中曽根弘文

なかそねひろふみ

選挙区(群馬県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数6回

中曽根弘文の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月08日第171回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○中曽根国務大臣 今委員からこの件についての大体の状況の御説明がありましたけれども、改めてちょっと正確に御説明させていただきますと、御指摘の報道は、さきの大戦中の我が国企業における強制労働などについて扱ったものでございまして、その一部に旧麻生鉱業についての記述が含まれていると承知...全文を見る
○中曽根国務大臣 これにつきましても、今申し上げましたけれども、最初に調査したときと調査結果が変わりましたので、結果といたしまして関連資料は政府部内で存在していたということが後日わかりましたために、当時の対応は必ずしも十分でなかった、そういうふうに認めざるを得ないと思います。
○中曽根国務大臣 先ほど申し上げましたけれども、当初の調査が十分でなかったということでございまして、当時の対応が必ずしも十分でなかった、そういうことでございます。
01月09日第171回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○中曽根国務大臣 昨日も申し上げましたけれども、御指摘の報道は、さきの大戦中の我が国の企業における強制労働などについて扱ったものでございまして、その一部に旧麻生鉱業についての記述が含まれていると承知をいたしております。  この記事につきましては、事実誤認が種々含まれておりました...全文を見る
○中曽根国務大臣 現在総理大臣の麻生外務大臣であったと承知をしております。
○中曽根国務大臣 今、総理からも御答弁ございましたけれども、当時の対応が必ずしも十分でなかったと認めざるを得ないと思います。
○中曽根国務大臣 今委員がおっしゃいましたけれども、連日あの地域の武力攻撃等によって子供や民間人を含む多くの方々が犠牲者となっているのは、本当にあの事態は遺憾に思っております。  我が国は、関係国とも密接に連絡、連携をとりながら、事態の悪化に懸念を伝えつつ、さまざまなレベルで即...全文を見る
01月13日第171回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○中曽根国務大臣 会計検査院より指摘を受けました国連信託基金、十の基金につきまして、現在までに確定をしている拠出残余金総額は約八億一千六百四十七万円でございます。昨年、委員からの御質問で政府参考人が御答弁した数字はちょっと正確性を欠いておりまして、八億一千六万円とお答えしたのでは...全文を見る
○中曽根国務大臣 この件につきまして、国連本部は、定期預金を含む信託基金の口座残高につきましては、国連広報センターから定期的に報告を受けているなど、透明性のある形で管理をしておりましたけれども、昨年三月の監査報告を受けまして、先月定期口座は閉鎖された、そういうふうに説明をしており...全文を見る
01月20日第171回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(中曽根弘文君) MRRD、これはアフガニスタンの農村復興開発省のことでございますけれども、ここの資料によりますと、NSP、すなわち国家連帯プロジェクト、これを通じたプロジェクトの承認、実施を行うために過去一年間で三千以上のコミュニティー開発委員会が設立をされました。そ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) まず、委員がお話しになりましたこの地域というのは大変重要な地域でございまして、我が国といたしましても国際会議を開催するなどして平和復興のための努力を行っておるわけでございますが、お尋ねのこの必要な経費を政府として出せるかどうかということでございますが、...全文を見る
01月21日第171回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 昨年の十月に国連の自由権規約委員会は、我が国が二〇〇六年に提出をいたしました第五回政府報告書の審査の最終見解の中で、自由権規約の下での個人通報制度を、これを批准することを検討すべきであると、そういう旨の勧告を行ったわけでございます。  人権に関するい...全文を見る
01月26日第171回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(中曽根弘文君) この国際再生可能エネルギー機関については委員ともお話を以前させていただいたことがありますけれども、御承知のとおり、我が国は地熱とかそれから風力とかあるいは太陽光またバイオマスといった、そういう再生可能エネルギーの開発普及を非常に重視をしておるところです...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 他国を尊重し国旗にも敬意を払うということは、大変大事なことであることは言うまでもございません。  御指摘の点でございますが、外務省といたしましては、今までも外国の国公賓等賓客がお見えの際には街頭に国旗を掲揚したり、あるいは国際会議の場などで国旗を設置...全文を見る
01月28日第171回国会 衆議院 本会議 第6号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 外交の基本方針について所信を申し述べます。  外交の目的は、我が国の国益、すなわち我が国の安全と繁栄及び我が国国民の生命財産の確保にあります。そのためには世界の平和と繁栄が不可欠であり、我が国としても、その実現に大きな責任を有しております。  現在...全文を見る
01月28日第171回国会 参議院 本会議 第4号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 外交の基本方針について所信を申し述べます。  外交の目的は、我が国の国益、すなわち我が国の安全と繁栄及び我が国国民の生命、財産の確保にあります。そのためには、世界の平和と繁栄が不可欠であり、我が国としても、その実現に大きな責任を有しております。現在、...全文を見る
01月30日第171回国会 参議院 本会議 第5号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 環境外交についてのお尋ねがありました。  地球環境問題は喫緊の国際的な課題であり、地球環境の保全は未来に対する我が国の責任です。その観点から、我が国外交の重要課題の一つとして位置付け、国際的なルール作り及びODAを通じた環境分野での開発途上国支援を中...全文を見る
02月02日第171回国会 参議院 本会議 第6号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 人間の安全保障の観点を踏まえたODAについてのお尋ねでございますけれども、我が国は、紛争や感染症などのあらゆる脅威に対処するために、個々の人間に着目をし、個人及び地域社会の保護と能力強化を図る人間の安全保障の視点が重要であると考えております。  我が...全文を見る
02月03日第171回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○中曽根国務大臣 委員の今お示しになられましたこの青い印は、東南アジアにおける海賊事案の発生状況でございますが、マラッカ海峡等、あの地域は、御案内のとおり、我が国にとりましても、貿易、いろいろな面で大変重要な地域ということで、かつては大変海賊事案が発生していたわけでありますけれど...全文を見る
○中曽根国務大臣 イスラム世界は世界に十億人以上の信徒を有している、そういうふうに聞いておりますが、これは、中東地域だけじゃなくて、アフリカやアジアの地域にも広がりを見せているわけでありまして、そういうことから、我が国としては、イスラムの世界についての十分な理解と、それからまた、...全文を見る
○中曽根国務大臣 アフガニスタンと同様に、パキスタンはテロ対策に取り組んでいるわけでございますけれども、パキスタンの安定というのは、地域のみならず国際社会の平和と安定に大変重要である、これはもう言うまでもございません。そういう認識のもとに、我が国はパキスタンの安定的発展のためにい...全文を見る
02月04日第171回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○中曽根国務大臣 今般のイスラエルによりますガザ地区の攻撃で、子供や、今写真もいただいておりますけれども、民間の方々が大勢被害に遭っている、犠牲になっているということは本当に遺憾なことでありまして、大変心を痛めております。  私としても、当初から、関係者に対しまして再三、自制と...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員がおっしゃいました要望書というのは日米間の要望書だと思いますけれども、日米の規制改革及び競争政策イニシアチブ、そういうようなフォーラムのもとでこれが毎年、双方で要望書を交換しているわけであります。  日本以外の国でどうかということでございますが、アメリカは...全文を見る
02月05日第171回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○中曽根国務大臣 今、環境大臣からもお答えがありましたけれども、地球温暖化問題への対応という意味では、委員もお話ありましたけれども、二酸化炭素の排出量の大変多い米国や中国やインド、こういう国を含むすべての主要経済国が責任ある形で参画をする、そして、公平で実効性ある国際的な枠組みを...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員がお話しされましたように、先週、私は沖縄を訪問いたしまして、知事さん、副知事さん、あるいは市町村長さんの皆さん方と懇談を行い、いろいろな意見交換を行ってまいりました。また、普天間基地、嘉手納基地、そして移転予定地のキャンプ・シュワブ等も訪問をしてきたところ...全文を見る
○中曽根国務大臣 お話しのように、昨年の十月でございましたか、ユジノサハリンスク外交代表が、根室で開かれた記者会見において、来年度以降、四島交流で日本側訪問団が訪問する際には出入国カードが必要となる旨の発言をされたという報道がありました。ただ、我が国には何ら通知はございませんでし...全文を見る
○中曽根国務大臣 この四島交流事業というのは、北方領土問題の解決を含む我が国とロシアの間の平和条約締結問題が解決されるまでの間の相互理解の増進を図るということ、そういうことが主な目的として行われているわけでありまして、九二年にこれが始まって以来、相互理解の増進に着実に貢献している...全文を見る
02月06日第171回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○中曽根国務大臣 ヒラリー・クリントン国務長官は十六日に来日をされまして、会談をすることになっておりますが、まだ先方と会談の具体的な内容事項等については調整中でございまして、もちろん、主要な項目等についてはお話ししなければならないことはたくさんありますが、今ここで申し上げることは...全文を見る
○中曽根国務大臣 米軍再編は、今、委員も十分御承知のとおり、抑止力を維持しながら沖縄の県民の皆さんへの負担を軽減するというもので、私は、これは確実に実行する必要がある、そういうふうに思っております。  既にロードマップに基づいていろいろなことが実行されておるわけでございますけれ...全文を見る
○中曽根国務大臣 再編は、短期間で、一年とか二年でやれるものではありません。例えば二〇一四年までに普天間飛行場の移転等、そういうようなロードマップになっているわけでありまして、なかなか目に見えないところも多いわけでありますが、最終的に再編というものを実現するということによって沖縄...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず、現下の安全保障の環境のもとにおきまして、沖縄にあります米軍は非常に抑止力の維持において大変重要な役割を担っている、これはもう委員も御承知のことでございます。この抑止力を維持しながら、可能な限り地元の負担を軽減するため今後も努力をしていくということで、先ほど...全文を見る
○中曽根国務大臣 航空機の騒音の話が今行われているわけでありますが、米軍の航空機によります騒音の問題など、また、この飛行場周辺住民の負担につきましては、私たちは、もう当然のことながら十分に認識をいたしております。そして、米側に対しましては、周辺住民への騒音の影響が最小限になるよう...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、クリントン長官との間ではいろいろな問題が話し合われます。米軍再編、そして日米安全保障の強化等についても話し合われますが、そういう中で、沖縄の負担の軽減についても、私としては我が方の実情というものはお話をしたいと思っております。
○中曽根国務大臣 政府は、来年度予算案に沖縄の海兵隊のグアム移転等に関する予算を計上いたしまして、これは二十八億円を頭とするものでございますが、協定は、二〇〇六年のロードマップに基づいて、在沖縄海兵隊のグアム移転を実現するために必要なものでございます。  そして、今お話ありまし...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど私、グアム移転の予算の額について二十八億円と申し上げましたが、二十八億ドルの間違いで、訂正させていただきたいと思います。  それから、国際約束というのは、これはグアム移転に関する国際約束でありまして、内容は、先ほどから申し上げておりますように、調整中とい...全文を見る
02月18日第171回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○中曽根国務大臣 ソマリア沖それからアデン湾、あの海域の海賊の事案は年々増加しているわけで、また、特にこのところ急増しております。  委員御承知と思いますが、昨年は、一昨年の二・五倍の事案が発生しておりますし、また、日本人の乗組員が被害に遭った事案もあるわけで、また今後こういう...全文を見る
02月19日第171回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○中曽根国務大臣 平成二十一年度外務省所管予算案について概要を説明いたします。  平成二十一年度一般会計予算において、外務省は六千六百九十九億六千六百五十万円を計上しています。これを前年度と比較いたしますと、一・四%の減額となっております。また、ODA予算は、外務省所管分として...全文を見る
○中曽根国務大臣 海賊対策のためには、言うまでもありませんけれども、沿岸各国の海賊対策の能力の向上と、関係国間での情報共有を通じた協力が重要でございます。  我が国は、この考えに基づきまして、東南アジア諸国の海賊対策能力の強化を支援するために、海上保安機関の取り締まり能力向上の...全文を見る
○中曽根国務大臣 一昨日、十七日ですけれども、クリントン国務長官が来日をされたわけです。御案内のとおり、今回の国務長官の来日というのは国務長官就任後初の海外訪問ということでありますけれども、その訪問先として我が国を訪問されました。また、これも既に発表されておりますけれども、オバマ...全文を見る
○中曽根国務大臣 最初の委員のお話についてもちょっと述べさせていただきたいと思うんですけれども、大変重要な御指摘をいただきました。  我が国がアメリカの海兵隊のグアム移転に係る経費については、おっしゃいましたとおり二十八億ドルでありまして、六十億ドルの中の二十八億ドル、残りの部...全文を見る
○中曽根国務大臣 失礼いたしました。  今回の署名は、先ほど申し上げましたように、海兵隊のグアム移転に係る署名であります。これの内容は、あくまでグアム移転事業の実施のあり方について規定をしたものでありまして、普天間飛行場の代替施設の建設につきましては、これは、従来からのといいま...全文を見る
○中曽根国務大臣 開発途上国の貧困対策、これの解決のためには、削減のためには、いわゆる貧困対策ということだけじゃなくて、その国の経済発展を支援するということが大変大事なわけでございます。そういう意味では、我が国は、開発途上国の経済成長を促進する、従来からインフラ整備への支援を大変...全文を見る
○中曽根国務大臣 今、国際社会においては、委員御案内のとおり、気候変動の問題とかテロの問題とかいろいろな課題があるわけでありまして、そういうことを考えますと、我が国としては、二国間の外交だけでなくて多国間の外交も十二分に活用していくということが大事である、言うまでもございません。...全文を見る
○中曽根国務大臣 今のお話でございますけれども、先ほどからお話ししておりますように、国際機関を通じて我が国が国際社会の発展に貢献するというのは大変大事なことでありまして、何よりも適材適所で、またそのポストにふさわしい人を送り込むということが大事でございますので、前職なりかつての仕...全文を見る
02月20日第171回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○中曽根国務大臣 在外公館の果たしている役割というのは大変幅も広うございますし、また大変重要でございます。  今委員からもお話がありましたけれども、外務省では、海外に進出をしております日本の企業とかそういうような団体等の活動などの支援を行っているわけですが、特に日本のすぐれた食...全文を見る
○中曽根国務大臣 今お話しの在外公館と申しますと、我が国の、日本の海外にある大使館と想定されるわけですが、日本におりますと、海外の日本にある在外公館、大使館、これはかなり活発に、その国のいろいろなPRとか、あるいは投資の誘致とか、また商品のそういうような支援を行っておるわけで、日...全文を見る
○中曽根国務大臣 ただいまの御質問にお答えする前に、先ほど、現代美術等の海外へのPRというお話がありました。実は、個人的な話で恐縮ですが、私、党の伝統文化調査会長を一年間ほど務めまして、いろいろな方から、海外の方も含めて、日本の文化の発信のあり方について調査研究を行いました。そし...全文を見る
○中曽根国務大臣 そのとおりでございます。
○中曽根国務大臣 私ども、国連本部が、定期預金を含む信託基金の口座残高につきましては、国連広報センターから定期的に報告を受けているわけでありまして、透明性ある形で管理をされていた、そういうふうに思っております。
○中曽根国務大臣 我が方といたしましては、本来、この国連広報センター、これの諸活動のために活用されるべきである信託基金の残高の一部が定期預金として長期にわたって出し入れなく保有されていたということは遺憾なことである、そういうふうに考えております。
○中曽根国務大臣 私、ちょっとそのメールについて詳細存じ上げませんので、具体的なことですので、参考人から説明をいたさせたいと思います。
○中曽根国務大臣 その辺のいきさつについて、詳細まで、私、申しわけないんですが、承知しておりませんので、まず事務方からちょっと状況をお話しさせたいと思います。
○中曽根国務大臣 先ほど透明性と申し上げましたけれども、国連本部がUNICから定期的に報告を受けているということで、国連本部としては透明性のある形で管理していた、そういうふうに我が方が説明をまず受けております。  おっしゃるとおり、これは国連が管理しているので、国連が中心、主体...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員の先ほどから御質問されている点は大変重要なことであると、まず基本的に認識しております。  それで、きょうは、大変申しわけないんですが、御質問の通告が細かい通告をいただいていなかったので、十分なお答えができなかった点もあろうかと思います。  いずれにしまし...全文を見る
○中曽根国務大臣 今の御質問にお答えする前に、一つ、委員にもしお許しいただければ。  実は、国後島沖における日本漁船四そうが拿捕されていた事件、御承知ですね。一昨年、国後島沖で日本漁船四そうが拿捕され、その船体の返還が長らく日ロ間の懸案となってまいりましたけれども、これまで、ロ...全文を見る
○中曽根国務大臣 それは、従来から、当然政府としての基本的な方針というか、そういうものでございます。
○中曽根国務大臣 東京宣言の趣旨というのは、四島という言い方をしていますけれども、我が方からすれば北方領土ですから、北方領土の帰属ということであって、我が方からすれば四島が日本の領土である、そういう基本的な考え方に立ってのそういう宣言だと思います。
○中曽根国務大臣 独創的で型にはまらない新たなアプローチにより、我々の世代で解決すべく具体的な作業を加速することで一致した、そういうふうに私も聞いております。  これまでの日ロ間の平和条約交渉の中で、日本側から幾つかの提案がなされたということはまず事実なんですけれども、交渉の内...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、日ロ間の平和条約交渉の中ではいろいろなことが話し合われ、いろいろな提案があったと思います、幾つかの提案があったということは事実ですが、今委員もおっしゃいましたように、これは外交交渉なので、交渉の内容にかかわる事柄について明らかにす...全文を見る
○中曽根国務大臣 昨日の予算委員会で麻生総理が御発言された、この平和条約締結問題に関して、これは次の首脳会談までにきちんとした答えが欲しい、そういうふうに総理が発言した、そういうふうに私は承知をしております。  我が国といたしましては、ロシア側との間で、太平洋地域における重要な...全文を見る
○中曽根国務大臣 四月二日に確かにロンドンで金融、経済のサミットがあります。麻生総理も、国会の御都合もあるでしょうけれども、出席をされた場合に、メドベージェフ大統領も出席をされた場合に、会談を行える可能性もあるわけですが、これは決定したわけじゃありません。今、その可能性を探るとい...全文を見る
○中曽根国務大臣 それはもう長年の国家の最重要課題の一つでありますから、できるだけ早く解決をしたいと思っておりますし、そういうことから総理もそのような御発言をされたわけでございます。ですから、その場で、次のロンドンでの首脳会議でロシアとの会談がもし行われるということであれば、これ...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどから申し上げておりますように、会談はまた何回行われても、そこでまた前進すればいいわけですから、次の機会というものを、日本としてはロシアとの会談を検討するわけですが、今のところは、さっきから申し上げておりますように、これはまだ模索しているという段階で……(鈴...全文を見る
○中曽根国務大臣 役人の振りつけじゃないんですよ。やはり、サハリンで、ロシアの大統領と日本の総理大臣が次の会談を模索するということで、ロンドンでの機会を模索するということで、トップ同士がおっしゃっているんですから、それは実現に向けて努力しましょうということでありまして、我々も当然...全文を見る
○中曽根国務大臣 御指摘の報道は承知しております。
○中曽根国務大臣 私自身は、まだそういう報告は受けておりません。新聞報道は承知しております。
○中曽根国務大臣 今回の七カ国財務大臣・中央銀行総裁会議、これには現地の安藤大使を初めとする在イタリア大使館の館員は、日本代表団、もちろん中川前大臣を初めとする日本代表団ですが、この送迎、それから宿舎の留保等についての便宜を図り、また会合に参加する日本代表団を適切に支援したと認識...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど申し上げましたけれども、大使並びに外務省の在外の職員のアテンドなりは申し上げたとおりでありますが、財務省との間では、従来からそうなんですが、海外における大臣の一連の行事日程については、送迎とかいろいろやりますけれども、こういうものについては財務省の同行者が...全文を見る
02月23日第171回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○中曽根国務大臣 一般的に、政府といたしましては、これまでも、脱北者から話を聴取することも含めまして、北朝鮮内部の状況あるいは拉致被害者に関する情報の収集には力を尽くしておるわけでございます。  その上で、例えば今御指摘のございましたファン・ジャンヨプ氏の国会への参考人招致、こ...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員が、情報収集していないんじゃないか、そういうお話ですが、ファン・ジャンヨプ氏に対しましては、これまでも我が国政府といたしましては接触を行いまして、そして、拉致問題を含む北朝鮮に関するいろいろな問題、また北朝鮮情勢等について、その知見や意見を聴取してまいりま...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員がおっしゃいますとおり、一人一人、そういうような文化、文明のそれを享受するということは大切だと私も思います。
○中曽根国務大臣 IPCCが二〇〇七年に発表いたしました第四次の評価報告書は、大気中の温室効果ガスの濃度レベルにつきまして、委員御承知と思いますが、三つのシナリオを掲げまして、そして、それぞれの場合に先進国が全体として二〇二〇年までに求められる温室効果ガスの削減幅を示しております...全文を見る
○中曽根国務大臣 内容については委員がもう十分御承知なわけでありますけれども、これは、二〇〇六年五月に日米間で決められましたロードマップにおける関連事項を確認して、そして、我が国と米国が実施をいたします在沖縄海兵隊のグアム移転の実施のあり方について定めたものでございます。今おっし...全文を見る
○中曽根国務大臣 もう一度申し上げますけれども、二〇〇六年五月のロードマップに記載しておりますように、このグアムへの海兵隊の移転事業というものは、普天間飛行場の代替施設の建設を初めとする沖縄に関連するほかの再編案と相互に関連をしているものでございまして、二〇一四年までの在沖縄海兵...全文を見る
○中曽根国務大臣 憲法におきましては、今委員のおっしゃるようになっております。
○中曽根国務大臣 政府といたしましては、今後、今委員がおっしゃいました環境影響評価、この手続を進めていくに当たりましては、現在もそうですけれども、地元と誠意を持って協議を行っておりまして、そして、ロードマップに基づいて普天間飛行場の移設、返還を着実に進めていく考えでありまして、普...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず、今、政権は自民党、公明党の与党によって担われているわけでありまして、私ども、将来の政権がかわるようなことを想定して、今政策をいろいろ実施しているわけではございません。今、責任を持って我々としては政策を実施しているわけであります。  それから、この協定、私...全文を見る
02月24日第171回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○中曽根国務大臣 在日米軍関係者以外の人が利用しているかどうか。これは、ゴルフ場が米軍の施設・区域内に設置をされている、そういう趣旨も踏まえながら、まず節度を保ってやっていくべきものと考えますけれども、米側は、まさにかかる観点から、米軍ゴルフ場の適切な利用を確保するためのまずガイ...全文を見る
02月25日第171回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○中曽根国務大臣 サハリンに関する日本の立場は今欧州局長が述べたとおりでございますけれども、総領事館の設置については、先ほど委員からもおっしゃいましたけれども、交換公文も交わされました。往復書簡が交わされました。  また、ロシアの承認を受けて行われたかどうかということにつきまし...全文を見る
○中曽根国務大臣 アグレマンにつきましては、これは日ソ領事条約第三条(1)の規定に従いまして、在ユジノサハリンスク総領事を任命するに当たりましては、いずれもロシア側の同意を得ております。
○中曽根国務大臣 二月十八日に行われました日ロ首脳会談、ここで、今委員がおっしゃいましたような、メドベージェフ大統領が指示を出しました新たな独創的で型にはまらないアプローチのもとで作業を行うということが、会談の中のポイントの一つとしてございます。  委員御承知と思いますが、これ...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員がおっしゃるとおりでありますけれども、従来から、政府といたしましては、北方四島の我が国への帰属が確認されれば、実際の返還の時期や態様については柔軟に対応する、そういう立場をとってきているわけで、委員がもう十分御承知のことでありますが、今後ともこのような立場に...全文を見る
○中曽根国務大臣 この北方四島の問題は我が国の最重要課題でございますから、私たちも、十分国民の皆さんに御理解いただけるよう、今後も努力していきたいと思います。
○中曽根国務大臣 まず、総理の御発言でございますけれども、これは日本側の従来の立場、すなわち、北方四島の我が国への帰属が確認されれば、委員も今おっしゃいましたけれども、実際の返還の時期や態様については柔軟に対応するとの考えを述べたものでございまして、従来と変わらないということを確...全文を見る
○中曽根国務大臣 そのとおりでございます。北方四島と竹島の問題です。
○中曽根国務大臣 竹島の問題につきましては、関係省庁が協力または相談しながらやっております。
○中曽根国務大臣 ことしの島根県の竹島の日の関連行事につきましては、招待を受けておりました私、それからアジア大洋州局長等は、諸般の事情から欠席をいたしました。外務省として祝電等のメッセージを送付したということもございません。  ただ、竹島の日の関連行事には欠席をするということに...全文を見る
○中曽根国務大臣 政府といたしましては、地方公共団体が行っております個別具体の施策について見解を述べることは差し控えているわけでありますけれども、先ほど申し上げましたけれども、我が国のこの問題に対する立場というのは一貫しておりまして、平和的解決を図るため、粘り強い外交努力を行って...全文を見る
○中曽根国務大臣 一九九六年だったと思いますが、SACO最終報告では、沖縄県民の負担を軽減するために、沖縄県における米軍の施設・区域を整理、縮小、統合する、そういう方策についてこれは取りまとめたものでございますが、このSACO最終報告に盛り込まれました措置の取りまとめに当たりまし...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどもお答え申し上げましたけれども、この移転先の決定につきましては、米軍の能力とか即応性、そういうものを維持して、また、その移転先が関連する部隊、施設から余り離れてはならない、そういうような事情を考慮されまして移転先を決定した、そういうことでございます。
○中曽根国務大臣 この海軍病院の移設につきましては、SACO最終報告に盛り込まれまして、先ほどからお話ししているとおりですが、また、平成十八年五月のロードマップにおきましても、SACO最終報告の着実な実施の重要性を強調しておりまして、今後とも、その実施を着実に進めていく考えでござ...全文を見る
○中曽根国務大臣 ロードマップにおきましては、現在海軍病院の所在するキャンプ桑江については全面返還が、そして、その移転先でありますキャンプ瑞慶覧につきましては、部分返還及び残りの施設とインフラの可能な限りの統合と記述されているわけでありまして、そういうところから、海軍病院をキャン...全文を見る
○中曽根国務大臣 承知しております。
○中曽根国務大臣 まず、先ほどの米国の国家歴史保存法について、ちょっと誤解があるといけませんので、もう一度答弁させていただきます。  この国家歴史保存法が、米国の域外における米国国防省の活動に対してどういうような効果を持っているか、そういうことにつきましては、日本政府としては責...全文を見る
02月26日第171回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○中曽根国務大臣 先ほどから総理が御答弁されているとおりでありますが、さきの私とクリントン国務長官との会談におきましても、総理がおっしゃいましたように、特定の地域を指してということではございませんけれども、日米安保体制に基づく、核抑止を含む対日防衛に係るコミットメントを長官は表明...全文を見る
○中曽根国務大臣 もう既に委員には累次御説明しておりますけれども、在日米軍の再編に係る協議におきましては、我が方から、抑止力を維持しながら特に沖縄の負担を軽減する、そういう大変大きな目的のある、そういう重要性は強調してきたところでございます。  この沖縄海兵隊のグアム移転は沖縄...全文を見る
○中曽根国務大臣 ただいま委員がおっしゃいました発言について私は承知しておりませんので、そのことについてはお答えできません。  第三海兵機動隊の展開部隊が約八千人グアムに移転し、また家族が九千人移動するわけでありますけれども、常に人数というのは変動いたしますために、協定上明記す...全文を見る
○中曽根国務大臣 竹島の日がございまして、記念式典もありまして、御案内状をいただいたんですが、私自身は諸般の事情がありまして出席することができませんでした。また、政府の職員についても出席をいたしませんでした。  そういう形で、行事には欠席することになりましたけれども、政府といた...全文を見る
○中曽根国務大臣 一月の予算委員会それから先日の分科会でも、私、御答弁いたしたと思いますが、私どもといたしましては、本来このセンターの諸活動のために活用されるべき信託基金の残高の一部が、定期預金として長期にわたって出し入れもなく保有をされていたということは遺憾なことであったと考え...全文を見る
02月27日第171回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○中曽根国務大臣 今委員がおっしゃいましたように、海兵隊のグアムへの移転とそれから普天間基地の代替施設の建設と嘉手納以南の土地とか施設の返還、これはパッケージと考えて結構だと思います。
○中曽根国務大臣 過日、ヒラリー・クリントン国務長官と私とで署名はいたしましたけれども、この協定が国会で御承認をされて締結をされましたら、そういうことになります。
○中曽根国務大臣 今回署名いたしましたこの協定は、あくまでもグアム移転事業の実施のあり方について規定をしたものでございます。普天間飛行場の代替施設との関係では、ロードマップの内容を改めて確認したにすぎないということでありまして、何ら新たな内容を規定するものではございません。
○中曽根国務大臣 先ほど申し上げましたように、ロードマップは全体についてのことでございますが、今回のはグアムへの海兵隊の移転についての協定でございます。
○中曽根国務大臣 さっき申し上げましたように、ロードマップは確かにパッケージでございますが、協定はグアム移転に関するものでございますし、ロードマップの内容を確認したというものでございまして、先ほどから御答弁申し上げているとおりでございます。
○中曽根国務大臣 先ほどから申し上げているとおりで、ロードマップはロードマップとして全体を規定したものでありますけれども、この協定の中におきまして、今委員がお読みになりましたロードマップの中のことについて規定をしておりますけれども、この協定そのものはグアムへの移転についてのもので...全文を見る
○中曽根国務大臣 ロードマップについては委員がよく御承知なわけでありますけれども、これは、もう一度正確に申し上げますと、二〇〇六年五月の2プラス2において、在日米軍の兵力態勢の再編の最終的な取りまとめとして日米の関係閣僚が承認をいたしました、日米両政府の意図を表明した文書でありま...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどから申し上げておりますけれども、この協定は、あくまでもグアム移転事業の実施のあり方について規定をしたものでございます。普天間飛行場の代替施設の関係では、ロードマップの内容を改めて確認したと再三申し上げているとおりでございますけれども、何ら新しい内容を規定す...全文を見る
03月05日第171回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 個人的な話で恐縮ですけれども、私も、日本知的障害者スポーツ連盟の会長、またその傘下の知的障害者バレーボール連盟の会長を務めておりまして、日ごろから障害者の人権とかいろんな問題については大変大事なことだと思っております。また、特にスポーツなどを通じて、そ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 仮訳文につきましては幾つか議論があるところでございますが、私どももそういう方々の、NPO、NGOですか、の方々の御意見も入れながら検討をしているところでございますし、御意見を受け入れたところもございます。  いずれにいたしましても、先ほど申し上げまし...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) この件につきましては、拉致被害者の御家族である飯塚さんも金賢姫氏からお話を聞きたいということもありまして、私どもにその面会の実現についての要請というものがございました。  私どもとしては、これは韓国に金賢姫はおられるわけで、韓国政府を通じてこの実現を...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) WTO協定を含めまして、国際協定はすべからく外務省が所管しているところでございますが、実際の交渉につきましては、WTOのこの協定が非常に広範な市場のアクセスとか、あるいは新しい貿易ルールの策定など非常に多岐にわたり、また包括的なものであると、そういうと...全文を見る
03月06日第171回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 外交上のやり取りの詳細につきましては明らかにすることは差し控えさせていただきますけれども、今委員がおっしゃいました二月の二十三日に韓国の国防部が発刊をいたしました二〇〇八年国防白書、これの竹島に関連する記述につきまして、我が国としては容認することができ...全文を見る
03月09日第171回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(中曽根弘文君) アジアの地域が豊かで、そして安定して、また開かれたそういう地域であるということは、我が国の安全とかあるいは繁栄にとっても不可欠でございます。そういう中で、我が国は日米同盟をまず基軸といたしまして、アジアの各国とともにそういうようなアジアを築くというそう...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 途上国におけるこの開発事業、これの効果を上げるということは非常に大事でありますし、我が国の援助のまた戦略的な有用性、これを高めるということも大事なことでございます。そういう観点から、円借款業務の迅速化はもう言うまでもございません、大変有益であり、また必...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私も委員と基本的に同じような考えでございます。ODAを効果的に推進をしていくためには、我が国の企業を含む国民各層の理解と支持が必要なわけでございますが、ODA活動への積極的な参加を、これらの各層の参加というものを進めていくということが大事だと、そういう...全文を見る
03月11日第171回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○中曽根国務大臣 外務委員会の開催に当たり、ごあいさつを申し上げますとともに、主な国際情勢について報告をいたします。  外交の目的は、我が国の国益、すなわち我が国の安全と繁栄及び国民の生命財産の確保にあります。そのためには世界の平和と繁栄が不可欠であり、我が国は、国際社会をリー...全文を見る
03月11日第171回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 本日午前十一時からですか、韓国の釜山におきまして、金賢姫元北朝鮮工作員と日本の拉致被害者御家族、飯塚さんの面談が順調に予定どおり行われたということでございます。  この件につきましては、我が国政府から韓国政府にこの実現を強く要請をしていたわけですが、...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) まず、政府といたしましては、北朝鮮がこの地域の平和や安定を、これを損なうようなそういう行動を取ることは慎むべきであると、そういうふうに考えておるのはこれは当然のことでございます。  北朝鮮がもし、仮の話でございますが、それに反しまして発射を強行した場...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) そういうことについては、まだ政府内で十分な検討はしておりませんけれども、そういう委員の御意見も伺いながら今後検討していきたいと思います。  検討と申し上げるのは、今とにかくなすべきことは発射をさせないということで、これに全力を挙げているわけでございま...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 一般論として申し上げれば、米軍によります弾道ミサイル等の迎撃が我が国の安全のために必要であると、そういうことで、我が国の意向を踏まえた形での協力として行われるものである以上、当然これは国際法上認められるものでございますけれども、政府といたしましては、国...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今、人工衛星とおっしゃいましたけれども、どういうものが来るかと、これ多少仮定の御質問になりますが、弾道ミサイルということで法的根拠について申し上げますと、我が国に対します弾道ミサイルの発射がいわゆる武力攻撃事態において行われる場合には当該外国による我が...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほども申し上げましたけれども、我が国にとりましては、本当に国民の生命にかかわることでありまして、大変重大なことでございます。  そういう意味では、北朝鮮がそういう地域の平和や安定を損なうことのないように、そういう行動をしないようにということを、まず...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 沖縄は第二次世界大戦におきまして日本で最も激しい地上戦を経験をしておりまして、戦後六十年余りが経過いたしました現在でも、今委員がおっしゃいましたように不発弾が発見されております。  このまず不発弾問題につきましては、関係省庁において不発弾等に関する新...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) この銃弾事件につきましては、先ほど申し上げましたとおり、今沖縄の県警が米軍と協力して捜査中でございます。確かに時間は掛かっておりますけれども、大変難しい事案でもございます。現時点において米軍の訓練の流弾によるものかどうかまだ判明していないものと私は承知...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 総理特使に任命をされました緒方貞子JICAの理事長、それから吉川元偉アフガニスタン・パキスタン支援担当大使は、九日、ホルブルック・アメリカのアフガニスタン・パキスタン特別代表と会談をいたしまして、今後のアフガニスタンに対する支援の方針等について協議を行...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員も十分御承知のとおり、アフガニスタンと国境を接するパキスタン、ここの安定も大変国際社会の安定、それからテロ対策にとりまして極めて重要であることは言うまでもございません。そういう認識の下に、パキスタン支援国会合をパキスタン・フレンズ会合と併せまして四...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほどから申し上げておりますけれども、アフガニスタン、パキスタン、これらの政策というのは一体的にとらえて政策を検討することが大事だと、そういうふうに思っております。この政策を推進していく上で、中東アフリカ局長、そして経済協力局の審議官、また国連代表部大...全文を見る
03月12日第171回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○中曽根国務大臣 衆議院安全保障委員会の開催に当たり、委員各位に謹んでごあいさつを申し上げ、我が国の安全保障政策について、所信を申し述べたいと思います。  初めに、ソマリア沖などで多発、急増している海賊の問題について申し上げます。この問題をめぐっては、政府による安全保障政策の遂...全文を見る
03月12日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 外交防衛委員会の開催に当たりまして、ごあいさつを申し上げますとともに、所信を申し述べます。  我が国外交の基軸は、日米関係であります。新政権との間で、先月訪日いたしましたクリントン国務長官と外相会談を行い、続いて麻生総理が訪米をしオバマ大統領と首脳会...全文を見る
03月13日第171回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○中曽根国務大臣 委員も御承知のとおり、この件に関しまして、アメリカ、韓国、それからイギリスは我が国と同様な考えを持っておりまして、これがたとえ人工衛星、そういうふうに北朝鮮が称してもといいますか、人工衛星であっても、これは安保理決議違反、そういう判断でございます。中国、ロシアに...全文を見る
○中曽根国務大臣 一般論として申し上げれば、米軍による弾道ミサイルなどの迎撃というものは、我が国の安全のために必要である、そういう我が国の意向を踏まえた形での協力として行われるものである以上、当然、これは国際法上は認められるものでございます。  弾道ミサイル等への対処につきまし...全文を見る
○中曽根国務大臣 万が一の場合でございますけれども、米軍による弾道ミサイルの迎撃というものは、先ほど申し上げましたけれども、我が国の安全のために必要である、そして我が国の意向を踏まえた形での協力として行われるものである以上は、そのような米軍の行動は、日米安保条約上、これは第六条の...全文を見る
○中曽根国務大臣 我が国は、北朝鮮が弾道ミサイルの発射を強行した場合には、先ほど委員がおっしゃいましたように、私どもとしては、仮に北朝鮮がこれは人工衛星だというふうに称しましても、安保理決議の一六九五号及び一七一八号の違反であると考えております。  この決議の内容でございますが...全文を見る
○中曽根国務大臣 言うまでもありませんが、まず、発射させないようにぎりぎりまで努力をするということが一番大事であります。  それから、これは違反かどうか、人工衛星かどうかという判断は、我が国としては、先ほど申し上げましたような決議を解釈して、違反である、そういうふうに判断してお...全文を見る
○中曽根国務大臣 さきの日中外相会談におきましては、中国のヨウケツチ部長との間で、北朝鮮は現在非常にこの地域の緊張を高めて、そして地域の平和と安全を脅かすような行動をとるのではないか、そういう懸念、共通の認識を有しておりまして、引き続いて、まず情勢を注視して、そして緊密に連絡をし...全文を見る
○中曽根国務大臣 繰り返し申し上げますが、まず、打ち上げることのないような努力、自制を求めていくということがまず第一でございます。  そういう努力にもかかわらず、北朝鮮が発射を強行した場合には、これも再三申し上げておりますが、仮に人工衛星打ち上げと称してもこれは安保理決議違反だ...全文を見る
○中曽根国務大臣 北朝鮮の意図は必ずしも私どもわかりませんし、またあちらも明らかにしているわけではございませんけれども、南北関係の問題にいたしましても、あるいはミサイルの問題にいたしましても、重要なことは、北朝鮮に対しましては、地域の平和、安定、そういうものを損なう行動は慎むよう...全文を見る
○中曽根国務大臣 御指摘の点につきましては、中国それからロシアは立場をまだ対外的に明らかにしていないこともございまして、我が国としてコメントすることは差し控えさせていただきたいと思います。  いずれにいたしましても、発射をすることのないように、これは十分に関係国が事前に、事前に...全文を見る
○中曽根国務大臣 一般論として申し上げれば、米軍による弾道ミサイルなどの要撃が日本の安全のために必要である、そういう我が国の意向を踏まえた形での協力として行われるものでございますから、先ほどから申し上げておりますが、これは国際法上、認められるわけでございまして、このミサイル等への...全文を見る
○中曽根国務大臣 まさに委員のおっしゃるとおりだと私も思っております。  そういうところから、いろいろな形で、まずこの地域の緊張を高めないようにしてほしいということはメッセージを送っているわけでございますし、また、関係諸国間で緊密な連携をとりながらそういうことをやっているわけで...全文を見る
○中曽根国務大臣 国際連携というのは大変大事であることはもう言うまでもございません。  昨年でございますが、このソマリア沖の海賊対策に関しまして、委員も御承知のことと思いますけれども、国連で四つの決議を採択いたしました。そして、その決議では、各国に軍艦等の派遣、こういうものを要...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどちょっと申し上げましたけれども、今、ソマリア沖海賊対策ということで、国際協力メカニズムとしてのコンタクトグループというものが設置されているわけでありまして、こういうグループに参加している各国の中でいろいろな対策が検討されているわけです。我が国としても、それ...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員のおっしゃるペーパーというのをもう一度教えていただけますでしょうか。私、今手持ちにございませんし。     〔新藤委員長代理退席、委員長着席〕
○中曽根国務大臣 突然の御質問でございますので、手元にもございませんし、現在ちょっと持ち合わせておりません。
○中曽根国務大臣 今参考人から答弁いたしましたけれども、その背景ということでございますれば、今も答弁いたしましたように、ソマリアにおける混乱といいますか無政府状態、こういうものも一つの大きな原因だと思いますし、また、ソマリア周辺国の取り締まり能力の不足とか、そういうものがあるので...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員からそのような御質問があると承知しておりませんので、詳しいお答えができなくて申しわけありませんが、確かに、廃棄物の不法投棄とかあるいは違法操業、これはあってはならないことでございます。  要は、ソマリアの政府がしっかりと、この不安定な状態からしっかりとした...全文を見る
○中曽根国務大臣 今、防衛大臣から御答弁がございましたけれども、政府といたしましては、従来から、嘉手納飛行場を初めとする米軍の飛行場周辺の住民の皆さんの御負担を軽減するために、各飛行場における航空機騒音規制措置を米側と合意をして、そしてまた訓練移転等の対応に努めているところでござ...全文を見る
○中曽根国務大臣 米軍の艦船は、日米地位協定に基づいて、我が国の港湾に出入りすることが認められておるわけでございますが、これは、米軍の円滑また効果的な活動を確保し、そして日米安全保障条約の目的を達成するために重要である、そういうふうに考えておるところでございます。  この日米地...全文を見る
○中曽根国務大臣 一つは、先ほども申し上げましたけれども、日米地位協定におきましては、米軍船舶と民間船舶との間で港湾の施設の使用が競合した場合の入港のあり方について特に決まった規定はないけれども、先にバースの使用が割り当てられた民間船舶を排除してまで米軍の海軍の船舶を優先させるこ...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員がおっしゃいましたように、まず、外交は戦略的なものが大事だと思いますし、それから積極的、主体的であるべきだ、そういうふうに思っております。  お話にありました主要国の大使等の任命ということにつきましては、従来から、これはもう当然のことでございますけれども、...全文を見る
○中曽根国務大臣 今の大使の人たちの力がないということではございませんが、委員のおっしゃりたい趣旨はよく理解をしております。  そういう点も踏まえながら、今後、適材適所でやっていけばと思っておりますが、特命全権大使という立場のほかに、能力のある政治家を外交交渉において活用する、...全文を見る
○中曽根国務大臣 趣旨は十分理解をしております。そういう意味で、今後、委員のおっしゃるような形に少しでも近づくようにやっていきたいとは思っております。
03月13日第171回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○中曽根国務大臣 去る十一日でございますけれども、外務省が主催で国連大学におきましてTICAD4のフォローアップ・シンポジウムを開催いたしました。三原委員には御出席いただいて、ありがとうございました。  ここでは、南部スーダンを含むアフリカの平和と安定の推進に向けたいろいろな課...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず、国際社会といたしまして、このスーダンの和平プロセスを後押しして、そして、スーダンのみならず、周辺地域の安定のために我が国が関与をし、貢献していくということは大変大事なことでございます。  そういうところから、経済協力も活用して、今、平和の定着を支援してい...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員がおっしゃいますように、国づくりといいますか、これで一番大切なのは人材の育成であると思っておりますし、そういう意味で、お話ありましたような、いろいろな職業訓練とか、あるいは教員研修とか、人材育成のいろいろなプロジェクトを今行っているわけでありますけれども、い...全文を見る
○中曽根国務大臣 我が国はICCの締約国であるわけですが、ICCの独立性、それから決定を当然のことながら尊重しているところでございます。  今回の決定がダルフール和平プロセスに影響することのないようにまず期待しているところでございますが、スーダン政府そして反政府勢力の双方に対し...全文を見る
○中曽根国務大臣 今、西村大臣政務官から説明がありまして、ここにいらっしゃる方々もよくおわかりじゃないと思うんですね。いろいろ理由があったと思いますけれども、確かに非常にわかりにくい。私もなかなか理解しがたいんですけれども。  そういう拠出の仕方をしているということで、これは今...全文を見る
○中曽根国務大臣 確かにそういうような委員会での話がありましたけれども、大変残念ながら、超多忙にかまけて、まだ読んでおりません。
○中曽根国務大臣 クリントン国務長官は、就任後初の外遊ということでアジアを選び、その中でも日本を最初に訪問されました。また、国務長官だけではありません。オバマ大統領も、ホワイトハウスへの最初の客として、訪問首脳として麻生総理大臣を招かれたということで、私は、そういうことからいたし...全文を見る
○中曽根国務大臣 沖縄にあります米国の在日米軍、それから、沖縄だけではありませんが、在日米軍の再編につきましては、海兵隊及びその家族のグアム移転というのがロードマップにのっとって決定されたことでございますが、これの移転に関しまして、クリントン長官がお見えのときに、私と長官との間で...全文を見る
○中曽根国務大臣 米軍が世界各地で軍事力の再編といいますか、そういうようなことも行っているわけでありますが、我が国を取り巻く環境というものを考えてみますと、アジア太平洋地域におきましては、今一番話題になっております北朝鮮、これによりますミサイル実験の、あるいは人工衛星というような...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど申し上げましたけれども、このアジア太平洋地域にはまだ依然として不安定な、また不確実な状況が存在している、そういうことにかんがみまして、日米安保体制のもとでの米軍の前方展開を確保して、そして、その抑止力でもって日本の安全を確保するということは最も現実的である...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどから再三申し上げておりますけれども、日本を取り巻く環境、また、アジア太平洋地域には依然として不安定また不確実な状況が存在するわけでありますけれども、そういう中で、我が国としては、まずみずからの防衛力を整備していく、それから現在の日米安保体制のもとで米軍の前...全文を見る
○中曽根国務大臣 外務省といたしましては、このところずっと情報収集を行い、また強化するなどの対応をとってきたわけでございますけれども、昨日夜、国際海事機関、IMO、こちらから、日本を含むIMO加盟国に対しまして、北朝鮮の当局によるIMOに対する試験通信衛星の打ち上げのための事前通...全文を見る
○中曽根国務大臣 北朝鮮は、人工衛星、そういうふうに称しているようでございますが、これが人工衛星であろうとなかろうと、国連安全保障理事会の決議に違反している、我が国はそういうふうに判断をしておりまして、これがもし発射をされれば違反ということでありますし、発射をしないように、されな...全文を見る
○中曽根国務大臣 他にどのような国というのは、世界じゅうにたくさん国があるわけでございますけれども、この関係国という意味でお答えさせていただければ、六者会合の中のメンバー国に限って現在わかっているところを申し上げるとすれば、米国、韓国、日本ということでございます。はっきりと、安保...全文を見る
○中曽根国務大臣 安保理という意味では、そのほかに、英国、ロシア、中国があるわけでございますけれども、英国は、日本と同様に、これは安保理決議違反である、そういうふうな表明をされておられます。また、中国とロシアでございますが、対外的に立場を明らかにされておりませんので、コメントは差...全文を見る
○中曽根国務大臣 まだ異なると断定していいものかどうかわかりませんけれども、私が、過日、中国を訪問し、ヨウケツチ外交部長、また温家宝国務総理等との会談、表敬等におきまして、まず自制を求めるということで一致をしておりまして、そういう意味では、今後も引き続いて、中国、ロシアに対し、私...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員が指摘されました私の発言の、正確には今ここで復唱はちょっとできないかもしれませんが、私は迎撃という言葉は使っておりません。マスコミが私の発言を受けてそのように独自に判断されたもの、そういうふうに思います。
○中曽根国務大臣 仮定の話になりますが、その発射されたミサイルによって日本に被害が及ぶようなときは、しかるべく対応をとるのが当然だ、そういうふうに思っております。
○中曽根国務大臣 防衛大臣にお聞きいただくのが一番よろしいんでしょうけれども、それが日本に着弾することを防がなければならない、そういうふうに思っております。
○中曽根国務大臣 まず、発射させないようにぎりぎりまで今努力しているところでございますし、それを続けるということが大前提でございますけれども、ちょっと、これ以上の仮定の質問にはお答えを差し控えさせていただきたいと思います。
○中曽根国務大臣 申しわけありません、記者会見でおっしゃった思いというのは、先ほどの私の発言ということでございますか。(松原委員「はい」と呼ぶ)  北朝鮮はいろいろなことを言っておるというか、そういう報道を私も承知しておりますけれども、これは非常に重大な事柄でございますので、慎...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員の御発言は、記者会見の報道を受けてといいますか、報道から今そのような質問をされておられるのではないかと思いますけれども、先ほどから申し上げておりますように、日本に被害が万が一及ぶようなことがあるときは、当然、日本国民の生命と財産を守るために、政府としては、そ...全文を見る
○中曽根国務大臣 私自身、ちょっと、日本方面という言い方を過日したわけでありますが、これは必ずしも適当ではなかったんではないかと思っております。日本の領土、領空、領海に及ぶときという方が正しい言い回しではなかったかと思っております。それだけ、ちょっと訂正させていただきます。
○中曽根国務大臣 もう先ほどからお答えしておりますけれども、現時点では、とにかく発射をさせないということに全力を挙げなければなりませんし、挙げているところでございます。  今、御質問、大変恐縮でございますが、どういう、行動とおっしゃいましたか。
○中曽根国務大臣 それにつきましては、これも再三申し上げているんですけれども、人工衛星であろうとなかろうと、発射をされた場合には、これは安保理決議違反であるということで、安保理におきまして協議を行うということ、これを私どもは日本政府の考えとして表明しているわけでありまして、そうい...全文を見る
○中曽根国務大臣 おっしゃるとおり、事前にそのような事後の当方の対応、例えば制裁等について述べるということも一つの抑止の力になるかもしれませんが、私どもといたしましては、万が一そういう事態に陥った場合には、関係国とよく協議をし、そして安保理を中心に協議をして対応を考えるということ...全文を見る
○中曽根国務大臣 我が国の対北朝鮮の制裁措置、これにつきましては、あるいはこの措置のあり方につきましては、政府部内で不断の検討を行っているわけでございますが、実際の対応につきましては、対北朝鮮という意味では、拉致の問題それから核の問題等々ございますので、また六者会合、安保理等にお...全文を見る
○中曽根国務大臣 平成十八年の七月の北朝鮮の弾道ミサイルの発射の際には、その時点では北朝鮮に対する措置をそれまで何らとっていなかった、そういうことも踏まえまして、国際社会の平和と安全、そして大量破壊兵器の不拡散、そういう観点から、厳しい対応をとるということが必要である、そういう判...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、政府といたしましては、北朝鮮に対しましてまず発射させないという努力は当然のことでありますけれども、安保理決議違反であるから安保理の場で協議をするということは、制裁というようなことも議論の中で出てくるかもしれませんし、どういう対応を...全文を見る
○中曽根国務大臣 再三同じような答弁で恐縮でございますが、対北朝鮮措置のあり方につきましては、政府部内で不断に検討を行っているということで御理解いただきたいと思うんですけれども。
○中曽根国務大臣 先ほどから答弁申し上げているとおりでございます。
○中曽根国務大臣 日米韓でまずは発射させないようにということで、それに努力をしようということで一致をしておるわけで、今その努力を行っているところでございます。ある事態といいますか、発射されるようなことが起きた後、当然のことながら、日米韓でまた緊密な協議を行うということになろうかと...全文を見る
○中曽根国務大臣 私、先ほど、発射の後と申し上げました。委員のおっしゃるとおり、これはもう、発射されるかどうかわかりませんが、現在も行っておりますし、引き続いて日米韓では、これはもうワシントンあるいはソウルを初めとして、緊密にいろいろ協議を行っておるところでございますし、我が国と...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員は既に、既にと申しますか十分御承知のことで、昨年の日朝協議におきまして、拉致被害者に対する調査委員会を立ち上げて調査のやり直しを行うということであれば、現在行っております北朝鮮に対する我が国の制裁決議、すなわち、チャーター便の禁止、あるいは人的交流の禁止、こ...全文を見る
○中曽根国務大臣 誠意とおっしゃるのは先方の誠意ということでございますね。(松原委員「もちろん」と呼ぶ)それはちょっと、先方のことはよくわかりませんが、約束をしたわけでありますから、ですから、これは一日も早く履行してほしい、そういうふうに思っております。
○中曽根国務大臣 平成十四年のこの日朝平壌宣言、これの中に、「双方は、」つまり日本と北朝鮮は、「国際法を遵守し、互いの安全を脅かす行動をとらないことを確認した。」、こういうふうにはっきりと明記されておりますから、これは日朝平壌宣言に違反をするというふうに判断いたします。(松原委員...全文を見る
○中曽根国務大臣 我が国は、サンフランシスコ平和条約によりまして、南樺太に対するすべての権利、権原及び請求権を放棄しておるわけで、これはもう委員御承知のとおりでありますが、そういうところから、その帰属につきましては見解を述べる立場にはございません。  また、この条約は南樺太の最...全文を見る
○中曽根国務大臣 アメリカとロシアの間のこの第一次戦略兵器削減条約、これにつきましてはことしの十二月で失効する、そういう予定であると承知をしておりますけれども、我が国といたしましては、この条約の後継条約に関する今般のアメリカとロシアの間の合意を歓迎いたす次第でございますが、さらに...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員がお話しの核兵器の先制不使用の問題につきましては、現時点では核兵器国間で見解の一致が見られていない、そういうふうに承知をしております。  我が国といたしましては、米国との安全保障条約を堅持し、そして、その抑止力のもとで自国の安全を今確保しているわけでござ...全文を見る
○中曽根国務大臣 この核不拡散・核軍縮に関する国際委員会、これは我が国の川口先生、またエバンス、このお二人が共同議長を務めているわけでありますけれども、各国の有識者の委員の方々から構成されておりますいわゆるセカンドトラックの委員会でございまして、それぞれの人たちが個人の立場から建...全文を見る
○中曽根国務大臣 我が国は唯一の被爆国である、そういうことでありますから、軍縮、不拡散、これは我が国の外交政策の重要な柱の一つとして位置づけているわけでありますが、そういう意味では、核のない平和な世界が実現するように、また、世界の先頭に立って役割を果たさなければいけない、そういう...全文を見る
○中曽根国務大臣 ことしの五月に第三回の準備委員会が開催されるわけでありますけれども、そこにおきまして、運用検討会議の暫定議題などの手続事項、こういうものの合意、それから、核軍縮、核不拡散及び原子力の平和的利用の分野についての実質的な議論、そういうものを行いまして、そして運用検討...全文を見る
○中曽根国務大臣 オバマ大統領が来日されるのか、いつなのかということは、今何も決まっておりません。私としては、来日をして、訪日をしてほしい、そういうふうに思っておるところでございますが、そういうような場合には、日本の被爆をしたような事情等も、私どもも十分説明をいたしますし、既にい...全文を見る
○中曽根国務大臣 突然の御質問でございますので御期待できるようなお答えができるかどうかわかりませんけれども、こういうことに関しましては、透明で、そして疑いの持たれることのないような形でこういうものは進めていくべきことでありまして、また、今後も、そういうような国民の皆さんの御批判に...全文を見る
○中曽根国務大臣 ただいま議題となりました在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案について御説明いたします。  改正の第一は、新たに外交関係を開設いたしましたコソボに、法律上、日本国大使館を設置することであります。  改...全文を見る
03月13日第171回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、謹んで所信を申し述べます。  まず、沖縄に関する事項について述べます。  アジア太平洋地域には依然として不安定性と不確実性が存在しています。先般、米国においてオバマ政権が誕生いたしましたが、日米同盟...全文を見る
03月16日第171回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(中曽根弘文君) おはようございます。  今委員が御質問されました大陸棚限界委員会への延長申請でございますけれども、まず、言うまでもありませんが、委員もおっしゃっておりますように、これは我が国の国益と申しますか、資源開発にとりましても大変、非常に重要なことでございます...全文を見る
03月17日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 我が国が北朝鮮の弾道ミサイルを迎撃する場合の法的根拠ということでございますが、これ自身は安保理決議とは関係はございません。  なお、この自衛隊法の八十二条の二の規定に基づいて弾道ミサイルなどを迎撃する措置は、これは弾道ミサイル等によって我が国への重大...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) そのとおりでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 日米安保体制の下、日米政府間におきましては、日ごろから緊密に政策の対話とかそれから情報交換などを行っておりますが、また自衛隊と米軍の間でも緊密な協力体制がまず築かれているわけでございます。弾道ミサイルなどへの対処につきましても、米国との協力が当然のこと...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 我が国としましては、米軍と先ほど申し上げましたように日ごろから緊密に連携を取っておるわけでございますが、委員の御質問は、これはミサイルの発射に関してということになるわけでございますか。
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほど申し上げましたけれども、日米安保体制の下で日米政府間において緊密に政策対話、それから情報交換を行っている、そして米軍との間でも緊密な協力体制がしかれているということでありますから、日米安保条約によるものということでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 失礼いたしました。私、日米安保条約と申し上げましたけど、日米安保体制の下というふうに訂正させていただきます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 我が国に対します弾道ミサイルなどの発射がいわゆる武力攻撃事態において行われた場合には、当該外国による我が国に対する武力攻撃と判断されるわけでございますから、これに対しまして米軍が当該弾道ミサイルなどを迎撃することは、日米安保条約第五条に基づく集団的自衛...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 再三申し上げておりますが、政府といたしましては、まずは北朝鮮が地域のそういう平和を乱すような、安定を損なうような行動を慎むべきだということで努力を続けなければなりません。そして、そういう努力にもかかわらず北朝鮮が発射を強行した場合には、仮に北朝鮮が人工...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私自身、中国を含めまして米国、韓国といった外務大臣との間でこのミサイルの問題を取り上げ、北朝鮮が緊張を高めることないようにということは、そういうことで意見交換して一致しているわけでありますが、これを対外的にも明らかにしているわけであります。  中国と...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) まず、この被害者の御家族の飯塚さんですね、それと金賢姫氏との会談の実現ができて本当に良かったと思っています。  私どもも政府としてこの件については努力を重ねてきたところでございますが、韓国政府に大変な協力をいただいたということを改めてこの場で御礼した...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今委員がおっしゃいましたような、また新たな明らかになった点もあろうかと思います。  ただ、これは金賢姫氏の記憶によるものであると思いますし、そういう点について私どもコメントは差し控えた方がいいと思いますが、再調査が行われていないということは大変遺憾な...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) ほかにも、委員が今おっしゃった話のほかにも、例えば田口さんの動静について幾つかお話がありました。そういうことも新たな金氏からの話としては承知しておりますが、まずは調査のやり直しを、ロケット撃たせないというのと同じで、調査のやり直しをとにかく始めさせると...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 面会をですか。済みません、聞こえなかったので。
○国務大臣(中曽根弘文君) 今の御質問は、金賢姫氏との、だれとの面会ですか。
○国務大臣(中曽根弘文君) 今回は飯塚家の強い御要望もありました。大分前からの御要望が実現したということでございますが、これがまずは実現いたしました。  もしほかの御家族の御要望があれば、これは実現できるかどうか分かりません、相手のあることですし、どなたに会いたいかということも...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) それはそのように考えております。
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほどもちょっと浅尾委員の御質問にお答えしたんですが、御指摘の点につきましては、中国は立場を対外的には明らかにしていないこともあるわけでございますが、私と楊部長との間のいわゆる日中外相会談では、北朝鮮がそういう緊張を高めること、そして地域の平和と安全を...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 繰り返しになりますけれども、そういう北朝鮮の地域の平和と安全を脅かすような行動、また緊張を高めるような行動、そういうものは取るべきではないと、そういう観点から、今申し上げた情勢を注視しながら一緒に緊密に連絡をしていくということで一致をしたということでご...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 確かにおっしゃるとおりでありますし、これは漁民の皆さんを始めとして多くの、我が国に影響を与えるわけでありますので、これはもう委員と同じ考えでありまして、こういうようなことは、我が国としてはこれは大変に遺憾なことだと思っております。
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほどから申し上げておりますように、こういう事態を起こさないように自制をずっと求めているわけでありますが、このことにつきましては米国、韓国等とは大変緊密な連絡を取っておりますし、また中国、ロシアともこういうような行動は慎むべきだということについては一致...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今、どういう対応を取るかということはここでは今明確に申し上げられませんが、今申し上げましたような国々と相談をしながら今後の対応については決めていきたいと思っております。
○国務大臣(中曽根弘文君) 韓国は安保理の理事国ではございませんけれども、これはよく協力をしながらやっていくということに尽きると思います、相談しながらやっていくということに尽きると思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) まず、海賊対策を行うに当たりましては関係国との調整、これに万全を期すということが大事であります。例えば、海賊の身柄をどうするかということ、第三国政府に引き渡すとか、そういうような必要が生じる可能性もございますので、関係国との間で協議や意見調整をよく行っ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) メドベージェフ・ロシア大統領は、この北方領土の問題解決につきましては、新たな独創的で型にはまらないアプローチと、そういうふうな指示を出したものと承知をいたしておりますが、これは領土問題の最終的な解決に向けたメドベージェフ大統領の姿勢を述べたものだと、そ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今申し上げましたけれども、これは具体的な提案ということでは、そういうような性格ではないと、そういうふうに思っておりまして、領土問題の最終的な解決に向けた大統領を始めロシアの姿勢を述べたものと、そういうふうに理解をしております。  日本側といたしまして...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) おっしゃるとおり、今までの両国間のいろんな協議がありますけれども、それの上に更に今回、そういうような形でのアプローチというものを指示されたものと、そういうふうに思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) サハリンでのメドベージェフ大統領と麻生総理との首脳会談を受けまして、日本側におきましては麻生総理から、北方四島の帰属の問題の最終的解決に向けた交渉というものを強化していくための指示というものを総理から受けているわけでございます。  指示の具体的な内容...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 政府の方針、外務大臣はということでございますが、我が国固有の領土であります北方四島の帰属の問題をまず解決して、そして我が国とロシアの間でその後平和条約を締結するという、これが基本的な考えでございます。  北方四島の帰属を最初にまず決めるということが一...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) お尋ねのことでございますが、これは平和条約交渉の内容にかかわる事項でございまして、ロシア側との関係もあることでございますので、お答えすることは差し控えさせていただきたいと思いますが、先ほど申し上げておりますように、まず政府としては、帰属の問題をこれは確...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほどから申し上げておりますように、四島の返還というものを、私どもはこれはもうずっと方針変わっておりませんので、そういうことでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 川奈提案の実際の、今、川奈提案とおっしゃっておられますけれども、これにつきましては対外的に公表もいたしておりませんし、これは交渉の問題でございますので、お答えについては差し控えさせていただきたいと、そういうふうに思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) 外交の基本方針や今我が国の外交として力を入れているということは、もう委員が十分御承知ですから申し上げませんけれども、経済不況、金融不安、これをとにかく解消すると。これは国際的な面でもそうですし、また特に我が国が自国の経済をしっかりと立ち直らせる、回復す...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほど申し上げましたように、我が国としてはこの国際金融、国際経済の回復、そして我が国の実体経済のこの回復に力を入れているわけでございます。これはもう百年に一度と言われる深刻なものでありますから、全力で取り組んでおりますし、御案内のとおり、政府としても七...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) これは再三申し上げていることでありますが、まずは発射をしないように自制を求める、そしてこれは、直接北朝鮮にも我が方からはそういうように強くそのことについては伝達をしているわけでありますし、また関係諸国と協力をすると、これも当然のことでございます。  ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 非常に重要なことでございますので、ちょっと長くなるかもしれませんが日本政府の考えを述べさせていただきたいと思いますが、委員御承知のとおり、このアジア太平洋地域には、例えば北朝鮮の現在の状況のように大変不安定で不確実な状況が存在するわけでありますし、また...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私自身、突然の御質問ですのでちょっと思い出すことができません。
○国務大臣(中曽根弘文君) 今委員が御指摘のキッシンジャー氏やシュルツ長官などの投稿、私も報道で存じておりますけれども、これは、元これは米国の政府の高官などでございますけれども、こういう方々は、やはり核兵器のない世界へ向けた今具体的な核軍縮、これの呼びかけの内容の投稿を行っておる...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今委員が御指摘になりましたオバマ大統領、それからメドベージェフ・ロシアの大統領、これの発言といいますか構想につきましては私も承知しておりますけれども、お二人とも現実的な核軍縮の在り方、そういう物の考え方、それから核軍縮の様々な措置について言及をしている...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 二〇一〇年のNPT運用検討会議、これを成功させなければなりませんけれども、これを成功させるためには、これは核の不拡散の取組とともに軍縮の方の前進も重要であるわけでありまして、こういう観点から、アメリカとロシアの協調それからリーダーシップ、これが一層強化...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 昨年の十月ですか、潘基文国連事務総長のスピーチ、これの中での今委員がおっしゃいましたような提案、例えば非核兵器国に対して常任理事国は核兵器を使用しないとか、そういう保障を与えるべきとかありましたけれども、これについては、包括的な核実験禁止条約の早期発効...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 核の抑止によらない安全保障、これを日米安全保障条約においても長期的には目指すべきではないかと、そういうお話でありますけれども、我が国としては、まず米国との安全保障条約というものを堅持するということが大事で、そして、その抑止力の下で我が国の安全というもの...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 二月の十七日でしたか、日米外相会談が行われまして、そこでは私からは、インド洋における我が国の自衛隊の補給支援活動、これに加えてアフガニスタンにおいて警察支援活動を行う、そういう方針を説明をいたしまして、またさらに、今行っております我が国の支援の内容、例...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今後のアフガニスタンに対する支援の在り方等、日本としてこれは何ができるか、アメリカもこのアフガニスタン政策、今、見直しといいますか、そういうようなことを行うというようなことも聞いておりますので、そういう中において日本の意見も取り入れていってもらうという...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) アフガニスタンの政府はかねてから国内和平を推進するという、そういう強い決意を表明をしてきているわけでございますが、我が国としては、こういうアフガニスタン政府による和平の取組というものは、これはアフガニスタンの政治的な安定をもたらすと、そういうことでこれ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) この決議、海外出動禁止決議でございますけれども、政府としては、もうこれも申すまでもなく、自衛隊というのは平和と独立を守るためのものでございます。国の安全を保つためのものですから、直接それから間接の侵略に対しては防衛を任務とするものですから、海外派遣をす...全文を見る
03月18日第171回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○中曽根国務大臣 在外公館は、ある意味では我が国の外交の最前線に位置している、そういうふうに言えると思いますけれども、この公館は、国を代表し各国と折衝を行うことなど、また情報収集、あるいは場合によっては邦人保護など、そういう重要な役割を果たしております。  外務省といたしまして...全文を見る
○中曽根国務大臣 今、参考人から御答弁いたしましたけれども、やはり外交活動に資するように、また、この趣旨を十分に踏まえて在勤手当が使われるように、私たちとしても適切にできるように一層徹底していきたいと思っております。
○中曽根国務大臣 北朝鮮によりますミサイル発射の問題につきましては、かねてからといいますか、そういう兆候があらわれましてから、あるいはそういう表明が行われましてから、地域の平和と安定を損なうようなことはされないようにと自制を強く求めてきたところでございます。  関係国とも協議を...全文を見る
○中曽根国務大臣 今もお話ありましたけれども、タイ空港の事態に対しましては、ウタパオ空港から臨時便を運航したわけでございますけれども、あのような状況の中で全体的にはスムーズにいった、そういうふうに思っております。  タイの在タイ日本国大使館では、まず邦人援護をしっかりやらなけれ...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず、私、先ほどスムーズで問題なかったというような発言をいたしましたけれども、空港に閉じ込められた方々とか旅行の日程が狂った方々とか、そういう方々は本当に大変だったと思っております。それをまずしっかりとお話ししたいと思います。  今、いろいろ御答弁しております...全文を見る
○中曽根国務大臣 緊急事態といいますか、邦人の安全保護のためには、万が一そういうような事態になったときにはあらゆる手段を考えなければなりませんが、これは、現地の国との関係、政府との関係、あるいはいろいろな法律、いろいろな面があろうかと思います。そういう面を十分にクリアしながら、効...全文を見る
○中曽根国務大臣 今政務官からも御答弁申し上げましたけれども、法律の関係はこのパブリックコメントで、行政手続法にのっとって外務省としてもやっております。確かに件数は少のうございますが。ただ、一般からのいろいろな御意見とかそういうものは、日ごろからホームページ等で外務省にもまたそう...全文を見る
○中曽根国務大臣 我が国は、ODAという形で世界各国に対しましていろいろな支援を行っているわけですが、これはやはり国民の税金をもとに行われているわけですから、適正な執行が行われるということはもう当然のことでございます。  そういう意味で、委員もおっしゃいましたように、在外公館が...全文を見る
○中曽根国務大臣 今政務官が御答弁申し上げましたけれども、国会日程等の、特に外務省の場合はみんな海外に、副大臣、政務官の皆さんも飛び回っておられますのでなかなか日程調整は難しいのですが、この本部の重要性にかんがみまして、それができるだけ機能を果たすように今後努力していきたいと思い...全文を見る
○中曽根国務大臣 現在、外務省といたしましては、在外公館の数でいいますと、主要国並みの百五十大使館体制をしくべく努力をしております。そして、それによりまして外交実施体制がさらに強化されるようにということで取り組んでいるところでございます。  そういう考えのもと、この在外公館の設...全文を見る
○中曽根国務大臣 この百五十というのは、当面のと申しますか、一つの区切りの目標の数字であろうと思います。もちろん、すべての国に在外公館を置いて活発な外交活動をやりたいというところでございますが、予算の面等もあると思いますし、できれば、今委員おっしゃいましたように、中国等と同等ぐら...全文を見る
○中曽根国務大臣 これは国会の御理解と御支援をいただいて、予算面もあります。今の百五十をとにかく早期にクリアするということだと思います。  中国の百六十六ということにこだわらず、一館でも多く設置できるように努力はしていきたいと思っております。
○中曽根国務大臣 おっしゃるとおり、単に数ということだけではなくて、まさに戦略的配慮を持って在外公館については配置をしていくべきと、私もそういうふうに考えております。  私どもとしては、先ほどから申し上げておりますけれども、数多くの在外公館を設置して活発な外交活動、そして日本の...全文を見る
○中曽根国務大臣 中国の在外公館は、先ほどからお話ありますように百六十六館。米国が百六十七ですから、それを見ますと、中国がいかにそういう海外の戦略に力を入れているかということがよくわかります。委員の今おっしゃっていることも、私たちも全く同感で、大切なことだと思っております。  ...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどの在外公館数、中国の百六十六館ですか、それでも委員からもそういう御意見が、中国がいかに力を入れているかとありましたけれども、これも対米国戦略と申しますか、米国との関係を中国が重視しているということがこれでよくわかると思います。  この数字を見まして、私ど...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員のおっしゃるとおりだと私も思っております。やはり人と人との日ごろからのつき合い、そういうところからいろいろな関係が深まってきて、また、情報等も収集できるわけであります。日米同盟という関係からもこの数字は少ない、そういうふうに思っておりまして、再三申し上げて恐...全文を見る
○中曽根国務大臣 私のいわゆる外交演説でも述べておりますけれども、やはり各国とのいろいろな外交交渉あるいは政策とともに、外務省の外交体制をしっかりするというのが大事だということで述べさせていただいております。  委員のきょうのいろいろな御意見、私どもも同様に考えておりますので、...全文を見る
○中曽根国務大臣 北朝鮮との間におきましては、我が国は、日朝平壌宣言を全体として履行するということ、そして、それで懸案を解決していくということでございますので、このやり方が一番前進させる効果的な方法だとは思っておりますが、引き続いて北朝鮮がこの日朝平壌宣言で確認をいたしました事項...全文を見る
○中曽根国務大臣 私が御答弁申し上げましたとおり、日朝平壌宣言に確かに違反しているわけでありますけれども、今の時点では、とにかく発射を自制させるというかやめさせるということに全力を挙げさせていただいておるところでございます。
○中曽根国務大臣 閣内においてそういう議論が行われていることはないと私は承知しております。
○中曽根国務大臣 先ほどから申し上げておりますように、今、非常に北朝鮮の発表いたしました発射の時期等を間近に控えておるわけでありまして、確かに違反をしておりますけれども、まずは発射をさせないということ、そして、この平壌宣言のことについては、違反しておることに対する対応につきまして...全文を見る
○中曽根国務大臣 閣内でもいろいろな北朝鮮問題等の話し合い等も行っているわけでありまして、この平壌宣言に限定してとか、平壌宣言をどうこうというような議論は行っておりません。
○中曽根国務大臣 確かに違反をしているわけですから、議論をするのは当然だと思っております。また、そのほかいろいろなこと、北朝鮮とのことに関しましては、いろいろなことを含めて議論をする必要があろうか、そういうふうに思っております。
○中曽根国務大臣 今回の面談に関しましては、お話ありますように、韓国政府の大変な御支援をいただきました。また、お互いに調整をやってまいりました。そのことからもわかりますように、また韓国の首脳の御発言からも、拉致問題の重要性と、またともに解決をしていこう、そういうお話もあるわけでご...全文を見る
○中曽根国務大臣 外国出張の意義とかこういう目的とかは、委員がもうよく御承知のことと思いますし、目的のない出張というのは僕はないと思うので、それぞれの公式訪問等におきましては、きちっとした目的があるのは当然のことでございます。  私の出張についての目的、五、六、七についての御質...全文を見る
○中曽根国務大臣 なぜ農水省から四名も出ているか。これは、たまたま委員からいただいた資料の六ページを拝見していましたら、野村さんの経歴が出ていました。これを見ますと農林水産関係それから国際関係を随分おやりで、この方が今、これを拝見しますとFAO水産局長ということですから、まさに適...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどからの委員のこの御指摘は大変重要なことだと思っております。御本人のためにもなりますが、我が国の外交を展開していく上でもこれは大事なことだと思っておりまして、いろいろな制約等はありますけれども、御指摘も踏まえまして、国際機関の中で十分活躍できる人材を、育成と...全文を見る
○中曽根国務大臣 このグアム移転に係る協定では、委員も御承知のとおり、お話にありますように、負担額の上限として二十八億ドルを規定しているわけでございますが、その枠組みの中で、大変厳しい財政事情を踏まえながらも、事業の概要そして費用の根拠などを適切に精査して、事業の関連予算を国会に...全文を見る
○中曽根国務大臣 我が国は、今までも、コソボに住む人々のために、草の根・人間の安全保障無償資金協力を通じた医療とか教育の分野での支援を行ってきております。また、技術協力によります人材育成などの支援も実施をしてきたところでございます。昨年の十月には、国連における人間の安全保障基金を...全文を見る
○中曽根国務大臣 アハティサーリ前フィンランド大統領は、もう三十年以上にわたる長いキャリアの中で、こういう国際紛争の解決に向けて多大な尽力をされてきた方でございますが、二〇〇五年以降は、国連の暫定統治下にありました、今議題になっておりますコソボの将来の地位問題に関する解決案の取り...全文を見る
○中曽根国務大臣 紛争の調停に我が国が貢献するということは大変大事なことでありますし、今委員がおっしゃいましたような中立的な立場、これを活用してそういうような役割を果たす。例えば、ほかの国でも今そういうような状況のところもあります、現に努力しているところもありますが、委員の趣旨を...全文を見る
○中曽根国務大臣 在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を可決いただきまして、まことにありがとうございました。  外務省といたしましては、ただいまの附帯決議の御趣旨を踏まえつつ、今後とも外交実施体制の強化を図り、種々の外...全文を見る
03月18日第171回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 委員には大変な強行日程の中、アフガニスタンへ行ってこられたということで、私も報告書読ませていただきまして、大変充実した御出張だったと、そういうふうに思います。  我が国は、もう御承知のとおり、タリバン政権崩壊直後の二〇〇二年でございますけれども、まず...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) アフガニスタンの復興支援の一環といたしまして、我が国といたしましては、ユネスコと協力をしながら、二〇〇三年からバーミヤンの遺跡の保存、それから修復に対する支援を実施をしてきております。  このバーミヤンの遺跡は二〇〇三年にユネスコにおいて世界遺産に登...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 現在、国際社会は大変、百年に一度と言われる経済的な危機に直面しているわけでありますけれども、こういうときに大切なことは、我が国はもちろんなんですが、途上国ですね、こういう国の成長がストップしないように、あるいは貧困削減などそういう取組が後退しないように...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) まず、自国の国旗あるいは国歌、これを尊重して敬意を表するとともに、他国の国旗や国歌、これも尊重し敬意を表するというのは大変重要なことでありますし、これはまた国際儀礼でもあります。  そういう中で、まず、自衛隊とか消防という対象のみならず、ふだんからそ...全文を見る
03月19日第171回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○中曽根国務大臣 外務大臣の中曽根弘文でございます。  沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、謹んで所信を申し述べます。  まず、沖縄に関する事項について述べます。  アジア太平洋地域には、依然として不安定性と不確実性が存在をしております。先般、米国においてオバ...全文を見る
03月19日第171回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(中曽根弘文君) まず、一川委員、ちょっと誤解があるんじゃないかと思うんですが、一川委員にも御案内状をしっかりと文書でお出しいたしまして、御案内させていただいています。  詳しい事実関係は私もよく分かりませんが、私の承知しているところでは、壇上に上げてほしいと、そうい...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今委員からお話ありましたように、二〇〇六年の五月に、いわゆる2プラス2におきまして、米軍再編の実施のための日米ロードマップ、そういう形で米軍の兵力の体制の再編の最終的な取りまとめが行われたことを受けまして、その後、日米両政府は、いわゆるロードマップ、こ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) ただいま御答弁申し上げましたように、このロードマップの実施の在り方について両国政府でずっと協議を行ってきたわけでございます。そして、もう二〇〇九年度からこの具体的な事業を始めるということでございますので、国務長官が来日した折に私との間で署名をしたという...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) このグアム移転協定ですけれども、そもそもこれが何で結ばれたかといいますと、それはもう委員が御承知と思いますけれども、米軍再編の中の一環であります海兵隊の隊員、それから家族のグアムへの移転、これの実施の在り方をきちっと決めておく必要があるということで、こ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほどから申し上げておりますけれども、これは米軍との間で二〇〇六年の2プラス2で決められた再編、これを実施するものでありまして、私たちとしては、これは抑止力を維持をしながら、沖縄の皆さんの強い要望であります負担の軽減のためのものでございますので、これを...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほどから委員がおっしゃっていますように、まず発射させない努力をぎりぎりまでやるということ、そして、これが人工衛星であろうとなかろうとこれは安保理決議違反だと、そういう認識の下にこれは安保理内でしっかりと議論するということが大変大事だと、そういうふうに...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員がおっしゃいましたように、安保理決議は非常に重いものでありますし、また、これを採択に持っていくというのは今までのいろいろな決議においてもそう簡単なことではないわけでありますが、先ほど申し上げましたように、まず安保理での対応ということでは、多少繰り返...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 日本の上空を前回のように飛び越えて、三陸沖なり、あるいは今回、秋田の沖の方大変心配されますけれども、事態になればこれは大変なことでありますから、我が国としては先頭に立って、先ほど申し上げましたように、安保理においてしっかりとした対応を取る。そのしっかり...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) このNPT体制を維持してそして更に強化をしていくということは、国際的な平和と安定のためには極めて重要なことはもう言うまでもございません。したがいまして、今お話ありましたけれども、来年のNPTの運用検討会議、これを成功させるということが今一番重視をされて...全文を見る
03月23日第171回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(中曽根弘文君) ガザ地区をめぐる情勢はもう委員が一番よく御存じでございますけれども、イスラエルとハマス双方によります停戦が行われましてひとまずは鎮静化したと、そういうような状況がありますけれども、御存じのとおり大変脆弱な状況にまだございます。  他方、パレスチナの諸...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 各国がこの地域の平和安定のためにいろいろ努力しているわけでございますし、エジプト等も中心になりまして和平の主導的な役割も果たしておりまして、またオバマ政権もそういう形で今後積極的にこの問題について取り組んでくることと思いますが、先ほど申し上げましたよう...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) ODAは非常に重要な外交手段でございますので、我が国はこれを積極的に活用するということが大変大事でございます。  ODAを活用する上におきましては、一つは途上国の安定それから発展に資するように、もう一つは、テロとか感染症とか、あるいは環境問題などのそ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 市川議員は自民党の海外建設技術促進議員連盟、こちらの幹事長も務めておられると伺っておりますけれども、この議員連盟からも今まで様々な御指摘をいただいておるところでございまして、そういういろいろな御指摘も踏まえまして、外務省としてはODAを効果的に推進して...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今委員が御説明くださいましたけれども、二月の十八日にサハリンで行われましたメドベージェフ大統領と麻生総理との会談におきまして、メドベージェフ大統領との間では四点で一致したと、そういうふうに伝えられております。  繰り返しませんけれども、繰り返した方が...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今委員がお話しになりました、この新たな独創的で型にはまらないアプローチ、これはその四点のうちの一点でございますけれども、メドベージェフ大統領がこれはロシアの自国の事務方に指示を出したものだと、そういうふうに承知をしておるところでございます。これは領土問...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 北方領土問題に対する我が国の立場というのは、これは四島の我が国への帰属、これがまず確認をされれば、実際の返還の時期とかその対応につきましては柔軟にといいますか弾力的にといいますか、対応するというものでありまして、まず四島の帰属を、とにかくこれを確認した...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) そのとおりでございます。  対話だけでは力にならない点もございますので、圧力とバランスを取りながら交渉していくということが大事だと、そういうふうに思っております。
○国務大臣(中曽根弘文君) この北朝鮮の問題に対しましては、そういう方向で取り組んでおるところでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 対話と圧力両方と申し上げまして、まず対話をしっかりと行うということでございますけれども、圧力に関する方は、安保理決議とか我が国独自の制裁、そういうものがございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 北朝鮮の問題では、我が国は、核、それから拉致、ミサイルと三つあるわけでありますけれども、特に今喫緊の、当面のこの心配される事態、ミサイルの発射、これに関して申し上げれば、安保理決議、もし発射されるということであれば安保理決議違反と、そういうふうに考えて...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員のおっしゃいます警察力というものが具体的にどういうものなのか、ちょっと私、今はっきりと認識できておりませんので、もう少し詳しくお話しいただければと思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) 警察のことに関しましては所管の大臣から御答弁いただきたいと思いますが、外務省は、私どもが申し上げております対話と圧力は、もう対話は先ほどから申し上げておりますような説得とか各国協調による働きかけでございます。圧力は、安保理決議における制裁とかあるいは我...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほど申し上げましたけれども、核とミサイルと拉致とあるわけでありますが、拉致問題について申し上げれば、警察での捜査とかいろいろ警察の力も必要でございますし、そういう意味では警察による対応というものも圧力のうちに入ることもあろうかと思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) 繰り返しになりますけれども、警察がこの拉致問題を捜査をしたりして、また拉致の問題について我が国の警察当局として捜査を行うなどしていろいろな解明ができ、そういうことによって北朝鮮に対して拉致問題の解決にこれは資するということであれば、警察の力もこの圧力に...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 済みません、もう一度ちょっと。
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほどの繰り返しになるかもしれませんが、警察力が直接北朝鮮に対する圧力ということではなくて、警察による拉致問題の捜査等、そういうことによっていろいろな問題が解明してきた場合に、これをもって北朝鮮に対して我が国としては交渉の一つとするということはあろうか...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 現在、我が国のODAの対GNI比は、これは〇・一七%にとどまっております。これは〇・七%目標ということになっておるわけでございますが、残念ながら二〇〇七年の実績が〇・一七%にとどまっているところでございます。  昨年は、この目標〇・七%ですね、達成を...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 目標の達成に向けて引き続き努力をしていきたいと思っております。
○国務大臣(中曽根弘文君) 三月の三十一日にハーグにおいて開催をされますアフガニスタン国際会議、これにはオランダのフェルハーヘン外務大臣からも御招待をいただいているところでございますが、この会議は、国連やまたオランダ、そしてアフガニスタンが共催する会議でございまして、今アフガニス...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) この会議、非常に重要な会議であるのはもう今申し上げたとおりでありますが、現在、国会で予算の御審議をいただいているところでございますので、国会のお許しをいただければ出させていただきたいということでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員の方から御説明いただきましたけれども、国連事務総長、また米国のクリントン国務長官、また近隣国、地域諸国、ISAF参加国、また復興に貢献してきた国の外務大臣、国際機関、みんな招待されているわけでありまして、私としては是非参加させていただいて日本として...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 大変有り難いお言葉をちょうだいいたしました。是非出席をして我が国としての国際社会における役割を果たしていきたいと思っているところでございます。是非参加させていただきたいと思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員は現地を訪問されたりいたしまして大変現地にお詳しいわけで、またいろいろ御提案もいただいておるわけで、私たちも参考にさせていただきたいと思っております。  NSPに対しましては、先ほども説明いたしましたけど、平成二年から我が国といたしましては支援を...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほども御答弁申し上げましたけれども、両国の政府と緊密にそういう連絡を取りながら、どういうような支援を実施すべきか、これは検討していくべきものと、そういうふうに考えております。
○国務大臣(中曽根弘文君) 障害者のこの権利条約というのは、もう委員が一番よく御存じでございますが、障害者の人権、それから基本的自由、これを完全に実現するということで大変重要な意義を有しておる。そういうことを踏まえまして、二〇〇七年の九月に条約の署名を行いまして以降、可能な限り早...全文を見る
03月24日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 平成二十一年度外務省所管予算について概要を説明いたします。  平成二十一年度一般会計予算において、外務省は六千六百九十九億六千六百五十万円を計上しています。これを前年度と比較いたしますと、一・四%の減額となっております。また、ODA予算は、外務省所管...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 海外における報道につきましては、外務省には、もう委員も御承知のとおり、毎日山ほどの報告が在外公館から寄せられているわけでありまして、そのうち重要な報道につきましては、随時外務大臣に報告をされているわけでありますが、御指摘の報道につきましては、麻生外務大...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今申し上げましたけれども、一つは、恐縮でございますが、情報の伝達について、外務省の中での、それについてお答えすることは差し控えたいと思いますが、当時のその担当ですか、受け取ったところが大臣に報告されるべきものではないと、そういう判断をされたという、過去...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) だれが担当してどうだったかという詳しいことを私は存じませんけれども、今委員がおっしゃいましたことにつきましては、委員のお話のとおり、ホームページで訂正のということでありましたけれども、外務省の調査が十分でなかったということで、そのことにつきましては、当...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今の捕虜問題につきましては、今副長官からも御答弁ありましたけれども、外務省におきましては、いろんな事案があるわけでありますけれども、この捕虜につきましては、捕虜の例えば出身国との関係とか、それから関連の国際法規、そういうものの様々な事情があるわけであり...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 外務省の予算につきましては、いろいろな委員からこれで大丈夫かというような御意見も衆参両方の委員会でいただいておるところでございますが、外交活動が非常に多岐にわたり、またいろいろな情勢の変化があるわけでありますし、御案内のように海賊の問題とかいろんな新し...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員の、私基本的におっしゃるとおりだと、そういうふうに思います。  外交活動は、先ほど申し上げましたけれども、非常に多岐にわたりますし、また非常に能力も要する、あるいは人脈等も必要でありますし、そういう意味では、優秀な人材を特に在外公館におきましても...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) イラクの状況、特に治安状況は、もう委員も一番御存じのように、改善されつつあるわけでありますし、また地方選挙も実施をされたりしてきておりまして、結構な状況進展が進んでいると思っています。  しかし、まだまだ不安定なところもありますし、こういうイラクの情...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 日本とイラクの政府の間では、今委員がおっしゃいましたような民間企業が進出できるような環境づくりというものを意識して取組を進めているところでございますが、昨年の七月には、ヨルダンの首都のアンマンにおきまして日本・イラク経済フォーラムを開催いたしまして、両...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 国連事務総長が行いましたいわゆる消極的安全保障の提案でございますけれども、これは基本的には我が国が目指しております核軍縮の政策と軌を一にするものが含まれていると、そういうふうに前向きに評価をしているところでございます。国連の安保理などにおいて核軍縮につ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員おっしゃいましたように、来年、運用検討会議が開かれるわけでありまして、これの議題案につきましては、現在、第三回の準備委員会の議長が過去のいろいろな議題に基づきましてすべての国が賛成し得る議題案を検討していると、そういうふうに承知をいたしております。...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今まで作成されましたいわゆる非核兵器地帯条約、これにおきましては、核兵器国が非核兵器地帯の域内国に対していわゆる消極的な安全保障の義務を負う、そういう旨の議定書が作成されているわけでございますが、核兵器国がこの当該議定書を署名、批准している場合には国際...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 御指摘のような報道があることは私も承知をいたしておりますけれども、外務省といたしまして、この空母のジョージ・ワシントンの横須賀寄港との関係で、井上議員が御指摘のピュージェットサウンド海軍造船所から来日をしている労働者の数とか分遣隊の結成などの、そういう...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 米国政府は、この米国の原子力艦の安全性に係る日本側は非常に高い関心を持っておるわけで、それに配慮いたしまして、地元を始めとする日本の国民の理解を得られるようにということで、ファクトシート、そういうものによりまして原子力艦の構造とか運用、また安全措置など...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) この騒音につきましては、我が国政府からも米軍に対しては十分な配慮をするように当然のことながら要請もしておりますし、また米軍もこの規制措置、これに対する遵守にもコミットしておりますけれども、今後とも米側に対しましてこの規制措置を遵守することを求めるととも...全文を見る
03月25日第171回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○中曽根国務大臣 今委員がお示しになられましたこの方程式は、米国のレイ・クライン博士が国力の分析に計量的な手法を導入したもの、そういうふうに理解をいたしております。この方程式そのものがどうであるかという学術的な評価はさておきまして、今先生がおっしゃいましたような各要素、これが国力...全文を見る
○中曽根国務大臣 東西冷戦が終えんをしたときに、世界の人々は、これで平和で安定した世界になるんじゃないか、そういう期待があったと思うんですね。しかし、冷戦後の世界というのは、もう皆さん御承知のとおり、地域紛争とか、あるいは内戦も後を絶ちませんし、そして今は大量破壊兵器、核兵器、そ...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員の御質問を確認させていただきたいと思うんですが、両岸関係について今お答えすればよろしいということですか、とりあえずは。
○中曽根国務大臣 まず、委員がおっしゃいましたように、この地域は大変に、北朝鮮の問題を中心といたしまして、両岸関係、またさらには、安全保障という面では中国の軍事力の増強とか、いろいろな課題といいますか、我が国の安全保障にとって重要な要素があるわけでありまして、そういう意味では、全...全文を見る
○中曽根国務大臣 一月の九日でございますが、ことしの春以降に開発援助調整のための外務省の職員二、三名を、今委員がお話しされましたチャグチャランのPRTに派遣することを発表いたしました。派遣される要員につきましては、外務省の職員に加えまして、外部からも適切な方がいらっしゃれば任期つ...全文を見る
○中曽根国務大臣 申し上げましたように、外部の適当なといいますか適切な人材がいればぜひ行っていただきたいと思っておりまして、二月に公募を行いました。そして今、応募された方々の中から選考中、そういう段階でございます。
○中曽根国務大臣 ことしの二月の三日でございますけれども、今委員がお話しされましたUNOCHA、国連人道問題調整部、こちらから、二〇〇九年のアフガニスタン人道支援ニーズをまとめました、総額六億三百九十万ドルになります国連統一アピールが発表されました。このアピールによりますと、アフ...全文を見る
○中曽根国務大臣 アフガニスタンに対します米国の今後の政策というようなお話でございますが、これにつきましては、米国政府からは、正式なといいますか、新たな政権のもとでの方針というものは明らかにされていないところでございますが、先ほどもお話がありましたように、我が国の吉川大使とそれか...全文を見る
○中曽根国務大臣 ODAに関して不正があってはならないことは、もう言うまでもございません。  御指摘のありましたベトナムにおきますPCIの贈収賄事件を受けまして、不正の防止、そして腐敗に関する情報の取り扱い体制、これを整備するその一環といたしまして、ODA事業における不正腐敗に...全文を見る
○中曽根国務大臣 国連の難民高等弁務官事務所、UNHCRでありますけれども、そこによりますと、二〇〇九年一月現在、ヨルダン、シリアなどが受け入れておりますイラクの難民数は推定で約二百万人、そしてイラクの国内における避難民、この数が推定で約二百八十万人とされておるところでございます...全文を見る
○中曽根国務大臣 どういうようなニーズがあるか、そういうお尋ねでございますが、先ほど申し上げました我が国によります難民、避難民支援の中で、実績として挙げさせていただくと、避難民の保護、シェルター、それから生活物資の支援、またキャパシティービルディングなど、こういうものを実施してき...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず、医療の状況については今手元に詳しい資料がございません、突然のお尋ねでございますので、大変恐縮でございますが。  先ほど申し上げましたように、我が国が行っております支援の中で、先ほどは申し上げませんでしたけれども、医療など、また保険の分野などについても、こ...全文を見る
○中曽根国務大臣 先週末ですか、週末でございますが、アフリカのボツワナで開催をいたしましたTICAD4の閣僚級のフォローアップ会合に出席をいたしました。このフォローアップというのは、昨年の五月に横浜で開催されましたTICAD4、これのフォローアップということでございますが、共同議...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどから総務省また内閣官房で御答弁をいたしておりますとおり、現時点におきましては、上陸につきまして具体的な要望は出されていない、そういうふうに承知もいたしておりますし、そういう要望が出された場合には、御答弁がありましたけれども、関係省庁と連携をしながら対応を検...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員もホームページをごらんになられておりますので、もう御存じのことと思いますけれども、このことにつきましては、中国側からの提起を受けたわけでございますが、私からは、我が国の原則的な立場についての明確な説明を行ったところでございます。
○中曽根国務大臣 これは外交上のやりとりということになりますので、詳しいことはちょっと申し上げるのは差し控えさせていただきたい、そういうふうに存じます。
○中曽根国務大臣 大変残念ながら、まだ訪問というか行っておりません。
○中曽根国務大臣 武正委員におかれましては、先週ですか、みずから外交史料館に訪問された、そういうふうに聞いておりますし、私まだ訪問したことがございませんので、委員のお勧めもありましたので、できるだけ早く行ってみたいとは思っております。また、外交史料の保存の公開に対する御支援を引き...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず、委員の御質問にお答えする前に、けさほどの中山委員の御質問について、私自身、両岸情勢に関してお答えする際に、一国二制度につきまして言及いたしましたけれども、これはあくまでも、同制度が、現在、香港及びマカオで実施されているとの認識のもとでお答えしたものでござい...全文を見る
○中曽根国務大臣 私は、就任直後から、北方四島それから沖縄、この両地域と申しますか、視察をしたい、そういうふうに思っておりましたけれども、大変残念ながら、沖縄の方は訪問することができておりますが、北方の方はまだでございます。  できるだけ早く行きたいということで、事務方とも相談...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど申し上げましたけれども、就任したときから、一日も早く視察をしたい、そういうふうに思っておりますが、まだこれが実現しておりませんので、引き続いて早く視察できるように努力をやっていきたいと思います。  なお、島民の方々のお話がありましたけれども、島民の皆さん...全文を見る
○中曽根国務大臣 東京でではありますが、北方四島の旧島民の皆さんにもお会いをして、実情もお話を伺い、私も努力することはお約束したわけでありますが、今委員がお話がありましたように、政治家としても、外務大臣としても、一日も早い解決のために、これはまた全力という言葉を使いますとしかられ...全文を見る
○中曽根国務大臣 まさに委員のおっしゃること、本当に大切なことでございますので、旧島民の皆様方がお元気なうちにこれが解決できるよう、私も政治家として、政治生命をかけて一生懸命やってまいります。
○中曽根国務大臣 二〇〇〇年末までに平和条約を締結する、そういう目標期限、これが実現できていないということは大変に申しわけなく思っております。
○中曽根国務大臣 平和条約を締結するということはいろいろ両国の関係にとって、これは当然のことながら大きく発展し、また友好関係も強化されるわけでございますけれども、これによりまして、経済関係初め人的交流あるいは外交関係が強化されるということであります。  ロシアは我が国のお隣にあ...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員が北方四島に関する歴史的な経過等も御説明いただきましたけれども、とにかく我が国にとりましての最重要課題であることは間違いございません。  官庁といいますか役所の縦割り行政になっていて、これでは十分な対応ができないではないかということだと思いますけれども、...全文を見る
○中曽根国務大臣 二〇〇六年の七月にそういうロシアの国内法が制定されたときの対応についてのお話でございますが、私自身当時のことはちょっと今承知しておりませんし、また、委員がおっしゃいましたように、そういうような法律が制定されたということであれば、そのときの迅速な対応というのは非常...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど申し上げましたように、二〇〇六年当時のことは、大変申しわけないんですが、私は承知しておりません。  恐らく、一九九一年に北方四島訪問についての日ソの外相間の往復書簡がありまして、それの規定に従って、これによりますと「いずれの一方の側の法的立場をも害するも...全文を見る
○中曽根国務大臣 この件につきましては、日本側で建物の保存に取り組んでいる関係者の方々が四島交流の枠組みを利用して現地で修復また保存作業に向けた調査等を行っていると私は承知をしているところでございまして、これらの建物の修復また保存に当たりまして、北方領土問題に対する我が国の法的立...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどから政府参考人が御答弁申し上げておりますけれども、まず、日米地位協定に基づいて我が国の港湾に米軍の艦船が出入りするということは認められているということでございますし、また、この地位協定は、米軍の船舶と民間船舶との間で施設の使用が競合した場合の入港のあり方に...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどから政府参考人が御答弁申し上げておりますように、現在、米側と日本の警察が捜査を行っているところでございますので、外務省といたしましては、この捜査の結果を見ながら適切に対応していきたい、そういうふうに思っておるところでございます。
○中曽根国務大臣 外務省といたしましては、今、政府参考人が御答弁申し上げましたように、在京の米国大使館に対しましては、安全の確保、それを申し入れ、また、訓練の安全が確保されるまでは中止するように申し入れたわけでありますが、御案内のとおり、今捜査中でございまして、この事実というもの...全文を見る
○中曽根国務大臣 三大臣といいますか、官房長官、それから外務大臣、そして防衛大臣によります会合は、本日行われると承知をしております。(辻元委員「何時にどこで」と呼ぶ)それについては、委員会もありますので、当然、終了以降だと思います。
○中曽根国務大臣 委員の御質問もよくわかるんですけれども、これは安全保障にかかわることで、日本の防衛能力にかかわることだと思いますので、今政府委員が一般論として申し上げました。委員長がおっしゃるとおり、四月四日からということで、大変切迫したといいますか、そういうことはあってはなら...全文を見る
○中曽根国務大臣 私の発言が報道で取り上げられまして、いろいろな取り上げ方があるものだな、そういうふうに思いました。  私が申し上げたのは一般論でありまして、閣議後の記者会見、いわゆるぶら下がりでありますが、いきなり、政府筋の発言についてどう思いますか、そういう御質問でございま...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず、三大臣会合と申しますか、それは安全保障のことについて話し合うことになると思いますし、細かいことについては現在私は承知しておりません。  それから、今委員がおっしゃいました自衛隊法を使わないでというようなお話でございますが、やはり政府といたしましては、仮に...全文を見る
03月25日第171回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 平成二十一年度政府開発援助に係る予算案について概要説明をいたします。  まず、総額についてでございますが、平成二十一年度一般会計予算政府案におきましては、政府全体の開発援助に係る予算として、対前年度比四・〇%減の六千七百二十一億六千六百万円を計上して...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今、木俣委員からお話ありましたように、この委員会はODAの特別委員会ということで、衆議院にはない委員会であります。そういうような背景等も踏まえまして、委員会の皆さんとは緊密な連絡を取りながらやっていきたいと思いますので、是非御指導をよろしくお願い申し上...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) このPCIの贈収賄事件につきましては、このような不正が行われたということは誠に遺憾なことでありまして、私としてもあってはならないことであると、そういうふうに思っております。  我が国政府は、これを日本のODAへの信頼を揺るがす大変重大な事件と、そのよ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私もこの会議のメンバーであるわけでありますが、出席いたしまして事務方からか資料が配られます。その資料を参考にしながら、各委員といいますか、外務大臣、財務大臣、経産大臣、そして官房長官、総理でございますが、いろいろ意見を述べて、そして最終的に官房長官がそ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 本日の新聞等でいろいろ私の発言について報道されておりますが、報道の仕方もいろいろあるものだなと、そういう感想を持っておりますが。  私が申し上げましたのは、記者会見の後、いわゆるぶら下がりで記者さんたちからの質問にお答えしたものでございますが、いわゆ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私は、何も日本を防衛しなくていいと、あるいはできないと、そういうことを申し上げたつもりは全然ありません。別の委員会におきましては、発射しないようにぎりぎりまで努力する、これが大前提でありますが、万が一といいますか、もし発射した場合には、これは仮定の話で...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私は迎撃が難しいとは申し上げておりません。
○国務大臣(中曽根弘文君) 記者さんからは、政府筋というんですか、お名前は挙げた質問ではございませんでしたし、今も私は存じません。
○国務大臣(中曽根弘文君) 私は質問に対してお答えしたわけでございますし、私の考えは先ほど申し上げたとおりでございます。  そして、これはだれかということを追及しなければならないということでありますけれども、それよりも、今の私の立場でいえば、外交努力をぎりぎりまでやって、そして...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 政府筋の御発言が外交の所管に入っているか入っていないかということでありますが、それはまあ御発言の内容にもよるわけでありますけれども、これはもし伝えられているような御発言であるということであれば、一つは防衛省の所管でもあろうかと思います。それから、対外的...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 政府高官ということでございますが、これはどういう者か私分かりませんけれども、これは御本人なり、あるいは政府筋ということでありますから内閣の一員ということであると思いますから、それはそちらの方でしかるべき、こういうものは、御発言については対応をされるべき...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私は、その政府筋と言われる方の御発言が、直接聞いたわけでもありませんし、間接的に聞いて、また報道で知っているわけでありまして、議事録とか御本人から直接お聞きしたわけじゃないんです。ですから、新聞とかそういうものですから、ですからこれは、私の今のやるべき...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) この今の事態というのは大変な事態というのは私も先生と同様、あるいはそういう職務上からはそれ以上に認識をしているつもりでございますし、また、万が一のときにはきちっとした対応をしなければならない。(発言する者あり)いや、それは仮定の話ですけれども、というこ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 一つ、万が一という言葉を使いました。これがもし適当でなければ訂正をしたいと思います。仮に発射をした場合ということの方が正しいのかもしれません。  それと、失礼しました、ちょっと質問を放念してしまったんですが、もう一度おっしゃっていただけますか。
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほど放念と言いました、失念の間違いでございますが。  これは官房長官と、それから所管の防衛大臣が中心になって、どういう対応を取るかということには二人が中心になってお決めになることだと、そういうふうに思っております。
○国務大臣(中曽根弘文君) PCI社とそれからODA事業との関連情報につきましては、外務省として、平成十九年十一月の委員会以降も不正事件の再発の防止のために常に細心の注意を払って関係書類の精査なども行ってまいりました。可能な限りの確認をしてきておるところでございます。  また、...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 外務省といたしましては、ODAに関しましては、今までも国民の皆様の御理解をいただくようにと、そのためには不正腐敗の防止、これに徹底して取り組まなければならないと、そういうふうに考えてやってきたところでございますが、残念ながらこのような事件が起きてしまい...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今、石井委員がおっしゃいますように、海外での豊富な経験を有する青年とかいろんな方々を活用するというのは大変大事なことでありますし、また、そういう人たちにとりましても、そういう経験を生かした職場というものがあるということは大変私は本人のためにもなりますし...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今委員がお話しされましたように、三月の二十一日でございますけれども、アフリカのボツワナで開催されましたTICADⅣの閣僚級フォローアップ会合に出席をいたしました。そこで共同議長を務めたわけでありますが、また、スピーチも行いました。  この私のスピーチ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今年の一月の二十日でございますけれども、外務省そしてJICAは、現在の非常に厳しい経済情勢、そして雇用をめぐる状況にかんがみまして、年間今千六百人から千九百人程度派遣しております青年海外協力隊そしてシニア海外ボランティアの新規派遣人数を、明年度はおよそ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今委員がお話しなさいましたこのJPO、御説明もいただきましたけれども、これはもう我が国の人的国際貢献の一環として政府が派遣費用を負担して、二年間でしたか、国際機関に職員として派遣する制度でありますけれども、NGO版のJPOという、そういうような今御提案...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今委員からお話ありましたように、我が国のODAの対GNI比は〇・七%目標、これは達成期限なしで、これについては留保しつつも受け入れているわけでありますが、大変残念ながら二〇〇七年の実績はGNI比〇・七じゃなくて〇・一七%にとどまっているということでござ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 数値目標を盛り込んだ工程表ということで、そういうような形で、何といいますか、きちっとODAを増額していくということが最も好ましいわけでありますけれども、これは年々の増額努力をして今のところ積み上げていくということでございまして、委員のおっしゃいますよう...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほど、ODAの額についての増額の決意ということでございまして、工程表を持ってということでございましたけれども、先ほどから申し上げておりますように、これにつきましては大変重要な援助でございますので一生懸命やってまいりますので、また先生方の御支援もいただ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) ミャンマーのサイクロンの被害に対する支援というのは、これは緊急性を要しますし、また人道的にも大変大事なものであると、そういう観点から行っておるわけでございますが、これまでのところ、農業や教育、また保健、衛生、医療、港湾、内陸水運の安全、それらの分野にお...全文を見る
03月26日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○国務大臣(中曽根弘文君) ただいま議題となりました在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案について御説明いたします。  改正の第一は、新たに外交関係を開設したコソボに、法律上、日本国大使館を設置することであります。  ...全文を見る
03月26日第171回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 仮に、ある国がミサイルを発射いたしまして、そしてそれが何らかの理由で一部なり全体なりあるいは破片なりが我が国の領土とかにこれが飛翔してくる、そして我が国の国民の生命や財産に被害が及ぶおそれがあるということであれば、迎撃するのは当然のことだと思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) 中国とアメリカの間でどういうお話になっているか私は承知しておりません。
○国務大臣(中曽根弘文君) これについては安全保障に関することでございますので、お答えは差し控えさせていただきたいと思います。
03月27日第171回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○中曽根国務大臣 ただいま議題となりました第三海兵機動展開部隊の要員及びその家族の沖縄からグアムへの移転の実施に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、アメリカ合衆国との間でこの協定の交...全文を見る
03月30日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 我が国といたしましては、前からこの委員会でも申し上げておりますけれども、まず、北朝鮮がそのような発射をする、そういう事態にならないように、関係国が緊密な連絡を取りましてならないように努力するということが最も重要であると、そういうふうに考えておりまして、...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 安保理での事前の決議ということでございますが、既に一七一八号が発出されて、これも全会一致で二〇〇六年に採択されているわけでありますが、先ほどからの繰り返しになって恐縮でございますが、十分に意見交換を行いまして、そしてまずは発射をさせないようなそういう努...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) そういう点も含めまして、関係各国と協議を今行っているところでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 度々の繰り返しで恐縮ですが、ぎりぎりまで発射させないような、しないような努力をするということがまず第一。そして、そういう努力にもかかわらず北朝鮮が発射を強行した場合には、これが人工衛星であると称しましても安保理決議違反であると考えておりまして、これはも...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) この在勤基本手当の基準額につきましては、各在外公館の所在する地域におきます物価それから為替相場、そういうものを勘案して改定を行うところでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員も銀行で、興銀におられて在職中留学されたと伺っております。そのときどれぐらいの手当であったのかは存じませんが、また、委員のお父様も人事課長をかつてお務めになったということもありますが、まず、一般の学生の留学とやはりこの外務省の在外研修というのは私は...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 何ですか。
○国務大臣(中曽根弘文君) 音声、はい。
○国務大臣(中曽根弘文君) 海賊対策におきまして大切なことは、海賊に直接対応するということが当然でありますが、委員も御認識されておられますように、ソマリアの政情を安定させると、これがまず大切であることは言うまでもありません。  そういう中におきまして、今の、私、実は直接この声明...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員の御意見に私も賛成するところでございますが、世界各国に在外公館を置いて外交活動を行っておりますけれども、今おっしゃったような地域等におきましては大変過酷な環境の中で頑張っている外交官も大勢おるわけでありますし、また、人手不足あるいは資金不足等もあろ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 二十七日でしたか、アフガニスタン、そしてパキスタンに対するアメリカの新政策が発表されました。この政策は、テロ対策、それからアフガニスタンとパキスタン支援の在り方、また長期的に両国が自立することの必要性、そういう点などを強調しているものでございまして、多...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 一つはNSP、そしてROZのお話がありました。  NSPについては、参考人からこの内容について説明がありましたけれども、私はこのNSP見てみまして、非常にいいなと、そういうふうに率直に感じました。アフガニスタン人自身がプロジェクトに関与する度合いが非...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) もう時間だと思いますが、先ほどNSPのことについて御答弁申し上げましたけど、一つ御紹介させていただきたいのは、我が国は、二国間の支援に加えまして、NSPに対しましても、世銀に設置をいたしました日本社会開発基金、JSDFを通じまして、四千二百五十万ドル以...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 政府全体で取り組んでおります公共調達の適正化につきましては、外務省としても今までも厳正に実施をしてきておりまして、競争性のある契約への移行に向けて不断の努力を行ってきたところでございます。  具体的には、相手国の関係から業務の質を確保することについて...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほども申し上げましたけれども、競争性ある契約への移行を進めてまいりまして、その結果、十九年度は十八年度と比較をいたしまして、競争性ある契約方式の割合が件数、金額とも増加しておりますけれども、外務省といたしましては、随意契約の見直しが着実に進んでいるも...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 三月の二十六日付けで、山内議員、また照屋議員からも私に対しまして石垣港寄港通知撤回などを求める要請をいただいております。  アメリカの掃海艦二隻が四月の初旬に石垣島に寄港することを希望しております件につきまして、また石垣市長も同意できないと、そういう...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 石垣港が混雑しているという状況については、私もそのようなことも承知をいたしておりますが、先ほど申し上げましたけれども、米軍はそういう点にも配慮をいたしまして、そして日程の調整などを行った上で入港すると、したいということでございますので、そういうことで、...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を可決いただきまして、誠にありがとうございました。  外務省といたしましては、ただいまの附帯決議の御趣旨を踏まえつつ、今後とも外交実施体制の強化を図り、種...全文を見る
04月02日第171回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○中曽根国務大臣 今委員がお話しされましたように、三月三十一日ですか、ハーグで開催されましたアフガニスタン支援に関する会合に出席をしてまいりました。そこで韓国の柳明桓外交通商部長官、ヒラリー・クリントン米国国務長官等々、またそのほかの国の要人とも会談したわけでありますが、今差し迫...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員がおっしゃいますように、しっかりとした態勢を整えることは大変重要でありまして、これは政府一体とした取り組みを行っているところでございます。  外務省におきましても、対策を、そういうような態勢をとっておるところでございまして、関係省庁とよく連絡をとりながら、...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員がお話しになられましたように、二〇〇〇年でしたか、沖縄におきまして九州・沖縄サミットが開かれまして、その後、二回にわたる太平洋・島サミットが沖縄で開催をされたわけでございます。そのほか、数々の国際会議も開催をされておりまして、平成十八年度が十三件、十九年度...全文を見る
○中曽根国務大臣 二月の十八日にサハリンで行われました日ロ首脳会談では、麻生総理とメドベージェフ大統領の間で領土問題につきまして突っ込んだ意見交換が行われたわけでございます。その結果、両首脳は、一つは、この問題を我々の世代で解決するということ、それから、これまでに達成された諸合意...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず、先ほど申し上げましたけれども、さきのサハリンでの首脳会談におきましては、麻生総理の方から、メドベージェフ大統領に対しまして、ロシア側に平和条約問題について具体的な進展を図る用意がないのであれば、これはパートナー関係を構築することにはならない旨をお伝えいたし...全文を見る
○中曽根国務大臣 私も、委員からお話がありましたように、二月七日の北方領土返還要求全国大会に出席をさせていただき、ごあいさつもさせていただきました。  元島民の方々、それから北方領土返還要求運動をしている皆さんからの北方領土の返還に向けた大変熱い思いというものも私は感じまして、...全文を見る
○中曽根国務大臣 政府といたしましては、北方四島の帰属の問題をまず解決して、そしてロシアとの間で平和条約を締結する、そういう従来からの基本方針のもと、北方四島の返還を実現していく考えでございます。また同時に、四島の我が国への帰属が確認されれば、実際の返還の時期とか、あるいはその態...全文を見る
○中曽根国務大臣 大切なことは、国内世論を高め、結集を図っていくことだと思います。  その一環といたしまして、外務省は、平成二年度から、国内におきまして、元島民による北方領土を語る会、こういう事業を実施しておるところでございます。そして、北方四島の元島民の方々に全国各地へ出向い...全文を見る
○中曽根国務大臣 今お話ありましたように、先般、千島歯舞諸島居住者連盟の皆さんがイタル・タス通信社を訪問した際に、先方から、副社長さんからですか、委員が御紹介ありましたようなお話がございました。つまり、個人的な考えではあるが、五月のプーチン首相訪日の際に、元島民との懇談の場を設け...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員から、メドベージェフ大統領の発言等につきましてお述べになられましたけれども、簡単にこの一年間の整理をさせていただいて、御報告したいと思います。  昨年七月の北海道洞爺湖サミットの際の日ロ首脳会談におきましては、メドベージェフ大統領は、当時の福田総理との間...全文を見る
○中曽根国務大臣 今、政府参考人がお答えしたとおりなんでありますけれども、同じ発言になりますけれども、先方も四島交流の重要性というものは認識しているわけでありまして、ただ、あちらの法律が変わって、手続的にあちらの立場で主張してきたわけでありますが、私どもとしては、過去二年間は法律...全文を見る
○中曽根国務大臣 まさに今委員がおっしゃったとおりでありまして、我が国の方針というのは一貫したものでありまして、変わるものではございません。  一九九一年の日ソ外相間の往復書簡等に基づいて、「いずれの一方の側の法的立場をも害するものとみなしてはならない。」そういう前提で行われて...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員が御発言になられましたロシア側の報道、見解について、私は承知しておりませんけれども、国内において、麻生総理のサハリン訪問につきましては、委員のようなお考えを述べられた方があったということも事実でございます。  少し整理させていただきますが、サンフランシス...全文を見る
04月03日第171回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○中曽根国務大臣 今委員が御指摘になられましたゲーツ国防長官の発言でございますけれども、一月二十七日に、上院の軍事委員会におきまして、自分はグアム及び沖縄そして韓国の駐留米軍の再編計画を完了させる必要があると考えていると述べられました。そしてさらに、我々は、今後当分の間、予見し得...全文を見る
○中曽根国務大臣 我が国における今回の米軍再編は、日米の両政府が、先ほど申し上げましたけれども、抑止力を維持しつつ、また地元の負担を軽減することを目的として、ロードマップに基づいて実施をしているものでございます。その中でも、在沖縄海兵隊のグアムへの移転は、沖縄の負担を軽減するため...全文を見る
○中曽根国務大臣 このグアム移転事業は、二〇一四年までの事業完了を目途とする多年度にわたる事業でございます。これを円滑に、また安定的に実施をしていくためには、我が国として多年度にわたって米国政府に対しまして資金を提供する必要があるわけでございますが、この協定は、こういう点を含めま...全文を見る
○中曽根国務大臣 多少先ほどの繰り返しにもなりますけれども、この移転事業は多年度にわたる事業である、そういうことから、これは多年度にわたって米国政府に対し資金を提供する必要があるということでございますが、この実施に必要となる日米双方の行動について規定するものでありますと先ほど申し...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず、委員がおっしゃいますように、国民の税金を使うわけでありますから、そういう意味ではきちっとした支出管理などをしなければならないと思いますし、また、国民の皆さんの御理解を得なければならないと思います。  米国側が、また与党が、政権交代を念頭にというようなお話...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員の御質問の、今までのどういった経緯で、どういうようなことをやってきたということでございますけれども、ロードマップに従いまして、二〇一四年までにこの事業を完了させるということになっているわけでありまして、そういうスケジュール等を考えまして、そして日米間で今まで...全文を見る
○中曽根国務大臣 この協定の署名につきましては、突然来日されたからこれを署名したということではございません。クリントン国務長官が就任されたときの私との最初の電話会談のときにもこれの重要性についての話があり、そういうような協定を署名しなければというお話があったわけでありまして、そう...全文を見る
○中曽根国務大臣 政府といたしましては、二〇〇六年の五月でしたか、このときのロードマップに基づきまして普天間飛行場の移設を含む米軍の再編を実施することが、再三申し上げておりますが、地元の負担を軽減する、一日も早くそれを実現する、そういうことが大事だ、そういうふうに考えているところ...全文を見る
○中曽根国務大臣 この協定の第三条にあります具体的な進展とは、特定の措置を意味するものではございませんので、協定の発効後に、日米両政府の協議を踏まえて、さまざまな要素を総合的に勘案してこれは判断されるべきものであると考えております。  こういう前提のもとで、政府といたしまして、...全文を見る
○中曽根国務大臣 今、一つの例を申し上げましたけれども、そのように一つずつ実行していくということによって具体的な進展となっていくものと考えております。
○中曽根国務大臣 仮にアメリカ側が予算を計上しない場合はどうなるかという御質問ですけれども、そういうような場合は、米側が協定に基づく義務というものを誠実に実施しないということになりますけれども、日米の信頼関係に基づきまして実施をいたしますこの共同事業のための協定について、そもそも...全文を見る
○中曽根国務大臣 今の御指摘の本協定の第三条、これは第二文ですけれども、日本国政府がロードマップに記載された普天間飛行場の代替施設を完成するという、ロードマップで既に表明をされております政治的な意図というものを、意思というものを日本国政府として改めて確認したものでございます。
○中曽根国務大臣 ただいま政府参考人が答弁したとおりでございまして、これはグアム移転のための協定でございますので、ロードマップで既に表明された政治的意思を改めて表明する趣旨でそのような言葉を使ったものでございます。
○中曽根国務大臣 違反にはなりませんけれども、代替施設の建設は着々とやっていかなければと思っております。
○中曽根国務大臣 現実問題といたしまして、海兵隊の軍人の数というのは日々変動しているんじゃないかと思うんですね、移動したりしていますし、本国へ帰ったり。ですから、私ももちろん最新データは必要だと思います。それが、いつのものが入手できるかというのは今ここでは私どもわかりませんけれど...全文を見る
○中曽根国務大臣 拝読しておりません。
○中曽根国務大臣 今政府参考人からも申し上げましたけれども、ロードマップは政治的な、そういうような考え方があるものでございますけれども、協定そのものは、これはやはりスケジュール的なものがありまして、御案内のとおり、二〇一四年までの事業完了を目途とする、かつ、多年度事業であるという...全文を見る
○中曽根国務大臣 日米の両国政府は、二〇〇六年の五月に、ロードマップにおきまして、在沖縄海兵隊のグアム移転を二〇一四年までに実現するということで合意をしているわけでございますが、その後、首脳を含むさまざまなレベルにおきまして、ロードマップの着実な実施というものを確認してきていると...全文を見る
○中曽根国務大臣 原因は何かというお尋ねでございますけれども、日本とアメリカ、日米両政府は、とにかく日米安保体制というものを基盤として、日米同盟を新たな安全保障環境に適応させて、そして、我が国の平和と安全を確保するために在日米軍の兵力態勢の再編に取り組んできたところでございます。...全文を見る
○中曽根国務大臣 これにつきましては、先ほどから申し上げておりますけれども、日米安保体制を基盤といたします日米同盟を新たな安全保障体制に適応させる、そして、我が国の平和と安全を確保するために在日米軍の再編、兵力態勢の再編に取り組んできたわけでございますが、そうした中での再編の協議...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほども御答弁申し上げたんですけれども、やはり日本が拠出する資金等については、まず国民の税金を使うわけでありますから、この厳格な使用ということについてしっかりと対応することが大事であるのは、まず言うまでもございません。  そして、二十八億ドルにつきましては、参...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず、委員がおっしゃいましたような考え方といいますか、そういうものは非常に大事だ、そういうふうに私も思っております。  それから、沖縄は今、大変過大な負担をしているわけで、県民の皆さんがそういう点を負担していただいているわけでありますし、また、沖縄のみならず米...全文を見る
○中曽根国務大臣 二十八億ドルの部分につきましては、協定できちっと決められておるわけでありますが、民活の部分についてはそういうふうになっておりません。  今、政府参考人から答弁いたしましたように、今後、これらの取り決めを行う中において、しっかりとそういう点も踏まえて協議をしてい...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどから申し上げておりますように、委員のおっしゃっているような考え方というものは本当に大事だと思っておりまして、今後、いろいろ取り進めるに当たりましては、またそういうような観点というものも踏まえながらやっていかなければならないと思っておるところでございます。 ...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず最初に、総理がロンドンにおきまする御発言の中で、四月四日に北朝鮮がミサイル、飛翔体を発射されるというような御発言があったということにつきましては、私、大変申しわけないながら、正確な総理の御発言を今承知しておりませんけれども、明日されるというような断言はされて...全文を見る
○中曽根国務大臣 具体的には入っておりませんけれども、きちんと対応する、そういう意図は表明されているところでございます。
○中曽根国務大臣 これは、米国の予算教書の関連文書の中にあります施設の改善という項目があるんですけれども、そこで、米国政府は、米国の陸海空、海兵隊の要員のための生活の質を改善することにコミットしている、したがって、二〇一〇年度予算は、世界じゅうの要員の住居となる隊舎及び寮の維持及...全文を見る
○中曽根国務大臣 教書の概要についてのみ発表されているところでございますので、今おっしゃいましたような点については、今後そういうものが明らかになる、そういうふうに思っております。
○中曽根国務大臣 先ほどからの御質問、恐縮ですが、質問通告をいただいておりませんでしたので十分な答弁ができなかったかもしれません。今の点につきましては、これは米国とはしっかりやっていこうということになっておるわけでございますので。  以上です。そういうことでございます。
○中曽根国務大臣 まず、米国議会の承認が必要かどうか、本協定を議会承認条約とするかどうかということ、これは、米国の中の行政府と立法府の関係などを踏まえて米国自身が決定すべき事項である、そういうふうに思っております。  米国政府は、この協定に署名をすることによりまして、本件のグア...全文を見る
○中曽根国務大臣 そういう事態ということにもしなれば協定違反ということになるかもしれませんけれども、先ほど申し上げましたけれども、この事業は共同して一緒にやっていこうということでありますので、そういうような事態を私どもは現在想定していないところでございます。
○中曽根国務大臣 これは仮定の御質問でございますので、私もそのような答え方をさせていただきました。
○中曽根国務大臣 先ほど申し上げたんですが、そのような事態、仮になった場合とおっしゃいましたけれども、私どもとしては、そういうことは想定をしておりません。  この協定の二条におきまして、米国政府は、本件のグアム移転事業への資金の拠出を含む必要な措置をとるということが明記をされて...全文を見る
○中曽根国務大臣 これはもう言うまでもありませんけれども、米海兵隊のグアムへの移転、この協定は、国会で承認をいたしませんと発効しないわけでありまして、協定が発効する前にそのようなことを想定するというのは適当ではないのではないかと思っております。米側は、発効すればこれをきちっとやる...全文を見る
○中曽根国務大臣 おっしゃいますとおり、「ロードマップに記載されていることを再確認し、」となっておりますけれども、第二条におきまして、合衆国政府は、九条2の規定に従って、「グアムにおける施設及び基盤を整備する同政府の事業への資金の拠出を含む移転のために必要な措置をとる。」、そうい...全文を見る
○中曽根国務大臣 恐縮でございますが、先ほど申し上げましたけれども、御質問の通告をいただいておりませんので、委員の御質問に十分お答えできない点もあろうかと思います。  先ほどの前文と九条の関係でございますが、委員、第二条をお読みになられました。私が第二条のところを指摘、第二条の...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員の御指摘の資料の提出につきましては、委員長、理事の皆さんの御判断によって対応させていただきたいと思います。
○中曽根国務大臣 この協定での合衆国の二〇〇八会計年度ドルの意味は、これは米国の二〇〇八会計年度におけるドルベースでの主要な建築物価指標を基準といたしまして我が国が提供する資金を換算するとの意味でございまして、我が国政府の真水事業への資金提供は実質価格で行うこととなっております。...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど防衛副大臣から御答弁されましたけれども、全くこの第四条の、(b)での規定というものは、これは我が国が提供した資金が拠出される個別の事業の資金不足に対処するということになっておるわけでございまして、これは、真水部分、二十八億ドルの部分の中で使用することができ...全文を見る
○中曽根国務大臣 ただいま申し上げましたけれども、いわゆる真水部分の財政支出、二十八億ドルの方に使うということです。
○中曽根国務大臣 今、麻生大臣の御発言についてお述べになりましたけれども、私も今ここで正確な御発言内容を承知しておりませんけれども、必ずしも単年度で実施できるということをお話しされたのではないのかな、そういうふうに思っております。  先ほどからの委員と政府参考人とのやりとりでご...全文を見る
○中曽根国務大臣 防衛省の方の御答弁がありましたけれども、国民の皆さんの貴重な税金を使うわけでありますから、とにかく、そういう意味では、透明性があって、かつ無駄のないような、そういう事業にしなければならないわけでありますけれども、私たちといたしましては、沖縄の皆さんの負担を軽減し...全文を見る
○中曽根国務大臣 一度墨を塗ったものを、また今度墨なしで出したというのは、それは大変失礼があったとは思います。  私、大変申しわけないんですが、それについての詳しい、今お示しになられたところを拝見していませんので、これ以上のことはちょっと申し上げられません。
○中曽根国務大臣 確かに、五十年先まで予測するというのは難しいとは思います。
○中曽根国務大臣 今、委員もお話しされましたように、この移転事業あるいは再編事業を実行するには、何よりも地元の皆さんの御理解が大切なことは言うまでもございません。私も、過日、沖縄を訪問いたしまして、委員も御承知かと思いますけれども、各、普天間飛行場や嘉手納飛行場や、あるいは代替地...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどから申し上げておりますように、地元の皆さんの声は大変大事でありますし、そういうものに耳を傾けていく、私どももそういう姿勢で今日までやってきたつもりでございます。何よりも、先ほどから申し上げておりますように、沖縄の皆さんが大変な負担をしておられるという、これ...全文を見る
○中曽根国務大臣 過日沖縄を訪問いたしました際に、私は、代替予定地を見てまいりました。大変きれいな海でございました。
○中曽根国務大臣 ロードマップに基づきますこの普天間飛行場の代替の現在の政府案というものは、もう委員何回もお聞きかもしれませんけれども、生活や、それから自然環境、そして実行可能性などの観点から最も適切なものである、そういうふうな形であるということで決定したものでございまして、合理...全文を見る
○中曽根国務大臣 沖縄の県民の皆さんというのは、県議会の皆さんもいらっしゃいますし、行政の知事さんたちもいらっしゃいますし、また、私がお会いした市町村長さんないし市町村議会の皆さんもおられるわけで、また幅広い御意見があるのではないかとも思っております。  私、先ほどの答弁の繰り...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど申し上げましたけれども、地元とは誠意を持って協議をして、そして、ロードマップに基づいて、普天間飛行場の移転また返還を着実に進めていく考えでございます。
○中曽根国務大臣 委員がおっしゃいますように、余り負担の軽減、負担の軽減とそればかり言うのもいかがかとは私も思いますけれども、ただ、現実問題としては、例えば普天間飛行場、これが代替地にかわるということになれば、そこの地域の皆さんにとっても、例えば騒音の問題にしても、いろいろな事件...全文を見る
○中曽根国務大臣 普天間の地域の住民の皆さん方の負担は私は間違いなく減ると思います。先ほど申し上げましたような騒音とか、いろいろ日ごろから御迷惑を受けているわけでありますね。そういう意味ではそこが減る。  辺野古への移転というものは、これはまだ実施したわけではありませんけれども...全文を見る
○中曽根国務大臣 辺野古ならいいんだなんて、そういう私は乱暴な言い方はした覚えはございません。  ただ、トータルとして、沖縄の地域の皆さん、特に普天間の地域の皆さんには、これは間違いなく軽減になるだろうということ。辺野古の方は新しい施設をつくるわけですから、それは従来よりはそう...全文を見る
○中曽根国務大臣 ここで細かいことをちょっと私自身も思いつきませんけれども、少なくとも工事が始まれば、工事の出入りの車等も入りますし、あるいは、そういう意味では、何といいますか、今まで生活しているのに比べれば、騒音とかそういうような、車の往来がふえたり、あるいは、ちょっと一々挙げ...全文を見る
○中曽根国務大臣 辺野古地区への移転というものは、長年の議論があって、県民の皆さん、政府あるいは行政、いろいろな中で議論された結果、そちらになったということでございます。  確かに、住民の皆さんのお立場からすれば、委員がおっしゃるような、そういうようないろいろな御苦労もあると思...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず、我が国を取り巻くアジア太平洋地域、この地域というのは、冷戦は終わりましたけれども、北朝鮮の例もございますけれども、依然として不安定で不確実な状況が存在しているわけでございます。  こういう安全保障環境の中で、我が国の平和、それから地域の平和と安全を確保す...全文を見る
○中曽根国務大臣 在沖縄の海兵隊のグアムへの移転に係るこの協定は、あくまでもグアム移転事業の実施のあり方について規定をしたものでございます。普天間飛行場の代替施設の建設につきましては、これはロードマップに記載されておりますように、グアム移転の前提となっている沖縄に関する再編案が相...全文を見る
○中曽根国務大臣 普天間で生まれて、普天間で育って、普天間で生活されていると。大変長年委員を初め地域の皆さんには本当に御負担をおかけしているわけでございまして、ただいま委員の本当に心からの叫びと申しますか強い思いを拝聴いたしまして、一日も早くこの返還、移転というものを実現させなけ...全文を見る
○中曽根国務大臣 これは、委員が一番よく御承知のとおり、このロードマップにおきましては、今お話しされました普天間飛行場の代替地への移転といいますか、返還と代替飛行場の建設、それから嘉手納以南の返還、そして海兵隊のグアムへの移転、この三つから成るのがこのロードマップでございまして、...全文を見る
○中曽根国務大臣 長い長い歴史のありますこの返還の問題でありますけれども、先ほど委員がおっしゃいましたように、二〇一四年という一つの目標の期限を区切って今この再編が行われつつあるところであります。日本政府そして米国、また沖縄県民の皆さん一体となって、どうしたら沖縄の県民の皆さんの...全文を見る
04月06日第171回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○中曽根国務大臣 この流弾被疑事案につきましては、外務省から、この事案が発生後、在京米国大使館に対しまして、訓練の安全が確保されるまでの間は関連する訓練を中止するよう申し入れをしておりまして、これに対しまして、米側からは、改めて訓練における安全対策に万全を期することとした旨の回答...全文を見る
○中曽根国務大臣 北朝鮮の飛翔体の発射という大変遺憾な事態が発生したわけでございますが、国連安保理での会議の開催をいち早く我が国が要請いたしました。そして、会議に先立ちまして各国と緊密な連携をとることが大切だろう、そういうふうに思いましたところから、韓国、アメリカのクリントン、あ...全文を見る
○中曽根国務大臣 中国のそういう理由ということなので、ちょっと推測の域を脱しませんが、中国は、やはり我が国と同様に、この地域の安定あるいは平和を乱すような行為、そして緊張が高まるような行為に対しては懸念を有しておるわけでございまして、そういう点は我々と一緒でございます。  安保...全文を見る
04月06日第171回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 昨日の北朝鮮によります飛翔体の発射というのは、まず大変残念なことでございました。かねてから、四月の四日から八日の間、発射をすると、そういうふうな予告といいますか通告があったわけでありますが、我々といたしましては、韓国を始めとして近隣諸国また関係国ととも...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほどからお話ありますように、もう戦後六十四年になるわけでありますけれども、旧島民の方々の年齢も高齢化してきておりますし、一日も早くこの返還をということで、委員が御承知のとおり長い歴史がありますけれども、政府も努力はしてきているところでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) ニューヨーク時間で五日の午後三時でございますけれども、安保理におきまして非公式協議が行われました。我が国からは、当然のことながら、今回のこの北朝鮮の発射につきまして説明をするとともに、北朝鮮の行為はこれはもう明らかに安保理決議違反であると、そういうこと...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今委員がお話しされましたように、二月の十八日にサハリンにおきまして行われました日ロ首脳会談におきましては、麻生総理とメドベージェフ大統領との間で領土問題についてかなり突っ込んだ意見の交換、議論が行われたと承知しております。  その結果、両首脳は、四点...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) メドベージェフ大統領が指示を出しました先ほどから申し上げております新たな独創的で型にはまらないアプローチにつきましては、このアプローチがロシア側が従来述べているような意味での五六年宣言に基づく解決と異なるアプローチを意味しているのであれば、平和条約交渉...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 普天間の代替施設の建設に係る環境影響評価に関しましては、今般、環境影響評価方法書に沿った調査について四季を通じた一年間の調査を終了いたしまして、この四月一日に防衛省において準備書を作成し、沖縄県等に送付したと、そういうふうに承知をいたしております。 ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) この北方四島への訪問は、一九九一年の十月十四日付けの日ソ外相間の往復書簡等に基づいて、いずれの一方の側の法的立場をも害するものとみなしてはならないと、そういう前提で設けられた枠組みに従って行われているものでございます。  二〇〇八年までの間、日本側代...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私、いつでしたか、先般沖縄を訪問いたしまして、嘉手納飛行場も視察をいたしましたけれども、米軍の航空機による騒音問題等、大変地域の皆さんには御負担、御迷惑が掛かっていると、そういうふうに実感をいたしました。飛行場周辺住民の皆さんの御負担がやはり一日も早く...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) そのような声があるということは、先ほど申し上げましたけれども、負担の軽減として十分ではないという声があることは承知しておりますが、しかしこの訓練移転というものがそれ自体負担軽減になると、嘉手納においては、ということは私は事実であると思っております。
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員がおっしゃいましたとおり、一月の三十一日から二月一日に沖縄を訪問いたしまして、お話のありました市内の嘉数高台公園から、普天間飛行場について視察といいますか、こちらを見ました。それから、伊波宜野湾市長には、米軍施設・区域所在市町村長の皆様との懇談会に...全文を見る
04月07日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 本日は、一昨日の北朝鮮による今回の発射につきまして御報告をいたします。  四月の五日十一時三十分ごろ、北朝鮮は、我が国を含む関係各国が自制を求めたにもかかわらず、今回の発射を強行いたしました。  これは、我が国を含む近隣国が核やミサイルの脅威に引き...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 失礼いたしました。北朝鮮による飛翔体の発射でございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 人工衛星であるかどうかということは、北朝鮮は人工衛星であると、そういうふうに主張しているわけでありますが、人工衛星打ち上げに使われるいわゆるロケットといいますかミサイルといいますか、いわゆる打ち上げ機、これは弾道ミサイルとほぼ同一で互換性のある技術に由...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) お話のとおり、四月五日、日中外相電話会談を行いました。  楊潔チ外交部長からの具体的な発言の詳細について御紹介することは、先方との関係もありますので差し控えさせていただきますが、緊張を高めるいかなる行為にも賛成しないと、そういうような原則的な立場の表...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 楊潔チ部長のこの御発言の真意を推測するということは難しいことでもありますし、差し控えたいと思いますが、私は、この御発言は本件を安保理で取り上げるということに反対するという意味には受け止めておりません。このような発射の後ですから、やはり冷静に考えて対応し...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今委員がおっしゃいましたように、ラブロフ外相からは、安保理の対応につきましてはコンセンサスが得られるよう日本側とも緊密に協力していきたいと、そういう旨の発言がございました。  先ほどから申し上げておりますように、決議を採択することが望ましいと、そうい...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 六者会合、六か国協議につきましては、北朝鮮によります発射直後の段階でございますので再開の見通しは立っておりませんが、昨年の年末の経緯もあるわけでございますが、我が国といたしましては、懸案の非核化ですね、これの検証の枠組みについて六者間で文書による合意が...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 北朝鮮との関係におきましては、我が国はもう日朝平壌宣言にのっとりまして、拉致と核とミサイルと、この諸懸案を包括的に解決をして、不幸な過去を清算して日朝国交正常化を図るという、そういう我が国の方針は不変でございます。今防衛大臣からもお話がありましたけれど...全文を見る
04月08日第171回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○中曽根国務大臣 在日米軍の駐留の経費の負担は、今も北朝鮮の問題で大変緊迫した状況になっておりますといいますか、発射されたということで大変この地域は不安定な状況になっておりますけれども、そういうような状況の中で、我が国にとって、安全保障にとって大変不可欠な日米安保体制、これを円滑...全文を見る
○中曽根国務大臣 今、参考人から説明をいたしましたけれども、民間出身の、NGOという方でも、もちろん適材適所で、ふさわしい方がおられれば私はそれは結構なことだと思っておりますが、先ほど御答弁申し上げましたように、現在、NGOの支援策とか大変幅広い、いろいろなものがありますし、また...全文を見る
○中曽根国務大臣 今回の北朝鮮の発射につきましては、もう申し上げるまでもありませんけれども、安保理決議違反ということで私ども強く抗議をし、そして国連の場において決議を目指して今各国と議論を行っているところでございますが、委員おっしゃいますように、これは今後の決議なり対応を講じてい...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員が御紹介されましたゲーツ国防長官の御発言は、お話ありましたように、三月二十九日ですか、米国のFOXニュース・サンデーに出演したときの御発言と承知しておりますが、委員からお話ありますように、お尋ねの、長官がいかなる意図でそういうような発言を行ったのかについて...全文を見る
○中曽根国務大臣 従来から政府は、この集団的自衛権の行使ということにつきましては、憲法上許されない、そういう解釈をとってきているところでございまして、現在でもこの立場は変わっておりません。しかし、本件は、今お話ありましたように、極めて重要な問題でございます、課題であります。今まで...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員からお話ありましたように、アジアにある日本はアジアの発展とともに発展していく、アジアが平和で安定していなければ日本の平和の安定もないと私は思っております。また、アジアが豊かで、そういう繁栄するアジアであることが大切でございますが、我が国は、そういう中におき...全文を見る
○中曽根国務大臣 在日米軍の再編、これを進めるための協議におきましては、日本側からは、抑止力を維持しながら、特に沖縄の負担を軽減することの重要性を強調してきたところでございます。  在沖縄海兵隊のこのグアムの移転というのは沖縄の負担軽減を実現する一つの措置であると思いますけれど...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどの私の答弁、また今の政府参考人の答弁とも重なりますけれども、海兵隊のグアム移転は行いますけれども、現在よりも縮小されました一定規模の海兵隊は沖縄に残るわけでございます。そして、即応態勢というものを維持していくことによりまして抑止力が維持できるだろうというこ...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず、今参考人から御説明いたしましたように、海兵隊がグアムに移転するということによって、あるいは嘉手納飛行場以南の施設・区域が返還されるということによって、大変広い土地などが返還されるということで、その跡地利用を通じまして、いわゆる沖縄の経済の振興にとって大きな...全文を見る
○中曽根国務大臣 この日米地位協定につきましては、かねてからさまざまな意見があるということを私も承知いたしております。先ほど参考人からお話しいたしましたけれども、私も過日、沖縄を訪問いたしまして、改めて沖縄の実情というものを自分の目で確かめました。騒音の問題や、いろいろな問題があ...全文を見る
○中曽根国務大臣 今回の移転は、二〇〇六年五月のロードマップ、これに基づいて、政府としては、財政支出それから出資、双方によりましてグアム移転を早期に実現する、そういうことで進めているわけでございまして、我が国の政府によります資金提供によって行われます、いわゆる真水事業としてこの基...全文を見る
○中曽根国務大臣 ただいまの委員の御質問につきましては、質問の御通告をいただいておりません。しかし、委員がおっしゃるように、そういう各国の状況はしっかりと把握した上で、今後の決議の実現に向けて取り組んでいくということは大切であると思っております。  もしお差し支えなければ、お許...全文を見る
○中曽根国務大臣 今回の北朝鮮によりますミサイルですか、飛翔体の発射の意図というものを私の方で云々する立場にございませんし、あくまでも推測の域を脱しないわけでありますが、いずれにいたしましても、今回の発射は、我が国を含む周辺地域にとりまして、この地域の安定と平和にとりまして大変な...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員がおっしゃいましたように、昨年の八月に、日朝間でこれは調査のやり直しをするということが合意をされておるわけでございますが、昨年の九月の四日でしたか、北朝鮮側から、この新政権、すなわち麻生政権ですね、これが実務者協議の合意事項にどう対応していくかということを見...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず、プラハでのオバマ大統領の演説でございますが、これはもう平和で安全な、核兵器のない世界を追求することを明確に宣言したものでありまして、私どもも強く支持をしているところでございます。  また、我が国は、委員おっしゃいますように、唯一の被爆国といたしまして、当...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほども鉢呂委員の御質問にお答えいたしましたけれども、我が国は、これまでもすべての核兵器国による核軍縮努力というものを求めてきたところでございます。今般オバマ大統領がプラハにおきまして、平和で安全な、核兵器のない世界に向けた、現実的かつ具体的な方途を追求すること...全文を見る
○中曽根国務大臣 私は、オバマ大統領がこの演説を行った後、談話を発表させていただきました。こういう大統領の呼びかけというものが、そのほかの核兵器保有国も参加した世界的な核軍縮の機運を盛り上げるということを強く期待しているわけであります。核兵器のないそういう世界の実現に向けて、また...全文を見る
○中曽根国務大臣 それは、大統領が中国を訪問するときに日本にも寄る、そういうようなお話だと承知しておりますが、それにつきまして、まだ日程も、具体的な日程とかそういうものの調整なり、そういう話が行われておりませんので、現段階では何とも申し上げることができませんけれども、ということで...全文を見る
○中曽根国務大臣 私が一月の下旬それから二月の一日でございましたか、沖縄を訪問いたしました際に、仲井眞知事さんとお会いをいたしました。そのときにお話をいたしましたし、また、協定の締結が近づきましたときに事務レベルでそのようなお話をしております。
○中曽根国務大臣 確かに、知事さんにお会いいたしましたときには、今委員が御発言されましたような、私から発言であったと思いますが、二月十六日でございました、直前でございますが、詳細につきましては沖縄県側に説明をさせていただいたところでございます。
○中曽根国務大臣 協定でございますので、署名の直前にはなりましたけれども、その内容については説明をさせていただいたところでございまして、私どもとしては適当な方法であった、そういうふうに判断をいたしております。
○中曽根国務大臣 これは外交交渉の一つでありますのでそのような形になったということも御理解をいただきたいと思いますが、そこに至るまでの間、地元の御意見等も拝聴しながらやってきた、そういうことでございます。
○中曽根国務大臣 これは、我が国では国会承認条約であるわけでありますが、米国では行政協定ということになっているわけでございます。  この事業は、先ほどからお話ししておりますけれども、二〇一四年までの事業完了、これを目途とする多年度にわたる事業でございまして、これを円滑に進めるた...全文を見る
○中曽根国務大臣 これは、先ほども申し上げましたけれども、アメリカの政府内の手続につきましては、アメリカの行政府と立法府の中のことでございまして、私どもの方からそのようなことを申し入れということは行っておらないわけでございます。
○中曽根国務大臣 米国の政府も、この協定に署名をするということによりまして、このグアム移転事業の実施に対しては明確なコミットメントというものを示しているわけでございまして、この移転の事業において米側が行うということになっております施設の建設事業というのは、これは米国の国内事業とし...全文を見る
○中曽根国務大臣 海兵隊をグアムに移すということにつきましては、これはもう申し上げるまでもありませんが、ロードマップに基づいて、その中の一つであるこの移転を着実に実施していこうということでありますが、なぜ米軍がそのようなことをやるかということは、オバマ政権の新しい政策といいますか...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員が御説明されましたような、米国側のそういう米軍の体制に対する考え方というものもあることと思いますが、さらに、日米の安保体制というものを基盤とする日米同盟、これを新たな安全保障環境に適応させていこう、そして、かつ、我が国の平和と安全、これを確保するために在日...全文を見る
○中曽根国務大臣 これは先ほども申し上げました。もちろん、軍隊を移動するわけですから、これは米国の、米軍の中でのいろいろな再編計画とかあるいは長期的な戦略とかあろうかと思いますが、単にそれだけではなくて、アメリカの都合ということだけではなくて、これはずっと協議をしてまいりました日...全文を見る
○中曽根国務大臣 麻生現総理のかつての御発言を御紹介されましたけれども、先ほどからの多少繰り返しにもなりますけれども、米軍再編の中での海兵隊のグアムへの移転というものは、何よりも、我が国にとりましては沖縄の負担の軽減を実現するという大変な効果もあるわけでございます。同時に、抑止力...全文を見る
○中曽根国務大臣 これは、私どもとしては、抑止力はとにかく維持をしなければならない、かつ、長い間の沖縄の県民の皆さんの御要望であるいわゆる負担を軽減するということ、これは一日も早く、少しでも多くやらなければならない、そういう立場から、今回このような協定に至ったわけであります。 ...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほども池田委員の御質問に対して申し上げましたけれども、我が国は、もうこれは多年度にわたって米国に対して資金を提供する必要があるということで、これはいわゆる財政事項を含む国際約束でありますから、国会承認条約として、この協定の締結について国会の御承認をいただく、そ...全文を見る
○中曽根国務大臣 日本は、今、国会で御議論いただいており、また、国会承認ということになりますし、米国は、先ほどから申し上げておりますように、予算措置を講じていくということで、これは米国の議会の承認を得るということになるわけであります。  そして、今、政権がかわったらというような...全文を見る
○中曽根国務大臣 ちょっと今聞き漏らしましたので、申しわけありませんが、もう一度お願いします。
○中曽根国務大臣 我々もアメリカ側から国会承認を求められたわけでもございませんし、日本のこちらのルールにのっとってやっておりますし、米国側も行政府と国会の関係において、今局長から答弁ありましたけれども、そういう関係において処理をしているわけでありますが、いずれにしましても、これは...全文を見る
○中曽根国務大臣 我が国といたしましては、日朝平壌宣言を全体として履行することが北朝鮮との間の諸懸案を解決するということで大事であるわけでございまして、そういう意味で、これは日朝関係を前進させる上で効果的なやり方だと私は考えておりますので、引き続いて、これを破棄することなく、この...全文を見る
○中曽根国務大臣 それは、今、国連の場でまさに各国がこういう緊急事態ということで協議していることですから、一つは、それの対応を見るということは当然だと思います。  委員は行く前になぜやっていかないのかとおっしゃっているわけですが、今ある制裁決議に対してこれにさらに加えるかどうか...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員からすれば十分な答弁ということにならないかもしれませんが、私も、今委員おっしゃいましたように、日本の頭上をミサイルといいますか、これが飛び越えていく。今回二回目です。今後、人工衛星だ、人工衛星だというたびに飛び越えていくなんというのはとんでもないことで、その...全文を見る
○中曽根国務大臣 嘉手納以南の返還された土地の使い方等については、まだ詳細が決まっておりませんので、今後そういうような話をする中においていろいろと検討していくべきだと思っております。
○中曽根国務大臣 まず、先ほどから参考人が御答弁申し上げておりますように、この協定の第二条でそういうような、資金について米国側が必要な措置をとるということははっきりと明記されておるわけでありまして、これは米国の国務長官と日本の外務大臣である私が署名をしたものであります。  それ...全文を見る
○中曽根国務大臣 前回の委員会で、委員から、一緒に辺野古に行ったらどうかというお話がありました。私は、申し上げましたけれども、去る一月三十一日から二月一日にかけまして沖縄を訪問した際に、キャンプ・シュワブの普天間飛行場代替施設の建設予定地を見せていただいたわけでございますが、また...全文を見る
○中曽根国務大臣 今参考人が、そういう事態にならないことが望ましいわけですが、仮定の御質問にお答えしましたけれども、確認のため基本的なことを申し上げさせていただきますと、いわゆる国家間の国際約束というのは、一たん締結されれば、当事国としてはそれに拘束されるわけでありまして、仮に政...全文を見る
04月08日第171回国会 参議院 本会議 第15号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 平山議員から、四月五日の北朝鮮によるミサイルの発射の経緯及び今後の対応についてとのお尋ねがございました。  今回、我が国を含む関係各国が自制を求めましたにもかかわらず、北朝鮮は発射を強行いたしました。今回の発射は、ミサイル開発に直結するものであり、地...全文を見る
04月09日第171回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○中曽根国務大臣 本日は、北朝鮮によります今回の発射事案につきまして御報告を申し上げます。  四月五日十一時三十分ごろ、北朝鮮は、我が国を含む関係各国が自制を求めたにもかかわらず、今回の発射を強行いたしました。  今回の発射は、ミサイル開発に直結するものであり、我が国を含む近...全文を見る
○中曽根国務大臣 今、防衛大臣からお答えがなされましたけれども、私どもとしては、この弾道ミサイルのシステムというものは、目的を達するそれなりの技術と能力を備えているものだ、そういうふうに思っております。
○中曽根国務大臣 ただいま防衛大臣が御答弁されたと同じことになりますけれども、官房長官からも御注意をされましたし、国民の不安を仮にあおるような、そういう発言というものであれば好ましくない、よくない、そういうふうに思っております。  なお、ちょっと追加させていただいてよろしゅうご...全文を見る
○中曽根国務大臣 中国との関係をなおざりにしていたということはなく、我が国なりに中国とは外交交渉なりいろいろやってきたわけでありますが、今委員がおっしゃいますように、国際社会が非常に変動しております。そういうことを考えますと、総合的に、いろいろ多角的な面で、対中国戦略あるいはつき...全文を見る
○中曽根国務大臣 我が国は、北朝鮮のあのような発射事態に対しましては、これは安保理決議違反であって容認はできないということで、当然のことながら、北朝鮮にも強く抗議をし、また国連の安保理開催を要求し、委員御承知のとおり、安保理で今協議が行われているところでございます。  私どもと...全文を見る
○中曽根国務大臣 安保理の組織については、委員も十分御承知のことと思います。もちろん、一カ国だけで何か主張して、それがすべて通るというものでもございませんが、私どもは、今申し上げましたとおり、この行為というものは容認できるものでない。特に我が国は、我が国の上空をあのような物体が飛...全文を見る
○中曽根国務大臣 我が国の防衛についていろいろ議論するということは大変大事だと私は思いますけれども、憲法上、保有を禁じられていないものも含めまして、一切の核兵器について、今、政府は、政策としては、御案内のとおり、非核三原則によりまして保有しない、そういうことになっておるわけでござ...全文を見る
○中曽根国務大臣 国会議員として、あるいは政党でいろいろ議論されるということは、私は、これをいけないということではありませんし、国の防衛という意味では大事なことだとは思っておりますけれども、政府の立場といたしましては、先ほど申し上げたとおりでございます。
○中曽根国務大臣 御質問が何点かにわたりました。いずれも大切な御質問でございますので、ちょっと長くなるかもしれませんけれども、答弁させていただきます。  まず、我が国はこれまでも、すべての核兵器国によります核軍縮努力をずっと求めてきておりました。今回、四月の五日ですけれども、オ...全文を見る
○中曽根国務大臣 米側が捜査に協力をしていないというようなお話もありましたけれども、そんなことはないと私は思っております。  調査の結果、これの詳細につきましては、私たち外務省としては責任を持ってお答えする立場にはございませんけれども、いずれにいたしましても、今は警察で引き続い...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほども御答弁申し上げましたけれども、捜査のやり方とか状況とか、それにつきましては、外務省としては責任を持って御答弁申し上げるという立場にございません。繰り返しになりますけれども、捜査当局の結果を見てからまた対応を考えていきたいと思います。  訓練につきまして...全文を見る
○中曽根国務大臣 今捜査中ということでございますし、事実関係がまだはっきりしておりませんが、このような事件といいますか事態が発生したということは本当に残念なことでありますし、捜査の様子を見てきちっと対応していきたい。それはきちっとやるのは当然のことでございますので、まずは捜査の結...全文を見る
○中曽根国務大臣 これはやはり捜査の結果を見てから的確に判断すべきことだと思っております。
○中曽根国務大臣 仮定の御質問といいますか、そういうことでございますので、やはり結果を見てからしっかりと対応するということに尽きると思います。
○中曽根国務大臣 先ほどから捜査の結果をと申し上げておりますけれども、それはもちろん、重大な事件であり、明らかに原因がはっきりとしているものであれば、そのような対応をとりたいと思います。
○中曽根国務大臣 今委員がロードマップの中の再編案間の関係ということでお読みになられましたけれども、ここにありますように、全体的なパッケージの中で、沖縄に関連する再編案は相互に結びついているということで、この協定は、委員がおっしゃったことを繰り返すところもございますけれども、あく...全文を見る
○中曽根国務大臣 沖縄のロードマップは、グアム移転の問題と普天間飛行場の移設、返還の問題と、それから嘉手納以南の土地の返還、これが主な再編の事業としてあるわけでございますけれども、これは海兵隊要員の移動に伴うものとして相互に関連しているということでございまして、ロードマップにおき...全文を見る
○中曽根国務大臣 この協定は、ロードマップの中のグアム移転に関する事柄を決めたことでございますけれども、しかし、これは相互に関連することでありますから、そういう意味ではパッケージになっていると言ってよろしいかと思います。
○中曽根国務大臣 米国では、この協定を議会の承認を必要としない行政協定として締結をする、そういうふうに承知をしております。
○中曽根国務大臣 私がちょっともう一度整理させていただきたいと思うんですが、このロードマップ、これは、先ほどからお話ししていますように、普天間飛行場の代替施設への移転と、いわゆる海兵隊のグアムへの移転と、それから嘉手納以南の土地等の返還、三つがパッケージになっているわけで、これは...全文を見る
○中曽根国務大臣 私は、矛盾をしているとは思っておりません。沖縄の訪問をいたしましたけれども、沖縄の皆さんに大変な御負担をかけているというか、長年のそういうものがあるわけで、また、そういうところから、長年、この負担の軽減という御要望もあるわけであります。  今回は、そういうよう...全文を見る
04月10日第171回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○中曽根国務大臣 もう委員が十分御承知のとおり、我が国は、アジア太平洋地域の安全保障環境のもとで、一つは適切な防衛力を整備するということ、それから日米安全保障体制を堅持していくということ、そして日本を取り巻く国際環境の安定を確保するための取り組みという、この三点を安全保障政策の柱...全文を見る
○中曽根国務大臣 今、我が国を取り巻く環境というのは、北朝鮮のミサイル発射という問題もありますけれども、非常に日本の周辺も不安定で不確実な状況になっておりますし、冷戦が終わったからといって平和が一気に来たわけではなくて、もちろん平和なところも多いわけでありますが、地域によっては国...全文を見る
○中曽根国務大臣 最初の、どの段階で米国政府に確認したのかというお尋ねでございますが、私自身、詳細を承知しておりません。もしよろしければ政府委員からそのことについては御答弁させますが、ルートとしては、在京米国大使館を通じて確認をしたということでございます。  それから、二番目の...全文を見る
○中曽根国務大臣 これから調べさせていただきますが、委員は今いつまでとおっしゃいましたでしょうか。(鉢呂委員「私の質問が終わるまでということです」と呼ぶ)御質問が終わるまで。それは、では、できるだけ努力いたしますが、参考人でよろしければ、ちょっと今その辺、わかる範囲で御答弁させて...全文を見る
○中曽根国務大臣 米国が二〇一〇年度の予算を計上しない場合のことをお尋ねになりました。本協定違反になるのか、まずそういうお尋ねだったと思いますが、この協定の二条では、米国政府が在沖縄海兵隊のグアム移転に係る事業に対しまして資金の拠出を行うことを義務づけるものでございますけれども、...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず、先ほどの御質問について、現時点での回答をさせていただきますが、この六日、在京大使館を通じまして照会をいたしましたところ、後刻、在京大使館からは、米国政府の公式見解として確認する、そういう回答があったところでございます。そのような連絡を、具体的にではだれとだ...全文を見る
○中曽根国務大臣 一月の二十三日にクリントン国務長官との間で電話会談を行ったところでございます。私から、国務長官就任への祝意を伝えましたところ、クリントン長官からは、日米同盟は米国のアジア政策のコーナーストーンであって、そして、国際社会が直面する諸課題にともに対処していきたい、そ...全文を見る
○中曽根国務大臣 今も申し上げたんですが、在日米軍再編をしっかりやりましょうということでございまして、実施していくということで一致したわけでありまして、それは海兵隊のグアム移転を含むわけでありまして、そういう意味でクリントン国務長官と一致したということでございます。
○中曽根国務大臣 グアム移転を含む再編ということで、これをやりましょうということで、これは当然署名をするということで協定がなされるわけでありますから、そういう意味で私は発言をしたつもりでございます。
○中曽根国務大臣 協定については、一月の二十三日の電話で、そこで初めて、今度行ったときに署名しましょうということになったのではなくて、それまでのいろいろな経緯があって、そして、就任後初めて来日をされるということですから、グアム移転を含む米軍再編の協定をやるということに、私どもとし...全文を見る
○中曽根国務大臣 米側の財政負担につきましては、この協定の前文におきまして、米国がグアムへの移転のための施設そして基盤の整備に係る費用の残額、すなわち、合衆国の二〇〇八会計年度ドルで算定して三十一・八億ドルの財政支出に道路の整備のための約十億ドルを加えた額を拠出することがロードマ...全文を見る
○中曽根国務大臣 米国に限らず、よその国の立法府と行政府の関係というのはいろいろあろうかと思います。そういう中で、我が国が、貴国のそういう承認というのはどういうふうな形でどうでというのを聞くというのは、それが公表されているものならば細かくそれはそれで承知することができますが、一々...全文を見る
○中曽根国務大臣 今の件ですが、局長が、参考人が答弁の途中でございましたので、私はその後が大事だなと思っておりましたところ、もういいとおっしゃったものですから、答弁の途中で……(平岡委員「大事な答弁は大臣がするんですよ」と呼ぶ)手続的なことですから、これはそういうことで参考人が答...全文を見る
○中曽根国務大臣 事実関係ですから、お許しがいただけて、必要ならば、参考人に答弁いたさせますと申し上げているのでございます。
○中曽根国務大臣 この協定は、二〇一四年までに海兵隊の移転を進めるということで、それについての事柄を決めた協定でございまして、それ以外の部分につきましては、先ほども御答弁、参考人からいたしましたけれども、民活事業等につきましては、今後、米側と協議を行っていくということでございます...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず、こういう事件があったことは本当に残念なことだと思います。  長い歴史の中で、そういう沖縄の県民の皆さんが被害に遭ったりすることがたびたびありました。今回の事件につきましては、まだ捜査中ということで、最終的な結論は出ていないのではないかと私は思っております...全文を見る
○中曽根国務大臣 米国からは、ロードマップの協議を行う過程におきまして、委員御承知のとおり、今回の再編では、沖縄に駐留する海兵隊の定員は約一万八千人であって、本件グアム移転が実現した後の在沖縄海兵隊の定員は約一万人になる、そういうふうに説明を受けているわけで、これは毎日御議論いた...全文を見る
○中曽根国務大臣 滑走路ですか、これの長さを決めた経緯につきましては、私、詳細は存じ上げませんけれども、これは米軍とまた防衛庁等関係者が協議して、これだけ必要だということでなったもの、そういうふうに思います。  いずれにいたしましても、抑止力を維持するという観点から、普天間を仮...全文を見る
○中曽根国務大臣 騒音につきましてもたびたび御答弁申し上げておりますけれども、地域の住民の皆さんには大変な御迷惑をおかけしているということは間違いありません。そういうところから、米軍にも、夜間の離発着等については時間を守るようにということは再三日本側からも申し入れしておりますし、...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、改正ではなくてその運用の改善によって対応していくという方向で、今までも解決をしてまいりましたし、今後もそういう形で、目に見える運用の改善の成果が出るようにやっていきたい、そういうふうに思っております。
○中曽根国務大臣 突然の御質問でございますが、オスプレーの配備につきましては、今防衛省から現状についての説明があったところでございまして、現時点で導入する予定ではないということでありますし、仮に将来、オスプレーなりその他の機種のあれが配備というような話が出てきたときには、それが環...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど防衛省の副大臣から御答弁がありましたけれども、まず、この不開示ということにつきましては、米側から非公表を前提に入手した情報であるということ、また、今度は日本側がしかるべく主張していくための情報でもあるので公表すれば影響を及ぼすおそれもある、そういうようなこ...全文を見る
○中曽根国務大臣 この第八条の規定は、例えばですが、グアムにおける米軍基地が縮小されたとか、あるいは閉鎖されるとか、また我が国が提供いたしました資金によって建設された施設あるいは基盤に重大な影響を与える、そういうようなものを想定した条項でございますけれども、これは将来の本当に予期...全文を見る
○中曽根国務大臣 在沖縄海兵隊のグアムの移転に関しまして、家族住宅事業のあり方について今お話があるわけでありますが、これにつきましては、現在米国と協議を行っている段階でございます。  そして、一戸当たりの価格といいますか金額につきましては、今委員が計算されました、二十一・三億ド...全文を見る
○中曽根国務大臣 基本的には公開できるものは公開すべきと考えておりますけれども、この資料につきましては、不開示部分につきましては、先ほども御質問がありましたけれども、米側から非公表を前提に入手をした、そういう情報であります。そういうことから、やはり、米側の調達と今後問題が生じる、...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず、この国会の御審議というのは、グアムへの海兵隊の移転について今御審議いただいているわけでありますが、今委員がお話しされております新たな機種等につきましては、今政府参考人からお話ありましたように、今、当面、それを導入するとか議論するとかということを行っているわ...全文を見る
○中曽根国務大臣 国際約束というのは国際間の約束、国と国との間の約束でありますから、それは協定という呼び方のものもあるでしょうし、ほかの呼び方のものも……(辻元委員「具体的に言ってください。この協定の場合は何が国際約束なんですか」と呼ぶ)協定全体でございます。(辻元委員「いや、だ...全文を見る
○中曽根国務大臣 国際約束、この協定の中で法的義務にはなっておりません。ロードマップという意味では全部関連しているわけでありますが、この協定は、先ほどから申し上げておりますように、グアムへの海兵隊の移転でありまして、そういうことで法的にはなっておりません。
○中曽根国務大臣 いわゆる今回の国際約束には入りませんけれども、政治的な意図と申しますか、沖縄の米軍再編、さらにはその中で負担の軽減とそれから抑止力の維持、そういう大きな意味におきましては普天間の移転というものも、また嘉手納以南の返還というものもあるわけでありまして、そういう意味...全文を見る
○中曽根国務大臣 ロードマップの中で法的な約束が必要とされるもの、今これは在沖縄の海兵隊のグアムへの移転ですから、これについての真水部分の金額、拠出金等について規定しているものでありまして、普天間飛行場の移転、あるいは嘉手納以南の返還、こういうものもロードマップの中の一つでありま...全文を見る
04月14日第171回国会 衆議院 本会議 第23号
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○国務大臣(中曽根弘文君) ソマリア沖海賊問題の根本的解決のための取り組みについてお尋ねがございました。  我が国といたしましては、議員御指摘のとおり、周辺沿岸国の海上取り締まり能力の向上、それから海賊事案増加の背景にある不安定なソマリア情勢の安定化という両面での支援を行ってき...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) ソマリアにおける貧困問題等への対策についてのお尋ねでございますが、我が国は、海賊事案増加の背景の一つであると考えられる不安定なソマリア情勢の安定化のために、人道支援や治安向上のための支援を行ってきております。それらの総額は、最近二年間で約六千七百万ドル...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) ソマリア沖海賊問題の解決に向けての中長期的な援助についてのお尋ねがございました。  我が国といたしましては、議員御指摘のとおり、周辺沿岸国の海上取り締まり能力の向上、また、海賊事案増加の背景にあります不安定なソマリア情勢の安定化という、両面での支援を...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) ソマリア周辺における海賊問題の背景等につきお尋ねがございました。  ソマリアの海賊の起源を確定的に述べることは困難でございますけれども、国連の報告書等によりますと、御指摘のとおり、ソマリア領海内における外国船の違法操業や有害物質の不法投棄を受けて経済...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 海賊対策として日本が果たすべき役割についてお尋ねがございました。  議員御指摘のとおり、我が国が作成を主導いたしましたアジア海賊対策地域協力協定、ReCAAPでございますが、これは、アジア地域における海賊事案に有効に対処する上で極めて重要な役割を果た...全文を見る
04月15日第171回国会 衆議院 海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○中曽根国務大臣 おはようございます。よろしくお願いいたします。  ソマリア沖・アデン湾の海賊の事案につきましては、特に昨年の夏以降急増いたしておりまして、委員も御承知かと思いますが、昨年は百十一件で、全世界の約四割、一昨年の約二・五倍の事案が発生をいたしております。ことしに入...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員がおっしゃいましたように、自国の船舶等が航行している、それが海賊等によって襲われるということは、その船に乗っている船員やあるいは船舶、我が国の国民の人命あるいは所有する船舶、これにかかわることでありますから、当然、我が国自身がこれにしっかりと対応するという...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員が今御指摘になりましたように、ソマリア沖におきます海賊というのは、日本を含めまして、国際社会への脅威でもありますし、これは緊急に対応しなければならない課題でございます。  国連海洋法条約、これは第百条でございますが、すべての国が最大限に可能な範囲で海賊行為...全文を見る
○中曽根国務大臣 今、海上保安庁から御説明がありましたけれども、委員がおっしゃいますように、マラッカ・シンガポール海峡における経験というものを生かすのは大変大事なことでございます。  マラッカ海峡におきましては、アジア海賊対策地域協力協定、いわゆるReCAAP、これを主導するな...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員の御質問というのは、インド洋においてということでございますか。(武正委員「はい」と呼ぶ)日米物品役務相互提供協定、ACSA、この枠組みに基づいて補給支援を行ったということはございません。
○中曽根国務大臣 いわゆるテロ特措法におきまして、若干そのような補給が行われたと聞いております。
○中曽根国務大臣 ちょっと先ほどの私の答弁を少し訂正させていただきたいんですが、ACSAの枠組みに従って行われるこの補給、自衛隊による米軍に対するいわゆる物品とか役務の提供は、ACSAの付表の2に定めます日本国の法律、これの規定であって現に有効なものに従って行われるということにな...全文を見る
○中曽根国務大臣 議員御指摘のジブチ会合、これは、周辺諸国によります海賊の防止のための協力とか、また海賊の情報共有センターの設置など、そういうものを規定したもの、これが行動指針でございますけれども、お話しのように、ソマリア海域の周辺十六カ国及びソマリア暫定連邦政府によって採択をさ...全文を見る
○中曽根国務大臣 ソマリアは、一九九一年以来、武装勢力間の抗争がずっと続いているわけでございます。二〇〇五年には、今委員からお話ありましたソマリア暫定連邦政府、TFG、これが樹立をされたところでございますが、この政府、いわゆるTFGも、いまだ国土全土を実効支配するには至っておりま...全文を見る
○中曽根国務大臣 今御指摘の累次の安保理決議、いわゆる一八五一号以下でございますが、これは、ソマリア沖の海賊事案が国際の平和及び安全に対する脅威となっているソマリア情勢をさらに悪化させている、そういうふうに認定をした上で、ソマリア暫定連邦政府、先ほどのTFGでありますか、それから...全文を見る
○中曽根国務大臣 国連の安全保障理事会は、この一八五一号の主文二におきまして、各国等に対しましてソマリア沖の海賊対策に積極的に参加することを呼びかけているわけでございますが、委員も御承知のとおり、その中では、海軍艦船及び軍用機を派遣することなどにより、ソマリア沖の公海上における海...全文を見る
○中曽根国務大臣 パラグラフ六では、確かに、適当なあらゆる必要な措置をとることができることを決定すると書いてあります。  ソマリア沖の海賊対策に協力をして、またソマリア暫定連邦政府、TFGが国連事務総長に対して事前通知をする各国及び地域の機構が一定の条件のもとに海賊行為を抑止す...全文を見る
○中曽根国務大臣 これは仮定の質問でございますので、仮定の質問にお答えすることは差し控えさせていただきたいと思いますが、ただ、その上で、国際法の観点から一般論として申し上げれば、御指摘のような事態が万一生じたといたしましても、我が国による海賊行為の取り締まりが犯罪行為の取り締まり...全文を見る
○中曽根国務大臣 ソマリア沖におきまして、国に準ずる組織が活動しているともいないとも判断しておりませんし、なっているとも、なっているようになる、そういうことについても私どもとしては判断をいたしておりません。
○中曽根国務大臣 委員のおっしゃるとおり、ソマリアの安定化というのが非常に大事でありまして、我が国といたしましても、そういう意味では、いろいろな支援を通じましてソマリアが一日も早く安定するように、人道支援、治安向上のための支援を行ってきているところでございます。  また、国連安...全文を見る
○中曽根国務大臣 ソマリアの海上、沿岸等におきます海上警備能力というものを向上させるというのは当然必要なことでありますが、先ほどからお話ありますように、治安状況を初め、ソマリア自体の状態というものを改善していく、そして、しっかりとした政府をちゃんとつくっていく、そういうことがまず...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員がおっしゃいましたジブチとの間で締結をいたしました自衛隊等の地位に関する交換公文でございますが、これは、いわゆる法律事項とか財政事項、それを含む国際約束ではございません。  さらに、これは、我が国と相手国との間の、あるいは国家間一般の基本的な関係を法的に...全文を見る
○中曽根国務大臣 これは、日本が海外の何か組織を受け入れる、そういう地位協定と違いまして、日本が派遣して先方で受け入れてもらうということでありまして、大体、今までの地位協定の内容というのは、例えば、ジブチの今回のものも、自衛隊や海上保安庁、外務省の連絡事務所の特権・免除、あるいは...全文を見る
04月15日第171回国会 参議院 本会議 第17号
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○国務大臣(中曽根弘文君) ただいま議題となりました第三海兵機動展開部隊の要員及びその家族の沖縄からグアムへの移転の実施に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、その趣旨を御説明いたします。  政府は、アメリカ合衆国との間でこ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 本協定の意義についてのお尋ねでございますけれども、本協定は、グアム移転の実施に必要な日米双方の措置、すなわち日米双方の資金提供、本協定の対象となる事業へのすべての参加者の平等な取扱い等を法的に規定するとともに、未使用残額の返還など日本側提供資金の米国政...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 北朝鮮のミサイル発射に関する国連安保理議長声明についてお尋ねがございました。  我が国を含む関係各国が自制を求めたにもかかわらず、北朝鮮がミサイル発射を強行いたしましたことは、我が国を含む近隣国が核やミサイルの脅威に引き続きさらされている中での安全保...全文を見る
04月16日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
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○国務大臣(中曽根弘文君) ただいま議題となりました第三海兵機動展開部隊の要員及びその家族の沖縄からグアムへの移転の実施に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、アメリカ合衆国との間でこ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) その北朝鮮側の発言というものを私正しく承知しておりませんので、お答え、非常に難しいんですけれども。  我々が、北朝鮮の発射というのは、これは安保理一七一八決議違反だと申しておりますように、これはミサイルの関連技術を使用したものであると、ですから、これ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 確かに今委員がおっしゃいましたように、これは一九九九年の十一月十五日のHⅡロケットの発射だったと思いますが、私も種子島まで行きまして発射を見たわけですが、残念ながら失敗をいたしました。  やはり、失敗の原因を究明するというのは、これはその後の開発に大...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今防衛大臣からもお話ありましたけれども、先ほど御説明いたしました我が国のロケットのエンジン部分の引揚げのときは、大変幸運なことに海底面、落下していた海底面が非常にきれいな平らなところであったというようなことがありまして、今回の物体がどういう状況にあるか...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 御案内のとおり、発射を受けた安保理の議長声明をまた受けて北朝鮮がメッセージといいますか、報道機関によるものをコメントを出しておるようで、今後の六者協議の再開というのはそれはもう簡単ではない状況になっていると、まずそういうふうに思っておりますが。  ア...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今回の海兵隊のグアムへの移転というものは、これはこの協定文の前文にもありますように、この移転により「沖縄県を含む地域社会の負担を軽減」をすると、そして「もって安全保障上の同盟関係に対する国民の支持を高める基礎を提供するものである」と、そういうふうに記し...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今委員がおっしゃいますように、私始め日本政府側のこの発射に対する表現の仕方は、必ずしも発射直後統一されておりませんでした。発射体という表現やテポドン、私、ミサイルという言葉も使いました。その時点では、実際に発射されたものの様態といいますか状態というもの...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今回の経緯についても委員からもお話ありましたけれども、我が国といたしましては、これはもうミサイル発射後直ちに安保理の会合の開催を要請いたしまして、アメリカや韓国を始めとする関係国と連携をして、国際社会がとにかく速やかに一致した強いメッセージを出すことが...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員御案内のように、去る四月のこれは十日でしたか、我が国政府といたしましても、今回の北朝鮮によるミサイル発射を契機といたしまして我が国の対北朝鮮措置というものを行いました。今後のこれ以上の対応というものにつきましては、拉致とかそれから核、ミサイル、これ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほども御答弁申し上げましたけれども、そのような米国の動きについて私も報道で承知をしているところでございます。  北朝鮮のその後の対応、また反応を見ますと、六者会合の再開というのは当面は難しいものと考えておりますが、先ほど申し上げましたように非核化そ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今委員がお話しされましたように、去る一月三十一日から二月一日まで沖縄県を訪問いたしました。そして、今委員がお挙げになられましたような軍の施設等を視察をしたところでございます。そしてまた、県知事さんや市町村の幹部の皆さんとも意見交換をさせていただいたんで...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 二〇〇五年の十月の2プラス2、この文書にも明記されておりますように、日本と米国両政府は沖縄の県民の方々の希望というものも念頭に置きまして普天間飛行場の代替施設の県外移設を検討したと、そういう経緯がございますが、この検討した結果、両国の政府は在沖縄海兵隊...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) さらっとですが、読みました。
○国務大臣(中曽根弘文君) 私どもは、その内容に対してというよりか、先ほどから申し上げておりますように、これは長年の沖縄の県民の皆さんの希望でもありますし、騒音、事故等々のこういうような御負担も軽減できると思いますし、さらには返還された土地の活用によって沖縄の振興にもつながると思...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 日米両政府は、日米安保体制を基盤とするこの日米同盟を新たな安全保障環境に適応させて、また我が国の平和と安全を確保していくために在日米軍の再編、兵力態勢の再編に取り組んできたところでございますが、そうした中で、在日米軍の再編に係る協議におきまして、我が方...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) この協定におきまして、いわゆる真水事業に対します日本側の提供する資金につきましては、支出の上限を定めるために二十八億ドル、上限二十八億ドルと明記されているものでございます。他方、米側の資金の拠出額につきましては、これは日米間の交渉を通じまして、グアム移...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 二〇〇六年五月のこのロードマップにおきまして、二〇一四年までにこの沖縄にあります海兵隊のグアム移転を実現するということをロードマップで合意しているわけでありますが、その後、首脳を含めました様々なレベルでこのロードマップの着実な実施を確認をしてきていると...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今参考人からも答弁申し上げましたけれども、この協定の第二条では、米国政府がこの海兵隊のグアム移転に係る事業に対しまして資金の拠出を行うことを義務付けているものでございまして、その予算措置の時期とか資金拠出の対応についてはそこまで決めているものではありま...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 突然の御質問でございまして、私当時のいきさつを詳細に今承知しておりませんので、時間が掛かって大変申し訳なく思っておりますが、県内移設というものを、まずそれが決定されて、その後、名護での受入れというものが順番としては決まったことだと、そういうふうに思いま...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 宜野湾市長の普天間飛行場をどうするかという御質問、それに対するお考えということでございますが、これはもう委員会でも再三御議論されておりますように、あの普天間飛行場の現在の状況というのは非常に危険度も高いですし、事故も度々あり、近隣周辺の住民の皆さんにも...全文を見る
04月17日第171回国会 衆議院 海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第4号
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○中曽根国務大臣 御指摘の、今委員がおっしゃいました累次の安保理の決議というものは、これはソマリア沖の海賊事案が国際の平和それから安定に対しての脅威となっている、そういうソマリア情勢をさらに悪化させていると認定をした上で、ソマリア暫定連邦政府、いわゆるTFGでございますけれども、...全文を見る
○中曽根国務大臣 今政府参考人から御答弁申し上げましたけれども、ソマリアにおける内政状況が非常に不安であり混乱をしているというところから、またさらには海賊行為が発生したこの経緯というものも、漁民の問題とかいろいろありますけれども、そういうものが影響してといいますか、一つの原因とな...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず最初に、委員が、紅海のところが行動指針に含まれていないというようなお話でありますが、政府参考人から御答弁いたしましたように、事案が昨年は件数がゼロということでありまして、これについて、どうも拝聴しておりますと、日本がもっと働きかけてこれも入れろというように私...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどから金子大臣も御答弁されておりますけれども、現在の海上保安庁の持っている装備力、能力等々、また国連の安保理決議におきましても、各国が軍艦等も派遣しており、また海賊の、これはロケットランチャーでございますか、そういうような武器等々、いろいろ考えまして、我が国...全文を見る
○中曽根国務大臣 ソマリアの海賊問題の根本的な解決には、その原因を改善していかなきゃならないわけでありますが、今委員が御承知のとおり、ソマリアにおける貧困という問題もございますし、それから、今度はソマリアにおける海賊等の取り締まり能力が欠如しているということもありますし、あるいは...全文を見る
04月17日第171回国会 衆議院 本会議 第24号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 北朝鮮のミサイル発射に関するお尋ねがございました。  北朝鮮のミサイルの発射に関し、外務省といたしましても、これまで関係国と緊密に意見交換及び情報交換を行ってきたところでございますが、個別のやりとりの詳細につきまして明らかにすることは、相手国との関係...全文を見る
04月20日第171回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号
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○中曽根国務大臣 平成十九年度外務省所管一般会計歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  歳出予算現額は九千六百十億四千九百二万円余でありまして、支出済み歳出額は八千七百五十億一千七百三万円余、翌年度繰越額は六百六十六億七千四百七万円余、不用額は百九十三億五千七百...全文を見る
○中曽根国務大臣 平成十九年度決算検査報告において、不当事項として御指摘を受けたことはまことに遺憾であります。  在外公館における会計経理につきましては、このような不正行為のないよう、在外公館に対して注意喚起を行い、改めて会計手続の厳守及び職員に対する指導の徹底等の措置を講じて...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどの基準等につきまして、もう委員が十分御承知のことですから参考人からも説明がなかったんだと思いますけれども、とにかく、脱北者かどうかということは、本人であるということを、身分を証明できる書類等が必要なことは言うまでもありませんし、また、本人しか知らないような...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員からは、難民保護という観点からもというお話がありましたけれども、難民保護ということになりますと、そちらの方の観点から北朝鮮の脱北者を難民として受け入れるということについては、またきちっとした整理が必要だ、私は一つそういうふうに思います。  それから、NG...全文を見る
○中曽根国務大臣 いろいろな観点から受け入れるということが考えられるわけでありますが、今お話ありましたけれども、ケース・バイ・ケースで判断して、この人は受け入れるにふさわしいということであれば、それは受け入れてもいいのではないかと思いますけれども、基本的には先ほど申し上げたとおり...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員がおっしゃいました脱北者の受け入れに関する予算につきましては、これは大事なことだと私も認識をしております。  したがいまして、関係省庁等ともよくまたこの協議をしてみたいとは思っておりますが、重要性というものは十分認識をしておるところでございます。
○中曽根国務大臣 繰り返しになりますけれども、今後検討してみたい、そういうふうに思っています。
○中曽根国務大臣 今お話しの件は、私の地元の群馬県の大泉町、太田市におきましても、大泉町は人口の一五、六%はそういう外国からの方々がおられるわけでありまして、私も大変重要なことだと認識をしております。  こういうような、景気が悪くなって帰国をせざるを得ない、そういう方々への支援...全文を見る
○中曽根国務大臣 帰国支援金ですか、そういうものをお渡しして、帰国して、またすぐ帰ってくるということでは、これも政府の、これは国民の税金を使うわけでありますから、そういう意味でも問題があるのではないかというようないろいろな観点から、内閣府を中心にこういうような事業を行うということ...全文を見る
○中曽根国務大臣 御指摘の報道を受けまして、私、直接ではありませんけれども、外務省の担当から谷内政府代表に確認をいたしました。  同代表からは、これは、日ロ両国がアジア太平洋の地域において戦略的な利益を見出す中でこの北方領土問題を解決すべきである、そういうような基本的な考えを述...全文を見る
○中曽根国務大臣 繰り返しになりますけれども、私が言っていないと申し上げているんじゃなくて、政府代表から、そういう発言は行っていないという説明を受けているということでございますので、毎日新聞などの記事が正しいのか、本人が言っているのが正しいのか、現在のところ、私自身は直接本人から...全文を見る
○中曽根国務大臣 事実関係ですので、もしよろしければ……。政府委員いないのか。ちょっと、突然の御質問でございますので、今私がだれとここでお答えできるものはありませんけれども、そういう報告を受けております。
○中曽根国務大臣 まず報告は、これは谷崎局長から報告を受けているところでございますが、今の、どういう目的で行っているかということにつきましては、もちろん調べますけれども、これは外交でございますので、その点は詳細にお答えできない場合があるかもしれない、私は今そう思っておりますので、...全文を見る
○中曽根国務大臣 私も、知っていることを隠しているわけじゃないので、今委員がお問い合わせのような件については至急調べさせたいと思いますし、政府代表として行かれているのかどうかということも、そこのところもちょっと詳細は承知しておりませんので、すぐ調べたいと思います。
○中曽根国務大臣 先ほど申し上げたとおりでございます。
○中曽根国務大臣 繰り返しになりますけれども、まず私が直接本人に会って話を聞いてみたい、そういうふうに思っております。それからの判断だと思います。
○中曽根国務大臣 私も、軽い話とは全然思っておりません。非常に重要な話だ、そういうふうに思っております。  ただ、責任ある外務省の者がまず当人から話を聞いているわけでありまして、私自身も、それは電話でも済むかもしれません。しかし、本人とよく話をして聞いてみないと、この新聞記事、...全文を見る
○中曽根国務大臣 私も、外務大臣として、これはもう本当に国家主権の一番大事な問題だ、長い間の懸案でありますから、そういうふうに思っております。そして、責任ある者からまず状況を、報告を受けたわけでありますが、さっきから申し上げておりますように、もちろん電話で済むかもしれませんが、こ...全文を見る
○中曽根国務大臣 間違ったメッセージとおっしゃいましたけれども、政府代表からは、この外務省の局長が聞いたところ、面積についての事実関係については質問に答えたけれども、当該記事において引用されているような、個人的には三・五島返還でもいいのではないかと考えているといった発言は行ってい...全文を見る
○中曽根国務大臣 ですから、誤報という言葉がいいのかどうかわかりませんが、本人の発言と報道の内容に違うところがありますから、どちらがどちらということを私が今判断できることでもありませんし、すべきことではありません。  ただ、本人から聞いたところは、さっき申し上げましたように、こ...全文を見る
○中曽根国務大臣 毎日新聞社に対しましては、もう既に、このインタビューに関する谷内政府代表の説明ぶりとともに、政府の立場というものはお伝えをしてあります。
○中曽根国務大臣 この新聞のが正しいのか、本人のが正しいのか、これは……(鈴木(宗)分科員「本人のが正しいということを官房長官もそう言っているじゃないですか」と呼ぶ)いやいや、ちょっと聞いてください。  ですから、本人に確認をしたところは、さっき申し上げたように、この三・五島返...全文を見る
○中曽根国務大臣 ですから、先ほどからの繰り返しになりますけれども、毎日新聞社に対しましては、これは既にこのインタビューに関する谷内政府代表の説明ぶりといいますか、外務省が聞いたことと、それから政府の立場を伝えてあるということでございます。  いずれにしましても、大事なのは政府...全文を見る
○中曽根国務大臣 これも繰り返しになりますけれども、先週の金曜日ですか、これが報道された日にも、私は、閣議後のいわゆるぶら下がりで記者さんたちから聞かれまして、当時はまだ本当に新聞の報道が朝あったばかりでございましたけれども、政府の方針は従来から申し上げているとおりだということで...全文を見る
○中曽根国務大臣 さっきお問い合わせがあった件で、いいですか。  どういう目的でアメリカに行かれたかということで、すぐ調べろということでしたので、すぐ調べました。  アメリカには、シーパワーダイアログ、そういう会議がありまして、それに政府代表として参加をし、また、安倍元総理も...全文を見る
○中曽根国務大臣 私も、ビザなし交流、委員と同じように、これはいいことだと思っておりますから、今後もぜひ継続して行いたい、行えればと思っております。  いわゆる出入国カード問題につきましては、委員はもう御承知のことでございますけれども、二月にサハリンで行われました日ロ首脳会談、...全文を見る
○中曽根国務大臣 まだ最終的な結論というか決着がついていないわけでありますが、五月から四島交流等を予定どおりできるように、今一生懸命協議をしているということでございます。
○中曽根国務大臣 今契約についてのお話がまずございましたけれども、この同一の敷地内にあります在ロシア大使館の旧事務所とそれから公邸の扱いに関しましては、平成十九年三月の大使館事務所の移転以前からロシア側と鋭意協議を行ってきたものでございます。  今般、現在の公邸を引き続き使用し...全文を見る
04月20日第171回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(中曽根弘文君) パキスタンの支援につきましては、今委員からお話ありましたように、先週の金曜日、十七日ですか、東京におきまして、午前中がフレンズ会合、午後は支援国会合が開催されたわけであります。  支援国会合につきましては、これは我が国と、それから世銀が共催という形で...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほど申し上げましたけれども、総額で五十億ドルを超えました。我が国といたしましても、今次会合におきましては、パキスタンに対しまして最大十億ドルの支援を行うことを表明したところでございます。  委員がおっしゃいますように、今後の支援を実施するに当たりま...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) まず、委員からも御指摘ありましたけれども、この円借款の新規供与というものは今年の二月まで見合わせていたわけでありますが、昨年来、日本とベトナムのODA腐敗防止合同委員会を立ち上げて再発防止策とか取りまとめ案を集中的に行ってまいりました。そして、二月にこ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 橋本副大臣からも答弁申し上げましたけれども、私どもとしては、JICA、それから外務省、これが徹底してきちっとした調査を行ってやるということが一番大事だと、そういうふうに思っています。(発言する者あり)
○国務大臣(中曽根弘文君) 最初の御質問のベトナム以外の国とのODAについての腐敗防止策等のお話でありますけれども、今回、日本とベトナムとの間で取りまとめましたODA事業に関する腐敗防止改善策、これについては他国にも応用できるといいますか適用できる、そういうふうに思っておりますが...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 一点目の、これは円借だけでなくというお話でございますが、私もそのように思います。したがいまして、無償資金協力とか技術協力につきましても、こういうような我が国の方の対策、それから先方側の措置、こういうものを、これを適用していくということが大事だと思ってお...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) もう申すまでもありませんけれども、これは国民の本当に貴重な税金を、これを使って行っているわけでありますから、不正、腐敗があっては絶対ならないわけでありますし、委員会等もつくって改善を努力しておりますけれども、今後につきましてもそういうような観点からきち...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) これで十分とは私は言えないと思いますけれども、しかし、先ほどから申し上げておりますような、そのような対応を取って、外国公務員の腐敗についてはなかなか先方の国のことでありますから難しい点もありますけれども、さらに、今委員がおっしゃいましたように、サミット...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 第三者機関の設置というようなお話も今ございました。  書類、帳簿だけでは確かに非常に難しい面もありまして、先ほど木俣委員の御質問に局長からお答えしたとおりでございますけれども、第三者機関設置につきましては、一つは相手国との関係があるわけでございまして...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今までも、外務省内部におきましては、PCI事件、こういうものが発生したということもありまして、この在り方については議論はやってきたところでございますが、先ほど申し上げましたように再発防止策、これをつくっているわけでありますので、これを着実に実施をしなが...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 繰り返しになりますが、不正、腐敗はあってはならないことでございますので、今委員がおっしゃいましたようなことも今後検討してまいりたいと思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) どういうやり方がいいかも含めて検討してみたいと思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) 検討してまいります。
○国務大臣(中曽根弘文君) 外国でどのように対応しているかと、腐敗防止をやっているかというのは非常に大事でございますし、また参考にもなろうと思いますので、そういうものもよく調べた上で今後の改善にこれを活用していきたいと、そういうふうに思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) 今、委員がおっしゃいますように、委員の御質問に対して的確な御答弁をしておりません、私自身も含めまして。これは大変申し訳なく思っております。  したがいまして、他国がどのような対策をやっているかということにつきましては、至急調べて、また御報告させていた...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今、委員がおっしゃいますように、不正があったにもかかわらず、また再度、また再々度にかかわらずまたそういうようなことが続くというのは、大変これは遺憾であり残念であり、あってはならないことだと思います。そういうような措置が甘いのではないかというお話もありま...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) まず、この中国の遺棄化学兵器処理事業の外務省の措置については九か月の自粛要請ということでありますが、内閣府がいち早く九か月の指名停止処分を行ったということでありますし、政府はある意味で一体でございますから、外務省のこの処分というのは私は甘かったのではな...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 本当に度々申し上げておりますが、国民の貴重な税金をそういう形で、ODAという形で使用するわけでありますから、不正は一件たりともあってはなりません。  そういう意味で、また我々政府としても、不正のないように徹底したそういう体制をしくというのはこれまた当...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) ロンドンにおけるG20、金融・世界経済、これの首脳会合で、麻生総理は、最大二兆円規模のこういう対アジアODAについて、これについての貢献策というものを発表したわけでありますが、今の世界的な金融、それから経済の危機的な状況、これを克服するために、やはりア...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員は実際ツバルにいらっしゃって、地域のことをいろいろと御覧になってこられたわけでありますけれども、今委員からお話ありましたように、この地域は歴史的にも非常に親日的な国家群、また日本のパートナーとしても、国連やそのほかの国際社会での取組において日本の立...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今、橋本副大臣から御答弁申し上げましたけれども、外国公務員の贈賄罪に関する各国の摘発の件数につきまして、OECDに対しまして集計するように働きかけを行っておりますし、またOECDの事務局でも集計を行うべく検討を進めていると、そういうふうに承知をしており...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 外務省といたしましても、この外国公務員の贈賄に関しましては、本省におきまして国際協力局の中に我が国のODA事業における不正、腐敗に関する情報の窓口を設置いたしますとともに、在外公館におきましても、これはもう前から御答弁申し上げておりますけれども、そうい...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) やはり、我が国といたしましては、国際社会による効果的な腐敗防止対策、これを進めることが大事でありまして、そういう意味で可能な限り多くの国がこの国連腐敗防止条約を締結して、着実にこれを実施していくということが大事だと考えております。  そういう観点から...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今法務省からも説明がありましたけれども、我が国は二〇〇三年の十二月に署名をいたしまして、そして二〇〇六年の六月に締結について国会の御承認をいただいておりますけれども、国内の担保法、これが整備されていない、成立していないと、そういうために未締結となってお...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 事実関係もありますので参考人から答えさせていただきますが。  先ほどの繰り返しになりますけれども、今委員がおっしゃいましたように、不正があった場合の措置の在り方というものも政府がやっぱり一体となって、委員は縦割りというお言葉を使われましたけれども、そ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 本日のこの委員会の御議論を参考にさせていただきながら、今後のODAの我が国のいろいろな在り方について検討していきたいと思っております。
○国務大臣(中曽根弘文君) ミャンマーのこのサイクロンの被害に対する我が国の支援でございますが、これはもう災害でございますから緊急性が非常に高いわけで、委員おっしゃいますように迅速にやらなければならないというのは言うまでもございません。  具体的には、農業とか教育とか保健とか医...全文を見る
04月21日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 北朝鮮の外務省は、国連の安保理におきまして議長声明が発出されましたことを受けまして、北朝鮮は六者会合に参加をしない、そしてまた使用済燃料棒を再処理するといった立場を表明したと、そういうふうに承知をいたしておりますが、国際社会の声は安保理の議長声明で表明...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今委員がおっしゃいましたように、この平壌宣言につきましては、今回のミサイル発射は私どもとしてはもう違反すると、そういう考えでございますが、同時に、この宣言は、核とかそれから拉致とかミサイルとか、これをもう包括的に解決をして、そして、いつも申し上げており...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 政府としてこの日朝平壌宣言を破棄する考えはございませんし、また北朝鮮側も、これを破棄すると、そういうような立場を我が国に対して表明したことはございません。
○国務大臣(中曽根弘文君) これは仮定のお話でありまして、仮定の御質問にお答えするのは差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) 我々は、これを破棄するとかどうとかというよりも、いかにこの平壌宣言を相手に守ってもらうかと、それの方が大事だと、そういうふうに思っているところでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 我々としては、北朝鮮との間では八月の実務者協議、今委員がお話しのこの合意というものを誠実にこれを履行してもらうということをかねてからずっと先方にこれを要請しているわけでありますけれども、今回、確かにおっしゃいますとおりこの宣言に違反しているところがある...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今回のミサイル発射によりまして、我が国としても対北朝鮮措置というものをこれを行っているわけでありまして、今委員がお話しになりましたこの第二項は、これは国交正常化の後ということにもなっているわけでありまして、繰り返しになりますけれども、この平壌宣言を守る...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 合意したことでありますから、これはもうやはり守ってもらわなければこれはなりません。しかし、実際問題としては、守られない点、違反した点があったわけでありますけれども、しかし私たちとしては問題を解決するということが大きな目標でありまして、いろいろな考え方は...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 我が国といたしましては、今回の北朝鮮のミサイル発射後、直ちに安保理の会合の開催を要請をいたしまして、米国を始めとする関係国と連携をしながら、とにかく国際社会が早く強い一致したメッセージを出すことが大事だということであらゆるレベルで外交努力を重ねてまいり...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私たちは、北朝鮮が六者協議を離脱をすると、そういうような立場を表明したということは大変残念なことだと思っておりますけれども、この六者協議というものの重みをやはり北朝鮮にもしっかりと踏まえてもらって、これ一日も早くこの会合が再開できるように、これは各国と...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 当初から我々としては、中国やロシアに対しても、今回のミサイル発射をまず自制すると、地域の緊張を高めるようなそういうような行動は自制をさせるということで、一緒に行動を取って連絡を取りながら北朝鮮に対して働きかけをやってきたところでございます。  また、...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 二〇〇六年五月のこのロードマップ合意以降に、日米の両政府は本件のグアム移転、これの実施の在り方の詳細について協議を行ってきたわけでございますが、そういう中で、二〇〇九年度からグアム移転事業が始まるということを受けまして、両政府が交渉する中で、この多年度...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 確かにこの、平成十九年五月とおっしゃいましたか、今。十九年五月。
○国務大臣(中曽根弘文君) これは麻生外務大臣であったと思いますが、参議院の外交防衛委員会におきまして、このグアム移転事業につきましては、委員からはこの国会承認条約とすべきではないかと、そういうふうにおっしゃったわけで、それを受けて麻生当時の大臣が、単年度ごとに予算を計上するだけ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) まず、二〇〇七年の五月の2プラス2でこのロードマップに記されている再編案に係る今までの進展というものを確認をしたわけでありますが、二〇〇七年から八年の間も審議官級の協議を開催をしておりまして、国際約束に関する協議をそこで始めたわけでございます。この協議...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) これは、この協定はロードマップのあくまでも一つの事業でありまして、それを実施するためのものでありますから、そういう意味で、これは国際約束ということで国会承認条約をする必要があると、そういうことで判断したわけであります。
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほどから申し上げておるわけでありますが、このロードマップを実施するということでいろいろ協議が行われてきた中で、さっきの繰り返しになりますけど、この海兵隊のグアム移転、これについての具体的な実施のやり方等の協議を行ってきて、その中で、これについては日本...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) ロードマップの中の、もうこれも繰り返しになりますが、沖縄の海兵隊のグアム移転に関する部分についての取決めということでございますから、これはグアム移転、ロードマップの以外というか、ロードマップの中のグアム移転のことについての取決めということでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) ずっと議論してくる中でだんだん中身が決まってきたわけでありますけれども、やっぱり当時はこの協定の交渉の内容というものが具体化をしていなかったと。それで、当初は毎年度、さっき申し上げましたけれども、予算について審議をしていただくということであったわけでご...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほどの繰り返しにも多少なりますけれども、日米両政府が交渉していく中で、多年度にわたる事業をやはり安定的に実施をしていくということが必要と、そういう点で米国側とは一致をしたわけでありますけれども、これを受けて、昨年の九月の初旬でしたか、我が方においては...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 米国との間ではこの二十八億ドルを上限とするということで決めたわけでありますが、それの支払の仕方とか、そういうようないろいろな詳細を決めなければならないと、そういうことで、しかも先ほどから申し上げておりますような財政事項を含むと、そういうことでありますか...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) ロードマップの合意の段階では、グアム移転に伴ういろいろな費用、これの詳細あるいは払い方、そういうものは、ロードマップの段階ではこういうものは決まっていなかったわけでありますから、その後、この実施のやり方等に協議していく中でこういうものは取り決められたと...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 二〇〇六年の五月の日米のロードマップにおきまして、それは、移転のための整備に関する費用については、今委員がおっしゃいましたように、六十・九億ドルですか、を提供すると、そういうことはもちろん決まっておったわけでありますが、その具体的な、そのうちの二十八億...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 協定が必要ないということは、一度もそういうことを政府として申し上げていたわけじゃありません。さっきからの繰り返しになりますけれども、具体的な海兵隊のグアムへの移転に関する内容を詰めていった結果、先ほど申し上げましたように、大平三原則に基づいてこれは国会...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 米国政府は、この協定の第二条に従いまして、第三海兵機動展開部隊ですか、これの要員を約八千人そしてその家族約九千人を沖縄からグアムへ移転する、そのために必要なすべての措置をとる、そういう義務を負うということになります。  具体的には、この措置には要員と...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) はい、必要な措置をとる義務を負うということです。
○国務大臣(中曽根弘文君) この二〇〇六年五月のロードマップに記載されておりますとおり、沖縄に関連する再編案は相互に関連しているわけでありますが、この協定は、それらのうちの先ほどから申し上げておりますグアム移転の実施の在り方について定めておりますが、この協定によりまして米国が嘉手...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほどから御答弁しておりますように、一般市民が大変な被害を受けているということで非常に緊急性もありますので、これは関係国とよく相談をしていきたいと、そういうふうに思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) 今の御指摘のこの書簡は、人権の保護を日本の外交の柱としております麻生総理あてに提言をして、そしてその対象国の一つとしてミャンマーを取り上げて、その国の、ミャンマーの人権状況の改善に応じて援助をする、あるいは制裁を科すと、そういう手法を提案していると、そ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今回の安保理でのこの議長声明を発出する、そこに至るまでの過程につきましては、アメリカや韓国両国と、またそのほかの関係国と連携をしながら、国際社会が、再三申し上げておりますけれども、強い一致したメッセージを迅速に出すことが大事だということで外交努力を積み...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) はい。
○国務大臣(中曽根弘文君) また、麻生総理も直接協議を行うなどのぎりぎりの調整をやったわけでありますが、この最終局面に至るまで、安保理決議が望ましいと、そういう立場を主張していたわけですが、結果として決議という形にならなかったのは大変残念でありますけれども、我々としては、中国案と...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今回の北朝鮮のミサイルの発射に関する安保理のいろいろな対応をやる中で、米国とそれから中国との間でどのようなやり取りが行われたかということにつきましては、日本政府としてお答えする立場にはないわけでありますけれども、私たちとしては、日米がしっかりと連携をす...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 米中のやり取りについては、先ほど申し上げましたように、私どもその詳細は分かりませんし、またその具体的な内容は仮に承知していても差し控えるべきだと思いますが、オバマ大統領はこれまでも様々な機会を通じて日米同盟の重要性というものを明確に発言されて表明されて...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今御指摘のアメリカの議会の調査局の報告書の内容を含めまして、これまで米国が北朝鮮に対しまして食糧支援、それからこの枠組み合意に基づくエネルギー支援、また六者会合における経済・エネルギー支援、そして無力化のための支援を行っているということは私どもも承知を...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今後も日米間ではよく連携を取って対北朝鮮の問題については取り組んでいきたいと、そういうふうに思っています。
○国務大臣(中曽根弘文君) 御指摘の毎日新聞のこれはインタビュー記事ということでございますけれども、昨日は外務省の谷崎欧州局長から谷内政府代表に確認をいたしまして、私も昨日、電話をしたわけでありますけれども。  私が谷内政府代表と話したところでは、谷内代表からは、この三・五島返...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) そのことについて、私の方は承知をいたしておりません。そのことというのは、どういう人がインタビューのときにいたかということを私は聞いておりません。
○国務大臣(中曽根弘文君) 確認はしておりません。
○国務大臣(中曽根弘文君) まず、谷内政府代表が捏造というふうに言っておられるのかどうか、私はそれはまず承知をしておりません。  既にお答えいたしましたとおり、昨日確認いたしましたところ、繰り返しになりますけれども、そういう、その三・五島返還でもいいのではないかと、そう考えてい...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私からは、昨日、電話で谷内代表と話をしたところ、もう繰り返しになりますが、三・五島返還でもいいのではないかと考えているとの発言はしていないと、そういうふうに本人が言っていたということでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 海外のこの報道がどういう報道をされているかということを私、詳しくは知りませんけれども、日本政府の立場は、昨日、官房長官、また私も、これは重ねて先ほど申し上げました、北方四島の帰属の問題を確定をして、そしてロシアとの間で平和条約を結ぶという、こういう政府...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私は、決してこれが軽いものとは思っておりません。やはり、これは次官も私も共通しておりますが、これはかなり重大な発言であると、そういうふうに思っておるわけでありまして、厳重注意もいたしましたし、また日本政府の考え方を改めて表明をしたところでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 麻生総理の御発言の趣旨というものも、やはり四島の帰属を確定した後、その後の時期とかあるいは返還の進め方等については、これは柔軟にということだと、私はそういうふうに理解をしております。
○国務大臣(中曽根弘文君) 今委員からお配りいただいたこの新聞記事にはそういうふうに書いてありますが、私は、本人からは、面積等についての解説をしたんだと、そういうふうに本人からは聞いているわけでありまして、ここにはそういうような新聞記事となっておりますが、また、これが麻生総理の御...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 繰り返しになりますが、私が本人から聞いておるのは、その三・五島返還でもいいのではないかと考えていると、そういう発言はしておりませんと、そういうふうに私に対しては報告があったわけでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 新聞社を外務省が提訴をしたらという、今のは御提案でございますか。
○国務大臣(中曽根弘文君) 繰り返しになりますけれども、私の方としては、この誤解というものは軽いものではないと思っておりますし、そういうところから厳重な注意をいたしました。そしてさらに、政府としての見解というものも改めて表明して、この誤解を与えたかもしれないということにつきまして...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 確かに重いものでありますが、本人も反省をしておることでございますし、我々としても厳重な注意をいたしました。また、政府の立場というものも改めて表明をしているわけでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 単に誤解とおっしゃいましたけれども、これは大きな問題であると、私も先ほどから申し上げておりますように認識をしております。かつ、政府としての考え方もこれもきちっと表明をしておりまして、今後、ロシアとの間で領土問題の交渉等がまた行われるように努力するわけで...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 日米の両政府は、二〇〇六年の五月のロードマップにおきまして、これはもう委員が御承知のとおりでありますが、二〇一四年までに在沖縄海兵隊のグアム移転を実現するということに合意しているわけでございまして、その後、首脳を含む様々なレベルでロードマップの着実な実...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) いわゆる真水事業、これは米国内において、米国内というのはグアムにおいて米国政府が実施する事業でありますが、この事業の実施に当たりましては、グアムにおいて我が国の消費税に相当する、これは収入税というんでしょうか、これが課税されるということになると思います...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 沖縄の皆さんには、県民の皆さんには本当に長い間いろいろな面で御負担をお掛けしているということは、本当にこれは、政府としては一日も早くそういう負担を軽減するということが大事だと、そういう基本的な考え方でずっと来ているわけでありますが、今委員からお示しいた...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) お許しをいただきまして、先ほどの浅尾委員の御質問に対するお答えをちょっと述べさせていただきたいと思いますが、ロードマップに合意されて以降、なぜこの協定が作成されたのかと、またなぜ最終的に国会承認になったのかと、そういう御質問であったと思いますが、日米の...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員がおっしゃいますように、新しい、米国はオバマ大統領が就任をされました。まだ完全に政府のいわゆる主要なポストも固まっていないところもございますけれども、オバマ大統領になられましてから、ちょうどお話ありましたようなプラハにおける核兵器のない世界というよ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 北朝鮮は、あのように各国の自制を求めるそういうような要請に反してミサイルを発したわけでありまして、それに対しましては、もう既に一七一八で北朝鮮に対してのいろいろな要請というものが盛り込まれているわけでありますので、それの違反ということでもありますので、...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今申し上げましたように、この議長声明というのは、安保理決議一七一八号によって法的拘束力のある決定として既に課された義務というものがあるわけでありまして、これに違反をしたということになっているわけでありますから、さらにこの議長声明は、この一七一八号決議の...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 北朝鮮も国連のメンバー国であります。その国連が安保理決議として一七一八号というものを既に過去決議しているわけであります。  今回、安保理が、これを遵守しなければならないと、北朝鮮に対してですね、あるいは更なる発射を行わないということ、こういうものを要...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 四月の十六日でございましたけれども、韓国の柳明桓外交通商部長官と会談をいたしました。  今、シャトル首脳外交と申しまして、昨年から特に日韓の首脳の会談、交流が深まっているところでありますけれども、今回の外相会談におきましても、日韓の経済を含むいろいろ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 北朝鮮がミサイルを発射をいたしました後、直ちに我が国としては国連の安保理の会合の開催を要請をいたしました。そして、アメリカ、韓国、これらの国を始めとする関係国と連携をしながら、国際社会が一致して強いメッセージを早く出す、迅速に出すということが大事だとい...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 北朝鮮の外務省は、国連の安保理において議長声明が発出されたことを受けまして、もう御承知のとおり、六者会合に参加をしないとか、あるいは使用済燃料棒を再処理すると、そういうような立場を表明したと、そういうふうに承知をしているところでございます。  また、...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今、発射直後であり、また国連の安保理のこの議長声明を発出した後でございますので、北朝鮮も、先ほどからお話のあるような対応といいますか、表明をしているところでございまして、この六者会合の早期再開というのはなかなか簡単にはいかないと個人的に私は思いますけれ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほども申し上げましたような、発射後まだ日にちもたっておりませんので、なかなか、この対応については私は慎重でなければならないと思いますし、また難しい点もあるわけでありますが、ただ、米朝対話ということに関しましては、アメリカのオバマ政権も、北朝鮮に対して...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 在沖縄海兵隊のグアムへの移転というのは、再三申し上げておりますように、沖縄の負担軽減、これを実現する措置でもあるわけですが、これを行う場合にも、沖縄には、現在よりも縮小はされますけれども、一定規模の海兵隊を配置をして、そして即応態勢は維持をしていく、そ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 在グアム米軍の役割、これは再編後ということでよろしいんでしょうかね。これは、在沖縄海兵隊のグアムへの移転というのは、もう再三申し上げておりますように、沖縄の負担軽減、これを実現する、そういう措置でありますけれども、この海兵隊の要員はグアムに移転した後も...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 三月の二十六日と二十七日の、このIAEA理事会が開催されたわけでございますが、この理事会におきます投票におきましては、我が方の天野候補、それから南アのミンティ候補、この二人が立候補したわけでありますが、いずれも任命に必要となる、この全理事国、三十五か国...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 麻生総理は、オバマ大統領に対しまして、同大統領がプラハで行いましたこの演説において、平和で安全な核兵器のない世界を追求することを明確に宣言したということを強く支持をいたしまして、核軍縮・核不拡散の問題への取組において米国と連携をしていきたいと、そういう...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今委員からも御紹介いただきましたけれども、米国のオバマ大統領のプラハ演説、これは唯一の核使用国としての道義的責任、こういうものを、演説の中で大統領がそういう言葉を使われたわけですが、我が国は今度は唯一の被爆国ということでございますので、オバマ演説に呼応...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 現実の国際社会の中には、これはいまだに核などの大量破壊兵器が存在しているわけで、そういう多大な軍事力があるわけですけれども、そういう中で、当事国の意図に関して検証する方法のない核の先制不使用のみに依存して我が国の安全保障に十全を期すということは非常に難...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今日もいろいろ御議論ありますけれども、我が国を取り巻くアジア太平洋地域には、北朝鮮のこういうミサイル実験、核実験の発表、さらに、この間のミサイル発射、こういうものが示すとおり、依然として不安定で非常に不確実な状況が存在をしているわけでございます。またさ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 嘉手納以南の施設とか区域のこれの統合とか、それから土地の返還というものは、普天間飛行場の移設及びその在沖縄海兵隊のグアム移転によって利用可能となります米軍の施設とか区域とかそういうものの一部を集めることによりまして、施設・区域を集約をして、そして人口が...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 海兵隊のグアム移転によりまして、これが実現することによりまして定員数が一万八千人から一万人へと削減されるわけでありますけど、この定員数は、海兵隊の部隊の配置とかあるいは活動の基礎となる数字でありまして、今後の実数の削減においても極めて大きな意味を持つも...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 各地で活動をしているこの米軍の部隊がそこで固定されているわけじゃなくて、またいろいろな状況の変化によって、この日本を中心として、あるいはこのアジアを中心としてこの米軍が活動をしているわけですから、行ったり来たりしたり戻ったりするわけでありまして、そうい...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今はイラクやあるいはあの周辺地域で活動しているということかもしれませんが、任務によってはまた違う地域、あるいは日本の近くで活動するということもあり得るわけでありますから、先ほど御答弁もそういう意味で、私は沖縄なりあるいはグアムなり、そういうところへ行っ...全文を見る
04月22日第171回国会 衆議院 海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第6号
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○中曽根国務大臣 ソマリアの情勢については、もう委員は十分御承知かと思いますが、せっかくの機会でございますので、情勢の御説明も含めて答弁させていただきたいと思います。  ソマリアの情勢は、今までは国際社会としてなかなか有効な手だてを講ずることができなかった、極めて複雑で困難な問...全文を見る
○中曽根国務大臣 今、委員がお話しされましたように、四月の三日でございますけれども、ジブチのユスフ外務・国際協力大臣との会談の際に、ジブチにおける自衛隊などの地位に関する交換公文に署名をいたしました。  この交換公文におきましては、ジブチにおける自衛隊やそれから自衛隊の隊員など...全文を見る
○中曽根国務大臣 国連の安保理は、決議の一八一六号それから一八四六号におきまして、この決議に基づいてソマリアの領海内で行いました海賊抑止の取り組みについて安保理に情報提供するよう要請をしております。  他方、我が国は、先ほどもお話ありましたけれども、関連の安保理決議の要請に応じ...全文を見る
○中曽根国務大臣 国連の海洋法条約上では、海賊行為はすべての国がその取り締まりの権限を有するとともに、各国は、その抑止のために最大限に可能な範囲で協力する義務を負っているところでございます。  こうした点にかんがみましても、御指摘のような急を要する海賊事案に海上自衛隊の艦船が遭...全文を見る
○中曽根国務大臣 国際法上の話について申し上げれば、領海は、先ほどからお話ありますように、沿岸国の領域の主権に服するわけでございますけれども、当該沿岸国の要請とかあるいは同意がある場合などにおきましては、沿岸国以外の国が当該沿岸国の領海において管轄権を行使することは問題はないと考...全文を見る
○中曽根国務大臣 海上における暴力行為の具体的態様によりましては、例えば今のシーシェパードのようなものは、抗議行動ということではありますけれども、ある意味では妨害行動ということになるわけでございますが、国連海洋法条約上の海賊行為に該当する、そういうふうに判断される可能性というもの...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど、委員が自衛隊法八十四条の三を御紹介いただきました。  委員が御紹介されたとおりなんですが、外国における災害とかあるいは騒乱、そういう緊急事態における生命等の保護を要する邦人の自衛隊機等による輸送についてこれは規定をしているものでございますが、その中で、...全文を見る
○中曽根国務大臣 ソマリア沖で海賊行為への対処を行っている各国が、海賊を逮捕、拘束した後にとっている司法手続の詳細につきましては、我が国としてはどの国がどういうふうにというふうに具体的に承知しているわけではございませんが、それぞれの国の関係法令に基づいて司法手続を行い、またさらに...全文を見る
○中曽根国務大臣 例を挙げさせていただきますけれども、EUとケニアとの間で、海賊とされる者の引き渡しに関する交換書簡が署名されて、ことしの三月の十日ですが、EUのアタランタ作戦に参加しているドイツのフリゲートが拘束した海賊の身柄がケニアに引き渡されるなど、あらかじめ法的拘束力のあ...全文を見る
○中曽根国務大臣 外務省といたしましても、自衛隊と海上保安庁が海賊対策を行うに当たりましては、関係国との調整などに遺漏なきを期していきたいと考えておりますが、今御指摘のような、海賊の身柄を例えば第三国政府に引き渡す必要が生じる可能性も視野に入れて、関係国との間で協議や意見交換を行...全文を見る
○中曽根国務大臣 この一億ドルにつきましては、先ほど総政局長が御答弁申し上げましたように、財政法に従ってきちっとやっている、そういうふうに承知しております。
○中曽根国務大臣 最初に御答弁申し上げました一億ドルにつきまして、またその残余金につきましては御説明したとおりで、これはこれでよろしゅうございますね。  今の御質問の方のことにつきましては、今局長からも答弁いたしましたように、きちんと調べてまた御報告させていただきたいと思います...全文を見る
○中曽根国務大臣 国庫に返納すべきものは国庫にきちっと返納するということでございます。
○中曽根国務大臣 突然の御質問でございますが、それはできればそのような事態にならない方が好ましいわけであります。また、当時の現場の状況等も私ども正確に承知しているわけではありませんので何とも申し上げようがありませんが、そのような海賊行為そのものが犯罪行為でありますから、そういうも...全文を見る
○中曽根国務大臣 そもそも海賊がそういう犯罪行為をするからでありまして、そのために各国が、約二十カ国がそういうふうに国費を使って、また、多くの人がそのような活動をやっているわけですから、そういうものを根本を直さなければならないわけでありまして、そういう意味で、やむを得ず対応してい...全文を見る
○中曽根国務大臣 新聞報道ということでありますが、私、その新聞報道を読んでおりませんし、今委員からお聞きしたばかりでありますけれども、いずれにしても、各国が今そういうふうな会議を開きながら、ソマリアの安定とそれから海賊対策をやっているわけでありますから、我が国も積極的にそういうよ...全文を見る
04月23日第171回国会 衆議院 海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第7号
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○中曽根国務大臣 最近のこのソマリア沖の海賊事案の多くは、もう委員も御承知のとおり、人質の身の代金を目当てにした、そういう船舶に対する襲撃とか乗っ取りでございます。ソマリア沖のこの事件は、先ほどお話ありましたけれども、昨年は一年間で百十一件でございますが、これはおととしの二・五倍...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員がずっとお話しになられております国に準ずる組織、これは国際法上は存在しない概念でございまして、そういうところから、過日の委員会におきましても、私は、これは国際法への当てはめの問題としては判断することができない、そういうふうに答弁をさせていただいているところで...全文を見る
○中曽根国務大臣 今の御質問にお答えする前に、一つ御説明させていただきたいんですが、先ほどの御質問に関連することでございますけれども、従来、政府から答弁いたしておりますように、海賊行為への対処のために、海賊行為であって、我が国の刑罰法令が適用される犯罪行為に当たる行為を行った者に...全文を見る
○中曽根国務大臣 米国の国防省の発表によりますと、米軍によりますソマリアに対する軍事行動に関しましては、今委員からもお話ありましたけれども、二〇〇七年の一月七日、米軍機AC130によるソマリア南部のアルカイダ幹部に対する攻撃、それから二〇〇七年六月一日、米海軍駆逐艦によるソマリア...全文を見る
○中曽根国務大臣 我が国は本件の当事国ではございません。そして、本件をめぐる個々の具体的な事実について確認をすることができませんので、本件の国際法上の評価について申し上げることは困難でございますけれども、米国の当時の発表によりますと、テロとの闘いの一環を攻撃の理由としているものと...全文を見る
○中曽根国務大臣 基本的には同様の認識でございます。
○中曽根国務大臣 このソマリア沖の海賊問題、これを根本的に解決するには、もう再三この委員会でも議論になっておりますけれども、ソマリア情勢を何よりも安定化させるということが非常に大事であるということでございます。  一方、ソマリアの情勢は、国際社会として、今までなかなか有効な手だ...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどからお話にありますように、ソマリアの海賊問題の解決には、ソマリア自体の治安の回復とか、いろいろやることがあるわけでありますけれども、特に、周辺国の海上の取り締まり能力の向上や、あるいは中長期的な観点からのいろいろな人道復興支援活動等が必要でございます。 ...全文を見る
04月23日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○国務大臣(中曽根弘文君) もう委員に改めて申し上げるまでもありませんけれども、私どもは、日朝平壌宣言にもありますように、核と、それから拉致とミサイル、これを包括的に解決をして、そして不幸な過去を清算して国交正常化を図ると、これが日本政府の基本的な原則であります。  今回のミサ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) これは、二十八億ドルを上限とする海兵隊の移転に伴う我が国の拠出金でございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) そのとおりでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) この協定上は、米国政府は二〇一四年の期限までに在沖縄海兵隊のグアムへの移転を行うとの法的な義務は負っていません。しかし、日米の両政府におきましては、このロードマップにおきまして二〇一四年までに在沖縄海兵隊グアム移転を実現することに合意をしているわけでご...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) そのとおりでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 我が国が資金を提供することとなりますこのグアムにおきます海兵隊用の施設、家族用も含みますが、そして基盤につきましては、これは二〇一四年以降も存続するわけでありまして、例えば本協定の第八条にあります米国が施設及び基盤に重大な影響を与えるおそれのあるそうい...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 失礼しました。  米国の政府は、この協定にありますけれども、第二条でございますが、在沖縄海兵隊の要員約八千人及びその家族約九千人の沖縄からグアムへの移転を実施するために必要なすべての措置をとる、米国政府もそういう義務を負うこととなるわけでありまして、...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほど申し上げました日本側が法的な義務があってということは、これは二十八億ドルの拠出に主に関することでございまして、これにつきましては米国政府につきましてのそういう法的義務ではないという意味で私は申し上げたのであります。米国の部分ではないという意味で申...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) よろしいですか、委員長。  先ほども申し上げましたので、アメリカの法的義務についてもう一度申し上げますと、これは、この協定の第二条に従いまして在沖縄の海兵隊の要員約八千人及びその家族約九千人の沖縄からグアムへの移転を実施するために必要なすべての措置を...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 一つのお考えだと思いますし、国民の税金を使ってのそういう建設でございますから、防衛大臣によく検討してもらおうと思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) これは、全体でグアムへの海兵隊の機動展開部隊、これの移転が行われるということによって、もう委員が十分御承知のとおり、ロードマップに記されたこの日米合意事項というもの、これも実施されると。それによって、先ほどからお話ありますけれども、嘉手納以南の返還とか...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今、参考人からるる答弁いたしましたけれども、この協定がグアムへの移転、何人移転しますということを取決めしているものではなくて、これはもう申し上げるまでもありませんが、それに伴う日本政府の拠出、あるいは米国の行わなければならない義務等について書いているも...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 沖縄の負担の軽減につきましては、前文のところに「沖縄県を含む地域社会の負担を軽減し、」という文言が入っているわけでありまして、かつ、先ほどから申し上げておりますように、この沖縄県の負担の軽減というのは、これはこの協定によって海兵隊員が沖縄から移転すると...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 二〇〇六年の五月のロードマップにおきまして、普天間飛行場の代替施設を辺野古岬とこれに隣接するこれは大浦湾と辺野古湾の水域を結ぶ形で設置して、そしてV字形に設置される二本の滑走路はそれぞれ千六百メートルの長さを有し、二つの百メートルのオーバーランを有する...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) ロードマップに基づいて現在のところはこの計画で行うということでございますので、現在そういう変更を行うということは考えておりません。
○国務大臣(中曽根弘文君) 現在の計画は、ロードマップに基づいてこの計画があるわけでございます。したがいまして、このロードマップに基づいて行っているというところから、変更を行うことは考えておりません。
○国務大臣(中曽根弘文君) 将来にわたっても、今のロードマップに基づいてこれを実施していくということであれば、これは変更ということはないということになります。
○国務大臣(中曽根弘文君) 憲法がこの条約の承認に何を期待しているかという、そういう御質問でございますが、これは大変、憲法ということですから、幅が広いものでありますので、お答えが大変、委員の御希望どおりになるか分かりませんけれども、いわゆる国民のいろいろな幸せとか、そういうものと...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) これですか。
○国務大臣(中曽根弘文君) 答弁と直接ではないかもしれませんが、私もここ視察をいたしまして、これはもう相当住民の皆さんに騒音を始め、あるいは事故の危険等で日ごろから大変な御負担と不安をお掛けしていると、そういうふうに実感をいたしました。クリアゾーンの今お話がありましたけれども、今...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほど申し上げましたけれども、私も委員と同様に、普天間基地、また辺野古地区を視察させていただいて、また、知事さん始め市町村の首長さんたちとも意見交換させていただきました。  何よりもこの普天間の場合、私は、たしか嘉数高台公園からだったと思いますけれど...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) もう委員は十分御承知のとおり、スリランカにおきましては、四月の二十日以降、スリランカの政府軍がLTTE支配地域からの脱出ルートを設けましたことによりまして、少なくとも九万五千人を超える一般市民が政府側支配地域に脱出したと、そういうふうに承知をしておりま...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 衛星画像を受け取ったかどうか、私自身、大変申し訳ございませんが今承知しておりませんので、参考人もおりませんので、調べてまた御報告させていただきたいと思いますが。
○国務大臣(中曽根弘文君) 国会からの委員会への出席の御要求があるということは承知をしておりまして、私も事務方に、谷内政府代表にその旨を伝えるようにと指示をして、事務方から伝えたところでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 結構でございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 私が承知しておりますのは、谷内代表から、たしかおととい帰国でございますが、昨日の今日のことでございますが、米国帰国後に伺った急な話でありますが、今日のこの二十三日は、前からの予定しておりますある会社の取締役会に出席をするために地方出張しなければならない...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 谷内政府代表は、もちろん大変重要なポストであり、重要な仕事をやってもらうということで就任をしてもらっているわけでありますが、これは非常勤で無報酬の政府代表ということで、他の職業も兼務していいということになっておりますが、そういうことで他の仕事もやってい...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私、衆議院の委員会、二十日でございますけれども、衆議院の決算行政委員会で、委員の方から谷内政府代表と一日も早く、一刻も早く話をすべきだと、そういうような御意見もございました。私は、帰国直後、いわゆるおとといの夕刻になるんでしょうか、帰国直後にお会いをし...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 一番大事なのは、谷内政府代表の発言の内容が本当にそういう発言だったかどうかということでございますが、この点につきましては、私から既にそういう電話で話も聞いているわけでありまして、さらに、本人に会ってもう一度聞く、そのような必要はないとそのときは判断した...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) それは、裏付けといいますか、私は毎日新聞の方からこの記事を取り寄せ、記事といいますかテープなりを聞いたわけでもありませんし、それから、谷内政府代表から話は聞きましたけれども、私からすれば、谷内政府代表がそのような発言はしていないと、そういうことでありま...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 谷内政府代表自身は、三・五島返還でもいいのではないかと考えていると、そういうふうには言っていないと、そういうふうに述べているわけでありまして、また全体の発言の中で誤解を与えるそういう発言があったかもしれないと、そういうふうに述べているわけでありまして、...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今ロシアの新聞のことですか、委員からお述べになられましたけれども、この記事の内容がロシア国内で報じられているということは私も承知をしておりますが、北方領土問題に関する我が国の立場につきましてはロシア側には明確に伝えてきておりまして、ロシア側が誤解をする...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 秘書が一人いるということでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員もう十分御承知のとおり……
○国務大臣(中曽根弘文君) 政府代表は、外務公務員法、これにおきまして、これは国家公務員法の規定が準用されて、上司の命令には服すべしと、そういう義務があるわけでありますが、この政府代表は、それに加えまして、日本国政府を代表して特定の目的を持って外国政府と交渉し、また国際会議若しく...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私の指揮監督下にありますけれども、他方、この政府代表は外務大臣の申出によってこれは内閣によって任命されると、そういうポストでございます。そういうことや……
○国務大臣(中曽根弘文君) それから、その任務の内容にかんがみまして、個別の事案については内閣総理大臣の直接の指示を受けるということも十分あり得ることだと、そういうふうに考えています。
○国務大臣(中曽根弘文君) 私の知らないところでの指示を私が知っているかというのも、ちょっとよく分からない。
○国務大臣(中曽根弘文君) この毎日新聞の取材というものを見て、私もそれでマスコミからの話もあって知ったわけでありまして、今委員がおっしゃいましたようないろいろな環境、そういうものとは、偶然のことではないかなと、私はそういうふうに思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) まず、政府として、そういう面積等分案のようなものを、考え方というものを検討している、そういう事実はまずないということをはっきり申し上げておきたいと思います。  先ほどから申し上げておりますように、まず我が国固有の領土である北方四島の帰属、これの問題を...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 麻生総理は、面積等分による問題の解決策に言及したことはないということでございます。  今朝のこれは、衆議院の方のこれは……
○国務大臣(中曽根弘文君) ソマリアの海賊対策の委員会で総理がお述べになられました。
○国務大臣(中曽根弘文君) 領土とそれから国民とそれから統治機構、統治組織ですか、であると思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) 総理もそれから私どもも政府もそのような考え方は持っておりませんから、これは先ほどからの繰り返しになりますけれども、四島の、我が国の固有の領土である四島の帰属の問題をまず確定して、その後柔軟に返還の時期とかやり方とか決めるということで、これは一貫しておる...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今朝ほども麻生総理が衆議院の委員会でお述べになられておりましたけれども、貴党の前原委員から、これはもう二〇〇六年の委員会のときのやり取りのようでございますが、前原委員が半分は二島じゃないんですということで半分という言葉を持ち出され、それに対して麻生、当...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 事実関係について述べられたということで、先ほどからの繰り返しになりますが、これが解決策ということで言及されたということではないということでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) この東京宣言、一九九三年の、これは択捉島、国後島、色丹島及び歯舞諸島の北方四島の島名を列挙して、そして北方領土問題をこれらの諸島の帰属に関する問題であると、そういうふうに位置付けるとともに、この問題を歴史的、法的事実に立脚し、そして両国の間で合意の上作...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) これは四島交流代表者間協議ですか、これが行われたわけでありますけれども、この協議に参加をしております四島側代表の訪問に際しては、これは御案内のとおり気候条件等の理由から四島交流の枠組みを用いて船舶によって北方四島から北海道本島を訪問することが不可能であ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) この件につきましては、委員また委員会からの御要望も承りながら今後検討していきたいと思いますが、しかし、先ほど申し上げましたけれども、外務公務員でありますので私の指揮監督下にありますけれども、やはり非常勤、それからまあ無報酬は別としましても、非常勤であり...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今御答弁、参考人の方からいたしましたように、政府としては米側に対して更なる事実関係の照会を行っているところでございますが、いずれにいたしましても、外務省としては、関係省庁とやはり連携をしながら引き続いて米側と協議をしていきたいと、そして平成十六年の日米...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今の委員が御説明になられました九九年から二〇〇六年までですか、私どももこの報道については、報道といいますか、これについては承知しております。多少件数が違うところがございますけれども。  米側から日本側へのこの通報につきましては、実質的な汚染が生ずる相...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 二〇〇〇年の九月に日米両国で発表いたしました環境原則に関する共同発表におきまして、環境問題に関して在日米軍の施設とか区域への適切なアクセスの提供等についても合意がされているわけでありまして、今後とも、日米合同委員会の合意に基づく手続に従って、必要に応じ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 米国の海兵隊が全世界に保有をしておりますCH46及びCH53ヘリコプターが、これがオスプレーに代替更新されていくという、そういう一般的な予定というものがあるということは私も承知をしておりまして、このような文脈において将来オスプレーが、将来ですけれども、...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 繰り返しになるところもありますけれども、アメリカの海兵隊が全世界に保有している現在のヘリコプターがオスプレーに代替更新されていくという、そういう一般的な予定があるということは委員も御承知だと思いますし、また、将来そういうところからオスプレーが沖縄に配備...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) これは、日米地位協定室長から在京のアメリカ大使館の担当の課長にでございます。
04月24日第171回国会 衆議院 外務委員会 第9号
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○中曽根国務大臣 ただいま委員から、石川県議会議長声明なるものをお聞きいたしました。  御案内のとおり、今回の北朝鮮のミサイル発射につきましては、これは地域の安定、平和を損なうものであり、また、緊張を高めるものであるからということで、各国とも協力をしながら自制を強く促してきたわ...全文を見る
○中曽根国務大臣 アフガニスタンに対する支援につきましてはもう委員が十分御承知で、海上の補給支援活動に加えまして、車の両輪という形で人道復興支援活動をいろいろやっておりますが、その中でも、治安の改善の分野におきまして、我が国は警察支援も、我が国自体が行っているところでございます。...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員がお話しになられましたように、この四月の十七日に、我が国と世銀が共催をいたしまして、パキスタンのフレンズ会合に続きまして、午後、支援国会合を開催いたしました。この会合にはG8を含む三十一の国と十八の国際機関が参加をいたしまして、また、韓国、イラン、オースト...全文を見る
○中曽根国務大臣 パキスタンの状況は大変厳しいわけでありますし、また、ザルダリ大統領自身も大変難しい立場に置かれていると思いますが、このフレンズ会合そして支援国会合、これでの各国の支援のそういうような意思というものを受けて、しっかりとやっていってもらわなければならないと思います。...全文を見る
○中曽根国務大臣 来週ですが、核軍縮に関する私の考えというものをまとめて表明をしたいと思っておりますが、その中におきましても、NPTに入っておりませんけれども核を保有しているパキスタン等に対する我が国の考え方も述べるつもりでございます。  いずれにいたしましても、今、オバマ大統...全文を見る
○中曽根国務大臣 来月初旬、この連休になりますけれども、イランを訪問する方向で現在最終調整を行っているというところでございます。  このイランの訪問につきましては、日程等、またいろいろな面でまだ確定しておりませんけれども、これが実現する場合には、やはりイランに対しまして、今委員...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず、今委員がお話しされました昨年の日本人学生が釈放されたときのことにつきましては、お礼を述べたいと思います。  また、ロクサナ・サベリさんのことにつきまして、この方につきましては、彼女が米国籍を有する者ということで米国政府が対応されていると承知しておりますが...全文を見る
○中曽根国務大臣 参考人からも必要とあれば補足をいたさせますが、今副大臣から御説明いたしましたように、特別な気候条件ということで、まさに例外的な形ということでございました。  これは北方領土問題に対する我が国の基本的な姿勢が変わるものではない、こういうこともロシア側にもきちっと...全文を見る
○中曽根国務大臣 北方四島をめぐりましてさまざまな報道がなされておりますけれども、政府の基本的な考え方、もう再三申し上げておりますけれども、改めて述べさせていただきたいと思います。  政府としては、この北方四島の帰属の問題をまず解決して、そして平和条約を締結するという基本方針の...全文を見る
○中曽根国務大臣 今副大臣から御答弁申し上げましたから申し上げることはないんですが、政府としては、北朝鮮をめぐる諸懸案の解決には何よりも六者会合が一番適している、これが現実的な枠組みである、そういう考えに変わりはございません。  また、米国も韓国も、六者会合を通じて諸懸案を解決...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員がおっしゃいましたように、昨二十三日、中国側から、外交ルートを通じまして、麻生総理が靖国神社に供物といいますか供え物といいますか、これを奉納したことに関しまして、厳重なる関心と不満の表明があったところでございます。  我が国といたしましては、これに対しま...全文を見る
○中曽根国務大臣 事実をそのままお伝えしたということでございます。
○中曽根国務大臣 中国側に対しましては、この件は、先ほど申し上げましたように、総理の私人としての立場に関するものである、そういうふうに理解しておって、政府といたしまして見解を申し上げる、そういう事項ではない旨を伝えているということでございます。
○中曽根国務大臣 内政干渉とおっしゃいましたけれども、内政干渉とはどういうようなものか、これは文脈によってその意味するところはまた幅があるのではないかと思いますけれども、一国の国内的な事項について他国が批判的な立場を表明すること自体、これが国際法上違法とされる内政干渉に当たるとま...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど内政干渉は幅が広いと申し上げましたけれども、国際法上違法とされる、そういう内政干渉とはということになりますと、一般に、国際法上、他の国家が自由に処理し得るとされている事項に立ち入って、強制的にその国を自国の意思に従わせようとすることと解されているということ...全文を見る
○中曽根国務大臣 はっきりしないで大変申しわけございませんが、政府として日ごろから、当然のことなんですが、必要な情報収集は行っておりまして、仮に今のような事例が判明した場合には申し入れを行うなど、適切に今までも対応してきております。  ただし、その詳細とか時期とか、そういうこと...全文を見る
○中曽根国務大臣 谷内政府代表のこの発言につきましては、直ちに我が方の局長から電話をし、また私も電話で本人に確認をして、委員ももう御承知のとおり、これは三・五島返還でもいいのではないかと考えているといった発言はしていないと。それからもう一点は、全体の発言の流れの中で誤解を与え得る...全文を見る
○中曽根国務大臣 政府代表という立場でございます。
○中曽根国務大臣 新聞社との関係、これは記事が本当に正しいのか正しくないのか、そして本人はこれを、誤解を与えたかもしれないということで、先ほど申し上げましたように、三・五島でいいかもしれないというようなことは言っていないということをはっきり言っているわけでありまして、新聞社との正...全文を見る
○中曽根国務大臣 新聞社に対しましては、どちらが正しいかということになるとこれはお互いの意見があると思いますが、既に今回のインタビューに関する谷内政府代表のそういう説明ぶりとともに我が国の基本的な政府の方針を伝えているわけでありまして、私どもからこれ以上毎日新聞社に対して申し入れ...全文を見る
○中曽根国務大臣 日程を調整中なのは事実でございますから、それはそれで御理解いただきたいと思いますが、今松原委員がおっしゃいましたように、短時間で解決できるものでもないと私も思いますし、それは十時間でも二十時間でも、できることならば政治家同士が本当に気持ちをぶつけ合って、おっしゃ...全文を見る
○中曽根国務大臣 日本国民やそれから第三国の国民がロシアのビザを取得して我が国固有の領土である北方四島に入域することなど、あたかも北方四島がロシアの管轄権である、そういうようなことを前提としたかのごとき行為を行うということは、北方領土問題に関する我が国の立場とは相入れない、今委員...全文を見る
○中曽根国務大臣 繰り返しになりますけれども、我が国の国民はもちろんですが、第三国の国民が、この場合はニュージーランドやオーストラリアということになろうかと思いますが、ロシアのビザを取得して我が国の固有の領土である北方四島に入域をするということ、これは、先ほど申し上げましたように...全文を見る
○中曽根国務大臣 この北方領土の問題につきましては、領土交渉の経緯等を説明する外国語のパンフレットなどを用意してあるわけでありますけれども、在外公館などを通じましていろいろな国々の国民に配布をしていますし、また、我が国の首脳などがインタビューの形で主要国に対しまして領土問題の解決...全文を見る
○中曽根国務大臣 在外公館はたくさんありますので、それぞれの在外公館がどの程度そういう活動を、啓発活動といいますか、各国でやっているかちょっとつかんでおりませんが、実は、私も同じような疑問といいますか、そういうものを感じておりまして、役所の中で、やっていなければそういうところまで...全文を見る
○中曽根国務大臣 もう申し上げるまでもありませんが、北方四島は歴史的にも我が国固有の領土でありまして、不法に占拠されているところであります。  そういう意味で、我が国の国民はもちろんでありますが、第三国の人たちがビザなど発給をしてもらって入域するということは、これは我が国のこの...全文を見る
○中曽根国務大臣 テロの撲滅に向けました国際社会の取り組みというものが、今、正念場にあるのではないかと思っておりますけれども、そういう意味では、米国も、イラクからアフガニスタンへ兵員を移して、そちらの治安の維持とか回復にまた力を入れるということでございますが、同時に、そのアフガニ...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員がおっしゃいましたように、靖国神社のあり方等につきましては、いろいろな議論がずっとあったわけでございますが、今のお尋ねの麻生総理のこのお考えにつきましては、外務大臣として見解を申し上げることは適切ではない、そういうふうに考えておりますが、一般論として申し上...全文を見る
○中曽根国務大臣 私も、小学校、中学校のころは、昭和二十年代ですが、靖国神社のすぐ裏の九段宿舎におりまして、あそこで遊んだりもしておりました。やはり何といいましても、かつての戦争、あるいはそれ以前のいろいろなそういう戦争等でとうとい命をなくした方々があそこに祭られておられるわけで...全文を見る
○中曽根国務大臣 国会からの出席の要請があるということは、事務方を通じまして谷内政府代表にその旨を伝えさせました。他方、谷内代表は、本日は、お聞きしましたところ、障害者の支援団体や、また大学関係者、あるいは外国人等との複数の重要なアポイントが以前から予定されており、どうしても都合...全文を見る
○中曽根国務大臣 政府代表は、これはもう外務大臣が申し出て、そして内閣によって任命されるものでございます。そして、その任務の内容にかんがみまして、個別の事案について、内閣総理大臣のまた直接の指示を受けるということは十分あり得ることでございまして、そういうところからも、今回の谷内政...全文を見る
○中曽根国務大臣 外務大臣が内閣に申し出て、そして内閣が任命するということでございます。
○中曽根国務大臣 ワシントンにおきましては、この四月の十五日から十七日の間は、第三回日米シーパワーダイアローグへの出席をしていたということでございます。
○中曽根国務大臣 政府代表でありますから、発言は非常に重いものであると私も思っております。  ただ、この新聞記事のインタビューでの政府代表の発言ということにつきましては、発言がこのとおりであれば、これは政府の方針と違うというところがあるということから、私たちも大変これを重視して...全文を見る
○中曽根国務大臣 北方四島の日本への帰属でございますから、四島でございますから、その後は、従来から申し上げておりますように、この帰属がはっきりと、これを明確にした後は、時期とかその他の対応ですか、そういうものは柔軟に協議をしていく、進めていくということでございます。
○中曽根国務大臣 柔軟なというのは、四島の帰属を確定する、それは我が国に確定するということでございますから、面積等分論とかそういうものは、政府は一切そのような見解とか発言とか、そういうものは行っておりません。
○中曽根国務大臣 今、前原委員との総理のやりとりを委員が御紹介されましたけれども、私がそれをもう一度繰り返すところもあるかもしれませんが、前原委員がこういうふうにおっしゃっています。   ただ、一つ私が気になりましたのは、例えば二島先行返還のときもそうだったのでありますが、果た...全文を見る
○中曽根国務大臣 東京宣言は日ロ間でつくったものでありますが、先ほどから申し上げている点は、これは政府の一貫した我が国の考え方ということでございます。
○中曽根国務大臣 今、委員から、一九九三年の東京宣言について改めて御紹介といいますか御説明いただきましたけれども、今後の交渉におきましても、従来もそうでありますけれども、この四島の帰属の問題、これをはっきりと位置づけをした上で、これも御紹介いただきましたけれども、「歴史的・法的事...全文を見る
○中曽根国務大臣 プーチン首相の訪日につきましては五月に行うということで日ロ双方で一致をしておりますけれども、具体的な日程については現在もまだ調整中でございます。  そこで、訪日のときにはこれは領土問題について当然議論することになると思いますが、四月のロンドン・サミットにおける...全文を見る
○中曽根国務大臣 幅広い議論を行うということになると思いますが、原子力協定についてはまだ鋭意作業中ということでございます。
○中曽根国務大臣 新たな独創的で型にはまらないアプローチというのはメドベージェフ大統領がおっしゃった言葉でございまして、ロシア側のこの問題に対する取り組みの姿勢をあらわしたものだ、私はそういうふうに思っております。
○中曽根国務大臣 これは二月の十八日にサハリンで行われました日ロの首脳会談、ここでのやりとりでありますけれども、麻生総理とメドベージェフ大統領との間で突っ込んだ議論を行いました。  そして、その結果、両首脳は、もう委員も十分御承知の四点でございますが、一つは、この問題を我々の世...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず、お述べになりました十一条の二項でございますが、締約国が、婚姻または母性を理由とする女子に対する差別を防止し、そして、かつ、女子に対して実効的な労働の権利を確保するための適当な措置をとる、そういうことが定められているわけでありますが、我が国といたしましては、...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど別所局長からも御答弁いたしましたし、私も一昨日、きちんと調査をしますということを委員にも申し上げました。  何といいましても、この分担金とか拠出金は国民の税金から出るものでありますから、これがしっかりとしたものでなければならないのは言うまでもありません。...全文を見る
○中曽根国務大臣 ただいま議題となりましたクラスター弾に関する条約の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この条約は、平成二十年五月に採択されたものであります。  この条約は、クラスター弾の使用、生産、保有、移譲等の禁止及びその廃棄等を義務...全文を見る
04月24日第171回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 今委員がおっしゃいましたように、これは二〇〇五年七月のグレンイーグルズ・サミットでございましたけれども、そこで百億ドルのODA事業量の積み増し、これを表明したところでございますけれども、二〇〇四年実績を基準とする額と比較をいたしまして、無償資金協力、そ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) アフリカ向けのODAにつきましては、今委員からお話しいただきましたけれども、昨年開催いたしました第四回TICAD、アフリカ開発会議、これにおきまして、二〇一二年までに倍増すること、そのうち無償資金・技術協力を倍増し、また五年間で最大四十億ドルの円借款を...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) まさに委員がおっしゃいますように、厳しい財政事情の中、特に最近の金融経済の問題、こういうことを考えますと、また、おっしゃいましたように、国際的な会議等におきます我が国のそういう支援の表明というものも、やはり現実性のある、そして確実に実施の見込みのあるも...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほどから委員から、ドイツ大使館の館員の会食の問題やあるいはホテルの借り上げの問題、またロシア大使館の事務所の家賃の問題等、御指摘がありました。それぞれそれなりのまた理由もありますけれども、基本的には国民の税金を、これを使っているものでありまして、会計...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほども申し上げましたけれども、世界中で外交官が一生懸命活躍しているわけでありますけれども、そういう中で一方でこういうようなことがあるということでは国民の信頼も失われるわけでありまして、何よりも税金の無駄遣いということはあってはならないことでございます...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今、副大臣から御答弁申し上げましたけれども、これは繰り返しにもなりますけれども、この騒音の問題、これを軽減するためにこの航空機が移駐するということでありますけれども、今後もそういう趣旨は徹底してこれは維持をしていかなければならないと思います。  そこ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) できるだけ簡略に御答弁したいと思いますが。  イラクは、十二年間にわたりまして累次の国連の安保理の決議、これに違反をし続けて、そして国際社会が与えましたこの平和的解決の機会を生かそうとしないで、そして最後まで国際社会の真摯な努力にこたえようとしません...全文を見る
04月27日第171回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 参議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会の開催に当たり、謹んでごあいさつ申し上げます。  本日は、先般のミサイル発射を中心とする最近の北朝鮮をめぐる情勢について御報告いたします。  四月五日、北朝鮮は、我が国を含む関係各国が自制を求めたにもか...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 六者会合の中心的な議題は核問題でございますけれども、拉致問題を含む日朝関係につきましても、これは二〇〇五年九月の六者会合の共同声明を始めといたします累次の成果文書で取り上げられておりまして、北朝鮮の非核化や、それから米朝関係とともに六者会合の枠組みの中...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 六者会合では、先ほど申し上げましたように、核問題のほかに拉致問題についてもこれは各国からの発言があるわけでございまして、また、六者会合をそう頻繁に、毎週のように行っているわけではありませんので、それを一つの議題として、集中でというわけには私はいかないと...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 日ごろから情報の収集については外務省も、あるいは政府としてもかなり力を入れているわけでございますけれども、この北朝鮮問題の解決のためには、特に拉致問題、これを解決するということのためには北朝鮮側に直接働きかけるということも当然大事でありますが、今委員が...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今回は、我が国を始め各国が北朝鮮に対しましてミサイル発射については自制を強く求めてきたにもかかわらず、北朝鮮がミサイルを強行したことは、まず大変遺憾なことでございます。  このミサイル発射につきましては、詳細といいますか、まだいろんなところが分析中と...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 我が国を取り巻くいわゆるアジア太平洋地域には、依然として、先ほどからお話ありますような北朝鮮の核とかミサイルの問題があります。また、これも御案内のとおり、大変急速でかつ不透明な形で進められております中国の軍事力の増強という問題もあります。またそのほか、...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほども申し上げましたけれども、安保条約において我が国の安全保障、これをしっかりとした体制で確保するということになっておりますので、私は、安保条約におきまして今回のような事態というものもこれは抑止することを目的としていると、そういうふうに考えていいと思...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) まず、我が国が武力攻撃を受けた場合には、これは日米安保条約の第五条でございますけれども、米国はこの安保条約に基づきまして対日防衛に係る義務を負っておるわけでございまして、政府といたしましては、米国がオバマ大統領の下でもまずこの義務を誠実に履行するという...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 四月の十四日でしたか、国連安保理は議長声明を発出をしたわけでありまして、この議長声明には、今委員が御紹介いただきましたように、安保理メンバーの総意といたしまして、六者会合の早期再開を要請すること、そして共同声明の完全実施のための努力強化を求めること、ま...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) まさに今委員がおっしゃいましたとおり、安保理のこの議長声明には、すべての加盟国がこの一七一八号の義務を完全に遵守するよう要請するということでございますので、これにつきましては、大変重い今回の内容の議長声明でございますので、加盟国に対して我が国からもこう...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) まさに、我が国も安保理の非常任理事国でございますし、一七一八号につきましては、当然のことながらこれは遵守しなければならないと、そういうふうに思います。
05月07日第171回国会 衆議院 予算委員会 第24号
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○中曽根国務大臣 ただいま委員や官房長官からもお話がありましたけれども、四月五日の北朝鮮によりますミサイルの発射を受けまして、四月の十四日に国連の安保理が、我が国や米国、中国、ロシア等関係国、安保理国の総意といたしまして、議長声明を発出したところでございます。  内容はもう十分...全文を見る
05月08日第171回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○中曽根国務大臣 委員から御指摘がありましたように、米国はこの条約を締結しておりませんが、米軍に対しましてこの条約の義務が課されるということはないわけでございます。  この条約は九条におきまして、締約国に対し、この条約が禁止する活動であって、自国の管轄または管理の及ぶ範囲にある...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員から、大臣が答弁するようにということで、私もできるだけお答えできるように誠意を持ってきょうは進めたいと思います。  ただ、やはり外務大臣は、外国とのいろいろな外交的な活動というものも大変重要でありまして、国会のお許しをいただいて随分海外へ出させていただいて...全文を見る
○中曽根国務大臣 この条約におきまして、我が国といたしましては、拉致を含む強制失踪が犯罪として処罰されるべきものであることを国際社会において確認するとともに、そして将来にわたってこのような犯罪が繰り返されることのないように、そういう抑止する上でも意義があると先ほども申し上げました...全文を見る
○中曽根国務大臣 六者会合の関係国といいますか会合の国を強制失踪条約の署名、締約国にする、我が国としてどういう働きかけをやったらということでございます。  先ほど申し上げました強制失踪条約の署名、批准を呼びかける決議というものは、国連の総会におきまして、申し上げたとおり我が国も...全文を見る
○中曽根国務大臣 この日朝の実務者協議は昨年の八月に行われたわけでありまして、その後内閣がかわりまして麻生内閣となりましたけれども、麻生内閣におきましても、さまざまな場で明らかにしておりますとおり、拉致や核やミサイルといった諸懸案を包括的に解決をして、そして不幸な過去を清算して日...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員がこの日朝実務者協議の内容について改めて御紹介をいただきましたけれども、お話ありましたように、北朝鮮側が実施するこの調査について、大変具体的にここに記されているわけであります。  一方、日本側の措置というものもここに明記されているわけでありまして、私ども...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど私も申し上げました、また委員からもお話ありましたように、内閣はかわりましたけれども我が国の方針に変更はないということは、北京の大使館ルートを通じ、また再三いろいろな機会を通じて私どもその旨を表明しているわけでございますが、残念ながら、まだそのような先方のア...全文を見る
○中曽根国務大臣 北朝鮮は、ミサイル発射、これは我が国を初め各国が自制を求めたにもかかわらず発射をしたということで、委員も御案内のとおり、その後、国連におきまして議長声明が発出され、そしてそこで北朝鮮に対する安保理決議、これを履行するように、そういうような内容のものが出されたわけ...全文を見る
○中曽根国務大臣 この条約の二十一条の規定で非締約国に対して働きかけをするということになっておりますので、先ほどから御答弁申し上げているように、我々としてはそのような努力をしなければなりませんし、またしているところでもありますが、今委員のおっしゃいましたイラン、エジプトにつきまし...全文を見る
○中曽根国務大臣 IAEAの事務局長選挙につきましては、昨年から大変な働きかけをやりましたけれども、残念な結果になりました。その際は、閣僚はもとより、在外公館あるいはいろいろなところに協力を要請したわけでございますが、委員おっしゃいますように、国会議員の皆さんへのお願いなり働きか...全文を見る
○中曽根国務大臣 去る四月の五日ですか、オバマ大統領が、たしかプラハであったと思いますが、核軍縮、不拡散に対するスピーチを行いました。大変な反響があったわけでありますし、私どもとしても、このスピーチにつきましては強く支持をしているところでございます。  また、ちょうどその同じ日...全文を見る
○中曽根国務大臣 この条約の第六条の9におきまして、締約国は関連する信託基金に拠出することができる、そういうふうにあるわけですが、この御指摘の信託基金に関しましては、必要に応じて、条約の発効後に開催される予定の締約国会議において議論されると考えられます。そのような国際的な議論も踏...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず、米国とか中国とかロシアとか、そういう国々がまだ署名もしていないわけでありますが、これらの国々、またそのほかの国に対してもそうですが、働きかけをするということは大変大事なことで、二十一条にもそういうような規定があるわけであります。  我が国としましては、ロ...全文を見る
○中曽根国務大臣 この条約は、今委員がお話しされましたように、拉致を含む強制失踪が犯罪として処罰されるべきものであるということを国際社会におきまして改めて確認をするとともに、将来に向けてこのような同様の犯罪が繰り返されることを抑止する、そういう大変重要な意義があるわけでございます...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず、日米同盟でありますけれども、私どもとしては、オバマ政権になりましてからも、委員も御案内のとおり、米国も、例えばヒラリー・クリントン国務長官がアジアを訪問し、我が国を訪問する、あるいは麻生総理がホワイトハウスに外国の賓客として最初に訪問するとかそういうところ...全文を見る
○中曽根国務大臣 今のプーチンさんの発言は新聞からということでございますが、私自身、その報道も、大変申しわけないんですが、それも拝見していないのでコメントは差し控えたいと思いますが、その発言がもし事実とすれば、それはやはり私は問題であると思います。やはり、核の保有、あるいは、私ど...全文を見る
○中曽根国務大臣 このクラスター弾、これの条約の重要性は、もう今さら委員に申し上げるまでもございませんが、政府としては、この第二十一条にもありますように、できるだけ多くの国がこの条約を締結することが大事であり、その働きかけをするということで、署名をしていない国に対する働きかけも行...全文を見る
○中曽根国務大臣 そのとおりでございます。
○中曽根国務大臣 まず、非締約国であります米国に対しましては、きょうは各委員にも申し上げておりますように、我が国としては、これに署名または締結するように働きかけを行っているわけでありますが、米国、また、我が国にあります米軍に対しまして、また私どもも一定の働きかけを行っているところ...全文を見る
○中曽根国務大臣 日米安保条約があるわけでありまして、それによって米軍は日本を防衛する、そういう義務を負っているわけでございますが、米軍の訓練というのは、その対日の防衛義務を履行するために必要な訓練を行っているもの、そういうふうに承知をしております。  今、この日本を取り巻く地...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、日米安保条約のもとで米軍も我が国の防衛義務を負って活動しているわけでありまして、そういう意味では、米軍には、米国に対しましては、この条約への署名とそれから締結というものを、働きかけは当然やらなければなりませんし、やっておりますし、...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員が私のスピーチを御紹介されましたけれども、私も、昔から地雷除去については多少のお手伝いを個人的にやっておりまして、そういうことで、カンボジア・タイ国境などに行きまして、地雷原に行って、本当に悲惨な状況も見てきました。そういうところからあのような発言をさせてい...全文を見る
○中曽根国務大臣 この条約の趣旨、そして我が国がこれに署名した、そういうところを考えますと、委員もおっしゃいますように、これは使用しない、あるいは保持をしない、生産しないということ、これが一番大事なことであります。  米軍におきましては、安保条約とか、あるいはこの条約の中での決...全文を見る
○中曽根国務大臣 何よりも我が国の安全、これを確保するということが一番大事でありますから、そういう意味では、日米安保条約、これが有効に機能する、また、それに支障になるようなことは、これは私たちとしてはならないようにしなければならないということからは、やはり安保条約の円滑な運用に不...全文を見る
05月11日第171回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○中曽根国務大臣 委員の御質問は、国連のソマリアのPKOの分担金に幾ら払ったかという御質問ということでよろしゅうございますか。  これは、国連によりますと、日本が国連に支払った国連ソマリアPKO分担金の総額は、平成五年から七年分にかけて支払いました約二億米ドルである、そういうふ...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどから参考人が御答弁申し上げておりますけれども、まず、支払いレートの変更を行った理由は、委員はそれで運用していたんじゃないかというお話ですが、もうこれはたびたび申し上げておりますけれども、あるいは外務省改革の一環でというような、そういうこともおっしゃっておら...全文を見る
05月12日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 御質問の通告ございませんでしたけれども、今防衛大臣が御答弁されたことと同様でございますが、SACOのことにつきましては、その中で、普天間の移設につきましては地元の調整等もあり、また米側との調整もありまして遅れておるところでございますが、しかし、読谷飛行...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 在日米軍のこの再編につきましては、もう度々申し上げておりますけれども、抑止力の維持とそれからいわゆる地元の負担の軽減の観点、そういう両面から日米で、政府間で2プラス2の協議などを通じて話が行われてきたわけでありますが、今申し上げましたけれども、私どもと...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) この度、米国の二〇一〇年度予算におきまして、この今御審議いただいております海兵隊のグアムへの移転に関しまして、米国側の対応というものがこれが公表されました。  これは米国の関連予算の計上ということでございますけれども、七日の日に国防省が公表いたしまし...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 負担の軽減は、沖縄はいろいろな面で御負担いただいている、県民の皆さんに御負担いただいているわけでありまして、海兵隊のこの移転によります負担の軽減、さらに、委員が十分御承知のとおり、普天間飛行場の移転、さらに嘉手納以南の土地とか施設の返還、こういうもの、...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) オバマ大統領になりましてまだ間もないわけでありますが、米国は今その辺の外交政策等を検討中なのではないかと、そういうふうに私は承知をしております。全世界的に見てということでもありますが。  そういうことであろうかと思いますが、ただ、日米の関係で申します...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今委員の御質問は、アフガニスタン……
○国務大臣(中曽根弘文君) 米国の要人やいろいろな方々の御発言もあろうかと思いますが、我が国のアフガニスタンを始めとする地域、またそのほかの地域に対する支援というものにつきましては、これは基本的に、外国がどうこう発言されたからとかいうことでなくて、我が国独自の判断でその必要性、緊...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 谷内政府代表の本委員会への出席につきましては、この委員会の委員長始め理事、皆さん方で御協議をいただいて出欠についてはお決めいただくということが、これが基本であり、当然のことであります。  私どもとしては、四月でございますか、この新聞の記事が出た後、委...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 恐らく、委員会から御本人に対してどういうような対応をされたのか、私どもちょっと伺っておりませんので、私の方からちょっとお答えできません。
○国務大臣(中曽根弘文君) お答え申し上げます。  本日は、理事会としての意思決定がなされなかったと承知をいたしております。また、なお本日、本人は国際的な諸問題がありまして所用があると、そういうふうに聞いているところでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 政府といたしましては、今委員が御指摘のような、そういう考え方を検討している事実はございません。北方領土問題に関する立場は、もう従来から申し上げておりますけれども、我が国固有の領土である北方四島の帰属の問題を解決して、そしてロシア連邦との間で平和条約を締...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほども申し上げましたけれども、このことにつきましては、ロシア側にも、先ほど参考人が御答弁申し上げましたように伝えてありますし、また、もちろんプーチン氏はどういうところからこのことを承知しているのかしていないのか分かりませんけれども、我が方としては、従...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) これは、共同インタビューにおけるプーチン首相の発言の一部をちょっと御紹介させていただきますけれども……
○国務大臣(中曽根弘文君) いや、そこではないと思いますが、これは、記者さんから、争いのある島々を面積で例えば半分に分けると、そういう問題について貴首相は妥協に応ずる用意があるかと、そのような質問の仕方であったわけでありますが、日本政府がまだ自身の立場を決めていないと、まさかまだ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほどのプーチン首相の発言の、まだきちんと決まっていない、日本政府がまだ自身の立場を決めていないというこの御発言、これが本当に正確にどういうことを意味するかは私もこれを判断なかなかできかねますけれども、日本政府の考え方というものは私はしっかりと本人は理...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) まず、このアピールの一番上に大きく書いてありますが、緊急アピールのこの一番の目的あるいはこの主張というものは、ここにあります「対露領土交渉の基本的立場を崩してはならない」ということに表れているんではないかと思います。したがいまして、ここに名前を載せてい...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 一部の新聞にそのような経過的なことが記載されていたことは私も承知しておりますが、これは正確ではございません。私は、御指摘のような変更を求めたという事実もございません。私は、単に事実と異なる点がありますと、このまんまではこれはまずいですということを申し上...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) この今委員がおっしゃった三行に関しては、現在は異なることにはなっていないと、そういうふうに思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほども申し上げましたけれども、この谷内発言につきましては、私どもも、本人がそのような発言をしていないということ、それから全体として流れの中で誤解を与えたかもしれないということ、反省をしているということ、そしてこれに対して私は厳重注意をいたしました。そ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 再三申し上げておりますが、谷内氏本人も御自分の発言についてそのような意図ではなかったと、また発言をしていないとはっきり話されているわけでありますし、政府としても対応を取っておるわけでありまして、今委員が御指摘の、ロシア側がより強気となり問題解決の展望は...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 昨日十一日にボスワース特別代表と我が方の次官が会談を行いまして意見交換を行いまして、またその後、齋木局長も意見交換を行ったわけでありますが、これらの意見交換におきましては、六者会合は現在難しい状況にあるけれども、北朝鮮はまず六者会合にこれに復帰をすべき...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) これは両方同時で、またバランスが取れていなければならないと思いますし、圧力というものがどういうものかということもあろうかと思いますが、この六者、また米国、また日本としては北朝鮮に対して措置をとっておるわけでありまして、そういうものが圧力ということになる...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 沖縄、私も訪問いたしまして、沖縄の県民の皆さんが長年多大な負担をしていただいているということは本当に実感として認識をさせていただいたところでございまして、そういう意味からも、一日も早くそういう御負担、騒音、事故、事件等々、いろいろあろうかと思いますが、...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 米国、政権が替わりました。日本でも政権が昨年替わった、政権といいますか首脳が、総理大臣が替わったわけでありますが、これは日米両国間でロードマップは合意したものでございまして、政権が替わりましたからといってこれが全く効力をなくすとかそういうものではないと...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 恐縮ですが、質問の趣旨がよく理解できませんでしたので、もう一度おっしゃっていただければ有り難いと思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) 今委員がおっしゃいましたような密約というものは存在しないと、私はそういうふうに認識をいたしております。
○国務大臣(中曽根弘文君) 私の立場からは、ないものはないということしか申し上げられません。
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員のお言葉でございますが、私ども、うそを通しているという、そういうことではございません。密約があるかとおっしゃいましたから、密約ございませんと申し上げているところでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員が御指摘の見解というのは示唆に富むものであると、そういう考え方であると思いますし、また今後の参考にもさせていただきたいと思いますが、海兵隊の抑止力の問題につきましては、先ほど参考人からも説明ありましたように、戦略的な機動力を有しているわけでありまし...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員御指摘のこのグレグソン国防次官補の発言とされる部分、今御紹介、委員からありましたけれども、これは、四月の二十八日に米国の上院の指名公聴会に際しまして同次官補が議会に書面で提出しました資料にこれが言及されていると、そういう内容であると承知をしておりま...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) この協定の第三条の二文、第二文といいますか、後半には、日本国政府として、ロードマップに記載された普天間飛行場の代替施設を完成するという、そういうロードマップで既に表明されてきた政治的な意思を改めて表明する、そういう趣旨のものでありまして、普天間飛行場の...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) ロードマップ及び本協定の前文に記載されておりますように、普天間飛行場の代替施設の建設、それから在沖縄海兵隊のグアム移転及び嘉手納飛行場以南のまた施設・区域の土地の返還は、沖縄に関する再編案としてこれは相互に関連をしているものでございますが、普天間飛行場...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) これは、コンウェー米海兵隊の司令官が、今委員がおっしゃいましたように下院の歳出委員会において、在沖縄海兵隊のグアム移転に関して、インフラや訓練機会といったすべてのことを考慮すれば米側の負担は現在の試算額よりも大きなものになると考える、それから、確定して...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) この協定の第三条の二文は、先ほども御質問がありましたけれども、日本国政府といたしましてロードマップに記載をされました普天間飛行場の代替施設を完成するという、そういうロードマップで既に表明をされてきました政治的意思を改めて表明する趣旨のものでありまして、...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今防衛大臣からも御答弁ありましたし、先ほどからも他の委員の御質問にお答えしておりますが、これの配備につきましては米国側からの説明もないわけでありますし、まして私の地元にというような御質問でございますが、そういう仮定の御質問には今お答えを差し控えさせてい...全文を見る
05月20日第171回国会 参議院 予算委員会 第21号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 外務省といたしましては、鯨類は科学的根拠に基づいて持続可能な形で利用すべきと、そういうような我が国の立場について各国の理解を求めているところでございまして、こういうことにつきましては引き続き努力をしていきたいと思っております。  先月末から今月初めに...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 本日につきましては、谷内政府代表はこの委員会において参考人招致されなかったと、そういうふうに承知をしております。
○国務大臣(中曽根弘文君) 明日につきましては、国会でのそのような御決議があれば外務省としては連絡をしたいと、そういうふうに思っております。
○国務大臣(中曽根弘文君) 再三申し上げておりますけれども、委員会で御決定されたならば御連絡をして、出席方、外務省からもお話をいたします。(発言する者あり)
○国務大臣(中曽根弘文君) 私の承知しているところでは、まず本日のことにつきましては、もう委員も御承知のとおり、外務省で、これは昨日ですけれども、内々に確認をいたしましたところ、今日は各種アポイントがあると、昨日の今日ということもありましょう、そういうことでございました。明日のこ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほどから繰り返し申し上げておりますけれども、委員会でそういうような御指示があれば正式に本人に確認をいたします。  なお、なお、なお……(発言する者あり)ちょっと、ちょっと待ってください。今からでよろしければ、本人に確認いたします。(発言する者あり)
05月21日第171回国会 参議院 予算委員会 第22号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 通産。
○国務大臣(中曽根弘文君) 今委員がお話しされましたように、先月でございますけど、私は、核兵器のない世界に向けた我が国の考え方につきまして、いわゆるスピーチを行いました。  世界的な核軍縮を進めるために、お話ありましたけれども、三つの柱に沿いました十一の指標、具体的な十一の指標...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 昨年の十二月でしたか、オスロでクラスター弾に関する条約、これの署名式典がありまして、私も出席をし、我が国としてこの条約に署名をしたところでございますが、クラスター弾がもたらす人道上の懸念への対応、これに向けました国際的な協力の枠組みをこれは構築すると、...全文を見る
05月22日第171回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○中曽根国務大臣 五月の十二日に、来日をいたしましたプーチン首相と麻生総理は、約四時間にわたりまして日ロ関係及び国際情勢について真剣な話し合いを行ったところでございます。  北方領土問題につきましては、プーチン首相から、ロシア国内にはこの問題を解決しないままでこのまま進もう、そ...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員があの北方四島の近くでお生まれになったというお話でございますが、この問題は大変長い時間がかかっておりますし、元島民の方々の年齢も高齢化をしてきておるわけでありますが、プーチン首相の来日を踏まえた今回の会談、次回のメドベージェフ大統領との会談、これがいい方向に...全文を見る
○中曽根国務大臣 憲法の七十三条でしたか、ここに、外交関係の処理及び条約の締結、これは内閣が行う事務の一つとなっているわけでありますが、他方、国権の最高機関であります国会におきましては、条約の承認を含めまして、主要な外交案件に関する御議論をいただくということで、これは、行政に対す...全文を見る
○中曽根国務大臣 基本的には、この外務委員会で御議論をいただくに当たりましては、外交上のいろいろな、政府が行っております活動については、これはできる限り、透明性を確保しながら、また正確な情報というものを委員の皆さんにお知らせする、御説明するということが大事だと思っておりますし、ま...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど政府参考人から御答弁いたしましたけれども、首相レベルで四月に、早期実現に向けてということで、温家宝総理からも、これは事務レベルで意思疎通させたいという回答がありましたし、私からも、二月の末に訪中いたしました際に、中国のヨウケツチ外交部長に対しまして、昨年合...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど申し上げましたとおり、日中間のいろいろなレベルにおいてこの問題が話し合われ、我が方としては強くこの協議の進展について申し入れをしているところでございますが、委員からお話ありましたように、なかなか現状のままではこれが進展しないという心配もありますので、政府と...全文を見る
○中曽根国務大臣 昨年の一月でしたか、ダボス会議がございまして、我が国は、その会議におきまして、地球温暖化問題への対応といたしまして、委員御承知のとおりのクールアース推進構想というものを表明いたしました。ここで、すべての主要経済国がやはり参加をしなければならないということで、そう...全文を見る
○中曽根国務大臣 領土の問題というのは、国家主権、また国益の大変重要な問題でございます。  今委員がサンフランシスコ平和条約についてお述べになりましたけれども、これはもう委員が十分に御承知のとおり、日本は南樺太及び千島列島に対するすべての権利、権原、それから請求権を放棄したとい...全文を見る
○中曽根国務大臣 これは再三申し上げておりますけれども、北方領土問題に関する我が国の基本的な立場は、これはもう麻生総理も私にも違いはございません。すなわち、四島の帰属の問題を解決して、そして平和条約を締結するというものでございます。  いろいろ今委員が御発言等を挙げられましたけ...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、四島にこだわらないとか三・五島だとか、こういうものは政府の見解ではございません。また、これも報道によるものもあろうかと思います。  政府の考えは一貫したものでございますし、その点については、ロシア側にも再三、日本側からこれを申し...全文を見る
○中曽根国務大臣 諸外国がどういう立場をとっているかというお尋ねでございますけれども、日ロの二国間では、ソ連の末期以降、ロシア側が領土問題の存在を認めるようになりまして、これはもう委員は経緯は御承知のことと思います、領土交渉が本格的に行われてきているところでございます。  この...全文を見る
○中曽根国務大臣 この北方領土問題につきましては、これはもう再三申し上げておりますように、基本的には日ロの二国間で解決すべき問題でございますが、第三国における北方領土問題の取り扱いにつきましても、政府としては、かねてから注意深くフォローをしているところでございます。  すべての...全文を見る
○中曽根国務大臣 これまでの日ロ間の交渉の経緯とか、あるいはこの北方領土問題に対する我が国の立場、こういうものは対外的にも広く広報活動を行って諸外国の理解を促してまいりましたし、これは大変重要なことだと考えております。  今、世界地図のお話がありました。こういうものにつきまして...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど申し上げましたように、例えば地図でいえば、世界に幾つあるかわかりませんし、いろいろな出版物もあろうかと思います。そういうものが見つかった際には、我々としては、適切な対応といいますか働きかけをやらねばなりませんし、今までも働きかけをやってきたところでございま...全文を見る
○中曽根国務大臣 これは施政下の領域ということになりませんので、これは今適用されないということでございます。
○中曽根国務大臣 一般に、領土とは、国家が領有する陸地をいうわけでございまして、国家はその領土に対して主権を有しているということでございます。  また、先ほど申し上げましたけれども、施政下の領域、日米安保条約の第五条に言う「日本国の施政の下にある領域」というものは、これは、我が...全文を見る
○中曽根国務大臣 尖閣諸島に関する我が国の立場はもう一貫しているわけでございますけれども、これまでのやりとりを通じまして米国も我が国の立場というものは十分承知をしているもの、そういうふうに考えております。  いずれにいたしましても、我が国の固有の領土である尖閣諸島をめぐりまして...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど申し上げましたけれども、米国はこの我が国の立場は十分承知しているもの、そういうふうに考えております。
○中曽根国務大臣 これも先ほど申し上げましたけれども、そもそも、尖閣諸島についてですけれども、解決すべき領有権の問題は存在していない、私たちはそういう考えでありますし、また、これは我が国の立場が一貫しておりますし、米国も今までのやりとりを通じて十分承知しているものと考えているとこ...全文を見る
○中曽根国務大臣 これも繰り返しになりますので大変恐縮でございますが、領有権の問題はそもそも存在していないということでございます。そして、アメリカも、そういうものも踏まえた上で我が国の今までの主張というものは承知をしているもの、そういうふうに思っております。
○中曽根国務大臣 我が国固有の領土である尖閣諸島をめぐりまして、解決すべき領有権の問題はそもそも存在していない、そういう立場でございます。  また、これは二国間の問題でもあるわけでございますし、この我が国の立場は、中国とのやりとり等を通じて米国も十分に承知をしているもの、繰り返...全文を見る
○中曽根国務大臣 恐縮ですが、これは再三申し上げておりますように、尖閣諸島に関する我が国の立場は一貫しておりまして、そして、これまでのやりとりを通じまして米国もこういう点につきましては十分承知をしているもの、そういうふうに考えております。
○中曽根国務大臣 先ほどからの繰り返しになりますが、我が国固有の領土である尖閣諸島、これをめぐりましては、解決すべき領有権の問題はそもそも存在していない、そういう考えでございます。
○中曽根国務大臣 最初に委員が、谷内発言そのものについての御質問がありましたけれども、これは、昨日の参議院の予算委員会で谷内政府代表本人が述べておりますとおり、北方領土の面積に関する事実関係についての質問には答えましたけれども、個人的には三・五島返還でもいいのではないかと考えてい...全文を見る
○中曽根国務大臣 谷内氏は、さっき申し上げましたように、そういう発言を行っていないということをはっきりと委員会で述べたわけでありますが、同時に、全体の発言の流れの中で誤解を与え得るものがあったかもしれない、それで結果として関係者に誤解を与えてしまったことは遺憾であると。関係者とい...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず、ロシアに対しましては、これは政府の方針というのはきちっと再三伝えております。  それから、今新聞社との関係のお話がありましたけれども、先ほどこれもお話しいたしましたように、全体の発言の中で誤解を与えてしまったところがあるかもしれないと。新聞社としてはイン...全文を見る
○中曽根国務大臣 私も、日ロ首脳、首脳といいますか首相同士の会談には同席をいたしました。時間の配分は、何割、何割と申し上げるわけにはいきませんけれども、また、正確には承知しておりませんけれども、領土問題、経済問題等につきましては、両方とも相当の時間をとって会談を行いました。どちら...全文を見る
○中曽根国務大臣 一つは、繰り返しになりますが、さきのプーチンそれから麻生会談におきましては、領土問題も相当の時間を割いた、私はそういうふうに思っております。それから、川奈会談を例に挙げられましたけれども、それに比しまして、今回の会談時間はそれより実質的には長かった、そういうふう...全文を見る
○中曽根国務大臣 谷内政府代表の本委員会への出席問題につきましては、まず、私どもといたしましては、外務委員会の御要望を踏まえた対応を検討したいと考えております。  本日の委員会に関しましては、伺いましたところ、谷内代表は、日経新聞社主催の国際交流会議「アジアの未来」二〇〇九に出...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど申し上げましたように、この委員会の御要望を踏まえた対応を私どもはしたいと思っておりますが、ただ、御本人もいろいろな御予定もあろうかと思います。きょうのあしたということであれば、どうしても避けられない日程もあろうかと思いますので、これは政府代表だけじゃなくて...全文を見る
○中曽根国務大臣 ただいま委員が御紹介されました、これは雑誌ですか、この記事について私は初めて今読んだところでございますが、谷内政府代表にこのインタビューでのことにつきまして確認いたしましたところは、昨日の予算委員会でも本人が述べておりますように、個人的には三・五島返還でもいいの...全文を見る
○中曽根国務大臣 私は、今初めてこのことを委員の御紹介によりまして知ったということでありまして、このような発言をされたか、されないかは承知しておりません。
○中曽根国務大臣 一つ一つの記事について確認をするのがいいのかどうかわかりませんけれども、今の委員のそのような趣旨は、本人にお伝えしたいと思います。
○中曽根国務大臣 先ほども松原委員の御質問にお答えいたしましたけれども、麻生総理とプーチン首相との会談には私も同席をいたしましたけれども、相当長時間にわたり、日ロ関係また国際情勢について突っ込んだ話し合いが行われました。  会談では、まず両国関係の基本的な方向性といたしまして、...全文を見る
○中曽根国務大臣 その新聞、詳しくは私は読んでおりませんけれども、そのような記事が載っていたことは承知をいたしております。ただ、首脳同士の、あるいは過去の日ロ間の会談、外交交渉でのやりとり、これの逐一についてコメントすることは差し控えさせていただきたいと思います。  その上で申...全文を見る
○中曽根国務大臣 今、委員からも外務省が提出いたしました資料の紹介がありましたけれども、こちらの二枚紙の方の法的拘束力を有しない文書というのは、これは国際約束ではない政治的な文書でございます。  領土問題に対する交渉といいますか、こういうようなものが少ないのではないかということ...全文を見る
○中曽根国務大臣 外務省といたしましては、現在継続中の日本側の警察機関による捜査の結果も見ながら、適切に対応していく考えでありまして、現時点で、米側に対しましてこの調査結果の見直しを求めるということは考えておりませんけれども、引き続き、米側に対しまして、日本側の捜査への協力を要請...全文を見る
○中曽根国務大臣 副大臣からも御答弁申し上げましたように、今捜査中であるわけでありますけれども、この捜査の結果も見つつ、適切に対応していきたい、そういうふうに思っております。
○中曽根国務大臣 私は、今政府参考人が答弁したとおりだと思っております。
○中曽根国務大臣 今申し上げましたように、参考人の答弁のとおりだと思っておりますし、また、仮定の御質問にはお答えは差し控えさせていただきたいと思います。
○中曽根国務大臣 ただいま議題となりました経済上の連携に関する日本国とベトナム社会主義共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、平成十九年一月に、ベトナムとの間でこの協定の交渉を開始いたしました。鋭意交渉を行いました結...全文を見る
05月26日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第13号
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○国務大臣(中曽根弘文君) まず委員が、週刊朝日でしたか、私と齋木局長に関することについての今お述べになられましたけれども、もちろん領土問題というのは国家の最重要中の最重要課題ですから大変重要なことでありますけれども、私個人にとりましては、私のことに関して名誉毀損的なことがあれば...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 電話で本人のこの発言について私が確認をしたということでありまして、その後、帰国をされてからでしたかね、誤解を与えるような発言があったということなので、私としては厳重注意をしたということでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) ちょっと日にち等、今ちょっと正確には覚えておりませんが、電話で、アメリカに滞在中の谷内政府代表と電話で話をして、そのときに注意したということだったと思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) プーチン首相が意見が固まってないと思われたのか、あるいはそれを発言されたのかについて、私実は……
○国務大臣(中曽根弘文君) いずれにいたしましても、我が方の政府の考え方というものは度々これは表明しておるところでありますし、国会でも総理また私からも答弁もいたしておりますので、そういうことで私はロシア側が誤解をする余地はないものと、そういうふうに思っております。
○国務大臣(中曽根弘文君) 谷内政府代表の発言に関しては、本人からもいろいろな場で御説明があり、また政府の北方領土問題に対する基本的考え方もこれは度々表明をしているところでありまして、毎日新聞社に対しまして抗議を行うと、そういう予定はございません。
○国務大臣(中曽根弘文君) 前回のことを今お述べになりましたけれども、伊藤副大臣に国連の場に行ってもらい、そして大変各国との折衝をやっていただいて私は良かったと思っております。伊藤副大臣は、各国の代表等とかねてから面識も多いということもありまして、前回の議長声明においては大きな役...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 安保理での決議案の文案につきましては、これは安保理の理事国が中心で協議をするものでありまして、御案内のとおり、我が国は、この緊急会合の招集を要請をしてこれが開かれることになったわけでありますし、また、北朝鮮のこのような事態は我が国にとりましても大変重大...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 外務省は、外交記録公開制度の下に、原則として、もう委員も御承知のとおり、三十年を経過した戦後の外交記録を順次一般に公開をしているところでございますけれども、昨年十二月実施の外交記録公開では二万件を超える文書を公開いたしました。  先生からの御照会も受...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) それにつきましては、調べましたけれども、調べ切れておりません。申し訳ございません。
○国務大臣(中曽根弘文君) まず、アメリカの方の外交文書でございますけれども、これは、アメリカの全体の外交文書の量がどれぐらいかこちらは把握しておりませんし、そのうちの非公開の文書がまたどれぐらいかということも我が方としては承知しておりませんので、比率についてはちょっとお答えのし...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほどから参考人がお答えしておりますように、この日米地位協定の十八条六の運用改善措置としては、満たない場合には政府として適切に救済するという、そういうことになっているわけで、これを適用しているわけでありますけれども、そのような事件、事故の場合には、やは...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 米国との間には密約のようなものはないわけでありますけれども、補償の実務の詳細などにつきましては防衛省にお尋ねいただきたいと思いますけれども、我が国としては、可能な限り被害者に対してその被害に対する補償措置という形で現在この運用の改善によって行っているわ...全文を見る
05月26日第171回国会 参議院 予算委員会 第25号
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○国務大臣(中曽根弘文君) この北朝鮮の核実験に対する我が国の考え方等は今官房長官から御答弁されたとおりでございますが、外務省といたしましても、昨日、緊急対策本部を設置いたしまして、また今朝も私も出席してここで会議を行ったところでございますが、麻生総理、今官房長官からお話もありま...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 北朝鮮の核実験問題につきましては、かねてから核実験を行うような、そのような報道といいますか、報道機関によるそういうような記事もございました。  我が国としては、そのようにないことを願いながら、六者会合の一日も早い再開を目指し、そして拉致問題、核問題、...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほど、想定外に対する、そういう質問に対するお答えになっていないと委員がおっしゃいましたから、もう一度簡単に答弁させていただきますが、二〇〇六年にも核実験をやりました。それから、北朝鮮のいろんな報道機関によるいろんな報道もありました。そういうことで、全...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 北朝鮮の核実験の実施を受けまして、今朝も、委員御案内のとおり国連の非公式協議が行われ、議長の、これは何ですかな、プレステートメントというんですかね、が発せられました。そこで、この行為に対して強く国連として抗議をするとともに、非難をし、また決議を今後まと...全文を見る
05月27日第171回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○中曽根国務大臣 米国やEUとのEPAそれからFTAにつきましては、大変米国も大きい国でありますし、EUも広うございます。これは将来の課題として検討を進めていく、そういう方針でございます。また、日米、日・EUの経済関係のさらなる発展をまず促すような、そういう基盤を整えていくという...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員の、もう二十二年前の糸川さんとの対談を今お聞きいたしまして、またもう少しじっくりいろいろお考えをお聞きしたいな、そういうふうに思っているところでございますが、EPA、FTAの取り組み方、この基本につきましては先ほど申し上げたとおりであります。  しかし、委...全文を見る
○中曽根国務大臣 北朝鮮の核実験といいますか核開発、これらの関連の動向につきましては、平素から当然のことながら我が国としても情報収集また分析に努めているところでございますが、またさらに、関係国との情報の交換、共有、そういうものにも努めて、さまざまな情報にもまた接しておりますけれど...全文を見る
○中曽根国務大臣 北朝鮮から米国や中国に通告があったかどうかということ、これは、日米間では先ほど申し上げましたように日ごろから緊密に連絡をとり合っておりますけれども、米国と北朝鮮のやりとり、これにつきましては、明らかにすることは差し控えさせていただきたいと思います。
○中曽根国務大臣 北朝鮮から我が国への通告はございませんでした。
○中曽根国務大臣 別に答弁を避けるためにこう申し上げているのではなくて、報道は報道でいろいろなところから取材をして、そういうものもよくあります。  しかし、二国間で情報の共有、情報の交換、こういうものを行う場合には、それなりの節度とかそういうものを持ちながらお互いにやっているわ...全文を見る
○中曽根国務大臣 ミサイルの発射、あるいは核実験についてもそうですけれども、核実験については気象庁の方でそれを感知しているわけであります。ただ、これが実験だったのか、成功したのか等、検証とか分析に時間もかかります。ミサイルにつきましても報道もありました。しかし、それが本当に何発な...全文を見る
○中曽根国務大臣 重油の問題につきましては、日本は他の関係国とまた異なりまして、拉致問題がございますので、これが解決するまでは、日本は北朝鮮に重油を供給するその枠の中には入っておりません。
○中曽根国務大臣 過去の例を今委員が挙げられまして、また同じようなことの繰り返しになるのではないかという、そんなような御心配もされました。私も、そういうような懸念といいますか、そういうことにならないようにしなければと、そういう気持ちでおります。  今回は、過去のいきさつも踏まえ...全文を見る
○中曽根国務大臣 テロ支援国家指定解除のことにつきましてはいろいろな御意見があります。  昨年の米朝直接協議の際も、私どもとしては、非核化のための文書化をしっかりすべきだということを強く米側にも当時申し入れたいきさつもありますが、御案内のような指定解除になりました。このことにつ...全文を見る
○中曽根国務大臣 今、全面禁止等、今後のいわゆる制裁措置につきましては、党でも、あるいは各党においていろいろな御議論があることは承知をいたしております。  北朝鮮措置のあり方については、政府としてはこれまでも不断の検討を行っておるわけでありますけれども、実際の対応につきましては...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど委員がおっしゃった対北朝鮮の国連における、安保理における制裁ですが、私も、今回は強く打ち出すべきだ、そういうふうに思っております。何をどうするとは私、この場では申し上げませんが、外務省におきましても、今回はそのような対応をすべきだということは、私の大臣とし...全文を見る
○中曽根国務大臣 やはり北朝鮮に対する制裁措置というものは、これは委員おっしゃいましたように、実効性が上がらなければ意味がないわけでありまして、現在の措置及びそれがどういうふうに効果を上げているかということは、委員が一番よく御承知のことだと思います。  日本は、先ほど申し上げま...全文を見る
○中曽根国務大臣 北朝鮮の問題というのは、北東アジアのみならず、アジア全体、そして国際社会全体にかかわる大変大きな問題でございます。先ほども申し上げましたけれども、北朝鮮のこのような行為、あるいは核開発等の、また核実験等は、これは我が国の国民の生命財産にも大きく影響することであり...全文を見る
○中曽根国務大臣 我が国は、多角的な貿易体制を構築するためにWTOのドーハ・ラウンドの早期妥結を目指しているわけでありますが、これを補完する経済連携として、従来のといいますか、今行っております二国間のEPAに加えまして、委員がおっしゃいましたさまざまな広域経済連携構想にも注目をし...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員からお話がありましたように、ベトナムのハノイで開催されましたASEMの外相会合に出席をしてまいりました。ASEMの会合は、案内のとおりでありますが、アジア、ASEANに加えまして、日本、韓国、中国、そしてEU二十七カ国、さらに国際機関の外相また代表等が集ま...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどから都市農業の重要性また役割につきましては、いろいろと農水省からも説明があったとおりでありますけれども、農業の果たす役割は、もう委員からもお話ありましたし、非常に多面的な、総合的なものがあります。特に、環境や国土保全、あるいは、もちろん経済的な側面もありま...全文を見る
○中曽根国務大臣 東アジア共同体の形成、これは長期的な一つの目標であるわけでありますが、これの具体的なあり方につきましては、今後、関係国間で協議をしていく、そういうことになります。  我が国といたしましては、将来の東アジア共同体の形成も視野に入れながら、東アジア首脳会議、EAS...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員がおっしゃいますように、この北朝鮮の問題は、日本、韓国、中国はもちろんでありますが、さらに六カ国協議という枠組み、そしてアジア地域のまた一緒になった取り組み、また国際社会全体が幅広く協力してやるということが非常に大事だと思います。  そういう中で、私は先日...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員がおっしゃいましたけれども、去る四月の二十七日、核軍縮のための十一の指標、これを発表いたしました。オバマ米国大統領は、四月の五日でしたか、プラハでやはり核兵器のない世界という演説をされ、あるいは、少しさかのぼりますけれども、キッシンジャー元国務長官、シュル...全文を見る
○中曽根国務大臣 それは、予算委員会等で麻生総理に直接お聞きいただいた方がよろしいんじゃないですか。また、私もその発言を直接聞いたわけじゃありませんし、私がここでコメントするのはやはり適当でないと思いますので、そういう機会にぜひお聞きになられたらと思います。  ただ、麻生総理へ...全文を見る
○中曽根国務大臣 父の発言はそれとして、一般論としましては、国の安全保障のあり方というのは、その時々、また時代状況、国際情勢、そういうものを踏まえたさまざまな議論があり得るわけでございますけれども、先ほど申し上げましたように、我が国は非核三原則というものがあり、これを堅持していく...全文を見る
05月27日第171回国会 参議院 本会議 第24号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 日米韓三か国の連携と北朝鮮の核保有に関する認識についてのお尋ねがございました。  二十五日、北朝鮮は核実験を実施をした旨発表いたしましたけれども、私は同日、出張先のハノイにおきまして柳明桓外交通商部長官と会談するとともに、クリントン国務長官との間でも...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 再質問にお答えを申し上げます。  今般の私の対応につきましては、東京から随時報告を受けるとともに、私からも東京の事務方に対しましてしかるべき指示を出しておりましたので、私がハノイに滞在していたことをもちまして危機管理上の問題等があったとは考えてはおり...全文を見る
05月28日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第14号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 今御指摘の、前回が自衛的国防力ですか、今回が自衛的抑止力と、そういうふうにされているということについては承知をしておりますけれども、この北朝鮮の変えた意図あるいは真意ですね、これは私ども分かりませんし、また云々する立場にもないんではないかと思いますが、...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) まず、金正日氏の健康状態とか動静については、私も間接的な報道でしか今知り得る立場にありませんし、もちろん情報収集等は行っておりますが、私がその状況について今述べる立場にはないと思います。  また、今回のことにつきましては、これはもう委員も一番御承知の...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) あの地域で海賊が発生をしている、多発している理由というのはもう委員も御承知のことであろうかと思いますが、先ほど国交大臣から話がありましたように、一つは、ソマリア自体の治安状況といいますか、あるいは政府が、確たる政府が今のところないと、そういうことから沿...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 漁民が造っているということはもちろんないと思いますが、それを何らかの方法で入手をしているということでございます。  いずれにしましても、関係各国が協力して、そして先ほど話がありましたように、ソマリア自体の治安の回復やそういうようなために我が国としては...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 我が国がイニシアチブを取ってそういうような武器の輸出というんでしょうか、輸入というんでしょうか、入手を防ぐとかいろいろやらなければならないことは多いと思いますし、そういう意味では我が国も積極的にそういう役割を果たしていかなければなりませんし、またやって...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) アデン湾の辺を日本の船舶が、商船やタンカーやいろいろなものが通るというのは、僕ら学校でも習ったような気もしますし、これは、我が国がそういう貿易立国であり、あるいはこの油にしろ、いろいろな輸出、輸入にしろ、そういう船を利用しているのが多いということは割合...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今委員が御指摘になられましたけれども、北朝鮮との間のすべての資金の取引が禁止されているわけではないわけでありまして、我が国独自に北朝鮮への資金の流れに対する措置というものをとりましても、残念ながら北朝鮮全体に対する経済的な効果というのは限定的にならざる...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員がおっしゃいましたように、四月の五日にはオバマ大統領がそういう発表、核のない世界へと、そういうことで発表されたわけでありますが、私も我が国の考え方ということでこの十一の指標というものも発表させていただきました。いずれにしましても、核軍縮・核不拡散の...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) ソマリアは、一九九一年以来武装勢力間の闘争が続いているわけでありますが、二〇〇五年には今お話ありましたソマリア暫定連邦政府、これTFGと称していますけれども、これが樹立をされまして、またさらに昨年の八月には、暫定連邦政府とそれから別のソマリア再解放連盟...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほども申し上げましたけど、ジブチ会合、これが開催されたわけでありますが、これは、委員がおっしゃいましたIMO、国際海事機関、これが主催で行ったものでございます。海賊防止のための協力とかあるいは海賊情報共有センター、こういうものを設立すると、そういうも...全文を見る
05月28日第171回国会 参議院 予算委員会 第26号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 今般の北朝鮮によります核実験に関しまして、北朝鮮から我が国に対する事前の通告はございませんでした。
○国務大臣(中曽根弘文君) 米国を始めといたします関係国との間では我が国は平素から緊密に連絡を取り合っているわけでありまして、今般の核実験に関しましても米国から情報が伝わっていたということは事実でございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 基本的には、これはインテリジェンスということで、いつ、どういうような形で情報が伝達されたかとか、そういうことについては、これは外交上もこれについては明らかにしないと、そういうことになっておりますが、が、今回の北朝鮮による核実験に関しましては、米国から我...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 事前とか事後とか、そういうことにつきましては、これは明らかにされていないわけであります。
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほども申し上げましたけれども、この事前事後につきましては、これは申し上げることはできません。
○国務大臣(中曽根弘文君) 北朝鮮の核開発関連動向、これにつきましては、我が国といたしましても平素からこれは情報収集、分析に努めていたところでございまして、関係国との情報の共有を含めまして様々な情報に接しているところでございますけれども、個々の具体的な情報について明らかにすること...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今後の北朝鮮の国家としての動向等、今委員が幾つかのケースでお話しされましたけれども、これは私どもとしても、将来どうなるかということ、大変関心もありますし、また情報も収集しなければなりませんが、これはちょっと予断することはできません。  しかし、いずれ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今委員がおっしゃいましたように、四月の二十九日に北朝鮮の外務省のスポークスマン、声明が出されたわけでありますが、その中では、国連安保理が直ちに謝罪をしない場合と。謝罪をしない場合というのは何かというと、その前の弾道ミサイル発射を受けて、強い議長声明が出...全文を見る
05月29日第171回国会 参議院 予算委員会 第27号
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○国務大臣(中曽根弘文君) イランの核問題につきましては、IAEAは、いまだイランはこれは未申告の核物質やそれから核活動がないと、そういうふうに結論付ける立場にはないと、そういうふうにしているところでございますが、このイランの核活動が専ら平和的目的と、そういうふうに結論付けること...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 北朝鮮に対します制裁措置等決議につきましては、昨晩もニューヨークで、現地時間ニューヨークで昨晩ですが、日本時間今朝ほどですが、関係国が非公式にこの案について検討しているところでございますが、内容についてはこれを申し上げることは差し控えたいと思いますが、...全文を見る
06月02日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 今参考人から御答弁いたしましたけれども、御指摘のような密約は存在しないわけでありまして、この点につきましては歴代の総理大臣及び外務大臣がこのような密約の存在を明確に否定しているわけでありますし、また米軍による我が国への核の持込みについては事前協議の対象...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私も、委員御承知かもしれませんが、四月末に核軍縮についての十一の指標ということで提案をさせていただきました。核兵器のない世界をつくるということは、我々政治が中心になって努力しなければなりませんし、各政党がそのようなことを検討して提案をされるということは...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 核をなくすということについてはいろいろな考え方もあると思いますし、今お話ありましたような地域的な条約もできているということですから、我々も前向きにこのようなことを日ごろから検討する必要があると、そういうふうに思っておりますが。  先ほど申し上げました...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) こういう北朝鮮に対しましては、対話と圧力、この両方をバランス取れるようにやっていくということがこれはもう大変大事なわけでありますが、そういう中で、我が国としては、拉致とか核とかそれからミサイル、こういう諸懸案の包括的解決に向けました具体的な行動を北朝鮮...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 国際法益について確立された定義があるわけではないと思いますが、その上で申し上げれば、法益というものは法律によって保護される利益をいうものとされております。  そういう文脈から国際法益をとらえれば、一般に国際法益とは、国際社会全体の利益やまた関心事項で...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私も、問題はシーシェパードの行為が海賊行為に当たるかどうか、これが一番のポイントだと思いますし、当たればこの法律の対象になりますし、妨害行為でありましてもそういうような海賊行為でないと、そういうような判断といいますか、そういうことであればその他の法律に...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今までのシーシェパードの行為というものは、これは先ほど申し上げましたような調査捕鯨に対する妨害行為であって、海賊行為とは考えておりません。将来、このシーシェパードがどういうような形に移っていくか、まあシーシェパードというものはどういうものというようなと...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほどの繰り返しになって恐縮ですが、現在はそういう捕鯨に対しての抗議行動のようなものであると、私はそういうふうに認識しております。この組織が将来どういうふうになるか分かりません。そして、そのときの名前がシーシェパードという形であるかどうかも分かりません...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 途中からですが、私もちょっと見ました。
○国務大臣(中曽根弘文君) 国益かどうかという判断もあろうかと思いますし、国益とは何ぞやということもあろうかと思いますが、この法律の目的が、お話ありますように、海に囲まれ、かつ、主要な資源の大部分を輸入に依存するなど外国貿易の重要度が高い我が国の経済社会及び国民にとってと、これは...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) ミャンマーの問題につきましては、私たちも大変懸念をしております。日本のみならず国際社会全体が懸念していることだと思います。    〔委員長退席、理事浅尾慶一郎君着席〕  私自身もミャンマーの外務大臣に電話などを行いまして、このアウン・サン・スー・チ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 具体的な会談の内容、詳細については申し上げることできませんけれども、六か国協議は従来どおりこの対北朝鮮問題においては中心となる私は協議機関でありまして、今後もこれを中心に対北朝鮮への対応をやっていくということは変わりありません。また、米国との間におきま...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) この核実験は、とにかくこの北東アジアのみならず国際社会全体に対する大きな脅威的なものでありますので、これの北朝鮮の行為に対しては国際社会が一致協力して強いメッセージを出すということで今、国連で、安保理でいろいろ決議案の協議が行われているところであります...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今副大臣の方から御説明いたしましたように、ソマリアへの支援というのは過去二年間で総額六千七百万ドルと大変多額な支援を行っているわけで、人道支援、それから治安向上への支援、それからAMISOM支援としてそれぞれ拠出をしております。繰り返しになりますから私...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほどからいろいろ議論されておりますけれども、この海賊問題を解決するには大きく分けて三つのポイントがあろうかと思います。一つは、これは各国がこのソマリア沖・アデン湾において実際海賊行為に対して現場で対処していくということ。また、これも先ほどから御答弁申...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 北朝鮮は、六者会合がバンコ・デルタ・アジア、この問題をめぐりまして膠着状態に陥っていました二〇〇六年の七月に七発の弾道ミサイルを発射をいたしまして、そしてまた同じ年の十月に核実験の実施を発表したわけであります。その後、六者会合を通じました対話が進められ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) これは、先般の長距離弾道ミサイルでありますか、これの射程距離等を見ましても、これは性能が向上していると、そういうふうにも言われておりますし、二〇〇六年に比べれば、これは私も専門家でありませんから詳しいことは分かりませんが、そのような技術的なものも向上し...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 昨日、スタインバーグ米国の国務副長官を始め米政府の関係省庁の高官と、外務省の薮中外務事務次官を始めとする我が方政府の関係者が協議を行いました。また、私自身もこれら米政府の一行の表敬を受けまして意見交換を行ったところでございます。これらの協議では、北朝鮮...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) このP3Cがその活動の中におきましてソマリアの領空を通過する必要がある場合には、これはソマリア暫定連邦政府、TFG、これの同意を得ることになります。  なお、このように同意を得る場合でも、このことが直ちにソマリア暫定連邦政府を政府承認したと、そういう...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 地雷除去支援それから犠牲者支援などの地雷対策活動支援、これはカンボジアだけではなくてアフガニスタンとかスーダン等でも積極的に行っておりますけれども、今お話ありましたCMAC、これはカンボジア地雷対策センターでございますが、これの地雷対策活動に対しまして...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) スリランカは二十五年以上にわたる内戦が終結したわけでありますが、我が国は、これまでも草の根・人間の安全保障無償資金協力、それから日本のNGO連携無償資金協力などを通じましてスリランカの紛争影響地域の地雷除去支援を行ってきております。今年度も五月に地雷除...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 南米におきましては、対人地雷被害者が世界でも有数のコロンビアなどにおきまして対人地雷による被害が発生をしております。  このような状況を踏まえまして、我が国は、この南米最大の地雷被害国でありますコロンビアに対しまして、これまで対人地雷除去活動、それか...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 国連の安保理では現在この決議の要素案について関係国が非公式にずっと協議を行っているところでありますけれども、今ちょうど協議中でございますので具体的なその内容については触れることは控えさせていただきますけれども、我が国としては、できるだけ迅速に強い決議を...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 政府は従来から申し上げておりますように、今御指摘のような密約は存在しないということでございます。  この点につきましては、委員からも御発言ありましたように、歴代の総理大臣そして外務大臣がこのような密約の存在を明確に否定をしておるところでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) もう委員が十分御承知のとおり、この米軍によります我が国への核の持込みというのは事前協議の対象になっているわけでありまして、我が国政府に対しまして米国政府から事前協議の申入れというものがないわけですから、そういう意味からも、核持込みのそういう事前協議がな...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 報道を基にお話しされているのかよく分かりませんが、どなたがどういう根拠でお話しされているか分かりませんが、政府はもう従来から申し上げているとおりであります。  そういうことで、私といたしましてはこの事実関係を確認することは現在考えておりません。
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほどから御答弁申し上げておりますけれども、政府は従来から申し上げておりますとおり、委員が御指摘のような密約は存在しておりません。この点につきましては歴代の総理大臣及び外務大臣がこのような密約の存在を明確に否定をしておりますし、したがいまして、このよう...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) あしたはこういう答弁をしようということでこの件に関して打合せを、打合せといいますか、そういうようなことはやっておりません。委員の御質問に対して私たちの見解を淡々と述べさせていただいているところです。
○国務大臣(中曽根弘文君) 仮定の御質問にはお答えいたしかねます。文書はないということでございますし、それを、ないものはないということでありますから、責任も何も、先ほどから申し上げておるとおりで、歴代の総理も外務大臣もそういうように明確にその存在を否定しているわけでございます。
06月04日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号
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○国務大臣(中曽根弘文君) ソマリアの安定化というのは、この海賊行為をなくすためにも一番の根本的なこれはところでありますけれども、国際社会としては今の九一年にあのような状況になってから今日までなかなか有効な手だてを講ずることができないという、大変非常に難しい問題でございます。 ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) これはできるだけ早く解消すると、そのソマリア自体を安定化するというのが大事でありますが、先ほど参考人の方からも御説明いたしましたように、人道復興支援、それから治安対策等、我が国だけでなくて各国が協力をしながら行っておりますので、これらの効果が一日も早く...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) できるだけ早くそういう安定した状況になるように我が国としてできるだけの努力をしていくということだと思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほど参考人から御答弁いたしましたように、国連活動の一環として我が国の嘉手納に立ち寄って給油をしたというふうに先ほど御答弁したと思いますので、給油のために来たというふうに委員がおっしゃいましたけれども、私の理解は国連活動のために来て給油に立ち寄ったとい...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 長い間の我が国にとっての最重要課題の一つでありまして、私どもも一生懸命取り組んでいるところでありますが、現状は、今委員からもお話ありましたように、なかなかこの拉致被害者の帰国というものが実現をしていないのは大変に残念なことであります。  私どもは、昨...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今回、まさに幾日か続けて精力的にニューヨークの国連の安保理で決議について協議が行われているところでございます。  おっしゃいましたように、内容についてはここで触れることは控えさせていただきますけれども、我が国としては、追加制裁を含むできる限り強い決議...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私は、中国の楊潔チ外交部長とはASEMの会合のときあるいは電話会談等で意見交換をし、また我が国の立場を強く中国側にも表明しているところでありますけれども、中国側の立場は今回も非常にはっきりしておりまして、北朝鮮が再び核実験を行ったということについては断...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) そういうことで、中国としても決議の採択が必要であると、そういう認識でございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 情報収集が十分でなかったという点は事実でありまして、今後改善していきたいと、そういうふうに思っています。
○国務大臣(中曽根弘文君) 最終的な責任は私にあるわけでありまして、このようなミスはあってはならないわけですし、チェック機能をもっとしっかりしたものにしていこうと、そういうふうに反省しております。
○国務大臣(中曽根弘文君) 二月の十七日でしたか、クリントン国務長官が日本に来日いたしたときに会談をいたしました。そのときにもクリントン長官からは、日米安保体制に基づく核抑止を含む対日防衛に係るコミットメントの表明があったわけでありますが、さらに、先日、五月二十五日、やはりクリン...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 北朝鮮の核実験は、今お話ありましたように二度目でありまして、これはもう明らかな安保理決議違反ということで、今関係国が協議を行っているところでございますが、その内容は強い決議を迅速に出すということでございますが、今お話ありました拉致問題に関する点につきま...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 六月の一日から二日にかけましてスタインバーグ米国務副長官ほか米国の代表団が来日をいたしました。私も表敬を受けたわけでありますが、麻生総理への表敬とそれから日本側のカウンターパートとの協議が行われたところでございます。  これらの意見交換におきましては...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) これはもう再三政府として答弁していることでありますけれども、いわゆる非核三原則が我が国にはあるわけでありまして、政策上の方針として一切の核兵器をこれを保有しないという、そういう原則を堅持をしているところでありますし、またさらに、原子力基本法そしてNPT...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 北朝鮮の核実験の実施を始めとする暴挙の背景ということでありますが、そういう言動につきまして我が国として、我々その意図を理解するというのは、非常に、相手のことでもありまして、困難なことではありまして、また、北朝鮮の意図を推し量って云々言うということも適当...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 多少経緯も含めてお答えしたいと思うんですが、昨年九月のNSG、原子力供給国グループですが、これの臨時総会におきまして、我が国は、NPTに加入していないインドへの原子力協力が国際的な核不拡散体制に与え得る影響、それからアジア最大の民主主義国家であるインド...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 我が国は、世界で唯一の被爆国でありますし、二度とあのような惨事が起きないように積極的にこのような核軍縮あるいは不拡散の活動を行っておりますし、また、非核三原則というものによりまして、長い間、これは政府の基本的な方針としてこれを維持しているわけでありまし...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 再三この委員会でも議論になっておりますが、海賊対策には抜本的な解決が大事だということで、ソマリア自体の安定というもの、治安の回復というものが大事で、言うまでもありません。  こういうことが大事だということで、既に我が国としては、もう委員も御承知だと思...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) ソマリアの情勢を安定化させるということの重要性は先ほどから申し上げておりますけれども、国際社会としても、今まで非常に難しい地域でありますが、なかなか有効な手だてを講ずることができなかった、これが実態ではないかと思います。  しかし、九一年以来、こうい...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) ただいま議題となりましたクラスター弾に関する条約の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この条約は、平成二十年五月に採択されたものであります。  この条約は、クラスター弾の使用、生産、保有、移譲等の禁止及びその廃...全文を見る
06月05日第171回国会 衆議院 外務委員会 第13号
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○中曽根国務大臣 まず、委員会に遅参いたしましたことをおわび申し上げます。  ただいまの件につきましては、委員からは累次にわたりまして御指摘をいただいてきたところでございますが、直近の例として委員から今御紹介のありました四月二十七日の飛行につきまして、米側に照会をいたしましたと...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほども政府参考人から御答弁申し上げましたけれども、政府としては、今までも累次の機会に米軍に対しまして、日米合同委員会合意を守るように、そういうふうに申し入れしておりますけれども、今委員がおっしゃいましたように、実際住民の立場になれば、生活面においてもいろいろと...全文を見る
○中曽根国務大臣 従来から繰り返して申し上げているところでありますが、この領海法制定、昭和五十二年の当時に、我が国としては、海洋国家それから先進工業国家、そういう国家を目指して、まあ海洋国家であるのは前からですが、そういうところから、国際交通の要衝であります海峡における商船とかそ...全文を見る
○中曽根国務大臣 特定海域にしている理由につきましては先ほども申し上げましたし、これは大型タンカーや外国船舶、こういうものの自由な航行を保障するということで設定されたものでありますけれども、この決定というものは、五十二年の領海法が制定されました当時に、この五つの特定海域を選定する...全文を見る
○中曽根国務大臣 日米安全保障条約そして関連の取り決め上、核兵器が持ち込まれる場合には、これはすべて事前協議の対象となるわけでございますが、委員御承知のとおり、過去に日米間でこの日米安全保障条約上の事前協議が行われたということはございません。
○中曽根国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、昭和五十二年の領海法制定の当時はこの五つの特定海域を選定したわけでありますが、そのときは、外国船舶の通航状況、それから国際航行のための主要なルートにこの地域が当たっているかどうか、そういうものを検討した上でこれらの海峡がそういう形...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず、委員が御指摘のこの件は、新聞記事に基づいて質問されておられるのじゃないかと思います。A氏、B氏、C氏、D氏という形で次官をあらわしておりますし、この記事そのもの、私は、この新聞はもちろん承知しておりますが、これらがどういう形で取材されて、どういう方なのか、...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員が鈴木元総理のお話もされましたけれども、この御発言は、事前協議の対象に領海の通過が含まれているという前提でお話しされているわけで、政府の答弁としてはこれは変わらないわけでございますが、事前協議の対象であります核持ち込みの中に核搭載艦の寄港、そして領海の通過...全文を見る
○中曽根国務大臣 この北方領土の問題につきましては、我が国の政府は、総理以下、また私も含めまして、また歴代の外交担当者も一貫して我が国の固有の領土であるということを発言しているわけでありまして、これについては全く変わらないわけであります。  そして、このやりとりにつきましては、...全文を見る
○中曽根国務大臣 それぞれの立場もありますし、主張もありまして、これは、麻生総理もそういうところから不法占拠されているということをお話しされたわけでありますし、メドベージェフもまたあちらの立場で発言したんだと思います。  いずれにしましても、今後、サミットの機会などに会談が行わ...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどから申し上げておりますとおり、日本政府の方針は全く変わらないわけでありまして、これは日ごろからいろいろな機会に表明しているところであります。  これは、ロシアとの間に限りませんけれども、二国間において、このような問題がある、そういう場合に、お互いに自国の...全文を見る
○中曽根国務大臣 これはもう再三申し上げておりますけれども、私も、委員会の場やいろいろな場で我が国の立場は述べておりますし……(松原委員「相手の発言に対して何で言わないのか」と呼ぶ)いや、ですから、相手の発言があったからということで、またそれに対して発言するというのはどうなのかと...全文を見る
○中曽根国務大臣 個々のやりとりで、これを逐一明らかにすることがいいかどうかということもありますが、この問題については、やはり大事なことは、日ロ政府間でしっかりと交渉を進めていくということでありまして、公の場でやり合うと言うとちょっと言葉が行き過ぎかもしれませんが、論争を行うとい...全文を見る
○中曽根国務大臣 公のところでそれぞれが主張するということは、これはもう当然の、または権利でもありますし、それは必要なところもあるわけであります。しかし、これが論争になってしまうということが本当に解決に向けていいのかどうか、そういう点はやはり配慮しなければなりません。
○中曽根国務大臣 我々も、今回ということではなくても、日ごろから、不法占拠であるとか固有の領土であるとか、きちっとしかるべきところで表明しているわけでありまして、それに対して先方が何も言わなかったということもあります。  再三申し上げておりますけれども、今後もやはり交渉をしっか...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず、今防衛省の方から御答弁いたしましたけれども、我々としては、インテリジェンス、インテリジェンスといつも言っているわけじゃありません。今申し上げましたように、二〇〇六年の場合には、これはやはり国民の安全に直接影響を与えるおそれがある、そういう観点から官房長官が...全文を見る
○中曽根国務大臣 北朝鮮のそのようなミサイル関連の動向を含めまして、北朝鮮の情勢については日ごろからさまざまな情報に接しておりますけれども、今回の件につきましても、やはり先ほどから再三御答弁申し上げておりますように、我が国の情報収集能力というものを相手に明らかにするということにな...全文を見る
○中曽根国務大臣 テロ支援国家の再指定の問題につきましては、これはアメリカの国内法の問題でありまして、これをどうするかということにつきましてはアメリカの判断ということになるわけでございます。
○中曽根国務大臣 けさ、閣議の前に、地球温暖化問題の国際戦略に関しまして、今委員もお話しされましたけれども、関係閣僚会合を行いました。これは総理にも御出席をいただきまして、環境大臣、官房長官、それから経済産業大臣、私、そして財務大臣でございましたけれども、具体的なやりとりにつきま...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず、温室効果ガスの削減に関します我が国の中期目標は、基本的な考え方でありますけれども、地球全体の温暖化対策に貢献するということが一つ、それから、米国や中国などすべての主要排出国が参加をする、そういう公平で実効的な国際的な枠組みづくりに貢献をするということ、そし...全文を見る
○中曽根国務大臣 もう今月も半ばが近づいてまいりましたし、きょうの会議で、きょうはそういうような結論が出ていないわけで、総理が今後またお考えになられ、必要なら次の会合を経て総理から発表されるということですから、近々そのようなことになると思います。
○中曽根国務大臣 近く我が国の政府として発表いたします中期目標については、海外から今お話がありましたような高い関心も寄せられているところでございますし、私自身もこれまで多くの国から期待感の表明も受けているところでございます。  先ほど申し上げましたように、この中期目標は、まず経...全文を見る
○中曽根国務大臣 具体的な数値等については現在申し上げられませんけれども、今私が申し上げましたような姿勢で外務省としては取り組んでいるところでございます。
○中曽根国務大臣 温暖化問題の解決というのは、これは今生きております我々の大きな責任でありまして、地球温暖化を防ぐためには、今委員おっしゃいましたように、温室効果ガスの排出削減、これが必要でございます。  世界全体で排出削減を実現するには国際社会が一致団結してやらなければならな...全文を見る
○中曽根国務大臣 国際交渉でありますから、どういうような結論になるかわかりませんが、今申し上げましたように、各国の状況もありますけれども、やはり我々の今の責任であるということをしっかりと踏まえて、これは途上国、先進国等によって事情も違います、技術力の違いもあります、そういうことも...全文を見る
○中曽根国務大臣 この原因というのは、今委員が幾つかおっしゃいましたけれども、これは特定の産業とか特定の企業とか特定の国だけのものでございません。やはり世界人類がともに責任を負わなければならないものであると思います。  そういうことから、今回のこの交渉におきましては、先ほど申し...全文を見る
○中曽根国務大臣 気候変動問題の解決は、もう言うまでもありません、先ほどからお話がありますように、世界全体としての排出削減を実現すべく、特に米国や中国そしてインドを含むすべての主要経済国が責任ある形で参加をする、公平でかつ実効性のある、そういう国際的な枠組みづくりが不可欠でござい...全文を見る
○中曽根国務大臣 いろいろな御意見があるわけでありますけれども、我が国としては、先ほど私が申し上げましたような基本的な考えのもとに、近く中期目標を発表させていただいて、そして、これらが実現できるように国際社会と協力をしながら努力をしていきたい、そういうふうに思っています。
○中曽根国務大臣 文書の保管につきましては、委員も御承知のとおり、全省的な一つのルールがあり、そしてさらに外務省の中で決めているわけでありまして、それもすべての文書ということではなくて、一部の文書については五年でという判断で今行っているわけであります。また、文書といっても、これは...全文を見る
○中曽根国務大臣 ただいま議題となりました刑事に関する共助に関する日本国と中華人民共和国香港特別行政区との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、平成十八年九月に、香港との間でこの協定の交渉を開始いたしました。鋭意交渉を行いま...全文を見る
06月09日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 今防衛大臣からも御答弁ありましたけれども、我が国としては、もちろん国土の防衛といいますか安全保障、これを最優先に考えなければなりませんけれども、同時に、やはり人道上の懸念、こういうものに対してもしっかりと我が国として対応していかなければならない。そうい...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 二十一条は、もう委員が御案内のとおり、締約国が、すべての国がこの条約へ参加するようにということで、締約国でない国に対して、この条約を批准し、また受諾し、承認をし、これに加入するよう奨励すると、そういうような規定でありますが、政府としましては、この条約を...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 御案内のとおり、CCW、そういう枠組みがある中で、オスロ・プロセスという形であのように集まって署名式が行われたわけでありますが、どんな感じという御質問でありますけれども、やはり各国とも人道的な配慮というもの、この懸念といいますか、それを大変重視している...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私自身、地雷除去現場なども、タイとかカンボジアの国境とかそういうところも行って、またその支援も個人的に、子供たちも含めて家族でも個人的に、大した力はありませんがやってきたということもありまして、そういうようなこの悲惨な状態が一刻でも早くなくなるようにと...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 非核化地帯にするということは、もうこれはだれもが望むことでありますし、これに向けて努力をしなければならないわけでありますが、現実の問題といたしましては、北朝鮮が御案内のような状況である中で、どういうふうにしてこの非核化という形に向けていくかということは...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今参考人からも答弁し、また委員からも御発言がありました二十一条の二項、これは私も大変重要な項目だと思っておりまして、我が国のそういう義務について、日本の場合は、例えば米軍に対して、このことについて通報して、この条約が定めるそういう規範というものを奨励し...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今副大臣から答弁いたしましたけれども、他省庁と具体的な比較をしているわけではありませんが、中途採用は多い方ではないかと思っておりますが、経験を生かすということは大変大事でありますので、今後もそういう点は心掛けていきたいと思いますし、アフガニスタンのPR...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほども申し上げましたけれども、今委員がおっしゃるとおりでありますので、そういう有能な人材が活躍できるように私たちとしても心掛けていきたいと思っております。
○国務大臣(中曽根弘文君) 今派遣をいたしましたお二人は任期付採用で行っていると思います。その任期後のことについて、私ちょっと人事の採用の基準、正確なものは今承知しておりませんけれども、そのような経験ある方々、キャリアとかなんとかということではなくても、また外務省なりで、あるいは...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) これは、外務省に限らず、ほかの省庁でもまた共通した点ではないかとも思いますけれども、一つ外務省について申し上げれば、もう委員も御承知だと思いますが、非常に他省庁に比べますと女性の多い役所だと、本省に限って私が見ている分にはそういうふうにも感じております...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今委員もお話しになりましたけれども、この条約は拉致を含む強制失踪が犯罪として処罰されるべきものであると、それが国際社会において確認されるということで、将来にわたってそういうような拉致などの犯罪が、これが繰り返されることを抑止する意義があるということでご...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 御質問のありました件数については、ちょっと今数字を持ち合わせておりませんので、もしよろしければ、後ほど御報告させていただきたいと思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) 済みません、ちょっと質問の最後のところが聞き取れませんでしたので、恐れ入ります。
○国務大臣(中曽根弘文君) ODAを実施するに当たりましては、いろいろな点を配慮し、そういう総合的に判断していくわけでありますけれども、スリランカに対する経済協力について申し上げますと、同国の貧困の状況、そういうものを削減させていかなければならない、あるいは中長期的な経済開発とか...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) この条約は、締約国に対しまして、強制失踪犯罪の容疑者を捜査する義務とか、また他の国へ引き渡さない限り訴追のために自国の権限ある当局に事件を付託するか、そういう義務などを課しているわけでありますが、この条約の非締約国に対しましてはこれらの今申し上げたよう...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 拉致問題の解決のためには、あらゆる手段といいますか、そういうものを検討して、効果的なもの、これは実行していくべきだと思っておりますが、ただ、先ほどから話がありますように、一つは管轄権、二〇〇二年七月以降の犯罪のみという一つの制約があります。そして、委員...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) じゃ、私のちょっと、失礼いたしました、それは訂正いたしますが、その付託するに当たっての要件とかそういうものもいろいろあるんじゃないかと思います。  これは、今までも検討した上で、先ほど申し上げました、あるいは被疑者の逮捕とかそういうものができるのかと...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 政府といたしましては、このコンウェー海兵隊総司令官の発言、これの意図するところ、これは私どもが正確に知るところではありませんし、また、それを私たちが説明する立場にもないわけでありますけれども、米軍再編に関しましては、もうこれはロードマップ、これに基づい...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 一昨日ですか、中国の楊潔チ外交部長と外相会談を行いました。今までも度々この北朝鮮の問題は話し合っているところでございますけれども、今回ちょうど協議が行われている最中でありまして、私どもとしては、今回の決議が大変力強い、強いものでなければならないというこ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) まず、二〇〇七年の二月、パリで行われましたこの条約の署名式には、今委員からお話ありましたけれども、当時、外務大臣政務官として御出席をいただき、また署名をされたわけでございます。また、昨年十二月の第六十三回の国連総会、そして今年三月の第十回人権理事会にお...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 政府といたしましては、この条約を締結を検討するに当たりましては、この我が国を取り巻く安全保障環境、これを踏まえながら、米国との間でも種々のレベルとか機会を通じまして緊密に協議を行ってまいりました。そのような協議におきまして、日本国内における米軍のクラス...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) このクラスター弾のオスロ条約、これにつきましては、主要生産国とかあるいは保有国でオスロ条約を署名していないそういう米国のような国があるわけでありますけれども、CCWの枠組みにおきましては、現在もこれらの国々が参加をしてまた新たな国際約束のための交渉を行...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) ジュネーブの軍縮会議、CDですね、これにおきましては、先般、カットオフ条約の交渉開始を含む作業計画がこれがコンセンサス採択されたわけでございますが、我が国といたしましては、今次採択をこれを歓迎いたしますとともに、今後開始されるこの条約の交渉も含めました...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 劣化ウラン弾につきましては、その健康とか環境に対する影響につきましては国際機関などによる調査が累次にわたって行われているわけでありますが、今までのところは国際的に確定的な結論が出されているとは承知をいたしておりません。  劣化ウランに関しましては、ク...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 健康、また人体に大きな影響があるような、そういうような兵器というものは、これは、兵器そのものもそうなんですが、なくさなければならないと、そういうふうに思っておりますが、今再三御答弁申し上げておりますように、今国際機関において調査が行われておるところでご...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほどからも申し上げておりますけれども、現在、劣化ウラン弾による健康やまた環境に対する影響について国際機関による調査が行われているところでございます。  これまでのところは国際的に確定的な結論が出ていない、そういう状況でありますけれども、我が国といた...全文を見る
06月10日第171回国会 衆議院 外務委員会 第14号
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○中曽根国務大臣 委員がお尋ねの、まずIMF協定の改正の方でありますけれども、これの主な目的といたしましては、基本票の増加、それから理事代理の増員、また基金の投資権限の拡大などがあるわけでありますが、基本票の増加などは、途上国の投票権及び参加の強化に資するものでございます。金融・...全文を見る
○中曽根国務大臣 ことし四月にロンドンで行われましたサミットにおきましてもIMF協定改正の早期実現が強く求められたところでありまして、我が国がこの改正に積極的な姿勢を見せるということは、IMF改革に積極的な姿勢を示すとともに、我が国の立場を高めるということにつながると考えます。 ...全文を見る
○中曽根国務大臣 中国、ロシアから北朝鮮への石油あるいは電力、ガスなどの供給ということでございますが、韓国の大韓貿易投資振興公社が作成いたしました資料によりますと、二〇〇七年の中国から北朝鮮への原油の輸出量は五十二・三万トンと計上されておりまして、ここ五年間を見てみましても、大体...全文を見る
○中曽根国務大臣 北朝鮮の核実験は、これはもう何と申しましても安保理決議違反でありますし、また、核不拡散体制に対する重大な挑戦でありまして、これは断じて容認することができないわけであります。現在、ニューヨークにおきまして、できる限り強い内容の安保理決議を迅速に採択すべく、米国、我...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほども申し上げましたが、四月には長距離弾道ミサイルを発射し、また五月に核実験を行ったということで、各国の再三の自制にもかかわらずこのような行為を行ったわけでありまして、これは、制裁措置を含む強い決議を出す必要があると思います。  時期につきましては、先ほど私...全文を見る
○中曽根国務大臣 ただいま委員が述べられました報道につきましては承知しておるところでございますが、日本は、米国との間では、そのようなきちっとした、明確な、核抑止力を含む日本の防衛というものが、これが明確になっておるところでございます。(池田委員「え、明確に」と呼ぶ)はい、明確にさ...全文を見る
○中曽根国務大臣 核抑止力を含みます我が国の防衛につきましては、これは二月のヒラリー・クリントン国務長官と私との会談の間でも、ヒラリー長官から明確にそのような表明がありました。また、麻生総理とオバマ大統領との会談でも同様のことが確認されているということでございます。
○中曽根国務大臣 前回の委員会でも答弁申し上げましたけれども、我が国固有の領土でありますこの尖閣諸島をめぐり解決すべき領有権の問題というものはそもそも存在をしておりません。このことは、他の国の立場によっていささかも影響を受けるものではございません。また、その上で申し上げれば、米国...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、また従来から申し上げておりますけれども、尖閣諸島をめぐり解決すべき領有権の問題というのはそもそも存在していない、そういう、これは我が国の立場でありますので、今委員がおっしゃいましたようなことも存在していないというところで、私どもは...全文を見る
○中曽根国務大臣 海兵隊の司令官が発言されたというのは、コンウェー・アメリカ海兵隊司令官の発言だと思いますけれども、六月四日、アメリカの上院の軍事委員会におきます公聴会で、米軍関係者として上院議員からのさまざまな質問に答えるということで発言がございましたと承知をしております。 ...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど申し上げましたけれども、日米両政府は、ロードマップにおきまして、二〇一四年までに在沖縄海兵隊のグアム移転を実現することとしておりまして、これも、首脳を含むさまざまなレベルで再三確認をしているところでございます。  御案内のとおり、米国におきましては、米国...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず最初、先ほども申し上げましたけれども、政府といたしましては、このコンウェー司令官の発言の真意についてコメントすることは差し控えたいと思いますし、また、そういう立場にもないわけであります。  この在日米軍再編に関しましては、再三申し上げておりますように、ロー...全文を見る
○中曽根国務大臣 日米の刑事共助条約におきましては、条約上、別段の定めがない限りは、双罰性の有無にかかわらず共助を実施する旨定められておるところでございます。双罰性の欠如を理由に共助を拒否できるのは、共助の実施に当たり強制措置が必要であると認められるときに限定をされております。 ...全文を見る
○中曽根国務大臣 今お話がありましたけれども、二〇〇二年五月の在瀋陽日本国総領事館の事件につきましては、中国側に抗議、申し入れを行いましたほか、日中領事協定の締結を含めまして、再発防止のための協議を行っていくことで一致をいたしました。その後、再発防止のための協議の結果を踏まえまし...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどからお話にありますこの三つの事案というものは、大変重要な事案でありますし、また、死亡事件にも至っているものでございますので、きちっとした決着といいますか、そういうものをやはり行うことが大事だと思っております。  先ほど経緯等につきましては御説明いたしまし...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、これらの事案につきましては、陳謝を含めまして、それぞれの事案に対しましての適切な対応というものを私どもとしては求めているわけでありますが、中国政府からは陳謝の意はまだ表明されていないところでございます。  したがいまして、私も外...全文を見る
○中曽根国務大臣 在上海総領事館の館員の死亡につきましては、我が国は、この事案の背景には、現地中国側の公安当局関係者によります、領事関連に関するウィーン条約上の接受国の義務に反する遺憾な行為があったと考えているわけでありますが、このような点も踏まえまして、この協定の第六条3におき...全文を見る
○中曽根国務大臣 領事関係に関しますウィーン条約の第三十一条の2では、接受国の当局は、火災その他迅速な保護措置を必要とする災害の場合には、領事機関の長の同意があったものとみなして領事機関の公館に立ち入ることができる旨を規定しています。一方、この協定の第六条の2では、このようなみな...全文を見る
○中曽根国務大臣 この当該領事機関の長またはその指名した者または派遣国の外交使節団の長もしくはその指名した者が立ち入りの同意を与えるに当たっては、これらの者が必ずしも現場にいる必要はないわけであります。今後、この当該領事機関の長もしくはその指名した者または派遣国の外交使節団の長も...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどからお話ありますけれども、そういうような緊急の事態に対応できるように一人追加して指名しているところでございまして、運用上問題は起きないもの、そういうふうに考えております。
○中曽根国務大臣 報道については承知をいたしております。
○中曽根国務大臣 政府の立場というものは、もう従来から申し上げているとおり、御指摘のような密約は存在しない、そういうことでございまして、この点につきましては、当委員会でも再三申し上げておりますけれども、歴代の総理大臣及び外務大臣がこのような密約の存在を明確に否定しているところでご...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど申し上げましたように、事務次官との間でこの件について、今のいわゆる密約等についての話をしたことはございません。
○中曽根国務大臣 非常に珍しい御質問でありますけれども、秘密というものは、秘密ですから、あるかないかわからないのが秘密でありまして、そのような、先ほど申し上げましたけれども、先ほどの安保条約に関することも含めまして、事務次官あるいはその他の外務省の者と、いわゆる密約とか秘密とかい...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどの御質問にも関係することでありますけれども、外交ですから、いわゆる秘密的なものはいろいろございます。それも、大変重いものからいわゆる一般的な情報に近いものまであるわけで、私のところにはいろいろな情報が上がってまいりますし、その中にはいわゆる秘密的なものもあ...全文を見る
○中曽根国務大臣 北朝鮮は、四月に長距離弾道ミサイルを発射いたしまして、また、五月には核実験を行ったわけでありますが、これらの行為というものは国連の安保理決議違反でありますし、断じてこれは容認することができないことであるわけでございます。またさらに、いろいろな今後の状況についても...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、最近の北朝鮮のミサイルや核の実験などを行う行動というものについては、マスコミなどでいろいろな報道がされたり、またいろいろな見解というものも出されているようでございますけれども、私はやはり、北朝鮮の本当に意図するところというものは、...全文を見る
○中曽根国務大臣 安保理における決議の協議につきましては、いろいろ報道もされておりますし、現在いわゆる大詰めのところに来ている、そういうふうに思っておりますが、今、大変精力的な協議を行っているところでございます。  具体的な交渉の内容につきましては触れることは差し控えさせていた...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員も今お話しされましたけれども、外交はやはり国益また国家主権を守るということがまず大前提であります。そして、そのことにつきましては与党も野党もなく、これは同じような考え方で、どうあるべきかということを議論しながらやっていくということは私は大変大事なことだと思っ...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど政府参考人の方から御答弁いたしましたけれども、火災とか災害とか緊急時はもちろんでありますが、また接受国の国内における邦人のいろいろな事態が発生した場合にも的確な対応がとれるように、在外公館の体制をしっかりとしたものにするということは大事でありまして、今後そ...全文を見る
○中曽根国務大臣 昨年の五月に横浜で開催をいたしました第四回アフリカ開発会議、いわゆるTICAD4でございますが、ここでは横浜宣言及びその具体的な支援策を示す横浜行動計画が発出をされたわけでございます。  これらの中におきまして、MDGsの達成、これは成長の加速化、そして平和の...全文を見る
○中曽根国務大臣 日中の会談があるたびに、外相会談等があるたびにこの件は取り上げて、強く早期の解決を求めているところでありますが、先ほど副大臣からも話がありましたように、さきの六月七日の日中ハイレベル協議におきましても、私の方から、一年経過しているにもかかわらず解決をしていない、...全文を見る
○中曽根国務大臣 東シナ海における日中間の協力に関する昨年の六月の合意というものは、これは日中双方にとりまして、両方にとって利益となるものである、そういう互恵的なものでございますが、まさにいわゆる戦略的互恵関係、これの大きな成果の一つであると私たちは考えております。  この点に...全文を見る
○中曽根国務大臣 白樺や樫での中国側による資源開発の動きについてのお尋ねだったと思いますが、昨年六月の合意の対象であります白樺におきましては、現在、中国側による資源開発に関する動向は確認はされておりません。  また、同じく昨年六月にこの共同開発について合意いたしました以外の海域...全文を見る
○中曽根国務大臣 白樺油ガス田開発に参加いたします日本法人及びその出資比率につきましては、今後の協議により決定していく事項でございまして、現段階ではまだ確定はしておりません。  また、政治的合意があるわけでございますけれども、これは中間線の中国側における開発のみを対象といたして...全文を見る
○中曽根国務大臣 開発途上国の経済発展には、公的なセクターのみならず、民間セクターの果たす役割が極めて多いということは、もう委員も御承知のことでございますが、この開発課題の重点も、インフラ整備それから民間活動の促進による成長が貧困削減には重要である、そういう認識が高まっているとこ...全文を見る
○中曽根国務大臣 ただいまの政府参考人の答弁が、日本における捜査の終了というのが実際どういうものなのか、私自身は詳細には承知はしておりませんけれども、中国側におきまして引き続いて捜査が行われているわけでありますから、日本側の部分は終了はしたといっても、全容が解明され、また中国側と...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員のおっしゃることは私もよくわかります。  ただ、捜査は終了したということにつきましては、警察の方の捜査は終了した、実際、それがどういう形で終了して、どういう結論になっているかということは私自身承知しておりません。したがいまして、中国側に対して共助を求めると...全文を見る
○中曽根国務大臣 捜査の手法とかそれから方向性とか、そういうものについて私が述べたり感想を言う立場ではないと思います。  それで、先ほど警察の方で御答弁しておりますように、この共助条約を使わないということではなくて、必要があれば証拠品の提供などを求める、そういうふうに答弁してい...全文を見る
○中曽根国務大臣 実際の交渉のときに私自身がそれにかかわっておりませんので、個人的に、そういうようなシグナルがあったかないかとか、そういうことについては私自身承知をしておりません。
○中曽根国務大臣 委員おっしゃいますように、総領事館の配置等につきましては、その役割をしっかりと果たしているかどうか等、常にそういうものは検証して、そして、重要でないと言うとなんですが、余り必要性のない、少なくなったものについてはそれを必要なところへ回すというのは当然のことだ、そ...全文を見る
○中曽根国務大臣 IMFにおきましては、今回の世界金融経済危機、これにつきまして十分に事前の警戒機能を発揮できなかった、そういう反省も踏まえまして、IMFが金融安定理事会、いわゆるFSBですけれども、これとも協力をいたしまして、早期警戒の実施に向けた取り組みが進められているところ...全文を見る
○中曽根国務大臣 IMFのアジアにおける過去に行ったことに対する反省や、また、ワシントン・コンセンサスという言葉が出ましたけれども、そういうものに対していろいろな意見があり、また改革も行われているところでありますけれども、東南アジアにおきましては、特にインドネシアや韓国におきまし...全文を見る
○中曽根国務大臣 ただいまお話しになりましたこの事件につきましては、被害者の方には本当にお気の毒なことでございますし、また、加害者が米国に帰国してしまったということで、その後、防衛省なり政府がそういう見舞金を支払ったという形になったわけでありまして、米国のどこにいるかというような...全文を見る
○中曽根国務大臣 七日の日に私と中国のヨウケツチ外交部長との間で会談を行いまして、双方から、ことしもハイレベルでの意思疎通が不断に行われて、そして特に麻生総理の訪中も多くの成果を上げたということを評価いたしまして、ことしも引き続いて、このよい関係を保ち、そして信頼関係をさらに政府...全文を見る
○中曽根国務大臣 まさに今委員がおっしゃいましたとおりでありまして、さきの弾道ミサイルの発射、また核実験、これらは安保理決議の明確な違反でありますので、このような行為を二度と行わないように、そしてさらに、六者会合、これの再開を目指して北朝鮮も六者会合で関係国とともに協議を行うよう...全文を見る
06月11日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号
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○国務大臣(中曽根弘文君) このソマリア沖の海賊対策、これにつきましては、防衛省や国土交通省とよく連携しながら、また情報も交換しながら外務省としても対応しているわけでありますが、また、各国の状況等についても意見交換をしたりまた情報の収集を行っておりますが、マレーシア、個々の国のこ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 基本的には、先ほど申し上げましたように、情報収集というのは、これが基本であり、ベースでありますから大切なことであります。  先ほど参考人がこのマレーシアの海賊対策、この派遣の状況について一部御報告いたしましたけれども、この派遣の時期とか艦船の数とかあ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) この海賊対策は緊急性を要するものだと、そういうふうに思っておりまして、もう委員も十分御承知のとおり、昨年は一昨年の二・五倍の事案が発生しておりますし、今年に入りましても既に六月九日現在で百三十三件というふうに聞いております。また、人質になっている乗員も...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) ニューヨーク時間で十日でありますけれども、我が国と常任理事国五か国、いわゆるP5プラス2という形で我が国、韓国が加わりまして、決議案につきまして合意に至りました。それを受けまして、同日、というのは日本時間で今朝の午前零時でありますが、開催されました安保...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) まさに今委員がおっしゃいましたとおり、これ決議作るのが目的というよりか、やっぱり決議をこれを実行に移すということ、そして北朝鮮の非核化を始めとするこのような活動をこれを停止させるということが一番大事なことでありまして、決議が採択された以降、我が国として...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほどから申し上げておりますけれども、まだ協議中といいますか、決議が採択はされておりませんけれども、そういうことで確定的なことは申し上げることは差し控えさしていただきたいと思いますが、この決議が採択され次第、政府全体としては関係省庁と協力をして緊密に協...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今、自衛隊の海外派遣については防衛大臣から現在の状況等御説明がありましたから、私からは申し上げませんけど、これらの自衛隊の活動につきましては、一般的に国際社会から高い評価をいただいております。  今委員がお話しになりましたアジア諸国の評価はどうかとい...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) ソマリア沖・アデン湾のこの海賊の事案は、先ほども申し上げましたけれども、昨年の夏以降急増しておりまして、昨年は百十一件で世界の約四割、一昨年の、これは二〇〇七年の約二・五倍の事案が発生しているわけであります。今年に入りましても、この海賊案件は六月九日現...全文を見る
06月12日第171回国会 衆議院 外務委員会 第15号
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○中曽根国務大臣 難民認定申請者に対します保護というものは、国際的にもこれは道義的な責任がある、委員も御指摘のとおりであります。  そういうふうに認識をしているところでありますし、また、この保護が必要な方々には生活的な支援を行いたい、そういう立場でございますが、先ほどからお話が...全文を見る
○中曽根国務大臣 今政府参考人から御答弁申し上げましたように、保護費の支給期間というのは、原則が四カ月でありますけれども、保護対象者の生活の困窮状況によりまして、随時延長も行って対応しておるところでございます。保護期間につきましては約十カ月、そういう現在の状況でありますけれども、...全文を見る
○中曽根国務大臣 難民認定に時間がかかるというようなお話もありました。これは法律にのっとって適正に行っていくということでありますが、やはり、少しでも早くこういうものの結論が出るようにしてあげるということは大事だと思っておりますし、保護費、この問題につきましても、先ほどから申し上げ...全文を見る
○中曽根国務大臣 今御指摘の留保を撤回するか否か、そういうことにつきましては、先ほど参考人の方から御説明いたしましたけれども、留保を付す理由となりました事由が、その後ちゃんと解消されているのか、あるいは解除されているのか、そういう点を踏まえて判断をしなければならないと思います。 ...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず、御指摘の高校教育の無償化法案、これが成立した場合、そういうお話がありました。  今、国会で御審議が行われているわけでありますけれども、仮にこの法案が成立いたしました場合には、この法案と、それから我が国が社会権規約の十三条(b)の規定により負います義務、こ...全文を見る
○中曽根国務大臣 北朝鮮の先般の核実験に関します安保理の理事国間の協議、これは今大変大詰めを迎えておりまして、たしか、日本時間の今晩、夜中の午前零時といいますか、明日の午前零時になるんでしょうけれども、またそこで安保理の会合が開かれまして採択に向かうもの、そういうふうに聞いており...全文を見る
○中曽根国務大臣 今お話ありましたように、決議文が大変強いメッセージを含むものとなりましても、これが実行されなければ効力を発しませんし、意味のないことであります。そういう意味では、これが非常に大事であります。  私どもといたしましては、実効性のある措置を着実に実施していかなけれ...全文を見る
○中曽根国務大臣 北朝鮮との間では、拉致の問題というものは、核やミサイルとともに我が国にとっての最重要な課題でありまして、一日も早い解決をしなければならないところであります。  今回の北朝鮮の一連の行動に対します安保理での決議案の作成に当たりましても、私たちは、そういう点を踏ま...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員がおっしゃっております報道について、私、大変申しわけないことながらそれを見ておりませんので的確な答えができないかもしれませんが、制裁を行う上では、それはきちっと効果が上がるように、そういう意味では、効果が上がるにはどうしたらいいかということを考えれば、具体...全文を見る
○中曽根国務大臣 まさに今、安保理で大詰めの協議が行われておりまして、私どもとしてはできるだけ早く採決をと願っておりますが、まさに交渉中でございますので、やりとりやあるいは詳細について申し上げるのは適当ではないかと思いますが、これが採択されました後には、この決議文というものをしっ...全文を見る
○中曽根国務大臣 対北朝鮮措置については、いろいろなことも考えられると思いますし、いろいろな方々が議論を既にされているところでございます。  そういう意味で、我々といたしましては、どのような点についてどういうやり方が適当か、効果的であるかということは今後検討していきたいと思って...全文を見る
○中曽根国務大臣 これは、インテリジェンスというよりか、交渉中のものでありますので、委員が十分御承知のことであると思いますが、報道は報道で私たちも承知しておりますし、そういうものも我々もまたもちろん当然見ておるわけでありますが、インテリジェンスというものとちょっと違いまして、違う...全文を見る
○中曽根国務大臣 今月の二日に、これは米国時間でございますが、米国におきまして、上院の共和党の議員の方々がクリントン国務長官に対しまして北朝鮮のテロ支援国家への再指定を求める書簡を発出したもの、そういうふうに承知をしております。  今月の七日に、クリントン国務長官はアメリカのテ...全文を見る
○中曽根国務大臣 テロ支援国家指定につきましては、とにかくこれは米国の国内法の問題でありますから米国が判断することでありますけれども、我が国の立場とか日ごろからの主張とか要請とか、そういうものも十分踏まえて判断をされていくもの、そういうふうに思っております。
○中曽根国務大臣 テロ支援国家指定、この問題につきましては、もう再三御答弁申し上げておりますが、これは委員が今おっしゃいましたように、表で、それから、裏という言葉がいいかどうかわかりませんけれども、そういう形でというお話でありますが、大変申しわけないんですが、表にしても裏にしても...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどから御議論が続いておりますけれども、私自身は、今回の総理が表明されました中期目標、これはかなり野心的なもので、達成するのはなかなか厳しいものである、そういうふうに思っておりまして、そういう意味では、国民の皆さんの御理解と御協力もいただきながら、みんなで協力...全文を見る
○中曽根国務大臣 我が国といたしましては、これはまだ表明したばかりでありますし、先ほど委員からも各国のいろいろな反応といいますか、そういうものもおありということ、そういうことも承知しておりますが、これから年末に向けて各国の理解を得るべく努力をしていきたい、そういうふうに思っており...全文を見る
○中曽根国務大臣 我が国といたしましては、一五%、これを達成するということを表明しているわけですから、それに向かって努力もし、国際交渉の場でそういう点をまた主張していくわけであります。  ただ、これは各国と協議をすることでありますから、最終的にどういうふうにまとまるかということ...全文を見る
○中曽根国務大臣 日ごろから我が国の安全保障のあり方、防衛のあり方、万が一のときのこと等を議論し研究していくということは大変重要なことであると思います。  先ほど勇ましい考えというような表現がございましたけれども、敵基地攻撃能力保有の問題にいたしましても、一つの考え方として議論...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員がお話しになりましたように、二〇〇二年に行われました第一回日朝首脳会談におきましては、北朝鮮の金正日国防委員長は、長い間否定をしておりました日本人の拉致を初めて認めて謝罪したわけでございます。その上で、関係者の処罰及び再発防止を約束いたしますと同時に、家族...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員が御指摘のとおりに、中山総理補佐官は、二〇〇八年の八月に拉致問題担当大臣に任命をされまして、拉致問題の解決及び拉致被害者の支援等に尽力をされました後、引き続いて拉致問題の解決に向け総理大臣を支えておられるわけでございます。  中山補佐官が拉致問題担当大臣に...全文を見る
○中曽根国務大臣 ただいま議題となりました投資の自由化、促進及び保護に関する日本国とウズベキスタン共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、平成二十年二月に、ウズベキスタンとの間でこの協定の交渉を開始いたしました。鋭意...全文を見る
06月17日第171回国会 衆議院 外務委員会 第16号
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○中曽根国務大臣 ウズベキスタンは、今委員がお話しになられましたように、人口におきましてもアジア地域最大の人口を擁しておりますし、また、この地域における経済活動の中心地国として発展をしておりまして、お話ありましたように、経済成長率も非常に高いところであります。また、我が国企業の進...全文を見る
○中曽根国務大臣 資源エネルギーのほとんどを我が国は海外に依存しているわけでありますけれども、そういう我が国にとりましては、国民の安定的な経済生活を維持する上では、まさに資源エネルギーの安定供給の確保というのは外交政策上極めて重要でございます。  こういう観点からも、日本企業に...全文を見る
○中曽根国務大臣 ペルーは、今委員がおっしゃいましたように、鉱物・エネルギー資源が大変豊富でございまして、お話ありましたけれども、例えば亜鉛精鉱では我が国の輸入相手国としては第一位、銅精鉱では第二位の国でありまして、また天然ガスとか石油、エネルギー資源の開発も進んでいるところで、...全文を見る
○中曽根国務大臣 軍縮代表部大使をお務めになられた先生は軍縮の専門家でいらっしゃるわけでありますが、お話ありましたクラスター弾に関する条約につきましては、昨年の十二月にオスロにおきまして私が出席をしてこの条約に署名いたしましたけれども、条約の作成過程におきましては、我が国としては...全文を見る
○中曽根国務大臣 今月の十三日でございますが、今お話ありましたように、国連の安保理におきましては、決議の一八七四号を全会一致で採択いたしまして、北朝鮮の核実験を強く抗議し、非難し、また、北朝鮮及び各国がとるべき追加的な措置を決定いたしました。  我が国は、五月二十五日の北朝鮮の...全文を見る
○中曽根国務大臣 北朝鮮は、四月の二十九日に外務省のスポークスマン声明といたしまして、核実験及び大陸間弾道ミサイル発射を行う旨の立場を表明いたしまして、また、五月の二十五日には実際に核実験を行うなど、大変挑発的な言動を繰り返しているわけでございます。  この十三日に国連安保理に...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員が御指摘のとおり、この二国間投資協定は、相手国の投資政策、それから関連の法制度、また相手国の産業の実態などを十分踏まえた形で、投資促進のための法的枠組みをまさに機動的かつ柔軟に提供することが可能でございます。その結果、投資家にとりまして良好な投資環境の整備を...全文を見る
○中曽根国務大臣 冒頭、委員がポーランドを初めとする地域の国々のお話をされましたが、私もたまたま日本ポーランド友好議員連盟の会長をしておりまして、一年置きぐらいに訪問していますが、行くたびに日本の企業数がふえている、特に製造業がふえているということでございます。こういうような進出...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど委員がおっしゃいましたように、また私も申し上げましたように、ほかの先進国の中には我が国をしのぐ数の、はるかにしのぐと言った方がよろしいのかもしれませんが、投資協定を各国と締結している国もあるわけでございますが、しかしながら、我が国の場合は、主な直接投資先で...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員が我が国からの投資実績等の御説明がありましたけれども、どういう国とこのような投資協定を結んでいくかということにつきましては、やはり優先順位というものを持ちながら検討しているわけでありまして、そういう意味では、私どもとしては、今から申し上げますような要素を総...全文を見る
○中曽根国務大臣 私どもとしては、先ほどから申し上げておりますように、戦略的にも考えて、また産業界の意見も踏まえて、そして相手国の実情等、そういうものも考慮した上で、投資協定締結先というものについては検討しているところでございます。  それは、基本的には一カ国でも多く投資が促進...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員が、これは経団連の「グローバルな投資環境の整備のあり方に関する意見」というところで表示をしている国々の名前を挙げられたのだと思いますけれども、私どもといたしましては、やはり、経済界とも、また関係省庁、民間企業、そういうところとも相談をしながら、また、そうい...全文を見る
○中曽根国務大臣 二国間の投資協定につきましては、先ほどから申し上げておりますけれども、基本的に、相手国の投資の政策、関連の法制度、また産業界の要望、また相手国の産業の実態とか、また相手国が既に締結した他国との協定の内容など、そういう種々の要素を踏まえて交渉してきておりまして、投...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどから委員の御意見も伺い、私どもの見解も申し上げておりますが、いろいろな状況を勘案して、それが一定の基準をクリアできるということであれば、積極的にどんどん締結交渉は行っていきたいと思っております。
○中曽根国務大臣 今まで我が国は、主要な直接投資先であり、また我が国と非常に重要な経済関係を有しているそういう東アジア諸国を中心に、ウズベキスタンを含みます十五の投資協定及び九つの投資章を有する経済連携協定を締結し、または署名をしているところでございますが、さらに中国、韓国それか...全文を見る
○中曽根国務大臣 核の不拡散につきましては、政府としては日ごろから情報収集を行っているわけでありますけれども、そういう具体的な方法を明らかにすることは、これはもう再三申し上げておりますけれども、政府の情報入手経路、そういうものが明らかになるわけでありまして、今後の情報収集活動に支...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどの御質問もそうなんですが、会ったか会わないかとかそういうことは、先方、相手もあることでありますし、これはもう参考人から申し上げたことでございますので、やはりお答えすることは差し控えさせていただきたいと思います。  パキスタンとの首脳会談が行われました際に...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず、委員も再三、インテリジェンス、インテリジェンスで外務省は答えない、そういうふうにおっしゃっておられますが、新聞で報道されていても、あるいは他国からそのような情報等が出ていても、我が国の情報管理あるいは情報入手経路、そういうもの、また今後の情報収集活動に支障...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどから申し上げておりますけれども、会った場合のマイナスという御質問でありますけれども、それも仮定の質問でございますし、私どもとしては、仮に会った場合、いろいろな、仮にでございますけれども会った場合のことについては、それはもちろん対外的に公表するものでもござい...全文を見る
○中曽根国務大臣 確かに、会えばそれなりの情報なり収穫といいますか、そういうものも得られるとは思いますけれども、会う必要があるとかないとか、そういうことについては外務省もいろいろ考えなくてはなりませんし、考えている考えていないということも申し上げられないんですけれども、そういうこ...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど申し上げたんですが、仮に会えばそれなりの情報は入るとは、そういうふうには思います。しかし、会う会わないということにつきましては、これは当方が考えることでありまして、対外的に申し上げる必要はないのではないか、そういうふうに思っております。
○中曽根国務大臣 きょう現在、そのような会合が行われるというようなことにつきましては、最終的にこれは公表されておりません。
○中曽根国務大臣 我が国は、安保理決議の一六九五号に基づきまして、従来から、北朝鮮のミサイル、それから大量破壊兵器計画に関するもの、すなわち十五団体、一個人ですけれども、これに対する資金移転の防止措置を講じてきております。  さらに、このうちの三団体につきましては、もう委員も御...全文を見る
○中曽根国務大臣 今申し上げましたけれども、今後とも、各国との情報交換などを行いまして、そしてまた北朝鮮制裁委員会における議論なども踏まえまして、我が国としては、また新たな情報が得られれば、先ほど申し上げましたような団体、個人を追加指定することになりますけれども、そういう中におき...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員が御説明されましたように、世界のいろいろなところにおきまして中国はいわゆる資源外交的な活動を行っていると、基本的には私もそういうふうに認識をしているところでございます。(松原委員「危機感を持っているかどうか聞いているんです」と呼ぶ)  危機感といいますと...全文を見る
○中曽根国務大臣 ウズベキスタンにはいわゆる朝鮮系の住民が多く住んでおると思いますし、また、ウズベキスタンが独立当初から韓国とは非常に密接な、特別な結びつきがある、そういうふうに思っておりますし、歴史的なそのような経緯もございます。  中国につきましては、またウズベキスタンと近...全文を見る
○中曽根国務大臣 これは、ODAの相手の国の経済発展を支援すると同時に、我が国の企業等のまた経済的な強化、そして二国間の関係の強化がありますが、基本的には我が国の国益というものをしっかりと基本に見据えて行うものだと考えております。
○中曽根国務大臣 最初に政府参考人の方から御説明申し上げましたけれども、この日本国際問題研究所は、CSISやIISSとともに共同的なセミナーを開催するなどされておりまして、これは大変活発な活動をやっておる、私はまずそういうふうに認識しております。そして、やはり、政府とは離れた自由...全文を見る
○中曽根国務大臣 実はうちの実家は材木屋でございまして、おじいさんのときから僕も製材工場で遊んだりして育ったこともありますが、それはそれといたしまして、今、日本の経済がこういう状況ですから、これはもう委員ももちろん御承知のとおりで、今経済危機対策ということで国内経済の活性化に政府...全文を見る
○中曽根国務大臣 我が国が近年締結をし、または署名をした投資の協定、そしてEPA、経済連携協定、これの投資章におきましては、今委員からお話ありますように、投資家及び投資財産の保護に加えまして、投資を阻害する効果のある特定のそういう措置をとるよう求めることを原則禁止する規定を盛り込...全文を見る
○中曽根国務大臣 ペルーは、鉱物・エネルギー資源が非常に豊富なわけでありますが、そういう意味で、我が国投資家の一層の進出が見込まれておるところでございますが、そのペルーの資源には、アメリカやカナダや、またEUや中国、さらに韓国など各国も高い関心を有しておりまして、ペルーとの間で法...全文を見る
○中曽根国務大臣 去る十三日に、全会一致で国連安保理決議の一八七四号が採択されたわけでありますが、これは、二〇〇六年の、前回の核実験を受けて採択をされました決議一七一八号で定められました北朝鮮に対する制裁措置の強化に加えまして、武器の禁輸や、また貨物検査、そして金融面での措置など...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員がお話しになられましたように、六月十三日の安保理の決議一八七四号に対しまして、北朝鮮は、同日六月十三日、外務省声明を発出いたしまして、お話ありましたように、核放棄など絶対にあり得ないものになった、また、プルトニウムの兵器化やウラン濃縮作業に取り組んでいく旨...全文を見る
○中曽根国務大臣 国連安保理が、国連憲章第七章のもとに行動して、国連憲章第四十一条に基づく措置をとることを今回の決議では述べているところでございます。これを受けまして、この決議では、本文におきまして、決議第一七一八号で定められました措置に加えて、もう御承知のとおりでございますが、...全文を見る
○中曽根国務大臣 はい。今委員からお話がありましたけれども、国連憲章第七章のもとに行動し、国連憲章第四十一条に基づく措置をとるということを述べているものでございます。
○中曽根国務大臣 今、このような措置をとるということを述べたということによりまして、安保理の、大変、北朝鮮に対する、核実験などの行為に対する強い決意というものを示したものと考えております。
○中曽根国務大臣 この決議一八七四は別に軍事的な措置というものだけを規定したものではございませんし、この中におきましては、例えば主文三十一では、対話を通じた平和的、包括的な問題の解決についての言及もあるわけでございます。また、北朝鮮に対しまして主文三十の方では六者会合の言及もある...全文を見る
○中曽根国務大臣 失礼いたしました。非軍事的な措置を定めたということでございます。
○中曽根国務大臣 北朝鮮は、あのような、再三の自制を求めたにもかかわらず、核実験を再度行いましたし、過日は長距離弾道ミサイルも発射したわけでありまして、そういう意味では、北朝鮮に対しましては、先ほど申し上げましたけれども、圧力というものも必要でありますし、国際社会が一致してこうい...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどから申し上げておりますように、この決議は別に軍事のことということでやっているものではございませんので、対話、圧力、両方でもって北朝鮮に対する決議を行ったということでございます。
○中曽根国務大臣 今、貨物検査のお話が出ましたけれども、貨物検査につきましては、我が国の場合につきましては、現在検討中ということでございます。
○中曽根国務大臣 軍事で対応するというものではございません。国連の決議に基づいて検査なりを行うということでありますし、それにつきましては、今我が国としては検討中ということでございます。
○中曽根国務大臣 そのとおりでございます。
○中曽根国務大臣 今、政府参考人から主文三十一について説明がありましたけれども、これはまさに、対話を通じた平和的、包括的な、そういう問題の解決についての言及であると思います。我が国といたしましても、引き続いて、そういうところからも、対話と圧力のバランスに意を用いながら、この懸案の...全文を見る
○中曽根国務大臣 今、政府参考人から、主文三十ですか、御説明がありましたけれども、やはり政府といたしましても、北朝鮮をめぐる諸懸案の解決には、すべての関係国が参加しております六者会合が最も現実的な枠組みである、そういうふうに考えているところでございます。  そういう意味では、具...全文を見る
○中曽根国務大臣 我が国といたしましては、何よりも、今般採択されました安保理決議一八七四号、これを実行あらしめるようにすることが大事だということがまず第一でございます。そして、我が国としても、この決議で決められたことをやはり実施に移していく、そして適切な対応を早期に行うということ...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員が御紹介されましたように、各国とも、やはり核軍縮、不拡散、核兵器のない世界の実現というのは、これは共通した目標であると思います。オバマ大統領の四月五日の演説もその一環で、大変前向きなスピーチをされました。  我が国の方も、委員も御承知かもしれませんが、た...全文を見る
○中曽根国務大臣 今副大臣から御答弁申し上げましたけれども、各国のそういう社会保障制度の状況とかあるいはニーズ、そういうものを総合的に見きわめをしながら検討していきたい、そういうふうに思っています。
○中曽根国務大臣 ウズベキスタン、ペルー両国とも、お話にありますように鉱物資源が非常に豊かな国でありますが、そういうところから、日本企業も、近年、ペルーの鉱物分野での活動を活発化させておりますし、また、ウズベキスタンの鉱物資源にも関心を示し始めているところでございます。この両国に...全文を見る
○中曽根国務大臣 これは一番大事な点といいますか、民間企業の立場から見ますと、投資家の権利の保護とか、それから投資の自由化というものもあります。そして、投資環境整備のための法的な枠組み、これを提供するものでありますから、先ほど申し上げましたけれども、この協定を結ぶことによりまして...全文を見る
○中曽根国務大臣 今お話ありましたように、資源のない国、我が国としては、そういうような鉱物資源、これは大変貴重でありますし、そういう点の獲得といいますか、そういうものを十分視野に入れながら、ODAにいたしましても投融資にいたしましてもやはり検討していくということが大事だと思います...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員からお話ありましたように、今回の新しい決議におきましては、武器禁輸、貨物検査とともに金融面での措置が盛り込まれたところでございます。この決議におきましては、この決議採択後三十日以内に、北朝鮮制裁委員会におきまして、禁輸対象の品目や、また資産凍結対象の団体、...全文を見る
○中曽根国務大臣 御案内のとおり、決議文がまとまったということでございまして、それ以降のいろいろな、今の専門家の委員会等につきましては、今検討中ということと承知をいたしております。
○中曽根国務大臣 現時点では何とも申し上げようがありませんが、その議論の結末等を見て判断をしてみたいと思っております。
○中曽根国務大臣 オバマ大統領と麻生総理大臣、また私とクリントン国務長官との間での電話会談等におきましては、今委員がお話しされましたような核抑止を含む対日防衛のコミットメントがそれぞれございました。表明がございました。
○中曽根国務大臣 必ずしもこちらから求めたということではございません。まず北朝鮮のこの決議に関する話が行われた、その流れの中で先方からこのような発言があったということでございます。
○中曽根国務大臣 今委員が御指摘の核軍縮のための十一の指標の中には、北東アジア全体の安全保障等について述べたところはございますけれども、今おっしゃいましたような米国の核の傘についての記述というのはないはずでございます。
○中曽根国務大臣 私が表明いたしましたこのスピーチは、先ほども申し上げたところでございますが、大きく分けて三つに分けることができるわけです。一つは核兵器国の措置、それから二つ目は多数国間の行うべき措置、そして三つ目は原子力の平和利用についてであります。  ただいま御指摘の件につ...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員御案内のとおり、日本の近隣地域の状況というものは、北朝鮮との関係は御案内のような状況でございますし、また、あえて申し上げれば中国も軍事力を増強している、そういうふうに言われております。  そういう中で、この地域の安全保障をどうするか、北東地域の安全保障をど...全文を見る
○中曽根国務大臣 核の傘という表現が、これは公式的なものではないと思いますけれども、先ほどもお話ありましたけれども、日米安全保障条約に基づく核抑止力を含む米国の対日防衛、これによる我が国の防衛ということになるかと思います。
○中曽根国務大臣 日本の防衛は、まず、我が国自身が自国の防衛のために努力するということが第一であろうかと思いますし、日米安全保障条約におきましては、核抑止力のみならず、米軍による我が国の安全保障上の防衛というものが決まっているわけでありまして、そういう総合的なものである、そういう...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどからの、核の傘という表現をなさいましたけれども、核抑止力ということにつきましては、日米安全保障条約に基づく米国の対日防衛のコミットメントの中の重要な位置づけを占めているものである、そういうふうに思っております。  密約のお話がありましたけれども、この委員...全文を見る
○中曽根国務大臣 上海協力機構には、先ほど副大臣からも御答弁申し上げましたけれども、我が国も代表団を派遣いたしまして、アフガニスタンの安定に向けて意見交換を行っているわけであります。  中央アジア地域の各国との関係それから日米韓の関係ということでお話がありましたけれども、日米韓...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員がおっしゃいますように、アフガニスタンのテロを初めとしたいろいろな諸問題の解決のためには、パキスタンやイランや、また今お話にありますような中央アジアの国々、この地域も含めた広域でのいろいろな対策あるいは連携協力が必要だ、そういうふうに思います。特に、隣接をし...全文を見る
○中曽根国務大臣 ちょっと参考人の方から正確に述べさせたいと思いますが、できるだけこれは早期に開きたいと思っているところでございますが、先方、相手もあることでございますし、これは一カ国でございませんので、その辺の調整が今後必要だと思います。参考人からもう少し正確な、詳しい我が国の...全文を見る
06月18日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第20号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 旧テロ特措法の制定に際しましては、米国からイージス艦派遣についての具体的な要請はなかったと、あったとは承知をいたしておりません。  この旧テロ特措法に基づく協力支援活動を行う部隊の派遣につきましては、現地の情勢やそれから協力支援活動の実績などを勘案し...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) この大江氏の著書では希望の表明という、そういう表現になっておるわけでありますが、当時いろいろな議論があったとは思います。しかし、これは一般的な期待の表明であったんではないかと思っておりまして、具体的な要請はなかったと、そういうふうに承知をいたしておりま...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 六月の十三日、現地時間では十二日になりますけれども、国連の安保理決議一八七四号が安保理の全会一致でこれを採択されたわけでございます。  この決議は、二〇〇六年に行われました、これは前回の核実験を受けて採択されました決議一七一八、これで定められました北...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 北朝鮮によりますさきの長距離弾道ミサイルの発射あるいは今回の核実験、これらの過程におきましても、日中間では大変緊密な連絡を取り、意見交換を行ってやってまいりました。国連での安保理の場ではもちろんでありますけれども、私と中国の楊潔チ外交部長との間でも三度...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) クリントン長官がそのような御発言をされておりますが、このテロ支援国家指定というのは、これはとにかくアメリカの国内の法律でございまして、これは、これを指定したりするにはいろいろな条件が必要でございます。あるいは証拠とか手続とかいろいろあるわけでありまして...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 拉致の問題は、我が国の北朝鮮との関係におきましては、核やミサイルと同様に我が国の解決すべき最重要課題であることは言うまでもございません。  委員も御承知かと思いますが、昨年の夏に日本と北朝鮮の間の会談が行われまして、そこで拉致被害者に関する調査のやり...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) このソマリアの海賊問題を根本的に解決するには、やはりソマリア情勢を安定化させるということが大事でありまして、そのためには、政府といたしましては人道面における支援、例えば食糧の支援とか難民対策とか、あるいは教育や水や衛生、こういうもの、それから治安向上の...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今御指摘の点につきましての実情については、必ずしも私ども詳細は明らかに把握いたしておりませんけれども、今委員がおっしゃいましたように、国連の報告書によりますと、有害廃棄物をアフリカに投棄することをビジネスにしている会社もあると。また、二〇〇四年十二月の...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 昨年の十二月にケニアで国連ソマリア海域海賊対策会議、これが開催をされました。また、今年の六月の九日、つい先日ですが、九日と十日、この両日にわたりまして、韓国におきましてソマリア沖海賊対策ソウルハイレベル会合が開かれました。ここには我が外務省から西村大臣...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほどからいろいろ御議論いただいておりますように、ソマリアの情勢を安定化させる上ではまず治安の確保というのが不可欠であるわけでございまして、そのためには、アフリカ連合ソマリア・ミッション、これAMISOMとも言いますけれども、これへの支援が重要であると...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) ただいま議題となりました経済上の連携に関する日本国とベトナム社会主義共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、平成十九年一月に、ベトナムとの間でこの協定の交渉を開始いたしました。鋭意交渉を行...全文を見る
06月19日第171回国会 衆議院 外務委員会 第17号
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○中曽根国務大臣 国連の分担金を国連広報センター東京事務所を経由いたしまして国連本部に送金しておりましたことに関しましては、今委員が御指摘の点も含めまして、これまでも取引銀行やそれから国連側の協力を得て可能な限りの調査を行ってきておりまして、その結果判明いたしましたことにつきまし...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員がお話しされましたように、六月の十三日に、これは日本時間でありますけれども、安保理決議の第一八七四号が採択されたわけでございます。  北朝鮮は、同日、北朝鮮外務省声明を発出いたしまして、今や核放棄など絶対にあり得ないものになったなどとした上で、プルトニウ...全文を見る
○中曽根国務大臣 安保理決議一八七四号、これでは、今委員からもお話ありましたけれども、その前文におきまして、安保理が国連憲章第七章、これのもとに行動し、そして、国連憲章第四十一条に基づく措置をとることが述べられているところでございます。この決議に盛り込まれました武器禁輸、貨物検査...全文を見る
○中曽根国務大臣 そのとおりでございます。
○中曽根国務大臣 先ほど副大臣から御答弁申し上げましたように、洞爺湖サミットにおきましては、二〇五〇年までに世界全体の排出量を少なくとも半減するということを、福田総理を中心とする我が国のリーダーシップによりましてこれが合意できたわけでありますし、また先日は総理の中期目標の発表もあ...全文を見る
○中曽根国務大臣 御指摘のありました支出関連文書につきましては、今までも外務省としては、関連の法令に基づきまして、これは五年間でございますが保存してきたところでございますが、他方、国際連合への分担金、拠出金の執行に関連いたしますそういう文書につきましては、これは外交政策上の重要性...全文を見る
○中曽根国務大臣 会計検査院によります平成十九年度決算検査報告を受けまして、外務省は昨年、国連の信託基金における拠出残余金が生じる場合に、国庫返納を原則に速やかに対応するためのガイドラインを作成いたしまして、国際機関への回答期限、返還小切手の取り扱い事務手続などを定めたところでご...全文を見る
○中曽根国務大臣 外務省の支出に関するものの中で、分担金とか拠出金、こういうものの執行についての委員からのいろいろな御質問もございました。行政文書の保存期間もルールにのっとって五年間ということで行っておりましたけれども、先ほどから御答弁申し上げておりますように、今後、三十年間把握...全文を見る
○中曽根国務大臣 長井氏のこの死亡事案に関しまして、政府はこれまでもミャンマー政府に対しまして、極めて遺憾である旨抗議を行いますとともに、事件の真相解明及びすべての所持品の返還を強く求めてきたところでございます。  ミャンマー政府からは、本件に関しまして謝罪の意が表明をされてお...全文を見る
○中曽根国務大臣 本件につきましては、委員も御承知のとおり、事件発生直後から、福田総理や、また町村官房長官、高村外務大臣、木村外務副大臣、あるいは駐ミャンマー大使と、さまざまなレベルでミャンマー政府に対しては強い遺憾の意も表し、また、抗議を行うとともに、すべての遺留品の返還と事件...全文を見る
○中曽根国務大臣 今まで働きかけを行いましたけれども、まだ解決をしていないというのは大変残念なことでございますし、また、御家族のお気持ちも考えますと、これは一刻も早く真相究明をしなければと思っております。  今委員もまさにおっしゃいましたけれども、先方とのやりとりということであ...全文を見る
○中曽根国務大臣 国際刑事裁判所、ICC、齋賀判事のことを述べられまして、再選されたばかりで、私どもも、これからの御活躍を期待しておりましたのに、本当に残念に思いまして、心から御冥福を祈っているところでございます。  本件に関しましては、委員はもうICCのことは十分御承知でござ...全文を見る
○中曽根国務大臣 ASEANを活用した、ASEANルートと言ったらよろしいんですか、そういうことにつきましてお話がありましたけれども、これは過去の外務委員会でもお答えしたことがございますけれども、これは基本的には二国間で解決すべき問題である、そういうふうに考えておりまして、ASE...全文を見る
○中曽根国務大臣 私の十一の指標の中には、直接、核の傘というような表現はございませんけれども、核軍縮が進むといいますか、目的が達成されるまで、日米安保条約に基づくそのような対応というものが必要であるというような趣旨の文言が入っております。今、ちょっと私、自分自身の発言でありますが...全文を見る
○中曽根国務大臣 四月の五日にオバマ大統領が、委員も御紹介されましたような、平和で安全な核兵器のない世界に向けたスピーチというものを行いましたし、私も四月の末に、唯一の被爆国としての立場からも、この核軍縮に向けての十一の指標ということで、見解を発表いたしました。先ほどの御質問に関...全文を見る
○中曽根国務大臣 今政府から御答弁ありまして、日本としての対応はいろいろ検討しなければなりませんし、検討中でございますが、安保理決議でございますから、これは日本だけが対象ということじゃなくて、加盟国すべてがこの決議に基づいた行為を、行動を行わなければならないわけであります。  ...全文を見る
○中曽根国務大臣 ただいまの御質問にお答えする前に、先ほど、日本近海、公海での貨物検査についてのお話がありましたけれども、安保理決議の主文十二で、委員も十分御承知のとおり、そういう検査を行う場合には、旗国の同意を得て公海上で船舶を検査することを要請するということですから、まず旗国...全文を見る
○中曽根国務大臣 五月にイランを訪問いたしました。これは、ちょうどことしが外交関係開設八十周年の節目という年でありまして、日本とイラン関係の強化、それとともに、核問題とかまた地域の安定などに向けたイランの建設的な取り組みを働きかけるために参りました。  滞在中は、御承知かと思い...全文を見る
○中曽根国務大臣 会談におきましては、当然のことながら、二国間関係に加えまして、イラン、米国との関係、御案内のとおり、米国のオバマ大統領もイランとの対話を始めるようなニュアンスの御発言もあったわけでありますが、それから、先ほど申し上げましたイランの核問題、また北朝鮮問題など、地域...全文を見る
○中曽根国務大臣 選挙に関する話はございませんでした。
○中曽根国務大臣 イランの現在の、先ほど申し上げました核の問題等、いろいろありまして、国際社会もそれなりのそれぞれ対応をしているわけでありますが、我が国といたしましては、イランとの関係を大事にしながらやっておりますので、今ODAについての実績の報告がございましたけれども、こういう...全文を見る
○中曽根国務大臣 これは、私の認識しているところでは、核開発問題に対してのそういうような対応だと思いますので、これらが改善されるということ、これが一つの条件ではないかと思っております。
○中曽根国務大臣 イランのあの大統領選挙後、この数日間の騒乱といいますか混乱の中で死傷者が出たことは、私どもも懸念をしておりますし、こういう事態は回避されなければならない、そういうふうに思っております。  イランにおきましては、ハメネイ最高指導者の指示を受けまして、憲法擁護評議...全文を見る
○中曽根国務大臣 フランスは、十六日付のフランスの外務省の発表におきまして、サルコジ大統領及びクシュネル外務・欧州問題相が深い懸念を表明いたしました。そして、デモ参加者に対する暴力を非難いたしましたことを発表し、平和裏にデモを行う権利、表現と言論の自由が尊重されなければならず、不...全文を見る
○中曽根国務大臣 このような事態になって、こういう広範な抗議行動が行われているということは、これは大変な事態であるわけでございますけれども、我々としては、発砲が行われたり、それから死傷者が出たということは大変懸念をしておりまして、先ほどから申し上げておりますように、こういう事態は...全文を見る
○中曽根国務大臣 選挙の結果のこういう事態でありまして、我々としては、選挙そのものに対する評価とかそういうものはもちろんすべきところではありませんけれども、このような死傷者が出たということは大変残念なことでありまして……(松原委員「明快に答えてください」と呼ぶ)  実は、死者が...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほど申し上げましたけれども、状況がはっきりと、治安当局とデモ隊の間でどういう形でどういうふうになったというものを私自身は承知しておりませんので、そういう意味で、この事態に対する私の考えというものは、これは懸念であり、残念な結果である、そういうふうに思っていると...全文を見る
○中曽根国務大臣 選挙につきましては、選挙結果が出まして、抗議の申し立てに対して憲法擁護評議会が票の再集計に基本的に同意するなどして、今は選挙のプロセスのルールの中での対応がとられているわけでありますから、当面は、そういう意味で、基本的に事態の推移を見守るというのが我が国の立場で...全文を見る
○中曽根国務大臣 選挙が終わったばかりでありますし、御案内のような混乱状態ということでございます。  政府といたしましては、アフマディネジャド大統領、現在もまだ大統領だと思いますが、と連絡をとったことはありませんし、また、今の段階で同大統領と新たな会談など、そういう予定は設定さ...全文を見る
○中曽根国務大臣 現下の北朝鮮のあのような行為の実態というものを踏まえて、人の往来についても、見直すべきところがあれば見直していくのが正しいことだと思っております。
○中曽根国務大臣 学術に技術が含まれる、またその技術も北朝鮮の現在の軍事力の増強等に非常に資するものであれば、これは問題でありますから、当然検討しなければならないと思っています。
○中曽根国務大臣 今私は御答弁申し上げましたけれども、これは政府全体としての対応ということになりますから、関係省庁ともよく相談をして決めるべきことだと思っております。
○中曽根国務大臣 沖縄の県議会が、議会百年に関する決議、これを採択したことは私も承知しております。今委員がお話しされたとおりでございますが、二十三日に戦没者慰霊祭が開催されるということで、麻生総理もこれに御出席される、そういうふうに伺っております。  さきの大戦におきまして、沖...全文を見る
○中曽根国務大臣 ただいま議題となりました所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とブルネイ・ダルサラーム国との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、平成十九年十一月に、ブルネイとの間でこの協定の交...全文を見る
06月22日第171回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○国務大臣(中曽根弘文君) さきに採択をされました国連の安保理の決議、これは一八七四号でございますけれども、これの主文の二十六におきまして、ここでは、国連の事務総長に対しまして、北朝鮮制裁委員会と協議をし、同委員会の任務の支援、決議一七一八号及び本決議で課されました措置の履行に関...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 六月の十二日に安保理で全会一致で採択されましたこの決議の一八七四号、これでは、もう委員も御承知のとおり、制裁措置として武器禁輸、それから貨物検査、そして更に金融面での措置ということがあるわけでありますけれども、そういう意味では、金融面での措置というのは...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今委員が御指摘の残余金等については後ほど参考人から詳しく報告をいたさせます。  ソマリアの復興につきましては、一九九二年の十二月に、もう委員御案内のことと思いますが、ソマリアにおける人道上の緊急事態に対応するということで、国際社会全体の努力が不可欠で...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) はい。  今委員がおっしゃいましたように、ガイドラインを作りまして、それにのっとって手続等を行っておりますが、一連の国会での今までの御議論を踏まえまして、拠出残余金の振替がこれは例外的な措置であるということをより明確にするという、そういう観点から、今...全文を見る
06月23日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第21号
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○国務大臣(中曽根弘文君) EPAの実施に当たり、いろいろな解釈の違いとか、これがまた問題なんかも起きてくるということはあるわけでありますが、そういう中で、両国間で協議をしながら解決できるものはまず解決していくということだと思いますし、今御質問にありました件数ということですが、例...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) どの程度の今委員がおっしゃいましたような問題が生じてくるかというのは分かりませんけれども、せっかく締結して、貿易が促進されるような、そういう趣旨で行うわけでありますから、問題があればそれが解決できるように、現地の、また本省も含めて、そういう何らかの対応...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私も、そういう日本への就航の希望についての国別のといいますか、現在の具体的な状況は把握しておりませんが、希望が多いのは確かで、私も海外の外相等と会談する際にはそういうような要望を多々受けます。  ただ、印象として申し上げますと、やっぱり成田との路線を...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今委員からお話がありました。我々としては、ある国とのそういう交流を更に活発にするとか、それからビジット・ジャパン政策もありますし、そういう意味では、できるだけそういう御希望をかなえてあげたいという気持ちで、私もそういう先方との会談等においてはそういう姿...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 我が国は、WTO、これの下での多角的な貿易体制を補完するとともに、今委員からもお話がありましたけれども、貿易の更なる自由化に加えまして、投資の自由化また知的財産の保護、さらに競争政策でのルール作りなど、いろいろな分野での協力の推進を含むEPAを締結する...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 日本とカナダのEPAにつきましては、二〇〇七年十月に日加両首脳に提出をされました日加共同研究の結果を踏まえまして、現時点で交渉を開始することは困難でありますけれども、日加経済関係を更に深めると、そういう点が重要である、そういう観点から日加次官級経済協議...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 日豪のEPAにつきましては、これは日豪両国の関係、これの更なる強化につながると、そういう認識の下に交渉を進めているわけでありますが、今までのところ大変有意義な議論を行ってきております。  農林水産分野の市場アクセスの交渉に当たりましては、今委員から衆...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 政府といたしましては、ベトナムはまずは地政学上、大変重要な位置を占めております。そして、非常に高い潜在的な経済力、潜在力、これを有しておるわけでありまして、まずそういうベトナムとの関係、これを重視をしております。  特に、先日五月末、私もハノイに参り...全文を見る
06月24日第171回国会 衆議院 外務委員会 第18号
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○中曽根国務大臣 昨日二十三日は慰霊の日でございましたけれども、さきの大戦におきまして沖縄は国内最大の地上戦を経験し、そして、一般の住民を含む多くの方々、約二十万人とも言われておりますけれども、が亡くなられるなど、本当に多くの方が犠牲になりまして、筆舌に尽くしがたい苦難を経験され...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほども政府参考人から御答弁申し上げましたけれども、この租税条約というのは、国境を越える経済活動に対する課税権を調整するということによりまして二重課税を回避するということ、それから、租税当局間の国際協力を推進して脱税を防止することなど、そういうことを主な目的とし...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどからお話にありますように、我が国が締結をいたしました租税条約の数というのは、たしか一九五五年の米国との租税条約を皮切りにいたしまして、これまでに四十五に上ります。そして、五十六カ国に適用されているわけでありますが、これは二重課税の排除などを通じまして投資交...全文を見る
○中曽根国務大臣 我が国といたしましては、このイランの大統領選挙の結果をめぐる現在の対立は、基本的には、イラン政府とそれから国民の英知と努力によって解決されるべきものと考えておりまして、その取り組みの動向を注視してきているところでございます。  この抗議行動が展開される中で、今...全文を見る
○中曽根国務大臣 今月の二十五日から二十七日まで、イタリアのトリエステでG8外相会談が行われるわけでございますが、今お話ありましたけれども、北朝鮮が最近、ミサイルの発射、そして核実験を強行した、またさらに、大陸間弾道ミサイルを発射する、そういう可能性も否定できないという現在のこう...全文を見る
○中曽根国務大臣 我が国が租税条約を結ぶ場合には、もう委員も十分御承知のとおりでありますが、相手国との状況、経済状況あるいは我が国の企業の進出状況等、いろいろな点を勘案しながら結んでいくわけでありますが、御指摘のように、中国は九〇年代に急速に多くの国と租税条約を結んでおります。 ...全文を見る
○中曽根国務大臣 このイランの大統領選挙の結果をめぐる各国の反応は、前回も御紹介させていただいたと思いますが、さまざまのものがあると承知をいたしております。  各国の反応のうち、米国につきましては、米国のオバマ大統領は、二十三日の記者会見におきまして、米国と国際社会は、過去数日...全文を見る
○中曽根国務大臣 各国とも基本的には共通の認識でもって声明等を出されていると思いますけれども、やはり、イランの政府に対しまして、このような混乱を一日も早く収拾するに当たりましては、言論の自由を確保し、また平和的な手段、今委員からおっしゃいましたような民主的な手段で事態の収拾に当た...全文を見る
○中曽根国務大臣 今おっしゃったのはG8の外相会談のことだと思いますけれども、会議ではこのイランの混乱状況が議題になろうかと思います。  我が国といたしましては、談話を私も発出させていただいておりますけれども、イラン政府に対しましては、先ほど申し上げましたけれども、言論の自由を...全文を見る
○中曽根国務大臣 常日ごろ、我が国としては、イランとの関係におきまして、今委員がおっしゃいましたような、イランの文化的な面や歴史的な面やいろいろなものも踏まえた上で発言もし、また交流も続けているわけでありますが、今回のことにつきましては、これは一般の民衆から死傷者が出たということ...全文を見る
○中曽根国務大臣 中央アジア非核兵器地帯条約、これは中央アジアの五カ国、今お話ありましたカザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタン、これにより条約が締結され、そして三月二十一日に発効した、そういうふうに承知をいたしております。  我が国といたしまして...全文を見る
○中曽根国務大臣 東南アジア非核兵器地帯条約、バンコク条約とも呼ばれておりますけれども、これにつきましては、我が国は、東南アジア地域における平和と安定の強化に向けたASEAN諸国の努力のあらわれである、そういうふうに受けとめております。  ただし、核兵器国が非核兵器国に対しまし...全文を見る
○中曽根国務大臣 いわゆる拡大抑止と申しますのは、これは英語ですとエクステンデッド・ディターレンスという、英語の政治、安全保障上の学術用語の訳ということでございますが、その意味するところは、抑止の提供でございます。  そのような意味で米国が有します核抑止力が我が国の防衛また安全...全文を見る
○中曽根国務大臣 ちょっと繰り返しにもなりますけれども、核抑止力を含みます米国の抑止力というのは、もう言うまでもありませんが、我が国の安全を確保する上で極めて重要な役割を果たしております。先ほど委員が共同発表文での核抑止力に関して御紹介いただきましたけれども、これはまさに日本の防...全文を見る
○中曽根国務大臣 米国防省が現在策定中の核体制見直し、NPR、これは今後五年から十年間にわたる米国の核政策戦略、核戦力体制、これを定めるものとされておりまして、委員もお話ありましたけれども、ことし末に米議会に提出される予定である、そういうふうに承知をいたしております。  このN...全文を見る
○中曽根国務大臣 さまざまな機会をとらえまして、今申し上げました我が国の考え方、日本の認識また関心、そういうものを伝えていくことが大事である、そういうふうに考えております。
○中曽根国務大臣 租税条約の締結に当たりましての基本的な考え方を申し上げたいと思います。  まず、これはやはり、相手国との関係におきましては、経済関係を中心とする二国間関係、それから、相手国の税制、また相手国が他国と締結しております租税条約の状況、また実際上の課税上の問題が生じ...全文を見る
○中曽根国務大臣 本日二十四日、きょうから、国連にて、今お話ありました世界経済金融危機と開発への影響に関するハイレベル会合が開催をされます。この会合では、経済金融危機の現状及びその開発への影響について分析を行い、開発への影響緩和のための適切な措置のあり方、そして、危機への対応にお...全文を見る
○中曽根国務大臣 我々は、自国のことのみならず、世界全体の平和、安定、そして特に現在の状況におきましては、経済危機、金融危機の一刻も早い解決というものに努力をしておるわけでありますし、そうでなければならないわけでありますが、途上国についても常日ごろから支援を行っていることは委員も...全文を見る
○中曽根国務大臣 本日の委員会で今まで議論されてきましたけれども、我が国が諸外国との間で締結をしてまいりました租税条約と同様に、国際的な経済活動に伴って発生いたします国際的な二重課税を回避するとともに、両国間での投資交流を促進するために投資所得に対する源泉地国課税を軽減する、これ...全文を見る
○中曽根国務大臣 カザフスタンは、石油、天然ガスなどのエネルギー資源それからウランなどの鉱物資源に恵まれた資源大国でありまして、我が国資源外交上、大変重要な位置を占めておるわけでございますが、今御指摘の共同声明、これもそのような両国間のパートナーシップの重要性を踏まえたものでござ...全文を見る
06月24日第171回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第6号
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○中曽根国務大臣 ただいまの決議で言及のありました在日米軍に関する件につきましては、御趣旨を踏まえ、今後とも、地元の方々に十分に理解していただくよう引き続き丁寧に説明していくとともに、地元の声によく耳を傾けつつ、米側との協議を進めてまいる所存でございます。
06月24日第171回国会 参議院 行政監視委員会 第4号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 六月の十六日に、本年三月に国を被告として提起をされました情報公開に関する行政事件訴訟の第一回口頭弁論が東京地裁で行われました。  本件情報公開請求に対する不存在による不開示決定は、情報公開法に基づき適切に判断して行ったものでございます。本件は訴訟係属...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今御答弁申し上げましたけれども、この訴訟の、係属中でございますので、詳細につきましてはコメントを差し控えたいと思いますけれども、私どもといたしましては、裁判の場におきましても、これはしっかりと政府の立場を御説明をして、適切に対応していきたいと、そういう...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 最初の御質問でございますけれども、沖縄返還国会の当時から歴代の外務大臣が一貫して繰り返して御説明申し上げておりますとおり、沖縄返還に際しましてのこの支払に関する日米間の合意は沖縄返還協定がすべてでございまして、密約は一切存在しないわけでございます。先ほ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほども申し上げましたけれども、政府といたしましては、これはもう繰り返しになりますけれども、御指摘のような密約は存在しないと、そういうことでございますので、事務次官の発言につきましては、私どもが一々云々することは適当でないと考えております。
06月29日第171回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○国務大臣(中曽根弘文君) ただいまの国際機関の信託基金の閉鎖に伴う拠出残余金についての警告決議につきましては、御趣旨を踏まえ、適切に対処いたします。
06月30日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第22号
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○国務大臣(中曽根弘文君) ただいま議題となりました刑事に関する共助に関する日本国と中華人民共和国香港特別行政区との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、平成十八年九月に、香港との間でこの協定の交渉を開始いたしました。鋭意交...全文を見る
07月01日第171回国会 衆議院 外務委員会 第19号
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○中曽根国務大臣 今委員がお述べになられました報道等につきましては私も承知をいたしておりますけれども、これはもう従来から政府が申し上げておりますけれども、御指摘のような密約はまず存在いたしません。この点につきましては、歴代の総理大臣及び外務大臣がこのような密約の存在を明確に否定し...全文を見る
○中曽根国務大臣 御指摘の報道につきましては、私も承知をいたしております。  他方、我が国が、核兵器を持たず、そしてつくらず、また持ち込ませずという非核三原則、これを堅持するということにつきましては、これまでも歴代の内閣によりまして累次にわたり明確に表明をされているところでござ...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員がお述べになられました宗谷それから津軽などの五つの海峡の領海幅を三海里にとどめる特定海域の設定は、海洋国家、また先進工業国であり、また貿易国家でもあります我が国におきましては、国際交通の要衝でもあります海峡を商船や大型タンカーが自由に航行できる、それを保障...全文を見る
○中曽根国務大臣 米国は、日米安全保障上、我が国に対します武力攻撃がある場合には我が国を防衛する義務を負っているわけでございまして、核の抑止力を含めました米国のこの抑止力は、我が国の安全を確保する上で極めて重要な役割を果たしておるところでございます。  二〇〇七年五月の2プラス...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどからも松浪委員の御質問にお答えしておりますけれども、政府は従来から申し上げておりますとおり、御指摘のような密約は存在しないわけでございまして、この点につきましては、歴代の総理大臣及び外務大臣がこのような密約の存在を明確に否定をしております。  したがいま...全文を見る
○中曽根国務大臣 スリランカの北部での戦闘によりまして新たに二十八万人の国内避難民が発生をいたしまして、現在、複数の国内避難民キャンプでの生活を余儀なくされているところでございます。スリランカ政府は、国内避難民を収容するために、キャンプの拡大やそれから生活の状況の改善、こういうこ...全文を見る
○中曽根国務大臣 G8の外相会談におきましての各国の外相の発言そのものにつきましては一々の御紹介は差し控えさせていただきますけれども、イランにおける大統領選挙後の情勢、特に市民に多くの死傷者が出ている、そういう状況に関しまして、強い懸念が各国から表明されたところでございます。また...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、各国からいろいろな発言はありましたけれども、会合の中におきまして、この問題についての個々の発言等については、余り、それぞれの国が、また、対外的にこれを説明するということは控えるというような状況になっております。  いずれにいたし...全文を見る
○中曽根国務大臣 基本的には、先ほどから御答弁申し上げておりますように、選挙後の状況が大変に混乱しているということと、それから死傷者が出ているということ、また、これに対する懸念、またある意味では非難的なところもございました。しかし、総じて申し上げれば、先ほどから申し上げております...全文を見る
○中曽根国務大臣 私からは、再三申し上げておりますけれども、大統領選挙の後の現状、特に暴動の発生と、それから言論の抑圧、これに対し懸念を各国と共有するということ、また、これも申し上げましたけれども、英国の外交官の追放も問題であるということなどを述べました。またさらに、内政干渉とな...全文を見る
○中曽根国務大臣 今回の選挙後の状況とかそういうことにつきましては、もう再三申し上げておりますとおり、各国と同じような懸念を私どもも有しておりますし……(松原委員「そんなことを聞いているんじゃない」と呼ぶ)いや、それは、その会議でも表明しておりますが、今までのイランとの関係におき...全文を見る
○中曽根国務大臣 イエス、ノーで申し上げれば、イエスとお答えさせていただきます。
○中曽根国務大臣 六月の二十八日に日韓首脳会談が行われたわけでありますが、これは李明博大統領側からも、拉致問題に関して、可能な限りの協力について改めて表明があったところでございます。  拉致問題を含む北朝鮮との問題の解決のためには、北朝鮮側に当然のことながら直接働きかけを努力し...全文を見る
○中曽根国務大臣 六月二十八日の日韓首脳会談におきましては、会談後の共同記者会見でも麻生総理から明らかにされておりますけれども、今申し上げましたけれども、韓国の大統領から可能な限りの協力について改めて表明がございました。  一方で、それ以上の具体的な会談の中でのやりとりについて...全文を見る
○中曽根国務大臣 委員がおっしゃいますように、金賢姫氏を日本に招聘するということは、これは、そこでいろいろな状況について聞くということができれば、重要な証言者でありますから、真相解明という観点からは非常に意味があると、もちろん当然のことでありますが、思っておりますが、同時に、先ほ...全文を見る
○中曽根国務大臣 これは我が国の最重要課題の一つでありますし、私も、外務大臣として一日も早い真相解明ができるように努力をしておるところでございます。
○中曽根国務大臣 いつでしたか、ことしの初めでしたか、飯塚さん御家族が金賢姫にもお会いいたしました。貴重な話も聞けた、そういうふうに聞いております。そういう意味からも、金賢姫氏を日本に呼んで聞くということは大変意味があることと思っております。  同時に、先ほど申し上げましたけれ...全文を見る
○中曽根国務大臣 法的なものがあるのは委員も十分御承知と思いますし、先方の都合があるということも御承知だと思いますが、そのようなことができるかどうか、それは検討したいと思います。
○中曽根国務大臣 今までも、それは実現できれば実現した方がいい、それは、私のみならず、どなたもが思っていると思います。  ただ、そういう意味では、政府としてはクリアすべき点がありますので、やりたいかどうかという質問であれば、やりたい、そういうふうに思っております。
○中曽根国務大臣 核実験あるいは弾道ミサイルの発射等、北朝鮮の最近の一連の行為は我が国にとりまして大変大きな脅威であると思っております。そういう意味では、情報の収集を初め、また防衛能力の向上を初め、我が国の国民の生命と財産を守るために我々は全力で取り組んでいかなければと思っており...全文を見る
○中曽根国務大臣 住民の皆さんに対する影響といいますか、騒音を初めとして、爆音を初めとして、被害ができるだけないように安全面にも注意を払ってやるにはどうしたらいいかということは、政府内でよく検討していきたい、そういうふうに思っております。
○中曽根国務大臣 今申し上げたのは、まず政府内で議論して、よく検討するということでありますが、それを踏まえて、必要によっては米側と協議するということは、私は当然のことだと思います。
○中曽根国務大臣 先ほどからの御質疑でありますように、元次官のこの御発言による新聞記事というものは私どもも十分承知しているところでございますけれども、これはもう従来から申し上げておりますとおり、御指摘のような密約は存在しないわけでございまして、このことにつきましては、もうこれも再...全文を見る
○中曽根国務大臣 残念ながら、まだ行っておりません。できるだけ早く行きたいとはずっと思っているところでございます。
○中曽根国務大臣 御紹介いただきましたように、世界の各地にそのような非核地帯条約というようなものがあるわけでありますけれども、これらの条約は、それぞれの地域の平和と安定の強化に向けての努力のあらわれである、そういうふうにまず受けとめております。  すべての核兵器国が現在のところ...全文を見る
○中曽根国務大臣 我々としては、よく研究をしてみたいと思いますし、問題があるのか、あるとしたらどういうところなのか、そういうものをよく検討した上で判断していきたいと思っております。
○中曽根国務大臣 G8外相会議がイタリアのトリエステで開催されたわけでありますけれども、ここでは、国際社会が現在直面しておりますいろいろな政治問題、課題について議論を行いました。また、御案内のとおり、力強いメッセージも発出することができたところでございます。  この中でのミャン...全文を見る
○中曽根国務大臣 日英の外相会談につきましては、来年、ミャンマーが総選挙を控えているということもありまして、先ほど申し上げましたような政治犯の釈放等、こういうことについて進展が見られていないということを英国側からも懸念する発言がございました。  私の方は、先ほど申し上げておりま...全文を見る
○中曽根国務大臣 今委員がおっしゃったようなことを踏まえて領土交渉は行われるべきであると思っておりますし、イタリアにおけるサミットにおきまして、メドベージェフ大統領と麻生総理との間でこの問題について真剣な議論が行われるもの、そういうふうに思っております。また、その会談などにおきま...全文を見る
○中曽根国務大臣 国連のハイレベル会合は、六月の二十四日から二十六日までニューヨークで開かれたわけでありますが、我が国の代表として御法川外務大臣政務官に出席をしていただきました。  この会合は、途上国を含む多くの国が参加する国連の場におきまして、世界金融経済危機をめぐる状況や、...全文を見る
○中曽根国務大臣 今、世界各地で、日本人といいますか国民がいろいろな場で活躍しておりまして、それに伴ってその子女も現地で勉強しているわけであります。  私たちとしては、学校運営、これは問題があれば、今文科省からも話がありましたように、これの運営が我が国が直接のものではないにして...全文を見る
○中曽根国務大臣 たくさん御質問がありましたので、どういう順番でお答えしたらいいかわからないんですけれども、状況が変わったとまずおっしゃいました。確かに、我が国を取り巻く安全保障環境なりそういうものは大きく変わっていますし、御案内のとおり、北朝鮮の状況はもう申し上げるまでもありま...全文を見る
○中曽根国務大臣 これは問いただしたということではなくて、この問題は大変重要な問題でありますから、大臣と次官の間ですから、このことに限らず、日ごろからいろいろな意見交換とか話し合いをしている、そういう中で今申し上げたようなことがあったということでございます。
○中曽根国務大臣 政府の見解は、もう再三申し上げておりますとおり、密約はない、そういうことに尽きるわけでございます。
○中曽根国務大臣 新聞がどういう形で取材をしたのか、そこら辺については私どもが知るところではありませんけれども、このことにつきましては密約はないということであります。  虚偽かどうかということは、それは私どもの知るところではありません。私どもは、密約がない、その一点に尽きるわけ...全文を見る
○中曽根国務大臣 我々は、密約はないということでございますし、その一点に尽きるわけでありまして、虚偽であるとか虚偽でないとかということじゃなくて、そういうようなものはないということ、これに尽きるわけであります。
07月01日第171回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第5号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 先般、この委員会におきまして御議論いただきましたODAをめぐる不正腐敗事件への対応に関連いたしまして、こちらの委員会での御議論も踏まえまして、今、増子委員がおっしゃいましたように、昨日ですけれども、私の下に外部有識者から成る検討会、これはODAの不正腐...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員からお話ありましたように、減反などで大変窮状にあります米作農家、これをいかに救済をして、そしてまた余剰米を発生させない、また日本の農業をどういうふうにして再生していくか、大変これは大きな課題であるわけでございますが、そういう中で、我が国は海外への支...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 海外の特に途上国に対する支援を行う上におきましては、相手の国のいろんな状況等、あるいは他国の援助の状況等、これをよく承知するということは大変大事だと思っております。  このODA戦略の立案に当たりましては、そういう中でも生きた情報の収集が特に重要であ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今年の四月に、麻生総理は、現下の世界的な金融危機、経済危機、これの克服のためにアジアが開かれた成長センターとして世界経済に貢献すべきと、そういう考えの下、アジア諸国が金融経済危機の影響に対して迅速に対応するとともに、また、成長力の強化及び内需の拡大に向...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 円借款は借入国に対しまして債務を負わせる支援スキームでございますので、過去に相当の額の債務削減を行った諸国に対しましては、特に債務返済能力に関し慎重に確認を行う必要があります。これはもう言うまでもございません。  一方、我が国は、アフリカにおける経済...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) UNHCRなどの国際機関を通じた支援というものは、国際機関が有しております専門的な知見とかあるいは政治的な中立性、また緊急時の迅速な初動体制や、また独自の国際的なネットワーク、それから国境をまたがる問題への対応など、こういういろいろな面で二国間の支援を...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 国際機関に対しての拠出の方法は、今委員からお話ありましたけれども、使途を特定しないノンイヤーマークの拠出と、それから使途を特定するイヤーマークの拠出などの方法がありまして、各国際機関の制度とか、また我が国の拠出目的などを踏まえてこの拠出の方法を決めてい...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 母子健康手帳は、健康一般についての母親の知識を高めて、また、医療従事者側で母子の健康履歴を把握することによりまして妊産婦の死亡率とか乳幼児の死亡率を改善させることができると、そういう点で大変優れた制度であると、そういうふうに認識をいたしております。 ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) セネガルにおきましては、そういう母子健康手帳の配付も視野に入れつつ、今申し上げました母子健康事業などの取組をまず引き続き行っていきたいと、そういうふうに思っております。
○国務大臣(中曽根弘文君) これの事業の重要性というものはもう委員からおっしゃるとおりですし、大変私も大事だと思っておりますので、できるだけ早期にそのようなことが実現できるように私どもも一生懸命取り組んでまいりたいと思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) 我が国は、これまでもインドネシアなどのアジア諸国や、それからパレスチナで母子健康手帳の普及に取り組んでおりまして、その考えをアフリカにも広げるということは大変有意義だと、そういうふうに考えております。  先ほど申し上げましたとおり、これを配付するに当...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 第五回太平洋・島サミットにおきましては、海面上昇を含めまして、各国が直面をしております気候変動の問題、気候変動の影響について議論が行われたところでございます。我が国はこのサミットにおきまして、気候変動が海面上昇やそれからサイクロン、渇水など太平洋島嶼国...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今まで欧州諸国が行ってまいりましたアフリカへの援助というのは一定の成果があったものともちろん考えておりますけれども、アフリカのサブサハラ地域、これはMDG達成への進捗が遅れておりまして、依然として厳しい状況に置かれております。  他方、日本が東アジア...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 東アジアで成果が上がってきているというのは、社会基盤整備がしっかりしていると、それも、かつての日本の貢献といいますか、貢献と言うとちょっと語弊があるかもしれませんが、影響があってというようなお話でございました。  一般に、統治システムの良い国でODA...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員のお話しされていることも私も理解いたしますけれども、一般に、一国の統治のシステムは、御指摘の宗主国による影響、これももちろん大きな影響があったと思いますけれども、それだけではなくて、先ほど申し上げましたけれども、その国の置かれた地理的な、あるいは歴...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 支援をしていく上で、先ほど申し上げましたけれども、相手の国の事情、歴史、文化、民族、宗教、いろいろそういうものは配慮しながらやっていかなければと思いますけれども、歴史観ということでお尋ねありましたけれども、はっきり言えますことは、我が国は、一つは科学技...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今、橋本副大臣からも御答弁申し上げました。各国それぞれのやり方といいますか、ODA支援についてはまた考え方もあろうかと思いますけれども、副大臣からも話がありました、また委員からもお話がありましたように、相手の国のやっぱり利益になって、相手の国の発展につ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 気候変動、これの影響によりまして環礁国を中心に太平洋の島嶼国における水の供給の問題が非常に深刻化していると、こういうことは私も承知をいたしておりますが、こうした状況を踏まえまして、今年の五月に北海道で開催されました太平洋・島サミットにおきまして、麻生総...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 途上国が気候変動問題に取り組んでいく上で、温室効果ガスの削減や、それから気候変動の影響の除去のために、ODAを含めて新たな資金や、また今お話ありました技術支援など、様々なそういうツールが必要となると、そういうふうに認識をいたしております。  中国につ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) ああ、そうですか。  気候変動に関しましてもいろいろな形で協力を行っているところでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) インドネシアやそれからブラジル、またアフリカ諸国などに対しての違法伐採とか森林破壊、これらに対する支援ということでありますけれども、我が国としては、違法伐採防止などを目的といたしました経済協力を二国間ベースで、一例としては今申し上げますような形で実施を...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 我が国とモンゴルは、もう委員も御承知のとおり、大変、極めていい、良好な関係にあるわけでありますが、一九九〇年代の初頭以降、我が国はモンゴルに対する最大の支援国といいますか援助国となっております。  我が国は、モンゴルの民主化、市場経済化の推進のために...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) バヤル首相の来日につきましては、今年度の早期に実現するということでありますが、もう今年度、三か月たってしまいましたけれども、現在まだ外交ルートを通じて調整を進めているところでございます。具体的な日程等の詳細についてはまだ何ら確定をしていないところでござ...全文を見る
07月02日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第23号
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○国務大臣(中曽根弘文君) ちょっとお待ちください。  米軍によります我が国へのいわゆる核兵器の持込み、これは御案内のとおりすべて事前協議の対象となっているわけでありますが、この持込みにつきましては、その中に寄港とそれから通過が含まれているということでありまして、これは日米安保...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 持込みは、まさに我が国の領域に核を何らかの形でこれを、何というんですか、いわゆる持込みというか、持ってくるということですが、そこには寄港や通過も含まれるということであります。
○国務大臣(中曽根弘文君) 私どもは、再三申し上げておりますように、従来から政府としてはこのような、かかるそういう御指摘のような密約はないと、そういうふうに判断をしておりますし、また、先ほどから御答弁申し上げておりますように、歴代の総理大臣また外務大臣がこういう密約の存在を明確に...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私自身がこの電報のコピー、又はこれはテレグラムですから電報なんですか、そういう文書の性格など、これが正確なものかどうか、信用できるかできないか、そういうことは私自身お答えする立場にないと思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほど申し上げましたけれども、この核持込みの解釈でありますけれども、私どもとしては、この藤山・マッカーサー口頭了解、この中にあります、装備における重要な変更の中の核弾頭及び中長距離ミサイルの持込み並びにそれらの基地の建設というこの持込み、これの中には寄...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 持ってきたものというのはどこまで、我が国の……
○国務大臣(中曽根弘文君) 寄港した場合、それは持込みになると、そういうことでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほども申し上げましたけれども、この文書につきまして、確かに今訳していただいたようなことが書いてあるのだと思いますけれども、これについて、これが正確なものかどうか等を含めて、私自身お答えする立場にはないと、そういうふうに思っております。
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほどから申し上げておりますように、米艦船による核兵器などの寄港は持込みに当たると、そういうことでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 文書を挙げて先ほどから御質問をいただいておりますが、我が国自身が、この政府が作成した文書ならまだしも、これについて、私どもが正確なものかどうかを含めて内容等についてもコメントする、お答えする立場にないと、そういうふうに思っております。  そして、大平...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私の言い回しがちょっと不正確だったかもしれません。外国の文書を一切信用しないとか認めないとか、そういう意味ではございません。  いずれにいたしましても、この文書につきまして内容も含めてコメントするということは、そういう立場にはないということになります...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 次回までに確認をしてというお言葉、御意見でございましたけれども、このことにつきましては、これも前に御答弁申し上げておりますけれども、米国政府は日米安保上の対日義務は誠実に履行することと、そして事前の協議につきましても日本政府の意思に反して行動することな...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほど、この文書につきましては、再三御答弁申し上げているとおりでございます。  ただ、私が、これも重ねて申し上げることになりますけれども、現在、米国政府との間では米軍からの事前協議、これがない以上は、もう私どもとしては核の持込みがないということについ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 御指摘のこの文書、これは電文ですか電報でございますか、これが米国の公文書館で公表されているかどうかということは大使館を通じれば確認できると思いますが、この中身について、書かれている文書の中身について、これ、よその国のそういう文書について私どもがこの中身...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 御質問についてですが、こういう形というのは、そのペースが遅いというそういう御質問でございますか。  これは今も政府参考人から御答弁申し上げましたけれども、相手の国の事情、またその交渉をどういうような内容にするかと、そういうようなことによりまして、お話...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 基本的には、政府といたしましては、こういう近年の国際犯罪が増加をしていると、そういうことに伴いまして、捜査、それから訴追その他、刑事手続に関する国際的な協力の重要性が高まっておりますので、刑事共助条約の締結を積極的に検討していくと、これが基本的な考えで...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 確かにそういうことも御答弁申し上げたと思いますが、今の瀋陽の総領事館事件、これは平成十四年の五月に発生したものでありますが、この事件を踏まえまして、外務省といたしましては、省員の今お話ありました危機意識の徹底といったような意識の改革、それから、在外公館...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) ただいま橋本副大臣から御答弁申し上げましたけれども、こういうふうに国際的な経済危機、金融危機、そういう中でIMFなどの果たす役割は非常に重要なわけで、そういうところから、お話ありましたようにロンドン・サミットにおきましても、首脳声明の中でこういう国際金...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 香港はアジアの地域の金融の拠点でございます。そういうところから我が国からの不正資金の流入も多く、また、マネーロンダリングなどの国際組織の犯罪、金融犯罪、そういうものに対しまして日本と香港の双方が協力をして対処していくということが非常に重要である、また必...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員が御指摘のとおりに、いろいろな国際的な活動、国際協力活動につきましての成果と評価、分析、収集、蓄積、またそれを反映させていくというのは、これはもう当然のことですが、非常に重要なことだと思っております。  ODAにつきましては、御案内のとおり、政府...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 核軍縮に関しましてはいろいろな議論が行われているわけでありますけれども、その中でヒロシマ・ナガサキ・プロセスのこういう名の下に核兵器の廃絶を目指した幅広い議論が行われていると、そういうことは承知をいたしております。
○国務大臣(中曽根弘文君) 今委員から、このヒロシマ・ナガサキ・プロセスの五つの特色ということで御説明をいただきましたけれども、我が国は、もうこれは核兵器のない平和で安全な世界、これの一日も早い実現、これを目指しているわけでありまして、そういう意味からも今御指摘の議論とも目標は共...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員が当面のアクションとして考えられることということで、五項目にわたり今御説明いただきました。  御指摘のとおり、NPTを脱退をして新しい核兵器保有国になるようなそういう動きは断固として阻止をしていかなければならないと思っておりますし、この点につきま...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) IMFやそれから世銀を始めといたします国際金融機関におきましては、経済力が大きい加盟国により多い出資を求めておりまして、またそれに応じた地位と責任を与えると、そういう観点から加盟国の出資額に応じた投票権を基本とするとともに、各国また一律の基本票、これを...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) まず、御指摘の核の密約問題につきましては、政府は従来から申し上げておりますとおり、そのような御指摘のような密約は存在しないわけで、この点については、繰り返し申し上げておりますが、歴代の総理大臣及び外務大臣がこのような密約の存在を明確に否定をしております...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) そのような報道があることはもちろん承知をしているわけでありますが、その中でのやり取りについて私どもがコメントする立場にはないと思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) 再三申し上げておりますけれども、まず密約がないと、そういう政府のこれは見解であります。そういうところから、私どもとしては、この報道の内容あるいはこの本の出版の記述、これについて逐一云々することは適当ではないと、そういうふうに思っています。
○国務大臣(中曽根弘文君) 元外務次官の発言あるいは著述について、私からはコメントはいたしません。
○国務大臣(中曽根弘文君) ただいま議題となりました投資の自由化、促進及び保護に関する日本国とウズベキスタン共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、平成二十年二月に、ウズベキスタンとの間でこの協定の交渉を開始いたしま...全文を見る
07月07日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第24号
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○国務大臣(中曽根弘文君) 現在のその新疆ウイグル自治区あるいはウルムチ市における情勢について、詳細は不明なところが多いわけでありますが、市民と当局の衝突によりまして多数の死傷者が出たということについては我が国といたしましても懸念をいたしておりまして、死傷者は報道によりますと百五...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) そのような報道といいますか、があったということは私も承知しておりますが、北朝鮮の七月四日に発射したことの意図について私どもは知る立場にございません。
○国務大臣(中曽根弘文君) 今、最初の御質問で、知る立場にないと御答弁申し上げましたけど、委員の御質問が、アメリカのいわゆる七月四日の、ジュライ・フォースですか、これに合わせてということでどうかというようなお尋ねだったと思いましたので、その北朝鮮側の考えているものは私は存じません...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 我々といたしましては、これは今回、発射後速やかに米国や韓国とも協議を行いまして、先ほどから申し上げておりますが、決議違反であり断じて容認できないということから、しっかりと決議を実施していくということが必要であるということは米国や韓国とも一致したところで...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 終わったといいますか、先ほど申し上げましたように、各国に引き続いてこの決議に基づく行動を取るように要請もしておりますし、北朝鮮に対しましても引き続いて北朝鮮の動向は注意深くこれを見ていくということであろうかと思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) 今朝ほど、日本時間でありますが、今朝ほどこのようなプレス向け発言が行われたわけでありまして、引き続いて次の段階の協議が行われるというふうには承知しておりませんが、いずれにいたしましても、これは地域や国際社会に対する脅威でありますので、安保理としてもしっ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私どもといたしましては、一九八一年でしたか、いわゆるライシャワー発言が国会で取り上げられた際に、当時の鈴木総理から、大平さんの御発言に関して、大平さんはそういうこと、そういうことというのはライシャワー大使が大平外相に対して申入れを行って大平外相がそれに...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほど申し上げましたけれども、この関連文書についての確認ということでございますけれども、先ほど申し上げましたとおり、米側は事前協議を行うと、それで、事前協議については日本政府の意思に反して行動することはないと、そういうふうに繰り返し述べておりますので、...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 失礼いたしました。  七月二日の外交防衛委員会ですか、ここでの私の答弁に関しての御質問でございますけれども、これは、公文書館で、を通じれば確認をできるかという可能性について私は答弁をしたわけでありまして、これについて確認をするというようなことは御答弁...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) これにつきましては、先ほどからこの件につきましては米側も日本の政府の意思に反して行動することはないと、そういう旨も繰り返しておりますので、政府としては米側からこのような文書を入手して提出をする必要はないと、そういうふうに考えているところでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) ございません。
○国務大臣(中曽根弘文君) 再三申し上げておりますけれども、そういう御指摘のような密約は存在しないと、そういうことでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) これはもう再三委員会で申し上げておりますが、政府が従来から申し上げておりますとおり、そういう御指摘のような密約は存在しないということでありますので、改めて村田氏に対しても、村田氏というか過去の事務次官に対しても、そういう事実関係を確認することは考えてお...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 私どもとしては、現在私に関しましてもそのような報告も説明も受けておりませんし、現在の幹部も、外務省の幹部もそのような文書は見たこともないと、捜した結果そういうものも発見されていないということでありますし、歴代の総理大臣また外務大臣もそのような密約の存在...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 元事務次官の発言がうそということになるかどうか、私からこれについてはコメントいたしませんけれども、私どもは事務次官の発言について確認をするということはないということに尽きるわけでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) ちょっと表現が適切でなかったかもしれませんが、コメントする立場にないというよりか、そのような考えはございませんということであります。
○国務大臣(中曽根弘文君) 元次官に確認をするという考えでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 今委員からは、過去の答弁者の御発言ということをおっしゃいました。過去の、元次官の御発言ということですか。
○国務大臣(中曽根弘文君) コメントする立場でないというよりか、先ほど申し上げましたように、そのような御発言、報道によってあるいは著作によって承知をしておりますけれども、そのことについて私の方から現在確認することは考えておりませんということでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 大変重要なことだと思っております。
○国務大臣(中曽根弘文君) 私どもとしては、もう再三申し上げておりますけれども、日米安保条約の下での核兵器の持込みに関する事前協議制度ですね、これについての日米間の合意というものは、これは安保条約の第六条の実施に関する交換公文及びいわゆる藤山・マッカーサー口頭了解がすべてでありま...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 元次官が報道等を通じて発言されておりますけれども、再三申し上げておりますとおりでありますし、さらに米国政府が日米安保条約上の対日義務を誠実に履行すると、そして事前協議について日本政府の意思に反して行動する意図のないことを繰り返し明言もしておるわけであり...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) いろいろな報道に対する外務省の対応というのはその案件によって違うわけでありまして、本件につきましてはもう従来から申し上げているとおりでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 私どもの立場はもう従来から申し上げておりますとおり密約はないという、そういうようなことでございまして、立場は明らかでございますので、先ほどからの繰り返しになりまして恐縮でございますが、この件につきまして元次官等に確認するという考えはございません。
○国務大臣(中曽根弘文君) この件に関する私どもの見解は、もう国会で御答弁申し上げておるとおりでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) 国連待機制度、これへの早期登録ということにつきましては、かねてから種々の提言等もいただいておりまして、政府内でもずっと不断の検討を行ってきたものでございますけれども、また、防衛省・自衛隊におきましてもこれまで様々な国連PKOに参加して実績を積み重ねてま...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 六月の七日に行われました日中の外相会談では、御指摘のようなやり取りはございませんでした。今委員が御説明されました報道は、これは米中関係筋が明らかにしたということでワシントン発となっておりますが、中国政府との間でのやり取りについては、今おっしゃいましたよ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 現在、日中の両国におきましては、これはもう戦略的互恵関係ということで、これの包括的な推進に向けまして様々な分野において互恵的な協力を進めてきておるわけでありますが、安全保障の分野におきましては、防衛当局間のハイレベル交流とか、また艦艇の相互訪問とか、あ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員から資料に基づいて大変丁寧な御説明いただきまして、ありがとうございました。  昨年の十一月にワシントンでG20が開催されたわけですが、そこで第一回の金融・世界経済に関する首脳会合が開かれましたが、この十年弱の世界経済成長の中で、市場参加者が適正な...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) まず、週刊誌のこの記事ですが、私も今初めて実は見たところですが、最後に不破氏から、密約文書は見ていないんですかと、それは見たことないねと、そういうようなふうに答えてあることを申し上げておきますが。  私どもとしては、もうかねてから申し上げておりますよ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) これ、今初めて記事見ますし、この発言の本意といいますか、それがどういうものか、私自身、ちょっと今見たばかりでよく分かりませんし、これは本人にお聞きいただくしかないんじゃないかと思います。
○国務大臣(中曽根弘文君) 政府といたしましては、今委員が御指摘の時期におきましても米軍による核持込みが行われていたとは承知いたしておりませんけれども、例えば昭和三十二年、一九五七年ですが、三月二十七日の予算委員会におきまして、当時の岸総理は、「この日本に駐留する部隊や兵器という...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 政府といたしまして、核搭載艦船の寄港それから領海通過はもう事前協議の対象としないということを大平外相が確認したとの事実を承知していないということにつきましては、もう従来から説明を申し上げているとおりでありまして、またそのような趣旨を目的とした大平・ライ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 政府といたしましては、先ほど申し上げましたけれども、核搭載艦船の寄港それから領海通過は事前協議の対象としていないということを大平外相が確認したとの事実を承知していないということにつきましては、今申し上げましたとおり、従来から説明をしているとおりでありま...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) ただいま議題となりました所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とブルネイ・ダルサラーム国との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、平成十九年十一月に、ブルネイとの間でこ...全文を見る
07月09日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第25号
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○国務大臣(中曽根弘文君) まず、この協定についてですけれども、これは今まで我が国がほかの国、諸外国と締結をしてまいりました租税協定と同様に、経済的な交流それから人的な交流、そういうことなどに伴って発生をいたします国際的な二重課税、これを防止する、回避すると、そういうことを目的と...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今申し上げましたように、いろいろな意味といいますか効果があるわけでありまして、総合的に判断して締結するわけでありますが、委員のおっしゃるような意味も含まれていると考えます。
○国務大臣(中曽根弘文君) この条約の内容、それから効果等は先ほどもブルネイのところでも御説明いたしましたけれども、同様の条約の目的があるわけでございますが、特にカザフスタンの場合は、先ほどからお話ありますように、石油とか天然ガスに加えてウランなどの鉱物資源に恵まれたそういう資源...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 今政府参考人からも御説明いたしましたとおり、経済的にはこの民主化、そして市場経済化ということで順調な発展をいたしておりますし、先ほど申し上げましたようないろいろ資源的な面でも恵まれている国であります。  我が国は、中央アジアの五か国、ウズベキスタン、...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 三十五回目だそうでございまして、三十五回目のようでございます。済みません。
○国務大臣(中曽根弘文君) たしかサミットは当初はエコノミックサミットと、そう称したんじゃなかったかと記憶しておりまして、当時は七か国でございましたけど、が集って、そして世界の経済問題を中心に議論が始まったと。その後何年か、何回目からかは私記憶しておりませんが、政治的な課題も議論...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) サミットだけを特殊扱いしているのではないかと、最後にそういうようなお話でありますが、国連という協議の場もありますし、それから二国間とか地域のいろいろな会議がありますけれども、しかし、サミットという形で毎年定期的に開催をし、先ほども申し上げましたけれども...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 中国、胡錦濤国家主席が帰国されたということについては、報道をされておりますし、私も承知しておりますが、その理由についてはこれまたいろいろな理由が言われておりますが、それについてはコメントは差し控えさせていただきますが、今回の大きなテーマの中に気候変動等...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほどから申し上げておりますように、これはテーマに応じていろいろなグループが形成され、またG8に加わって参加するという形になって、また開催国の意向によって招待国等が違ってくるわけでありまして、そこら辺はちょっと今正確に申し上げられず申し訳ありませんけれ...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) もうこれは委員が十分御承知のとおり、経済的な力もそうでありますし、あるいはこの気候変動の問題にいたしてもそうでありますし、あるいは軍縮、不拡散等に関しても、もちろん中国が共に協議をしていくということが大事なことであろうかと思います。そういう総合的な面で...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 八〇年代の中ごろですか、留学生十万人計画というものが打ち出されまして、そして留学生が年々増えてきたわけですが、なかなか当初はこれ十万人達成できませんでした。現在はたしか十二万人を超える留学生になっておりますし、委員がおっしゃいましたとおり、その約七割が...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほどもちょっと政府参考人の方から御説明いたしましたけれども、全体の留学生の中での中国留学生の比率というのはこれは六割近くなっておりますが、国費留学生という意味では一八%、韓国が二位で、全体の留学生の数では一五%ですが、そのうちの国費留学生という意味で...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) まず、前半で委員がおっしゃいました日本の大学の学生に対する支援あるいは入学のことについてでありますが、これはもちろん日本の学生がやはりより負担が少なくいい環境で勉強できるようにするというのは、もう国のこれは大きな務めでありまして、それに対しては努力はい...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 委員はカザフスタンでお仕事もされたことがあるということですし、またカザフ語ですか、専門家としても御活躍されたと伺っておりますけれども、カザフスタンは、先ほども申し上げましたけれども、中央アジアで最大の国土を有しておりますし、ウランやそれから原油、そうい...全文を見る
○国務大臣(中曽根弘文君) 先ほどからお話ありますように、外国税額控除というのは、課税の公平性とか中立性、あるいは租税回避のために濫用されるおそれがあるとか、あるいは投資交流の促進に必ずしも資するものではないというような問題点、そういうものも指摘されております。  そういうとこ...全文を見る
07月10日第171回国会 衆議院 海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第9号
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○中曽根国務大臣 北朝鮮が弾道ミサイルを発射したり、また核実験を行うということは、もう言うまでもありませんけれども、これはまず、我が国の安全に対する重大な脅威であります。そしてさらに、北東アジアまた国際社会の平和と安全を著しく害するものとして、断じて容認することはできません。 ...全文を見る
○中曽根国務大臣 北朝鮮のこの一連の行為、ミサイル発射、核実験、これは、北朝鮮は北朝鮮なりの言い分といいますか、そういうような発言がありますけれども、従来からの安保理決議に違反するものでありまして、国際社会として容認できないということで、我が国もこの安保理の決議に基づいて行動を起...全文を見る
○中曽根国務大臣 政府が従来から申し上げておりますとおり、いわゆる密約は存在せず、御指摘のような事実はございません。  外務省におきましては、外交文書につきましては、関連する規則にのっとりまして適切に管理をされているところでございます。
○中曽根国務大臣 委員がおっしゃいましたけれども、外交とかいろいろな交渉において秘密というものはありますけれども、今回のこの件に関しまして、いわゆる密約は存在しておりません。  したがいまして、報道は承知いたしておりますけれども、外交文書につきましては、外務省におきましては、先...全文を見る
○中曽根国務大臣 我が国の防衛は、まず我が国自身がしっかりとしたそういう体制をつくるということが大事であることは言うまでもありませんが、現在、御案内のとおり、日米安保条約のもとの日米同盟におきまして、米国の核抑止力を含むそういう抑止力というもので我が国の防衛も体制をとっているとこ...全文を見る
○中曽根国務大臣 安全保障の問題につきましては、米国とも日ごろからさまざまな協議等も行っておりますが、今委員がおっしゃいましたような、そういうようなことにつきましては現時点ではございません。
○中曽根国務大臣 今回の安保理の決議一八七四号におきましては、決議一七一八号で定められております北朝鮮に対する制裁措置に加えまして、具体的には今から申し上げますような措置が含まれております。  一つは武器の輸出入につきまして、北朝鮮からのすべての武器輸出が禁止されるなど、禁止対...全文を見る
○中曽根国務大臣 中国は、五月の北朝鮮によります核実験を大変強く非難しておりまして、北朝鮮によります核、ミサイル、大量破壊兵器の開発また拡散につきまして、我が国と同様の懸念をあらわしているところでございます。  この北朝鮮の核実験を受けまして採択をされました安保理決議の一八七四...全文を見る
○中曽根国務大臣 この法案は、現在あります外為法また関税法といいました、そういう現行法による措置と相まって、我が国が特別の措置として実施をする北朝鮮特定貨物の検査等について定めるものでございますが、北朝鮮に挑発行為をやめさせるためには、今回の安保理決議一八七四号に盛り込まれました...全文を見る
○中曽根国務大臣 北朝鮮の国民、特に一般の市民が飢えとかそういうことで苦しんでいるということは、人道的観点から私たちも十分これに配慮する必要があると思いますが、現在の状況は、北朝鮮が国際社会の平和と安定を乱す、特に我が国を含む北東アジアに対する大変な脅威となっているわけでありまし...全文を見る
○中曽根国務大臣 北朝鮮問題につきましては、オバマ政権も、当然のことだと思いますが、これは大変重く受けとめておるわけでありまして、過日も、スタインバーグ氏を中心とする方々が来日をし、また、韓国や中国を訪問して北朝鮮問題について意見交換をしておられるわけであります。そういう中で、対...全文を見る
○中曽根国務大臣 まず、先ほどの御質問に関することをちょっとつけ加えさせていただきたいと思いますが、各国との協調が大変大事だ、そういうふうに委員がおっしゃいました。この決議の採択に当たって、中国、韓国、米国、ロシア等とは緊密な連絡をとってまいりましたし、その後も、例えば、現在中国...全文を見る
○中曽根国務大臣 今オーストラリアのエバンス氏のことをお話しされましたけれども、もう委員も百も承知のごとく、我が国は非核三原則という基本的な考えでございますし、また、原子力平和利用、そういうものもありますし、NPTにも加盟をしておるということで、核の使用やあるいは保有等はもちろん...全文を見る
○中曽根国務大臣 核の先制不使用については、特に最近いろいろなところでそのようなお話が出ておりますけれども、我が国を取り巻く現在の状況というものは、委員も御承知のとおり、北朝鮮の核実験やミサイル発射などによって大変緊迫した情勢と言ってもよろしいかと思います。  そういう中で、先...全文を見る
07月13日第171回国会 衆議院 海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第10号
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○中曽根国務大臣 今、官房長官からも御答弁がございましたけれども、言うまでもございません、情報の収集は、まず大前提であり、大変大事なことであります。その上で、各国と緊密な連携をとる。そして、最後に官房長官からお話ありましたけれども、関係省庁連絡会議を設けることにしておりますので、...全文を見る
○中曽根国務大臣 今官房長官から御答弁申し上げましたけれども、この無害通航は国連海洋法条約の第十九条で規定されているわけでありますが、これは「通航は、沿岸国の平和、秩序又は安全を害しない限り、無害とされる。無害通航は、この条約及び国際法の他の規則に従って行わなければならない。」と...全文を見る
○中曽根国務大臣 政府といたしましては、本件に係る河野委員長と村田元次官のやりとりを承知しておりませんので、お答えするのは困難でございますけれども、いずれにいたしましても、政府が従来から申し上げておりますとおり、これは、御指摘のような密約は存在いたしません。この点につきましては、...全文を見る
○中曽根国務大臣 非核三原則、すなわち核兵器を持たず、つくらず、持ち込ませず、そういう非核三原則に関しまして、その中の核持ち込みにつきましては、寄港それから領海通過、これも含まれますけれども、この原則につきましては、政府の大変重要な、また基本的な政策として今後ともこれを堅持してい...全文を見る
○中曽根国務大臣 この安保理決議の一八七四号で言及をされております公海上での船舶の検査のための旗国の同意というものは、国連の加盟国が本決議に基づいて公海上での船舶の検査を実施する場合に、当該国が公海における船舶に対して排他的管轄権を有する旗国から同意を得る行為、これを指しているも...全文を見る
○中曽根国務大臣 日朝平壌宣言は、もう委員が十分御承知のとおり、拉致、核、ミサイル、そういう諸懸案、これを包括的に解決して、そして不幸な過去を清算して国交正常化を図ることが北東アジア地域の平和と安定にとって重要である、そういう基本原則に立ちまして日朝両首脳が署名をいたしました。こ...全文を見る
○中曽根国務大臣 対象船舶の旗国が北朝鮮である場合ですけれども、これは同意を得るには、例えば、北京の大使館ルートを通じるなどいたしまして、北朝鮮側に同意を求めることになる、そういうふうに考えております。
○中曽根国務大臣 同意されるかどうかは、そのときにならないとわかりません。実際にそういう事態になって同意を求めてみないとわからないと思いますが、公海上における北朝鮮籍の船舶への検査などにつきまして、北朝鮮が同意を与えないといたしましても、安保理の決議の一八七四号に基づきまして、北...全文を見る
○中曽根国務大臣 先ほどから委員と政府参考人の間でやりとりがありますが、安全面に最大の配慮をするということはもう言うまでもないことでありまして、外務省としても政府としても、米軍には再三そのことについては申し入れをしているところでございます。  七月一日の衆議院の外務委員会での委...全文を見る