橋本敦

はしもとあつし



当選回数回

橋本敦の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月07日第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第8号
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○橋本敦君 私は、小選挙区比例並立制そのものの問題につきまして、その核心的な部分に触れながら質問をしたいと思います。  私ども日本共産党が、この小選挙区比例並立制につきましては民主主義の根本原理に反する、また我が憲法にも反するという立場で反対を貫いていることは総理も御承知のとお...全文を見る
○橋本敦君 私の質問は、いわゆる民意のゆがみ、つくられた多数という問題は、総理は緩和されるとおっしゃったんですが、比例を並立させても決して解消されない、そういうことはこれはもう公然たる事実であると思うんです。そのことははっきりおっしゃいませんが、山花国務大臣はどう認識されておりま...全文を見る
○橋本敦君 私は、この問題の担当国務大臣として今の答弁は絶対に納得できません。  小選挙区並立制という並立制で比例代表を加味したそのもとにおいても、比較第一党が得票率以上の議席占有率を占めるというこの事実は、多くのシミュレーションによって客観的にも明らかにされている事実は御存じ...全文を見る
○橋本敦君 私の質問に全然お答えになっていないですよ。  あなたはそうおっしゃいますけれども、実際多くのシミュレーションがあらわしているところでは、自民党が各党競合して戦った場合に、現在得票率三六%ですけれども、現在の議席占有率四三%に対して六〇%台の議席をとるという予想は、こ...全文を見る
○橋本敦君 政治資金その他、四法一体の関係はありませんよ。  あなたがそうおっしゃるから、比例を加味しても、総理は緩和されると言ったんですよ、いいですかあなたもその特徴が入れられると、こう言ったわけです。その特徴が入れられても、小選挙区制が持っている民意のゆがみという重大な欠陥...全文を見る
○橋本敦君 だから、私が指摘したシミュレーションで緩和されるというお話だが、小選挙区部分の重要な欠陥である特徴は全面的に解消されていないということが出ているということもシミュレーションとしてあることは御認識されているはずですよね。ですから、根本問題として、比例制を並立させたからと...全文を見る
○橋本敦君 全体でごまかさないでください。私は選挙制度の議論をすると初めに言ったじゃないですか。選挙制度そのものを真剣に議論する必要がありますよ。  それで、今あなたは比例の特徴で小政党の意見も反映させながらその特徴を生かすとおっしゃいましたが、しかしその比例部分で少数政党に与...全文を見る
○橋本敦君 冗談じゃないですよ。実際に三%近く得票をとって何議席かの議席を得られる条件があっても、制度的に切るんですから、切るんじゃありませんか。中選挙区制度で三人、五人区で争って、そこでどういう得票と当選結果になるかについては比較する話じゃないですよ。比例部分としての足切り条項...全文を見る
○橋本敦君 例えば東京大学の憲法学者の芦部さんは「国会が国民代表であるためには、選挙において表明される国民意思を国会はできるかぎり忠実に反映し、国内の地域的・社会的および経済的諸利益の公正な、かつ均衡のとれた代表が確保されていなければならない、と考えられるようになった」と、日本国...全文を見る
○橋本敦君 今あなたのおっしゃった憲法的要請にこたえられないのが今の政府提案の小選挙区比例並立制だと私は言っておるんですよ。だから、それに本当にこたえるならばそれは比例代表制でしょうとあなたはおっしゃった。なるほどその論はそれ自体としてそういう見解は成り立つんですね。  例えば...全文を見る
○橋本敦君 本当に民意の反映ということをお考えなら、山花大臣がさっきいみじくもおっしゃったように、比例代表制度そのものをもっと真剣に模索し追求するということでなきゃならぬはずですよ。  本当に民意の反映が大事だと言うならば、今私が指摘した虚構の多数と言われるような重大な民主主義...全文を見る
01月13日第128回国会 参議院 議院運営委員会 第11号
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○橋本敦君 私は、日本共産党を代表して、反対の意見を表明いたします。  まず最初に、私は公聴会承認要求のこの件が、特別委員会で突然の動議によって強行可決されたこと並びに今行われているこの委員会が、我が党などがこの問題について重大な疑義があるために、徹底的にその議決の有効、無効の...全文を見る
01月19日第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第14号
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○委員以外の議員(橋本敦君) 御指名をいただきましたから、平野委員の御質問にお答えいたします。  まず最初に、平野委員は民意の集約と反映というのをバランスさせるというのが一番中庸で並行的な意見だと、こういう御意見でございます。私たちは、せっかくの御意見でありますけれども、このバ...全文を見る
01月26日第128回国会 参議院 公職選挙法の一部を改正する法律案外三件両院協議会協議委員議長及び副議長互選会 第1号
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○橋本敦君 私は、議長及び副議長の選任は、選挙管理者の指名に一任することの動議を提出いたします。
01月27日第128回国会 両院 公職選挙法の一部を改正する法律案外三件両院協議会 第2号
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○橋本敦君 私は、日本共産党の立場で、趣旨の補足的意見の表明をいたします。  最初に、坂野協議委員からお話がありましたように、参議院での否決の趣旨は、参議院の各会派それぞれによってそれぞれの要件があるわけでございます。それが一体となって参議院での否決ということになっているわけで...全文を見る
○橋本敦君 各協議委員の皆さんの質問なり御意見なり議論は私も熱心に、また真剣に聞かしていただいてまいりまして、そろそろ結論的に私の方の立場で意見を申し上げる、そういう時期に来ているかということで、発言をお許しをいただきました。  与党の皆さん、衆議院側の三点の御提案がございまし...全文を見る
01月29日第128回国会 両院 公職選挙法の一部を改正する法律案外三件両院協議会 第3号
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○橋本敦君 私も冒頭、議事進行の関連で発言をお許しいただきたいと思います。  一月二十七日の協議会におきまして、先ほど市川議長じきじきにお話がありましたとおり、成案を得る見込みがないものとして、議長の責任で終局をする旨の宣言をされたと私どもは理解をいたしました。そのことによって...全文を見る
○橋本敦君 私は、日本共産党の立場から、ただいま市川議長から御提案いただきました協議案に対しまして、順次意見を述べさせていただきたいと思います。  まず第一点は、この協議案は、参議院で否決された重みを深く受けとめるどころか、全面的にこれを無視する結果となり、しかも手続的には、選...全文を見る
03月03日第129回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第3号
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○橋本敦君 私は、日本共産党を代表いたしまして、政治改革関連四法案の一部を改正する法律案に対する反対の討論を行います。  そもそも、小選挙区並立制など政治改革四法案なるものは、一月二十一日の本院本会議におきまして大差で否決されたものであります。したがって、国民を代表する本院の意...全文を見る
05月13日第129回国会 参議院 文教委員会 第2号
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○橋本敦君 今回の国立学校設置法改正によりまして、宇都宮大学と岡山大学で教養部が廃止されて新学部が設置をされることになるわけですが、この改組に伴って真にその目的が達成されるように若干の問題点を感じておるところがございまして、それをぜひ文部省の方の御意見も踏まえながらフォローアップ...全文を見る
○橋本敦君 それでは今後とも一層の努力をお願いしておきます。  次に、若手研究者の問題に話を移したいんですが、それといいますのは、五月一日、メーデーの日ですが、夜にNHKの報道スペシャルがございまして、そのテーマが「「求む・若き頭脳」工学部研究室の危機」、こういう題でございまし...全文を見る
○橋本敦君 ビデオがありましたらぜひ一遍ごらんいただきたいと思うんですね。欧米諸国に比べまして我が国の大学院生が少ないことは言うまでもないんですが、後継者を育てる、大学研究室でもスタッフをそろえるということが各大学で今、非常に困難になっている一つの要因として、院生の研究及び生活条...全文を見る
○橋本敦君 一層の努力をこの点ではお願いする以外に当面はないんですけれども、民間企業の方の研究所にどんどん優秀な人材が行くという傾向があって、大学の研究室に残るというのが非常に少なくなってきている、本当に大変だということを私はこの間のテレビを見て痛感をして、そういった話は聞いてお...全文を見る
○橋本敦君 わかりました。  それでは、もう時間が迫ってまいりましたので、最後に国立大学の授業料について質問をさせていただいて終わりたいと思います。  去る四月八日に政府の物価問題に関する関係閣僚会議がございまして、文部大臣も御出席になったと思うんですが、その後記者会見をなさ...全文を見る
○橋本敦君 終わります。
06月03日第129回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○橋本敦君 日本共産党の橋本でございます。  私からも両参考人に御意見を伺わせていただきたいと思います。  金丸事件に端を発しまして、地方政界、中央政界を巻き込んだいわゆるゼネコン汚職は、国民の血税を使っての犯罪という点から見ましても、また清潔な政治を望む国民の今の政治的な願...全文を見る
○橋本敦君 時間ですから最後に短くやりますが、そういったこれからの防止策として、ここでは条件付一般競争入札の問題、それから監視機能の強化、市民オンブズマン制度の導入、さらには官僚の天下りの制限ということが言われました。私は、その根源にある企業・団体献金の禁止という問題、これを私は...全文を見る
06月09日第129回国会 参議院 商工委員会 第5号
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○橋本敦君 続きまして、私から質問させていただきたいと思います。  今回の改正案は、オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書の第四回締約国会合の採択を受けて、代替フロン等を特定物質に追加するということが重要な内容の一つとなっておるわけです。  この問題について今まで...全文を見る
○橋本敦君 反対に回ったという事実はないと。そうすると、こういう新聞報道があったのを私は注目して見たんですが、それは必ずしも事実ではない、こういうことですね。  そこで、この問題の次にもう一つの問題は、九三年十一月のバンコクでの議定書締約国会合というのがございまして、EUなど十...全文を見る
○橋本敦君 大変難しいことではありますけれども、そういった方向に向かって進むように御指導され、ぜひ強化をしていただきたい。その点では、代替フロンにかわってどういうようにやっていくかという技術面の開発、資金援助、いろんな工夫が要ると思いますので、これからの重要な施策にしていただきた...全文を見る
○橋本敦君 回収・再利用というそのこと自体も非常に困難であるという状況は御答弁のとおりだと思います。  そこで、自治体等で冷蔵庫等を含めて回収ということに積極的に乗り出してきているところが出ておるわけですが、都や政令都市等でつくっている十三大都市清掃事業協議会、これが通産省に対...全文を見る
○橋本敦君 たまたまきのうテレビで私も見たんですが、東京都が冷蔵庫を回収ということでやって、再利用も限られておる。そうすると保管ということになってくるが、その保管したものの今おっしゃったフロンの破壊処理技術、これの推進、促進ということがやっぱり大事な課題だということを言われておる...全文を見る
○橋本敦君 政府としても責任を持って一層研究を進める、こういうように伺っておきます。  次に、問題を変えますが、先ほどもこれは議論がございました中小企業の特定フロン設備の転換の問題ですが、これがなかなか進まない。調査をされて今報告していただける状況がございますか、実態としてどれ...全文を見る
○橋本敦君 御指摘のとおりだと思います。全国的な正確な調査というのは容易なことではなかなかできないわけですね。  そこで、この中小企業の転換を大いに進めていかなくちゃならぬのですが、これが進まない原因は何だろうか。一つは設備資金の問題、もう一つは、現在の不況の中で中小企業がその...全文を見る
○橋本敦君 おっしゃるように、趣旨の徹底はぜひやっていただきたいと思います。  図書館の商工科学技術調査室がまとめた「トリクロロエタン全廃と中小企業」というレポートがございます。これはもう御存じのとおりだと思いますが、私もこれを読んで検討したんですけれども、この問題については非...全文を見る
○橋本敦君 終わります。
06月16日第129回国会 参議院 商工委員会 第6号
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○橋本敦君 続いて、私から質問をさせていただきます。  まず、ガス事業法について質問をしたいと思います。  今回の法改正がガス事業分野における重要な規制緩和の政府の施策によるものであることは言うまでもありませんが、その根幹となる部分について提案理由説明では、「大口需要者は、都...全文を見る
○橋本敦君 私の質問にまともにお答えになっていないわけですが、その次の問題に移ります。  大口需要家の価格は、今お話ししたように交渉に基づく価格ということを述べていらっしゃる。この交渉に基づく価格ということになりますと、大口需要家ということで交渉力がある、そしてまた、これにこた...全文を見る
○橋本敦君 そこら辺の展望をきっちりお持ちにならないというのは、私はこの法案について責任ある態度とは思えないですね。この都市ガス事業という公共サービス分野で、規制緩和ということで部分的にしろ競争原理を入れる、そしてガス事業の公共的性格を言ってみれば根幹部分についてゆがめる可能性が...全文を見る
○橋本敦君 今答弁がありましたが、大口部門で経理が悪化をしてもそれを小口部門に及ぼさないようにする。具体的に言えば、一般消費者、家庭の料金が高くなるようにはさせないということを今おっしゃいました。ですから、こういう競争原理の導入によってそういった大口関係での経理が悪化するおそれが...全文を見る
○橋本敦君 大臣、今お話しの悪影響を及ぼさないようにやりたいということについては、大臣としても責任持ってやっていただけますか。
○橋本敦君 ガス事業法について最後の質問ですが、LPGボンベで各家庭にガスを供給して供給地域拡大のパイオニア的役割を果たしてこられたのは、言うまでもありません、零細な燃料店、簡易ガス事業者、こういう燃料店なのですね。これらの皆さんの営業と生活の保全が今回の規制緩和で今後どうなるか...全文を見る
○橋本敦君 それでは、石油公団法について二点ほど質問をして終わりたいと思います。  石油公団法の今回の改正は、将来不足すると思われる二千万トン分の安定確保、こういったエネルギーの問題に対応するために天然ガスの開発液化事業に石油公団が出資、債務保証ができるようにするということが中...全文を見る
○橋本敦君 最後に伺いますが、今私が指摘したように、未回収金額が一兆三千六億円あるという事実はどうかということを聞いたんですが、これは大体そういうことだろうと思うんですが、間違いないでしょうね。  そして、今私が指摘したように、さらにこれに加えて、天然ガスの開発液化事業に手厚い...全文を見る
○橋本敦君 終わります。
○橋本敦君 時間も大変遅くなりましたので、極めて簡単に、日本共産党を代表して反対の討論を行わせていただきます。  まず、石油公団法の改正案でありますが、反対理由の第一は、本法案が石油、天然ガスの探鉱開発につきまして、現行制度に上乗せをして、メジャー、国内石油資本や商社などの開発...全文を見る
06月17日第129回国会 参議院 本会議 第22号
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○橋本敦君 日本共産党提出の製造物責任法案につきまして、その趣旨と提案理由を御説明申し上げます。  現代社会の大量生産、大量消費のもとで、製品の欠陥による被害から国民の生命、身体、財産を守るとともに、損害の発生に対し迅速かつ適切な賠償が受けられるようにすることは、安全で豊かな国...全文を見る
06月20日第129回国会 参議院 規制緩和に関する特別委員会 第4号
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○橋本敦君 続きまして、私から質問をさせていただきます。  規制緩和ということがまさに今日の大きな流れ、政治の重要なキーワードになっている感じがするわけですが、私どもは、確かに非常に複雑な時代おくれの官僚的規制が国民生活に押しつけられている側面がある、これは撤廃しなくちゃならな...全文を見る
○橋本敦君 わかりました。十分慎重な御検討をお願いして、次に進みたいと思います。  もう一つ、別の側面から考えて御意見を承りたいと思うんですが、それは国民生活に深くかかわる社会的、公的規制の見直しの問題として、一つは国民の特に生命、安全にかかわる問題は、これは犠牲にしてはならぬ...全文を見る
○橋本敦君 慎重にやってください。  終わります。
06月20日第129回国会 参議院 商工委員会 第7号
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○橋本敦君 ただいま議題となりました製造物責任法案につきまして、その提案理由と趣旨を御説明申し上げます。  現代社会の大量生産、大量消費のもとで、製品の欠陥による被害から国民の生命、身体、財産を守るとともに、損害の発生に対し迅速かつ適切な賠償が受けられるようにすることは、安全で...全文を見る
○橋本敦君 続いて、私から質問をさせていただきます。  最初に、政府が今回この製造物責任法案を提出したことの意義に触れておきたいと思うのであります。  といいますのは、この経過には御案内のとおり二十年に及ぶ市民の皆さんを初めとする貴重な運動の経過がありました。製品の欠陥による...全文を見る
○橋本敦君 わかりやすく言えば、私が指摘した問題については、被害者の保護を図るというのがあくまでこの法の基本的な規範的内容であり姿勢であり、それが眼目だと、このことははっきり御答弁いただいたことと理解してよろしいですね。
○橋本敦君 大臣に一言これに関連してお伺いしたいのは、法律の第一条は多くの場合その目的、基本理念をうたっておりますが、これは単に抽象的な理念というだけでなくて法律を解釈する場合の規範的内容を決める、あるいは運用する場合の行政上の指導も含めた運用の基準を決める、そういう意味で極めて...全文を見る
○橋本敦君 わかりました。そういう政府のお考えを了としながら、次の質問に移ってまいりたいと思います。  その次の問題は、欠陥の概念規定の問題であります。  この問題については、いろいろ長い議論の経過があるわけでございますが、欠陥とは何かということについて、政府の法案第二条によ...全文を見る
○橋本敦君 ですから、今の御答弁で明白なように、私が指摘したとおり、国生審の報告にある要素が結局はこの定義の中に含まれているということが明らかになってくるわけですね。  その点で注目してほしい問題は、経団連の副会長で経済法規委員長でもあった歌田勝弘氏が、日刊工業新聞のインタビュ...全文を見る
○橋本敦君 十分私は納得できる答弁だとは思わないんですが、消費者期待基準ということがこの製造物責任法を進めていく上でどれほど重要なものとして論ぜられてきたか、時間がありませんから諸外国や我が国での論議はもう繰り返しませんが、政府案には消費者期待基準を明確に採用していないという問題...全文を見る
○橋本敦君 今、非常に重要な御答弁をいただきました。  表示はおっしゃるように外しであるけれども、しかし、製造物の欠陥及び製造者の責任を判断するという事情の中では当該製造物の特性とそのこととの関係で考慮していくべき筋だということでありますから、適切な表示を欠く、あるいは表示その...全文を見る
○橋本敦君 わかりました。  そうしますと、消費者期待基準を採用したとは言わないが、当該製造物が通常有すべき安全性を欠いていること、これが定義の問題で欠陥の基本的中身だと。それ以上に定義をいろいろ書いております。総合的判断に帰するという状況はそれなりにいろいろおっしゃいましたが...全文を見る
06月21日第129回国会 参議院 議院運営委員会国会等移転小委員会 第1号
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○橋本敦君 今の片上先生の御意見と角度の違う方向からの質問をさせていただくことになるんですが、今やらなくちゃならぬという、時は今だというお話もございましたが、逆に冷静に考えてみますと、今なぜ首都機能の移転なのかということがやっぱり一番大きな問題だろうと思うんですね。  その背景...全文を見る
○橋本敦君 ありがとうございました。  それで、今の御意見ですが、私が歴史的経過を考えて違う意見を持っておることだけちょっと言わせてほしいんですが、政官財の中央集権的癒着という構造が政治構造として東京の一極集中をプロモートしたということはわかるんです。その基盤としての日本の経済...全文を見る
06月21日第129回国会 参議院 商工委員会 第8号
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○橋本敦君 私に与えられた時間が大変短うございますので、簡潔にお伺いをさせていただきたいと思っております。  まず、田中参考人にお伺いしたいのですが、これまでPL法についてたくさんの皆さんがいろいろと苦労なさり運動なさってまいりまして、もともと財界や政府には反対意見が強かったん...全文を見る
○橋本敦君 御趣旨といいますかお考えはそれなりによくわかりました。  私ども日本共産党もこのPL法につきましては、きょうも政府案と一緒に審議をさせていただいております案として、今私が指摘したような政府案にはない規定を設けまして、開発危険の抗弁は認めない、推定規定を設ける、そして...全文を見る
○橋本敦君 時間が来ましたので、最後でございますが、先生のおっしゃる二十年間の検討の推移ということはわかりました。私どもは逆に二十年間の検討の結果、より確実に救済をという立場で、逆にいえば先生のおっしゃった法律の一般原則の修正こそまさに大事ではないか、こう思っておりますので、その...全文を見る
○橋本敦君 終わります。
06月22日第129回国会 参議院 商工委員会 第9号
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○橋本敦君 前回に続きまして、質問をさせていただきます。きょうは、いわゆる開発危険の抗弁の問題から入りたいと思います。  この問題については、これまで消費者の皆さんや実際の裁判に携わってこられた弁護士の皆さん、あるいは関係団体の皆さんから、開発危険の抗弁を認めないことが、消費者...全文を見る
○橋本敦君 まず第一点の科学、技術の進展に阻害を及ぼすという問題については、これは反対する側から極めて強く主張されてきました。それはEC諸国においてもそういう議論はあった。EC指令の中で開発危険の抗弁はあったけれども、そういう主張を受けていろいろ多くの議論があったから、そういう議...全文を見る
○橋本敦君 ですから、私が指摘したように、厳しく要件を限定的に解釈するという立場で今言ったような答弁をなさった、こう理解していいんでしょう。簡単に言ってください。そういう趣旨でしょう、要するに。
○橋本敦君 そこで、もう一つ踏み込んでお聞きしたいんです。  入手可能なという言葉があるんですね。これは客観的に世界の最高水準の知識を入手可能なということを言っているのであって、当該製造業者がその業者の特定の状況、知識水準、そういったレベルにダウンをした上で入手可能であったかど...全文を見る
○橋本敦君 ですから、当該製造業者が知識を欠き、技術水準が低いから入手可能でなかったというようなことは理由にならないということはわかりました。それ大事なことです。  それで、あなたがおっしゃる最高の知識水準をどう理解し、どう解釈するかということもこれまた大事な問題です。これは非...全文を見る
○橋本敦君 時間がないから議論しませんが、ある学者だけがといったって、タシュナーさんは、この地球上のだれかがと言っているぐらい厳しく解釈しろとおっしゃっているんです。ある学者がそういうことをおっしゃったら、それはまさに重要な科学、技術上の見解として考慮する必要があるのは当たり前な...全文を見る
○橋本敦君 だから、当たり前のことを当たり前に言っておられるだけなんだと、本当にPL法の精神を生かすというなら推定規定を入れるべきだったんだよということを言っておきましょう。  そこで、時間がありませんから、その次に情報公開の問題に移ります。  実際の訴訟になった場合に、主張...全文を見る
○橋本敦君 そこで問題は、PL法が今まさに成立しようとしておるが、その民事訴訟法部会の中でそのことについて考慮された案が出ているでしょうか。私は出ていないと思います。  今、法制審の民事訴訟法部会で提案されておる甲案と乙案という二つの案があることは明白ですが、その甲案によっては...全文を見る
○橋本敦君 検討がされるであろうではなくて、検討せい。  終わります。
06月22日第129回国会 参議院 文教委員会 第5号
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○橋本敦君 私学助成の問題は極めて重大な問題でありまして、予算委員会の総括でもこの問題が取り上げられ、また本委員会でも重要な課題として先ほど田沢委員からも質問がありました。私もこの問題に絞って予算の関連で質問をしたいと思います。  言うまでもありませんけれども、今日、私学が我が...全文を見る
○橋本敦君 この問題について今、報告がありましたが、今後の動向を見きわめていく必要があるわけですね。だから、そういう点で今後のこの見きわめという点での調査は続けていかれる、実態調査としては正確に把握するつもりであるというように理解してよろしいですか。
○橋本敦君 その点はぜひ調査を続けてください。そして、その調査の結果に基づいた適正な指導なり対策というものをぜひ打ち出してほしいと思います。  別の観点から問題を指摘したいと思うのですが、文部省から発表された九三年度の私立学校の授業料調査、これを見ましても、幼稚園、小中高、いず...全文を見る
○橋本敦君 大臣の御趣旨は今お述べいただいたことで私なりに理解ができるんですが、確かに大臣がおっしゃったように、第一項のところで補助金の廃止を意味するものではないとはっきりおっしゃっている。こうおっしゃっていただいていることの重みが私は大事だと思うんです。  だから、そういうよ...全文を見る
○橋本敦君 大学等への私学助成問題でも一般補助がふえていないという問題がございます。この問題も大事な問題でございまして、なぜかといいますと、私学の学費、授業料の値上げ、父母負担がもう限界にきている、こういった思いが父母にも強いし関係者にも強いわけです。  日本私学振興財団の戸田...全文を見る
○橋本敦君 今後ともの努力をお願いして、最後の質問に移ります。  最後は私立専修学校問題でございますが、もう時間がありませんので簡単に申し上げます。  これは私学振興助成法が改正をされて、私立専修学校にも私学振興助成法の対象として位置づけて助成をしていく、補助をしていくという...全文を見る
○橋本敦君 御趣旨はわかりました。今後の課題として研究課題の一つの中には視野に入れておいてほしい、こう思いますが、いかがですか。
○橋本敦君 終わります。
06月23日第129回国会 参議院 外務委員会 第5号
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○橋本敦君 去る二十日の当委員会で我が党の立木議員が、被爆国としての我が国としては国連での核兵器の使用禁止決議には賛成する方向で努力すべきではないかという質問をいたしまして、柿澤外務大臣は立木議員の言う方向で努力したいと、こういう御答弁をなさっておるんですが、そういう方向でぜひ努...全文を見る
○橋本敦君 我々日本の被爆体験というのは、実際核兵器を廃絶していく大事な世界的課題から見て、この状態を世界に訴えていくということが非常に大事な課題になっていると思うわけです。その点で広島の原爆ドームあるいは長崎の原爆遺跡、これを世界遺産条約での世界の遺産としてリストに登録をすると...全文を見る
○橋本敦君 今お答えいただきましたように前向きの方向で検討していただくとして、いろいろ検討事項があるというお話でございました。ですから政府部内でもその点詰めていただきたいんですが、文教委員会でもこの問題は議論がございました。文教委員長も、ぜひこの点の促進をするために、委員会として...全文を見る
○橋本敦君 今、次官がおっしゃった種々の課題というのは、私が指摘した文化庁の言っている問題も一つはあると思いますが、それ以外にも難しい問題はそんなにあるんでしょうか。
○橋本敦君 わかりました。  それで、その審議会の討論を待つのも結構ですが、政府の姿勢が問題なんです。その審議会にどういう姿勢で出すかということがこれは非常に大事なんですよ。いろいろな歴史資料がありますけれども、まさに広島原爆ドーム、これは唯一それ自体存在をしておる、他に比べよ...全文を見る
○橋本敦君 今言った方向で外務省も先頭に立って政府部内の調整その他前向きの方向で努力していただくということでございますから、そのことを期待してきょうはこれで終わります。  ありがとうございました。
07月22日第130回国会 参議院 本会議 第3号
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○橋本敦君 私は、日本共産党を代表いたしまして、総理の所信表明について質問いたします。  国民不在の果てしない政権抗争の中から新たに発足した社会党首班の村山内閣のもとで、ハト派、護憲、優しい国などの宣伝とともに、それとは正反対の政治が行われようとしています。  総理は所信表明...全文を見る
10月26日第131回国会 参議院 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第3号
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○橋本敦君 規制緩和一般について、後で議論に加わりたいと思っておりますが、端的に言えば、私どもはまさに時代おくれの不必要な規制とか不合理な規制とか、そういったものは当然撤廃をしたり緩和をしたり正さねばならぬというように思っております。しかし、今規制緩和という声が内外ともに非常に多...全文を見る
○橋本敦君 規制緩和という問題が我が国でも大きな議論になって政治課題になっておりますが、既に七〇年代の後半から、イギリス、アメリカにおいて規制緩和問題が大きな問題として言われてまいりました。いわゆるサッチャリズムやレーガノミックスと言われる、そういった中に規制緩和が中心的な位置づ...全文を見る
○橋本敦君 これは航空の方ですからそういう答弁になるのかもしれませんが、そういう実態があるということ。  じゃその運輸関係について言いますと、バス規制改革法がアメリカで一九八二年に通りまして、地方の過疎地帯を含むバス路線で、アメリカの広大な国の中の四千五百の町がバスによる交通サ...全文を見る
○橋本敦君 長官、私が指摘したのは、今お話しした文芸春秋のレポート論文で出てくるものでありますが、これはぜひ一度お読みいただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
○橋本敦君 今おっしゃった点はそれなりに理解をするつもりであります。  それで、もう一つ私が注目をしたのは、自由化によりまして競争が激化する中で運賃はどうなっていったかという問題であります。  その点で報告されているところによりますと、新しい航空会社の参入ということも可能にな...全文を見る
○橋本敦君 長官がおっしゃったことは確かに大事な一つの問題点なんですね。アメリカでも独禁法の体制強化ということとの関係抜きには、規制緩和は手放してはやっていくわけにいかないという議論が学者の間であったのも事実ですね。  ところが、私が言いたいのは、長官、独禁法の仕組みはもう御存...全文を見る
○橋本敦君 そう思います。まさにこれからなんですね。だから、まさに今ある話は、規制緩和というムード的、そういった風潮がどんどん自己目的的に先行しているんではないかという心配をしながら質問をしておるわけなんですね。そういうことの中で失業への対処ということも一つありますが、もう一つは...全文を見る
○橋本敦君 時間がないので簡単に言いますと、その結果、国民意識としては、日本の国民の皆さんは食品の安全について非常にシビアな意見を持っていらっしゃるということが調査から出ているんですね。例えば、牛肉の自由化がありました。価格が安くなるのは結構だという意見がある。だがしかし、高くて...全文を見る
○橋本敦君 そこが問題なんですね、最大限国際基準に合うように検討していこうと。  私は、ちょっと資料で見てみますと、国際基準には日本政府が使用を禁止している農業を容認している部分もある。例えばクロルデンというのは日本は使用禁止ですが、〇・〇二ppmまで結構だという基準が出ている...全文を見る
○橋本敦君 時間が参りましたので終わりますが、要するに国際基準に適合させることだけが目的にならないように厳密な検討をお願いして、その他の問題ありますが、また後に譲ります。  ありがとうございました。
10月27日第131回国会 参議院 文教委員会 第2号
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○橋本敦君 けさの新聞各紙を見て文部大臣も驚かれたと思うのですが、私も非常に驚きました。小学校の校庭で学童の授業中に自衛隊が演習訓練をした。しかも、小銃、迫撃砲、機関銃、これを校庭に持ち込んでのことであります。私ども小学生のころは、教科書は「サイタ サイタ サクラガ サイタ」から...全文を見る
○橋本敦君 一般論のところまで私は今聞いているのじゃなくて、余り聞いたことがないとおっしゃいましたが、聞いたことはないでしょう、大臣、どうですか。
○橋本敦君 文部省当局に伺いますが、文部省として、こういうような学校での自衛隊訓練、授業中公然とやったという事例はかってありませんね。確認ですが、いかがですか。
○橋本敦君 そこで事実の確認、今照会中だという大臣のお話でございました。そういうこともあろうかと思いまして、急ではございましたが、防衛庁にお願いをして訓練課長に来ていただいております。  新聞で報道された事実によりますと、場所は宮域県登米郡東和町の町立米谷小学校、日にちは今月十...全文を見る
○橋本敦君 ですから、事実は今指摘したとおりであります。大臣は事実を照会中であるというお話でございましたが、事実は以上のように明白であります。重ねて文部大臣の指示で事実をお調べになることは結構でございます。  そこで、午前八時から十時ごろまでですから、学校の校庭でこういった自衛...全文を見る
○橋本敦君 戦後教育の一つの原点はやはり平和憲法であり、教育基本法はそのもとでそういった理念を遂行していかなくちゃならぬ立場だと思います。そういう観点からいって、平和で静かに勉強している学校に再び軍靴の音が響くようなことがあっては、これはまさに憲法にかかわる問題としても私は重大な...全文を見る
○橋本敦君 私は、本当に憲法を守る立場ならもっとはっきりした答弁を大臣はおっしゃるべきだと思いますよ。しかし、十分慎重に対処するということでありますから、それはそれとして、今後また議論をしていきましょう。  そして、訓練課長お見えになりましたが、こういった問題について、今後自衛...全文を見る
○橋本敦君 これで終わりますけれども、答弁は極めて不誠実だし、そしてまた本当に真剣にこの問題の重要性を受け取っていらっしゃるかどうか、私は問題だと思いますよ。本当なら防衛庁長官に来てもらい、総理に来てもらって追及するぐらい値打ちのある問題ですよ。そのことをはっきり申し上げ、そして...全文を見る
○橋本敦君 それじゃ、次の問題に移ります。防衛庁ありがとうございました。  次の問題は、南野委員からも御指摘がありましたが、原爆ドームの世界遺産条約登録の問題であります。この問題は、南野委員の御指摘にもありましたが、私ども文教委員会としては、党派、各党一致してこの問題をぜひとも...全文を見る
○橋本敦君 そこで、この広島の原爆ドームの世界遺産登録についての一つのバリアといいますかネックになっている問題は、国内法の保存、保護措置として文化財保護法の適用が今のままではなかなかいかないということですね。そのことは何かというと、文化財保護法の考え方が近代歴史遺産の保存というと...全文を見る
○橋本敦君 だから、今私が指摘をしたポーランドでは明白に法律によってやったんですよ、今お話ししたとおり。近代文化遺産、近代建築も含めて入れるということを明白にやったんですよ。それが、あなたがおっしゃるように、日本の文化財保護法では年代は法で規定していませんから運用基準でやっていま...全文を見る
○橋本敦君 大変よく趣旨はわかりました。  それで、アウシュビッツの場合を調べてみますと、ユネスコの国際記念物遺跡会議、ICOMOSと言われるようですが、ここの評価調査によりますと、アウシュビッツ強制収容所を世界遺産のリストに登録する場合、登録基準六ということで「すぐれて普遍的...全文を見る
○橋本敦君 大体趣旨はお認めになっていただいたようでございますから、大臣に重ねて御尽力をお願いして質問を終わります。
11月01日第131回国会 参議院 文教委員会 第3号
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○橋本敦君 続いて、私から質問させていただきますが、今回の法案の最大の問題点は、国民にとって年金の満額支給開始年齢を六十歳から六十五歳に繰り延べる、これが一つの重要な問題であります。この問題について村山首相は、安らかに老いていかれる社会、こういったことをおっしゃいましたが、果たし...全文を見る
○橋本敦君 私の指摘したとおりでありますが、さらにこれを具体的に検討してまいりましょう。  現在の私学共済の一人当たりの平均退職年金金額、これは組合員期間二十年以上でも大体月に十九万円程度ではないかと、こう判断いたします。そうしますと、その半分ですから十万足らずになりますね。二...全文を見る
○橋本敦君 ですから、今、審議官お話しのように、部分年金だけで老後の生活が保障されないということをお認めになった上で、六十五までは雇用を加えて多様にやっていくということが考え方だというふうにおっしゃいました。そこで、六十から六十五歳までの雇用というのが次に問題になるわけですね、今...全文を見る
○橋本敦君 その点は先ほど大臣からも、今後その問題は重大な課題だという御指摘があったとおりですね。  最近、総務庁の統計局が、厳しくなった定年後の雇用環境ということで分析しているんですが、政府自身の最近の労働力調査をもとにした計算でも、六十歳を過ぎますと一体どれくらいの有効求人...全文を見る
○橋本敦君 そういう実態も正確に把握しないまま、言葉だけで六十五歳までの雇用を確保しながらこの年全体制に入っていくと言ったって、それはだめですよ。そういう実態も踏まえて一体どうなのかということを真剣に私は考える責任があると思うんですが、そういう責任を果たしておられないのが極めて遺...全文を見る
○橋本敦君 ちょっと済みません、委員長。  これ資料見ていただくと、私のこれでは五・一年になっているんですが。  もう一遍答弁してください。
○橋本敦君 私は、私の手元の資料で五・一年と申し上げたんですが、仮に七・四年としても、私立幼稚園の場合、平均勤務年数はそういうわけで七・四年と、こうなっているんですよね。  ですから、先ほども指摘しましたけれども、勤務年数二十年以上二十年以下と分けるところか、平均七年しか勤めて...全文を見る
○橋本敦君 私が指摘した問題に大臣以下政府委員の方は的確にどなたも答えられないわけですよ。それは答えられないでしょう、こういう実態で放置されたらどうなるかという問題。ですから、この年金の今度の改正というのは私は大反対なんですよ。  今おっしゃいましたけれども、私立幼稚園の勤務条...全文を見る
○橋本敦君 私もぜひとも三歳児以下の基準をと言ったのではなくて、全体が下げられないなら、せめてまずそこをしたらどうかという、こういう意味も含めて申し上げたんです。  ですから、今三十五人という現在の指導、これについても検討するという方向で議論をしているというお話ですから、諸外国...全文を見る
○橋本敦君 それをどうするかというのは、どっちに向いてどうするんですか。四十人以下と書いてあるのはわかっているんですよ。それをどうするかというのは、五十人以下にするというのはそんなの話が全然違うわけでね。どっちに向いて検討しているのかという文部省の指導的姿勢が問われているので、ど...全文を見る
○橋本敦君 なかなかはっきりした文部省の姿勢が出ないが、せめて四十人を三十五人以下にする可能性もある方向の協力者会議の議論がなという感じがぼやっとわかるような答弁でございましたが、私はもっと積極的に幼稚園児教育について文部省が指導的責任を果たす方向で姿勢をはっきりさせてほしいとい...全文を見る
○橋本敦君 改善是正の方向を検討してもらいたいという私の質問に対して答えてもらっていないですよ。現状の説明はもう私わかっているから、今後の改善の方向として検討してもらいたいと言っているんですよ。何だったら大臣に答えていただいてもいいんです。
○橋本敦君 問題なかろうと言ったらこの次またやりますけれども、そんなことないですよ。公正を期して、運営上当然こうした労働組合の組合員の要求も法律ではちゃんと吸収できるように聞くシステムができているのに、なぜできないか。これはおかしいです。大臣いかがですか。
○橋本敦君 終わります。
○橋本敦君 子どもの権利条約の批准に関連をして質問をさせていただきますが、まず最初に、私は学校施設における子供の安全確保の重要性について指摘をしたいと思います。  児童、子供の最善の利益を守るという、こういった条約の基本理念からしても、一番大事な子供たちの安全を守ってやるという...全文を見る
○橋本敦君 そこで、この問題についてでありますが、子どもの権利条約の第三条は、今指摘しましたように、第一項で児童の最善の利益を主として考慮しなきゃならないという大事な課題として取り上げておりますが、その第三項で具体的に、締約国は児童の保護のための施設、これらにつきまして特に安全及...全文を見る
○橋本敦君 大臣おっしゃった適切な指導というのは結構ですが、定期的な点検ということをさらに重点的に、その面について点検を思い切ってやっていただきませんと、私が指摘したような事故が起こった後では遅くなるわけですね。したがって、児童の安全については特段の配慮と点検を十分に行うように改...全文を見る
○橋本敦君 じゃ、次の問題に移っていきたいと思います。  言うまでもありませんが、子どもの権利条約は、子供を権利行使の主体者としてとらえたという点で画期的な意義を持っております。その権利の主体者としての子供がまさに成長発達段階に応じて全人格的に健やかにゆとりを持って育っていくと...全文を見る
○橋本敦君 御趣旨のとおり伺って結構だと思います。  子どもの権利条約の第二十九条で、条約の締結国は、教育が「児童の人格、才能並びに精神的及び身体的な能力をその可能な最大限度まで発達させる」ということを、これを理念として掲げ、目標としているわけですね。それを子供の権利行使の主体...全文を見る
○橋本敦君 端的に言えば、小学校では学校行事の削減が九〇%の学校に及んでいるということですね。そして、普通の曜日での授業の上乗せが小中高ともかなり進んでいるということです。だからしたがって、ゆとりのある教育という、こういった方向を目指すとはいうものの、実際にはこの文部省の実験調査...全文を見る
○橋本敦君 地方自治体が地域の教師やあるいは父母、こういった声を反映して全国で五百六十九件の学習指導要領に関する見直しを中心とする意見書の採択あるいは議決をするというのはかってない事態だと思うんですね。だからしたがって、この問題が教育現場でいかに重大な問題として地域住民や父兄から...全文を見る
○橋本敦君 じゃ、時間が来たので終わりますが、この問題は引き続きまた議論させていただくこととして、大臣のおっしゃる月二回までは現行のままでいいというそのことについては私は異論があり、検討をさらに十分深めていただきたいということをきょうは要望して、質問を終わります。
11月02日第131回国会 参議院 文教委員会 第4号
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○橋本敦君 私は、日本共産党を代表いたしまして、私立学校教職員共済組合法等の一部を改正する法律案に対する反対の討論を行います。  反対の第一の理由は、退職共済年金の満額支給開始年齢を現行の六十歳から六十五歳に繰り延べることであります。私学の場合、ほとんどが六十歳定年制をとってお...全文を見る
11月09日第131回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第2号
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○橋本敦君 ただいま議題となりました統一地方選挙法案に関連をいたしまして質問をしたいと思います。  九一年の地方選挙におきまして大阪でも知事選挙が施行されたわけでありますが、その選挙に関連をして、今、大阪では重大な政治資金規正法違反の事案が発覚をして捜査が続けられております。こ...全文を見る
○橋本敦君 その容疑事実の概要は、私が指摘したとおりであることは間違いないでしょう。
○橋本敦君 この問題で重大なことは、もちろん法律に触れる虚偽記載ということでありますが、実際一億二千万強の献金があったにもかかわらず四千万余りしか記載をしなかったというその残りの八千万がどこにどのような形でだれの指示で使われたか、これの徹底解明がまず第一の問題として重要であること...全文を見る
○橋本敦君 その点の捜査は徹底的にやってもらいたい。  そこで、次の問題に移りますが、伝えられているところによりますと、この政治献金は九一年知事選挙で生じた費用の後からの穴埋めに使われた、こう言われています。そうなりますと、まさに地方選挙のその際の費用に、後からであれ、充当した...全文を見る
○橋本敦君 最後に質問しますが、この問題でもう一つ重要なことは、多くの副知事、元副知事、知事公室長等が関係をする大阪府の中枢が関与したという、そういう事件であります。今、中川知事はこういう問題について、この点については明確な答弁を避けておりますけれども、新潟地裁判決を見ても明らか...全文を見る
11月16日第131回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第4号
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○橋本敦君 委員長、私の質問は大臣と政府に対してお願いをしたいので、提案者の皆さんにはきょう質問はございませんので、大変御多忙のようでもありますからどうぞ御退席いただいても私としては結構です。
○橋本敦君 それでは質問に入ります。  今回の法案によりまして政党助成もいよいよ具体的に仕上げられていくわけですが、政党助成そのものについては、我が党はかねてから国民の政党支持の自由を侵す憲法違反の重大な問題だということを指摘してまいりました。  また、その金額につきましても...全文を見る
○橋本敦君 一応の計算根拠を示されただけであって、それが具体的合理性、そしてまたそれが相当であるというそういった論拠の説明はできないわけですよね。基本的には本当にそれが妥当であるという根拠はないと私は思います。  特に現在、国民の皆さんには消費税率の引き上げという大増税をまさに...全文を見る
○橋本敦君 つまり、どこへ渡したか、そこまで五万円以上の場合に明らかにされるというだけであります。だからそこから先は明らかにならない。  この使い道については、政党の活動の自由を侵してはならないということで制約しないということを言っているわけですが、それはそれとして当然なことと...全文を見る
○橋本敦君 まさにおっしゃるとおり、何の保証もないんです。国民の判断にゆだねるということ以外にないんです。  この問題について私どもは、近代政党のあり方としては、当然政党の組織活動を通じて、正当な活動を通じての政党の自主的な努力で資金を獲得していくというのが近代政党としては当然...全文を見る
○橋本敦君 それでは、私どもの党としては受け取らないということを明らかにした上で、次の問題に進んでいきます。  重ねて自治省に伺いますが、受け取らない、受領を拒否する自由は法律上当然あるということは間違いないですね。
○橋本敦君 当然のことでありますから、次へ行きます。  さて私は、政治腐敗ということについて言うならば、企業・団体献金の禁止がその根源において最も重大だというのが我が党のかねての主張で、今もそう考えておるわけですが、そういう点で、公選法の百九十九条そして二百条の規定というのは企...全文を見る
○橋本敦君 選挙の公正を維持するのは当然だけれども、選挙の公正を維持するそのことを厳しくやることを通じて政治の腐敗をも、政治がゆがめられることをも防止していくということに寄与していく、そういうことだということは言うまでもないじゃないですか。どうですか。その点抜けていますよ。そうで...全文を見る
○橋本敦君 あなたの答弁の姿勢はよくないですよ。自治省の編さんした「公職選挙法」でどう書いていますか。これはこういったような「寄附がなされた場合には、そのために選挙及びその後における政治の上にも好ましからざる影響の及ぼされるのを予防しようという趣旨からこの禁止がなされているもので...全文を見る
○橋本敦君 やる気のない答弁だが、そういうことが困るんだよ。新聞報道であっても、捜査権を発動する捜査の端緒であることは講学上当たり前だ。実際やられているんですよね。もっと政治腐敗を正すということで真剣になってもらわなければ困ります。  検察庁に伺いますが、この百九十九条、二百条...全文を見る
○橋本敦君 捜査継続中であるという答弁ですが、もう一年もたっているんですよね。本当に関係者に事情聴取して事実を解明すれば、そんなに複雑な事件じゃないはずだから私は捜査は迅速に遂げられると思う。捜査が迅速に遂げられるということも一つは政治腐敗を根絶する上で大事な部面となるんですよ、...全文を見る
○橋本敦君 それでは、大体熟しつつある、大詰めに来つつあるというように伺って、厳格な捜査を遂げることを要求して次に移ってまいります。  この百九十九条違反の関係については、私が前回指摘をした、今、大きな問題になっております大阪の中川知事の後援会の政治資金規正法違反事件、これにも...全文を見る
○橋本敦君 そこが問題なんです。  だから、これを集めるときに中川陣営では、それぞれ割り当てを企業に対して行った依頼の文書の中で、振り込みが一団体当たり百万を超える場合は政治団体に対するものはこれは氏名が公表されますので、百万円を超えないように御留意くださいという注意書きまでし...全文を見る
○橋本敦君 まさに厳正な捜査が必要ですね、大臣も言われるとおり。  そこで、資料としてお配りした一覧表を見ていただきたい。これは九一年度大阪府の土木部発注工事請負業者一覧、そしてまた企業局発注工事請負業者一覧であります。そして、丸をつけたのが私どもの調査で今指摘をした献金をした...全文を見る
○橋本敦君 そのおっしゃる所要の捜査ということには、どういった企業から献金が行われたか、大阪府との請負関係があったかどうかといったことの事実も含めてやっていると、こう理解してよろしいですね。
○橋本敦君 具体的内容はそうだけれども、私が指摘した問題については、これは捜査上考慮を十分にして捜査の支点としてやっていかなきゃならぬ問題だということは改めて言うまでもありません。  時間がなくなりましたが、大臣は国家公安委員長でもあるわけですが、私が指摘したこういった問題につ...全文を見る
○橋本敦君 最後に、大臣、私の指摘した問題をもっと真剣に受けとめてもらわにゃいかぬですよ、警察庁も。こういった問題をマネーロンダリングでやるような、トンネルを抜けて政治資金規正法を事実上ないがしろにしていくような悪質な行為、しかもその徹底解明をやっていく背景には私が指摘した公選法...全文を見る
○橋本敦君 終わります。
11月29日第131回国会 参議院 内閣委員会 第8号
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○橋本敦君 官房長官、御多忙中恐縮でございます。記者会見がおありになるそうなので、最後にお聞きしたかったことを最初に回さざるを得ないんですが、お待ちをいたしておりました。  このUX問題については、防衛庁は防衛庁の立場で、選定過程にはいささかも疑義を挟む、そういった問題はないと...全文を見る
○橋本敦君 今おっしゃった国民の目から見て疑念がないようにということが大事なんですね。有識者検討委員会の結果も結論が出たら公表する、こうおっしゃっているんですよ。だから、四閣僚あるいは政府でこれでいいということだけじゃなくて、国民の目から見て疑念がない、公正に選定されたということ...全文を見る
○橋本敦君 だから、逆に言えばそういうことが判断できなければ決断をしなきゃならないということだと思いますよ。  それでは官房長官、もう時間のようですから、ありがとうございました。  質問を続けます。  このUXの問題は、言うまでもありませんが九〇年十二月二十日の中期防衛力整...全文を見る
○橋本敦君 私の質問に答えてください。
○橋本敦君 だから話は古いんです。それで、第一の疑惑というのはもう古くから実は起こってくるんです。  この大倉商事がUXの問題としてGⅣの売り込みに全力を挙げ始めるのがいつごろか、局長、知っていますか。簡単に言ってください。
○橋本敦君 知らなきゃ知らないでいいですよ。
○橋本敦君 「ウイング」という情報誌があることは、これは防衛庁もよく御存じでしょう。  その「ウイング」の平成四年の二月五日号には、大倉グループが早くも九一年の四月に会社の組織を大幅に改正して、そして従来の宇宙航空機部を宇宙航空部というようにして、組織改正で体制強化を図ってGⅣ...全文を見る
○橋本敦君 防衛庁長官、この松宮氏は現在は川崎重工の顧問をなさっていますが、防大を出られて空幕の技術装備畑をずっと歩いてこられたトップクラスの人物であります。こういう自衛官が現職で米国のロビイストあるいは防衛産業売り込みのコンサルタントと言われるような人と会って、防衛問題に絡む装...全文を見る
○橋本敦君 そんな簡単なことを言っていると疑惑だらけになってしまうよ。アメリカのロビイストが来て話をしているんですよ。そして政治家も加わっているんですよ。防衛庁の正式な話じゃないですよ、防衛庁でやっているわけでもないですし。あなたは調べると言ったからぜひ調べてもらいたい。  そ...全文を見る
○橋本敦君 はっきりしていることははっきりお認めになった方がいいですよ。時系列的になんて言わなくたってあなた、ほかに人がいるわけじゃないんだ。  そこで、では日本飛行機が会社業績を上げるためになぜそれまでのファルコンと手を切って大倉と手を組むのか。これは、大倉と手を組んでそして...全文を見る
○橋本敦君 大倉商事は調達では部品は納入しているが飛行機本体はこれまではなかった、今度が始めてだということは事実でしょう。質問に答えなさいよ。ここに調達のあれをもらっていますよ、だめですよ。
○橋本敦君 だから、私が飛行機本体を納入した会社経歴はないでしょうと言ったら、そうだと答えればいいじゃないですか。あなたは質問の時間をいたずらにとるつもりか。冗談じゃない。  それで、今言った大倉商事の方も了解したというのはそうなんです。なぜなら、大倉商事は今言ったように飛行機...全文を見る
○橋本敦君 こういうことがあって機種選定がさらにおくれていく過程で第三の疑惑、いわゆる田村議員のモザンビークへのガルフストリームチャーターという問題が出てくるわけですよ。この問題について、モザンビークの視察は防衛庁長官も行かれましたし、他の衆議院、参議院の皆さんも約十名から行って...全文を見る
○橋本敦君 それはもう聞いたよ。私の疑問に全然答えていないじゃないか。なぜ田村事務所は大倉商事に言ったか、これが一つ。これは何も調べてないじゃないですか。そしてまた、なぜいろいろな民間ビジネス機があるのにガルフストリームか。これも調べてないじゃないですか。料金はファーストクラスで...全文を見る
○橋本敦君 調べ不足も甚だしいよ。現在六十七名、私どもが入手した名簿でははっきりしておる。  それじゃもう一つ聞きますが、この円木会に入っている国会議員は田村さんお一人なんですが、承知していますか。知っているか知らないかでいいですよ。
○橋本敦君 何を勉強する会だと言っていますか。
○橋本敦君 調査不足も甚だしい。調べて、何の勉強会が、いろんな勉強会だと言われてそれで引っ込むようじゃ調査にならぬ。  それでは聞きますが、月一回定例会があるそうですが、ここにいろんなメンバーが集まる。  そこでもう一つ進んで聞きますが、このメンバーの中に大倉商事関係者がいま...全文を見る
○橋本敦君 大倉商事のガルフストリーム売り込み担当責任者は宇宙航空機部長の川口富士夫さん、この方があのチャーター機に四日間一緒に乗っていかれた方だというように私どもの調査では明らかであります。これは防衛局長、知っていますか。答えだけでいいです。
○橋本敦君 この方がメンバーであり、そして同時にガルフストリーム売り込みの担当重役である大倉商事常務取締役森英世さん、この二人の方が大倉商事関係者として円木会に入っております。そして、これ以外にも東芝、富士重工、日本航空電子工業、島津製作所、横河電機その他防衛産業に関連ある企業の...全文を見る
○橋本敦君 お名前は。
○橋本敦君 先ほど話が出た増元榮和さん。  それ以外にあるんですが、知りませんか。
○橋本敦君 それでは私から申し上げましょう。杉浦功一氏、航空自衛隊中部航空方面隊司令官、空将であります。高部求さん、防衛庁航空幕僚監部援護業務課長をしておられて現在は補給本部総務部長、一等空佐であります。もう一人、津金澤洋實さん、防衛庁航空幕僚監部技術部技術第一課長をしておられて...全文を見る
○橋本敦君 田村議員がこういう関係から大倉商事を通じてガルフストリームをチャーターすることは容易に考えられるでしょう。そしてそれに乗って五月に行った。その五月は、まさに先ほどから防衛庁がおっしゃっているようにUXの選定作業の再開を今年の四月から始めて、そしていよいよ具体的段階にな...全文を見る
○橋本敦君 厳しく調べてもらいたい。  ガルフストリームにとったら、ファーストクラスの料金で一千万以上の負担をしようとも、この売り込みに成功すれば三百億円からの商いになるわけです。だから商社関係の人に言わすと、それはもう大いにやりますよ、しかし商社はただでは莫大な費用は使わない...全文を見る
○橋本敦君 終わります。
11月30日第131回国会 参議院 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第4号
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○橋本敦君 日本共産党の橋本でございます。  先ほど恒松先生の御意見の中で、大事なことは基本的には民主主義の推進だという観点から、住民参加の住民自治を大きく進めるということがやっぱり基本でなくちゃならぬというお話がございまして、私もその御意見に賛成なんですね。  だから、そう...全文を見る
○橋本敦君 ありがとうございました。
12月13日第131回国会 参議院 文教委員会 閉会後第1号
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○橋本敦君 大河内君がいじめに耐え切れなくて、まだまだ長く生きたいという気持ちいっぱいの中で、ついにみずから幼くして命を絶たざるを得なかったという問題はまことに痛ましい悲しい出来事でありますが、同時に、教育の場でこういうことが起こる、そのこと自体が一体どういうことなのかという根本...全文を見る
○橋本敦君 教育論というジャンルで我々は議論をしっかり踏まえる必要があると思うんですが、そういう点で考えますと、そもそもいじめとは一体何だろうかということを深刻にとらえざるを得ないと思うんです。  いじめ保というのは、一口で言えば、相手方の人格と人格の尊厳を踏みにじる行為である...全文を見る
○橋本敦君 大臣が御指摘のように、教育基本法はそう書いております。そう書くと同時に、「教育は、人格の完成をめざしこということを書いてすぐ続いて、「平和的な国家及び社会の形成者として、真理と正義を愛し、個人の価値をたっとびこ、個人の価値をたっとぶそういう国民の育成を目指すものだと、...全文を見る
○橋本敦君 具体的な問題を検討する上でも今私が指摘したことは大事になってくると思うんです。  いろいろな信号がありながら、なぜいじめを発見できなかったのかという問題が論ぜられました。これは非常に大事ですね。だから、清輝君が先生に対してどう答えたかというと、いじめがあったとは決し...全文を見る
○橋本敦君 私は現場の教師集団からの声を一つ紹介したいと思うんですが、そういう点でこう言っています。  「本来の教育をとりもどそうと努力する学校や教師にたいして、管理と統制がつよめられ、文部省・教育委員会のマニュアルどおりの学校運営と教育が強権的におしつけられ、教育の自主性が奪...全文を見る
○橋本敦君 大臣が賛成できないと言われた部分をさらにしっかりと議論していかなきゃならぬということだと思います。  終わります。
12月14日第131回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第1号
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○橋本敦君 それでは、続いて質問をいたします。  まず防衛局長に伺いたいんですが、今月の二日に村田防衛局長は、武村大蔵大臣、また野中自治大臣を訪ねて、再検討の結果につきまして、ガルフ機の採用が最適であるという結論を得た有識者の報告書をお示しした上で理解を求めるよう、そういった報...全文を見る
○橋本敦君 私は、まず伺いたいんですが、この再検討委員会、有識者会合なるものですが、これの報告書を私どもは十二月六日付でいただきましたね。この添付資料で価格が抜けていたということで委員長から厳しい指摘がございました。先ほど出されました。  私の手元には、十二月六日付の防衛庁のま...全文を見る
○橋本敦君 今、存在はお認めになりました。資料配付しております資料一がそれであります。これは、先ほどあなたがお話しになった武村大蔵大臣や野中自治大臣にお示しになった分はこの日付のない分でしょう。日付があるのはまだ示されませんね、二日には。当たり前でしょう、局長。
○橋本敦君 理屈から言って当然そうなります。六日に作成したのは六日という日付がある。もう一つあなたが存在を認められたのは日付がないんだからそれ以前のものだ、こういうことですよ。この二つの関係は一体どういう関係になるんですか。
○橋本敦君 閣僚懇に示されたものと国会に出されたものが違うという重大な疑いがあるんです。先ほどは資料として価格の問題が出されましたが、国会には初めから示さないつもりでそれは外してあるんです。なぜこういうことになったかということは、それは後でまた順次問題ごとに伺っていきますが、この...全文を見る
○橋本敦君 この機種について特に適用したと言っていません。そういう厳しい条件でしょうと言うんです。そういう厳しい条件でまずチャレンジャーが落とされたわけだ。あとはガルフかファルコンか、こうなっていく。そういうことが始まるわけだ。だから、このことはまずチャレンジャーがこの問題で要求...全文を見る
○橋本敦君 そこで、まずチャレンジャーが落とされることになるんですが、その次に、維持価格に入る前に性能の余裕の問題について私は聞きたいと思います。  性能の余裕について、ガルフストリームの方がファルコンよりも余裕があるということを言っていることはこれを読めばわかりますが、どれく...全文を見る
○橋本敦君 それは簡単に言えないんですよ。後で経費の方に触れますが、ガルフとファルコンを比較して要求性能はガルフもファルコンもほとんど全部同様に満足させておる、しかし余裕度においてファルコンよりもガルフの方が余裕度が高い。こういうことを選定結果として、最終的な判断で総合的なところ...全文を見る
○橋本敦君 だから、大事な要素だと言うのなら、数値的に比較ができるように資料をなぜ出さぬかと私は言っているんですよ。あなたがおっしゃったように、総合評価でも離陸性能等でガルフの方が余裕があるということを言ったというんですが、そこでもう一遍資料一の九ページに戻ってください。  そ...全文を見る
○橋本敦君 もういいです。
○橋本敦君 もういいです。わかりました。  なぜ報告書で消さにゃいかぬかというんです。大した違いでないのに、総合評価ではまさに余裕があるということでガルフの方に話を持っていくという、そういう状況になっているから私は納得できないよと、こう言っているんです。初めから書いておけばいい...全文を見る
○橋本敦君 何をしてるんですか。
○橋本敦君 あなたがおっしゃったように、納得できないんですよ。エンジンのオーバーホールの間隔がそんなものに当たるなんということはないです、民間機で。  そこで、資料一の十二ページでは、ガルフストリームが七千八百時間、ファルコンは二千八百時間で、倍以上も早くファルコンはオーバーホ...全文を見る
○橋本敦君 極めて調査不足も甚だしいじゃないですか。大変な事故が起こるんだから。同じ国の運輸省はオーバーホールをガルフに対しては三千五百時間でやらせている。ところが、この報告書で消された部分では七千八百時間、これで計算をしてガルフの方がファルコンよりいいんだ、経費が安いんだと。こ...全文を見る
○橋本敦君 なぜ消したかの説明がないというのはおかしいと僕は言っているんだ。  私は防衛庁に資料要求をいたしましたが、資料の二-二、これは防衛庁からいただいた資料です。これは航空自衛隊の航空機の機種ごとの整備期間を要求したんですが、C130だけについて防衛庁は出してきている、約...全文を見る
○橋本敦君 そして維持経費ということの中で、この定期点検、IRANというのが一番費用がかかる大変なものだというのはこれは常識ですよ。これは、英語ではイシスペクション・アンド・リペア・アズ・ネセサリーと言うらしいんですが、これはもう国際的にIRANと言われておるんですが、村上委員は...全文を見る
○橋本敦君 米軍は米軍でやったらいいですよ。防衛庁は三十六カ月でほとんどの機種をやっているじゃないですか。防衛庁の主体的な安全基準を守ったらいいんですよ。  村上委員も指摘されたけれども、防衛庁はほとんどの機種について二十六カ月でIRANをやっているのに、これは七十二カ月で、提...全文を見る
○橋本敦君 ヘリコプターをあなたは言っているんですよ、ヘリコプター。固定翼で言わなければだめですよ。ヘリコプターなんか言ったってだめですよ。
○橋本敦君 基本的には三十六でやっているという事実ははっきりしているんですよ。だから防衛庁から私によこした資料でも、他の機種についても同様の体系で整備を行っていると言っているじゃないですか。多少の違いはあったって七十二というようなものはないんですよ。だから、何で今度はガルフの会社...全文を見る
○橋本敦君 もっともっと調べなきゃいけませんよ。  この前の委員会で、機種の選定についてあなたは、三候補の機種について、まず主要な要求性能との適合性、離着陸性能についてでございますが、これでまず二千メートル滑走路の問題、ここで満足しない可能性のあるものが一機種見られます、これは...全文を見る
○橋本敦君 要するに、全く透明性を欠く不明朗なやり方であり、疑惑は全然解消されない。報告書がこういう状況であり、肝心の数字が隠されていく。今あなたは三十六カ月で計算した、パラレルにやったと言うけれども、その数値で一体どれくらいの経費差が出るか、その数字さえ出てこない。そういうこと...全文を見る
○橋本敦君 そこが大事なんですよ。防衛庁がオーソライズするんです、整備会社を。だから装備部長に話に行く必要があったんだよ。勝手に大倉に乗りかえてオーケーしてくれなんて話にならない。そして相談に行く必要があったんだ。そうしたら、民間民間の、民民の関係だから自由にやっていいですよと言...全文を見る