中曽根弘文

なかそねひろふみ

選挙区(群馬県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数6回

中曽根弘文の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月01日第147回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 私に対しましては、教育改革についてのお尋ねでございました。  我が国の明るい未来を切り開き、同時に世界に貢献していくためには、あらゆる社会システムの基盤となっております教育は大変重要でございます。  このため、次代を担う子供たちが豊かな創造性を持っ...全文を見る
02月02日第147回国会 参議院 本会議 第4号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 扇千景議員には、長年教育の問題に熱心に取り組まれておられることに心から敬意を表します。  さて、中央教育審議会についてのお尋ねでございますけれども、先ほど小渕総理がお答えされましたとおり、今後、教育改革国民会議におきまして教育の基本の問題について幅広...全文を見る
02月03日第147回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○中曽根国務大臣 先ほど総理の御答弁にありましたように、私は、富国有徳という言葉、物と心のバランスが大切だ、それを目指すんだと総理がおっしゃいましたけれども、まさにそのとおりだろうと思っております。  教育の問題につきましては、これも御答弁ございましたけれども、戦後我が国の教育...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど委員から、学級崩壊、いじめ等の現場での問題のお話もありました。教育の問題は非常に幅が広く、奥行きもありまして、制度の問題あるいは学力の問題、道徳の問題、いろいろありますけれども、私は、一番大切なことは、委員も御指摘のいわゆる徳育的な面ではないかと思っており...全文を見る
○中曽根国務大臣 文部省では、阪神・淡路大震災による児童生徒への影響を踏まえまして、委員御指摘のとおり、震災直後の平成七年度から、兵庫県に対しまして、通常の定数措置に加えて小中学校のカウンセリング担当教員を配置しているところでございます。平成十一年度におきましても、兵庫県の実情や...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員御指摘のとおり、中学校それから高等学校という非常に多感な時期にゆとりの中でボランティア活動等を行うということ、体験活動を行うことは大変に意義のあることであります。総合的な学習の時間を通じまして生徒の個性や創造性をはぐくんでいく、そういう教育を行うことは、みず...全文を見る
02月10日第147回国会 参議院 本会議 第5号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 私に対しましては六問お尋ねがございました。  まず最初は、子供たちの進路の実態等について調査をすべきとのお尋ねでございますけれども、子供たちがこれからの変化の激しい時代においてみずから学び、みずから考え、そして課題を発見し解決していく力を身につけるこ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 教育条件の充実整備についてのお尋ねでございました。  平成十二年度におきましては、第六次教職員配置改善計画の完成に向けまして、チームティーチングなどのよりきめ細かな指導等を行うための教職員配置の改善を図ることとしております。  また、教育の情報化を...全文を見る
02月14日第147回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○中曽根国務大臣 まず、去る二月十日の午前十時三十分でございましたけれども、鹿児島の宇宙空間観測所から打ち上げられましたミューVロケット四号機、これはエックス線の天文衛星を搭載したものでありますが、これが所期の軌道に乗らず、失敗に至りましたことを大変に残念に思っております。  ...全文を見る
02月15日第147回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○中曽根国務大臣 新潟県の柏崎市におきまして、九年以上も少女が監禁されたという事件につきましては、今委員からも御説明ございましたけれども、一日に一食しか食事を与えられないとか、あるいは暴力を振るわれたとか、栄養失調状態になっていたとか、本当にそのお嬢さんの気持ち、さぞつらかったで...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど委員が官房長官に御質問されたことに関連しての私に対する質問であろうと思います。つまり、政治家は言動を一貫していなければいけないのではないか、そういうような趣旨ではないかと思います。  近年、教育に関しましてはさまざまな問題が生じているわけでありますが、こ...全文を見る
02月15日第147回国会 参議院 国民福祉委員会 第2号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 私学共済について御説明を申し上げますが、今、委員から御説明がありましたように、私学共済におきましては、今、保険料の掛金率は一三・三%、それから被保険者数と受給権者数の割合が二・一対一、そして平成九年度の積立比率は十二・七三倍となっております。  将来...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私学共済について御説明申し上げますが、御案内のように、私立学校の定年は各学校法人ごとに決められております。それで、最も多い定年年齢は、大学、短大の場合が六十五歳、それから高校、幼稚園、専修学校の場合が六十歳となっております。  このことから、特に六十...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私学共済年金制度の今後のあり方につきましては、他の共済年金制度と同様に、基本的には厚生年金制度を踏まえて検討していくことが適当であると考えております。  また、私学共済制度は、教育基本法の趣旨を踏まえまして、私学教職員について国公立学校教職員の共済制...全文を見る
02月16日第147回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○中曽根国務大臣 先ほど議員が御発言されましたように、昨今非常に日本語の乱れというものが生じていると私も思っておりまして、大変心配をしておりました。アクセントもおかしくなっておりますし、字が書けない、読めない、あるいは敬語の使い方もなかなかうまくできない。私自身も反省をしていると...全文を見る
○中曽根国務大臣 今官房長官からもお答えされましたのと同じでございます。  大変申しわけありません、もう一度ちょっとおっしゃっていただけるとありがたいのですが。いや、聞いていましたけれども、正確にお答えしなければ失礼と思いまして。
○中曽根国務大臣 教育基本法に書いてあります、人格の完成、それから平和的な国家及び社会の形成者としての、自主的精神に満ちた健康な国民の育成を行わなければならないという、これに基づいて行うということでございます。
○中曽根国務大臣 教育につきましてはさまざまな議論があるわけでございます。そして、ただいまの教育基本法につきましても、戦後五十年たって、教育基本法の果たしてきた役割は大変大きいものがありまして、日本の教育水準もこれによりまして世界のトップクラスにもなりました。しかし、いろいろな現...全文を見る
○中曽根国務大臣 教育改革は非常に幅広いわけでありまして、教育の制度とか、あるいはさまざまな現場での問題点とか、いろいろあるわけでございます。そういう議論をする中で教育基本法についても幅広い議論が出てくるんではないか。今申し上げましたような、いろいろ指摘をされているわけであります...全文を見る
○中曽根国務大臣 これは、子供たちといいますか、教育全般についての憲法的なものでございますから、子供たちということだけではなくて、あらゆる面について総合的に議論をし、そして、時代に合ったものかどうか見直すということだと思います。
○中曽根国務大臣 先ほど申し上げましたように、学校現場とかそういうところでさまざまな問題があります。委員御案内のとおりの、いじめの問題とか学級崩壊の問題とか不登校の問題とか校内暴力とかあります。こういうものはこういうものできちんと対応していかなければならないと思っておりますし、ま...全文を見る
○中曽根国務大臣 これは議論がなされる中でいろいろ指摘が出てくることと思いますし、また、先ほど申し上げましたように、いろいろな会派の中でいろいろな問題点も議論されているようでございます。  私ちょっと申し上げましたけれども、生涯学習の規定が、終戦直後にできましたから当時そういう...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず、今官房長官からもお話ありました、午前中も質疑がございましたけれども、最近の言葉遣いといいますか、特に若い方がそうでありますけれども、大変に乱れている、そういうことから、多くの方々が、この言葉ということ、日本語教育、国語教育について心配されているわけでありま...全文を見る
○中曽根国務大臣 御指摘のイギリスのブックスタートでございますけれども、これはイギリスのある食品会社が関係する慈善団体との連携によりまして、委員お話しのとおり、一九九二年に始められた事業でございます。  乳児を持つすべての両親に本を無料で配布するとともに、適切なアドバイスを与え...全文を見る
○中曽根国務大臣 文部省の方の関係では、日本体育・学校健康センター、こちらで災害共済給付制度というのがございます。登下校時を含む学校の管理下における児童生徒の災害に対しまして、医療費とか障害見舞金とか、あるいは死亡見舞金を支給する、そういう制度でございます。  今回、三条市にお...全文を見る
02月18日第147回国会 衆議院 文教委員会 第2号
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○中曽根国務大臣 第百四十七回国会におきまして、文教各般の問題を御審議いただくに当たりまして、私の所信を申し上げます。  我が国の未来を展望するとき、私は、心豊かな人づくり、活力あふれる国づくりが重要だと考えておりまして、我が国が活力ある国家として発展し、さらには他国から尊敬さ...全文を見る
02月18日第147回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○中曽根国務大臣 教育改革は、この内閣の最重要課題の一つとして位置づけられておりますし、また、委員も御承知のとおり、さきの総理の施政方針演説におきましても教育立国を掲げまして、そして、広く国民各界各層の皆さんの御意見を伺い、また幅広い議論をするためにということで、この教育改革国民...全文を見る
○中曽根国務大臣 正確な定義があるとは思われませんけれども、私の知っている範囲では、髪がやや白く、顔が黒く、目の辺が白いお化粧をした少女のことを言うことではないかと思っております。
○中曽根国務大臣 はい、存じております。
○中曽根国務大臣 はい、知っております。
○中曽根国務大臣 若者たちは、日本の未来を担っていく人たちでありますし、また、大きな可能性を秘めているわけでありまして、その可能性、将来性というものを私たちはどんどん引き出していかなければならない、そういうふうに思っております。  委員がお話ありましたように、最近の若者の風俗、...全文を見る
○中曽根国務大臣 一言で申し上げれば、我が国の発展のためでもあり、また、世界の平和と繁栄に貢献するためということになろうかと思います。  具体的にちょっと三点ほど申し上げさせていただきますけれども、高齢化社会を迎える中で、この科学技術というものを生かして、人々が健康で、そして安...全文を見る
○中曽根国務大臣 よりよい環境を維持し、また、これを世界に貢献していくということは大変大事なことであります。  そういうことから、科学技術が、先ほどおっしゃいましたように、環境の面で大きく貢献をしなければならないと思っておりまして、私どもも、宇宙、原子力等に予算的には大きな額を...全文を見る
○中曽根国務大臣 昨年のHII八号機に続きまして先日のミューVロケットの打ち上げが失敗したことは、大変に国民の皆様方の期待を大きく裏切りまして、また、関係者の皆さんにも大変な御迷惑、御心配をおかけいたしまして、大変残念に思うとともに、大変申しわけなく思っております。また、ジェー・...全文を見る
○中曽根国務大臣 昨年行われました会計検査院の検査によりまして、平成七年度から九年度の間に一部の競技団体が実施した事業におきまして、スポーツ振興基金からの助成金とJOCを通じて交付される国庫補助金を重複して受給していたり、それから事業の一部を実施していなかった等の事例があることが...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど申し上げましたように、平成九年度分までにつきましては判明いたしましたので、返還をしてもらったところでございまして、そのような処分が行われたわけでございます。十年度につきましては、お話ありましたように、現在実地調査中でございます。調査結果を見て、今後のまた判...全文を見る
○中曽根国務大臣 事業団等への当庁関係者の出向の人数につきましては、法律の範囲内で出向、出向ではありませんね、そちらで勤務しているということになっておりまして、問題はないものと思っております。やはりそれぞれの専門的な知識、能力を生かしてその職場で活躍をしていただいているわけであり...全文を見る
○中曽根国務大臣 二十一世紀には本格的な宇宙利用時代の到来が予測されているわけであります。そういうことから、宇宙輸送の手段の開発は極めて重要でございます。  現在、宇宙開発事業団は、将来の打ち上げ需要に柔軟に対応し、大幅な輸送コストの低減が可能なHIIAロケットの開発を進めてい...全文を見る
○中曽根国務大臣 昨年、事故が発生いたしまして、三人の方が重篤な被曝を受けたわけでありますが、委員お話しの大内さんにつきましては、本郷の東大病院に入院をされて治療を受けておられました。御家族の皆様方も病院にお詰めになり、また医師団の皆様方も最善の努力を尽くして治療に当たっていただ...全文を見る
○中曽根国務大臣 残りのお二人の方、篠原さんと横川さんでございますが、横川さんは千葉の放医研に入院されておりましたけれども、退院をいたしております。それから篠原さんでございますが、こちらは東京大学の医科学研究所の附属病院に入院中でございますが、一月末の状況でございますが、遅いなが...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず、その前に、先ほどのいわゆる被曝者と言われる方の数でございますが、従業員等防災業務関係者及び周辺住民の方々で、実測で線量が評価された方、こういう言い方をしておりますが、その方が百四十名、それから推定で線量が評価された方二百九十六名の合計四百三十六名でございま...全文を見る
○中曽根国務大臣 確かに昨年の委員会等でも、委員のそのような御質問に対し、原因究明が最優先である、再発防止策が最優先であると申し上げてまいりました。そのような処置は行われつつあるわけでありますが、また、先日は、科学技術庁から当ジェー・シー・オーに対しまして行政処分の方向づけが行わ...全文を見る
○中曽根国務大臣 再三申し上げましたけれども、この事故、大変重く受けとめております。  それから、責任問題等につきましては、まだ行政処分は聴聞会が決まったところでございまして、これが確定したわけではありません。言いわけをするわけではありませんが、手続的にはそういうことであります...全文を見る
○中曽根国務大臣 一連の、ジェー・シー・オーの事故、それからロケット打ち上げも失敗を、当時十一月十五日でございましたか、ございました。そういう事故等を踏まえて、科学技術行政の抜本的な立て直しを図る上から、岡崎次官は、新しい事務体制のもとでこれを行うことが適当であろう、みずからそう...全文を見る
○中曽根国務大臣 申し上げましたように、次官がみずから御判断をされて、私に申し出がありましたので、適切、適当と考えて、辞職を、辞任を認めたわけでございます。
○中曽根国務大臣 結論から申し上げますと、行政責任はないと思っております。  それで、法律に基づいてジェー・シー・オーに対する現地での調査等を行っておりました。しかし、これは法律に反したり、あるいは義務を履行しなかったというものではございません。それから、安全審査体制等につきま...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど申し上げましたように、次官がみずから、新しい事務体制のもとで出直すということが必要だ、適切だ、そういう御判断で辞任を申し出られたわけであります。その次官のお気持ち、次官のこの事故に対する認識、それから今後の立て直し、あるいは行政官庁内でのいろいろなことをお...全文を見る
○中曽根国務大臣 人が自分の身の処し方を考えるときには、いろいろなお考えがあって対処されることだと思います。ですから、今申し上げましたように、辞任の理由の中には事故の責任をお感じになったものも含まれるであろうと私は申し上げました。行政責任があるからとかないからということではなくて...全文を見る
○中曽根国務大臣 科学技術庁の事故調査委員会での先ほどの発言を、私ちょっと正確に記憶しておりません。委員から今御説明いただきましたけれども、一つ一つの発言は、私はそのとおりであろうと思います。法の不備があったことも事実であろうと思います。  ただ、最善の努力ができていたかどうか...全文を見る
○中曽根国務大臣 有馬長官は、事故当日の責任者であるわけであります科学技術庁長官でありました。御自分は科学者としても日本でも世界的にもトップレベルの方でおられるわけで、そういう御自分の経験とかそういうことからそのような御発言をされたものと思います。  しかし、確認をしなければな...全文を見る
○中曽根国務大臣 当日のいろいろ時間的なことにつきまして、ちょっと正確に記憶しておりませんけれども、第一報の連絡を受けた当初から、臨界事故の可能性については認識をしていたわけでありますが、五時ごろのジェー・シー・オーの敷地境界での中性子線量率の連絡を受けるまで、臨界が継続している...全文を見る
○中曽根国務大臣 たびたび申し上げますけれども、再発防止と今後の体制づくりがまず最優先と考えまして、今日まで国会にも御審議をお願いし、現地の皆さん方ともいろいろ御相談をし、また、住民の皆さんの健康問題、損害賠償問題等々に全力で当たってきたところでございます。そして、先ほどまたこれ...全文を見る
○中曽根国務大臣 今後の日本の原子力行政の再スタートといいますか、国民の皆さんの信頼回復を初め、新しい体制づくり、それらに全力で取り組み、そして適切な時期にまた適切な判断をしていこう、そういうふうに私は思っております。
○中曽根国務大臣 安全規制については、私も、十分でなかったというふうに思っております。そういうところから、再三申し上げておりますように、さきの国会で法律の改正、また整備をお願いしたところでございます。  その中の一つの原子炉等規制法を改正していただきましたけれども、これによりま...全文を見る
○中曽根国務大臣 日本におきましては、原子力の規制と推進の機能を効果的に分離しつつ、科学技術庁または通産省が法令に基づく安全審査を行い、さらに原子力安全委員会がダブルチェックをする仕組みになっている、委員も御承知のとおりでございますが、なっておるわけでございます。  原子力安全...全文を見る
○中曽根国務大臣 原子力の重要性、それから現在、現時点での必要性については、委員も十分御承知のことと思います。省エネを進めるとともに、新エネルギーの開発に努力もしなければなりませんし、先ほども申し上げましたけれども、それらの新しいエネルギー、特に環境に優しいエネルギーが育つまでは...全文を見る
○中曽根国務大臣 はい。  HIIロケットの失敗に続きまして、今度は文部省所管のミューVロケットが打ち上げに失敗いたしました。大変に国民の皆様にも申しわけなく思っているところでございます。  今委員御質問の今後の宇宙開発体制でございますけれども、御案内のとおり、それぞれ、事業...全文を見る
○中曽根国務大臣 お答えをいたします。  一般公衆の実効線量限度は、お話ありましたように、年間一ミリシーベルトでございます。それから、職業人年被曝線量限度は五十ミリシーベルトでございます。
○中曽根国務大臣 当庁の昨年十二月十三日付の広報資料、これは先ほど皆さんにお配りをしていただいたもののコピーでございますが、これで、そこに書いてございますとおり「がんの増加に代表される確率的影響も、一般的には約二百ミリシーベルト以上の線量でのみ現れる」とされていると記載しておりま...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員も御説明されましたとおり、またこのパンフレットにも書いてございますとおり、まず、「一般的には二百ミリシーベルト以上の線量でのみ現れる」とされている、そして、「今回の事故に関連して直ちにがんの増加などの健康影響を懸念する必要はないと考えられます。」と。これは、...全文を見る
○中曽根国務大臣 多少繰り返しになるかもしれませんが、まず私どもは、国際放射線防護委員会、ICRP一九九〇年勧告、ここに記載してあります、二百ミリシーベルト以上の線量でのみ有意ながんの過剰が見られるという表現をここへきちっと記載しているわけでございますね。  その後に、やはりこ...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどから申し上げておりますとおり、委員が線を引いていただいて、またここにも書いてありますとおり、二百ミリシーベルト以上の線量でのみあらわれるとされている、しかし五十ミリシーベルト以上の線量でもごくわずかながらそういう増加が認められたとの報告があることから云々と...全文を見る
○中曽根国務大臣 今総括政務次官から御答弁いたしましたとおり、閾値がないと仮定されているという前提の上で対応をしているわけであります。  委員がコピーとしてお配りいただきましたこれは、この下に実はもう一つ表がありまして、切れているのですね。その下に確率的影響についての表がありま...全文を見る
02月21日第147回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○中曽根国務大臣 子供たちをめぐるいろいろな陰惨な事件が起きていて、その背景といいますか、原因はどこにあるかというお尋ねでございますけれども、いろいろ考えられると思います。  一つは、いろいろな青少年の健全育成を阻害するような有害な情報あるいは玩具等がはんらんしているということ...全文を見る
○中曽根国務大臣 最近の、特に都市部におきましては、核家族化が進み、また少子化が進んでおることは大きな問題となっているわけでございます。地方の方は、まだおじいさん、おばあさんと一緒に生活していたり、あるいは子供も兄弟も多いということもありますけれども、核家族化になりますと、兄弟げ...全文を見る
○中曽根国務大臣 東海村の臨界事故に対しましては、原因究明に基づく再発防止策の確立、それから今お話ありました周辺住民の皆さん方に対する健康問題、それから損害賠償問題、これを私どもは第一として取り組んできたところでございます。  お尋ねの補償についてでございますけれども、これは原...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員がお述べになりましたような原子力施設関係の事故がたびたび起きたということは、大変に残念なことであり、深く反省をしなければならないと思っております。また、この安全確保に全力で取り組み、国民の皆様方の信頼を一日も早く回復することが大切だと思っております。  非...全文を見る
02月22日第147回国会 衆議院 科学技術委員会 第1号
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○中曽根国務大臣 第百四十七回国会に当たり、私の所信を申し上げます。  西暦二〇〇〇年という歴史の大きな節目を迎え、我が国もまた大きな転換点に差しかかろうとしています。我々は、グローバル化や少子高齢化、情報通信革命の大きなうねりの中にあります。このような中、来るべき二十一世紀、...全文を見る
02月22日第147回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○中曽根国務大臣 ヒトの胚性幹細胞を扱う研究に関する倫理面での検討につきましては、科学技術会議生命倫理委員会のヒト胚研究小委員会において約一年間議論を重ねてきたものでございます。今月初めに報告書案を取りまとめまして、現在、広く一般の意見公募を行っているところであります。  この...全文を見る
○中曽根国務大臣 このヒト胚性幹細胞は、一昨年、アメリカにおいて初めてつくられたものでありまして、生命科学研究や医療の向上における有用性が指摘されているところでありますが、一方で、委員十分御承知のとおりの生命倫理上の観点から懸念される問題もありまして、科学技術会議生命倫理委員会に...全文を見る
○中曽根国務大臣 いわゆる原子力の安全神話や、それから観念的な絶対安全という言葉は、原子力のリスクを十分に吟味せずに、大きな事故は決して起こり得ない、そういうふうに思い込むようなことを指すものと思いますけれども、私どもといたしましては、決して安全神話に寄りかかって安全対策をおざな...全文を見る
○中曽根国務大臣 この事故調査委員会の報告で述べております、今の安全神話という標語は捨てられなければならないということは、これは、行政あるいは現場の工場関係者、それから一般国民の皆さん全体に対しての、私は事故調査委員会からのそういう示唆ではないか、そういうふうに思います。もちろん...全文を見る
○中曽根国務大臣 行き詰まっているという言葉が適当かどうかはわかりませんけれども、今委員がおっしゃいましたように、数々の事故やまた事態が発生いたしまして、国民の皆さんの原子力全般に対する信頼が著しく低下しているということは大変事実であります。そういうところから、先般もいろいろな国...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほども申し上げましたとおり、原子力に対する国民の皆さんの信頼は著しく失墜し、低下しているわけであります。しかし、この原子力の必要性というものについては、もう委員が十分に御承知のとおりでありまして、現在のエネルギー事情等を考えまして、また環境問題等を考えますと、...全文を見る
○中曽根国務大臣 子供たちに対しての直接の取り組みは、私は非常に大切だと思います。しかし、今の広報という面については今のところございません。しかし、児童の虐待ということは決してあってはならないことでありまして、委員も御承知かと思いますけれども、このところ、相談件数を見てみますと、...全文を見る
02月23日第147回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○中曽根国務大臣 国際化が急速に進展している中で、学校はもとより、学校の外におきましても子供たちが英語に触れる機会をつくるということは大変大事でありまして、そういうことから、委員今お話ありました、地域で進める子供外国語学習の推進という言い方をしていますが、こういう事業を平成十二年...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員御指摘のとおり、TOEFLの成績につきましても、日本の受験生がTOEFLを受験した成績は余り芳しくありません。  今、学校での授業の方法についてのお尋ねがありましたけれども、自分の経験から照らしてみましても、中学から大学まで英語は勉強いたしましたけれども、...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど私、ちょっと説明が不足であったと思います。  この調査研究事業でありますが、もうちょっと御説明させていただきますと、ちょっと重複いたしますけれども、地域で実施協議会を設けて、ネーティブスピーカーの方とか、それから外国語の指導が可能な留学生とか、あるいは一...全文を見る
○中曽根国務大臣 男女共同参画社会の形成を促進するということは大変重要なことであると私も認識をしております。  官房長官からも御答弁ございましたけれども、今回の大阪場所における太田府知事の知事賞授与につきましては、お話ありましたとおり、男女同様の取り扱いをするべきであるとの意見...全文を見る
○中曽根国務大臣 この相撲協会は公益法人でありますから、やはり、国民のいろいろな意見を聞くということは私は大事ではないか、そういうふうにまず思っておりまして、過日、法人を所管する立場からその旨をお伝えしたところでございます。  知事賞につきましては、いきさつは私知りませんけれど...全文を見る
○中曽根国務大臣 繰り返しになりますが、やはり国民の中にいろいろな議論がありますし、長い歴史、伝統もあります。そういうことから、広くいろいろな方の意見を聞いて相撲協会が自主的に判断していただきたい、そういうふうに私は願っていることでありますし、所管する立場から、やはり意見を大臣と...全文を見る
○中曽根国務大臣 事故が発生した原因は、先ほども安全委員長からお話がありましたとおり、ジェー・シー・オーが違法な作業を行ったということが、これがまず第一であり、最大の原因でございます。  科学技術庁といたしましては、このジェー・シー・オーの施設に対して原子炉等規制法に基づく法律...全文を見る
○中曽根国務大臣 原子力につきましては、安全対策を、万全な安全対策をとって事業を行っているわけであります。リスクもありますし、それから危険性、当然ありますが、そういうものを考慮した上で安全対策をとっておる。したがって、これをとっている以上は安全性の確保ができている、そういうふうに...全文を見る
○中曽根国務大臣 安全委員会あるいは科学技術庁等におきまして、法律に基づいて安全審査を行って、例えばジェー・シー・オーの燃料加工の事業の許可をしたわけでありますが、その審査で許可されていない違法な行為を行ったわけであります。それが事故の原因であります。
○中曽根国務大臣 先ほどから申し上げておりますように、原因は現場にあります。  それを見抜けなかったというふうに言われておりますけれども、当加工所に対しましては、現場の当庁の係官が何回か訪問をしております。ただ、そのときは作業をやっておりませんでした。この調査、訪問は法律で義務...全文を見る
○中曽根国務大臣 今の、委員が御指摘の調査の状況については、私は詳しく承知しておりません。現地でどういう話し合いがあったかは、この件について承知しておりませんので、申しわけありませんが、これについてのコメントはできません。  私どもは、再発防止、それから安全確保、これは当然であ...全文を見る
○中曽根国務大臣 原子力発電所の立地等につきましては、直接的には通産省の所管であろうかと思いますが、北川知事のそういう御決断は、知事としていろいろな点を配慮した上でお決めになられたことだと思います。  私どもは、このジェー・シー・オーの事故あるいはそれ以前のいろいろな原子力関係...全文を見る
02月24日第147回国会 衆議院 文教委員会 第3号
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○中曽根国務大臣 委員おっしゃいますように、大学の果たす役割というのは大変大きいものがございます。今も具体的に例をお挙げになりましたけれども、国際競争力のあるものにしなければなりませんし、また、これから、いわば大学全入時代といいますか、多くの学生さんが大学に行くようになっていくと...全文を見る
○中曽根国務大臣 できるだけ手短に申し上げます。  先ほど申し上げましたけれども、大学改革では、大学の自主性を確保すること、また自律性を確保すること、そして責任ある運営体制をつくっていくということが大切であろうかと思います。  文部省といたしましては、各方面の御意見を十分に踏...全文を見る
○中曽根国務大臣 大学の評価ということは大変大事なことであります。大学の評価機関創設の準備委員会をつくっているわけでありますけれども、これは、大学評価機関の組織とか事業等のあり方について検討を行うために、大学や産業界等の有識者の参画を得て昨年の四月に学位授与機構内にできたものでご...全文を見る
○中曽根国務大臣 おっしゃるとおり、子は国の宝とも申しますけれども、そういうことを考えますと、お父さん、お母さんがまずしっかりしていただかなければならないのは当然であります。私自身も、教育の問題は、非常に幅の広い、また時間のかかる、奥行きのある問題だと思っておりまして、きょうあし...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員の、地域の発展のために地域NPOをつくって、そして地域社会に貢献するという、私もまさに同感でございますし、そのためには小学校単位ぐらいで活動したらどうかという話でもありました。  そのために公民館を活用したらということで、委員が大変また御努力をいただきまし...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員のおっしゃるように、行政の評価、検証をきちっとするということは、それ以降の行政、政策を策定していく上で大変重要なことでございます。  教育の面におきましては、御案内のとおり、臨時教育審議会の四次にわたる答申を受けまして教育改革をずっと進めてきたわけでござい...全文を見る
○中曽根国務大臣 学習指導要領の改訂によりまして、委員がお話しありましたような、内容が三割程度削減ということになりますが、これは一方で、七割といいますか、基礎、基本はしっかりと身につけてもらおう、そういうものが根本でございます。そして同時に、児童生徒みずからの学ぶ意欲とか知的好奇...全文を見る
○中曽根国務大臣 児童生徒に我が国の国旗と国歌の意義を理解させ、またこれを尊重させる態度を養うということは大変重要でありますし、同時に、諸外国の国旗・国歌についてもこれを尊重する、当然のことでございます。  小学校におきましては、入学式や卒業式において国旗を掲揚し国歌を斉唱する...全文を見る
○中曽根国務大臣 一つは、大学での知的所有権のお話がございました。  大学等におきます研究成果、これが特許などの形で広く社会に還元されて活用されることは極めて重要なことでございます。個々の政策等は申し上げませんけれども、従来から各般の条件整備に努めております。  それから、今...全文を見る
○中曽根国務大臣 大学生の学力の低下につきましては、実証的なデータがあるわけではありませんが、そういうようなことも言われておりまして、これが事実だとすれば、大変なことだ、憂うべき問題だ、そういうふうに私は思っております。  今後の大学の学力の向上につきましては、いろいろな方策が...全文を見る
○中曽根国務大臣 新しい学習指導要領におきましては、知識を一方的に詰め込む教育を改めまして、委員も御承知のとおりでありますけれども、みずから学び、みずから考える力などの、いわゆる生きる力を身につけさせることを基本的なねらいとして、特に小中学校におきましては、教育内容を基礎、基本に...全文を見る
○中曽根国務大臣 おっしゃるとおりでございまして、私どもは、まず基礎、基本をしっかりと身につけてもらおう、そしてさらに創造力のある学生を育成しよう、そういうような基本的な考えにあるわけであります。  大学での医学部のお話もありましたけれども、こういう入試の科目等の問題につきまし...全文を見る
○中曽根国務大臣 入学定員を廃止するということは、各大学の入学学生数というのは希望者数になるということだと思います。  そこで出てくる問題というのはいろいろあろうかと思います。つまり、入試を廃止するような感じになってくるのではないか、私はそういうふうに心配をしておるところでござ...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず最初に考えられることは、入学試験がなくなるということによって、学生が勉強しなくなるということがあるのではないか、そこから学力の低下というものが起きてくるのではないかと思います。  それから、今も申し上げましたけれども、収容人員の問題とか、あるいは学校のそう...全文を見る
○中曽根国務大臣 一般的に想像できるというか、予想されることとして私は申し上げたのでありまして、必ずしも入試、今の受験、受験地獄とも言われておりますけれども、そういうものがよいとは私は思っておりません。  先ほど河村総括からもお話しいたしましたけれども、入学はどちらかというと入...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員御指摘のように、大学進学については、みずからの希望、また判断によって、また経済力的にも自分で工面をして大学に行けるということが理想であろうかと私は思っております。また、できるだけそういうような世の中にしていかなければならないとも思っております。  外国の例...全文を見る
○中曽根国務大臣 大学教育をよりよいものにしていくということは大変に重要なことであります。委員がいろいろ御心配され、また今いろいろな御提言をいただきまして、大変参考になると思っております。  一定の水準以上の学生というような形で受け入れるというような話もありました。それにしても...全文を見る
○中曽根国務大臣 教育改革につきましては、何も小渕内閣で初めて教育改革を取り上げているというわけではありません。今までも、歴代の内閣、あるいは国会や全国各地それぞれのところで、教育に対しては改革が行われてきているわけであります。今回、教育改革国民会議を設置しようということは、委員...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員のおっしゃっていることは、大変重要な大切なことだと思っております。私ども、この方針といいますか、そういうような青写真が全くないというわけではございません。総理もお持ちと思いますし、私も思っております。  また、メンバーについても、私なりの考えもありますし、...全文を見る
○中曽根国務大臣 今後の学級編制あるいは教職員配置のあり方につきましては、委員も御承知と思いますけれども、教職員配置の在り方に関する調査研究協力者会議というものがありまして、ここで中教審の答申の提言内容を受けまして、また、それを基本として今研究を行っているところでございます。教職...全文を見る
○中曽根国務大臣 請願につきましては、平成十一年度、今そうでございますが、約八百件いただいております。
○中曽根国務大臣 先ほど申し上げました平成十三年度から新たな施策に着手できるよう準備を進めていきたいということで、これは委員おっしゃいましたように、来年度の予算案、いわゆる概算時期までに結論を出そうということでございます。  調査研究協力者会議で今精力的に、そういう学級編制とか...全文を見る
○中曽根国務大臣 中高一貫教育を行うことによりまして、高等学校入学者選抜、これの影響を受けずにゆとりある学校生活を学生が送れるということ、それからもう一つは、六年間継続して生徒を指導できることから、個性を伸ばしたり、あるいはすぐれた才能を発見することがより容易になること、そういう...全文を見る
○中曽根国務大臣 今の数は確かに少ないわけでありますけれども、先ほど申し上げましたように、今後は全国的に展開をしていきたい、そういうふうに思っております。  そのためには、現在あります学校を初めとして、それらの中高一貫校の教育がどういうふうに生徒の個性の尊重等に役立っていくか、...全文を見る
○中曽根国務大臣 この会議は、各県、四十七都道府県でこれから広げて設置をしていこう、そういうふうに思っております。
○中曽根国務大臣 ことしの一月の中高一貫教育推進会議の報告では、中学校と高等学校の垣根を低くするという中高一貫教育の趣旨を踏まえて、連携型については意欲ある生徒は積極的に高等学校に受け入れることが望ましい、そういう考えを示しているところでございます。
○中曽根国務大臣 先ほど申し上げましたけれども、当面は五百校程度ということで考えておりまして、先ほどから話がありましたけれども、そのときの状況等もよく見ながら、またさらに、ニーズがあれば、そのときでまたさらにふやしていくということも考えていくことになろうかと思います。
○中曽根国務大臣 民主党さん提出のこの中高一貫教育の推進に関する法律案、内容につきましては今委員からお話があったとおりでございますが、十年以内に中学校及び高等学校を廃止して、そして中等教育をすべて、この中等教育学校ですか、一貫学校で実施することを目標としているものでございます。 ...全文を見る
○中曽根国務大臣 G8の教育大臣会合についても、今本当に貴重な御示唆と御提言をいただきました。委員のおっしゃるとおりであろうと私も思っておりまして、十分参考にさせていただきたいと思っております。ありがとうございます。
○中曽根国務大臣 委員がおっしゃいますように、教育には、さまざまな現場での問題もありますけれども、教育の理念的なもの、基本的なものをきちっと道筋を立てて、そして、その線に沿って教育なりあるいは教育改革を行っていくということが大変大事であることは、もう言うまでもございません。教育は...全文を見る
○中曽根国務大臣 教育基本法は教育における憲法のようなものでありまして、大変重要なものであります。戦後、昭和二十二年三月に制定されて以来、この教育基本法を大きな柱として日本の教育が行われてきたわけでありまして、この基本法の果たしてきた役割は大変大きいものがあると私自身思っておりま...全文を見る
○中曽根国務大臣 生涯教育の規定がないとか、それから歴史、伝統あるいは道徳教育についての記述がないとかいう委員のお話、私も委員会で申し上げたものでございます。男女共学の規定があるというのは、一つの例示として今は当たり前になっているのではないですかということでございます。  御指...全文を見る
○中曽根国務大臣 戦後の教育の根本理念、これを確立することが大変大事である、そういう認識から、戦後この教育基本法ができたものと思います。  この教育基本法の中に道徳的なものが欠けるという御意見があると先ほど申し上げましたけれども、委員も御指摘のように、今後の若者、青少年の育成に...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員御承知のとおり、教育改革国民会議は、与党三党の政策担当者の合意を受けて、近々発足をしてもらおうと思っているものであります。  教育の問題は、非常に幅が広く、国民どなたもが心配をされており、また御意見もお持ちであろうとのことから、この会議の発足に当たりまして...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず、委員が、新聞記事に教育基本法を中教審で論議をするということになっているがというお話で、それを前提にした御質問がありましたけれども、この記事は正確なものではないと私は思っております。  中教審の役割はまたこれで大変重要なものがあるわけでありまして、私どもと...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず、並行して審議のお話をちょっと補足させていただきたいと思います。  官房長の発言を私は承知しておりません。これはまだ、国民会議でやるかどうかもわかっていないわけであります。それから、中央教育審議会におけるテーマというものも決まっていないわけであります。そう...全文を見る
○中曽根国務大臣 教育改革国民会議は、委員もお話しになりましたけれども、内閣の最重要課題である教育改革、これの一環として設置をされ、これについて議論するもので、この会議の位置づけというものは大変に重いものであります。  上とか下ということはありませんが、中央教育審議会の方は、そ...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどの答弁をもう一度補足させていただきます。  教育改革国民会議は、三党派間の合意に基づいて内閣総理大臣が設置をし、そして内閣の最重要課題である教育改革について審議をするものでございます。それから中央教育審議会は、これは国家行政組織法の八条機関でありますが、...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、現在、まだその位置づけというものが確定いたしておりません。今後この会議がどういうような議論をしていただくことになるのかという、テーマの問題等も含めて、設置に向けて議論されるものであります。  内閣総理大臣が設置するというふうに私...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員のお考えと私も大きな変わりはないと思います。  先ほどから申し上げておりますように、教育改革国民会議の方は、内閣の総理大臣が設置して、最重要課題として幅広く教育の問題について議論してもらう。中央教育審議会は、八条機関として文部大臣の諮問機関としての役割を果...全文を見る
○中曽根国務大臣 文部省といたしましては、埼玉県の教育委員会を通じまして、これまで、都幾川村のオウム真理教の元信者の子供さんの小学校の就学問題について、まず情報収集に努め、それから相談に乗ってきたところでございます。ことしに入りましてからも、一月三十一日、それから二月十四日に埼玉...全文を見る
○中曽根国務大臣 私の発言の変化のようなことについてのまず御指摘がありました。  当時は、一月の末でありましたか、つまり、学校が始まる二カ月前に就学のこういうような手続をしなければならないということで、この問題が大きくマスコミにも取り上げられてきたわけであります。あの時点では、...全文を見る
○中曽根国務大臣 いろいろな方法が考えられるのではないかと思っておりますし、その中の一つとして、こういうようなやり方が新聞でも報道されているのではないかと思います。  さらに話を、いろいろ協議をしていただいて、私どもも、これは、地方分権といいますか、直接的には地元の教育委員会等...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員お話しのとおり、本年四月には、G8によります教育大臣会議を行います。これは、昨年六月のケルン・サミットにおきまして教育の問題がサミット史上初めてテーマになり、またそこで、憲章にも取り上げられたものを受けて、ある意味ではフォローアップという形でこの会議が開かれ...全文を見る
○中曽根国務大臣 アジア各国の要人といいますか、政府関係者がよくお見えになりますが、私のところには文部大臣がよくお見えになります。きのうも、モンゴルの文部大臣が文部省にお越しになりました。そういう際には、必ず教育の問題をお互いに話し合うわけで、意見交換をしてきたわけであります。 ...全文を見る
○中曽根国務大臣 四月のG8の教育大臣会合におけるテーマにつきましては、事務方を中心に各国と調整をやっているところでございます。  委員御指摘の人権教育、それから国際理解というものは大変重要なものでありまして、今回の会議ということだけでなくて、幅広く取り上げられるべきことであろ...全文を見る
○中曽根国務大臣 薬物の乱用の問題は、大変深刻な問題でありますし、大変重要な問題であります。  各国の状況を詳しくは知りませんけれども、各国でも、今お話がありましたように、相当の対策をとっているようであります。我が国においては、余り表には出てきませんけれども、じわじわと浸透して...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず最初に、子ども読書年のお話がありました。国際子ども図書館設立推進議員連盟もございますけれども、この子ども読書年が、来るべき二十一世紀に世界に羽ばたく子供たちの健全な育成に資するように、各種の普及啓発事業や、それからこれを推進するグループ等の支援も私どももやっ...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員の今の御提言等を十分に踏まえて、今後も読書がふえるように努力していきたいと思います。
○中曽根国務大臣 超電導磁気浮上式鉄道ですか、リニアモーターカーですね。それから、超高速船はテクノスーパーライナー。それからもう一つ、超大型浮体式海洋構造物、メガフロートであると思います。
○中曽根国務大臣 私自身もかねてから、こういう国会での演説あるいは質疑を初め、いろいろなところで、英語というのでしょうか、こういうものが随分使われているということについては、大変に委員と同じような心配を持っておりました。  別に文部大臣という立場を離れて、日ごろそういうふうに思...全文を見る
○中曽根国務大臣 二〇〇八年の大阪オリンピックの招致につきましては、これまでも、政府といたしましても、閣議了解を行うなどさまざまな支援を行ってきたところでございます。  いよいよ招致活動も、ことしに入りまして本格的な段階になってきたわけでございます。オリンピックの招致運動という...全文を見る
○中曽根国務大臣 オリンピックに関する研究や調査を進めるべきという先生のお考えにつきましては承知をいたしております。有馬前文部大臣に対して、オリンピック研究所設置についての御質問が以前ございました。  オリンピックは、私から申すまでもなく、国際親善等にも大きな意義があるわけでご...全文を見る
○中曽根国務大臣 二〇〇二年のワールドカップサッカー大会につきましては、今議員からお話がありましたように、委員もスポーツ振興投票法の提案議員としてこの法律の成立にも御尽力されたわけでありますけれども、この二〇〇二年のワールドカップサッカー大会につきましては、御存じのとおり、現行法...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員も今御発言になりましたけれども、この心の教育ということにつきましては、まず子供たちにこういう教育をしていかなければならないと思っております。いじめとかそれから暴力行為などの子供の問題行動は大変憂慮すべき状況でありますし、その背景には、子供たちに生命を尊重する...全文を見る
○中曽根国務大臣 心の豊かさとか貧しさ、これはどういったものかということもありますけれども、今、子供一人一人のそういうものを評価するという表現をされましたけれども、私自身はいかがなものかな、そういうふうにも思っておるところでございます。  どういうものが心の豊かさかという御質問...全文を見る
○中曽根国務大臣 この総合的な学習の時間を設けるに至った基本的な考え方というのは、内容を、今おっしゃいましたように三時間程度削減をいたしまして、その分、ゆとりといいますか、そういうものを多少持つ中で、子供たちに、国際理解とか情報、あるいは環境の問題、福祉の問題等、あるいは健康の問...全文を見る
○中曽根国務大臣 ゆとりの時間というのは、委員御承知のとおり、昭和五十二年の学習指導要領の改訂の際に、標準授業時数の削減によりまして生じた時間で、各学校の裁量によって自由な教育活動を行うことができるようにしたものでございます。総合的な学習の時間の方は、教育課程の基準として一定の時...全文を見る
○中曽根国務大臣 教師の方々は、今委員おっしゃいますように、確かに大変だろうと私は思います。  もちろん教科を教えるということに際しては御自分もいろいろ準備もしなければなりませんし、また学級崩壊と言われる、あるいは校内暴力、いじめ等、学内でのいろいろな問題についても気配りをし、...全文を見る
○中曽根国務大臣 学校評議員制度につきましては、学校がより地域に開かれた、そういう学校となるように、そういう観点から、学校や地域の実情に応じまして、一つは、保護者やそれから地域住民の意向を把握して反映をしながら、そしてもう一つは、そういう方々の協力を得ながら学校運営を図っていくた...全文を見る
○中曽根国務大臣 私の先日の所信の中の中央教育審議会の審議についての新聞報道をもとにした御質問でございました。  委員もお読みいただければおわかりになりますように、私自身は、ここで述べておりますのは、教育改革について、中央教育審議会においても近いうちに必要な議論をお願いすること...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員は教育基本法の見直しという言い方で御質問をされておられるわけでありますけれども、まず教育基本法についての議論が起こるかどうかということは現時点ではわかりませんけれども、こういうことも大切ではないかと私は申し上げているところでございます。  それから中教審で...全文を見る
○中曽根国務大臣 教育改革国民会議と中教審は別であります。しかし、同じ教育の問題を議論するわけですから、全く別々のことを議論するということでもないと思います。  それから、このテーマにつきましては、現時点では、私、白紙でございますと申し上げたわけでありますけれども、いずれここの...全文を見る
○中曽根国務大臣 議論するかどうかは、現時点ではわかりません。それから、教育基本法について中教審で議論はできないということはございません。  ですから、先ほどから教育基本法についてお尋ねでありますけれども、教育改革の中の幅広い議論の中で教育基本法も議論が出てくるであろうというふ...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど臨教審と中教審の関係を申し上げましたのは、両方とも審議会でありますと。したがいまして、同じテーマの審議をする同じ審議会でございますから、臨教審開催の、三年間でございましたか、中教審の方は休止をしていたわけでございます。今回は、まだ国民会議の位置づけは決まっ...全文を見る
○中曽根国務大臣 申しわけありません。もう一度御質問をお願いできますか。
○中曽根国務大臣 教育基本法は昭和二十二年三月に制定されたものでありまして、いわば教育の憲法ともいうべき基本的なものを示したものでありまして、大変重要なものであります。その前文、第一条の目的の中におきましても、教育のあるべき方向性をしっかりと明示しておりまして、私は、この教育基本...全文を見る
○中曽根国務大臣 今後の学級編制、それから教職員配置のあり方などにつきましては、委員も御承知と思いますが、教職員配置の在り方等に関する調査研究協力者会議、ここにおきまして、中教審の一昨年九月の提言内容を基本として、また諸外国の実情、実態等も参考としつつ、教職員配置と定数のあり方や...全文を見る
○中曽根国務大臣 我が国が活力ある国家としてさらに発展し、さらに他国からまた尊敬もされ、そして世界の繁栄に貢献できる国となることを目指していくためには、あらゆる社会システムの基盤となっております教育について不断に改革を進めていくということが一番大切なわけであります。  このため...全文を見る
○中曽根国務大臣 行政改革会議の最終報告におきまして、司馬遼太郎氏の、「「この国のかたち」のあり様を問い、明治期の近代国家の形成が、合理主義的精神と「公」の思想に富み、清廉にして、自己に誇りと志をもった人たちによって支えられた」という言葉、これについては、私も全く同感でございます...全文を見る
○中曽根国務大臣 環境問題は、人類の将来の生存と繁栄にとって大変重要なものでございます。先日のエンデバーからの毛利さんのテレビ中継等もありましたけれども、そういう毛利さんからのいろいろな発言からも、これは全地球的に取り組んでいかなければならない、また考えていかなければならないもの...全文を見る
02月25日第147回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○中曽根国務大臣 憲法も教育基本法も、憲法はもちろんでありますけれども、教育基本法も国の大変に重要な法律であります。教育を行っていく上におきましては、当然、この両方の法律の理念あるいはその中の規定に基づいて個々の教育行政を行っていく、そういうことでございます。
○中曽根国務大臣 教育基本法は、委員十分御承知のとおり、先ほど申し上げましたけれども、教育を行う上での憲法的なもので、基本法であります。そこの第一条の目的にも書いてありますように、教育は、人格の完成を目指すとか、あるいは平和的な国家あるいは社会の形成者として、あるいは真理と正義を...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員がおっしゃいましたように、平成二年の六月にこの生涯学習振興法が制定されたわけでありますが、これは教育基本法の大枠の中で制定されたものと理解をしております。
02月25日第147回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○中曽根国務大臣 平成十二年度文部省関係予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  二十一世紀の到来を目前に控え、著しい社会変動の渦中にある今日、我が国が今後とも豊かで活力に富む国家として発展していくためには、我が国の発展基盤となる創造的な人材の育成や世界的水準の学術研...全文を見る
○中曽根国務大臣 公立高等学校の通学区域につきましては、都道府県の教育委員会が定めることになっておりまして、これは委員がよく御承知のとおりのことであります。本件につきましては、この決定の経緯等につきまして十分承知しておりませんが、総合的に御判断をされたことと思います。  県教育...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほども御答弁申し上げましたけれども、今また局長からも答弁いたしましたけれども、県の教育委員会において適切に対処されるべきものと思っておりますが、私どもも引き続いて事情等を聴取していきたいと思っております。
○中曽根国務大臣 昨年の国旗・国歌の法制化は、国旗・国歌の根拠につきまして、慣習であるものを成文法としてより明確に位置づけたものでありまして、学校教育において国旗・国歌に対する正しい認識をさらに促進するものと考えておるわけでございます。  学校関係では、学習指導要領に基づくこれ...全文を見る
○中曽根国務大臣 国旗・国歌に関する学校における指導というのは、従来からも、児童生徒に日本の国旗と国歌の意義を理解させてこれを尊重する態度を育てるとともに、また諸外国の国旗と国歌についても同様に尊重する態度を育てるために、学習指導要領に基づいて行われているところでありまして、従来...全文を見る
○中曽根国務大臣 国旗と国歌君が代が、長年の慣行によりまして、それぞれ国旗・国歌として国民の間に広く定着していることを踏まえまして、新しい世紀を迎えることを一つの契機として、成文法にこの根拠を明確に規定することが必要である、そういう認識のもとに法制化を行ったものでありまして、尊重...全文を見る
○中曽根国務大臣 今回の法制化というものは、先ほど申し上げましたけれども、それまで慣習法となっておりましたものをきちっと成文化したというものでありまして、基本的なものを決めたということでございます。
○中曽根国務大臣 その資料、私、今手元にありませんけれども、神奈川県でございましたか、教育委員会において、来年の卒業式、入学式の実施に向けて、学校内において何らかのトラブルがもし発生した場合、そういうときに校長が管理職としての職務を適切に遂行するための記録を残すために作成した資料...全文を見る
○中曽根国務大臣 平成十二年度科学技術庁関係予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  西暦二〇〇〇年という歴史の大きな節目を迎え、我が国もまた大きな転換点に差しかかろうとしています。我々は、グローバル化や少子高齢化、情報通信革命の大きなうねりの中にあります。このような...全文を見る
○中曽根国務大臣 日本の宇宙開発事業についての私の所見を申し述べる前に、先ほど河井委員からは、委員の少年期のころからのお話もいただきました。ちょっと時間をいただいて、私のことも述べさせていただければと思うのです。  実は、あしたからロードショーになりますけれども、「ロケット・ボ...全文を見る
○中曽根国務大臣 宇宙開発の重要性はもう先ほどから委員が申されているとおりですし、私どもも全く同感であります。  気象衛星にいたしましても、それから先日のHIIロケット打ち上げ、失敗いたしましたが、それに搭載いたしました衛星は運輸多目的衛星でありまして、上空で静止をし、そして太...全文を見る
○中曽根国務大臣 宇宙開発に限らず、科学技術を振興するという取り組みは大変大事なことでありまして、また、そのためには国民の皆さんの理解を得なければならないわけであります。  特に、あすの日本を担う青少年に、科学技術に興味を持ってもらい、理解してもらい、また多くの皆さんにそういう...全文を見る
02月28日第147回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○中曽根国務大臣 スペースシャトル・エンデバーの無事帰還、そして毛利宇宙飛行士の活躍について委員からお話ございました。  私も全く同様の感想を持っておりまして、毛利宇宙飛行士にとりましては二度目の宇宙飛行でございますけれども、打ち上げがたびたび延期されて、さぞ精神的にも肉体的に...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほども申し上げました、また委員からも御発言がありましたように、この宇宙開発事業の果たす役割というのは、人類の繁栄、平和に大変大きい貢献をするわけでございます。また、青少年に対する教育的な面、夢を与え、またチャレンジ精神を養っていくというお話もございまして、全く...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員御指摘のように、昨年の十一月のHIIロケット八号機の打ち上げ失敗に続きまして、ことしの二月には、宇宙科学研究所が打ち上げましたミューVロケット四号機、これも失敗をいたしました。御期待をいただいていた国民の皆様方にも大変申しわけなく思いますとともに、大変厳しく...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員がおっしゃいました三機関、これは、宇宙科学研究所とそれから航空宇宙技術研究所、それから宇宙開発事業団でございますけれども、この中核三機関が行う事業につきましては、もう従来からも連携協力は行ってまいりました。しかし、より一層の連携協力が必要であろうと私も考え...全文を見る
○中曽根国務大臣 この宇宙開発事業は、国の機関によって今実施されておるわけでありまして、国民の貴重な税金から打ち上げをしているわけでありまして、そういう意味では、当然のことながら、経費の削減も目指さなければならない、また効率化も行っていかなければならないことは当然でございます。 ...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員には長年にわたりましてこの宇宙開発事業に深い御理解をいただき、また御支援をいただいておりますことを、本当に心から感謝をいたしております。  お話ありましたように、昨年からことしにかけまして二つのロケット打ち上げが失敗いたしましたことは、大変残念に思いますと...全文を見る
○中曽根国務大臣 サイクル機構の東海再処理施設で発生いたしました高レベル放射性廃液につきましては、再処理施設に隣接しておりますガラス固化技術開発施設においてガラス固化することとしております。  このガラス固化技術開発施設は、再処理施設と一体として運転をし、プラント規模でガラス固...全文を見る
○中曽根国務大臣 ジェー・シー・オーの臨界事故に対しましては、まず原因究明を徹底的に早期にやるということ、それからもう一つは、周辺住民の方々への対応をきちっとやるということ、この二つを中心に考え、今までも対応をとってきたところでございます。  委員お話しの周辺住民の皆さんに対す...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず、先ほど委員の御発言、大変私は大事だと思っておりまして、私の方も相談窓口のお話とか申し上げましたけれども、要は、住民の皆さんのお気持ちになって対策をとっていくということが一番大切ではないかと思っております。  お話の土壌の調査等のことでございますけれども、...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどの健康の問題あるいは土壌の問題等々、私どもといたしましても一応対応をとっておるわけでございますけれども、住民の皆さんのお気持ちになって、まさに委員おっしゃいましたように、誠心誠意取り組むことが最も大切、そういうふうに思っておりまして、今後取り組み方について...全文を見る
○中曽根国務大臣 私も石油化学会社で勤務を十五年いたしておりまして、コンビナートのプラントで安全靴を履いてヘルメットをかぶって、三交代勤務等いたしました。ですから、違法な作業をすればコンビナート全体の大爆発につながるようなこともあるわけでありまして、そういうような経験から、今回の...全文を見る
○中曽根国務大臣 平成五年度から実施をしております第六次公立義務教育諸学校教職員配置改善計画におきましては、個に応じた多様な教育を展開することができるよう、総数三万四百人の改善を図ることとし、また同様に平成五年度から実施しております第五次公立高等学校学級編制及び教職員配置改善計画...全文を見る
○中曽根国務大臣 大変失礼いたしました。  養護教諭につきましては、第六次教職員配置改善計画において、三学級規模の学校の全校に配置するのに必要な定数を措置できるよう、計画的に改善を進めてきたところでございます。  標準法により算定される教職員定数は都道府県の総定数でありまして...全文を見る
○中曽根国務大臣 第六次教職員配置改善計画におきましては、養護教諭につきましては、極めて小規模な学校を除き、ほぼ全校配置できる配置改善を行うとともに、三十学級以上の学校には複数配置できるよう改善を行っているところでございます。  養護教諭につきましては、救急措置、保健指導などの...全文を見る
○中曽根国務大臣 養護教諭につきましては、第六次教職員配置改善計画において、三学級規模の……(児玉分科員「もうそれはわかっています」と呼ぶ)失礼しました。  第六次配置改善計画において、養護教諭につきましては、極めて小規模な学校を除き、ほぼ全校配置できる配置改善を行うとともに、...全文を見る
○中曽根国務大臣 今まさに委員が御発言されたとおりだと思います。保健室の果たす役割というものは子供さんにとっても大変に重要なもの、そういうふうに思っております。
○中曽根国務大臣 今この「保健室の一日」という、養護教諭の一日の日誌ですか、見せていただきまして、大変なことだな、そういうふうに率直に感じた次第でございます。  この日、二人おられるということで、またお一人が体調が悪くなりましたけれども、そういう中で、児童生徒のケアをしていただ...全文を見る
○中曽根国務大臣 養護教諭につきましては、先ほど見せていただきましたけれども、救急措置とか保健指導などの従来の保健室における職務や、それから児童生徒の心身の健康問題あるいは相談活動において大変大きな役割を果たしているわけであります。  今、三十学級等のお話がありましたけれども、...全文を見る
○中曽根国務大臣 今、戦前の衛生室のお話がございました。保健室でございますけれども、その目的からいたしまして、十分な整備、体制をとることが大事と思っております。  学校の保健室につきましては、学校施設整備指針において、適正な面積、それから配置等を計画すること及びカウンセリングを...全文を見る
○中曽根国務大臣 今後の学級編制や教職員配置のあり方につきましては、委員御承知と思いますが、現在、教職員配置の在り方等に関する調査研究協力者会議において、中教審の答申の提言内容を基本として、また、今アメリカのお話がありましたけれども、諸外国の実態も参考としつつ、教職員配置と定数の...全文を見る
○中曽根国務大臣 憲法の第二十六条は、義務教育を無償とすることを定めているわけでございます。この規定に基づきまして、教育基本法第四条第二項におきましては、国公立学校における義務教育については授業料を徴収しないこととされております。このように、憲法第二十六条の義務教育の無償は、直接...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど局長から答弁いたしましたとおり、教科書採択につきましては、東京の場合でありますと、都の教育委員会から各区の教育委員会に権限が移されておるわけでございまして、私どもといたしましては、教科書の採択が適切に行われるように、専門的な教科書研究を充実したり、あるいは...全文を見る
○中曽根国務大臣 大学の入学金につきましての公的制度としては、今委員からもお話ありましたように、国民生活金融公庫の教育ローン制度は昭和五十三年度から実施されておりまして、学生生徒一人につき最高二百万円まで融資を受けることができ、また、貸与基準は年収千二百十万円以下の者とされている...全文を見る
○中曽根国務大臣 文化財は、我が国の歴史とか文化を正しく理解するためには欠くことのできないものでありますが、同時に、文化の向上発展の基礎をなすものでありまして、その適切な保存、それから活用を図ることは非常に重要なことでございます。このため、文化財保護法に基づきまして、文化財につい...全文を見る
○中曽根国務大臣 専門高校の生徒が、高校での学習を踏まえまして、さらに大学で学習を続けることを希望する場合に、大学進学の道を開くことは非常に重要であると考えておりまして、入学者選抜における工夫を各大学に対し指導をしているところでございます。  平成十一年度の専門高校、総合学科の...全文を見る
○中曽根国務大臣 確かに、委員御指摘のとおり、平成十一年度から十二年度にかけましては、新規実施大学が減少傾向に、いわゆる伸びが鈍ってきていると思います。  私どもといたしましては、卒業生に対する特別選抜やそれから推薦入学等入学者選抜における、先ほど申し上げましたけれども、工夫を...全文を見る
○中曽根国務大臣 高等学校の教育内容の多様化に伴いまして、専門高校だけでなくて、高等学校全体においてさまざまな能力、学習歴を有する卒業生が今後一層増加してくるものと思われます。  今後、大学におきましては、このような多様な生徒を学力に偏らず能力、適性を多面的に評価して大学に受け...全文を見る
○中曽根国務大臣 御指摘のとおり、専門高校の入試に関しまして特別枠を設けていない大学は、平成十二年度におきまして、委員御説明いただきましたけれども、国立で三十九大学、公立で四十三大学、合わせて八十二大学ございます。  専門高校の生徒に対する入学者選抜における工夫につきましては、...全文を見る
○中曽根国務大臣 引き続きまして、専門高校の充実と、また委員が御指摘になりました課題があるわけでありまして、これは最終報告をいただいているわけでありますけれども、大いに参考にしながら努力をしていきたいと思っております。
○中曽根国務大臣 現在、国立学校が保有しております全建物面積は約二千二百七十万平米でございまして、このうち建築後二十年以上経過し、一般的に大規模な改修等が必要な建物は約八百六十万平方メートルで、全体の三八%を占めるなど、施設の老朽また狭隘化が進んでおり、その対応が大きな課題となっ...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員が御指摘されましたように、研究開発費の政府負担額、これは欧米諸国に比べまして確かにまだ低いレベルでございます。私どもといたしましては、この科学技術の重要性はもちろん十分認識しているわけでありますし、現場の研究環境の老朽化とか狭隘化とか、そういう現実の問題もあ...全文を見る
○中曽根国務大臣 公立学校の施設につきましては、非常災害時における児童生徒の安全の確保を図るとともに、地域住民の応急避難所としての役割を果たすことも必要でありまして、耐震性の向上を図っていくことは重要なわけでございます。  文部省といたしましては、大規模改造事業の実施に当たりま...全文を見る
○中曽根国務大臣 公立学校の施設につきましては、平成十二年度予算におきまして、改築それから地震補強事業を中心に千六百十億円を計上いたしまして、市町村の整備計画に支障のないよう措置するとともに、今後の改築それから改修事業につきましては、中長期的な観点から整備を進めるよう指導している...全文を見る
○中曽根国務大臣 平成十二年度の予算につきましては、学校施設の安全性を確保する上で最も緊要な課題である校舎等の耐震性能の向上を図るため、市町村の整備計画を勘案し、改築、改造、地震補強事業など、必要事業量の確保を図ったところでございます。  したがいまして、このたびの平成十二年度...全文を見る
○中曽根国務大臣 地震防災対策特別措置法に基づく平成八年度を初年度とする地震防災緊急事業五カ年計画につきましては、平成十年度までの計画校数四千二百六十一校のうち、耐震診断の結果、補強工事が不要となった学校八百二十四校を除き、二千八百四十九校が既に補強等を実施済みであり、進捗率は八...全文を見る
03月01日第147回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 総理からもいろいろ教育についての、また教育改革国民会議についてのお話もありました。委員からは知育、徳育、体育のお話がありましたが、その前に品格というお話がございました。  ちょっと横道にそれるかもしれませんけれども、慶応義塾の創始者の福沢諭吉は、気品...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほど体験活動の具体例を御説明いたしませんでした。  改めて御説明させていただきますけれども、大事なことは親とか子供たち、それから地域社会一体となってこの子供の体験活動、これを進めていくことだと思います。そういうことから、文部省といたしましては全国子...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 英才教育のお話がありました。  エリート教育といいますか、あるいはエリートの育成といいますか、委員のお話にありましたように、戦後どちらかといいますと、平等というものが中心になりまして、その陰に隠れていた、あるいは遠慮をしていたような気がいたしますけれ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 教育改革を進めていく上で大切なことの一つに学校教育があります。その中で、学校の校長先生初め教員の果たす役割というのは大変に大きいわけでございます。  今、校長のリーダーシップのお話がございましたけれども、校長が十分にリーダーシップを発揮して、そしてそ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 公立学校職員が給与を受けながら職員団体のための活動を行うことは、地方公務員法により厳に禁止されているところでございます。  お話しありましたように、広島県におきましては勤務実態調査を実施いたしまして、勤務時間中における公立学校教職員の職員団体のための...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 教科書の採択は、委員からも御説明がございましたけれども、教育委員会が行うこととされておりまして、採択が公正かつ適正に行われるよう、文部省といたしましては従来から都道府県の教育委員会を通じて指導に努めているところでございます。  採択理由やそれから採択...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 家庭教育はすべての教育の出発点でありますけれども、最近の都市化とか核家族化とか、あるいは少子化に伴いまして、家庭の教育力が著しく低下している、私もそういうふうに思っております。  文部省におきましては、零歳から乳幼児、それから小中学生を持つ親に配布を...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 未来への大使とも言われている留学生の交流というのは非常に重要なことでございます。  この留学生十万人計画でございますけれども、これは昭和五十八年から始められたものでございますが、近年減少傾向も見られました。平成八年、九年度はこの留学生の数が減ってまい...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 我が国で学ぶ留学生が日本の歴史とか伝統とか文化、そういうものも理解をしてもらうということは大変重要なことであると思っております。  そこで、大学における日本語、それから日本事情の授業というのがあるわけでございますけれども、日本の伝統や文化等について教...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 我が国ではエネルギーの安定供給の確保、それから地球環境問題への対応の観点から、先ほどからお話ありますように燃料電池を初めとする代替エネルギーの研究開発を行っているわけでございます。  平成七年七月に新たに内閣総理大臣決定されましたエネルギー研究開発基...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 近年、遺跡の発掘調査で発見されました遺構や遺物から新たな歴史的事実が明らかにされてきております。このような発掘調査の成果と神話、伝承との関係につきましては今後さらなる研究が必要だと思いますけれども、神話や伝承などを含めて我が国の文化や伝統、歴史を大切に...全文を見る
03月02日第147回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(中曽根弘文君) この制度は、景気の低迷等によりまして保護者の方が失職をされたり、あるいは会社が倒産されたりしまして家計の状況が急変し、そしてそのお子さんたちが勉強を続けていくために緊急の奨学金が必要な場合に奨学金を与えるというものでございまして、平成十一年度、委員のお...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私もこの制度によって多くの学生さんが勉学が続けられるということは本当にいいことだと思っております。  この制度は昨年からできたわけでありますけれども、創設時の昨年三月には日本育英会から全国の学校やあるいは育英会の支部に対しましてこの趣旨を説明し、また...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 近年、社会の生涯学習ニーズというのは非常に高まっておりまして、人々が人生のいろいろな機会にいろいろなところで勉強できると。職業に役立つ教育とか、あるいは学ぶ楽しみ、そういうものが感じられる、そういうような場、機会が多くできるように、そういう環境づくりに...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 教育改革国民会議におきましては、広く国民各界各層の方の御意見を伺いまして、そして教育の根本にさかのぼった議論を行うこととなっております。この議論の内容につきましては、まだ現時点では未定でございます。同会議で、教育のあり方全般について議論を行う中で教育基...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 教育基本法につきましては、本会議でも申し上げましたけれども、また二重になりますけれども、日本の伝統とか歴史とか、あるいは道徳教育についての記述がないとか、あるいは生涯学習に触れていないとか、あるいは今では当たり前となっている男女共学の規定があるとか、そ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 人々は生涯のいろいろな機会に、御自分の職業に関することを勉強されるとか、あるいは学ぶ喜びを味わうとか、そういうような機会があるということは大変すばらしいことであるわけでございます。また、そういう学習の成果というものが適正に評価をされるような生涯学習社会...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) そのとおりでございます。  けさほどの質疑でもございましたけれども、大学や大学院におきましても昼夜の授業を開講しておりますし、それからいろいろな公開講座等々もございますし、そういう意味でいろいろな機会をこれからつくっていきたいとも思っております。
○国務大臣(中曽根弘文君) スポーツの果たす役割、重要性等について、総理からお話がありましたとおりでございます。  私といたしましては、近年、青少年の体力の低下傾向にあることとか、また運動能力が下がっていることとか、そういう点も心配しておるところでございますけれども、学校の体育...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) お話にありましたように、奥村議員には参議院のサマータイム研究議員連盟の世話人として、会長は倉田予算委員長でいらっしゃいますけれども、御一緒に長い間苦労をしていただき、また法案の作成にも大変な御尽力をいただきました。  細かい制度については申し上げませ...全文を見る
03月03日第147回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 昨年十一月のHⅡロケットの打ち上げ失敗に続きまして、ことしはミューⅤロケットの打ち上げが失敗いたしました。国民の皆さんの期待を大きく裏切りましたことを大変申しわけなく思っておりますし、大変私も厳しく受けとめておるところでございます。  まずは、当然の...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 日本の科学技術の将来を考えますと、科学技術、また理工系に関心を持って勉強する人材を高等教育機関において養成していくということは大変重要なことでございます。  このため、文部省におきましても、大学の理工系学部等におきましては、物づくりを中心に据えた実践...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 科学技術庁長官として御指名いただきましたけれども、その前に、先ほど子供の読書のことについて先生お述べになりましたので、文部大臣として御指名いただいておりませんけれども、ちょっと御礼も申し上げたいと思っております。  子供の豊かな感性とか思いやりの心を...全文を見る
03月06日第147回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 我が国の私立学校は、大学生の約八割、それから高校生の約三割、幼稚園児の約八割と大きな比重を占めておりますが、同時に、それぞれの建学の精神にのっとりまして特色ある教育研究を展開し、日本の高等教育あるいは教育の発展に大きな貢献をしているわけでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 学校法人福田学園につきましては、昭和五十七年以降、法人運営をめぐって理事者間に紛争が生じ、理事会が開催できない状態が長く続くなど、管理運営が著しく不適正であることから、昭和五十八年度以降、私立大学等経常費補助金を交付していない、そういう状況になっておる...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) この福田学園の管理運営の現状につきましては大変遺憾であると考えておりますけれども、補助金の不交付措置を受けていることをもって直ちに学校活動が停止されるべきものとまでは言えないと考えております。  また、文部省といたしましても、従来からこの福田学園の管...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員のお話にありましたように、この福田学園が設置する東和大学等の学校の学生募集につきましては、従来どおり行われているものと承知をしております。
○国務大臣(中曽根弘文君) 今申し上げましたように、運営側に問題があるということから補助金は停止しているところでございまして、また募集につきましては、先ほど申し上げましたけれども、直ちに学校活動が停止されるべきものとまでは言えないのではないかと思っております。
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほど申し上げましたとおり、理事会が開催できないような状態が長く続くなど管理運営が不適正であるということから、補助金は交付をしておりません。  それから、学生募集につきましては、これは従来どおり行われているわけでありますが、重ねて同じ答弁になりますけ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 補助金の減額等についての規定でございますが、私立学校振興助成法の五条に規定しておりまして、学校法人または学校法人の設置する大学もしくは高等専門学校が、今から申し上げます項目に該当する場合は、その状況に応じて補助金を減額して交付することができるということ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) お尋ねの戸板学園のことでございますが、文部省では、報道等を受けまして戸板学園から事実関係等について事情を聞いたところでございます。  それによりますと、平成八年に戸板学園の理事長個人が軽井沢に所有していた別荘を民間企業に二億円で売却し、その後、同企業...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 学校法人戸板学園の寄附行為によりますと、不動産の取得に際しては理事会及び評議員会の議決が必要とされておりまして、本件に関しても、物件の概要、価格、必要性等について審議がされ、全員異議なく可決されたものと承知をしております。  また、当該物件の価格等に...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほど申し上げましたように、理事会の議決が行われて、全員異議なく可決されたということでございますので、理事会に出ているものと思われます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 今、平成十年の、恐れ入りますが、日付をもう一度確認させていただけますか。
○国務大臣(中曽根弘文君) 購入の議決をされたときの価格は私ども手元にございますが、これでよろしければ、これは九月十四日に理事会で物件の購入を議決したときの値段でございますが、土地が二億円ちょうど、建物が二億五千三百三十五万四千五百円、合計四億五千三百三十五万四千五百円と聞いてお...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 申しわけありませんが、実勢価格は文部省としては把握しておりません。
○国務大臣(中曽根弘文君) 申しわけありませんが、私どもそういうようなことは承知しておりません、聞いておりません。
○国務大臣(中曽根弘文君) 価格等につきましては、先ほど申し上げましたけれども、理事会に正式に諮り、理事会で議決をされたものでございます。  また、私どもの戸板学園に対する指導等でございますが、戸板学園の内部におきまして、セミナーハウスの価格の妥当性等について今、再度調査を行っ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 幼稚園と保育所は、異なる目的それから役割を持つ施設であり、それぞれの制度の中で整備充実に努めてきたところでございます。両施設とも就学前の幼児を対象としていることでありますところから、類似した機能を求められる面があることも事実でありまして、両省は、今お話...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 子供の周りにはさまざまな問題がございます。委員御案内のとおり、いじめの問題あるいは性の問題、また自分の生き方とか家族、友人関係で悩むお子さんが随分多いわけでございます。  また、親の方といたしましては、しつけへの自信喪失あるいは育児に対する不安など、...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 労働省の発表によりますと、都道府県教育委員会における障害者雇用率は平成十一年六月一日現在で一・一八%でありまして、法定雇用率の二・〇%をかなり下回っております。  これは大変残念なことでございますけれども、都道府県教育委員会が雇用する職員の大部分が教...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私どもも、できるだけ障害者の方々も教壇に立っていただけるようにと、そういうふうな気持ちで努力をいたしておりますが、先ほどもちょっと申し上げましたけれども、免許状取得者総数が十三万四千人おられるわけですが、そのうち障害者の方の免許状取得者数は百人というこ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) ジェンダーフリーの世の中にしていかなければならないと、基本的には私もそういうふうに思っているところでございます。  平成十二年度から新たに実施する予定の零歳からのジェンダー教育推進事業におきましては、幼児期から個性を大切にし、理由のない男女の固定的役...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員お話しの、御説明いただきました「家庭教育手帳」、「家庭教育ノート」でございますが、確かに御指摘のとおり、ゼロ歳から六歳までの乳幼児を持つ親に対してこの「家庭教育手帳」を配っております。これは女の子の絵が書いてありますがピンクの色、それから男の子の絵...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 我が国が二十一世紀に向けて活力ある国家として発展していくためには、何よりもこの科学技術の振興が大事であります。  そういうところから、科学技術創造立国を掲げて内閣全体で取り組んでいるところでございますが、委員お話しのように、昨年の秋にはHⅡロケット打...全文を見る
03月07日第147回国会 衆議院 文教委員会 第4号
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○中曽根国務大臣 このたび、政府から提出いたしました国立学校設置法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、政令で定める国立大学の大学院における研究科以外の教育研究上の基本となる組織の設置、短期大学部の廃止及び学位授与機構...全文を見る
03月07日第147回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 学校における国旗・国歌の指導は、児童生徒に我が国の国旗と国歌の意義を理解させ、またこれを尊重する態度を育てるとともに、また諸外国の国旗と国歌も同様に尊重する態度を育てるために行っているものでございます。また、特別活動におきましては、小中高等学校とも入学...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 学校は、児童生徒の発達段階に応じまして教育を施すことを目的としておるわけでございますけれども、教員は、関係の法令や上司の職務上の命令に従って教育指導を行う職務上の責務を負うものでございます。また、学習指導要領は、各学校の教育課程の基準として法規としての...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 事実関係を調査して、必要ならば適切な処理を、処置を行いたいと思っております。
○国務大臣(中曽根弘文君) 東京都教育委員会からの報告によれば、国立市における平成十一年春の卒業式当日、今、委員がおっしゃいました子どもが主体になる学校行事を求める会という団体のメンバーが学校に押しかけまして、四つの学校で、校長室内に掲揚されておりました国旗を外すなどの行動をとっ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 道徳教育について御答弁申し上げます前に、先ほどの学校への侵入といいますかのことでございますが、局長からも答弁いたしましたけれども、団体の中には御父兄の方もおられることもあり得るわけでありまして、なかなか学校側としてはそういう方々の来校についての対応とい...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今お話しありましたように、時間を守ること、それからあいさつをすること、また正しい言葉を使うこと、いずれも大変大事だと私も思っております。  学校教育における道徳教育については、先ほど重要性について申し上げたところでございますが、もう少し詳しく学習指導...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今後の学級編制やそれから教職員の配置のあり方につきましては、現在、教職員配置の在り方等に関する調査研究協力者会議、ここにおきまして中央教育審議会の一昨年の答申の提言内容を基本として検討を進めているところでございます。  文部省といたしましては、平成十...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 国立大学の独立法人化につきましては、昨年の閣議決定におきまして、「大学の自主性を尊重しつつ、大学改革の一環として検討し、平成十五年までに結論を得る。」、そういうことになっております。  これを受けまして文部省では、有識者から御意見をいただきながら検討...全文を見る
03月08日第147回国会 衆議院 文教委員会 第5号
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○中曽根国務大臣 委員御指摘のような、大学生の学力が低下をしているかどうかということにつきましては、現在のところ実証的なデータはございませんので正確なことはわかりませんけれども、しかし、学力の低下傾向が進んでいるということであれば大変憂うべきことではないか、そういうふうに思ってい...全文を見る
○中曽根国務大臣 効果を生み出しているかどうかという御指摘でありますけれども、最近のこの十年余の大学改革というのは、大学審議会の答申を踏まえまして、教育研究の個性化や高度化、それから活性化、また、それぞれの大学における自主化、あるいは自主性、自律性を高める、そういう方向で努力をや...全文を見る
○中曽根国務大臣 今までは、大学院段階の組織として、委員が御承知のとおり、特定分野の教育活動と研究活動を一体的に行う研究科が置かれていたところでございますけれども、最近、急速な学術研究の進展、それから大学院におきます教育の質的向上の必要性等を踏まえて、研究組織と教育組織を分離した...全文を見る
○中曽根国務大臣 今回の大学評価・学位授与機構の行う大学評価は、各大学の自己点検、それから評価結果などの資料を活用しながら、各大学の設定した教育研究の目的、目標に即して行うことを基本としております。  また、各大学の個性とかあるいは特色にも十分配慮をするとともに、その評価結果を...全文を見る
○中曽根国務大臣 具体の評価を行う場合の評価基準につきましては、大学評価委員会、それから評価を直接担当いたします専門委員会で検討、策定されることとなりますけれども、例えば教育評価につきましては、教育目的、目標を効果的に達成するために適切な教育内容、また方法となっているかどうか、そ...全文を見る
○中曽根国務大臣 極めて厳しい経済環境の中で資源を有効的に活用するということは非常に重要なことでございますが、投資効果というような経済性に重点を置いたような評価を行うことは、今は考えておりません。純粋に大学の教育また研究活動を調査させていただくということでございます。
○中曽根国務大臣 今お話ありましたように、評価結果を参考資料の一つとして活用されることが期待されるわけであります。  この評価結果は広く社会に公表をされることでございまして、大学に対して研究費などの資金を提供する機関や団体、いわゆる民間のいろいろな団体が資金も提供しておるわけで...全文を見る
○中曽根国務大臣 これから介護サービスの需要というのは当然増大するわけでございますけれども、それに伴いまして、介護福祉関係の人材の養成というものも大変に重要なわけでございます。  社会福祉士を養成する国立大学の状況におきましては、現在、六大学において、社会福祉士国家試験を受ける...全文を見る
○中曽根国務大臣 まずもって、今回の事故でお亡くなりになられました患者さんに対しまして、本当に心から御冥福をお祈りする次第でございます。また、御遺族の皆様方に対しましても深くおわびを申し上げる次第でございます。  今回の事故は、京都大学医学部附属病院において、人工呼吸器を装着し...全文を見る
○中曽根国務大臣 京都大学の薬剤師の配置について私は詳細を承知しておりませんので、もしお許しいただければ、政府参考人から答弁させたいと思いますが、よろしゅうございますか。
○中曽根国務大臣 私どもとしては、当然のことでありますけれども、今回の事故を非常に重く受けとめております。今後再びこのような事故が発生することのないように、京都大学とともに、まずは徹底的な原因究明、原因調査、これを行いまして、多重的なチェック体制を整備するなど、今後の万全な体制づ...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどから総括政務次官、また厚生省から答弁いたしておりますように、この六者懇において現在検討中でございます。私は、薬剤師さんの医療の分野において果たしている役割、また国民の健康の維持増進等に果たしている役割というのは大変大きいものと思っておるわけでございまして、...全文を見る
○中曽根国務大臣 私の考えは申し上げたとおりでございます。できるだけ早く結論が出るように、また努力をしていきたいと思っております。
○中曽根国務大臣 大学の評価にはさまざまな観点がございまして、単純な比較というのは非常に難しいとは思いますけれども、我が国の大学には改善すべき点がまだまだあろうか、そういうふうに思っております。  具体的には、学生の課題探求能力を育成することなど、教育研究の質の向上を図ることが...全文を見る
○中曽根国務大臣 大学評価委員会は、委員御案内のとおり、今お話ありましたとおり三十名程度の委員で構成することとしております。  この委員会は、大学評価の基本方針の策定や評価結果の取りまとめ等を行う、そういう大変重要なものでございまして、この委員会の審議に、各学問分野の専門的な見...全文を見る
○中曽根国務大臣 この大学評価・学位授与機構が具体の評価を行うに当たりましては、国際的な視点に立って評価を行うことは大変重要であるわけでございます。  今後、機構の専任教員や、それから大学評価に携わる委員の選任に当たりましては、委員御指摘の点も踏まえながら適切に対応していきたい...全文を見る
○中曽根国務大臣 この大学評価・学位授与機構では、みずから資源配分を行う機関ではありませんけれども、この評価結果は、先ほどの質問でも御答弁いたしましたけれども、広く社会に公表されることとなっております。そういうことから、大学に対して研究費などの資金を提供する機関あるいは団体が、よ...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員の御指摘の点は、今回こういう制度を導入するに当たりましては大変重要なことだ、そういうふうに思っております。  大学というところは、自由な教育研究活動を行うと同時に、公共的な機関としての大学の果たすべき社会的使命に照らしまして、教育研究水準の不断の向上に努め...全文を見る
○中曽根国務大臣 今、総括政務次官からも御答弁申し上げましたけれども、日本の公財政支出のGDP比というのは欧米諸国に比べまして約半分、アメリカが一・一%、それからフランス〇・九、ドイツも〇・九、イギリスが〇・七に対しまして、日本が〇・五%という水準でありまして、こういうところから...全文を見る
○中曽根国務大臣 各国とも人材の育成、養成には大変力を入れているところでありますし、我が国も、今後の国家の発展のためにも、当然、同様に人材の育成をやっていかなければならないと思っております。  そういう中で、大学は、情報化を初めとして非常に変化をしております社会の各分野で、それ...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員が御説明くださいましたように、昨年十一月に大学審議会に、「グローバル化時代に求められる高等教育の在り方について」ということで諮問をさせていただきました。  二十一世紀におきましては、人や物などの国境を越えた流動性が一層高まり、国際的な競争もより激しさを増す...全文を見る
○中曽根国務大臣 いろいろな競技団体がございますが、やはりプロとアマが、それぞれの組織、また会員も違うかとは思いますが、一体となってその競技の発展のために努力をしているところでありますし、また努力をしていただきたいとも思っております。  今お話しのダンス界のことにつきましては、...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど政府参考人からも申し上げましたけれども、国立大学の予算配分に際して、この評価結果を参考資料の一部として活用することは考えられますけれども、具体的内容については、この機構の行う評価活動の状況等を勘案しつつ検討をしてまいりたいということでございます。  今委...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、この機構の行う評価活動の状況等を十分に勘案しつつ今後検討してまいりたい、そういうふうに思っております。
○中曽根国務大臣 委員がおっしゃいますように、研究成果の評価というのは非常に難しいとは私も思いますし、主に過去の実績、研究を評価することになると思いますが、おっしゃるとおり、将来の未来性についてもやはり配慮しなければならないとも私は思っております。  今回のこの機構の目的という...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員がおっしゃいますように、日本の大学の研究環境、特に施設面においてはまだまだ十分ではなくて、これについては一層の改善、改良の努力をしていかなければならないと思っております。  また、お話にありましたように、我が国の大学教育への公財政支出の国内総生産比というも...全文を見る
○中曽根国務大臣 昨年五月の学校教育法の一部改正によりまして、大学の教育研究上の目的を達成するために有益かつ適切である場合には研究科以外の基本組織を設けることができることとされたところでございますが、これを受けまして、今回の改正により、政令で定める国立大学の大学院に、研究科にかえ...全文を見る
○中曽根国務大臣 組織的な分離について、今申し上げまして、これが予算と直接連動するものではない、そういうふうに思います。
○中曽根国務大臣 それで結構だと思います。  今後、予算がふえていく場合に、それぞれの部といいますか、その実情に応じて配慮をしていくということになろうかと思います。
03月09日第147回国会 衆議院 本会議 第9号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 教育職員免許法等の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  平成十五年から高等学校の教育課程に新設される教科「情報」及び「福祉」を担任する教員の養成確保を図るなど、高等学校等の新しい教育課程への対応を図る必要があります。  ま...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 田中甲議員にお答えをいたします。  まず最初に、青少年の情報選択能力についてのお尋ねでありますけれども、情報化の中で、子供たちが主体的に必要な情報を取捨選択し、みずから情報を発信することができる能力を身につけることは極めて重要であると考えます。  ...全文を見る
03月09日第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第2号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 第百四十七回国会におきまして、文教各般の問題を御審議いただくに当たり、私の所信を申し上げます。  我が国の未来を展望するとき、私は、心豊かな人づくり、活力あふれる国づくりが重要だと考えており、我が国が活力ある国家として発展し、さらには他国から尊敬され...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 第百四十七回国会に当たり、私の所信を申し上げます。  西暦二〇〇〇年という歴史の大きな節目を迎え、我が国もまた大きな転換点に差しかかろうとしています。我々は、グローバル化や少子高齢化、情報通信革命の大きなうねりの中にあります。このような中、来るべき二...全文を見る
03月09日第147回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 乳幼児期は子供の人格形成の上で非常に大切な時期だと思っております。心身ともに健やかな子供を育てていく上ではこの時期の家庭教育がまた非常に重要な役割を果たしていると、そういうふうにも思っております。  したがいまして、この乳幼児の段階では、父親ももちろ...全文を見る
03月10日第147回国会 衆議院 文教委員会 第6号
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○中曽根国務大臣 大変お待たせをいたしました。よろしくお願いいたします。  大学の評価を行うに当たりましては、各大学の教育研究の個性化、研究活動の個性化、それから質的充実を目指したそれぞれの大学の主体的な取り組み、これを支援する、そういう観点に立って行うことが重要である、そうい...全文を見る
○中曽根国務大臣 評価結果の取りまとめにおきましては、評価結果を確定する前に当該大学に通知をいたしまして、これに対する意見の申し立ての機会というものを設けることとしております。そして、各大学から意見の申し立てがありました場合には、この大学評価委員会におきまして再度審議を行った上で...全文を見る
○中曽根国務大臣 御指摘のように、この委員の就任といいますか、選考に当たりましては、幅広く各界からの人材に参加をしていただく、そして、そういうそれぞれの方々の経験等を生かしながら公正な評価をしていただくということが大切であろうと思います。  今お話がありましたけれども、地域性と...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員おっしゃいますように、一つは、先ほどお話がありました評価委員の中の各分野の方々の構成のお話でありますけれども、大学の中で女性の研究者等の人材の育成にどのような努力をしているか、そういうような観点も、この評価といいますか、そういう中に含まれてもよろしいのではな...全文を見る
○中曽根国務大臣 この機構はみずから資源配分を行う機関ではございませんけれども、調査結果は広く社会に公表されることから、大学に対して研究費とか資金などを提供している機関や団体がより適切かつ効果的な資源配分を行う観点から、必要に応じましてこの評価結果を参考資料の一つとして活用するこ...全文を見る
○中曽根国務大臣 御指摘のように、日本の大学教育への公財政支出については、他の先進諸国に比べまして低い水準にございます。大学の果たしている役割は、もう委員が御承知のとおりでありますけれども、社会の各分野で活躍できる人材の養成、それから世界的水準の学術研究の推進等を通じて社会の発展...全文を見る
○中曽根国務大臣 国立大学の独立行政法人化につきましては、昨年四月の閣議決定におきまして、「大学の自主性を尊重しつつ、大学改革の一環として検討し、平成十五年までに結論を得る。」とされているところでございます。  これを受けまして、文部省では、有識者の方々から御意見をいただきなが...全文を見る
○中曽根国務大臣 この機構におきましては、大切なことでありますが、評価の客観性、それから透明性を確保しなければなりません。そういう観点から、この機構の業務につきましては、みずから点検及び評価を行い、その結果を公表するとともに、また第三者による検証を行わせることとしたい、そういうふ...全文を見る
○中曽根国務大臣 準備委員の顔ぶれは御案内のとおりでございますが、これはあくまでも準備委員でございまして、この新しい機構の評価を行う委員等については、これからまた人選が行われることと思いますし、委員が御心配のような点も十分に配慮して選考していくべきだ、そういうふうに思っております...全文を見る
○中曽根国務大臣 この機構の委員の人選につきましては、先ほども申し上げましたように、この機構の果たす役割、使命から見まして、非常に幅広い、各界の方々に参加をしていただくことが大事だ、そういうふうに思っております。  各学問分野の専門的な見地に加えまして、社会や経済界等の多様な視...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど御答弁申し上げましたように、この機構を評価する機関、その委託先といいますか、それについては、機構の責任者が決めるわけであります。  また文部省令で今後のことについてはいろいろ詰めてまいりたいと思いますが、またいろいろ御指導よろしくお願いいたします。
○中曽根国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと存じます。     —————————————
○中曽根国務大臣 このたび政府から提出いたしました教育職員免許法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  平成十五年から高等学校の教育課程に新設される教科「情報」及び「福祉」を担任する教員の養成確保を図るなど、高等学校等の新しい教育課...全文を見る
03月10日第147回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 委員御指摘のとおり、今春卒業予定の高校生、大学生の就職内定率は大変厳しい状況となっております。お話しありましたけれども、昨年の十二月末時点のこの春卒業予定の高校生の就職内定率は七一・三%でございますし、また大学の内定率は七四・九%、昨年に比べまして大学...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員のお話にもありましたように、従来でしたら高等学校卒業生が就職する傾向の多かったような職場に大学生が随分就職しているようにも言われております。  高等学校卒業後、社会生活とかあるいは職業生活で必要な基本的な知識とかあるいは技能というものを身につける...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 七五三というお話がありましたけれども、高卒の就職者で三年以内に離職をする者の割合というものは、これまで大体三八%から四八%のレンジの中にあったわけでございます、推移しているわけですが、ここ数年増加傾向がございます。  この要因といたしましては、委員か...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) インターンシップの導入率については先ほど申し上げたとおりでありますが、これを高めるということは非常に大切だと思っております。  非常に最近の厳しい雇用情勢を受けまして、高等学校卒業後の、進学もしない、就職もしない、そういういわゆる無業者が大変増加して...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 最近、いわゆるフリーターと言われる方が本当にたくさんふえていますが、一般論として、また私の個人的な感想でもありますけれども、昔に比べると世の中が全般的に豊かになって、また平和であるということもこういうことの一つの原因なのかなとも思っております。  し...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 社会経済生産性本部の提言の内容につきましては私詳しく承知しておりませんけれども、早期離職者を含めまして社会人の再学習のために、大学とか短大におきまして社会人の積極的な受け入れを行っているところでございます。また、労働省と連携をいたしまして、離職した社会...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 最初に、科学技術の関係を答弁させていただきますが、我が国が二十一世紀に向けて豊かな、また活力ある経済社会を構築していく上には科学技術の振興が欠かせないわけであります。科学技術創造立国を掲げておるわけでございますが、これの実現を目指すことが不可欠でござい...全文を見る
03月13日第147回国会 参議院 行政監視委員会 第3号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 先日の委員会では私が、多分予算委員会だったと思いますが、出席できず、それぞれの総括政務次官から御答弁申し上げました。  このロケットの打ち上げ失敗、最初の十一月十五日のHⅡ八号機、またこの二月のミューⅤ四号機、両ロケットの打ち上げに失敗したということ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 梶原委員のおっしゃりたいことはよく私も理解しているつもりでございます。  しかし、事故が起きたらまず原因が何だったのかということぐらいはきちっと把握をいたしませんと、今後の開発体制の再建、あるいは科学技術庁、文部省を初め事業団等の体制の問題等をいろい...全文を見る
03月13日第147回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 社会が大きく変化をしてきておりますし、また生活も多様化しております。また、今、厚生大臣からお話がありましたけれども、個人の人生観とか価値観も随分変わってまいりまして、そういういろいろなことが影響されて晩婚化やいわゆる非婚化等が進んでいるのではないかと思...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 小渕内閣におきましても教育立国を掲げまして、この内閣の最重要課題の一つとして教育改革に取り組んでおります。委員御案内のとおり、近々、教育改革国民会議を発足してもらいまして、そこで広く国民各界各層の方の御意見を伺い、教育の根本にまでさかのぼった議論を行お...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 学習障害児、いわゆるLD児でございますけれども、この学習障害児とは、一般に、全般的な知的発達におくれはないけれども、読み書き等のうち特定のものの習得と使用に著しく困難を示す子供たちを言っております。  このLD児の教育につきましては、文部省といたしま...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) この子ども放送局は、平成十四年度から学習指導要領改訂に伴いまして、また学校が完全週五日制になりますけれども、これに向けて策定いたしました全国子どもプランの一環として、お話がありましたような衛星通信を利用して全国の子供たちに夢と希望を与える番組を放送する...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員御指摘のとおり、子ども放送局では、子供たちが単に受動的に番組を視聴する、受信するだけではなくて、やはり双方向で送信ができるという衛星通信の特性を大いに活用して、子供たちにも積極的に参加をしていただくということが大事であろうと思っております。  そ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 地球温暖化の問題など全地球的な環境問題の解決というのは人類共通の重要な課題でありまして、そういうところから、日米両国におきましても、今お話がありましたような日米コモン・アジェンダとして積極的に取り組んでいるところでございます。  北極圏の研究センター...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先般は、戸板学園の軽井沢セミナーハウスの土地の件についてお尋ねがございました。  この土地の価格につきまして、戸板学園を通じて聞きましたところ、当該土地の近隣地区の平成十年一月時点の公示地価は、一平方メートル当たり六万円とのことでございます。これに単...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) ただいま御答弁申し上げましたとおり、今購入価格の妥当性等を学校、学園において検討されておられるところでございますので、私どもはやはり検討結果を踏まえて今後対応について考えていきたい、そういうふうに思っております。
○国務大臣(中曽根弘文君) 状況は今申し上げましたとおりでございますが、この学校法人の適正な運営につきましては、その趣旨を踏まえまして今後しっかりとした指導をやっていきたい、そういうふうに思っております。
○国務大臣(中曽根弘文君) 日本人の学生のお話ですね、小学校、中学校……
○国務大臣(中曽根弘文君) あちらに長期滞在している日本人の方の同伴の義務教育課程段階の児童の数を申し上げますが、小学部、中学部で八百四名の児童生徒がおります。
○国務大臣(中曽根弘文君) デトロイトにおきましては日本人学校ではなくて補習授業校でございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 日本人学校は平日、すなわち月曜から金曜日まで日本の義務教育と同じように授業をやっておりますし、補習授業校は土日に、ふだんは地元の学校へ行っているお子さんが大多数でございますが、土日に国語とか算数とかの補習授業を行っているということでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 多い方であると思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) 長期に海外に滞在する、在留する邦人の同伴する教育課程段階における児童、そういう意味では小中学校で平成十一年、昨年の五月現在で約五万人でございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 世界の現地の日本人学校、補習学校の状況を見てみますと、アジアにおきましてはかなりの数が日本人学校であります。つまり、現地の学校に行かないで月曜から金曜日まで日本人学校に行くと。アメリカでは七割から七割五分が現地の学校に行きながら補習授業校に行っておる。...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) デトロイトの補習授業校には、今年度、小学部、中学部で先ほど申し上げましたように八百四名の児童生徒がおりますが、派遣教員は三名でございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 先生を集めているという意味は、採用の方法ですか、それとも……
○国務大臣(中曽根弘文君) 今、委員がおっしゃいましたように、日本から派遣しているのは三名でございますが、これは規則に基づきまして、百名以上の補習校に、あるいは四百名以上と一つの区切りがあって、それに基づいて派遣するのが、それで三名となっておるわけでございますが、お話ありましたよ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) それぞれの海外に滞在されている親御さんの御事情とかいろいろあって現地の学校に通わせておられることと思いますし、そこではほとんどの子弟が現地の学校に行っているということで補習授業校になっているわけでございますが、教員の体制を充実させるということは非常に大...全文を見る
03月14日第147回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号
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○中曽根国務大臣 委員がおっしゃいますように、物づくりというのは非常に大切であります。日本の発展を考えていく上で、技術、技能が重要なわけでありますが、それはすなわち物づくりが原点であろうと思っておりまして、私自身もこれに力を入れていかなければならないと思っております。  そうい...全文を見る
○中曽根国務大臣 全国の自治体から猛烈な批判が起こっているというお話でございました。  私自身、自治体から直接連絡等受けているわけではございませんけれども、原子力施設のある立地自治体等において、そういうような動きといいますか、また御批判があることは承知をしております。  去る...全文を見る
○中曽根国務大臣 これまた、間接的な責任の意味も、委員のお考えのがどういうことか私自身正確にはわかりませんけれども、私どもといたしましては、前からも申し上げておりますとおり、事故当日、この事故に対しましては、現場の状況等については、得られた情報をもとに政府としては可能な限りの対応...全文を見る
○中曽根国務大臣 そのときそのときの最善の判断をしたつもりでございますし、また最善の対応をしたつもりでございますが、結果として十分な現地での対応が行えなかったということで、こういうことを深く受けとめているわけでございます。そういう意味では、深く反省をしているということでございます...全文を見る
○中曽根国務大臣 私の国会での答弁が、日ごろから原子力について御理解をいただき、御協力を特にいただいている地域の住民の皆様方に対して、そういう皆さんの住民感情に甚だ配慮を欠く結果になったということでございます。そういう意味では、私の発言、もう少しそういう点、配慮ができなかったかと...全文を見る
○中曽根国務大臣 私は、私の気持ちを再三申し上げておるところでございますし、科学技術庁の対応を御説明してきているところでございます。  知事さんの御発言をもう一度読み返させていただくと、「行政責任というのか監督責任というのかはともかく、今回の事故が起きたことについて、国にも相当...全文を見る
○中曽根国務大臣 今申し上げましたとおり、知事さんのこの言葉はここに書いてあるとおりだと思いますが、どういうことからそういう御認識になられたかということは私今存じませんので、違うか同じかということはちょっと比較できない、申し上げることはできないと思います。
○中曽根国務大臣 知事の御発言、「臨界事故を想定していなかったことや、立入検査等でジェー・シー・オーのずさんな管理の実態を見抜けなかったこと、さらには事故発生後の初動態勢のおくれや、その後の防災対策について、的確な助言がなされなかったことなど、国についてもさまざまな問題点」となっ...全文を見る
○中曽根国務大臣 行政責任という言葉と、ただ責任という言葉、どういう違いなのかわかりませんけれども、全くないということはないと思います。
○中曽根国務大臣 再三申し上げておりますけれども、私どもとしては、そのときそのときの行動、対応というものは、そのとき判断できる最善のものであった、そういうふうに思っております。
○中曽根国務大臣 先ほど申し上げましたように、確かに知事さんの発言録、私いただいておりますけれども、知事さんのこの御発言のベースとなります、例えば国にも責任はあるのではないかと考えておりますということについてのいわゆる認識というものを、私、十分にここで存じ上げておりませんので、同...全文を見る
○中曽根国務大臣 知事の認識は、ここに書いてあることもその一つだと思います。途中省略しますが、「国についてもさまざまな問題点が明らかになっております。」そういうふうに知事が述べておられるわけで、私どももさまざまな問題点があったと思っていますから、この点については同じであります。
○中曽根国務大臣 たびたび御質問いただいておりますが、私の方は私の見解を述べて、それが知事のお考えと合っているかどうかというのは委員の方でお考えいただいてよろしいんじゃないですか。知事さんがここでおっしゃっていることを、私がこれを読み取って、私が同じか同じでないかという判断をしろ...全文を見る
○中曽根国務大臣 いわゆる行政責任、これにつきましては先ほどから申し上げておりますし、知事さんも、「行政責任というのか監督責任というのかはともかく、」というまくら言葉みたいなものがあるわけであります。これについては私はもう申し上げているとおりであります。そして、当日の対応あるいは...全文を見る
○中曽根国務大臣 初動態勢についての御質問でございますけれども、先ほど申し上げましたけれども、事業者からの情報連絡が十分でなかった、内容も不十分であったということがございました。それから、これは臨界事故は起こり得ないとされておりまして、それに備えた中性子線のモニターがなかった。そ...全文を見る
○中曽根国務大臣 情報がなくて十分な対応ができなかった。情報がないのは、事業者からの連絡が遅かったり、内容が不十分であった。あるいは、臨界事故を想定していなかったために中性子線のモニターはなかった。そういうことから、今申し上げましたような十分な助言ができなかったということ、これが...全文を見る
○中曽根国務大臣 安全審査につきましては、基本的にはダブルチェックをやっておるということでございます。そして、このジェー・シー・オーの加工工場の場合には、形状の管理等、臨界事故が起きないようなプロセス、工程、設計になっていたわけであります。そして、まさか人がそういうような違法なこ...全文を見る
○中曽根国務大臣 東海村に常駐をしております運転管理専門官は、平成十年四月に着任以来、毎月一回程度、ジェー・シー・オー東海事業所の巡視を実施してきたところでございます。そのうちの転換試験棟につきましては、平成十年の四月十六日、九月三日、それから十一年の三月四日の三回、巡視を実施し...全文を見る
○中曽根国務大臣 運転管理専門官の巡視の報告でございますけれども、異常があった場合に報告を受けるという形になっておりまして、異常がその時点での調査ではございませんでしたので、報告は当庁の方には来ておりません。ありません。
○中曽根国務大臣 法定で立入調査をするところはきちっとした報告書があると思いますが、こちらは任意でございましたので、そのような報告はないということでございます。
○中曽根国務大臣 三回とも転換試験棟の中に入って、そしてプロセスを見たということでございますが、先ほど局長が答弁いたしましたように、バケツ等を使って操業していればこれはもう一目瞭然、さっきの発言のとおりでありますが、操業していない場合に、作業員が、裏マニュアルがあるわけでございま...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員の御発言の警察の事例と同じというのは、私は理解できませんし、納得いきません。  先ほどから再三の答弁になりますけれども、違法性を認識して隠していて、そしてこれは作業をやっていなかったわけですから、その中で三回行っても四回行っても五回行っても、そちらがそうい...全文を見る
○中曽根国務大臣 私は、飲食していたかどうかということについての情報といいますか、報告といいますか、そういうものを受けておりませんので、ここではっきりある、ないは申し上げられませんが、ないと信じております。
○中曽根国務大臣 委員のおっしゃいますように、就任翌日翌朝、東海村に、総理にお供して、御一緒して行ってまいりました。それ以来、今まで一度も行っていません。  ただ、私自身、現地に行きたいという強い希望を持っておりまして、いつだか忘れましたけれども、東海村の村長さんの方にも、伺い...全文を見る
○中曽根国務大臣 国会が開会中でございますので、平日に伺って、現地の皆さんに御迷惑をかけないでいろいろな方にお会いしてきたいという強い希望をずっと持っておりますけれども、平日は、その日急に委員会があいたからという形で行くわけにもなかなかいきませんので、土曜日しか検討ができない状況...全文を見る
○中曽根国務大臣 権限があれば責任はあるものと思っております。
○中曽根国務大臣 今後エネルギー需要も増大していくことと思いますし、一方で環境の問題も深刻であります。そういう中で、また、エネルギーは安定確保もしなければなりません。そういう意味で、そういうバランスをとりながら、そして人類の発展に貢献できるようなエネルギー源を求めていくということ...全文を見る
○中曽根国務大臣 私は、まさに委員のおっしゃるとおりだと思います。  先ほどから申し上げましたけれども、環境問題とか安定供給とか、そういうことを考えますと原子力に依存せざるを得ない。新エネルギーの開発も進んでおりますけれども、十年後の長期見通しをとりましても、まだまだこれに取っ...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどからも御議論になっておりますように、ジェー・シー・オーの事故に関連して、安全審査体制は万全であったのか、それから初期の対応はこれも万全であったのか、そういう面を指しているわけでございます。
○中曽根国務大臣 私は、行政を代表する立場でございます。この厳しい反省というのは、行政を行う上において万全であったか、そういう反省ということでございます。
○中曽根国務大臣 委員御案内のとおり、また今御発言のとおり、原子力安全委員会は平成十三年の一月から内閣府に移行いたしまして独立の事務局を持つこととなっておりますけれども、ジェー・シー・オーの事故を踏まえまして、来年の一月を待つまでもなく、原子力安全委員会の独立性と機能の強化を早急...全文を見る
○中曽根国務大臣 原子力安全委員会は、設立以来、日本の原子力の安全の確保と向上のために活動して多くの実績を上げてきた、そういうふうに思っております。  しかし、今般のジェー・シー・オーの事故を踏まえまして、安全委員会が一次規制行政庁に対する監視の機能を一層強化するとともに、これ...全文を見る
○中曽根国務大臣 現在のダブルチェック体制、委員の御承知のとおりであります。いわば、これは多重防護の考え方でやっておるわけでございまして、私どもとしては、今の我が国の原子力利用の安全確保のためにはふさわしい規制体系と考えておるわけでありますが、事務局体制を初めとして、総理府に移し...全文を見る
○中曽根国務大臣 事故調査委員会の報告はその中で、今委員御指摘のとおり、吉川委員長の所感といたしまして、今回の臨界事故は原子力安全委員会、規制行政庁、事業者、それから一般社会の関係のもとでは認識し得なかった結果だと考えるべきとの指摘をしておりまして、さらに、この四者の権限と責任の...全文を見る
○中曽根国務大臣 通商産業省は、長期エネルギーの需給見通しを含むエネルギー政策の見直しに着手する予定と私どもも承知をしております。この検討に当たりましては、環境保全等の要請に対応しながら安定供給を実現していくという、このエネルギー政策の基本は不変とされておりまして、今後ともエネル...全文を見る
○中曽根国務大臣 昨年十一月のH2八号機の打ち上げの失敗に続きまして、ことしの二月にM5ロケットの打ち上げが失敗をいたしました。国民の皆様の御期待に沿えないどころか、国民の皆様に大きな御迷惑をおかけいたしましたし、また日本の科学技術の振興という点を考えましても、大変に残念に思うと...全文を見る
○中曽根国務大臣 御指摘のMOX燃料データの捏造問題につきましては、今委員がお話しなさいましたように、今原子力関係で一番大事なことは信頼を回復するということであり、安全を確保するということでございますが、まさに信頼を裏切るようなデータの捏造があったということは、大変残念なことでご...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど申し上げましたように、英国での捏造とはいえ、このようなことが起き、日本の原子力に協力をしていただいているいろいろな方々、また国民、多くの方々に御心配をおかけし、また信頼を失墜したということは大変残念なことでございます。  外務省、通産省が御努力いただいて...全文を見る
○中曽根国務大臣 原子力委員会におきましては、二十一世紀に向けた原子力の開発利用に求められる基本的な理念を明らかにいたしまして、そして、原子力政策の全体像と長期展望を国民に提示するために、今、新たな長期計画の策定に向けた審議を行っているところでございます。  この長期計画の策定...全文を見る
○中曽根国務大臣 サイクル機構の東海再処理施設で発生いたしました高レベル放射性廃液につきましては、再処理施設に隣接をしておりますガラス固化技術開発施設におきましてガラス固化することとなっております。委員御承知のとおりでございます。  このガラス固化技術開発施設は、プラント規模で...全文を見る
○中曽根国務大臣 今回の臨界事故によります放射線の影響による健康管理のあり方につきましては、ことしの一月二十五日の原子力安全委員会の健康管理検討委員会、ここの中間取りまとめが出されております。  この取りまとめにおきましては、公衆の線量限度等を考慮して、推定線量が一ミリシーベル...全文を見る
○中曽根国務大臣 住民の皆様方の健康診断につきましては、私どももそうすることが大事だ、そういうふうに考えております。
○中曽根国務大臣 近隣の住民の方で野菜畑等をお持ちで、そういう土壌についての御不安がある場合には、お申し出いただければ県の方に取り次いでいきたい、そういうふうに思っております。
○中曽根国務大臣 ジェー・シー・オーは、茨城県と東海村の御協力をいただいて、今委員お話ありましたように、昨年末までに補償金の仮払いを実施いたしまして、また、ことしの一月から三月上旬にかけまして、補償金額確定のための窓口を設けて請求者の方々と話し合いを行い、その結果、三月五日現在で...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員も御指摘のように、過日の小渕総理の施政方針演説におきましても、科学技術創造立国を掲げ、また科学技術の振興を内閣の重要課題として進めていく、そういうお話がございました。日本がこれからも発展をし、また世界に尊敬され、あるいは世界の発展に大きく寄与していく、そうい...全文を見る
○中曽根国務大臣 科学技術庁におきましては、関係省庁と連携をいたしまして、一昨年より、この科学技術基本計画の進捗状況を調査するためのフォローアップを実施しております。その中間取りまとめによりますと、研究開発の現場が著しく活性化されるなど、科学技術全般の水準の向上に貢献していること...全文を見る
○中曽根国務大臣 欧米先進国に比べまして、まだまだ研究開発に対する予算も十分とは言えないと私も思います。  今後の課題といたしましては、いろいろありますけれども、やはり大きな目標というものをきちっと明確にする、目標を設定して進めるということが大事だと思いますが、その中ではやはり...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員がいろいろ数字的な御指摘がありました。御説明いただきましたとおり、政府負担の研究費のGDP比にいたしましても、あるいは政府負担割合にいたしましても、欧米諸国に比べますとまだ十分ではない、そういうふうに思います。  そういう意味で今後、これらにつきましては欧...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど評価について申し上げましたけれども、科学技術全般の水準の向上に貢献しているという点は高く評価されますが、施設の老朽化とか狭隘化が問題とされているわけであります。こういう指摘を踏まえまして、新たな政策展開を見据えた検討を行うために、昨年の八月に科学技術会議政...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員御指摘にございましたように、現在の科学技術基本計画におきまして十七兆円という目標を掲げたということは大変に意義のあったことと私も思っております。  次期基本計画の具体的な記述の内容につきましては、諸般の状況を踏まえながら今後検討していきたい、そういうふうに...全文を見る
○中曽根国務大臣 昨年のH2ロケット八号機に続きまして、ことしの二月、M5ロケットの打ち上げが失敗をいたしました。国民の皆様方の期待にこたえることができませんでしたし、また、大きく期待を裏切る結果になりまして、大変残念に思うとともに、申しわけなくも思っております。  まずは原因...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど申し上げました最近のロケットの事故をめぐる状況を踏まえつつ、宇宙科学技術の確実また効率的な実施を図る観点から、宇宙開発事業団と宇宙科学研究所にさらに科学技術庁の航空宇宙技術研究所も加えまして、さらに科学技術庁それから文部省の両省庁も参加をいたしました関係五...全文を見る
○中曽根国務大臣 科学技術庁におきましては、関係省庁と連携をいたし、一昨年末から、科学技術基本計画の進捗状況を調査するためのフォローアップを実施しているところでございます。  その中間取りまとめによりますと、研究開発の現場は著しく活性化をしてきている、そして、科学技術全般の水準...全文を見る
○中曽根国務大臣 私も先ほどから各委員の御質問にもお答えしておりますが、基礎研究は非常に大切だ、そういうふうに思っております。  一般的に基礎研究は、いわゆる応用研究に比べまして、直ちに成果が実用化に結びつくものではありませんけれども、そこから生み出されますいろいろな研究成果と...全文を見る
○中曽根国務大臣 企業のリストラ等によりまして、現場が合理化をされたり人が解雇されたりして物づくりの力が弱体化といいますか、低下するということがあれば、これは大変なことだ、そういうふうに思っております。  そういうようなことは、今委員もおっしゃいましたように、宇宙開発関係に限ら...全文を見る
○中曽根国務大臣 この御質問にお答えする前に、先ほど委員の御質問で、海外のいろいろな体制も十分に参考にすべきだというお話がありまして、私、その点についてそのとおりだと思っております。一つのやり方等に固執することなく、よいところは取り入れていく姿勢が大切だと思っております。  そ...全文を見る
○中曽根国務大臣 予算委員会でも確かに御答弁申し上げました。  ICRPの一九九〇年勧告の委員も御指摘のこの記述のところを、こちらのお配りいただいているコピーのアンダーラインのところの表現に書いているわけでありますけれども、二百ミリシーベルト以上の線量でのみあらわれるとされてい...全文を見る
○中曽根国務大臣 技術士法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明いたします。  近年、国際的な経済活動の活発化に伴い、技術者の国境を越えた活動を促進する必要性が増大しております。このような状況に対応するため、欧米先進国を中心に技術者資格を相互に承認する...全文を見る
03月14日第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第3号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 我が国の未来を展望するときに、総理がおっしゃっていますけれども、富国有徳、すなわち心豊かな人づくり、活力あふれる国づくり、これが大変大事だと思っております。そして、活力ある国家として発展し、また世界からも尊敬され、また世界の指導国の一つとして世界の発展...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 道徳教育、いわゆる徳育は大変重要なことでございます。戦後の教育も、その果たしてきた役割は大変に大きいわけでありますが、私の個人的な感想でありますけれども、道徳的な面で少し力が弱かったのではないかという気もしております。なぜかと申しますと、子供たちのいろ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 行政全般について地方分権の時代でありますけれども、教育につきましては、特に地方の自治体、それから教育委員会、学校等が自主的に取り組んでいくということが私は好ましい、そういうふうに思っております。  地方分権法の成立、昨年の通常国会で制度改正が行われた...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今後の学級編制、また教職員配置のあり方につきましては、現在、教職員配置の在り方等に関する調査研究協力者会議、ここにおきまして中央教育審議会答申の提言内容を踏まえまして、それを基本として、また海外の実態等も参考にして今検討が行われているところでございます...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 平成元年に国連総会で採択をされまして、平成六年に我が国が批准をいたしました児童の権利に関する条約、これは、世界の多くの児童が今日なお飢えや貧困等の困難な状況に置かれている、そういう現実にかんがみまして、広く国際的な協力によって児童の権利保障を推進するこ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 平成十年六月に、児童の権利に関する委員会が我が国の第一回政府報告に対する最終の見解を採択されました。提案及び勧告を含む最終見解が採択されたわけでございます。  この最終見解の中で、この委員会からの提案及び勧告といたしましては、学校における体罰、いじめ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 学校における体罰は、学校教育法の第十一条によりまして厳に禁止されておるわけでございます。これまでも通知等によりまして、学校や教育委員会等に対しましてその周知を図ってきたところでございます。  また、児童の権利条約の批准を受けました平成六年五月の事務次...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 児童の権利に関する条約の十二条一項では、児童個人に関する事項につきまして児童がみずからの意見を述べることができることとされております。学校におきましては、例えば、先ほど委員もおっしゃいましたけれども、校則等の制定とかあるいは見直しに当たって、児童生徒が...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 歌う、歌わないは個人のまさに権利といいますか判断ということになるのではないかと思いますけれども、先ほど申し上げましたように、日本の自分の国の国旗と国歌というものを十分理解してもらって、これを尊重させる、また外国の国旗・国歌についても同様に敬意を払う、そ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) まず、男女共同参画社会の実現というのは大変大事なことでございます。  そして、お尋ねの出席簿の様式等につきましては、これは学校や教育委員会において学校運営上の必要等を考慮して作成されるものでございますが、これを男女別にするか、あるいは男女混合で作成す...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) はい。
○国務大臣(中曽根弘文君) 実は、学校におけるジェンダー教育のことを今考えていたんですが、大人のジェンダー教育が大切だということを今痛感いたしまして、私自身もいろいろ反省をしております。  大切なことは、小さいときから、幼少の時代から男女平等の理念に基づく教育を家庭でも、学校で...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員も御承知のことと思いますけれども、ミレニアムプロジェクトといたしまして、平成十三年にはすべての公立の学校がインターネットで接続されるように今準備をしております。そして、平成十七年にはすべての教室からあらゆる授業においてインターネットを使った授業がで...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) ジェー・シー・オーの臨界事故によりまして地域住民の皆様には大変な御迷惑、また御不安をおかけいたしました。事故原因の究明はもちろんでありますけれども、私どもは再発防止に全力で取り組まなければならないと思っておりますし、同時に、地域住民の皆様方が一日も早く...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私どもでは、ジェー・シー・オーから三百五十メーター以内の地域にお住まいの方々、また一ミリシーベルト以上の放射線を浴びた方に対しましては健康診断を行う、そういうことにしておるところでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 今、委員御指摘のとおり、ウラン加工施設の臨界事故、またロケットの打ち上げ失敗あるいは新幹線トンネルのコンクリートの落下等がありました。  私は、これはマスコミが最初に三点セットで言い出したのかと思いますが、それぞれ原因も違えば、また状況、背景も違うわ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 江本先生は、野球の分野を初めとして、もう頂点をきわめられた方でございますが、私は学生時代、高等学校と大学でいわゆる陸上ホッケーの選手でありまして、スポーツは大好きでありますし、またスポーツを学生時代にやってよかったなといつも思っております。おかげで健康...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) オリンピックへの出場というのは、スポーツを行う方々は一度は夢を見るというか、自分もオリンピックに出れたらなという気持ちを持つのではないかと思っております。これは、立派な成績をとるということも一つの目標でありますけれども、同時に子供たちにも大きな夢を与え...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 昨年の熊本国体の柔道競技におきまして、高知県の選手が負傷したということは極めて残念なことでございます。  負傷した選手に対しましては、この選手が国体の主催者である日本体育協会の設ける、今委員もお話にありましたけれども、国民体育大会参加者障害補償制度、...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員の御自分の体験からのお話でもありました。  今回の気比高校の事件というのは、現役の野球部員が先輩の部員二名とともに飲酒の上、深夜に自動車の無免許運転を行って交通事故を起こしたと聞いております。このため、選抜大会運営委員会においては、極めて深刻に受...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 警察の不祥事のお話がありました。警察というのは、世の中のいろいろ犯罪を取り締まったり、また交通等においてもこれらの整理を行ったりといろいろな役目があるわけでありますが、住民が安心した生活ができるように設けられているものでありまして、そういう意味では、警...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 御指摘のように、うそをついてはいけないということは社会生活上の最も基本的なルールである、そういうふうに思っております。  大人、親、教師、社会全体、我々すべてが子供の手本となるような行動や態度をとるということは、子供たちにこのようなルールを大切なもの...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 突然のお尋ねでございますけれども、先ほどから申し上げましたとおり、大人社会全体がそういう道徳的なものをきちっとしていくということが子供の教育にとっても大切なわけであります。今お話しになりました警察の件につきましては、公安委員会委員長、また警察が現在真剣...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 「二十一世紀日本の構想」懇談会ではいろいろな提案をされております。私ども教育行政に携わる者に直接関係するものもたくさんあるわけでございますけれども、私どもといたしましては、従来から進めてまいりました教育改革のいろいろなプログラムに沿いましていろいろな制...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員がおっしゃいましたように、それぞれの懇談会の中のメンバーの委員の方が自由な意見を述べていただいて、それを取りまとめたということではないかと思っております。したがいまして、法的なとおっしゃいましたか、拘束力はないと私は思っております。
○国務大臣(中曽根弘文君) この「二十一世紀日本の構想」懇談会の報告書では、今委員が御指摘のように、十年間の検討時期と、それから必要な経過措置を置いて教科内容を現在の五分の三に圧縮をし、そして義務教育を週三日制とすることを提案しておりますけれども、このような考え方について直ちに国...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私は、この週三日制導入の提言が行われる各先生方の議論というものの詳細を存じておりませんので、どういう御議論があったかということはわかりません。ただ、先ほど申し上げましたように、私どもも週五日制というものに向かっているわけでありまして、子供たちにやはりゆ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 義務教育のこの教育内容を五分の三に圧縮いたしまして、そして学術、芸術、スポーツなどの教養とか専門的な職業教育などについては、今お話がありましたように、クーポンで学校や民間の機関で履修できるようにすることを提言しているわけでありますけれども、義務教育にお...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほど申し上げましたように、義務教育においては、児童生徒の人間としての調和のとれた、そういう育成を目指しているわけでありまして、学校においては、もちろんスポーツもやってもらう、それからいろいろな学科の勉強もしてもらう、あるいは芸術とか文化にも親しんでも...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 義務としての教育は最小限のものとして厳正かつ強力に行うものとの考えがこの「二十一世紀日本の構想」懇談会の報告書においても示されているわけでございます。  私といたしましては、先ほど申し上げましたけれども、知・徳・体の調和のとれた児童生徒の育成を目指し...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 近く発足する予定であります教育改革国民会議については、先ほども申し上げましたけれども、幅広く国民各界各層の方の御意見を伺いながら、また教育の根本にまでさかのぼった議論を行って、今後の日本の教育のあるべき姿等議論していただくことになろうかと思いますが、御...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員も御案内のとおり、これは文部省がつくります機関ではございません。総理の懇談会的なものとなろうかと。設置形態についてはまだ検討中と申し上げているわけでありまして、そういう意味で、私ももちろん関係ないというわけじゃなくて、その折々でいろいろ御相談にもあ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今、委員がおっしゃいましたいわゆるサポート校は、通信制の高等学校に在籍している生徒を対象に、毎日通学をし、普通の学校のように授業を行うものから、通学する日数や時間帯が生徒の自由に任されているものまでさまざまな形態で、高等学校に提出するレポートの作成など...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 中央省庁改革の一環といたしまして、科学技術の総合的かつ計画的な振興に関する基本的な施策等について審議を行うために、総合科学技術会議を内閣総理大臣及び内閣を補佐する知恵の場として位置づけて、平成十三年、来年の一月より内閣府に設置することとされております。...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 失礼いたしました。  現在あります科学技術会議は国家行政組織法第八条に基づく審議会でありますけれども、今度設置いたします総合科学技術会議は、科学技術政策の重要性にかんがみまして、これは内閣府に置かれる重要政策に関する会議の一つとして位置づけられており...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私が科学技術庁長官に就任いたしましてからまだ本会議は一度も開かれておらず、近く、十七日ですか、開かれる予定でございまして、それの出席が初めてでございます。  また、年にどれぐらい本会議が開催されるかということでございますが、近年の例では毎年一、二回開...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほど申し上げましたけれども、現在の科学技術会議は内閣総理大臣の諮問を受けて答申することを任務としておるということから、年の開催は一、二回ということになっているわけでございます。  なお、会議でございますが、この本会議以外にも、政策委員会、部会、これ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 科学技術会議は、先ほど申し上げましたとおり内閣総理大臣の諮問機関として、総理の諮問に応じまして科学技術の一般に関する基本的かつ総合的な政策の樹立に関すること等のほか、日本学術会議への諮問及び日本学術会議の答申または勧告に関することのうち、重要なものにつ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 日本学術会議は、その設立以来、内閣総理大臣の所管のもとに活動を行ってまいりました。文部省それから科学技術庁等の学術、それから科学技術行政に関係する省庁の施策と相まって日本の学術の発展に多大な貢献をしてきた、またかかわってきたところでございます。中央省庁...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 学術会議の会員は確かに二百十名でございます。そのうち女性会員は二名と伺っております。  この会員につきましては、学術会議に登録された学術研究団体、それぞれの研究団体からの推薦に基づいて任命されることとされておりまして、こういう仕組みは、昭和五十八年に...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 人の遺伝子の研究が進んでまいりますと、個人の遺伝子情報によりまして病気のかかりやすさの解析などが可能となると予想されております。こういう個人の遺伝子情報の取り扱いにつきましては、御指摘のような観点から十分に配慮をする必要があるわけでございますが、ヒトゲ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) このヒトゲノム研究の進展にかんがみまして、科学技術会議では昨年の十二月、生命倫理委員会に自然科学から人文・社会科学にわたる各方面の有識者の方々の参加をいただいてヒトゲノム研究小委員会を設置いたしまして、我が国において個人の遺伝子情報を取り扱う研究全般に...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) この件に関する課題が顕在化しておりますところから、早期に結論を得ることが大切と考えておりまして、四月末ごろを目途に取りまとめていただきたいと考えております。
○国務大臣(中曽根弘文君) 遺伝子機能を解明することによりまして、疾病の予防とか早期発見、それから早期診断、あるいは薬剤の開発等、医療や人々の生活に非常に大きく貢献することが期待されているわけであります。しかしながら、この遺伝子解析研究につきましては、個人のプライバシー等、倫理的...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほども申し上げましたけれども、この問題につきましては、各方面の有識者の方々に参加をいただきまして、ヒトゲノム研究小委員会を設置して、個人の遺伝子情報を取り扱う研究全般に関して守るべき基本原則について検討を進めているところでございます。できるだけ早くこ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今委員が御指摘のいじめとか不登校とかさまざまな問題、これは大変重要な問題だと私ももちろん思っております。  この原因は何かということでございますが、これもいろいろあろうかと思います。社会も大きく変わってまいりましたし、特に子供を取り巻く環境というのは...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 青少年の健全育成の問題につきましては、私も委員と同じような考え方でございます。家庭がまず第一でありますし、学校も大事でありますが、それと同時に社会、それから大人全体が自分自身を見詰め直して、そして、果たして自分はこの青少年の健全育成や教育の問題、しつけ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) このたび、政府から提出いたしました著作権法及び万国著作権条約の実施に伴う著作権法の特例に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  我が国の著作権制度につきましては、これまでも逐次改正をお願いし、その...全文を見る
03月15日第147回国会 衆議院 文教委員会 第7号
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○中曽根国務大臣 新しい教科の「情報」を担当する教員の養成につきましては、この改正法の施行後速やかに、まず、文部大臣によります大学の課程認定を行いまして、平成十三年四月から、大学における教員養成を開始することとしております。  平成十五年四月からの新しい教育課程の実施に必要な教...全文を見る
○中曽根国務大臣 この教員を養成して条件を整えるということは、当然大切なことでございます。  委員御案内のとおり、現職教員等の講習会を開催するわけでありますが、ここにおきましては、全般的な指導内容に加えまして、具体的な実習の方法等について講習を行うこととしておりまして、参加者自...全文を見る
○中曽根国務大臣 今回新設を予定しておりますこの「情報」と「福祉」の免許状は、新しい教科「情報」及び「福祉」における実習部分についても教授することが可能でありまして、これらの教科の実習部分につきましては、「情報」または「福祉」の免許状を有する教員が基本的にはそれぞれ担当することに...全文を見る
○中曽根国務大臣 今この「情報」という新しい教科における内容につきまして、今考えておりますことを、特に科目の構成等について申し上げますと、十一科目で構成されることになりますが、一つは情報分野の基礎的な科目、それから情報システムの設計や管理に関する科目、またマルチメディアの作品制作...全文を見る
○中曽根国務大臣 新しい高等学校学習指導要領におきましては、すべての生徒に履修させる必修科目全体の最低単位数を、三十八単位から三十一単位へ縮減をしたところでございます。  この三十一単位の中に、普通教科の「情報」、これが二単位でございますが、これなどが加わりまして、必修教科の数...全文を見る
○中曽根国務大臣 この協力者会議におきましては、これまでたびたび会議を重ねてまいりまして議論が行われておるわけでございますが、まだ協力者会議としての一定の結論が出たとは私は聞いておりません。  私自身もけさの新聞記事を見まして、委員と同じように初めて見たわけでありますけれども、...全文を見る
○中曽根国務大臣 こういう新しい制度を導入するということにつきましては、その制度導入の趣旨、目的が十分に達成されるように十分な配慮をしていかなければならない、そういうふうに思っております。  お話ありましたように、平成十年九月の中教審の答申において提言されたものでありますけれど...全文を見る
○中曽根国務大臣 この制度の趣旨は、今委員もおっしゃいましたように、開かれた学校、これが一番のねらいであろう、そういうふうに思っております。  そのために、評議員制度ということになりますが、この評議員制度も、そこでのいろいろな議論といいますか、そういうものもまた開かれたものでな...全文を見る
○中曽根国務大臣 御指摘の件につきましては、現在、東京大学の内部で調査委員会を設置して調査を進めている、そういうふうに聞いております。  調査委員会の構成でございますが、教授四名、助教授六名の合計十名。  調査事項につきましては、旅費や賃金、謝金の請求、支払いについて事務手続...全文を見る
○中曽根国務大臣 調査結果につきましては、今申し上げましたように、委員会から大学に報告されるわけでございますが、私どもも、大学からの報告を待って、そしてその結果を見て、対応に努めていきたい、そういうふうに思っております。
○中曽根国務大臣 私どもが報告を受けましたらば、何らかの形で、公表といいますか、公にすることになろうかと思います。
○中曽根国務大臣 大学院生に対しまして大学から支払われることのあります経費としては、旅費や賃金や謝金などが考えられるわけですが、このような経費の支払いのための預金口座を、教授やその他の研究室のスタッフが預かって管理しているかどうかにつきましては、関係者の信頼関係の問題であると思い...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどから申し上げておりますように、今大学内の調査委員会において厳正な調査が行われているところでございます。そういう厳正な調査を踏まえた上での報告を聞きまして、必要とあれば、今委員もおっしゃいましたように、不正があれば当然それなりの対応をしていかなければならない...全文を見る
○中曽根国務大臣 当然、その辺も調査の対象になっていると思います。
○中曽根国務大臣 大学の入学者選抜は、基本的には各大学の自主的な判断で行われるものでございまして、どのような方式で行うかということにつきましては、また各大学の責任で行われる、決定されるべきものと思います。  しかしながら、この入学者の選抜、特に試験問題の作成につきましては、機密...全文を見る
○中曽根国務大臣 大学におきましては、選抜方法も多様化しておりますし、また評価の尺度、そういうものの多元化等の取り組みも進めておりまして、入試業務がかなり負担になっているということも事実ではないか、そういうふうに思っております。  こういう状況の中で、大学の教員が教育研究の傍ら...全文を見る
○中曽根国務大臣 現行の制度におきましては、教員養成は大学で行うこと、そういうふうになっているわけでありますけれども、今委員からもお話ありましたように、広く社会一般から有能な人材を教員として確保すること、これも大変重要でございます。また、大学における教員養成になじみにくい分野もあ...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、幅広い経験を持って、そしてまたすぐれた知識とか技術を持つ社会人、こういう方を登用するということは、学校の教育内容を非常に多様化するという上でも意義があるもの、そういうふうに思っております。また、教員の意識改革とか、あるいは学校運営...全文を見る
○中曽根国務大臣 スポーツとか文化とか、あるいは芸能の分野等において、すぐれた実績、業績、成績等を上げられた方々、また、そういう方々の中で人格的にもすばらしい方は大勢いらっしゃるわけです。そういう方々に学校教育において活躍をしてもらうということは、児童生徒にとっても大変大きな刺激...全文を見る
○中曽根国務大臣 教員の適格性といいますか、そういうことについてのお尋ねでございます。  ほとんどの先生方はすばらしい先生であるわけですけれども、大変残念ながら、中には、子供と信頼関係を築くことができない、そういう適格性を欠く教師がおるということ、これは大きな課題でございます。...全文を見る
○中曽根国務大臣 教育の問題というのは本当に幅が広く、奥行きもあり、それから国民の皆さんお一人お一人が大変に心配もされておりますし、また、どなたもがいろいろな御意見を持っていると思います。日本の教育水準も上がりましたけれども、教育の現場等でさまざまな問題があるということから、国民...全文を見る
○中曽根国務大臣 高等学校における職業教育というのは、職業生活に必要な専門的な知識とか技術、技能の基礎、基本を身につけさせることによりまして日本の発展を担う人材を育成するということで、大変重要であり、意義のあることでございます。  また、実習を通じまして物づくりなどを行うことに...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員おっしゃいましたとおり、この条約は平成元年に開催されました第二十五回ユネスコ総会において採択されまして、ユネスコ憲章の規定に基づいて、平成二年十一月に国会に報告をしたところでございます。  この条約は、技術教育、それから職業教育の発展を目的とし、各国におい...全文を見る
○中曽根国務大臣 時代も大きく変化しておりまして、高校生や学生を取り巻く環境も変わってきております。また同時に、学生の方の立場にとりましても、いろいろな関心とか興味とかそういうものも変わってきていると思います。そういう多様な実態、社会の実態、また生徒の実態、そういうものに対応しな...全文を見る
○中曽根国務大臣 学校におきましては衛生看護、こういう学科があるわけでありますけれども、看護婦とかそれから准看護婦の育成を目的として、看護に関する教科を履修させているわけでございます。  今回新設されます「福祉」は、こちらの方は、高齢者や障害者等へのよりきめ細かな介護サービスに...全文を見る
○中曽根国務大臣 この「情報」及び「福祉」の教科の新設に当たりましては、またそれなりの経費が必要なわけであります。実験とか実習、あるいは施設設備、こういうものの整備に要する経費といたしましては、平成十二年度の予算案におきまして約百十四億円を計上しているところでございまして、今後と...全文を見る
○中曽根国務大臣 免許法認定講習におきまして、専修免許状取得のための科目を開設しております県の数は、平成十一年度で十一県市でございます。科目数は九十四科目ということでございまして、委員がおっしゃいますように、まだ多くはございません。今後、各都道府県教育委員会に対しまして、専修免許...全文を見る
03月15日第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第4号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 広島県での教育のいろいろな問題について委員が長年大変御苦労されてこられたことを私もいろいろと存じ上げておりまして、心から敬意を表する次第でございます。  国旗・国歌についてのお尋ねでございますけれども、昨年これが法制化をされまして成文法で明確にされた...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今、先生がおっしゃいました指導案につきましては、実際に学校の現場で校長先生などがおつくりになるものでございまして、それの作成につきましては、今申し上げました趣旨を十分に理解した上で作成をしていただき、またそれに基づいた指導をしていただきたい、そういうふ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 公立学校の職員が給与を受けながら職員団体のための活動を行うということは地方公務員法によりまして厳に禁止されているところでございます。また同時に、教育公務員特例法等におきましても、こちらの方は政治的な活動でございますけれども、それを行うことも禁止されてい...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほども申し上げましたけれども、地方公務員法に違反するようなことがあればこれは正しく指導し、また処分を行う必要があれば行っていかなければならないと思っておりまして、今後、私どもも教育委員会等を通じて十分にこういう点を調査していきたい、そういうふうに思っ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員から、外国との比較を挙げられて、日本の児童生徒のしつけの状況等についてのお話がありました。  道徳教育あるいはしつけというものは、人間の正しい生き方、あるいは社会でのルール等を教えるものでありまして、最も重要なものだ、そういうふうに思います。学校...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 悪いことをした児童生徒に対して、悪いことをしたんだということをしっかりと自覚させて、また反省をしてもらうように指導するということは大変大切なことでありますし、また、先ほど先生もおっしゃいましたけれども、しかる勇気というものも大事だとは思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 教育改革国民会議と中央教育審議会との関係についてのお尋ねでございましたけれども、国民会議については委員も御案内のとおり近々発足することになっております。ここでの議論は、詳しいことは私からまだ申し上げられるような状況ではないといいますか、これからテーマ等...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 第六次定数改善計画、これは平成五年度から十二年度までの八年間で行われているものでありますけれども、今御指摘の改善の総数等につきましては、改善増が三万四百人、それから自然減が七万八千六百人、差し引きマイナス四万八千二百人ということになります。
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほど申し上げましたように、この改善計画の完成に伴います人数は四万八千二百人減ということになります。  それで、今、委員がおっしゃいましたような、仮に三十人学級などを実現する場合の教員配置によります経費の増ということについて見ますと、増加学級数をもと...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今後の学級編制とかあるいは教職員配置のあり方などにつきましては、委員も御承知と思いますけれども、教職員配置の在り方等に関する調査研究協力者会議というところにおきまして、中教審の答申、中教審の提言内容を基本として今検討が行われているところでございます。そ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 学級編制の規模についての考え方でございますけれども、一般的には規模が小さい方が、児童一人一人の特性、そういうものに応じた授業がやりやすくなるということが考えられるわけでありますけれども、しかし、この規模とそれから教育の効果の関連については十分に明確には...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) まず、けさの新聞の報道でございますけれども、私もけさの新聞を見ました。  協力者会議の事務局に確認をいたしましたところ、報道にありましたような内容を含めてこの会議ではさまざまな意見が出た、そしていろいろな議論がなされているということではありますけれど...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) いろいろと御忠告いただきまして、ありがとうございます。  教育の問題は、委員もおっしゃいましたけれども、また総理も施政方針演説で述べておられますように、本当に今後の国の行方を左右すると言っても過言ではないくらい重要なものでありますし、そういうものを行...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) ダイオキシン法の制定に当たりましては、委員には大変なまた御尽力をいただきました。  今、国立大学における化学物質等の処理体制についての御質問でございますが、現在の状況についてまず申し上げますと、実験研究に伴いまして非常に多種多様な化学物質が取り扱われ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員も御承知のとおり、今申し上げましたのは国立大学・短期大学・高等専門学校、大学共同利用機関、あるいは国立の養護学校等も入っておりまして、このような廃液、化学物質を扱っていない、あるいはそういうような廃液が大量に出ない、そういうような文科系の学校等も含...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) そのとおりでございまして、さらに今後もそういうような処理の体制ができるように私ども指導していきたいと思っております。
○国務大臣(中曽根弘文君) 各大学等の廃棄物担当の教官というものがおられるようでございますけれども、担当が決まっているようでございますけれども、そういう教官等によりまして大学等廃棄物処理施設協議会が組織をされております。  この協議会では、大学等において教育や研究やまた医療等の...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 国立大学等におきまして、先ほど申し上げましたような廃棄物、廃液等が出るところにおきましては、化学系の教官を中心とする廃棄物処理委員会等の組織を設置して適正な処理に当たっている、そういうふうに私は認識をしております。  それから、国立大学の附属病院、研...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 学校給食におきましてポリカーボネート製の食器を使用している公立の小中学校の割合につきましては、平成十一年五月現在で三二・七%となっております。前年度の四〇・一%に比べまして七・四ポイント減少しております。  食器の安全性につきましては食品衛生法におい...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 職員会議におきましては、学校の教育のさまざまな課題についてのいろいろな対応策等が話し合われることもあろうかと思いますが、教師の間の意思の疎通あるいは共通理解の促進、また職員の方々間の意見交換、こういうものが活発に行われることはいいことだと思っております...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員御指摘のとおり、ILO勧告の第八十項におきまして、今御発言されたとおり、教員は、市民が一般に享受している市民としてのすべての権利を行使する自由を有し、また公職につく資格を有するものとするとなっておりまして、私もそのとおりだと思っております。
○国務大臣(中曽根弘文君) まず最初に、先ほどILOの勧告についての私の考えを述べました。ちょっと重複いたしますけれども、この勧告は加盟国の国内法を拘束するものではございませんが、この規定は、教員は国民としての権利が保障されていることを意味するものであり、我が国の法令と矛盾するも...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 大変申しわけありません。チェックシートの現物を私は見ておりませんので、それに対してお答えすることができません。
○国務大臣(中曽根弘文君) 学習指導要領にはもっといろいろなことも書いてあります。したがいまして、今のチェックシートは、学習指導要領に書いてあることがすべてそこに記されていることではないと思いますが、学習指導要領に基づいて教員としての務めを果たす上で校長が必要と思われたものの何点...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) まず、教育委員会のチェックシートということでの、教育委員会が校長にそういうようなものを配付しているということについては別段問題はないと思っておりますし、指導要領に記されていることをきちっとやるために校長がそういうようなものを使っても問題はない、そういう...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 「よくお話し合いをしていただきたい」という有馬前大臣の御発言、この前大臣がおっしゃったことの趣旨というのは、私の解釈によれば、これはその前の文があるわけでありますけれども、校長は学校運営の最終的な権限と責任を有するとの前提のもとで、国旗・国歌の指導につ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 学習指導要領に記されていることについて教員がどういう指導をするかということを校長が聞くということは、私はおかしなことではないと思っておるわけです。先生方の個人個人の思想、信条をお尋ねになっているわけじゃなくて、学習指導要領に記されていることを教員として...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 学習指導要領でこう指導すると書いてあることに反対をするということがあるとすれば、それは教員として適格ではないんじゃないかと思うんですけれども、いかがですか。
○国務大臣(中曽根弘文君) 学習指導要領というのは、委員も十分御承知のとおり、各学校の教育課程の基準としてのものでありまして、各学校におきましては、これはもう法規としての性質を有するものであるわけです。学習指導要領を基準として校長が教育課程を編成して、これに基づいて教員は教育指導...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 実態調査とおっしゃいますが、それは後で見せていただきたいと思いますが、今、委員の御説明から判断しておるわけでございますが、先ほど申し上げましたように、学習指導要領を基準として校長が教育課程を編成して、そしてそれに基づいて教員は教育指導を生徒に対して実施...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 平成十二年度予算案における文部省の定員におきましては、政府全体の定員削減計画に基づきまして、一般会計において十二名、特別会計において八百一名の削減を盛り込んでいるところでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 文部省におきましては従来から学校における教育用のコンピューターの整備を計画的に進めてきたところでございますけれども、平成十一年三月には、公立学校におけるコンピューターの一校当たり平均設置台数は全体で二十四・九台にまで整備が進んでいるところでございます。...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今、昨日の公聴会での公述人によるお話の御紹介がありました。コンピューターを導入することによって、単に情報等の入手とかあるいは送信とか、そういうもののためということだけじゃなくて、大きく子供たちの夢が広がっていくというお話でございました。  私も全くそ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 文化立国の顔というふうなお話でございますが、日本には長い伝統文化、それから地方芸能、また新しい現代文化等々いろいろあるわけでありまして、そういうものは世界に誇ることができるものであろうと思っております。  そういう意味におきまして、これらをさらに継承...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) もっともっと文化の振興あるいは保護等に力を入れていかなければならないと思いますし、そのためには今お話ありました予算面でも努力をしていきたいと思います。  また、貴重な御意見もいただきましたので、今後、その御意見も参考にしながらいろいろ対応をとっていき...全文を見る
03月16日第147回国会 参議院 国民福祉委員会 第11号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 私立学校に勤務をする教職員は、民間企業に勤務をする者と同様に労働関係法令の適用をひとしく受けるものでございます。  これらの労働者の定年につきましては、現在、高年齢者等の雇用の安定等に関する法律におきまして六十歳を下回ることができないとされるとともに...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 財政再計算につきましては、厚生年金におきまして、法案提出の二年ほど前から年金審議会の議論が始まり、それと並行してこの財政再計算の作業も進められる、そういうふうに承知をいたしております。  共済年金の場合には、厚生年金の改正案の内容が明らかになりました...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) この財政再計算は適正な掛金率を決めるために行っているわけでございますが、私学共済の場合には、この掛金率の改定につきまして全国の学校法人など加入者に周知徹底を図る必要があるわけでございまして、そういうところから法案を提出した年の翌年の四月を掛金率改定の時...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私学共済の場合には、御指摘のように国家公務員共済組合法のような財政再計算に法的な根拠というものは設けられておりません。この私学共済制度は、制度発足以来、保険者の責任において財政再計算を行い、必要な掛金率の設定を行ってきているところでございます。  こ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほども御答弁申し上げましたような事情で財政再計算の時期というものがおくれておるわけでございますけれども、できるだけ速やかに関係者にお示しするということは大変必要でもあり大事なことだ、そういうふうに思っておりますので、今後そういう情報公開の観点をよく踏...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私学共済制度の保険者は、特殊法人であります、委員からも今お話ございました日本私立学校振興・共済事業団でございます。  この事業団に対する文部大臣の監督、指導についてのお尋ねでございますが、これは、事業計画、予算の認可、また決算の承認及び検査等を通じま...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私学共済の年金財政の将来の見通しにつきましては、今回の改正案と掛金率の据え置きを前提といたしまして、四共済ともでございますけれども、将来加入者数の見込み方について三通りのケースを想定して行っております。  このうち、最も厳しい出生率の低下に伴う学齢人...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今、委員からお話がございましたように、我が国の私立学校の果たしている役割というのは、今数値を挙げてお話しいただきましたけれども、高等教育機関のうちの在学者数で申し上げますと約八割、高等学校では三割というような数を占めておりまして、日本の学校教育の発展に...全文を見る
03月16日第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第5号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 最近のインターネット等の発達というものが非常に著作物等の利用の形態を大きく広げてきておるわけでございますけれども、これに適切に対応できますように、今、著作権制度の整備を図っておるわけでございます。また、これが非常に重要である、そういうふうに認識をいたし...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 情報化が進展をいたしまして、他人の著作物を容易に利用できるような状況に現在なってきております。児童生徒がこういう著作権に関しまして理解を深めるということは大変に重要なことと思っておりまして、今、先生が手本を示してというお話がありましたけれども、学校教育...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 著作権の思想の普及また啓発のために、政府広報等そのほかのいろいろなメディアを通じましてこういう思想の普及、啓発活動を行っていくということは非常に大切なことだ、そういうふうに思っております。  昨年は、政府広報におきまして、著作権制度についてわかりやす...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員がおっしゃいますように、この著作権思想の普及というのは、先ほどから申し上げておりますけれども、大変重要な課題であると思っております。特に、我が国の将来を担う青少年に対しまして、この基本的な考え方をしっかりと教えていくということは学校教育の現場での大...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほど阿南委員の御質問にもお答えいたしましたけれども、先生方に対しまして講習会等を開催しているところでございますが、子供に教えるという意味では、これをお読みいただければ先生方十分御理解いただけるものでありますし、子供に教えるのはそんなに深いものまで教え...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 障害をお持ちの方々に対しましてはいろいろな面で配慮していかなければならないと思っておりますし、特に、お話がありましたような事故やあるいは災害時、こういうとき、そういう方々はほかの方々に比べまして大変御不安も多いんじゃないかと思っております。  そうい...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 昨日の御審議で扇議員からも文化予算についての御指摘がありまして、八百八億円ということでありますが、私もまだまだ十分ではない、そういうふうに思っております。  日本にはすばらしい文化がたくさんありますし、日本固有の文化があるわけで、その中の一つとして宝...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 障害者に対するいろいろな配慮が必要であるということは先ほどから申し上げているとおりでありますけれども、障害者の方々からの御要望もありまして、そのうち今残された主な課題といたしましては、一つは、録音図書の利用対象者を学習障害者や高齢者など視覚障害者以外に...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 全国の原子力関連施設の周辺にお住まいの障害者の方の数というのは、私どもはそういう形では把握いたしておりませんけれども、例えば、昨年事故の起きました東海村のあります茨城県では七千六百八十五人であるというふうに伺っております。そういうことでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) それぞれの原子力関連施設周辺の障害者の方の数は把握しておりませんけれども、各自治体におきましてそういう点は十分に把握をし、また対応をとれる体制をとっていただいているものと思っております。  昨年のジェー・シー・オーの事故におきましても、東海村におきま...全文を見る
03月17日第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第6号
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○国務大臣(中曽根弘文君) このたび、政府から提出いたしました国立学校設置法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、政令で定める国立大学の大学院における研究科以外の教育研究上の基本となる組織の設置、短期大学部の廃止及び学...全文を見る
03月17日第147回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 教育改革国民会議につきましては今、総理から詳しい御説明もあったところでございますけれども、これは国民各界各層の幅広い御意見を伺いまして、そして教育の問題を議論する、そのために設置がされるわけでございます。  この中央教育審議会につきましては、これは国...全文を見る
03月21日第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第7号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 去る三月十八日から昨日の二十日までの三日間、韓国教育部のお招きによりまして韓国のソウルを訪問してまいりました。これまで戦後、文部大臣が公式に韓国を訪問する機会がなかったわけで、私がいわば大臣としての訪問第一号となったわけでございます。  私自身は、大...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 国際競争とかそれから少子化が一層進む中で日本がさらに発展をしていく、そういうためには、やはり国際的な教育水準を確保して、そして学生に高い付加価値というものを身につけさせた上で卒業生として社会に送り出していくということが大変重要である、そういうふうに思っ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 大学というところは、自由な教育研究活動を行うと同時に、公共的な機関として大学の果たすべき社会的な使命、こういうものがあるわけでございまして、こういうものに照らしまして教育研究水準の不断の向上に努める必要があります。  大学につきましては、そういうこと...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 大学改革におきましては、大学の自律性の確保、それから責任ある運営体制を整備することが大切でございます。  また、多元的な評価システムを確立し、そして大学の個性化と教育研究の不断の改善を図っていくということも重要でございます。  大学の評価は、御指摘...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) この大学評価・学位授与機構におきます評価というものは、委員御承知のとおり、平成十年十月の大学審議会の答申に基づいて、大学改革の一環としてこの検討が進められてきたものでございます。これは各大学の教育研究活動の改善に役立てるためであり、また活性化のためであ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 各大学がこの大学評価・学位授与機構の評価を受けるかどうか、そういう判断はその設置者が行うものでございますけれども、この機構の発足後、当分の間は国立大学について対象分野また対象機関を絞って評価を実施しつつ、この機構の評価内容、また評価体制を整えることとし...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほども申し上げましたように、大学の果たす役割というのは大変大きいものがあります。そういう中におきましても、大学みずからがその自主性やあるいは個性を発揮して、そして国際的にも社会において大きく貢献できる学生を教育、養成していかなければならないわけであり...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今、委員が御指摘のように、我が国の大学教育へのGDPに対する公財政支出、この割合は他の先進諸国に比べて低い水準にございます。日本が〇・五%、アメリカが一・一%、イギリス〇・七%、フランス、ドイツがそれぞれ〇・九%ということでございまして、アメリカの約半...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今回の改正は、昨年五月の学校教育法の一部改正によりまして、当該大学の教育研究上の目的を達成するため有益かつ適切である場合には研究科以外の基本組織を設けることができる、そういうふうにされたことを受けまして、政令で定める国立大学の大学院に研究科にかえて教育...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) その他の大学についてのお尋ねでございますけれども、現時点におきましては、東京大学、九州大学以外の大学におきましてこういう計画が検討されているとは承知しておりませんけれども、各国立大学におきまして、教育研究上のいろいろな要請に応じて新たな組織形態が提案さ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 大学の行う自己評価、自己点検、これの一環として今委員お話しの学生による授業評価、これを実施する大学が年々増加しているところでございます。平成四年度で三十八大学でございましたけれども、平成十年度現在、国立八十四大学、公立二十三大学、私立二百二十七大学、合...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 大学評価・学位授与機構におきましては、今、委員お話しございましたように、平成十二年度で評価研究部に教員十四人を配置する予定でございます。  この教員は、大学評価に関する調査研究や具体の評価の実施の調整に携わるものでございまして、その業務を行うにふさわ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今、委員がお話しになられましたように、この評価結果というのは、それぞれの大学がみずからの教育研究の改善の充実に活用されるということが一つ、それからやはり教育研究活動の状況を国民にわかりやすく示すものであるということが必要でございます。  このため、評...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) この機構の行います評価というのは、それぞれの大学が置かれた環境とか条件とか、そういうものをまず踏まえまして、そして教育研究活動の状況をこの評価によって明らかにして、さらに大学の教育研究活動の改善充実に資するものになるように、そういうことで行うわけでござ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) この機構が行いました評価の結果というのは、その大学にフィードバックされるわけでございまして、またその大学がこの評価を自己の教育研究活動の改善のために役立てていくということが最も重要なわけでございます。  またさらに、この評価結果というのは社会に広く公...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 日本の大学が欧米の大学に比べて劣っているのではないかという御質問でございましたけれども、大学を評価するにはさまざまな観点があろうかと思います。そういうことから、単純な比較は難しいわけでございますけれども、確かに委員おっしゃいますとおり、日本の大学には改...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) お話しのとおり、国立大学の独立行政法人化につきましては今議論も行われ、また検討もされているところでございます。これにつきましては、昨年四月の閣議決定におきまして「大学の自主性を尊重しつつ、大学改革の一環として検討し、平成十五年までに結論を得る。」、そう...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほどからも申し上げておりますけれども、特に大学の改革におきましては、大学の自主性を確保するとか、あるいは責任ある運営体制を整備するとか、また多元的な評価システムを確立して、そして大学の個性化それから教育の研究の改善を行っていくことが必要であるわけでご...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 学術研究が後退することがないように、このような機構の評価を導入した後も、私どもとしては、環境の整備またよりよい研究体制を目指して、そういう意味での努力も引き続いて行っていきたいと思っております。
○国務大臣(中曽根弘文君) まず、この機構の大きな評価のやり方についての原則でありますけれども、基本的な考え方でございますけれども、大学みずからの自己評価といいますか、自己点検の結果、こういうものを参考にしながらということですから、まず学校の状況をよく把握するということが大前提で...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) まず、急速な高齢化が進んでおりますし、それから保健、医療を取り巻く環境も大きく変化をしておりまして、そういう中にあって看護婦等の医療技術者の方々の質的な向上を図るということは大変重要なことでございます。  看護婦の育成についてでございますが、平成四年...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 介護福祉関係の人材を養成するということは大変重要なことでございますし、また社会的な要請も今高まっているわけでございますが、これらの社会福祉士を養成する国立大学は、今、六大学において社会福祉士の国家試験を受けられるような指定科目を開講しておりまして、養成...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 各大学が行います自己点検、それから自己評価、これは各大学がそれぞれの大学みずからの教育研究水準の向上を図るために必要不可欠なものであるわけですが、同時にこれは大学評価の基本となるものであると思っております。  それで、大学評価・学位授与機構が行います...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほども申し上げましたけれども、この評価というのは、各大学がみずから行います自己点検・評価結果などの資料をまず活用しながら、その大学の設定した教育研究の目的とか目標に即して行うということ、これが非常に大切なことだと思っております。  そして、これも申...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員のお話にありましたように、これからは非常に社会が変化して、そして国際的な競争も増していくものと思われますし、また流動性というようなものも高まることと思います。また、グローバル化の時代にも入っていくわけでありまして、そういうような時代にあって、日本の...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 日本の大学がよりよい大学になるようにと。そのために、評価を行うことによって大学がみずから反省すべき点は反省し改善をしてもらう、あるいはこれによって高く評価された点等についてはさらにまたそれを伸ばしてもらう、いろいろな効果があろうと思います。  ただ、...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 各大学がこの大学評価・学位授与機構の評価を受けるか受けないかというのは、その設置者が判断するものでございますけれども、国立大学につきましては、国費で運営されているということにかんがみましてこの評価を行っていく、そしてその結果を国民に対して明らかにしてい...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) いつまでかという具体的な年限については現時点ではお答えできませんけれども、今後この機構が発足をいたしまして各大学の評価等の実績が上がってくると思うのですけれども、そういう評価体制等の確立の状況とか、あるいは私学関係者の方々の意向等もおありと思いますので...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 具体の評価を行う場合の基準についての御質問でございますけれども、教育の評価とそれから研究の評価、二つに分けられると思いますが、教育の評価につきましては、教育の目的、目標を効果的に達成するために適切な教育の内容、方法となっているかどうか。それから、この教...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員の選任につきましては、同一の委員が長期にわたって評価に携わることによりまして、評価が画一的なものになったり、あるいは結果として教育研究向上のためにならないとか弊害が心配もされるようでありますが、そういうことにならないように客観性、透明性、妥当性を確...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 独立行政法人というのは、この制度は、従来国が直接実施をしておりました事業などを、国から独立した法人格を有する組織に移管をした上でいろいろな規制を緩和し、そして運営面での裁量を認めながら国が法人の業績を厳正に評価をし、そして結果責任を明確にしよう、そうい...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員からお話ありましたように、たしか二〇〇九年でございますか、現在は大学進学率が五〇%弱、四九・八でございましたか、二〇〇九年にはいわゆる全入時代になると予測をされておるわけでありまして、大学自身におきましても、また私ども行政といたしましても、こういう...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今、委員からお話しありましたように、この教育の改革につきましてはさまざまな問題があるわけであります。今、教育改革国民会議のお話がありましたけれども、今まで行ってまいりました教育改革、そういうものも、成果をもう一回振り返り、またさらにこれらを検証する、そ...全文を見る
03月23日第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第8号
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○国務大臣(中曽根弘文君) まず、今局長から御答弁申し上げましたけれども、学生の到達度についてのお話もありました。重複いたしますけれども、その学校の目標、目的に沿った教育が行われているかどうか、その達成度を見るということは大変大事だと思います。確かに、評価を適正に行うということは...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 各国の事情に比べまして、確かに日本の高等教育に対する公財政支出というのは低いわけでございます。  大学教育の重要性というものを十分かんがみまして、財政事情厳しい中でありますけれども、予算の充実に十分努めていきたい、そういうふうに思っております。
○国務大臣(中曽根弘文君) ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処をしてまいりたいと存じます。
○国務大臣(中曽根弘文君) このたび、政府から提出いたしました教育職員免許法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  平成十五年から高等学校の教育課程に新設される教科「情報」及び「福祉」を担任する教員の養成確保を図るなど、高等学校等の...全文を見る
03月28日第147回国会 衆議院 本会議 第16号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 福島豊議員にお答えいたします。  家庭や地域の子供社会が少子化によって変化を受け、子供の育ちにも大きな影響を与えているのではないかとのお尋ねでございますけれども、御指摘のとおり、少子化は、子供の育ち方について、子供同士の切磋琢磨の機会が減少すること、...全文を見る
03月28日第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第9号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 昨日、教育改革国民会議の第一回会合が総理官邸で行われまして、私も出席をいたしました。  初回ということもありまして、出席委員全員から自己紹介と、それから教育改革に関しての委員それぞれのお考え、御意見の表明がありまして、大変に興味深く伺った次第でござい...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今、政府参考人から御答弁申し上げたとおりでありますけれども、企業の経営が悪化するなどによって失業された方々の中にも、非常に教育に熱心であり、あるいは専門的知識や技術を持っている方が大勢おられるわけでありまして、ぜひそういう方々のお力をおかりしたい、また...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今、委員からお話しありましたように、教員につきましては教育職員免許法によりまして「免許状を有する者でなければならない。」とされているわけでありますが、これは、教員が学校の教育活動の直接の担い手として子供の人格形成に大きな影響を与える、そういうことから、...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 昭和二十九年に校長及び教育長の免許制度を廃止したわけでございますが、この校長とか教育長の職というのは教員とまた異なりまして、先ほどもちょっと申し上げましたけれども、管理職的な色彩がある。元来行政職でもあるわけでありますから、免許制度を廃止しまして、これ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 九条の二でございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 今回の改正は、学校におきまして、児童生徒の実態とか地域の実情に応じた個性ある、また特色ある教育活動を展開するために、学校の運営上特に必要がある場合に、学校の管理運営についてその権限と責任を有する校長につきまして、その職責にかんがみて資格要件を緩和しよう...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほども総括政務次官からちょっと御答弁ありましたけれども、高校が統廃合されたりあるいは新設される、そういうときに特色ある学校づくりをされるということがあるわけでございまして、そういう場合に校長に就任してもらう人には、その特色に適したといいますか、例えば...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほど申し上げましたけれども、校長、教頭はある意味では行政職、管理職、マネジメントと申し上げまして、マネジメントがすべてというわけではありませんけれども、そういうような仕事も行うという意味で申し上げたんですけれども、理科とか国語とか算数とか、そういうも...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 「特に必要がある場合」というのは、これはもう任命権者がその権限と責任において判断をするわけでございますが、先ほど申し上げましたような特色ある学校づくりのときも一つの例ではないかと思います。また、そういう学校の校長に必要とされる能力とか経験、そういうもの...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 任命権者が判断するということでございますから、委員のお話で結構でございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 要はその人材によるのではないかと思います。任命権者が判断すると申し上げましたけれども、その判断をする際には、そういう持たない人を登用するということについては慎重に考えられると思いますし、また具体的な人選に当たりましても、校長としての適格性、リーダーシッ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 校長、教頭の仕事は非常に多岐にわたると思います。  理科とか国語とかの教科を教える教員がおるわけでありますけれども、全体の高い立場から学校運営を行うということや、あるいは朝礼とか学校の行事等に児童生徒に対してお話をするとか、教育者としての役割も私は大...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 高等学校における職業教育というのは、今お話ありました農業、工業、また商業あるいは水産、家庭、また看護、そういうような科目に関する学科を置く専門高校を中心に今行われておるわけでございまして、約九十六万人の生徒が学んでおります。これは全高等学校の生徒のうち...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 現在、教員の年齢構成につきましては、今、少子化のお話ございましたけれども、二十歳代の教員の数が非常に少のうございます。四十歳前後の教員が多くなっております。全体の中で二十代が一一・四%、三十代が三三・三%、四十代が三五・四%という比率になっておるわけで...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 平成十年に免許法を改正いたしました。このときは、当時の社会的な要請を踏まえまして、現場の課題に適切に対応できる力量ある教員を養成する観点から、学校教育活動の遂行に直接資する教職に関する科目、これを充実するなどの措置を講じたわけでございます。  教職に...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 活発な意見が出ることは結構なことだと思っております。
○国務大臣(中曽根弘文君) ここに議事録ありませんが、私が前回答弁申し上げたときは、学習指導要領でこう指導すると書いてあることに反対をするということがあるとすれば、それは教員として的確ではないのではないかと思うと。適格性の適格ではなくて、委員のおっしゃる適格とちょっと違う方の的確...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) もうちょっと正確に申し上げますけれども、背景から申し上げますが、やはり教員は地方公務員法等の関係法令とか上司の職務上の命令に従って教育指導を行わなければならない、これが大前提であります。そして、学校においては法規としての性格を有する学習指導要領、これを...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今私が御答弁申し上げたことで御理解いただきたいと思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) 三十人以下学級、民主党さんも法案を提出しておられますけれども、学級編制の規模については一般的に少人数の方が、その規模が小さい方が児童生徒一人一人の特性などに応じた指導ができるものと、そういうふうに考えられます。  これは私もそういうふうに思っておりま...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 現在の大学院におきましては、各教科に関する高度な教育研究のみならず、カウンセリングとかあるいは学校経営、また情報教育などの今日的な課題に対応する非常に高度で多様な教育研究が行われておりまして、現職の教員が御自分の課題意識等に応じまして大学院の修士過程に...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) どの程度までという御質問でございますけれども、できるだけ多くの教員にこの修士課程に進んでいただきたい、そういうふうには思っておりますけれども、当面は年間千人から二千人程度と推測をしております。  数字について今申し上げたようなことでございますけれども...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今私が申し上げましたような観点から申し上げれば、最終的には全員がこういうような修士課程に進んでいただければと思いますけれども、しかしこれには時間とまた費用もかかるわけでありまして、当面は二人に一人ぐらいがそういうような修士課程を学習してもらえればと、そ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 大学院を出ていなければいけないということではございません。学部を卒業して教員の資格を取るにも十分な勉強をしなければなりませんし、そして今立派な先生が大勢おられるわけでありますが、より専門的な能力といいますか、そういうものを身につけてもらって、さらに教員...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほどから申し上げておりますけれども、この制度は、教員みずからがさらに自己の課題意識といいますか、自己啓発意識といいますか、そういうものに基づいて大学院での勉強を行う、そういうことを可能にするものでございまして、そういう意味で、まず御本人にそういう意識...全文を見る
03月29日第147回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号
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○中曽根国務大臣 おはようございます。よろしくお願いいたします。  今お話がありましたように、昨年の東海村ジェー・シー・オーの臨界事故、またロケットの打ち上げの失敗、あるいは鉄道トンネルのコンクリートの剥離、また地下鉄における脱線事故等、事故災害が連続しております。日本の技術基...全文を見る
○中曽根国務大臣 お話のように、技術が社会に及ぼす影響というのは非常に高くなってきております。昨年の東海村の臨界事故にいたしましても、その背景には倫理というような問題もあるのではないかとも思っているところでございますが、技術者は、みずからの専門とする分野の実務の担当能力を持つこと...全文を見る
○中曽根国務大臣 技術士制度につきましては、今委員からもお話ありましたように、昭和三十二年にこの制度ができて法案が成立したわけで、四十年の歴史があるわけでありますが、お話のとおり、なかなか世間一般ではこの制度の存在さえ知られていない場合があるというような状況でございます。この間、...全文を見る
○中曽根国務大臣 こういう制度、法改正を行うわけでありますけれども、先ほどから委員からも御指摘ありますような日本の今の技術レベルといいますか、いろいろ信頼も低下をしている、物づくりに対する心配もまたあるわけでございます。今回、さらに技術士制度というものを充実させて、今後の日本の技...全文を見る
○中曽根国務大臣 斉藤総括政務次官みずからの技術士取得の経緯とか、会社におけるこれをお取りになった後のいろいろな面についてのお話がありました。私が伺いましたところでは、斉藤総括政務次官は月の表面におけるエネルギー関係の施設の建設の設計の仕事をされておられたということもちょっと伺っ...全文を見る
○中曽根国務大臣 職業倫理を向上させるということは非常に大切なことであると思います。原子力関係施設の事故を初めとする昨年来のいろいろな事故等も、やはりモラルの問題も大きくその背景にあると思いますし、また、こういうことをいろいろ議論していきますと、教育の問題にも行き当たるのではない...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず、外国の技術者資格の要件でございますけれども、これは国ごとに異なるわけでございます。例えばAPECの諸国のうちで、現状におきましてはオーストラリアそれからカナダなど七つの国・地域、地域というのは香港があるのですけれども、そういう国の資格が、実務経験の期間とか...全文を見る
○中曽根国務大臣 いろいろ委員からこの改正につきまして貴重な御意見をいただいて、本当にありがたく思っております。  最後の御質問でございますので、全般的なことを申し上げたいと思いますが、この制度の普及それから拡充発展にこれを契機にぜひ努めていきたいと思いますし、私が感じましたこ...全文を見る
○中曽根国務大臣 ジェー・シー・オーの事故に関連して申し上げれば、事故調査委員会から昨年の十二月二十四日に報告書が出ているわけでありますけれども、その中でも、原子力産業においては、技術者各人の自覚、倫理の確立が最終的に重要である、そういうことが記述されております。そのためには、倫...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員から御紹介ございましたけれども、まず、公衆の安全を守るということは、これはもう大前提でございますので、そういうことに反するような事態が発生するおそれがあるときには、従業員なり技術者なりは最善の対応をとらなければならないのは当然であります。  そういう中の...全文を見る
○中曽根国務大臣 再生可能エネルギーにつきまして、いろいろお話ございました。  これは、資源の制約が少ないこととかあるいは二酸化炭素を排出しないということで、環境にも非常にいいわけでありますから、ぜひ、エネルギーの安定供給の確保とかあるいは地球環境対策からも進めていかなければな...全文を見る
○中曽根国務大臣 おっしゃいますように、基礎研究というのは大変重要だと思っておりますし、国としてもこの充実に努めているところでございますが、今後とも日本の科学技術の発展のために努力をしていきたいと思います。
○中曽根国務大臣 今委員御指摘のような事故が続いたということは大変に残念なことでありますし、また、私どもも厳しく受けとめております。  現在、調査、原因究明等が行われておるわけでございますけれども、まず徹底的な原因究明を行って、再発防止に努めなければならないわけでございます。 ...全文を見る
○中曽根国務大臣 技術者は、その持つ専門的な能力とか経験とかそういうものをフルに活用して産業の発展に貢献をしていただくということが大きな役割でもあるわけでございますけれども、同時に、企業活動等を行う中において、社会や公益に対する責務というものも十分に認識をしていただいて、そういう...全文を見る
○中曽根国務大臣 技術士法の一部を改正する法律案につきまして、慎重御審議の上、御可決をいただき、まことにありがとうございました。  また、ただいま御決議いただきました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重し、政府として努力してまいる所存でございます。  ありがとうござい...全文を見る
03月29日第147回国会 衆議院 文教委員会 第9号
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○中曽根国務大臣 このたび政府から提出いたしました教育公務員特例法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及びその内容の概要を御説明申し上げます。  今回御審議をお願いする教育公務員特例法等の一部を改正する法律案は、教員の専修免許状の取得を促進し、その資質の向上を図るため...全文を見る
03月29日第147回国会 参議院 本会議 第10号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 木俣佳丈議員の御質問にお答えいたします。  私に対しましては四問ほどございました。  まず最初は、大学と社会のかかわり方についてのお尋ねでございますけれども、大学の役割につきましては、かねてより、教育とそれから研究のみならず、社会的貢献が指摘されて...全文を見る
03月31日第147回国会 衆議院 文教委員会 第10号
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○中曽根国務大臣 文部省におきましては、この有珠山の火山活動に伴いまして、三月二十九日十七時三十分、省内に文部省災害応急対策本部を設置いたしました。児童生徒等の安全確保を第一として、まず関係機関との情報連絡体制の確立、それから、これはもしものことでございますけれども、火山噴火時に...全文を見る
○中曽根国務大臣 お話のように、三月の十八日から二十日まで、私は、韓国の教育部のお招きによりましてソウルを訪問いたしました。  韓国は日本に一番近いお隣の国でありますが、残念ながら、戦後、今まで教育担当大臣同士の交流、会談は、公式的なものが行われておりませんでした。私は、就任直...全文を見る
○中曽根国務大臣 現在、大学院におきましては、教育学とかそれから教育心理学、また教科教育学、あるいは文学、理学等々さまざまな専門の領域において非常に高度な研究が行われているわけでございますけれども、この大学院修学休業制度によりまして期待される効果の具体例といたしましては、例えば一...全文を見る
○中曽根国務大臣 教員が社会の構成員として、その視野を広げて、非常に幅の広い、人間性豊かな人であるということは大変大事なことであります。  そういう意味で、私よく申し上げるのですけれども、先生というのは、小学校に入学してから大学を卒業するまで十六年間学校で勉強して、教員の資格を...全文を見る
○中曽根国務大臣 教員の方々が日常的に解決していかなければならない課題といいますか、仕事は、仕事といいますか、それは質の高い授業を行うということ、それから円滑な学校運営、学級運営、こういうものを行う、そういういわば従来からのものに加えまして、最近は、時代の変化等により、また新しい...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど申し上げました、現在各都道府県の教育委員会等で実施されております、職務命令によります現職教員の大学院への派遣につきましては、全国で毎年新たに約千人が派遣されているところでございます。  こちらの制度につきましては、まだこれからで未知数ではございますけれど...全文を見る
○中曽根国務大臣 御指摘のとおり、この制度は、現在の制度とまた違いまして、みずからの意思でさらなる学習をしたい、そういう意欲のある教員が申し出をし、またこれが適用されるわけであります。  私は教員でありませんので、実際の先生方の現場での日常のいろいろな問題とか、御苦労とか、ある...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどから申し上げておりますように、私どもとしては、できるだけ多くの教員の方にこの制度を活用して、そして、みずからの課題、意識等に基づいて、大学院での課程で修学をし、専修免許状を取得していただきたいと考えているところであります。  そのためには、公平性というも...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員御指摘のとおり、中教審の答申、また人事院の勧告におきましてもお話のようなことが記されております。教員も公務員の一職種であるわけでございますが、教員を対象としたこの研修休業制度を検討するに際しましては、公務員制度全体の中で整合性を持って検討される必要があるわけ...全文を見る
○中曽根国務大臣 大学院におきましては、教育学とか教育心理学、また教科教育学とか、理学あるいは文学等々のいろいろな専門領域において高度な研究が行われているわけでございますが、こういう専門分野などに応じまして、専門的、体系的に研究することが可能であるわけであります。  これまで各...全文を見る
○中曽根国務大臣 この制度は、先ほどからお話ありますように、意欲のある教員の方々が大学院で勉強し、またそういう専修免許を取得するというものでありまして、どれぐらいの人数の方が希望されるか、現時点ではなかなか予測することは難しゅうございますが、千人以上二千人ぐらいまでの方が当初希望...全文を見る
○中曽根国務大臣 育児休業につきましては、休業期間中の共済掛金、これの免除とか、また育児休業手当金の給付等の措置がなされているわけでございます。この共済掛金の免除につきましては、その期間中の掛金免除を行うことによりまして、育児休業を取得しやすい環境を整えて、そしてこれは少子化対策...全文を見る
○中曽根国務大臣 退職手当は勤続報償的な性格があるわけでございますけれども、そういう性格にかんがみまして、在職中に現実に職務をとることを要しない期間があった場合には、その期間の二分の一の期間を在職年数から除算することが原則となっているわけでございます。  このため、今回のこの大...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどから申し上げておりますように、教員の方々には大学院等で、より高度なといいますか、あるいは先進的なと申しますか、そういうような学問を習得していただいて、また教員としての活動に大いに役立てていただく、あるいは人格的な、さらに幅の広い、視野の広い方になっていただ...全文を見る
○中曽根国務大臣 教員の自主的な、また主体的な研修というものは非常に大切でございます。そういうところから、文部省といたしましてもこれらを奨励し、また支援をしておるわけでございます。さらにまた、研修の内容を充実していくということも大変重要であると考えております。  教員の職務研修...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員がおっしゃいますように、今後、外国籍の子供さんの数も増大していくのではないかと思います。日本の学校で学ぶ外国人の子供、児童生徒は、いわば異文化の中での生活というものを強いられているといいますか、行っているわけでありまして、日本語の指導はもちろんのこと、日本の...全文を見る
○中曽根国務大臣 この制度は、先ほども申し上げましたように、新たな、教員の方々の自己研修の選択の幅を広げるという意味もあるわけでございます。  委員がお話しの長期的な研修でございますけれども、また、先ほどからもお話ありましたけれども、ボランティア活動などへの参加につきましても、...全文を見る
04月13日第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第10号
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○国務大臣(中曽根弘文君) このたび、森内閣の発足に当たり、文部大臣及び科学技術庁長官を拝命いたしました。  引き続いて職に当たることとなり、大変な責任の重さを痛感しているところでございます。改めて、委員長初め委員各位の御指導、御協力を心よりお願い申し上げます。  技術士法の...全文を見る
04月14日第147回国会 衆議院 文教委員会 第11号
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○中曽根国務大臣 このたびの森新内閣の発足に当たりまして、引き続き、文部大臣、科学技術庁長官を拝命いたしました。改めて責任の重さに身の引き締まる思いでございます。  我が国が、二十一世紀に向けて心の豊かな美しい国家を実現するためには、教育、学術、文化、スポーツの振興が極めて重要...全文を見る
04月18日第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第11号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 今お話しございましたように、四月一日、二日、東京におきましてG8のいわゆる教育大臣会合を開催いたしました。これは、昨年のケルン・サミットで教育の問題が初めて議題として取り上げられまして、それのフォローアップとして開かれたものでございますけれども、G8の...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 御承知のとおり、各国とも教育の問題はそれぞれの国におきまして大変重要課題の一つとして位置づけられております。日本におきましては、御案内のとおり、森現総理におきましても教育改革に全力で取り組むということで、教育改革国民会議が今議論しているところでございま...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) こういういじめとか不登校、欠席あるいは非行、学力低下等は各国とも共通の課題であります。ただ、程度の差とか実情はそれぞれまたお国によって違うわけでありますが、子供たちを取り巻くさまざまな問題を多く抱えていて、そしてまたそれらも大きく変化しているということ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 教育の問題を議論する場といたしましては、現在、OECDとかユネスコとかあるいはAPECとかさまざまな場があるわけでありまして、こういう場を活用していくということが大きな柱であると思います。  今回のようなG8の教育大臣会合、こういうものを今後も開催す...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 科学技術創造立国、そういう国の実現を目指すということで我が国は今努力しているわけでありますが、そのためには技術基盤を強化することと、それからもう一つは技術革新による産業の国際競争力を強化するということが大切であると思います。  そして、そのためには、...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) きょうは技術士制度の御議論をいただいていますが、お隣の斉藤総括政務次官は多分国会でもただ一人か二人の技術士だろうと思います。また、科学技術庁におきましても本庁では唯一の技術士で、あとは航空宇宙技術研究所に一人いるだけというような状況でありまして、この改...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) APECの技術者資格相互承認プロジェクトにつきましては、我が国のほか七つの国・地域、例えば韓国、マレーシア、ニュージーランド、タイ、オーストラリア、カナダそして香港と、全部で八カ国・地域というんでしょうか、が積極的に今取り組んでおるところでございまして...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほども申し上げましたけれども、この技術士の制度の社会的認識を高めるということは大変重要なことであると思っております。  技術士は、職業倫理を有するということが重要なポイントでありますし、また、継続した教育によりまして、最新の技術や知見を備えて高等の...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 昨年の秋には東海村でウラン加工施設の臨界事故がございました。また、文部、科学技術の関係ではロケットの打ち上げ失敗も連続してございまして、これらは原因を今究明中でありますし、またそれぞれ原因も異なるものであると思いますけれども、日本の科学技術の基盤の信頼...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 技術士という制度がありながらなかなか活用をされていなかったということが確かにあろうかと思います。  そういうところから今回、各国間で相互承認といいますか、国際的な整合性を確保して、お互いに技術士の資格というものをきちっと認定しながら国際間の技術交流あ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私も、結論から先に申し上げますと、レベルダウンにはならないと思います。  今回の法律改正は、国際的に通用する技術士の資格にするということ、また、海外において日本の技術者がそういう技術士という資格を持って活躍することによって、海外からもその人の能力とい...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員御指摘のとおり、我が国におきましては、技術士の数も少のうございますし、それから社会的な認知も進んでいないというのが現状であります。一部の部門を除きまして、先ほどお話ありました建設関係の部門などが活発に活用されている部門ではないかと思いますが、この技...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今回の改正は、国際的な相互承認に備えた規定を整備して、そして技術士が海外でもどんどん活躍できるようにしようということが一つであります。そのためにこの試験制度の改善を行うこととしているわけでございますが、これによりまして多くの学生たちがこの技術士を目指す...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今申し上げましたけれども、この技術士というのは、例えば医師とかそういう名称は、まさに医師の国家試験を受けて医療を行うということで、限定された分野での業務独占資格であると思うんですけれども、技術士は非常に広範な技術の分野で設計とか計画とか研究とか指導とか...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 科学技術庁として今後、この技術士制度、また技術士の活用を積極的に行っていきたいとまず思っております。そして、今までも科学技術庁関係では、技術士が、原子炉等規制法における指定検査機関などの溶接検査員や廃棄確認員となる道を開いているところでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 技術士の呼称につきましては、法律上要求されているものではありませんけれども、これは国際的にわかるものであることが当然好ましいわけであります。そして、今国際的な相互承認の具体化の検討を行っているわけでありますし、海外でのこの技術士資格の認知とか周知を増進...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 技術士というのは、業務の性質上、企業などの技術上あるいは経営上の秘密を容易に知り得る立場にもあります。例えばコンサルタント等の技術士などの場合はその典型的な例だと思いますけれども、そういうことから、技術士法の第四十五条で、正当の理由がなくその業務に関し...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) このたび、政府から提出いたしました教育公務員特例法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及びその内容の概要を御説明申し上げます。  今回御審議をお願いする教育公務員特例法等の一部を改正する法律案は、教員の専修免許状の取得を促進し、その資質の向...全文を見る
04月19日第147回国会 衆議院 文教委員会 第12号
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○中曽根国務大臣 委員から、私の平成十年三月二十四日参議院予算委員会における質問についての御発言がございました。確かにそのとおり発言をいたしております。また、そこでの、今委員が御紹介いただきましたような認識を持っておりまして、今もそういう認識を持っております。  教育改革国民会...全文を見る
○中曽根国務大臣 歴史、伝統、文化についての御質問でございますけれども、一人の人間として、国民として、成長し、また生活を行っていく上におきましては、自分の国の生い立ちや歴史や伝統や文化というものをまず十分に認識するということがやはり基本ではないかと私は思っております。そういう中に...全文を見る
○中曽根国務大臣 教育基本法につきましては、教育改革国民会議等の場で議論が行われることになると思います。今、改正の論点としてというお話でありますが、森総理が所信表明演説においてもお述べになりましたとおり、やはり思いやりの心とか奉仕の精神とか、また先ほどからお話にあります伝統、文化...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員がおっしゃいましたような、人間の力を超えたものに対する畏敬の念を深めるというようなお話がありましたけれども、そういうもの、あるいは人生における宗教の持つ意義のようなものを理解させて、人間としてのあり方とか生き方、そういうものを考えさせるということは、私は非...全文を見る
○中曽根国務大臣 学校教育における情報教育の充実というのは非常に重要なものでありまして、文部省といたしましても、積極的にこの整備に取り組んでいるところでありますし、また、委員御案内のとおり、ミレニアムプロジェクトということで、今もお話ありましたけれども、来年度中にはすべての学校に...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員御質問の件は、平成十一年十月の、熊本県で行われました柔道の大会において発生した事故のことであると思います。  この選手は、公立中学校に採用されている地方公務員であります。ですから、労災法の適用は受けずに、公務災害補償制度の対象となるわけであります。そして、...全文を見る
○中曽根国務大臣 小島委員が長い間PTAの役員さん等の活動を通じて教育の問題に熱心に取り組まれてこられたことに、本当に心から敬意を表します。  教育の問題は、国民どなたもが心配をされている問題だと思いますし、また、私よく申し上げるのですが、幅も広く奥行きもあり、一日で解決できる...全文を見る
○中曽根国務大臣 教育の問題を考える中で、また教育改革を進めていく中で、学校制度についても常に考えて、必要とあらば見直しをしていくということは私は大切なことだと思っております。  現行の六・三・三・四制を基本とする今の学校制度というものは、私は、日本の教育の普及発展、そういうも...全文を見る
○中曽根国務大臣 学生につきましても、また子供につきましても、消費者としての正しい認識、また知識、態度、そういうものを身につけるということは非常に重要な課題であると思っております。  このため、従来から、小学校、中学校、高等学校を通じまして、社会科とか家庭科などの時間におきまし...全文を見る
○中曽根国務大臣 御指摘のとおり、小学校三年までの時期というのは、私は、大変重要な時期だ、そういうふうに思っております。学校教育の初期段階として、学習のみならず、生活の基礎的な能力とか態度の育成を図るのはこの時期だと思っております。  そういうところから、実は教員の長期社会体験...全文を見る
○中曽根国務大臣 今週の月曜日、十七日でしたか、日帰りで、有珠山の噴火に伴う地域の現状について、私自身この目で見て、そしてそれによって特に学校教育の面での対応に役立てたいということから、行ってまいりました。  噴火に伴う教育面につきましては、北海道の教育委員会、地元の市町村、ま...全文を見る
○中曽根国務大臣 幼児期における教育というものは、将来にわたる人間形成の基礎を培う重要な役割を果たしていると私は思っております。また同時に、小学校段階以降の生活とか学習の基盤の育成にもつながるわけでありまして、この時期に、道徳性とかあるいは生活習慣とかまた創造的な思考方法とか、そ...全文を見る
○中曽根国務大臣 お話がありましたように、四月十七日の中央教育審議会の報告におきまして、各般の施策を体系的に盛り込んだ幼児教育振興プログラムの策定、それから推進についての御提言をいただいたところでございます。  文部省といたしましては、これまで、厚生省と連携を図りながら多様化す...全文を見る
○中曽根国務大臣 国旗・国歌についてのお尋ねでございます。  実施率につきましては後ほど総括政務次官から答えさせていただきたいと思いますが、学校における国旗・国歌の取り扱いにつきましては、今委員のお話にありましたように、従来から、学習指導要領にのっとった適切な指導が行われるよう...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず、校長の職責でございますけれども、学習指導要領に基づいて、国旗掲揚、国歌斉唱に関しては、卒業式、入学式においてこれを実施しなければならない、そういうふうになっておるわけであります。  今委員おっしゃいました校長会の申し合わせにつきましては、現在、東京都教育...全文を見る
○中曽根国務大臣 学校現場での国旗・国歌の取り扱いに対する処置等につきましては、教育委員会の裁量でございます。私どもは、まず調査をいたしまして実態を把握したい、そういうふうに思っております。
○中曽根国務大臣 学校の入学式また卒業式における国旗掲揚につきましては、一般的に、式場において出席者等の目に十分見えるところに、社会通念上、違和感がなく掲揚されていることが通常の方法であると考えておるわけであります。  学習指導要領におきましては、具体的な方法は明示はしてはござ...全文を見る
○中曽根国務大臣 教員は教育公務員でございます。そういう身分を有する以上は、本人の思想、信条とかそういうものにかかわらず、学習指導要領あるいは職務上の校長の命令に従って教育、指導を行う職務上の責務を有するわけであります。したがいまして、国旗掲揚を実施した校長に対して教員が抗議を行...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員おっしゃる学校におきまして、国立市立第二小学校ですか、児童がそのような、校長に対して抗議をし謝罪を求めているということ、東京都教育委員会から報告を受けておりますが、大変に驚くべきことだと思っております。児童が自発的にそのような行動をみずからとるものかどうか、...全文を見る
○中曽根国務大臣 新聞記事を私は詳しくは見ておりませんが、委員の御説明を伺いまして、教員が児童を通じてそのようなことをさせたとすれば、これは大変に大きな問題であります。  先ほど申し上げましたように、同時に、校長の指示に従わない、そういうような職務上の命令に違反するような指導が...全文を見る
○中曽根国務大臣 教員が抗議のビラを保護者に配付するとともに校内に張り出したということでございますが、これは、東京都教育委員会から報告を受けております。  一般論で言えば、公立学校の教員が勤務時間中にかかる行為を行うことは、地方公務員法第三十五条に規定する職務専念義務に違反いた...全文を見る
○中曽根国務大臣 校長が法令に基づいて決定した学校行事の方針に反対をして、そして圧力をかけるということは、PTAにあるまじき行為だと私は思います。極めて遺憾であります。先ほど委員からおしかりございましたけれども、事務当局を督励いたしまして、さらに調査をした上で、適切な指導を行って...全文を見る
○中曽根国務大臣 お話ありましたように、昨年来、特に私の所管する原子力関係また宇宙開発関係において事故が起き、国民の皆さんの日本の技術に対する信頼を失墜したということは大変残念でもありますし、また大変申しわけなくも思っております。  我が国が活力ある国家として発展していくために...全文を見る
○中曽根国務大臣 時代がどんどん大きく変わっておりますし、そういう社会経済の変化に大学も適切に対応していかなければならない、そういうふうに思います。また同時に、大学の使命でもあります教育水準の向上やあるいは研究水準の向上、そしてすぐれた人材の養成、また独創的な学術研究を行う、役割...全文を見る
○中曽根国務大臣 大学の研究者の流動性などを高めまして相互に刺激を与え合う、開放的でまた競争的な環境をつくり出すということは大変重要であると思っております。  文部省では、外国の動向も勘案をしながら、既に平成九年に大学教員等の任期制を導入するなど、研究者の流動性を高めるための施...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員おっしゃいますように、大学における機能というのはたくさんあるわけでありまして、そういう意味では、それぞれの方が御自分の専門分野に没頭して思い切った仕事ができるということは大変重要ではないか、そういうふうに思っております。  特に今後は、学校経営の形態もさま...全文を見る
○中曽根国務大臣 文化を守るとおっしゃいました。文化を守り、文化を振興するということは非常に重要なことでありまして、そのためには文化財の保護が大事でもあります。また、現実にその建物を所有している人のいろいろなお考え方、また利用している人の利便性、安全性等も考えなければならないと思...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど冒頭申し上げましたけれども、まず基本的な考え方は、文化財の保護というものは非常に重要であるということです。そして、委員がお話しの案件等につきましては、やはりまず法律の趣旨を尊重し、それから所有者の意見等、また地域住民の皆さん方の御意見を十分に勘案しながら判...全文を見る
○中曽根国務大臣 松沢委員の御質問にお答えする前に、小渕前総理があのような御病気で入院されたということを本当に残念に思います。特に教育を担当する大臣として、前総理は、教育の問題に本当に先頭に立って努力をしておられました。また、私にとりましては地元の先輩の政治家でいらっしゃるわけで...全文を見る
○中曽根国務大臣 私に対しまして、首相官邸から小渕前総理のあのような事態についての連絡はございませんでした。
○中曽根国務大臣 ニュースで知ると同時に、秘書官からも、秘書官といいますか、その旨の話が、私は部屋に滞在しておりましたので、もう夜遅くなりかけておりましたので、話が入りました。  翌日は国際会議を予定しておりまして、いかがしたものかと秘書官と対応を練ったところでございますが、私...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず、臨時代理の指定に当たりましては、法律上、閣議の開催というのは求められてはいないと思います。青木官房長官は、あらかじめ小渕当時総理の指定を受けて臨時代理になられたものと私は承知をしております。したがいまして、青木官房長官が臨時代理に指定されるに当たりまして、...全文を見る
○中曽根国務大臣 今回の小渕前総理の御病気のことについて申し上げれば、一般的には、総理の動向を初め、このような事態の場合には病状等をできるだけ正確に国民の皆さんにお知らせすべきと思いますが、今回の病気の状況につきましては、私自身素人ですから医療のことはわかりませんけれども、青木官...全文を見る
○中曽根国務大臣 確かに、この教育改革国民会議は、第八条の中教審のような、あるいは前回の臨教審のような審議会ではございません。総理の私的な懇談会でございます。  小渕前総理から森総理にかわられました。私的な懇談会ではありますが、森総理も教育の重要性については同様に認識をされてお...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず、委員についてのお話がございました。ちょっと考えを述べさせていただきたいと思います。  確かに、おっしゃるとおり、今回の教育改革国民会議の委員二十六名の中には、中央教育審議会の委員が四名いらっしゃいます。九名というふうに松沢委員おっしゃいましたが、残りの五...全文を見る
○中曽根国務大臣 教育改革国民会議と中教審との関係でありますけれども、中教審は審議会でありまして、委員が御説明くださいましたように、臨教審の答申の大きな流れの中で具体的な教育改革を進めてきたものであります。  今回、教育改革国民会議においてこれから議論が進む中で、さらに具体化に...全文を見る
○中曽根国務大臣 前回の、というのは二回目でございますが、その会議の状況をちょっと御説明申し上げますと、江崎座長から今後の会議の運営ということで委員の皆さんに御相談がございました。各委員同士での意見の交換をできるだけ密にやりましょう、大勢でということじゃなくてと。そういうことで、...全文を見る
○中曽根国務大臣 教育改革国民会議でどういうようなことを議論されるかということにつきましては、先ほど申し上げましたように、まだ、細かい議題については、御審議の方向については決定していないわけであります。  前から申し上げておりますように、この会議は、やはり教育の根本にさかのぼっ...全文を見る
○中曽根国務大臣 今の御質問にお答えする前に、第一回の教育改革国民会議での委員の御発言について委員から御発言がありました。  あのときは、座長から各委員に、基本法についてのお考えはいかがですかという質問だったわけじゃなくて、御自由に御意見をということで、短い時間の中で、委員の皆...全文を見る
○中曽根国務大臣 教育問題につきましては、戦後五十年以上たちまして、日本の教育水準も世界のトップレベルになりましたし、また、そういうことから経済的にも発展し、また平和で、ある意味では豊かな生活の時代になったわけであります。しかし、さまざまな教育現場あるいは社会においていろいろな問...全文を見る
○中曽根国務大臣 私もたびたびこの委員会で答弁をいたしておりますけれども、また、ただいまも委員の御質問にお答えいたしましたように、さまざまな問題が発生しております。いじめとか、いわゆる学級崩壊とか、暴力行為とか、あるいは学校の制度について、あるいは大学改革について、学術研究につい...全文を見る
○中曽根国務大臣 教育基本法は、憲法の精神にのっとり定められた教育に関する基本法ではありますけれども、法形式といたしましては、通常の法律と変わるものではございません。したがいまして、法律論といたしましては、憲法の見直しと必ずしも一体として考える必要はないと思っております。  憲...全文を見る
○中曽根国務大臣 教育改革国民会議は、委員も御承知のとおり、現在この森内閣も最重要課題といたしております教育改革を進めるために、幅広く国民の皆さんの御意見を伺おう、そして御議論をいただこうということで設置されたものでございます。  確かに、臨時教育審議会のときには、教育基本法に...全文を見る
○中曽根国務大臣 懇談会また審議会についての委員の御発言がありましたけれども、確認のため申し上げますが、いわゆる私的懇談会は、この国民会議がそうでございますが、大臣等が、当面する問題について関係各界から有識者の参集を求めて、その意見を聴取するために開催するものでございます。このよ...全文を見る
○中曽根国務大臣 昭和二十二年に制定されました教育基本法、これの果たしてきた役割は確かに大きいと私は思います。さっきもちょっと申し上げましたけれども、日本の教育水準も世界のトップレベルにもなりました。しかし、五十有余年、制定からたって、時代も大きく変わってきているわけであります。...全文を見る
○中曽根国務大臣 産業遺産について委員からいろいろな御意見をいただきました。  今、全国の産業遺産も時代がたちまして消滅の危機にさらされているものも多いわけでありまして、保存とか活用につきまして、私ども文部省また文化庁といたしましても、これについて、何とかこれらが保存できるよう...全文を見る
○中曽根国務大臣 森内閣総理大臣は所信表明演説の中で、今委員がおっしゃいましたように、思いやりの心や奉仕の精神、日本の文化、伝統の尊重など、日本人として持つべき豊かな心や倫理観、道徳心をはぐくむという観点からは必ずしも十分ではなかった、そういうふうに述べておられます。  こうし...全文を見る
○中曽根国務大臣 「立派な人間」とはどんなものかというお尋ねですが、いろいろなものがあろうかと思います。豊かな創造性を持って、また心豊かにたくましく生きていく子供、あるいは、日本人としての自覚を持ち、また国際感覚にすぐれて、そして自立をしていける人間、また他人からも尊敬されるよう...全文を見る
○中曽根国務大臣 総理は、所信表明演説の中で、今委員がおっしゃいましたように、ことし夏ごろを目途に中間報告を提出いただきたい、そういうようなことを述べられております。  この教育改革国民会議は先月に発足したばかりでありまして、まだ本格的な審議に入っておりませんけれども、委員も御...全文を見る
○中曽根国務大臣 今後の学級編制とか、それから教職員配置のあり方につきましては、委員も御承知のとおり、教職員配置の在り方等に関する調査研究協力者会議、ここにおいて今検討を進めているところでございます。  検討に際しましては、平成十年九月の中央教育審議会答申の提言内容を基本といた...全文を見る
○中曽根国務大臣 このたび、政府から提出いたしました独立行政法人教員研修センター法案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、教員研修等を行うことを業務とする独立行政法人教員研修センターを設立しようとするものであります。  その内容の概要は、...全文を見る
04月19日第147回国会 参議院 本会議 第18号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 円より子議員にお答えをいたします。  消費者教育についてのお尋ねでありますが、消費者として正しい態度や知識を身につけることは、学校教育における重要な課題でございます。  このため、従来から、小中高等学校を通じ、社会科や家庭科などにおいて児童生徒の発...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 堂本議員にお答えをいたします。  高齢者や障害者に対する思いやりの心の教育、心のバリアフリー教育についてのお尋ねでございますけれども、社会の高齢化やバリアフリー化が進み、高齢者や障害者の活動の範囲が拡大している中で、福祉についての正しい理解を深め、思...全文を見る
04月20日第147回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第1号
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○中曽根国務大臣 平成八年度文部省所管一般会計及び国立学校特別会計の決算の概要を御説明申し上げます。  まず、文部省主管一般会計の歳入につきましては、歳入予算額二十八億七千九百八十七万円余に対しまして、収納済み歳入額は三十七億一千三百二万円余であり、差し引き八億三千三百十四万円...全文を見る
○中曽根国務大臣 平成八年度及び平成九年度予算の執行に当たりましては、予算の効率的な使用と経理事務の厳正な処理に努力したところでありますが、平成八年度及び平成九年度決算検査報告において会計検査院から御指摘を受けましたことは、まことに遺憾に存じます。  指摘を受けた事項につきまし...全文を見る
○中曽根国務大臣 科学技術庁の平成八年度決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計の歳出決算について申し上げます。  平成八年度の当初歳出予算額は五千二百九十三億二千九百二十七万円余でありましたが、これに予算補正追加額二百七十四億九千九百七十万円余、予...全文を見る
○中曽根国務大臣 平成九年度予算の執行に当たりましては、予算の効率的な使用と経理事務の厳正な処理に努力したところでありますが、平成九年度決算検査報告において会計検査院から御指摘を受けましたことは、まことに遺憾に存じます。  指摘を受けた事項につきましては、適切な措置を講じたとこ...全文を見る
04月20日第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第12号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 教員の方々は、日々職務を遂行する中で、みずからの能力の向上等自己啓発に努力されておられると思うんです。毎日毎日の職務を行う中でいろいろな力量も身につくことと思いますし、そういう中で、またさらに勉強したいこととか自分で不足していると思うようなこと、いわゆ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員おっしゃるとおり、そこら辺は一つの重要なポイントだと思います。  先生方が意欲を持って大学院で勉強したいという、そういうものは非常に尊重してできるだけ実現しなければならないと思いますが、日程的な面等も含めまして、早目に学校、学校長、また教育委員会...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 大学院の修学休業後の復職時における給与調整というのは非常に重要なことであります。他の休職の場合の取り扱いと同様に、人事院規則または各地方公共団体の給与に関する条例においてまず適切に定められることになるものと承知をしております。  文部省といたしまして...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 大学院で勉強中の経済的なことについては、御本人も心配されるでしょうし、御家族もあるということで十分配慮しなければならないと思っていますし、私たちもできるだけの配慮をしたい、そういうふうに思っています。委員おっしゃいましたように、もちろん御自分の蓄えもベ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) この制度の意義は委員十分御承知であると思いますので重ねて申し上げませんけれども、やはり公務員でありますから、休業して相当期間学校を離れるわけですから、許可が必要であるということは御理解いただけると思います。  そして、これは二つの主な理由があるわけで...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 大学院におきましては、先ほど総括政務次官から答弁ございましたけれども、専門的なコースだけではなくて、教育学とか教育心理学とかいろいろ幅広く勉強することができるわけでございますけれども、現在、委員おっしゃいましたようなコンピューター活用能力とか、あるいは...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員が今御説明くださいましたように、労働安全衛生法に基づきまして、公立学校において専任されている産業医につきましては職員の健康診断や職場の衛生管理などの職務を行うこととされておりまして、月に一回、職場を定期巡回することになっております。  これらの職...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 学校教育は、単に生徒に教科を教えるだけではなくて、教員と児童生徒の人格的な触れ合いを通じまして子供たちの成長を促していく、そういうまた営みであるということで大変重要でございます。そのためには、やはり教員が心身ともに健全である、健康であるということがさら...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 教育改革国民会議は、去る三月二十七日に第一回の会合を開きまして、先日、四月十四日に二回目が開催されております。  第一回の会議におきましては、委員の方々二十六名のうち二十四名が御出席でございますが、全員から自己紹介も兼ねまして現在の教育に対する委員個...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 失礼いたしました。今後の予定でございますが、次回は四月二十五日に三回目が開催されると承知をしておるわけでございますが、予定というのは、日程でよろしゅうございますか。
○国務大臣(中曽根弘文君) 失礼いたしました。申しわけありません。  総理のさきの所信表明演説の中で、ことし夏ごろを目途に中間報告を提出していただいて、そしてその後、広く国民の皆様の御意見を伺いながら、教育改革を推進し、国民的な運動につなげていきたい、そういうふうに所信表明で述...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 総理は、参議院の本会議におきます本岡議員の代表質問に対しまして、教育基本法の見直しについても幅広く大いに議論し、検討していくことが必要であると考えておりますとお答えなさっております。  私もたびたびこの委員会でも申し上げておりますように、教育の問題に...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) いろいろな話がありましたけれども、委員がおっしゃいましたとおり、まず、教員になろうとしている生徒の大学時代での教育というものはしっかりやるということは当然のことであり、基本的なことだと思っております。  それから、本法案は、自発的に勉強したい、そうい...全文を見る
04月21日第147回国会 衆議院 文教委員会 第13号
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○中曽根国務大臣 教員の研修は、各種研修があるわけでございます。また、日ごろからこういうものを実施して資質の向上に努めなければならないわけであります。これは、国レベルの研修あるいは教育委員会等が行うもの等あるわけですが、国におきましては、やはり、当然全国を見渡しながら教育というも...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど申し上げましたように、研修には、国レベルで行うもの、地方公共団体レベルで行うもの、また学校で行うものとあります。  今小川委員が御指摘のように、研修も随分ふえてまいりまして、また、課題がふえているということによって研修もふえているわけでありますけれども、...全文を見る
○中曽根国務大臣 この教員研修センターで行います研修には、校長や教員、それからその他の学校教育関係職員を対象とした研修を実施することとしておるわけでございます。学校教育関係職員の中には、今委員がおっしゃいましたような学校栄養職員を初め、教員以外の職員も含まれます。そしてまた、文部...全文を見る
○中曽根国務大臣 学校教育の成否というものは、教員の資質、能力に負うところが非常に大きいわけでありまして、そういう意味では、教員の養成、採用、それから研修の各段階を通じまして、教員に適格者を確保するということが大変重要でありますし、また、その資質、能力の向上を日ごろから図っていく...全文を見る
○中曽根国務大臣 最近といいますか、問題教員のいろいろな行為が新聞等の記事になっているということは大変残念なことであります。  平成十年度におきまして、みずからの非違行為に関して懲戒処分を受けた公立学校の教育職員の数は七百五十八名でございまして、前年度と比較しまして九人増加をし...全文を見る
○中曽根国務大臣 研修は効率的に、それから効果的に行うことが大切であることは言うまでもありません。文部省といたしましては、そういうところから研修事業の見直しの精選を図ってきたところでありますし、平成十年度におきましては四十四事業ありました研修を平成十二年度は二十五事業ということで...全文を見る
○中曽根国務大臣 教員研修における国と地方の役割分担の基本的な考えということでございますが、教職員に対する研修というのは、これはもう、任命権者が主体的に実施することがまず基本でございます。  そして、この教職員研修における国の役割は、この任命権者が行う研修について、必要な助言と...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど申し上げましたように、やはり基本的には任命権者が主体的に実施するということでございますから、国の立場、役割は今後厳選をしていこうということでございます。
○中曽根国務大臣 教員が、社会の構成員の一員としての自覚を持って、そして自分の視野を広げるために学校外の施設においてさまざまな体験を積むということは、非常に重要なことであり、また意義のあることだと私は思っておりまして、今委員が御説明くださいましたように、長期の校外研修制度の創設と...全文を見る
○中曽根国務大臣 平成十年度の実績の合計で申し上げますと、小学校の教員が派遣されたものが二百九十一名、中学校が百五十四名、高等学校が二百二十四名、それから特殊教育の諸学校が五十四名、その他はございません。合計で七百二十三名ということでございまして、小学校が一番多い数字にはなってお...全文を見る
○中曽根国務大臣 効果につきましては、先ほど申し上げましたように、先生方からもおおむねよかったというふうな感想をいただいております。  ただ、これは受け入れ側の事情もあろうかと思いますし、予算的な面、代替教員の面もあろうかと思います。すべての教員に経験していただくことが理想であ...全文を見る
○中曽根国務大臣 基本的なことは中期目標として文部科学省が定めていくことでございますけれども、研修事業を実施するこのセンターが、具体的な内容とか方法とか、あるいはその規模とか時期については、専門的な見地に立って主体的に定めることになります。  その際、今おっしゃいましたような、...全文を見る
○中曽根国務大臣 今御指摘のことにつきましては、私も実は総理の御発言の一言一句を承知しておりません。新聞記事での意見を述べさせていただきますが、新聞によって比較して違いを見ておりませんが、一つの新聞によりますと、「「教育勅語には日本の伝統文化の継承などが含まれていたが、連合国軍総...全文を見る
○中曽根国務大臣 さっき申し上げましたように、総理の正しい御発言がわかりませんけれども、おっしゃろうとされたことは、教育勅語を復活しようとか、一部を復活しようということではなくて、そこに述べられている、本当に大切なもの、その中の一例として、日本の伝統、文化の継承などが含まれている...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員がおっしゃいました、昨年十二月の教養審の答申におきましては、教員の自発的、自主的、主体的研修活動の奨励、支援の具体的方策について、都道府県、市町村における取り組みとして、個々の教員のニーズに応じた多様な内容、方法の研修機会の提供、また研修に関する情報提供、...全文を見る
○中曽根国務大臣 この独立行政法人教員研修センターには、先ほどからお話がありますけれども、国立教育会館において現在学校教育研修の業務を行っている、携わってきた職員の一部もそちらで採用することを予定しているわけであります。これは、特殊法人の統廃合に際しまして雇用の確保等を図ること等...全文を見る
○中曽根国務大臣 文部省におきましては、従来から、省内の各局課において国レベルの教員の研修を実施してきたところでありますが、教員の資質をより向上させるという観点から、そのやり方等について日ごろから検討等も行ってまいりました。内容をさらに充実して、また効率的、効果的にすることが求め...全文を見る
○中曽根国務大臣 校長や教頭といいますか、教育委員会から見ていい教師というのは、私は、総合的に、人格的にも、資質もまた教える能力も、本人の経験、知識も、すべてが理想であると思います。子供にとってはやはり先生が、信頼できる先生である、尊敬できる先生である、自分たちのことを理解してく...全文を見る
○中曽根国務大臣 盲学校や聾学校や、また養護学校や特殊学級の生徒さんたちに対する配慮といいますか、そういう方たちの可能性を伸ばしていく、また自立性を高めていくということは、大変大事なことであると思っております。そういう子供さんたちが、障害の種類とか程度とかそういうものにかかわらず...全文を見る
○中曽根国務大臣 私自身、去る四月十七日、噴火の状況の把握や学校再開の現状の視察、また避難しておられる方々へのお見舞いのために、現地視察を行いました。  北海道の教育委員会からは、これまで、公立学校施設整備、教職員定数、児童生徒の就学支援等についての緊急要望をいただいたところで...全文を見る
○中曽根国務大臣 お話がありましたとおり、虻田高校は、本日二十一日から、豊浦高校など三カ所の施設を利用して授業を開始しております。北海道教育委員会では、避難指示がなお続く場合の対応として、応急仮設校舎の建設を計画していると伺っております。またこれも今後、国に対しまして具体的な要望...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず、委員が二番目におっしゃいました研修センターに対する文部省のかかわりでございますけれども、文部省の方は文部科学省となりますが、こちらは、このセンターで実施する研修の分野とか対象とか課題とか、そういう基本的な事項について、学校教育におけるさまざまな状況等を踏ま...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員おっしゃいましたように、教員は日ごろから研修を行い、また修養を行って資質の向上に努めていただくということが大変大事である、そういうふうに思っております。個々の教員の方々の自主的な、主体的な研修意欲に基づいた研修をできるだけ奨励をいたしまして、そして、そのた...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員もおっしゃいましたけれども、中学生がこのような事件を行ったということ、それから約五千万円という多額な被害額になった事件であることに、大変私も衝撃を受けております。  この事件につきましては、名古屋市の教育委員会を通じて詳細な事実の把握に今努めているところで...全文を見る
○中曽根国務大臣 かねてから、こういういじめの問題に対する対応というのは学校においても行われてきたところでありますし、委員も御案内のとおり、全国のいじめの件数というのは、幸いなことにこの三年間減少傾向にあるわけでありまして、これらの対応が、十分ではないにいたしましても、少しずつ効...全文を見る
○中曽根国務大臣 社会が急速に変化しておるわけでありまして、そういうものにこたえて、高等教育全体も対応をとらなければなりませんし、また、活性化も図っていかなければなりません。そして、国立、私立、公立、それぞれが期待される役割というものを十分に果たして、かつ、特色ある研究体制、教育...全文を見る
○中曽根国務大臣 このたび、政府から提出いたしました著作権法及び万国著作権条約の実施に伴う著作権法の特例に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  我が国の著作権制度については、これまでも逐次改正をお願いし、その充実を図ってま...全文を見る
04月21日第147回国会 衆議院 本会議 第28号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 大畠議員にお答えをいたします。  最初に、菜園土壌の健全性についてのお尋ねでございますけれども、今回の事故に起因する環境試料中の放射性物質のレベルは十分に低く、住民の健康や環境に影響を及ぼすものではないと判断されています。土壌などの採取、分析のデータ...全文を見る
04月24日第147回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○中曽根国務大臣 最初に、日本の現在の教育システムの硬直化、それの抜本的改革等についての御質問がございました。  よい会社に入りたい、一流会社に入りたい、そういうところから、よい大学に入りたい、よい大学と言うと語弊がありますが、有名大学に入りたい、そういうところから受験競争が過...全文を見る
○中曽根国務大臣 障害をお持ちの児童生徒さんたちもいろいろな能力を持っておられるわけでありまして、そういう個人個人のさまざまな能力を最大限に引き出す、そして自立して社会参加できるようにするということは非常に大切なことでございます。  委員がこの学習障害児の問題について大変に御尽...全文を見る
○中曽根国務大臣 中学生がこのような事件を行ったということ、また被害額が五千万円以上という大変高額になったということに、大変驚きを感じておりますし、衝撃を受けております。なぜもっと早くこれを解決できなかったのか、私どもも反省をすべきところがあろうかと思います。  今回の事件につ...全文を見る
○中曽根国務大臣 今回の事件が大きな教訓となっておりますけれども、早期発見、早期対応、子供の心の窓を開いて、SOSをキャッチするということが非常に大事でございます。  先ほど公安委員長からもお話がありましたけれども、学校警察連絡協議会等があるわけでありますが、今後、警察またその...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員から御説明いただきましたトワイライトスクール、それから兵庫県のトライやる・ウイークは大変効果を上げている、そういうふうにも伺っております。また、非常に有意義なものであると思っております。  こういうような地域における活動というものが全国的に展開されまして...全文を見る
○中曽根国務大臣 青少年の健全育成は、家庭のみならず、地域社会全体で取り組むべきことであることは言うまでもございません。  その中で、大きな影響を与えておりますマスコミ、テレビあるいは雑誌等の報道でございますけれども、私どもといたしましても、青少年の健全育成を阻害するような暴力...全文を見る
04月25日第147回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 最初に、生涯学習についてのお話がございました。  終戦直後、昭和二十二年三月にこの教育基本法を制定したときには、もう戦後の荒廃した時期でありますし、とにかく教育水準においても欧米に追いつき追い越せということで基本法もでき、また立派な日本人をつくろうと...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 英語につきましては、今度新しい学習指導要領等も改訂して、二年後には総合的な学習の時間も正式にできます。そういう時間の中で英会話を小学校でやってもいいということになりますけれども、私は、私の経験からいいまして、中学から大学まで英語を勉強しましたけれども、...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 幼稚園と保育所は異なる目的、役割を持つ施設であるわけでありますけれども、また一方、両方の施設とも就学前の児童を預かるという、そういう意味では同じような機能を求められているわけでございます。  そういうところから、今、委員がおっしゃいましたように、私ど...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 教職員配置の今後のあり方につきましては、現在、協力者会議において検討中でございますけれども、まだ一定の結論を得るには至っておりません。  お話しのいわゆる三十人学級につきましては、学級の規模とそれから教育効果の関連というものがいまだこれも明確になって...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 少子化の進行というのは、福祉の面とかそれから雇用の面、労働力の面とか社会全体に大変大きな影響を与えますけれども、同時に教育の面でも大変マイナスな影響もあるわけでございます。  こういうような状況を踏まえて、中央教育審議会におきましては、社会全体で子供...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員は幼稚園等の経営にも携わられているというようなことも伺いまして、大変な御専門家でいらっしゃるわけでありますけれども、幼児期における教育というものはその将来における幼児の人間形成の基礎というものを培う上で非常に重要なものでございますし、また小学校以降...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 深谷大臣からも御発言がございましたけれども、私は西川議員と初当選が御一緒ですが、初当選以来、福祉の問題や、それから弱い立場の方々の問題に本当に真剣に取り組んでおられることに私は心から敬意を表します。  遺児に対します奨学金の御質問がございましたけれど...全文を見る
04月26日第147回国会 衆議院 文教委員会 第14号
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○中曽根国務大臣 選挙権と被選挙権のお話でございますが、被選挙権の方は、参議院の方は三十歳でございますから、またそれなりの議論が必要と思います。  選挙権につきましては、今の世の中は非常に情報化の時代でございますし、また政治の動き等についても、若い人も十分に理解をし、また知識も...全文を見る
○中曽根国務大臣 リアルタイム字幕送信でございますけれども、過日の東海村の事故の際の例をお挙げになりましたけれども、このようなときに非常に効果を発揮いたしまして、聴覚障害の方々にとりましては大きな、今後の情報入手、そして緊急時の避難等に役立つもの、そういうふうに私は思っております...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどから私はこちらで、皆さん方がそういうふうにノートにお隣の方が書いて御説明されておられるのを拝見していて、今石井委員がおっしゃったようなことを感じておったところでございます。どんどん情報機器が発達しますし、私どももそういうものを使っておりますけれども、均等に...全文を見る
○中曽根国務大臣 この視聴覚的実演の保護に係る新しい条約につきましては、これまでもアメリカとEUの間で対立をしておりまして、我が国といたしましては、そういう中で、調整役といいますか、両方の、両地域のかけ橋のような形で今努力をしているところでございます。  そういうことから、両者...全文を見る
○中曽根国務大臣 今回の改正は、障害者の方々の団体と、それから権利者との調整を行いまして、結論を得られたものについて自由利用を認めることとする、そういう規定を設けたものでございまして、ここに至るまでには、障害者の方の団体と継続的に意見交換を行いまして、そして、著作権審議会において...全文を見る
○中曽根国務大臣 著作物の利用の形態というのもどんどん変化してきているわけでありまして、そういうところから、著作権審議会等において、こういう技術の進展に伴う利用実態をよく調査して、またその変化に即して、著作権者の利益も確保しながら、また一方で利用者の利便も図るということで検討が行...全文を見る
○中曽根国務大臣 私は不勉強で申しわけないのですが、今委員からお聞きして、そういう方法があるということも知りました。  著作者といいますか、そちらの権利を持っている方が、これでいいですよということでしたら、そういうような何らかのマークなり表示をして、そして現場での、図書館等での...全文を見る
04月26日第147回国会 参議院 本会議 第20号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 沢たまき議員にお答えいたします。  少子化対策についてのお尋ねでありますけれども、文部省では、幼稚園教育の充実を図るとともに、近年の少子化の状況を踏まえ、保護者や地域の多様なニーズにこたえるために、預かり保育や子育て支援事業、幼稚園と保育所の施設の共...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 堂本暁子議員にお答えをいたします。  幼児期からの人間教育の充実が少子化対策において占める重要性についてのお尋ねでございますが、幼児期における男女平等教育の充実は非常に重要であると思っております。このため、乳幼児期から男女共同参画の考え方が子供たちに...全文を見る
05月11日第147回国会 衆議院 商工委員会科学技術委員会連合審査会 第1号
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○中曽根国務大臣 先ほどから総括政務次官からも答弁申し上げておりますけれども、非常に資源の乏しい我が国といたしましては、この核燃料サイクルを原子力政策の基本としていることで、これは委員も十分御承知のとおりでございます。  使用済み燃料は再処理をして、回収されるプルトニウムの有効...全文を見る
○中曽根国務大臣 今申し上げましたような基本的な方針で進めておるわけでございます。  当面のプルトニウムの需給面をちょっと見てみますと、展望といたしましては、海外での再処理によって回収されるプルトニウム、それから二〇〇五年以降の運転が今予定されております六ケ所での再処理工場によ...全文を見る
○中曽根国務大臣 原子力委員会におきましては、二十一世紀の原子力の全体像、それから長期的展望を示す長計の審議を今していただいているところでありますけれども、その審議に当たりましては、昨年、東海村の事故もあり、いろいろなこともございましたので、そういうものを踏まえた議論を行っておる...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員がお話しになりましたけれども、昨年の十二月に大内さんがお亡くなりになりました。また、引き続きまして、先月末、篠原さんがお亡くなりになりまして、大変残念でありますし、極めて厳粛に受けとめております。  篠原さんにつきましては、私自身、科学技術庁長官に就任し...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員とは昨年から何回もこの件について、御質問に対して答弁をさせていただいてまいりました。また、委員からも今お話ございましたように、私が先般、行政責任はないと申し上げましたのは、科学技術庁といたしましては、この施設に対して改正前の原子炉等規制法に基づいて法律上求め...全文を見る
○中曽根国務大臣 繰り返しになりますけれども、行政責任はあるかないか、イエスかノーか、そういう質問でございましたので、先ほど申し上げました理由によりまして、行政責任はないと。ただし、こういう事故が起きたということは厳しく受けとめ、そして私の三月三十一日でございましたか、談話にもあ...全文を見る
○中曽根国務大臣 行政責任はないと思っております。
○中曽根国務大臣 これもたびたび申し上げていることでありますけれども、法律的に科学技術庁として違反があったわけでもないし、非違行為があったわけでもないということから、行政責任はないということを申し上げているわけであります。  ただ、対応等、あるいは法律面等、いろいろな面において...全文を見る
○中曽根国務大臣 担当の立場にある者としてのやはりしっかりとしたけじめといいますか、そういうものも必要だろうということでありますし、庁内また一丸となって取り組まなければならない、そういう気持ちを引き締め、また将来のことも考えてこのような処分を行ったわけであります。
○中曽根国務大臣 行政の責任については先ほどから申し上げているとおりでありますけれども、私ども原子力行政を行う庁として、また今回の事故の一連の対応等すべてを考慮して、そして今後の姿勢を正し、新たな出直し、立て直しをするために、原子力局長の処分を行い、そして私どもとしての姿勢を国民...全文を見る
○中曽根国務大臣 前にも申し上げました、行政責任という言葉の定義がどういうものか私は正確には存じ上げておりませんけれども、行政責任にもかなり幅の広いものがあろうかと思います。そして、なぜこういうふうに申し上げたかという理由は先ほども申し上げたとおりであります。マスコミの方々から行...全文を見る
○中曽根国務大臣 結果として、こういう大きな事故となり、第一の原因はもちろん事業者でありますけれども、そして犠牲者の方が出られた、住民の方々が大変な迷惑と被害をこうむられた等々を考えて、結果として責任はあると思っております。
○中曽根国務大臣 私の発言は、私自身は一貫性がある、そういうふうに思っております。国民の皆さんに大きな不信感を与えたということになれば大変遺憾に思いますし、申しわけなくも思っております。  また、岡崎前事務次官のお話がありましたけれども、当時の岡崎事務次官の場合には、ロケットの...全文を見る
○中曽根国務大臣 高レベル放射性廃棄物の処分の方法といたしましては、これまで各国それから国際機関におきましてさまざまな方法の検討が行われてきたわけでありますが、その結果、我が国を含めまして、国際的に最も好ましい方策として地層処分が共通の考え方となっているところでございます。  ...全文を見る
○中曽根国務大臣 高レベル放射性廃棄物の処分につきましては、今までの過去昭和五十一年の原子力委員会の決定以来の経緯については、委員はもう十分御承知のことと思いますので、ここで繰り返して申し上げませんが、その決定以来、関係の機関におきまして、研究開発面のみならず、社会的なまた経済的...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず、今回の事件といいますか、あのような事態、大変遺憾に思います。  放射性同位元素につきましては、放射線障害防止法によりまして、許可なく所持することも禁じられておりますし、また許可を受けた使用者等に対しましては、所要の規制を実施しているところであります。 ...全文を見る
05月11日第147回国会 衆議院 本会議 第32号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 今回の法改正は、子どもの権利条約の精神に背馳するのではないかとのお尋ねでございましたけれども、このたびの少年法改正につきましては、政府部内において、国際人権規約及び児童の権利に関する条約との関係も踏まえた上で、少年法を所管する法務省において検討されてき...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 少年の事件に対する学校側の対応及び学校の役割についてのお尋ねでございますけれども、最近、少年による凶悪な犯罪が多発していることにつきましては、大変深刻に受けとめております。児童生徒の問題行動につきましては、校長のリーダーシップのもと、全教職員が一致協力...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 安倍議員にお答えをいたします。  少年犯罪の現状についての認識と、その原因及び対処についてのお尋ねでございますが、先ほどからもお話ございますように、現在、少年非行は戦後第四のピークにあります。また、少年犯罪の凶悪化の傾向も見られるなど、大変憂慮をして...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 教育システムに問題があるのではないかとのお尋ねでございましたけれども、子供の問題行動等が憂慮すべき状況となっていることの背景には、子供たちを取り巻く環境の著しい変化や社会全体のモラルの低下など、さまざまな要因があるものと考えております。  教育改革の...全文を見る
05月16日第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第17号
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○国務大臣(中曽根弘文君) まず最初に委員から国際子ども図書館についてのお話がございました。  もう言うまでもないことでありますけれども、子供にとりましての読書というのは、豊かな感性、それからいたわりの心、また情操教育等いろいろな面で大きな効果があるわけで、大変大切なものだと、...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 大検と別に高等学校卒業の認定試験制度のようなものを創設すべきではないかというようなお話もありましたけれども、今の大学入学資格につきましては、これは高等学校を卒業するということを前提としているわけであります。したがいまして、高等学校の学習指導要領、これに...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私たちも、受験競争の弊害、いわゆるかつて受験地獄とよく言われましたけれども、こういうものが児童生徒に与える悪影響といいますか、そういうようなものについては配慮をしなければならないということでいろいろ制度の改革等行ってきているところでございます。  こ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 高等学校段階の生徒のいろいろな能力とか適性とかあるいはその関心事とか、非常に最近は多様化しておるわけでありまして、学校におきましては、学科等の特色にも配慮をしながら、生徒が教育を受けるに足る能力を持っているかどうか、あるいは適性があるかどうか、そういう...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 昭和何年だか今ちょっと私忘れましたけれども、委員御指摘のようなことだったと思いますけれども、その後、高校進学希望者がふえまして選考せざるを得なくなったのだと思います。  この入学選考につきましては、先ほど申し上げましたような改善が図られているところで...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 入試につきましては、先ほどから申し上げておりますけれども、多元化していくということを検討していかなければならないと思います。ただし、高等学校における学力の水準の維持といいますか向上も必要でありますし、そういう意味では、単に高等学校の入学試験を廃止するか...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 教育改革国民会議は、ことしの三月二十七日に第一回の会合が開かれまして、これまでに四回開催されたところでございます。  私はその会議の委員ではございませんが、毎回同席をさせていただいておりまして、各委員の意見発表等、大変に貴重な御意見を拝聴しているとこ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今、委員から国民会議での御発言の御披露、新聞の引用がございました。  私の方は事務局でもございませんので、一言一句、私自身がこれを認識しているわけでありませんが、今井委員、それから新聞にありますグレゴリー・クラーク委員、また江崎座長、江崎座長はこの委...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) まず、委員が引用されました新聞記事でございますけれども、特に見出しにつきましては、文部省と教育改革国民会議が「深い溝」というような見出しになっておりますが、私ども、そういうことは決してない、そういうふうに思っております。  私どもは、教育改革国民会議...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私、見守ると申し上げたのは、これから議論が始まるわけでありますし、国民の皆さんのいわば代表的な形でこの会議が開かれるわけでありますから、これもまた尊重していかなければならないと。  いずれ、これがおまとめになられました時点での話でありますが、十分に勘...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 学級規模と教育上の効果、これの関連につきましては、前からも申し上げておりますけれども、必ずしも明確になっておりませんし、今委員が御指摘のようにさまざまな意見があるわけであります。こういう効果についての学術的研究につきましても、今まで欧米や我が国において...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 公立の小中学校で三十人学級を実施した場合の必要となる教員の増員数につきましては、今後の児童生徒数、それから学級数の正確な把握が非常に難しいということから幾つかの推計方法が考えられるわけであります。また、どのような実施方法をとるかということによりましても...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 民主党さんが三十人以下学級の法案を今提出され、国会で御審議していただいているわけでありますが、私どもといたしましても、先ほどは効果が明らかになっていないと申し上げておりますけれども、いい点もあれば、そうでないという御意見もあるわけでありますが、よりきめ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今、委員御指摘の森総理大臣の御発言につきましては、私自身、御発言の全部を承知しているわけではありません。新聞等の報道により一部を認識しているわけであります。  こういうことにつきましては、よくあることでありますが、新聞等によく見出しで出ますけれども、...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私自身、先ほど申し上げましたけれども、とにかく主権在民であります。したがいまして、憲法では、「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴」であると、そういうふうに明記されておるわけでありまして、まさにそのとおりでありまして、神の国という御発言につきま...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今、本岡委員にも申し上げましたけれども、主権在民であることはもう大原則でありますし、総理も当然その上での御発言であろうと思います。  ただ、神の国という言葉の意味が私ちょっと正確になかなか把握できていないわけでありますけれども、総理は、先ほどから申し...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 確かに誤解を受けやすい御発言だとは思います。  ただ、さっきから申し上げておりますように、総理の真意というものは、この御発言の中全体をお聞きいただければまた理解していただけるんではないかと思っています。総理には、私自身からは本件について直接お聞きはし...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 教育基本法におきましても、宗教教育につきましては、「宗教に関する寛容の態度及び宗教の社会生活における地位は、教育上これを尊重しなければならない。」となっておりますし、また後段で、「国及び地方公共団体が設置する学校は、特定の宗教のための宗教教育その他宗教...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 恐らく、その集会の主催者といいますか、その集会の趣旨等その場の状況から、総理は、今委員がおっしゃいました神社を中心に地域社会という御発言になったんだと思います。しかし、特定の宗教のみを考えた御発言ではなくて、私はやはりそういう地域社会の重要性ということ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 新聞報道のとおりであるといたしますれば、「神社を中心に」という御発言のようでございますが、その前段として、「神様であれ仏様であれ、天照大神、神武天皇、親鸞上人さん、日蓮さんであれ、」ということでいろいろ述べておられまして、すべての宗教を全部述べておられ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 昨日公表いたしました道徳教育推進状況調査の調査結果によれば、道徳の時間の平均授業時数というものが前回の調査と比較して小中学校とも増加はしておると、そういうような結果になっておりますが、依然として一部の都道府県においては、学習指導要領に定める授業時数、小...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 愛国心でございました。  国民一人一人が生活していく上では、もちろん、地域社会から始まりまして国家というものが存在し、これが平和で安定して発展していかなければ、国民一人一人の生活もまた安定した繁栄した生活ができないわけでありまして、そういう意味では、...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) まず、留学生の数の実態をちょっと申し上げたいと思いますが、昨年五月現在の在日留学生数が約五万六千人でございまして、その前何年間か留学生の数が低下傾向にありまして私ども心配しておりましたが、幸いなことに昨年は前年より約四千五百人増加いたしました。しかし、...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほどからお話にありますように、留学生は未来からの大使とも言われておりまして、留学生受け入れ事業と言うとなんですけれども、非常に私は重要なことだと思っております。日本に来て日本で勉強するということによって、日本のことも十分に理解をしてもらい、また友人を...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと存じます。     ─────────────
○国務大臣(中曽根弘文君) このたび、政府から提出いたしました独立行政法人教員研修センター法案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、教員研修等を行うことを業務とする独立行政法人教員研修センターを設立しようとするものであります。  その内容...全文を見る
05月17日第147回国会 参議院 本会議 第25号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 足立良平議員にお答えをいたします。  私には二問ほどございました。  最初に、臨界事故を踏まえた原子力行政の改革等についてのお尋ねでございますけれども、さきの臨時国会で、原子力の安全規制及び防災対策の抜本的強化のための法的枠組みを整備いたしました。...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私に対しましては五問のお尋ねがございました。  まず第一に、臨界事故に対する責任についてのお尋ねでございますけれども、事故の直接の原因はジェー・シー・オーの違法な作業によるものでありますが、政府といたしましても結果として事故が起こったことを極めて重く...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私に対しましては、使用済み燃料の再処理の必要性についてのお尋ねでございました。  資源の乏しい我が国といたしましては、将来にわたるエネルギーの安定確保等の観点から、使用済み燃料を再処理して回収するプルトニウム等を有効利用する核燃料サイクル政策が必要で...全文を見る
05月18日第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第18号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 今回は独立行政法人教員研修センターを設立するものでありますけれども、これは、従来文部省が本省で行っておりましたさまざまな教職員の研修業務、それからまた、それに関係しております係る定員、それから予算等をこの独立行政法人に移管をいたしまして、そしてそういう...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 留学生のことにつきましては、今委員がお話になりましたように十万人計画がございますけれども、いまだたしか五万六千人ぐらいの数にとどまっております。この数年間、日本への留学生の数の伸びが減少していたということを心配しておりましたが、しかし昨年は四千五百人ほ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今回のセンター設立は、先ほどもちょっと申し上げましたけれども、文部省の各局下で行われておりましたそれぞれの教員研修を効率的、効果的に実施するために、これらをアウトソーシング化して、今御審議いただいておりますこの教員研修センターで行おうというものでありま...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 解散することとなります国立教育会館の現在の職員数が平成十一年末で八十一名でございます。そのうち、今お話ありましたように、二十名の職員はことしの一月一日に、本館として使用していました施設の今度維持管理業務を行う民法法人、こちらの方に移行しました。さらにこ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今、委員もお述べになりましたこの平成七年二月二十四日の閣議決定を踏まえまして、先ほど申し上げましたけれども、しっかりと雇用の問題については対応をとっていきたいと思っております。
○国務大臣(中曽根弘文君) この教員研修センターの設立に際しましては、従来、初等中等教育局、教育助成局を初めとした五局十二課にまたがって実施をしてまいりました教員研修、これのすべてを新しく設けます研修センターで行うこととしております。全部で二十五の事業でございます。  しかし、...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今お話しのように、教員の研修につきましては、国とそれから地方の役割分担はしっかりと行う必要があると思っております。そして、これらのそれぞれの研修を通じまして、教員が継続的に、また体系的な研修が行われるようにしなければならないと思います。  教員の研修...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 基本的には、先ほど申し上げました本省の方で行っている諸事業、研修事業、それから国立教育会館で行っております学校教育研修、こちらの方の職員も一部来て一緒にやるわけでありますが、そういう現在行っているものが中心でありまして、新たなものは特に今のところ考えて...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 確かに私、喫緊の課題と申し上げました。ですから、こういうものについては新たなものということにもなろうかと思います。例えば、コンピューターについての研修を先生方に至急やるとか、あるいはその時々で、例が適当かどうかわかりませんがO157とか、先生方にも十分...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 教員の方々は、私は前にもこの委員会で申し上げたことがありますが、小学校から大学を卒業するまで学校でずっと勉強をして、そして教員の免許を取って今度また学校に奉職をして、そこでまた今度は生徒に教える立場で、今までは教わる立場でしたけれども教える立場でお仕事...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 英語教育は、こういう国際化の時代で大変重要だと思っております。もちろん、前提としては日本語教育をしっかりやるということであります。  今、大臣の私的懇談会で英語教育の指導方法等につきましても研究をしていただいております。英語の習得につきましては、中学...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今局長が答弁したとおりなのでありますが、委員御指摘の、そういうことを起こした人の研修という意味は、委員がおっしゃっている意味を推測いたしますに、配置転換を行います。つまり、不祥事を起こした先生は担任等をやっていただくのはふさわしくないというような場合に...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 憲法を遵守してやっていきたいと思っております。教育基本法もそうです。
○国務大臣(中曽根弘文君) 私、確認はしておりませんが、その政治連盟にたしか入っていたとも思います。また後で確認させていただきます。また、幹事かどうかということについても、私自身今ちょっと自覚しておりませんが、林委員がお調べでしたらば、そういうことだとも思います。  これは、大...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 体罰はもちろん禁止されておりますから、これは行ってはいけません。しかし、悪いことをした場合には、自分が悪いことをしたということをしっかりと自覚をさせることは大事でありまして、いわゆるしかるということは、これはケースによりますけれども、そういうことは大切...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今御指摘の件につきましては、私も実は事実を承知しておりませんので答弁を差し控えたいと思いますが、国庫補助金としてはそれは、これは先ほど答弁いたしましたように、教員としての本来の職務を行っていない場合には国に返還されなければならないと思いますが、県単独事...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 御指摘の同和加配につきましては、平成十一年七月に人権擁護推進審議会の提言もあるわけでございまして、この提言などを踏まえた上で今後の配置策を検討してまいりたい、そういうふうに思っております。
○国務大臣(中曽根弘文君) この教員研修センターの業務の評価は、独立行政法人通則法に基づきまして、文部科学省の評価委員会が毎事業年度に、中期計画の実施状況につきまして、また中期目標期間における中期目標の達成状況につきまして、それぞれ調査分析を行った上、評価を行うこととされておりま...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほど私、答弁させていただいて、最後、そういうふうになるのではないかというような表現をさせていただきましたけれども、やはり研修所でございますから、繰り返しになりますが、先生方がどの程度そういう資質、能力が研修して上がったかどうかということは確かに評価し...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 非常にグローバル社会といいますか、国際化してまいりまして英語を使う機会もふえてまいりました。また、いろいろな情報も英語で入ってくるようになってまいりまして、そういう意味から英語は今後ますます、生活していく上でも大切なものとなってくると思います。  御...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 確かに、今委員いろいろおっしゃいましたけれども、教員の資質というのが非常に大切であると思います。  したがいまして、今回こういう研修センターをつくるわけでありますが、行革の観点から、あるいはその統一をして効果的にやるということでつくるわけでありますが...全文を見る
05月22日第147回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第5号
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○中曽根国務大臣 御指摘の報告書は、今委員からお話がありましたように、五月十八日に報告がなされたものでございます。  学級がうまく機能しない状況、これはいわゆる学級崩壊と言っておりますけれども、これにつきましては、この報告書では、教師の学級経営が柔軟性を欠いている場合、それから...全文を見る
○中曽根国務大臣 小学校四年生以降監禁をされまして、御家族にも会えずに、またその後一切教育も受けられなかったこの被害者の女性のことを思いますと、本当につらい毎日であったと思いますし、お気の毒でなりません。  現在も病院に入院をされまして治療やリハビリを続けておられる、そういうふ...全文を見る
○中曽根国務大臣 神道政治連盟国会議員懇談会には文部大臣就任以前から参加をいたしております。文部大臣就任後は、会合にも出ておりませんし、活動も行っておりません。  大臣としては憲法及び教育基本法に基づいて職務に当たっておりまして、幹事を辞任する考えはございません。
○中曽根国務大臣 森総理は森総理のお考えに基づいて御判断されたことと思いますし、私は、先ほど申し上げたような理由で、幹事を辞任する考えはないわけでございます。
○中曽根国務大臣 ただいま御決議のありました核燃料物質加工施設の事故につきましては、昨年九月の事故発生以来、再発防止と周辺住民への対応を主眼に取り組んでまいりましたが、引き続き被害者救済に全力を尽くすとともに、二度とこのような事故が起こらないよう、原子力の安全確保の徹底と防災対策...全文を見る
05月29日第147回国会 参議院 本会議 第29号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 私に対しましては三点ほどの御質問でございました。  まず第一の教育勅語についてのお尋ねでございますけれども、「教育ニ関スル勅語」は、およそ半世紀にわたって我が国の教育の基本理念とされてきましたが、戦後の諸改革が行われた際、昭和二十三年、国会において排...全文を見る