野間赳

のまたけし



当選回数回

野間赳の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月20日第140回国会 参議院 外務委員会 第2号
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○野間赳君 日中関係の大功労者であり、改革・開放の最大の推進者であられました鄧小平氏が昨夜死去なされました。ここに心より哀悼の意を表しますとともに、鄧小平氏が死去されましたことを悼み、今後の日中情勢、日中関係につきまして大臣に一言お伺いをいたしたいと思います。
○野間赳君 外務大臣におかれましては、先日、二月十四日からシンガポールにおきましてASEMの会議に御出席になられました。昨年の三月、首脳会合が行われまして、一年ぶりということであります。アジア十カ国、欧州十五カ国が出席をした重要な会議であったと存じますが、この会議の持った意義及び...全文を見る
○野間赳君 北朝鮮の労働党中央委員会黄書記が去る十二日に韓国に亡命を申請した事件でありますが、これまで韓国政府は本人が亡命申請国に出国してから行っておったのでありますが、北京の韓国大使館に亡命申請がなされた当日の夕刻に行うなど、当初から韓国の敏速な対応が目を引いたと思うのでありま...全文を見る
○野間赳君 今回の亡命事件が朝鮮半島における諸問題、特に四者会談、またKEDO問題にどのような影響を及ぼすかということが大変憂慮をされます。先月、KEDOと北朝鮮の間で軽水炉着工に必要な残りの二つの議定書に調印がなされた、いよいよ着工の段階が近いなということを思わせたのであります...全文を見る
○野間赳君 ペルー問題についてお尋ねをいたします。  昨年末、十二月十七日に発生をいたしました在ペルー日本大使公邸占拠・人質事件は、関係各国、国際機関の懸命の努力にもかかわりませず、ついに二カ月を超えたのであります。一九七九年十一月に発生をいたしました在イランのアメリカ大使館占...全文を見る
○野間赳君 今回の事件は在外公館の警備体制の不備を明らかにした面があります。  聞くところによりますと、ペルーの大使館及び公邸はかつて爆弾事件があったということもありまして、非常に治安も悪かったことから、その国の脅威に即した警備体制をとっておる、警備対策を強化した、徹底したモデ...全文を見る
○野間赳君 今回の事件では、テレビ朝日の系列の記者が侵入取材をして、一触即発の緊迫をした状況の中で不測の事態を招き、人質の生命に危機が及びかねないという強い批判を浴びたものであります。  その際、記者の個人的判断によるものとの釈明がなされたわけでありますが、その記者が取材用の無...全文を見る
○野間赳君 ロシアのタンカー・ナホトカ号が日本海の隠岐島沖、我が国の排他的水域二百海里で沈没をしまして引き起こしました重油流出汚染事故はいまだに大きな被害を沿岸地域にもたらしており、深刻な状況が続いております。  このタンカーは船齢が二十六年ということでありますが、海運局の統計...全文を見る
○野間赳君 流出事故による漁業への影響もさることでありますが、日韓、日中の漁業問題も深刻なものがございます。  昨年の参議院海洋法条約等に関する特別委員会において、寺澤委員長が特別委員長であられたわけでありますが、六月六日の附帯決議におきまして、「国連海洋法条約の趣旨を十分に踏...全文を見る
○野間赳君 鳥島で起きました劣化ウラン弾誤使用は極めて遺憾な事件であります。沖縄県民と政府との信頼関係の構築を大きく損なう結果となったのではないかと懸念をされます。  その意味で最大の問題は、米政府から我が国への通報が事件発生から一年以上も過ぎておったという事実、また政府から地...全文を見る
○野間赳君 時間が参りました。最後に一言だけ。  本日の報道によりますと、我が国外交の最大の歴史的なモニュメントでありますポーツマス条約ゆかりのウェントワースホテルの保存が決定したようであります。まことに喜ばしいことであると思います。このことは同僚議員であります笠原議員がもう以...全文を見る
○野間赳君 以上で終わります。
03月11日第140回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○野間赳君 橋本総理には、昨年一月御就任以来、景気回復、信頼回復、安心回復を掲げ、決断と責任の政治に邁進をされてまいりました。村山内閣から引き継いだ住専処理という難問題を乗り切り、外交面におきましては普天間基地の全面返還を初め日米の友好関係、沖縄との信頼関係の構築に大きな成果を上...全文を見る
○野間赳君 方向をちょっと変えさせていただきまして、マスコミ報道に関しましての質問をさせていただきたいと思います。  今国会を通じましていろいろ議論をなされた問題もたくさんあるわけでありますが、私は愛媛玉ぐし料訴訟の報道につきまして本日は質問をさせていただきたいと思います。 ...全文を見る
○野間赳君 短期間で今お話しのように五十人、二月九日の新聞発表がありまして十九日の記者会見ということでありますから、十日足らずの間に、しかも休みの日もあるわけでありますが、その間に五十人の方々の調査をなされた。しかも、記者会見におきましては、厳格な調査をやったと、こういうふうなこ...全文を見る
○野間赳君 いかにもスピーディーに御調査をなされたように私は感じます。事が事だけに私はもう少し慎重にやれなかったのかなと、こういう気持ちを率直に持っております。  これはなぜそういうふうに焦っておやりになったか、お答えをいただきたいと思います。
○野間赳君 マスコミのあくまでも推測記事と、こういうことでありますが、私、ここへ二月九日の愛媛新聞、私の地元の新聞でありますが、持ってきております。こういうふうなトップ記事、新聞で言いますとスクープ、しかもこの二月九日の時点ではまだ最高裁の裁判の日も決まっていない、そういうふうな...全文を見る
○野間赳君 この同じ新聞の五面の記事です。このようなことで、「「最高裁が見識示した」 十五年の苦労吹き飛ぶ 原告・支援者口々に喜び」、こういうふうな見出しで、原告団の喜びのコメント、そこまでここに出されておるという状況であります。しかも写真入り、原告の代表の方の写真が入って、そう...全文を見る
○野間赳君 推測の記事ということになりますと、果たしてここまでの扱いができるかどうかということに私はなろうかと思います。何らかの情報を新聞各社は、共同通信全国版そしてまた朝日新聞、しかも二月九日の同じ日にこの記事が報道をされた、こういうふうなことであるわけであります。推測記事でた...全文を見る
○野間赳君 最高裁に対しましても数多くの謝罪広告を求める要望書が出されておるように聞いております。  両社に謝罪広告を求める気持ちはあるのかどうか、そのことを重ねてお尋ねいたします。
○野間赳君 国民の批判は大変大きなものがあると感じております。  なお、これも異例のことであると私は思いますが、国会の裁判官訴追委員会に全裁判官についての六十件以上の訴追状が提出をされておる、このように聞きます。また、憲法学者二十名による真相究明を求める要望書も最高裁に出されて...全文を見る
○野間赳君 今のようなやりとりが続きますが、この予測記事が司法の公正や信頼などに関してこのように議論を巻き起こしておるわけでありますが、法務大臣の所信をお伺いできましたらひとつ。
○野間赳君 国民の公平な裁判を受ける権利は、憲法で保障されております最も重要な権利の一つであります。このような状態のもと、四月二日にいよいよ判決が出るわけであります。私は、中立公平な裁判を期待いたしております。司法権の最高峰であります最高裁判所は、同時に国民の最後のよりどころでも...全文を見る
○野間赳君 日韓、日中漁業交渉につきましてお尋ねをいたします。  昨年七月、我が国におきましても国連海洋法条約が発効しまして、当条約の基本であります沿岸国主義に沿った関連国内法が制定をされ、ことし一月から総漁獲量を規制しますTAC制度が導入をされたところであります。  しかし...全文を見る
○野間赳君 地球温暖化によります危険は、我々の子や孫の世代になって現実のものどなるような性格のものであります。現在に生きる我々は将来の世代の危険と引きかえに繁栄を調歌いたしておるのであります。これではいけないのでありまして、我々が将来の危険を予測してそれを防ぐように行動することが...全文を見る
○野間赳君 西暦二〇〇〇年からの厳しい地球温暖化対策につきまして、新しい国際約束を結びます機会となりますのが本4十二月の京都会議であります。国連気候変動枠組み条約第三回締約国会議、いわゆるCOP3であるわけでありますが、日本はこのような重要な会議の開催国となり、したがって議長国と...全文を見る
○野間赳君 終わります。
03月25日第140回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○野間赳君 先般三月十一日の当予算委員会におきまして、愛媛県玉ぐし料訴訟の報道に関しましての質問をいたしました。また、三月十八日には我が党の先輩であります板垣先生からもこの件につきましての質問がなされたのであります。  最高裁からは、漏えい疑惑につきまして厳格な調査をした、漏え...全文を見る
○野間赳君 また、先般の板垣先生の質問に対しましては、私どもの方、内部の者、それから報道機関側双方についても十分念を入れて調査をしたというお答えでございました。  朝日新聞、共同通信につきましての調査はどのような調査であったのか、これも具体的にお答えをいただきたいと思います。厳...全文を見る
○野間赳君 ここに「編集週報」の写しがあるわけでありますが、これは共同通信社の社内報であります。加盟社のトップしか見られない資料であるということであります。第二ハ六二号、一九九七年二月十五日に発行されました社会部の一部のものであります。  これをちょっと読ませていただきます。六...全文を見る
○野間赳君 また、事務総長によります記者会見をして報道機関側に厳重に注意をしたということでありますが、どのような抗議をどのような形で行ったのか、お伺いをいたします。
○野間赳君 どのような抗議をなされたのか、具体的にもう一度お尋ねをいたします。
○野間赳君 お聞きのようなことでありますが、国民の中からも最高裁に対して秘密漏えいの疑惑を指摘する声が私のところにもたくさん参っております。最高裁に対しましても真相究明の要望や抗議があるようにも聞き及んでおりますが、その実情はいかがなことになっておりますのか、お尋ねをいたします。...全文を見る
○野間赳君 大変な数であると思います。議論を通じましても秘密の漏えいの疑惑はぬぐい去ることができないのであります。それどころか、ますます疑惑は深まるように思われます。  最高裁は、何としてもこのような漏えい疑惑を晴らし、国民の司法に対する信頼回復に努めていかなければならないと私...全文を見る
○野間赳君 国民の公平な裁判を受ける権利は憲法が保障する最も重要な権利の一つであります。そして、裁判が公平に行われればこそ、国民は裁判の内容に幾ら不服があろうともそれに服さなければならないのであります。残念ながら、本件では公平の中にも公平であるべき最高裁に秘密漏えいという疑惑が持...全文を見る
○野間赳君 この問題は、私が今申し上げてきましたように、まだまだ疑惑が晴れないものがあります。国民の信頼の回復のためにも再度厳格な調査を求めるものであります。  そのことにつきましては委員長に取り計らいを一任させていただきますので、ひとつよろしくお願いを申し上げたいと思います。
○野間赳君 そういうことで大きく失墜をいたしました最高裁の権威を回復して国民の司法に対する信頼を再び取り戻すためには、まず最高裁自身が国民の疑惑をはっきりと晴らすことでなかろうかと思います。それによって初めて公平な裁判が実現するということを強く申し上げまして、私の質問を終わらせて...全文を見る
04月17日第140回国会 参議院 本会議 第19号
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○野間赳君 私は、自由民主党及び新党さきがけを代表いたしまして、日米地位協定の実施に伴う駐留軍用地特別措置法の一部を改正する法律案に賛成、同法案に対する修正案に対し反対の討論を行います。  平和の維持と国民の安全の確保は、国民がひとしく希求し、国家としての最大の役割であります。...全文を見る
○野間赳君(続) 米軍基地用地の使用は、安全保障体制のため最も公共性の高いものであり、しかも、暫定使用期間中の適正な補償のため損失補償金相当額をあらかじめ供託することとしており、今回の改正は憲法上何ら疑義を生ずるものではないことは明白であります。  以上、本法律案に賛成をする主...全文を見る
05月08日第140回国会 参議院 外務委員会 第10号
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○野間赳君 地中海漁業一般理事会協定についてまずお尋ねをいたしたいと思います。  この協定は、一九四九年、四十年余り前に作成されたものでありますが、我が国は締結をされないまま今日に至っておるわけであります。一方で、一九六九年にはICCATが設立をされまして、これに加盟をしてやっ...全文を見る
○野間赳君 そういうことでありますが、ICCATの水域と対象資源が全く重複をするということになるわけでありまして、双方に加盟をするという必要性というものをもうちょっとお尋ねいたしたいと思います。
○野間赳君 今まではそういったことでオブザーバーでの参加であったと思うわけでありますが、加入をしますと理事会構成国になりますが、なった場合のメリットというものはどういうことになりますか。また、マグロ以外の海洋資源につきましても対象となってくるわけですから、日本がどのような立場でま...全文を見る
○野間赳君 本協定に関します質問は以上で終わらせていただきます。  この際、去る五月六日、西村眞悟衆議院議員が尖閣諸島に上陸をいたしました。このことにつきましては各種報道でも取り上げられておりますが、さまざまなコメントがあります。  そこでまず、再度の確認ということになります...全文を見る
○野間赳君 このことに関しまして、中国の主権侵犯ということで強い抗議が中国の外務省からなされておるわけでありますが、このことに対して日本はどのように対応したのか、全くそのことが報道に出てきておりません。具体的にどのような反論をなされたのか、対応をなされたのか、お尋ねをいたしておき...全文を見る
○野間赳君 国内的には尖閣諸島に上陸しましたことに対して政府は遺憾であったというように述べられております。その報道を通じまして、多くの国民の皆様方は少し疑問をお持ちになられておる節がございます。なぜ日本人が我が国固有の領土である尖閣諸島に上陸をすることが遺憾であったか、こういうこ...全文を見る
○野間赳君 さまざまな要素を含みました微妙な問題であり、極めて難しく、慎重を期さなければならないことは十分に承知をいたしております。そして、ことしは日中友好二十五周年の年でもあり、我が国にとりまして対中国外交は大変重要なものであります。しかしながら、友好関係を保ちつつも、言うべき...全文を見る
11月10日第141回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第3号
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○野間赳君 自民党の野間赳であります。  片山委員の関連質問で、中小企業の問題、農業問題などを順を追ってお尋ねをしてまいりますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。  総理におかれましては、今朝サウジアラビアから直接この委員会にお運びということで、大変お疲れでございま...全文を見る
○野間赳君 総理の今の御答弁にもございましたが、十二日から十四日までの御予定でロシア・リマコフ外相が訪日をなされる予定であります。小渕外務大臣との協議が予定をされておると聞き及んでおります。私はこの外相協議はさきの首脳会談の成果を実現していく第一歩といたしまして極めて重要な協議で...全文を見る
○野間赳君 一昨日八日の夜、北朝鮮日本人妻第一陣十五名の方々が里帰りをなされました。祖国の土を踏まれたのであります。長い長い道のりでありましただけに万感のものがそれぞれおありであろうと思います。今後、なお第二陣、第三陣と早く現実のものとしなければならないと考えております。  私...全文を見る
○野間赳君 与党訪朝団があすから訪朝の予定であります。目的は、日朝国交正常化交渉の環境整備であるということであります。そのためには、日朝間の重要な問題であるこの拉致疑惑の解決が不可欠であると存じております。  訪朝団は、この問題を北朝鮮に対し真正面から提起をし、問題解決のため努...全文を見る
○野間赳君 中小企業の対策についてお尋ねをいたします。  初めに、現在の景況につきまして総理にお伺いをいたします。  今進めております行財政改革は、確かに早急に確実に進めていかなければならない問題であると思います。しかしながら、現在の経済情勢は極めて悪く、景気対策と財政改革、...全文を見る
○野間赳君 経済構造を改革しまして、その活力を維持して二十一世紀に向けた日本の将来を築くためには、法人税の改革によります公的負担の軽減が喫緊の課題であると思います。このため、平成十年度税制改正の過程で先進国の水準を踏まえ、現在約五〇%の実効税率の一〇%程度大幅な引き下げと短期間で...全文を見る
○野間赳君 引当金や赤字法人への課税につきましては、中小企業者からはかなりの批判と不安の声が私のところにも寄せられてまいってきております。  法人税改革を進める上で忘れてはならないことは、法人税で二八%、法人事業税で九%と六%の軽減税率の適用を受けております中小零細企業の存在で...全文を見る
○野間赳君 金融ビッグバンの進展によりまして、金融機関が収益性などを一層重視する経営態度をとってまいります。中小企業にとりましては、魅力のある金融商品が利用できるというメリットと選別融資が一層厳しくなってくるというデメリットが考えられてくると思います。現実に、中小企業者に対しての...全文を見る
○野間赳君 民間金融機関の貸し出し態度が厳しく、また、これから年末を控えてまいりまして、今こそ政府系金融機関の出番でなかろうかと思っております。無論、政府系金融機関であるからこそ貸し渋りなどということが絶対にないように、特色のある、中小企業者の立場に立った融資を進めていただきたい...全文を見る
○野間赳君 先般、我が党の緊急国民経済対策でも別枠融資制の創設が多く指摘をされているところであります。政府としてこの対策をどのように検討し、実現しようとしているのか、通産大臣の御決意をお聞かせいただきたいと思います。
○野間赳君 産業構造が大きく変革をしてまいります中で、雇用の安定と確保が大事なことであります。経済構造改革を通じて新たな雇用の場をつくり出していく必要があると考えます。中小企業の活力を生かした方向の雇用対策をどのように進めていくのか、労働大臣にお尋ねをいたします。
○野間赳君 農業の問題でお尋ねをいたします。  世界の人口はどんどんふえてまいってきております。九五年で五十七億人でありますが、二〇二五年にはもう八十億人、二〇五〇年には九十四億人という大幅な増加が見込まれます。  そこで、今後の世界の食糧需給見通しがどのように見込まれておる...全文を見る
○野間赳君 食糧自給率は年々低下をしてまいっておりまして、七年度には四二%、これはカロリーベースの自給率でありますが、穀物では三〇%ということになりまして、世界百六十三カ国中百十一番目ということであります。もう先進諸国では最も低い水準まで落ち込んでまいりました。  国民にとりま...全文を見る
○野間赳君 農用地の問題につきましてお尋ねをいたします。  今、我が国が輸入をいたしております主要農産物の生産に必要な海外の農地面積は千二百万ヘクタール、国内の農地が約五百万ヘクタールでありますから二・四倍ということになります。  このような状況にありまして、規制緩和というこ...全文を見る
○野間赳君 三年連続の豊作であります。生産調整の目標を達成いたしましたが、国内産の米の在庫が三百五十二万トン、適正在庫百五十万トンと言われますので二倍以上にもなっておるということであります。米の過剰処理が大きな問題になっております。  このような状況のもとで、米の市場価格はまた...全文を見る
○野間赳君 農業をめぐります内外の厳しい状況の中でありますが、政府は、来年夏を目指しまして新しい農業基本法の策定に取りかかっておられるわけであります。その中で食糧、農業、農村の各分野に新機軸を早く打ち出すことが急務であります。  各界の意見を幅広く聞いて、検討状況、今後のスケジ...全文を見る
○野間赳君 自治大臣にお尋ねいたします。  この法律が成立をいたしますと、国も地方公共団体も歳出の抑制を図っていくことになってまいります。この過程で国の歳出抑制によりまして地方公共団体に負担が転嫁をされるのではないかということであります。過去にもそういうふうな事例がございました...全文を見る
○野間赳君 地方財政の地方債への依存度は、平成八年度には過去最高の一五・三%、平成九年度でも一三・九%と、高い数字を示しております。このように厳しい財政状況であるわけでありますが、一方で、地方公共団体は、地方分権の具体化に伴いまして今後ますます重要な役割を担い、地域住民の多様なニ...全文を見る
○野間赳君 これまでの予算編成におきます歳出抑制策を見ますと、その一つといたしまして、地方財政対策で当該年度に支払わなければならないものを先送りするという手法をとってきたように思われます。これこそ国が赤字財政だから地方にも一部肩がわりをしてもらおうという安易な考えによるものではな...全文を見る
○野間赳君 ここに政府が昭和六十一年度以降、歳出削減によりまして後年度へ負担の繰り延べをいたしました一覧表がございます。これによりますと、地方財政対策に伴う繰り延べ分の残高七兆一千四百九十八億円、交付税特別措置の減額の残高三千八十八億円となっておるのであります。合わせまして七兆四...全文を見る
○野間赳君 終わります。(拍手)
11月28日第141回国会 参議院 本会議 第7号
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○野間赳君 私は、自由民主党、社会民主党・護憲連合及び新党さきがけを代表いたしまして、財政構造改革の推進に関する特別措置法案に賛成する討論を行います。  我が国経済を取り巻く環境は、バブル経済の崩壊、少子・高齢化の進展、大競争時代の到来などにより大きく変わり、その中で財政は、現...全文を見る