中曽根弘文

なかそねひろふみ

選挙区(群馬県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数6回

中曽根弘文の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
07月13日第145回国会 参議院 本会議 第36号
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○中曽根弘文君 私は、自由民主党及び自由党を代表して、平成十一年度補正予算案について、総理を初め関係閣僚に若干の質問をいたします。  質問に入ります前に、総理はこのたび中国とモンゴルを公式訪問されました。短期間の日程の中で両国との懸案の解決に精力的に取り組まれましたことに対し、...全文を見る
10月19日第145回国会 衆議院 科学技術委員会 第14号
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○中曽根国務大臣 このたび、小渕第二次改造内閣の発足に伴い、科学技術庁長官を拝命いたしました中曽根弘文でございます。  委員長を初め委員の皆様方におかれましては、日ごろより科学技術行政の推進に当たり格段の御理解、御支援を賜り、まことにありがとうございます。  二十一世紀に向け...全文を見る
○中曽根国務大臣 今回の事故は、まさに日本初の臨界事故でありまして、従業員が重篤な被曝を受けるとともに、また多くの方々が被曝を受けられ、そして周辺住民の皆さんの避難や屋内退避が行われました、本当に極めて重大な事故でございます。  これまでも原子炉等規制法に基づきまして安全確保に...全文を見る
○中曽根国務大臣 我が国では、原子力発電所につきましては、今委員お話しのとおり、通産省が、いわゆる資源エネルギー庁でございますけれども、規制を行うとともに、研究炉や核燃料サイクル施設については科学技術庁が安全規制を担当しております。さらに、これら行政庁の安全審査につきましては、原...全文を見る
○中曽根国務大臣 今回の事故を教訓といたしまして、原子力防災対策の抜本的な強化を図るために、原子力防災に関する新法について、通商産業省を初めとする関係省庁の協力のもと、今鋭意検討を進めているところでございます。  具体的には、初期動作などにおける国、自治体の連携の強化、原子力災...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、これまでの立入検査等を通じまして、通常では考えられないような法律に違反する行為が事故の直接の原因だ、私はそういうふうに思っております。しかし、事故が起こってしまいました。私どもは、この事態を極めて厳粛に受けとめておりまして、また謙...全文を見る
○中曽根国務大臣 小渕内閣、この改造内閣発足の翌日でございますから、十月の六日でございます。
○中曽根国務大臣 確かに、委員御指摘のとおり、総理が現地に行かれたのは一週間後でございます。しかし、事故直後から政府におきましては、科学技術政務次官に現地に行っていただきまして、陣頭指揮をとってもらいました。また、安全委員会それから助言組織等々のそれぞれ組織が機能いたしましたし、...全文を見る
○中曽根国務大臣 民主党の皆様方が、翌日でございますか、現地に調査に行かれたということに対しては、深く敬意を表する次第でございます。  先ほども申し上げましたように、原因究明、それから事後処理に全力で当たっておりました。そして、現地には政務次官が出向きまして陣頭指揮をとっており...全文を見る
○中曽根国務大臣 総理の日々の御日程等について、私詳しくは今把握しておりません。いろいろな事情もあったことと思います。また、総理といたしましても、それぞれのつかさつかさで対応をとっているというふうに認識をされ、また、信頼をしていただいていた、そういうふうに私は思っております。 ...全文を見る
○中曽根国務大臣 内閣改造がちょうど時期に当たりました。しかし、総理は、そのような日程がある中でも、事故のことについては政府の本部長として陣頭指揮をとっていただいたもの、私はそういうふうに思っております。  それから、内閣改造の時期とちょうど重なったわけでありますが、これは総理...全文を見る
○中曽根国務大臣 今申し上げましたとおり、科学技術庁長官としての責務は当然果たしていかなくてはならない、そういうふうに思っております。
○中曽根国務大臣 今局長が御答弁申し上げましたとおり、非常に情報が乏しく施設の状況等が大変不明な中で、臨界状態が継続している可能性が高いことにかんがみまして、的確な情報の収集それから助言のために二名の原子力安全委員会委員、また二名の専門家を現地に派遣して、その時点ではできるだけの...全文を見る
○中曽根国務大臣 御指摘のとおり、危機管理については十分な体制ができていたとは私も思っておりません。今御指摘のような現地に派遣するに当たっての交通機関等につきましては、今後の検討課題としていきたいと思っております。
○中曽根国務大臣 米国からは、日本時間の十月一日の未明に、まさに水抜き作業の結果ほぼ収束の見通しが得られるに至った時点でございますけれども、航空調査、それから緊急時医療等あらゆる協力を行う用意がある旨の連絡がございました。さらに、その後、被曝緊急援助、事故復旧、大気モニタリング及...全文を見る
○中曽根国務大臣 今申し上げましたとおり、協力を申し出る旨連絡はありましたけれども、繰り返しになりますけれども、その時点での状況は緊急事態がほぼ収束した状況にある、そういうふうに判断をいたしたところでありまして、そういうことから、今後の状況については情報を提供し、そしてまたさらに...全文を見る
○中曽根国務大臣 情報につきましてはできるだけ公開をする、そういう基本方針、また大原則のもとに今回の対応も図っておりまして、決して、海外にこのような事態の情報が行くということによって日本の原子力行政に対する評価が落ちるとかそういうような観点から、米国の調査団を迎えることをその場で...全文を見る
○中曽根国務大臣 検査、調査体制につきましては今局長から御説明したとおりでありますけれども、いずれにいたしましても、大変重大な事故が発生をいたしました。今、原因究明等を行っているところでありますけれども、私どもといたしましては、この規制のあり方について謙虚に反省すべきだ、そういう...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員御指摘のいろいろな不備等につきましては、謙虚に受けとめまして、今後検討していきたいと思っております。  このような大きな事故が起きまして、本当に国民の皆さんに御心配をおかけし、多くの方に御迷惑をおかけし、また被曝された方々もおられるわけでありますが、今は、...全文を見る
○中曽根国務大臣 我が国の原子力安全規制体系は、まず第一に事業者が安全確保に責任を持つことは当然であります。これを行政庁、すなわち科学技術庁や通産省が原子炉等規制法等の法令に基づき監督をして、さらに行政庁とは独自の立場から原子力安全委員会が安全規制政策を立案するとともに、行政庁の...全文を見る
○中曽根国務大臣 安全審査のやり方、検査体制等につきましては、午前中も各委員から御指摘がございました。  私どもも、現在の状態が必ずしも一〇〇%満足できるものでない、そういうふうに私は思っておりまして、委員の先生方の御指摘を踏まえながら、今後、どうしたら万全の審査体制、検査体制...全文を見る
○中曽根国務大臣 ジェー・シー・オーの核燃料加工施設臨界事故における重度の被曝者である三名の作業員の方につきましては、事故当日に放射線医学総合研究所に搬送され、感染症対策、白血球増加薬剤の投与等の治療を行ったところでございます。  このうち、最も症状の重い三十五歳の男性につきま...全文を見る
○中曽根国務大臣 安全体制それから検査体制等につきまして、現在の状態が必ずしも万全のものとは私も思っておりません。委員の方々からもいろいろ御指摘をいただきました。  大畠委員のおっしゃいますように、これからも原子力の必要性というものは国民の皆さんに理解をしていただき、重要なエネ...全文を見る
○中曽根国務大臣 今後の体制につきましては、委員御案内のとおり、通産省と科学技術庁が中心になりまして、国土庁や消防庁や文部省の参加もいただきまして、今後の原子力防災体制それから安全体制等について今検討を行っているところでございます。  それらの検討を行う過程におきまして、今回の...全文を見る
○中曽根国務大臣 農家の皆さん方、また地元の商工会等の皆さんが、今回の事故によりまして大変な御迷惑をこうむり、また被害をこうむっているということはよく承知をしておりまして、大変にそういう意味で、私どもも、私も科技庁の責任者としてある意味での責任を感じておるところでございます。 ...全文を見る
○中曽根国務大臣 ジェー・シー・オーも今回の事故の責任を、当然のことでありますが、痛感をし、そして損害の賠償につきまして地元の皆さん方からの申し出を今受け付けておると聞いております。  この状況につきましては、私も現場で見たわけではありませんけれども、ジェー・シー・オーの対応は...全文を見る
○中曽根国務大臣 お話しの新しい法律につきましてはまだ検討中でございまして、その名前も、委員御案内のとおり仮称でございます。今後、法律の内容について検討が進み、法律として提出する段階になりましたら、慎重に考えていきたいと思っております。
○中曽根国務大臣 先ほど委員も述べられましたけれども、通産省それから科学技術庁、そして消防庁、それから国土庁、文部省という形で今チームを編成しております。  この防災といいますか、災害防止の法律をつくるに当たりましては、今それらからのメンバーで構成しておりますけれども、各界各方...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず、ジェー・シー・オーに対します当庁の今後の対処というような御質問かと思いますけれども、今、御案内のとおり、原子力安全委員会のもとでの事故調査委員会が原因等を究明中でございます。私どもはまずその原因究明が第一と考えておりまして、この原因の究明を待って、今後の対...全文を見る
○中曽根国務大臣 辻委員には、長い間原子力また原子力行政について御指導いただいておりますことに深く感謝を申し上げます。  今御指摘のとおり、原子炉あるいは原子力関係の事故というのは、最近におきましては、周辺の問題等、あるいは容器の問題等が発生しておるわけでございます。私どもとい...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員おっしゃるとおり、科学技術庁といたしましても、今回の事故の責任は大変重く受けとめておりまして、御案内のとおり、事故の原因調査と再発防止に全力を挙げているところでありますけれども、今後どうしたら起こらないかということにつきましては、安全性の面、検査の面等、十分...全文を見る
○中曽根国務大臣 このたびの事故は、たびたび申し上げておりますように、我が国で本当に初めての臨界事故であり、大変に私どもはこの事故の重大性を強く認識をいたしております。  この事故を教訓といたしまして、原子力防災対策の抜本的な強化を図ることが必要だろう、そういうことで原子力防災...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員おっしゃいますように、資源の大変乏しい我が国におきましては、使用済み燃料を再処理して回収されるプルトニウム等を有効利用する核燃料リサイクルが原子力政策の基本でありまして、今後とも変わらずに着実に進めてまいりたいと思っております。  今回のジェー・シー・オー...全文を見る
○中曽根国務大臣 今回の事故におきましては、政府といたしましては可能な限り迅速な対応を行うべく努力をしておるところでございますけれども、委員御指摘のとおり、連絡体制等につきまして反省すべき点もあり、さまざまな教訓を得ることになったと考えております。  今回の事故の対応につきまし...全文を見る
○中曽根国務大臣 今安全局長から、当時の私どもの対応についての説明がございました。前長官の御発言も今承りまして、委員のおっしゃるとおり、結果として事故が起きたわけでありますから、私ども、事故の原因究明とそれから事故後の我々のとった対策等々よく精査いたしまして、反省すべき点は反省し...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員御指摘の点も踏まえまして、今後の原子力政策に取り組んでいきたいと思っております。
○中曽根国務大臣 今回の事故におきまして、委員が御説明なさいましたような方々、特に障害者の方々におきまして、大変な御不便といいますか、情報が行き届かなかったという点については、深く反省をしなければならないと思っております。  これは原子力の事故だけに限りません。いろいろな災害等...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員が今述べておられる施設というのは、私ちょっとはっきりと聞き取れませんでしたけれども、事故後、私が長官になりましてから、当該施設のいろいろな対策は当然でありますが、そのほかの原子力関係の施設についての調査を至急やるようにと私から指示をいたしました。  委員御...全文を見る
○中曽根国務大臣 これまで、原子炉等規制法に基づきまして施設の安全運転や安全操業に必要な措置を講ずるなど、科学技術庁といたしましても努力をしてきたところでございます。しかしながら、結果的に今回のような大変重大な事故が起きたということは、規制当局として大変厳粛に受けとめておりまして...全文を見る
○中曽根国務大臣 私どもは、安全審査それから日ごろの検査体制につきましては先ほどからいろいろ御意見、御論議があるとおりでございまして、十分な体制であったかどうかということにつきまして十分な検証をし、そしてまた直すべきところは直していきたい、そういうふうに思っております。  先ほ...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員から、私の前任者の方々の委員会での御発言についての御発言がございました。  安全対策には万全を期していくという決意を述べたものでありますが、残念ながらまだ万全という体制になっていないというのは、今回の事故で証明をされてしまったわけであります。  私ども...全文を見る
10月20日第145回国会 参議院 経済・産業委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(中曽根弘文君) このたび、小渕第二次改造内閣の発足に伴い、科学技術庁長官を拝命いたしました中曽根弘文でございます。  委員長を初め委員の皆様方におかれましては、日ごろより原子力行政の推進に当たり格段の御理解、御支援を賜り、厚く御礼を申し上げます。  去る九月三十日...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) このたびの事故は、今委員がお述べになられましたように、日本初の臨界事故であります。従業員が重篤な被曝を受けるとともに多くの方々が被曝を受けられ、そして周辺住民の避難や屋内退避が行われた、絶対に起こってはならない極めて重大な事故と認識をしております。原子...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほども申し上げましたように、今回の事故は本当に起こってはならない、また起こしてはならない大変重大な事故でございます。  また、原子力行政という面から見ますと、安全確保を大前提に推進をずっと図ってきたわけでありますけれども、今回の事故によりまして、我...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 科学技術庁では、今回の事故によります被害状況の把握や被害者の相談への対応を適切に行いますために、まず、賠償主体たるジェー・シー・オーに責任を持って被害者状況の取りまとめ及び被害者救済に当たらせるべく相談窓口の開設を指導したところでございます。ジェー・シ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今回の事故を教訓といたしまして、原子力防災対策の抜本的な強化を図るということがぜひ必要である、そういうふうに私どもも認識をいたしております。委員御案内のとおり、原子力防災に関する新法の制定に向けまして、総理からの直接の御指示もございまして、通商産業省を...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員のただいまの御指摘は、私は大変大切なことだ、そういうふうに思っております。  原子力事業また原子力行政は昭和二十年代の後半から進められてきたわけでありますが、今日に至りますまでには、もちろん地域の皆さん方の本当に温かい御理解、それから関係者の皆さ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今、委員からいろいろな安全審査面について御指摘がありました。御指摘のような点も参考にしながら今後の安全策を図っていきたいと思っております。
○国務大臣(中曽根弘文君) 今回の事故は、現場での作業が決められたとおり、許可されたとおりでないということがまず第一でありますし、またいろいろな委員の皆様方の御指摘にありますような安全審査面あるいは検査面等反省しなければならない点も多々あろうかと思いますけれども、委員おっしゃいま...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) まず、最初に御指摘ありました今回の事故発生後の国や地方自治体の活動、連携のことでございますけれども、災害が発生いたしますと多数の関係機関間でまず正確な情報が共有されることが大切だと思いますし、またそれに基づいて的確な判断が行われ、一貫性のある防災活動が...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 原子力損害賠償制度におきましては、原子力事業者の賠償責任に制限を設けておりません。無限責任となっております。仮に賠償責任額が賠償措置額を超える場合でありましても、今回の場合はジェー・シー・オーはみずから資金を調達して賠償を行う責任がございます。しかし、...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 午前中からも各委員からいろいろ御指摘がありました。反省すべき点、また検討すべき点、見直すべき点、多々ありますけれども、まず事故の原因調査が第一と考えております。  今、安全委員会のもとでの事故調査委員会がそれらについて調査をしていただいているわけであ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 原子力防災に関する新法につきましては、先ほどから申し上げておりますとおり、通産省を初め関係省庁と連携協力のもと、今検討作業を進めているところでございます。  原子力災害につきましては、その被害が五感に感じられない等の特殊性があることから、専門的な知識...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほどからも申し上げておりますように、今回の事故は日本初の臨界事故であります。大変に重大な事故でございますし、また多くの方々が、特に従業員の方が重篤な被曝を受けられました。また、住民の方にも大変な御迷惑をおかけいたしました。避難や屋内退避が行われたわけ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今回の事故の原因等につきまして、私どもの立場でいろいろと検証しておるところでございます。委員御指摘のような点もあろうかとも思っておりまして、今後の再発防止策の参考にさせていただきたい、そういうふうに思っております。
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員御指摘の安全審査指針につきましては、安全委員会がこれを定めるものであります。いろいろな御意見がございますけれども、幅広く専門家の皆様方の御意見を承りながら安全委員会の方でいろいろ検討されることと思っております。
○国務大臣(中曽根弘文君) 現在、事故調査委員会がいろいろ原因究明等を行っておりますけれども、この調査結果を踏まえて、できるだけ速やかに防止対策に努めていきたいと思っております。
○国務大臣(中曽根弘文君) 現在、事故の原因を究明し、また現場の安全確保を図るためにジェー・シー・オーに対して原子炉等規制法第六十八条に基づく立入検査等を継続して行っているところでございますが、ジェー・シー・オーに対する行政処分につきましては、この立入検査等の結果を踏まえて、また...全文を見る
11月05日第146回国会 衆議院 文教委員会 第1号
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○中曽根国務大臣 このたび文部大臣を拝命いたしました中曽根弘文でございます。  委員長を初め委員の皆様方には、日ごろから文教行政の推進に格段の御支援、御指導を賜り、この場をおかりして厚く御礼を申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。  目前に迫りました二十一世紀において...全文を見る
11月05日第146回国会 衆議院 本会議 第3号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 大口善徳議員から、私に対しましては創造性をはぐくむ教育についてのお尋ねでありましたけれども、これからの経済社会の変化に柔軟に対応し、創造性に富み、チャレンジ精神を持って主体的に生きていく人材を育成することは極めて重要な課題と考えております。  そのた...全文を見る
11月09日第146回国会 衆議院 文教委員会 第2号
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○中曽根国務大臣 きょうは文教委員会の初めての質疑ということで、私、また河村総括政務次官、そして小此木政務次官と、そろって出席をさせていただきました。これからこの委員会の先生方の御指導を、まずもってお願い申し上げる次第でございます。  今奥山先生のお話にもございましたように、今...全文を見る
○中曽根国務大臣 研究開発学校の通学区域についての御質問もございましたので、私からこの件についてお答えさせていただきます。  公立の小中学校に通う児童生徒が就学すべき学校の通学区域は、現在は、各市町村の教育委員会の権限と責任においてまず定められているわけでございます。文部省では...全文を見る
○中曽根国務大臣 今飯島委員からもお話がございましたように、現在の日本にはいろいろな課題がありますけれども、その中でも教育の問題というのは最大の課題である、私はそういうふうに認識をいたしております。総理も、御案内のとおり、今委員からもお話ありましたように、教育は国家百年の計である...全文を見る
○中曽根国務大臣 教育改革の実現のためには、各学校が地域の特色を生かして創意工夫ある教育活動が展開できるように、学校の自主性、自立性を確立するとともに、教育委員会が地域の実情に応じて主体的また積極的な教育行政を展開していくことが必要でございます。また、教育委員会の機能の充実も図っ...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員おっしゃいますように、教員の資質というのは教育上大変重要でございます。学校教育の直接の担い手となる教員の資質、これは、さらにいい先生方になって、その先生方に子供を教えていただきたいというのが親たちの願いでもありまして、私どもも資質の向上には努力をしているとこ...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど御答弁申し上げました長期社会体験でございますが、委員おっしゃいますようにまだ人数が非常に少ない、私もそういうふうに痛感しておりまして、これをどんどん拡充、充実できるようにという考えでございまして、文部省としてもその方向で今後も努力はしていきたい、そういうふ...全文を見る
○中曽根国務大臣 まだ具体的なところの詰めは行っておりませんが、一年から三年ぐらいが適当ではないかと考えております。
○中曽根国務大臣 一部で報道されましたけれども、五大学の連携、連合というのでしょうか、連携の構想につきましては、各大学の学長がそのような方向で検討されていると仄聞をいたしております。具体的な内容等については、詳細は承知はしておりません。  いずれにしましても、今後各大学の学内で...全文を見る
○中曽根国務大臣 これからの社会は、非常に国際化が急速に進んでいくと思います。また、世界各国の中で、いわゆる大競争の時代に突入をしていくわけでありますけれども、そういう中で、世界各国と共生をしつつ、日本の発展、繁栄を期していくためには、まず、日本人としての自覚をきちっと持った人材...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員からもお話ありましたように、私も、教育が現下の国民的最重要課題だ、そういうふうに認識をしております。小渕内閣におきましても、この問題を重要課題としてとらえて、今後も内閣一丸となって取り組んでいく所存でございますので、また先生の御指導もお願いしたい、そういうふ...全文を見る
○中曽根国務大臣 今の九月入学の話でありますが、小中学校は四月入学ということで行っておりますが、大学等につきましては、最近は弾力的にもなってまいりまして、九月入学というようなところも出てきています。  私といたしましては、いろいろな形の、といいましてもある程度の制約はありますけ...全文を見る
○中曽根国務大臣 非常に海外での活動も活発になりまして、帰国子女等も随分ふえてきております。そういう意味で、大学等においては九月からの入学も、これは今の社会情勢からいってよろしいのではないか、そういうふうに思っているところでございます。
○中曽根国務大臣 委員の御指摘のような問題点もあろうかと思います。  私といたしましては、委員のおっしゃいましたように、夏休みはいろいろな体験をするとか旅行するとか、そういうふうに充実した夏休みを過ごしてもらうということが非常に大事ではないかと思っております。勉強するときには一...全文を見る
○中曽根国務大臣 次代を担う子供たちが本当に健やかに成長していくためには、学校教育の改善とともに、委員も御指摘のように、地域における子供たちの教育といいますか、それが重要だ、そういうふうに思っております。また当然、家庭教育が重要であることは言うまでもございません。そういうことで、...全文を見る
○中曽根国務大臣 教育の問題は非常に、国家百年の計ということもありますが、時間のかかる問題だと思います。  委員まさにおっしゃいますように、二十一世紀を担う本当に健全な子供たちを育成していく、また人材を育成していくためには、私は、これは二十年、三十年かかるんではないかと思ってお...全文を見る
○中曽根国務大臣 教育基本法についていろいろな御議論があることは私も承知しておりますし、また、自民党の中においてもそういう研究が行われております。  今、憲法の問題につきましても国会で調査会を、衆議院、参議院で議論がされるということでもありますし、戦後五十数年たって中小企業基本...全文を見る
○中曽根国務大臣 そのとおりでございます。
○中曽根国務大臣 体験入学というのが、私はちょっと正確に理解ができていないんですが、義務教育であれば、また小中学生の場合は、いつでも学校に入れることだ、そういうふうに思っております。ということで、お答えになるでしょうか。
○中曽根国務大臣 家庭教育手帳、家庭教育ノートは私も読みました。
○中曽根国務大臣 私も委員と同様に、ルールを守るということは社会生活上最も重要な点の一つだと考えております。
○中曽根国務大臣 法律でそのように決められております。
○中曽根国務大臣 この件につきましては、いろいろな御議論があるところでございますが、現在、自民党の内部におきまして協議が行われておるところでありますし、さらに与党の内部でも調整が行われることと思っております。
○中曽根国務大臣 私といたしましては、党が決定をし、政府が決定をしたことに従いたいと思います。
○中曽根国務大臣 今申し上げましたように、私は、政府の決定に従っていきたいと思っております。
○中曽根国務大臣 私は賛成をいたしました。
○中曽根国務大臣 介護保険制度につきましては、私、文部大臣としては所管外の事柄でありますのでお答えすることは差し控えたいと思います。  いずれにせよ、与党・政府の決定に従いたいと思います。
○中曽根国務大臣 よりよいものにしていこうというあらわれだと思いますし、また、当時と今とでは連立内閣の性格も変わってまいりました。いずれにせよ、根幹はきちっと守っていかなければならないと思っております。
○中曽根国務大臣 国民から選ばれた、国民を代表する政党と政党の間で話し合われた結果でございます。  私自身は、定数の問題につきましては、地方議会における議員定数の削減の努力とか、あるいは行政改革における公務員の皆さんの血のにじむような、これまた削減の努力とか、そういうことが行わ...全文を見る
○中曽根国務大臣 政治ですから、そのときの状況の変化、あるいは党と党の話し合い、あるいは国民の皆さんのいろいろな御意見等によってまた判断も変わってくることもあろうかと思います。
○中曽根国務大臣 私の考えは、先ほど申し上げたとおりです。
○中曽根国務大臣 政治家にとりまして、また政治にとって、倫理というのは最も重要なことだと思っております。もちろん、国民の皆さんに約束したことは守らなければなりません。  ただ、政治はある意味では、生き物という言葉がいいかどうかわかりませんが、刻々と変化もしているでありましょうし...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど申し上げましたように、自民党の中で協議が行われておると認識しておりますし、またそれを受けて与党が調整をするということでございます。私としては、先ほど申し上げましたように、その状況を見守っていきたいと思っております。
○中曽根国務大臣 基本的な考えは先ほど申し上げたとおりであります。  それで、私自身の企業・団体献金禁止についての考えを少し述べさせていただきますが、私は、個人献金の方向に進むべきだ、そういうふうに考えております。ただ、現状では十分な環境がまだ整っていないのではないかという気も...全文を見る
○中曽根国務大臣 事実であります。そして、その経緯は記者さんにも説明をいたしましたけれども、今は高校生もゴルフをやる時代で、国民体育大会も、ゴルフも競技スポーツの種目に入っております。  このゴルフ会員権は、私の家内がゴルフをしなくなりましたので名義を書きかえたということであり...全文を見る
○中曽根国務大臣 議員のおっしゃりたいことはよくわかります。私も親ですから、親といいますか、大人として、そういう点は一番気をつけているつもりです。それで、ことしの夏も、息子には栃木県のゴルフ場で一カ月近くキャディーのアルバイトをさせました。そういうことで、私自身も気をつけながらや...全文を見る
○中曽根国務大臣 今の贈与の話は新聞に多少の間違いがあります。私どもの事務所の説明が間違いがあったのかもしれませんが、一つは、元首相夫人とありますのは、そうではありません。おばあさんは二人おります。それから、すべてが贈与というか、祖母からのものではありません。いろいろ入学祝いやあ...全文を見る
○中曽根国務大臣 いろいろお話しでありますけれども、私は、基本的なことをきちっと押さえていればいい、そういうふうに思っております。御理解いただきたいと思います。
○中曽根国務大臣 まだ大臣になって一カ月でありまして、そういうような予定もありませんし、そういう話も、機会もありません。  ただ、今の小此木次官のゴルフにつきましては、閉会中であり、かつ公務も予定されていなかった、そしてこの行事には前から参加ということで話がされていたということ...全文を見る
○中曽根国務大臣 いろいろな考え方があろうかと思います。先ほど申し上げましたけれども、政務次官とか大臣とか、こういう立場になった者は通常以上のそういう自覚を持たなければならないということは、私は一番大事なことだと思っております。  小此木政務次官には政務次官就任以来、大変精力的...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず、現在の憲法の基本理念であります民主主義、平和主義、それから基本的人権の尊重というのは、憲法が制定されてから今日まで一貫して国民から広く支持されてきたものでありまして、私は、将来においてもこれが堅持されることは当然のことと、まずそういうふうに思っております。...全文を見る
○中曽根国務大臣 基本的人権や国民としての権利と表裏一体となってそれに伴う義務が存在することは当然でありまして、私の立場といたしましては、国民としてのこの権利と義務について学校教育を通じて指導することが重要である、そういうふうに思っておるところでございます。
○中曽根国務大臣 委員が、ことしの二月でしたか、民主党の党首選挙に立候補されました際の公約を拝見させていただきました。そこでは、国家の根本を定める憲法について再検討し、自衛権、国際貢献の義務、首相公選制、環境権のあり方等を検討する、そういうふうに述べておられます。  環境権とい...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、今委員がおっしゃったような点も御議論の中に出てくるのではないかとも思いますし、幅広く議論していただければと思います。
○中曽根国務大臣 委員御承知かとも思いますけれども、我が国の私立学校は、大学生の約八割、高校生の約三割、それから幼稚園の約八割と、大変大きな比重を占めておりまして、それぞれの建学の精神にのっとって特色ある教育研究を展開しております。また、日本の学校教育の普及、発展に大変大きな役割...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど申し上げましたように、今の憲法でも、公の支配に属する、そういう解釈でございます。政府の解釈でございます。
○中曽根国務大臣 存在は知っております。受けてはおりません。
○中曽根国務大臣 委員おっしゃいますように、TOEFLの成績から見ましても、日本の学生の英語力、あるいは英語力というものは大変に心配されているところでございます。  原因はどういうところにあるかということでございますけれども、その理由、幾つか考えられると思いますが、一つは、日本...全文を見る
○中曽根国務大臣 先般出されました中央教育審議会の中間報告におきましては、高等学校の外国語教育において実践的なコミュニケーションの能力の育成が重視されていることなどを踏まえまして、大学入試センター試験におけるリスニングテスト、これの実施に向けて検討することが必要である、そういう提...全文を見る
○中曽根国務大臣 TOEFLにつきましては、大学入試の関係では既に参考にしている大学もあると伺っておりますし、これからもこのような形で参考にしていく学校もふえてくるのではないか、そういうふうに思っております。
○中曽根国務大臣 英語の重要性等につきましては、私は委員と全く同じ意見でございます。同じ考えでございます。  先日、ユネスコの総会に日本政府代表で出席させていただきました。海外に行くたびに自分の語学力の弱さを痛感しておりまして、特に政治の世界も国際的になってまいりましたから、政...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員おっしゃいますように、学校を地域に開かれたものにしていくということは大変大事なことだ、そういうふうに思っております。学校と家庭と地域の連携協力を深めて、地域全体で子供の健やかな成長というものを支えていくためには、いろいろな努力、それから工夫をしていかなければ...全文を見る
○中曽根国務大臣 統合教育についての御質問でありますけれども、欧米を中心として行われておりますいわゆる統合教育は、障害のある子供について、可能な限り通常の学校で教育を受けることができるようにすると同時に、児童生徒の障害の状況に応じて、特別な学校、学級における指導も行うこととしてお...全文を見る
○中曽根国務大臣 障害のある子供さんが、障害の種類とか程度とかそういうものにかかわらずに、障害のないといいますか、通常の学級で障害のない子供さんたちと勉強するということ、つまり統合教育でございますけれども、これは、障害のある子供さんが適切な教育を受けて社会参加、自立に必要な力を養...全文を見る
○中曽根国務大臣 障害のある児童生徒の能力を最大限に伸ばして可能な限り積極的に社会に参加する人間に育てるよう教育を行うために、就学すべき学校の決定に当たりましては、その障害の種類と程度、これを十分に考慮する必要があると思います。このため、学校教育法施行令に規定されております教育措...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員おっしゃいましたとおり、ことしの七月には学習障害児に対する指導についての報告書がまとめられました。  そこで、学習障害の定義、それから学習障害児であるかどうかの判断基準、さらに学習障害児に対する指導方法の基本的なあり方などに関する報告が示されたところでご...全文を見る
○中曽根国務大臣 十分先生の御意見を参考にさせていただきたいと思います。
○中曽根国務大臣 委員おっしゃいますように、読書というのは、子供のいろいろな想像力、また情操等でも大変意義のあるものと私は思っておりまして、今お話ありました朝の読書活動がもっともっとふえるように、そういうふうにも願っておるところでございます。  御質問の、心の教育の中での読書と...全文を見る
○中曽根国務大臣 お話のように、来年の四月には東京でG8の教育大臣会合が開かれます。  これは、去る六月に開催されましたケルン・サミットで初めて教育問題が議題となったわけでありますけれども、そのときのコミュニケにおいて教育問題に係るフォローアップの実施が合意されたことを踏まえて...全文を見る
○中曽根国務大臣 文部省では、従来より、保護者の経済的な負担の軽減などに資するために、経常費補助を中心とした私学助成の充実に努めております。  平成十二年度概算要求におきましては、私立高等学校等の経常費助成につきましては、対前年度七十億円増額の八百七十四億五千万円を要求しており...全文を見る
○中曽根国務大臣 我が国の私立大学等は、先ほども申し上げましたけれども、学生数の約八割を占めております。それで、それぞれの建学の精神にのっとりまして特色ある教育、研究を展開し、我が国の高等教育の普及、促進に大きな役割を果たしております。  文部省といたしましては、このような私立...全文を見る
○中曽根国務大臣 国立大学の独立行政法人化につきましては、本年四月の閣議決定において「平成十五年までに結論を得る。」こととされておりまして、今後、文部省といたしましては、平成十五年までの間に制度の詳細な点も含めれば、相当時間をかけて検討する必要がある、そういうふうに考えております...全文を見る
○中曽根国務大臣 我が国が科学技術創造立国を目指す上で、国立大学の果たす役割は大変重要であるわけであります。要は、どうすれば我が国の国立大学が世界の大学に伍して世界的な教育研究を推進できるか、そういう観点から検討を進めることが重要ではないか、そういうふうに思っております。
○中曽根国務大臣 御趣旨を踏まえて十分慎重に検討していきたいと思っております。
○中曽根国務大臣 広島県の教員採用面接での御質問でございますけれども、広島県の教育委員会からは、御指摘の教員採用試験の面接試験におきまして、学校における国旗・国歌の教育指導にかかわる内容の質問はあったと。つまり、どういう指導をするのですか、そういうような質問はありましたけれども、...全文を見る
○中曽根国務大臣 今の子供たちをどう見ておるかという御質問でございますけれども、私は、今の子供たちは非常に伸び伸びと生きている、それからまた個性的でもあるし、感性も豊かである、そういうふうに感じております。  一方で、物事のよしあしの判断がなかなかつかない子供も多い、あるいは我...全文を見る
○中曽根国務大臣 今の子供たちの気持ちというのは、我々の尺度ではかるというか、心の中まで読み取ることが非常に難しくなっているのではないか、そういうふうにまず思っておりまして、どうしたら子供たちの心の中が読めるかということに我々は少し努力をして、また工夫をしなければならない、まずそ...全文を見る
○中曽根国務大臣 児童がみずからの意見を表明する権利を保障するとともに、またその意見につきましては、その児童の年齢とかあるいは成熟度に応じて相応に考慮されるべきである、そういう児童の権利に関する条約でありますけれども、私は本当に大変重要なことである、そういうふうに思っております。...全文を見る
○中曽根国務大臣 お話にありました教育職員養成審議会におきましては、教員の養成、採用、それから研修の連携方策等について審議をいただいているところであります。  学校教育の直接の担い手となる教員の資質、能力の向上というのは大変重要な課題でありまして、教員としてふさわしい資質、能力...全文を見る
11月10日第146回国会 衆議院 科学技術委員会 第1号
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○中曽根国務大臣 九月三十日に発生いたしました株式会社ジェー・シー・オー東海事業所における臨界事故につきましては、原子力行政を預かる者として、地元住民の皆様を初めとして、国民の皆様に多大な御心配と御迷惑をおかけいたしましたことを極めて厳しく受けとめ、今回の事故の収拾やその後の地元...全文を見る
○中曽根国務大臣 科学技術庁は、原子炉等規制法に基づきまして、実用原子力発電炉を除きまして、核燃料サイクル関連施設等二百十施設を所管しているところでございます。これらの中で、「もんじゅ」それから東海再処理施設、ジェー・シー・オーと、比較的短い期間に事故が続いて発生していることはま...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員が御指摘のように、現地の住民の皆さんの御不安を一日も早く取り除き、そして健康面での対応をきちっとするということは私どもの今一番重要なことの一つである、そういうふうに認識をしております。  今回の事故に際しましては、茨城県、東海村、また周辺の市町村が住民の方...全文を見る
○中曽根国務大臣 今までの経緯とか現在の私どもがとっている状況についての説明は、重複いたしますので申し上げません。端的にお答えさせていただきます。  今、私ども何をすべきかということを考えますと、先ほども申し上げましたけれども、住民の皆さんの御不安を一日も早く取り除く、それから...全文を見る
○中曽根国務大臣 当庁といたしましては、法律にのっとって、日ごろから原子力行政全般にわたって行っているところでございます。しかしながら、このような事故も発生いたしまして、今委員がおっしゃいましたようないろいろな点について不備等があったのではないかというような観点から、いろいろ今議...全文を見る
○中曽根国務大臣 ちょっと経緯を御説明させていただきます。  科学技術庁では、事故の重大さを十分に認識をまずいたしました。その上で、官邸への連絡につきましては、当日の十二時半過ぎに官邸の総理秘書官に第一報を連絡いたしました。これを受けて、十二時四十分ごろ、総理秘書官より小渕総理...全文を見る
○中曽根国務大臣 有馬大臣が、科学者としてのお立場から、御心情といいますか、お気持ちを述べたものでありまして、そういう意味で私もよく理解をしております。
○中曽根国務大臣 科学技術庁のなすべきこと、所管、役割、それから安全委員会のなすべきこと等については、きちっと担当の局長からまず御説明いたさせます。
○中曽根国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、今何をなすべきか、それを私どもは一番最優先で考え、また行動しているわけでありまして、それが私どもの今の務めだと思っております。それだけでございます。
○中曽根国務大臣 先ほども松沢委員の御質問にお答えいたしましたけれども、今は、処分とか責任とか、そういうことについて意見を述べるときではないと私は思っておりまして、事故の原因究明、再発防止、住民の皆様方の御不安の解消、健康問題への対応、風評に対する対策等々に一〇〇%全力を注ぐべき...全文を見る
○中曽根国務大臣 たびたび申し上げておりますけれども、責任とか処分とか、そういうことについて、先のことというふうなお話でありますが、今述べたり、それから意見を言うときではない、対策に全力で取り組む、そういうことでございます。
○中曽根国務大臣 最初に、賠償関係の御質問がございました。  委員十分御承知のことではありますが、原子力損害の賠償に関する法律では、十億円を超えるような原子力損害が発生した場合は、原子力事業者の支払い能力等から見て必要があれば、国会の議決により政府に属させられた権限の範囲内で政...全文を見る
○中曽根国務大臣 もちろん承知しておりました。
○中曽根国務大臣 委員がおっしゃいますように、社会生活を営む上で、エネルギーの問題、特にエネルギーの需給問題あるいは利用状況またそのほかの問題点等について、原子力を含めまして国民一人一人が正しい知識を持つということは極めて重要でございます。特に、児童生徒が生活していく上でなくては...全文を見る
○中曽根国務大臣 臨界という言葉についてでございますと、そのとおりでございます。
○中曽根国務大臣 今四点と申し上げましたけれども、それぞれがいつからかということは今承知しておりませんが、平成元年の学習指導要領からでございます。
○中曽根国務大臣 教科書によって、そういう記述がある教科書とない教科書があるということでございます。多分、教科書は、教科書の出版社から、全国的に学校で利用されるために制作もされ、また販売もされておると思いますが、教育委員会等が教科書についてはどれを採用するかということをお決めにな...全文を見る
○中曽根国務大臣 大変重要なことをおっしゃいました。地域によってこのような教育のあるいは知識の差があってはいけない、私もできるだけそういうものはない方がいいと思っております。  教科書におきましては、例えば中学校の社会科あるいは高等学校の現代社会で、先ほどちょっと申し上げました...全文を見る
○中曽根国務大臣 午前中の私の答弁、多少舌足らずなところがございました。事務方から官邸や関係部署に連絡すればそれでいいんだ、そういうつもりで申し上げたつもりではございません。状況に応じまして、事の重大性に応じまして、大臣みずからが総理や官房長官に直接連絡、報告すべきときは当然その...全文を見る
○中曽根国務大臣 十二時ごろ大臣に報告をしたと聞いております。
○中曽根国務大臣 認識が甘かったかどうかは有馬長官の御判断であろう、私はそういうふうに思います。
○中曽根国務大臣 イエス、ノーでということでございますから申し上げますが、初期動作は大変重要でございます。そういう意味で、今回のいろいろな反省から、今後の法律作成に当たって十分その点を配慮しているところでございます。
○中曽根国務大臣 委員おっしゃいますように、原子力施設の設備には、中心的なものから周辺的なものまでさまざまなものがございますけれども、それら全体が適切に機能することによりまして施設の安全性が確保されることから、そのどのような設備も安全上軽視されるものではございません。  したが...全文を見る
○中曽根国務大臣 我が国におきましては、原子力の規制と推進の機能を効果的に分離をしつつ、科学技術庁または通産省が法令に基づく安全審査を行いまして、またさらに、原子力安全委員会が行政庁から離れた独自の立場からダブルチェックを行っておるわけでございまして、先生御案内のとおりでございま...全文を見る
○中曽根国務大臣 日本の原子力安全委員会は、みずから擁する約二百名に及ぶ専門家を動員いたしまして安全審査に厳正に取り組んでおります。原子力の安全確保のために極めて重要な役割を果たしていただいている、私はそういうふうに思っております。  先ほどもお話がありましたけれども、安全委員...全文を見る
○中曽根国務大臣 茨城県の県民の皆様方、また東海村を中心とする周辺地域の住民の皆様方には、原子力事業また原子力行政に対して本当に日ごろから御理解をいただき、また御協力をいただいておりまして、この場をおかりして重ねてまた感謝を申し上げるわけでございます。  今、委員から長期的な健...全文を見る
○中曽根国務大臣 ジェー・シー・オーへの損害賠償請求につきましては、現在、日本原子力保険プールが集計をいたしておりまして、十月二十八日までの請求額の合計が約六十億円となっていると聞いております。  ただし、具体的な賠償責任額は、被害者とジェー・シー・オーの間の話し合いによりまし...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員御案内と思いますけれども、原子力賠償法における原子力損害は、核燃料物質等の原子核分裂や放射線の作用等により生じた損害でありまして、損害と放射線の作用等との間に相当因果関係がある限り、原子力損害に該当するものとまず考えられます。  そして、今回の事故による風...全文を見る
○中曽根国務大臣 原子力防災に関する新法を、今お話しのとおり準備中でございますが、今委員が御指摘の、また党として御提案の事項についても十分に配慮をさせていただいております。  御指摘の点につきましては次のような内容を考えているところでございまして、すなわち、一つは、原子力災害に...全文を見る
○中曽根国務大臣 私自身、資料要求がありましたことについては存じ上げておりませんでした。ただ、今吉井委員からの御指摘を拝聴いたしまして、十分に今後気をつけて御要望におこたえしていかなければならないと思いますし、また、事務方にもその旨よく話をしておきたいと思います。  ただ、今回...全文を見る
○中曽根国務大臣 緊急時の庁内の体制につきましては、今回の事故での対応等の反省を十分にいたしまして、また今後検討していきたいと思っております。  また、国民の皆様に対する謝罪ということでございますが、事故発生直後から申し上げておりますように、本当に多大な御迷惑をおかけした、そう...全文を見る
○中曽根国務大臣 たびたび申し上げておりますように、今回の事故によりまして、原子力行政あるいは原子力の諸事業に対する国民の皆様の信頼は著しく失墜、低下をいたしました。いろいろ委員からも御意見をちょうだいいたしましたけれども、今回の法律整備等を含めまして、私ども反省すべき点は反省を...全文を見る
○中曽根国務大臣 いろいろ解決しなければならない課題といいますか、問題点がたくさんございます。一つ一つ地道に、また全力でこれらの解決に取り組んでいかなければならないと思っております。  新エネルギーのお話がありました。資源に乏しい日本が経済的な発展もこれから図っていかなければな...全文を見る
11月11日第146回国会 参議院 経済・産業委員会 第1号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 九月三十日に発生した株式会社ジェー・シー・オー東海事業所における臨界事故については、原子力行政を預かる者として、地元住民を初めとして国民の皆様に多大な御心配と御迷惑をおかけしたことを極めて厳しく受けとめ、今回の事故の収拾やその後の地元への対応等に遺漏な...全文を見る
11月11日第146回国会 参議院 文教・科学委員会 第1号
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○国務大臣(中曽根弘文君) このたび文部大臣を拝命いたしました中曽根弘文でございます。  委員長を初め、委員の皆様方には、日ごろから文教行政の推進に格段の御理解、御支援を賜り、この場をおかりいたしまして厚く御礼申し上げます。  目前に迫った二十一世紀において、我が国が活力ある...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) このたび科学技術庁長官を拝命いたしました中曽根弘文でございます。  委員長を初め、委員の皆様方には、日ごろから科学技術行政の推進に御尽力、御支援を賜りまして、厚く御礼を申し上げます。  二十一世紀を目前に控えた今、我が国は、極めて厳しい経済状況や、...全文を見る
11月16日第146回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号
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○中曽根国務大臣 原子力災害対策特別措置法案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明いたしますが、これに先立ち、昨日のHIIロケット八号機の打ち上げの失敗について申し述べさせていただきます。  十五日夕刻、宇宙開発事業団による種子島宇宙センターからのHIIロケット八号機の打ち...全文を見る
11月16日第146回国会 衆議院 本会議 第4号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 原子力災害対策特別措置法案につきまして、その趣旨を御説明いたしますが、これに先立ち、昨日のHIIロケット八号機の打ち上げの失敗について申し述べさせていただきます。  昨日夕刻、宇宙開発事業団による種子島宇宙センターからのHIIロケット八号機の打ち上げ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 辻一彦議員にお答えをいたします。  安全性に目配りができなかった監督官庁の責任に関するお尋ねでありますが、今回の事故が、通常考えられないような、法令等に違反した危険な作業によるものであったとはいえ、結果的に事故が起こったことは厳しく受けとめており、こ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 一川保夫議員にお答え申し上げます。  事故への責任の自覚と反省を求めるとの御指摘でございますけれども、今回の事故が、通常考えられないような法令等に違反した危険な作業によるものであったとはいえ、結果的に事故が起こったことは非常に厳しく受けとめておりまし...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私に対しましては、安全審査指針に反するものを安全委員会に上げない厳格さが必要ではないかとのお尋ねでございましたけれども、行政庁といたしましては、これまでも、許可を受けようとする者からの申請を受け、安全規制の斉一化を図るために、整備された指針類を用い、最...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) まず、私に対しまして、原子力事業者の防災計画の公表に関する御質問でございましたけれども、本法案第七条において、原子力事業者は原子力事業者防災業務計画を作成または修正したときはその要旨を公表する旨規定しております。  次に、オフサイトセンターに関する御...全文を見る
11月17日第146回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号
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○中曽根国務大臣 今回のHIIロケット八号機の打ち上げは、本年九月の打ち上げ作業におけるトラブルの発生等を踏まえまして、宇宙開発事業団におきましては、現場特別点検を行いまして、念には念を入れて準備をしてきたものでありますが、このような事態に至りまして、大変残念に思っておりますし、...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど申し上げましたように、原因の究明がまず第一であり、また、今後の再発防止策をとるということで、今委員会におきまして法案の御審議をいただいているわけでありますけれども、その背景にあるいろいろな問題点を見つけ出して、これらを今後の対策に生かしていくということ。ま...全文を見る
○中曽根国務大臣 お話ありましたような裏マニュアル等の存在を見抜けなかったということは大変残念に思います。  今回の事故の背景には、経営上の問題あるいは労働上の問題等々あろうかと思いますし、先ほども申し上げましたように、現場での教育等かなり大きくクローズアップされておりますが、...全文を見る
○中曽根国務大臣 事故の反省から、安全委員会の機能を強化することが重要、そういうふうに考えております。  今、安全委員会の位置づけについてのお話もございましたけれども、我が国では原子力の規制と推進の機能を効果的に分離をしつつ、科学技術庁または通商産業省が法令に基づく安全審査を行...全文を見る
○中曽根国務大臣 機能の強化もいろいろな方法があろうかと思いますけれども、人数の面における、人員の増強による強化もありますし、それから、先ほど申し上げましたように、それぞれの要所要所におきます検査体制を強化する、そういう方法もあろうかと思いまして、総合的に強化を図っていこうと思っ...全文を見る
○中曽根国務大臣 今、総括政務次官からもお話を申し上げましたけれども、御案内のとおり、平成十三年の省庁再編、これに伴いまして、原子力安全委員会は内閣府へ移管をいたしまして、事務局も法定化をし、中立性の一層の強化を図っていくこととしております。そして、原子力のエネルギーとしての利用...全文を見る
○中曽根国務大臣 今、原因はもっと早く解明できるのではないか、あるいは想定できるのではないかというお話がまずございました。  専門家の方であればある程度の想像は即座につくのではないか、私は素人ながらにそういうふうに思うわけでありますが、やはりこれだけの大きな事業でございますので...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員は鹿児島県御出身で、種子島もございますけれども、日ごろからこういう宇宙開発に大変な御理解をいただき、また御支援いただいておりまして、本当に感謝をいたしております。  宇宙開発も夢が必要だ、夢がなくなっているのではないかという御指摘でありますけれども、おっし...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員おっしゃいましたように、原子力はエネルギーとして欠かせないものでありますし、代替エネルギーの開発も進めておりますけれども、なかなか原子力に取ってかわるほどにはまだ発展をいたしておりません。そういう意味で、原子力の事業というものは現在欠かせないものであります...全文を見る
○中曽根国務大臣 今、推進と規制の部門を分離すべきであるという御意見でございました。我が国の原子力行政におきましては、今まで私どもは規制と推進の機能は効果的に分離をしつつやってきた、そういうふうに思っております。  お話にもありましたように、科学技術庁とそれから通産省が法令に基...全文を見る
○中曽根国務大臣 今御質問の放射線量やモニターのことにつきましては、総括政務次官から私の後に説明をしてもらいますけれども、その前に、先ほども総括政務次官から御説明いたしましたけれども、対策本部がたくさんできて、指揮命令系統等をもっとすっきり、きちっとした方が、こういう事態のときは...全文を見る
○中曽根国務大臣 おっしゃるとおり市町村等にはモニタリングシステムができるわけで、それによる放射線量の数値があらわれるわけでありますが、現在、市町村から数値の異常の場合に国の方にその通知が行くということではないかと思います。  おっしゃいますように、これは、同時に国がこの異常を...全文を見る
○中曽根国務大臣 FEMAは、アメリカの連邦緊急事態管理庁をFEMAと称しておるわけでありますが、大規模災害、それから緊急事態に対する連邦支援の総合調整等を行うことを主な任務といたしておると承知をしております。原子力災害におきましては、その特殊性から、原子力規制委員会やエネルギー...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員おっしゃいますように、防災訓練は大変重要でありますし、そういう意味では、国、地方自治体、事業者が一体となって日ごろからこのような訓練を行うということは、防災体制の実効性を高めていく上で大変効果があると思います。  抜き打ち的な訓練ということでありますが、そ...全文を見る
○中曽根国務大臣 原子力防災に関しましては、原子力施設の立地自治体の御意見等をお聞きしながら、原子力安全委員会防災専門部会等において精力的に検討を行ってきたところであります。それから、今委員お話がありますように、各政党におきましても防災の強化等についての検討がなされてきたところで...全文を見る
○中曽根国務大臣 本法案では、今委員御説明くださいましたように、総理による緊急事態宣言の発出の際及びそれ以降、原子力災害対策本部長たる総理は、市町村長及び都道府県知事に対して、避難の勧告等の指示をすることができる、そういうふうになっているわけでありますが、市町村長は、この総理の指...全文を見る
○中曽根国務大臣 そのとおりでございます。
○中曽根国務大臣 委員のおっしゃるとおりで、そのように理解していただいて結構でございます。
○中曽根国務大臣 原子力災害に関しまして、国や地方自治体、また原子力事業者が連携を図りながら防災対策を講じていくことが重要であることにかんがみまして、本法案第十三条で、主務大臣が作成する計画に基づき、国、自治体、事業者が共同の訓練を実施する規定を設けているところであります。  ...全文を見る
○中曽根国務大臣 一般に、災害に対しましては、地域住民の皆さん方の生命、財産を守るために、地域の実情に熟知した市町村及び都道府県が果たす役割は大変重要なものでございます。  原子力災害では、御案内のとおり、五感に感じることなく被害を受ける可能性があるわけでありまして、適切な対応...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほども申し上げましたように、地域のことは地域の方が一番よく御存じだと思っております。そういうことから、地域の実情を熟知した市町村及び都道府県が果たす役割は大変大きいものがございます。  委員も御心配されておりますように、いかに連携をとっていくかということが最...全文を見る
○中曽根国務大臣 原子力緊急事態が起きますと、程度に応じまして緊急事態宣言が行われるわけでありまして、その後、関係省庁、地方公共団体、また原研の関係者あるいは原子力事業者等関係者がいわゆるオフサイトセンターに集まります。そして、原子力災害現地対策本部長がこれらの者に対して一体的に...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず、事故が起きますと、やはり原子力事業者が原子力災害に一義的に責任を持っているわけでありまして、国や自治体に通報しなければならないような事態が発生した場合は、みずからの原子力防災組織に外部への被害を防ぐために必要な応急措置を行わせなければならない、これは当然だ...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほども申し上げましたし、また委員からも御発言ありましたように、一義的には、事故を収束させるための作業というのは、とにかくその原因に責任を有する原子力事業者が行うべきものでございます。実際には、そのときの具体的な事故の状況に応じまして、必要な装備や要員等を勘案し...全文を見る
○中曽根国務大臣 今回の事故は、法令等に違反した危険な作業が組織的に行われて、そのことが通常想定しがたい重大な事故を引き起こしたものでございます。  このため、改正案におきましては、事業者等が原子炉等規制法に違反する事実がある場合には、その従業者から主務大臣に対し申告することが...全文を見る
○中曽根国務大臣 原子炉等規制法に新設することとしております、今委員お話しの申告制度は、事業者等がこの法律に違反する事実がある場合に、従業者の協力を得てこれに早期かつ的確に対応できるようにすることによって原子力施設の一層の安全確保を目指すものでございます。  従業者から申告がな...全文を見る
○中曽根国務大臣 申告制度によって禁止される不利益取り扱いといたしましては、事業者等が申告をした従業者に対しまして、当該申告を理由として、先ほど申し上げましたけれども、解雇また配置転換その他の不利益な取り扱いをすることは、該当すると罰則となるわけでございます。
○中曽根国務大臣 ただいま委員が制裁をとおっしゃいました。それは、事業者が従業者に対してということで理解してよろしゅうございますか。  先ほども申し上げておりますけれども、今回の原子炉等規制法の改正案におきましては、従業者が事業者等の法令違反を主務大臣に申告した場合、事業者等は...全文を見る
○中曽根国務大臣 申告制度につきましては、申告しようとする従業者の便宜を考慮した柔軟な運用を行うことが必要であります。  申告制度を定めた他の法律の制度等を参考にいたしまして、今後、主務大臣への窓口部局を定めるなど申告に係る具体的な手続を定め、これを公表することと予定していると...全文を見る
○中曽根国務大臣 今お話ありましたように、具体的なことをということでございますが、窓口部局を定めるなど申告に係る具体的な手続を定めということで、具体的な点についてもこれから検討していきたいと思っております。
○中曽根国務大臣 今、手元に事例について持ち合わせておりませんので、調べてみたいと思います。
○中曽根国務大臣 原子炉等規制法の対象だけでありますから、今委員おっしゃった科学技術庁とかその他の省庁には関係がございません。
○中曽根国務大臣 役所の内部の体制につきましては、私は、公平公正に公務員としての務めを果たしている、そういうふうに思っております。そのような心配はないと思います。
○中曽根国務大臣 大変申しわけありませんが、その辺までちょっと調べておりません。調べてみたいと思いますが、それでよろしゅうございますでしょうか。
○中曽根国務大臣 今委員のおっしゃいましたアメリカにおける状況でございますが、手持ちの資料によりますと、原子力発電所それから核兵器工業の従業員もエネルギー再構成法第二百十一条に基づき保護されており、ホイッスルブロアーズ・プロテクション・ローに基づき米国労働省の保護下にある。ここに...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、今回の法律におきます申告制度は、原子炉等規制法に違反する事実がある場合に限定をしております。委員がおっしゃるような、公務員の制度とか、その他の部署といいますか、原子力の事業所以外におきますお話のような点につきましては、また別の場所...全文を見る
○中曽根国務大臣 当該事業以外には考えておりません。
○中曽根国務大臣 各国の原子力防災対策は、各国の行政組織等の個別の事情によって異なってくる面もありますが、諸外国のすぐれた方策は積極的に考慮する必要がある、そういうふうに考えております。
○中曽根国務大臣 本年の四月に原子力安全委員会の防災専門部会におきまして、原子力防災対策の実効性の向上について報告書が取りまとめられました。  報告書では、具体的に事故から災害に至る想定を一般的な形で示すことは困難であるとしております。しかしながら、同報告書では、地域防災計画の...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、本年の四月に原子力安全委員会の防災専門部会におきまして、原子力防災対策の実効性向上について報告書が取りまとめられたところでございます。  報告書では、具体的に事故から災害に至る想定を一般的な形で示すことは困難であるとしております...全文を見る
○中曽根国務大臣 米国やフランス、ドイツなどにおきましては、避難、退避等を迅速に行うため、防災対策を実施する範囲の中で、あらかじめ、今委員のおっしゃいましたゾーニングを行い、内側のある狭い領域に限りまして避難等の措置を準備するなどの対策がとられていることは承知をしております。 ...全文を見る
○中曽根国務大臣 ただいま申し上げましたように、基本的な防護対策区域の範囲を想定して、あらかじめ避難場所や避難経路等を指定するということは大変に意義のあることだと思っております。それぞれの地域において、自治体や関係団体等が、地域に応じた避難方法、避難場所等もまた策定されることと期...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員がアメリカに行かれましていろいろとお調べになられてきて、大変に敬意を表しております。各国の状況等もこれから大いに参考にしながら防災対策を図っていきたいと思っております。
○中曽根国務大臣 ヘリコプターを用いた空中放射線サーベイシステムにつきましては、原子力発電所等の事故時におきまして、放射性物質の拡散状況を迅速に把握するための有効な手段の一つとして開発を行っているものであります。このサーベイシステムにつきましては、防災訓練等にも活用し、住民の原子...全文を見る
○中曽根国務大臣 当科学技術庁所管の中で、原子力関連施設の事故に続きまして、宇宙開発事業団のHIIロケットの打ち上げが失敗いたしました。このロケットの打ち上げにつきましては、国民の皆様の期待も大きく、期待に沿えない結果になりまして、また運輸省を初めとする関係の諸機関に対しても大変...全文を見る
○中曽根国務大臣 政府といたしましては、原子力災害について、これまでも災害対策基本法の枠組みの中で、防災計画の作成、防災資機材の整備など所要の取り組みを行ってまいりました。しかしながら、今回のジェー・シー・オーの臨界事故への対応に当たりましては、迅速な初期動作、また原子力事業者の...全文を見る
11月18日第146回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○中曽根国務大臣 東海村の事故によりましてプルトニウムが出ているかという御質問でございますけれども、放射性物質としては、沃素やガンマ、中性子等は出ておりますが、プルトニウムは出ておらないと承知しております。
○中曽根国務大臣 御質問の点につきましては、原子炉等規制法等によりまして、きちっとした管理のもと、規制のもと、そのような事業所を設置しておるわけでございます。
○中曽根国務大臣 委員おっしゃいますように、住友金属鉱山のこの施設は、昭和五十五年に核燃料コンバージョンという名前の子会社に譲渡されております。そのときに新たな申請がございまして、行政といたしましては、きちっとした審査を行い、新たな許可を行っております。  さらに、今御指摘の二...全文を見る
○中曽根国務大臣 原子力局でございます。
○中曽根国務大臣 そのとおりでございます。
○中曽根国務大臣 核物質管理センターの会長は下邨氏でありまして、安全委員長はこのポストに今ついておりません。
○中曽根国務大臣 今ちょっと私、手持ちで役員の資料がありませんので、調べて御報告させていただきます。
○中曽根国務大臣 今ちょっと調べておりますので、調べ次第御報告します。——会長は、先ほど申し上げましたように下邨氏でありまして、理事長は空席でございます。
○中曽根国務大臣 核物質管理センターへの補助金のお話が今ありましたけれども、これは補助金ではございません。事業をやっていただくための委託費でございます。
○中曽根国務大臣 失礼いたしました。  委員も今おっしゃいましたように、核物質管理センターは、先ほど私申し上げましたように、会長は下邨氏で理事長は空席でございます。都甲氏ではありません。都甲氏はこちらにいらっしゃいますが、核燃料サイクル開発機構の理事長さんを現在お務めいただいて...全文を見る
○中曽根国務大臣 有為な人材に責任者として開発機構を見ていただくということは、非常に大切なことだと思っております。そして、この人事につきましては、内閣総理大臣が任命権者でありまして、原子力委員会の同意をいただいております。
○中曽根国務大臣 内閣総理大臣が任命権者だからということではなく、先ほど申し上げましたように、核燃料サイクル機構におきましては、以前は動燃でございましたけれども、「もんじゅ」等の事故もありまして、しっかりとした体制で、安全面等もこれから体制を整えていかなければならないということで...全文を見る
○中曽根国務大臣 株式会社ジェー・シー・オーの転換試験棟に対しましては、原子炉等規制法に基づきまして、昭和五十九年に建物を初め化学処理施設等の各種施設、さらに、平成七年に転換試験棟内に設けられた貯蔵施設を対象として施設検査を実施しております。  また、これまでの運転状況につきま...全文を見る
○中曽根国務大臣 今申し上げましたように、施設検査それから運転状況等の検査を行ってまいりましたけれども、今回の臨界事故が発生いたしまして、大変残念に思っております。  それらの事故が発生したということを踏まえまして、原子炉等規制法改正案を今回提出させていただき、加工施設に定期検...全文を見る
11月19日第146回国会 衆議院 科学技術委員会 第4号
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○中曽根国務大臣 委員御発言のとおり、原子力安全規制体制の整備を図ることは大変重要でございます。我が国では、原子力の規制と推進の機能を効果的に分離しつつ、科学技術庁及び通商産業省が法令に基づく安全審査等を行い、さらに原子力安全委員会が独自の立場からダブルチェックを行う仕組みになっ...全文を見る
○中曽根国務大臣 科学技術庁長官として本委員会に出席させていただいておりますが、お尋ねの件も大変重要なことでもございますし、文部省から受けている報告をもとに私から答弁をさせていただきます。  臨界の関係でございますけれども、臨界は、高等学校の必修の内容として扱うには、その程度か...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員おっしゃいますように、きちっと教えるということは大変重要だと思います。  それで、ちょっと御説明させていただきますが、学習指導要領におきましては、小学校では、社会科において我が国の工業生産とその原料など、それから中学校では、社会科において資源やエネルギー...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員から特殊性についての話がありました。委員も御説明ございましたけれども、原子力災害は自然災害と比較しまして、放射線及び放射性物質の放出は五感に感じられない、そういうことであるので迅速かつ広域的対応を講じることが必要であること、それから、災害対応を実効的に行う...全文を見る
○中曽根国務大臣 この法案をつくりましたのは事故があるということも想定してつくっているわけでございますから、起こり得るということでございます。私、御質問をはっきり……
○中曽根国務大臣 起こらないような方策をとりますが、万々が一起こることもあることを想定して対策を練っております。
○中曽根国務大臣 委員のお話のとおり、原子力発電所等周辺防災対策専門部会のレポートが出た時点はことしの四月でございまして、確かに、おっしゃいますとおり、災害対応を要する事態に進展するまでにはある程度の時間経緯があるものと考えられるということで、今回この点を大いに反省しているわけで...全文を見る
○中曽根国務大臣 今総括政務次官から御答弁申し上げましたけれども、私からも重ねてもう一度発言させていただきます。重複いたしますが、お許しいただきたいと思います。  仮に万が一、国の原子力緊急事態宣言発出の前に地元市町村長が住民に対する避難の判断を下さなければならないほど急変する...全文を見る
○中曽根国務大臣 災害対策基本法では直接的には屋内退避はできませんけれども、今回の事故におきましても、東海村の村長及び茨城県知事が避難、屋内退避のための措置を講じましたように、住民の生命身体の保護のために屋内退避の勧告または指示をすることは、これまでの運用と同様に可能であると考え...全文を見る
○中曽根国務大臣 繰り返しになりまして恐縮でございますが、災害対策基本法では直接的には屋内退避はできませんが、今回の事故におきましても、東海村村長また茨城県知事が避難、屋内退避のための措置を講じましたように、住民の生命身体の保護のために屋内退避の勧告または指示をすることは、これま...全文を見る
○中曽根国務大臣 議員御指摘のとおり、異常な事態が発生いたしました場合には、まず、現地においての情報を収集し、事態を把握し、そして判断することが極めて重要であると考えております。原子力災害合同対策協議会を直ちに組織することによりまして、国や都道府県、市町村が相互に連携を強化し、現...全文を見る
○中曽根国務大臣 今回の事故は、法令等に違反した危険な作業が組織的に行われまして、そのことが、通常想定しがたい重大な事故を引き起こしたものでございます。  今回のこの法律の改正案は、このような組織的な違法行為を防止するために、従業者から主務大臣に対し申告することができる制度を設...全文を見る
○中曽根国務大臣 密告という言葉は適当でないかもしれません。しかし、今回もあのような大変な事故が起きたわけでありまして、こういうような事故を今後はもう二度と起こさないような再発防止の一つの手段として、このような申告制度を今回盛り込んだところでございます。ぜひ御理解いただきたいと思...全文を見る
○中曽根国務大臣 ちょっと、すぐ調べたいと思いますので、お時間下さい。——後ほど御報告させていただくので、よろしゅうございましょうか。
○中曽根国務大臣 午前は大変失礼いたしました。  先ほど、従業者が事業者等に不利益を与える目的で意図的に虚偽の申告をした場合には、刑法百七十二条の虚偽告訴罪もしくは第二百三十三条の偽計業務妨害罪等の対象となると申し上げました。この百七十二条及び二百三十三条ともに、これは被害者の...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員お話しのとおり、けさ岡崎科学技術庁事務次官から辞任の申し出がございました。東海村での事故を含む現在の科学技術庁を取り巻く諸情勢、そういうものを考慮され、またロケット打ち上げの失敗ということもありまして、科学技術行政を抜本的に立て直す上では新しい事務体制で行う...全文を見る
○中曽根国務大臣 今の、事務次官の申し出に対しまして、私もそのようにすることが適当と考えたわけでございます。今後は次官人事の手続にのっとりましてこれを進めていきたい、そういうふうに私は思っております。
○中曽根国務大臣 私としましては、現在私が何をすべきかということは、二度とこのような事故が起こらないように、全庁挙げて全力でこの問題の処理、また事後対策等に取り組む、それの先頭に立って取り組むことだ、私はそういうふうに思っております。
○中曽根国務大臣 私、自分自身の当日の発言、正確には、今ちょっと議事録もありませんし、記憶も定かでないわけでありますが、私といたしましては、二度とこのような事故の起こることのないように、御指摘の点も踏まえて適切に対処してまいりたいとお答えしたのではないかと思っております。
○中曽根国務大臣 今私申し上げましたが、厳正に処分すると私は申しておらないということが今委員の御発言でわかったと思います。
○中曽根国務大臣 私は、あの時点で、お尋ねがありましたから、御指摘の点も含めて適切に対処してまいりたいと申したのでありまして、今回の次官の申し出といいますか辞任に関して、あるいはその後のことに関して申し上げたわけじゃありません。
○中曽根国務大臣 ちょっと待ってください。今吉田委員が議事録をお読みになって、私が聞いたのは、処分という言葉はなかったのではないかと思います。私が間違いでしたら、もう一回御指摘ください。
○中曽根国務大臣 辞書にどう書いてあるかわかりませんが、処分は処分、対処は対処で、違いは委員が御存じと思います。
○中曽根国務大臣 十月の繰り返しになるかもしれませんし、先ほど申し上げたことの繰り返しになるかもしれませんけれども、原因究明が行われ、また再発防止対策についての検討が進められている、その結果も踏まえて、二度とこのような事故の起こることのないよう、御指摘の点も含め、適切に対処してま...全文を見る
○中曽根国務大臣 ちょっと吉田委員、聞いてください。  私は非常に重く受けとめております、一緒に仕事をやってきた間柄でございますから。そして、次官は大変有能で、また省の内外からも大変な信頼を得ている、役所にとっては欠くことのできない人材だ、そういうふうに思っておりまして、私は大...全文を見る
○中曽根国務大臣 今回事故を起こした装置について、だれが認可したのかというお尋ねがございました。今回事故を起こした沈殿槽は、原子炉等規制法に基づき、昭和五十八年の事業者からの加工事業の変更許可申請に対して当局が許可をし、その後、設計及び工事の方法を認可したものでございます。  ...全文を見る
○中曽根国務大臣 私どもも今回の事故につきましては本当に厳しく認識をしておりまして、これも繰り返しになりますけれども、一日も早く事故原因を究明し、また、万全の体制がとれるようにこの再発防止策をとるということがまず第一の務めだ、現在の最大の務めだ、そういうふうに思っております。
○中曽根国務大臣 我が国では、原子力の規制と推進の機能を効果的に分離しつつ、科学技術庁及び通商産業省が法令に基づく安全審査等を行い、さらに原子力安全委員会が独自の立場からダブルチェックを行う仕組みになっており、安全審査等に厳正に臨んできたところでございます。しかしながら、今回の事...全文を見る
○中曽根国務大臣 原子力安全委員会は、委員も十分御承知のとおり、国家行政法第八条の機関でございまして、いわゆる審議会等でございます。安全規制を執行する行政機関ではありません。また、安全規制に関すること以外にも、原子力の安全文化の醸成など、安全確保に係る幅広い活動を行っておるところ...全文を見る
○中曽根国務大臣 本法案の検討に際しまして地方自治体の方々の御意見をお伺いしてきた中で、オフサイトセンターとの呼び方がなじんでいるものと考えられましたために、各種の説明の際にいわゆるオフサイトセンターとの言い方をしてきたものでございます。  本法案における名称といたしましては、...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員御指摘のように、特にこのような施設はだれもがわかる名称にするということは大変大事だと思っております。  今申し上げましたように、このオフサイトセンターという呼び方は、地方自治体の方々の御意見をお伺いしてきた中で、こういう呼び方がなじんでいるものと考えられた...全文を見る
○中曽根国務大臣 言葉からはオフサイトセンターそのものが原子力防災センターということにはならないと思いますが、原子力防災の対策、対応をとる中で、整備をする中で、オフサイトセンターという言葉を、今委員もおっしゃいましたような防災の中心のセンターという位置づけにさせていただいていると...全文を見る
○中曽根国務大臣 住民にわかりやすい言葉が大切だということは私も委員と同様に考えております。  ことしの十月二十二日に原子力発電の関係の団体協議会、いわゆる原発の立地道府県の集まりの協議会でございますが、そこよりいただきました要望書の附属資料等においてもオフサイトセンターという...全文を見る
○中曽根国務大臣 私ども、この事故後の対策を行うに当たりましては、先ほど総括政務次官からも御報告いたしましたように、住民の皆様方の健康の問題、それから風評対策、これが大変重要と考えて、誠意を持ってまた当たっているところでございます。  御指摘の風評対策につきましては、事故の影響...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員のおっしゃいますとおり、初期対応がまず大変重要でございます。  本法案におきましては、施設の敷地境界における放射線レベルの上昇等一定の異常な事態が発生しました場合には、まず原子力事業者から主務大臣等に通報がなされます。そして、それを受けて、主務大臣は、職員...全文を見る
○中曽根国務大臣 本法案では、災害対策基本法六十条の措置に加えまして、原子力緊急事態宣言を内閣総理大臣が発出したとき以降におきましては、屋内退避による避難を住民に対して勧告、指示することができることとしているところでございます。  万が一、国の原子力緊急事態宣言発出の前に地元市...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員おっしゃいますように、災害対策法では、直接的には屋内退避はできないわけでありますが、今回の事故におきましても、東海村村長及び茨城県知事が避難それから屋内退避のための措置を講じましたように、住民の生命身体の保護のためには、屋内退避の勧告または指示をすることはこ...全文を見る
○中曽根国務大臣 総括政務次官からも御説明いたしましたけれども、委員おっしゃいますとおり、災害対策基本法では、この屋内退避のことは六十条には書いてありません。  そして、御案内のとおり、平成九年六月にできました防災基本計画の中の原子力災害対策編の第三節に「屋内退避、避難収容等の...全文を見る
○中曽根国務大臣 多少繰り返しになるかと思いますが、先ほど私が説明いたしましたことをもう少し詳しく説明させていただきますと、原子力安全委員会の「原子力発電所等周辺の防災対策について」というところで、「屋内退避及び避難等に関する指標」がございます。その中で、予測線量当量、これが一定...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員のおっしゃりたいことも十分理解しております。  私が先ほど申し上げましたように、安全委員会の方の規定の中でそのような対応ができるという規定もございまして、そういう意味では、今国会、法案が成立いたしました後には、原子力施設あるいは関連施設のある地方公共団体や...全文を見る
○中曽根国務大臣 今回提出中の法案では、原子力緊急事態宣言後、関係省庁、地方公共団体、原研等関係機関、また原子力事業者は、緊急事態応急対策拠点施設、いわゆるオフサイトセンターでございますが、ここに集まって、現場における実質的な責任者となる原子力災害現地対策本部長の調整、指示のもと...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員もおっしゃいましたように、基本的には、第一義的には事業者がやることが当然だと思います。事業者は、御自分のところの施設でありますからその中の状況もよく把握していると思いますし、日ごろからまた訓練も行っておるわけですから、事業者がかなりの対応をとらなければならな...全文を見る
○中曽根国務大臣 厳正に対処していくことが大切と思っております。
○中曽根国務大臣 科学技術庁といたしましては、これまで法令により定められた施設検査等に加えて、任意の調査点検として、事業者の保安規定遵守状況調査や運転管理専門官による巡視を行い、施設の運転状況等の把握に努めてきたところでございますが、結果としてこのような事故が発生をいたしました。...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員御指摘の点も十分に考慮をしながら、今後、適正な検査、審査を行っていきたいと思っております。
○中曽根国務大臣 委員御指摘のとおり、姿勢を正すということは大変重要なことだと私も思っております。たびたび申し上げておりますとおり、現在原因究明と再発防止策についての検討が進められているわけでありますが、また安全規制のあり方についても厳しい審議が今なされておるわけでございますけれ...全文を見る
○中曽根国務大臣 非常事態に備えて、今委員おっしゃいましたようなきめ細かな点まできちっと決めておく、そしてまた訓練等を行うということは最も重要なことであろうと思います。  また、防護服や呼吸保護具及び放射線測定器の整備状況につきましては、本年四月の段階において、防護服が十二消防...全文を見る
○中曽根国務大臣 許可されたとおりにやらないで別のマニュアルで作業したことは、故意にやっていたということだと思います。ただ、事故は過失で起きたのではないかと思います。
○中曽根国務大臣 故意についてもう一度ちょっと御説明いただけますか、そちらの手持ちの資料で。
○中曽根国務大臣 私が先ほど申し上げたのは、裏マニュアルをつくったことは故意である、故意に裏マニュアルをつくったと。自然にできちゃったんじゃないんだという意味で使わせていただいたのです。そして、事故の方は過失であろうというふうに申し上げたわけです。
○中曽根国務大臣 申しわけありませんが、故意という言葉の正確な意味が、私いま一つはっきり認識しておりませんが、故意に裏マニュアルをつくったということは、一般的にもそういう言い方をされるのではないでしょうか。
○中曽根国務大臣 事故が起きたことは故意ではないと思います。起こしたことは故意ではないと思います。
○中曽根国務大臣 委員に大変申しわけないのですが、質問通告といいますか具体的な通告、それをいただいていなかったのでは……(辻元委員「きょうしました。午前中にする約束だったんです」と呼ぶ)ああ、そうですか。その資料、お持ちのものは何でしょうか。私ども何もないので、もし教えていただけ...全文を見る
○中曽根国務大臣 常によりよい審査体制、よりよい制度をつくっていくということは当然だと思いまして、そういう観点から今回いろいろな面で総合的に反省をし、見直した結果、この安全体制、規制体制また検査体制の法案の審議をお願いしているところでございます。
○中曽根国務大臣 けさほど事務次官から事務次官を辞職したい旨の申し出がございまして、また、辞職願も提出されました。  事務次官は、東海村の事故及び一連の事故を踏まえて、科学技術行政の抜本的な立て直しを図る、そういう上から、新しい事務体制のもとで行うことが適切だ、そういうようなお...全文を見る
○中曽根国務大臣 御本人からそういう言葉があったわけではありませんが、そういうようなことも一つの理由ではないかと私は推測いたします。
○中曽根国務大臣 委員が今御発言の中で、一人がやめても変わらない、そういう言葉がありました。私は、この次官の辞任ということは大変大きなことでありまして、大変意味のあることだと思っております。  事務次官として、科学技術庁の科学技術行政の先頭に立って、原子力や宇宙やそのほかの行政...全文を見る
11月19日第146回国会 衆議院 文教委員会 第3号
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○中曽根国務大臣 このたび、政府から提出いたしました私立学校教職員共済法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  私立学校教職員の共済制度につきましては、制度創設以来、国公立学校の教職員に係る共済制度等との均衡を保つことを本旨とし、逐...全文を見る
11月24日第146回国会 衆議院 科学技術委員会 第5号
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○中曽根国務大臣 平成十一年十一月十九日に発生いたしました京都大学研究用原子炉のトラブルは、同日の午前五時二分に原子炉を手動停止したというものでございます。  このトラブルにつきまして、京都大学原子炉実験所からは、トラブル発生約十分後の午前五時十五分に当庁あてにファクスが送信さ...全文を見る
○中曽根国務大臣 本件につきましては、まず、科学技術庁といたしましては、当日の午前十一時四十五分にプレス発表を行っております。  私が知りましたのは、当日、今委員もお話ありましたように科学技術委員会が開会されておりましたけれども、当日のこの委員会終了後の午後五時三十分ごろでござ...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員御指摘といいますか、委員のおっしゃいますように、私どもが原子力関係の事故の再発防止に全力を挙げているときにこのような迅速な連絡が行われなかったということは、大変残念であり、また遺憾でございます。こういうことを防止するために、ファクスのみでなくて電話等での二重...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員御発言のとおり、現在国内におきまして、六弗化ウランを二酸化ウランに転換する、いわゆる再転換加工を行っている会社はジェー・シー・オー及び三菱原子燃料の二社であると承知をしております。  ジェー・シー・オーの事業停止により、国内の原子力発電所への燃料供給がどう...全文を見る
○中曽根国務大臣 通常と異なる事象の発生について原子力事業者から通報を受けた場合、主務大臣は、直ちに原子力事業者に指示をするなどのいわゆる初期動作を開始するとともに、事態の推移を見通して、緊急事態応急対策を実施すべき区域や、市町村長及び都道府県知事が住民に対して行うべき避難等の勧...全文を見る
○中曽根国務大臣 災害対策基本法第六十条では、災害が発生し、またはそのおそれがある場合には、市町村長が住民に対して避難のための立ち退きを勧告または指示できることとされております。この立ち退きは、災害により危険が切迫している地域から他所へ移る行為を意味しておりまして、屋内にとどまり...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど申し上げましたように、また委員も御指摘のとおり、緊急事態宣言が発出されました後は、この法律によりまして屋内退避ができるわけでございますが、原子力災害対策特別措置法の施行後においても、原子力緊急事態宣言発出前に屋内退避の措置を講じる必要があると地方自治体の長...全文を見る
○中曽根国務大臣 繰り返しになりますが、地方自治法等で屋内退避ができるわけであります。そういうような規定があるわけでありますから、これを、この法律にのっとってそのような地方自治体の長が判断をすればいいことだと思っておりますし、また、この法律が施行後におきましては、地方自治体の長を...全文を見る
○中曽根国務大臣 原子力防災専門官は、原子力事業所の所在する地域に駐在をいたしまして、平常時におきましては、原子力事業者に対して、防災業務計画の作成、防災組織の設置等の原子力災害予防対策に関する指導助言を行うほか、緊急時におきましては、原子力事業者からの通報がありました場合に、そ...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず、先ほど防災無線のお話がありましたけれども、緊急時に確実に情報が個人個人に伝達できるようにするということは本当に最も重要なことだと思いますし、障害をお持ちの方への配慮等も当然のことで、きめ細かい対策が必要と思っております。  今、専門家を養成して、また技術...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員おっしゃいましたとおり、地域にどういう原子力関係の施設があるか、また、近隣の周辺の状況がどうなっているか等々、状況は施設によって違うと思います。そういう意味におきましては、今委員のおっしゃいますとおり、地域地域の実情に合致した、最も適したと思われるような形...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員御案内のように、シビアアクシデントとは設計で考えられた仮想事故を超える過酷な事故でありますために、安全審査の対象とはなっておりません。  我が国では、さまざまな安全対策によりまして、そのような事故が起こる可能性は非常に低いと評価はされております。しかし、念...全文を見る
○中曽根国務大臣 原子力発電所の基本的安全原則は、IAEAの国際原子力安全諮問グループがIAEA事務局長へ勧告することを目的とした報告書でございまして、それ自体は、IAEAの国際基準ではないわけでございます。
○中曽根国務大臣 先ほども申し上げましたとおり、原子力安全委員会が平成四年にシビアアクシデント対策について強く推奨しておるところでございます。そういうことから、事業者におきましても過酷事故に対する対策が進められるもの、私はそういうふうに思っております。
○中曽根国務大臣 海外の状況をちょっと御説明させていただきたいと思うのですが、米国やスウェーデンにおきまして、シビアアクシデント対策の一部の項目については安全規制の要求事項となっております。そのほか、我が国を含めまして、フランス、ドイツ、スイスにつきましては、事業者の自主対応とな...全文を見る
○中曽根国務大臣 原子力の開発利用に当たりましては、国民の御理解と信頼を得ることが不可欠でございます。そのためには、核物質防護等に係る一部の情報は除きまして、原則としてすべての情報の公開と、公開される情報の迅速かつわかりやすい提供を通じまして透明性を高めていくことが大変重要と認識...全文を見る
○中曽根国務大臣 ヘリコプターを用いた空中放射線サーベイシステムにつきましては、原子力発電所等の事故時におきまして、放射性物質の拡散状況を迅速に把握するための有効な手段として開発を行っているところでございます。  御指摘のとおり、このサーベイシステムにつきましては、住民の原子力...全文を見る
○中曽根国務大臣 今申し上げましたけれども、サーベイシステムとしてヘリコプターを活用する、したいと申し上げました。そして、そういういろいろな経験を蓄積した上で、将来のヘリコプターの一層の効果的な活用についても今後研究してまいりたい、そういうふうに思っております。
○中曽根国務大臣 前回の繰り返しになるかもしれませんが、委員がただいま御指摘のように、海外の例も、御紹介いただきましたシーメンスあるいはPG&Eという会社でございますか、防災のいろいろな対応についての大変な準備が前もってされているわけですが、こういうことは非常に大事と思います。こ...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員が取りまとめをされました新核エネルギー安全対策、拝見させていただきました。  この中でも、米国における危機管理に関する従業者教育や管理体制の例が示されているところでございますが、こういうような内容も、また、ただいま御説明いただきましたような海外での企業での...全文を見る
○中曽根国務大臣 今、委員からいろいろ御指摘がありました。きめ細かい訓練が大切である、またコミュニケーションも大切であるということでございました。またさらに、国と地方自治体との連携等のお話もありました。  基本は、やはり人材といいますか人間だと思います。そういう意味で、専門的な...全文を見る
○中曽根国務大臣 原子力の防災対策に当たりましては、委員も御指摘のように、国際的な協力関係も極めて重要と認識をいたしております。  公的な協力といたしましては、現在でも、日本原子力研究所と米国ローレンス・リバモア研究所との放射能拡散予測に係る研究協力を実施しているほか、原子力事...全文を見る
○中曽根国務大臣 そのとおりでございます。
○中曽根国務大臣 災害対策基本法の第六十条では、災害が発生し、またはそのおそれがある場合には、市町村長が住民に対して避難のための立ち退きを勧告または指示できることとされております。
○中曽根国務大臣 原子力災害対策特別措置法案及び核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、慎重御審議の上、御可決をいただきまして、まことにありがとうございました。  また、ただいま御決議いただきました附帯決議につきましては、その御趣旨...全文を見る
11月24日第146回国会 衆議院 文教委員会 第4号
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○中曽根国務大臣 委員がおっしゃいますように、年金制度は老後の安心のため大変重要な制度でございます。  お尋ねの、なぜ今回横並びで法改正を行う必要があるのかということでございますけれども、私学共済年金の給付水準につきましては国公立学校の教職員と同程度のものとする、そういう趣旨か...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど答弁申し上げましたとおり、この年金制度、つまり福祉の制度はできるだけ国民が公平であるべきだ、そういうふうな観点から、このたび、横並びといいますか改正を行うわけであります。特に教職員の場合は、国公立学校の教職員ということも配慮しなければなりません。そういうこ...全文を見る
○中曽根国務大臣 高齢化社会が進展する中で、学校教育におきまして年金などの社会保障も含めた福祉について理解を深めるということは、大変意義もあり重要なことであると思っております。今、先生の静岡県での状況をお聞きいたしました。年金セミナーや年金教室を開催されておられるということですが...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員から、年金のことにつきましての三つの問題点といいますか、御指摘がございました。一つは、理解を非常にしていないんじゃないか、それからもう一つは、年金は将来もらえないんではないかという不信感がある、それから三点目は、国やだれかが面倒見てくれるという甘えがあるの...全文を見る
○中曽根国務大臣 年金関連法案の修正につきましては、修正の有無それから内容等は、与野党間で御協議いただき、また決定されるべきことでありまして、今私は、そこら辺につきましてお答えすべき立場ではないのではないかと思っております。
○中曽根国務大臣 今申し上げましたように、与党三党で協議されて決定されたものが政府の決定ということになるわけでございます。
○中曽根国務大臣 修正の結論が出るかどうか、詳細は私存じ上げませんが、そのときの政府の対応に私どもも従っていきたいと思っております。
○中曽根国務大臣 今政務次官が御答弁いたしましたように、私立学校に関しましては各私立学校がそれぞれの状況に応じて自主的に判断すべきもの、私もそういうふうに思っておりまして、努力義務を今は規定するにとどめているところでございます。  臨時的に採用される教職員も含めまして、私立の幼...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどから御議論ありますように、私学共済は、他の年金制度に比べまして成熟度が非常に低い、大変健全な形になっております。しかし、今後、他の年金制度と同様に、年金受給者が増加するとともに児童生徒数が減少するということによりまして、私学の教職員数への影響もありまして、...全文を見る
○中曽根国務大臣 今申し上げましたように、公的年金制度の再編成という大きな流れがあるわけでございまして、そういう中で、その時点で適切に対応していきたいということでございます。
○中曽根国務大臣 年金財政の情報公開につきましては、国民の皆さんの理解を得るという意味におきまして、大変重要でございます。  私学共済につきましては、基本的には日本私立学校振興・共済事業団法に基づきまして、財務諸表を官報に公告するとともに、財務諸表等を事務所に備え置いて、一般の...全文を見る
○中曽根国務大臣 私立幼稚園の就園奨励費につきましては、今政務次官から答弁したとおりでありますけれども、私自身も非常に大事なことと思っておりまして、この制度につきましてはさらに充実するように努力をしていくべきだ、そういうふうに思っております。
○中曽根国務大臣 私も自分のこととして真剣に考えなければいけない、そういうふうに思っております。  少子化対策、それから高齢者の雇用対策等いろいろやるべきことはあろうかと思いますが、やはり、長寿社会になりましても働く場所がある、そして、昔に比べて皆さんお元気なんですから、そうい...全文を見る
○中曽根国務大臣 私立学校は、それぞれの学校におきまして、独自の建学の精神に基づいて非常に個性豊かな教育研究活動を展開していただいております。そういう意味からも、我が国の学校教育の発展に非常に大きな貢献をされている、そういうふうに思っているところでございます。  最近、児童生徒...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど御答弁申し上げましたけれども、少子化社会に向かう中で学校経営は非常に厳しくなる、そういうふうにも思っております。経営基盤をしっかりとするということが一つであろうと思いますし、それから、学校それぞれが今まで以上に学校の特色を出していくということも大事なことで...全文を見る
○中曽根国務大臣 高等学校の設置基準では、第七条で「一学級の生徒数は、四十人以下とする。但し、特別の事由があるときは、この数をこえることができる。」としておりまして、この規定は私立学校にも適用されるわけでございます。  このただし書きの特別の事由といたしましては、私立学校の場合...全文を見る
○中曽根国務大臣 私立高等学校におきます一学級当たりの平均生徒数は、委員御案内のとおり、平成十年度で三十九人、全学級のうち、四十人以下の学級の割合は五二・二%となっております。文部省では、これまで所管庁であります各都道府県に対しまして、私立高校の四十人学級編制の推進を要請するとと...全文を見る
○中曽根国務大臣 学級編制につきましては、昨年九月の中央教育審議会答申におきまして、今委員からいろいろ御指摘がございましたけれども、教員一人当たりの児童生徒数を欧米並みの水準に近づけること、それからもう一点は、弾力的な学級編制ができるよう必要な法的整備を図ること、さらに、学校の実...全文を見る
○中曽根国務大臣 言うまでもありませんけれども、私立学校に勤務する教職員の皆さんは、一般の民間企業に勤務する方々と同様に、労働基準法等の法律、関係法令の適用をひとしく受けるものでございます。  これらの労働者の定年につきましては、現在、高年齢者等の雇用の安定等に関する法律におき...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員御指摘のとおり、学校の経理状況、管理等の状況を公開するということは意義のあることだと思っております。  学校法人の経理状況、財務状況の公開につきましては、各法人の自主的な判断にゆだねられているところでございますけれども、文部省といたしましては、私立学校の有...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど申し上げましたように、学校法人が学校の公共性等を自覚して経理状況、財務状況を公開するということは意義があると、私、重ねて申し上げます。そういうふうに思っております。  委員御指摘のとおり、私立大学あるいは短期大学での公開の状況、数値を御存じと思いますけれ...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、私学の学校法人の公共性、社会性等につきましては、非常に意義のあるものであり、また、そういうところから、私学自身が十分に自覚をして健全な経営をやっていかなければならないのは言うまでもないことでございます。  そういうところから、文...全文を見る
11月25日第146回国会 参議院 経済・産業委員会 第2号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 今般、臨界事故が発生いたしました転換試験棟における臨界管理につきましては、もう委員十分御承知のことでございますが、核的に安全な形状寸法にすること、いわゆる形状寸法管理でございますが、それから取扱量を核的制限値以下に制限すること、これは質量管理と言われて...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) DNAの検査についてでございますけれども、調査を行いました茨城県からは、今回行いました尿中のDNA代謝物の検査につきましてはジェー・シー・オーの職員及び消防署員を対象とするものではなかったと聞いておりますので、今回の調査の中には対象となって入っている方...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 住民の皆さんの健康対策につきましては、国と地方自治体が連携して健康調査や健康相談を行ってきたところでございます。茨城県が行いました健康調査の結果は、十月十二日に県が公表しておりまして、直接の放射線障害が疑われる者はいなかったと聞いております。  科学...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今御質問の六十九名につきましてでございますが、この中には消防職員の方、一般住民の方、それから現在東大病院に入っておられる方等でございますが、国立水戸病院等で再検査継続中でございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) DNAの検査はやっておりません。
○国務大臣(中曽根弘文君) 今、再検査と申しましたけれども、その検査は尿中のDNAの代謝産物を測定するものでありまして、直接DNAの損傷を見るものではない。この値が上昇する原因には、喫煙とか炎症とか運動などそういうような要因もありまして、放射線もその一つであります。正常人でも個人...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) いわゆる医療の専門家の先生等の御意見もいろいろあるようでございまして、原子力安全委員会の中にあります健康管理検討委員会の副主査をされておられます佐々木委員の見解によりますと、正常人での値にも大きな差があること、被曝前の値が不明であること、実験データから...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今申し上げましたように、私どもとしては原子力安全委員会の中の健康管理検討委員会の判断に従っているということでございます。意味があるないというか、今はその判断に従っているということです。
○国務大臣(中曽根弘文君) 今御報告申し上げましたように、学術的にもこれが確立されているかどうかということも御意見が分かれているところでありまして、私ども、検査をやるということになれば、その結果というものは非常に重いものでありまして、そういうような見解の分かれている段階でこのよう...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほど御説明申し上げましたけれども、尿の検査の量が多い少ないとか簡単にできるとか、そういう問題ではないと思います。今申し上げましたように、学者の間でも意見が分かれているところでありまして、8ヒドロキシグアノシンの定量は、事故被曝、特に低線量被曝における...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) ございません。
○国務大臣(中曽根弘文君) 健康のフォローアップは、私先ほど申し上げました原子力安全委員会の中の健康管理検討委員会で検討していただくつもりでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) その点については今後検討することになります。  大変恐縮でございますが、質問につきましての事前の通告もございません。そういうことで、手持ちの資料がないために十分なお答えができないことをお許しいただきたいと思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) 住民の屋内退避及び避難の判断につきましては、原子力安全委員会が防災指針におきまして、十から五十ミリシーベルトが自宅等へ屋内退避、それから五十ミリシーベルト以上がコンクリート建屋への屋内退避または避難との指標が示されております。  今回の事故におきまし...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員御案内のとおり、中性子線のデータを入手いたしました、情報が入りましたのは十七時ごろでございます。一方、十一月四日の原子力安全委員会に報告されました臨界事故による周辺環境への影響に係る理論的な基礎資料に七十五ミリシーベルトという放射線量が出てまいりま...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 原子力基本法は、委員御指摘のとおり、第二条におきまして、原子力の研究、開発及び利用を進めるに当たっての基本方針として、「民主的な運営の下に、自主的にこれを行うものとし、その成果を公開」する旨規定をしております。国民の皆様の理解を得つつ、民主的に原子力研...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 九月三十日に株式会社ジェー・シー・オーの東海事業所の事故が起こったわけでありまして、これは原子力防災上極めて重要なことでありまして、決して忘れてはいけないものと、そういうふうに思っております。  この臨界事故を今後のいさめにしようという趣旨での御提案...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) このような、何というんですか、記念日というとちょっとこれは事故ですから言い方は適当じゃないかもしれませんが、十月二十六日は原子力の日というものもありますし、委員のおっしゃりたいことは十分に理解しておりますが、今私どもの立場は再発防止に全力で取り組むとい...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほど委員御提案の原子力防災の日の設置等につきましては、私も、こういうような大きな事故が起きたということは、特に関係者にとりましては生涯忘れてはならない大変重要なことだと思っておりまして、先ほど御理解いただきたいということで申し上げましたけれども、大変...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今、委員がおっしゃいましたようなことは現時点では考えておりません。委員のお気持ちもよくわかりますし、二度とこのようなことがないように我々としては我々の立場で全力を尽くさせていただきたいと思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) 国際原子力事象評価尺度、いわゆるINESにつきましては、原子力施設において発生した事故、故障等の重要度を簡明かつ客観的に判断することを目的に策定されたものでございます。事故、故障等の情報につきましては速やかに通報することが求められるものであることから、...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員御指摘のとおり、十一月二十日の新聞で、村上東海村村長が外国特派員協会でそのような御発言をなさっているようでございます。  原子力安全委員会の事故調査委員会の中間報告で、今回の事故は国に申請して許可された作業手順や臨界制限量を無視した作業が直接的原...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 個々のケースによって事情は違うと思いますが、今回の事故について申し上げれば、これは違法なマニュアルを策定し、そして違法な作業を行ったわけでありまして、そういう意味で想定外というふうなことになる、そういうふうに思っております。  我々は、想定外だから責...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 一般に、貯槽が同一体積でありましても、内径が大きく沈殿面積が広いものほどその沈殿効率が高いわけでありまして、ジェー・シー・オーが現在の容積の沈殿槽を今申し上げましたような理由から採用したものと承知しております。その際、臨界管理につきましては、形状管理と...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 沈殿槽は、原料の酸化ウラン粉末を精製するときに使用されるものでありまして、この場合ウラン濃度の低い溶液をワンバッチの五十三リットルが処理できるように設計されたものでございます。  安全審査におきましては、一バッチ当たりのウランの取扱量を臨界質量の二・...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) そのマニュアル、見ておりません。教育マニュアル見ておりません。
○国務大臣(中曽根弘文君) 現場での作業の状況あるいは教育の状況がどうなっているかということは、やはり十分に勉強すべきことと思っております。
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員御指摘のとおり、今回の事故を踏まえて、この反省を今後の教育マニュアルに反映するということは大変重要なことであろうと思っておりまして、御意見を大いに参考にさせていただきたいと思っております。  今月の十九日には、私ども、教育の重要性あるいは保安管理...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) たびたび申し上げておりますが、事故発生によりまして国民の皆様に本当に多大な御心配、御迷惑、特に地元の皆様方に御迷惑をおかけしたことは大変に私ども厳しく厳粛に受けとめております。原子力発電を初めとする原子力政策につきまして、今委員からも御指摘ありましたけ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) ICRPの一九九〇年勧告につきましては、放射線審議会より平成十年六月、関係行政機関に対して関係法令への取り入れに係る意見具申がなされたところでございます。  この意見具申を受けまして、平成十一年八月、科学技術庁、労働省等関係七省庁から放射線審議会に対...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 事故の原因調査、原因究明が最も大切で、今後の再発防止のための第一歩であるわけでありますが、今委員御指摘のとおり、原因究明に当たりましては、会社の経営状況あるいは労働環境、教育状況等々、やはり総合的に調べるということが大切だと私も思っておりまして、できる...全文を見る
11月25日第146回国会 参議院 文教・科学委員会 第2号
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○国務大臣(中曽根弘文君) おはようございます。よろしくお願いいたします。  教育は、あらゆる社会システムの基盤として国家百年の計の礎をなすものでございまして、二十一世紀に向けて日本が活力ある国家として今後も発展をしていくためには、私ども国が責任を持って不断の改革を続けていくと...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 教育は非常に幅が広いテーマでありますし、また奥深いものがあります。私自身、戦後の日本の教育というものを振り返ってみますと、我が国の発展あるいは国民の教育水準の向上に果たしてきた役割は大変大きなものがあろうと思っております。そういうところから経済的にも発...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員御指摘のとおり、学校教育の再生ということは最も重要なことであろう、そういうふうに思っておりますし、特に小学校における教育は、まさに委員おっしゃいましたように、子供たちにとりましては家庭と同じような教育の意味においての場ではないかと私は思っておりまし...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今回の与党三党の三党間の協議におきまして、青少年の人間形成を促すとともに、二十一世紀を支える有為の人材を育成する教育を実現するために、多方面の有識者が参加する教育改革国民会議を設け、学校制度、学術研究体制も含めた教育の基本問題を幅広く検討する、そういう...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 戦後の我が国の教育は、平成十一年度で高等学校進学率が九六・九%、大学進学率が四九・八%に達するなど量的な拡大を果たし、また機会均等の理念を実現しつつ著しい発展を遂げたところでございます。先ほど私申し上げましたけれども、我が国の経済社会の発展に大きく貢献...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 教育基本法につきましてはさまざまな御議論があります。内容について申し上げれば、日本の歴史、伝統やまた道徳教育などについての記述がないとか、あるいは生涯学習について触れられていないとか、そういう意見もございます。私も同様の意見を述べたことがございます。ま...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) いわゆる学級崩壊につきましては、文部省におきましてもこの春から研究委嘱を行っておりまして、小学校における学級経営についてケーススタディーの形で実態把握を進めまして、本年九月にその中間まとめをいただいたところでございます。  この中間まとめでは、いわゆ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 民主党が、小学校、中学校及び高等学校の一学級の児童生徒数を三十人以下とすることを骨子とする、小学校、中学校及び高等学校の学級規模の適正化の推進等に関する法律案、これを議員立法として国会に提出したことは承知をしております。  三十人以下学級について申し...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今、委員御質問の件は広島県の教員採用面接においてのことに関連してだと思いますけれども、教員採用試験の面接試験におきまして、御指摘の広島県の場合でございますが、広島県の教育委員会に確認をいたしましたところ、受験生に対しまして、国旗・国歌の指導について教育...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 国旗・国歌、日の丸・君が代についてどう思うか、そういう質問をされたとすれば、それは個人の思想、信条に立ち入るということになるのではないかと思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) 学校におきまして教職員が健康で安全な職場環境のもとで職務を遂行できるようにすることは、教職員自身にとりましても大変重要なことでございます。また、学校教育を円滑に実施する上でも極めて大切なことと考えております。  文部省の調査結果をちょっと申し上げます...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先生おっしゃいましたように、教員の方々が子供たちのためにも自分たちの健康を守るということは大変いいことですし、大切なことだと思っております。  お尋ねの産業医につきましては、労働安全衛生法に基づきまして、御案内のとおり、教職員数が五十人以上の学校にお...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員御指摘のとおり、トイレの改造工事はこれまで大規模な改造事業、これは下限事業費が七千万円でございますが、この改造事業の中でなければ国庫補助の対象とはならなかったところでございます。  しかしながら、平成十年度第三次補正予算から、事業規模の小さなトイ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 日本学術会議におきまして、十月二十七日の総会におきまして、委員御指摘のとおり、研究施設の充実について勧告として発表されております。現在、国立学校が保有する全建物面積は約二千二百七十万平米でございますが、このうち、建築後二十年以上経過し、一般的に大規模な...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 科学技術庁長官として答弁させていただきます。  今回の事故によりまして、米国の原子力軍艦が寄港する横須賀市それから佐世保市、沖縄県の地元の方々にも御不安を与えていることはまことに残念であり、また私ども大変厳しく受けとめております。  米国原子力軍艦...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 我が国に寄港する米国原子力軍艦につきましては、米国政府が累次にわたる政府声明及び覚書をもってその安全性を保証しているところでございます。これによりまして原子力軍艦の寄港時の安全は確保されているものと認識をしておりますけれども、科学技術庁といたしましては...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) これは、東海村のような施設のみならず、今委員御指摘の軍艦等の寄港する地域の防災計画についても十分配慮して、地元の住民の皆さんが御不安にならないように、それから万々が一異常が発生したときの対応というものも日ごろから自治体関係者と十分に話をしていく必要があ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 十九歳未満の者のスポーツくじの購入禁止規定は、青少年の健全育成に関するさまざまな御意見に配慮して、そしてまた、広く国民の皆さんの理解を得る観点から定められたものと承知しております。  今、さまざまな御意見と申し上げましたけれども、くじの購入に伴い、非...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 我が国は唯一の被爆国として、国民からの理解と支持を受けて原子力基本法を制定し、またこの法律に基づきまして、平和利用に徹して、さらに安全確保を大前提として原子力の研究開発利用を進めてきたところでございます。また、国際的な核軍縮や核不拡散体制の維持強化にも...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 従来、加工施設につきましては、施設の定期検査が義務づけられていた原子炉それから再処理施設等に比べまして、取り扱う核燃料物質の放出する放射線量、運転に伴う資機材等の劣化等が少ないことから、施設の定期検査は義務化されていなかったところでございます。  し...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 保安教育に関するお尋ねでございますが、従来は原子炉等規制法に基づく総理府令におきまして、加工事業者等は保安規定に、放射線業務に従事する者に対して保安教育を行うことを規定すべきこととなっておりまして、当庁といたしましても、任意に行う保安規定遵守状況調査等...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 中性子エリアモニターは、臨界事故に起因する中性子線を検出して警報を吹鳴することにより、従業者に退避の必要性を知らせるものでございます。  今回、事故を起こしました転換試験棟におきましては、中性子エリアモニターは設置されていなかったものの、臨界事故の検...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 中性子線測定の指示を直ちに行ったかということでございますが、直ちには行いませんでした。
○国務大臣(中曽根弘文君) 事故が起きましたら、この事故を収束させるための作業というのは、これは当然でございますが、その責任を有するそこの事業者がまず行うべきものでございます。  実際には、その際の具体的な事故状況に応じまして、必要な装備や要員等を勘案して、消防とか自衛隊とか関...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今回の事故の教訓のうち最も重要なものは、原子力災害に対して迅速な初期対応、初動態勢をとるということでございます。  このため、今回提出しております法案におきましては、原子力防災に関して専門的知識を有する国が万全の措置をもって地方自治体を迅速に支援する...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今申し上げましたように、異常な水準の放射線量の放出が検出された場合等においては、内閣総理大臣が直ちに原子力緊急事態宣言を発出し、そして、原子力災害対策本部を設置するわけでございます。そして、現地対策本部を同時に設置いたしまして、それなりの知識を持った、...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 原子力施設における事故、故障等につきましては、その内容が非常に技術的、専門的なために、今委員がおっしゃいましたように、一般の国民の方には安全上の重要性や影響の度合いを直ちに理解することは非常に難しい面があることは御指摘のとおりでございます。  このた...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今回の事故の対応におきましては、例えば東海村におきましては、介護サービスの協力を得て村の職員が聴覚障害者を各戸訪問するなどいたしまして避難等の支援を行いました。また、東海村以外の地域におきましては、自治会や町内会により聴覚障害者の皆さんへの情報伝達が行...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 文部省では、都道府県教育委員会等に対しまして、災害対策基本法に基づき策定することとなっている地域防災計画において、災害時における学校等との情報連絡体制の整備を行うよう指導しているところでございます。  なお、茨城県教育委員会によりますと、九月三十日十...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 事故発生が十時三十五分でございましたか、そういうことから考えますと三時間半近くたっておりました。  今、私は十四時五分に問い合わせと申し上げましたけれども、十四時に学校から問い合わせがあったようでございまして、十四時五分に指示をしたということでござい...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今、総括政務次官から御説明申し上げましたように、十一月四日には周辺環境における線量の基礎資料を取りまとめまして原子力安全委員会に報告を行ったところでございます。この線量評価を受けまして、念のため長期的な健康影響について技術的かつ詳細な検討を行うために、...全文を見る
12月01日第146回国会 参議院 本会議 第9号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 原子力災害対策特別措置法案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  本年九月三十日に発生した株式会社ジェー・シー・オーのウラン加工施設における臨界事故は、安全確保を大前提に原子力の開発利用を進めてきた我が国にとって、初めて住民の避難や屋内退避が要...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 佐藤雄平議員にお答えをいたします。  平常時から当事者間の連携を円滑なものにすべきであるとの御指摘でございますけれども、本法案におきましては、国、自治体、事業者による共同の防災訓練の実施、自治体の防災計画策定における原子力安全委員会による協力などの規...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 加藤修一議員にお答えをいたします。  緊急事態の想定についてのお尋ねでございますけれども、本法案第十三条におきまして、原子力緊急事態の想定も含めた国が作成する計画に基づきまして、防災訓練を実施することとしております。この緊急事態の想定につきましては、...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 清水澄子議員にお答えをいたします。  指針の整備についてのお尋ねでございますが、原子力安全委員会では、濃縮度五%を超えるウラン燃料の加工施設、プルトニウム取扱施設、使用済み燃料の再処理施設等の核燃料施設の安全審査に当たって、その基本的考え方を取りまと...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 水野誠一議員にお答えを申し上げます。  原子力保安検査官等についてのお尋ねでございますが、ただいま総理から御答弁がございましたけれども、我が国では、安全規制を担当する行政庁が原子炉等規制法に基づき設計段階から運転段階までの各段階において厳格な規制を通...全文を見る
12月02日第146回国会 参議院 経済・産業委員会 第3号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 原子力災害対策特別措置法案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明いたします。  本年九月三十日に発生いたしました株式会社ジェー・シー・オーのウラン加工施設における臨界事故は、安全確保を大前提に原子力の開発利用を進めてきた我が国にとりまして、初めて...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 当科学技術庁及び放射線医学総合研究所は、より精密な個人の被曝線量を推定するために、地方自治体の協力をいただきまして、十一月十九日から二十二日にかけて行動調査を実施したところでございます。  具体的には、おおよそ三百五十メーター以内の避難要請区域に居住...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今回の事故では、作業中に被曝された三人以外には直ちに健康に影響を生ずるような被曝をした方々はいないものと承知をしております。しかしながら、原子力安全委員会に設置されました今申し上げました健康管理検討委員会、ここでは推定被曝線量に基づいた周辺住民の長期的...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほど私申し上げましたのは、作業中に被曝された三人以外には直ちに健康に影響を生ずるような被曝をした方々はいないものと承知していますと申し上げまして、直ちに健康に影響を生ずるような被曝をした方々という言い方で先ほど御説明させていただきました。  現在、...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 手続的なことを申し上げますが、先ほど東海村駅前に相談窓口を開設すると申し上げました。ここへ住民の方等から申し出等がなされれば、ジェー・シー・オーは具体的被害金額の裏づけとなる書面とか資料等の御提示をお願いすることになります。そして、そういう資料等の提示...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 被害者側による因果関係の立証、これが困難なそういうような損害の賠償に備えまして、原賠法に基づいて、既に原子力損害賠償紛争審査会、こういうものを設置しております。この審査会が公正中立の立場から損害の調査とか評価を行いまして、これを踏まえて、和解の仲介を行...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほど申し上げましたけれども、因果関係につきましては被害者側、つまり原告側がこれを立証するというのが民事賠償制度上の原則でありまして、原賠法もこれに従ったものでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 審査会です。
○国務大臣(中曽根弘文君) 今私ども考えておりますのは、この事案が終わるまでということで、原子力損害賠償紛争審査会はこの事案が終わるまでということでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 失礼いたしました。  必要があれば、その後もこの委員会が機能を働かすということでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほど申し上げましたけれども、個々の方々の健康管理、特に長期にわたる健康管理は、国がその後も健康管理について行っていく、そういうことでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 私ども、今回の事故を、単に事故原因の究明、再発防止、これはもちろん大変重要なことでありますが、それだけではなくて、住民の方々の健康の問題、心のケアの問題、あるいはさらに風評被害等の問題まで含めまして、大変に重く受けとめておりまして、また、一日も早く住民...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 大変申しわけありませんが、御質問の事前の通告がなかったものですからすっきりした答弁ができないかもしれませんけれども、地元の知事さんあるいは町村長さん、また農業あるいは商工会の皆様方からも、この問題についての国の対応また支援対策というものを強く要請をされ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 通告がないんですけれどもね。
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほど申し上げましたけれども、ジェー・シー・オーが当然これに対しての賠償をまず行うべきところでございまして、風評被害等による損害賠償につきましては、私どもはジェー・シー・オーを指導いたしまして、そして早期にこの支払いが行われるように、そういうふうにして...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 原賠法では、委員も御存じのとおり十億円という額が決められておるわけでございますが、ジェー・シー・オーには無限無過失責任があるわけでありまして、十億円を超えた額につきましても、ジェー・シー・オーの支払いにつきましては、その可能な限りの賠償をジェー・シー・...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 親会社に対しましては、先ほども申し上げましたけれども、そういう社会的、道義的責任はあるだろうという観点から協力の要請を私どもしておるところでありまして、それに対しての社長の回答は先ほど申し上げたとおりでございます。私どもとしてはそういう働きかけを行って...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員のおっしゃる個人的責任というのはどういうことを指すわけでございますか。
○国務大臣(中曽根弘文君) 現在、事故の原因究明とかそういうものが行われている最中でございまして、私はこういうことにつきましては、これらが解明されてからのことだと思っております。
○国務大臣(中曽根弘文君) 私どもは、今回の事故、原因まだ究明終了はしておりませんが、原因を究明し、そしていろいろ反省すべき点あるいは不備がどういう点があったかということを総点検して、そして現時点で考えられる対策、方策というものをこの二つの法案に盛り込んだ、そういうつもりでござい...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) この四条におきましては、今委員御指摘のとおり、国の責務として、組織及び機能のすべてを挙げて防災に関し万全の措置を講ずるとともに、地方公共団体への勧告、助言や原子力事業者への指導、助言を行うことが規定されている、そういうふうになっておるわけでございます。...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今申し上げましたような行政機関の最高の責任者は内閣総理大臣でありますから、内閣総理大臣は含まれるものと思っております。
○国務大臣(中曽根弘文君) 今回の事故の反省から、いろいろな対応、方策をこの法案に盛り込んで御審議をお願いしているところでありますけれども、国に対しても罰則を設けるべきではないかという御質問だったと思いますが、罰則というのは、国民に対して課した具体的な義務の履行を担保するものであ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) この四条の規定は、個人に対する具体的な義務を規定したものではなく、委員も御承知のとおり、国の責務を規定したものでございますから、社会通念に照らしてその責務の著しい違反がある場合は、国による賠償責任が生じることもあり得るものと思っております。  そして...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) はい、そのとおりでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 今回、確かにおっしゃるとおり、また御指摘のとおり本部の設置は遅かったわけでございますが、その間の放射線量等に対する情報というものが十分でなかったということがこの設置が遅くなった判断の一つの原因でございまして、そういうような情報を収集するような設備等を初...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) まず、災害が発生いたしました場合、地域住民の避難措置が講じられた場合には、その避難地区の住民の方々につきましては、第一次緊急時医療として避難所等において被曝程度の検査やまた除染などが行われるわけでございます。そしてその結果、さらに措置が必要と判断された...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 原子力災害時に被曝者が出た場合でございますが、手順といたしましては、先ほど申し上げましたけれども、避難所等におきましてまず被曝の程度、これを確認いたします。そして、一定以上の被曝がある者については、地方自治体の指定する公的病院等へ移送いたしまして、除染...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員おっしゃいますとおり、できるだけ早いということが当然でございますので、日ごろからそういう点について十分な打ち合わせをしておくということが大切だろうと思っております。  時間については、サイトといいますか、そういう施設がある地域によって、また病院が...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 体にそういう障害がある方に対する緊急時の対応というものは、日ごろから十分に地域においてそういう方々の所在、人数、状況等を確認して、そして対応を事前に十分に準備しておくということは大変大切なことである、そういうふうに思っておりますし、万一事故の場合に大変...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) この法律におきまして、例えば視聴覚障害者の方々に対する情報伝達に関する規定はございませんけれども、今回の事故の教訓を踏まえまして、ただいま私申し上げましたように、地方自治体に対して国としても適切に指導していきたいと。今までも、防災基本計画の原子力災害対...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今回の事故におきまして測定値によりまして被曝が明らかになっておられる方々の数は、事故時に転換試験棟において作業を行っておりました三名の方、それから消防の関係者の方が三名、それから一般住民の方が七名及び株式会社ジェー・シー・オーの従業員の方、関係会社の方...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 推定被曝線量、これに基づきまして健康管理が必要な方々を把握しておるところでございます。そして、そういう方につきましては適切な健康管理を行っていきたい、そういうふうに思っております。
○国務大臣(中曽根弘文君) 被曝された方の長期的な健康管理につきましては、原子力安全委員会に設置されました健康管理検討委員会において推定被曝線量に基づいた健康管理のあり方が検討されているところでございますけれども、科学技術庁といたしましては、その検討結果を踏まえまして、推定被曝線...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 個人の被曝線量に応じまして、必要な人には必要な対策をとっていくということでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 健康管理が必要な方々につきましては、健康管理検討委員会において検討するということでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) どの程度の推定線量かということについても、この健康管理検討委員会で議論をし、決めていくということになろうかと思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) 現場で作業を行っていて被曝されたということでございますから、労災法が適用されるということでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 被曝者という認定ということではなくて、もちろん被曝をされておるわけでございますが、労災法で認定をされるということでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 事故直後にジェー・シー・オーの近くで被曝された方のホール・ボディー・カウンターの測定結果、それから茨城県が実施いたしました健康調査によりまして、周辺住民の方に対する放射線による急性の影響は認められないとまず判断されたわけでございます。  それから一方...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 総括政務次官から答弁しておるとおりなんでございますが、委員の貴重な御提案でもございますので、来週健康管理検討委員会が開催されることとなっておりますので、その場で委員の御提案も私どもの方から申し上げて検討してもらおう、そういうふうに思っております。  ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員御指摘のとおり、昨日の参議院本会議におきまして小渕総理から御答弁がございました。私どもは総理の御指示を受けまして、原子力安全委員会の一層の独立性また機能の強化、これを早期に実施すべくいろいろ検討を行っているところでございます。  総理の御発言は、...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほど申し上げましたように、平成十三年一月から、委員御案内のとおり、新しい中央省庁の体制になります。その時点でこの安全委員会は内閣府に移しまして独立性をさらに強化しようという、そういう考えでございます。  今お話のございました航空事故調査委員会は、原...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私も手元にこのパンフレットがありますけれども、ジオフューチャー21、これは核燃料サイクル開発機構が東海事業所の展示館アトムワールド、ここの中に設置したものでありまして、昨日、十二月一日にオープンいたしました。  この施設は、高レベル放射性廃棄物の地層...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 製作費用は約五億円でございまして、一回の上映での見学者数は八人、一日当たり八十八人が見学できる、そういうふうに聞いております。
○国務大臣(中曽根弘文君) まず、先ほどのジオフューチャー21に関してでございますが、私は、今これの内容等を御報告させていただきましたけれども、地層処分場の構造や安全確保の仕組みを理解していただくためにこういうものをつくるということは意味あるものだと、そういうふうにまず思っており...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員はメモリアルサイトのようなものをつくるべきだと、そういう御提言もございました。そのほかにもいろいろな方法もあろうかと思いますので、幅広く検討してみたい、そういうふうに思っております。
○国務大臣(中曽根弘文君) 当日の事故後の状況につきましては、総理の御答弁の中でも、「事故現場の状況につきまして得られた情報をもとに、政府としては可能な限りの判断と対応を行ってきた」というふうに答弁を総理がされておられますが、そういうような対応をさせていただきました。  しかし...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 事故直後の対応についてでございますが、今委員御指摘の那珂研究所のデータの利用についてのお話でございますが、私自身細かいそのときの状況を存じ上げませんので、今後もう少し私自身も勉強してみたいと思っておりますけれども、当時の関係者の中でそのデータ、情報がど...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) まず私は、その時点で私は関係ないとかタッチしていないという、そういうつもりで申し上げたんじゃなくて、その技術的な判断をする場にいないし、そういう意味で詳しいことがわからないと申し上げたわけでありまして、私が大臣になっていたなっていないという、そういうつ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 梶原委員おっしゃいますように、これは国は全然関係ないと、そういうことではございません。核燃料サイクル機構がこの問題で地元の御理解をいただく努力をしながら対応をとっておるわけでございますけれども、また、他の場所に移すことができないかということでいろいろな...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 局長からも御説明申し上げましたけれども、やはり私は原子力災害の特殊性というものを十分に配慮しなければならない、そういうふうに基本的には思っておりまして、先ほども御質問ありましたけれども、今回、現場での村長さんの大変な判断されるということ等の御苦労、御苦...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員の貴重な御意見、大変参考になりますし、今後も十分に配慮していかなきゃならないと思います。  要は、地域での日ごろからの協力体制の確立、訓練、それから非常事態に当たってのそれぞれの役割等々十分に協議をしておいていただくということが私は最も大切であろ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 事故発生直後の国の方の手続についての御質問でございます。  委員も十分御案内のとおりでありますけれども、また多少繰り返しになるかもしれませんが、本法案におきましては、施設の敷地境界における放射線レベルの上昇等一定の異常な事態が発生した場合には原子力事...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 原子力安全委員会は、原子炉施設等の設置許可に際しましては、約二百名に及ぶ専門家を動員いたしまして、原子炉等規制法に基づいて、私ども一次行政庁が行う安全審査について独自の立場からダブルチェックを行う、そういうことになっているわけでございます。  また、...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 行政庁の方では、事故が起きますと速やかに事故対策本部を設置いたしまして、また調査を行うわけでございます。そして、それを安全委員会に御報告をする、そういう形になっておりますので、委員御指摘のような御心配といいますか、その辺は役割をきちっと分担している、そ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほどのダブルチェックのお話をもう少しさせていただきたいんですが、私ども原子力施設の設置等を許可する際の審査においては、行政庁が法令に基づいて行う安全審査について原子力安全委員会が専門的立場から審査指針等に従ってダブルチェックを行っていると。今後は、こ...全文を見る
12月07日第146回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○中曽根国務大臣 二十一世紀の日本を担う少年たち、子供たちが外国語で直接外国人と交流できるということは大変に大事なことで、私どももそういう能力がどんどん伸びていくような環境整備をしなければいけないと思っております。学校の中での語学教育はもちろんでありますけれども、学校の外におきま...全文を見る
12月07日第146回国会 参議院 経済・産業委員会 第4号
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○国務大臣(中曽根弘文君) ただいま加納委員からお話がありましたように、事故発生直後、関係各機関がフルにその機能を発揮して対応してくださいました。  政府対策本部に科学技術庁、それから内閣安全保障・危機管理室、それからお話ありました関係省庁、また茨城県、東海村のみならず、日本原...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今、委員もお話しされましたように、国、行政庁の立場といたしましては、法律にのっとって検査、審査また日ごろの保安調査等を行っていたわけであります。そして、現場での違法な作業が、これがまず事故の原因となったわけでありますが、結果としてこのような事故が起きた...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 原子炉等規制法の第六十八条に基づきまして行政庁は立入検査をできることになっておりますけれども、これまでは何らかの問題が発生した場合に立入検査を実施いたしまして、特に問題が顕在化していない、そういう場合は行政指導等による任意の保安規定遵守状況調査で対応す...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今回の事故の反省といたしまして、委員のお話にございましたように、初期対応が果たして迅速であったかどうか、それから情報等が一元化されて的確な指示ができていたかどうかという点が反省点の一つでございます。  原子力災害による放射線や放射能につきましては、よ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 御指摘のとおり、事業者等が保安規定等に基づいてみずから厳格な保安対策を講じることは安全確保の基本中の基本でありまして、原子炉等規制法でもこれを前提としているものでございます。  今回の法改正は、国が定期的な検査を行うこと等によりまして緊張感を維持し、...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) まず、今回の事故によりまして原子力政策に対する国民の皆様の信頼を大きく失ったということは大変残念なことでありますし、また大変私ども厳粛に受けとめております。  しかしながら、委員十分御承知のとおり、現在の日本におきましては大変資源が乏しいという状況が...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 厚生省に設置されました誓いの碑は、厚生省と東京、大阪HIV訴訟両原告団との和解に当たりまして、裁判所から被害者への鎮魂、慰霊の措置等に最大限の配慮をすべき旨の要請があったことを踏まえて、原告団からの要望に基づき設置されたものと聞いております。碑文には、...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 御指摘の報告書は、環境庁の国立水俣病総合研究センター部内に設けられました研究会が作成したものと承知をいたしております。  株式会社ジェー・シー・オーの事故につきましては、事業者において安全審査で確認された条件を著しく逸脱した操作が行われたことが直接的...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 公開の原則は、自主、民主の原則と並びまして原子力基本法上極めて重要な原則であると考えております。  原子力の開発利用に当たりましては国民の方々の理解と信頼を得ることが不可欠でありまして、このためには、核物質防護等に係る一部の情報を除きまして、原則とし...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 一九七〇年代の半ばに、世界的に原子力発電のエネルギー収支についての関心が高まりまして、各種の報告書が出されたわけでございます。今もお話ありましたように、科学技術庁では、このような状況を踏まえまして、一九七七年に我が国独自の調査を行ったところでございます...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今回の事故の教訓等を踏まえまして、原子力安全委員会は平成十一年十一月十五日に、原子力発電所等周辺防災対策専門部会に対しまして、核燃料加工施設の防災対策を含めました原子力防災対策の充実強化を図るための検討を指示したところでございます。  この専門部会で...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) いわゆるクリアランスレベルにつきましては、科学技術庁で法令上の基準値とすることを含め具体化について検討中でございますが、廃棄物の測定につきましては、今局長からも御説明いたしましたが、事業者が行った測定の結果を規制行政庁である科学技術庁または通商産業省が...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 原子力の規制と推進の機能を効果的に分離しつつ、現在、科学技術庁または通産省が法令に基づく安全審査を行いまして、そしてさらに原子力安全委員会がダブルチェックをする仕組みとなっているわけでございます。これは我が国に適したシステムであると考えているところでご...全文を見る
12月08日第146回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 文部省と労働省両省で調査をいたしました来春の卒業予定学生の十月一日時点での就職の内定率でございますけれども、昨年に比べまして大学で三・九%減の六三・六%、それから短期大学では二・三%減の三六・五%となっております。労働省で調査いたしました高等学校卒業予...全文を見る
12月09日第146回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第5号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 一昨日、当庁の政府参考人の出席の件で本委員会の御審議に大変御迷惑をおかけいたしました。今後十分に注意してまいりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。     ─────────────
○国務大臣(中曽根弘文君) 原子力災害の際、放射線医学総合研究所の果たす役割は大変重要でございます。  今回の事故の教訓も踏まえまして、緊急時被曝医療体制のさらなる充実強化が必要であると考えておるところでございます。このため、第二次補正予算におきましても医療機器の整備等を行うと...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 大変失礼いたしました、御質問の事前のお話がなかったものですから。  今回のいろいろ事故の反省から、今後厚生省の方の関係で、医療体制、人員の面につきましても配慮を行っていくということを今検討しております。また、放医研の方におきましても、現在いるスタッフ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 独立行政法人の行う事業または事務に関する必要な経費につきましては、独立行政法人通則法第四十六条におきまして、「政府は、予算の範囲内において、独立行政法人に対し、その業務の財源に充てるために必要な金額の全部又は一部に相当する金額を交付することができる。」...全文を見る
12月09日第146回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 今回の事故は、地元の住民の皆様を初め、国民の皆様方に多くの不安また多大な御迷惑をかけまして、私どもといたしましても大いに反省をしているところでございます。  起こるはずがなかったというお話でございますが、私どもは、規定されました安全審査に基づいてこの...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員おっしゃいますように、今回の事故の事業所のみならず、そのほかのすべての事業所についての点検を行うことが大変重要でございまして、総点検の今指示をお願いしているところでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 他の事業所におきましてもこのようなことが起こらないようにという観点からの点検でございますので、形状管理も含めてあらゆる面から点検を行うということでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 冷却水の抜き取り作業に従事をいたしました作業員につきましては計画被曝が予測されております。その程度につきましては、作業計画の作成に当たり、転換試験棟周辺の中性子による空間放射線量率のモニタリング結果などをもとに専門家が十分に検討を行いました。  実際...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 転換試験棟の沈殿槽における臨界状態を一刻も早く確実に停止させることが当時直面していた最大の重要な課題でございました。  臨界停止のために実行された冷却水の抜き取り作業は、作業場所が屋外であること、それから一人当たりの作業時間を限定することによりまして...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今回実施されました作業は、現地対策本部におきまして、原子力安全委員会の助言に基づいて日本原子力研究所等の技術的な検討も踏まえまして当庁の指導のもとに原子炉等規制法第六十四条の規定によりましてジェー・シー・オーの責任において行われたものでございます。作業...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 米国からは、委員お話しのとおり、日本時間十月一日の未明、まさに水抜き作業の結果ほぼ終息の見通しが得られるに至った時点で、航空調査それから緊急時医療等あらゆる協力を行う用意がある旨の連絡がございました。さらにその後、被曝緊急援助、事故復旧、大気モニタリン...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 米国からのお申し出は大変ありがたく思っております。  ただ、今申し上げましたように、水抜き作業がほぼ終了、終息した状況であったということでございまして、ロボット等による協力というお話が今ございましたけれども、当方といたしましては先ほど申し上げましたよ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 現在は、事故原因の徹底究明、それから再発防止対策、そして国会におきまして法案の御審議をいただいているところでございますが、総理が本部長となっておりますこの対策本部、そこで設置されることが決定されました事故調査委員会において、今、委員お話しのようなことを...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員お話しのように、起業家精神、こういうものを早期に身につけさせるということは大切だと思いますし、そのためには児童生徒による社会体験、こういう機会、また社会勉強が行えるようにするということが大事だと思っております。  今、公民の時間のお話がありました...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 災害時の弱者対策は大変重要なことでございます。視聴覚障害あるいは寝たきりの方々はどんなに不安が多いことかと、そういうふうに思っておりまして、こういう方々に対する体制というのは日ごろから十分に準備をしておかなければならない、そういうふうに思っております。...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今、委員お話ございましたように、緊急時の連絡体制といいますか、通信機器といいますか、障害をお持ちの方からの連絡するようなものはあるようでございますけれども、障害をお持ちの方に対してどういうふうにして連絡するかということは非常に大切なことです。防災無線も...全文を見る
12月10日第146回国会 参議院 経済・産業委員会 第5号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 事故の状況等につきまして、多少長くなるかもしれませんが、できるだけわかりやすく御説明をさせていただきたいと思っております。  九月三十日事故発生以来、原子力行政の透明性を確保すべく一貫して情報の公開に努めてきたところでございます。また、できる限り事故...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私どもも、住民の方々でみずからの健康を心配されて確認するために健康診断等を行った方々のそういう費用につきましての早急な対応は必要と認識をしておりまして、ジェー・シー・オーに対しましても、賠償全体にわたっての考え方を速やかに明らかにして早期に賠償に対応す...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) まず、原子力損害賠償法についてでございますが、これは委員御案内のとおり、無過失無限の責任を原子力事業者に負わせておりまして、今回の事故につきましても、被害者から損害賠償請求が出され原子力損害として確定されれば、ジェー・シー・オーは基本的にすべての損害に...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 科学技術庁といたしましては、今回のジェー・シー・オー事故に関しまして、自治体が住民の健康管理また風評被害等について所要の対策を講じるために、補正予算におきまして合計十二億円の県に対する交付金を計上しているところでございます。  さらに、電源開発特別会...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今回の事故からいろいろなことを私どもも反省いたしておりまして、いろいろな整備を行わなければいけないということで、また法案の御審議もお願いしているところでございます。  安全審査につきましても、さらにこれが確実なものとなるよう、今ダブルチェックを行える...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今回のジェー・シー・オーの臨界事故の教訓を踏まえまして、法改正によって原子力事業に係る安全対策、それから防災対策が遺漏なく実施されることが大変重要でございます。  このため、前回の委員会で総括政務次官が述べましたように、原子炉等規制法施行令第十六条の...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほども政務次官の方から御説明申し上げましたけれども、原子力災害による放射線や放射能につきましては、ほかの災害と違いまして五感に感じることなく被害を受ける可能性がある、そういうところから専門的な知見も求められるということでありますし、また国の果たすべき...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今、政務次官からも御説明いたしましたけれども、平時におきましてその地域において原子力事業者に対していろいろな指導とか助言も行うわけでございますし、緊急時には現場において状況を把握する、また情報を収集する、そして関係自治体に専門的な助言を行うわけでありま...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 連携の強化につきましての御質問でございますが、この法案におきましては、国が定める計画に基づきまして関係者で共同して今お話ありました防災訓練を実施すること、それから原子力防災専門官が平時より現地に駐在いたしまして、緊急時はもとより、日ごろから地方自治体と...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) これは地域の実情によっても違うかとも思います。地方自治体、関係団体、国等入りまして、それぞれの地域に適した防災体制、それから訓練、避難体制等、御相談をこれからしていただくということだと思います。  また、そのほか、今委員会でも議論にもなっております例...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員御指摘のとおり、虚偽の申告等による制度の悪用がないようにするということは、この申告制度の信頼性を高めるという上で大変重要な観点である、そういうふうに認識しております。  この悪用を防止するために、制度の実際の運用につきましては、今後、他の法律にお...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 那珂研究所のこの中性子のモニタリングデータでございますが、これは確かに臨界事故の発生当初から中性子線を直接記録している唯一のデータでありまして、重要なデータである、そういうふうに基本的に考えております。  しかしながら、局長が御答弁申し上げましたよう...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 繰り返しになって恐縮でございますが、今御説明申し上げました経過がすべてでございまして、それぞれの情報につきましても確認をしているところでございます。御理解いただきたいと思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) この申告制度を委員お話しのように実効あるものとするためには、違反事実を申告する従業者の利益の保護に万全の配慮をすることが大切であるということは、委員と同じ考えでございます。改正法案におきましても、申告を理由とした従業者に対する不利益な取り扱いを禁止する...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) この法案におきましては、事業者から通報がありました原子力施設における事態の推移によりまして、あらかじめ定めた状況になりますと、主務大臣は直ちに内閣総理大臣に報告をし、また内閣総理大臣は直ちに原子力緊急事態宣言を発して、政府に原子力災害対策本部が設置され...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) まず結論から申し上げますと、食い違いは生じないものと思っております。  この法案と災害対策基本法は両者相まって原子力災害対策に機能するものでありまして、地方自治体はこれまでと同様、災害対策基本法に基づいて現地の状況を直接把握できる立場にあると。そうい...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 原子力災害対策特別措置法案及び核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、慎重御審議の上御可決をいただき、まことにありがとうございました。  また、ただいま御決議いただきました附帯決議につきましては、その御趣...全文を見る
12月13日第146回国会 参議院 行政監視委員会 第2号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 損害賠償関係のことでございますけれども、御指摘の補償基準につきましては、十二月十一日、土曜日のジェー・シー・オーと自治体等との補償交渉の席におきましてジェー・シー・オーがジェー・シー・オー側の考え方を提示したものでございます。このとき提示いたしました基...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私どもといたしましては、法律に基づきまして安全審査を行い、また日ごろの検査等を行っていたところでございます。しかし、結果といたしましてこのような大きな事故が発生し、地元の住民の皆様を初めとして国民の皆様にも御不安、また大変な御迷惑をおかけいたしました。...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 沈殿槽のお話でございますけれども、一般に貯槽が同一の体積でありましても、内径が大きく沈殿面積が広いものほどその沈殿効率は高いわけでございます。そういうところからジェー・シー・オーが現在の容積の沈殿槽を採用したものでありまして、その際、臨界管理につきまし...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほども申し上げましたけれども、安全審査におきまして所要の安全設計等がなされている、そういうことから臨界事故は起こり得ないと判断されたことは事実でございます。しかし、結果といたしましては、違法な操作であるとはいえ、このような大変大きな事故が起きたという...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 科学技術庁の原子力安全局では、原子力の研究開発利用に関する安全確保のために、原子炉等規制法に基づいて研究開発段階炉あるいは試験研究炉、また核燃料施設等の原子力施設について安全規制を行うとともに、放射線障害防止法に基づきまして放射線同位元素及び放射線発生...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今、委員お話しのとおり、確かに「むつ」の事故を踏まえまして原子力行政のあり方について検討がなされました。  原子力行政懇談会におきまして、特に事務局につきましては「独立の事務局を設けることが望ましい」と、また「その体制整備には期間を要すること等の事情...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほど申し上げましたように、総理の御指示もあり、またこの緊急性ということからも前倒しで平成十二年度中に整備をするということでございます。現在、そういうような方針が決まったばかりでございまして、具体的な人数等はまだ、今検討段階でございまして、詳しいことは...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) マスコミの報道というのがどの数字を指すのか、ちょっと今わかりませんけれども、かなりの強化をすべく今関係省庁に人数等についていろいろ折衝しているところでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 国家公務員の数につきましては、今、委員からお話しのとおりでございまして、国の行政組織等の減量、効率化等に関する基本的計画のもと、今後十年間で二五%削減することとされています。こうした厳しい定員管理の状況のもとではありますけれども、原子力安全規制の充実は...全文を見る
12月14日第146回国会 参議院 国民福祉委員会 第5号
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○国務大臣(中曽根弘文君) このたび、政府から提出いたしました私立学校教職員共済法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  私立学校教職員の共済制度については、制度創設以来、国公立学校の教職員に係る共済制度等との均衡を保つことを本旨と...全文を見る
12月15日第146回国会 衆議院 本会議 第12号
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○国務大臣(中曽根弘文君) ただいまの御決議に対しまして所信を申し述べます。  九月三十日に発生した株式会社ジェー・シー・オーのウラン加工施設における臨界事故は、安全確保を大前提に原子力の開発利用を進めてきた我が国にとって、初めて周辺住民の避難や屋内退避が要請された極めて重大な...全文を見る