橋本敦

はしもとあつし



当選回数回

橋本敦の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月23日第126回国会 参議院 文教委員会 第2号
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○橋本敦君 続きまして、私の方からは私立幼稚園の問題について質問をしたいと思います。  我が国における教育の中で私学教育が占める重要性については当委員会でもるる議論をされ、その認識についてはお互いに重要性を疑う者はだれもいないわけでありますが、きょうはその中でも幼稚園教育の問題...全文を見る
○橋本敦君 その幼稚園の私立園の実態につきまして、たまたま昨日、全国私立学校教職員組合連合、そこから実態調査が明らかにされました。  この実態調査の内容を見てみますと、一九九二年の九月から十二月にかけまして、対象は私立幼稚園教職員、全国十六都道府県にまたがって百七十カ園、二千二...全文を見る
○橋本敦君 そこで、問題点に入りたいと思います。  まず、その実態調査から明らかになってきた重要問題の一つは、私立幼稚園の先生たちは若くて、したがって経験の短い先生が国公立に比べて圧倒的に多い。つまり、ベテランの先生が極めて少ないという現象が出ているわけであります。これを今回の...全文を見る
○橋本敦君 これからも分析して考えてもらいたいんですが、結婚をするから退職というのは、それはありましょうが、それは国立ても公立ても同じですわね。公立あるいは国立の幼稚園の先生が結婚しないわけじゃない。  だから、やっぱりそこから一歩進んであなたがおっしゃるように検討する必要があ...全文を見る
○橋本敦君 あなたの答弁は極めて一般的な範囲を出ないんですけれども、例えば日本の労働時間はヨーロッパに比べて年間五百時間多い。労働省でも年間労働時間を減らすということを政府の基本施策としてやっていますよね。また、やらなくちゃならない。それを労使間の話し合いと協定に任せておいていい...全文を見る
○橋本敦君 そういう大臣のお考えに基づいて、じゃ具体的に進める一切の知恵がないのかというと、決してそうじゃないわけですから、例えば実態に見合った私学助成の拡充、充実ということの範囲で国としていろいろな施策を進めるということも私はこれから一歩進んで大事だと思うんです。  だから、...全文を見る
○橋本敦君 私学の自主性を尊重するというのは当然そうでなきゃならぬわけでありますが、私学と公立との格差が一層ひどくなって、そして今私が指摘したように、意欲のある、また幼児教育に生涯をささげたいと思っているそういう意欲のある人たちの意欲もそいでしまうというような結果が一層広がらない...全文を見る
○橋本敦君 今おっしゃるように、感染経路の特 定ができてないというところが非常に将来的にもまだ心配が残ってくる問題があるんですよね。京都大学でも実験施設を見学させていただきましたが、京都大学の動物実験施設は規模の面でも約二千匹のラットを入れられるということで全国大学の中でも一、...全文を見る
○橋本敦君 大臣、お聞きのように、この問題は全国的に非常に医学の進歩と発展の上からも職員の安全からも大事な問題になってまいっておりますので、文部省としても鋭意この改善と今後の安全な研究の発展のために大臣としてもお力添えいただきますようにお願いしたいと思いますが、いかがでございます...全文を見る
○橋本敦君 終わります。
03月11日第126回国会 参議院 議院運営委員会 第6号
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○橋本敦君 ただいま議題となりました議院における証人の宣誓及び証言等に関する法律、いわゆる議院証言法の一部を改正する法律案につきまして、発議者を代表して提案の内容と理由を御説明いたします。  現行の議院証言法は、一九八八年十一月、我が党以外の賛成で、証人尋問中のテレビ放映を含む...全文を見る
○橋本敦君 私は、日本共産党を代表いたしまして、政治倫理審査会規程改正案に対する反対の討論を行います。  現行の政治倫理審査会が一九八五年に設置されましたときに、我が党は、この審査会が証人喚問などの国政調査権を十分に活用することになっておらず、議員のほか傍聴を認めないいわゆる原...全文を見る
04月09日第126回国会 参議院 議院運営委員会 第11号
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○橋本敦君 私は、日本共産党を代表して、我が党以外の各派共同提案に係ります政治の信頼確立と政治改革の推進に関する決議案の委員会審査省略の審議に当たりまして、反対の意見を述べます。  そもそも国会決議は、国政の重要問題に関して国権の最高機関である国会としての意思を内外に向かって表...全文を見る
04月15日第126回国会 参議院 文教委員会 第5号
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○橋本敦君 まず最初に、この法案に即しての質問でありますけれども、名古屋大学の教養部改組についてちょっと経過を検討いたしまして気になりますので、念のための質問ではありますが、お尋ねをしておきたいと思います。  名古屋大学では、この改組問題で当初は教養部を教養学部にしたいというこ...全文を見る
○橋本敦君 基本的には了解をいたしましたが、基本的な姿勢としては大学の自主性は尊重するという立場は守っていただくということを確認できたと思いますね。  そこで、その次の問題に質問を移してまいります。  既に話も出たようでありますけれども、政府は十二日に新総合経済対策、これを決...全文を見る
○橋本敦君 第二点は、今度は緊急不況対策ということで打ち出すということのようですが、不況対策にとどまらず恒久的な文教行政、教育政策の問題として今後とも広く研究施設の整備改善ということには大いに力を入れていただきたいということを、わかり切った問題ですけれども、あわせてお願いしておき...全文を見る
○橋本敦君 そこで、次の問題でありますが、きょう私は我が国の研究あるいは文化の発展ということにかんがみまして、大学における研究活動を大いに高めていくという観点から、若手の研究者、大学院生の待遇の問題を取り上げてみたいと思うわけであります。  近年、大学におきまして、基礎研究を担...全文を見る
○橋本敦君 今お答えいただきました複合的な原因というのを、私もそれはそうだろうというように理解しておるわけですが、その中でも基本的に大事な問題として教育・研究環境の整備、とりわけ院生の待遇、これを改善して安心して研究活動に従事できるという仕組みをどういうようにつくっていくかという...全文を見る
○橋本敦君 全国大学院生協議会というのが大学院生の生活実態調査というのを行っておりまして、これも私見ましたが、それとほぼ符合する深刻な生活実態状況が明らかになっておるわけでございます。  この状況から、このような生活を院生はどう考えているかということについて、「現在の生活に経済...全文を見る
○橋本敦君 今の御答弁でありますけれども、私は、例えば国際人権規約のA規約第十二条二項の(c)で高等教育の無償化ということを定めて、国際的にもこういった方向を進めているのが世界の趨勢でありますから、いろいろな条件をおっしゃり、あるいはまた私学とのバランスも考えるということをおっし...全文を見る
○橋本敦君 諸外国もそれぞれ経済事情の逼迫等いろんな社会的マイナスファクターに直面しながら苦労しておるということが今局長がおっしゃった一定の手直しの背景にあるように私も理解しておるんですが、私が局長に質問をした要点というのは、我が国のように貸与制だけというのは基本的にはない、貸与...全文を見る
○橋本敦君 という状況ですから、我が国も改善に向かって、国際的な趨勢がいろいろ動いてはおりますけれども、我が国の状況としてはやっぱり国際的にはおくれているというのははっきりしていると、こういうことを私は指摘して改善を求めたいわけであります。 手元に「十大学理学部長による提言」とい...全文を見る
○橋本敦君 ですから、学生数がふえる、そして貸与枠を広げないと貸与率は下がるわけですから、ふえた学生数に応じて貸与枠の拡大ということに一段の努力を私はぜひ文部省としても努めてほしいと思うわけであります。  こういった貸与枠の拡大、それから私が指摘をした給費制の新しい導入、こうい...全文を見る
11月09日第128回国会 参議院 文教委員会 第2号
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○橋本敦君 具体的な問題から質問に入りたいと思うんですが、一つは国立大学の授業料の値上げの問題であります。  この問題を質問する背景ということになりますと、私は、今まさに国民の教育を受ける権利、教育の機会均等ということが教育費の大変な増大の中で重大な危機に直面していると言っても...全文を見る
○橋本敦君 そういう観点で見直してほしいのが私が最初に言いました大学の学費問題であります。  私学助成という問題が大きな社会問題になって多年にわたりますけれども、私立大学の初年度納付金はついに百万円を超え、今年度は百十三万六千七百円にもなっているという実情がありますし、国立大学...全文を見る
○橋本敦君 御趣旨はわかりました。今おっしゃった答弁では、慎重に検討を要する問題だ、つまりにわかに賛同できる問題ではないという立場ですが、この際、大臣自身のお考えも明確にお伺いをさせていただきたいと思います。
○橋本敦君 そういたしますと、大蔵省がまだ具体的に話していないというお話ですから、仮にそういった問題を大蔵省が提起をしてきても文部省としては慎重な立場を貫いて大蔵省のそういう見解には賛同しないということで大臣としては対処していただけると、こう考えてよろしいわけですね。
○橋本敦君 では、この問題についてはそういうことで大臣の御見解に期待をいたしまして、次の問題に移りたいと思います。  次の問題は、十月二十日にございました東京高裁でのいわゆる教科書裁判に関連して質問をさせていただきたいと思うのであります。  この教科書裁判では三点にわたって検...全文を見る
○橋本敦君 正確に私の質問に答えてもらわなくちゃ困りますよ。  私は、日本の軍隊の組織的犯行であったという部分について判決がこう言っているああ言っているということを一つも言っていないでしょう。判決が指摘しているうちの二点について言ったんです。その二点について私の指摘したとおり判...全文を見る
○橋本敦君 私が指摘した判示がある、裁判所の判断が示されている、その事実は間違いないでしょう。率直に聞いているんです。それだけです。それをどう解釈するかは別の問題だよ。
○橋本敦君 失礼なことをあなた言いなさんな。私が読み上げたところは、判決がそう書いてある事実は間違いないかと聞いているんです。あなたが読んだことを私に聞くとは何事ですか。私が読み上げたことは判決の判断から離れて私が勝手に言っていることじゃないだろうということを確認しないと議論にな...全文を見る
○橋本敦君 それで、さっきあなたがおっしゃった「激昂裏に」というのは、あなたがおっしゃった経過は確かにある。しかし、裁判所はその経過をよく知った上で、修正の方法として、繰りかえし、この南京事件が混乱の中であるいは混乱に巻き込まれてというように書き加えるようにこれを求めてきている。...全文を見る
○橋本敦君 文部大臣は、たしか私の記憶では就任後のインタビューでも戦争という問題の総括についてお触れになりまして、今おっしゃった婦人の問題、従軍慰安婦の問題など、臭い物にふたをするというようなこれまでの態度はよくないということも御指摘をされて、悪かったことは悪かったと認めなくちゃ...全文を見る
11月26日第128回国会 参議院 本会議 第7号
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○橋本敦君 私は、日本共産党を代表して、公職選挙法、政治資金規正法及び法人税法の一部を改正する法律案について、その趣旨並びに提案理由について御説明申し上げます。  佐川急便事件、金丸巨額脱税事件に続き、底知れないゼネコン疑惑が広がる中、今、国民の圧倒的多数が求めているのは、これ...全文を見る
○橋本敦君 坂野議員からいただきました御質問の第一点は、政策本位の選挙に取り組んでいる私ども日本共産党が、政党本位の選挙になじみにくいと言われる中選挙区制をなぜ支持するのかというお尋ねでございました。  坂野議員は現行の中選挙区制は政党本位の選挙になじみにくいと、こう言っておら...全文を見る
12月09日第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第3号
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○橋本敦君 私は、日本共産党を代表いたしまして、公職選挙法及び政治資金規正法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨並びに提案理由について御説明申し上げます。  佐川急便事件、金丸脱税事件に続いて公共事業にたかる底知れないゼネコン疑惑が広がる中、国民の大きな怒りが高まってお...全文を見る
12月27日第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第5号
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○委員以外の議員(橋本敦君) 一井委員からの御質問にお答えいたしますが、世界の大きな流れが比例代表制の方に向かっておるという状況でございます。私ども日本共産党といたしましては、当面現在の中選挙区制を維持しまして、そのもとで定数の抜本是正を行って可能な限り公正に民意を反映したい、こ...全文を見る
○委員以外の議員(橋本敦君) 御指摘のとおり、今の小選挙区並立制に断固として反対しておりますのは私ども日本共産党だけでございます。まさに私どもは憲法と民主主義を守る、そういう立場から誇りを持って断固として反対をしておるわけでございます。  今、中村委員御指摘のように、この中選挙...全文を見る