野間健

のまたけし

小選挙区(鹿児島県第三区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数3回

野間健の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月17日第183回国会 衆議院 環境委員会 第10号
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○野間委員 無所属の鹿児島三区選出の野間健と申します。  きょう初めて環境委員会で質問をさせていただきます。みんなの党の皆様初め、委員の皆さんの御配慮に心より感謝を申し上げます。  本日は、現在四十八カ所、原子力発電所が全国で運転を停止しておりますけれども、その再稼働をめぐる...全文を見る
○野間委員 原子力規制委員会から出されているこのパンフレットに田中委員長が、「放射線による影響の不安と向き合って毎日を過ごしている人がいるということが、私の心から離れることはありません。」という思いが書かれているわけですけれども、これはやはり、今現在稼働していない原子力発電所の間...全文を見る
○野間委員 七月十八日までに新規制基準によって国内五十基の原子力発電所をこれから審査をされるわけですけれども、どのような体制でこれから審査をされるんでしょうか。
○野間委員 三チームぐらいでという報道がよくされていますが、その八十名を三チームぐらいに分けてということになるんでしょうか。
○野間委員 関西電力の大飯三、四号機の現状評価、四月十九日の初会合から六月下旬をめどに取りまとめるということになっているということですけれども、田中委員長が三月十九日の新規制施行に向けた基本的方針という私案の中で、「この確認作業は、今後他の炉に対して審査をするためにも有効であると...全文を見る
○野間委員 田中委員長の一月九日の年頭の記者会見の中で、通常ですと、どんなに早くても一基の変更申請については半年とか一年はかかるという御発言もあったんですけれども、もし一年とかということになりますと、例えば五十基、この三チームが、一チームが一基なのか二基とかというのはわかりません...全文を見る
○野間委員 今、お立場上、期間を言うのがなかなか難しいということは承知しておりますけれども、例えば五十番目の原発の周辺に住んでいらっしゃる方からすれば、自分たちの地域にある原子力発電所の安全性が十年後しかわからないということでは、非常に不安を抱えて生きるということにならざるを得な...全文を見る
○野間委員 規制委員のお一人の更田委員から、一月三十一日の新安全基準に関する検討チームの十三回会合で、「軽水炉みたいに蒸気系を使うプラントを四年間とか止めると、これは別の懸念が起きてきて、米国でも事例がありますけれども、長期停止した炉を再起動するというのは、新設炉を立ち上げるとき...全文を見る
○野間委員 これは、いろいろ御検討されていると思いますので釈迦に説法になるかと思いますけれども、どういう構成でこれからそのチームが、一つのチームが一基を担当するのか二基担当するのかというのもよくわかりませんけれども、例えばPWRでいえば、二ループの同じ型式のものはまとめて審査をす...全文を見る
○野間委員 あと、安倍総理が先日も、ベトナムやトルコ、サウジアラビア、UAEあるいは東ヨーロッパなどに、日本の世界最高水準の安全性のある原発を輸出しようということでトップセールスに立たれているわけですけれども、そういった売り込みを受ける国から見て、我が国の原発がほとんど停止してい...全文を見る
○野間委員 原発の安全性の規制の理念ということで、安全対策を事細かに定める行為を規制するのか、それとも、安全対策で達成する目標を定める性能を規制するのかという考え方、二つあるとよく言われますけれども、今回の新規の規制基準というのは、どちらの理念に基づいておられますか。
○野間委員 ただ、出されている資料などを拝見しますと、BWRにはフィルターベントをつけるという例示という形で書いてありますけれども、これは、例示されていたとしても、何かやはり、それをやらなきゃいけないんじゃないかというふうに受け取られかねないと思うんですけれども、その辺どうでしょ...全文を見る
○野間委員 わかりました。  そういう意味では、事業者の創意工夫でその基準が達成できればいいんだという性能規制の考えでいかれているということですね。ありがとうございました。  それでは次の質問に移りたいと思います。先ほども出ましたけれども、ことし十五年目を迎えた、日中韓の三カ...全文を見る
○野間委員 ことし一月二十四日に、福島県のいわき市で日中韓の自然災害による環境影響対応セミナーというのが開かれているわけですけれども、福島で開かれたということもありますし、当然、地震、津波等の問題だったと思うんですが、この際は、いわゆる放射能の拡散の問題とか、そういったことについ...全文を見る
○野間委員 これは通告になくてちょっと恐縮なんですが、新聞報道ですと、二月二十一日に、原子力規制委員会が中国の原発事故を想定して対応策を検討している、本格的な調査に乗り出すという報道はあるんですが、実際はそういう対応をとられているんでしょうか。
○野間委員 と申しますのも、御承知のとおり、今、韓国には原子力発電所二十三基、中国も十六基が稼働して、これからまた二十九基が建設中、二〇二〇年までにさらに五十基ふやすということで、非常にこの北東アジアの地域において原子力発電所がふえて、我々はやはり福島の教訓をしっかり受け継いで、...全文を見る
○野間委員 要望ですが、非常に危険性を私どもも感じておりますし、まして福島の事故の後ですから、三カ国がそういった知見を交換するというのは非常に大切だと思いますので、ぜひ要望しておきたいと思います。  最後に、もう一度規制委員長に。  今後の審査に当たっては、そういう時間軸も、...全文を見る
○野間委員 どうもありがとうございました。終わります。
06月04日第183回国会 衆議院 環境委員会 第14号
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○野間委員 無所属の野間健と申します。  またきょう質問をさせていただきます。理事や委員の皆さんの御好意に感謝申し上げます。  本日は、外来生物法のことを中心に質問をさせていただきたいと思います。  この法案で言われております、いわゆる特定外来生物の意味、定義、教えていただ...全文を見る
○野間委員 本来のというところが一つの基準になっていると思うんですけれども、本来というものの意味とかあるいは時間的なスパン、いつの時代からということで本来ということになるんでしょうか。
○野間委員 外来生物法ということは、そうしますと、一つの理想像として、では、明治以前の生態系に戻す、あるいは明治以前の生態系が理想であるというのが根本的な考え、理念であると捉えていいんでしょうか。
○野間委員 そうしますと、明治以降百五十年たっておりますが、これが長いか短いかはともかくとして、この間にいろいろな生物、動植物が日本に導入をされてきている。その歴史ですとか、外来のものでも日本に定着しているものについての考え方、そういったものをある種排除するようなことになりかねな...全文を見る
○野間委員 彼岸花とかモンシロチョウ、こういった、もう日本人の風物詩になっているものでも実は明治以降入ってきているわけでありまして、そういったものまで外来生物だということで排除するというのもいかがなものかというふうに思うわけであります。  その一つの具体的な例として、今、法的な...全文を見る
○野間委員 このようにマイナスがある一方、人間の産業や特に農業、養蜂などに非常に有用な植物であることは間違いないと思います。平成二十五年度までに作成されるという侵略的な外来種リストにも、これを載せるとか載せないという話もあると聞いております。  ただ、今お話にもありましたけれど...全文を見る
○野間委員 そして、これはもう法的な指定を受けている特定外来生物のセイヨウオオマルハナバチ、これは養蜂ではよく使われておりますし、有名な蜂でありますけれども、これもやはり被害や効用、いろいろあると思うんですか、教えていただけますでしょうか。
○野間委員 御承知だと思いますけれども、このセイヨウマルハナバチについては、環境省の許可が得られれば使えるということで、蜜の生産に非常に有用であり、今お話にもありましたけれども、トマトの施設栽培の四割の授粉がこの蜂によって行われている、あるいは、ナス、イチゴ、リンゴ、梨、梅、そう...全文を見る
○野間委員 外来生物法の違反といいますか、悪意があってかないかわかりませんけれども、例えば、こういう蜂を何らかのことで逃がしてしまったり外に放出してしまったりした場合、一年以下の懲役や百万円以下の罰金ということになっていますけれども、極端に言うと、一匹蜂を逃がしてしまってそんな罰...全文を見る
○野間委員 今、二つの具体的な例を申し上げましたけれども、とにかく、明治以降に入ってきたからといって、我が国の生態系を乱しているとかマイナスであるという側面もないことはないですけれども、それはやはり、この百五十年の中で我が国に定着しつつある、しようとしている動植物もあるわけであり...全文を見る
○野間委員 今後も、ある種の外来生物と我が国の生態系というのはイタチごっこのような感じになってくるとは思いますけれども、なるべく、排除の理論ということではなくて、共生できるもの、共存できるものは取り込んでいくというのが我が国のある意味でのスタンス、文明的な考え方ではないかと思いま...全文を見る
○野間委員 ありがとうございました。これで終わります。
11月29日第185回国会 衆議院 環境委員会 第5号
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○野間委員 無所属の野間健であります。  本日は、質問の機会を与えていただきました生活の党初め、理事、委員の皆様に感謝申し上げます。  本日は、原子力発電所の再稼働の問題を中心に質問させていただきます。  七月八日の新規制基準の施行後、先日の柏崎刈羽を含め、今、七原発十四基...全文を見る
○野間委員 私もそうなんですけれども、原発立地地域に住む者として、余りに長期間、もちろん安全性の確保は大事なことですけれども、審査が長引くということは、やはりその地域、その原発が安全なのかどうかということについての不安が拡大をいたします。ぜひその辺、御認識をいただきたいと思うんで...全文を見る
○野間委員 審査会合の記録をいろいろ読ませていただくと、いわゆる電力事業者が自主的に設置しているいろいろな安全対策設備、イグナイターですとか中圧ポンプなど、こういうものを設置許可とか工事計画認可に含めるようにという指摘が規制庁の方からなされているわけですけれども、一度そこに入れる...全文を見る
○野間委員 規制全体の枠組みとして、今回のものは、どの程度安全ならばいいのかという定量的な安全目標がないと言われておりますね。新規制基準についてという七月に発表された概要版の中でも、「安全目標に関する議論は、今後とも引き続き検討を進めていく」ということで、今、安全目標はない、これ...全文を見る
○野間委員 それと、あと、原子力規制委員会の意思決定のあり方なんですけれども、例えば敦賀発電所の活断層の問題にしても、公開された資料を見る限りですと、その分野の委員の方の意見が委員会全体の決定になっているのではないか。委員は五名いらっしゃいますけれども、外交官の方とか、そういう方...全文を見る
○野間委員 最後の質問になります。  十一月四日に、アメリカのエネルギー省、我が国の外務省、資源エネルギー庁で、今後の原発の安全性のことについて、確率論的リスク評価、PRAなどを導入した、日米でそういった新しい組織をつくってやっていこうという報道がなされておりますけれども、これ...全文を見る
○野間委員 ありがとうございました。終わります。