畑恵
はたけい
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月27日 | 第140回国会 参議院 逓信委員会 第6号 議事録を見る | ○畑恵君 自由民主党の畑恵でございます。 私は本日、情報通信分野に対します平成九年度予算案、その中でも特に公共投資関係予算の配分を検証しながら、二十一世紀に向けました我が国の情報通信政策のビジョンですとかあり方について伺ってまいりたいと思います。 私が今さら申すまでもない...全文を見る |
○畑恵君 ありがとうございます。 一般歳出の伸びが今回かなり抑えられて一・五%増という中で、一四・七%増というのもかなりの伸びだと思います。特に、郵政省の今回の予算の三二・五%というのは非常に飛躍的な伸びで大変すばらしいことだと思いますけれども、ぜひこの分野に関しましてはこれ...全文を見る | ||
○畑恵君 郵政省の方、こちらのことに関してもしよろしければ。 | ||
○畑恵君 ありがとうございます。 私、質問の通告をさせていただいたのはきのうでございまして、内部で若干どちらが所管するのかというやりとりがあったようなんですけれども、公共投資予算の中に明らかに情報通信分野に関する予算というのはあるわけですので、数がないということ自体私はちょっ...全文を見る | ||
○畑恵君 恐れ入りますけれども、一・二〇から一・四〇というこの数値というのは、一般の公共投資と比べますとどのように評価されるんでしょうか。高い、低いという形でお答え願えますでしょうか。 | ||
○畑恵君 ちょっと私の伺い方がよくなかったのかもしれませんけれども、大体乗数効果一・二から一・四というのが通常の、単純比較をしては専門家の方からすると問題があるのかもしれませんけれども、一・二から一・四ぐらいが一般だというふうに私は伺っておるんです。 その観点からしますと、一...全文を見る | ||
○畑恵君 大臣の大変心強い、力強いお言葉をいただいてありがとうございます。ぜひさらなる御努力を重ねていただければ幸いでございます。 そこで、先ほどの公共投資にまだいささかこだわらせていただくんですけれども、ぜひ公的サポートということで、私、提言をさせていただきたい施策がござい...全文を見る | ||
○畑恵君 今の大蔵省の方からのお答えは大体予想されていたものなんでございます。ちょっと答えにくいかもしれないんですけれども、お答えできる範囲で結構でございますので、もし御所見ありましたらお願い申し上げます。 | ||
○畑恵君 大臣、本当にありがとうございます。 余りにも大臣の御見識が高くてすばらしい答弁だったので、私は、ここまでのお答えを予想していなかったものですから、もうちょっと自分で何かしゃべらなきゃいけないかと思っていささか資料を用意したんですけれども、かえってそれが蛇足になるかも...全文を見る | ||
○畑恵君 ありがとうございます。 そうした中で、内閣総理大臣をヘッドにしてそうした動きがあるというのを私も伺っておりまして、ぜひ推進をしていただきたいと思っておるのですけれども、これは広報の問題なのかもしれません。やはりアメリカですとかマレーシアですとか、他国のように余り華々...全文を見る | ||
○畑恵君 ありがとうございます。 おっしゃられたとおり、私自身も日本版NIIですとか日本版スーパーコリドーというのは大変せつのうございまして、アメリカが米国版日本の何とかかんとかというふうに、日本のマルチメディアプロジェクトを他の国がまねするというような位置にあるぐらい、当然...全文を見る | ||
○畑恵君 大臣、もしよろしければお願い申し上げます。 | ||
○畑恵君 ありがとうございます。 総理が当然ヘッドということはもちろんでございますけれども、いろいろとお忙しいときにはぜひ堀之内大臣を代理といいましょうか指名していただいて、かわりにリーダーシップをとっていただくような形を私などは望んでおります。確かに、橋本総理のツルの一声で...全文を見る | ||
05月13日 | 第140回国会 参議院 逓信委員会 第10号 議事録を見る | ○畑恵君 自由民主党の畑恵でございます。 きょうは、放送法の一部改正、そしてこれに際しまして今度設置が決定いたしました苦情対応機関について、そして郵政省が今取り組んでおられます放送のデジタル化の問題について幾つか伺ってまいりたいと思います。 まずは、放送法の一部改正につき...全文を見る |
○畑恵君 ぜひとも進む方向で御指導いただきたいと思うんですけれども、例えばコストがかかるという問題が確かにございます。その点につきましては、郵政省の方から補助をするなり、そして先ほど局長の方からも何かしら数値の目標をという話がありました。やはり日本のさまざまな法律が出ましても、環...全文を見る | ||
○畑恵君 御趣旨は大変よく理解しておるつもりなんです。 そしてまた、これ以上の何か義務づけといいましょうか措置を郵政省の方がするとなると、恐らく公権力の介入というようなことで、放送の自由、表現の自由ということに抵触しかねないということも踏まえて、こうした内側から自浄作用を求め...全文を見る | ||
○畑恵君 ありがとうございます。 これもまた、実は私からの提案でございますけれども、放送のデジタル化も各国に先んじて進めようという郵政省でございますから、ぜひ私は、高度情報化の中でのさまざまな技術というのをこういう中で取り入れていただきたい。現実的にはインターネットというのは...全文を見る | ||
○畑恵君 大臣、ありがとうございました。ぜひ御検討いただきまして、恐らく検討している間に、ほとんど一人に一台のパソコン時代が目の前にやってきておりますので、今から検討し始めてちょうどいいぐらいではないかと私自身は思っておりますので、ぜひとも具体的な検討に取りかかっていただければ幸...全文を見る | ||
○畑恵君 まず放送局でございますね。放送局と苦情申立人が話し合いまして、放送局の方は、この問題は自分たちでとどめる、とどめておこうという言い方は失礼かもしれないですけれども、とにかく私たちのところでこれは話し合いましょうと。ところが、苦情申立人は、いつまでたってもらちが明かないの...全文を見る | ||
○畑恵君 なぜこういうことを伺うかと申しますと、実はこの苦情対応機関についての御説明がありましたときに私自身もその会議に出ておりまして、同僚議員からも出た意見でございましたが、やはり苦情対応機関と放送局の間で結局たらい回しにされて、いつの間にか苦情申立人の申し立てというのがうやむ...全文を見る | ||
○畑恵君 ありがとうございます。 そしてもう一点ですけれども、今度はこの苦情処理機関と番審の関係でございます。言葉のとおり、苦情対応機関は苦情を処理する、苦情に対応する機関で、番組審議会というのは番組の放送内容を向上させると、そこはわかるんですけれども、苦情が来るということは...全文を見る | ||
○畑恵君 個々の内容についてということはもちろん私自身も考えておりませんけれども、そうしますと、番審と各放送局の苦情センターのようなところと苦情対応機関というのは非常に密接な関係を持って相互に情報交換をし合っているというふうに考えてよろしゅうございますか。 | ||
○畑恵君 ダイレクトということは私自身も望んでおるものではございませんけれども、一番期待すべきことというのは、速さの問題ということよりも、やはり放送というのは苦情が出るにしても内容を検討するにしても根底は一つだと、局長もそうおっしゃっているんだと思いますので、何か一つ問題が起きて...全文を見る | ||
○畑恵君 非常に御理解いただいていてありがたいと思うんですけれども、ぜひともこちらの方も私自身はインターネットで出していただきたいという要望がございますので、内容につきましてはぜひ実効性がある苦情対応機関となるように公表の方法を御指導いただきたいと思います。 私自身、先ほど申...全文を見る | ||
○畑恵君 もう時間も来ておりますけれども、やはり一方で出費がかさみ、なおかつチャンネルがふえる、しかしスポンサーはふえないということになりますと、より激烈な視聴率合戦ということが繰り広げられて、そうした結果として番組の質が落ちるということになると、せっかくのデジタル化がかえって逆...全文を見る | ||
06月05日 | 第140回国会 参議院 逓信委員会 第12号 議事録を見る | ○畑恵君 自由民主党の畑恵でございます。 本日は、NTT法、KDD法、そして電気通信事業法、以上三法の改正に関連しまして、本格的な国際競争時代の幕がNTTの国際進出の解禁などによっていよいよ切って落とされました我が国の情報通信のあり方、つまり、いかに国際舞台でのメガコンペティ...全文を見る |
○畑恵君 ありがとうございました。 先ほどの局長のお話の中にも、AT&TのRBOCの合併というお話がございましたけれども、かつて郵政省としてはAT&Tの分割というのをある意味で一つのひな型としてNTTの分離分割というのを推進してきたという背景があるわけで、そのひな型としていた...全文を見る | ||
○畑恵君 ありがとうございます。 ぜひこうしたマレーシア、シンガポールというアジア各国のみならず、たしか北欧の方でも既にNTTが、これは結局競争入札で落札できなかったようですけれども、いろんなところにもう既に営業マン部隊を送り込んでいると伺っておりますので、アジア以外の地域に...全文を見る | ||
○畑恵君 ありがとうございます。 まさに今、局長から御指摘のありました、単に個々の企業の力、技術力というだけではなくて、それぞれが国境を越えて統合して、そしてメガキャリアとして進出しているというそこのところが非常に私自身も脅威だと思っております。多国籍化する日本の中の大企業、...全文を見る | ||
○畑恵君 さまざまな御努力を図られて、そういうワンストップショッピング・サービスに限らず、要するに規制を撤廃する御努力をなさって市場ニーズに合ったサービス展開ができるように努めていらっしゃるというのは私自身も承知いたしております。ただ、この後電気通信事業法のお話でも幾つか質問させ...全文を見る | ||
○畑恵君 答えにくい御質問をして大変失礼いたしました。 ただ、もちろんこの三つのうちどれと組むということが私としても知りたいことではございません。どういう方向に進むということになりましても、その背景に必ず日本の通信ビジョンといいましょうか国際戦略、そうした何かしらのコンセプト...全文を見る | ||
○畑恵君 ありがとうございます。 私自身も、心配もし、また期待をしておりますことというのは、とにかくNTTというのは非常に規模も大きいですし、そして技術力も高い。もっと自信を持って、日本というのは今回の国際進出というものに向かってしかるべきだと思うんです。私も今まで随分出おく...全文を見る | ||
○畑恵君 既にさまざまな分野で規制緩和が進められている、その御努力というのはよく承知しております。ただいまの局長のお言葉の中にも、要するに時期を見ながら現状に合わせて適宜対応していってくださるという言葉でございますので、ぜひ市場ニーズに合いました、ユーザーがとにかくこうした規制に...全文を見る | ||
○畑恵君 ありがとうございます。 確かに第一種の方にはさまざまな優遇措置がございますし、それをすべてに適用するということ、果たしてそれを実行していいのかどうかといういろいろな問題ございます。ただ、時期を失することなくというお言葉をいただきましたので、随時見直しも視野に入れて対...全文を見る | ||
○畑恵君 新設すると伺っていたものですから、まだ概算要求はこれからということでございましたら、これは私どもが強力にサポートさせていただいて、ぜひきっちりとした予算のもとに機動するものをつくっていただきたいと思います。 ただ、実はこの記事を読ませていただいたときに、後半の方に、...全文を見る | ||
○畑恵君 ありがとうございます。ぜひこのセキュリティーシステム、暗号化、認証システムに関しましては、これは日本のものがいわゆるデファクトスタンダードとなるように、国際的に認められるものとなるように、さらに郵政省の後押しをお願いいたしたいと思います。 時間も大変迫っていて、そこ...全文を見る | ||
○畑恵君 ありがとうございます。 まさに私自身も、各省庁横断的にこの話というのは進めていかなければいけない、しかも時間が幾らかかってもいいという問題ではなくて、もう喫緊の課題だと思います。 先日、各省庁横断して通信分野については高度情報通信社会推進本部のお話をしていただき...全文を見る | ||
06月10日 | 第140回国会 参議院 逓信委員会 第13号 議事録を見る | ○畑恵君 自由民主党の畑恵でございます。 北岡議員の関連質問ということで、本日も先週の審議に引き続きまして、今回のNTT法を初めとした三法案の成立によって、情報通信における国際競争に本格的に参入することになります我が国の情報通信国家戦略について伺ってまいりたいと思います。 ...全文を見る |
○畑恵君 本当に、私は大きな一歩だと大変期待しておるんです。そうした中で、郵政省としては独自の沖縄マルチメディア特区構想というのを概要として出されていると伺っておりまして、こちらにペーパーをいただいておるんですけれども、これは衛星通信を使われましたり、単に郵政分野だけでなくて電子...全文を見る | ||
○畑恵君 連携をとりながらということで、これだけの大プロジェクトでございますので、各省庁の壁を取り払う一大試金石として、ぜひそうした試みを強化していただきたいと思います。 今回のこの沖縄のマルチメディア特区構想については、民間の方からもかなり具体的な提案がなされているようでご...全文を見る | ||
○畑恵君 ありがとうございます。 どのような形の民間のものを導入なさるにしましても、いずれにしても非常に規模の大きなプロジェクトでございますので、一にも二にもこの構想を実現化していく上で担保されなければいけないもの、これが予算、経費だと思います。 ただ、財政引き締めの折、...全文を見る | ||
○畑恵君 比較的前向きなニュアンスをいただきましたので、多少安心したところがございます。 こうした税制の優遇措置に加えまして、やはりこちらをマルチメディア特区にするとなりますと、通信回線費用をよほど低廉化させなければいけないのではないかという問題もございます。現在、既にいろん...全文を見る | ||
○畑恵君 さまざまな利害関係もございますし、全体の取り決めというのもあると思いますけれども、いずれにしましても、日本の中の情報通信基地づくりということで、それをいかに成功させるかという、その一つの焦点に絞ってぜひ柔軟な措置をお願いいたしたいと思います。 今税制の話、そして通信...全文を見る | ||
○畑恵君 木村局長のお言葉のとおりに、私自身もこの情報通信基地を沖縄に置くということは沖縄自身のために何よりも最適なことだと思っております。 ただ、繰り返しになって恐縮でございますが、マルチメディアという言葉自身を御理解いただくということから始めなければいけないことが多々ある...全文を見る | ||
○畑恵君 要するに、これは個々具体的な問題なので、特に高度情報通信社会推進本部としては取り組んでいらっしゃらないということだと思いますけれども、今のお答えというのは。それでよろしいですか。 | ||
○畑恵君 私の理解は間違っていないようですけれども、この問題というのは決して沖縄県だけの問題ではないですし、先ほど木村局長の方からもお話ありましたように、各省庁に横断的にまたがるような一大国家プロジェクトだと思いますので、これに今ぐらいのコメントしかお出しにならないということは、...全文を見る | ||
○畑恵君 ありがとうございます。要約させていただくと、要するに専従の専門のスタッフの方はいらっしゃらないということでございますね。 | ||
○畑恵君 ありがとうございます。 別に私は、意地悪をしてこの質問をしているわけではございません。内政審議室というその組織に各省庁からそれぞれ内政に関するスタッフを出向させていらっしゃるわけでしょうから、この体制そのものが私自身は問題だと思っております、個々の方々の問題ではなく...全文を見る | ||
○畑恵君 よくよく御承知で今の御答弁をいただいているので大変恐縮なんでございますけれども、私は情報通信のみに詳しい人間を集めろということを申し上げたのではなくて、当然各省庁の御専門の知識があって、なおかつ情報通信というのは非常に専門的な知識を要しますので、そういう知識をお持ちの方...全文を見る | ||
○畑恵君 時間になりましたので、これで終わらせていただきます。どうもありがとうございました。 | ||
11月19日 | 第141回国会 参議院 科学技術特別委員会 第2号 議事録を見る | ○畑恵君 自由民主党の畑恵でございます。 ただいま北岡議員からの質疑に答えまして谷垣長官から、科学技術庁が現在行っているさまざまな施策についてるる伺ってまいりまして、やはりそうした施策を怠りなく一歩一歩着実に進めていく中で、行政組織をいかにするべきか、これは非常に重要なテーマ...全文を見る |
○畑恵君 ありがとうございました。 今の御説明、大変よく理解させていただいたつもりなんですけれども、ただ冒頭にも申しましたように、私自身はやはり基本的に戦略と総合調整という二つの機能を並行して一つの枠の中でというのは難しいのではないかと思っております。 これは私の全く私案...全文を見る | ||
○畑恵君 長官の御意見、特に、同じ調整と一言で言ってもさまざまなステージがフェーズがあるというお答えでございまして、非常に私自身も共感するところでございます。 ただ、どうして私が戦略機関と総合調整機関というのを分けるべきと考えるかといいますと、現在科学技術庁の皆様も非常に苦慮...全文を見る | ||
○畑恵君 それでは第二点目、連携の強化について伺ってまいりたいと思います。 まず、同じ連携でございましても各省庁または研究機関の連携の方から伺ってまいりたいと思うんですが、この点につきましては実は数々の会議の席で質問を私させていただきまして、そしてどのようなそれに対する対策、...全文を見る | ||
○畑恵君 ありがとうございました。 さまざまな施策が進められていると理解させていただきました。ただ、できましたらばもう少し思い切ったといいましょうか、一つのモデルを申し上げますならば、シリコンバレーとスタンフォードの関係、いろんなところで例として引かれると思うんですけれども、...全文を見る | ||
○畑恵君 こちらの方こそどうぞよろしくお願いいたします。 それでは、おしまいに三番目の評価システムの問題でございますけれども、先ほど谷垣長官から科学技術評価の大綱的指針、四つの指針というのを既に御説明いただきました。非常に的を得た四つの指針でございますので、ぜひこの方向で進め...全文を見る | ||
○畑恵君 今のお話を聞きますとなかなか現実は厳しいものがあって、費用もかかるし時間も要するということだと思うんです。 ただ、やはり先ほどの長官のお言葉にありましたように、評価の前提はやはり情報公開でございます、透明性を高めるということでございますので、例えばインターネットのよ...全文を見る | ||
○畑恵君 おっしゃられるとおり、本来でしたらば、科学技術の分野がどういう問題を抱えているのか、それを解決するにはどういう対策が必要なのか、そしてその上でこういう行政形態を、そういう三段論法に本来なるべきはずだと思うんです。どうも一番最後のところがいきなりぽんと結論として出てきて、...全文を見る |