中曽根弘文

なかそねひろふみ

選挙区(群馬県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数6回

中曽根弘文の1990年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月25日第118回国会 参議院 産業・資源エネルギーに関する調査会 第4号
議事録を見る
○中曽根弘文君 第一班の派遣報告をいたします。  去る四月十二日及び十三日の二日間にわたり小山会長、白浜理事、古川理事、合馬委員、角田委員並びに私の六名で、福岡、大分両県において、各県、通産局、九州・山口経済連合会等の関係者からおのおの産業・資源エネルギー問題に関する実情調査を...全文を見る
05月21日第118回国会 参議院 予算委員会 第10号
議事録を見る
○中曽根弘文君 最初に、今後の日米関係についてお伺いをしたいと思います。  日米関係について考えてみますと、日米構造協議の最終報告がこの夏に出されることによって日米二国間の大きな懸案事項というのは一応片づくことになろうかと思います。もちろん、構造協議につきましては報告されたこと...全文を見る
○中曽根弘文君 ヨーロッパにおきましては今大きな変動、変革が行われておるわけでございまして、こういう大きな変革というのは我が国にとりましても大変大きな影響を及ぼしてくるわけでございますけれども、しかし、何といいましても日本にとって最も重要なのは日米関係であろうかと思っております。...全文を見る
○中曽根弘文君 ありがとうございました。  時間の関係で次に移らせていただきます。CSCEの参加問題についてお尋ねをいたします。  去る四月六日の衆議院の予算委員会でこの問題が取り上げられました。会議録によりますと、社会党の山口書記長の質問に対して政府は、CSCEに正式のメン...全文を見る
○中曽根弘文君 そうしますと、さきの予算委員会での政府の見解というのは、参加する立場ではない、そういうお考えであるとおっしゃいました。そうしますと、この予算委員会での答弁というのとは違ってくると思うんですけれども。
○中曽根弘文君 あのときの予算委員会の会議録をよく読んでみますと、今外務大臣がおっしゃったNATOのセミナーのこととCSCEの参加のことが多少混同しているような気がいたしました。私は、ヨーロッパの政治情勢が急激に今変化をしておるわけですけれども、従来のようにNATOとワルシャワ条...全文を見る
○中曽根弘文君 それじゃヘルシンキ宣言の内容について御説明をいただきたいと思います。いわゆる第一バスケットから第三バスケットがどういうものか、御説明いただきたいと思います。
○中曽根弘文君 確かにヨーロッパの会議ではありますけれども、今局長の御説明にもありましたように、単に安全保障だけではなくて、経済とか科学とかそういう問題あるいは環境とか人道の問題も取り扱う一つの国際会議であろうかと思います。私はぜひこれに参加することを検討していただければと思って...全文を見る
○中曽根弘文君 次に、第三世界への武器輸出についてお伺いをしたいと思います。  昨年十二月のマルタ沖の米ソ首脳会談は大変劇的であったわけでありますが、それによって軍縮、平和へと大きな一歩を踏み出したことは大変歓迎するものであります。しかし、アジアに目を向けますと、まだまだ解決さ...全文を見る
○中曽根弘文君 そこで、現在我々が最も恐れなければならないのは、これらの地域、特に中東地域への武器輸出が活発に行われていることであります。特に注目しなければならないのは、ヨーロッパのみならずアジアや南米の国々からも多くの武器が輸出されていることであります。今や中東地域は世界の火薬...全文を見る
○中曽根弘文君 私は、東西間の軍縮が進むことによってこの余剰となる兵器の生産力、主に欧州を中心として削減、廃棄される核兵器や通常戦力、そして洗練された兵器、そういうものがアジアでの紛争地域あるいは紛争の可能性のある地域への武器輸出に転用されるならば、東西間の軍縮というものは必ずし...全文を見る
○中曽根弘文君 そこで私は、東西の協調、軍縮の話し合いの急速に進みつつある今のこの機会に、紛争発生の可能性の高い地域または紛争発生中の地域に対して各国の、特に軍事大国の武器輸出を規制する国際的な合意を形成することを検討すべきであると考えます。核拡散防止や化学兵器の禁止と同様に、こ...全文を見る
○中曽根弘文君 何かそういう具体的な合意を形成するような動きというものはおありなんでしょうか。
○中曽根弘文君 このままですと、ますます中東地域の核の拡散は広がることになると思います。  そこで総理にお伺いいたしますけれども、七月のヒューストン・サミットで、そういうような武器輸出の国際的監視抑制の機構をつくるようなお話が出るか出ないか、あるいはそういうような提案をされたら...全文を見る
○中曽根弘文君 ぜひ御提案をしていただけたらと思います。  次に移ります。  極東ソ連軍の動向と我が国の対応についてお伺いをしたいと思いますけれども、最初に私の考えを述べさせてもらいまして後ほど若干の質問をしたいと思います。  まず第一点は、昨年半ば以降急速に始まった東欧諸...全文を見る
○中曽根弘文君 そこで、先ほども述べましたけれども、ソ連の軍事力の脅威についてですが、外務大臣は、以前に比べて侵略的要素が薄まってきつつある、今はその過程と答弁をされたと私は申しましたけれども、私は、脅威とは能力と意思、すなわち侵略できる能力と侵略をする意思の両方があって脅威とな...全文を見る
○中曽根弘文君 防衛予算は凍結をせよ、または削減をせよ、そういう意見がありますけれども、超軍事大国であるソ連の軍事力削減が本当に行われたと検証できないうちに我が国の防衛力を削減することはいかがなものかと思います。すなわち、我が国としては、先ほど申し上げました意思と能力の両方が明ら...全文を見る
○中曽根弘文君 大統領の北京演説でこの極東ソ連軍の戦力削減についての発表があったわけですけれども、大変に内容が依然としてあいまいかつ不明な点が多く、漠然としている。今防衛庁長官は実態が明確でないとおっしゃいました。確かにその実態把握が非常に困難な状況であると思います。  ソ連が...全文を見る
○中曽根弘文君 先ほどの防衛庁長官の御発言で、実態が明らかでない、そういう御発言がありました。軍事力削減の状況というのは実際確認できるのだろうか、単に信用するだけでしょうか。また、在アジア米国軍削減発表が今後極東ソ連軍の削減にどのような影響を及ぼしてくると考えられるのか、その両方...全文を見る
○中曽根弘文君 今もう一つ御質問したんですけれども、アジアにある米国軍の削減発表が今後極東ソ連軍の削減にどういう影響を及ぼしてくるかということをお願いします。
○中曽根弘文君 将来、もしの話ですけれども、ソ連が沿海州や北西太平洋での現実的な軍事力削減案を提案してきたらどう対応されますか。そのときはもちろん米国とも相談をし対応を考える必要があると思いますけれども、そういうような勉強といいますか、検討は常時行っているのでしょうか。そういう場...全文を見る
○中曽根弘文君 私は、日本の外交防衛論議がどうも半分に分かれ過ぎていると思われてなりません。片や絶対的なソ連の脅威論があり、もう一方では親ソ論の脅威払拭論が対峙をしておりますけれども、日本の外交防衛を論ずるのに本当にこれでいいのかという思いがあります。  我々は、東西ドイツの統...全文を見る
○中曽根弘文君 せっかくの御答弁なんですが、私がお聞きしたかったのは、海部俊樹さん個人として、日本にそういう外国の人たちが来て過酷な条件のもとで働いておる、しかもこの間総理がいらっしゃって歓迎を受けた国々の方々が多いわけですけれども、そういうことについてどうお感じになられますかと...全文を見る
○中曽根弘文君 この問題につきましては、昨年来衆参予算委員会でたびたび取り上げられました。各関係大臣の御答弁は、早急に関係省庁と協議をして政府としての考え方をまとめてまいりたい、大体このような趣旨の御答弁であったと思います。しかし、こういうふうにいろいろ議論している間にも、毎日何...全文を見る
○中曽根弘文君 外務省。
○中曽根弘文君 閣僚懇。
○中曽根弘文君 いろいろ各省に御説明いただきましたけれども、この単純労働者、私が今問題にしているのはこの不法就労者のことですけれども、これを今後どうするかということについては入管法でもこれは受け入れないということになっておるわけですけれども、やはり現実的には大勢のこういう不法就労...全文を見る
○中曽根弘文君 よくわかりましたけれども、いろいろな地域で、一つの地域の商工会とかそういうような団体がまとまって南米から日系人を受け入れようという動きがあるようでございますが、労働大臣から出す方で問題があるようだ、そういうような御答弁もありましたので、その辺をよく、そういうような...全文を見る
○中曽根弘文君 ありがとうございました。  私はこの制度の一層の充実を願っております。まだこれで十分とは思っておりません。二十一世紀へ向かって資源のない日本にとりまして唯一の資源は人材、すなわち人間であります。ですから、子供たちが視野の広いバランスのとれた人間に育つためには、子...全文を見る
○中曽根弘文君 今文部大臣からも御答弁がありましたけれども、私はここで小中学校の教員の校外長期研修派遣制度の創設を提案したいと思います。  期間は半年とか一年とか、これは採用後三年から五年の間に民間企業とか自治体とか、あるいは公共団体等へ派遣をしていただいて、企業でしたら営業で...全文を見る
○中曽根弘文君 まだまだ私はこの制度も不十分であるとは思いますけれども、よくぞ千葉県がこの制度を導入されたと高く評価をいたしております。一層の充実を期待しています。また、こういう制度が今後各県において実施されることを切に希望いたしております。  しかし、千葉県のこの制度は高等学...全文を見る
○中曽根弘文君 どうもありがとうございました。終わります。