畑英次郎

はたえいじろう



当選回数回

畑英次郎の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月08日第126回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
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○畑委員 私は、一昨年の十七号、十九号台風に伴います風倒木問題に軸を置かせていただきまして御質問をさせていただきたいと思うわけでございます。  この十九号等の台風によります風倒木処理あるいは林地崩壊等に対する取り組み、治水の問題等々、河川改修の問題等々、私は自分の出身地の大分県...全文を見る
○畑委員 今約四割と、これは面積でというお話があったわけでございます。私の手元にございます資料によりましても、全国は進捗率が三八%、こういうように書かれてございます。しかしながら、私ども一般国民の方々は、この進捗率ということを考えますときに、大変失礼ですが、林野庁あるいは中央官庁...全文を見る
○畑委員 私は、誤解があってはなりませんから重ねて申し上げるわけでございますが、現在の枠組み、そういう中におきましての取り組みは十二分にやっていただいた。しかもまだ幸いなことに、平成五年度におきましては、特にこれは国土庁のお立場で前向きの、そしてまた真剣なお取り組みの成果の一つで...全文を見る
○畑委員 今、治山課長からも御答弁があったわけでございますが、そういう中で今現地で一つの悩みは、山が非常に傷んでいるものですから、国段階から積極果敢な新施策の展開を願っている。しかしながら、例えば風倒木を処理して新植をして苗木を植えた、ところが山全体が傷んでおるものですから、これ...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。終わります。
06月03日第126回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第6号
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○畑委員 ただいま視察報告が委員長からなされたわけでございますが、たまたま視察のため現地にお伺いした日に新たな、再度といいますか、警戒区域の設定があった。そしてまた本日は、ただいま委員長御提案によります黙祷がささげられましたとおり、二年前の四十三名の方々、いわばきょうが三回忌に当...全文を見る
○畑委員 気象庁のお立場では、失礼でありますけれども、そういった上品な御回答しかいただけないというように考えるわけでございますが、私は、一般的な庶民感覚をもって述べさせていただければ、二年以上続いた、逆に言いますと、今まで期待をしておった終息ということは難しいのではないかなという...全文を見る
○畑委員 この導流堤ができ上がっておれば今回の災害がかなり違った形で収拾できたというように私は考えるわけでございますけれども、いささか当たりさわりのある申し上げようをさせていただければ、これだけ長くなった、しかしながら、やはり現地住民の方々は、何としても、自分の先祖伝来の土地、あ...全文を見る
○畑委員 先ほど申し上げましたとおり、これからも建設省そしてまた林野庁等、従来から本問題につきましての対応はかつてない大変な、御熱心な、そしてまたそれなりのすばらしい成績を上げていただく中でのお取り組みがなされておる、ぜひとも、引き続き全力投球を賜りたいというように私は考えるわけ...全文を見る
○畑委員 私は、井上長官が建設行政の超ベテランでございますし、そしてまた、たまたま国土庁長官としてのすばらしいお取り組みを賜っておる、そういう中における、普賢岳は、いまだかつてない、従来の枠組みを超えた、災害の一過性というものはまるっきりない、そういう位置づけの中で、これからの対...全文を見る
08月26日第127回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
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○畑国務大臣 このたび、農林水産大臣を拝命いたしました畑英次郎てございます。  御案内のとおり、農業そしてまた林業、水産業、三分野とも言葉では言い尽くせない厳しさを持っておりますことは御承知のとおりでございます。なおまた、私自身は大分の出身てございますか、残念なから過疎率日本一...全文を見る
08月27日第127回国会 参議院 農林水産委員会 第1号
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○国務大臣(畑英次郎君) このたび農林水産大臣を拝命いたしました畑英次郎でございます。  既に御案内のとおり、農業、そして林業、水産業、各分野ともかつてない厳しい、厳しいという言葉を上回る大変な時期を迎えておるわけでございます。実は、私大分の出身でございますが、残念ながら大分県...全文を見る
10月04日第128回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○畑国務大臣 御案内のとおり、八〇という数字は、九月十五日の作柄を踏まえた発表数字でございます。残念ながら、九月十五日以降の気象条件が例年のとおり期待されるような姿ではなかった、こういうことを考えますと、ただいま御指摘の数字が下がるという懸念を抱えた今日の姿だと厳しく受けとめなが...全文を見る
○畑国務大臣 御指摘がございましたとおり、今回の大凶作といいますものは、百年に一遍あるかないかという表現もございますし、あるいはまた人によりましては、データが過去の古いものはないわけでございますので、場合によっては有史以来といったような指摘もこれまたあるわけでございます。  さ...全文を見る
○畑国務大臣 御指摘の問題につきましては、その共済の支払い以外の分野におきましても、被災者のお立場にございましては一日も早く、あるいは一時間でも早く、そういうお気持ちがあるわけでございますので、共済の支払いにつきましては、少なくとも年内にすべて完了するように、ただいま財政当局等々...全文を見る
○畑国務大臣 ただいま委員御指摘のとおり、こういうような状況下にございましては、要らざると申し上げてはいささかどうかと思いまするけれども、デマのたぐいに類するものが、流言飛語が飛ぶ可能性もある。そういうことをも念頭に置きながら、これからの具体的な取り組みをいち早く明確に国民、皆様...全文を見る
○畑国務大臣 御指摘のとおり、ただいま復田という、水田にもう一度戻していただく、こういうことを御関係の皆様方にただいま今月の十五日に向けましての意向調査、こういうものをさせていただいておるわけでございまして、いわばその裏腹の気持ちといたしましては、やはりやる意欲の ある方々、こ...全文を見る
○畑国務大臣 ただいま、いわゆるウルグアイ・ラウンドの最終段階を迎えるに当たりまして、米の自由化という問題、国民的な大きな関心事であるわけでございます。そういう中で、御承知のようなこの大凶作によっての緊急輸入の問題等々が出ておりますものですから、種々、失礼ではございますが、一部無...全文を見る
○畑国務大臣 ただいま総理からお答え申し上げましたとおり、緊急避難的な、本年の大凶作を踏まえた措置といいますものは、あくまでも次元の違う、そしてまたウルグアイ・ラウンド問題は、これは貿易ルールの、この違う次元の問題と、完全にこれからでもすべてのエリアの交渉事項の中でその基本的なス...全文を見る
○畑国務大臣 ただいま、いわゆる国民の皆様方に一日たりといえども主食の問題についての御心配をかけてはならない、そういうような意味合いのものを踏まえまして、年末に対する他用途米等々の関連で対応を進めさせていただいておるわ けでございます。  そういうような立場にございまして、こ...全文を見る
○畑国務大臣 大変失礼しました。  ある意味では当然のことながら、他用途米というものを踏まえた緊急輸入でございますから、その辺のバランスを念頭に置いて対処してまいります。
○畑国務大臣 ただいま御指摘のとおり、十一月十五日あるいはまた十二月の十五日、ある意味におきましては大変重要な、そしてまた正念場、こういうようにも私自身も受けとめさせていただいておるわけでございます。  ただいま御指摘のございましたとおり、このウルグアイ・ラウンドの問題につきま...全文を見る
○畑国務大臣 ただいま山花大臣からお話がございましたとおり、いわば政党レベルでの一つの協調体制、これは私ども政府側の立場におきましてもいわば歓迎をするというような意味合いの中で、物事の推移をこれからも眺めてまいりたい、かように考えておるところでございます。
10月05日第128回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○畑国務大臣 ただいま江藤先生のお話を伺いながら、私自身もその先生のお気持ちを体して、さらにまた国会決議を尊重しながら対応してまいりたい、かように考えております。
○畑国務大臣 先ほど来江藤先生のお話を伺いながら、我が意を得たり、かような考え方を持っておりますから、その姿勢をもって努力をしてまいりたい、かように考えております。
○畑国務大臣 若林先生はこの面に関しましては実務も詳しい方でございますので、あいまいな御答弁では納得がいかない、そういう前提で申し上げるわけでございますが、御承知のとおり、各共済におきまして特別積立金、それなりのものをお持ちであるということも、私も心配をいたしまして、承知をいたし...全文を見る
○畑国務大臣 ただいま御指摘のとおり、最近の低金利ということそのものも踏まえましても、そういった御期待があるということは痛いほど肌で感じておるわけでございます。  さような中にございまして、三%、これは中小企業等との、激甚災等との横並びという問題もございまして、これは問題意識と...全文を見る
○畑国務大臣 ただいまの前段の保険料の問題、この問題は御案内のとおり、支払いが極めて困難というような方に対しましては二年間の猶予期間があるというようなことでございますから、この辺を大いにひとつとらえて私どもも指導をしてまいりたい。  なおまた後段の方の問題は、いわゆる国民の基礎...全文を見る
○畑国務大臣 先生御指摘のとおり、こういうような作柄の中にございましては、残念ながらやみルートに流れる、そしてまた不正を働くという余地を与えて、そういった方々が、正直者がばかを見るというような要素を残しては絶対ならぬ。こういう姿の中から、いわゆる食糧事務所あるいは農協あるいは県、...全文を見る
○畑国務大臣 ウルグアイ・ラウンド七年目という段階でございまして、米の例外なき関税化は反対である、国会決議等々も再三いただいておるところでございます。  そういう中にございまして、今回の緊急輸入の問題、ただいま若林委員御指摘のとおり、百年に一遍といいますか、未曾有のと申し上げた...全文を見る
○畑国務大臣 来年度の概算要求の中にも、ただいま御指摘をされましたような懸念をいささか払拭をする内容のものも要求内容に入らさせていただいておるわけでございますし、なおまた、御指摘がございましたとおり、土地改良事業等々は用地費も要りませんし、こういった不況の時期には、農村に対する雇...全文を見る
○畑国務大臣 御案内のとおり、本年から新農政、これが大きく期待をされ、なおまたこれの責任を果たしていかなければならない、これが与えられた私どもの当面の課題であるというように受けとめさせていただいておるわけでございます。  そういう中にございましての自給率四六あるいはまた二九、ま...全文を見る
○畑国務大臣 今、国民的課題の大きな柱といいますものは、過疎対策であろうかというように考えます。過疎対策の決め手は、やはり第一次産業の農業、林業、漁業の活性化にある。さような意味合いでの全力投球をしていかなければならない、その大変貴重な時間を生かしていかなければならない。さような...全文を見る
10月07日第128回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(畑英次郎君) ただいま国民の中に御指摘のような残念ながら事実に反する、私の立場から申し上げれば流言飛語に類する、そういうことがあってはならない。さような意味合いで、この場をかりましてはっきり申し上げるわけでございますが、量的な問題につきましては当然のことながら一〇〇%...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) そういう懸念の中のあるいは先生に対する陳情ということではないかというふうに受けとめさせていただくわけでございますが、今、万般にわたりまして、いわゆる飯米農家の方々でも御心配があるというようなこともございますが、地域であるいは市町村段階で県で、あるいは県相...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 特に先生からの御指摘に対しましてはっきり重ねて申し上げるわけでございますが、年末に向けましていわゆる従来の他用途米等々を一部主食の方に回したという事情がございます。そういう対策もとりまして、万遺漏なきを期しつつある。その裏づけとしまして、他用途米分野等に...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 最近のこういった事件にかんがみまして、まず数字でお示しを申し上げたいと思いますが、ここ一、二年、農林水産省の本省課長職以上でいわゆる大手といいますか、今、日建連のメンバーと言われておりますが、その分野に入った方が一名でございます。そうしまして、課長職以下...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) ただいま山口先生御指摘のとおり、米分野の世界の貿易量が大体千三百万トンから千四百万トンでございます。そしてまた、御指摘のとおり輸出国、なおまたそれを当てにしました輸入国も大方定着をしておるという状態の中における日本の異常事態でございますから、御指摘がござ...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) こういう異常な大凶作というような事態を迎えまして、各般にわたってのもう一度洗い直し、そういうことは極めて大切な要素ではなかろうかというようにも考えておるわけでございます。  その中にございましての適正在庫百万トンという数字そのものにつきましては、私なり...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) まず第一点の、いわゆる今回の緊急避難的な年末におきましての二十万トン外米輸入の問題がいわゆるウルグアイ・ラウンドの例外なき関税化の問題等々に結びつく、そういうような一部誤解があるわけでございますが、ただいまお話がございましたように、今回の大凶作といいます...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) ただいま御指摘を賜りました共済金の支払いの問題、あるいは自作農維持資金の問題等々、これらの問題につきましては、御指摘のとおり百年に一度といったような大凶作でございますから、例えば共済金の事務量は年を越さざるを得ないというような姿にはございますが、これは異...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 私のようないわば戦中派と申しますか、終戦当時も大空襲等々に遭遇をいたしたわけでございますが、そういった置かれております経験、歩みというものを踏まえまして、すべてが侵略戦争であるという表現については私なりに抵抗を感ずるということを申し述べさせていただいたわ...全文を見る
10月08日第128回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(畑英次郎君) ただいま総理の方から基本的なお答えがあったわけでございます。  御指摘のとおり、農林関係、公共事業等々、先生御専門家でございますから釈迦に説法でございますが、大体二一から二二%というようなシェアの中で、そしてまた最近の新農政を踏まえまして土地改良長期計...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 御指名をいただきまして、恐縮に存じます。  先ほど厚生大臣がお答えになりましたように、何といっても民活という要素を大きく力を入れていかなければならない、かように考えております。
10月18日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第3号
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○畑国務大臣 ここ二、三日来、各報道機関が、ある意味におきましてはかなり濃淡等の度合いが違う面があるわけでございますが、種々報道されまして、国民の皆様方に御心配を与えておるわけでございます。明確にお答えを申し上げなくてはならない、かような意味合いにおきましては、一つの事実としまし...全文を見る
○畑国務大臣 我が方からそういう提案をしたことはございません。
○畑国務大臣 提案をしたことはございません。
10月20日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第5号
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○畑国務大臣 ただいま先生御指摘のとおり、米の問題につきましては、例外なき関税化、これをのむことはできないというような意味合いでの基本的な姿勢を堅持しながら今日を迎えておるわけでございます。  お話のございましたとおり、国会決議の問題、なおまた連立新内閣におきましても、そのスタ...全文を見る
10月20日第128回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○畑国務大臣 ただいま柳沢先生の食管制度に対する、いわば一つの大きな論議のいただける、食管制度なかりせばということをあわせお考えを願いながら、この食管制度の持つ意義、そしてまた与えられておる責任、こういうことを私どもは十二分にかみしめて対応していかなければならない、そしてまた、御...全文を見る
○畑国務大臣 ただいま先生御懸念の内容につきましては、残念ながら、農村を初め御関係の向きでそれなりの御心配を煩わせておりますこともこれまた事実です。こういうような受けとめ方の中で数字の上で厚みを持ち得るような努力を引き続きやってまいりたい、かように考えております。
○畑国務大臣 本問題につきましては、御案内のとおり、例外なき関税化、これを受け入れることはできない、こういうような立場に立っての国会決議、あるいはまた連立内閣スタートに当たりましての八党派の申し合わせ、こういうものが現存をいたしておりますさなかにおきまして、これからいわばウルグア...全文を見る
○畑国務大臣 私は、こういうような段階になりますと、それぞれの主張をされております国々が、自国の主張を有利な展開を図ろうというような意味合いにおきましても、それぞれの国の主張をあえて数字を入れながらもリークをするということは、従来の交渉事の中でもあり得たことも辻先生御案内のとおり...全文を見る
○畑国務大臣 ただいまの問題につきましては、一つの最近の身近な事例といたしまして牛肉の七〇%の関税、そして六〇、五〇と、そういうような移行の中で、本年等々は大変な牛肉の輸入量でございまして、畜産農家、酪農のお立場の方々が大変な御難渋をなさっていらっしゃる。さような意味合いの、これ...全文を見る
○畑国務大臣 私は、この問題につきましては、長らく自民党の方々も汗を流していただいての今日までの歩み、そしてまた政府・与党間の今日におきましてのきちっとした合意、こういうものの中での問題の解決をしなければならない、与えられた責任である、こういう意識を持って引き続きベストを尽くして...全文を見る
○畑国務大臣 先生の御指摘のとおりでございまして、御案内のとおり食糧の自給率が四六、あるいはまた穀物自給率が二九といったような、先進 諸外国等々と比較いたしましても大変大きな問題のある現在の数字であるわけでございます。私はよく申し上げるわけでございますが、そういうさなかにござい...全文を見る
○畑国務大臣 ただいま御指摘がございましたとおり、米を輸出するお立場の方々に対しましても、あるいはまた従来米を輸入されております国の立場、御案内のとおり貿易分野に入ります米の数量といいますものは、地球規模の生産量に比較をしますと四%程度といったようなわけで極めて少ないものでござい...全文を見る
○畑国務大臣 私の一つの認識では、今度先方さんがここに見えた、話は残念ながら平行線であろうということを私なりに想定をいたしました場合におきましては、追っかけて、さらにただいま申し上げたようないわゆる例外なき関税化ということはできない、あるいは主食の自給体制の堅持、こういうことを追...全文を見る
○畑国務大臣 私は、ただいま御指摘がございましたように、連立政権、そういうときにございましては、お互いの信頼感あるいは申し合わせ事項等々はいわば極めて重要な位置づけであることは言うまでもございませんので、ただいま御指摘のような意味合いの重要性を十二分に私自身も念頭に置いて努力をし...全文を見る
○畑国務大臣 今回の、いわゆる年末二十万トンの加工分野の米の輸入の問題、そしてまた御指摘がございましたような来年において懸念されます主食分野の輸入の問題等々、このよって来る根幹といいますものは、私自身の認識では、百年に一回と申し上げますよりも有史以来と申し上げた方が私は適切な事態...全文を見る
○畑国務大臣 農家のお立場、そしてまた収穫皆無というようなケースも多い今回の大凶作でございますので、何としましても仮払いを急ぐ、そしてまた年内に共済の正規の支払いを済ます、こういう原則を既に打ち立てて、それぞれの関係機関にも要請をし、指導をし、役所側の私どもの立場でやるべきことを...全文を見る
○畑国務大臣 第一点の金利関係の問題につきましては、これは、私どもも被害農家のお立場に立った場合にはそういった気持ちは当然のことながら当初から持たせていただいておるわけでございますが、現在も引き続き努力はいたしておりますが、なかなか壁が厚いというのが現実の姿であるわけでございます...全文を見る
○畑国務大臣 大変いろいろ御心配をいただいておるわけでございまして、来年の復田面積、そしてまた先ほど来御指摘がございましたような来年の端境期の問題等々いろいろな問題が横たわっておるわけでございまして、しかしながら、少なくとも今月末までには数字をもってきちんとしたものを出したい。な...全文を見る
○畑国務大臣 ただいま仲村先生御指摘のとおり、今回のこの大凶作といいますものは、農家経済ということよりも、ある意味におきましては地域すべてに大きな打撃を与えておる、こういうことを考えまして、御案内のとおり、農林水産省対応という姿ではなくして、細川内閣挙げまして本問題のいわゆる救済...全文を見る
○畑国務大臣 まずは長内先生、北海道の大変厳しい農業災害、大凶作の実態のお話がございました。実は私も北海道に参りまして、なおまた、北海道の持っております従来からの歴史、そういうものを踏まえまして、これからも引き続き力を入れてまいりたい、こういうふうに考えておるわけでございます。 ...全文を見る
○畑国務大臣 先生御指摘のとおり、正直者がばかを見るというような農政であってはならない、これが大きな一つの柱ではないかというように考えるわけでございます。  御指摘のような新農政、これにつきましては、一応十年計画というような要素が多いわけでございますが、私どもの考え方としまして...全文を見る
○畑国務大臣 先生御指摘のとおり、これだけの大凶作を目の当たりにいたしまして、何といっても、御関係農家の方々に、将来に向けての意欲を取り戻していただけるような条件整備を急がなければならない。  その第一点は、やはり災害対策、復旧対策等々につきまして、従来以上の厚みを持った対応が...全文を見る
○畑国務大臣 先生、どうぞおかけください。  百年ぶりとも言われますし、あるいはまた有史以来とも申し上げさせていただいているわけでございますが、今回の大凶作につきまして、そのよって来る原因あるいは責任はどこにあるかという御指摘でございますが、農業関係につきましては、先生御案内の...全文を見る
○畑国務大臣 先生もいみじくも御指摘がございましたが、今国民の各界各層の方々が、この食糧問題、米問題、そしてまた水稲の大凶作の問題、大変な、異常な、そしてまたある意味におきましてはありがたい御関心をお持ちをいただいておる今日の姿、かように受けとめさせていただいておるわけでございま...全文を見る
○畑国務大臣 いわゆる所得補償の問題は、御案内のとおり、中山間地域の対応の中で大きく取り上げた、論議をされた問題でございますが、まだまだ研究の余地ありということでただいまの状態に置かれておるわけでございまして、この大凶作絡みの中でその問題につきましてもいろいろ論議がそれなりにされ...全文を見る
○畑国務大臣 ただいま先生のお言葉どおりでございまして、それを前提としたさような対応は全く念頭にない、かように申し上げさせていただきます。
○畑国務大臣 誤解があってはなりませんので重ねて申し上げさせていただきますが、いわゆる米についての内外価格差という視点で物を考えることはとらざるところでございまして、やはり日本のこの土地面積、あるいはまた今現実アメリカ産と比較をしました場合には、消費者価格におきましてはたしか二・...全文を見る
○畑国務大臣 先生御指摘のとおり十一月の十五日あるいは十二月の十五日という問題をいわゆる数字をもって従来から念頭に置かせていただいていることは、これまた事実であるわけでございます。  ただ、ひとつこの機会に申し上げさせていただきたいわけでございますが、いわゆるウルグアイ・ラウン...全文を見る
○畑国務大臣 先ほども先生からもお話がございましたとおり、あす私自身はサザーランド氏にお会いをするような予定をいたしております。そういう中にございまして、平行線で話し合いは終わるであろう、そういう認識の中から、さらにいわゆる我が国の立場、事の難しさ、こういうことを出向きまして関係...全文を見る
○畑国務大臣 農業問題、大分御熱心な小平先生から、裏ではすべてが進んでおるような御発言をいただいたのは、いささか私としましては残念千万でございます。  重ねて申し上げますが、私自身がこれから最終段階の正念場、そういうことを踏まえて本格的な交渉をこれからスタートを切らせていただく...全文を見る
○畑国務大臣 先ほど来お答えを申し上げておりますとおり、そういった事実がないということを重ねて申し上げ、御理解を得たいと思います。
○畑国務大臣 私は今外務大臣のお話そのものを初めて伺うわけでございまして、そしてまたそういったことが進んでおるとかあるいは合意を見ておるとか、そういうことは私自身が全く承知をいたしていない、そういうことはあり得ない、かような意味合いでの先ほどのお答えでもあったわけでございます。
○畑国務大臣 サザーランド事務局長に対しましては、従来の我が国の基本的な本問題に対する対応につきましての内容、物の考え方、価値観を重ねて申し上げ、御理解を得るように最善を尽くしてまいりたい、かように考えております。
○畑国務大臣 本問題は、御案内のとおり、もう七年にわたって国会決議等々受けまして政府が取り組んでまいっておるわけでございまして、なおまた新内閣、細川内閣発足に伴いまして、つい先般も細川総理、外務大臣、私と、十二分に絶えずすり合わせをしながら、基本方針を踏まえて最善の努力をする、そ...全文を見る
○畑国務大臣 表現方法はいろいろあろうかと思いますが、人後に落ちない情熱を持って取り組んでまいりたい、かように考えております。
○畑国務大臣 適正在庫百万トンという数字も、御案内のとおり、それぞれのお立場における関係者の方々の熱心な論議の中から出てまいりました数字でございますが、今日のこの新しい、そしてまた厳しい、難しい要素を踏まえまして、再度掘り下げた論議をやるべきであろう、かような考え方に立っておるわ...全文を見る
○畑国務大臣 今回のこの大凶作を踏まえまして、それぞれのお立場におきましての種々御意見、貴重な意見発表等々が行われておることを私自身も承知をいたしておるわけでございます。  先ほども申し上げましたとおり、謙虚にお話を伺い、災いの中から福の方向へ向けてのレールを、場合によってはケ...全文を見る
○畑国務大臣 物事に対するいろいろお考えがあるわけでございますが、ただいま御指摘の新農政につきましては、今日の置かれております農村の実態、あるいはこれからの農業に対する魅力の醸成、造成等々を考えました場合、私自身もこれからのあるべき一つの姿である、これを十二分に御理解を願い、関係...全文を見る
○畑国務大臣 私の持論でもあるわけでございますが、国民的課題の大きな柱としましては、過疎対策ということが極めて重要というように考えるわけでございます。さような意味合いでは、過疎地域、農村というように結びつくわけでございますが、その農村地域の生活者の立場、こういうものを最重点にする...全文を見る
○畑国務大臣 第一点、誤解があってはなりませんので、一言述べさせていただきます。  オーストラリアの契約栽培の問題がけさほど来時々話に出ております。閣議が終わりました後のいわゆる閣僚懇談会の中でその話が出たわけでございまして、いわゆる従来の輸入国の方々に御迷惑をかけている要素も...全文を見る
○畑国務大臣 契約栽培ということをわきに置いた姿の中でただいま努力をいたしておるということでございます。
○畑国務大臣 お話のとおりでございます。
○畑国務大臣 御案内のとおり、米をめぐる問題につきましては従来の主張を我が方はいたしますし、そしてまた関係国におきましては大方例外なき関税化ということを主張されておる極めて対峙した平行線の今日の姿でございますから、私が近く海外に出張するということは、そういう実態を踏まえて我が方の...全文を見る
○畑国務大臣 そのとおりでございます。
○畑国務大臣 言葉をかえて申し上げますと、巷間いわゆる細川内閣の生活者重視ということは農村地域に対する軽視につながるんではないか、あるいはまた、予算配分にいささか問題あり、そういう誤解が生じておる事実は、私もさように承知をいたしておりますのでございますから、この誤解を払拭すべく私...全文を見る
○畑国務大臣 恥ずかしながらと申し上げた方がいいと思いますが、私の出身の大分県は過疎率日本一であるわけでございます。そういうことを考えますと、先ほど来申し上げますように、やはり過疎対策の問題、国民的な課題である。あるいはまた、一極集中排除の問題、こういうことが従来から言われながら...全文を見る
○畑国務大臣 私は、米のいわゆる関税化、自由化といいますか、現在の食管法との両立はしない、こういう認識に立っております。
○畑国務大臣 ただいま御指摘がございましたとおり、兼業農家のお立場、そしてまた、経営規模の拡大に、いわば国の農政を尊重しその方針に従って協力をした、そういった方々が今回のようなケースにおきましては被害の多いこともこれまた事実。そういうことを考えますと、これから先の災害対策あるいは...全文を見る
○畑国務大臣 私は、やはり今御指摘がございましたように、そこに信頼感といいますか、あるいはまた、みずからが努力したことがやはりそれな りに理解をしてもらっておるという農政、こういうことの意味合いでの御指摘、かように考えるわけでございまして、今さような意味合いでは、事務当局におき...全文を見る
○畑国務大臣 先ほど来お言葉にもありましたが、未曾有の災害、百年に一度の災害、いろいろな表現があるわけでございますが、さような意味合いの位置づけが、万人ひとしく認めているさなかにございまして、御案内のとおり、農林水産省という立場のみならず、いわゆる関係閣僚会議等々を持ちまして、今...全文を見る
○畑国務大臣 私は、やはり災害対策は災害対策としての、ストレートにその対応といいますものは一つの大きな柱としてつくり上げていかなければならない、そういうようなものを踏まえながら、今お話のございましたような類型の中に生かすような取り組みの努力をこれからも引き続きやってまいりたい、こ...全文を見る
○畑国務大臣 この補正における一兆円の問題に対しましては、事務方におきましても、私自身も、これはぜひ入れなければならないという取り組みを今努力中である、かように申し上げておきます。
○畑国務大臣 ただいま石破先生から的確な御指摘があったわけでございますが、そういうことを踏まえて、これからのいわゆる意向調査等々のデータを前提としまして対応を進めてまいりたい、かように考えております。
○畑国務大臣 ただいまの御決議に対しましては、その趣旨を体しまして、全力を挙げて取り組んでまいります。(拍手)
10月22日第128回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○国務大臣(畑英次郎君) ただいま青木先生から御指摘を賜りましたように、重要な案件を抱えるさなかにございまして、私、農林水産大臣を拝命したわけでございます。当委員会の先生方の御意向あるいはまた従来からのお取り組みの中のその方向づけ、こういうものを十二分に意を体してこれからも御指導...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 青木先生、とりわけ日韓漁業関係につきましては従来から大変な御尽力を賜っておりまして、なおまた先般も韓国側にお出向きいただきまして、いろいろ実情を吐露されましての大変な御尽力を賜っておりますことも十二分に承知をいたしておるところでございます。  御指摘の...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 今回のこのウルグアイ・ラウンドをめぐります農業分野の交渉、いよいよ最終段階を迎えました今日におきましては、全国民にいろいろ御心配を煩わす大問題である、こういうような受けとめ方の中で、ただいま御指摘がございましたような新聞報道につきましては、従来から再三に...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) ただいま大塚先生から、とりわけ牛肉、かんきつの際の関税化の問題、私も当時大塚先生の額に汗をされました真剣なお取り組みに敬意を持って、ある意味では御指導をいただいた一員でもあったわけでございます。  ただいま御指摘のとおり、関税化ということによりましてか...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 小沢一郎先生の御発言ということをめぐって、私もこういう立場にございますものですから、いろいろそれぞれのお立場の方からお尋ねがあるわけでございます。  先ほども申し上げさせていただきましたとおり、小沢さんのお立場にございましては、従来からいささか私どもと...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) ただいま御指摘のございましたいわゆる米の輸入問題につきましては、この問題があくまでも作況指数八〇というような姿の中にございます緊急避難的なやむを得ざる措置でございまして、これはあくまでも本年度の実態に対応する一年限りの措置であるという前提の中で物事の執行...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) ただいま置かれております現実の姿の中にございましては、残念ながら八〇という作況指数、こういうことを考えますと、今月末に対応する予定をいたしております復田計画等々、あるいはまたこれからの新しい作付に伴います気象条件等を考えますと、来年の収穫数量等々は、そし...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 今御指摘がございましたとおり、こういった未曾有の大凶作、それに伴います、当たりさわりがあるかもしれませんけれども、思惑絡みのいろいろな動き等々がいろいろ御心配を煩わしておることもこれまた事実であるわけでございます。  私は、今日のこの事態に対しましては...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) ただいま佐藤先生御指摘のとおり、福島県を初め全国的な大凶作の現況は、先生も未曾有のという表現で御指摘を賜ったわけでございます。  さような対応に当たりましては、御指摘のように現行の災害対策の制度、これはもう十二分に速やかに対応をしていかなければならない...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) ただいま佐藤先生御指摘のとおり、農家のお立場にございましては、従来から残念ながらいささか農政に対する不信感あるいはまた諸問題に対する不満等々、そういうものが横たわっておりますことは私自身もそれなりに承知をいたしているところでございます。  私ごとを申し...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) この問題につきましては、御指摘のとおり、あれほど大きく報道されますと、それなりの懸念といいますものを農業関係の方々を初め国民の皆様方がお持ちになっていらっしゃる。まことに私の立場におきましては残念千万なことでございますが、少なくとも今佐藤先生御指摘のとお...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) ただいま佐藤先生の御指摘にございましたような本問題に対する認識、位置づけ、こういうものを踏まえまして引き続き努力を重ねてまいりたい、かように考えております。
○国務大臣(畑英次郎君) 佐藤先生から、先ほど来、地方行政を御経験の立場から、市町村の実態を把握されての貴重な御意見があったわけでございます。  やはり金利の問題等々、今局長が申し上げましたとおり従来の感覚では難しい。そういう中にございまして、大変努力をしなくちゃならぬというこ...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) この段階でございますから、はっさり姿勢を示しておいた方がいいと思いますが、前向きで今事務的な作業の詰めを急いでおる、一日も早く御期待にこたえたい、そういう段取りを進めておると御理解願いたいと思います。
○国務大臣(畑英次郎君) 先生御指摘のとおり、今回の農業災害とあわせまして全国的な不況という実態の中にございましては、やはり自分の居住地における就労機会をそこに見出すことができる、こういう方向に対する手当てが喫緊の課題というように受けとめさせていただいております。  そういう中...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) お尋ねの趣旨が、いわゆる来年の端境期を見据えて、この辺で実際に米の供給量等々から常識的に考えればかなりのものが不足をする。それを踏まえてどういったような対応を考えておるかということでございます。  数量そのものにつきましては、先ほど食糧庁長官からお答え...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 野別先生からただいまこの分野の厳しい実態の御議論もあったわけでございますが、局長答弁にございましたような施策と相まちまして、いずれにいたしましてもこういった全国的な御関係の皆様方も横の連絡をさらに強くしていただきまして、私どもの方との緊密な連携の中で問題...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 過般来申し上げておりますとおり、そういった提案あるいはまた合意というような事柄そのものがないわけでございますから、その辺につきましては私の、そしてまた細川総理みずからも再三にわたって申し上げております内容をぜひとも御理解と御信用を賜りたい、かように考えま...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 事我が国にとりましても極めて重大案件でありますことも御案内のとおりでございます。そういった事柄を、責任者の私をさておいてという言葉はいかがかと思いますけれども、全く関知しない中で物事が運ぶということはあり得ないと明言をさせていただきます。
○国務大臣(畑英次郎君) 御案内のとおり、なおまたただいま御指摘がございましたとおり、韓国側におきましては包括的な関税化、これには反対である、我が国と基本姿勢を同じくする立場において従来からのお取り組みを賜っておったところでございましたから。そしてまた、とりわけ社会党のお立場等々...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) ウルグアイ・ラウンドの問題、農業分野の問題がいわば長年にわたります重大懸案として今日の姿を迎えておるわけでございますが、常識的には最終段階を迎えたと。そういう中にございまして、基本的な物の考え方かガット関係者と我が方とは大きく食い違いを来しておる姿の中で...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) この分野の問題は極めて国民的な関心、そしてまた重要課題でございますから、従来主張してまいりました基本姿勢を十二分に念頭に置いて努力を重ねてまいりたい、かように考えております。
○国務大臣(畑英次郎君) 私は、今先生のお話を謙虚な気持ちで拝聴させていただいたわけでございます。御指摘のとおり、今回は有史以来の大凶作であるという中にあったとしましても、緊急輸入をするという事柄は極めて重大な問題であるという意味合いで、心に刻んでこれからの農政の推進に当たってま...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 物事にはやはり万遺憾なきを期する、さような意味合いで引き続きベストを尽くしてまいりたい、かように考えております。
○国務大臣(畑英次郎君) 御案内のとおり、ただいま復田に対する農家の方々の意向調査等々がだんだん集計がなされつつあるわけでございます。そういうことも踏まえながら、問題は、減反緩和をし期待をしながらも、実行されないという意味合いのものを前提とした作業であってはならぬということも考え...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 谷本先生、専門家のお立場からただいま具体的な項目を挙げて御指摘を賜ったわけでございまして、実を申し上げれば、そういった項目が役所の内部におきましても検討されておる重要項目である、こう申し上げて差し支えがないというふうに考えるわけでございます。  これか...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 御指摘のとおり、最近は本年のような異常気象というような意味合いからの問題の発生あるいは従来のごみ等々、こういうことを考えますとさらなる積極的な取り組みをやっていかなければならない、かようにも考えておるわけでございますが、今後におきましてもいわゆる漁場の機...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) ロシアのいわゆる放射性廃棄物の問題は、私どもの常識ではまことにとんでもないことだというように申し上げてよかろうかというふうに考えるわけでございます。一部低レベルであるからいいんではないかというような意味合いのものがささやかれるわけでございますが、やはり今...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) この問題は、我が国にとりましても、とりわけ農林水産省の立場にございましても、極めて重要問題であるというように受けとめさせていただいているわけでございまして、ただいま一部お話がございましたけれども、ロンドン条約の締結関係国会議が十一月にロンドンで開かれます...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) ただいま御指摘がございましたとおり、第一次産業分野、とりわけ農業分野におきましては、大変厳しい実態に置かれておりますことは御案内のとおりであるわけでございます。  そういう中に、今回のウルグアイ・ラウンドをめぐります農業分野の問題が大きく、そしてまた多...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) ただいま風間先生御指摘の点は、これだけの大凶作に伴いまして農村地帯にある意味では壊滅的な打撃を与えつつある、こういうような意味合いから、御承知のとおり、関係閣僚会議等々を開きまして、ただいま先生御指摘のいわゆる所得を働く場をつくることによっていささか補い...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 今、さような意味合いでこういった問題はフォローをしていくことが極めて大切でございますから、実態を把握しながら、先生御指摘のような意味合いでこれからが本番という段階でございますので、今担当部局におきましても会議等々を聞かさせていただきまして、御趣旨に沿った...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 先生、医学分野の造詣が深いわけでありますけれども、これはやっぱり生物というような意味合いの中で、こういった予防という段階が極めてこれからの大きな課題というように受けとめさせていただいているわけでございます。御指摘の分野につきましては、今回の反省に立ちまし...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 本年の大凶作につきまして、これに伴います緊急輸入の問題等々ただいま御指摘があったわけでございますが、やはりこの農業分野におきます異常気象、そしてまた本年の未曾有の大凶作につながる、いわばよく世間の方々が申しておりますけれども、ことしは水稲等の関係におきま...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) いわゆる秘密会談あるいは水面下という言葉がただいまございましたけれども、そういったような意味合いのものはございませんので、さよう御理解を願いたいと思います。
○国務大臣(畑英次郎君) 御記憶と存じますけれども、東亜日報のその記事を受けたかどうかよくわかりませんけれども、国内の毎日新聞等々その他の記事に同じような趣旨が掲載をされたわけでございます。それを踏まえてこの報道に関しましては、ということはその時点におけるこの累次の報道すべてに対...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 人それぞれ顔色が違いますように、表現の違いはございましても私自身の情熱をそれこそベストを尽くしてこれからも取り組みをしてまいりたい、かようなことを重ねて述べさせていただきます。
○国務大臣(畑英次郎君) 御指摘がございましたとおり、本年の大凶作を踏まえまして、年末には加工分野におきます二十万トンの緊急輸入をいたしますということを、これは情報が早過ぎた、物事の公表が早過ぎたというおしかりをいただいたケースの方もあるわけでございますけれども、事柄はやはり総合...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) まず、さらに国民の皆様方の御理解をいただきたいという意味合いであえて申し上げるわけでございますが、米そのものを国民の皆様方には御心配のないような供給義務を果たす。これは政府の責任であり、こういう大凶作にございましても米そのものを供給する体制におきましては...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 新聞先生御指摘のとおり、日本の歴史等々からいたしましても米の位置づけといいますものは極めて重要な要素を持っておる姿であることは御案内のとおりでございます。今回の大凶作とはいいながら、そういった事態を踏まえて今後の糧にしながら万遺憾なきを期してまいりたい、...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) ただいまの御決議に対しましては、全力を傾注して努力を重ねてまいりたい、かように考えております。
10月25日第128回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(畑英次郎君) 会田先生御指摘のとおり、いわゆる絶対量におきましてはそういう供給義務、需給のバランスをとった供給義務といいますものは、責務といいますものは私どもに与えられておるわけでございまして、今日ただいまの全国的な数量からいたしました場合には、絶対量は確保いたしてお...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 御案内のような実態にございまして、いわゆる国民大衆の一番親しんでおります政府米そのものが残念ながら一部支障を来しておることは事実でございます。今先生御指摘のような分野におきましては、さようなことのないようにこれからも食糧事務所等々を督励いたしまして努力を...全文を見る
10月26日第128回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○畑国務大臣 本問題は大変な大きな国民的関心事であるわけでございますので、重ねて明確に申し上げておくわけでございますが、ただいま総理からも申し上げましたとおり、我が方からの提案とか、あるいはまた合意とか、そういうものは一切なされていない。いわゆる交渉事でございますから、いろいろな...全文を見る
○畑国務大臣 私の立場からうそという言葉を使うのはいささかどうかというふうに考えますが、こういうふうな段階になりますと、各国それぞれ自国の主張等々、有利な状況づくり等々のためにも、種々従来から交渉事の中にございましたこういったパターンがあり得たこともこれまた事実でございます。私自...全文を見る
○畑国務大臣 その東亜日報さんの記事を私も拝見をいたしたわけでございますが、なおまた、こういう事実はないということを韓国側にも連絡をさせていただいたということでございまして、私どものあずかり知らない中における報道である、かように御承知を願えればありがたいと思います。
○畑国務大臣 私もその報道記事を拝見いたしたわけでございますが、いわゆる基本的なスタンスとしましての、姿勢としましての例外なき関税化、これはのめない、それは、その各品目につきましてそういった困難性あるいはよって来る根拠等々を主張しておるのが現在の姿でございまして、何らその辺につき...全文を見る
○畑国務大臣 ただいま申し上げましたような姿勢をもってさらなる努力を重ねておるという現在の姿でございます。
○畑国務大臣 私は、今回のウルグアイ・ラウンド交渉の中にございましては、ただいま委員御指摘のとおり、まず公平でなくてはならない、それは一つの大きな原則であろうかというように考えるわけでございまして、ただいま御指摘がございましたような輸出補助金、これを残しながら、しかもまだEC・ア...全文を見る
○畑国務大臣 私は、今事務方の直接の監督をする立場にもあるわけでございますが、交渉事の中における種々各般にわたりますそれぞれの分野での論議がされておることは、これは事実でございます。そしてまた、そういった論議が行われます際におきます秘密交渉、あるいは今御指摘がございましたような提...全文を見る
10月28日第128回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○国務大臣(畑英次郎君) この問題は事極めて国民的な大きな課題でございますから、従来お答えを申し上げておりますとおり、例外なき関税化、この問題につきましては我が方の基本的な反対の立場を引き続き最後の段階まで万遺憾なきを期す、さような意味合いでの取り組みを正念場を迎えた今日引き続き...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) ただいま御指摘がございました備蓄の問題につきましては、総理から基本的なお立場、考え方の答弁があったわけでございます。  私の立場におきましては、一つは、やはり主食の米につきましては自給体制をよりきちんとしたしっかりしたものにしていく、この柱を絶えず忘れ...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 御案内のとおり、まず一点申し上げさせていただきたいと思いますけれども、我が国が米の例外なき関税化を受け入れなければガットそのものが、ウルグアイ・ラウンドそのものが壊れるという御指摘がございましたが、そういう受けとめ方は私は極めて短絡的な間違いである、こう...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 今星川先生から大変含蓄のあるお話を伺いながら、私自身も畑でございますから、極めて御縁の深い立場での、与えられた責任を考えるわけでございます。  特に、やはり日本列島そのものが全地域で稲作の展開がなされておる。そしてまた、私の知るところによりますと、二千...全文を見る
10月29日第128回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○畑国務大臣 ただいま宮路先生から、鹿児島の森林災害問題を卑近な例としまして、大変専門的なうがった御意見の御開陳があったわけでございます。私自身も鹿児島にお邪魔させていただきまして、とりわけ鹿児島の場合におきましては山腹崩壊が非常に多かった。これによって貴重な人命に損傷を与えた。...全文を見る
○畑国務大臣 数字をもってお答え申し上げた方がいいと思いますが、大方の予想では共済支払い金額は四千九百億円程度になろうか、そしてまた、御指摘ございました不足金額は三千七百億前後ではなかろうか。昭和五十五年に比較をしましても、かつてない、そういうようないわば予想もづかなかった不足金...全文を見る
○畑国務大臣 ただいま御指摘のとおり、今回のいわば有史以来の未曾有の大凶作、これの一番の大きな、御難渋をされておりますのは農家の方々であることは申し上げるまでもございません。西先生御指摘のとおり、やはりこれは地域経済、ある意味におきましては全国的な規模の今日の不況に対するさらなる...全文を見る
○畑国務大臣 ただいま先生も御理解をいただいておりますとおり、金利の問題あるいはまた据置期間の設定の問題等々、私は、ある意味では、いわゆるこういった緊急、異常な事態に対しましての運用面で弾力性を持ちまして対応をさせていただいた。あわせて、同時並行的に自作農維持資金の融資も受けられ...全文を見る
○畑国務大臣 第一点でございますが、先ほど来論議をされておりますとおり、今回の異常気象に基づく大凶作、これは百年に一度という表現もございますし、役所側のいろいろなデータを見てみますと、データのとり方によりましては未曾有の大凶作、こう申し上げてもよろしいのではないかなというように受...全文を見る
○畑国務大臣 今、初村先生御指摘のとおり、私は、国の安全保障という面からも自給体制の確立ということは極めて大切な事柄である、かようにも受けとめさせていただいておりますし、何といいましても、今日の地球規模におきます人口増加の問題、毎年約一億人の人口がふえつつある。人口問題即食糧問題...全文を見る
○畑国務大臣 まず第一点としまして、米の絶対量につきましてはここ当分心配がないということをまず最初に申し上げさせていただきたいと思います。  なおまた、具体的な数字を申し上げれば、いわゆる本年産米の集荷実態が今月末には三百万トン近くなるであろうというような今日の姿でございまして...全文を見る
○畑国務大臣 御指摘の点につきましては、国会における三たびの決議もございますし、細川新内閣発足の際の八党派の合意事項の中にも、いわゆる例外なき関税化については反対である、この基本姿勢を受けとめて今日まで努力をいたしておりますし、来週ヨーロッパに参りましても、この辺を再度強く要請を...全文を見る
○畑国務大臣 政府としましては、当たり前だという基本姿勢を一貫してやっていかなければならない、かように考えます。
10月29日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第12号
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○畑国務大臣 私の場合は、各政党の御支持等々はいただいたと思いますけれども、御指摘のとおり無所属、やはり首長という立場にございましては、よく言われますような意味合いでの市民党といいますか、なおまた一党一派に偏してはならないというような要素の強い段階での行政執行、かような意味合いで...全文を見る
○畑国務大臣 私は、一つの考え方としまして、市長、その市の規模にもよると思いまするけれども、私自身の場合には、市長に就任をいたしました場合に、後援会組織、政治団体、これをあえて解散をさせていただいたということであるわけでございますが、なおまた、ただいまの法改正の中にございましては...全文を見る
○畑国務大臣 私の場合には、やはり一つ、私自身の考え方でもあるわけでございますが、首長という立場にございましては、まず仕事最優先。仕事ということになりますと、政党活動とはいささか違った色彩の中で取り組みをやっていかなければならない。そしてまた、たまたま私のような場合におきましては...全文を見る
○畑国務大臣 私は、昭和四十三年に市長に就任をいたしたわけでございますから、当時の金額、ちょっと正確に覚えないわけでございますが、逆に言いますと、交際費といいますものは仕事執行のための支出でございますから、足らなければやはり補正を胸を張って要求をする、そしてまた胸を張ってその使い...全文を見る
○畑国務大臣 私は、今回の法改正という中にございましては、ねらいの二つは、意識改革をもお願いをしなければならない。地方議員のお立場にございましても、さような意味合いのものをこの機会に十分論議をお願いしたいなということを考えるわけでございますが、御指摘のような意味合いの、取り扱いに...全文を見る
○畑国務大臣 やはりこういった大きな大改革でございますから、ここ数年来この論議をめぐっての関心の度合いといいますか、そういうような意味合いでは、地方の方々のお立場に再度重ねて耳を傾ける、そういう姿勢は大切、かように考えております。
○畑国務大臣 私の周辺の立場にございましては、かなりこの問題での数年前からの論議をめぐって御関心も高かった。さような意味合いでは、この時期において採決をお願いできる時期が近づいたな、かように考えております。
11月08日第128回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○国務大臣(畑英次郎君) ただいま我が国が抱えております幾つかの大きな柱の問題があるわけでございますが、その問題の一つはやはり過疎対策ということではないかなというふうに受けとめさせていただいております。  その過疎対策という視点からいたしましても、この農業集落排水事業といいます...全文を見る
11月09日第128回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○国務大臣(畑英次郎君) 欧州訪問につきまして側報告を述べさせていただきます。  ガット・ウルグアイ・ラウンドは、十二月十五日までの終結を目指して最終局面を迎えており、農業分野における米・EC間のブレアハウス合意や包括的関税化の例外問題を含めたダンケル合意案の修正に係る本格的交...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 先生御案内のとおり、このガット・ウルグアイ・ラウンドの問題はもう七年目に入っておるわけでございまして、そういう中にございまして、農業分野につきましては極めて各国とも難しい、困難性を帯びた項目が多いわけでございます。とりわけ我が国におきましては、包括的関税...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 御指摘のとおり、シュタイヘンEC農業担当委員にもお目にかかりまして、我が国の立場に対する御理解を、そしてまた、いわば同志的立場に立ってほしいというような気持ちを持ちましてお話をさせていただいたわけでございますが、今佐藤先生御指摘のとおり、いわゆるブレアハ...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 端的に申し上げますと、実は訪米云々の記事を見ました私がおやと思ったぐらいでございまして、そういう考え方は現在私の頭の中には全くございませんし、なおまた事務方の日程にもそういうことを検討しておる実態は全くない、こういうようにまず御理解を願いたいと思います。...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) ただいまの御発言の内容につきましては、全くそういう事実はないというようにはっきり断言をしてはばからないところでございます。いわゆる対日米の輸出ということの意味合いのものは、現在の段階では、御承知のとおり、本年度のこの大凶作に対する一年限りの緊急避難的な輸...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) ただいま約束表の問題につきまして、佐藤先生がそういった話は聞いたことがないというお話でございますが、私も事務方からそういう話を聞いたこともない、そういう実態はない、こういうように御承知を願って結構ではないかというふうに考えておる次第でございます。そういっ...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) ただいま局長の方からも御説明させていただいたわけでございますが、国会というお立場を十二分に踏まえた中でのいわゆる物事が形にあらわれた段階で正式に重ねて協議を申し上げる、そういう事の運びでございます。
○国務大臣(畑英次郎君) ただいま先生御指摘のとおり、残念ながら実態としましては、従来の政府米価格、そういうものを上回る値上がりという実態にあることは私も率直に認識をいたしておるところでございます。問題は、先ほど来、そしてまた既に御案内のとおり、異常な大凶作ということを踏まえまし...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) ただいま先生御指摘がございましたように、米の世界的な貿易量が大体一千万トンから一千三百万トン、そういう中にございまして先生御指摘のように既に輸入国それぞれが毎年コンスタントに買い付けをなさっていらっしゃる。さような意味合いでは、我が国の今回のこの事態によ...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 先生御指摘のとおり、石油の備蓄との目で見た、肌で感じた受けとめ方におきましては、いろいろ御指摘の点を私どもも 感ずるわけでございますが、石油と米、これは同じ位置づけをすることにはいかないというように考えるわけでございます。米は我が国で生産をしておる、そ...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) シュタイヘン農業担当委員のそのときの雰囲気を端的に申し上げますと、EC・米国間のプレアハウス合意についての再協議といいますかこういうものが積極的に行われていないのでいささかいら立ちを覚えておるというような表現が私自身の印象に強く残っておるところでございま...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) ただいま大塚先生からそれこそ信念を吐露され、私にとりましてはまことにありがたい御意見を交えてのお尋ねを賜ったわけでございます。  とりわけ私自身も主張させていただいておりますことは、あたかも農業分野での日本の姿勢がガット・ウルグアイ・ラウンドの問題成功...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 先生御指摘のとおり、残念ながらいわゆる農業分野の交渉、話し合いがまとまらなければガット・ウルグアイ・ラウンドの問題すべてが壊れるというような意味合いの雰囲気を漂わせながらの話をすることは事実であります。  その点につきましては、先ほど大塚先生にも申し上...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 我が国は何をしなければならないかというと、相手というものに対してはいろいろ考え方が私はあろうかというふうに考えますが、私の立場におきましての認識は、やはりあくまでも日本の農業というものをきちんと守り育てていかなければならない、そしてやはり従来の例外なき関...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) ただいまの御質問にも関連するわけでございますが、実は先ほどの閣議の後の閣僚懇談会におきましても先週の訪欧の内容について御報告を申し上げ、そしてまた私の考え方も申し上げながら、従来の基本的な姿勢を持って対応してまいりますということを申し上げ、そしてまた総理...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 先ほどの、いわば従来の米の輸出国側あるいは従来の輸入国側、これにそれぞれ種々問題を投げかけて、一部御承知のとおり価格の高騰等々あっておりますことも事実でございますから、今先生御指摘のような意味合いでは、これからもその辺に対する十分な留意を持ちながら、現実...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) ただいま先生御指摘のとおり、今日この時点におきましては、これから先の作付面積あるいはまた気象状況等々いろいろな流動的な要素はございますが、私どもの食管制度の法の趣旨からいいまして、国民の皆様方にいわゆる米の問題につきまして不安を与えない、安定的な供給とい...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 国民的な関心事であり、ある意味におきましては最大の期待である、そういうことを踏まえた上で、その実現に向けて私なりにベストを尽くしてまいりたい、かように考えております。
○国務大臣(畑英次郎君) 私はやはり交渉事といいますものは、一度言って自分の主張が受け入れられなかったからといってあきらめるというようなことは、今回のような特別重要な案件につきましてはあり得ないことでございますことは言うまでもございません。  さような意味合いで、やはり一回目よ...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) EC、そしてまたアメリカ間のブレアハウス合意に基づきますいわゆる再交渉というような受けとめ方あるいはまた解釈とかいろいろな言い方が行われておるわけでございますが、先日お目にかかった印象としましては、本問題につきましては、EC側におきましては話し合いの場を...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) これは、アメリカ議会の中でもその評価があるいは対応が、いろいろ意見も分かれておるというさなかにございまして、私の立場でとかく申し上げるのはどうであろうかということでいささか御遠慮をさせていただきたい、こう考えるわけでございますが、肝心のガット・ウルグアイ...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 一般論といたしまして、やはり物事の交渉といいますものの一つのポイントは、公平でなくてはならない、扱いが同じ、各方面から、各視点から見ましても同じ位置づけ、同じ内容である、同じレベルである、そういうものでなくてはならぬという意味合いでは、今吉田先生御指摘の...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 御案内のとおり、今回の中間報告のいわゆる別表の中の例示ということでもって数多くの項目が挙げられたわけでございまして、先生御指摘のように米という言葉がこの中に入っておることもこれまた事実でございます。  私ども承知をいたしておりますのは、いわゆるあくまで...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 私は、この別表といいますものは、ここに書いてあるわけでございますが、あくまでもこれは資料、項目の資料というところで今ここにうたい込まれておるわけでございます。とりわけ農産物関係におきましては、十二月十五日というガット・ウルグアイ・ラウンドにおける我が方の...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 私は、今回のこの中間報告等々の問題は、今先生御指摘のような意味合いでは、見直しの論議をやることは絶えず必要であるというふうに理解をいたしております。  見直しの中からさらに問題点があれば、ケースによっては規制という要素を上積みせざるを得ない問題もあり得...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 私は、この時点を、それこそ長い間にわたります例外なき関税化を日本がのめと言われることに対しての最後の反対を貫く情熱を込めた各界の御期待に沿うべき最大、重要な時期を迎えておる、こういうような意味合いのものを私なりに受けとめて、先般訪欧をさせていただいたわけ...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 今星川先生から示唆に富んだお話をいただいたわけでございます。  我が国の地形からいたしまして、農地面積そのものが一四%程度しかない。ところが、ヨーロッパ諸外国におきましては大方平地、言葉をかえて申し上げれば、農地が六〇%から七〇%というようなケースが大...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) この段階になりますと、ありとあらゆる、よく言えばいいアイデアということになるかもしれませんが、ある意味ではいろいろ難しい問題点を含んだ種々の記事、また御提案あるいは御意見等々が寄せられるわけでございますが、この最終段階におきましても、そういった意味合いの...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 私は、やはりこの段階になりますといろいろな御意見が寄せられるわけでございますが、先ほど来申し上げておりますとおり、農は国の大本である、その視点に立ちまして、あくまでも包括的関税化はのめない、この主張で引き続き努力をしてまいりたい、かように考えております。
○国務大臣(畑英次郎君) 今、「静かなる進展」というお話でございますが、さような意味合いでの話の一つの項目という取り上げ方もございませんでしたし、そしてまた、その「静かなる進展」といいますものが我が国の問題ではないというように私自身は自分なりに承知をいたしておりまして、さような意...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 私とのやりとりの中に、今日までそういうことの問題がないわけでございますから、そしてまたサザーランド事務局長の発言そのものを私自身が生で聞いたわけでもございませんので、ただいま申し上げた意味合いでの御理解を賜りたいと思います。
○国務大臣(畑英次郎君) 私は、物事の決着を図る場合にはあくまでも公平でなくてはならぬというのが一つの物の考え方であろうかというふうに考えております。さような意味合いでは、輸入国側、輸出国側、それぞれそれ相応の一つの責任というものを持たなくてはならない。  たまたま本年、残念な...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) まことに申しわけございませんが、私自身の立場から選択肢云々ということを申し上げたこともございませんし、私はその委員会等々で、総理の発言につきましては、いわゆるやりとりの中でのいろいろな話が出た、さような意味合いの受けとめ方の中では、先方さんからいろいろな...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 今私が、そしてまた総理が踏まえております交渉の方針なり基本的な姿勢といいますものは、例外なき関税化はのめない、それを貫きたい、こういう意味合いでの交渉をしておるわけでございますから、それ以外の選択肢云々というのはいささか解せないと申し上げざるを得ないわけ...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 先ほど申し上げましたように、やはり交渉事でございますからいろんな言葉のやりとりがあるというような受けとめ方を私はいたしております。
○国務大臣(畑英次郎君) ウルグアイ・ラウンドの問題は、私はこれはもう農業分野の米、乳製品の問題だけではなくて、いろんな金融問題、サービス問題、MTOの問題等、いろんな問題があるわけでございますから、そういったことをいろいろお考えになる中でのいろいろなやりとりがあっておる、こうい...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) ただいま椎名先生から、共済金支払い等々の問題を含めまして今回の異常災害に対する基本的なあるべき姿という点につきましての気持ちを込めた御質問をいただいたわけでございます。  私自身も、御指摘がございましたとおり、約五千億近い農業共済金の支払い、これが年を...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 米問題あるいはまた広く農業問題、この問題について今先生からいろいろ御意見があったわけでございますが、今度の大凶作に伴いまして、新聞紙面を拝見いたしましても投書欄等々に各界各分野の方々がいろいろ御意見を寄せておる。さような意味合いでは、この機会にあらゆる分...全文を見る
11月12日第128回国会 衆議院 本会議 第9号
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○国務大臣(畑英次郎君) 私の欧州訪問について御報告を申し上げます。  ガット・ウルグアイ・ラウンドは、十二月十五日までの終結を目指して最終局面を迎えており、農業分野における米・EC間のブレアハウス合意や包括的関税化の例外問題を含めたダンケル合意案の修正に係る本格的交渉が行われ...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 最終段階を迎えましたウルグアイ・ラウンドの問題につきましての御質問に対し、ただいま細川総理から具体的に御答弁を申し上げたところでございます。  私の立場にございましても、従来の包括的関税化は受け入れをてきない、この大きな基本方針を念頭に置きまして、これ...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 辻議員のお尋ねについてお答えを申し上げます。  ただいま基本的な問題等々につきましては総理からお答えがあったわけでございますが、当然のことながら、私の基本的な本問題に対する取り組みにつきましては、総理の指示に基づきまして、全く同じ基本的姿勢を持っての取...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 二田議員の御質問にお答えを申し上げます。具体的な御質問でございましたので、端的にお答えをさせていただきます。  第一番に、農産物に係る改訂国別表に関する御質問でございましたが、御指摘のような報道の内容は事実ではございません。明確に否定をさせていただきた...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 私に対しまして、ただいま藤田議員から五項目につきまして御質問をいただいたわけでございます。  既に総理から具体的にお答えを申し上げました減反政策、価格政策、当然のことながら、その総理の基本的な取り組みの姿勢を私自身が懸命に努 力をさせていただいておる...全文を見る
11月30日第128回国会 衆議院 本会議 第11号
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○国務大臣(畑英次郎君) これからの農業政策の展開いかがかというようなお尋ねをいただいたわけでございます。  ただいま現在の喫緊の課題は、やはり災害によって農業に対する大変厳しい実態にあります被災農家の方々に対する救済措置、これに万遺憾なきを期することが今日喫緊の課題であろうか...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 保利議員の御質問にお答えを申し上げます。  まず、米をめぐる報道につきまして御質問をいただいたわけでございますが、いわゆる二国間、 あるいはまた複数国間におきまして、いろいろやりとりは行われておりますが、我が国が合意をしたという事実はございません。は...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) ただいま岩佐議員からの御質問に対しましては、総理から具体的にお答えがあったわけでございまして、私の方から補足する必要もない、かように考えるわけでございます。  十二分に総理の意を体しまして、懸命の取り組みをやってまいりたい、かように考えております。(拍...全文を見る
12月01日第128回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○畑国務大臣 三回にわたります国会決議、これを私どもは踏まえてのただいま最終段階の粘り強い交渉をさせていただいているわけでございまして、相反する結果にならないようにさらなる努力を重ねておるということを御理解を賜りたいと思います。
○畑国務大臣 お答え申し上げます。  ただいま御指摘がございましたように、この農産物関係の交渉もいよいよ正念場、最終段階に入っておるわけでございますが、その中で、関税化、国境措置、これを軽々に扱ってはならない。さような意味合いでの、そしてまた最近における牛肉の問題等々、卑近な例...全文を見る
○畑国務大臣 江藤先生御指摘のとおり、従来から国会決議、この重要性を踏まえまして、農産物についての我が方の主張する項目につきましては包括的関税化は認めることができない、そういう意味合いの中におきまして、今御指摘の面も含めて、我が方のいわゆる主張が反映できるような意味合いで今日まで...全文を見る
○畑国務大臣 我が方の特殊事情を申し上げまして、ただいま申し上げたような意味合いでの包括的関税化はのめない、かような意味合いの主張をし、交渉をしてまいってきております。
○畑国務大臣 その中に当然入っておることは言うまでもございません。
○畑国務大臣 ただいま総理からも答弁申し上げましたように、合意という事柄はない。残念ながら、我が方の主張が通った合意もない、こういうような段階でございますし、たまたま今手元に、これは時事でございますか、今さっきの資料でございますが、カンター米通商代表が、日本からの報道には勇気づけ...全文を見る
○畑国務大臣 私は、これは仮定の話としてのミニマムアクセス、その前提を重ねて申し述べさせていただいて、お答えを申し上げさせていただきます。  そういうような意味合いの中でのミニマムアクセスは、義務的な要素といいますものに近いものはあるかもしれませんが、完全に義務化されてコンクリ...全文を見る
○畑国務大臣 ただいま江藤先生御指摘のとおり、口に入れる、しかも主食という米であるわけでございますから、たまたまその報道につきましても、私もテレビ等々で拝見をいたしました。ただ、その節に、アメリカ政府側としてもそういうことはあり得ないというような、いわゆる我が方としてもすぐそうい...全文を見る
○畑国務大臣 江藤先生の宮崎県と私の大分県、御案内のとおり極めて過疎問題の厳しいところでございまして、ただいま先生の御指摘のお気持ちといいますものは、そのまま私の気持ちでもあるわけでございます。  そういう中にございまして、従来から私自身は、米のいわゆる例外なきという言葉は使わ...全文を見る
○畑国務大臣 本問題につきましては、従来から、国会決議、なおまた細川内閣発足に伴います八党派合意事項等々を踏まえまして、例外なき関税化は、農産物は受け入れができないという事情を強く主張をしておる取り組みを今日まで続けてまいりましたし、残された期間が極めてわずかでございますが、その...全文を見る
○畑国務大臣 ただいま御指摘のようないわゆるまとめ役のお立場あるいは第三者ということになるかもしれませんが、調停案が出ないように、我が方の意思が十二分に反映できたものが出てくるように、ただいま引き続き努力をしておるということでございます。
○畑国務大臣 従来から申し上げておりますとおり、いささかの疑いを挟む余地もない基本的な姿勢を堅持して交渉をさせていただいておるわけでございまして、いよいよ正念場に入って、さらにその気持ちを強くして交渉に当たらせていただいておるわけでございます。
○畑国務大臣 減反政策につきましては、御案内のとおり潜在的な過剰生産の要素が現実に横たわっておるわけでございますから、農家の方々の営農安定等々の見地からも、引き続きこの姿は堅持をしてまいりたい。  しかしながら、御承知のような実態の中にございましては、減反緩和の問題、あるいはそ...全文を見る
12月03日第128回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○畑国務大臣 けさほどのテレビ、私も拝見をいたしましたが、あるいは私の受けとめ方が違っておったかもしれませんが、ECとアメリカ側の閣僚クラスの話し合いが終わって、それぞれ問題を自国に持ち帰るというような報道がなされ、なおまた六日にさらなる協議が行われるというようなことを伺ったわけ...全文を見る
○畑国務大臣 委員御指摘のとおり、国会決議、そしてまた、我が方におきます連立内閣スタートに当たっての八党派の合意、これを私どもは踏まえて、今先生御指摘のような重要性、重み、これを踏まえて、今最終段階ではございますが、私どもはさような見地からの我が方の主張を粘り強くさせていただいて...全文を見る
○畑国務大臣 私の与えられた立場にございましては、特に国会決議を、そしてまた八党派の合意を踏まえて、粘り強く交渉をさせていただいておる。もうそれについては、天地神明に誓ってその姿勢をもって取り組みをさせていただいておるわけでございます。  交渉事でございますから、私が、決めるそ...全文を見る
○畑国務大臣 御案内のとおり、先般のいわゆる正式な発表は七五という数字に相なっておるわけでございますが、その後の実態におきましては、いささかその数字を下回る、残念ながらそういう実態にあるというように受けとめをさせていただいております。
○畑国務大臣 今委員のお尋ねの足らない数字はというのは、現在既に四百万トン近くの出荷をいただいておるわけでございますから、現時点で国民皆様方にいわゆる米の不自由をさせるという、量的にはそういう実態にはない。残念ながら、従来の政府米の量が少ない、あるいはまた、いささか流通段階での問...全文を見る
○畑国務大臣 こういうお答えをさせていただきたいと思いますけれども、いわゆる予約限度数量、大体六百万トン前後というものがございます。それに対して、今四百万トン弱集荷をされておる。単純計算では二百万トンぐらいではないかという中にございまして、来年の早場米等々の問題を考えますと、その...全文を見る
○畑国務大臣 委員御指摘のもみによる保管という問題は、従来からいろいろ御提案があった問題でございますので、我が方でもそれなりの検討をさせていただいており、今手元にございます資料によりますと、玄米ばらに比してはら貯蔵で約一・五倍、包装詰めでは約二倍の保管収容力が必要である、こういっ...全文を見る
○畑国務大臣 私も先生と同様に、大豊作であってほしい、そういうふうに考えておるわけでございますが、しかしながら、本年が異常な大凶作でございましたから、それを補って余りあるという状態にはならない。絶えずやはり従来の厳しさというものを受けとめながら、これからもいわゆる猫の目のように物...全文を見る
○畑国務大臣 先生と私も大体同年配でございまして、半年以上米粒が口に入らなかった苦い、厳しい経験も体験をいたしております。  今先生が御指摘になりましたような内容は、私自身がガットの関係者あるいはEC等々の関係者にもすべて我が方の特殊事情として主張をさせていただいた、そういう気...全文を見る
○畑国務大臣 誤解があってはなりませんので。  いわゆる六年間猶予云々、そういった具体的なものは我が方として何ら受けとめておるわけではございませんので、それを前提とした対応ということを今言われましても、我が方は引き続き粘り強く国会決議に反しない結果が出るように努力をしておる、か...全文を見る
○畑国務大臣 私どもが従来取り組んでまいりました交渉の中におきましても、我が方の主張はやはりそれなりの根拠があって、国内事情があって、約束したことができないことを云々するわけにはいかないという主張の中で、最終段階でございますから、やはりまとめ役のお立場の側から従来の私どもの主張を...全文を見る
○畑国務大臣 いわゆる今最終段階で、各国がそれぞれ従来の主張等々を場合によってはあえて報道側に流すというようなことも行われておりますことも事実であるわけでございます。  そういう中にございまして、我が方におきましては、今この段階で、何ら合意を見て、納得を見て、我が方が受けとめて...全文を見る
○畑国務大臣 これは御案内のとおり、ダンケル・テキストにおきましてそういうものが既に盛り込まれておる姿であったことも御案内のとおりでございまして、この辺を御理解いただきたいと思っております。
○畑国務大臣 我が方におきましては、農産物の包括的関税化はのめない、そういうような意味合いでの国会決議を踏まえての交渉を、現時点におきましても取り組みをやらさせていただいておるということであります。
○畑国務大臣 その辺の数字につきまして、我が方が受け入れた、あるいは合意をした、そういうことはございませんので、さように御理解願いたいと思います。
○畑国務大臣 我が方から提案したことはございません。
○畑国務大臣 その報道されている内容につきましての結果にどういうことが出てくるのかも、全く先ほど総理がお答え申し上げたようなことでございますから、私がそれについて云々という立場でもございませんし、我が方はあくまでも国会決議を踏まえて努力をしておるということでございます。
○畑国務大臣 その問題に限らず、相手側あるいは関係国側からいろいろないわゆる提案といいますかやりとりがあったということは、これは私はあえて否定をいたしません。我が方から云々ということにつきましては、合意を見た姿でもない、あわせてそういうことを申し上げさせていただくわけであります。
○畑国務大臣 ただいま申し上げましたとおり、交渉事でございますから、相手側が数字を出して、あるいはまた報道関係者の方々にもおっしゃる、そういうことは当然なされておると私も理解いたします。
○畑国務大臣 今総理からお話しのとおり、今、非常に極めて事デリケートな要素を含んだ最終段階で、今我が方はこれこれについてはこういうような考え方に立つとか、そういうことを申し上げたこと自体が、また交渉の場におぎましては相手からの一つの有利な材料として使われる可能性もある。そういうよ...全文を見る
○畑国務大臣 御案内のとおり、本問題は極めて事重大な案件であるわけでございますので、細川内閣発足のときに、八党派合意事項の中に、例外なき関税化については反対だと極めて明確にうたわれておるわけでございますから、与党のお立場にございましてもそれを踏まえておる今日の姿と、かように理解を...全文を見る
○畑国務大臣 従来から申し上げておりますとおり、そういったことについては受け入れができないという立場を持って粘り強い交渉を今日までやらせていただき、今、事極めて重大な時期で、引き続きその姿勢を持って取り組みをさせていただいておる、こういうことでございます。
○畑国務大臣 既に先日もお答え申し上げたわけでございますが、そういうものは受け入れができないという意味合いでの交渉をさせていただいておる、その中に入っておるという認識の中で取り組みをさせていただいておる、そういうことでございます。
○畑国務大臣 今私自身がけその食管法改正ということに首を突っ込んでおるという状態ではございません。そういう中にございましても、私が、従来の自分なりの知識の中におきましては、基本計画、そういうものが当然従来とは違ったありようになるわけでございますから、仮にそういうことになった場合に...全文を見る
○畑国務大臣 平成七年からでございます。
○畑国務大臣 はい、一月です。
○畑国務大臣 それは今お話がございましたように、最終段階でどういう形のものが出てくるか、そういうことがわからない段階で、我が方がそういうことの取り組みをいたしますということはいささか問題あり、こう考えております。
○畑国務大臣 それは委員御案内のとおり、この数字のことしの展開につきましては御指摘のような疑念をお持ちになった方が多いと、私もさように考えます。  私自身もこの辺の数字のずれというものがこんなに大きくなるのかなということを私なりに事務当局の内容をチェックをさせていただきましたが...全文を見る
○畑国務大臣 この辺も問題として私もとらえさせていただいておる、こういうことでございます。先ほどの作況の問題がありましたと同様に、これからの一つの問題点、かように受けとめております。
○畑国務大臣 ただいま御指摘の点は、私自身も直接の具体的な現場の実務的なものはつまびらかにいたしておりませんけれども、大きな問題点と受けとめまして、さらに改善を図ってまいりたい、こう考えております。
○畑国務大臣 私の認識にございましては、いわゆる貿易分野に入ります全量が約千三百万トン、その中でいわゆる中粒種といいますものは極めてごく限られた数量であるということで、町万トンの数字まではつまびらかにいたしておりませんが、厳しい実態だ、こういうふうに受けとめております。
○畑国務大臣 御案内のとおり、今、年末の二十万トン、そしてまた主食等々を踏まえました九十万トン、その九十万トンの手当てが、これは今各国とのすり合わせ等々をやらせていただいておるわけでございますが、大方そういうものが現在の時点では考えられる。かような意味合いでは、今月から来月にかけ...全文を見る
○畑国務大臣 これはやはり実際の消費者のお立場、召し上がっていただく方々の御要請、こういうものをまず踏まえていかなくてはならない。そういう中にございまして、今度は小売店等々におきましては、販売促進という意味合いでの別売りあるいはブレンド、いろいろな対応が考えられるというように考え...全文を見る
12月06日第128回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○畑国務大臣 ただいまお話のございました三項目の記事は、私も拝見をいたしました。しかし、さような我が方に対する正式な話というものは私どもには入っていない、こういうことでございます。
○畑国務大臣 御指摘のような意味合いにおきましては、いわゆる我が国における農産物に対する国会決議等、そしてまた環境問題、国土保全の問題等々、従来から種々論議の中に出ております我が国の置かれておる特殊事情なり、この包括的関税化を受け入れることのできないよって来る要素といいますものを...全文を見る
○畑国務大臣 今いろいろ新聞記事等、あるいはまた推測に基づきますお話等が私の耳にも入ってくるわけでございますが、今、最終段階におきますこの段階におきまして、我が方としましては、従来の基本的な姿勢を重ねて主張をさせていただいておるということで御理解を願いたいと思います。
○畑国務大臣 私も、言いたくありませんけれども、大分県出身でございます。大分県、過疎率日本一であります。その大分県の中の最も過疎の厳しいのが私の地元でございます。  そういう実態を踏まえながら、いわゆる農産物の米等を中心とする問題の重要性にかんがみまして、ただいまいろいろ御指摘...全文を見る
12月07日第128回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○畑国務大臣 最近の実質的なやりとりの中にございましては、一千万トンというものを前提としたやりとりが行われておりましたが、基準の正確な数字はこれからきちっと決めていかなければならないという段階に入ろうかというふうに考えますが、我が方としましては、この問題は、けさああいうものが出さ...全文を見る
○畑国務大臣 ひとつ御理解を願いたいことは、いわゆる私どもの交渉という段階の前提としましては、やはり国会決議といいますものを踏まえて、その基本姿勢というものを踏まえての取り組みというような意味合いにおきましては、終始それを軸としての交渉ということであるわけでございますから、我が方...全文を見る
○畑国務大臣 今回のいわゆる調停案骨子につきましては、私はやはり、先ほど外務大臣からもお話がございましたとおり、長年にわたります関係者のずっとこの国会決議を踏まえた一つの変わることのない物の考え方、基本的姿勢をずっと粘り強く主張をしていただいた、その成果としてのいささかの反映がな...全文を見る
12月08日第128回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○畑国務大臣 本問題につきましては、先般の御質問を賜りました御回答の中にも申し上げさしていただきましたが、これは、完全自給という言葉につきましては、今ミニマムアクセスの問題も、そういうものは排除したい、排除しなければならぬ、そういうものが含まれておる、こう理解をいたしております。
○畑国務大臣 ただいま御指摘の点でございますが、輸出補助金といいますものの全廃、そういうものが、ただいま保利委員御指摘のとおり、従来からの大きな一つの不公平なありようではないかというような意味合いのものを、私も農林水産大臣に就任をいたしましてから、私なりの、そしてまた政府部内にお...全文を見る
○畑国務大臣 我が方におきましては、いわゆるブレアハウス合意というようなものが、いわば現実対応的な中で理解をするとするならば、我が方の主張は全部取り上げていただいても全くおかしなものではない、そういう点に絞っての問題をさせていただいたわけでございます。あくまでも包括的関税化という...全文を見る
○畑国務大臣 ガットの精神に反する一つの取り扱いである、いわばそれに対して現実的な対応であると。しからば我が方の言い分も、これは現実的な国内事情の、そしてまた国会決議等々のものを取り上げてもらわなければおかしいと。さような話し合いをさせていただいた、そういうことであります。
○畑国務大臣 今全貌が示されておるわけでもございませんので、その問題についての政府としての判断ということになりますと、今私がこの場で答えるのは不適当。しかしながら、私自身が現地に出向いて交渉する立場におきましては、こういうことはおかしいと。こういうことはおかしいということを前提と...全文を見る
○畑国務大臣 大変この問題に苦労されました保利先生の御指摘でございますし、いわゆる私自身の、農林水産大臣という立場にございましての交渉過程における認識は、これは認めがたい、こういう気持ちを持っての対応をさせていただいた、こういうことでございます。
○畑国務大臣 言葉が足らなかったかもしれませんが、私の立場におきまして、政府を代表しての交渉という農林水産大臣の立場にございまして、その点を強く主張しながら今日まで話し合いをさせていただいた、そういうことでございます。
○畑国務大臣 私はガットのサザーランド事務局長に、かぎを握る男という位置づけの中で、就任以来、その私なりのいわゆる戦略といいますか、そういうスケジュールを念頭に置いて、十一月十五日というものに先ほど申し上げましたように焦点を当てまして、サザーランド氏に対しましては二回にわたってし...全文を見る
○畑国務大臣 私の立場ではお目にかかっておりません。
○畑国務大臣 これは保利委員御案内のとおり、その中心となって本問題の取り組みをいたしておりますのはTNC、いわゆる貿易交渉委員会という立場でありますことも御承知のとおりでございます。その下にいわゆる市場アクセスの担当としてのドゥニさんのお立場がある。その総括的な中心人物が、貿易交...全文を見る
○畑国務大臣 先般の本会議上におきまして、保利先生からの御質問に対しまして、ただいま御指摘がございましたような答弁を申し上げ、そういう姿勢を持って交渉をさせていただいておることは事実であるわけでございますが、今回のいわゆる調停案骨子の中では触れられていないということは、御指摘のと...全文を見る
○畑国務大臣 先ほど来御指摘がございましたとおり、本問題の全容が、他の分野につきましても、あるいはまた農業関係の他の残された分野におきましても、具体的な内容が示されておる段階ではないわけでございまして、私は満足をしておるというような立場にないことは当然のことでございまして、そうい...全文を見る
○畑国務大臣 先般の本会議場における私の答弁内容は、そのとおりであったというように私も記憶をいたしております。  いわゆる私の立場にございましては、その後、衛藤先生からも御指摘がございまして、いささか言葉が足らなかった点もこれあり、そしてまた一般論的な要素が強過ぎた、こういうこ...全文を見る
○畑国務大臣 先ほど申し上げましたとおり、例外的な状況以外は義務になる、そう受けとめて、厳しく認識をいたしております。
○畑国務大臣 大体の数量といたしましては、二百万トン前後、予約限度あるいはまた実態、そういうようなぶれはございますが、その辺というふうに御理解いただいて結構と思います。
○畑国務大臣 ただいま御質問いただいた関税化、より砕いた言葉で申し上げさせていただければ、六年間は関税化はしません、そしてその関税化の、私の立場のような者から言わせていただきますと、その関税部門において七年目になるといわばあぶり出しのように関税化が出てくる、そういう仕組みにはなっ...全文を見る
○畑国務大臣 ミニマムアクセス分野の話は、これはある意味では横に置かさしていただきます。  そして、いわゆる六年間の関税化はしないという分野につきましては、これはやはり例外なき関税化というものを阻止し得た、こう理解いたしております。
○畑国務大臣 減反という政策そのものは継続をされる、こういう理解でございます。
○畑国務大臣 今回のドゥ三調停案の骨子の中にもそういうことが書き込まれておる。そしてまた、我が国におきましては、いわゆる潜在的な生産過剰というものを踏まえた政策としての展開が引き続き行われる、こういうことであります。
○畑国務大臣 現在の調停案の対象は六カ年、かような認識をいたしております。
○畑国務大臣 一つの話としまして、一つ想定されるという意味合いの要素も御指摘であろうかというふうに考えますが、六年間の中においていわゆる減反政策を取りゃめた場合は、それが問題になることは間違いない、こう思っております。
○畑国務大臣 これは御案内のとおり、ウルグアイ・ラウンドの問題の我が方の窓口におきましても外務省ということでございまして、我が方は外務省の立場からいわゆる調整案骨子というものの内容をお知らせをいただいた、こういうことでございます。
○畑国務大臣 ただいまのお話を伺いながら、私自身も正直申し上げまして、極めて複雑な心境の中でこの問題に今日まで取り組まさしていただいたことも率直に申し上げさしていただきたいというふうに考えております。  ただ、御理解を願いたいことは、百年ぶりというような言葉で一時言われておった...全文を見る
○畑国務大臣 御指摘がございましたとおり、いわゆる米は大方自国のを賄うというような姿の中で、世界の未分野が千三百あるいは千四百万トンというような姿の中にございまして、ただいま我が方の不足というようなことにつきましては、確定的な数字じゃないわけでございますが、百万トンを上回る、さよ...全文を見る
○畑国務大臣 買いあさるという言葉につきましては……
○畑国務大臣 いや、買いあさっているという意味合いでのパーセンテージということにつきましては、私の方ではそういうような姿ではなくして、慎重な取り組みをさせていただいておる、二〇%という要素も、これまたその数字としましては論議の対象にはなり得る、こう考えております。
○畑国務大臣 ただいま御指摘ございましたとおり、いわゆる食糧の自給率におきましては四六%、あるいはまた穀物分野におきましては二九%といった数字に象徴されますように、ただいま御指摘がございましたように、二〇%になんなんとするような要素があり得る、こういうふうに受けとめさせていただい...全文を見る
○畑国務大臣 ただいま先生御指摘のとおりでございまして、先ほどもちょっと申し上げましたが、大方、自国のいわゆる対応という姿の中で事が行われておる。逆に申し上げれば、貿易分野の数量といいますものは四%程度である、この一事をもっても御理解がいただける、かように考えます。
○畑国務大臣 麦につきましては、ちょっと数字がぶれるかもしれませんが、一五、六%というふうに記憶をいたしております。
○畑国務大臣 御指摘のとおり、米相場はかなりの動きがございまして、一時期五〇%といったような数字を示しておって、残念ながら余りその後の変化がないというのが現在の姿ではないかこう理解いたします。
○畑国務大臣 この問題につきましては、今回のいわゆる冷夏・長雨、台風等々の被害による大凶作、この実態を私なりに厳しく受けとめる姿の中にございましても、異常な緊急な、国民の主食である、かような意味合いでは、一日も国民の皆様方に御不安を与えることが量的にあってはならぬ、さような意味合...全文を見る
○畑国務大臣 私どもの立場にありましては、国民の皆様方に、いわゆる米の安定供給ということとあわせまして、御指摘の安全性という問題が極めて大きな重要な柱、かように受けとめる中にございましての従来からの検査体制、かてて加えて今回の場合におきましては、厚生省サイドにおけるチェック、こう...全文を見る
○畑国務大臣 私自身もその技術的な専門家でないことは御指摘のとおりでございます。そういう中にございまして、厚生省のお立場でのこの問題に対する積極的なお取り組みも賜っておる姿の中における安全ということを確認をさせていただいておる。  そしてまた、今ポストハーベストの問題等々、こう...全文を見る
○畑国務大臣 そういう事実はございません。
○畑国務大臣 そういう事実はございません。
○畑国務大臣 私は、農林水産大臣に就任以来、この大問題に対しまして、私なりの与えられた責任を果たすその取り組みのありようといいますものを、スケジュールを念頭に置かさせていただいたのが一番であります。そういう中で、先ほども申し上げましたように、十一月十五日というものが国別約束表を提...全文を見る
○畑国務大臣 私が十一月の上旬にサザーランド事務局長といわゆるただいま申し上げましたような意味合いのやりとりをいたしました際に、そのとき、たまたま今手元に資料もございますが、十一月十日に貿易交渉委員会を開く、それで今後の交渉は貿易交渉委員会、その各国首席代表者の間でもって話し合い...全文を見る
○畑国務大臣 言葉が足らなかったかもしれませんが、我が方は国会決議を踏まえての交渉である、そういうことによって、まとめようとする気持ちがあるならば何らかのアクションを起こしなさい、こう申し上げてきたわけでございます。
○畑国務大臣 与えられた責任としまして、ただいま申し上げたようなことのいわゆる私なりの努力をさせていただいた、こういうことでございます。
12月09日第128回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○畑国務大臣 先ほど来、柳沢先生の、本問題につきまして長年にわたって大変なお取り組みを願い、そしてまた御努力を賜ったいきさつを十二分に承知をいたしております私といたしましても、ある意味におきましてはいささか複雑な気持ちを持って対処させていただいておるわけでございます。  まず一...全文を見る
○畑国務大臣 御指摘のとおり、その国会決議があったから私は交渉できなかったということのはずがないわけでありまして、こういうことを柱に置いて、我が国の特殊事情、あるいは問題となっております農産物の置かれております実情、例えば農地面積が国土の一四%である、あるいはまた環境問題、国土保...全文を見る
○畑国務大臣 二田先生御指摘のとおり、このガットそのもののそのときどきの、スタート時点のあるいは途中における物のとらえようといいますものは、やはり最初の基本的な考え方の中からその時代の問題点を、ある意味では世界の首脳の方々があるいは我が国の大先輩の総理等々が、絶えず世界の自由貿易...全文を見る
○畑国務大臣 私は五十四年初当選でございますが、残念ながらいわば日本を代表する中山間地域、過疎地域出身のいわゆる三反百姓の中に育った私の立場にございましては、今日ただいまにおきましても、当然のことながら、いわゆる米の、農産物の自由化、こういうものをあらしめてはならない、その私の政...全文を見る
○畑国務大臣 ミニマムアクセスといわゆる自由化、この結びつきという点であるわけでございますが、私は、やはりミニマムアクセスといいますものは一つの自由化的な要素を当然のことながら、残念ながらと申し上げた方がいいと思いますが、含んでおる、こういうような受けとめ方をさせていただいており...全文を見る
○畑国務大臣 この交渉に当たりましては、あくまでも農産物の包括的関税化は阻止をしなければならないという姿勢をもって取り組まさせていただいて、我が方からミニマムアクセス云々という提案の中の今日の姿ではないことは御案内のとおりでございます。先ほど来申し上げましたように、国会決議を踏ま...全文を見る
○畑国務大臣 誤解があってはなりませんけれども、御案内のとおり、本問題につきましてはいろいろ厳しい御批判もあり、そしてまた御指摘もいただいておる姿であるわけでございまして、今他の分野のことを全部いわばチェックもしないままに事柄を進める、あるいはまたこれからの作業を進めるということ...全文を見る
○畑国務大臣 御案内のとおり、釈迦に説法でございますが、十五分野という問題の中におきまして、これから今ピッチが上がっての取りまとめ作業が進んでおる、それを十二分にチェックをしながら事柄の判断をやる、そういうような意味合いのことを申し上げたわけでございます。
○畑国務大臣 この問題につきましては、先ほど来、なおまた先日も申し上げておるところでございますが、いわゆる一般的な交渉事と、いささか言葉が過ぎるかもしれませんけれども、例えば吊して二で割るというような意味合いの解決を、交渉をやる余地のない、あくまでも農産物の包括的関税化は拒否とい...全文を見る
○畑国務大臣 ただいまの心のこもったお話につきましては、私自身も従来から御一緒に仕事をさせていただいたその間において、二田先生もよく御承知のところであるというように理解をいたしております。そういう中にございまして、先ほど来申し上げましたように、今示されております調停案、これをやは...全文を見る
○畑国務大臣 私は、ミニマムアクセスをやらないとは言わなかったというような心境には全くございません。いわゆる例外なき関税化という問題を主張して今日までやってまいりましたけれども、かなり傷がついたなというのが実感であります。そういう中での取り組みをただいまの心境としましては申し上げ...全文を見る
○畑国務大臣 今さような意味合いの厳しい調停案が出されておる。これを今これから最終的な右するか左するかという問題につきましての掘り下げた検討をやる、こういう段階であるわけでございまして、今先生のお考えになっております物事の考え方につきましては、私自身も、これがどの程度の傷であるか...全文を見る
○畑国務大臣 今そこまでの割り切った心境にはございませんので、お許しを願いたいと思います。
○畑国務大臣 これは細川内閣といたしまして右する左するが決まった、決めたという段階におきましては、今御指摘のあったような問題を広く国民に向かってきちんと申し上げるように私の立場からも求めてまいりたい、かように考えております。
○畑国務大臣 今申し上げましたのは、これは事柄の重要性、大きさにかんがみまして、総理もそういうような意味合いのものをやらなくてはならないという気持ちを込めてのお話を申し上げたわけ、でございます。  私の考えを申し上げれば、これは先ほど来申し上げておりますように、今まことに複雑な...全文を見る
○畑国務大臣 先ほど来御指摘がございましたように、アメリカのウエーバー条項の問題あるいは食肉規制法の問題等々、これらの問題につきましても、私の今この時点で承知をいたしておりますものは、すべてそれを関税化をするというような意味合いの物事が進んでおるという前提にたちまして、先ほど申し...全文を見る
○畑国務大臣 さような努力は当然の姿としてやらなければならぬ、かような認識を持たさせていただいております。
○畑国務大臣 私は、あるいはお気づきかもしれませんが、国会答弁等々におきましても、従来から農産物という表現をもって包括関税化は反対ということを終始言わさせていただいております。それにはやはりでん粉であるとか乳製品というものを絶えず念頭に私としては当然のことながら置いておかなくては...全文を見る
○畑国務大臣 私の頭の中の自問自答の中では、最悪の事態の場合の問題点、あるいはまた対処方針、そういうものが私の頭の中にあることは当然のことでございますが、今、逆に申し上げますと、事後対策はこういたしますというような意味合いの力を入れた話をいたしますと、既におまえはそういうことを前...全文を見る
○畑国務大臣 従来の交渉の我が方の主張がいささか取り入れられておる姿ということを感ずるものの、まことに残念ながら厳しい調停案である、こういう認識をいたしております。
○畑国務大臣 私の認識を申し上げて、外務省当局ではございませんでいささか出過ぎたかもしれませんけれども、ただいまお話がございましたように、いわゆるTNC、サザーランド事務局長が議長でやっております。その貿易委員会の一部の、市場アクセスの議長でありますドゥニー氏が大体こういうような...全文を見る
○畑国務大臣 いわば全般を流れております内容といいますものは、私にとりましては厳しいという受けとめ方をさせていただきました。特に、いわゆるミニマムアクセスの数字の問題等、これにつきましては、私が先ほど来申し上げておる意味合いの項目に当たる、こういう御理解をいただいて結構だと思いま...全文を見る
○畑国務大臣 私は、国会決議の中の完全自給という言葉には残念ながら沿い得ていない、こういうように受けとめさせていただきますが、いわゆる従来の国会決議の精神、そういうものには沿う余地があり得る自給体制の堅持というような意味合いのものを私なりに受けとめさせていただいておるということで...全文を見る
○畑国務大臣 ただいま申し上げますように、いわゆる完全自給という姿には残念ながら沿い得なかった。しかしながら、私の頭にありますことは、いわゆる自給方針堅持、これからそれを守っていく余地はつくり得るというような意味合いでの、その精神に沿った内容のものがあり得るというように受けとめさ...全文を見る
○畑国務大臣 田中先生の御意見を貴重な意見として受けとめさせていただきます。
○畑国務大臣 私は、昨日でございましたか、あるいはきょうでございましたか、五千人集会というような意味合いの、あの姿だけではなくして、全国津々浦々の農民の方々に本当の意味で御心配をいただいておる今日の姿である、さように受けとめさせていただいております。
○畑国務大臣 御承知のとおり、ガット加盟国が百カ国を超える実態の中にございまして、幅広いいわゆる話し合い、やりとりが行われる。そしてまた、それぞれ自国に有利な、自分の主張を生かすというような意味合いでの情報を流す。いろいろな要素がそこにあろうか。これも私は一々チェックして確認した...全文を見る
○畑国務大臣 白沢先生おっしゃったとおり、新潟県の米の生産の数量と大体同じものが御指摘のとおりの数字に相なるわけでございます。私自身も日本を代表するような中山間地域の、過疎地域の出身者といたしまして、ただいま御指摘がございましたような意味合いにおきましては、やはり大きく農政不信、...全文を見る
○畑国務大臣 ただいま千葉先生から、まず一番目に、本問題に対する認識という御高問をいただいたわけでございます。先ほど白沢先生からも御指摘がございましたが、私自身も過疎地域の首長を三期やらせていただいて、さような意味合いでの気持ちを十二分に生かしての、当然のことながらベストを尽くし...全文を見る
○畑国務大臣 仮に、受け入れ、ミニマムアクセスという問題になりました場合には、食管制度の従来の基本的な精神、位置づけからいたしまして改正あり得べし、かような認識を持たさせていただいております。
○畑国務大臣 私は、二十一世紀の地場産業の魅力ある位置づけとしましての農業、そういうものを考えますと、先ほども申し上げましたが、さような意味合いでの新農政の前倒し、あるいはまたこの厳しい実態を踏まえてさらなる厚みを持たせること、そういうことにつきまして引き続きベストを尽くしてまい...全文を見る
○畑国務大臣 そういう実態になりました場合には、当然のことながら今先生御指摘の気持ちを持って対処してまいらなければならぬ、かように考えております。
○畑国務大臣 今先生の、いわゆるお気持ちといいますかお話そのものは、私も、心から耳を傾けながらお伺いをさせていただいたわけでございます。ただ、お尋ねの、いわゆる前政権時代の政府としての取り組みということに相なりますと、残念ながらと申し上げていいのかどうかわかりませんが、私は、政府...全文を見る
○畑国務大臣 先ほど申し上げましたような意味合いにおきまして、私は、当時の自民党代議士の一人としまして、事柄は、いわゆる党側のサイドから、やはり関税化あらしめてはならないという意味合いで取り組みをさせていただいた一員としましては、政府もその気持ちを酌んでの先ほど申し上げましたよう...全文を見る
○畑国務大臣 私自身、農林水産大臣に就任をいたしましたときのいわゆる私の物の考え方のまず第一番は、残念ながら、今日ただいま、農政不信、政治不信、これを払拭すべく最大の努力をしなければならない、かような意味合いでの問題意識を持たさせていただいたわけでございます。  農政につきまし...全文を見る
○畑国務大臣 関係の皆様方の御熱心な論議の中からいわゆる合意を見てスタートをいたしております、本年からスタートを切りました新農政、これにつきましては、積極果敢な展開が必要であることは言うまでもございません。しかし、物事はこの新農政だけですべてが解決といったような生易しい現在の姿で...全文を見る
○畑国務大臣 八月、細川内閣がスタートをいたしまして、短期間の中におけるこの交渉事に当たりましては、先ほど来申し上げますとおり、国会決議を踏まえてと、いわゆるその間に選択のメニューを国民の皆様方に提示をして云々ということのない姿の中での取り組みであるという意味合いにおきましては、...全文を見る
○畑国務大臣 私は、ただいまの点につきましては、よくこういう例えをもってお話をさせていただいております。いわゆる関税化問題について、六年間は関税化をしない、七年目になった場合に、よく世間様が使う言葉でございますが、あらかじめそのぺーパーにあぶり出しのような要素が入っておって、七年...全文を見る
○畑国務大臣 七年目におきまして関税化に自動的に移行するということはありません。
○畑国務大臣 私自身の受けとめ方は、ただいま申し上げたお答えの中に私自身は信念を持って御回答を申し上げておるわけでございます。  しかしながら、事務方の、またより要素を踏まえたお答えをしておくことも大切と思いますから、お聞き取りを願えればありがたいと思います。
○畑国務大臣 私は、先ほども申し上げましたが、今回の米という限定した対応でなくして、農産物、その中には当然のことながらでん粉、そしてまた乳製品、とりわけ北海道等におけるこの問題に対する従来からの情熱を込めた御指摘、こういうものを十分に承知をいたしておるところでございます。  さ...全文を見る
○畑国務大臣 ただいま御指摘の点は、最初の骨子、それで、きょう示されたものとの違い、この観点からの御指摘であったわけでございますが、その最初の骨子といいますものは、現地の遠藤大使等々がいわゆるドゥニー氏のこれからつくり上げようとする物の考え方、そういうもののそれなりのぺーパーがあ...全文を見る
○畑国務大臣 先ほど来申し上げますように、その骨子をもってすべてを、結論を判断するというような意味合いの総理の発言は、私は聞いていないわけでございまして、追っかけて、これに伴う正式のものが入手次第、公表をしたい、引き続き判断材料を国民の前に明らかにしていきたい、こういう話を私は受...全文を見る
○畑国務大臣 私の立場におきましては、先ほど 来申し上げておりますとおり、厳しい内容であるという認識の中で、ただいま本格的な、一言一句の分析を行わさせていただいておる段階でございます。
○畑国務大臣 国会決議の完全自給云々の言葉には、私は、十二分に沿ったというような言葉で受けとめることはできない、かように承知をいたしております。かなり傷がついておるというような認識をさせていただいております。
○畑国務大臣 ただいま藤田先生の御意見は御意見として拝聴をさせていただきます。  私どもにおきましては、いわゆる本格的な調整案が出てきた、ただいま。さような意味合いでの、各分野の検討を加えさせていただいておる、こういう段階でございます。
○畑国務大臣 従来から申し上げておりますとおり、いわゆる日米合意というものは存在をしない、そういう中にございまして、まとめ役としてのガット・サザーランド事務局長のもとにかかるドゥニー議長の調停案が今日示された、こういう段階でございます。
○畑国務大臣 御指摘のとおり、事柄の重要性を十分認識をして、引き続き取り組んでまいります。
12月09日第128回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○国務大臣(畑英次郎君) ただいま局長からも種々お話を申し上げたわけでございますが、いわゆるガットの精神あるいはまたウルグアイ・ラウンドの流れといいますか、そういうものにつきましては、今大塚先生が御指摘のような、いわゆる数量制限を撤廃して関税化にすべてを置きかえていこうという精神...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 国会決議、いわゆる衆参にわたりまして、文面としましては六回ということに相なろうかというふうに承知をいたしておるわけでございますが、その中にございます「完全自給」という精神からいたしました場合には、今回の調整案といいますものほかなり傷がついておるというよう...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 私は、従来から申し上げておりますとおり、今回のこのガット・ウルグアイ・ラウンドをめぐります交渉に当たりましては、やはり国会決議といいますものの大きないわば枠組みといいますか、それを前提として、それを踏まえての交渉というような意味合いの中におきまして、先般...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) ただいまのお話のようないわゆる合意をされた、そういうことは私自身が絶対ないと、かように考えております。
○国務大臣(畑英次郎君) 私は、いわゆる六年間は関税化ということはしない、そして七年目に入る一年前でございますか、そのときにはいわゆる協議を再開する、こういうように受けとめておりまして、それについての今御指摘のような具体的な物事を今この時点で頭の中に入れるというようなことは私とし...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) その発言の場そのものを伺っておりませんので、今お話を伺ったお答えは御理解をいただきたいと思います。
○国務大臣(畑英次郎君) 先ほど来ごらんをいただいておりますいわゆる調整案におきましては、まことに残念ながら例外措置といいますものは米だけというように読みとらざるを得ない。そういう中にございましては、いわゆる二十一品目の、いわば二十品目といいますか、いろいろ区分けによって数は違う...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 今申し上げましたように、残念ながら数量制限という枠がはがれて、それを踏まえてのいわゆる被害といいますかマイナス要素といいますものを少なくする、それに今全力を挙げさせていただいておるということであるわけでございます。  ここまで申し上げていいかどうかわか...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 今お話がございましたとおり、新聞報道等にございました十日、あすということは、私自身も十日ということは避けるべきであるという私の立場の考え方を持っております。  二点目につきましては、従来から申し上げておりますように、私、就任以来の自分の交渉のありよう、...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 本件につきましては、先ほども申し上げましたとおり、ただいまの調整案を読んだ中におきましては、残念ながら例外措置といいますものが米という限定をされた姿の中にございまして、従来、数量制限等々ができておった分野が関税化へのただいま事務的な実務的な詰めがなされて...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 従来から私自身も、今までこの分野の数量制限をするということ自体が逆に申し上げれば厳しさの反映でもあるわけでございますから、さような意味合いでのただいま最後の努力をさせていただておる、厳しく取り組み をさせていただいておる、そういうことでございますので御...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 今、御案内のとおり、十五日という問題を控えて、そしてまた他の分野の交渉の進展ぐあい等々いろいろまだ案件が残っておることもこれまた事実、そういうような段階でございますので、今先生の御指摘は私に対する、そしてまた農政に対する一つの御注意を賜ったというような意...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 国会決議の中にございますいわゆる完全自給という精神に照らせば、これは残念ながら傷がついておると言わざるを得ないと思います。
○国務大臣(畑英次郎君) この問題につきましては、先ほど来申し上げておりますとおり、まだ残された問題もこれありということの意味合いでの努力を引き続きやらせていただいておる。そういう中にございまして、全体的な全体像を眺めてのいわゆる有するか左するかの判断を近々のうちにやらなければな...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 私は、生産者の立場、そしてまた農水省の農政のより期待に沿った姿のものに引き続き努力を傾けてまいりたい。そして、この問題につきましてはただいま申し上げたような意味合いの厳しさを受けとめさせていただいておるわけでございますが、私自身のただいまの心境の中にござ...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) ただいま減反の問題あるいはまたポストハーベストの問題、そしてまた内外価格差の消費者に対する問題等々、具体的な御指摘があったわけでございますが、これを受け入れることによってどの層がというような意味合いのものは、私自身は今そういったことの分析等もいたしており...全文を見る
12月09日第128回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(畑英次郎君) 本問題は、いわば我が国にとりましても農政につきましても重大問題、大きな問題であることは言うまでもございません。そういう中での、農林水産大臣に就任をいたしました直後から、本問題に対する取り組みの交渉のスケジュール、そしてまた柱とすべきものの考え方、こういう...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 御指摘のようないわゆる日米間におきましての具体的な合意といいますものはないと、重ねて明言をさせていただく次第でございます。  いわゆる交渉事でございますから、関係者の中でのいろいろ私の立場におけるやりとり、そういうものが行われたことは事実でございますけ...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 従来、私の例えばエスピー米国農務長官等との話し合いも、そのとき新聞報道等々もございましたが、いわゆるあくまでも平行線で終わったというような中にございまして、先ほども申し上げましたとおり、私は、ガットのサザーランド事務局長がまとめ役として最後のこの段階であ...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) ただいまの御質問に対しましては、私が十一月上旬に現地に参りました後、今ここにそのときのちょっとメモがあるわけでございますが、十一月十日に貿易交渉委員会、これは議長がサザーランド氏であるわけでございますが、これが行われまして、そこでサザーランド・ガット事務...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) ただいま御指摘の関税化をめぐる問題であるわけでございますが、六年間は関税化はしない、免除するということであるわけでございます。七年後以降につきましては、御指摘のような意味合いで一年前に協議が始まる、協議が再開をされる、こういうような内容に相なっておるわけ...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 六年を経過する一年前の協議におきましては、ガットそのものの精神等々も論議の対象になりましょうし、あるいはまた、ただいま御指摘のありましたような各項目につきましても協議が行われる、協議対象になる、こういうように理解をいたしております。
○国務大臣(畑英次郎君) 関税化免除という可能性は十分ある、しかしながらミニマムアクセスの問題は極めて難しい、こういうことであります。
○国務大臣(畑英次郎君) 七年後につきましては、八%を削るということはない、かように御理解を願いたいと思います。そして、その時点におきましては、交渉事でございますから、関係者の方々の御理解を得る追加的な措置がなされるということは私どもの受けとめ方の中にございます。
○国務大臣(畑英次郎君) 今回のウルグアイ・ラウンドの認識は六カ年に対することのまとめと。そういう中にございましては、六カ年間はただいま先生御指摘のとおりいわゆる米の関税化という問題につきましてはミニマムアクセスの分野を除きまして触れない、こういう考え方であります。
○国務大臣(畑英次郎君) これは具体的な数字で申し上げた方がよろしいかというふうに考えるわけでございますが……
○国務大臣(畑英次郎君) 今、一時期言われておりましたように、例えばこれを、関税率を設定した関税化を受け入れたという場合のいわゆるドンケルさんのあの時代の数字は七〇〇%の税率ということが言われておりました。そういう中から六カ年間で一五%を少なくともそれから先は税率を落とす。そうい...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 今回のいわゆるガットの方向づけ、精神といいますものは、やはり例外なき関税化ということを前提にいたしておりますことは私もさように承知をいたしております。その中における例外を求めての、そしてまた国会決議を踏まえての今回の取り組みと、かように御理解願いたいと思...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 御指摘のとおり、いわゆる米の関税化、そしてミニマムアクセスの問題、これはいわば一つの枠組みの中の二つの柱でございますから、それが全然別世界の話であるというわけにはまいりません。
○国務大臣(畑英次郎君) 先ほども申し上げましたとおり、これは六カ年間に対する措置としての二つの柱があって、米のミニマムアクセス分野を除いた米の関税化につきましては、包括関税化の例外措置がこの中に盛り込まれておる、そういうことであります。
○国務大臣(畑英次郎君) 今お話しのような意味合いでは、六年目の一年前に再協議、協議再開と。そういう中の話し合いの対象に十二分になり得る問題でございます。
○国務大臣(畑英次郎君) ただいま御指摘の点は、御案内のとおりドゥニーさんの調停案としての文書の中にうたわれておる、いわばそういう新しい提案の中で調整を行いたいという作業が始まっておる、こう御理解を願いたいと思います。
○国務大臣(畑英次郎君) 今、この条項についてそれを拒否してほしいという点につきましては、これはまだ私自身もいわゆる全体像を見ておるわけでもございませんし、いわゆる政府側として全体的な像を見詰めながらこれからの判断にまつ、こういうことであります。
○国務大臣(畑英次郎君) 先ほども申し上げましたとおり、一つの条項だけを切り離して、それについてこれを取り外せというような形のものは、先ほど総理からもお答え申し上げたように極めて困難なケースであると、かように私も受けとめさせていただいております。
○国務大臣(畑英次郎君) 先ほど来の外務大臣からのお答えのとおり、この文書そのものにつきましてはまだ正式な政府側としての入手という形には私の立場ではなっていないわけでございますが、これの問題は先ほども申し上げましたような全体像の中でこれから政府としての対応が進められると、こういう...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 先ほど申し上げましたとおり、この交渉の最終段階におきましても、私の立場におきましては、当方といたしましてはいわゆる国会決議を踏まえて包括的関税化はできない、そういうことを申し上げ、まとめ役のサイドから、まとめようという気があるならば、壊れるという危険性も...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) これはただいま最終的な調停案として出されたと厳しく受けとめさせていただいております。  再交渉の余地ありや否やという御下問であるとするならば、再交渉の余地はこれはあくまでも厳しい、かように受けとめております。
○国務大臣(畑英次郎君) 今言ったような事柄をも含めた再交渉という事柄が盛り込まれておる、かように私は受けとめております。
○国務大臣(畑英次郎君) 水稲そして米、これの我が国における位置づけ、その重要性、ただいま梶原先生からもるるお話しがあったわけでございますが、何といってもこれからさらに環境問題、国土保全の問題等々、そしてまた何といっても我が国の文化の震源地であると申し上げても差し支えがない、さよ...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 私は、この例外なき関税化の拒否といった問題は、国会決議を踏まえまして長年にわたって関係者が努力をし、今年に入ってからの最終的な詰めの段階におきまして、我が方の国会決議の堅持という姿勢の中からただいま御検討賜っております調整案が出てきたと。さような意味合い...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) このウルグアイ・ラウンド交渉の関係者に対しましては、絶えず国会決議といいますものを踏まえての我が方の基本的な姿勢、そしてまた我が方の抱えております特殊事情、なおまた、例えば農地が国土面積の大体一四%といった、ヨーロッパ諸国とは比較にならない低率である、そ...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 具体的なケースでお答えをさせていただきたいと考えるわけでございます。  このガット・ウルグアイ・ラウンドの問題につきまして、最近のいわゆる要人との会談といいますか接触といいますか、そういうものはただいま私の手元にございますだけでも、例えば総理就任直後の...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 今お尋ねのミニマムアクセスのいわゆる量、これにつきましては今の調停案の中では四から八%というものが示されていることは御案内のとおりです。  お尋ねの点は、七年目以降というお気持ちではないかというふうに考えるわけでございますが、そういうような意味合いの中...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 先ほど来申し上げておりますとおり、今回のこの交渉といいますものは、あくまでもやはり我が方におきましては国会決議というものを踏まえて、それをいわゆる大きな一つの柱としての交渉ということでございますから、いわゆる双方が歩み寄って云々というような解決は事を進め...全文を見る
12月10日第128回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(畑英次郎君) 十一月上旬にガットにサザーランド氏との会談のために一回お邪魔をいたしました。
○国務大臣(畑英次郎君) サザーランド氏との関係につきましては、御案内のとおり、その一、二週間前でございますか、御本人が日本に見えましたときに突っ込んだ論議を交わさせていただきまして、そしてまたそれを追っかけてジュネーブに行かさせていただいた。  なおまた、これをめぐる諸問題に...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 一時間は超えた内容の会談をさせていただきました。
○国務大臣(畑英次郎君) 昨日も申し上げさせていただいたわけでございますが、本問題はやはりあくまでも交渉が、いわゆる双方が歩み寄って云々というような枠組みの中で物事の交渉が行われるという姿でなかったことも御承知のとおりであります。  さような意味合いの中にございましての国会決議...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 浦田先生御指摘のとおり、未分野における貿易量そのものが三、四%といったような極めてわずかな数量の中にございまして、今回の事態はそれぞれのお立場の米相場に対しまして残念ながら五〇%を上回るようなそういった高騰の現象を与えていることは事実でございまして、さよ...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) ただいまの調停案についての方針がこれから決まるわけでございますが、仮定の話としまして、これの受け入れをしたということになりました場合には、食管の基本的な精神あるいはまた全量管理、基本計画、需給計画、そういうことを考えますと、食管法の改正問題の御審議をお願...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) ただいまの報道記事につきましては私も承知をいたしておりますが、従来その所得補償問題が論議をされたことがあることも承知をいたしておりますし、私の立場におきましては将来展望の中における一つの大きな検討課題である、かように受けとめさせていただいております。
○国務大臣(畑英次郎君) 今般、いろいろ国家的な難しい問題を抱えている現在の姿ではございますが、やはりあくまでも主食の米の自給体制といいますものは堅持を目指すという立場で私自身は当然のことながら努力を積み重ねてまいりたい。  そういう中にございまして、いわゆる減反問題の御指摘が...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 私は、国土の現状からいたしました場合に、農地という存在の位置づけといいますものは従来と違った意味合いの重要性をこれからも持っておる、こういうことを考えますと、農業に寄せられる国民的な課題、責任といいますものは従来とは比較にならないものがある、そういう中に...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 特例措置の継続というのは七年以降という意味合いで受けとめさせていただくわけでございますが、その六年の期限が切れます一年前に協議を再開する、そういうような内容に相なっておるわけでございます。七年目からは自動的に関税化というものが我が国に課せられるということ...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) ただいま申し上げますとおり、協議が再開をされる、そしてまたその節には関係の方々の御理解を得る。先ほど総理も御答弁をなさったわけでございますが、そこにそれなりの従来の一つの荷が課せられる話し合いというものはあり得る、かように理解をいたしております。
○国務大臣(畑英次郎君) いわゆる協議の再開でございますから、当然のことながら我が方の立場、我が方の主張、そういうものが当然そこにあっての話し合いということに相なるわけでございます。
○国務大臣(畑英次郎君) 我が方においても受け入れられるという要素が入ることは協議再開の中では当然の姿であると、かように受けとめさせていただいております。
○国務大臣(畑英次郎君) ただいま示されております調整案の内容の立場、考え方をお答えをさせていただいたわけでございます。
○国務大臣(畑英次郎君) 七年目に関税化を受け入れるといった場合におきましては、御案内のとおり、ただいま我が方の考え方の中には関税化を受け入れるという気持ちはございません。  しかしながら、関税化を受け入れた場合の具体的な取り扱いはどうなるかという一般論として申し上げれば、いわ...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 御案内のとおり、いわゆるガットの精神そのものが包括的な関税化、そういう中にございましての六年間にわたって例外的な措置を今回は調停案の中に盛られておる。さような意味合いでは、包括的な関税化の対象からただいま論議になっております米が外されておる、こういう内容...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 今回は、さようないわゆる例外なき関税化を求められておる姿の中における例外的な関税化の取り扱いをただいま申し上げたような姿の中で調停案の中に盛り込まれておる。残念ながら、ミニマムアクセスという問題がもう一つの要素としてありますことは、これは私も厳しく受けと...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) ただいま御指摘のような合意はございません。
○国務大臣(畑英次郎君) 我が方といたしましては、今この問題にまことに真剣にお取り組みを賜りました大塚先生のお話でございますから私もいろいろ感慨深く伺わせていただいたわけでございますが、いわゆる関税化に対しましては免除をするという特例措置、こういうように私は位置づけて認識をさせて...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) ただいま先生御指摘の問題は、いわゆる骨子、そしてまた昨日の調停案、この辺に関する御指摘と、かように受けとめさせていただくわけでございますが、いわば骨子案、いわゆるやりとり、話し合いの中で、こういう項目が調停案の中には入るであろうというような意味合いでの御...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) すべて関税化という中にございまして、いわゆる七年目以降も引き続き関税化を逃れるあるいは免除をさせてもらうという中におきましては、やはり今日までのあの骨子の中にございましてもそれなりの一つの代償措置、そういうものがうたわれておるわけでございますから、流れと...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 先生の御指摘がございましたように、いわゆる関税化という問題の一つの事柄の中にございまして、昨日のこの委員会でも申し上げましたけれども、七年目以降は自動的に関税化という文字がそのぺーパー、白紙の中に出てくる、言葉はどうかと思いまするけれども、いわゆるあぶり...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 国別約束表の中にいわゆるTE、その数字は書き込まない、かように処置をさせていただくつもりでございます。
○国務大臣(畑英次郎君) 今回の場合には、あくまでも関税化を免除されるという特例措置、それに伴います事務処理というような意味合いでのひとつ御理解をいただきたいと思います。
○国務大臣(畑英次郎君) 先日来申し上げておりますように、私なりの一つの交渉スケジュール、戦略、戦術、その中でいささか変化球が足らぬではないかというような御指摘でございますが、それはそれとして私自身が受けとめさせていただきますが、これは私の立場でもって全力を尽くす、当然のことでは...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 御案内のとおり、ただいまの段階は、今あの調停案に盛られていない分野につきましてのかなり技術的な実務的な要素の段階の詰めの作業が行われておるわけでございます。そしてまた、サザーランド事務局長の考え方におきましても、首席交渉官というものを各国が決めて、それを...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 今日の牛肉輸入の実態、オレンジ・牛肉問題に絡んでの関税問題等々そういうことを考え合わせますと、国家貿易という形、その仕組みは何としてもこれは維持をしていきたい、そういうことを督励しながら最後の詰めの作業をさせていただいておる段階でございます。
12月13日第128回国会 衆議院 本会議 第13号
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○国務大臣(畑英次郎君) 十二月十五日のガット・ウルグアイ・ラウンド最終期限を控え、農業分野におきましては、包括的関税化等の問題に関し先月来農業合意案の修正に関する議論が行われてきました。我が国は国会決議の趣旨を踏まえ包括的関税化に例外を設けるべく主張してまいりましたが、他の多く...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) ただいまの御質問にお答えを申し上げます。  まず初めに、米の七年後の関税化及び国別約束表の記載についてのお尋ねがございました。  米について、七年後に関税化する約束はいたしておりません。仮に調整案を受け入れた場合、七年目以降も特例措置を継続するか否か...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 田中議員の御質問にお答えを申し上げます。  まず、日米間でかなり早い時期から合意があったのではないかとのお尋ねがございました。  これまでの交渉において、二国間、複数の国の間でいろいろな議論、やりとり、話し合いはなされてまいりましたが、繰り返して申し...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。  既に細川総理から具体的な御答弁もございまして、一部重なる点もございますが、その点お許しを願いたいと考えるわけでございます。  とりわけ、米以外の農産物の取り扱い、これにつきまして大変な御指摘をいただい...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) ただいまの御質問に対しましては、具体的にも総理から御答弁がございました。  私の立場にございましては、御指摘のとおり、今回のこの問題につきましては、心の痛みあるいは不安、そういうものを、私の立場にございましては、今後解消すべく全力を挙げて取り組む、この...全文を見る
12月13日第128回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(畑英次郎君) 大河原先生、本問題につきましては長い間にわたります大変な御心配をいただき、なおまた全力を挙げての御努力をいただいてまいりました経緯等につきましても、私も本当に頭の下がる思いで承知をいたしておるところでございます。  そういう長い間の交渉の中にございまし...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 今回示されております調停案につきまして、七年目以降の問題について協議、いわゆる関税化を七年目以降は受け入れるということではないという意味合いでの否定的な説明をさせていただいたわけでございますけれども、その節に、あくまでも協議再開という中にございまして、関...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 御指摘のミニマムアクセスに対する認識につきましては、一つの輸入のチャンスを与えるというような生易しいものではなくて、残念ながらやはり義務的な要素がそこに位置づけられておる。ただし、これは例外中の例外でございますが、輸出国側における凶作等々の問題でそれを満...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 従来からいわゆる数量制限等々、そういう立場にございましては、我が国の項目の数の数え方というものが二十一、その中から米だけが残念ながら例外措置の対応ということになるわけでございますから、残り二十品目は関税化に移行する。御指摘のとおりでございます。
○国務大臣(畑英次郎君) 御指摘のとおり、ミニマムアクセスのスタートラインにおきましては四%、これが六年目には八%、毎年〇・八%ずつ増加をされる、いわゆる基準年数から換算をいたしますと大体八十万トンに近い数字になることは御指摘のとおりでございます。ただいま御指摘がございましたよう...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 御指摘のとおり、この調停案を受け入れました場合、農家の方々を初め我が国そのものにとりまして農政全般にとりましての与える影響といいますものは極めて大きい、厳しい、大問題である、かような認識に立っておるわけでございます。  そういう中にございましての減反政...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) ただいま申し上げましたような本年の作付面積の割り当ての問題あるいはまた減反緩和政策に伴います事態の推移、そういうものの中におきますこれからの問題としての大きな位置づけがあるわけでございますが、ただいま申し上げましたような意味合いの、あくまでもやはり営農安...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) ただいま申し上げましたような諸情勢を踏まえましての減反政策に対する検討、そういう中でございまして、減反政策はこれを維持して持続をされる、減反は続けるということははっきり申し上げさせていただきます。
○国務大臣(畑英次郎君) 大変言葉が足りませんで、失礼を申し上げました。  いわゆる現在の計画の減反政策の中の二年間におきましては減反政策を強化することはいたしません。その後の問題につきましては、先ほど来申し上げておりますような要素を踏まえての検討をさせていただく。今この場です...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 御指摘のとおり、関係団体を初め今国民的な一つの大きな懸念材料であることは大河原先生御指摘のとおりでございまして、少なくともさような意味合いにおきましては、二次関税、あらゆる要素、あらゆる我が方に有利な既存のデータを使いまして従来の姿そのものが維持できます...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 御指摘のような趣旨を体した二次税率を確保するというような見通しを必ずつくりたい、こう考えております。
○国務大臣(畑英次郎君) 御案内のとおり、いわゆるゼロ関税の問題等従来から大問題として受けとめさせていただきまして、我が方はそういう主張はのめない、そしてまた相手側におきましては丸太の輸出規制等々を行っておる、そういうところを指摘しながら、この問題が極めて難航いたしておりまして、...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) マイナス要素が全然ないという意味合いにはなかなかいかないかと思いますが、その基本的な体制といいますものは堅持ができる御努力を最後まで羽田外務大臣にも煩わせたと、こういう段階でございます。
○国務大臣(畑英次郎君) いわゆるウルグアイ・ラウンド交渉といいますものは、ただいま先生御指摘のとおり、あくまでも公平でなくてはならない、公正でなくてはならない、不公平さが残ってはならない、そういう視点から我が方におきましては農産物問題につきましての一つの包括的関税化反対の根拠に...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) ただいま申し上げました公平公正という要素を踏まえてのいわゆるぎりぎりの交渉の中における調停案である、こう理解をさせていただいております。
○国務大臣(畑英次郎君) 御指摘のとおり、あの調停案を受け入れさせていただきました場合には我が方の立場にございましては食管法等々国内法の法改正を国会の方に御審議をお願いしなくちゃならない。そしてまた、私の立場で承知をいたしておりますのは、四月の中旬でございますか、署名をいたしまし...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 残念ながらああいうような調停案の内容でございますので、今私どもがまず申し上げる項目としましては食管法、これの基本計画、供給計画等々、その関連におきまして法改正の必要ありと、こういう認識に立っておるわけでございます。
○国務大臣(畑英次郎君) 御案内のとおり、新内閣発足に当たりまして八党派合意というものがうたわれておるわけでございます。その中にございましても、基本的な政策等々、従来の内容、方向等々を継承しながらというような意味合いの中にございましては、この農業問題は御承知のとおりゃはり長い時間...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 前政権におきましての取り組みの責任ある知識が私自身はございませんので、この点は御理解を願いたいと思います。
○国務大臣(畑英次郎君) いわゆる私の立場にございましては、先ほども申し上げましたように、前政権におかれましても国会決議を踏まえての厳しい取り組みを展開されておった、かように承知もし、そういう意味合いでの引き継ぎをさせていただいておるということでございます。
○国務大臣(畑英次郎君) 時の政権におかれましても、私の認識では何といっても国会決議を踏まえての交渉がなされておったと。それ以外の分野、ケースにつきまして、私が確たるお答えをする知識もございませんし認識も得ていない、こういうことでございます。
○国務大臣(畑英次郎君) 羽田外務大臣が行かれる前に、私にも、その決意の中で、いわゆるドゥニー調停案が示されたことによっての先行きに対する大きな、政治的にも国民各界各層の方々の御心配も大きい、こういうことを踏まえて十二分なひとつ努力をしてくるというような意味合いの決意を申されてお...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 私の先ほど大河原委員に対します御答弁の中でも申し上げましたとおり、形の上で申し上げれば、いわゆる批准を国会の方にお願いする、その前にいわゆる調印式が行われる、そこでサインが行われる、こういう手順に外交上は相なっておると承知をいたしております。
○国務大臣(畑英次郎君) 御指摘のような日米間における合意というのはございません。
○国務大臣(畑英次郎君) 御指摘のとおり、「維持されなければならない。」、この文言からいたしますと八%を下げるということはなかなかそれは難しい、こういうように受けとめておりますが、かといってその八%といいますものが毎年〇・八%ずつまた引き続き上がるということはこれまた決められたケ...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 今、しかもただいま外務大臣の御報告にもございましたが、環境問題あるいはまた食糧安全の問題、そういうような要素の中でその辺につきましての、厳しいとは申し上げましたが、論議の対象になり得ると、私自身はかように受けとめさせていただいております。
○国務大臣(畑英次郎君) それは、一つの基準として物事が維持されるという形に相なります。
○国務大臣(畑英次郎君) 今回の交渉の大きな一つのポイントとしまして、問題点と申し上げた方がいいと思いますけれども、輸出補助金の全廃ということが我が方の主張でもあったわけでございます。  これが三六あるいは二一という数字をもって残されておる。それだけを比較した場合は我が方に問題...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 我が方におきましては、いわゆる例外なき関税化、これを拒否をするというような中にございまして、六カ年間は関税措置といいますものを免除されるという特例の措置がそこにでき上がっておる、これの比較につきましては、重ねて申し上げれば、その一項目だけを単純に比較する...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 御指摘のとおり、三項目の中にいわゆる生産制限という項目がきちっとうたわれているわけでございますから、六カ年間は我が国のケースをもってすれば減反政策は行われておるという姿に相なるわけでございます。
○国務大臣(畑英次郎君) 御承知のとおり、いわゆる減反緩和という政策展開をさせていただきました中にございましても、やる意欲を持った方々にその消化をお願いをするという取り組みをさせていただいております。  そういう中でのミニマムアクセスという問題がございますが、あわせていろいろ諸...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) これは、かねてからこういうような意味合いの御指摘が再三にわたって外国産米の輸入問題に絡んだ一つの話の中で出ておったことも私も承知をいたしております。  そういう中で、私の承知をいたしておりますのは、ODA関係におきましては、ただいまその外米を金額で措置...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) せんだって、ただいま御指摘のようないわゆるウルグアイ・ラウンドの決着の内容いかんにかかわらず、新しい、そしてまた我が国にとりましては、農村、農業につきましては厳しい問題点が入ってくるということは予想されますので、私の立場からも、そしてまた総理の方からも、...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 今申し上げましたのは、新農政というものがスタートさせていただいております。その中にこういう厳しい条件、問題が加わるという実態に照らしまして、いわゆる従来の新農政につきましても、例えばテンポを速めさせていただく、あるいは厚みを持たさせていただく、そしてまた...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) いわゆる所得補償のケースにつきましては、ヨーロッパで一部そういうものが取り上げられておるということをめぐりまして、参議院の予算委員会等におきましてもさような意味合いでのお尋ね等々もございました。今この所得補償という問題につきまして、私も先般、たしかこの予...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) ただいまの選択制という意味合いのものが的確に私自身も把握できないわけでございますが、いわば本年も従来の地域別に割り当てをするというような方式ではなくして、今回も意向調査を行いまして、言葉をかえて申し上げれば、やらんかなの意欲の持った方々にやっていただこう...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 受け入れに伴った場合のただいま食糧庁長官からも申し上げました問題点、改正、そういうことにつきましては、やはり国会側のお立場を踏まえた物の考え方を御相談申し上げる、あるいは御検討をいただく、そういうことがかなりある意味におきましては、同時並行的と申し上げま...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 食管法の精神、大きな骨組み、これは堅持してまいりたい、かように考えております。
○国務大臣(畑英次郎君) ただいまの集荷実態におきましては、四百万トン前後という表現をもって本年は大体落ちつくんではないかなというように考えておるわけでございます。  そういう中にございまして、この安全性の問題は、厚生省のお立場におきまして極めて積極果敢な御熱心なお取り組みを賜...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 今申し上げましたのは、私のいわゆる事務方に対するそういうような意味合いの気持ちを持って取り組みをしなさいという指示をさせていただいたと、この辺を御理解願いたいと思います。
○国務大臣(畑英次郎君) 御案内のとおり、地球村という言葉に代表されますようないわゆる相互国境措置、あるいはまた家庭で例えて申し上げれば垣根を取り払って自由往来、あるいは物につきましても自由貿易というものを推進しようという物事の考え方、これはそれぞれの、今日に置かれております与え...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 本問題につきましては、午前中でございましたかお答えも申し上げさせていただいたわけでございますが、今回の交渉の形態、大変失礼な言い分でございますが、御案内のとおりあくまでも国会決議というものを踏まえながらその包括的関税化は拒否をするという意味合いでの我が方...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) ただいま御指摘のとおり、私を派遣したらいかがなものであろうかという検討がなされたことは私も承知をいたしております。そういう中にございまして、外務当局を初めそれぞれの突っ込んだ論議の中において私自身が行かなかったといういきさつでございまして、検討がありまし...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 御指摘のとおり、八%維持という言葉がございますので、八%を下回るということはない、それから先のいわゆる六年目の協議の中にございましてこの辺の取り扱い、他の分野の問題等々を絡めた、そしてまた環境問題あるいは食糧安全保障の問題等々の要素を踏まえたいわゆる協議...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 私の言葉が足らなかったかもしれませんが、二つのケースを前提として、一つは関税化を受け入れた場合と、そしてまたもう一つのケースは関税化を受け入れないでそのまま続行するときと、そういうときの私の意味合いは、私の場合におきましては、いわゆる受け入れないという、...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) ミニマムアクセスの四から八という数字につきましては、これは我が国の実態からいたしました場合は四十万トンあるいは八十万トンという数字に相なるわけでございまして、与える影響といいますものは極めて大きい、かように私自身も受けとめさせていただいておるわけでござい...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) ただいま先生御指摘がございましたように、加工分野におきましてもある意味では非常に複雑多岐にわたるいろいろな問題点が発生しつつある。そういうことを考えました場合におきましては、私は、いわゆる今回のウルグアイ・ラウンドの要素を受け入れたといった場合に、たまた...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 武田先生のある意味では従来の視点とは全く違ったお立場から、率直に申し上げれば自由化というような要素を前提とした大胆な発想ということで、いささか驚きを覚えながらお話を聞かせていただいたわけでございます。  ただいま展開しつつございます我が方の新農政、これ...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 私は先ほど武田先生のお話を伺い、先生から今いろいろ御指摘をいただいたわけでございますが、問題はこれからの農業といいますもの、農村といいますものを、農家の方々に、やはり何といっても足腰の強い、そしてまた魅力のある農業への転換ということを図っていかなければな...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 端的に申し上げれば、戦略物資的な取り扱い、ちょっと連想させていただきますのはかつてのアメリカの大豆の輸出の問題、こういったことがすぐ連想されるわけでございますが、今回のただいま我が方で入手いたしております内答につきましては、輸出国側に対する今申し上げた戦...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 先生御指摘のとおり、今、農業関係者を初め御関係の皆様方が、これが受け入れられた場合の大きなショックをはねのけて二十一世紀の農業はあり得るかというような意味合いでの大変な御心配をされていることは事実であります。  そういう視点に立ちまして、この問題がこう...全文を見る
12月14日第128回国会 参議院 本会議 第9号
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○国務大臣(畑英次郎君) 本日、細川総理は、十二月十五日のガット・ウルグアイ・ラウンド交渉の最終期限を控えて、交渉全体が妥結するとの前提のもとに、農業交渉の最終合意文書の調整案について、これを受け入れるとの決断を下されたところであります。  ウルグアイ・ラウンドは、十五にわたる...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 北議員の御質問にお答えを申し上げます。  まず初めに、乳製品、でん粉、雑豆等の農産物の今後の対策についてお尋ねをいただいたわけでございますが、調整案を受け入れ、関税化する品目につきましては、最終合意案の規律の範囲内で関税化に伴う国内生産、価格、流通等へ...全文を見る
12月14日第128回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(畑英次郎君) 御案内のとおり、このガット・ウルグアイ・ラウンドの問題は百十六カ国というような中におけるそれぞれ関心の高い、そしてまたそれぞれの項目についての大きなかかわり合いを持つ国々の話し合い、言葉のやりとり、そういうものが行われる中にございまして、我が方におきまし...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) ただいま述べさせていただきましたように、いわゆる二国間等々で合意があったとか、そういう事実はございません。
○国務大臣(畑英次郎君) ただいま申し上げますとおり、いろいろやりとりもあった、これはもう事実でございますが、合意という事柄はない、かように重ねて申し上げさせていただきます。
○国務大臣(畑英次郎君) サザーランド氏からその場に私が居合わせて直接聞いた話でもございませんし、なおまた、そういうような合意を見ないやりとりの中から、いわゆる最終段階での調整案を出しての取りまとめのアクションが始まったと、かようないきさつを見ても御理解を願いたい、かように考える...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 既に佐藤先生も御案内のとおり、いわゆる六カ年間につきましては、ミニマムアクセス部分につきましては、これは残念ながら御承知のように四から八という数字が出てまいったわけでございますが、それ以外の分野につきましては、六カ年間についての今回の協議でございましたか...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) いわゆる完全自給ということが、残念ながら今回の姿の中からは一〇〇%実現が難しくなった。そういう中にございましても、やはり自給方針を引き続き堅持をしていく、その基本的な姿勢の中におきましての対応を努力を重ねてまいりたいと、かような立場をとっておるわけでござ...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 残念ながら、御案内のとおり、ただいま持ち越しに見合いの米が大方ないというような実態の中にございまして、今備蓄そのものは当面百三十万トンということを既に関係者の方々に御理解を願いながらその取り組みが始まっておるわけでございます。  そういう中にございまし...全文を見る
○国務大臣(畑英次郎君) 先ほど来申し上げますとおり、いわゆる自給体制というものを柱として物事を進めてまいりたい。今日のただいまの条件の中におきましては、これからいろいろ論議はされるわけでございますが、すべてということは実態としてはなかなか難しい要素もある。そういう中にございまし...全文を見る
12月15日第128回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(畑英次郎君) 御指摘の資料をなるべく早く提出するように取り組みをさせていただきたいと思っております。
○国務大臣(畑英次郎君) 村沢政務次官のその御心境といいますものはそれなりに拝聴をさせていただいておりますが、やめる、辞表を出したと、さようなことは承知をいたしておりません。