蓮実進

はすみすすむ



当選回数回

蓮実進の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月24日第129回国会 衆議院 地方行政委員会 第1号
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○蓮実委員 私は、同僚栗原議員に続きまして、一部重複するところもあるかと思いますが、地方財政問題、それから市町村の合併問題行政改革と地方行政について、それから地方税制のあり方、首都移転等について御質問を申し上げたいと思います。  最初に、地方財政についてお伺いいたします。  ...全文を見る
○蓮実委員 厳しい経済は当然地方にも大きな影響を与えておると思います。税収の落ち込み等に大きく反映していることはわかりますが、日本経済は、幸いにやっと底が見えて、かすかな光が差してきつつあると言われておりますが、地方財政にはどのような好影響を与えていると見ているか、お伺いいたした...全文を見る
○蓮実委員 地方財政全体の現状はよくわかりましたが、いろいろと別の話も実は聞くのです。今、全国の県や市町村では予算の審議が行われていると思います。大づかみに見て実態は一体どうなっているのだろうか。どうも大変だ、大変だという声ばかりが先走って、事業費を大幅に削減をしたり、あるいは新...全文を見る
○蓮実委員 先ほど同僚もちょっと質問したかと思いますが、県や市町村レベルでの公共料金、特に上下水道や学校などの公共料金を引き上げるところが多いようでありますが、実態は一体どうなっておられるか。また、景気がせっかく回復しようとしているやさきだけに影響は決して小さくないと思っておりま...全文を見る
○蓮実委員 やはりそれなりの自治体のそういう合理化できるところは原価を抑えてやろうということはわかりますけれども、私は、時期が時期だけに非常に大きい影響がある。これは景気がいいときなら別ですけれども、やはり国民感情として、何か減税、減税といっても、その減税分が公共料金の値上げでツ...全文を見る
○蓮実委員 地方財政に忘れてならないのは、平成五年度が今の御説明の補正予算、大型補正が組まれている、その実情はよくわかりました。  そこで、今大臣が言われているように、本当に反映するかどうか。これは大変心配。言っているようになかなかうまくいかない、そういう心配も実は持っておるわ...全文を見る
○蓮実委員 地方財政問題で今日ほど自治省の配慮と指導が必要な時期はないのではないか、ぜひひとつしっかりやっていただきたい、私はこう思っております。  先ほど同僚の栗原議員からも質問がありましたのでちょっと重複をすると思いますが、町村合併の問題について四点ばかり御質問をしたいと思...全文を見る
○蓮実委員 私はかねてから、地方分権を積極的に進めるために、受け皿となる市町村が実力を備えなければいけない、そう考えて合併促進を提唱をしてきたわけでありますが、自治省としてはこの提言をどう扱うつもりなのか、また明平成七年三月には市町村合併特例法が期限切れになるわけでありますが、そ...全文を見る
○蓮実委員 自治省としてはこれまでの市町村合併の実績をつかんでから取り組むやに聞いておりますが、余り過去の例にとらわれない方がいいのではないかなというふうに考えております。やはり地方分権という大きな目標に向かって新しい促進制度を考えてつくっていくようにすべきだと私は考えております...全文を見る
○蓮実委員 さきに説明いただいた提言の中にある住民発議は新しい発想で、私はおもしろいと思いますが、問題点も実は少なくないのではないかなというふうに思っております。特に条例制定や請願等地方自治のあり方、自治体と住民との関係の根幹部分にかかわる問題だけに、ほかに与える影響は少なくない...全文を見る
○蓮実委員 市町村合併問題については、これで終わります。  それでは次に、行政改革と地方分権について質問をしたいと思います。  細川首相は、行政改革に本格的に取り組むべく作業を進めております。その核心たる地方分権については、作業部会を行革推進本部に設置すると伝えられております...全文を見る
○蓮実委員 地方分権という命題が細川首相のかけ声の割には、今いろいろ大臣から説明がありましたが、どうも私は低迷しているように見えるわけであります。許認可権はもちろんでありますけれども、財源をどう配分するかなど、大騒ぎする割合には具体化していないのではないかなというふうに思っており...全文を見る
○蓮実委員 先ほど栗原同僚議員からもちょっとお話があったのですが、地方分権、地方財政、それから人材の問題で、実は地方の、例えば市町村へ行きますと、公民館を建てる、先ほど言ったように隣の町もまた建てる、それから大変なでかい建物を何十億という金を出して建てる。しかし、私は栃木県なんで...全文を見る
○蓮実委員 直間比率は、国が七対三、それから地方が九対一。それで、地方の税制が国以上にいびつではないかというふうに考えられますが、どうお考えになっているか、お伺いをいたしたい。
○蓮実委員 消費税のあり方についての見直しの中で地方消費税について検討を行うべきではないかと思いますが、お伺いをいたしたいと思います。
○蓮実委員 地方分権の流れの中で、自治省、ぜひしっかりやっていただきたいというふうに思っております。  それでは、首都移転の問題について質問をいたしたいと思います。  地方分権問題と深くかかわっているのが首都移転の行方と考えております。東京一極集中の弊害がバブル経済崩壊ととも...全文を見る
○蓮実委員 私は、首都移転問題は地方自治にとって新しい、今までにない観点から地方行財政を見ていく貴重なきっかけを与えてくれると思うので、ぜひとも自治省においても真剣に考えていっていただきたいと思っております。国土庁や建設省などにゆだねずに、国と地方のあり方を改めて問い直すための出...全文を見る
○蓮実委員 時間が大分余っているようですが、これで私の質問を終わりたいと思います。
05月26日第129回国会 衆議院 決算委員会第二分科会 第1号
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○蓮実分科員 私は、自由民主党の蓮実進でございます。外務省関係にちょっと質問をしたいと思います。  我が国のODAに対する期待は大変大きいわけでありますが、同時に問題も大変多いと思います。政府は、中期目標、一九八八年から一九九二年、この五年間で五百億ドルが達成されたといって安心...全文を見る
○蓮実分科員 今、世界経済の極めて低迷しておる中で、各国のODAが大変減っております。日本のみが突出しておる。世界各国の企業が、この日本のODA資金を何とか利用しようとねらっておる。この現状の中で、これから次の目標をどこに置いているのか。それから、ODAの基本理念に従ってというこ...全文を見る
○蓮実分科員 問題は、援助が末端まで届いているかどうか、これが問題だと私は思うのですね。  問題点の一つとして、途上国の軍事支出あるいは民主化、市場経済移行の動きなどにこのODAをいかに関連づけて行うのか。それから、相手の国が欲しいと言っているからといって、それに黙ってこたえる...全文を見る
○蓮実分科員 私が今の質問をしたのは、ほかでもありません。実は、この五月の連休前後にミャンマーの少数民族を私自身訪ねまして、現地のさまざまなことを見聞したからにほかなりません。ミャンマーは御存じのとおり大変難しい情勢にありますが、政府はどのような判断に基づいて同国に対するODAを...全文を見る
○蓮実分科員 今政務次官からお話しのように、これまでの流れから見ると、民主化しない限り、スー・チー女史の問題が解決しない限り援助はし ないという姿勢のようですが、では一体見通しはどうなのか。日本は民主化のためにどんな役割を果たしているのか。そこに住む人々のことを忘れてはいないの...全文を見る
○蓮実分科員 私も大体承知をしているつもりでありますが、私は、実はミャンマーでカレン族の皆さんと面談をしてきました。民間団体の方々が四万ドルから五万ドルぐらい義援金あるいは物資をプレゼントするというので、実は同行したわけであります。現地の方々が一体どう考えているのか、あるいはどん...全文を見る
○蓮実分科員 余り時間がないようですのであれなんですが、では、経済協力の評価についてちょっと質問したいと思うのです。  ODAの問題は、援助のしつ放し、それが本当に役立っているかどうか、金を出してしまえばあとは相手国次第という野放し状態になっているのではないかなという心配を実は...全文を見る
○蓮実分科員 では、具体的にミャンマーについての評価がどう生かされておるか、お聞きをしたいと思います。  同書によると、天然ガス発電、これは恐らく二十八億円ぐらいですか、果樹研究センター二十一億円、橋梁技術訓練センター五億円、セメント工場百二十三億円、この四つの事業が対象となり...全文を見る
○蓮実分科員 平成四年度会計検査院報告に関連して、平成四年度決算検査報告によると、政府開発援助の効果が十分発現していない事態が見受けられるとして、漁港の建設事業、それから発電所建設事業、通信施設拡充事業、地方幹線道路建設事業が列記されているが、これら事業に対してその後どのような措...全文を見る
○蓮実分科員 御承知のとおり、ODAは国民の血税でございますよね。ですから、会計検査の受けっ放しにならぬように事後の対策を十二分に立てて、やはり所期の目的といいますか、それだけの効果のあるような使い方をするべきではないかなというふうに思っております。  こうした決算報告書の指摘...全文を見る