を踏まえ、おおむね五年ごとに気候変動影響...全文を見る
○中川国務大臣 先生御指摘のとおり、気候変動への適応を推進していくためには、国や地方公共団体による適応策や民間事業者がみずから気候変動のリスクに対応することにとどまらず、民間事業者が有する適応に関する技術、サービスを提供する適応ビジネスを促進することが重要でございます。  こう...全文を見る
○中川国務大臣 気候変動の影響は、地域の気候や社会経済状況により異なり、また、適応策は地域の防災や農業等の施策と連携しながら進めていくことが重要でございます。  このため、本法案では、地方公共団体が地域気候変動適応計画の策定に努める旨規定いたしております。  先生御指摘のとお...全文を見る
○中川国務大臣 気候変動の影響は、自然災害、農業、生物多様性など、さまざまな分野に及ぶものでございまして、適応策を推進するに当たっては、関係省庁との連携や多様な関係者の理解と協力が不可欠でございます。  こうした考え方のもとで、現行の適応計画の内容を大幅に見直す必要がございます...全文を見る
○中川国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたしまして努力してまいる所存でございます。     —————————————
05月21日第196回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○国務大臣(中川雅治君) 福島県以外の各県につきましては、指定廃棄物の種類、量、濃度などの状況が異なっておりまして、それぞれの状況に応じた対応を進めているところでございます。  栃木県及び千葉県につきましては、比較的濃度の高いものが多いことも踏まえ、県内一か所に長期管理施設を整...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 福島県内の除去土壌等の中間貯蔵施設につきましては、中間貯蔵施設に係る、今先生おっしゃいました、当面五年間の見通しに沿って用地取得を進めるとともに、施設の整備、除去土壌等の輸送を進めているところでございます。  用地取得につきましては、地権者の皆様方の多...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 御指摘のとおり、除染につきましては、本年三月までに帰還困難区域を除き八県百市町村において全ての面的除染が完了したところでございます。  面的除染の効果につきましては、除染後にモニタリングを行って確認しているところでございます。これまでのところ、例えば、...全文を見る
05月23日第196回国会 参議院 本会議 第21号
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○国務大臣(中川雅治君) ただいま議題となりました気候変動適応法案について、その趣旨を御説明申し上げます。  近年、高温による米や果実の品質低下、魚種の変化、大雨の頻発化に伴う水害、土砂災害、山地災害の増加、熱中症搬送者数の増加や感染症拡大への懸念など、気候変動の影響が全国各地...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 滝沢議員から六問御質問いただきました。  まず、今後の気候変動とその影響についてのお尋ねがありました。  我が国の年平均気温は、様々な変動を繰り返しながら、百年当たり約一・二度Cのペースで上昇しています。将来の気温上昇は、世界各国における温室効果ガス...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 礒崎議員から七問御質問いただきました。  まず、本法案の提出経緯及び背景についてのお尋ねがありました。  気候変動の影響は様々な分野において全国各地で現れており、今後更に深刻化するおそれがあります。このため、将来の気候変動の影響に関する科学的知見に基...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 牧山議員から七問御質問をいただきました。  まず、気候変動政策のトップランナーを目指すべきとのお尋ねがありました。  一昨年、我が国が議長国を務めた伊勢志摩サミットにおいても、世界経済の脱炭素化に向けて取組を加速していく決意をG7の首脳宣言に明記した...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 武田議員より、大きく六問御質問いただきました。  まず、緩和策と適応策を一体的に位置付けない理由、一体的推進の必要性、また、緩和策が最大の適応策であるとのお考えに対する認識についてのお尋ねがありました。  緩和策と適応策は、車の両輪というべき関係にあ...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 片山議員から十一問御質問いただきました。  まず、法制化の時期及び立法事実、法制化の必要性についてのお尋ねがありました。  気候変動の影響は様々な分野において全国各地で現れており、今後更に深刻化するおそれがあります。このため、将来の気候変動の影響に関...全文を見る
05月24日第196回国会 参議院 環境委員会 第8号
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○国務大臣(中川雅治君) ただいま議題となりました気候変動適応法案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  近年、高温による米や果実の品質低下、魚種の変化、大雨の頻発化に伴う水害、土砂災害、山地災害の増加、熱中症搬送者数の増加や感染症拡大への懸念など、...全文を見る
05月29日第196回国会 参議院 環境委員会 第9号
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○国務大臣(中川雅治君) 気候変動の影響は、様々な分野におきまして全国各地で現れております。今後更に深刻化するおそれがございます。こうした気候変動の影響に対処し、国民の生命、財産を将来にわたって守るためには、関係省庁等と連携しながら適応策の一層の充実強化に取り組むことが重要でござ...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) パリ協定やSDGsをきっかけに、世界は脱炭素で持続可能な経済社会に向けて大きくかじを切っております。我が国でも、こうした経済社会に向けて、資金を始め、あらゆる資源の配分を行っていくことが重要でございます。  このためには、社会の隅々まで価格シグナルを送...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 気候変動の影響は、自然災害、農業、生物多様性など、様々な分野に及ぶものでございまして、適応策を推進するに当たっては、関係省庁等との連携協力が不可欠でございます。  まず、環境省としては、国立環境研究所を中核とした適応の情報基盤を充実させ、将来の気候変動...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 公文書は、健全な民主主義の根幹を支える国民共有の知的資源として主権者である国民が主体的に利用し得るものでございまして、行政機関としてその管理の適正を確保することが重要であると考えております。  最近の公文書管理や決裁文書の取扱いをめぐる諸問題に鑑み、環...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 環境省といたしましても、公文書管理の在り方について適正な取扱いを確保する観点から、様々な取組を行っております。  環境省の過去のものも含めて、膨大な全ての公文書について、細かい点まで含めて記載内容が全て正しいと現時点で検証することは難しいと考えますが、...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 気候変動の科学に関する国際的な組織でございますIPCCによれば、地球温暖化の進行はもはや疑う余地はなく、人為活動が支配的な原因であるということは明らかでございます。  産業革命以降、既に〇・八五度平均気温が上昇し、雪氷の融解、海面水位の上昇などが観測さ...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 気候変動の脅威に対応するには、緩和策と適応策の二つを車の両輪として進める必要がございます。本法案の下で適応策を充実強化させていくと同時に、地球温暖化対策推進法の下で地球温暖化を防止する緩和策に全力で取り組んでまいります。  地球環境の保全を任務とする環...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 石炭火力発電は、最新鋭技術でもCO2排出係数が天然ガス火力の約二倍でございますが、我が国においては、御指摘のとおり、多数の新増設計画がございます。仮にこれらの計画が予定どおり全て実行、運用されますと、既存の老朽設備が順次廃止されたとしても、我が国の二〇三...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 環境省におきましては、平成二十五年から中央環境審議会での気候変動影響評価を開始いたしました。その当時においては、知見の蓄積が不十分であり、また推進すべき適応策の具体的内容が不明確でございました。このため、法制化の前にまずは気候変動の影響評価を行った上で政...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 本法案に基づく気候変動適応計画につきましては、関係省庁の連携の下、定期的に実施状況の把握、評価を行っていくこととしておりまして、その結果や最新の科学的知見に基づく気候変動影響の予測結果を踏まえながら気候変動適応計画を見直していきたいと考えております。 ...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 電力業界の削減目標として二〇三〇年度二六%削減という国の削減目標や二〇三〇年度のエネルギーミックスとも整合する形で算出したものが、この排出係数〇・三七キログラムCO2パー・キロワット・アワーでございます。一昨年二月の環境、経産大臣の合意は、この目標達成に...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 武豊火力につきましては、環境省として、本年四月の本格工事着手前に事業者である中部電力から書面やヒアリングによる情報収集を行いまして、二〇三〇年度のベンチマーク指標の目標達成の道筋を中心に確認したところでございます。  中部電力は、現時点においては、最新...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 中国電力につきましては、低効率の老朽化した石炭火力発電所を数多く所有しておりまして、現時点でも省エネ法のベンチマーク指標の目標から相当乖離がある状況でございます。  こうした中で、三隅火力発電所の計画は、最新のLNG等の発電所と比べまして相対的に発電効...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 再検討というのはもう一度一から考え直すということでございまして、あらゆる選択肢の中には事業計画の中止や撤回も含まれると考えております。
○国務大臣(中川雅治君) この二月合意がございまして、それに照らして、環境省として大臣意見を申し上げるときにぎりぎりの調整をして、このような表現にしたということでございます。
○国務大臣(中川雅治君) 世界の流れを見てみますと、パリ協定が発効し、諸外国で石炭火力発電に対する抑制の動きがある中で、ビジネスも投資家も脱石炭に向けてかじを切っております。  こうした中で、二〇五〇年八〇%削減、そしてその先の世界全体での脱炭素社会の構築に向けて、石炭火力発電...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) もちろん、この二月合意につきましても、それぞれ毎年度の対策の進捗状況をレビューするということで、その二〇三〇年度の削減目標の達成が危ぶまれるということになれば見直しをしていくということにいたしております。そういう意味では、石炭火力発電に対しましては引き続...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 御指摘のとおり、平成二十七年に閣議決定いたしました現行の適応計画は、法的な根拠に基づくものではなかったために、主として関係省庁の取組をまとめた計画になっておりまして、地方公共団体、事業者、国民といった幅広い関係者の連携協力の推進について十分に盛り込むこと...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) この気候変動適応計画の方は、農業振興、防災、生物多様性の保全等、多種多様な行政分野にまたがることから、その策定や見直しに当たっては幅広い意見を聴取することが重要でございます。  このため、気候変動適応計画につきましては、中央環境審議会だけではなくて、も...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 全く御指摘のとおりでございまして、本法案では、科学的な情報基盤を構築し、将来の気候変動影響に関する精度の高い情報を提供していくことといたしております。  具体的には、本法案において適応の情報基盤として位置付けられる国立環境研究所が、国、地方公共団体、事...全文を見る
06月05日第196回国会 参議院 環境委員会 第11号
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○国務大臣(中川雅治君) 私は、環境事務次官在任中に京都議定書の締結に携わりまして、参議院議員になりましてからも気候変動対策、地球温暖化対策を大きな柱として活動を続けてまいりました。  京都議定書は、歴史上重要な一歩でございましたが、一部の先進国のみにしか排出削減義務が課されて...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 地域における適応策を推進していくには、地域の気候変動影響に関する科学的な知見の充実が重要でございます。このため、地域気候変動適応センターが地域の気候変動影響に関する情報の収集、分析、提供等を適切に行うことができるよう、本法案の規定に基づき、国立環境研究所...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 今般の事案によりまして、行政全体の信頼を揺るがしかねない事態となっていることについては、内閣の一員として重く受け止めなければならないことであると考えております。  公文書は、公文書管理法にもございますとおり、健全な民主主義の根幹を支える国民共有の知的資...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 最近の公文書管理や決裁文書の取扱いをめぐる諸問題に鑑みまして、環境省としても、公文書管理の在り方について適正な取扱いを確保する観点から、修正履歴等が残る電子決裁のより一層の推進、行政文書の適切な所在管理の徹底につきまして、本年三月に総括文書管理者でありま...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 今申し上げましたが、官邸で今日開かれました行政文書の管理の在り方等に関する閣僚会議、そして、その下に各省官房長等から成る幹事会が設けられまして、先生御指摘のようなそういった厳正な管理の在り方についてそこで取りまとめがなされるというように思います。それを踏...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 一つは、行政文書の管理につきまして、その行政文書の所在をしっかりと記録をして省内で共有をするということが大事だと考えております。  それと、今申し上げました電子決裁ですね、これは修正記録が残るわけでございまして、環境省でも大分進んでおりますけれども、ま...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 本件の個別の事案に関しましてのコメントは、環境大臣の立場で差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(中川雅治君) 行政全体の信頼を揺るがすということになったわけでございまして、そのことについては重く受け止めなければならないというように考えております。
○国務大臣(中川雅治君) 一般論としてはなかなかお答えしにくい問題でありまして、やはり個別の、それぞれのケースによって考えるべき問題だというように思います。
○国務大臣(中川雅治君) 今回の、その財務省の事案はまさに個別の事案でございます。したがって、環境大臣として、コメントを差し控えさせていただきたいと思います。  一般論ということについてでございますが、それは個々の事案によって形態も違いますし、一般論としてお答えをすることはなか...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) もちろん、それはケース・バイ・ケースで、そういったことを指摘をしてやり直していただくというようなことを求めるのは当然のことだと思います。
○国務大臣(中川雅治君) うそのデータで仕事を取ったということになれば、それは当然その正しいデータに改めていただかなければならない、そして、企業に対して、そのうそのデータを示したということに対する企業側のもちろん責任というものは当然追及しなければならないと考えております。
○国務大臣(中川雅治君) 今回、財務省の事案につきましては、処分が行われたというふうに認識しております。
○国務大臣(中川雅治君) それは個々のケースによって違いますので、一般論としてお答えすることは難しいと思います。
○国務大臣(中川雅治君) この法案に基づきまして適応策の実効性を高めるためには、関係省庁との連携が大事でございます。環境省が旗振り役となって、地方公共団体や事業者、国民等の取組をしっかり後押しをしていくということが重要でございます。  このため、環境省が中心となって、現行の適応...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) もちろん、人員の確保、予算の増額、これは全力で実現をしていかなければならないと決意をいたしております。  ただ、この適応策は、各省で実施をしていただく部分が非常に大きいと思います。それを環境省として、国立環境研究所の持っている知見等を提供する、あるいは...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) そういう意気込みでしっかりと対応してまいりたいと思っておりますので、御支援のほど、よろしくお願いいたします。    〔理事宮沢由佳君退席、委員長着席〕
○国務大臣(中川雅治君) 農作物の品質低下や大雨の頻度の増加、漁獲量の変化、動植物の分布域の変化、サンゴの白化など、気候変動の影響は様々な分野において全国各地で現れておりまして、今後更に深刻化するおそれがございます。こうした気候変動の影響に対処し、国民の生命、財産を将来にわたって...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) ありがとうございます。  気候変動の影響は自然災害、農業、生物多様性など、まさに様々な分野に及ぶものでございますので、適応策を推進するに当たりましては、関係省庁がたくさんあるわけですが、そこの連携協力を進めるということが大事であります。その連携協力を進...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) パリ協定は、二度目標の達成のため、今世紀後半に温室効果ガスの実質排出ゼロを目指して各国の取組を前進させていく歴史的な枠組みでございます。私自身、COP23に参加し、世界が脱炭素社会に向けて大きく動いている世界の潮流を実感したところでございます。  優れ...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 既に、私も、とかしき副大臣も、米国がパリ協定に戻って、共にパリ協定の枠組みの下で気候変動対策に取り組むことの重要性をお伝えし、そのように要請をしているところでございます。  アメリカも、この脱退を表明いたしましたけれども、COPには代表団を送ってその交...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 環境省では、本法案の国会提出に先立ち、地域における適応策の強化に向けて、地方公共団体や地域の研究機関等から、課題となる点も含め、様々な声をお聞きいたしております。私も職員からその報告を受けており、問題意識を持っているところでございます。  地方公共団体...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 御指摘のとおり、環境省の環境研究所はもちろんでありますが、地方の環境研究所の充実ということも重要でございます。そして、加えまして、地域において動植物の生態の変化や季節感の変化などについて長期にわたって観測を行っている住民団体もございます。そういった観測を...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) パリ協定におきましては、世界全体の平均気温の上昇を工業化以前よりも摂氏二度高い水準を十分に下回るものに抑えることという目標を定めております。並びに、世界全体の平均気温の上昇を工業化以前よりも摂氏一・五度高い水準までのものに制限するための努力をして継続する...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) はい。  エネルギーミックスは、二〇三〇年度二六%削減の目標を達成するために整合的なものとなるように定められているところでございますが、この毎年の進捗状況を点検をして、少なくとも三年ごとに目標及び施策について検討を行い、必要に応じて計画を見直すというこ...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 地域における適応策を推進していくには、国立環境研究所による地方公共団体や地域気候変動適応センターへの技術的援助が重要でございます。  地方公共団体に対する技術的援助の内容といたしましては、例えば地方公共団体が地域気候変動適応計画の策定をする場面において...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 今先生から御指摘がありましたように、現在、四十三都道府県、十八政令指定都市、さらにはそれ以外の一部の市町村や特別区におきましても適応に関する計画が策定されているものと承知しております。このように、地方公共団体において計画策定が進んでいるところではございま...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 自治体によっていろいろなレベルがあると思います。したがいまして、本法案に基づく広域協議会の場なども活用いたしまして、国の出先機関や地方公共団体等の連携協力体制の強化を図りながら、国と地方公共団体が有するデータを持ち合い、共有することによって、地域の実情に...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) はい。  地域におきましては、人口減少や過疎化、少子高齢化など大きな問題を抱えているというように認識しております。しかし、一方で、気候変動の影響は既に現れておりまして、今後拡大していくことが予想されておりますので、地域においても適応策の推進は避けられな...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) ただいまの附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたしまして、努力してまいる所存でございます。
06月08日第196回国会 衆議院 環境委員会 第10号
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○中川国務大臣 産業動物を含む動物の取扱いにつきまして、動物愛護管理法は、基本原則として、動物の飼養の目的の達成のために支障を及ぼさない範囲で必要な健康の管理等を行うとともに、動物の種類や習性等を考慮した飼養環境の確保を行わなければならないことを規定しております。  また、環境...全文を見る
○中川国務大臣 マイクロプラスチックの問題につきましては、大変諸外国で取組が進んでおりまして、マイクロプラスチックは、マイクロビーズといった化粧品等に含まれているもののほかに、プラスチック容器とか、いろいろなプラスチックを使っている製品が海に流されて、そこで分解をしてマイクロプラ...全文を見る
○中川国務大臣 今局長が答弁いたしましたように、データの蓄積が当然必要であります。そのデータを踏まえた上で、環境省としてどのようなことができるのか、各省と意見交換しながら対応してまいりたいと考えております。
○中川国務大臣 日本各地の海岸では、国内外から多くの海岸漂着物が漂着しておりまして、各地方自治体においてはその対応に苦慮されていることは承知しております。  今御指摘のように、例えば、平成二十九年度補正予算で約二十七・一億円、平成三十年度予算では当初予算では四億円ということで、...全文を見る
○中川国務大臣 動物愛護管理法は、従来から議員立法で、そして改正も議員立法でやっていただいておりますので、議員の、例えば超党派の議連や各党のしかるべき機関でしっかりと御議論いただいて、適切な改正をしていただければというふうに思っております。
○中川国務大臣 アスベスト問題は、国民生活に密接に関連する重要課題でございます。関係省庁が密に連携しながら、総合的な対策をとることが必要であると認識しております。  政府全体では、平成十七年十二月に開催したアスベスト問題に関する関係閣僚会合において、アスベスト問題に係る総合対策...全文を見る
○中川国務大臣 我が国から推薦を行っております奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島については、先月、IUCNの評価がユネスコから通知され、延期の勧告を受けました。  IUCNの評価書では、延期の理由として、今回の推薦区域の設定には、主に次の二点で課題があるとされております。 ...全文を見る
○中川国務大臣 ただいまの決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたしまして、関係省庁とも連携を図りつつ、努力してまいる所存でございます。
06月14日第196回国会 参議院 環境委員会 第12号
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○国務大臣(中川雅治君) 御指摘のとおり、二度C目標を実現するためには、あらゆる企業がCO2削減を経営や事業の本流の中に取り組み、実践していただくことが必要であると考えております。二度C目標に取り組む企業というものが増えているという現実は大変喜ばしいことだと思っております。  ...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 今御指摘のとおり、諸外国、EU諸国などにおきましてはカーボンプライシングが導入されております。環境税あるいは排出量取引といった経済的手法があるわけでございますが、それぞれ大変大きなメリットがあると同時に課題もございます。そうした課題を一つ一つ乗り越えて、...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 御指摘のとおり、輸出に大変大きな影響を及ぼすという、そういった企業もあるかと思います。その場合の調整の仕方というのは諸外国でもいろいろ例がございます。また、環境税として収入を得たその部分をどのように歳出に充てていくのかということについても諸外国でいろんな...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 麻生大臣の御答弁につきまして私からコメントすることは差し控えたいと思うんですが、この議事録の後のやり取りの速記録を拝見いたしますと、原因を究明し、再発防止を進めていく必要性を述べられておられます。そういった御趣旨の答弁だと私は受け止めました。  今般の...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 海洋プラスチックごみを減らすとともに、プラスチックごみの3Rを進めていくことは、水環境保全、資源の有効利用、地球温暖化対策の観点から大変重要でございます。  環境省といたしましては、海洋プラスチックごみについて、国会で審議されている海洋漂着物処理推進法...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) そのように環境省として努力をしてまいりたいと考えております。
○国務大臣(中川雅治君) 御指摘のとおり、環境の保全や研究に取り組む人材の育成のためには、子供のときからの自然と触れ合う体験が非常に重要であると考えております。  環境省といたしましては、これまでも、自然体験に関するイベントや活動に関する情報発信のほか、自然と触れ合うみどりの月...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 太陽光発電の設置の際の森林伐採につきましては、一般論としては森林を伐採しない方法が望ましく、伐採する場合でも、法令遵守はもとより、環境影響に配慮することが望ましいと認識いたしております。同じ太陽光発電の設置でありましても、例えば住宅、オフィスの屋根や遊休...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 行政といたしましては、長い時間を経過した現在もなお、公害健康被害補償法の認定申請や訴訟を行う方が多くいらっしゃるという事実を重く受け止めております。  環境省といたしましては、地域の方々が安心して暮らせる社会を実現するために、関係県市と密に連携しながら...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 水俣病は、環境が破壊され、大変多くの方が健康被害に苦しまれてきた、我が国の公害環境問題の原点となる問題であるというように認識いたしております。
○国務大臣(中川雅治君) そういう意味では、水俣病問題につきましては、今現在もなお認定申請や訴訟を行う方が多くいらっしゃるという状況でございますので、問題への取組は道半ばであるというふうに認識いたしております。
○国務大臣(中川雅治君) 公健法の認定審査は、個々の申請者の暴露、症状、因果関係などにつきまして総合的に検討を行い、水俣病の罹患について判断することといたしておりまして、今後も、関係の県、市と連携しながら丁寧な認定審査を行ってまいりたいと考えております。
○国務大臣(中川雅治君) この水俣病対策につきましては、平成七年の政治解決や水俣病特措法等、多くの方が様々な形で多大な努力をされてまいりました。  水俣病特措法の救済措置につきましては、これにより多くの方が救済され、水俣病対策において大きな前進であったと考えております。しかしな...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 係争中の個別の訴訟に関することにつきましてはコメントを差し控えさせていただきたいと思います。  公健法の認定審査は、個々の申請者の暴露、症状、因果関係について総合的に検討を行い、水俣病の罹患について判断することといたしておりまして、今後とも、そのような...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 政府といたしましては、水俣病特措法の規定等に沿って、メチル水銀が人の健康に与える影響を把握するための調査等の手法の開発を図ることとしておりまして、現在、着実に取組を進めているところでございます。  住民の方々に適切な医療を受けていただく機会を確保すると...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 海洋プラスチックごみ対策は海洋環境の保全のため喫緊の課題でありまして、プラスチックごみの削減には、リデュース、リユース、リサイクルの3Rの推進や、廃棄物の適正処理等の対策が不可欠であります。  今回の憲章は、今お配りいただきましたが、年限付きの数値目標...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 大変意欲的な目標であるというように認識をいたしております。  我が国の場合には、こうした規制なり目標を実現していくためには、しっかりと政府部内で調整をして、また関係者の御理解をいただくということが大事だと考えておりまして、プラスチック資源循環戦略におい...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 御指摘のとおり、環境省といたしましては、来年六月に日本で開催される予定のG20までにプラスチック資源循環戦略を策定し、G20における議論においてリーダーシップを発揮できるように取り組んでまいりたいと決意をいたしております。
○国務大臣(中川雅治君) 漂着ごみのうち国内に由来するものの多くは、内陸で発生したごみが河川を経由して海域に流出したものでございます。このため、環境省では、内陸を含む自治体に参画いただき、流域圏全体で発生抑制対策を行うモデル事業を今年度から実施することといたしております。このモデ...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) 六月四日の未来投資会議におきまして、安倍総理より、長期戦略策定に向け、環境と成長の好循環をどんどん回転させ、ビジネス主導の技術革新を促す、これまでの常識にとらわれない新たなビジョンを策定すべく、検討作業を加速するよう指示を受けました。  有識者会議につ...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) おっしゃるとおり、我が国がG20の議長国を務めますし、いわゆる環境・エネルギー大臣会合も開催する重要な年に来年はなるわけでございまして、こうした点も踏まえて、そのタイミングも含めて骨太な戦略をしっかりとつくり上げてまいりたいと考えております。
○国務大臣(中川雅治君) はい。  カーボンプライシングにつきましては、長期戦略の中に盛り込んでいけるよう、今後、前向きに議論を進めていきたいと考えております。
○国務大臣(中川雅治君) この廃プラスチック類の排出抑制や再資源化に関する数値目標につきましては、今月中に閣議決定を予定しております第四次循環型社会形成推進基本計画案におきまして、廃プラスチックに特化した廃棄物等の発生量、循環利用率、最終処分量について今後の推移をモニターしていく...全文を見る
○国務大臣(中川雅治君) このプラスチック資源循環戦略の策定に向けた議論の中では、生産段階からのプラスチックの発生抑制策についても当然検討してまいりたいと考えております。
○国務大臣(中川雅治君) ただいまの附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたしまして、関係省庁とも連携を図りつつ努力してまいる所存でございます。
06月18日第196回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○国務大臣(中川雅治君) ただいまの高速増殖原型炉「もんじゅ」の保守管理の不備について及び福島第一原子力発電所事故の除染事業における相次ぐ不適切事案についての警告決議につきましては、御趣旨を踏まえ、今後とも適切に対処してまいる所存であります。
12月10日第197回国会 参議院 行政監視委員会 第1号
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○委員長(中川雅治君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。  議事に先立ちまして、一言御挨拶申し上げます。  去る十月二十四日の本会議におきまして行政監視委員長に選任されました中川雅治でございます。  委員の皆様方の御指導、御鞭撻を賜りまして、公正かつ円満な運営に...全文を見る
○委員長(中川雅治君) 委員の異動について御報告いたします。  去る十月二十四日までに、青木愛君、神本美恵子君、有田芳生君、高瀬弘美君、魚住裕一郎君、森本真治君、足立信也君、滝波宏文君、渡辺猛之君、福岡資麿君、石井浩郎君及び徳茂雅之君が委員を辞任され、その補欠として福島みずほ君...全文を見る
○委員長(中川雅治君) 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が三名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔...全文を見る
○委員長(中川雅治君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に宮島喜文君、若松謙維君及び清水貴之君を指名いたします。     ─────────────
○委員長(中川雅治君) 国政調査及び継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、従来どおり行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査を行うこととし、今期国会閉会中も継続して調査を行うため、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議...全文を見る
○委員長(中川雅治君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(中川雅治君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(中川雅治君) 委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  閉会中の委員派遣につきましては、その取扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(中川雅治君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。    午後一時五十四分散会