中西健治

なかにしけんじ

小選挙区(神奈川県第三区)選出
自由民主党
当選回数1(参2)回

中西健治の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月20日第183回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○中西健治君 みんなの党の中西健治です。  みんなの党も私自身も経済成長志向が非常に強いものですから、安倍政権がやろうとしているマクロ経済政策については我々が考えているところと重なるところもあります。そうした重なるところについては当然しっかり後押しをしていきたいというふうに思っ...全文を見る
○中西健治君 そこまでのことを踏まえた上で、今私は質問をさせていただきました。  今後、財務省の行う為替介入というのはやれなくなった、現実的にはもうやることが非常に難しくなったという認識だということでよろしいでしょうか。
○中西健治君 今後の政策手段としては余り積極的ではないということのようでありましたけれども。  財務大臣、これと少し異なるけれども関係していることでありますけれども、昨日、日銀の外債購入について、財務大臣は外債購入する気はありませんと、こういうふうに言ったということでありますけ...全文を見る
○中西健治君 それは日銀についてということですか、確認したいところですけれども。日銀の外債購入について、それとも財務省の外債購入について、どちらでしょうか。
○中西健治君 そうすると、報道が間違っていたということではないかと思います。財務省は外債を今購入する気がないということを確認されたということだと思います。  安倍総理にお伺いいたします。  自民党は公約で官民協調外債ファンドを創設するということを言ったわけでありますけれども、...全文を見る
○中西健治君 確認ですけれども、十一月の時点では必要性があったけれども、今は必要性、九十三円、九十四円の為替では必要性は薄まったというふうにおっしゃったということですね。
○中西健治君 菅官房長官にお伺いいたします。  菅官房長官は、一月十六日の記者会見において、そのときは一ドル八十九円ぐらいで推移していましたけれども、当時、甘利大臣や石破自民党幹事長から円安を容認しないような発言、これが幾つも出ておりましたので、政府の見解というのを記者会見で述...全文を見る
○中西健治君 そこの部分は理解いたしますが、じゃ、現在当てはまるのかどうかということについてはいかがなんでしょうか。
○中西健治君 私は、公式見解を出したこと、出したときに非常に危ういことをしているなというふうに思いました。というのは、八十九円で一旦政府の公式見解を出してしまえば、局面が変わったときに今はどうなんだということを必ず聞かれるんです。そして、九十三円や九十四円のときに公式見解は出しま...全文を見る
○中西健治君 これ以上一つ一つのことをくどくど言いませんけれども、ただ、安倍政権が発足してから、やはり閣僚等から市場に関するコメントというのが非常に多いと思います。これについて安倍総理、どうお考えになるかということなんです。やはり、市場について一定の影響力を持ちかねない人たちが発...全文を見る
○中西健治君 是非慎重な態度を貫いていただきたいと思います。  官房長官への質問はこれで終わりですので、御退席いただいて結構です。どうもありがとうございます。  それでは、補正予算についてお伺いしたいと思います。  我々としては、やはり公共事業偏重になっているのではないか、...全文を見る
○中西健治君 物理的に時間が限られていたということについても、ちょっと後でそれに関連して質問したいと思いますが、総理にもお聞きしたいと思うんです。  総理も、この特例公債法案の審議に際して、自民党総裁として、二〇一二年度予算の無駄遣いをなくしてくださいと予算の組替えを求めて要求...全文を見る
○中西健治君 七―九のGDPによってころっと変わったというような言い方ですけれども、七月―九月のGDPがマイナスになるだろうというのはほとんどの人に分かっていたという状況であります。しかも、マイナス幅が非常に大きくなるだろうということも分かっていた。しかも、これ十一月の十六日です...全文を見る
○中西健治君 ずっと政権にいた方々ですから、それぐらいはあらかじめ分かっていたんじゃないかなというふうに思います。  民主党のコンクリートから人へが人からコンクリートへ変わった、こんなようなことをメディアで言うのがありますけれども、これはそうではなくて、コンクリートをかさ上げし...全文を見る
○中西健治君 民主党政権下で行われたことについてはやはり民主党の方々と議論をしていただきたいなというふうに思いますけれども、これだけ元々ばらまきと批判していたものが、自民党政権下に移ってからは何も今のところは手が付けられていない、それで来年度も付けられない、さらに、麻生副総理がお...全文を見る
○中西健治君 我々は、この補正予算及び来年度の本予算、パッケージで見ると大変問題が多いというふうに思っています。ですから、我々は対案として、この官主導の公共事業ですとか官民ファンドに莫大な資金をつぎ込むのではなくて、民間の活力を引き出す自由償却、基礎科学研究などにこそ資金を振り向...全文を見る
○中西健治君 それでは、帰朝されて、来週、官房長官の方からは来週ということを言われたようでありますが、来週御提示になられるということでよろしいでしょうか。
○中西健治君 安倍総理は、二〇〇六年三月に日銀が決定した量的緩和解除がデフレ長期化の大きな要因であるということを繰り返し、こちらの院の中でもおっしゃられております。そしてまた、同時に、次期日銀総裁は首相の考え方に近い人を選ぶということを、これもやはり何度も何度もおっしゃられている...全文を見る
○中西健治君 今の状況ではそうだろうというふうに思いますが、私の方からくぎを刺しておきたいのは、あれだけ総理が大きな、デフレ長期化の大きな要因だと言っている判断をしてしまったその人が日銀の総裁、副総裁になるということは、やはりもう一度同じ判断をしてしまう可能性が排除全然できないと...全文を見る
○中西健治君 まさにそういうことだろうというふうに思います。そういう人選を是非ともしていただきたいと思います。  そして、この日銀総裁人事と併せて新体制というのが三月二十日にスタートすることになるでしょうけれども、初めての政策決定会合というのが四月三日、四日と行われる予定になっ...全文を見る
○中西健治君 そうだと思います。ですので、国債の買入れの多少の増額ですとか長期化ですとかETFなどの多少の買い増しということでは、これまで膨らんでいた期待が一気に失望に変わりかねないというふうに私自身は思っておりますので、そこら辺は政府としてもしっかり認識しておいていただきたいな...全文を見る
○中西健治君 これまで、被災地が議会の承認を得て決定した区割りを原子力対策本部は変更したことはあるんでしょうか。これまでの六つというのは、原子力対策本部が後から駄目だよとか言ったようなケースというのはないんじゃないかと思うんですが、いかがですか。
○中西健治君 是非確認していただきたいと思いますが、ないんです。  先ほど、前向きに検討するということでありましたので、是非とも柔軟な運用ということをやっていただきたいとお願いを申し上げます。  林農水大臣にお伺いいたします。  いまだに警戒区域内で殺処分に同意せずに被曝し...全文を見る
○中西健治君 今四例だということでしたけれども、是非これを増やしていっていただきたいと思います。これは、自民党の石破幹事長も衆議院の予算委員会で、民主党政権下のときに、何とか助けてくださいということを言っていたことですから、是非これはやっていただきたいというふうに思います。  ...全文を見る
○中西健治君 是非お願いいたします。  林農水大臣の方からもありましたけれども、これまで私は三回、これ、質問主意書を内閣の方に出させていただきました。一回目は民主党政権下、二回目は自民党政権に移ってからということで出させていただきましたけれども、これまでの二回はまるっきり同じ回...全文を見る
02月26日第183回国会 参議院 本会議 第7号
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○中西健治君 みんなの党の中西健治です。  私は、みんなの党及び民主党・新緑風会、生活の党、社会民主党・護憲連合を代表して、ただいま議題となりました平成二十四年度一般会計補正予算及び平成二十四年度特別会計補正予算に対する修正案の提案理由を申し述べます。  私たち野党四党は、現...全文を見る
02月26日第183回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○中西健治君 みんなの党の中西健治です。  私は、みんなの党を代表して、政府提出の平成二十四年度一般会計補正予算及び平成二十四年度特別会計補正予算に対して反対の立場から、また、みんなの党及び民主党・新緑風会、生活の党、社会民主党・護憲連合の野党四党が共同で提出した修正案に賛成の...全文を見る
03月11日第183回国会 参議院 議院運営委員会 第12号
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○中西健治君 みんなの党の中西健治です。  私は、以前、証券会社で国際金融畑で働いておりましたので、黒田財務官の仕事ぶりというのは結構近いところで見ていたというふうに私自身は思っております。  今日は、基本的な考え方についてまずお伺いしたいというふうに考えております。  ま...全文を見る
○中西健治君 我々は、日銀法を改正して、日銀は物価だけでなくて実体経済にも強く配慮を行っていくべきだというふうに考えておりますので、申し上げたとおりレジームチェンジですから、今はそうしたことを是非お考えいただける新総裁に就任していただきたいなというふうに私自身は思っております。 ...全文を見る
○中西健治君 必ず果たす所存という、その意気込みはよしというところだと思いますが、やはり目標達成責任については総裁及び副総裁、執行部が特別の責任を負っているということだと思いますから、そしてそれに結果が伴わないということになった場合にはやはり身の処し方を考える、そんな覚悟を伺いた...全文を見る
○中西健治君 そうしますと、確認ですが、手段の独立性というのは当然中央銀行、日銀が持っていますと。政策目標の独立性というのは、結局調整はすると、最終的には中央銀行が決めるということですので、完全なる独立性というものでもないなと、そんなような理解ですか。
○中西健治君 どうもありがとうございます。  現行日銀法の立て付けの下では、政策目標の設定について独立性がないんだ、そんなようなことは読み取れないということなのかもしれませんが、多くの中央銀行、先進国の中央銀行を見てみますと、FRBのバーナンキ議長の発言でもありますとおり、中央...全文を見る
○中西健治君 全て中央銀行、日本銀行の作為、不作為の結果ではないということでありましたけれども、だとしますと、金融政策だけで二%の物価目標が達成できると、そういうふうに発言されていると思いますけれども、達成できると考えているという理解でよろしいんでしょうか。
○中西健治君 ここまでは基本的な考え方をお伺いしました。  これから今後の金融政策並びに政策決定会合の運営についてお伺いしたいと思うんですが、物価安定、これは二%の物価目標達成、二年という期限は区切らないまでも、念頭に置いて達成していきたいということをおっしゃられたかと思います...全文を見る
○中西健治君 是非、総裁になられた場合には、スピード感を持つということが一番重要ということなんじゃないかと思いますので、そちらで取り組んでいただかないといけないというふうに思っております。  国債の購入の増額ですとか長期化について何度も言及されておりますが、これまでのこれも延長...全文を見る
○中西健治君 幾つかちょっと提言をしたいと思うんですが、それについてどうお考えになるか、お聞かせください。  購入する資産の対象として、インデックス債、仕組み債などに言及されておられます。これは、市場にリスクプレミアムがある場合にそのプレミアムを解消する、市場のゆがみを取ってい...全文を見る
○中西健治君 是非御検討いただきたいというふうに思います。  もう一つ、これはリスクプレミアムということではないんですが、財政ファイナンスと見られることに関連してということなんですが、金融調節の手段、これは今までは現物資産の売買ばかりが行われているということでありますけれども、...全文を見る
○中西健治君 もう一つ、物価目標の指標ですけれども、今、消費者物価指数総合というものが使われていますが、それですと、円安によってエネルギー価格が上がる、食料品価格が上がる、それで自動的に物価目標が達成されかねないと、こんなような危険性もはらんでいるということになります。ですので、...全文を見る
○中西健治君 衆議院の質疑においても、消費者物価指数が高めに出やすいというようなことを黒田さん自身おっしゃったと思います。デフレーターを念頭に置いていたと思いますけれども、やはりそうした点をしっかり加味してもらわないといけないだろうというふうに思います。  最後に、日銀総裁とし...全文を見る
○中西健治君 私の質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。
03月12日第183回国会 参議院 議院運営委員会 第13号
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○中西健治君 みんなの党の中西健治です。  岩田参考人、岩田教授にはこれまでもいろいろと御教示いただいておりまして、大変お世話になっております。今日はよろしくお願いいたします。  まず、これまでの岩田教授の主張の幾つかをまとめてみますと、日銀法改正については、責任を明確化する...全文を見る
○中西健治君 これも確認に近いことということになるのかもしれませんが、安倍総理は国会答弁でデフレは貨幣的現象であるということをおっしゃられております。岩田参考人も近い考え方なんじゃないかなというふうに思いますが、貨幣的現象かどうかという言葉はともかく、金融政策だけで物価目標二%は...全文を見る
○中西健治君 はっきりとした御答弁、どうもありがとうございます。  遅くとも二年で物価目標を達成する、一・五年から二年、遅くとも二年でということをおっしゃられておりますけれども、となりますと、当然金融緩和は早ければ早いほどよいということになるかと思います。  もし副総裁に就任...全文を見る
○中西健治君 日銀法改正について賛成ということのようでありますけれども、この日銀の政策目標、これに雇用ですとか成長ですとか実体経済を含めていく、こうしたことについて参考人のお考えはいかがでしょうか。
○中西健治君 ということは、日銀法の中で、雇用ですとか成長ですとか、そうしたことを明記することは余り賛成しない、そういったことでしょうか。
○中西健治君 そうしますと、雇用の最大化を明記したとしても、数値目標まで掲げるとなるとそれは問題が多いところもあるんじゃないか、そのような理解かなというふうに思います。  そしてもう一つ、中央銀行の独立性についてお伺いしたいと思いますけれども、目標の独立性と手段の独立性、これは...全文を見る
○中西健治君 そうしますと、目標の独立性というものを完全に持つ必要は、当然中央銀行はないということでよろしいということでしょうか。──はい。  それから、岩田参考人の、これまで量的緩和についていろいろ数値目標などもおっしゃられているかと思いますけれども、現在の日銀のやっているこ...全文を見る
○中西健治君 以前は当座預金の残高ということを、これをターゲットにすべきであるということをおっしゃられたかと思いますし、その当座預金残高というのを今の倍ですとか、八十兆円とか九十兆円とか、そういったお考えを直近でも表明されていたと思いますが、今現在はそれは白紙にしていると、そうい...全文を見る
○中西健治君 それでは、当座預金の付利引下げについてはどうお考えになっていますか。
○中西健治君 これまでの岩田参考人のお話を伺っておりますと、国債の買入れについては非常に積極的ということだと思いますけれども、国債以外のリスク資産について購入をするべきかどうかということについては余り発言がされていないというふうに思いますけれども、それについてはどのようにお考えな...全文を見る
○中西健治君 アメリカの例を出されましたが、アメリカの場合にはモーゲージ担保証券、MBSの市場というのは非常に大きくて、国債の発行残高よりも大きいということがありますから、中央銀行は買うことについて余り流動性を気にしないで済むというところがあると思いますけれども、ほかの、日本に、...全文を見る
○中西健治君 もう一つ、物価目標の指標について、CPIの消費者物価指数の総合を使うのがいいのか、それともコアコアと言われているものを使うのがいいのか。フードとエナジーを除く、食料品とエネルギーを除いたものを使うのがいいのかという議論がよくなされるわけでありますけれども、岩田教授は...全文を見る
○中西健治君 先ほど櫻井委員からの質問でもありましたけれども、やはり国民生活上、物価が上がった場合に一番気になるのが賃金ということになるかと思いますけれども、賃金のインデックス、厚労省が発表しているようなものもありますけれども、こうしたデータを指標の一つとして加えていくということ...全文を見る
○中西健治君 質問を終わらせていただきますが、やはりそこら辺を明示的に日銀はアナウンスしていただきたいなというふうに思います、もし副総裁になられたら。そうでなければ、やはり物価だけが上がるという、そして賃金が上がらない、そしてそうした金融政策がずっと取られてしまうということの懸念...全文を見る
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。  前職の証券会社の時代には、中曽参考人には大変お世話になりました。そして、私の高校の先輩でもあられますけれども、今日は聞かなきゃならないことは聞かせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。  中曽参考人は、これまで金融シス...全文を見る
○中西健治君 白川総裁の考え方、見方から多くを学んできたということでありますけれども、今求められているのは、レジームチェンジということで表されるような、やはり異次元の政策、これまでと違った政策ということなんじゃないかと思います。  中曽参考人は、従来から中央銀行としての政策の連...全文を見る
○中西健治君 発展的に進化、全く異なるものではないということでありましたけれども、今回総裁に名が挙がっている方、あともう一人の副総裁に名が挙がっている方、日銀の政策に対して非常に批判的だった方であります。そうした方々が総裁、副総裁になると、これまでとはまた違う提案ということがされ...全文を見る
○中西健治君 そうおっしゃいますけれども、あと二人の方々というのは、金融政策のみで二%の物価目標が達成できる、このような主張をされておりますけれども、金融政策のみで物価目標が達成できるというふうにお考えになっていらっしゃいますでしょうか。
○中西健治君 大事なところなのでもう一度お聞きしますけれども、金融政策のみで二%の物価目標を達成できるとお考えになりますか。ほかの主体の活動が強まれば早くなるというのはそうなんでしょうけれども、それがなかったとしても二%の物価目標が達成し得るのかどうか、そこら辺、お考えを端的にお...全文を見る
○中西健治君 二〇〇〇年のゼロ金利解除、そして二〇〇六年の量的緩和解除、これについて評価をしてくれと言ったら、間違いだったとはなかなか日銀内部にいらっしゃいましたから言い得ないということだろうというふうに思いますけれども、仮に、当時インフレターゲットが設定されていたとしたら判断は...全文を見る
○中西健治君 インフレターゲットがあったとしたら判断は異なっていたかどうか、これについてはいかがでしょうか。
○中西健治君 はっきりとお答えいただけませんけれども、インフレターゲット二%設定されていたら、それが明確になっていたら、あの時点で解除などは行い得ないんではないかというふうに思いますが、今はっきりお答えいただけないということは、今後も、インフレターゲット二%を達成しないまでも、そ...全文を見る
○中西健治君 よく分からないんです。二〇〇〇年、二〇〇六年にインフレターゲットが設定されていたとしても、そのときの判断は解除にならなかったかもしれないというふうにおっしゃっているのと同じでしたし、先ほどの答弁は。そして今は、二%達成するまでは必ずやり遂げると、こんなような話ですけ...全文を見る
○中西健治君 もう少しここのところは明確にお答えいただきたかったというふうに思います。  日銀券ルールについて、これは黒田総裁候補は廃止を検討ということをおっしゃられておりますし、岩田副総裁候補も半ばそれを前提としたような話、量的緩和の話をしているということだと思いますが、中曽...全文を見る
○中西健治君 そうなりますと、財政ファイナンスをしているのではないということをアナウンスをしていくということに力点を置いていて、この日銀券ルールというのは半ばもう有名無実化しているわけですから、これにこだわるものではないと、こういうお考えでよろしいということですよね。
○中西健治君 これまで金融システムずっと御覧になっていらっしゃって、超過預金に対する、当座預金の付利に関して、その意味は大きいというふうに多分お考えになっていらっしゃるのかなというふうに思いますが、今いろいろ話題になっていますこの付利引下げについてどのようにお考えになっているのか...全文を見る
○中西健治君 最後ですけれども、責任について、責任の取り方について、衆議院の方では二%という重い約束の実現に向けて努力していくということのみおっしゃられておりますけれども、もし、二年とは言いません、二年というふうに中曽理事自体は区切っていませんから、けれども、それよりも相当期間が...全文を見る
○中西健治君 どうもありがとうございました。  質問を終わります。ありがとうございました。
03月21日第183回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○中西健治君 みんなの党の中西健治です。  本日は、所信に対する質疑でありますから、基本的な認識を麻生大臣にお伺いしたいというふうに考えております。  まず、財金分離に関するお考えをお伺いしたいと思います。  財政と金融の分離については、一九九六年に旧大蔵省幹部に対する金融...全文を見る
○中西健治君 御自身、財務大臣も金融担当大臣、兼務されていて、それについての任命についてはコメントを差し控えたいということでありましたけれども、ちょっと一回お聞きしたいなというふうに思っていたのは、予算委員会などで麻生大臣の答弁を聞いておりますと、財務省と言うべきところを大蔵省と...全文を見る
○中西健治君 大臣がアルツハイマーなんて全然私は思っておりませんけれども、ですから、ひょっとして何か意図があるのではないかというふうに思ったりもするということでありますけれども。  では、麻生財務大臣は財政と金融の利益相反についてはどのようにお考えになっていらっしゃるでしょうか...全文を見る
○中西健治君 まさにそうだというふうに思います。  この安倍内閣では、特に大胆な金融緩和ということを掲げているからこそ、いずれは出口戦略ということになってくることになるかと思います。その出口戦略になったときにこそ、この国債を発行する人と国債を買う人、この間で利害がぶつかり合うと...全文を見る
○中西健治君 ありがとうございます。是非ともそのようにやっていただきたいと思います。  続きまして、日銀法の改正について少しお伺いしたいと思います。  二%の物価目標についてできるだけ早い時期、麻生大臣がよく言及されるアット・ジ・アーリエスト・ポッシブル・タイム、アズ・スーン...全文を見る
○中西健治君 今、大臣、岩田規久男副総裁が二年というふうにおっしゃいましたけれども、確かに岩田規久男副総裁も二年と言っていますが、黒田新総裁もやはり二年をめどにということをおっしゃっておりますので、総裁、副総裁のお一人が二年というふうに言っていますから、まあ日銀はもう二年を公約し...全文を見る
○中西健治君 ありがとうございます。  それでは、財政の運営方針というか、これからの健全化についてのお考えをお聞きしたいと思いますが、安倍政権は、これまでの民主党政権と同じく、二〇一五年度までにプライマリーバランスの赤字を二〇一〇年度に比べて半減する、そして二〇二〇年度までに黒...全文を見る
○中西健治君 中期財政計画を作るにしても、まあ結局のところは歳出を削減するのか税収を増やすしかないということになるわけでありますけれども、多分アベノミクスで期待されているというのは、増税ということではなくて、経済のパイが大きくなることによって税収が自然に大きくなるということが期待...全文を見る
○中西健治君 統計の分析ですからいろんな指標があって、単純平均を取ると四だというのも直近のデータとしてあるわけですけれども、やはりそこら辺も見直していく必要があるんじゃないかなと。慎重になるのもいいんですけれども、慎重になり過ぎるということですと、結果が増税だということになりかね...全文を見る
03月26日第183回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○中西健治君 みんなの党の中西健治です。  まず、先週の委員会で議論させていただいた財政運営方針についての質疑を引き続き行わせていただきたいと思います。  先日議論した税収弾性値以外にも、政府の試算を見ていて気になることがほかにもあります。今日の午前中の議論でもありましたけれ...全文を見る
○中西健治君 財務大臣のお考えを理解した上で、しかしシナリオの一つとして、政府と日銀で共同声明も出しているわけですから、日銀が言っていることに沿うようなシナリオも一つ走らせる、それはどうかということをお伺いしているんですが、いかがでしょうか。
○中西健治君 国民にも分かるようにしなければいけないというふうに思いますので、来年度の予算の前の、後年度影響試算というのだと随分先のことになってしまいますから、年央にも中期財政計画を策定するというのであれば、その中、そのシナリオの一つとしてそうしたものも是非公表していただきたいな...全文を見る
○中西健治君 その考え方、先週、税収の弾性値については堅いところを取って一・一だということをおっしゃられました。四だとか四・五だとかそういう実証もあるんだけれども、一・一という堅いところを取られたというふうにおっしゃっているにもかかわらず、あと来年度の長期金利の想定が一・八、今の...全文を見る
○中西健治君 確かに、将来のことだから分からないということだろうと思いますけれども、やはり二%の物価上昇率が達成できる、達成できたときというのは、金利は、日銀が買い支えるというのもあるでしょうけれども、ある程度は上がっている、それもかなり上がっているということは財政運営上考えてお...全文を見る
○中西健治君 結果として抑えることができたというには、最後の何か微調整に苦しいというか苦心した跡が見れるなという気もいたします。国債の利払い費、これまで五年間二%を想定していたのが一・八になって、やっとこれは税収が国債の金額を上回るという形になっていますので、そればかりではないだ...全文を見る
○中西健治君 ということは、四十一兆から二十一兆ですから、二十兆円為替の評価損が減ったということだと思います。  大変いいことだというふうに思うわけでありますけれども、この為替の評価損二十一兆円ということですが、これに見合うものとして、見合わなければいけないものとして、外為特会...全文を見る
○中西健治君 今後、さらに積立金が多過ぎるなと思われるようなことが起こったら、そのときには考えていただきたいというふうに申し上げておきます。  二月二十日の予算委員会で私は為替介入に関する質問をさせていただきました。そのときに、麻生大臣は為替介入は効果がない、民主党内閣のときも...全文を見る
○中西健治君 限定的な場合にしかできないというようなものであれば、今のちょっとこの外為特会の大きさ、外貨準備高の大きさ、これは結果として積み上がったものではあるんですけれども、やはり私自身としては問題意識を持っているということであります。  外貨資産と評価損を合わせて百三十兆円...全文を見る
○中西健治君 問題意識の一端は共有できているということなんじゃないかと思うんですが、私も売却しろという無理なことを言うつもりはありません。  財務省の公表資料からしますと、この外国の債券、満期の平均が多分四年ぐらい、若しくは四年弱くらいになっているんじゃないかと思います。百三十...全文を見る
○中西健治君 こちらについては慎重に検討ということだろうとも、まあ予期しておりましたけれども、もう少し慎重じゃなく検討できるものとして御提案申し上げたいのが、これも大臣よく御存じだと思いますけれども、外為特会は、その外貨建ての運用収入について、これと見合った金額を円貨の歳入とする...全文を見る
○中西健治君 慎重な検討を、慎重かつ、けれども前向きな検討をしていただきたいな、長期的な検討をしていただきたいなというふうに思います。  それでは、ちょっと質問を変えまして、税制改正関連で質問をさせていただきます。  世界で一番企業が活動しやすい国、これを安倍内閣は目指すとい...全文を見る
○中西健治君 是非考えていただきたいというふうに思います。  個別の税制改正のポイントについてお伺いしたいと思います。これは副大臣にお答えいただくということになるかと思いますけれども、まず給与、雇用拡大税制についてお伺いしたいと思います。  所得拡大促進税制、これを創設するに...全文を見る
○中西健治君 併用するか、できるかどうかということよりも、一つの税制にまとめた方がよかったんじゃないかなというのが私の視点ではありましたけれども、その方が分かりやすいということなんじゃないかと思いますが、それぞれに意義があるということでしたので、これからの適用実績、これを見てみよ...全文を見る
○中西健治君 今の時点では難しいということかもしれませんけれども、ただ、年度途中でこうした声がまた強くなってくる可能性は非常に大きくあるんじゃないかというふうに思っておりますので、そこら辺には是非そのときには柔軟に対応していただきたいというふうに思います。  そして、この税制に...全文を見る
○中西健治君 質問を終わります。どうもありがとうございました。    〔委員長退席、理事金子洋一君着席〕
03月27日第183回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○中西健治君 みんなの党の中西健治です。  安倍総理、財金の方に御出席いただきましてありがとうございます。  税法の審議ですので、まず、その中で大きい消費税増税の判断についてお伺いしたいと思います。  補正予算の審議の際に、予算委員会で私、安倍総理に質問をいたしました。その...全文を見る
○中西健治君 総合的な判断ということでありますけれども、やはりGDPはその中で大きな要素となっていくことは間違いないだろうというふうに思います。  そして、秋ということを今おっしゃられました。消費税増税の判断の時期、秋ごろというふうにおっしゃられましたけれども、それは十月という...全文を見る
○中西健治君 GDPの統計は、四月から六月期の二次速報が九月の九日に発表されます。そして、七月から九月期の一次速報は十一月十四日に発表されるということになりますので、十月ごろということであれば、四—六の数値しか手元にないということになります。四—六のGDPをもって判断してしまうの...全文を見る
○中西健治君 足下の数字といっても、月次のデータが幾つかある、月次のデータがあるだけで、やはり四半期ごとということでいえば、このGDPの統計ということが何といっても重たいものなんではないかなというふうに私自身は思います。  先ほどの議論でもありましたけれども、安倍総理は、二〇〇...全文を見る
○中西健治君 アベノミクスといってもまだ何も実行していないということは、政権にいらっしゃる皆様が、自戒を込めてだと思いますけれども、よくおっしゃられることだと思います。まさに、日銀の金融緩和も行われるのがこれからということになりますし、三月の補正予算というのも少しずつ執行に向けて...全文を見る
○中西健治君 経済状況が好転して、そしていろんな市場需給が引き締まっていって賃金が上がってくる、これはこれでいいことだろうというふうに思うわけですし、そうなってもらいたいというふうに思いますけれども、これに消費税増税が加わるとなると、やはりちょっと待てよということを考えざるを得な...全文を見る
○中西健治君 給付という形で返ってくる部分もあるし、還元される部分もあるということは、そうなんだろうというふうに思います。ですので、二足す五で七%丸々賃金が上がるということでなくても生活水準としては変わらないという部分もあるかもしれませんが、ただ、やはり物価水準は七%上がるんです...全文を見る
○中西健治君 日銀黒田新体制が二年をめどに二%と言っていることについて、安倍総理はこの二年をめどに二%というのは十分に実現可能な目標であるというふうに考えていらっしゃるかどうか、教えてください。
○中西健治君 最後の質問ですけれども、安倍総理は、デフレというのは貨幣現象である、このデフレギャップは財政出動によって埋めなくても、貨幣現象でありますから、それは十分に可能性がある、このように国会でも答弁をされているわけでありますけれども、これは財政出動というのはマストではない、...全文を見る
○中西健治君 時間が参りましたので、私の質問を終わらせていただきます。  どうもありがとうございました。
03月28日第183回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○中西健治君 みんなの党の中西健治です。  半月前の議運での質問に続きまして、本日も質問させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。  まず、物価安定目標の達成時期についてですけれども、三月二十一日、本委員会におきまして、麻生財務大臣、三月二十一日といえば黒田総裁の新...全文を見る
○中西健治君 麻生財務大臣の発言についての感想を求めているんですけれども。  ということは、麻生財務大臣の御懸念はまあもっともだと思うけれども、頑張りますと、そういうことですか。
○中西健治君 もっと前向きな答弁を期待していたんですが、是非頑張っていただきたいというふうに思います。  外国為替についての基本的な考え方についてお伺いしたいと思います。  為替レートを決定する要素は市場参加者の期待ですとか貿易や投資などの需給など様々あるわけでありますけれど...全文を見る
○中西健治君 今も少し言及されましたけれども、為替介入は金融政策と共同で行うことによって、非不胎化介入ということになるんだと思いますけれども、より効果が高まるというふうにお考えでしょうか。
○中西健治君 そういうことなのであれば、日銀の金融政策の手段として外債購入を取っておくべきじゃないかな、考えるべきなんじゃないかなということを申し上げたかったんですが、先ほど大塚委員とのやり取りとの繰り返しになってしまいますので、私からは是非とも考えるべきであるということを申し上...全文を見る
○中西健治君 ということは、オペを通じて、出口は随分先になりますから、需給が締まった状況というのは当面続くであろうから、バブルが破裂する危険というのはそんなに心配しなくてもいい、そういうようなことでしょうか。
○中西健治君 先ほども少し議論がありましたが、デフレの原因、要因ということについてお聞きしたいと思いますが、中曽副総裁は就任会見で、人口の減少、特に労働人口の減少という要因をデフレの要因として挙げられています。これは白川前総裁と同じ論旨だと思いますけれども、一方、岩田副総裁は人口...全文を見る
○中西健治君 これまでの総裁の発言、そして今日の冒頭の説明を聞いておりましても、人口要因というのはあえて入れていないんだなというふうに思いましたので、総裁の考え方はそこにあるということを確認させていただいたわけでございます。  もう一つ確認したいこととして、黒田総裁は、イールド...全文を見る
○中西健治君 どうもありがとうございます。  最後の質問ですけれども、長期国債をこれから大量に購入していく方向性だろうというふうに思いますけれども、金融調節オペの対象が短期債から長期債に移っていく、若しくは広がっていくということになっていきますと、市中に存在する債券の満期構成と...全文を見る
○中西健治君 はい。  財務省の方で行っている懇談会に日銀も時々参加しているみたいですが、やはり財政ファイナンスとみなされないようにするためにもしっかりと分けた形でやるべきだということを申し上げて、私の質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
03月29日第183回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○中西健治君 みんなの党の中西健治です。  安倍総理、私が中西でございますので、どうか頭の片隅に、記憶にとどめていただきたいというふうに思います。  暫定予算についての直接的な質問に入る前に、選挙制度改革についてお聞きしたいと思います。こちらも憲法にかかわる問題ではありますけ...全文を見る
○中西健治君 現実問題としては〇増五減というお話ではございましたけれども、昨日の区割り審の勧告は、二〇一〇年の国勢調査に基づいて最大較差が一・九九八倍となるというものになっております。最大較差一・九九八倍であります。もう既に二〇一三年になっている、そして、次の選挙のときにこの一・...全文を見る
○中西健治君 昨年の秋に法律があるからということでありましたけれども、今回、〇増五減を行っても次回の選挙では二倍を超えてしまう公算が非常に高いということですと、選挙では結局使えない公職選挙法改正案ということになってしまいます。  昨年の秋の時点では、解散間近であった、緊急避難的...全文を見る
○中西健治君 最終的には国会が判断をしていくということであるということは重々承知しております。総理としては、一票の格差の是正と定数削減、どちらの方がより重要と考えていらっしゃいますか。
○中西健治君 私も、まさに憲法上の要請の方が、選挙での公約ですとか三党の合意ですとか、そうしたものよりは当然重いだろうというふうに思っておりますので、この一票の格差の是正ということを取り組んでいかなきゃいけないというふうに思いますけれども、この小選挙区制度、一票の格差の是正という...全文を見る
○中西健治君 今後、別の委員会等でもこれはしっかり議論していきたいというふうに思います。  暫定予算に関する質問に移らせていただきます。  歳入で足らない部分を財務省証券で補うということについてでありますが、民主党政権下でのことではありますけれども、昨年の特例公債法案の審議の...全文を見る
○中西健治君 ちょっと、よく分かるような分からないようなお答えだと思います。  予算は成立していない、そして昨年は特例公債法案が成立していない。それは同じじゃありませんか。
○中西健治君 ありがとうございます。  続きまして、公共事業関係費についてですけれども、二十五年度の予算額の三割をこの五十日間に計上しているということでありますけれども、全体では平均すると一四%、公共事業も含めて全体でいくと一四%なのに、公共事業関係費については三〇%を計上して...全文を見る
○中西健治君 機械的にということでありましたし、継続事業ということでありましたけれども、継続事業であっても当然人手や物資というのは掛かってまいります。この人手や物資がかなり今不足しているのではないかということが再三指摘をされております。  いわゆる建設業においてクラウディングア...全文を見る
○中西健治君 続きまして、政府の成長戦略の取組体制についてお伺いしたいと思います。  政府は、成長戦略の企画及び立案並びに総合調整を担う司令塔として日本経済再生本部を立ち上げました。元々、経済財政諮問会議もあって、それとの連携の下で進めていくということでありますけれども、元々は...全文を見る
○中西健治君 ありがとうございます。  この日本経済再生本部は閣議決定でつくられているということだと思います。一方の経済財政諮問会議は法律に基づいてできているということですけれども、この法律に基づいてできているものと閣議決定で基づいてできているものというのは、これは、優劣があっ...全文を見る
○中西健治君 どうしても、法律に基づいているかいないかということで優劣があるように見えてしまうということでありますので、私だけでもないというのも聞いたこともありますので、是非どこかのところで発信をしていただければというふうに思います。  そして、この日本経済再生本部の下で産業競...全文を見る
○中西健治君 キャッチボールはするということなんでしょうけれども、明確に何か分かれているというものではないということなのかなと思いますけれども、規制改革会議の議事などを読ませていただきますと、例えば大田弘子委員が幾つか規制を分類されていて、岩盤のような規制、すなわち、役所だけでは...全文を見る
○中西健治君 第三の矢、これが中長期的には非常に重要だろうというのは皆さんもう思われていることだと思いますので、是非それがしっかり取り組むような体制でやっていただきたいと思います。  最後の質問をさせていただきます。  総理にお伺いしたいと思うんですが、成長戦略におけるプライ...全文を見る
○中西健治君 どうもありがとうございました。
04月04日第183回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第3号
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○中西健治君 みんなの党の中西健治です。  今回は投票に係る経費を適正化するという法案の審議でありますので、まずは十二月に行われました衆議院総選挙における投票についてお伺いしたいと思います。  最初に、大臣にお伺いしたいと思います。  さきの衆議院総選挙は、先ほどもありまし...全文を見る
○中西健治君 ありがとうございます。  東京では特に込んでいたということのようでありますけれども、各投票所によっていろいろな理由もあるんだと思います。  これは選挙部長の方にお聞きしたいと思いますけれども、過去にこれだけ長い行列ができたという例はあったのでしょうか。
○中西健治君 詳細にはよく把握していないということでありますけれども、総務省は当日の投票所の混雑状況についてどのように実態を把握することにしているのか、また各選挙管理委員会はどのようにやはり状況を把握する仕組みとなっているのか、これ選挙部長、お答えいただけますでしょうか。
○中西健治君 そうした問題事例の報告というのは数多くなされているものなんでしょうか。数を聞こうというわけではありませんけれども、選挙部長であれば、どれぐらい、毎回あったかな、それに比べてこの間の衆議院総選挙は多かったかな、こんなのはおおよそのところはつかんでいるんじゃないかと思い...全文を見る
○中西健治君 今回の選挙につきましては、先ほど大臣の方から、東京で特に選挙が重なったということもあるし、突然の解散だったので広い場所が確保できなかった、ここら辺が要因として挙げられるということでありましたけれども、別の指摘がなされているということもひょっとしたらお聞き及んでいらっ...全文を見る
○中西健治君 直接的には考えていないということでありましたけれども、我が党の同僚議員が質問主意書を出させていただきました。そのときに回答として、政府は各選挙管理委員会ごとの投票所の事務従業者数については把握しているけれども、どのような形態により事務従事者を確保しているかについては...全文を見る
○中西健治君 長い行列を見て、わざわざ投票所に足を運んだんだけれども結局投票を行えないで帰ってしまったと、こういう実例もあったということですから、先ほどの大臣の方から注意喚起、それから先進事例、これを研究するようにというようなことでありましたけれども、改めて注意喚起をしっかりとや...全文を見る
○中西健治君 ありがとうございます。是非やっていただきたいというふうに思います。  この昨年の衆議院総選挙について角度が違う質問をさせていただきたいんですが、一票の較差について違憲の高裁判決というのが数多く出されているわけでありますけれども、昨年末の突然の解散、そして、それを目...全文を見る
○中西健治君 国会で精力的に議論を行っていかなきゃいけないというふうには私も認識しておりますが、総務大臣は衆議院の予算委員会でこれらについて幾つか聞かれておりますけれども、そこで今お答えになられたように、粛々と法改正を実施していくのが行政側の務めであると、こういう認識もお示しにな...全文を見る
○中西健治君 先ほど一・九九八倍ということを取り上げさせていただきましたけれども、次回選挙で違憲となる可能性を大いに秘めているという改正を今国会で審議し採決を行うことで、まずは違憲状態を解消できて十分な対応だというふうに総務大臣はお考えになっていらっしゃいますか。それとも、更なる...全文を見る
○中西健治君 立法府の議論、これからまた深めていくということになりますけれども、では、最高裁の判決次第によっては、また追加的な措置を行わなければならないということもあり得るだろうという認識ですか。それとも、まあそれはないだろうという認識ですか。
○中西健治君 大臣のお答えは大体私も予期していたところでありますけれども、私自身は、やはりこれだけ高裁の判決も出ていることですから、急いでこの〇増五減法案を審議、採決しなければいけない必然性が、今、今すぐ解散ということであるわけでもきっとないでしょうから、ないのではないかと考えて...全文を見る
04月18日第183回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第4号
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○中西健治君 みんなの党の中西健治です。  このインターネット選挙解禁法案については、我々も以前から主張していたことでございます。衆議院の方で無事通過して、こうして参議院の方で審議が行われるということは、大変大きな一歩であるというふうに考えております。法案提出者、そして関係各位...全文を見る
○中西健治君 最終的にはいろんなポイントを判断してそういった合意に至ったということでありますが、三年間の間でいろいろ調査をされたということでありましたが、今回の法案を議論する初めの段階では、自民党さんは広く参加すべきであるという主張であったんではなかったかと思います。その点はいか...全文を見る
○中西健治君 今回初めてのことなので何が起こるか分からないということでありましたけれども、当然、誹謗中傷、成り済まし、これはゼロということにはならないだろうというふうに思います。  その中で、次々回の選挙に向けての検討事項というふうにされておりますが、どういったポイントをどのよ...全文を見る
○中西健治君 ありがとうございます。  先ほど、平井議員の方から、一般有権者が公民権停止にもなり得ると、こんなような罰則が科されるということをお話しになられて、御説明いただきましたけれども、これに関連してということでありますが、候補者から送られてきたメールを一般有権者が第三者に...全文を見る
○中西健治君 今の点が非常に重要だと思います。  ガイドラインを見ても、まあ見る人もそんなに多いというわけでもないかもしれませんので、政府の周知活動及び政党の周知活動というのが、参議院選挙まであと三か月ですから、非常に極めて重要ということになってくるかと思います。ですので、是非...全文を見る
○中西健治君 今回は、この紙をどういうふうにするのかということにかかわるので、今回は範疇からその外に置いたという御説明でした。そして、今後の検討課題となり得るのではないかという御説明でしたが、実際に法案提出者の方々は、これは次回の選挙を受けて十二分に検討していかなければいけないこ...全文を見る
○中西健治君 質問を終わります。どうもありがとうございました。
05月02日第183回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○中西健治君 みんなの党の中西健治です。  今日は公述人の方々、どうもありがとうございました。  幾つか確認をさせていただきたいというふうに思います。  まず、小幡公述人にお伺いいたします。  レジュメの中でも、金融政策でインフレは起こせないと、こういうふうに明言をされて...全文を見る
○中西健治君 次に、永濱公述人にお伺いしたいと思います。  お話の中で、為替レートについて、少なくとも購買力平価から割高過ぎる円高の是正の過程は悪ととらえるべきではない、こんなようなお話でした。そして、その購買力平価というのはIMFですとかこういったところでは百円強ですよと、こ...全文を見る
○中西健治君 続きまして、やはり永濱公述人と、あと上念公述人にお伺いしたいというふうに思います。  先ほど、出口戦略についてどう考えるかという質問が他の委員からありました。それに対して、上念公述人は時期尚早だというふうにお答えになっておりましたし、永濱公述人もやはり今は考えるべ...全文を見る
○中西健治君 続きまして、小幡公述人にお伺いいたします。  今、上念公述人と永濱公述人の白川体制、白川日銀についての評価というのは大体分かるような気がするんですけれども、小幡公述人は黒田日銀総裁の今の異次元の金融緩和については非常に批判的だというふうに思いますけれども、それでは...全文を見る
○中西健治君 誠意を尽くしてという、ベストを尽くしたということだと思いますが、取ってきた政策についてどのようにお考えになっていらっしゃるかということについてお伺いしたいと思います。
○中西健治君 端的にお伺いしますが、白川総裁の下での日銀の金融政策は今後も続けていった方がよかっただろうというふうにお考えでしょうか。
○中西健治君 ありがとうございます。  続きまして、永濱公述人にお伺いいたします。  賃金上昇というのはタイムラグを伴って景気が良くなってくれば起こり得るというお話だったと思います。その中で、これから物価が、二%の目標といってもこれは年率二%ですから、もし達成するということに...全文を見る
○中西健治君 今の確認ですけれども、要するに消費増税の部分で、増税五%ですから、それが物価に、全て効いてくるわけでないにしても、かなりの部分効いてくると。その部分に関して言うと、可処分所得、実質賃金、こうしたものは追い付かないだろうなと、こういうふうにお考えだということでよろしい...全文を見る
○中西健治君 どうもありがとうございます。  今のお三方のお答えの中で、小幡公述人にちょっとお伺いしたいんですけれども、反動減が駆け込み需要に比べて大きいということを先ほどのお話の中でもおっしゃっておられましたけれども、これはどういう理由によるものなんでしょうか。
○中西健治君 お三方に最後の質問ですけれども、国債市場でこれまで、これまでというのは去年ぐらいまでかもしれません、日銀総裁が替わる前までかもしれませんけれども、Xデー、暴落の危険性があるんじゃないかということをよく言う人がいました。今もいるのかもしれません。Xデーというのはあるの...全文を見る
○中西健治君 どうもありがとうございました。
05月07日第183回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○中西健治君 みんなの党の中西健治です。  まずは、物価安定化目標、インフレターゲットについて議論を行わせていただきたいと思います。  インフレターゲットは物価上昇率が目標となっているわけでありますけれども、物価上昇率は毎年の変化率ということでありまして、物価水準そのものでは...全文を見る
○中西健治君 そこで、総理にお伺いしたいと思いますけれども、この資料には併せて緑の線で、十年前の二〇〇三年度からの国税庁が公表しております民間平均給与実態調査を指数化したものを示させていただいております。この緑の線でありますけれども。今後の物価上昇幅がこれだけあるという場合に、こ...全文を見る
○中西健治君 大胆な金融緩和ということは我々の党もずっと主張してきたことであります。並大抵のことではこれだけの賃金の上昇というのは難しいと思いますので、総理そして財務大臣がおっしゃられたように、やはり景気を底上げ、回復させていく、成長戦略を実行していく、これは本当に速やかに時間と...全文を見る
○中西健治君 そうなりますと、再度総理にお伺いしたいというふうに思うわけでありますが、先ほどの資料で、この消費税増税の影響も含んだ部分というのを加味したもの、これが赤い点線で示させていただいております。これによりますと、二〇一五年には一〇六・四、そして二〇一六年には一〇九・二まで...全文を見る
○中西健治君 増税すれば当然景気への下押し効果もありますし、賃金上昇が消費税増税分を含めた物価上昇に見合うというふうにはちょっと到底考えづらいかなというふうに思います。逆に下がってしまうかもしれないという危険性すらあるんではないかと思います。  景気回復を実現しようとするまさに...全文を見る
○中西健治君 ありがとうございます。消費税増税の判断はよくよく慎重にというふうにお願いしたいというふうに思います。  続きまして、歳入庁について伺わせてください。  みんなの党は、先月、民主党、日本維新の会、生活の党、みどりの風と共同で歳入庁設置法案を提出させていただきました...全文を見る
○中西健治君 ありがとうございます。  そうしましたら、政府も歳入庁の設置についてワーキングチームをつくって検討を行っているということだというふうに理解をしておりますが、野党提出の法案についてどのような感想をお持ちか、お聞かせいただきたいと思います。
○中西健治君 また資料を御覧いただきたいと思います。  歳入庁を設置することの目的として、我々は、行政の効率化、納付状況の改善はもちろんのことでありますけれども、何よりも納付者の利便性向上というものを考えております。  お示ししております資料は、現在、国民あるいは事業者が税金...全文を見る
○中西健治君 様々な危惧があるにしてもそれを進めていこうというのは、それだけの利便性、それだけの便益があるからだということだろうというふうに思います。  それであれば、総理にお伺いしたいと思いますけれども、このマイナンバー導入で税金と社会保険料を一体で徴収するための基盤が整備さ...全文を見る
○中西健治君 野党提出の歳入庁設置法案については、この参議院で審議されることになるという可能性も非常に高くあるというふうに思いますので、その審議の場でもいろんなことについて議論していきたいというふうに思います。  発送電分離についてお伺いさせてください。政府は、四月二日に電力シ...全文を見る
○中西健治君 もうすぐ時間ですので、私の意見だけ申し上げて終わらせていただきたいと思いますが、やはりこの発送電分離、これは小売の参入自由化と同時に行わなければ、結局は新たに参入する業者が公平な条件で送電網を使えないということになってしまうのではないかというふうに思います。二段階、...全文を見る
05月09日第183回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○中西健治君 みんなの党の中西健治です。  まず、日銀法改正、これまでも麻生大臣にお伺いしておりますけれども、先日、四月二十五日にみんなの党と日本維新の会で日銀法改正案というのを衆議院に提出させていただきましたので、これを機に、また御見解の方をお伺いしたいというふうに思っていま...全文を見る
○中西健治君 大臣のお考え、私も理解できると思いますけれども、ただ、今は考える必要はない、そして、将来の検討課題の、選択肢の一つという答えでいらっしゃいましたけれども、じゃ、どういう状況になったら考えなきゃいけないのかということについて、トリガーというのでしょうか、そうしたことに...全文を見る
○中西健治君 まさに私も同じようなポイントで考えているんです。全く合わなくなったら困りますと。日銀と政府の考えが全然違ってからでは困るというふうに思っておりまして、だからこそ、今、日銀はよくやっているという評価だろうと思いますし、日銀と政府の間での意思疎通もうまくできている、言わ...全文を見る
○中西健治君 いい関係が永続すればいいわけですけれども、そうはならない可能性もあるだろうということで、やはりそれに備えておくべきなんではないかというふうに私自身は思っているということであります。  次、続きまして、金利上昇リスクに対しての金融機関の備えということについてお聞きし...全文を見る
○中西健治君 こうした銀行、五割を超えているということで、五割をリスク量が超えているというところであれば、金利が一%で五割以上ですから、金利が二%ということになると十割、一〇〇%丸々食い潰してしまうということですので、やはり金融行政というのは非常にしっかりやっていかなきゃいけない...全文を見る
○中西健治君 最後に麻生財務大臣にお伺いしたいんですけれども、インフレ二%が達成されたときには名目金利も上がっている可能性が高い、そのときに賃金も上がっていて、そして名目金利が上がれば預金金利なんかも上がってくるということで、いいところもあるということだと思います。望ましい姿とい...全文を見る
○中西健治君 どうもありがとうございました。
05月10日第183回国会 参議院 本会議 第18号
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○中西健治君 みんなの党の中西健治です。  政府提出のマイナンバー関連法案について、みんなの党を代表して質問をさせていただきます。  みんなの党は、先ほど民主党の議員の方からも言及がありましたけれども、先月十六日、現在の国税庁と日本年金機構等の業務を統合して、税金と社会保険料...全文を見る
05月15日第183回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○中西健治君 中西健治です。  私は、みんなの党を代表し、政府提出の平成二十五年度予算三案には反対、日本維新の会及びみんなの党共同提案の修正案には賛成の立場から討論を行います。  安倍政権の一本目の矢である金融政策については、総理自らが衆議院の予算委員会で、最終的には渡辺喜美...全文を見る
05月16日第183回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○中西健治君 みんなの党の中西健治です。  まずは、この万博機構法の廃止法案ですけれども、これまでの衆議院の審議などで我々の党からも聞くことは聞いたというふうに思っておりますので、今も議論ありましたけれども、有償部分については、大阪府の立場もあると思いますが、国の立場としてしっ...全文を見る
○中西健治君 市場の流動性には、日銀とともに是非留意していただきたいというふうに思います。  その中で、グラフを今日は二枚用意させていただきました。私自身は二十年以上マーケットで働いてきましたので、マーケットで働いている人間がこういったマーケットが動いている中でどういったことを...全文を見る
○中西健治君 改めまして、この二つのグラフを見た感想というのを、じゃ、お聞かせいただけますでしょうか。
○中西健治君 私は株屋ではなかったんですが、金利をずっとやっておりました。株じゃなくて金利をやって、債券をやっておりましたけれども。やはりマーケットにいると、やはりこうした数字を頭に入れておかないと、相対的に強いのか弱いのか、安いのか高いのか、それをいつも考えていかなきゃいけない...全文を見る
○中西健治君 これで質問を終わります。是非、基金の方もしっかり調査していただきたいと思います。  どうもありがとうございました。
05月27日第183回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第5号
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○中西健治君 みんなの党の中西健治です。  本法案はみんなの党も共同提案者ですので、法案そのものにはもちろん賛成ということでありますけれども、本件にかかわるこれまでの経緯と今後の対応について政府に確認をしていきたいというふうに考えております。  まず、成年被後見人の選挙権、被...全文を見る
○中西健治君 今も少し触れられておりましたけれども、政府は三月の東京地裁の判決を受けて、三月十四日の判決を受けて、その約二週間後、三月二十七日に控訴をしているわけでありますけれども、当時の説明としては、四月任期満了の地方選挙が百九十三控えていて、混乱を避けたいということを主たる理...全文を見る
○中西健治君 間もなく終結することになるというのは、裁判所の方でそうしたような手続が行われるかもしれないということを意味しているんだと思いますが、その前に政府としては取り下げるということが原告に対する真摯な対応ということになるんじゃないかと思いますが、もう一度御答弁をお願いいたし...全文を見る
○中西健治君 私は、能動的に政府が取り下げるべきではないかということをお聞きしているんですが、それについて政府の対応を教えていただきたいと思います。質問に答えていただいておりません。
○中西健治君 それじゃ、確認をいたします。  全会一致で今日法案が成立しても、政府としては控訴は取り下げないということでよろしいでしょうか。
○中西健治君 今、控訴する考えはないというふうにおっしゃいました。もう一度お願いいたします。
○中西健治君 議員や多くの方が、やはり血の通った行政、血の通った対応をしなきゃいけないんじゃないかという声が聞こえているところでありますが、政府には是非ともそうした対応を求めるということで、私の意見を言わせていただきます。  さて、続きまして、今回不正投票の防止策として、現行の...全文を見る
○中西健治君 一律にガイドラインを作らないということの理由というのは分かりましたけれども、ということは、各選管において柔軟に対応をする立法者の意思もあるものがありますから、家族などが補助者との間に入って対応することが一般的に言って可能であるということでよろしいでしょうか。
○中西健治君 是非とも、発議者の意向も踏まえてしっかりと柔軟に対応していっていただきたいとお願いを申し上げます。  それでは、私の質問はここで終わらせていただきます。どうもありがとうございました。
05月30日第183回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○中西健治君 みんなの党の中西健治です。  皆さんももう質問されておりますけれども、やはり市場のボラティリティー、変動率が高まってきておりますので、幾つか気になる点について御指摘申し上げて、問題認識を共有させていただければというふうに考えております。  まず、金利についてなん...全文を見る
○中西健治君 大変もう是非お願いしたいわけでありますけれども、各行の検査などを行って、それぞれの銀行では適切な管理手法を取っているねということを点検したとしても、先ほどの例で合成の誤謬のようなことになりかねないということですから、金融システム全体としてどのようなことが連鎖として起...全文を見る
○中西健治君 ありがとうございます。  自主判断ということでありますけれども、前回の委員会では麻生大臣には株屋さんは面白いところに目を付けるなというコメントをいただきましたけれども、ゆうちょ銀行に関して、いろんな市場関係者、外国人のヘッジファンドなんかも含めて話をしておりますと...全文を見る
○中西健治君 是非ともそこのところを気にしていただきたいと思います。  そして、このFXの証拠金取引の中にバイナリーオプションという取引形態があります。それは、十分後に上がるか下がるか、これに懸けるような商品ということになりますけれども、十分後に上がるか下がるかなどというのは基...全文を見る
○中西健治君 是非取り組んでいただきたいと思いますが、十分間では短過ぎるから二時間ぐらいにすればいいんじゃないか、こんなような話になっていると思いますが、二時間でもやっぱり短いんじゃないかなというふうに思うところでありますので、そこら辺、私の意見として申し上げさせていただきます。...全文を見る
05月31日第183回国会 参議院 経済産業委員会、財政金融委員会、消費者問題に関する特別委員会連合審査会 第1号
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○中西健治君 みんなの党の中西健治です。毎日のように誠実に答弁いただきまして、本当にどうもありがとうございます。  まず、麻生財務大臣にまた昨日に引き続いてお伺いしたいと思いますが、先ほども出ていましたけれども、消費税増税法の附則十八条第二項、こちらで、消費税増税実施前に経済状...全文を見る
○中西健治君 稲田大臣にお伺いします。  では、なぜ本法律では、消費増税実施時にとか増税実施から三年間といった表現にしないで、具体的な日にちで実施時期等を明記しているのでしょうか。
○中西健治君 是非、時間も限られておりますので、端的に簡明にお答えをいただきたいと思います。  施行された際にはとか書けばいいというふうに私は思っているんですが、消費税増税法そのものはまだ施行されていないですよね。
○中西健治君 施行されていないのであれば、やはり増税の判断をしないということで、この新たな法律がどうで立法措置がどうのこうのということをおっしゃられましたけれども、この法案の効力を止められるようなことができるのではないかというふうに思います。  この増税法の施行日自体は平成二十...全文を見る
○中西健治君 そうしましたら、増税法施行日の前の政令で定める日ということでありますから、施行を決めると、増税をするということを判断、来年の四月一日増税するのであればその前のどこかということでありますけれども、これ施行自体は、政令で定める日というのは、増税の実施をするかどうかの判断...全文を見る
○中西健治君 そうしますと、確認ですが、政府は十月ごろに消費税増税を実施するかどうか判断すると言っていますが、それを待たずにこれは施行するということでしょうか。
○中西健治君 そういうこともあり得るというのは、ずっと後になるということもあり得るということなんですか。十月以降になるということもあり得るということなんでしょうか。
○中西健治君 できる限り早くということで、特に十月を待たないということでよろしい、確認です、これは。
○中西健治君 この本法案の適用開始日に関してちょっともう一つお聞きしたいんですけれども、稲田大臣は、法案提出に当たって、もう既に来年の消費税の引上げを見越して、様々な交渉それから準備活動が始まりつつあります、中小事業者等が買いたたきなどの被害に遭うおそれが既に始まっていると思うと...全文を見る
○中西健治君 本当ですか。  じゃ、四月一日前の行為については罰せられないということですか、適用されないということですか。
○中西健治君 そういう法の理解なのかどうか、ちょっと、私は条文しっかり読んでいるつもりですけれども、今行われ、今というか、この法律が効力を持った後、政令で施行された後買いたたきが行われて、四月一日の前に買いたたきのようなことが行われたものについては効力は及ばないんですか、本当に。
○中西健治君 それを私は伺おうと思っていたんです。要するに、四月一日より前に行われる交渉などにおいても、四月一日以降に上へ提供される役務やサービスであったらこの法律の対象になる、法律の効力は及ぶと、こういう理解でよろしいということですね。
○中西健治君 是非とも始めからそのようにお答えいただきたいというふうに思います。  それでは、では稲田大臣は、今でもこうした買いたたきのようなおそれが起きているということをおっしゃられましたけれども、今の行為については効力は及ぶんですか。
○中西健治君 中小事業者等が買いたたきなどの被害に遭うおそれが既に始まっていると思うというふうに稲田大臣がおっしゃられていたので、今こういったおそれが既に始まっているのであれば、そのことについては効力は及ぶのかどうかということをお伺いしております。
○中西健治君 要するにあれですよね、施行される前の行為というのは効力は及ばないと、こういう理解でよろしいわけですよね。
○中西健治君 同じことを言っているんだというふうに思います。  それでは、表示についてお伺いしますけれども、表示についても、例えば、来週四月一日から一か月間消費税還元セールをやりますと一週間前に新聞広告で大々的に告知した場合に、本法案で対応することになるのでしょうか。
○中西健治君 ありがとうございます。  そうしますと、買いたたきにしても表示にしても、四月一日以降に提供される商品やサービスについては全て適用されるということだと思います。  この表示に関する罰則規定というのはどのようになっているでしょうか。
○中西健治君 表示に関する違反を行った業者については、ではどのようなことをするのでしょうか。
○中西健治君 勧告等の行政指導の中には名前の公表というものが含まれているというふうに理解しておりますが、この罰則としてスーパーなどの事業者名を公表するということであれば、むしろ、消費税を還元して安売りしていることを国自らが宣伝してあげるということになりますけれども、それについては...全文を見る
○中西健治君 そのような考え方も当然あり得ると思いますけれども、もう確信犯的に、もう大々的に消費税還元セールをやりますよと言って、それを後から国がまた公表してくれるということであればなおさら有り難いと、こんなふうに考える業者もないとは言えないだろうというふうに思います。  もう...全文を見る
○中西健治君 買いたたきはあったけれども、摘発されたケースは、あったと思うけれども、事実としては摘発されたケースは一件もなかったということになっているわけでありますけれども、これこそが問題なんじゃないかなというふうに思うんです。結局、力の弱いところというのは買いたたかれてもなかな...全文を見る
○中西健治君 最後にいたしますけれども、なぜ下請法の改正じゃいけないのか、下請法ではいけないのかということに対して、下請法は一定の委託取引のみを対象としているからということを御答弁、これまでもされておりますけれども、それであれば、下請法を改正して通常の売買も含めていくということが...全文を見る
○中西健治君 どうもありがとうございました。
06月04日第183回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
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○中西健治君 みんなの党の中西健治です。  今回の法改正は多岐にわたっておりますけれども、今日は、まず金融機関の秩序ある処理の枠組みについてお伺いしていきたいと思います。  今般の改正は、リーマン・ショック後、金融安定化理事会ですとかG20のカンヌ・サミットなどでの国際的な合...全文を見る
○中西健治君 背景はそうなんだろうと思うんですけれども、今までの、現行の制度と今回の制度というのが別個に存在することなのか、それとも、まずは現行の制度で対応して、そこからはみ出る部分について新たな制度で対応するということなのか、実際に事案が起こったときにどうされるのかなということ...全文を見る
○中西健治君 そうなりますと、一号であろうと二号であろうと、掛かった費用は全て求償を行っていくと、そんなようなことでよろしいわけでしょうか。そういうことでよろしいですね。
○中西健治君 ありがとうございます。  続きまして、ワーキンググループの報告書では、破綻処理において金融機関の債権者にも負担を求めるため、債務の元本削減や株式化といったベイルインの必要性がうたわれておりました。  今回の法案の中で、内閣総理大臣が自己資本等の取扱いを決定すると...全文を見る
○中西健治君 どうもありがとうございます。  続きまして、この法律に基づく措置の対象金融機関の範囲を確認したいと思います。法案では「金融機関等」とされておりまして、「我が国の金融システムにおいて重要な地位を占める者として政令で定める者」と書かれておりますけれども、二つ、これに関...全文を見る
○中西健治君 そうしますと、オリックスは金融監督を受けていないということで理解しました。  二つ目の質問にまだお答えいただいていないんですが、後付けで政令で決めることができるのかどうか、教えてください。
○中西健治君 私が申し上げたいのは、今、システム上重要な金融機関として、銀行であればSIFIsとしてメガ三行がそもそも認定されているということだと思いますけれども、ですから、あらかじめ金融機関等について認定が行われるんだろうと思っているんです、証券会社等についても。それがまた後か...全文を見る
○中西健治君 そうすると、リストは可変であると、そのようなことだろうというふうに思います。  また、一つお伺いさせてください。  これは副大臣にお答えいただくのか、政務官にお答えいただく、いや、副大臣ですね、お願いしたいんですけれども、法案で想定されている破綻処理では、特定負...全文を見る
○中西健治君 時間が来ましたので、私の質問を終わらせていただきます。また次回、取り上げさせていただきたいと思います。  どうもありがとうございました。
06月06日第183回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
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○中西健治君 みんなの党の中西健治です。  本日は、三参考人の方々、お忙しい中、どうもありがとうございます。    〔委員長退席、理事尾立源幸君着席〕  少し耳に痛い質問もさせていただくかもしれませんけど、大事なことなので、よろしくお願いいたします。  まず、國部参考人に...全文を見る
○中西健治君 いろんな別の形でのサービスというのを行われているということのようではありますけれども、ただ、やはり預金から下ろすときは百円、あと振り込み手数料も大体同じような金額に各行横並びでなっていますけれども、これ、ほぼ一律になっているのは銀行業協会か何かで話合いが行われている...全文を見る
○中西健治君 まあ話しているということではないんだろうと思いますけれども、銀行の預金、ATMから引き出すんであれば、百円じゃなくて例えば十円だとか五十円だとか、そういったところがなぜ出てこないのかなということについては常々疑問に思っている。こうやってうなずいている委員の方も多いと...全文を見る
○中西健治君 分かりやすくするということですけれども、今少し言及していただきましたけれども、分かりやすくしようとするがゆえに、名称ですとか用語、これが誤認せしめるような形になっているんじゃないかなという問題意識を持っています。  プレミアムという名前が、名称が付いているファンド...全文を見る
○中西健治君 そういう説明なんですが、ただ、やはり先ほど申し上げたとおり、各社が競ってプレミアムという言葉を使うというのは、やはり意図があるんじゃないかなと消費者の方から思わざるを得ないというふうに私は考えます。ですので、オプション料は、プレミアムという言葉なんですけれども、やは...全文を見る
○中西健治君 投資信託を販売するときには、買う人は何かチェックシートがあってチェックをたくさんするということになっているかと思いますけれども、営業員によってはとにかくチェックしてくださいという感じで済ませる人もいるというふうに聞いております。ですので、こうした複雑な商品に関しては...全文を見る
06月11日第183回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
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○中西健治君 みんなの党の中西健治です。  金商法等の改正の五つの項目、五つの柱のうち、本日は四つの項目についてできれば質問をさせていただきたいというふうに考えております。  まず初めに、金融機関の秩序ある処理の枠組みについてでありますが、先週の委員会でも、私は、破綻処理の費...全文を見る
○中西健治君 その理由も分かるというところではありますけれども、ただ、やはり三つの大きな潜在的な問題を抱えているのではないかなというふうに私自身は懸念をしております。  まず一つ目として、この法案が想定するようなリーマン・ショックに比するほどの大きな金融危機が発生した場合にはど...全文を見る
○中西健治君 ありがとうございます。  次に、資産運用規制の見直しについてお伺いしたいと思います。  AIJの事案を踏まえた見直しということですけど、法案を見ますと、現行の規制監督方針の小幅な修正にしか見えないというふうに思います。年金基金の資産運用に問題が発生した場合には、...全文を見る
○中西健治君 厚労省の方でも多少規制は強めている、あと運用対象についても多少の、まあこれまでとは違った対応をしようとはしておりますけれども、ただ、今回の法改正におきましても、厚年基金は雇用者から見れば受託者、運用している人たちでありますから、今回の法改正でプロになれる、特定投資家...全文を見る
○中西健治君 厚年基金制度については厚労所管ですから、また別の機会に質問ができたらしていきたいなというふうに思いますが、金融庁としてもやはり問題意識は持っていると思いますので、そこら辺を是非私も共有させていただきたいというつもりで質問させていただきました。  三項目めとしまして...全文を見る
○中西健治君 商品内容、商品性についての規制というのはなかなか難しいだろうと思います。しかし、商品の名称ですとか説明の仕方ですとか、そうしたものが紛らわしいということについては大いに規制ができるんじゃないかなというふうに思いますので、そこのところは是非厳しくやっていただきたいとい...全文を見る
○中西健治君 市場の健全な発展のためにも、今言った、もう問題意識は共有させていただいていますけれども、この問題についても是非引き続き注意していっていただきたいというふうに思います。  五%ルール等について質問しようと思いましたけれども、ほとんど時間がなくなってきましたので、私は...全文を見る
06月18日第183回国会 参議院 厚生労働委員会 第14号
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○中西健治君 みんなの党の中西健治です。今日は委員差し替えで質問させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。  まず、厚生年金保険法改正案に即して御質問させていただきます。  五年後以降の代行割れを未然に防ぐための制度的導入についてまずお伺いしたいんですが、今回の改正...全文を見る
○中西健治君 そうなりますと、最も中心的な考え方としては、厚生年金そのものにリスクが及ばないようにするということが前提としてあるということのようですので、そうしますと、現時点での推計ですと、第一の基準を満たすのは三十四、第二の基準が七基金、そして両方とも満たすのは十三基金というこ...全文を見る
○中西健治君 三階のところが薄いのであれば、その薄いところは考えないで、やはり下の部分がしっかり守られるかどうかという基準の方が私はより大切なんじゃないかなというふうに思います。ただ、これは私の意見を指摘するということでとどめておきます。  続きまして、最低責任準備金の精緻化に...全文を見る
○中西健治君 期ずれの補正の方が八割を占めるということのようでありますが、今おっしゃられたこの平成二十三年度末時点でこの四千億円の期ずれ部分の額の計算に当たってはどのような計算を行ったのか、具体的に何と何を比較して、どういう数値を用いて出てきた金額なのか、是非教えていただきたいと...全文を見る
○中西健治君 済みません、長々と御答弁いただきましたけれども、私自身は制度については分かっているつもりでございます。  平成二十三年度の四千億は何と何を比較して、どの数字とどの数字の差が四千億なのかということを答えていただきたいということでございます。
○中西健治君 私、質問取りのときにもちゃんと説明したと思うんですが、平成二十三年度のこの数字、数字を教えてほしいんですよ。二十三年度末の時点で評価するということですから、平成二十三年度の実績値と平成二十一年度の実績値を比べてやったんだと思いますけれども、その数値は幾らだったんだと...全文を見る
○中西健治君 それを初めから是非答えていただきたかったと思います。  もう一つ、これもというか、全て通告しているわけでありますけれども、こうして期ずれで当年度の推計値を出す際に、厚生年金本体の基本ポートフォリオを基に市場ベンチマークを用いて推計するということになっていますが、実...全文を見る
○中西健治君 分かりました。ということは、このやり方、一つの例として資料には書かれていますけれども、もっと精緻化、まあ精緻化ということは同じになっちゃいますけれども、図るためにほかの方法も勘案することがあり得ると、そういうことですね。分かりました。  そうしましたら、大臣にお伺...全文を見る
○中西健治君 期ずれを直すということ自体はいいんですけれども、実際問題、今回は選択適用ですから少ない方を選択するということになるでしょう、やめようとする人たちは。となると、これまでに解散をしてきた人たちとの間ではどうしても公平ではないと思われてしまうことがあると思うんです。そこに...全文を見る
○中西健治君 続きまして、年金基金の資産運用の見直しについてお伺いしたいと思います。  金融商品取引法が改正になります。そして、財政金融委員会でも麻生大臣に見解をただしたところ、いや、厚労に聞いてくれというような御趣旨でございましたので、この委員会で聞かせていただきたいと思いま...全文を見る
○中西健治君 一歩進んだことはもちろん評価するわけでありますけれども、五年後以降にこの代行割れがまた出るようなことにならないようにするためには、この五年間、これからの五年間も大事だというふうに思いますから、そこでしっかりモニタリングをしていただきたいと思います。  それと同時に...全文を見る
○中西健治君 是非実を上げていただきたいというふうに思います。これは、これからも私の方でもきっちりフォローしていきたいなというふうに思います。  続きまして、年金積立金管理運用独立行政法人、GPIFについてお伺いしたいと思います。  去る六月七日の午後に、ある意味唐突にGPI...全文を見る
○中西健治君 タイミングについての説明はよく分かりました。  それではもう一つなんですが、内容についてなんですが、変更といいながら実は何も変わっていないんです。現状の追認ということになっております。現状の追認に見えるというようになっております。  株価上昇や円安などによっても...全文を見る
○中西健治君 結果的にぴったり合ったということでありますけれども、ちょっとどうかなという疑問を持ちつつ、次の質問に私は移らせていただきます。  現状のGPIFの運用体制について問題意識を持っていらっしゃるかどうかということについてお伺いしたいんですけれども、資産運用をしっかりや...全文を見る
○中西健治君 ということは、今は職員数総数八十名にすぎないということであります。民間に外部委託しているので、そういう金額が多いので、それでも何とかやっているんですよということではありましたけれども、民間に委託するにしても、やはり自前で調査をするとか企画をするとか民間の運用成績をし...全文を見る
○中西健治君 政府の成長戦略の中でも、公的・準公的資金の運用見直しというのが盛り込まれました。これらの資金の運用を横断的に見直すということであれば、まず年金について、このGPIFが運用している部分、さらには国家公務員、KKRですね、国家公務員共済や国公立学校の職員共済など、ここの...全文を見る
○中西健治君 年金に限らずですけれども、秋までに有識者会議でこの公的、準公的の資金の運用については見直しを含めて考えるということですので、是非ともその俎上に上らせてほしいなと私は要望しておきます。  最後に、消費税増税関連でお伺いします。  社会保障制度改革国民会議が八月二十...全文を見る
○中西健治君 確認ですが、八月二十一日で国民会議から案が示されるということをもって最終であろうと、こういうことですか。それとも、その案に基づいて何かがというか、政府が何かを具体策を詰めていくと、そういうプランになっていないんですか。
○中西健治君 いずれにせよ、この社会保障国民会議で何が出てくるかはまだ分かりませんけれども、具体的な中身がなければ消費税増税に対して国民の理解はなかなか得られないだろうということを申し上げて、私の質問は終わらせていただきます。  ありがとうございました。
06月20日第183回国会 参議院 内閣委員会 第14号
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○委員以外の議員(中西健治君) ただいま議題となりました歳入庁の設置による内国税並びに労働保険料及び年金保険料等の徴収に関する業務の効率化等の推進に関する法律案につきまして、発議者を代表して、その提案の趣旨及び主な内容を御説明申し上げます。  現在、税金や労働保険料、年金保険料...全文を見る
10月18日第185回国会 参議院 本会議 第3号
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○中西健治君 みんなの党の中西健治です。  みんなの党を代表して質問させていただきます。  まず冒頭、昨今の台風及び豪雨、竜巻により亡くなられた方々に哀悼の意を表するとともに、被害に遭われた方々に対してお見舞いを申し上げます。今なお行方不明の方々の一刻も早い救出を祈念してやみ...全文を見る
11月07日第185回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○中西健治君 中西健治です。よろしくお願いします。  まずは条約に即した質問をしていきたいと思います。万国郵便条約、郵便送金業務約定に関連して、一つの事案についてお伺いしたいと思います。  今年の六月に日本郵便は、欧州方面への郵便物を積載した商船三井のコンテナ船が浸水して自力...全文を見る
○中西健治君 書留や小包については損害賠償を行っているということのようでありますけれども、普通の手紙、はがきなんかも含まれるのかもしれませんが、そうしたものについては何も行っていないということでしょうか。
○中西健治君 損害賠償を行っていないということなのかもしれませんけれども、自分の手紙が配送されていない、こうした方が名のり出たりした場合にはどのように対応しているんでしょうか。
○中西健治君 じゃ、ごめんなさいと言うだけということなんでしょうか。それでいいのかなという気もいたしますが。  この条約の中身について、再度、どういう意義があるのかについても確認したいと思います。  こうした事案について条約がどうなっているのか、外務省の方に確認をしたいと思い...全文を見る
○中西健治君 普通郵便については差出人が分からないということで対応が難しいということなんだと思いますけれども、申し上げたとおり、名のり出た人がいる場合にはやはり何らかの対応をするべきなんじゃないかなというふうに私は思っております。その意見だけ申し上げて、この条約についてはこれで、...全文を見る
○中西健治君 そうしますと、WTOのこの議定書、少なくともそれよりは開放レベルが日本は上にいるということが確認できるんじゃないかなというふうに思いますが。  TPPの交渉参加国十二か国を見てみますと、実はこのWTOの政府調達協定に参加しているのは、アメリカ、シンガポール、カナダ...全文を見る
○中西健治君 十二か国のうち八か国がこのWTOの議定書に加入をしていない。その中にはオーストラリアなんかも含まれています。途上国とは言えない、途上国ではないオーストラリアなんかも含まれています。そうしますと、このTPPの議論というのがWTOのこのGPAの議論よりも開放レベルが低い...全文を見る
○中西健治君 内容については言及できないということだろうと思いますけれども、交渉に当たっての政府の姿勢ということを再度確認したいと思います。  この政府調達の分野というのは、守るべきものは守り攻めるべきところは攻めると言っているわけですから、この政府調達分野は言わば攻めどころと...全文を見る
○中西健治君 この十二か国中八か国がWTOに加盟していないという現実を踏まえた上で、より高いレベルの交渉をしていただいて妥結に導いていただきたいというふうにお願いいたします。  次に、関連してなんですが、TPPというよりもこの政府調達に関連して防衛省にお伺いしたいと思います。 ...全文を見る
○中西健治君 ということは、この二十三条の適用除外ということを考えれば、日本政府もアメリカと同様の対応を行うことも可能性としてはあり得るということだと、これをちょっと確認したいと思います。
○中西健治君 直接的にお答えいただいているというふうに思いませんが、先ほど二十三条を引いていただきましたので、そうした可能性もあるだろうというふうに私は思います。  もう一つ、アメリカでは、日本の民間企業の米国企業に対する買収案件に絡んで、当該日本企業と中国IT企業との関係を理...全文を見る
○中西健治君 ちょっと答えが不十分だというふうに思います。防衛調達品、調達するときに日本企業かほかの企業から調達するんだと思いますが、その企業と外国企業との関係においてひょっとしたらリスクを生じるんじゃないか、安全保障上脅かされるんではないかということについて、どれだけ注意を払っ...全文を見る
○中西健治君 十分なお答えをいただいていると思いません。日本の企業が例えば、まあ国の名前を出すのはやめましょう。ただ、外国系企業との合併をしたとか子会社化したとか、そして部品を調達したりして製品を作っている、そうしたものを防衛省がまた装備品として調達するということになったときにど...全文を見る
○中西健治君 続きまして、最近の一連の韓国の裁判所による日本企業の戦時民間人徴用に関する訴訟での敗訴の問題についてお聞きしたいと思います。  昨年、大法院の方で、最高裁の方で差戻し判決があって、今年になって高等裁判所で三件、日本の企業が敗訴をしているという状況が続いているわけで...全文を見る
○中西健治君 請求権協定により完全かつ最終的に解決済みというのは、これは慰安婦問題に関しても日本の立場ということなんじゃないかと思いますが、この慰安婦問題では、人道的見地から知恵を出すとして九五年にはアジア女性基金が創設されましたし、つい一昨年の野田総理の李明博大統領との会談にお...全文を見る
○中西健治君 そもそも論で恐縮なんですが、政府は日韓関係について、よく日韓両国は基本的な価値を共有しているということを、そういう表現を使うわけでありますけれども、政治に中立であるべき司法が国際法を半ば無視しているのではないかなというような判断を行うような国と基本的な価値が共有でき...全文を見る
○中西健治君 是非、厳しい指摘をこちらの方からもしていただきたいというふうに思います。  韓国政府管轄の組織であります、ちょっと長ったらしい名前ですけれども、対日抗争期強制動員被害調査及び国外強制動員犠牲者等支援委員会、こうした委員会があって、この委員会が強制徴用を行ったとする...全文を見る
○中西健治君 同様の判決が出され続けて、また訴えられる企業が増えて強制執行のようなことが行われれば、日韓両国の経済にとっては修復不可能、こんなような状況に、事態になるおそれがあります。  最近、政府の方では、竹島の広報ビデオですとか慰安婦問題における文書作成等の広報活動を強化し...全文を見る
○中西健治君 繰り返しになりますが、是非毅然とした態度でアピールをしていただきたいというふうに思います。  続きまして、シリア問題に関してお聞きしたいと思います。  九月六日のサンクトペテルブルクにおけるG20サミットで、日米首脳会談の時点では、外務省発表文書によりますと、安...全文を見る
○中西健治君 総合的に検討というふうにおっしゃられましたけれども、文書自体が、共同声明自体が証拠が明白に示していると言っているわけでありますから、当然、政府は証拠に接していたと解すべきと考えますけれども、証拠が何であったのか、証拠があったのかどうか、そうしたことについて御答弁いた...全文を見る
○中西健治君 当時は緊迫した状況だったと思います。今はもう緊迫していないと言うつもりは全くありませんけれども、今ではOPCWに対して保有化学兵器プログラムの詳細とその廃棄に関する当初計画案なども出している状況ですから、もう今現在であれば、当時の機微に触れる情報というのを国民に示す...全文を見る
○中西健治君 それは現時点では分かりました。  しかし、今後の特定秘密とのかかわり合いでお聞きしたいと思いますが、こうした情報、機微に触れる情報というのは、特定秘密保護法案が通ったら特定秘密に該当するというお考えでしょうか。
○中西健治君 九一年のイラク戦争のときの大量破壊兵器の有無、これもそうだったと思いますけれども、国会あるいは国民は、政府のそうした当時の判断に関して事後的にどのようにチェックができるとお考えでしょうか。もう全て機微に触れる情報だということで国民にはずっと知らしめないということであ...全文を見る
○中西健治君 表向きの理由というのはよく承知しておりますけれども、やはり何らかの判断が行われて、その判断の際に根拠となることがあったのではないかというふうに我々思うわけであります。そうしたことが知り得ないということだとこれは困るということになるんではないかなというふうに考えており...全文を見る
11月14日第185回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○中西健治君 みんなの党の中西健治です。  この自衛隊法改正案に関しましては、我々、前向きの方向ではありますけれども、事実関係などのために何点か伺っていきたいと思います。  今回の法改正は、これまでも出ておりますとおり、アルジェリアにおけるテロ事件を受けて、テロ事件を契機とし...全文を見る
○中西健治君 今般の事案についてはどうであったかというのは直接的にお答えしにくいということだろうと思いますが。  じゃ、原則を確認したいと思います。報告書では、派遣先国政府の対応が期待できない場合の対策を講じることが提言されました。そうしたいきさつもあるわけですから、こうした事...全文を見る
○中西健治君 原則がどちらなのかということ、いろんな状況によってそれはファインチューニングということはあると思います。しかし、原則はどうなっていて判断基準はどうなるのかということは、やはりあらかじめ定めておくべきなのではないかと思いますが、これは通告では防衛省、防衛大臣の方に通告...全文を見る
○中西健治君 申し上げましたとおり、いろんな事態、状況を勘案してそれぞれに対処するということはあるかと思いますけれども、ただ、やはり判断のポイント、判断の基準ぐらいはあらかじめ定めておくべきなんではないか、そうでなければなかなか初動が難しくなるのではないかというふうに私は考えてお...全文を見る
○中西健治君 それでは答えになっていなくて、そこまではよく分かっていて、それが単に文言の変更だけで実質的な内容の変更は一切ここから読み取らないのかどうかということについてお聞きしているということであります。
○中西健治君 それであれば、せっかく法改正を行うわけですからちょっともったいないなという気は私自身はいたします。  続きまして、六月の衆議院の委員会におきまして、当時の黒江防衛省運用企画局長は、現地で車両を借受けという形で調達することが必要な場合は、軽装甲機動車で前を先導する、...全文を見る
○中西健治君 ということは、基本的に陸上輸送を行う場合に借受けを行うということを前提としている場合は、原則は日本から機動車や装輪装甲車を輸送機で輸送するということになるんですか。基本はどうなっているんでしょうか。
○中西健治君 現在の輸送機での輸送というのは、こうした車両を一機で何台運ぶことができるんでしょうか。
○中西健治君 一両、二両ということだとなかなか大変な作業になるんじゃないかなというふうに思います。  さらには、行き先によっては途中で輸送機の給油のために途中寄港が必要となることも考えられるということだと思いますので、緊急を要する陸上輸送、走行する際のこうしたやり方というのは妨...全文を見る
○中西健治君 あともう一点、陸上輸送を行う際に、特に現地政府の車両を借り受けるといったようなことになった場合に、紛争当事者が現地政府に敵対する勢力であったときには現地政府の車両と勘違いをして攻撃を受ける可能性ということもあるかと思いますが、当該車両をどのように識別させるようにする...全文を見る
○中西健治君 続きまして、これは内閣府か警察庁にお答えいただきたいと思いますけれども、アルジェリアの事件、そしてその後のグアムのあの通り魔事件を受けまして、日本国外における犯罪行為に対しても犯罪被害者給付金の支給が可能となる犯罪被害者支援法改正法案というものを、みんなの党は私の隣...全文を見る
○中西健治君 それで終わってしまったら何の答えにもなっていなくて、現在どうしているんですかと、安倍総理も前向きに検討したいと言って、検討しているはずなんですけれども、それについてどうなのかということを聞いております。
○中西健治君 一月、二月に起こったことでもありますし、野党もこうして法案を提出しました。そして、今国会においても新たにまた改めて提出をしようと思います。政府の方でも是非とも迅速にやっていただきたいと、これについてはお願いを申し上げます。  続きまして、シリアの情勢に関してお伺い...全文を見る
○中西健治君 私も、私なりの説明をしたように、主張の内容自体が突出したということではなくて、タイミングにおいて突出をしたのではないかということを私はお聞きしているわけです。  従来の主張を繰り返し述べたにすぎないということなのか、やはりあそこのタイミングで主張することに実は意義...全文を見る
○中西健治君 じゃ、何か意義があってとか意図があってということではないということで、繰り返し述べたにすぎないというふうに理解をいたしました。  続きまして、特定秘密保護法案についてお伺いします。  先日、また同僚の小野議員の方からは、政権、大臣が替わったときには特定秘密を改め...全文を見る
○中西健治君 ちょっと聞き方が悪かったのかもしれません。特定秘密保護法案が通る通らないにかかわらずというか、通る前の段階で、現段階でそうした規定があるのかどうかということについてお伺いしたつもりです。
○中西健治君 今おっしゃられた大臣に関する規範というのは、規範ですから、当然、罰則規定なんというのはないものです。国家公務員法は特別職は当てはまらないということですので、基本的には政務三役については余り規制するものがないと、そういうことなんだろうと思います。  今回新たに特定秘...全文を見る
○中西健治君 守秘義務といっても、先ほど確認したじゃないですか。特別職にはそれは当てはまらないということだったわけじゃないですか。ですので、防衛秘密は多分もう防衛秘密だということは防衛大臣はしっかり、そのときの人だって当然認識していると思いますが、それ以外のものについては特定秘密...全文を見る
○中西健治君 規範に言う秘密と今回の新たな法案における特定秘密というのは、広さもそして罰則も全く違うものですから、やはり何らかの対応をかつての情報を知っている人たちに対しても実は行うべきなんじゃないかというふうに私自身は思っておりますが、これはまた今後詰めていきたいと思います。 ...全文を見る
11月20日第185回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第2号
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○中西健治君 調査団の皆さん、お疲れさまでございます。  私の方から手短に政府にお伺いしたいと思います。  第四班のフィリピンの調査団の方々も、フィリピン側のニーズの把握に努めていたことが良かったということをおっしゃっておられましたけれども、被援助国のニーズを的確につかむ、し...全文を見る
11月21日第185回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○中西健治君 みんなの党の中西健治です。  まず、五つの投資協定全てに共通する条項についてお伺いしたいと思います。先ほども少し話が出ましたけれども、ISD条項、これとTPP、こうした関連についてお伺いしていきたいと思います。  このISD条項は、今回の五協定全てに入っておりま...全文を見る
○中西健治君 政務の方にちょっとお伺いしたいんですが、今のことは分かりましたが、要するに大枠としては変わりがないものが今交渉されて、詳細はいろいろあると思います。しかし、こうした、紛争が生じたときの仲裁の枠組みというのがそう幾つもあるわけじゃありませんから、骨格としてはそれが変わ...全文を見る
○中西健治君 今のは確認でございました。  ISD条項が盛り込まれているこの五協定、衆議院の方でも全会一致でこれが通ってきている、賛成されているわけでありますが、一方、TPPに関してのISDに関しては、いや、反対だと、こういう意見が根強く聞かれるわけでございます。自民党内という...全文を見る
○中西健治君 アメリカが参加しているから反対という、こういう意見も多いんじゃないかと思うんです。そうしますと、日本に比べて相対的に強大な国が参加していると駄目だと言い、小国側に対してはISDを入れろと言いということだと、国際性という観点からすると余り感心できない姿勢なんじゃないか...全文を見る
○中西健治君 先ほど、政府としても説明をしているということでありましたけれども、外務大臣にも改めてお伺いしたいと思いますけれども、こうした反対論などがまだ根強く残っているということについて、許容される範囲内で政府はこれまでしっかりと説明をしてきているのかどうか。  TPPに関し...全文を見る
○中西健治君 やはり周知不足、若しくは理解不足というところがあるんじゃないかと思いますから、そこら辺は政府としてしっかりやっていっていただきたいと思います。  次に、日中韓投資協定についてお聞きしたいと思います。  日中韓投資協定、本協定について、中国、韓国国内での承認手続の...全文を見る
○中西健治君 中国の方はまだ公式上は通告をされていないということですから、手続は全ては済んでいないということだろうと思います。  その中で、今、日韓、日中関係が冷え込む中で、あえて今これを批准することの意義についてお伺いしたいと思います。  まず、先日もまた韓国の朴槿恵大統領...全文を見る
○中西健治君 この問題について、官房長官は記者会見で述べておられますけれども、外務省として何か抗議を行ったりはしているんでしょうか。
○中西健治君 これについても、是非毅然とした態度で臨んでいただきたいと思いますが。  こうした状況の中、そして、先ほどもありましたけれども、韓国では、戦時の民間徴用工、これについて日本企業が敗訴が三つ続いていると。こんなような状況の中で幾ら投資協定が発効したとしても、一方で投資...全文を見る
○中西健治君 日中韓投資協定は、署名もされているものですから前に進めていけばいいというふうに私自身も思いますが。  じゃ、今後ということなんですが、韓国がTPPに参加する方針を固めたというこうした報道も一部ではあります。現時点で具体的な打診はあるのでしょうか。
○中西健治君 ある意味、自由貿易推進に向けての、TPPは中国包囲網というふうに言っている方々もおります。そして、尖閣問題で挑発を続けているのが中国であり、また、韓国に関しては、例えば我が国の水産物の輸入を私から見ると理不尽に禁止している、こんな措置もとっておりますし、国のトップが...全文を見る
○中西健治君 では、現時点では全く賛成、反対、そうしたものを持ち合わせていないと、そういうことでしょうか。
○中西健治君 ということは、一般論としては参加国が増えることは歓迎するけれども、今の時点では予断は持っていない、こういうことだというふうに理解いたしました。  外務大臣の御意見も併せてお伺いしたいんですが、TPP交渉参加に対する我が国の同意が必要だということは外交カードとなり得...全文を見る
○中西健治君 私が申し上げているのは、交渉が成就したとかいうんじゃなくて、交渉参加国の同意が必要だということになっているわけですから、今中国や韓国が表明したとすれば、今すぐの話でもあるとは思うんです。ですので、だからこそ、今、外交カードとしての認識を持っていらっしゃるかどうかとい...全文を見る
○中西健治君 交渉参加国の同意が必要という、全ての同意が必要ということでありますから、有力な外交カードとしても使えるであろうというふうに私自身は思います。そうした認識をもし共有できるのであればそうしていただきたいと、これは指摘をさせていただきます。  続きまして、国家安全保障局...全文を見る
○中西健治君 もちろん、参議院の方で法案が通過するというところまではそうしたことはあり得ないだろうというふうに思いますが、私がここで指摘しておきたいのは、そうした組織、人事が発表されて、それが国会閉会後だと、我々はまたそれについて一か月以上、できるまで質問もできないということにな...全文を見る
○中西健治君 積極的に公表はしないということでありますけれども、例えばアメリカのNSCのホームページなんかを見てみると、NSCの中身というのは、組織立て、NSCのスタッフが誰なのかとか組織立てだとかが非常に分かりにくくなっています。ほとんど分からないという形になっています。これは...全文を見る
○中西健治君 情報機関ではないということは理解しておりますが、情報に接する件数が非常に高そうな人たちである、部署であるということは言えるんじゃないかと思いますので、くれぐれも慎重に行っていただきたいと思います。  質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
11月28日第185回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○中西健治君 みんなの党の中西健治です。  今日は、お忙しい中、こちらまで足をお運びいただき、そして貴重な御意見をいただきまして、本当にありがとうございます。我々としても、今回、是非これを批准していきたい、承認していきたいというふうに思っております。  それでは、座って質問の...全文を見る
○中西健治君 どうもありがとうございます。  おっしゃられるとおり、日本は他の人権条約でも、こうした個人通報制度、加盟しておりませんので、ここら辺も含めて総合的にやっていくということかと思います。  続きまして、川島参考人にお聞かせいただきたいと思います。  お話を伺ってい...全文を見る
○中西健治君 どうもありがとうございます。  続きまして、尾上参考人にお聞きしたいと思います。  やはり自立ということのためには就労というのが一つの重要なポイントということになっていくことだろうと思いますけれども、この就労を促進するために、これはちょっと大きなテーマですけれど...全文を見る
○中西健治君 モデル事業から進めていくべきと。どうもありがとうございます。  最後に、久保参考人にお聞かせいただきたいと思います。  久保参考人は知的障害者の支援を大変熱心に取り組まれているというふうに感じました。先ほどの質問にもありましたけれども、災害時に知的障害者をどうい...全文を見る
○中西健治君 どうもありがとうございました。  これで質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
12月03日第185回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○中西健治君 みんなの党の中西健治です。よろしくお願いいたします。  まずは、障害者権利条約についてお尋ねしたいと思います。我々は賛成の立場でありますが、今後のことについて何点かお聞きしたいと思います。  先週の参考人の方々の質疑でも取り上げさせていただきましたけれども、この...全文を見る
○中西健治君 引き続き検討ということでございました。  欧州にはEUなどもありますから、事情、背景が大きく異なるだろうというふうに思いますけれども、先ほど申し上げました先週の参考人の質疑でも、やはり今後の課題として是非政府に前向きに取り組んでもらいたいと、このような声があったか...全文を見る
○中西健治君 克服すべき課題はあるというふうに思いますが、大臣の答弁の初めの方に前向きに考えたいという言葉もございましたから、是非前向きに検討をしていただきたいというふうに思います。  そして、やはり先週の参考人の方からの御意見、複数の方から寄せられた意見という中に、政府訳につ...全文を見る
○中西健治君 これまでも意見を聞かれていて、最善だということでありますけれども、先週の御意見では、リビングアレンジメントですとかインクルーシブ・エデュケーション・システム等の訳語をめぐって貴重な意見が出されていたというふうに思います。  今後について、やはりこうして必要なときに...全文を見る
○中西健治君 少なくとも、また丁寧に説明はしていただきたいと思いますし、また、今後事情が変わってきたときにはやはり柔軟に対応していただきたいというふうに考えます。  続きまして、ODA大綱、一九九二年に閣議決定されましたODA大綱では、子供、障害者、高齢者等社会的弱者に十分配慮...全文を見る
○中西健治君 このODA大綱、約十年のスパンで改定されているということでありますので、次回、次期のODA大綱の改定もある程度近未来的にあるんじゃないかというふうに考えていますけれども、本条約の趣旨、障害者の方々の参画という、この趣旨を踏まえれば、障害者の方々を社会的弱者という受け...全文を見る
○中西健治君 是非、本条約の趣旨を踏まえた上で次のODA大綱の改定を行っていただきたいと思います。  続きまして、社会保障協定についてお伺いしたいと思います。  社会保障協定については、先ほども幾つあるんだという質問がありましたけれども、やはり取組が先進諸国に比して遅れている...全文を見る
○中西健治君 是非とも、優先順位の高いところ、しっかりとやっていただきたいというふうに思います。  条約についてまだまだ質問したいわけでありますけれども、日本の周辺では外交、防衛で様々な事態が生じており、出来事が生じておりますので、もう閉会も近いということですのでこの外交防衛委...全文を見る
○中西健治君 局長会議を行っていたということでありますけれども、航空会社の問合せは昼の十二時半ごろ、そして当該区域を通過する日本発の台湾路線、香港路線について言えば、一番早いものでも十六時ごろの出発、その間、四時間近くあるということでありますが、民間航空機の飛行計画の提出の必要性...全文を見る
○中西健治君 こうしたものは迅速性というものが要求されると思いますけれども、民間航空会社に対して政府の対応方針は決まっていないというのは、最終的に誰の責任で回答したのでしょうか。
○中西健治君 結果的に、月曜日の二十五日の夜になって国交大臣から航空会社に対して提出する必要はないと口頭で要請し、文書での要請は翌日の火曜日、二十六日になって行われ、航空会社はようやく二十七日以降、飛行計画の提出を取りやめたということであります。  情報収集、土曜日に行っている...全文を見る
○中西健治君 局長会議は行ったかもしれませんけれども、今回の事案が週末に発生したため、大臣の対応というのは週明けの月曜日になってしまったというのが実情なんじゃないんですか。
○中西健治君 それにしても、土曜日から月曜日の夕方までということですから、大きな時間が掛かっていて、その間に失われた国益があるのではないかというふうに思います。  次に、航空法との関連でお尋ねいたします。  航空法第七十三条の二では、「機長は、国土交通省令で定めるところにより...全文を見る
○中西健治君 受け入れられないというのはよく分かっているんですが、ちょっと最後のところがよく分かりません。  国交省の主管する航空情報センターから受け取っていた情報なわけですから、これは航空情報に当たるわけじゃないんですか。そして、それに当たらないということはしっかりと明記する...全文を見る
○中西健治君 ストレートなお答えになっていないと思うんですけれども、航空会社に対して、もう正式にそうしたことを文書で通知しているのでしょうか。そうでなければ、航空会社は航空法違反となるおそれが高いと、そうしたことを思うのではないかと思いますが、通知はしているんでしょうか。
○中西健治君 そこを聞いているのではなくて、これが航空情報に当たらないということをどう通知しているのかという質問です。
○中西健治君 確認ですが、口頭でだけ知らせたということでしょうか。
○中西健治君 確認をさせていただきました。  本件に関して、外務大臣は、二十三日にアメリカの国務、国防長官が声明を発した後の二十四日日曜日になって初めて談話を発表しております。日米の連携が重要という理由と聞いていますけれども、当事国としての主体性に欠けるのではないかという見方も...全文を見る
○中西健治君 当初は局長級の会合が行われたということでありますけれども、今後、国家安全保障会議が設置された場合には、こうした事案が発生したときには緊急大臣会合を開催したとお考えになるでしょうか。
○中西健治君 最後に一問、別のことをお伺いします。  韓国がTPP交渉への関心の表明をいたしました。私は二週間前に、そうした場合には政府はどうするのかというお尋ねをしましたけれども、いよいよ現実味を持ってきたということであります。そのときに、二週間前には外務大臣は、様々な課題に...全文を見る
○中西健治君 今後フォローさせていただきますけれども、是非とも、この予備交渉においても二国間の交渉をうまく活用していただきたいと思います。  質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。