橋本文彦

はしもとふみひこ



当選回数回

橋本文彦の1984年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月09日第101回国会 衆議院 本会議 第9号
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○橋本文彦君 私は、公明党・国民会議を代表して、雇用保険法等の一部を改正する法律案について、内閣総理大臣並びに関係大臣に質問いたします。  一国の経済社会において労働者に職場が確保されているということは極めて重要なことであると同時に、その労働者個人にとっても働き場所のあるなしは...全文を見る
03月12日第101回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○橋本(文)分科員 神奈川県の厚木飛行場につきまして質問をいたします。  県の中央部、しかも人口が密集している地域、ここに厚木飛行場があるわけでございますけれども、大変な航空機の墜落事故あるいは整備中の爆発事故等あります。それに加えて米海軍の航空母艦ミッドウェーが横須賀に入港す...全文を見る
○橋本(文)分科員 これは関東周辺でなければいけないわけですか。
○橋本(文)分科員 そういう米軍の要望に対しまして、我が国ではどういう考えでございましょうか。
○橋本(文)分科員 今新設飛行場という話が出ましたけれども、これは具体的にはどの辺の位置をあれしているのでしょうか。
○橋本(文)分科員 この飛行場の影響市は大和市を中心としまして相模原市、座間市、綾瀬市、海老名市、藤沢市の六市に影響するわけですが、とりわけ大和市の方からは今お話しのありました海上浮体訓練代替施設の陳情等がありますけれども、この海上浮体設備に関しましてはどの程度の研究というか、調...全文を見る
○橋本(文)分科員 そうすると、現段階では資料の収集にとどまっておる、現段階ではまだ研究する余地もない、こういうことですね。  せんだってこのタッチ・アンド・ゴーの練習場として三宅島という案が出ましたが、これについて施設庁どう考えておりますか。
○橋本(文)分科員 三宅島に対して積極的に訓練場をつくるという考えはございますか。
○橋本(文)分科員 具体的に候補地として三宅鳥が上がってきたわけですけれども、そのほかに先ほどの関東周辺の既存の航空基地といいますか、それは具体的にはどの辺を指しているのか、お聞かせ願いたいのです。
○橋本(文)分科員 そういたしますと、この厚木飛行場がどうしても存続していく、ここでタッチ・アンド・ゴーをやらざるを得ないという状況なわけでございますね。  そういうわけで、この基地の周辺は相当な騒音公害。これに関しましては、防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律がございま...全文を見る
○橋本(文)分科員 これは自体的にはいつごろということは無理なんですか。また、具体的に告示がなされた場合に、その対象になる地域の工事はいつごろからできるのか、質問いたします。
○橋本(文)分科員 この七万三千世帯に対しての工事はいつごろから開始されますか、防音工事そのものは。
○橋本(文)分科員 ところで、この防音工事の設備がなされましてから早いところでは十年が経過するわけですが、この十年の経過と同時に、設備そのものが非常に老朽化してきている、こういう問題が起こり始めております。また、せっかくいただきました設備そのものにも、例えば冷暖房機に維持費が非常...全文を見る
○橋本(文)分科員 今回八十Wから七十五Wまでに拡大されるわけですが、そうしますと、現在大和市に対してはテレビの受信料が減免されておる。これが七十五Wまで拡大された場合に大和市外にも及んでくるわけですけれども、この場合に、テレビの受信料等についての考え方はいかがなものでしょうか。
○橋本(文)分科員 検討段階で、やらないというわけじゃないのですね。
○橋本(文)分科員 テレビではそういう減免対象になっておるわけでございますけれども、日常生活にとりまして電話というものが非常な騒音によって侵害されておる。電話料金について、いわゆる防音の工事対象区域について減免するという考えございませんか。例えば電話料金そのものの基本料金を減免す...全文を見る
○橋本(文)分科員 この電話機の改造という点で、現在相当利用者がおるわけでございますか。あれば、その数等、もしわかれば……。
○橋本(文)分科員 具体的な数字等は現在提示はできないわけですね。――結構です。  この告示の際にいわゆる防音工事の対象になった家屋、この家屋がいわゆる増改築をするあるいは新築をする。あるいはこの辺は相当古い農家がたくさんございまして、分家というような問題も起きてくる。そういう...全文を見る
○橋本(文)分科員 問題を変えまして、相模原市には現在大きな基地が三つございます。相模総合補給廠、相模原住宅地区、キャンプ座間、この三つがございまして、相模原市の全体の五%を占めておる。御存じのように相模原市は人口急増地帯でございまして、しかもこの相模原総合補給廠にとりますと、ま...全文を見る
○橋本(文)分科員 この件につきましては相模原市の方でも今後積極的な申し入れがあろうかと思いますが、今言った、いわゆるいつでも返還できるという態勢のもとに総合グラウンド、例えば子供たちのドッジボールとかバレーボール、そういうような本当に何の施設も建てないような、土地そのものを使う...全文を見る
○橋本(文)分科員 この相模総合補給廠のいわゆる周辺問題につきましてどのような助成措置が考えられるのか、具体的にお示し願いたいと思います。道路整備の方はわかりました。
○橋本(文)分科員 周辺の住民の要望があれば検討願えるということでございますね。いずれにいたしましても、厚木飛行場あるいは相模総合補給廠あるいはキャンプ座間にいたしましても、神奈川県の中央部に属しているということ、しかも人口が急増化、しかも周囲は密集化しているというこの現状をどう...全文を見る
03月12日第101回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第2号
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○橋本(文)分科員 いわゆる電話料金の料金体系の中で、グループ料金制というものを導入しようというお考えがあると聞いておりますが、このグループ料金制というものが一体どういうものなのか、まずそこからお聞きしたい。     〔主査退席、上田(哲)主査代理着席〕
○橋本(文)分科員 従来のいわゆる単位料金区域、これを二つ併合して一つの一通話料金体系にする、端的にこう見ていいわけですか。
○橋本(文)分科員 その場合に、料金はどうなるんでしょうか。今一通話十円という単位でございますね。
○橋本(文)分科員 このグループ料金制度を導入した場合のいわゆるメリット、デメリットをどういうふうにお考えですか。
○橋本(文)分科員 相模原市の中に相模大野局と厚木局、二つのメッセージエリアがあるわけでして、通常、同一自治体あるいは同一市町村内においては一つの単位料金区域であればいろいろな意味で至便かと思うのですが、このように同じ市内にありながらいわゆる市外料金が取られる、市外局番を回さなけ...全文を見る
○橋本(文)分科員 質問は、九千二百という、このような大きな数に上るものはないのじゃないでしょうかという質問なんですが、いかがですか。
○橋本(文)分科員 質問は、同じ市内に十五万二千ありまして、そのうち約一万本が市外局番を回さなければつながらないという不便をかこっている市町村は相模原市を除いてもほかにありましょうかという質問なんです。
○橋本(文)分科員 質問が悪いせいかなかなかお答え願えないのですが、同一市町村の中で一万本も違う市外局番を回さなければならないという、そういう市町村はあるかということなんです。
○橋本(文)分科員 かなりあるでは次の質問が続かないのですけれども、じゃ相模原市に限定しましてお聞きします。  この相模原市内におきまして、いわゆる相模原メッセージエリアと厚木メッセージエリア、これができてしまった経過をまずお聞きしたいのです。
○橋本(文)分科員 その際、異なる市外局番を使うということになりますと、地域住民の意向というものは確認した上で決定したわけですか。
○橋本(文)分科員 住民の意向を聞かないで、行政の単位外のいわゆるメッセージエリア、電電公社の方の都合だけによって決めてしまった、こうとってよろしいわけですな。
○橋本(文)分科員 電電公社としては認識していなかったということですね。  現在、このように相模原市が人口増が甚だしく大きいということ、そしてどんどん厚木電報電話局の加入者がふえてきてしまっている。今、九千二百本にもふえてしまっている。非常な不便をかける。隣にかけるにも市外局番...全文を見る
○橋本(文)分科員 加入者の全員一致の希望があれば、いわゆる市外局番でなしに市内局番に変更できる、こういうことですね。今、四十二の市町村で市外局番から市内局番に移った、そういう例があると聞きましたけれども、この四十二市町村の加入者数というのはどの程度だったのですか。一番小は何本、...全文を見る
○橋本(文)分科員 問題にしております九千二百本というこの数と十ないし六百という間には相当な懸隔がございます。今お答えになりました、全員一致となれば引き直すということですけれども、事実上九千二百本、できないんじゃないかと思います。いかがでしょうか。
○橋本(文)分科員 九千二百というと、必ずや反対者が出るかと思います。その場合に、今、一人でも反対者があれば引かないというのであればこれは事実上やりませんという回答になると思うのです。そこで、逆にいわゆる希望者があればその希望者だけについては市内局番の方に組み入れるということはで...全文を見る
○橋本(文)分科員 今の答弁よく理解できないのですけれども、単位料金区域というものが設定されてしまう、そうするともはや不変というわけじゃなくて、その地域の全員の一致があればその単位料金の区域もおのずから変わることができるんだ、こういう御説明ですね。
○橋本(文)分科員 先ほどからの質問は相模原市のことに限局して聞いております。ですから、全員一致の希望があれば単位料金区域界そのものを変えることができるということですね。
○橋本(文)分科員 そこで、今、一人ではだめなんだ、全員一致ではできるんだということなんですが、この相模原市に関しましては従来町田電報電話局、これがありました。その後相模原ができまして、相模原電報電話局ができている。そのほかに橋本分局というのも置かれている。こういういきさつからし...全文を見る
○橋本(文)分科員 あくまでも全員一致、全員一致が先ほどから繰り返されるわけでございますけれども、一人ではだめとなりますと、先ほど十ないし六百という加入者数の賛成があった場合には引いておるというこの事実に照らし合わせまして、全員一致は不可能だけれどもあるいは自治会、町内会でまとま...全文を見る
○橋本(文)分科員 そうしますと、随分しつこくて申しわけないのですけれども、自治会なり町内会がまとまれば検討する余地がある、しかし一人ではだめなんだというのがよく理解できないので、もう少しこの辺を細かく御説明願いたいのですが……。
○橋本(文)分科員 このいわゆる線の引きかえ工事につきまして、これは仮定になりますけれども、麻溝分局をつくった場合の費用というのはどのくらいかかるのでしょうか。
○橋本(文)分科員 大ざっぱで何億とか何十億という数字が出れば結構なのでございますけれども、大変な金額が予想されると思います。そこで、現在のこの不公平というか、格差を是正するために、現状で希望者に対して電話の基本料金という点でもって減免するとかいうようなことは考える余地がございま...全文を見る
○橋本(文)分科員 しかし、グループ料金制の問題、あるいは県内同一局番あるいは同一料金という問題は、現段階ではあくまでも検討の段階でありまして、何ら具体性を持っておられないし、また将来的な展望もないという状況でございます。今は、現実的に九千二百本というこの電話の人が大変な不便を強...全文を見る
○橋本(文)分科員 それでは将来的な展望といたしまして、このグループ料金制が導入された場合、今一通話三分間十円という料金体系でございますけれども、これは当然料金値上げにつながってくるのでしょうね。
○橋本(文)分科員 長距離料金、遠距離料金については世界的に見ても極めて高いのが日本の実情である、こういうことで、何とか遠距離料金の引き下げを図ろうということを前々から言われております。今回のいわゆるマイクロウエーブの通信回線の整備だとか、あるいは通信衛星を開発して利用する、そう...全文を見る
○橋本(文)分科員 電電公社の改革が叫ばれておりまして、その改革の中でグループ料金制を導入したとしても、現在のこの割安な料金体系をぜひとも維持していただきたい、このように思います。同時に、同一市町村内で二つに分かれた不便さということも、あくまでも利用者の立場に立った制度をぜひとも...全文を見る
04月11日第101回国会 衆議院 安全保障特別委員会 第3号
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○橋本(文)委員 公明党を代表しまして、亡くなられたパイロット、また遺族に対しまして、心より冥福を祈りたいと思います。  私、四月二日に厚木基地に行ってまいりました。そこにたまたまUS1がございまして、この飛行機のことにつきましていろいろお聞きしました。海難救助機として非常に過...全文を見る
○橋本(文)委員 つまり、左に曲がるときには左の方にレバーを回すとかいうのが大抵の飛行機の操縦法だと思うのですけれども、このPS1につきましては逆方向に回すというような特性があると聞いておるのですが、事実かどうか。
○橋本(文)委員 他の飛行機に比べて操縦上特性がある、癖があるということは、間違いないですね。  この点についてはUS1も同じでしょうか。
○橋本(文)委員 現在までに二十三機つくられておりまして、そのうち六機が、死亡事故等も含めまして破損しております。二十三機中六機という非常な高率でございます。  で、五十一年の段階から今回まで随分ありますけれども、これだけ六機の事故がありましてその原因がまだわからないというのは...全文を見る
○橋本(文)委員 この事故原因として、浮流物との衝突とかあるいは操縦上の過誤によって山へ激突したとか、こういうようなことなのですけれども、その事故の究明によって、やはりこの飛行機には欠陥があるのだという点まではいきませんでしょうか。
○橋本(文)委員 昨年の四月にも十一名死亡、三名が重傷という事故がありまして、一年たたないうちに今回の事故があったわけですけれども、なぜ昨年の段階で今回行ったような特令検査を行わなかったのか、その点、いかがでしょうか。
○橋本(文)委員 単純計算いたしまして、失われた機体が六機ございますが、一機約五十億円としますと三百億円の損失、こうなります。それから、亡くなられたパイロットあるいはその遺族に対する補償等々を考えますと、相当膨大な金額となると思うんです。先ほど長官も、誠心誠意できる限りの補償をし...全文を見る
○橋本(文)委員 そうすると、一人二千五百万台ということですね。
○橋本(文)委員 ところで、今回の事故の原因が何であるかがまた問題ですけれども、このPS1に関しまして、事故があって人が死んだ。これに対する補償はどういう形で全部終わっておりますか。過去のデータです。
○橋本(文)委員 この前回のデータは、操縦上の過誤があるということで、いわゆるその過失を認定しているために金額的には低いわけですか。
○橋本(文)委員 通常の死亡事故に比べると極めて低額だというのが実態ということは、よくわかりました。  それと関連しまして、失われた飛行士を何千時間という形で飛ばして育成するわけですけれども、そういう長時間養成したパイロットも亡くなる。この養成時間を金額に直しますと、どの程度の...全文を見る
○橋本(文)委員 億に近いというだけの回答では、余りにも大ざっぱなんですけれども、億を超えているのか超えていないのか、私はもっと超えると思うんです。億というような数字じゃなくて、もっと何十億とゆうような数字だと思うんですけれども……。
○橋本(文)委員 このジェットパイロットとPS1のいわゆる海上離発着、どちらが技術的には困難なんですか。
○橋本(文)委員 一つの死亡事故が発生した場合に、機体の額、そういうものは計算できます。また、失われた人命に対してもある程度の計算ができます。しかし、目に見えないこういう養成に要した費用というもの、これも莫大でございます。そういうわけで、一つの事故が起きた場合に、どの程度の国家的...全文を見る
○橋本(文)委員 今の答弁は、あくまでも救難活動のために必要な飛行機なんだ、こういうことでございますね。  このUS1にかわるいわゆる海難救助の飛行艇はないのでしょうか。
○橋本(文)委員 そうすると、US1は海難救助という形でどうしても必要である。そうなりますと、今回の特令検査を通じて、US1、PS1のいわゆる操縦系統等々一切同じだということである、そういう機材の点検等からして、PS1とUS1、どこかに違いがないのか、どうして事故の発生率が違うの...全文を見る
○橋本(文)委員 そういたしますと、あくまでも操縦する人間の問題であるということに帰着してくるわけですけれども、そうしますと、ますますこれを運用するパイロットにしてみれば、PS1は事故が多い飛行機だ、しかもその事故の原因も解明されないまますぐまた訓練に入っていく、となれば、まさに...全文を見る
○橋本(文)委員 時間が参りましたので、人事を尽くしてこのPS1に事故がないように心より祈って、質問を終わります。
04月19日第101回国会 衆議院 社会労働委員会 第9号
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○橋本(文)委員 私は三月三十一日に、午前中に質問に立ちました水谷議員とともに、宇都宮病院に行ってまいりました。そして県の担当者、特に立入検査をしたメンバーと懇談してまいりました。そこでわかったことは、この病院は、昭和三十六年に設置されて以来四十五年ごろから、とかくのうわさがあっ...全文を見る
○橋本(文)委員 ところで、この宇都宮病院というのは全国的にも大きな病院ですね。簡単な資料なのですが、順位からすると、ベッド数では一応全国で第五番目に位置する。一番が京都の双岡病院、一千六百九十一ベッド。二番が浅香山病院、一子三百六十七。三番が都立の松沢病院、一千三百二十二。四番...全文を見る
○橋本(文)委員 極めて少ない医師だった。このことは、本件の事件が発覚する前から把握しておりましたか。
○橋本(文)委員 そういう実態を厚生省は知っておりながら、ただ草に改善勧告だけにとどまっておって、何ら具体的な手だてをしなかったというのはどういうことなのでしょうか。いわゆる精神病院における患者というものをどのように見ておるのか、大臣の意見を伺います。
○橋本(文)委員 少ない医師の数で適正な医療ができるかどうかということにつきましては答弁がないわけですけれども、いずれにいたしましても、本件は厚生省あるいは県の立入検査でわかった問題ではなくて、あくまでも外部から告発があった、あるいはマスコミの報道があったということでここまで来た...全文を見る
○橋本(文)委員 ところで、病院に関する医師の配置基準は、一応五十二名で三人、その後十六名ふえるごとに一人ということですね。ところが精神病の場合には、特例としまして、厚生省事務次官の通知によりましてその三分の一でいい。つまり百五十六名で三名でよろしい。それから四十八名ふえるごとに...全文を見る
○橋本(文)委員 ところで、全国的に精神病患者の数がふえつつある、老人性痴呆患者は別としましても、精神病患者の数がふえておる、大変憂慮すべき事態が来るのではないかと言われております。そういう中で、自殺あるいは他に害を及ぼすいわゆる自傷他害の患者、これは措置入院するわけですが、この...全文を見る
○橋本(文)委員 措置入院患者につきましては、いろいろな努力の結果減っておるということがわかるのですが、通院患者がふえてきている、これはどういうことなんでしょうか。
○橋本(文)委員 いわゆる措置入院患者については全額公費負担が導入されておる、聞くところによると毎月一人当たり十七万円前後が支払われている。それから通院患者には公費半額負担。ところが強制入院でもない、通院でもないいわゆる同意入院、この入院患者にはそういう公費の負担は一切ない、これ...全文を見る
○橋本(文)委員 ですから、同意入院の場合には何ら公費の負担がないのはどういうことかということです。よくわかるように説明願いたいのですが。
○橋本(文)委員 同意入院の場合には一般的には通常の患者と同列に扱う、そう伺ってよろしいですか。  ところで、全国的に見ますと病院の数もふえておりますし、またそれに対するお医者さんの数もふえているわけですけれども、事精神病院に関しますと、その比率がどんどん低落化している。こうい...全文を見る
○橋本(文)委員 ところで、宇都宮病院の実地審査によりまして、午前中の答弁でも約七割が措置解除になった。これは聞くところによりますと、措置入院患者の中でも重症の度合いが高い方から調べておる、軽症の方は後回しになっておると伺っております。そうしますと、当初、つい二、三日前の新聞では...全文を見る
○橋本(文)委員 そうすると、不正医療、乱脈医療のやり得、こう理解してよろしいですね。  ところで、措置入院患者が措置解除になれば、確かに医療の必要性はまだあります、だけれども、先ほどお話しのありましたようにいわゆる同意患者になるわけですね。そうすると一切公費の負担はなくなるわ...全文を見る
○橋本(文)委員 精神病患者にも保険の適用がある、その保険の方でカバーされるだろう、こういう答えだと思います。  ところで、自傷他害のおそれのある措置患者については全額公費負担、それから通院の患者に対しては半額公費負担、同意入院については一切なし、こういう実情でございますけれど...全文を見る
○橋本(文)委員 非常に古い資料で恐縮なんですが、昭和五十六年六月度における一カ月の統計なんです。これによりますと、通常の全病院のいわゆる診療報酬中に占める薬剤の割合というものを計算してみたのですが、約三三%がお薬に消えている。ところが精神病院に関しますと二二・九%、一カ月で断定...全文を見る
○橋本(文)委員 最後に。行政というものはいつも先手、先手というのは非常に難しいわけでございまして、どうしても後手になることが多い。今回の宇都宮病院事件における今後の対策も完璧な後手行政だ、こう思うわけでございます。この中で解明できたことは、あくまでも精神病院の密室性あるいは閉鎖...全文を見る
○橋本(文)委員 図らずも宇都宮病院で乱診乱療が裏づけられまして、措置入院患者に対しまして膨大な費用が出費されておった、大変な国費のむだ遣い、税金のむだ遣いでございます。したがいまして、今回、医療保険が大変だとか、将来に向かってのいわゆる老人性社会だとか、そういう背景の中で抜本的...全文を見る
04月24日第101回国会 衆議院 安全保障特別委員会 第4号
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○橋本(文)委員 厚木基地におきまして年々歳々騒音がひどくなっておりますが、例の厚木基地騒音訴訟問題におきまして、第一審の横浜地方裁判所で国側が敗訴した、損害賠償を支払え、こういう判決が出ておりますけれども、この判決を契機にしまして、国の方として、いわゆる厚木基地の周辺の住民の騒...全文を見る
○橋本(文)委員 この裁判は昭和五十一年九月に提起されまして、口頭弁論が五十六年六月十七日で終わったわけなのです。判決が五十七年の十月。ところが、ミッドウェーのタッチ・アンド・ゴーの夜間訓練が行われたのが、口頭弁論が終わってから、五十七年の二月と聞いております。したがって、この判...全文を見る
○橋本(文)委員 いろいろな施策を踏まえて騒音の軽減に努めているという国側の配慮を考慮した上での判決でございます。今長官の答弁の中でその軽減を図っていきたいということがありましたけれども、その軽減を図るというのは具体的にどういうことなのでしょうか。
○橋本(文)委員 ここに資料がございまして、昭和五十四年から五十八年までのいわゆる騒音被害の実態ということで、滑走路の北端から北一キロメートル地点の七十ホン以上の騒音が五秒以上続く件数、五十四年には一万三千五百回、五十五年には一万八千七百、五十六年には二万一千百、五十七年には二万...全文を見る
○橋本(文)委員 それに対しまして、国側としては、厚木基地周辺が過密な住居地域である、都市化の甚だしい中の飛行場だ、そういうことで、米軍側の要望を考え直してほしいというような形で迫ったことはないのでしょうか。
○橋本(文)委員 そうすると、厚木基地が置かれている特殊事情、住宅の中の飛行場ということは一切米側の方には話していない、こういうことですね。要するに、騒音の被害を軽減するから厚木基地を使ってもらいたい、こういう形で言っているのですか。要するに、厚木基地の周辺が住居地域である、しか...全文を見る
○橋本(文)委員 せんだって厚木基地を訪問しまして、司令官とも会ってまいりました。今長官の言葉では、厚木基地は使いにくい、したがって関東周辺にというお話がありましたけれども、私が会った感触では、厚木基地は極めてすばらしい飛行場で夜間訓練には最適の飛行場である、こういう表現をしてお...全文を見る
○橋本(文)委員 そういう長官の人権問題についての意見を米側に伝えてもらっているということは、大変うれしいわけでございますけれども、現実的には騒音がどんどんひどくなってきているという事実、それから裁判の判決、一審でございますけれども、損害賠償を支払えと命じている事実、それから従来...全文を見る
○橋本(文)委員 大和市では、全市を挙げてこの夜間訓練の中止を求める署名運動を五月上旬から一カ月半にわたってやろうじゃないか、こういう動きが活発でございます。したがって、その署名運動の動きからしますと、五月あるいは六月にはミッドウェーが来るのじゃないか、こう思っております。その時...全文を見る
○橋本(文)委員 時間が参りましたので、終わります。
05月08日第101回国会 衆議院 社会労働委員会 第11号
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○橋本(文)委員 私は、高齢化社会を迎えまして、その高齢者対策について、特にそこに重点を置きまして質問いたします。  まず、我が国における高齢化の特性を踏まえた制度改正なのかという点でございます。我が国の急激な人口の高齢化は、完全に西欧諸国を追い抜き、世界最高の高齢者国となると...全文を見る
○橋本(文)委員 どうも、のっけから正反対の方向に話が進んだので大変困っておりますが、次は、今回の改正が中期あるいは長期的な展望に立った上での改正ではないのじゃないか、このように思うわけでございます。これまでにおきましても、労働省は、雇用保険制度に関しましては極めて慎重だったよう...全文を見る
○橋本(文)委員 そうでしょうかね。今回の改正につきましては、中央職業安定審議会の検討期間が五十八年十月から十二月までのわずか二カ月間だった。こういう重要な高齢化社会に向かって、わずか二カ月間で十分な検討ができたのかはなはだ疑問に思うわけでございます。たった二カ月という期間で、ど...全文を見る
○橋本(文)委員 今の質問は、要するに高齢化社会に対する関係機関の見解の統一があるのかないのかという質問だったのですが……。
○橋本(文)委員 話を中年の方に向けまして、現在四十五歳以上のいわゆる中年属の雇用状況を考えた場合、今回の改正案は三段階制になっておりますけれども、むしろ給付日数の点では保護すべきではないか、こう思うわけでございます。四十五歳以上の中年者における昨年、五十八年一年間を通じましての...全文を見る
○橋本(文)委員 その対応の方法なんですけれども、具体的には、真に給付日数の延長が必要だというその認定は、どういう手順でだれがするのでしょうか。
○橋本(文)委員 単純に言いますと、要するに任意退職じゃなくてやむを得ない退職の場合には特別な配慮をしよう、こういう考えでしょうか。
○橋本(文)委員 次に、中高年齢層の再就職する際の労働市場が特定職種に集中している、この問題でございます。  五十八年度の東京都における五十五歳から六十五歳の高齢者職業相談所における求人職種、これを見ますとサービス、特に清掃員、このクラスが一番多くて三三%、それから単純労働、街...全文を見る
○橋本(文)委員 労働市場というものは企業の問題であって労働省はタッチできないのだ、こういうふうに言われますと、では企業の出方を待つしかないのだ、こういうふうに聞こえるのですけれども、もっと積極的に労働省が、これからの高齢化社会に向かってどのように労働市場を拡大しなければならない...全文を見る
○橋本(文)委員 先ほど、むしろ引退年齢を早めてもらいたいという声が多いんだ、そういうお答えがありましたけれども、現実にそうなものでしょうかね。実際には、生活に困るから再就職をするという人が多いんじゃないでしょうか。したがいまして、今回の改正では、高齢者を労働市場から締め出すこと...全文を見る
○橋本(文)委員 どうもお話を伺っていますと、高齢者は六十五歳以降で引退してパートの方で余生を何とか送ってもらいたいというようなニュアンスに聞こえてどうしようもないんですけれども、いかがなものでしょうか。高齢化が進んできますと、いわゆる高齢核家族あるいは高齢者の単独世帯という人が...全文を見る
○橋本(文)委員 多様なニーズという点で、あとは高齢者の任意に征したいというようなお考えのようですけれども、現実的には、労働省は例外と言うかもしれませんが、実際には引退希望年齢は七十歳、あるいは働ける限り一生働きたいという人が多いというこの事実を認識していただきたいと思うのです。...全文を見る
○橋本(文)委員 このところ急に人生八十年型社会という言葉が使われるようになりまして、ついせんだっても、厚生省の「今後の医療政策の基本的方向」についてという中にも、人生八十年型社会に適応するため云々という表現があります。それから、つい先ごろ出ました経済企画庁と労働省のこれは共同な...全文を見る
○橋本(文)委員 いずれにいたしましても、人生八十年型社会というのが一つの固有名詞になってまいりました。厚生省も使ってきた、経済企画庁も使ってきた、労働省もこの見解に反対ではない、こうなりますと、今回の雇用保険法の改正に先立ちましても、この八十年型社会にいわゆる雇用政策はどうある...全文を見る
○橋本(文)委員 最後に、私も、人生八十年型社会であるから人間八十まで、死ぬまで働けと言っているわけじゃございません。このように高齢化社会が真剣な問題になっておる、しかも八十年という言葉が一つの固有名詞になってきた、こういう中で、従来の考え方から一歩脱皮して、これからの高齢者対策...全文を見る
○橋本(文)委員 終わります。
07月10日第101回国会 衆議院 社会労働委員会 第23号
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○橋本(文)委員 今回、冒頭から、いわゆるこの法律案要綱につきまして見直し論が出ております。  当初、婦人少年問題審議会からも答申に当たりまして、婦人差別撤廃条約の精神から見れば極めて不十分だ、そういう点から近い将来改正をしなければならないだろう、こういう答申を受けて労働省はこ...全文を見る
○橋本(文)委員 現時点においては最も適当、妥当であるという答弁なんですけれども、この内容を見ますと、全くのざる法、これ以外の表現がないのですが、これでも現段階において適当と言えるのかどうか。大臣、御見解を伺います。
○橋本(文)委員 婦人に対する差別を撤廃するんだ、そのために、この法律でも実効があるんだというような発言に聞こえたわけですけれども、私の見解では、まず実効性はない、形だけだという認識に立っているものですから…。まあ議論を進めます。  労働省の婦人少年局がつくりました昭和五十七年...全文を見る
○橋本(文)委員 差別の実情を知りながら、大臣にもそういう女子のお子さんがおられるということで、しかし今回の法案を見まして、今この「婦人労働の実情」で示されたデータが、果たして解消されるのだろうかという点を問題にするわけでございます。今、局長の方では、この法案ができればそういう問...全文を見る
○橋本(文)委員 確かに十二条に「指針」という項目がありまして、今、局長がおっしゃったことが出ておりますけれども、努力義務規定しかないから、確かに、関係者はどういう努力をするかわからない、何を努力すればいいのかわからない。そこで行政庁として一定の指針を与えていくわけだと思うのです...全文を見る
○橋本(文)委員 なお指針につきましては、十二条を見ますと、男女の均等な機会及び待遇が確保されることを促進するために、労働大臣は、必要があると認めるときは指針を定めることができる、こういう裁量権になっておるわけなんです。全く大臣のお考え一つで決まってくる、こういう危険性があるよう...全文を見る
○橋本(文)委員 本当にこの法律が前向きな姿勢で進むような指針をぜひとも出していただきたい、こう思っております。  午前中から竹村委員が質問しておりまして、私も簡単にいたしますけれども、今回の十三の法律の改正、整備でもって、いわゆる法律案要綱ができておるわけでございます。この中...全文を見る
○橋本(文)委員 基本的人権という趣旨で書かれている法案にしては、余りにも差別の撤廃あるいは平等の実現は図れないなという感じを持っております。  それはさておきまして、この勤労婦人福祉法の改正によりまして、ここに出てくる関係当事者には事業主という言葉が出てまいります、事業主。労...全文を見る
○橋本(文)委員 ちょっとわかりにくいのですけれども、では具体的に聞きます。  いわゆる企業の役員とか工場長、こういう方が、その事業主の命令を受けて差別した場合には、これは問題ないのですけれども、いわゆる支店長あるいは工場長、そういう人が自己の裁量権でもって女性に対して差別をし...全文を見る
○橋本(文)委員 質問したのは、事業主のためにしたのではなくて、そういう工場長とか支配人という方が自己の裁量権でもって差別をしてきた、こういう場合なんです。こういう場合どうするのでしょうか、重ねて聞きます。
○橋本(文)委員 さらに具体的に詰めますが、その人が感情でもって差別をしてきた、これが現実的にはあると思うのです。こういう場合どうしますか、適用外ですか。
○橋本(文)委員 差別をされた場合のいわゆる救済と申しますか、それについてお尋ねいたします。  今回の法案では第十三条、第十四条、第十五条に、それぞれ苦情の自主的解決それから都道府県婦人少年室長の解決の援助「助言、指導又は勧告」それから機会均等調停委員会の調停、この三つがありま...全文を見る
○橋本(文)委員 わかりました。この三カ条の中で募集、採用については除かれているわけですが、これは会社の従業員ではないんだからということで、けってあるわけですか。まずその点についてお伺いします。
○橋本(文)委員 先ほどから言っておりますけれども、とにかく雇用の分野において一番大事なのは、まず募集、採用だと私たちは認識しております。その募集、採用について一切苦情も言わなければ、勧告もできないし、ましてや調停もできないという実態で、現実的には募集、採用については全く拒否だ、...全文を見る
○橋本(文)委員 その辺につきましてはわかりました。ただ、十四条はあくまでも助言、指導、勧告だけで、一切強制力がないという弱点はございますね。  ところで、機会均等調停委員会の調停なんですけれども、これを見ますと、差別を受けた当事者が調停に出したい。ところが、一方の当事者の同意...全文を見る
○橋本(文)委員 問題は、相手の同意があろうがなかろうが、調停の申し立てをすることができるという文面に改めるべきではないでしょうか。なぜ、わざわざ相手方の同意が必要だと書かなければいけないのでしょうか、その理由をお聞かせ願います。
○橋本(文)委員 この法案には救済制度が極めて不備であります。その不備な法案に対しまして、相手方の同意がなければ調停ができないんだというふうに書くことは、いたずらに門戸を閉めてしまうとしかとれないのです。その調停を申し立ててみる、相手が出るか出ないかは別問題、そういう表現でよろし...全文を見る
○橋本(文)委員 条文を読みますと「当該紛争の解決のために必要があると認めるとき(関係当事者の一方から調停の申請があった場合にあっては、他の関係当事者が調停を行うことを同意したときに限る。)」こういう括弧があるわけですね。そうすると今のお話ですと、例えば女性側から調停の申請があっ...全文を見る
○橋本(文)委員 さらに、この法案には調停に関しまして、調停が相当長期にわたって解決していかない、その間に、本来ならば裁判所に訴えることができた場合にも、いわゆる時効にかかる場合もあり得る、そういう場合に、この調停そのものが時効中断になり得るのかどうか、それは一切明記してないわけ...全文を見る
○橋本(文)委員 そうすると調停中でも、時効にかかる危険性があれば裁判を行いなさい、こうするしかないわけですね。  それから、よくあるのですけれども、こういう不利益な差別を受けまして、それで十三条、十四条、十五条、この三カ条にわたるようなことを本人が申し立てた、そのために企業側...全文を見る
○橋本(文)委員 持ち時間が来まして、労働基準法の今回の改正、時間外労働とかあるいは深夜業の問題について質問したかったのですけれども、残念ながら次回にまたやらしてもらいます。終わります。
07月12日第101回国会 衆議院 社会労働委員会 第24号
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○橋本(文)委員 私は、公明党・国民会議を代表して、健康保険法等の一部を改正する法律案並びに修正案に対しまして、反対の立場から討論を行うものであります。  今日、健康保険制度を取り巻く現況は極めて厳しいものがあり、現行制度のままで今後永続的に対応できるとは考えられません。しかし...全文を見る
07月25日第101回国会 衆議院 社会労働委員会 第28号
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○橋本(文)委員 残留孤児あるいは未帰還者の問題といいますと、どうしても中国、ソ連の方が大きくクローズアップされるわけでございますけれども、それは抑留された方の絶対数からいってもやむを得ないと思うのですが、ここ数年、フィリピンの方でいわゆる肉親捜しが新聞等で報道されております。特...全文を見る
○橋本(文)委員 この三十一名の方々は、その生存等はどうなっておるのでしょうか。
○橋本(文)委員 先ほど話しました現地の二世の肉親捜し、こういう方についてはこの援護法では適用外となっておるのですが、厚生省としては、今後肉親捜しにどのような援助を与えるのか、あるいは力添えをすることができるのか、簡単で結構ですので、厚生省のまず見解をお聞きしたいと思います。
○橋本(文)委員 ちょっと質問がまずかったかもしれませんけれども、いわゆる南方地域における肉親捜し、これに対して厚生省はどのような援助あるいは助力はできるかということをお聞きしたかったのですが……。
○橋本(文)委員 話は変わりますが、日中国交が回復いたしまして、一時いわゆる残留婦人という方が日本に帰りましたですね。  まず、この残留婦人というのはどの程度おられたのか。そのうち、日本に一時帰国した方はどの程度なのか。そしてまた、そのまま中国にまた帰ってしまった婦人は何人ぐら...全文を見る
○橋本(文)委員 三千五百名の残留婦人が現在おられる。で、一時帰国しまして、日本に定住して、そのまま日本に住んでしまったという婦人もおりますか。おられましたら、その数を……。
○橋本(文)委員 六百五十七名ですか。
○橋本(文)委員 この日本に永住しました八百五十七名の婦人に関しましては、どういうような補助というか援助があるのでしょうか。
○橋本(文)委員 そうしますと、長い間向こうにおられまして、我が国に帰ってきても大変生活環境も違う、また仕事等も困難だろうと思われるわけですが、そういったような生きるための扶助というものはない。としますと、あくまでもその残留婦人を受け入れる個々の家庭がしっかりしていなければ帰れな...全文を見る
○橋本(文)委員 まず実情を本当はお聞きしたかったのですけれども、八百五十七名の方の実情というのは、厚生省は把握しておりますか。まだそこまではわかりませんか。
○橋本(文)委員 ところで、三千五百名が判明しておりまして、約八百五十名、まだ二千七百名がここにおられるわけですね。この中国に残留しておられる御婦人方のいわゆる平均年齢、これはどの程度になりますか。
○橋本(文)委員 三千五百名の方が中国におられるわけですけれども、これに対しては何の補償もないわけですか。
○橋本(文)委員 平均年齢が推定で六十歳から七十歳だろうと思われますが、一時帰国して日本の土を踏み、家族にも会っているわけでございますけれども、人生の終末をだんだん迎えつつある、やはり何回でも日本に帰りたい、望郷の念はあると思うのです。あるいは肉親に会いたい、あるいは墓参もしたい...全文を見る
○橋本(文)委員 私が勘違いしているのかもしれませんが、一時帰国なされた方は、この三千五百名じゃなくて、日本に定住されている方が八百五十七名おるわけですが、この八百五十七名を除きまして我が国に一時帰国で来た人は何名ぐらいおるのですか。
○橋本(文)委員 そうすると、九百何名の方については無条件で一時帰国は認めましょう、しかし一回帰ってきた二千五百七十一名については全体的なバランスの中で見直したい、こう伺ってよろしいですか。全体的な中でもう一度考えたいと。
○橋本(文)委員 人道上からもなるべく回数を多くしていただきたい、このようにお願いいたします。  先ほど大橋委員からもありましたけれども、来年はいよいよ終戦四十年を迎えます。大きな戦争がありますと、その終戦処理には百年かかる、こう言われております。約半分になるわけでございますけ...全文を見る
○橋本(文)委員 厚生省としては、現段階では何年度には何をするかというような具体的な方針はまだないわけですね。
○橋本(文)委員 遺骨のある場所が判明した、あるいは遺族からの要望によって行動を開始するのではなくて、厚生省としてこういうことをするのだ、こういう計画があるんだということを国民にPRする計画がおありかと今伺ったのです。それによって戦争の愚かさ、悲惨さというものを常に世間にアピール...全文を見る
○橋本(文)委員 大変御苦労なことでございますけれども、ひとつよろしくお願い申し上げます。  終わります。
08月02日第101回国会 衆議院 社会労働委員会 第31号
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○橋本(文)委員 本日は、大変お暑いところ、またお忙しいところ、ありがとうございました。  御三人の先生にお聞きしたいのですが、高齢化社会に向かって負担増が考えられる、そこで一元化を考えていく、今回基礎年金を導入していく、最大の眼目は給付の適正化を行うのだとあるけれども、実態は...全文を見る
○橋本(文)委員 橋本参考人にお尋ねしますが、平石教授並びに小山教授は、方式としては保険料方式にすべきであるという御意見ですが、橋本参考人はいかがでしょうか。
○橋本(文)委員 いわゆる一元化問題につきましては、ことしの二月二十四日の閣議決定で、昭和七十年を目途に公的制度全体の一元化を完了する、こうなっております。橋本参考人からは、共済年金の妻、配偶者、それから今回の障害年金の関係で、障害者のいわゆる原資という形で一日も早く共済年金を一...全文を見る
○橋本(文)委員 橋本参考人にお尋ねいたします。  先ほど冒頭に、共済年金について大蔵省、自治省あるいは国鉄共済関係の勉強会を開いておる、この国民年金の一部改正でどうなるかわからない時期にこういう質問をするのはまことに恐縮なんですけれども、先生がそういう勉強会に参加しておられて...全文を見る
○橋本(文)委員 ただいまのお話しを聞いていますと、大変困難である、この問題はいわゆる大蔵省、自治省あるいは厚生省、労働省にまたがっておる、こういうふうに各省庁が関係しているだけに、厚生省だけが出てくる形でできるんだろうかどうかという心配があるのですけれども、この辺はいかがでしょ...全文を見る
○橋本(文)委員 各省庁にまたがっておりますので、これは厚生省だけが案を出してきておりますけれども、一元化という問題では果たしてできるのだろうか。各省庁が連絡を密にするというか、徹底的に議論を尽くさないとできないんじゃないかという危惧があるものですから……。
○橋本(文)委員 この問題は先ほど平石教授からもありましたけれども、ただ単に年金だけの問題ではなくて、いわゆる高齢化社会に向かっての雇用のあり方、あるいはいわゆる健康保険制度等々のいろいろな問題を総合的に見た上でないといわゆるいい年金はできないんじゃないか、こう思いますが、それぞ...全文を見る
○橋本(文)委員 時間が参りました。  大変ありがとうございました。
08月03日第101回国会 衆議院 安全保障特別委員会 第5号
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○橋本(文)委員 私は、騒音で有名な厚木基地が選挙区でございまして、連日帰りましてその騒音のあらしを受けている、こういう状況でございます。  八月二日の読売新聞の冒頭には、「陳情無視騒音の猛爆」こういうタイトルで、「眠れぬ夜に怒り」、こう書いてあります。「蒸し暑い夏の夜に、鼓膜...全文を見る
○橋本(文)委員 現地の声は、とにかく中曽根総理に来てもらいたい、こういう声もあります。そういう意味で、早急に外務大臣、防衛庁長官、現地へ一回来てください。  これはこの間も話したのですけれども、この騒音はどんなものかなという形で現地に行っても、そうそう精神的には苦痛はない。何...全文を見る
○橋本(文)委員 今回アメリカ側から事前通告というのがありまして、期間は七月十七日から八月二十五日、まさに暑い夏の夜に騒音のあらしをまき散らすわけですけれども、その際に、七月に関しては土曜日、日曜日は飛ばない、しかし八月は、日曜日は飛ばないけれども、土曜日は飛ばしてもらいたい、時...全文を見る
○橋本(文)委員 今のお答えですと、八月は初めから土曜日はする、こうなっておったのでしょうか。
○橋本(文)委員 その際に日本側は、八月について土曜日もやめてほしいという申し入れをして駒るわけですな。その申し入れに先立ちまして、七月の段階では土曜日は飛ばないのに、なぜ八月は飛ぶのかというような理由はお聞きになっておりますでしょうか。
○橋本(文)委員 冒頭に申しましたように、短時間の間で相当怒りの抗議が殺到しておる。昨年の秋に比べるともう既に倍以上の苦情が来ておる。それもとてつもない雰囲気のもとでの抗議だ。今までのは何とかしてほしいというようなお願いだったけれども、今度は怒っておる、飛ばさないようにする、こう...全文を見る
○橋本(文)委員 今の御答弁ですと、基地周辺の実情というものは全く考慮されないとしか受け取れませんけれども、とにかくこの基地周辺の環境ということを十分に認識していただきたい、そしてこの協定を全面的に見直ししてもらうしかないと思うのです。特に、六時から翌朝の八時までの間すべての飛行...全文を見る
○橋本(文)委員 なかなか具体的な面に話が来ませんけれども、一日も早く実現するようにお願いいたします。  また、この飛行活動に関しまして、現在は日曜日は飛ばないというようになっておりますけれども、土曜日あるいは祝日あるいは年末年始あるいは市で行事を行うような場合には、飛行活動は...全文を見る
○橋本(文)委員 私この厚木周辺を歩いてまいりますと、いろいろな苦情が出てきまして、例えば乳幼児がこの騒音で引きつけを起こす、あるいは妊婦が流産しやすい、あるいは耳がおかしくなったとかいうような声を聞くわけなんです。私思うには、これは飛行機の騒音の影響じゃないかと思うわけですけれ...全文を見る
○橋本(文)委員 先ほど今回のタッチ・アンド・ゴーについては、極めて低空飛行だということを言いましたけれども、地元の市の要望から、決められたコース以外を飛んでいるんじゃないか、いわゆる場周経路、これが無視されている、ですから市内全域に騒音がまき散らされているという、こういう実情で...全文を見る
○橋本(文)委員 米側に照会するのも結構なんですが、現実に飛行航路を見て、これは違っておるということで抗議するなりの体制をおつくりください。  いずれにしましても、この騒音に関する苦情というものが関係市長さんあるいは市の職員に来る、また我々にも来るわけですけれども、そうしますと...全文を見る
○橋本(文)委員 時間が来ましたので終わりますが、安倍外務大臣も、内閣全体で取り組む重要な問題である、こういう声がありますので、ぜひとも中曽根総理自身が現地のここの音を聞いてもらいたい、そして本当に基地周辺の実情を把握して、しかるべく対策を一日も早く立てていただきたい、これは周辺...全文を見る
10月16日第101回国会 衆議院 安全保障特別委員会 第7号
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○橋本(文)委員 前々から有事法制の研究について、いわゆる第二分類の提出が秋ごろ行われると言われておりました。きょうの委員会のメーンはこの有事法制だと思うのですけれども、この件につきましては、資料請求は、要求しても一切受け入れられなかった。ところが、マスコミには一部流れておった。...全文を見る
○橋本(文)委員 他省庁の所管にかかわる項目、十一法令あると書いてありますけれども、その関係で漏れてしまった、こういう御答弁なんですけれども、何ゆえに今回の有事法制の第二分類を秘密にする必要があったのか、その点をまずお伺いしたい。
○橋本(文)委員 質問は、時間がかかったとかいうのじゃなくて、なぜきょうの委員会に先立って議員の方に配付しなかったのか。それほどこれを秘密にしなければならない理由があったのかと聞いたのですが、読んでみますと、そんなに問題ないと思いますけれども……。     〔小渕(恵)委員長代...全文を見る
○橋本(文)委員 しかし、マスコミに流れているものと本日配付ざれたものは全く同じでございます。十分時間はあったと思いますが……。
○橋本(文)委員 今後国会を軽視しないようにひとつよろしくお願いいたします。  きょうもらいましてきょう質問するわけでございますので、大変雑駁な質問かもしれません。  まず、この有事法制の研究は、あくまでも、総理大臣から防衛出動を命ぜられるという事態において、自衛隊がその任務...全文を見る
○橋本(文)委員 有事ということを考えますと、どうしても物資あるいは人力の調達あるいは人事等、あるいは都市等を利用しなければならない、それが十分にしかも適切に利用されなければならない、こういうことを考えてまいりますと、我々国民の生活全体そのものを統制しなければならなくなってくる、...全文を見る
○橋本(文)委員 質問は、いわゆる平時を想定している現行の法令の中に有事という極めて緊急の事態を想定しなければならない、全く異なった考え方が法律の中に入ってくるということでどういう考え方を持っておられるかということを聞いたわけなんです。
○橋本(文)委員 今回の第二分類について第三の「今後の研究の進め方」の中に「陣地の構築のための土地の使用、建築物の建築等の特例措置について、例えば、防衛出動待機命令下令時から適用する」という点も考慮したい、こういう趣旨があります。防衛出動じゃなくて待機命令の段階でもう既にこの特例...全文を見る
○橋本(文)委員 いずれにしましても、我が国の憲法の中には衆議院が解散されている場合の参議院の緊急集会を除いてはいわゆる緊急事態に対処するものは全くございませんし、このような有事立法ということは憲法そのものは認めておらない、このように思うわけでございます。我が党の方針としては有事...全文を見る
○橋本(文)委員 住民の保護、避難誘導あるいは船舶、航空機の安全あるいは電波の効果的使用あるいは捕虜の問題等々が一応この書面には出てきておりますけれども、そのほかに防衛庁としてはどのようなことを考えているのですか。
○橋本(文)委員 懐かしい言葉で灯火管制が出ましたけれども、そうなってまいりますと民間自衛軍、竹やり軍団なんかも、そういうような形を変えた規定が出てきて極めて国民の人権に影響するような分野まで踏み込んでいくのじゃなかろうかと危惧しております。いずれにいたしましても、有事という概念...全文を見る
○橋本(文)委員 しかし、内閣総理大臣も、春ごろから委員会におきまして第三分類に着手するような姿勢を示しておるように私の方は伺っております。
○橋本(文)委員 世間一般では、第一分類が終わり、第二分類が終わった、いよいよ第三分類の人権侵害にかかわるような問題の研究に取りかかっていくだろう、そういう危惧を持っております。そこで、あくまでも国民の合意が得られるような十分な研究のためだけであって、もう立法化に進むようなことだ...全文を見る
○橋本(文)委員 八月三日にこの委員会で防衛施設庁の佐々長官に、厚木飛行場の音をぜひとも聞いてもらいたい、このように質問したわけですが、その後厚木基地に行かれていわゆる夜間訓練のあの音を聞いた、このように漏れ伺っておりますけれども、本当に行きましたでしょうか。
○橋本(文)委員 施設庁の大きな役目はいわゆる防音工事にありますけれども、その防音工事が施工された建物に入って音を聞いたことはありますか。
○橋本(文)委員 では、ぜひそれも実行していただきたいと思っております。  前回ここで質問いたしまして、夜間連続離発着訓練の土曜日、日曜日の訓練につきましては中止をしていただきました。その点につきましては大変感謝しておるわけですけれども、七月、八月の土曜日、日曜日に訓練をしない...全文を見る
○橋本(文)委員 前回の委員会で、このタッチ・アンド・ゴーで事故が起きるのじゃないか、いや、起きますよという形で質問したわけでございますけれども、その後にミッドウェーの艦載機がフィリピン沖で墜落した。死亡したわけでございます。五十六年、神奈川県の渉外部が厚木基地周辺の実態調査をし...全文を見る
○橋本(文)委員 ひとつよろしくお願いいたします。  厚木基地に関しましては、いわゆる住宅防音工事助成区域、これが七十五Wに拡大されたわけです。拡大されましたので、この工事の進展状況、それから今後どういうような計画を持っているのか。特に六十年度の予算における防音工事の予算額、あ...全文を見る
○橋本(文)委員 今お示しの全国の三三%というのは来年度だけですね。
○橋本(文)委員 厚木基地だけが受忍の限度をはるかに超えているというわけじゃございません。三沢もあれば岩国もあります。だけれども、住宅の密集地という点から見ればこの厚木基地が最悪の条件下に置かれている、こう思うわけでございます。  そこで、この厚木の防音工事、他の三沢、の防音工...全文を見る
○橋本(文)委員 そうすると、七十五から八十未満ですか、その範囲で、三沢では四四%、岩国では四三%の工事達成率があるけれども、厚木においてはまだゼロである、こういうことなんですね。これはどういうことなんでしょうか。
○橋本(文)委員 現在七十五WECPNLに拡大されたわけでございますけれども、この区域内に約千五百戸の公営賃貸住宅が相模原市から藤沢市、海老名市、座間市等々六市にわたって分布しておるわけなんです。ところが、これらの多くの公営賃貸住宅が老朽化が激しい。したがって、建てかえを目的とし...全文を見る
○橋本(文)委員 そういう動きがあるのは、私の方は勉強不足でよくわからなかったわけですけれども、老朽化住宅を建てかえして高層化にするという計画の方が数としては多いと思うのです。その場合に、新築になるわけでございますね。そうすると、いわゆる指定告示後の新築工事ということで、その防音...全文を見る
○橋本(文)委員 平家の木造住宅の現有面積と高層住宅の現有面積を比べますと、これはえらい差異があると思いますけれども、本当にちっぽけな助成金しか出ないと思いますけれども、何とかこれを全戸に波及するような御努力を願いたいと思います。  また、七十五W区域の問題がありますけれども、...全文を見る
○橋本(文)委員 騒音公害があることを承知で建てたのだから、やむを得ないのではないかという御答弁のようですが、問題は、ここからここまでが防音指定区域になっていますとかいうのは、全然見えない、また、どこの地域に行っても、そういうことをだれも言ってくれない、民間の人は民間の不動産業者...全文を見る
○橋本(文)委員 いわゆる第二種区域の問題なんですけれども、騒音がひどくて建物等の移転補償が行われるときの問題です。しかし、この移転補償が、現在聞くところによりますと、全然話が進んでいかない、話がまとまらないというふうに伺っております。これはどうしてまとまっていかないのか、その点...全文を見る
○橋本(文)委員 移転補償が解決しまして、建物がなくなる、更地になった段階でその部分に基地が拡張するんじゃないかという懸念があるわけなんですけれども、これはどうなんでしょうかね。移転をさした、空になった、そこに基地がふえてくる、こういうことはございませんか。
○橋本(文)委員 前回の委員会でも、この厚木の騒音が人体にどのような影響を与えるかという質問をいたしました。その際、千秋政府委員よりも民間の医療機関に委託して調査をしているというようなお答えがあったように思いますけれども、その後どうなっておるのか、いつごろ結論が出るのかをお答えを...全文を見る
○橋本(文)委員 これに関連いたしまして、昭和四十九年、五十年度の「大阪国際空港の航空機騒音等が市民の健康及び環境に及ぼす諸影響調査報告書」というのがございますけれども、その中では、被害の大きさもさることながら、航空機騒音は、新幹線や自動車等に比べて「上空からのもので、地上建造物...全文を見る
○橋本(文)委員 わかりました。  今月の十日に、北海道の陸上自衛隊然別演習場で野営訓練中に爆発事故があって、一人が死んで九人が重軽傷を負った、こういう問題がございました。新聞の記事等で拝見いたしますと、国鉄から信号雷管をただで譲り受けて、それを演習中に戦車に踏ませてあたかも機...全文を見る
○橋本(文)委員 この問題は国鉄側の方の管理のずさんさも同じように指摘されております。今私の質問は、この二尉クラスの人がしていい範囲としてはならない範囲という形でもって聞いたわけなんですが、本件のような場合はこの二尉クラスの方がしていい裁量の範囲内なのかどうか、この点をお聞きした...全文を見る
○橋本(文)委員 時間が参りましたので、質問を終わります。