中曽根弘文

なかそねひろふみ

選挙区(群馬県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数6回

中曽根弘文の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月09日第169回国会 参議院 懲罰委員会 第1号
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○委員長(中曽根弘文君) ただいまから懲罰委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨年十二月二十二日、山本孝史君が委員を辞任され、その補欠として岡崎トミ子君が選任されました。     ─────────────
○委員長(中曽根弘文君) 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    ...全文を見る
○委員長(中曽根弘文君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に大石正光君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時十八分散会
10月02日第170回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(中曽根弘文君) ODAについてのお尋ねでございますが、我が国は、ODAを用いて開発途上国の安定と発展、それから国際社会の諸問題の解決に重要な役割を果たしてまいりました。ODAを通じた国際協力は、ひいては我が国の安全と繁栄に寄与し、国益の増進にもつながるものであります。...全文を見る
10月08日第170回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○中曽根国務大臣 委員がお配りになられたこの資料、この内容につきまして省内メールで通知をいたしました。事実でございます。
○中曽根国務大臣 省内にはいろいろな文書もありますし、それをメール等で通知しているわけでありますけれども、省内での文書は直接省外へは出しておりません。メールについてもそのような対応をとっておりますので、御理解いただきたいと思います。
○中曽根国務大臣 省内での通知は、先ほど申し上げましたように、いろいろなものがございます。それは、メールによるもの、文書によるもの、あるいは会議等の場で通知するものもありまして、内容もいろいろなものがありますので、メールの公開というものは行っておりませんし、行う予定はございません...全文を見る
○中曽根国務大臣 ことしの六月の国会決議にもありますように、アイヌの人々は日本列島北部周辺、とりわけ北海道に先住をしまして、独自の言語や宗教、文化、そういう独自性を有する先住民族であると認識をしております。
○中曽根国務大臣 我が国の北部領土周辺ということで、それには北方四島は入ります。お答えできるのはそこまででございます。(鈴木(宗)委員「サハリンは」と呼ぶ)それ以上はお答えできません。
○中曽根国務大臣 国家戦略を考えることは大変重要でありますが、先ほど官房長官からお答えいたしましたように、アイヌ民族がサハリンまたは千島列島における先住民族であるか、それは判断する立場にございません。
○中曽根国務大臣 結構でございます。
○中曽根国務大臣 領土問題の対応につきましては、それぞれの問題をめぐる経緯とか歴史とか状況とか、そういうものが違います。したがいまして、必ずしも同様の対応とはなっておりません。
○中曽根国務大臣 竹島に関する我が国の態度といいますか方針は、一貫して変わっておりません。歴史的にも法的にも我が国の固有の領土である、そういう考えであります。  私どもは、韓国に対しましては、累次の機会に我が国の立場を申し入れをしております。それは鈴木委員御承知のとおりです。 ...全文を見る
○中曽根国務大臣 御指摘のような発言があったとは承知しておりません。
○中曽根国務大臣 このような発言がなかったということにつきましては、当該職員に確認をしております。  それから、この講演を記録した文書は作成されていないということでございます。
○中曽根国務大臣 ロシアとグルジアの双方が南オセチア自治州において民族浄化を行った、そういうふうに互いに非難していることは私ども承知をしております。  一般的に、民族浄化が発生すれば、当然のことですが、それは決して人道的な観点からは許されないものと考えておりまして、しかし、事実...全文を見る
10月14日第170回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 日米間でこの問題についてよく相談をしたのかというお尋ねでございますけれども、北朝鮮が六月の二十六日に核計画、核の申告を提出して以来、日米間では検証の措置について大変緊密な協議を行ってまいりました。特に、十月の一日から三日に行われましたアメリカのヒル国務...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 六月に北朝鮮が核計画、これを出しまして以来、六者会合におきましてこの検証を具体的に行うということについていろいろ議論を行ってまいりました。なかなか進展がないということでありますけれども、この間、御案内のとおり、十月の初めにヒル国務次官補が北朝鮮を訪問い...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今委員がお話しされましたように、九月になりましてから、北朝鮮は、この調査やり直しの委員会設置の先送りを表明をいたしました。これは、福田内閣から麻生内閣に替わったということで、北朝鮮側は新政権が実務者協議のこの合意にどう対応するのかを見極めたいと、そうい...全文を見る
10月17日第170回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○中曽根国務大臣 現在、アフガニスタンに部隊を派遣している諸国、いわゆるISAF、OEFへの部隊派遣を公表している国が四十二カ国ございますけれども、これの対応につきまして可能な範囲で確認を行いました。それによりますと、アフガニスタンに部隊を派遣するに当たりまして、当該派遣を実現す...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員が御指摘のように、パキスタンの安定というのは何よりも国際社会全体にとって大切なことでございます。  我が国は、パキスタン政府がテロ対策にしっかり取り組むように累次働きかけをしてきているわけでありますが、先般の国連総会の際にも、私自身がパキスタンのクレシ外相...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず、委員がお話しになりましたメソポタミア湿原の回復については、委員初め公明党の皆さん大変御努力されて、大変いい結果が出ていることに本当に敬意を表します。  今お話がありました五・五億ドルのODAのことでありますけれども、アフガニスタンの復興は、進展はあります...全文を見る
○中曽根国務大臣 海上自衛隊が補給支援活動を実施するために、国際法とか憲法の関係におきまして安保理決議が必要とされるわけではございません。  その上で申し上げれば、すべての国連加盟国は、安保理決議第一三六八号を踏まえまして、国際的なテロリズムを防止するために適切と認める措置を積...全文を見る
○中曽根国務大臣 会談ではいろいろな話があったと思います。しかし、先ほど総理からも御答弁ありましたように、そのような要請はございませんでした。ODAではできませんけれども、我々としては、いろいろな形で何ができるかということは研究をすることをしてまいりたいとは思っております。
○中曽根国務大臣 日本に対する期待というのは大きいのはよくわかっておりまして、何ができるかということについては常に考えているところでございます。
○中曽根国務大臣 先に私から御報告いたします。  アフガニスタンにおきましては、反政府勢力によりますテロとそれからテロ掃討活動の双方によりまして、市民に多大な被害が、犠牲者が出ていると承知をしております。他方、米国を初めとする多国籍軍の活動による犠牲者数につきましては、正確に把...全文を見る
○中曽根国務大臣 平成十三年の九・一一テロ攻撃は、高度の組織性及び計画性が認められることなどから、国連憲章の第五十一条に言う武力攻撃に当たるものと考えられます。  この攻撃を受けて行われております米国等による不朽の自由作戦は、同条の個別的または集団的自衛権を行使するものとして、...全文を見る
○中曽根国務大臣 もう委員御承知のとおり、米国は、タリバンに支援されたアルカイダが九・一一テロ攻撃の中心的な役割を果たした、そういう情報に基づいて、今、アルカイダとそれを支援しているタリバンに対して、米国に対するさらなる攻撃を防止、阻止するために軍事行動を開始したものと承知をして...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど委員がそのパネルでお示しくださいましたように、ソマリア沖におきましては海賊、武装強盗行為が頻発していることを受けまして、これもお話ありましたけれども、安保理決議第一八一六号及び決議第一八三八号が全会一致で採択されたわけでございます。  我が国といたしまし...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員がおっしゃいましたように、アフガンの治安情勢は大変不安定の度合いを強めております。今後の見通しは予断を許さない状況にあるのは御案内のとおりでございます。特に、パキスタンと国境を接する南部それから南東部、東部の治安は懸念すべき状況にあると認識をいたしております...全文を見る
○中曽根国務大臣 数値的なことでありますが、私からお答えいたしたいと思います。  アフガニスタンにおきます民間人の死傷者数につきましては、アフガニスタン政府等から発表された公式な統計は承知をいたしておりません。ただ、民間団体の発表によりますと、テロ事案による死者数は、二〇〇二年...全文を見る
○中曽根国務大臣 アフガニスタン政府は、かねてから国内和平を推進する決意を表明してきておるわけでありますし、一方、タリバン指導部は、アフガニスタン政府と交渉しているとの報道を、先ほどもお話がありましたけれども、否定するなど、非常に複雑な情勢があるわけであります。  我が国は、ア...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど申し上げたと思うんですが、掌握をしております。
○中曽根国務大臣 日米間では常日ごろから緊密な意見交換を行っているわけでありますが、米国は、我が国がいかにして実質的な支援を行うか、そういうようなことにつきましては、先ほどからもお話ありますように、我が国自身が決定する問題であるとの立場を一貫してとっております。  いずれにいた...全文を見る
○中曽根国務大臣 今資料を見せていただきましたけれども、空爆等々につきましては、当然のことですが、我が国は当事者ではございません。  一般的に、各国の軍隊は、個々の作戦の円滑な遂行や作戦参加者の安全の確保のために、作戦にかかわる事実関係の詳細について公表をしていないと承知をして...全文を見る
10月20日第170回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第4号
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○中曽根国務大臣 海賊に対する対応というのは非常に今重要になってきておりますが、一つの例ですが、イエメンとかあるいはジブチ等湾岸諸国への海上警備をどういうふうにやっているかということを御説明させていただきたいと思いますけれども、こうした海賊行為への対策といたしまして、我が国はこれ...全文を見る
○中曽根国務大臣 先週の金曜日でございますが、当委員会終了後、国会のお許しをいただきまして、アラブ首長国連邦で同国と我が国が共催で議長国を務め開催をいたします、G8と中東・北アフリカ諸国の閣僚が出席いたします未来のためのフォーラム、これはBMENAと言っておりますけれども、この閣...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員がお話しされました、京都で開催されましたG8外相会議でございますが、ここにおきまして、連邦直轄部族地域、いわゆるFATAですね、これがトライバルエリアでございますが、ここを含むアフガニスタンの国境地域に対するG8による支援強化策を打ち出したところでございま...全文を見る
○中曽根国務大臣 海上自衛隊が補給支援活動をして行っております海上阻止活動、これが各国間の交流にどういう影響を与えておるか。今お話ありましたように、イランと北朝鮮とか、あるいはシリアと北朝鮮とか、いろいろあろうかと思いますけれども、一概に申し上げることはできませんけれども、まず一...全文を見る
○中曽根国務大臣 我が国は、イランとはかねてから、かつてからずっと良好な関係を有しておるわけでございまして、アメリカとイランとの関係におきましても、我が国のそういう関係をうまく活用しながら両国のそのような関係の改善に努めていきたい、そういうふうに思っております。
○中曽根国務大臣 広報活動の重要性、必要性は、今官房長官からお話があったとおりです。パンフレット等、あるいはポスターの作成を行っておりますが、外務省としても、ホームページとかあるいはセミナーとか、そういうものも開催をいたしまして、広く国民の皆さんに御理解をいただくように努力してお...全文を見る
○中曽根国務大臣 撤退した場合の国際的な反応、影響について、今官房長官のお話しのとおりでありますが、去る九月の末に国連総会に参りまして、総理が国連でスピーチされたわけでありますが、私も同行させていただきました。そのとき各国から、この補給支援のことについてはぜひ継続をしてほしいとい...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどもちょっと申し上げましたけれども、この地域の補給活動というのは、アフガンのテロとの闘いに資するのは当然でありますけれども、委員のお話のとおり、経済的な面でも国民生活の面でも、いろいろな面で重要な役割を果たしております。  我が国は、国際社会の安定なくして...全文を見る
○中曽根国務大臣 アフガニスタンを再びテロの温床にはしない、そういう決意のもとに、厳しい治安状況下ではありますけれども、知恵を絞りつつ、例えばインフラ面、あるいは医療の面、教育の面等、総額一千六百億円、約十四・五億ドル以上の支援を今まで実施してきております。  ことしの六月にパ...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員御承知のとおり、アフガニスタン政府はかねてから、国内和解、これを推進する決意を表明しているわけでございます。我が国も、アフガニスタンによります和解の取り組みというのは同国に政治的な安定をもたらし得るもの、そういうふうに思って支持をしているところでございます。...全文を見る
○中曽根国務大臣 ある国が領域国の同意に基づいて当該領域国の警察当局などの機関がその任務の一環として行うべき治安の回復それから維持のための活動の一部を補完的に行うということは、国際法上は国連憲章第二条第四項で禁止されております武力の行使には当たらないわけであります。したがいまして...全文を見る
○中曽根国務大臣 そういうことであります。
○中曽根国務大臣 先ほども申し上げまして、繰り返しになってしまいますけれども、ある国が領域国の同意に基づいて当該領域国の警察当局などの機関がその任務として行うべき治安の維持、回復、そういう活動の一部を補完的に行うということは、先ほど申し上げましたけれども、これは国際法上は国連憲章...全文を見る
○中曽根国務大臣 アフガニスタンにおきますOEFとか、あるいはISAFの活動の詳細を私ども承知しているわけではありませんけれども、極めて厳しいアフガニスタンの治安状況の中において、OEFやISAFはやむを得ず危険な事態に対応せざるを得ません。そして、多数の犠牲者が出るような事態も...全文を見る
○中曽根国務大臣 我が国は、OEF自体に参加しているわけではございません。また、これまでの活動を通じて拘束されましたテロリストなどの取り扱いにつきましては、各国とも作戦の円滑な遂行やそれから作戦参加者の安全を確保するとの理由で原則として公表をしておりません。我が国といたしましても...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、我が国はこのOEF自体に参加しているわけではなく、また、これまでの活動を通じまして拘束されましたテロリストなどの取り扱いについて、各国とも、作戦の円滑な遂行や作戦参加者の安全を確保するとの理由で、原則として公表していないわけであり...全文を見る
○中曽根国務大臣 イスラエルがパレスチナ自治区におきまして九・一一以後もテロ対策を継続していることは、私どもも承知をいたしております。しかしながら、イスラエルの自国の対テロ対策の根拠につきましては、我が国は当事者ではなく、評価を行う立場にはございません。  いずれにいたしまして...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、イスラエルの自国のテロ対策の根拠につきましては、私ども当事者ではありませんので評価を行う立場にありませんけれども、いずれにいたしましても、我が国は我が国として、テロを根絶するためにも、先ほど申し上げた貧困や難民などの問題への取り組...全文を見る
○中曽根国務大臣 テロとの闘いというのは、世界的な、国際的な大変重要な課題でありまして、アフガニスタンもみずから努力を行っておりますけれども、やはりこれを根絶するためには国際的な協力のもとにテロ撲滅作戦をやらなければならないということであります。  もちろん、誤爆はない方がいい...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどから申し上げておりますように、今、国際社会が協力してテロとの闘いを行い、アフガニスタンに一日も早く平和と安定が戻るように努力しているわけであります。  テロとかそれからゲリラというのは掃討したり解決するのが非常に難しいのはもう委員が御承知のとおりでありま...全文を見る
○中曽根国務大臣 アフガニスタンの政府はかねてから国内和平を推進する決意を表明しているわけでありますが、各国の関与につきまして、いろいろな報道を承知しておりますが、まだ各国とも公式に状況を詳細に説明できる段階ではない、そういうふうに今承知をいたしております。  いずれにいたしま...全文を見る
○中曽根国務大臣 私どもといたしましては、我々独自の情報それから報道、そういうものを総合的に踏まえて判断をしてやっているところでございます。
○中曽根国務大臣 今の段階では定かではございません。
○中曽根国務大臣 先ほどから申し上げておりますように、ケシの栽培、これに従事している農家を別のものに変えさせるということも大切ですし、警察の力を強化するという支援をすることも大切でございますし、かんがい事業をやるということもそうですし、いろいろなことを我が国としては支援策を打ち出...全文を見る
○中曽根国務大臣 アフガニスタンにおきましては、国連安保理決議の第一四〇一号に基づいて設立をされました国連アフガニスタン支援ミッション、これはUNAMAと申しますけれども、これが、和平プロセスのための政治的な、また戦略的な助言の提供、それからDIAG、また独立選挙委員会などへの支...全文を見る
○中曽根国務大臣 現在はG8の議長国という立場でもありますので、そういうような立場で各国とまたいろいろな相談をしながらやっていくということだと思います。
○中曽根国務大臣 先ほどからも御答弁申し上げておりますけれども、一つは、G8の議長国としての立場でいろいろ各国、また相談しながらやっていくということもありますし、我が国のできることをやっていくということで、最大限の努力をしていくということしかないんじゃないかなと今思っております。...全文を見る
○中曽根国務大臣 一般的に、各国の軍隊は、個々の作戦の円滑な遂行、また作戦参加者の安全確保のために、作戦にかかわる事実関係の詳細については公表していないと承知をしております。  アフガニスタンにおきましては、アフガニスタン政府及び国際部隊の活動によりまして市民の犠牲が出ていると...全文を見る
○中曽根国務大臣 テロの掃討作戦をやる上におきまして、仮に、やむを得ず空爆を行う場合でも、今委員もおっしゃいました、また、私も金曜日に御答弁申し上げましたけれども、一般市民の被害を最大限回避すべきこと、これはもう当然のことでございます。  お話ありましたように、米国等も、あるい...全文を見る
○中曽根国務大臣 私自身、詳細は承知しておりません。
○中曽根国務大臣 今お話しの事態というものを、私ども詳細承知しているわけでもありませんけれども、民間人が犠牲になるということは本当に痛ましいことであって、これは、テロ掃討作戦とはいえ、できるだけなくするようにしなければならないのは当然のことであります。  アフガニスタンにおきま...全文を見る
○中曽根国務大臣 これも先ほど申し上げましたので恐縮ですが、一般的に、各国の軍隊の活動、また個々の作戦の円滑な遂行、あるいは作戦参加者の安全確保とか、そういうようなことのために、作戦にかかわる事実関係の詳細については米国も公表しておりません。  そういうことから、ぜひ御理解いた...全文を見る
○中曽根国務大臣 また繰り返しになりますけれども、今委員がおっしゃったようなことを回避するために、アフガニスタン政府とNATOまたOEF参加国との間で協議が行われているということでございます。
○中曽根国務大臣 ちょっと急なお尋ねでございますので、今詳細を承知しておりません。
○中曽根国務大臣 まさにアメリカとカルザイ政権との間の話し合いということによって、現在、空爆を含めましてテロ根絶のための活動の実施に当たって、いかに一般市民への被害が及ばないようにするかということをNATOやOEF参加国との間でも協議をしているということでございます。
○中曽根国務大臣 いろいろな報告があろうかと思います。また、立場によってもいろいろな見方、また数字というものが出てくるんじゃないかと思います。  いずれにいたしましても、先ほど申し上げましたけれども、カルザイ政権としても、米国等に対して、犠牲が少なくなるようにというような要請と...全文を見る
○中曽根国務大臣 人道の問題、人の命の問題は、日米同盟だからどうということじゃないと思います。これは一番大切なことだと私も思っております。  そもそも何でこういうことになったのかというのは、総理も御答弁がありましたけれども、九・一一のテロがあって、日本人も含めて本当にとうとい命...全文を見る
○中曽根国務大臣 繰り返しになります。政治情勢と申しますか、現地の情勢も非常に悪化をしているわけであります。そういう中で、民間人が少しでも犠牲にならないようにということを、これは先ほど申し上げましたけれども、米軍もあるいはNATOも協議をしながら努力をしているわけでありまして、実...全文を見る
○中曽根国務大臣 もう委員も十分御承知のことでありますけれども、こういうテロ撲滅に対しては、治安の回復とそれから人道復興、まさに委員おっしゃったとおり、車の両輪でやるということが必要である、私はそういうふうに思っております。
○中曽根国務大臣 先週、麻生総理も御答弁されましたけれども、我が国のODAにつきましては、これは、ODA大綱で、御案内のとおり「軍事的用途及び国際紛争助長への使用を回避する。」そういうふうな原則が掲げられているわけでありまして、これを踏まえまして、政策として軍に対する直接のODA...全文を見る
○中曽根国務大臣 私自身は、八年前の干ばつの状況、それと現時点、承知をしておりません。
○中曽根国務大臣 ちょっと舌足らずなところがあったと思うんですが、全く存じ上げないということではありません。ただ、今委員がおっしゃったような数字的なことを今把握していないということでございまして、訂正いたします。
○中曽根国務大臣 先ほど、伊藤さんの御葬儀での中村さんの弔辞を拝聴しまして、私も非常に胸にくるものがございました。  NGOの皆さん方は本当に過酷な環境の中で大変その地域の復興のために御苦労されているわけでありまして、私は本当に敬意を表しているわけであります。伊藤さんの例のよう...全文を見る
○中曽根国務大臣 アフガニスタン政府によりますこの和解の取り組みというものは、同国に政治的な安定をもたらす、そういうものでありますので、我が国といたしましては、アフガニスタン政府のこの取り組みをまず支持いたしております。  他方、タリバン指導部は、アフガニスタン政府と交渉してい...全文を見る
○中曽根国務大臣 あらゆる機会、チャンスがあれば、そのような働きかけなり、我々も行動をとっていきたい、そういうふうに思っております。(発言する者あり)
○中曽根国務大臣 チャンスが来ればということじゃなくて、チャンスをつくるように努力はしていきたいと思います。
○中曽根国務大臣 個人的にはいろいろ予測もいたしておりますが、この場で申し上げることは適当ではないと思っております。
○中曽根国務大臣 ちょっと詳しくなりますが、よろしゅうございますか。アフガニスタンの方ですか、イラク、両方ですか。(下地委員「両方です」と呼ぶ)両方ですか。  まずオバマ候補でございますけれども、イラクにつきましては、イラクの開戦がそもそもの大きな戦略的失敗であった、政権発足後...全文を見る
○中曽根国務大臣 日本に対しては私は承知しておりませんが、アフガニスタンのテロ掃討についての重要性は述べておられると思います。
○中曽根国務大臣 両候補ともアフガニスタン支援の重要性というのは述べておられるわけでありまして、我が国としては、我が国として何ができるかということをやはり考えるということではないかと思います。
○中曽根国務大臣 先ほど申し上げませんでしたけれども、九月だったと思いますが、オバマ候補も日本の海上の補給支援活動に対する評価を述べておられるようでございます。  外交が、北朝鮮問題、大事なのはもう言うまでもございません。六者会合あるいは日米協議等々を通じて、我々も、今回の米朝...全文を見る
○中曽根国務大臣 これはもう報道もされておりますけれども、今回、そういう外交的な努力といいますか、当然といえば当然でありますが、そういう中の一つの成果といいますか、あらわれとして、米国側も、この拉致の問題に対する重要性、また、この問題を共有しているというような発言が、これはブッシ...全文を見る
○中曽根国務大臣 官房長官がおっしゃったことと同じ考えでありますが、抑止力を維持するということと、それから地元の負担軽減を図るというこの二つが非常に重要であることは言うまでもありません。  そういう点が実現できるように米軍再編を進めていきたい、そういうふうに思っております。
10月22日第170回国会 参議院 本会議 第6号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 米国の同時多発テロ事件の被害者の御遺族への対応についてのお尋ねがございました。  政府といたしましては、事件直後から米国政府が支給いたします補償金の請求手続や補償金の非課税化に関する情報提供等、御遺族に対して種々の支援や情報提供等、御要望を踏まえた支...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 浅野議員の質問にお答えをいたします。  米国による北朝鮮のテロ支援国家指定解除についてのお尋ねでございますが、米国は、従来より、北朝鮮が検証措置に関し十分な協力を示した場合には北朝鮮のテロ支援国家指定を解除するとの立場を明らかにしてきました。  我...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 浜田議員の御質問にお答えをいたします。  世界平和への貢献についてのお尋ねでございますが、国際テロとの闘いの重要性が増大する中、我が国による具体的取組に当たりましては、我が国が憲法の範囲内で何ができるか、他国や国際機関とどのような協力が可能かを十分検...全文を見る
10月23日第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第1号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 外交防衛委員会の開催に当たり、謹んでごあいさつ申し上げます。  国際の平和と安定のための我が国の貢献の在り方について国民的議論が行われております。中でもテロとの闘いは国際社会の最重要課題であり、九・一一テロによって明白となった脅威はいまだ除去されてお...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 二〇〇一年の十二月の二十二日にアフガニスタンに暫定政権が成立した後に、同国の領域内で行われておりますOEF、すなわち不朽の自由作戦ですが、これの下での米国等の活動というものは、国際法上は、基本的には領域国であるアフガニスタンの同意に基づいて、同国の警察...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほど申し上げましたけれども、本来、国内の治安、これの回復とか維持をするということは、その領域国の政府が責任を負って行う活動でありまして、通常は警察の任務でございます。  治安が特別に悪化している状況の中でこのような任務を軍隊が担うことはあります。さ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 繰り返しになりますけれども、本来は警察の任務であると、しかし治安が特別に悪化している場合は軍隊がやることがありますと。さらに、自国の軍隊が脆弱であるということで領域国が外国軍隊に要請してこのような治安の回復、維持をやることはできないことではないというこ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 繰り返しになるかもしれませんが、警察がやるべきところを、警察の力がないと。では、軍隊がやるべきところであるが、アフガニスタンは御案内のように自国の軍隊は脆弱であるということで、そこの領域国が外国の軍隊に要請しているものでありまして、今の委員のお説もござ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 自衛隊の……
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員長、申し訳ありません。  自衛隊の活動につきましては、御案内のように今海上での補給支援活動を行っておりますけれども、陸上につきましては、自衛隊の活動はどのようなものによって貢献ができるかということは考えなくてはいけないと思っております。
○国務大臣(中曽根弘文君) 我が国のNGO等がアフガニスタンの国内においては人道復興活動をしておりますが、自衛隊が陸上においてどのようなことができるかということは、憲法の問題、法律の問題がありますので、そういう点は慎重に検討すべきことと思っております。
○国務大臣(中曽根弘文君) 度々申し訳ありません、委員長。  今のアフガニスタンの治安状況は、申し上げましたように非常に厳しい状況でありまして、OEFやISAFはやむを得ずこういう事態に対処せざるを得ないと、そういうことで活動しているわけであります。  私ども、我が国といたし...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私どもは、御質問でございますが、まず憲法と照らしてどうなのか、それからやはり国際法上の側面とは別にいろんな法律と照らして慎重な検討をする必要があると考えております。繰り返しになりますが、そのようにお答えさせていただきます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員は、国際法上は武力の行使に当たらないから自衛隊は出ていいんじゃないかと、そういうお話ですね。  アフガニスタンにおけるこのOEFとかISAFの活動の詳細を承知しているわけではありませんが、あちらの活動というのは非常に、繰り返しになりますけれども、...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 現地の事情は非常に厳しいところであると、そういうふうに承知をしております。  活動について検討する場合には、当然のことながら現地の事情等も十分に承知した上でなければならないわけで、現地の事情というのは、今一般的に知られておりますように非常に厳しいと、...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) アフガニスタンの本土で自衛隊による支援を行う場合の条件につきましては、一般論として申し上げれば、先ほど申し上げておりますように、現下の現地の非常に極めて厳しい、そういう情勢にかんがみまして、憲法との関係、要員の安全確保、あるいは日本として果たして効果的...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私、再三申し上げたとおりでありますが、官房長官の方から発言したいとおっしゃっておりますので、本件に関することですので、官房長官の方を御指名いただければ有り難く思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員長。
○国務大臣(中曽根弘文君) 今委員からもお話ありましたけれども、十月の十日、夜でしたけれども、約四十分間、先方からの求めによりまして、ライス米国務長官と電話会談を行いました。  その電話会談では、六者会合に関しまして、ライス長官から先般のヒル米国の国務次官補の訪朝に際する米朝協...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) この会談では、今申し上げましたとおり、米国側からは米朝協議の状況の説明があり、私の方からはしっかりとした枠組みをつくるべきだという、そういうお話をしたということでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 我が国の考え方についてはいろいろ申し上げましたけれども、しないでくれと、そういうような発言はいたしておりません。
○国務大臣(中曽根弘文君) 解除の時期につきましては、解除のことについての具体的な時期を含めて具体的なやり取りにつきましては、米国政府との関係もありますので、コメントを差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) ですから、繰り返しになりますが、ヒル国務次官補と北朝鮮側との交渉、合意の内容についての説明を受けたわけでありまして、繰り返しになりますが、私の方からは拉致の問題等をお話をしたということでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 申し訳ありません、委員長、いつも。  先ほどから申し上げておりますけれども、この通告があった、なかった、またいつかということにつきましては、米国との関係がありますので、コメントを差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) 日米間の具体的なやり取りにつきまして申し上げることは差し控えますが、協議の中で米国から我が国に対しまして対外発表に先立って米国の最終的な意思決定についての説明はありましたけれども、説明を受けた具体的な時期を含めて、米国との関係もあって申し上げることはで...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今申し上げましたように、我が国に対しまして……
○国務大臣(中曽根弘文君) 日米間の具体的なやり取りにつき申し上げることは差し控えますが、特に十月の一日から三日のヒル米国務次官補の訪朝後には相当緊密な協議を日米間で行ってきた経緯があり、米国政府は日本側との協議を踏まえて最終的な意思決定を行ったものと承知をしております。  し...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 最終的な意思決定というのは先方のことでございまして、最終的な意思決定を米国側がいついつの時点で行ったかということは、我が方は知る立場にございません。
○国務大臣(中曽根弘文君) 通告というのは、一方が一方に一方的に物事を知らせるということだと思いますが、先ほどから申し上げておりますように、協議をずっと行ってまいりまして、そういう中で米国から我が国に対して、まあ繰り返しになりますけれども、対外発表に先立って最終的な意思決定につい...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) ですから、これは米国との関係もあり、決定の、決定じゃございませんね、説明を受けた具体的な時期については申し上げられませんということです。
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員長もおっしゃいましたとおり、外交上のやり取りでございまして、私の今の答弁を十分に御理解いただければと思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) はい。  日米間の具体的なやり取りは、先ほどから申し上げておりますとおり、特に十月の一日から三日のヒル米国務次官補の訪朝後には各レベルで相当緊密な協議を行ってまいりました。  長くなるかもしれませんが、私とライス長官、それからシーファー大使、また我...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私の方も繰り返しになりますけれども、米国との関係あるいはその他の六者の間との関係等いろいろありまして、差し控えさせていただきたいとお願いをしておるわけであります。
○国務大臣(中曽根弘文君) 質問の趣旨は私も十分理解をしております。  時期ということでございますが、先ほどから申し上げておりますように、十月の一日から三日のヒル米国務次官補による米朝協議から、十月のこれは日本時間で十一日でございましたか、のときまでの間でありますが、申し上げた...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) その御質問にお答えするということは、おおよその米国の意思決定の時期を明らかにするということになるんではないかと私は思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) 協議という表現が適当でなかったかもしれませんが、電話会談があったということでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) それは十一日の、十月十一日の、何時ごろかな、午後十一時半ごろだったと思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) やり取りについてはお答えすることができません。  先ほど申し上げましたけれども、協議が適当かどうかは分かりません。電話会談があったということでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 私が協議と申し上げましたのは、ヒル国務次官補と我が方の局長の会談を始め一連のやり取りを一言で協議と申し上げたのであります。  詳しい、ブッシュ大統領からの電話に対しての、もし内容をお聞きであれば申し上げてもよろしいかと思いますが。
10月28日第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 日米間におきましては常日ごろから緊密に意見交換を行っているわけでございますけれども、御指摘の要請を含めまして、個別具体的な要請が米側からあるということではございません。  米国を含む国際社会の国々から、日本に対しまして、アフガニスタンへの支援を強化し...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほども申し上げましたけれども、個別具体的な要請がアメリカ側からあるということはございませんです。
○国務大臣(中曽根弘文君) 仮に、政府におきまして憲法解釈を便宜的に、また意図的に変更するようなことをするとすれば、今委員からお話ありましたけれども、政府の憲法解釈、ひいてはこの憲法規範そのものに対する国民の信頼を損なわれかねないと、そういうふうに考えております。
○国務大臣(中曽根弘文君) 我が国といたしましては、もう再三申し上げておりますけれども、非核化とそれから拉致問題の解決、両方大事でありますし、またこれを包括的に解決をしなければという基本方針でございます。  米国は、従来から拉致問題に関します我が国の立場を支持をしておりまして、...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) まず、アメリカは従来から、北朝鮮が検証措置に関して十分な協力をした場合にはテロ指定国家、これを、支援国家ですか、これを解除するという立場は明らかにずっとしてきたわけであります。そして、我が国といたしましても、米国が一連の検証措置を北朝鮮に受け入れさせる...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) やはり北朝鮮との問題は、核の問題と拉致の問題とミサイルの問題と、もう委員御承知のとおり包括的に解決をするというのが基本的な方針でありまして、もちろん拉致の問題は人権の問題であり、また国家主権の問題でありまして大変重要でありますけれども、非核化が一歩前進...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 少し長くなるかもしれませんが、具体的に経緯をお話ししたいと思います。  まず、アメリカは従来から、先ほど申し上げましたけれども、北朝鮮が検証措置に関して十分な協力を示した場合は、北朝鮮のテロ支援国家指定を解除するとの立場を明らかにしていたわけでありま...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 総理とブッシュ大統領がお電話した、これが協議で、それの後と、私はそういうふうには申し上げておりません。一連の、三日以降のいろいろなレベルでの協議、それを経た後という意味でございまして、そこはよく御理解いただきたいと思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) 私が申し上げた協議というのは、一連の協議というつもりで私は申し上げました。ですから、電話会談は電話会談、それから協議というのは、もう十月三日以降いろいろなものが私は協議と、そういう意味で申し上げたつもりです。
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員と私が持っているものは同じですから違いはないと思いますが、私とライス長官、それからシーファー大使、また我が方の局長と先方の国務次官補、さっきから私が申し上げておることですね、そして最終的には総理とブッシュ大統領の会談もあったわけですがということで、...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) これは日本語の解釈の問題になると思うんですよ。いや、実際そうです。  私は、じゃ繰り返して申し上げますけど、いいですか、私とライス長官、それから私と、まあ私というのは省略しますが、シーファー大使、また我が方の局長と先方の国務次官補、そして最終的には総...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) その前に、今委員がおっしゃいました新聞の報道ぶりでありますが、外交というのは非常にこれは明らかにできるところとできないところもありますし、また我々としては日本の立場を強く主張して、例えばこの具体的な検証の在り方等について細かく米国に確認作業を行ったのも...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 米国が豪州と支援への参加の可能性について協議を行っているということは承知をしております。
○国務大臣(中曽根弘文君) 今総理からも御答弁ございましたけれども、竹島に関する我が国の立場は一貫しておりまして、我が国固有の領土であるということでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) やはり支援のやり方には、この補給支援の法律で御審議いただいていますように、治安対策の面とそれからもう一つはやっぱり人道復興の面があるわけでありまして、両方がそろって、車の両輪という言い方していますが、のような形で支援をするというのが理想的でありまして、...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今総理から御答弁ございましたけれども、十月十七日の安保理非常任理事国選挙におきまして、日本は百五十八票対三十二票で当選をいたしました。委員のおっしゃいますように、これから二年間の任期でありますけれども、一つはやはり今後常任理事国入りを目指すということと...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今委員から御説明がございましたように、我が国といたしましてはアフガニスタンに対する支援として総額で約十四・五億ドル、約千六百億円ですね、これの支援を行っておるわけであります。内訳につきましては、今委員が詳しく御説明をいただきました。  我が国といたし...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 我が国におきましては、治安の維持、それから警察活動に伴いまして許容される武器使用は、先ほど委員がお話しになりましたいわゆる警察比例の原則に基づいて、事態に応じて合理的に必要と判断される、そういう限度において可能と考えられております。当該限度にどの程度の...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) アフガニスタンに限らず、これまで国際社会でいろいろな問題がありました。そういう数々の取組を振り返ってみましても、テロ・治安対策というものは人道復興支援では代替できないという、それが国際社会の一致した認識でございます。また、十分な治安・テロ対策が取られな...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほど総理からもこのことについてはお話がありました。一九九一年でございましたけれども、多国籍軍が安保理決議に基づいてイラクへの武力行使に踏み切ったことを受けまして、我が国は総額で百四十一億ドル、お話ありましたように一兆八千億円の資金・物資協力を始めとす...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 現在行っております補給支援活動というものは非常に国際社会からも評価が高いと、これは再三申し上げておることでございます。また、非常に継続に対する強い期待というものもあるわけでございますが、結果として、この補給支援活動は我が国の生存、それから繁栄にとって重...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 我が国が補給をしておりますこの燃料等の適正な使用というものにつきましては、今年の二月以降適用されております我が国と補給支援の対象国との間のこれ交換公文があるんですが、それでは新たに補給支援特措法の目的がはっきりと明記をされております。また、新たに協議事...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) OEF、すなわち不朽の自由作戦でございますけれども、今委員が御指摘になりましたように、こちらの方は司令部はカブールにあります、旧法のところに書いてありますけれども。こちらの活動は九・一一のテロ攻撃によってもたらされている脅威を除去するための活動であると...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員がおっしゃいました交換公文、これは我が国とそれから補給支援の対象国との間で結ばれているものでありますけど、ここには補給支援特措法の目的がしっかりと明記をされております。また、新たに協議事項を設けてありまして、我が国が補給いたしました燃料などの適正な...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員御承知のとおり、米軍またNATO等の軍隊におきましても空爆による一般民間人の犠牲者を出さないようにということについては大変な配慮を払っているわけであります。しかしながら、先ほど総理からもお話がありましたけれども、空爆だけじゃなくて、いわゆるこの反政...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) ちょっと質問もう一回、済みません。
○国務大臣(中曽根弘文君) 規制がどういうようなものになっているかは私はちょっと承知しておりませんけれども、暫定政権が成立した後、同国の領域内で行われております米軍の活動というものは、これはもう国際法上は、基本的にはアフガニスタン、領域国であるアフガニスタンの同意に基づいて、再三...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) アメリカとアフガニスタンの間のやり取り、これの詳細については承知はしておりませんけれども、カルザイ大統領が、米国等がアフガニスタンの領域内で実施しております活動に関しまして一般市民に被害が及ばないよう要請していると、そういうことを踏まえまして、アフガニ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) アフガニスタンの外務大臣とそれからアメリカのネグロポンテ・アメリカ国務副長官によります共同声明がございますけれども、これによりますと、米国の代表団は治安活動において失われました多くの文民の命についてまず遺憾の意を表明したと。そして、米国及びアフガニスタ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) ちょっと昔の話にさかのぼりますが、当時の経緯をもう一度振り返らせていただきますと、当時、イラクは十二年間にわたって、大量破壊兵器の申告、それから査察の受入れ、こういうものを求める国連安保の決議に違反をし続けました。そして、国際社会が与えました平和的解決...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 我が国といたしましては、アフガニスタンそれからイラクの安定と復興に取り組んでいるわけでありますが、両国の状況につきましては常に情報の収集を行っております。これらを踏まえました情報の政府としての認識等につきましては、この委員会で、また委員会を始めとする国...全文を見る
10月30日第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 御質問の内容からいたしまして多少現在の状況も御説明させていただきたいと思いますけれども、テロとの戦いというのは依然として継続をしております。今委員御指摘のとおり、米国を含めまして多くの国が尊い犠牲を出しながらもアフガニスタンへの取組を強化しているわけで...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 外交カードというのは、我が国独自で行っているものもございますし、国際的に行っているものもあります。それから、米国が、今お話ありましたような、テロ支援国家ですか、指定というものもありました。したがいまして、それらトータルとして私はそういうような機能を果た...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) まず、先ほど私が答弁申し上げました指定解除ですね、これがカードとして役割を果たしていたと私、申し上げました。  これは、もう少し補足をさせていただきたいと思うんですけれども、我が国は、御案内のように、十月十日の閣議におきまして北朝鮮船舶の入港禁止、そ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) はい、そのとおりでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) テロ支援国家指定がされた場合にまずどういうことになるかということを簡単に御説明申し上げますと、一つは武器関連の輸出、販売ができなくなる、禁止されると。それから軍民両用品の輸出管理、それから経済援助が禁止されると。そして金融その他の分野の規制等、こういう...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 政府参考人から答弁させます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 自衛隊は憲法上必要な最小限の、限度を超える実力を保持しないと、そういう制約が課されているわけでありまして、そういう意味では通常の観念で考えられる軍隊とは異なるものと、そういうふうに思っております。
○国務大臣(中曽根弘文君) 海外からというのはちょっとあいまいではないかと思うんですが、国際法上という言い方をさしていただくと、軍隊というのは武力紛争に際して武力を行使することを任務とするもの、そういう組織を指すものと思われます。自衛隊は、外部からの攻撃に対してそういうときに我が...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) これは、法的には先ほど申し上げたようなことでございますけれども、要は専守防衛のための組織であると。我が国が海外から攻撃をされたり武力攻撃に際して我が国を防衛する、そういう組織であるという言い方でございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほどから申し上げておりますように、我が国を防衛するための防衛の組織であるということです。
○国務大臣(中曽根弘文君) 我が国の憲法とか置かれている立場、そういうものも説明した上で、攻撃をされた際に守る組織ということで、それに対して相手の方がそれは軍隊だと思われるかもしれませんが、繰り返しになりますが、そういうような説明をいたします。
○国務大臣(中曽根弘文君) ないと思います。どちらの国もいわゆる軍隊を有している場合は軍隊だと思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほどから申し上げておりますが、日本には日本国憲法がありまして、それは委員の先生方十分御承知のとおり、大変独自なものであります。それを説明した上で、武力攻撃に対して防衛することを主たる任務とする組織でありますと、そういうふうに申し上げることになります。
○国務大臣(中曽根弘文君) 国際的な平和活動への自衛隊の参加ということにつきましては、国際社会の中での、憲法上の我が国の制約というものをまず踏まえながら、その自衛隊の活動というものが我が国の国際的な地位とそれから責任にまずふさわしいものかどうかということが一つ、それから、中長期的...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほど申し上げましたけれども、国際的な平和活動、いわゆるPKOの活動、これに自衛隊を参加することにつきましては、憲法上の制約を踏まえなければならないというのは当然でございます。  それで、この派遣に対しての基本的な方針としては、一つは紛争の当事者の間...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほど官房長官からも御答弁がありましたけれども、多国籍軍に対する我が国のこの関与ということにつきましては、それが多国籍軍の武力行使と一体とならないようなものであれば憲法上許されると、そういうことで、官房長官が答弁したとおりでございます。  武力行使を...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほども申し上げましたけれども、これはPKO法制定のときから、例えば多国籍軍への我が国の関与ということにつきましては、その関与は、当該の多国籍軍との武力行使と一体とならないようなものであればもう憲法上許されると、そういうふうに今解しているわけで、これは...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほどから質疑がございますように、調査を行ってまいりましたけれども、これは幅広く検討したものでございまして、今の段階では詳細は本日御報告した以上はできないということでございます。  いずれにしましても、現地の状況を十分に調査をし、また的確な判断をして...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 新戦略という言い方をしているかどうか私は承知しておりませんが、二十八日付けの米国紙ウォール・ストリート・ジャーナルで、アメリカの政府がアフガン戦略を包括的に見直すと、そういう報道があったことは承知をしております。米国政府は、それによりますと、アフガニス...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) アフガニスタンを、先ほどから申し上げておりますけれども、再三申し上げておりますけれども、テロの温床としないために、治安、それからテロ対策、それから同時に人道復興支援、これをやるということは重要であるということはもう国際社会の一致した認識でございますが、...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) アフガニスタン政府によります和平の取組というものにつきましては同国に政治的な安定をもたらすと、そういうもので我が国は同国政府の取組を支持しているわけでありますが、他方、タリバン指導部がアフガニスタン政府と交渉していると、そういう報道をタリバンの指導部が...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 安保条約のために駐留していると、そういうふうに認識しております。
○国務大臣(中曽根弘文君) 今回の事故につきましては、現在、日米双方で連携をして原因究明を行っております。現時点で事故原因はまだ判明をいたしておりませんけれども、昨日二十九日には沖縄の県警が当該セスナ機のパイロットに事情聴取を行ったと、そういうふうに承知をしております。  いず...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) じゃ、私から。
○国務大臣(中曽根弘文君) セスナ機の搭乗者に関する所属、氏名等につきましては捜査当局は当然のことながら把握していると、そういうふうに承知しておりますが、現在、本件は捜査中でございますので、それ以上の詳細についてはお答えを差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) まず、今回の事案につきましては、先ほど申し上げましたように、現場で日米双方で検証作業が行われております。また、現在も捜査も協力して行われているわけであります。また、昨日は県警がパイロットに事情聴取を行っておるわけで、日米地位協定が捜査の障害となっている...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) ちょっと大切なことですので一言というわけにはいきませんが、政府といたしましては、その時々のいろいろなそういう問題につきましては運用の改善によりまして機敏に対応していくということが、これが合理的であると、そういう一貫した考えでございます。  そういうと...全文を見る
11月06日第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○国務大臣(中曽根弘文君) PRTそれからDIAGなどの活動の状況でございますので、参考人から答弁をいたさせたいと思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) DIAGの重要性については、今委員がおっしゃったとおりですし、委員が一番よく御存じのことだと思います。  DIAG、すなわちこれは非合法武装集団の解体をすると、そういう組織でありますけれども、我が国が治安分野の改革の一環として主導してまいりましたDD...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 現下のこの国際的な金融危機をいかに乗り切るかということは大変これは大事な一番の課題でありますし、こうして十一月十五日に米国主催でG20が開かれるというのは時宜を得たものだと思っております。  また、これは是非成功させなければならないわけでございますが...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 海上自衛隊がインド洋におきまして補給支援活動を行うことによって米軍等の各国の軍隊の一員と、そういうふうにみなされるということになりますと非常に日本のイメージというものも悪い影響を与えるわけでありまして、現地で活動するいろいろなNGOの団体があるわけであ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私、直接はそういうようなことはお聞きしておりません。
○国務大臣(中曽根弘文君) アフガニスタンにおきましては、各国が協力してこのテロとの戦い、また復興に取り組んでいるわけでありますが、進展は見られますけれども、まだまだ依然課題は残っております。治安の問題、それから麻薬の問題などあるわけでございますが、委員も御承知のとおり、我が国は...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) これは人道復興活動であると、そういうふうに認識しております。
○国務大臣(中曽根弘文君) もう一度質問、恐れ入ります。
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほども申し上げましたけれども、海上給油支援活動のほかには、難民の支援、それから食糧の支援、人道支援、そういうような活動、それから政治的な分野等でNGOを通じました支援も含めて活動しております。
○国務大臣(中曽根弘文君) 現地で本当に危険な状況の中で活動されているNGOの皆さんのそういうことに対しては、本当に敬意を表し感謝をしているところでございます。中村氏を始めとする日本のNGOの皆さんもそういうような活動を行っておるわけでありまして、私たちは、そういう御自分の命も顧...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 自衛隊の補給支援活動は、もう委員も十分御承知のとおり、インド洋のあの地域における海上の安全のために、例えば麻薬の問題、あるいは海賊の問題、あるいは武器の輸送の問題等々の、そういうものが行われないように、かつ、そこを通る日本の原油を積んでくる船、そういう...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 前にも申し上げたかと思いますが、自衛隊というのは憲法上必要最小限度を超える実力を保持しない、保持し得ない、そういうような制約を課されているわけでありまして、今委員がおっしゃいましたけれども、現在の自衛隊の装備あるいは活動は、私はこれは適当なものだと、そ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 申し訳ありません、ちょっと最後が聞き取りづらかったのですが。
○国務大臣(中曽根弘文君) 自衛隊の活動とNGOの皆さんの活動というのは、今回のアフガンの問題に関しては、アフガニスタンの一日も早い平和、それから復興という目的では一緒でありますが、本来、自衛隊に係る費用というものは国全体の安全保障のための費用でありますし、NGOの皆さんはNGO...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今委員も御承知でおっしゃいましたように、オバマ氏は大勝したわけですけれども、これの原因というのはいろいろ考えられると思います。ブッシュ大統領の又は政治の評価というものも私はいろいろあろうかと思います。  私が一番感じておりますのは、オバマ氏がキャンペ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) アポイントの取り方につきましては、在外公館に対しまして外務省の本省より、調査の趣旨とか日程とか、あるいは調査団のリスト、それから調査の希望項目、そういうものを伝達した上で必要なアポイントの取付けを指示をいたしました。在外公館では、基本的には電話による連...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 本省から送付をいたしました調査団のリストには、メンバーの氏名とかそれから所属の省庁、それから役職名、パスポート番号、そういうものの記述がありますが、まず、調査団に特段の名前がないということは申し上げておきたいと思います。  英語名は、大変申し訳ござい...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほど申し上げましたけれども、調査団に特段の名称が付いておりませんので、名称のないものに英文の名前もないということだと思いますが、そういうことで御理解いただきたいと思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) これは一つの外交上のやり取りになるわけでございますけれども、そういうことに関します文書につきましては、基本的には対外的には発出しないという、そういう前提で先方に送っているわけでありますので、通常の外交の慣行に照らしても適切ではないと、そういうことで開示...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほども申し上げましたけれども、先方に対しましては、その調査の趣旨とか日程とかリストとか、そういうものをお知らせしているわけでありますけれども、そういうものに関する文書はお渡しをしているということですから、調査団の、再三の御質問でありますけれども、名前...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員から、写しの提出を既に要求しているというお話でございました。  先ほどちょっと申し上げましたけれども、アポイントの取り方は、先方に出向いて先方の担当者と話をするやり方や、また電話によるものもあります。また、先方との話の中では、これも繰り返しになっ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 政府といたしましては、このオスロ条約への署名に向けまして、安全保障上必要となる措置についての予算上の手当ても含めまして、より具体的な検討を行っているところでございます。  ただ、政府としてのこの署名についての正式な決定というものは、今後、このような、...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 確かに、私は今委員が発言されましたような答弁をいたしました。繰り返しませんが、日本の外務省の事務方に対しまして、米国政府のしかるべきところから説明があったということであります。
○国務大臣(中曽根弘文君) どちらも事務的な連絡ということでございますので、何局のだれということは差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) これも繰り返しになるかもしれませんが、私とライス国務長官との電話会談の中でも、米国側は核の非核化を前進させるためにも米朝会談を行ったと、そして北朝鮮がこの検証の措置に関して十分な協力を示した場合には北朝鮮に対するテロ支援国家指定を解除すると、そういう立...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) これは海上阻止活動をやっている各国の艦船に対する給油や水の供給でありまして、その活動は非常に幅が広いものがあろうかと思います、海上地域においてですね。先ほど申し上げましたように、あの地域は麻薬が移送されたり、もちろん海賊もありますし、それから海上輸送の...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私の言葉足らずでありましたけど、原油の九〇%があの地域から来るというようなこともよく例として挙げられますが、結果としてそういうものの安全運航に役立っていると。まあ海賊のこともそうでございます。
11月07日第170回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○中曽根国務大臣 外務委員会の開催に当たりまして、謹んでごあいさつを申し上げます。  現下の国際社会におきまして、金融不安の払拭と世界経済の安定は最大の関心事でございます。これは、我が国国民の生活にも直結する問題でございます。今月十五日に米国で開催されます金融・世界経済に関する...全文を見る
11月11日第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○国務大臣(中曽根弘文君) オバマ氏は米国の次の大統領になりましてもテロとの戦いを継続していくと、そういう米国の基本的な考え方、ないと、私どもは理解をしております。再三、選挙期間中にも、あるいは、選挙期間中ですね、大統領選の最中もオバマ氏は、このテロとの撲滅ということについていろ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) オバマ氏は、イラクの方の兵隊を、主要部隊を撤退をさせて、そしてアフガンの方を増強すると、そういうふうに述べておりますので、そのような考えだと思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) オバマ次期大統領は、北朝鮮の核計画の完全そして検証可能な廃棄、これを目標として直接的、積極的な外交が必要であると、こういうふうに述べておられます。また、拉致問題につきましては、拉致問題に関するすべての問題を解決しなければならないと、全面的な協力を北朝鮮...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員長、済みません。
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほど国連総会と申し上げましたのは米国議会の間違いでございます。訂正をさせていただきます。
11月12日第170回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○中曽根国務大臣 過日の米国の大統領選挙におきましては、もう委員皆さん御承知のとおり、オバマ候補が圧勝いたしました。私は、この選挙は、オバマ候補が大変幅広い、各界各層の支援を得て、そして期待を受けて当選したもの、そういうふうに認識をしております。  今の国際情勢は、御案内のとお...全文を見る
○中曽根国務大臣 日米同盟は、もう言うまでもありませんけれども、アジア太平洋地域の平和と安定の礎である、そういうふうに思っております。  オバマ上院議員は、選挙中のキャンペーンのときもそうですけれども、日米関係、日米同盟の重要性というものを、意見を、見解をしておりました。また、...全文を見る
○中曽根国務大臣 さきの麻生首相とオバマ次期大統領との電話の中でも、一刻も早く会談をしよう、そういうような話が行われた、そういうふうに承知をしております。この十一月十五日にはワシントンで会議があるわけで、オバマ氏の出席については私わかりませんけれども、そういう機会、あるいはAPE...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど委員からは、共和党政権から民主党政権にかわった際の我が国の米国とのパイプ等についてのお話もございました。  選挙期間中と申しますか、ことしの初めごろから、外務省、現地の大使館等を通じまして両党の要人にはコンタクトをしてまいりましたけれども、民主党の主要な...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員がお話しされましたように、オバマ米国次期大統領はシカゴ出身ということでございまして、二〇一六年のオリンピック開催のことにつきましては、米国の新聞報道等でも、大統領にオバマ氏がなるということによってオリンピック招致を助けるとか、あるいはオリンピック招致に追い風...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員が一番あの地域のことはよく御存じでございますが、イランはアフガニスタンと国境を接しておりまして、大変歴史的な、文化的な、昔から密接な関係があるわけでございます。また、米国はアフガニスタン支援、そういう立場にあるわけでございますが、現在、お話のとおり、米国とイ...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員おっしゃいますように、我が国の対応をいかにやるかというのは非常に重要なことでございまして、先方の発表を受けて、今回申し入れ等を行ったわけでありますが、今副大臣からも御答弁いたしましたように、我が国なりの諸機関による放射能の測定というものも行っておりまして、今...全文を見る
○中曽根国務大臣 松本京子さんの件につきましては、たしか二〇〇二年の十月の日朝国交正常化交渉、十二回目の交渉であったと思いますが、そこで我が方から、拉致の疑いが排除されない事案の一つである、そういうふうに提起をいたし、また関連情報の提供を求めていたところでございます。  また、...全文を見る
○中曽根国務大臣 私は、海なし県で、余りそういう海での漁業のことについては詳しくありませんが、今委員からいろいろと、現在の問題点、それからこれから起こり得る問題点等お話しいただきまして、大変重要なことだな、そういうふうに今認識いたしました。  いろいろな法律もありますが、今後、...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員のお話にありましたように、国際情勢は非常に多様化し、複雑化しておりますし、また環境も大変厳しくなっております。そういうところから、国際的な問題については各国が協調して取り組まなければ解決できない、そういうような大きな課題がたくさんあるわけでございまして、御承...全文を見る
○中曽根国務大臣 このたび大統領選挙に当選いたしましたオバマ次期大統領も、選挙期間中にイランについて、直接対話を通じた厳しい外交を行っていくんだ、そういうような発言をされていたと承知をしております。  また、我が国は、御案内のとおり、イランに対しましては、イランの核問題に関しま...全文を見る
○中曽根国務大臣 今、副大臣からも御答弁をいたしましたけれども、この新しい大統領が誕生する機会をまた一つのチャンスととらえまして、我が国としても米国に対し強く働きかけを行っていきたいと思います。  委員御承知かと思いますが、ことしの九月の二十四日に、ニューヨークにおきまして、カ...全文を見る
○中曽根国務大臣 我が国がNSGの総会におきましてインドの例外化について賛成したことにつきましては、大変重要な問題でございますので、ちょっと時間がかかるかもしれませんが、丁寧に御説明させていただきたいと思います。  まず先般の原子力供給国グループ、今のNSGでございますが、これ...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員お話ありましたように、今月の五日に私はロシアのラブロフ外務大臣と会談をいたしました。私の方からは、領土交渉の現状について率直な評価を述べました。経済の分野等、こちらの分野では両国は非常に進展、発展しているわけですが、それに比べますと領土交渉というのは進展がお...全文を見る
○中曽根国務大臣 クラスター爆弾禁止条約、これは大変難しいんですけれども、またかつ大事な課題だと思っております。この条約の署名に向けまして、安全保障上必要となる予算の手当てを含めまして、今具体的な検討を進めているところでございます。  十二月の三日にノルウェーのオスロで署名式が...全文を見る
○中曽根国務大臣 署名をするかどうかも含めて最終的な決定という意味でございます。
○中曽根国務大臣 できるだけ前向きにという方向で今考えております。
○中曽根国務大臣 今私が正式な決定と申し上げたのは閣議決定ということでございまして、私どもとしては、前向きに取り組んで、この署名の式典にできれば出席をしたいと思っております。
○中曽根国務大臣 大変失礼いたしました。  署名する方向でございます。最終決定は閣議で決定ということでございます。
○中曽根国務大臣 もう一度整理して申し上げますが、我が国の方針は署名をする方向でございます。ただし、これは最終的には閣議決定が要るということ、それから出席につきましては、仮に私ということであれば、国会の御承認が要るということで、そのような答弁をさせていただいております。
○中曽根国務大臣 次期大統領になりますオバマ氏は、かねてから北朝鮮のことや拉致に関することについていろいろ御発言をされておられますけれども、一つは、北朝鮮の核計画の完全、検証可能な廃棄、これを目標として、北朝鮮とは直接的そして積極的な外交が必要である、そういうふうに述べておられま...全文を見る
○中曽根国務大臣 今、政府参考人からも答弁いたしましたけれども、このエネルギー支援につきましては、日本としてはまず拉致の問題ということをはっきりと各国に伝えているわけでありますが、油のことに関しましては、肩がわりという言葉がまず適当じゃないんじゃないかな、そういうふうに私は思って...全文を見る
○中曽根国務大臣 一つは、拉致の問題とこのエネルギーの供給の問題でありますけれども、エネルギーの供給の問題が、経済協力がされるからといって、拉致の問題については、これは我が国としてはもちろん、供給しなければ拉致の方が解決されない、そういうふうになるとは思っておりません。拉致は拉致...全文を見る
○中曽根国務大臣 今それはアメリカとオーストラリアの間で話し合いをしている最中でありまして、私どもとしては、この百万トン、あと残りをどうするかということについては、私どもが直接今話をする立場ではございません。
○中曽根国務大臣 米国が核の無力化、こういうプロセスを前に進める、そのために他国との関係で行っております今の経済支援等につきまして、日本としては、先ほどは合意していないという言い方を私しましたけれども、正確には、異議を唱える立場にはない、そういうことでございます。  また、第二...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員が御承知のとおり、我が国は、いわゆる国際人権A規約第十三条2(c)の高等教育無償化条項の適用に当たりまして、同規定の言っております「特に、無償教育の漸進的な導入により、」に拘束されない、そういう権利を留保しているわけでございます。  これは、理由は、高等教...全文を見る
○中曽根国務大臣 それは、できることならば、勉強をしたい、そういう向上心のある学生が高等教育に行く、それはできるだけの支援を政府としてできればと、そういうふうには思っておりますが、今申し上げましたような理由によりまして、なかなか困難が大きいということでございます。
○中曽根国務大臣 先ほど御答弁申し上げましたように、種々の制約、理由がありまして、現在は留保したままでございますが、将来的に国の財政状態がどうなるか等々、先行きもありますけれども、私個人的には、やはりそういう高等教育に対する支援というものもしっかりやっていければ、そういうふうに思...全文を見る
○中曽根国務大臣 結構でございます。
○中曽根国務大臣 まず、この問題について、先ほど松本副長官から御答弁ありましたけれども、私どもにとりましても、国民の利益を第一に考えて、本件の真相解明がまず最優先だと思っております。  さらに、お話ありましたけれども、中国国内における捜査途中での情報を公表するということになりま...全文を見る
○中曽根国務大臣 遡及施行はないということでございます。
○中曽根国務大臣 今のところ、中国側からも具体的な報告がない状況でございます。
○中曽根国務大臣 先ほど申し上げましたように、たび重なる会談においてこの問題の真相究明あるいは報告等を求めておりますが、現段階では特段の報告はありません。引き続いて中国側には状況等の報告といいますか、そういうものを求めていきたいと思っております。
○中曽根国務大臣 先ほどから申し上げておりますけれども、日中首脳会談、十月の二十四日、つい先日でありますけれども、あのときに麻生総理から強く温家宝総理あてにこの問題の解明とまた状況の報告を求めております。あれからもう二十日近くなりますか、そういうことを考えますと、再度、この問題の...全文を見る
○中曽根国務大臣 これは、国民の食の安全というのは命にもかかわることでありますので、今の委員の御指摘も踏まえて、今後の両国の会談等で強く要請をしていきたいと思っております。
○中曽根国務大臣 今、オバマ当時候補でしたけれども、その選挙の分析が委員からなされたわけでありまして、いろいろな見方があろうかと思います。しかし、いずれにしましても、来年一月二十日には新政権が発足するわけでありまして、私たちは、いつも申し上げておりますように、日本外交の基軸であり...全文を見る
○中曽根国務大臣 新しいオバマ政権の陣容がどうなるか、まだよくわかりません。いずれスタッフの名前も出てくることと思いますが、現下の国際情勢を見ますと、今委員もおっしゃいました、テロとの闘い、イラクの問題もありますが、気候変動の問題や、多くの重要課題がある。特に国際金融の問題が喫緊...全文を見る
○中曽根国務大臣 私もきょう初めてそういう著作物があるというのを知りまして、まだ読んではおりません。今委員から御紹介がありましたけれども、今お聞きしただけでコメントするということはちょっと差し控えさせていただきたいと思いますが、一般論として申し上げれば、外務省を退職した人でありま...全文を見る
○中曽根国務大臣 こちらの新聞の投稿記事も、今初めて読ませていただきました。  先ほども村田元次官のことで答弁させていただきましたけれども、退職をした方でありましても、やはりそういうような、特に要職を歴任した方につきましてはそれなりの社会的責任がある、先ほどと同じ答弁になります...全文を見る
○中曽根国務大臣 我が国は今までも言うべきときに言うべきことは言ってきた、私はそういうふうに思っております。その上で今般、この問題については委員御承知のような対応をとらせていただいたということでございます。
○中曽根国務大臣 今回の米国による北朝鮮のテロ支援国家指定解除の問題につきましては、従来から、北朝鮮が核の検証措置に関し十分な協力をした場合にはテロ支援国家指定を解除するという立場をアメリカは以前から明らかにしてきたわけであります。そして、我が国といたしましても、米国がそういう一...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員がサマータイム制度について大変御関心をお持ちで、いろいろなペーパーをお配りになられているのも十分承知をしております。  本当は十五分ぐらいお時間をいただきたいんですが、余りないようですから、ポイントだけあえてまたお話しさせていただきたいと思います。  ま...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員がおっしゃいましたように、オバマ次期米国大統領は、核兵器のない世界を追求するということで、またかつ、アメリカ単独での一方的な核軍縮はしないで、強力な核抑止を維持し続けることを表明されておられるわけで、非常に現実的な核軍縮の考え方を示している、そういうふうに...全文を見る
○中曽根国務大臣 オバマ次期米国大統領は、米国のフォーリン・アフェアーズ誌における論文、それから外交の政策のスピーチの中で、テロリストが核兵器を保有してそして使用すると、これは大変危険であるということを指摘されているわけであります。そして、核兵器とそれから核保有国の増大というのは...全文を見る
○中曽根国務大臣 我が国は、明確な約束を含みます核軍縮の措置が、すべての核兵器国を含める形で二〇〇〇年のNPT運用検討会議において合意されたものであることを踏まえまして、すべての核兵器国に対して、核兵器の削減それから包括的核実験禁止条約の早期批准など、またさらに核軍縮のための具体...全文を見る
○中曽根国務大臣 アメリカとの間で、十分にこれを相談していきたいと思っております。
○中曽根国務大臣 そのとおりでございます。
○中曽根国務大臣 前から申し上げておりますが、唯一の被爆国として、核兵器のない、本当に平和で安全な世界が一日も早く実現するようにということで、この核の問題につきましても積極的な外交努力を行ってきたわけですが、この取り組みにつきましては、核兵器国とそれから非核兵器国との間の対立によ...全文を見る
○中曽根国務大臣 NPTの検討会議のことでございますので、今後十分に検討して対応していきたい、そういうふうに思っております。
○中曽根国務大臣 今般の米軍の再編は、新たな安全保障上のいろいろな課題に的確に対応するために、在日米軍の抑止力を維持しながら、関係の地方公共団体、そして沖縄の住民の皆様の負担の軽減を図る、そういうことで大変重要な問題でございます。ぜひともこの米軍再編というものは実現しなければなら...全文を見る
○中曽根国務大臣 在日米軍の施設それから区域のたしか約七四%が集中をしている、そういうふうに認識しておりますが、沖縄の県民の皆様には大変大きな御負担をかけている、そういうふうに私は承知をしております。  政府といたしましては、先ほど申し上げましたけれども、県民の皆様方の御負担を...全文を見る
○中曽根国務大臣 ただいま委員からも、軍属また御家族等の沖縄における比率についての御説明がありました。  私ども再三負担軽減と申し上げておりますけれども、今お示しいただきましたような数字というものをしっかりと認識した上で、今後のこの負担の軽減に努力していきたいと思います。  ...全文を見る
○中曽根国務大臣 早朝の離陸による騒音というのは大変地域の住民の皆さんの御迷惑になっている、そういうふうに思いますし、これがまた大変深刻な問題であるというのはもう私も十分理解をしております。  米側に対しましては、できる限り早朝の離陸が行われないようにと働きかけを行ってきている...全文を見る
○中曽根国務大臣 この経緯につきましては、今委員から御指摘がありました、米海軍の内部の連絡ミスが原因である、そういうようなことを先方からは報告があったわけでありますが、これは大変遺憾なことであり、私どもとしてはしっかりと再発防止について米側に要請もしております。米側からも、まこと...全文を見る
○中曽根国務大臣 この沖縄船籍の大幸丸の拿捕事件につきましては、今委員がお話しになりましたように、先日ミクロネシア連邦のモリ大統領がちょうど来日されて、私、お目にかかりましたものですから、大統領に対しまして直接、本件の迅速な解決を申し入れました。大統領は、そのときはこの件について...全文を見る
○中曽根国務大臣 事故原因については、今、日米双方で調査中でありますが、私ども外務省といたしましては、現時点では、種々の状況から見まして、パイロットが公務中であったとは思われない、そういう認識に変更はございません。  いずれにいたしましても、こういうセスナ機の事故のようなものは...全文を見る
11月12日第170回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 外務大臣の中曽根弘文でございます。  沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、謹んでごあいさつを申し上げます。  まず、沖縄に関する事項について述べます。  アジア太平洋地域には依然として不安定性と不確実性が存在をしています。先般の米国...全文を見る
11月13日第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○国務大臣(中曽根弘文君) これは二〇〇六年の十一月十五日付けニューヨーク・タイムズの記事と、委員はそのように御指摘されていると思いますが、実際この記事には麻生鉱業に関する記述はございません。しかし、同じ日のインターナショナル・ヘラルド・トリビューン紙の記事には麻生鉱業に関する記...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 海上自衛隊は、御案内のとおり、インド洋上におきまして海上阻止活動を行っている各国の艦船に給油やまた水を供給しているわけでありますが、こういう活動をしていることが米軍等の各国の軍隊の一員とみなされるということであると大変問題だと思います。アフガニスタンに...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今までもこういう我が国のテロとの戦いに関する広報活動というのは随分やってまいりましたけれども、この活動というのは、インド洋上におきまして、もう委員が十分御承知のとおり、テロ、それから麻薬あるいは武器、そういうものの海上移動というものをこれを阻止をする、...全文を見る
11月17日第170回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(中曽根弘文君) ODAは、もう委員が先ほどからお話しされておりますように、非常に重要な外交の手段でございます。  我が国といたしましては、このODAを積極的に活用いたしまして、そして途上国の安定、それから発展、また地球規模課題の解決に貢献するということは我が国自身の...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) ODAにつきましては、府省庁間の情報、これの共有をすること、また連携をするということは非常に大事なことだと、そういうふうに思っております。そういう意味で、各府省庁において構成をされます技術協力連絡会議、これを開催するなどいたしまして、この各府省間の情報...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) こういうような過去のODAの使い方あるいは報告の仕方等につきましては、やはりしっかりと検証をしてみて、正すものは正していかなければならないと、そういうふうに思っております。
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員のおっしゃるとおりだと思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) 案件にもよりますけれども、基本的にはその目的が達成するように効率的に行うべきだと思っております。
○国務大臣(中曽根弘文君) そのような報道がありましたことは承知しておりますが、中国から我が方に対しましてそのような連絡はございません。
○国務大臣(中曽根弘文君) 残念ながら、進展をしているとは言えない状況でございます。我が方といたしましては、一日も早く調査のやり直しが行われるように努力をしているところでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 米国によります北朝鮮テロ支援国家指定解除、これが行われたわけでありますが、これによりまして拉致の方もいい環境になるのではないかとまた期待もしておりますが、これは非核化を促進させるためのものでもございます。  今御質問にございました今後の北朝鮮への対応...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 十月の一日から三日にかけまして米国のヒル国務次官補が北朝鮮を訪問し、いわゆる米朝合意ができたわけでありますが、私どもはその米朝合意についての説明をヒル国務次官補から受けました。  その中で私たちが強く主張いたしましたのは、検証を実施する段階になって、...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私たちは北朝鮮に対しまして、中国にあります大使館等を通じまして、この拉致問題の解決のために、調査のやり直しというものを速やかに、早く再開するようにと、八月の日朝合意に基づいてこれをやるようにということを強く申し入れているわけであります。  ただいま委...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) ODAの活動は適切に報告されることが重要なのは言うまでもありませんが、このDACは、援助にかかわる全般的な議論を行いまして、そして共通のルールづくりを主導しているものでございます。この報告書にはDACメンバーの援助動向が記載をされまして、その実績統計は...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員のお話にありました中国は、ちょっと調べてみますと、第三国援助については、二〇〇六年には九十六か国に援助をしているということでございます。ODAを積極的に活用して、そして途上国の安定と発展、それから地球規模の課題の解決に貢献することは大変重要なことで...全文を見る
11月25日第170回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○中曽根国務大臣 外務大臣の中曽根弘文でございます。  衆議院安全保障委員会の開催に当たり、謹んでごあいさつを申し上げます。  昨年来、国際平和のための我が国の貢献のあり方について、国民的議論が行われております。中でもテロとの闘いは最重要課題であり、九・一一テロによりまして明...全文を見る
11月26日第170回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 今委員がお話しされましたように、十一月九日に私とロシアのラブロフ外務大臣とで日ロ外相会談を行いました。そこでは様々な意見交換を行ったわけでありますが、北方領土問題、また国際金融情勢等について協議を行いました。  特に北方領土の問題につきましては、私か...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) ロシア側は、今までも累次にわたりまして北方領土問題の解決の重要性について述べているわけでありますけれども、同時に、今委員がおっしゃいましたように、一九五六年の日ソ共同宣言に基づいて解決を図ると、そういう趣旨を二〇〇一年以降繰り返し述べておりまして、この...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) ラブロフ外務大臣との間の具体的なやり取りにつきましてはお答えを差し控えさせていただきたいと思いますけれども、この会談におきまして私からラブロフ大臣に対しまして、日ロ関係の最大の問題である北方領土交渉に進展が見られていないと、そういうことに率直な見解を述...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 十一月の二十二日に、ペルーのリマでのAPECの首脳会談、この会議の際に日ロ首脳会談が行われたわけでございますけれども、この会談は極めて両首脳の率直な、また内容の濃い意見交換が行われました。  具体的には、委員も御承知かもしれませんけれども、まず、アジ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今委員が御発言されましたように、APECの首脳会議の際の日ロ首脳会談におきましてメドベージェフ大統領から、領土問題の解決を次世代にゆだねることは考えていないと、そういう発言がございました。この発言は、今年の七月の首脳会談におきまして、これは福田首相との...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 北方四島はいまだかつて一度も外国の領土となったことがない我が国の固有の領土でありまして、戦後六十年以上経た現在もなおロシアによって不法に占拠が続いているということは極めて遺憾なことでございます。この返還というものは我が国国民の長年のこれは悲願でありまし...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今委員がおっしゃいましたように、洞爺湖サミットの際に福田総理との間で行われました日ロ首脳会談におきまして、メドベージェフ大統領は、領土問題を最終的に解決する平和条約が締結されれば両国関係が最高水準に引き上げられる、そういうことに疑いがないという旨を述べ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私どもは、先ほどから申し上げております日本とロシアの首脳の会談、これはサミット、それからAPECありました。そして、これから来年にかけても一連の首脳会談がいろいろ行われると思いますが、そういう機会を通じまして、我が国の立場を強く主張しながら粘り強く解決...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 日米安全保障条約は、このアジア、それから太平洋地域に依然として存在をしておりますいろいろな不安定な状況、あるいは不確実な状況、こういうものに対処する上で大変不可欠な役割を果たしているわけでございますが、オバマ氏のこれまでの発言を見てみますと、安倍総理が...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先日のペルーのリマでのAPEC首脳会議の際に行われました日ロ首脳会談、これは大変率直で、また内容の濃い意見交換が行われたわけでございますが、平和条約締結交渉につきましては、今回のこの会談では、今委員がおっしゃいましたように、メドベージェフ大統領からは領...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 当然のことでありますが、沖縄県も他の都道府県と同じように重要でありまして、そして全く対等な存在であることはもう言うまでもございません。  しかし、在日米軍の専用施設が今委員がおっしゃいましたように七四%が沖縄にあるということは、沖縄の皆さんに多大な負...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 全国各都道府県、いろいろな国の施設やいろいろなものがあります。そういうものも、ある意味ではその県にも御負担を掛けているというものもあろうかと思います。住民の皆さんに対しても同様でございます。  委員がおっしゃいましたけれども、米軍の施設、そういう区域...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) そちらが……
11月27日第170回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○中曽根国務大臣 ただいま防衛大臣からも御答弁ございましたけれども、鳥島、久米島の返還のこと、そしてホテル・ホテル訓練区域の返還とあわせて、十一日に私のところにも、仲井眞沖縄県知事、そして先生にも御同席いただいてお話を伺いました。  その際にも申し上げましたけれども、日米安全保...全文を見る
○中曽根国務大臣 お話ありましたように、十二月の三日から四日にかけまして、ノルウェーのオスロにおいて、クラスター弾に関する条約の署名式がございます。  御質問のことでございますが、一つは被害者支援等のお話がございました。  我が国は、クラスター弾等によって惹起されます人道上の...全文を見る
○中曽根国務大臣 十二月三日、四日の署名式ですが、できれば出席をして、今申し上げましたような、我が国としての積極的な働きかけをやっていきたいと思っております。
○中曽根国務大臣 委員に申し上げるまでもありませんけれども、日本は海洋国家でありますし、また貿易立国である、そういう日本にとりまして、船舶の航行の安全を確保するということ、それから海賊対策、テロ対策を行うということは、当然重要なことでございまして、これは国家の存立にもかかわること...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどの長島委員の御質問とも関連していると思いますが、安全保障、それから我が国の領土を守るということは、国家の最重要課題だと思っておりまして、委員の御指摘の問題というのはしっかりと対応しなければならない、基本的には私そういうふうに思っております。  御承知のと...全文を見る
○中曽根国務大臣 さきの大戦に関する歴史認識につきましては、政府の見解という意味では、村山総理大臣談話それから小泉総理大臣談話があるわけでございます。  その中で繰り返し述べておりますのは、例えば村山総理大臣談話では、我が国は、「植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけア...全文を見る
○中曽根国務大臣 訓練区域それから射爆撃場のこういうところのあり方、そういうものにつきましては、私のところにも知事さんやまた市町村長さんがお見えになりましたけれども、そういう地方公共団体からの御要望、そういうものを、またさらには、当然のことながら日米安全保障上のいろいろな点という...全文を見る
11月28日第170回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○中曽根国務大臣 私は、十一月の十八日から二十三日までの日程で、ペルーのリマで開催されました第二十回アジア太平洋経済協力、いわゆるAPECの閣僚会議に出席をいたしまして、その後、本年が我が国との外交関係樹立百周年に当たりますコロンビアを公式訪問いたしました。  今回のAPEC閣...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど委員から外務大臣の海外出張についてのお話がありまして、御配慮ありがとうございます。国会の皆様方のお許しをいただいて、御理解をいただいて出張させていただいておりますが、できるだけ効果的な、成果の上がる出張に努めていきたいと思います。  インドのお話がござい...全文を見る
○中曽根国務大臣 コロンビアでは、今委員がおっしゃいましたように、我が国の支援という形の一つとして、学校を百二十校、それから図書館を百件建設いたしまして、その記念の式典にも出てきたところでございますが、コロンビアは、状況は委員がよく御承知のとおり、テロが非常に頻繁に発生をしていた...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど委員から天野ルートについてのお話がありましたけれども、これにつきましては、考古学の分野で大変功績を残した方なんですね、天野さんという方は。それで、その天野氏の名前を冠した天野ルートというものがありまして、これはプレインカのルート、ペルーの北部ですが、そこの...全文を見る
○中曽根国務大臣 最初に地雷のお話もちょっとございました。これはコロンビアでありますけれども、地雷対策というものについても我が国で支援してきたわけです。  私、実は、カンボジアとタイ国境の地雷地帯、ここで地雷除去をやっております日本のNGOをずっと応援しておりまして、あそこには...全文を見る
○中曽根国務大臣 今伊藤副大臣からお答えいたしましたし、先ほどの伊藤副大臣の御答弁にもありましたけれども、非常に先行きが、見通しがよくない。そういう中で、ペルーのリマに各国の首脳が集まって、こういう金融危機打開、そして景気回復の会議をするということで、大切なのは、やはり世界に対し...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどAPECの御報告を申し上げましたように、閣僚会議におきまして私がそのようなことを発言いたしました。  こういう金融危機のもとでは、過去の世界金融の恐慌があったわけでありますけれども、そういうときの経験から、まず、保護主義になってはいけないということで、今...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員からも御指摘がありまして、十八カ月あるいは年内に本当に達成できるのか、できない場合はどうするのかということ、大変大事なことだと思います。  WTOにつきましては、もう本当に御案内のとおり大変難しい状況ではありますけれども、保護主義にやはり対抗して、保護主義...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員が今お話ありましたように、二〇一〇年は、我が国がAPECの会議の議長国を務める年であります。先進エコノミーにとりまして、ボゴール目標を達成すべき大変大きな節目の年となるわけでございますが、これまで我々が追求してまいりましたアジェンダ、すなわちFTAAP、アジ...全文を見る
○中曽根国務大臣 御指摘のとおり、APECでの首脳声明の中には、中小企業を含む企業の十分な資金調達、これの確保、それから貿易・投資、これの流れを維持するための輸出信用機関、国際金融機関、そして民間銀行の取り組みを支持するというふうに明記がされているわけでございます。  我が国で...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、政府としては、現在までのところ、できる限りの景気対策を行っておりますが、二次補正につきましては、総理のお話にありますように、来年早々ということでございますので、今準備も行っておるわけでございますので、ぜひ御理解いただきたいと思いま...全文を見る
○中曽根国務大臣 我が群馬県は海なし県でありますけれども、私もマグロは大好きです。  今回のICCAT、すなわち大西洋まぐろ類保存国際委員会の年次会合では、資源の状況に懸念が示されていました東大西洋のクロマグロにつきまして、総漁獲可能量の現行計画からの削減、そして禁漁期の拡大な...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員がお話ありましたように、けさの閣議でこれの署名についての了承が得られました。長い間、この問題については我が国としても対応について検討してきたわけでありますが、人道的な観点も含めまして、またいろいろな、防衛というような技術的な面におきまして検討した結果、今回...全文を見る
○中曽根国務大臣 ことしの七月の九日、アフガニスタン政府と国連が共同で発出をいたしました食料関連支援に関する緊急アピールでございますが、委員も御承知のとおり、総額が四億四百三十一万九千七百二十八ドルでございまして、このアピールは、世界的な食料価格の高騰、それからアフガニスタンにお...全文を見る
○中曽根国務大臣 朝鮮半島出身の旧軍人軍属の遺骨の返還、そして遺族の問題、これにつきましては、遺骨の問題等につきましては、実は私も前から、委員と同様に、委員ほどではないかもしれませんが、大変この問題に関心を持っておりまして、実は私は日韓議員連盟の日本側の社会・文化委員長をしており...全文を見る
○中曽根国務大臣 朝鮮半島出身の旧軍人軍属の方の御遺骨を御遺族に返還するに当たりましては、また返還する手続を進めるに当たりましては、御遺族が特定された場合には、戦没者の氏名それから生年月日、本籍地や死亡年月日、死亡場所やまた死亡の際の状況なども示しました資料を厚生労働省から受け取...全文を見る
○中曽根国務大臣 現在、日韓両国の政府間におきまして、朝鮮半島出身の旧民間徴用者の方々の御遺骨の返還に向けた作業を行っておりまして、可能な限り迅速に御遺骨を返還できるよう、関係省庁と連絡をし、連携をし、努力をしているところでございます。  朝鮮半島出身の旧軍人軍属の御遺骨を返還...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど御報告させていただきましたけれども、こういう国際的な金融の危機、また経済の危機に当たりまして、アジア太平洋地域のAPEC加盟国の首脳が一堂に会しまして、さきの十一月十五日のワシントンでの金融のサミット、これの成果というものを踏まえて、今後どう取り組んでいっ...全文を見る
○中曽根国務大臣 来週の十二月三日に署名式が行われますクラスター弾に関する条約というのは、もう委員が御承知のとおりで、クラスター弾がもたらす人道上の懸念への対応に向けた国際協力を促進するという見地から大変重要な意義を有するものでございます。  政府といたしましては、クラスター弾...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどからお話があります、国際機関の信託基金の閉鎖に伴う拠出残余金につきましては、会計検査院の平成十九年度決算検査報告において指摘されたとおりでございます。そこで、報告で指摘されました十の信託基金すべてにつきまして、国庫返納または他の基金への振りかえに関する手続...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどからお話がありますように、我が国が拠出しているお金の使途についてはやはりきちっとしたものでなければなりませんし、国民の税金から出ているわけであります。  したがいまして、適切な執行を確保するために、私どもとしては、引き続いて国連の事務局とよく連絡をとり合...全文を見る
12月10日第170回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○中曽根国務大臣 外務大臣の中曽根弘文でございます。  沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、謹んでごあいさつを申し上げます。  まず、沖縄に関する事項について申し上げます。  アジア太平洋地域には依然として不安定性と不確実性が存在をしています。先般の米国大統領...全文を見る
12月10日第170回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○中曽根国務大臣 平成十五年の十月に日韓首脳会談が開催をされまして、そこで両国の首脳によりましてEPA交渉を開始することで一致をしたわけで、委員御承知のとおりでございます。それで、韓国とのEPAの交渉は、その平成十五年の十月の後、十二月から平成十六年の十一月まで約一年間、集中的に...全文を見る
○中曽根国務大臣 このことにつきましては、私、韓国の外交通商部長官との会談におきましても、EPA交渉の早期再開については私の方からもお話ししてあります。  それから、今週、日中韓首脳会談、会議が行われるわけであります。この会議の具体的内容については、これからのことでございますし...全文を見る
○中曽根国務大臣 日米のEPA、これにつきましては、去る六月に閣議決定をされました経済財政改革の基本方針二〇〇八、いわゆる骨太の方針でございますが、これにのっとりまして将来の課題として検討を進めていく、そういうこととなっております。しかし、現時点までには日米間で交渉を行っていると...全文を見る
○中曽根国務大臣 もう申し上げるまでもなく、拉致の問題は大変重要な問題で、これは大きな人権問題であると私ももちろん思っております。  委員から、国際的な協力といいますか、そういうバックアップも必要というお話がありました。私も全くそのとおりだと思います。外務大臣就任以来、各国の外...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員のただいまの御意見を参考にして、私たちも前向きに努力をしていきたいと思います。
○中曽根国務大臣 委員がかねてから、特に外務大臣政務官のときもそうですが、平和構築の問題に大変御尽力いただいているということに敬意を表する次第です。特に、広島で行われております人材育成事業、いわゆる寺子屋事業でございますが、これに対しても大変なお力をいただきました。  御提案の...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員のお話ありました外交に関する世論調査でございますけれども、確かに御指摘のとおり、日米関係が良好と思わないという回答が二八・一%、お話ありましたけれども、前回、昨年が二〇・四%ということでございます。しかし同時に、日米関係で親近感を持っているという人の数も、四...全文を見る
○中曽根国務大臣 日中間におきましては、あらゆるレベルの交流が最近は特に活発になっておりますが、特に首脳間の交流も頻繁に行われております。また、文化交流、青少年交流、経済関係交流、これらが非常に深化、拡大をしているわけで、私たちとしては、戦略的互恵関係というものを進めてきていると...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員からお話がありましたように、十一月に行われましたG20の金融それから世界経済に関する首脳会談では、WTOのドーハ・ラウンドの妥結に向けてモダリティーの年内の大枠合意について努力をする、そういうようなことが合意されたわけでございますが、十二月の六日に、WTOの...全文を見る
○中曽根国務大臣 去る三日でしたか、ノルウェーのオスロに行ってまいりまして、我が国としてクラスター弾禁止条約に署名をしてまいりました。私は、大変これは歴史的なことである、意義のあることだ、そういうふうに思っております。  従来から、政府といたしましては、人道上の懸念というものを...全文を見る
○中曽根国務大臣 お話ありましたように、今後の課題としては、生産、保有、また使用する国との関係をどういうふうにしていくかということが最大の課題だと私も思っております。  今まで政府といたしましては、このクラスター弾に関する禁止の条約をできるだけ早期に締結したい、そういうふうに考...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどからお話ありますように、今回署名をしていない国に対する働きかけというのは、今後の大変重要な課題だと思っております。  米国が締結をしておりません軍縮関連条約としては、今委員から御説明いただきましたけれども、包括的核実験禁止条約、いわゆるCTBT、それから...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどから委員のお話で政治主導が大切だということ、私もそのとおりだと思っております。  軍縮外交をどういうふうにやっていったらいいかということだと思いますけれども、今回の問題は、クラスター弾は安全保障上の大変重要な意味を持っているわけでありますけれども、しかし...全文を見る
○中曽根国務大臣 今年度の会計検査院の報告におきまして、複数のODAの案件がいわゆるこの報告の中で「意見を表示し又は処置を要求した事項」ということに掲記をされたわけでございます。これはODAに対する世論や国会の関心の高さのあらわれである、そういうふうに真摯に私ども受けとめておると...全文を見る
○中曽根国務大臣 ちょっと今、突然の御質問でございますので、もしお許しいただければ、事務方から説明させていただきたいと思いますが。
○中曽根国務大臣 先ほど、失礼いたしました。質問通告がございませんものでしたからお答えできませんでしたけれども、委員が今御紹介いただきましたと申しますか、この資料にあります基本約定の借款の監理、これにつきましては、私ども、これに基づいてしっかりとやっていきたい、そういうふうに思っ...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどから申し上げておりますけれども、外務省といたしましては、この会計検査院の報告を十分に踏まえまして、ODAについて適切な執行をやっていきたい、そういうふうに思っております。
○中曽根国務大臣 チェンマイ・イニシアチブにつきましては、委員御承知のとおり、これをやはりマルチの形、一本の契約にまとめる、そういう検討作業が進められているわけですが、今のこういう金融また経済の混乱の中では、まずこうした金融協力をやっていくということは大事であろう、そういうふうに...全文を見る
○中曽根国務大臣 外務担当の大臣といたしましては、日米関係の重要性から、新しいオバマ政権が発足をいたしましたならば、先方の担当でありますヒラリー氏とはできるだけ早くお会いをして日米関係の諸問題について意見交換をしたい、そういうふうに思っており、それを新聞記者さんにも申し上げたわけ...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員おっしゃるとおり、日米の関係は大変に、日本の外交の基軸でありますが、同時に、アジア外交、特に近隣諸国との関係というものも我が国にとって大変大事なものであります。そういう意味では、アジアの信頼を受け、また近隣諸国との良好な関係をもって日米関係をさらに進めていく...全文を見る
○中曽根国務大臣 田母神航空幕僚長の論文につきましては、我が国から外交ルートを通じまして中国政府や韓国政府にも、政府の立場は従来どおりである、本件論文は政府の立場とは何ら関係がない旨、伝達をいたしました。すなわち、さきの大戦に対する我が国の政府の立場は、いわゆる村山総理大臣談話そ...全文を見る
○中曽根国務大臣 我が国は唯一の被爆国でございます。人類に大変な惨禍をもたらした核兵器が二度と使われることのないようにということで、核兵器のない平和で安全な世界を目指していろいろ活動しているわけでございますが、また、そういう意味では、現実的で、かつ堅実なといいますか、着実な核軍縮...全文を見る
○中曽根国務大臣 東シナ海における日中間の協力、この東シナ海の問題につきましては、先般の政治的な合意を踏まえまして、国際約束、これは国会承認条約でございますが、これの締結交渉を早期に開始することが重要であると思っております。そして、その必要性については、日中双方とも認識を共有して...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員おっしゃいますように、例えば共同開発とかあるいは交渉を行う際には、しっかりとしたデータが必要なのは言うまでもありません。  ただいまの件につきましては、詳細なデータは持ち合わせておりませんので、しっかりと調べてみたいと思います。
○中曽根国務大臣 日中間におきましては、東シナ海の境界の画定が実現するまでのいわゆる過渡的な期間におきましては、両国の、双方の立場を損なわないことを前提として東シナ海の資源開発について政治的合意に至ったわけでございます。他方、海洋の境界画定につきましては、我が国といたしましては、...全文を見る
○中曽根国務大臣 今、委員がおっしゃいましたように、各党におきまして種々この件に関して議論が行われているということは私も承知をいたしておりますが、個々の議論につきましては政府としてコメントすることは差し控えさせていただきたいと思います。  その上で申し上げれば、政府といたしまし...全文を見る
○中曽根国務大臣 当時、イラクは十二年間にわたって累次の国連安保理の決議、これに違反をし続けておりました。国際社会が与えました平和的解決の機会というものをイラクが生かそうとしないで、最後まで国際社会の真摯な努力にこたえようとしていなかったわけでございます。こういう認識のもとで、我...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど申し上げましたような理由で我が国はイラクに対する対応をとったわけでございまして、今も、私も、これが正しかった、そういうふうに思っております。
○中曽根国務大臣 先ほど申し上げましたけれども、我が国の対応は申し上げたとおりでありますが、その結果として、イラクに治安が戻り、議会もでき、重要法案もでき、そういう形でイラクが復興に向けて進んでいるということ、こういうものを考えますと、我が国の今までとってきた立場は、これは先ほど...全文を見る
○中曽根国務大臣 繰り返しますが、ブッシュ大統領はブッシュ大統領の立場での御発言だと思います。我が国は、先ほど申し上げたような理由でございます。
○中曽根国務大臣 オバマ次期大統領の就任後の政策に関しまして、まだ新政権が発足していないわけでありまして、現時点において予断を持ってお答えするということは差し控えた方がいいと思いますが、日米同盟につきましては、アジア太平洋地域の平和と安定の礎であるわけでありますので、こういう点に...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど申し上げましたけれども、新政権がどういうような政策をとられるかということは今の時点でも明確になっておりませんし、また予断を持ってお答えすることは差し控えたいと思います。日米の同盟、日米関係をしっかりと緊密化し、維持していくということがまず大切だと思っており...全文を見る
○中曽根国務大臣 今副大臣から御答弁いたしましたとおり、航空機の運用の安全確保というのは本当に大事なことでございまして、万全を期すよう、米側に対しては申し入れをしているところでございます。  米側は、この申し入れに対しまして、改めて安全確保に万全を期していく、そういうふうに明言...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員が御指摘の報道にありますようなこういう発言を外務省の関係者が行ったとの事実は確認しておりませんけれども、いずれにいたしましても、先ほど政府参考人から申し上げましたとおり、三者連絡協議会が失敗であったとは、そういうふうには考えておりません。
○中曽根国務大臣 政府といたしましては、オバマ次期米国大統領は、米軍再編につきまして、日米同盟に基づく両国の努力の重要な側面の一つである、そういうふうに述べております。そういうことで、引き続いて日米の安保体制における米軍再編というものを重視する、そういう立場に立っているものと私は...全文を見る
○中曽根国務大臣 普天間飛行場代替施設につきましての現在の案というのは、委員十分御案内のとおり、生活環境それから自然環境、また実行可能であるかどうか、そういう点を十分に検討して、そしてまた地元の名護市等との合意も踏まえて、米側と合意したものでございます。  このように、現在の案...全文を見る
○中曽根国務大臣 御指摘の、ホテル・ホテル訓練区域、鳥島それから久米島射爆撃場の返還につきましては、十一月の十一日に仲井真沖縄県知事から直接要請をいただいたところでございます。私も、皆さん方の御説明を十分に拝聴させていただきました。  これらの訓練区域それから射爆撃場につきまし...全文を見る
12月11日第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○国務大臣(中曽根弘文君) さきの大戦につきましては、その個々の行為や出来事に対しまして、その評価をめぐりまして様々な議論があるところでございます。政府といたしましては、具体的に断定することは適当ではないと、そういうふうに考えております。  いずれにいたしましても、さきの大戦に...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今委員がおっしゃいましたように、田母神前航空幕僚長の論文にはそのような記述があることを承知をいたしております。  先ほども申し上げましたけれども、さきの大戦につきましては、その個々の行為とかあるいは出来事に対する評価をめぐりましてはいろいろな議論があ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 政治的な発言であるかどうかにつきましても、政府として具体的に断定することは適当でないと考えております。
○国務大臣(中曽根弘文君) 繰り返しになりますが、この大戦に、さきの大戦についての個々の行為や出来事に対する評価、これをめぐりましていろいろな議論があるわけでございまして、政府として具体的に判断、断定するということは適当でないと、そういうふうに思っております。
○国務大臣(中曽根弘文君) いや、繰り返しになって恐縮でございますが、政治的発言であるかないかということについて私からのコメントは差し控えさせていただきます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 個人的な見解の一つ一つについて論評することは差し控えたいと考えますが、一般論として申し上げれば、国際法上、侵略の定義に関しましては様々な議論が行われておりまして、確立された法的概念としての定義があるとは承知いたしておりませんが、相手国の了承がある侵略と...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今月の八日から北京で開催をされております六者会合に関するこの首席代表者会合では、冒頭中国から、議長国である中国から、一つは検証について、それから無能力化及び経済・エネルギー支援の取り進め方、さらに北東アジアの平和及び安全のメカニズムの三つの議題が提示を...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 昨日十日ですね、昨日までの間に日朝の首席の代表者の間での接触があったとは聞いておりません。  我が国といたしましては、前から申し上げておりますが、機会があれば日朝間のバイ協議を是非行いたいと、そういうふうに考えておりますけれども、北朝鮮側から具体的な...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) その報道については、あったということについては承知しておりますが、事実かどうかについては承知しておりません。
○国務大臣(中曽根弘文君) ちょっと事実関係ですので、政府参考人から説明をいたさせます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 拉致問題と同時に核問題が非常に大事なわけで、それはもう申し上げるまでもありませんけれども、我が国といたしましては、北朝鮮が核放棄に向けて具体的な措置をとるということに、それに対応して行われる経済・エネルギー支援、これを含む六者会合、これの成果の文書を我...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) カードを失うということにはならないと、そういうふうに思っております。
○国務大臣(中曽根弘文君) 御指摘の報道については私も承知をいたしております。その報告書、御指摘の報告書、これの記述につきまして、米国政府は、米国の正式な見解を示すものではないと、そういう旨を明らかにしていると。またこれも承知をしております。  いずれにいたしましても、北朝鮮に...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 米国によります北朝鮮のテロ支援国家指定解除につきましては、これはもう前から申し上げておりますけれども、日米間で非常に緊密に協議を行ってきたという、そういう経緯がございます。  こうした協議は、特に米国のヒル国務次官補の訪朝後、すなわち十月の三日でござ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 米国によります北朝鮮のテロ支援国家指定というのは、これはテロリストに対する支援、これを阻止するために国際テロ行為のための支援を繰り返し行っている国、これを指定して、その国に対しまして一定の制裁措置を科すという、そういう米国の制度であるわけでございますけ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) ちょっと事実関係について政府参考人から答弁させます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 質問通告がございませんので、お答えすることができません。
○国務大臣(中曽根弘文君) 事実関係でございますので、政府参考人から答えさせます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほど申し上げましたけれども、拉致問題、非常に重要でありますが、このテロ支援国家指定解除をするということにより核の問題も一歩前進すると、そういうようなことも判断をして米国とは度重なる協議を行ってきたということでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 事務方がだれということは申し上げるべきではないと思います。外務省のそれなりの者でございます。  それで、この事務レベルへの連絡ということにつきましては、その前から、先ほど申し上げておりますけれども、この指定解除に当たりましては、外相レベルを始めといた...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 事務的な連絡とは申し上げておりません。事務レベルに対しての連絡があったということでありまして、連絡を受けた者の氏名を申し上げることは適当ではないと思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) 私のさきの答弁で、この議事録にございますが、外務省の事務方に対しまして米国のしかるべきところから説明があったと、最初にそういうふうに申し上げているわけでありまして、これはいわゆる事務レベルということでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 度々申し上げておりますけれども、外交というのは、今回のこの件に関しましてはもう十月三日以降度々米国としっかりとした協議を行っております。米国の駐日大使、あるいはヒル国務次官補、そしてまたライス国務長官等と我が方のそれぞれの対応するレベル等での協議も行っ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 確かに、私が委員の御質問に対しまして事務的な連絡というそういう文言を使っております。  しかし、最初に申し上げましたように、事務方に対してということで、先ほど申し上げたとおり、だれがということではなくて日本の外務省のしかるべき者に対し、事務レベルとい...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今回のテロ事件には二つのポイントがあると思います。  一つは、非常に準備されたと、入念に準備された組織的でまた大規模な活動であったということが一つあろうかと思います。それからもう一点は、外国人が集まる場所がターゲットに含まれていたと。そういうことなど...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 去る十月十七日でございましたか、我が国は国連安保理非常任理事国に選出されるということが決まったわけでございますが、安保理は、九・一一、このテロに対する非難決議を始めまして、テロリストの資産凍結などを含む累次の決議を採択を行って、国際社会のテロとの戦いに...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) アフガニスタンにおきまして仮に日本の自衛隊として何らかの活動を、これを実施すると、そういうことを検討するような、そういうことになった場合には、今委員からもお話ありましたような憲法との関係についても慎重な検討を要するということは一番大事でございますが、政...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほどからいろいろ田母神氏の発言について議論しているわけでありますが、個人の見解、それから発言の一々について政府としてコメントすることはできるだけ差し控えたいと思いますが、いずれにしましても、現職の航空幕僚長が政府の認識と明らかに異なる見解を公にしたと...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今防衛大臣から御答弁ありましたけれども、私も同様に考えております。
○国務大臣(中曽根弘文君) 一般の民間人が本当にそういうような空爆によって負傷したりするということは、もう当然のことながら避けなければならないことでありまして、これは米軍等も十分に注意をしていることでございます。ただ、アフガニスタンにおきましては、反政府勢力が逆に意図的に民間人を...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) アフガニスタン政府は、かねてから国内和平を推進する、そういう強い決意を表明をしてきていると、そういうふうに承知をいたしております。  我が国は、アフガニスタン政府によりますこういう和平の取組というものは、当然のことながら同国に政治的な安定をもたらすと...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほどからお話ありますけれども、個人の見解、個人の考えというものも憲法で保障されているものでありますが、やはり私は、立場をわきまえて、そして日本の政府の方針、政策とはやっぱり合致したそういう言動を取ってもらいたいなと、そういうふうに思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今委員からお話ありましたけれども、十二月三日にクラスター弾の禁止の条約に、ノルウェーのオスロに参りまして私が署名を行いました。このクラスター弾がもたらす人道上の懸念、これへの対応に向けた国際協力を促進する、それが非常に大事だと、そういう見地から今回のこ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 七月の後半に、今委員がおっしゃいましたように、アメリカのこれは国防次官補でございますが、次官補代理が来日いたしまして、アフガニスタン情勢に関して政府関係者と意見交換したのは事実でございますが、今お話ありましたような支出を日本政府に要求しているということ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) お尋ねのような、米国からの要請を受けまして補正予算にアフガニスタン関連で約四百億円組み込むと、そういうことを検討した事実はございません。
○国務大臣(中曽根弘文君) はい、ございません。
○国務大臣(中曽根弘文君) 済みません。御質問の趣旨をもう一度おっしゃっていただければ有り難いんですが。
○国務大臣(中曽根弘文君) 私、そのテレビなりの報道を拝見しておりませんけれども、恐らくその大使のおっしゃりたかったことは、この米軍再編をロードマップにのっとってしっかりとやってほしいと、そういうことではないかと思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) 米軍機によります騒音の問題というのは、もう当然のことながら、周辺の地域住民にとりましても大変深刻な問題でありますし、また迷惑な問題であると、そういうふうに認識をしております。  政府といたしましても、そういう地域住民、周辺住民の皆さんの御負担を軽減す...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) ただいま申し上げましたけれども、この航空機の騒音規制措置、これを遵守するようにというのは、度々米側には我が国の方から申入れをし、要請をしているところでございますので、今後もその点はしっかりと地域住民の皆さんのそういう安全のためにも申入れをしていきたいと...全文を見る
12月12日第170回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 外務大臣の中曽根弘文でございます。  参議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会の開催に当たりまして、謹んでごあいさつ申し上げます。  本日は、核問題及び日朝関係を中心とする最近の北朝鮮をめぐる情勢について御報告をいたします。  まず、北朝鮮...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今の齋木局長の答弁と多少、繰り返しになるかもしれませんが、八月の日朝実務者協議におきまして、北朝鮮側が調査のやり直しを行うと、これは拉致被害者に関する全面的な調査であると、そして調査は、権限が与えられた北朝鮮の調査委員会によって行われて、可能な限り秋に...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 新しい政権の発足前に予断を持ってお答えすることは差し控えた方がよろしいかと思いますが、その上で申し上げれば、オバマ次期大統領は、十月の十一日でしたか、北朝鮮のテロ支援国家指定解除に関する声明というのを出しておられまして、その中で北朝鮮の核計画の完全それ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 田中均氏が外務省の、これはアジア大洋州局長でしたか、その時期に同氏が北朝鮮側とどういうような人物と個別の接触を行ったかと、それについて明らかにすることは今後の日朝の協議に私は支障があるんじゃないかと、そういうふうに思っておりますので、お答えすることは差...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 確認させていただくと、私、田中局長がそのミスターXとやらとやっていたということを知っていたかということですか。済みません。
○国務大臣(中曽根弘文君) 私は知りません。知りませんでした。
○国務大臣(中曽根弘文君) 私は、そのミスターXとやらがどういう人物かということは聞いておりません。局長、次官以下に任せております。
○国務大臣(中曽根弘文君) 今、農水省から話がありましたけれども、今委員がある方が、何というんでしょうか、かかわっていたとか、そういうお話ありましたけど、そういうことについては私は存じ上げておりません。ただ、今の農水省の説明にありますその点に関してはきちっとやらなければいけないと...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今回の会合の、まずはどういう議論が行われたかということは委員も御承知だと思いますが、一つは検証のやり方、先ほど局長からもお話ありました。それから、一つは核の無能力化、そして経済・エネルギー支援の取り進め方。それからもう一点は、北東アジアの平和それから安...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほども御質問がありましたけれども、オバマ次期大統領は過去の声明の中で、北朝鮮の核計画、これの完全かつ検証可能な廃棄を目標として直接的、積極的な外交が必要であると、そういうふうに述べておりますし、また、拉致問題につきましても、拉致問題に関するすべての問...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 二〇〇五年の九月の十九日に発表されました第四回六者会合に関する共同声明では、この六者は、北東アジア地域における安全保障面の協力を促進するための方策について探求していくことに合意したと、そういうふうになっております。これは、六者会合の枠組みを通じまして核...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今、官房長官から御答弁ありましたけれども、日朝間では権限が与えられた北朝鮮の調査委員会による調査ということではっきりしているわけでありまして、私どもは、一日も早くこの権限が与えられた調査委員会を立ち上げてもらうと、そして調査のやり直しをやってもらう、始...全文を見る
12月16日第170回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○中曽根国務大臣 米国の次期政権、オバマ政権とは、今委員がおっしゃいましたようないろいろな国際的な諸問題、また地球規模の問題等について、緊密に連絡をとり合ってまたやっていかなければ、そういうふうに思っております。  今御質問にありました今後のアフガン支援についてでございますけれ...全文を見る
○中曽根国務大臣 この問題は大変難しい問題でありますけれども、今委員がおっしゃいますように、客観的に、大局的に、このテロとの闘いのあり方あるいはイラクの問題を考えてみる必要はあろうと思います。  そういう中で、国際社会の一員として日本が何をなすべきか、日本のなすべきことももちろ...全文を見る
○中曽根国務大臣 オバマ次期大統領が政権をスタートさせた場合にどういう政策をとるかということについては、現時点で日本の政府としてお答えする立場にないのではないかと思います。  しかし、今までの選挙期間中の同氏の発言等から見ますと、このアフガンに対してテロリスト対策というものをさ...全文を見る
○中曽根国務大臣 アフガンの出口のお話がありましたけれども、委員がおっしゃいますように、長期的な観点からも、また総合的にも判断していくということが大事だと思います。アフガン政府が行おうとしております、努力している和平交渉を初め、どういう形が望ましいのかということは十分考えなければ...全文を見る
○中曽根国務大臣 我が国は、先ほど申し上げましたけれども、テロとの闘いにやはり努力しているパキスタンに対しまして、この支援には取り組んできたわけでありますが、私が国連総会に大臣就任後出席させていただいたときにも、フレンズ会合に出席して、この問題、各国と話し合いを行いました。  ...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員のおっしゃることは大変大事なことでありますし、外務省としても日本政府としても、そういうものを考えなければなりませんし、また、今考えておるところでもございます。  委員のおっしゃることも参考にさせていただきながら、今後の進め方については研究していきたいと思い...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、また委員もお話ありましたけれども、国連におきまして安保理の非常任理事国にもなりまして、国連、他の国々と協力しながら世界の平和と安定のまたある意味では主導的な立場もとっていかなければならない、そういう日本の役割というものも考えながら...全文を見る
○中曽根国務大臣 去る十二月三日でしたか四日でしたか……(山口(壯)委員「四日」と呼ぶ)四日でしたかね、署名をしてまいりました。約百カ国の国々がこの禁止条約に署名をしたという意義は大変大きいわけですし、また、我が国がそのような方向を打ち出してアクションしたということも、我が国にと...全文を見る
○中曽根国務大臣 私が署名をいたしましたのは十二月三日でございました。(山口(壯)委員「三日だったですか」と呼ぶ)訂正させていただきます。
○中曽根国務大臣 去る十三日に福岡で行われました日中韓首脳会議におきましては、今委員からお話ありましたように、この三カ国が総合的な防災体制の整備について協力を強化していくということで合意がされたわけでございますが、さらにこの防災協力を具体的に進めていくために、防災担当の閣僚級によ...全文を見る
○中曽根国務大臣 地域の防災協力についてはいろいろなやり方が考えられると思いますし、いろいろな制約もまた一方であろうかと思います。委員の今のお考えも一つの方法だと思います。そういうものも十分参考にさせていただきたいと思っております。
○中曽根国務大臣 私、お名前ははっきりと覚えておりませんが、フィンランドの元大統領が受賞したと思います。
○中曽根国務大臣 アフガニスタンの和平、また、この紛争の仲介というものは非常に大事でございますから、日本の立場として、できることならばそういうものに努力をすべきだと思っております。ただ、現在のアフガニスタンの状況というのは、もう委員も御承知のとおりでございまして、例えばタリバンと...全文を見る
○中曽根国務大臣 今月の十五日に外務省からも、在京の米国大使館に対しまして、訓練の安全が確保されるまでの間は、関連する訓練を中止するよう申し入れをしておるところでございます。  これに対しまして米側からは、米側としても日本側の捜査に協力している、現時点で本件が米軍の訓練の流弾に...全文を見る
○中曽根国務大臣 たびたび政府参考人から御答弁申し上げておりますけれども、しっかりと捜査をするということがまず第一でありますし、私どもとしては、先ほど申し上げましたけれども、米軍側に対しましては訓練の中止を申し入れたわけでありまして、安全対策に万全をとる、そういうような回答もあり...全文を見る
○中曽根国務大臣 再三御答弁申し上げておりますように、事故原因の調査というのは一番大事でありますけれども、この事故調査報告書が公表されて、燃料が十分でなかったということがはっきりわかったわけでありまして、私どもとしては、再発防止という意味で、米側に対しまして、再発防止が講じられる...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員がお話しなさいましたように、この普天間飛行場の代替施設の問題は、平成八年からいろいろないきさつがあって、多くの方の御苦労等もあってこのロードマップというものが決まっているわけでありますが、これはやはり、米軍の抑止力を維持するということと、それから、いつも申...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど申し上げましたように、この移転、返還というものの意義というものを考えますと、困難は伴うと思いますし、今までのいきさつも十分承知しておりますが、沖縄の皆さんとよくお話し合いをしながら、御理解いただきながら進めていくということに尽きるのではないかと思います。
12月16日第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 北朝鮮に対しますこの経済・エネルギー支援、これにつきましては、北朝鮮が行います無能力化作業とこれと並行して行われるということになっているわけでございまして、今回の会合においてもまずそのことが確認されたわけでございますけれども、支援が継続されるということ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 日本といたしましては、このエネルギー支援につきましては、もう委員も御承知のとおり、我々としては当初から他の五か国に対しまして、拉致問題等もあるわけでございますから参加はしないということはもう表明してやっているわけでありますけれども、国際社会の参加、この...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 失礼いたしました。  確かに、我々としては、大変重要な拉致問題があるわけですからこのエネルギー支援には参加をしないと、そういうことを言ってきたわけでありまして、そういう意味ではこれはカードと言えると思います。  ただし、これで拉致問題解決に向けた、...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) よその国が支援をいたしましても我が国としてはカードを失うことにはならないと、そういうふうに思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) 日本は、日本独自の北朝鮮に対する、何といいますか、規制といいますかそういうものを持っているわけでありまして、そういう意味ではカードを失うことはないと、そういうことが言えると思いますが。
○国務大臣(中曽根弘文君) 日本はエネルギー支援をやらないということで従来からずっと対応しているわけでありますから、そういうことで、今回のことにつきましてもカードを失うということにはならないと思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) このことについては二点あると思うんですけれども、一つは、進展がない限り日本としてはエネルギー支援をやらない、経済協力をやらないという、従来からそういう立場を維持しているわけで、そういう意味でカードを失うことにはならないということが一つで、もう一つは、先...全文を見る
12月17日第170回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○中曽根国務大臣 オバマ次期米国大統領は、二〇〇七年の四月でしたか、安倍総理が訪米をいたしました際に、当時オバマ上院議員でございますけれども、米軍の再編につきましては、日米同盟に基づく両国の努力の大変重要な側面の一つである、そういうふうに述べておられまして、政府といたしましては、...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員からお話ございましたけれども、十一月の五日でございましたか、私とラブロフ・ロシア外務大臣との日ロ外相会談が行われました。  そこで私からは、日本とロシアの関係の最大の課題であります北方領土問題、これに進展が見られないということについて率直な意見を述べたわ...全文を見る
○中曽根国務大臣 今、委員がおっしゃいましたメドベージェフ大統領の言葉のうちの、この問題の解決を次世代にゆだねることは考えていない、大変これは私は注目すべき発言ではないかと思っておりますが、これは、平和条約問題を棚上げすることなくできるだけ早期に解決することを強く望む、そういう決...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員が御指摘になりました所信表明演説は、ことしの九月の二十九日に行われたものであります。その演説の中では、麻生総理は、外交のところについて述べておられるわけですが、隣国である中国、韓国やロシアを初めアジア太平洋の諸国とともに地域の安定と繁栄を築き、ともに伸びて...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員から、かつて質問主意書でそういうようなことがあったと記憶しておりますが、きょう、今突然の御質問でございますので、私はお答えできる準備をいたしておりません。もし参考人でよろしければ、参考人にお答えさせます。
○中曽根国務大臣 確かに先ほど質問をいただいたということは聞いておりますけれども、御質問の詳細について、回答する詳細について、今調べて準備中なのだと思います。まだこちらに来ておりません。
○中曽根国務大臣 先ほどの御質問の件でありますが、当然のことながら、痴漢とか盗撮とか、そういうものはあってはならないことで、これは適正に処分しなければなりません。  ただ、これを委員に御報告するに当たりましては、個人情報ということもあります。どこまでお答えできるかわかりませんが...全文を見る
○中曽根国務大臣 実は私、その場におりませんでして、先ほど御質問の中でそういうようなお話がありまして、多分そういうことだろうと思います。
○中曽根国務大臣 北方領土に関します政府の方針というものは、我が国固有の領土である北方四島の帰属の問題を解決して我が国とロシアとの間で平和条約を締結する、そういうものでございます。
○中曽根国務大臣 お答えいたします。  政府といたしましては、先ほど申し上げましたけれども、我が国固有の領土である北方四島の帰属の問題を解決してロシアとの間で平和条約を締結するという基本方針を踏まえまして北方四島の返還を実現していく考えでありますが、同時に、北方四島の我が国への...全文を見る
○中曽根国務大臣 我が国政府は従来から、ソ連時代になるでしょうけれども、ソ連とのあらゆる対話の機会をとらえまして、北方領土問題を解決して平和条約を締結する、そういう立場を粘り強く主張してきたわけでありますが、一九九一年の後半以降、ロシア側から、過去の合意を尊重すること、そして北方...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほども申し上げたんですが、我が国の基本的な北方領土に対する基本方針、もう一度繰り返させていただきますが……(鈴木(宗)議員「いや、大臣、時間がないからさっきの答弁で結構ですから、基本は」と呼ぶ)はい。  帰属がはっきりと、まず帰属を確認するということが私は今...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど申し上げましたようにそのとおりでありますが、まず帰属を確認して、それからの話でありますし、今申し上げましたように、その後のいろいろな条件等については、やはりしっかりと考えていかなければならない、そういうふうに思います。
○中曽根国務大臣 まず、今、もっと国民に説明すべきだというお話がありました。先ほどの質疑の中でも、なかなか北方領土問題に対する世論調査の結果も、まだまだ私は国民に対する認知度は不十分だと思いますので、そういう意味では、委員おっしゃるとおり、領土問題そのもの、それから状況等について...全文を見る
○中曽根国務大臣 本当にもう六十年以上にわたる、これは島民の皆さんのお気持ちを考えれば、一日も早く解決しなければなりませんし、そういう意味では、いろいろ研究して積極的にやっていきたいと思います。
○中曽根国務大臣 質問主意書は、私も鈴木議員からのものはちゃんと見ております。大変な質問主意書で、外務省に来る質問主意書の半分が鈴木議員からでありまして、我々も誠意に対応しているつもりでございます。  ルーブル委員会なる、こういう組織に関する調査につきましては、大臣官房におきま...全文を見る
○中曽根国務大臣 端的に申し上げますが、佐藤職員は現在起訴休職中でございまして、外務省の職員としての身分は有しておりますけれども、職務には従事していないこととされておるわけでございます。そのような職員が、外務省の施策や業務に関する、あるいはそのほかのことの質疑を行うという委員会に...全文を見る
○中曽根国務大臣 当時、大臣官房で行いました調査で確認をいたしております。
12月17日第170回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○中曽根国務大臣 外務大臣の中曽根弘文でございます。  衆議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会の開催に当たり、謹んでごあいさつを申し上げます。  本日は、核問題及び日朝関係を中心とする最近の北朝鮮をめぐる情勢について御報告いたします。  まず、北朝鮮の核問題について...全文を見る
○中曽根国務大臣 今般の六者会合は十二月八日に北京で行われたわけでありますが、この首席代表者会合では、一つは検証について、それからもう一つは、無能力化と経済・エネルギー支援の取り進め方、そして三つ目は、北東アジアの平和及び安全に関する指針に関する議論が行われたわけでございます。 ...全文を見る
○中曽根国務大臣 米国のオバマ次期大統領は、六者会合は北朝鮮に対して明確な選択を提示しており、北朝鮮が核兵器プログラムを放棄した場合意味のあるインセンティブが生まれる一方、拒否した場合には政治的、経済的孤立という未来に直面することになる、そういう立場をとっておりまして、六者会合の...全文を見る
○中曽根国務大臣 確かに、福田総理が退陣されまして、総裁選等も行われたわけであります。そういう意味では政治的な変更があったわけでありますけれども、その後誕生いたしました麻生内閣におきまして、麻生総理は、最初の所信表明演説におきまして、この北朝鮮への対応というものをしっかりと述べて...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどから官房長官が御答弁しておりますように、我が国政府としては、米国とか韓国とかいろいろなところと緊密な連絡をとって情報交換をやっていますが、これはもう御理解いただけると思いますけれども、政府が得ております情報について詳細あるいは具体的に述べるということは、や...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員がおっしゃいました、ゲーツ、米国の国防長官、これの報道については承知をしておりますけれども、我が国といたしまして、北朝鮮の核開発関連のいろいろな動向につきましては、当然のことながら、日ごろから情報の収集あるいは分析に努めておるわけでございます。  今の御...全文を見る
○中曽根国務大臣 今までお会いしてお聞きしておりませんし、今後のことについては、現在のところ、この問題についてお話をするということはありませんけれども、できるだけ早い時期に米国の要人とも会談しなければなりませんし、また国防長官と、私が国防長官にお会いするか防衛大臣がお会いするかわ...全文を見る
○中曽根国務大臣 これまで我が国は、この拉致問題の重要性というものを各国にずっと、私も外相会談をやるたびに話をしてまいりましたけれども、特に米国に対しましてはこの問題の重要性というものも、私の場合はライス長官と会談しましたけれども、この問題も提起をいたしました。  オバマ次期大...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず、ちょっと訂正させていただきたいんですが、先ほど、オバマ上院議員の声明について、私、十月一日と申し上げたかと思いますけれども、十月十一日でございました。  今委員がおっしゃいましたようなこと、我々としては、大変大事なことですので、これをよく踏まえましてでき...全文を見る
○中曽根国務大臣 金賢姫氏に対する接触でありますけれども、これは一九八八年の一月に外務省の担当官が訪韓いたしまして同氏と面会をしておりまして、その際、日本とのかかわり合いを中心に事情聴取をしております。旅券に関することとか、あるいは日本人化教育に携わったとされる日本人女性に関する...全文を見る
○中曽根国務大臣 どういう形で実現できるかわかりませんが、適切な形で検討し、努力してみたいとは思います。
○中曽根国務大臣 十二月十三日の日中韓首脳会議におきまして採択された行動計画では、今委員からもお話ありましたけれども、日中韓の三カ国は、朝鮮半島及び北東アジア地域における平和と安定のために六者会合が重要なメカニズムであるとの認識を共有し、そしてさらに、二〇〇五年九月十九日に合意さ...全文を見る
○中曽根国務大臣 日中韓首脳会談、先ほどから申し上げておりますこの会談後に行われました共同記者会見におきまして、韓国の李明博大統領から、北朝鮮の核問題につきまして、今委員からお話ありましたとおり、これは大変困難な問題だが、時間がかかっても解決しなければならず、また、六者会合参加国...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員がお話しになりました二〇〇五年九月の六者会合の共同声明、これでは、これもお話ありましたけれども、行動対行動、約束対約束の原則に従って、段階的に措置を実施していくということが合意をされているわけでございます。これを受けまして、六者会合では、これまでも、初期段...全文を見る
12月18日第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 麻生総理の外務大臣在任中に、外務省におきまして必要な確認は行いました。しかし、その時点では、麻生鉱業が連合軍の捕虜を労役させていたというそういう情報は確認できなかったと、そういうふうに承知をしております。
○国務大臣(中曽根弘文君) 在ニューヨークの日本総領事館のホームページには、麻生鉱業が強制労働者を使用した旨の記述を含む二〇〇六年十一月十五日付けインターナショナル・ヘラルド・トリビューン紙記事に関しまして、日本政府として反論を掲載をいたしました。この反論は、当時外務省において必...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今の御質問の許可したのはだれかということについては、私自身ちょっと存じ上げませんので、後ほど、もしお許しいただければ事務方から説明さしていただきたいと思いますが、この件につきましては、今般、貴委員の御指摘も踏まえまして厚労省が行った調査により新しい事実...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) この反論の掲載は、当時外務省におきまして必要な確認を行って、その時点で得られた情報に基づいてまず行ったものでございますが、今申し上げましたように、厚労省の調査などがありまして新たな事実が明らかになりましたので、反論を掲載したときの状況とは異なる状況に至...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 閣僚によりますこの保土ヶ谷の英連邦、英国連邦ですね、捕虜墓地、戦死者墓地訪問については、基本的には個々の閣僚が判断すべきものだと、そういうふうに思っておりますし、過去の閣僚の皆さんがどういう理由で訪問されていないのかは私自身は存じておりません。
○国務大臣(中曽根弘文君) 先月の十一日でしたか、レスター・テニー氏からの強い要請を受けまして、藤崎駐米大使は同氏と面談したと、そういうふうに承知をしておりまして、率直な意見交換を行ったと、そういうふうに聞いております。まず、こういうふうな意見交換を行うということは大変重要なこと...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) ポツダム宣言の第十項におきましては、「吾等ノ俘虜ヲ虐待セル者ヲ含ム一切ノ戦争犯罪人ニ対シテハ厳重ナル処罰ヲ加ヘラルベシ」と規定されていることを私は認識をしております。
○国務大臣(中曽根弘文君) 今、ポツダム宣言第十項について申し上げましたけれども、我が国は、さらに、捕虜の取扱いを規定いたしますジュネーブ条約の第三条約に一九五三年に加入もいたしまして、さらに、この条約を含むジュネーブ諸条約を補充、拡充する第一追加議定書にも二〇〇四年に加入をいた...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほどお話ありました情報についても、やはりまた今後のことにつきましても、厚労省と、どういうことができるか、よく相談してやっていきたいと思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) ただいまのこの質疑等も十分踏まえまして今後検討していきたいと、そういうふうに思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) 旧捕虜とそれから戦った者同士の交流というのは大変大事だと私も思っております。  実は、つい十日か二週間前でありますが、インドネシアのあそこのスラバヤ沖ですか、日本の海軍が英国の軍隊の船を撃沈しまして、これ「雷」という日本の船、それから「電」という船で...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 「雷」と「電」、両方あるんです。
○国務大臣(中曽根弘文君) 「電」もあるんです。
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員御指摘のとおり、政府といたしましても、今年のアフガニスタンは大変食料事情が厳しい状況にあると、そういうふうに認識をいたしております。  我が国の政府といたしましては、アフガニスタンに対します食料支援を始めとする人道支援の必要性を強く認識をしており...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今委員がおっしゃいましたように、我が国はアフガニスタンを再びテロと麻薬の温床にしないと、そういう強い決意の下、治安・テロ対策とそれから人道復興支援とを車の両輪として取り組んできております。  先般、インド洋での補給支援を一年間延長する運びとなりました...全文を見る