中西健治
なかにしけんじ
小選挙区(神奈川県第三区)選出
自由民主党
当選回数1(参2)回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月06日 | 第186回国会 参議院 本会議 第4号 議事録を見る | ○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 私は、みんなの党を代表して、平成二十五年度補正予算三案に対し、反対の立場から討論を行います。 みんなの党は、そもそも、デフレからの脱却も達成できていない、また、賃金上昇もいまだ予断を許さない現下の経済状況を勘案すれば、とても四月か...全文を見る |
02月06日 | 第186回国会 参議院 予算委員会 第3号 議事録を見る | ○中西健治君 みんなの党を代表し、政府提出の平成二十五年度補正予算三案に反対の立場から討論を行います。 みんなの党は、そもそもデフレからの脱却もできていない、また賃金上昇局面にも至っていない現下の経済状況を勘案すれば、とても四月からの消費税増税は実施する状況にないとの立場であ...全文を見る |
03月04日 | 第186回国会 参議院 予算委員会 第6号 議事録を見る | ○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 午前中の質疑はお天気予報まであと数分という非常に限られた時間でございますので、本質的な議論に入る前に安倍総理に一問だけお伺いしたいと思います。 みんなの党は、小さくて効率的な政府ということを進めていきたいということをうたっておりま...全文を見る |
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 午前中に引き続きまして、午後の質疑をさせていただきます。 午前中は一問だけ安倍総理に御答弁いただきましたが、小さくて効率的な政府、大きく取って大きく配るのではなくて、大きく徴収して大きく配るのではなくて、小さくて効率的な政府を目指...全文を見る | ||
○中西健治君 デフレの脱却とは確定的には言えない、そういうようなことだろうというふうに思いますけれども。 ところで、大臣は、二〇〇八年に起こったリーマン・ショックの影響からはほぼほぼ抜け出したという認識でよろしいでしょうか。 | ||
○中西健治君 リーマン・ショックからは脱したということでありました。 それであるならば、もう株価などもリーマン・ショック直前は一万二千円台でしたし、デフレギャップ、需給ギャップも五年ぶりのレベルまで縮小しつつある、縮小してきているということですので、これは総理にお伺いします。...全文を見る | ||
○中西健治君 私がこう申しますのも、まだまだ当然困難はあるわけですけれども、一定の回復をしたということで、気持ちも前向きになりますし、これから攻勢に転じるんだという政権の意思を示すということになるのではないかというふうに思いますし、ビジネスの世界でも、一つ一つ、一里塚というかマイ...全文を見る | ||
○中西健治君 財務大臣から御説明いただきましたけれども、リーマン・ショックの影響からほぼ脱しているにもかかわらず、当初予算というのは、リーマン・ショック前の二〇〇八年度の八十二兆円レベルに戻るどころか、民主党政権下、ばらまきだ、ばらまきじゃない、いろいろ議論、国会でありましたけれ...全文を見る | ||
○中西健治君 私自身は、やはり下方硬直性が少なからずあるんじゃないかというふうに思っています。それがグラフが示していることなんじゃないかと思っていますが、例えばリーマン・ショックの後の緊急措置として一兆円を上乗せした地方交付税別枠加算、これは麻生政権時代に実施したわけでありますけ...全文を見る | ||
○中西健治君 地方財政上必要だというのであれば、地方の財源不足分を国と折半で、国と地方で折半する特例加算制度がそもそもあるわけですからそちらで調整すればよく、リーマン・ショックによるあの別枠加算というのはもう不要なのではないかと私自身は考えています。平成二十七年度の予算においては...全文を見る | ||
○中西健治君 是非厳しく見直していただきたいと思います。 よく指摘されることですけれども、今回の予算案を基に財務省が作成した試算でも、政府の中期財政目標である二〇二〇年度の基礎的財政収支の黒字化という目標には遠く及ばないという姿ということが描かれているわけでありますが、この基...全文を見る | ||
○中西健治君 成長したときに税収はどれぐらい伸びるのかと、これが税収の弾性値ですけど、政府は一・一というのを使っていますが、これをちょっと大きくするだけでプライマリーバランスの予想図というのは全然変わってきてしまいますから、やはりこのプライマリーバランス以外にもう一つ歳出の目標を...全文を見る | ||
○中西健治君 手段の一つとして絶対なくせというわけではありませんが、やはり原則としてなし、そして、ない年度もあるんだということをやはり実現していかなきゃいけないというふうに私自身は思います。 続きまして、身を切る改革について伺いたいと思います。 公務員、国家公務員の人件費...全文を見る | ||
○中西健治君 安倍総理は賃上げを経済界にお願いをしておりますけれども、春闘を見ても、なかなか多くの会社が賃上げという状況にはまだ至っていないという認識を持っています。民間企業の賃金アップをしっかりと確認するのが先なんじゃないでしょうか。税金でお給料をもらっている人たちの賃金を上げ...全文を見る | ||
○中西健治君 民間が先なんじゃないかということを私は申し上げているわけであります。 もう一つ、国会議員の歳費削減も四月末に打ち切られることになっています。みんなの党は、恒久措置としての国会議員歳費削減法案をずっと国会に提出し続けております。国民に増税を強いる以上、少なくともこ...全文を見る | ||
○中西健治君 私が二〇一二年十一月十五日と言ったのには当然意味がありまして、この十一月十五日、前の日が党首討論であります。この党首討論で、議員定数の削減が行われるまでは国会議員の歳費カット二割で約束するという、それを条件に解散をするということがなされたわけでありますので、そうした...全文を見る | ||
○中西健治君 申し上げた経緯もあり、そして法律にも書かれていることですので、是非、与党の総裁として約束をほごにしない指導力を発揮していただきたいと思います。 続きまして、日本郵政について気になることがありますので、質問をさせていただきます。 先週、二月二十六日に発表されま...全文を見る | ||
○中西健治君 決まっていない、目標ということですが、二〇一五年春というのは到底現実的ではないというふうに私は思います。ですので、この上場目標を延期するのか、若しくは、ゆうちょ、かんぽについて早急にはっきりさせるのか、これをしなければいけないと思います。日本郵政内では、またぞろ金融...全文を見る | ||
○中西健治君 ということは、郵政の方からは報告がなかったということだというふうに思います。 菅官房長官にお伺いいたします。 この政権再交代のどさくさ紛れに大蔵省出身の社長のたらい回しをしたことにつき、一番強く批判をされていたのが菅官房長官だったのではないかと思いますが、こ...全文を見る | ||
○中西健治君 菅官房長官、ありがとうございます。まさにそのとおりだと思います。 規制改革というのは既得権益との闘いでもありますし、こうしたところが甘くなってしまうと安倍政権の規制改革の大なたが緩んでしまう、ドリルが緩くなってしまう、そうしたことにもつながりかねませんので、是非...全文を見る | ||
○中西健治君 方向性は同じと。是非、御検討いただきたいと思います。 幾つか具体的に政府の所見をお伺いしたいと思うんですが、まず、NISAですけれども、これ出だしはまずまず順調のようでありますけれども、制度の拡充が必要だと考えております。 毎年の新規投資限度額が百万円、これ...全文を見る | ||
○中西健治君 百万円を三百万円にして間口を広げる。あと、五年の非課税期間、制度の存続が十年となっていますけれども、これ、お手本になったイギリス、ISAはそうした期間の縛りというのもありません。あともう一つ、二十歳で年齢制限が掛けられていますけれども、これも、先ほど株屋にだまされる...全文を見る | ||
○中西健治君 我々の提案というのは、個人株主への配当を行う上場企業に限定する、同族企業等がこうした制度をもし損金算入できるということになったら悪用する可能性があるということでそこは限定するということと、今、二重課税をなくすために、配当を受け取るのは法人の場合には益金不算入という制...全文を見る | ||
○中西健治君 財務大臣、私は財金から今外交防衛委員会に移っておりますので、また私の同僚に議論を続けるように頼んでおきたいと思いますが、日銀の貸出支援制度の拡充よりも銀行自体が能動的に貸出しを行うということになるのではないかと思いますので、是非、政策効果も高いことだと思いますので御...全文を見る | ||
○中西健治君 アメリカにはCANAUSUKUSと判の押された機密文書があって、これは、カナダ、オーストラリア、UK、USにしか開示されない情報であるというのはよく知られている話なんではないかと思います。強固な同盟関係を結んでいるアメリカから第一級の情報を得ることができる、より高度...全文を見る | ||
○中西健治君 どうもありがとうございました。私の質問を終わります。 ありがとうございました。 | ||
03月13日 | 第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号 議事録を見る | ○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 まず、NSCについてお聞きしていきたいというふうに思います。十二月に設立されて、それから三か月ということでありますので、まず、国家安全保障会議についてお聞きしたいと思います。 これまで、四大臣会合というのはどれぐらい開かれていてど...全文を見る |
○中西健治君 今、テーマの方はざくっとおっしゃられましたけれども、毎回しっかりテーマが決められて話されているのか。私の理解では、一番初めは南スーダンの弾薬提供だったと思いますし、最近では、直近では武器輸出三原則の見直しということだったんじゃないかと思いますけれども、どういうテーマ...全文を見る | ||
○中西健治君 地域情勢ですとか緊急な事態ということをおっしゃられましたけれども、じゃ、例えば直近の武器輸出三原則見直しなどはどういう時点でテーマ設定がされるのか、そしてテーマ設定はどのようにされるんでしょうか。 | ||
○中西健治君 ということは、総理と官房長官が議題について当然決定されているという認識だということだと思います。 緊急事態に対応するということを先ほどおっしゃられましたけれども、緊急に会議をしようとする際に四大臣のいずれかが不在などというときにはどうされるんでしょうか。 | ||
○中西健治君 ということは、副大臣が職務を代行するということがあり得るということだと思いますけれども、それ以外に、本当に緊急で話さなきゃならないときにやはり副大臣では代え難いということも起こり得るんじゃないかと思うんですが、そうした場合の対応というのはないんでしょうか。 | ||
○中西健治君 私が申し上げたのは、副大臣が対応できるということはよく分かっているわけですけれども、やはり大臣の声を聞かなきゃならない、意見を聞かなきゃいけない、こうしたこともあるんじゃないかと思うんです。 テレビドラマや映画の見過ぎかもしれませんけど、例えばビデオ会議だとか電...全文を見る | ||
○中西健治君 あくまで副大臣対応ということだというふうに理解をいたしました。 それと、事務局についてもちょっとお伺いしておきたいんですが、事務局は六つの部門ということで設立されて、今までこの三か月間やってきているわけですけど、六つの部門に分かれていること、政策第一班から第三班...全文を見る | ||
○中西健治君 迅速さということに意を砕いているということでありますけれども、それとは別に、発足時点から、私の問題意識として、各省庁別の、何十人かいらっしゃるのはどこどこの出身ということになっておるわけでありますけど、この省庁別の出身地ということが固定化されてしまうのではないか。こ...全文を見る | ||
○中西健治君 是非、固定ポストになるような形で交流が図られないということにならないようにしていただきたいなというふうに思います。 こうしたことを聞いた上で、先ほど白先生の方からありました北朝鮮問題についてお聞きしたいと思います。 三月三日に赤十字の会談と、そしてその前にミ...全文を見る | ||
○中西健治君 私は行うべきでなかったと言っているわけではありませんが、九時半から集まったということ、あるいは局長級の会議が行われたということでありますから、そこでそういう判断が行われたのかということについてお伺いしたんですが、そういう判断が行われたということでよろしいですね。 | ||
○中西健治君 先ほどこの事案について、ミサイルが発射された事案については非常に重大だという答弁があったかと思います。非常に重大な事案が発生した、これについて四大臣会合は行われたんでしょうか。 | ||
○中西健治君 結果としては開くことがなかったということなんですが、どういう事案で四大臣会合を開くのか。この事案では四大臣会合が必要ない、こうしたことはしっかり判断がされているということでよろしいでしょうか。判断をするのは総理ということでしょうけれども、判断はされたかどうかというこ...全文を見る | ||
○中西健治君 適切かどうか分かりませんけれども、判断は行われた、開かないでいいという判断が行われたというふうに今のお答えでは理解するということになります。 この事案ですけれども、先ほどもありました、発表が、公表が非常に遅くなりました。当日、定例の官房長官の記者会見、十六時過ぎ...全文を見る | ||
○中西健治君 これ全然分からないんですよ。朝の六時台に発生して、その情報もつかんでおきながら、四時の官房長官の記者会見でも何ら触れず、言及せず、そして結局、夜の十二時に近いところ、十一時台になってやっと公表を行った。これは意図的なものをやはり感じざるを得ないと思うんですが、先ほど...全文を見る | ||
○中西健治君 外務大臣にお伺いしたいと思います。 今回の会談には、先ほど外務大臣もおっしゃられたとおり、日朝の外務省の担当者も同席しました。今後の政府間協議ですとか拉致問題の進展が期待されるというところでもありますけれども、むしろ北朝鮮は、我が国にそうした期待を抱かせつつ、ミ...全文を見る | ||
○中西健治君 北朝鮮の戦術に乗せられているかどうか、これはまあ分からないといえば分からないようなことだと思います。 ただ、今回ちょっとタイミングが符合してしまっているということでありますので、この北朝鮮のミサイルの発射のタイミングについてはどのように解釈されているでしょうか。 | ||
○中西健治君 拉致問題についてもちょっとお伺いしたいと思うんですが、安倍総理は、安倍政権の間に拉致問題は何とか解決をしていくと繰り返し述べていらっしゃいます。安倍政権といってもずうっと続いていくわけではありませんので、こうしたことをおっしゃっていられるのはやはりそれなりのスケジュ...全文を見る | ||
○中西健治君 是非そうしていただきたいと思います。 この報告書は大変大きな成果だというふうに、大きな前進だというふうに思います。この報告書を見て、これまで北朝鮮と国交があったんだけれども国交を断絶したという国も出てきているということでありますから、そうしたことをてこに是非前進...全文を見る | ||
○中西健治君 どうもありがとうございました。 質問を終わります。 | ||
03月13日 | 第186回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号 議事録を見る | ○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 本日は本当にどうもありがとうございます。 まず、原田先生、原田教授の方にお伺いしたいと思います。 補正予算が財政規律を弱めている、もうまさにそのとおりではないかと思います。私も先週の予算委員会で、補正はもう原則、なしにすべきで...全文を見る |
○中西健治君 まさにそのとおりじゃないかなと私も思います。PBが意義がないと言うつもりは全くないわけですけれども、やはり一次的、二次的というものを分けていく必要があるんじゃないかなと思います。 その中で、歳入については予測ですがとおっしゃられましたが、その予測の部分、成長した...全文を見る | ||
○中西健治君 原田公述人にお伺いいたします。 原田公述人はずっとリフレということを積極的にお唱えになっていらっしゃったというふうに考えております。私ども、大変参考にさせていただいておりますけれども、今後の日銀の金融政策について、これでよしと考えていらっしゃるか、今後更なる追加...全文を見る | ||
○中西健治君 永濱公述人は昨年も委員会へお越しいただきまして、そのときに日銀の出口戦略を考える必要があるのかという質問をさせていただいたところ、FRBの例が先に来るから、それを見て学ぶことがあるんじゃないかと、こういうお答えをしていただいたと思いますが、今のFRBの動きを見て参考...全文を見る | ||
○中西健治君 最近の経済指標等を見ていて謎だなというふうに思うのが、日本の貿易収支の赤字と、輸出が全然伸びてこないというところだと思うんですが、この輸出が伸びてこないということに対してどのような理由なのかということについて両公述人の見解をお聞かせいただきたいのと、そういう理由であ...全文を見る | ||
○中西健治君 どうもありがとうございました。 終わらせていただきます。 | ||
03月17日 | 第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号 議事録を見る | ○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 先週の木曜日に引き続き、まず北朝鮮問題について質問させていただきたいと思います。 先週の木曜日、十三日の委員会で北朝鮮問題についても質問をさせていただきました。十日から十四日まで横田さん御夫妻がモンゴルにおいて孫娘さんとお会いにな...全文を見る |
○中西健治君 事案の性質を考えれば、この面会が終わるまでは当然発表はできないだろうと、これはそう思います。けど、十日から十四日ということでありますから、なぜ十五日に発表するんであれば発表しなかったのかなと。読売新聞が先行してトップ記事とした後に発表するというのは、いろいろ考えてみ...全文を見る | ||
○中西健治君 この件についてはここまでにしますが、この間の、もう一つ、ミサイルの件、ちょっと質問しますが、三月三日のミサイルが二発発射されたことについても十七時間たってから発表されたというようなこともありましたので、政府の発表のタイミングについては私自身大きな問題意識を持っている...全文を見る | ||
○中西健治君 確認ですけれども、ミサイル発射が行われた当日の会談でありますから、そのことについて、具体的なことについてしっかりと先方に伝えたということでよろしいでしょうか。 | ||
○中西健治君 これからレベルを上げて会談が行われるということですから、この間の質疑でもありましたけど、日朝の平壌宣言違反であったり安保理決議違反であったりという認識についてもしっかりと伝えていっていただきたいなというふうに思う次第であります。 続きまして、韓国についてお伺いい...全文を見る | ||
○中西健治君 重要な隣国でありますから、是非そうした対話を促進していただきたいと思いますが。 いろんな懸案事項について話をされたということでありましたけれども、幾つかの問題をちょっと取り上げたいと思いますが、今日の時間の許す限りお話ししたいと思いますが、一つ目が、私は慰安婦の...全文を見る | ||
○中西健治君 韓国政府が適切に対応することを求めていくと、そういうことなんだと思いますが、最近、韓国政府の実務者から、日本企業が原告側に見舞金を支払うことなどで和解できないかと暗に打診してきたということに対して、日本政府が和解に応じないと方針を韓国側に伝えたとの報道がされておりま...全文を見る | ||
○中西健治君 私自身は、あちらの大審院、最高裁の判決が確定する前にも、国際司法裁判所にこうした請求権協定の存在確認、これを求めるというようなことをするべきなんじゃないかなと思います。 そして、あと一つお聞きしたいと思いますが、南スーダンのPKOでの韓国軍に対して銃弾一万発の無...全文を見る | ||
○中西健治君 外交ルートを通して依頼があったにもかかわらず、その後外交ルートでは謝礼も何も行われていないということのようであります。国際社会に対しても、あくまで国連を通じたもので両国の接触はない、こんなような説明もされているわけでありますから、やはり韓国に対しては、この点について...全文を見る | ||
03月20日 | 第186回国会 参議院 予算委員会 第15号 議事録を見る | ○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 冒頭、前回の予算委員会基本的質疑におきまして、日本郵政の前社長が顧問に就任していることを指摘したところ、政府としては迅速な対応を取っていただいたことは、行政の効率化及び郵政上場に向けた政府の厳しい姿勢を示すものとして大いに評価させてい...全文を見る |
○中西健治君 まさにその方向性でやっていかなきゃいけないと思いますけれども、それを抜本的にやっていかなきゃいけないんじゃないかなというふうに私どもは思っている次第でございます。 パネル、資料にもお示ししましたけれども、(資料提示)みんなの党は、歳入庁を設置して、現在、国税庁や...全文を見る | ||
○中西健治君 加入勧奨、加入指導を今行っているということでありますが、法律の規定は、しなければならないということになっているわけでありますから、現状ということでいえば、把握できていない事業所があるということであれば、やはり法律は遵守できていない状況なんだろうというふうに思います。...全文を見る | ||
○中西健治君 この問題は、厚生年金が適用されていない、厚生年金は支払っていないという問題は、そこに働いている人たちの将来の無年金、低年金ということにつながるということですから、単に不公平だけの問題じゃないというふうに考えていますので、これは是非とも解決をしていかなきゃいけない、向...全文を見る | ||
○中西健治君 結論としていえばそういうことになりますと甘利大臣はおっしゃっていただきましたが、これは可能は可能だろうと、こういうことだと思いますけれども、国税庁が管理する法人番号、今度マイナンバーで付く法人番号とまた別の法人番号というのは現在持っているようであります。そして、年金...全文を見る | ||
○中西健治君 どちらでも構いません。通告は甘利大臣の方にさせていただいていますけれども、どちらでも。 | ||
○中西健治君 是非ともやっていただきたいと思います。 五年の集中期間と言わずに、これはもう来年始まるものですから、これをしっかり利用することによって徴収率の向上に役立てることができるんじゃないかと思います。 ただ、今、甘利大臣なんですか、それとも田村厚労大臣なんですかとい...全文を見る | ||
○中西健治君 歳入庁設置は不要だという何か結論ありきの報告書になっているように私には見受けられますので、是非再検討を御指示いただきたいというふうに私として要望させていただきます。 続きまして、経済財政のことについて少しだけお伺いしたいと思います。 前回の予算委員会では私は...全文を見る | ||
○中西健治君 どうもありがとうございました。 続きの議論は一般質疑の方でやらせていただきたいと思います。 同僚に関連質疑、移りたいと思います。ありがとうございました。 | ||
○中西健治君 中西健治でございます。 先ほどの集中審議の続きとして、麻生大臣と議論をさせていただきたいと思います。 先ほど税収の弾性値のところに入るというようなところで終わってしまいましたので、そこから行きたいと思いますけれども、政府は税収弾性値一・一というものを使ってお...全文を見る | ||
○中西健治君 愛知財務副大臣に教えていただきたいと思いますけれども、消費税増税を前提としないで二〇二〇年まで税収弾性値を二・〇あるいは三・〇とした場合、今年一月に財務省が試算した後年度影響試算における経済成長ケースでの二〇二〇年度の税収は幾らになるのか、教えていただきたいと思いま...全文を見る | ||
○中西健治君 どうもありがとうございます。 それぞれ、六十七・九兆円と八十二・三兆円ということでありました。 これは元々財務省が増税を、一〇%の消費税増税をした場合には六十八・七兆円という試算を出していますので、弾性値を二にしたら、もうその増税なしでも同じ金額という税収、...全文を見る | ||
○中西健治君 私、この税収弾性値に限って言えば、やはり景気がどういう状況なのかということに即した上で、三を使う時期、二を使う時期、一を使う時期、そうした細やかな試算を行うということが必要なんじゃないかなというふうに思っています。これは御提言申し上げます。 あともう一つ、国債の...全文を見る | ||
○中西健治君 今、市場金利を観察して、あと過去の経験でショックが起こったときとおっしゃっておりましたけど、これまで〇・七%が市場金利だとして、これまでの経験で資金運用部ショックなんかが起こったときに一・一%急上昇したから一・八なんですよというのが財務省の説明だったと思いますが、一...全文を見る | ||
○中西健治君 どうもありがとうございました。 質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 | ||
○中西健治君 みんなの党を代表し、政府提出の平成二十六年度予算三案に反対、日本維新の会提出の修正案に反対の立場から討論を行います。 みんなの党は、デフレからの脱却を最優先すべきであり、景気回復に向けてアクセルとブレーキを同時に踏むような消費税増税は行うべきではなく凍結すべきと...全文を見る | ||
03月25日 | 第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号 議事録を見る | ○中西健治君 みんなの党の中西健治でございます。 外務大臣、外遊大変お疲れさまでございます。 まず、外務大臣にお伺いしていきたいと思います。ウクライナ情勢に絡んで、ロシア及びアメリカについてお聞きしていきたいと思います。 まず、ロシアでございますけれども、先月の二月の...全文を見る |
○中西健治君 今回ロシアが行っていることというのは、これまでのことからすると、大変大きな川を渡ってしまっているんではないかなという認識を持っている方が多いと思います。 エネルギー基本計画というのは確かに中長期的な計画であるという位置付けであるかと思いますけれども、現時点で政府...全文を見る | ||
○中西健治君 G7及びハーグ宣言で厳しいメッセージを出している、これは評価できるものだというふうに思います。 ただ、昔のことを、またソ連の時代のことを少し、少しというか、想起させるような動きであったり、あと、このエネルギーに関しても、ロシアといえばサハリン2ということで日本の...全文を見る | ||
○中西健治君 我が国自身が判断する問題であるということをおっしゃられましたが、自衛権は国際法上の概念であると政府は繰り返し答弁をされております。国際法上の概念でありますから、解釈、言わばその変更を行うということになると、当然何らかの影響を関係国に与えることになるということになりま...全文を見る | ||
○中西健治君 そうしますと、今のウクライナ情勢によって集団的自衛権の解釈変更に関するタイミングは、今の時点では変えるものではないと、このようなことだと思います。 別の角度から防衛大臣にお伺いしたいと思います。 二〇一四年末までに集団的自衛権に関わる憲法解釈の変更や実際の行...全文を見る | ||
○中西健治君 じゃ、集団的自衛権の議論とは別個に進んでいくと、そういうことでしょうか。 | ||
○中西健治君 続きまして、外務大臣にまたお伺いしたいと思います。中国についてです。 これは何度か取り上げておりますけれども、防空識別区に関してでありますけれども、昨日の米中首脳会談でも言及はされていたようでありますけれども、日米両国は三月の十一日に、国際民間航空機関、ICAO...全文を見る | ||
○中西健治君 時期的にはいつ頃を想定しているんでしたっけ。 | ||
○中西健治君 もう一つ外務大臣にお伺いしたいと思いますけれども、韓国の戦時中の徴用工についてはこれまで二度か三度この委員会でも取り上げさせていただきました。新たなことが、同じような事案が中国でも起こってきたということであります。中国の裁判所、北京市の第一中級人民法院が訴えを受理し...全文を見る | ||
○中西健治君 状況を注視してばかりだということで、これ何らかのやはり深刻な影響が日本の企業活動にも及びかねないという事柄だというふうに思いますので、是非何らかの知恵を絞って行動をしていただきたいと思います。私が申し上げたのも一つの策なんではないかと思いますが、ほかに知恵も働かせら...全文を見る | ||
03月27日 | 第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号 議事録を見る | ○中西健治君 みんなの党の中西健治でございます。 石川先生がおっしゃられたとおり、質問通告、私も早めにすることを心掛けております。今後もそうしていきたいというふうに考えております。 まず、在外公館法について外務省にお聞きしていきたいと思います。 全体の在勤手当予算額に...全文を見る |
○中西健治君 今回外務省が行った調査、これ民間の調査会社を用いて、在勤手当の支給水準の客観性、透明性を向上させる目的で調査を行っているわけでありますけれども、この調査結果を見ますと、日本を一〇〇とした場合の生計費指数が、アジア平均で一〇一・五、アフリカ平均でも一〇〇・二と、日本よ...全文を見る | ||
○中西健治君 続きまして、研修員手当の全額官費負担、公費負担について伺いたいと思います。 衆議院で審議された際には、副大臣の方から、例えばアメリカは年間五百万円程度の授業料であるから、今までの制度だと二割は自己負担となっていたことから、多い人では月数万円が自己負担となってしま...全文を見る | ||
○中西健治君 Ⅰ種に変わっているということでありますけれども、英語の授業料も含まれているということのようでありますが、そもそも、外務省に入省する人について英語の語学力は少なくとも必須ということなのではないかと思います。その語学の授業料のために全額官費負担とするのは少し甘いのではな...全文を見る | ||
○中西健治君 本当にハイレベルの語学力ということになるのであれば当然私もいいというふうに思いますから、そのように運用されるということを私自身は望んでおります。 小野寺防衛大臣にお伺いします。御足労いただきまして、どうもありがとうございます。中国の問題について大づかみなお話、大...全文を見る | ||
○中西健治君 ありがとうございます。 既に就役している遼寧、空母のことについてお聞きしたいんですけれども、中国で既に就役している遼寧を始めとして、二〇一八年には二番艦、そして二〇二〇年までには都合四隻建造されると言われている中国の空母が東シナ海に展開した場合に、これまで自衛隊...全文を見る | ||
○中西健治君 注視しているということでありますけれども、以前は渤海等での試験航行を実施していたということだと思います。そして、二〇一三年十一月、十二月、昨年の十一月から十二月には南シナ海で訓練がされていたという報道も確認されているところだと思います。 ということは、東シナ海へ...全文を見る | ||
○中西健治君 今後、また大綱についての審議も行われると思いますので、そこでもこのことは聞いていきたいというふうに思います。 今月の五日に、中国の全人代で防衛予算、中国側の防衛予算、国防費が発表されたわけですけれども、中央政府分だけで十三・四兆円ということになりました。一二・二...全文を見る | ||
○中西健治君 質問時間終わりのようですので、私の方はこれで終了させていただきます。 どうもありがとうございました。 | ||
03月28日 | 第186回国会 参議院 本会議 第11号 議事録を見る | ○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 平成二十四年度決算審議に当たり、みんなの党を代表して、基金や独立行政法人の剰余金及び平成二十四年度に成立した重要法案のフォローアップを行う観点から質問をさせていただきます。 まず、基金及び独立行政法人等の剰余金についてお伺いします...全文を見る |
04月01日 | 第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号 議事録を見る | ○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 まず、国連人権理事会における北朝鮮に対する非難決議についてお伺いしたいと思います。 三月二十八日、先週の金曜日ですが、国連の人権理事会は、日本人拉致を含む北朝鮮による国家ぐるみの人権侵害行為は人道に対する罪であると非難する決議を賛...全文を見る |
○中西健治君 特定国を名指しにするのは原則的にしない、そんな国もあるのだろうと思いますけれども、申し上げたとおり、首相や外務大臣が歴訪された国々、これが棄権などをしているわけでありますけれども、こうした国々との首脳会談あるいは外相会談において、政府としてきちんと北朝鮮に関わること...全文を見る | ||
○中西健治君 外務省の方からも、拉致問題について働きかけをした国々の資料というのはいただいております。積極的に働きかけを行っているということは私も承知しておりますが、その中で、今、岸田外務大臣、従来の反対国、棄権国に対しても強く働きかけを行ったと言っていましたが、それで、この働き...全文を見る | ||
○中西健治君 ありがとうございます。よく分かりました。 次のテーマに移らせていただきます。先回も取り上げましたが、北朝鮮のノドン発射についてであります。 二十六日に、午前二時三十五分から四十二分頃、日本海に向けて中距離弾道ミサイル、ノドン二発を発射したという事案が発生いた...全文を見る | ||
○中西健治君 今の説明は多分全然分からないということなんじゃないかと思います。 三月三日の事案にしても、三月二十六日の事案にしても、確認すべきことは同じだというふうに思います。今おっしゃられた、一つ目の国民の生命、財産に直接の被害があったのかどうか、これは三月三日も三月二十六...全文を見る | ||
○中西健治君 夕刻でもないと思います。午後十一時台、十一時四十五分であったというふうに思います。 確認するようなことは同じだと思いますし、関係省庁で集まってということをおっしゃっていましたけれども、片方は十七時間掛かって、片方は六時間、七時間というところで、全く、質的な違いが...全文を見る | ||
○中西健治君 この問題は次の委員会でもちょっと取り上げたいと思います。 今日は国交省にも来ていただいておりますので、国交省に質問したいと思います。 三月四日にも北朝鮮は多連装ロケット砲弾というものを発射しております。この砲弾が発射された七分後に、成田発中国の瀋陽行きの民間...全文を見る | ||
○中西健治君 複数あるけれども、じゃ、日本の航空機がそこを通ることはないということでしょうか。 | ||
○中西健治君 最近は北朝鮮発射事例というのが多数あるわけですが、その全てについて日本の民間航空機の航路には掛かっていないということを確認できているということですか。 | ||
○中西健治君 済みません、確認したいんですけれども、その平壌の飛行何とか区というところ、今回の事案はということをおっしゃいましたけれども、今回のというのは、二月から三月まで多数発射されているんですけれども、それを全て含んでいるということですか。 | ||
○中西健治君 済みません、そうすると、国土交通省が把握している弾道ミサイルというのはいつといつということですか。 | ||
○中西健治君 そこがおかしいんですよ。三月三日と三月二十六日というのは政府が殊更に発表しているミサイルの発射という案件ですけれども、韓国側が言っているのはその次の日の三月四日の案件だったりするわけです。 それだけじゃなくて、多数の報道によれば、北朝鮮はその三月三日と二十六日だ...全文を見る | ||
○中西健治君 今日のところはこれで終わりにしますけれども、三月三日と二十六、公式に政府がミサイルの発射というのを発表したもの以外は、これ政府としては認識していない、承知していない、そのような答弁に聞こえました。それで空の安全性が確認できるのか、確保できるのか、そうした観点からも我...全文を見る | ||
04月03日 | 第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号 議事録を見る | ○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 まず、租税条約についてお伺いしたいと思います。 イギリスとの租税条約改正議定書、これまでも今日何回か出ていますけれども、二〇一〇年にOECDで採択されたAOアプローチ、恒久的施設の事業所得の認定の明確化というのが盛り込まれた日本が...全文を見る |
○中西健治君 国内の税法は変わったけれども、条約それぞれについて今までのとおりできるようになっている、執行できるようになっているということの確認でございました。 もう一つ確認しておきたいのが、イギリスとそれからスウェーデンとの間での租税条約、これには仲裁の手続というものが今回...全文を見る | ||
○中西健治君 今後ということでありますが、実効性が担保できるのかどうか、そこら辺はしっかり見ていきたいというふうに思います。 外務大臣に一点、この租税条約でお聞きしたいと思うんですが、租税条約を締結した国、あと交渉している国、このリストを見てみますと八十か国ぐらいあるわけであ...全文を見る | ||
○中西健治君 TPPを結ぶというのであれば、様々な観点の中で重要な要素になっていくんじゃないかなというふうに思います。プライオリティーという点では大きく変わっていくんじゃないかなと私自身は思っているということを申し上げさせていただきます。 世耕副長官に今日はお越しいただきまし...全文を見る | ||
○中西健治君 そこなんです。 分かっている事実関係を、三月二十六日は公表を先にして行ったと。何で三月三日はしなかったのか、それが私の問いかけなんです。それはいかがなんでしょうか。 | ||
○中西健治君 機微に触れるということで、そこのところは勘弁してくれというような、そんなような御答弁かなというふうに思いますけれども。 それでは、二月以降、この三月三日と三月二十六日の事案以外にも、報道では、多数のロケット、ミサイルの発射が行われているというふうに聞いております...全文を見る | ||
○中西健治君 発表しないものは存在しないという意味ではないということは確認したいと思います。 | ||
○中西健治君 これ、大事なところなんです。 野上副大臣の方にお伺いしたいと思うんですけれども、これ、関係するところとして、日本政府は存在の有無も言っていない三月四日のミサイル発射によって、そこのミサイル発射をした軌道の下を日本発の民間飛行機が七分後に通過をしたという事実を韓国...全文を見る | ||
○中西健治君 二つお伺いしたいと思います。 今、事実関係を入手した後に日本の航空会社、他国の航空会社についても通知を行うということをおっしゃいましたけれども、この事実関係というのは三月三日、二十六日の政府発表の事実を指しているんですか。それとも、報道があったこうしたことについ...全文を見る | ||
○中西健治君 そうすると、私が申し上げているこの三月三日、二十六日の事案以外については、日本及び日本を発着する他国の航空機については何も政府としては情報を出していない、こういうことでしょうか。 | ||
○中西健治君 二十四時間体制で何を連絡しているのかということを私は国交省にあらかじめお伺いしました。それは、飛んだ飛行機がロケットなんか見なかったよ、目視しなかったよということが確認されているということで、これは安全確認にならないと思うんです。自分のところにたまたまロケットが来な...全文を見る | ||
○中西健治君 申し上げたとおり、航空会社からの情報というのは、自分が見える、目視できる範囲内で飛んでいなかったよということですから、今後の安全性を確保するものには全くなりませんし、おっしゃられた事後確認についても、二つの政府が発表しているものについてだけ行われているということです...全文を見る | ||
○中西健治君 是非そうお願いしたいと思います。相手がなかなか予想付かない動きをするということもありますので、後から、ああ、こうだったと後悔しても始まりませんので、政府としてお願いいたします。 どうもありがとうございました。 〔委員長退席、理事佐藤正久君着席〕 | ||
04月08日 | 第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号 議事録を見る | ○中西健治君 みんなの党の中西健治です。今日は本当にどうもありがとうございます。では、座って質問の方をさせていただきます。 まず、香田参考人と白石参考人にお伺いしたいと思います。何についてかというと、この国家安全保障戦略大綱、あと中期防の対象期間及び更新の頻度といいますか、そ...全文を見る |
○中西健治君 続きまして、参考人の皆さん全員にお伺いしたいと思います。 今回の防衛大綱におきましても専守防衛という考え方が踏襲されているわけでありますけれども、今、安保法制懇の議論の中でも、政府の答弁では、この専守防衛というのは集団的自衛権の行使容認ということになったとしても...全文を見る | ||
○中西健治君 どうもありがとうございました。 私の質問は終わらせていただきます。ありがとうございました。 | ||
04月10日 | 第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号 議事録を見る | ○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 大綱、そして国家安全保障戦略についての質問をする前に、まず一点、最近報道されております北朝鮮のミサイルに対する破壊命令について、防衛大臣にお伺いしたいと思います。 防衛省はこの命令の発動を公表しないという方針のようでありますが、に...全文を見る |
○中西健治君 情報管理に万全を尽くしているというふうには到底この事例は思えないということなんですが、マスコミがどうしてこうした報道をしているんでしょうか。誤報ということなんでしょうか。誤報か誤報じゃないかということをお答えにはなれないと思います、有無を答えるということになりますか...全文を見る | ||
○中西健治君 でありましたら、ちょっと法律的なことを聞いていきたいと思います。 一般論としてです。一般論として、この公表されていないミサイルの破壊命令というのは、特定秘密保護法が施行されたら特定秘密に該当するとお考えですか。 | ||
○中西健治君 私がお聞きしているのは、公表した分について聞いているわけではありません。ちゃんと質問したと思います。公表されていないミサイルの破壊命令発動について、これは特定秘密に該当するレベルのものなのかどうかということをお聞きいたしております。 | ||
○中西健治君 過去にも行われている例であるかと思います。今回あったかどうかをお聞きしているわけではありません。過去に行われた破壊命令、これについて、公表されていないものについては、特定秘密、まだこれは施行されていませんから、少なくとも防衛秘密には該当するかどうかということについて...全文を見る | ||
○中西健治君 公表されていないものがあるかもしれないというふうに私は思っておりますけれども、公表されているかどうかということについては政府しか知らないということになります。そして、マスコミに流れているかどうかということについても政府しか知らないということになります。 政府がこ...全文を見る | ||
○中西健治君 今回は自衛隊の運用に関する公表されていない命令が発動されたのかもしれないと、そういうような事案でございます。そしてそれが、あったかもしれないと申し上げておりますが、それがマスコミの広く知るところになったということでありますので、しっかりと、防衛省内でもしそういう事実...全文を見る | ||
○中西健治君 先ほど福山理事の質問にもありましたけれども、この策定時期について、集団的自衛権をめぐる議論というのが今年行われることも分かっていたわけでありますし、ガイドラインの見直しも今年中にというのは、期限を区切ったのは日本側が迫ったというふうにも理解しております。そうした背景...全文を見る | ||
○中西健治君 今の防衛大臣のお答えを前提として、先ほど官房副長官が同じ答えをしておりましたので、私の問いは、集団的自衛権の議論並びにガイドラインの見直しというのが、作ってしまった防衛大綱、中期防に影響を与えることがないのかどうかという問いでございます。 | ||
○中西健治君 そこまでは分かった上で、防衛大綱や中期防に影響を及ぼす可能性があるのかないのかということについて防衛大臣のお考えをお伺いしているところでございます。 できたものというのは、どうして作ったのかということについては承りました。しかし、今後、ガイドラインの見直し、そし...全文を見る | ||
○中西健治君 可能性があるかどうかということについてお聞きしているわけでありますけれども、お答えはいただけませんでした。 それではもう一つ、大綱の中に、「我が国は、日本国憲法の下、専守防衛に徹し、他国に脅威を与えるような軍事大国にならない」という部分が書かれているわけでありま...全文を見る | ||
○中西健治君 そこは理解いたしました。 菅官房長官が衆議院の内閣委員会で、集団的自衛権を行使することとなった場合でも専守防衛という考えに変更はないのかという問いに対して、基本は引き続き堅持していくと答弁されていますけれども、防衛大臣も同じ考えでよろしいということでしょうか。 | ||
○中西健治君 昭和四十七年十月三十一日の衆議院本会議で当時の田中総理大臣は、「専守防衛ないし専守防御というのは、防衛上の必要からも相手の基地を攻撃することなく、もっぱらわが国土及びその周辺において防衛を行なうということでございまして、これはわが国防衛の基本的な方針であり、この考え...全文を見る | ||
○中西健治君 通告をしていないということが言われましたけれども、それは全く異なっておりまして、私は、この田中総理の答弁についても、昨日のレクでは、こうしたものも衆議院で話が出ました、これを引きますよということを申し上げておりました。それに対するお答えがいただけないというのは、大変...全文を見る | ||
○中西健治君 私がどういうふうに説明を行ったかというと、申し上げておる衆議院内閣委員会で我が党の同僚委員、固有名詞も言って、こういう質問をしました、これに対して菅官房長官はこういう答えをされました、さらに田中総理の言葉も引用した上でどうなのかということを聞きました。これについて聞...全文を見る | ||
○中西健治君 これ以上はくどくどやりませんが、その官房長官との内閣委員会のやり取りでこの田中総理の答弁がそのままそのときに引用されているんです。ですから、それを聞きますよといったら当然これのことなんですけれども、これは後で防衛省の方からお聞きしたいというふうに思います。 続き...全文を見る | ||
○中西健治君 七千億というのは大変高いハードルですし、今年度は六百数十億しかいかないということですから、来年度以降は更に大きなハードルになっていく、高いハードルということになっていきますから、そこはしっかり早めに計画を立てていただきたいというふうに思います。 続きまして、水陸...全文を見る | ||
○中西健治君 そのようなオペレーションをするのであれば、どうして陸自管轄の部隊としたんでしょうか、何で海自の管轄の部隊としないのか。大変素朴な質問なんですが、これはどうして陸自なんでしょうか。 | ||
○中西健治君 今日はまだまだ聞きたいことがありましたけれども、時間が迫ってきましたので終わりにいたします。 ありがとうございました。 | ||
04月15日 | 第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号 議事録を見る | ○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 今日は、大切な、非常に私どもとしては問題が多いかなというふうに思っている原子力協定二協定の審議ということでございます。まず、トルコの協定について一つお伺いしたいと思います。 トルコは言うまでもなく親日的な国として知られているわけで...全文を見る |
○中西健治君 親日的な国民感情、これは本当に大切にしなきゃいけないものだと思います。 別の観点からお伺いいたします。 トルコとの原子力協定の交渉について、私自身かねてから問題意識を持っておりましたので、二年前の四月、二〇一二年の四月に、予算委員会の場で、当時の玄葉外務大臣...全文を見る | ||
○中西健治君 周辺諸国の間では懸念を明示的に表明しているところもございますから、その懸念には応えていかなきゃいけないと思いますけれども、我が国の教訓という言葉が外務大臣の方からありました。この教訓について今度はお伺いしていきたいと思います。 あの三・一一の原発事故の後、この原...全文を見る | ||
○中西健治君 当分の間国会に報告するということでありますけれども、この報告書、提言の中で肝となる部分というのは幾つかあるわけですけれども、そのうちの一つとして、福島の東電の原発事故の主因を津波に限定すべきではないと、こういうことが書かれているわけでございます。 政府として、こ...全文を見る | ||
○中西健治君 重要な部分について引き続き分析を行っていくということでありますけれども、やはりまだ原因がこれだという形では特定はされていないというのが現在の状況なのではないかと思います。そんな中で原発の輸出を行うということについて、道義的責任を果たせるのかどうか、こうしたことについ...全文を見る | ||
○中西健治君 相手国からの期待、これを答弁の中で多くの部分を割かれましたけれども、問題なのは、私は道義的責任ということを申し上げたのは、我が国としてどう考えるのか、我が国として抑制的でなければいけないのではないかということを私は申し上げたかったということでございます。 これに...全文を見る | ||
○中西健治君 大臣の御答弁はよく分かるんですけれども、やはり今後これをしっかりと担保するということが大変重要なんじゃないかなというふうに考えております。今後、日本の政治状況、政権交代等もあり得ないわけではありません。そうしたことも考えると、立法府として、例えばここの委員会で決議を...全文を見る | ||
○中西健治君 一点短く確認したいと思いますけれども、まさか、輸出の促進を行っている経産省が安全確認も行おうとしていることではないということだけ確認したいと思いますが、いかがでしょうか。 | ||
○中西健治君 終わりますが、規制とそして推進というのが同じ官庁に入ってしまってはいけないというのが教訓なはずですから、経産省の中でそれが行われるということはないように言っておきたいと思います。 これで質問を終わります。ありがとうございました。 | ||
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 参考人の方々、今日は本当にどうもありがとうございました。座らせて質問の方をさせていただきます。 お話しになられた順に、それぞれ少しずつお伺いしていきたいというふうに思います。 まず、服部参考人にお伺いいたします。 業界の事...全文を見る | ||
○中西健治君 相手国のニーズということでありましたが、服部参考人のお話の中で、アックユのプロジェクトについてはロシアがトルコにとって有利な条件で契約を取ったというお話がありました。この条件の内容について御存じであればそれを教えていただきたいのと、それが妥当だと考えるかどうかという...全文を見る | ||
○中西健治君 どうもありがとうございます。 この使用済核燃料を引き取るという契約内容については、それはどうかなというふうに私自身はちょっと思っているということでございます。 続きまして、田辺参考人にお伺いしたいと思います。 トルコの事情等、大変お詳しいというふうに思っ...全文を見る | ||
○中西健治君 そうなんじゃないかと私自身も思います。 あと、トルコについては民主化の逆行が今起きているんではないかという御指摘もありました。このトルコだけではなくて、二年前にもヨルダンとの間で日本は原子力協定結んだかと思います。ヨルダン、その後シリアの情勢が不安定になって難民...全文を見る | ||
○中西健治君 ヨルダンについてもできればコメントいただきたいと思うんですが、二年前にやはりこの条約が国会にかかったときに、今の状況を、シリアの状況は少なくとも政府は予見できていなかっただろうと思うんです。そんな中で結んでしまって、今状況が変わってきているということがあるかと思いま...全文を見る | ||
○中西健治君 ありがとうございます。 続きまして、舩橋参考人にお伺いしたいと思います。 原発の輸出と国内の原発政策というのは、これは整合性を取るべきである、こういう御意見、これはもう本当にごもっともだと思います。そんな中で、国内の原発に関しては世界最高の安全水準というのに...全文を見る | ||
○中西健治君 確認ですけれども、日本が、輸出をするにしてもしないにしてもだと思うんですが、国際基準をしっかり作ることによってどこの国が輸出する原発についても安全性は担保されるようにしなきゃいけない、それが担保できないんだったらそれは輸出できない、そういうふうにすればよい、それにリ...全文を見る | ||
○中西健治君 どうもありがとうございました。質問を終わります。 ありがとうございました。 | ||
04月17日 | 第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号 議事録を見る | ○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 UAE、トルコとの原子力協定を考えるに当たって、二〇一一年十二月に国会で承認しましたヨルダンとの原子力協定についてお伺いしたいと思います。 当時のヨルダンの状況と現在の状況を比較した場合、政府としてヨルダンを取り巻く状況をどのよう...全文を見る |
○中西健治君 外務大臣は六十万人というふうにおっしゃいましたけれども、ヨルダン王国の方も日本にいらっしゃって、公式の数字以上にもっと難民の数は多いんだということをおっしゃっていたかと思います。元々の人口の何割かということにならんとしているということで、社会不安にもつながりかねない...全文を見る | ||
○中西健治君 いろんな事情があってロシアがこれは取ったということでありますけれども、仮に日本の企業が取っていたら、今の情勢の中で具体的な案件を進めていいものだろうかと、これは大きな問題なんじゃないかなというふうに思います。そうしたことも含めてそれぞれの国との協定というのは考えてい...全文を見る | ||
○中西健治君 私は抑制的に、謙虚に行っていくべきであるというふうに考えております。 国内の原発の再稼働、これをしないと原発をトップセールスで外国に売るに当たって都合が悪いのではないか、こうした見方もあります。この国内の再稼働と原発の輸出というのは関係があるのかないのか、お伺い...全文を見る | ||
○中西健治君 その点は是非とも確認したいというふうに思っておりました。 そしてもう一つ、先ほど来出ています原発関連資機材の輸出に対する我が国の安全規制体制、これは公的なファイナンスを提供するということに関連してですけれども、前回の私の質問に対しても検討中であるというお答えをい...全文を見る | ||
○中西健治君 経済産業省が行うのは否定されないということですね、対象の検討になり得ると。これは、ちょっともう一度確認させてください。 | ||
○中西健治君 いや、一つ前の答弁について確認を求めているんです。 経済産業省が行うことも排除しないと、こうしたことを明言されたと思いますけれども、それを是非もう一度確認してください。 | ||
○中西健治君 時間ですけれども、経済産業省が排除されていないということを議事録にとどめていることだけ確認させていただきます。それの撤回をしないということでよろしいですね。 | ||
○中西健治君 終わります。 | ||
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 私は、議題となりました両原子力協定の承認に対して反対の立場から討論をさせていただきます。 東日本大震災による福島第一原発の事故は、いまだに収束するどころか、汚染水処理への対応も後手後手に回り、廃炉に向けた作業の道筋もいまだ立ってい...全文を見る | ||
04月22日 | 第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第13号 議事録を見る | ○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 武器貿易条約及びグアム移転協定についてお聞きする前に、まず、ちょっと韓国のフェリー沈没事故についてお伺いしたいと思います。大変痛ましい事故で、隣国として何とか力になれないかというふうにお思いの方は大変多いんじゃないかと思います。そこで...全文を見る |
○中西健治君 海上保安庁にお伺いしたいと思うんですが、事故当日に海上保安庁から協力を申し入れたものの、韓国海洋警察よりお断りがあったと聞いておりますけれども、事実関係について教えていただきたいと思います。 | ||
○中西健治君 アメリカの海軍は強襲揚陸艦やヘリコプターを事故現場に派遣しているようでありますけれども、これは韓国政府の要請に基づいているというふうにお考えになっていらっしゃるでしょうか。 | ||
○中西健治君 中国も協力を表明しておりますけれども、実際に支援は行われていないということのようであります。要請がないということなのかもしれません。 もう一度外務大臣にお伺いしますが、韓国政府のこうした海外からの支援の申出に対する対応について、どのようにお考えでしょうか。 | ||
○中西健治君 我々も、ニュースに接しながら、一刻でも早く一人でも多くの方が救出されればいいなというふうに願っているわけでありますので、政府はそうしたメッセージを送り続けていただきたいと思います。 それでは、武器貿易条約についてお伺いしたいと思います。 本条約の規制対象がか...全文を見る | ||
○中西健治君 ひとまずはここで、まとまれるところでまとまったということだろうというふうに思いますが、今後、是非これをまた改定すべく、改善すべくやっていただきたいというふうに思います。 本条約に関わる各国の動きについてお伺いしたいと思いますが、アメリカ及びEUはこちらの条約の締...全文を見る | ||
○中西健治君 この条約の実効性を高めるにはどうすればいいのかということが各委員から疑問が呈されておりまして、質問が投げかけられておりましたけれども、特にロシアや中国といった国が挙げられてどうするのかということを質問されておりましたが、大臣の方からも、働きかけ、これまでも行ってきた...全文を見る | ||
○中西健治君 この防衛装備移転三原則を見ますと、原則一の一で、我が国が締結した条約の義務に違反する場合と、こういうふうに掲げられておりまして、その中に武器貿易条約の義務の実施を含むと、このように書かれております。 となりますと、この武器貿易条約、これ昨年の四月の国連総会で採択...全文を見る | ||
○中西健治君 一つまた国名を挙げてお聞きしたいんですが、インドは本条約の採決するに当たって棄権をしておりますけれども、このインドという国に対しては防衛装備品の移転の案件があるというふうに私自身は承知をしておりますけれども、この武器貿易条約採択に棄権をしている、ですから当然入ってい...全文を見る | ||
○中西健治君 いずれにせよ、この武器貿易条約についてどういうスタンスなのかということについても、今後、防衛装備品を移転するかどうかについて考慮のポイントとして是非考えるべきであろうというふうに私自身は考えております。 さて、もう一問この防衛装備移転三原則に絡んでお伺いしたいと...全文を見る | ||
○中西健治君 ということは、まず局長レベルでの幹事会で審議を行って、その中で更に必要だと思われるものについてケース・バイ・ケースでNSCに上げていくと、そういうことでしょうか、平たく言うと。 | ||
○中西健治君 経産省にお伺いしたいと思うんですが、今NSCにどういうものが上げられるんですかということを聞いたわけですが、上げられた案件についてはその都度公表を行われるというふうに私は理解しております。情報公開法に基づいて情報公開の対象となるというふうに理解しておりますけれども、...全文を見る | ||
○中西健治君 今の私の問いかけに全然答えていないんですが。 年に一回では少ないのではないかというのが私の意見ですが、見直しをそうした観点からする可能性はあるでしょうか。 | ||
○中西健治君 これから情報公開の観点から少ないんじゃないかということがまた声として大きくなってくれば、是非見直していただきたいと思います。 ちょっと残った時間でグアム移転協定についてお伺いしたいと思いますが、今般の協定では条文上、合衆国の二〇〇八会計年度ドルで二十八億合衆国ド...全文を見る | ||
○中西健治君 建設物価指数を使っているということでありますけれども、資材というのはアメリカからだけ輸入をするものなんですか。アメリカからだけの資材を使って造るものなんですか。日本の物資も使ったりするんじゃないんですか。とすれば、消費者物価指数、物価指数の高いアメリカの指数だけを用...全文を見る | ||
○中西健治君 最後に、これに関連してですが、実際にこれから支出がなされていく中で、どのタイミングで日本円ベースで支出額が確定していくんでしょうか、そして、どのように残高は管理されていくということになるんでしょうか。 | ||
○中西健治君 ありがとうございました。 質問を終わらせていただきます。 | ||
05月12日 | 第186回国会 参議院 決算委員会 第7号 議事録を見る | ○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 今週は集団的自衛権の議論について政府側で動きがあるというふうにお伺いしておりますので、決算に即した質問の前に、通告した順番を変えて質問の方をさせていただきたいと思います。 まず、集団的自衛権に関する政府方針についてお伺いしたいと思...全文を見る |
○中西健治君 当然、安保に関わることですから、外務大臣、防衛大臣というのは参画されるということだろうと思います。 内容について今申し上げられない、それもそうなんだろうというふうに思うんですが、ただ、ちょっと私が奇異に感じるというか驚くというのは、報告書があしたないしあさってと...全文を見る | ||
○中西健治君 基本方針というのは、申し上げたとおり、今まで私どもが理解していたのは、かなり個別類型なども含めて、十類型だとかいろいろ言われていますけれども、事例を付したものであるというふうに考えておりましたので、相当細かい内容、包括的なものが出てくるんだろうなというふうに考え、そ...全文を見る | ||
○中西健治君 政府が基本的な方向性を示すのであれば、当然政府の間で報告書は共有された上でなければ出すことはできないだろうというふうに私は考えます。となると、もし、手続の方は決まっていないということでありますけれども、閣僚の方々の間で今週の金曜日の閣僚懇でこの報告書が共有されるので...全文を見る | ||
○中西健治君 各論的にお伺いしたいと思いますけれども、アメリカとの間でFMS調達というのがあります。このFMS調達というのは、まず米政府に前払金を支払って、そして実際の費用が前払金よりは少なかったという場合には差額の精算を行うという仕組みになっているものでありますけれども、平成二...全文を見る | ||
○中西健治君 全体として不備があったということでありますけれども、実際には当然、担当すべきである部局というものが存在すると思います。これに関しては、当然その部局の責任者というものはやはり厳しく責任を問われなきゃいけないんじゃないかなというふうに思います。 もう一つの例、これは...全文を見る | ||
○中西健治君 違約金がかなり巨額になるということでありましたけれども、これまでは二倍、最近見直しを行って、二倍、悪質なものは四倍、こうしたような形にはなっていますけれども、二倍でも四倍でもほかから調達できないんだからという意識が企業側にあるのかもしれないということで、二倍、四倍で...全文を見る | ||
○中西健治君 しっかりやっていくということでありますけれども、実はこの過払いがあった場合の違約金条項、それは二倍、四倍入っていればいいんですけれども、そもそも契約の中に入れ損ねちゃったと、こんな事案すら存在しているということであります。 そうした契約の事例として、違約金が結局...全文を見る | ||
○中西健治君 海上自衛隊の方は処分が行われているということですが、口頭注意ということのようですが、口頭注意ということでは、少し再発防止という観点からは軽過ぎるのではないかなというふうに思います。また、防衛省本省の方はいまだに検査中ということでありますけれども、それでは遅過ぎるので...全文を見る | ||
○中西健治君 結局、この違約金条項を入れないことによって国に損失が生じてしまっているということであります。 こうしたやり取りをお聞きになられて、防衛大臣は、こうした事案がまだ終わらないというか止まらないということについて、どのようにお考えになられるでしょうか。 | ||
○中西健治君 外務大臣にお伺いいたします。 中国に対するODAということでありますけれども、これも時々指摘されることだと思いますけれども、額は縮減しているものの、無償の資金協力もあります、技術協力もまだやっているということでありますけれども、日本を抜いてGDPの規模で世界第二...全文を見る | ||
○中西健治君 環境等についてということでありますけれども、さらには限定的ということでありますけれども、もうやめていいんじゃないかなというふうに思いますが、そこら辺の、そこまでの見直しというのはするお考えはないかどうか、最後にお伺いいたします。 | ||
○中西健治君 ありがとうございます。 PM二・五とかを考えれば技術協力というのはすべきだと思いますけれども、ただ、それを無償でやる必要はないんだろうというふうに思っているところでございます。 質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ───────...全文を見る | ||
05月13日 | 第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第14号 議事録を見る | ○中西健治君 みんなの党の中西健治でございます。 まず、今日は、集団的自衛権に関して質問をさせていただきたいと思います。 先ほどの質疑で、明後日に安保法制懇の報告書が出てくると、その後、NSC四大臣会合が開催されて、安倍総理の記者会見と、ここで基本的な方向性というのが示さ...全文を見る |
○中西健治君 防衛大臣にも同様の質問をしたいと思います。現時点で不利益を生じているかどうか、そういった問題認識があるからこそ今後どうすべきだということについては安保法制懇の報告書を受け取って議論をして決めていくということだと思いますけれども、やはり不利益が全くないのであれば議論を...全文を見る | ||
○中西健治君 はっきりとはおっしゃりにくいんだろうと思いますけれども、両大臣の御発言というのは、やはり今不利益が生じていないという環境とは変わっているということなんだろうと思います。ということは、私が理解すると、不利益が現段階では生じてきてしまっていると、それを改めていく必要があ...全文を見る | ||
○中西健治君 集団的自衛権に関する議論、これを前に進めていくのであれば、やはりいたずらに近隣諸国を、まあいたずらにというか、いわゆる近隣諸国を挑発するようなことというのは我々も慎んでいかなきゃいけないだろうというふうに思います。 総理の靖国神社参拝というのも去年行われましたけ...全文を見る | ||
○中西健治君 それは是非やっていただきたいと思います。 先ほど防衛大臣の出張の御報告の中で、オーストラリアそしてイタリアで説明をされたということがありました。特に近いところ、ここの諸国に対してはやはり緊密に連絡を取って説明をしていかなきゃいけないだろうというふうに思いますので...全文を見る | ||
○中西健治君 続きまして、防衛大臣にお伺いしたいと思いますけれども、オバマ大統領はフィリピン訪問の際に、フィリピンでの米軍派遣拡大を可能にする新軍事協定に署名をいたしました。これは米軍のアジア太平洋地域の安全保障、そして我が国の安全保障にとって私自身はかなりプラスに働くんではない...全文を見る | ||
○中西健治君 評価はまさにそうなんじゃないかなというふうに思うわけでありますけれども、今後実施される沖縄の海兵隊のグアム島への移転を含めた米軍のリバランス、アジア地域における再編成に影響があると考えるかどうか、この点についてはいかがでしょうか。 | ||
○中西健治君 確認しておきたいんですが、日米のガイドラインの見直しについても、これは特段影響はないものだというふうにお考えになっていらっしゃるかどうか、お聞かせいただきたいと思います。 | ||
○中西健治君 外務大臣にお伺いしたいと思いますけれども、今回のフィリピンのこの新軍事協定、我々の同盟国がまたそちらと結んでいくということになるわけでありますけれども、集団的自衛権の議論の中で、いろんな類型ですとか事例というものが示されるだろうということでありますけれども、同盟国が...全文を見る | ||
○中西健治君 質問を終わらせていただきますけれども、幾つかの事例という中にこうしたものが、より可能性の高いものとしてフィリピンのことが入ってくるのかもしれないなというふうに思っております。そうした観点で問題意識を持って質問させていただきました。 どうもありがとうございました。 | ||
05月15日 | 第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号 議事録を見る | ○中西健治君 みんなの党の中西健治です。午後の質疑もよろしくお願いいたします。 本日議題となっております両協定につきましては、午前中の質疑で私の疑問と思っているところもクリアになっておりますので、今回の質疑では外交に関わる諸懸案事項について、特に今日しか聞けない、これから起こ...全文を見る |
○中西健治君 配付していただけるというのは有り難いことだとは思いますけれども、説明を国会に対して政府が行う、そういう機会を設ける予定はないんでしょうか。 | ||
○中西健治君 報道では、韓国でですけれども、国家安全保障局、NSCの参事官が先週韓国を非公式に訪問して、韓国の外交部や国防部などの関係者と会談して安保法制懇の報告書の内容を説明したとの報道がされております。 菅官房長官は、十三日午後の記者会見で、事前説明を行った事実は一切ない...全文を見る | ||
○中西健治君 報告書が出て、基本的方向性というのがまたそれからすぐ出るということなんですが、政府のどなたか、安倍総理は法制懇に出席していたということですが、安倍総理以外の政府のどなたかが事前に報告書を見ていたということはないということでしょうか。 | ||
○中西健治君 確認ですけれども、第七回の安保法制懇、今日行われるかの法制懇の報告書というのは、政府はどなたも見ていないということでよろしいということですね。 | ||
○中西健治君 内容が確定するしないという、それはそれで一つの答えかもしれませんけれども、では、総理はまだ見ていないということですか。 | ||
○中西健治君 何かちょっと、報告書は形としてはできていないということですけど、実質的にはできていて、その内容は、実質的な内容は、固まったものについて総理及び政府の方々はもう御覧になっているんですよね。 | ||
○中西健治君 言い方を変えた方がいいかもしれません。 確定していないということであれば、確定する前の段階の途中経過というのは総理はずっと御覧になっていたということでよろしいでしょうか。 | ||
○中西健治君 ちょっと同じ、ここで平行線の議論が続いちゃっています。 これまで、総理、六回出ていられたわけですけれども、意見を聞く立場だということだったと思いますが、これまで総理及び外務省の担当者も出ていたということでありますが、外務省の担当者、意見を開陳するということは、コ...全文を見る | ||
○中西健治君 総理を含めて政府側の方が発言をしたということはあったということでしょう。ということは、いろいろとコメントを政府側もしたということなんだろうというふうに思いますが。 じゃ、今日はこの報告書出された後、NSCが開かれるということですが、何時から何時まで開かれるんでし...全文を見る | ||
○中西健治君 いや、総理の記者会見も予定されているわけですから、その前にNSCは終わっていなきゃいけないということだと思いますので、何時から何時ぐらいというおおよそのめどは当然あると思いますが、それはどうなっているんですか。 | ||
○中西健治君 一国の総理の予定が余り決まっていないということではきっとないと思いますけれども、二時頃から第七回の法制懇が開かれて、夕刻、まあ分かりません、六時頃から記者会見開かれるのであれば、NSCも開催時間というのはそんなには長くないだろうというふうに思います。 外務大臣に...全文を見る | ||
○中西健治君 私が思うに、ちょっとこの報告書が出されて、今後の検討の方向性ということ、検討のやり方ということにしても、やはりちょっと性急に過ぎるのではないかなというふうに思うわけであります。引き続き、この件は国会で皆さんが取り上げていくと思いますけれども、私自身も注意深く見ていき...全文を見る | ||
○中西健治君 対話がなければ何も始まらないというふうに思いますので、今日の局長級会議でも何らかの進展があることを私自身は願っております。 質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 | ||
05月27日 | 第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号 議事録を見る | ○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 同僚議員からの質問と一部かぶるところもあるかもしれませんけれども、質問通告どおり質問の方をさせていただこうというふうに考えております。 私は、先週、議運の承認を得てワシントンDCに行ってまいりました。そして、国務省、国防省、政府関...全文を見る |
○中西健治君 申し上げましたとおり、私も、ワシントンでこれまでの対応について批判めいたことを聞いたというわけではないということであります。ですから、今後が非常に大事だということなんだろうというふうに思います。 先ほどもありましたけれども、プーチン大統領がサンクトペテルブルクで...全文を見る | ||
○中西健治君 このプーチン大統領の発言ですけれども、日本と欧米諸国を分断させようとする意図に基づいて発言されているのではないかというふうに私などは思うわけでありますけれども、外務大臣はそうした見解はお持ちではないということでしょうか。 | ||
○中西健治君 申し上げましたとおり、これまでロシアとの間で積み上げてきた関係、それから北方領土に関していろんな話というのはされているんだと思います。それをひっくり返すべきではないというふうに私も思うわけでありますけれども、ワシントンでの国務省の高官、これはオンで言っていいというこ...全文を見る | ||
○中西健治君 よくよく注視しながらやっていくということかなというふうに思います。 ロシアに関して、今度は直近というかもうすぐということなんですが、ナルイシキン下院議長がもうすぐ日本にやってくることになっております。ロシア文化フェスティバルのロシア側の組織委員長として六月一日に...全文を見る | ||
○中西健治君 この下院議長の予定についてお伺いしたいんですが、一部報道では政府高官と会うのではないか、若しくは総理と会うのではないかと、こんなような報道もされておりますが、私は、もしこの下院議長が来るのであれば、そして政府高官とお会いになられる、総理とお会いになられるのであれば、...全文を見る | ||
○中西健治君 現時点でということですから、ひょっとしたら変わり得るのかもしれませんけれども。 六月の一日に来られるということでありますが、その直後、六月の四、五にはG7サミットという予定になっているわけでありますので、当然、そちらでも説明が求められるということも想定しておかな...全文を見る | ||
○中西健治君 このロシアと関連してということなんですが、最近の中国の動きというのは、やはりロシアの動きを見て誘発されている部分というのがあり得るのではないかなというふうにも考えています。どちらも力による現状変更の試みということなのではないかというふうに思っております。 そこで...全文を見る | ||
○中西健治君 二十四日にこの事案が発生して、二十五日に、防衛大臣、初動とも言える初めてのコメントをお出しになったときに、このようなことがないように申入れを行ったと、こんなようなことをおっしゃられましたけれども、偶発的な事故の発生につながりかねない今回の異常接近に対して、申入れを行...全文を見る | ||
○中西健治君 ということは、意思としては当然強い抗議であったということですが、申入れという言い回しを記者会見では使ったと、そういうことと理解いたしました。ただ、申入れに素直に従う国柄かなというと、きっとそうではないんだろうというふうに思います。 海上連絡メカニズムの早期の運用...全文を見る | ||
○中西健治君 質問を終わらせていただきます。 どうもありがとうございました。 | ||
05月29日 | 第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第19号 議事録を見る | ○中西健治君 みんなの党の中西健治でございます。 みんなの党は、総理も御承知かもしれませんけれども、厳しい安全保障環境の下、集団的自衛権の行使については容認の方向で党内の議論を今取りまとめようとしているところであります。そうした立場から幾つか質問をさせていただきます。 私...全文を見る |
○中西健治君 昨日の予算委員会で総理はもう少し踏み込んだ発言をされていたんじゃないかと思うんですが、総理のお考えを直接お聞きしてもよろしいでしょうか。 | ||
○中西健治君 このガイドラインについては、アメリカ側は当然のことながら内容が適正なものになるということを強く重視しているということだと思います。 昨年の2プラス2で今年の十二月までと見直しの期限が設定されているわけでありますが、総理は、この十二月の期限を守ることを重視されてい...全文を見る | ||
○中西健治君 十二月のこのガイドラインの期限というスケジュールと、それと集団的自衛権の議論で今のスケジュールというのはぶつかり合うことが考えられるんじゃないかと思います。ですので、こうした質問をしているわけですが、どちらかを優先されるというお考えはあるんでしょうか。 | ||
○中西健治君 ワシントンで国防省側からの印象に残った言葉として、ガイドラインの改定を洋服の生地の裁断に例えまして、メジャー・トゥワイス・カット・ワンスという言葉を使っておりました。これは、メジャー・トゥワイスということですから、寸法を二回測り直してでも裁断は一回だけですよ、生地を...全文を見る | ||
○中西健治君 望ましいということでありまして、はっきり期限を守るというようなことについてはなかなか言いづらい部分もあるのかもしれません。 次に、集団的自衛権を行使できないことによる不利益についてお伺いしたいと思います。 これまでの政府解釈、質問主意書に対しての答弁書などで...全文を見る | ||
○中西健治君 よく、集団的自衛権の行使はルビコン川を渡るですとか、自衛ではなくて他衛だといった議論を耳にしますが、これちょっとおかしいのではないかというふうに思っています。 あくまで自衛権なわけですから、他国を守ることがひいては我が国の自衛に資するということが自衛権行使の大前...全文を見る | ||
○中西健治君 今日は、テレビの中継もありましたので、基本的なところで認識をお伺いさせていただきました。 それから、これからガイドラインを含めてどうした日程感になっていくのか、そうしたことも我々注視していきたいと思います。 今日はどうもありがとうございました。 | ||
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。午前中に引き続き、質問させていただきます。 午前中、日米ガイドラインの見直しについて、主として総理がいらっしゃったので総理にお伺いいたしましたけれども、午後は防衛大臣を中心にお伺いしていければというふうに考えております。 まず、この...全文を見る | ||
○中西健治君 そうしますと、確認ということでありますけれども、このリッパートの講演は別としても、米国側から我が国に対して、集団的自衛権の行使に関する我が国の議論に関連して、ガイドラインの見直しのタイミング等について何か注文が付いたりということはないということでよろしいでしょうか。 | ||
○中西健治君 ガイドラインの見直しというのは、もう作業が始まっているという理解でありますけれども、現在、この見直し作業というのはどういう体制で何を議論しているのかということを教えていただきたいと思います。 | ||
○中西健治君 今、我が国の集団的自衛権の行使について議論が行われているわけでありますけれども、防衛大臣は、この行使について方向が固まればそれを踏まえた上で検討をしていきたいと、こう先ほどおっしゃられたわけでありますけれども、現在、ある程度の作業は行われていると。 この作業にお...全文を見る | ||
○中西健治君 また確認になってしまいますけれども、あくまで現行法でということですから、集団的自衛権の行使は容認はされていないという前提の下で作業自体を行っていて、集団的自衛権の行使に関する議論に関しては議論の進捗状況を伝えている、そういうことでよろしいでしょうか。確認だけです。 | ||
○中西健治君 外務大臣に、次お伺いしたいと思います。 先ほど、この2プラス2に基づいてどんなことを議論しているんですかということをお聞きしたところ、幾つかのことを挙げていただきました。 この2プラス2の共同で発表された目的を見てみますと、幾つか挙げられています。同盟強化を...全文を見る | ||
○中西健治君 午前中の議論でこのガイドラインの期限、十二月の期限を優先するのか、それとも内容を優先するのかという問いを発したところ、総理は両方ともということをおっしゃられておりました。できれば、集団的自衛権の解釈に関する決定を早めにしてスケジュールに間に合うようにして、十二月にガ...全文を見る | ||
○中西健治君 与党間協議ではグレーゾーンへの対処、PKO活動等についての議論が先行するようでありますけれども、集団的自衛権の議論が遅れてしまうというようなことになりますと、まさに政府自らが策定したNSS、安全保障戦略の中で当然重要な位置付けを占めるとされている日米同盟の強化という...全文を見る | ||
○中西健治君 このガイドラインに関して、ちょっとしつこいようですが、あと二つだけお聞かせいただきたいと思うんですが。 一つが、先ほど、防衛協力小委員会、SDCが作業しているということをおっしゃられましたけれども、この集団的自衛権に係る憲法解釈の変更がされる場合には、その内容を...全文を見る | ||
○中西健治君 十二月末までに完了するというデッドラインは一方であるわけですから、それに合わせるためには、それを延長してしまうということもあり得るんだと思いますが、仮にこの期限、仮にというより約束している期限を守るためには、大体いつ頃までには結論は出ていなければいけないんでしょうか...全文を見る | ||
○中西健治君 答えにくい質問をしているかなというふうには思いますけれども、ただ、十二月末ということから考えれば、ある程度のところはやはり目安として持っていなきゃいけないだろうというふうに思います。 もう一つ、この集団的自衛権に係る憲法解釈の変更がなされて、その内容を反映させる...全文を見る | ||
○中西健治君 これもちょっとお答えしにくい質問だったかもしれないなというふうに思います。 ちょっと話題を変えて、今週末、シンガポールの方に行かれるかと思います。ASEAN諸国と会合を持たれるということだと思いますが、南シナ海における中国とベトナムの状況というのは悪化するばかり...全文を見る | ||
○中西健治君 この南シナ海の事態というのは、我が国にとって対岸の火事ではないなということだと思います。我が身のこと、自分のこととして考えていかなきゃいけないかなというふうに思っているわけでありますけれども。 海洋法条約には中国もベトナムも参加しているということでありますから、...全文を見る | ||
○中西健治君 最後に、外務大臣にお伺いいたします。 来週、総理がG7、ブラッセルの方に行かれるかと思いますけれども、やはりウクライナのことが大きな課題として話し合われるということになるかと思いますが、これについて日本政府としてどのようなことを言っていくのか、お聞かせいただけれ...全文を見る | ||
○中西健治君 どうもありがとうございました。 | ||
06月03日 | 第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第20号 議事録を見る | ○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 いつものことではありますが、質問の順番が六番目となってまいりますと、これまでの同僚の質問でかなり重複をしてきてしまうということがございます。質問通告をしてある中で完全に重複してしまったものについては落として、そして、完全ではないような...全文を見る |
○中西健治君 本条約で定める防護措置対象についてお伺いしたいんですが、この防護措置対象となる核物質にいわゆる原子力発電所の使用済核燃料が含まれるのかどうか、確認したいと思います。 | ||
○中西健治君 そうしましたら、六ケ所村にある再処理工場、ここにも貯蔵施設があるかと思います。あと、むつ市の中間貯蔵施設、こうしたものもできてきているわけでありますけれども、こうした中間貯蔵施設は防護措置の対象となるんでしょうか。 | ||
○中西健治君 そうしますと、六ケ所村、そしてむつ市の貯蔵施設などは防護措置の対象となるということでありますけれども、それでは、今回地元説明会を実施した福島県双葉、大熊町の除染した土などを貯蔵する、これもやはり中間貯蔵施設という言葉になっていますけれども、ここは防護措置対象となるの...全文を見る | ||
○中西健治君 そうしますと、濃縮ウラン、プルトニウムの含有量が少なければ、こうした中間貯蔵施設というのは防護措置の対象とならないだろう、こういうことだということでよろしいでしょうか。 | ||
○中西健治君 改正条約上の規定は分かりました。 それでは、今日は環境省も来ていただいているかと思いますけれども、この中間貯蔵施設、この間説明をしたときにいろんな図なんかも出ていたと思いますけれども、全体の大まかなコスト見積りというのもあるというふうに伺っておりますけれども、こ...全文を見る | ||
○中西健治君 先ほど、条約の説明がありました。濃縮ウラン、プルトニウム、こうしたものの含有量が少ないということであれば国内法に基づいての防護ということだと思いますけれども、セシウム等についてもやはり不安に思っている方が大変多いと思いますから、そこの説明はしっかりしていただきたいと...全文を見る | ||
○中西健治君 警備に要する人員を二百十六名増やしたということでありました。あと、伺っているところでは、サブマシンガンですとかライフルですとか耐爆・耐弾仕様の車両等も装備しているというふうに伺っておりますけれども、かなり大きな費用が掛かると思います。 これは、こうした費用につい...全文を見る | ||
○中西健治君 それでは、警察以外で事業者が自ら委託している警備費は事故後どのくらい増えているのか、そしてそれは電気料金の原価に入っているのか、エネ庁にお伺いしたいと思います。 | ||
○中西健治君 そうしますと、民間の事業者がまた自ら委託している警備費については百三十五億円あって、それは電気料金の中に含まれているということでありました。 一方、警察が行っている警備が増えている分については全くの無償で行っていると、無償で行っているということだけちょっと警察の...全文を見る | ||
○中西健治君 ということは、電力会社としてはどんどん警察に警備をしてほしいと、こういうことになるのだろうというふうに思います。ここについて問題点があるのではないかなというふうに思いますが、これは、今日の段階では、ここでこういったことを確認させていただくことにまずはとどめておきます...全文を見る | ||
○中西健治君 外務大臣に何もお聞きしていないので、ちょっと一つお伺いしたいと思いますけれども。 アジア安全保障会議、週末、総理が行かれたわけでありますけれども、この総理のスピーチ、そしてヘーゲル国防長官のスピーチ、それに対して中国側、中国の制服組ということだと思いますが、日米...全文を見る | ||
○中西健治君 私自身は、中国の力による現状変更の試みに対して毅然として意見を述べるということは正しいことであるというふうに思っております。それに対してどう対応していくのかということについては、まあ対応はしていかなきゃいけないと思いますけれども、大臣の御答弁でよく分かりました。 ...全文を見る | ||
06月05日 | 第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第21号 議事録を見る | ○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 前回の質問のときも質問順位が後の方だと質問内容が重複するなということを申し上げましたけれども、できる限り私の方は、今日もこの防衛省設置法の改正、五つの柱について、多少ちょっとかぶるところありますけれども、違う観点から聞いていきたいとい...全文を見る |
○中西健治君 ということは、文民統制であって文官統制というものではないと、こういう認識であるということでいいかどうか、確認させていただきたいと思います。 | ||
○中西健治君 昭和二十七年当時とは、当然、自衛隊の在り方、自衛隊の考え方も違うということだと思いますので、今の文官統制が当たらないという、それはそれで納得できるということなんじゃないかというふうに思います。 続きまして、防衛審議官の新設について伺いたいと思います。 みんな...全文を見る | ||
○中西健治君 文官のポストということですので、そうすると、官房長及び局長経験者が主たる候補者となっていくという理解でよろしいでしょうか。 | ||
○中西健治君 ちょっと意地悪な言い方をしますけれども、単にこのポストというのは、事務次官に手が届かない、そうした人を処遇するためのポストなんじゃないでしょうか。 | ||
○中西健治君 法案を見ますと、今回の防衛審議官、新設された防衛審議官というのは防衛会議のメンバーにもなる、委員にもなるということのようでありますけれども、防衛会議のメンバーというのは、政務を除くと、政治家を除くと、これまでは背広組が七名、制服組が五名という構成になっていたかと思い...全文を見る | ||
○中西健治君 続きまして、三つ目の項目の航空自衛隊の部隊の改編についてお伺いしたいと思います。 この部隊の改編、要するに航空戦術教導団というものを設置するということであるというふうに理解していますけれども、趣旨自体は理解しますが、これは、また中身を細かく見てみますと、その配置...全文を見る | ||
○中西健治君 四つ目の自衛官定数等の変更については同僚議員がもう質問していますので私の方からは質問はもういたしませんけれども、確かに、このポンチ絵の資料というのは極めてミスリーディング、分かりにくいということなんじゃないかと思います。法律上は、今、定数を減らすと言っているのに、こ...全文を見る | ||
○中西健治君 ということは、退職後一定期間は二回目の支給を得るために職探しをなるべくしないと、こうしたような逆インセンティブが働くという仕組みになっているように思いますけれども、それでいいんですか。 | ||
○中西健治君 防衛省設置法に関する質問はここまでとさせていただいて、あと一つか二つお聞きしたいと思いますけれども。 火曜日には外務大臣にお聞きしたんですけれども、アジア安全保障会議、実際に行っていらっしゃったのは防衛大臣でありますから防衛大臣にお伺いしたいと思うんですが、今回...全文を見る | ||
○中西健治君 どうもありがとうございます。 今回のシャングリラ・ダイアログでも出てきた話かとも思いますけれども、報道によりますと、政府は、これまでインドネシアに巡視船を三隻供与し、今度はフィリピンにも十隻の巡視船を提供することを決めたというふうに聞いております。ベトナムにも供...全文を見る | ||
○中西健治君 最後の質問ですが、今の巡視艇の供与等ですが、インドネシア、フィリピン及びベトナムに対して、このような国々にこうした供与を積極的に行う理由をお伺いしたいと思います。どうしてこうした国々なのかという質問であります。 | ||
○中西健治君 分かりました。どうもありがとうございました。 これで質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 | ||
06月10日 | 第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第22号 議事録を見る | ○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 本日は、集団的自衛権及び集団安全保障に関連して、自衛隊の指揮統制権及び自衛隊の主たる任務、従たる任務につき質問をしていきたいと考えております。 まず、指揮統制権についてでありますけれども、先週の衆議院の安全保障委員会において小野寺...全文を見る |
○中西健治君 それぞれの指揮系統ということでありますけれども、安保条約締結の際のことをお伺いしたいんですが、これは外務大臣あるいは防衛大臣にお答えいただければというふうに思うわけでありますが、この指揮権について、安保条約締結の際の日米交渉においては、日米共同作戦の場合には米国の指...全文を見る | ||
○中西健治君 後日、ちょっともう一度これは質問させていただきたいと思います。大変重要なことなので、もう当然御存じだということで私の方は聞かせていただきましたけれども、再度、次回質問させていただきたいと思います。 湾岸戦争及びアフガン戦争における多国籍軍での指揮権あるいは統制権...全文を見る | ||
○中西健治君 安保理決議にこの指揮権あるいは統制権について規定がなかったということは不備なんじゃないかということも指摘されているところだと思いますが、その上で、実態としては自国の統制権を維持したままそれぞれが行動していた、そして連絡調整を行っていたという趣旨のお答えだと思います。...全文を見る | ||
○中西健治君 ということは、これまで統合された司令部はあったけれども、このイラクについても統合司令部の指揮下に入ったわけではないと、こういうことだと思います。 では、今後ということについてお伺いしたいと思います。 現在、政府・与党間で集団安全保障の議論を行っているわけであ...全文を見る | ||
○中西健治君 特定の共同オペレーション実施に際して、自衛隊の指揮統制権の一部を一時的に他国の司令官に委ねることは、現時点では一切想定していないということでよろしいでしょうか。 | ||
○中西健治君 ということであれば、集団安全保障においては指揮統制権が他国の司令官に一時的にせよ譲り渡すこともないということをおっしゃられたかと思いますけれども、では、これはもう当然の確認だと思うんですが、集団的自衛権を行使するに当たっても当然そういうことだということでよろしいでし...全文を見る | ||
○中西健治君 集団安全保障では多国籍軍というのが組織されるというようなことになることが多いわけですから、当然、指揮命令というのは様々な状況というのが想定できるのかなというふうに思います。その中では、作戦をどうするのか、戦術をどうするのか。そうしたものも、作戦統制権、戦術統制権とい...全文を見る | ||
○中西健治君 そうしますと、集団安全保障について、まだ主たる任務か従たる任務か確定的なことは言えないけれども、これまでの方針が維持される可能性がまあ高いというかあるというか、そんなような御答弁だったかと思います。 そうしますと、今のは集団安全保障の話、国際協力の話ですけれども...全文を見る | ||
○中西健治君 そうしましたら、先ほど、従たる任務については、国際協力活動についてですけれども、主たる任務の遂行に支障を生じない限度においてということを言及していただきました、これは法律に書かれているわけでありますけれども。 今後、積極的平和主義でかなり積極的に海外への自衛隊の...全文を見る | ||
○中西健治君 お答えしにくい部分が今の時点ではたくさんあるんじゃないかということのようでありますけれども、集団的自衛権の行使容認を認めるにしても、それから集団安全保障を積極的に行うというようなことになったとしても、やはり我が国の防衛というのが一番大切なところということでありますか...全文を見る | ||
○中西健治君 この指針ですとか、あと要件と言われるようなもの、これは、自衛隊法に定める防衛出動発動の際の要件や指針ということになっていくんじゃないかなというふうに思うわけですが、最後に防衛大臣にお伺いしたいと思います。 解釈改憲が許されるのかどうかについて世論が二分化されてい...全文を見る | ||
○中西健治君 是非そうしていただきたいと思います。 質問を終わらせていただきます。 | ||
06月12日 | 第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第23号 議事録を見る | ○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 まず、投資協定から質問をさせていただきたいと思います。 サウジアラビアとの投資協定、先ほども質問が出ていましたのでかぶらないところを質問したいと思うんですが、アンブレラ条項、国家が投資家になした約束の遵守義務を定めたアンブレラ条項...全文を見る |
○中西健治君 ということは、いろいろ努力しましたけれども、これまでもほぼ半数の投資協定においてこのアンブレラ条項というのは入っていないということだと思います。 そんな中で、今回のサウジアラビアとの協定の中でも、我が国の投資家が他国の投資家と差別されることなく裁判を受ける権利、...全文を見る | ||
○中西健治君 ということは、原則としては難しいんだけれども救済措置はあり得ると、そういうことだろうというふうに思います。 このサウジアラビアとの投資協定、これが発効すると投資作業部会ができて、そんな中で日本国企業のいろんな要望を聞いて、これから再交渉若しくは再検討ということも...全文を見る | ||
○中西健治君 続きまして、航空協定に関連してお伺いしたいと思います。 羽田と成田の役割ということについてお伺いしたいと思うんですが、以前は、羽田は原則国内線、成田は国際線というような基本的な考え方に基づいて運営されていたんじゃないかと思いますけれども、そうした考え方が根本的に...全文を見る | ||
○中西健治君 前回、昨年の十月だったと思いますけれども、羽田空港の増枠分の配分についてJALとANAの間で傾斜配分、行われたかと思います。それは、JALの方に公費が投入されていて競争条件が今は同じじゃないからと、こんなようなことが理由だったと思いますけれども、あの前回の十月の措置...全文を見る | ||
○中西健治君 確認ですけれども、一定程度解消されたということでありますから、今後も増枠の際に前回のような措置はとり得る、可能性自体はあるということでしょうか。 | ||
○中西健治君 ありがとうございました。 続きまして、集団的自衛権に関連するところをお伺いしたいと思います。 まず、外務大臣にお伺いしたいんですが、前回の質疑で、外務大臣、調べてからまた答弁されるといったことがありました。その問いについて再度質問したいと思うんですが、日米安...全文を見る | ||
○中西健治君 確認していただいたのは大変有り難いというふうに思いますが、密約があるんですかというような質問ですから、その場でないとお答えになられるものだとばかり思って質問をさせていただいたんですが、そのときには後でまたということでありましたので、かえってその類似のものがあったんじ...全文を見る | ||
○中西健治君 後段の部分の確認ですけれども、集団的自衛権の行使を容認するということになった場合にはいろんな法律作っていく、変えていくということになりますけれども、その法律の中で要件としてしっかり書き込むべきだというお考えだということでよろしいでしょうか。 | ||
○中西健治君 指針を作るとかそういうような話も出て、報道はされているわけでありますけれども、指針が法律ではなくて法律の外にあるものということと、あと閣議決定ということであると、それでは限定というものがどれだけ強い縛りになるのかということについて疑問があるなというふうに私自身は思っ...全文を見る | ||
○中西健治君 その議論も分かるんですが、今回、集団的自衛権の行使を憲法解釈上認めるということであれば大転換をするということであります。 これまでいろんな理屈を付けて、こうしたことはできるんだよ、こうしたことはできるんだよということをやってきましたけれども、そうしたことを全て変...全文を見る | ||
○中西健治君 どうもありがとうございました。終わります。 | ||
06月19日 | 第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第24号 議事録を見る | ○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 前回に引き続き、集団的自衛権をめぐる議論について質問させていただきたいと思います。特に、今日は閣議決定案についてお聞きしたいというふうに思っています。 これまで政府は、国会における我々の質問に対して、一貫して、集団的自衛権について...全文を見る |
○中西健治君 そうした誘導をしているのかどうかということも考えるために、このたたき台として与党に提出されたもの、これを内閣官房に見せてくれということを要求いたしました。ところが、この四項目にわたる概要とされているうち、肝腎の三ポツの九条の下で許容される自衛の措置、そして四ポツの今...全文を見る | ||
○中西健治君 一ポツ、二ポツについては、グレーゾーン等については中身をいただいているんですよ。けれども、肝腎の三ポツ、四ポツのところはいただけないんです。これはどういうことなのかということをお伺いしています。 | ||
○中西健治君 その三ポツ、四ポツ、肝腎のところを差し控えたということでありますけれども、じゃ、何で今日の朝刊に全文が出ているんですか。 | ||
○中西健治君 与党の多くの方が加わっているそうした協議会に提示をしたら、当然、報道、マスコミにも漏れるんですよ。そんなのも分かっている中で、野党が要求したものについて、与党に見せたものについて提示をしない、開示をしないというのは、これはどういうことなんですか。これは国会軽視という...全文を見る | ||
○中西健治君 ということは、報道するまで待てということですか。報道されるまで待てということですか。 | ||
○中西健治君 我が国の自衛権に係るこれまでの憲法解釈を変更するか否かという大きな事柄を今議論しているときでありますけれども、これは、当然、与野党の枠を超えてしっかりと国民の前で議論をするということが極めて大事であろうというふうに思いますけれども、そうした認識が欠落しているんじゃな...全文を見る | ||
○中西健治君 安保法制懇が最終報告書を出したときには、すぐさま全議員に対してその報告書を配られました。それと比較して、今回、政府が案を出しているにもかかわらず、政府が与党に案を提示しているにもかかわらず、そして我々がそれを開示するように要求しているにもかかわらず出してこないという...全文を見る | ||
○中西健治君 世耕副長官にお伺いしたいと思うんですけれども、政府は来週にも閣議決定を行うかもしれないと、こんな報道がされているわけであります。政府の見解を閣議決定することには、我々野党は関与することは当然できません。 政府は、個別法の改正において、国会で審議を重ねていくと強調...全文を見る | ||
○中西健治君 閣議決定の内容が全て法律の中に入ってくるというわけではないのではないかなというところから、そうした部分についてはどう議論を進めるのかという問題意識で質問をさせていただいているというところであります。 政府が示した新三要件、先ほどの質問の中にもありましたけれども、...全文を見る | ||
○中西健治君 では、この新三要件が政府から提示されているたたき台の中に入っているということは間違いないということでよろしいでしょうか。 | ||
○中西健治君 概要の詳細は控えさせていただくということですが、新聞に全文が出ているんですよね。新聞に全文が出ている中で、こうしたものが、新三要件は入っているけれども、ほかの要件というものは特に書かれていないということなんじゃないかと思います。 これは、うがった見方をすると、も...全文を見る | ||
○中西健治君 これまでの政府解釈の三要件と同じ言葉ではないけれども、それに相応するものが自衛隊法にある、こういう説明だったと思います。 最後に、世耕副長官にお伺いしたいと思います。 先日の委員会で副長官は、いわゆる芦田修正の考えを取らないことの理由として、これまでの政府の...全文を見る | ||
○中西健治君 芦田修正を採用した場合と採用しない場合で、個別法の改正について大きな対応の違いが生じてくるとお考えになっていらっしゃるでしょうか。 | ||
○中西健治君 時間が来ましたので、質問を終わらせていただきます。 どうも本当にありがとうございました。 | ||
07月15日 | 第186回国会 参議院 予算委員会 閉会後第1号 議事録を見る | ○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 みんなの党は、集団的自衛権行使容認の必要性は認識しておりますけれども、では、実際に必要最小限度とするための歯止めをどのように掛けていくのか。また、閣議決定前の国会では、私も何度も質問に立ちましたけれども、政府の見解を幾らただしても、五...全文を見る |
○中西健治君 閣議決定はそのように書かれているかなというふうに思いますけれども、憲法上集団的自衛権の行使を容認したというふうにストレートに書いているのであれば大変分かりやすいということなんだろうというふうに思いますが、閣議決定の論旨というのは、国際法と憲法解釈というのは区別して考...全文を見る | ||
○中西健治君 はい、総理にお願いします。 | ||
○中西健治君 何でこんなような質問をするかと申しますと、国際法上と憲法解釈上を分けて考える、理解する必要があると、こういうふうに書かれているわけですが、個別的自衛権との対比で私の頭の中では考えています。 個別的自衛権もやはり国際法上の概念であるということは異論がないというふう...全文を見る | ||
○中西健治君 ですから私の質問なんです。 今回の集団的自衛権の閣議決定、集団的自衛権のように、憲法解釈を変更する閣議決定というのは、国際法上と憲法解釈上を分けて考え、理解する必要があると殊更に言っているわけですけれども、これまで個別的自衛権についてはそのようなことをおっしゃっ...全文を見る | ||
○中西健治君 となりますと、多分、個別的自衛権について今閣議決定をするというようなことになると同じような立て付けになるだろうと、こういうことを示唆されているのかなというふうに思いましたが、太田国交大臣にお越しいただいております。 今回の閣議決定は、憲法上、集団的自衛権の行使は...全文を見る | ||
○中西健治君 外務大臣にお伺いしたいと思います。 これまで、自国が攻撃されていない、すなわち他国への攻撃しかされていない段階で、個別的自衛権の行使と主張した例が世界中で過去にあるのでしょうか。 | ||
○中西健治君 そうなんだろうというふうに思います。 ということは、国際法上は、自国が攻撃されていない段階での自衛権の行使は、個別的自衛権なのか集団的自衛権なのかは自明であるということなんではないでしょうか。 | ||
○中西健治君 そこで、総理に確認したいと思います。 国際法上、集団的自衛権とみなされることが今自明であるというようなものについて個別的自衛権の拡張で説明しようということは、自国の領土や領海、これを拡張して解釈するという危険をはらんでいて、かなり大きな危険をはらむ議論であるとい...全文を見る | ||
○中西健治君 そこのところはきっちり議論を整理しなきゃいけないだろうというふうに思っております。 集団安全保障をめぐる議論についてお伺いしたいと思います。 与党協議において、政府は、武力行使との一体化とならない後方支援を実施する要件として、まず初めに、六月三日にこれまでの...全文を見る | ||
○中西健治君 長い期間の議論があってということでありますけれども、それにしては四日間で四要件から三要件、しかも中身が随分変わっているんです。そうしたことになるのは、随分どたばたしているなというふうに思わざるを得ないというふうに思います。 太田国交大臣にお伺いしたいと思います。...全文を見る | ||
○中西健治君 続きまして、自衛の措置としての武力の行使の新三要件、これまで何度も議論されております。何度も昨日、今日取り上げられていますけれども、内閣法制局長官にお伺いいたします。 〔理事北川イッセイ君退席、委員長着席〕 外交防衛委員会で、私は、これまで政府が示してき...全文を見る | ||
○中西健治君 ということは、今後、新三要件を法律に盛り込んでいくときにも、これまでと同様に文言が置き換わってくる可能性が高いということでしょうか。 | ||
○中西健治君 国民の権利が根底から覆される明白な危険という文言は、法律上の文言として書けるというふうにお考えでしょうか。 | ||
○中西健治君 総理にお伺いしたいと思うんです。 この閣議決定の後に政府は一問一答というものを発表されておりますけれども、その中でも新三要件が憲法上の明確な歯止めとなっていますと書かれていますけれども、個別法で別の表現になってしまうのであれば、この新三要件にどれほどの意味があり...全文を見る | ||
○中西健治君 集団的自衛権の武力行使に当たっては、実際に武力攻撃を受けている他国の要請又は同意を得るということが当然であろうというふうに考えていますが、今回の閣議決定ではそこのところが触れられておりません。同意、要請についてなぜ触れていないんでしょうか。 | ||
○中西健治君 当然の前提だからというお答えだと思いますが、私がお聞きしたいのは、ほかの箇所で、武力攻撃に至らない侵害への対処という箇所では、米軍部隊に対する武力攻撃に至らない侵害が発生した場合の対応ということで、米国の要請又は同意があることを前提にとわざわざ明記されているんです。...全文を見る | ||
○中西健治君 では、防衛大臣にお伺いしたいと思います。 今般の閣議決定後においても専守防衛というものは堅持されるという御答弁をされていますけれども、今回の決定によって自衛隊の活動範囲というのは減ることはない、当然増える方向であるということだろうというふうに思います。そうしたと...全文を見る | ||
○中西健治君 過不足なく対応できる体制ということでありますが、そもそも、今自衛隊の人員が余っている、余剰であるという認識ではないと思うんです。けれども、これから自衛隊の領域外に行く機会は増えるということになりますと、今後、自衛隊の人員を増やしていく、そうしたお考えなんでしょうか。 | ||
○中西健治君 ということは、今の自衛隊の定員というのは、防衛省設置法においては法律上の定員というのがあって、それは二十四万七千人で、実際の人員というのはそれより一万八千人少ないということになっていますけれども、実際の人員を増やす予定はないと、法律上のことじゃなくて実際の人員を増や...全文を見る | ||
○中西健治君 総理にお伺いしたいと思うんです。 我が国と密接な関係にある国、これはアメリカは蓋然性が高いということでありましたけれども、その他の国に関しては現実的に相当限定されるという御答弁もあったわけですが、抑止力を高めるという観点からは、ある程度こうした国々が対象となると...全文を見る | ||
○中西健治君 どうもありがとうございました。 質問を終わります。ありがとうございました。 | ||
10月16日 | 第187回国会 参議院 財政金融委員会 第2号 議事録を見る | ○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 財金に出戻りで戻ってまいりました。麻生大臣と議論させていただくのを心待ちにしておりました。今日はよろしくお願いいたします。 まず、消費税増税についてお伺いしたいと思います。 税法の附則十八条では、消費税の引上げに当たっては、経...全文を見る |
○中西健治君 昨年十月の増税の判断の際には、法律の成立がその前の年の夏でありましたから、それまでの、その夏から翌年の十月までの景気動向ということで判断するのはよく分かるということだったと思うんですが、一回増税が行われて、四月に増税が行われて今回の判断ということですから、やはり増税...全文を見る | ||
○中西健治君 今財務大臣がおっしゃられました一年半で二回と法律に書いてあるということですが、今のどこから判断する起点の議論とは別に、この十八か月に二回の増税を行うとしたことについてそもそも無理があったんじゃないかというふうにも思うわけですが、財務大臣の評価はいかがでしょうか。 | ||
○中西健治君 まさに、この二回というのが直接の痛みを二回味わわせるということなんじゃないかなというふうに思います。 イギリスのVATの例をお出しになられましたけれども、イギリスの場合には二回上げる前に一回下げているんですね。特例的に一回下げて、それを戻してあと一回上げたという...全文を見る | ||
○中西健治君 増税の最終判断ということなんですが、これまで、総理も七月から九月の数字を見て判断するということをおっしゃられていましたし、官房長官も十二月八日に出てくるGDPの第二次速報値、改定値ですね、これを見てからということをおっしゃられていたと思うんですが、甘利大臣はテレビで...全文を見る | ||
○中西健治君 直接的なお答えはちょっといただけていません。十二月一日か八日かというのはお答えにくいということかもしれません。けれども、やはり私は、十二月の一日の法人企業統計である程度の部分は推計はできるとしても、やはり八日の数値というのは少なくともしっかり見るということ自体は絶対...全文を見る | ||
○中西健治君 財務大臣、今のお答えをお聞きになられたかと思いますけれども、効果の検証といっても、結局やるのは、これまで三か月置きにやっていた執行率、これがどうなっているのかということを調べるということであります。これは総理がおっしゃられた経済効果の検証、執行率だけでは効果は測れる...全文を見る | ||
○中西健治君 そうであるならば、やはり新たなこれまで行った経済対策の項目ごとの効果の検証、こうしたものは早急にやるべきではないかなというふうに私は思います。これは是非やっていただきたいという要望ということでお伝え申し上げます。 続きまして、ちょっと外国為替特別会計についてお伺...全文を見る | ||
○中西健治君 百十六兆余りという外国証券を保有されていて、そして平成二十六年三月末の時点では為替が百四円のところで九・九兆円の評価損だったということでありますから、これは、この九・九兆円の部分は当然円安に行けば更に小さくなっていくということだと思います。 これまで、年度末ごと...全文を見る | ||
○中西健治君 百十二円台で外国為替の評価損がなくなるということでありますから、私は、今こそ、この外為特会について外貨準備高がどれぐらいが適正なのかということを議論できる環境になってきたんじゃないかなというふうに思います。 これまで評価損が四十兆円もあった時期もありますから、そ...全文を見る | ||
○中西健治君 見解がないのであれば、見解を是非まとめていくように議論していただきたいというのが私が申し上げていることでございます。 今財務大臣がおっしゃられた、幾つかの例としてありますよという意見、輸入金額の三か月から四か月以上と、これは民主党政権下の野田財務大臣も、そしてそ...全文を見る | ||
○中西健治君 ということは、結局、短期国債を外国人が買っている、その保有額が増えたということですので、やはりこれは外貨準備とは関係ないというふうに思わざるを得ない。円建ての債券、国債を持っているということですから、やはりこの外貨準備の金額を云々するには、ちょっと無関係なことなんじ...全文を見る | ||
○中西健治君 今のが内訳だということだと思いますが、七十六兆が直接の介入の結果、そして四十九兆というのはそれ以外ということだと思いますけれども、やはりこの四十九兆、要するに雪だるま式に膨らんできているということなんじゃないかと思います。 私が提言申し上げたいのは、やはりこの雪...全文を見る | ||
○中西健治君 是非お考えいただきたいと思います。これまでは内外金利差で順ざやだったので一般会計にも寄与することができたわけですけれども、今後、インフレターゲットも採用していることですから、短期金利が上がっていく、内外金利差が逆転するなどということが起これば、これはまた逆ざやという...全文を見る | ||
○中西健治君 自己資本の算定、自己資本に加えるかどうかということについて一つお伺いしたいんですけれども、有価証券含み益、これは、地方銀行などの国内基準行だと資本には換算しないということには外形的にはなっていますけれども、ただ、いろんなレバレッジ比率などを計算するに当たって、まずは...全文を見る | ||
○中西健治君 最後に私の意見を財務大臣に申し上げて終わらせていただきたいと思いますけれども、我々、このゆうちょ銀行というのはやはり資本が過多であるというふうに思っています。このまま上場をしてしまうと、この過剰な資本について、新しい株主、外国人の株主もいるかもしれません、ヘッジファ...全文を見る | ||
10月28日 | 第187回国会 参議院 財政金融委員会 第3号 議事録を見る | ○中西健治君 みんなの党の中西健治です。時間がないので早速質問の方をさせていただきたいと思います。 先ほども話が出ました、二年程度で二%という達成時期についてまずお伺いしたいと思います。 総裁が昨年の四月に就任されたときに、二年程度で二%ということでおっしゃられましたので...全文を見る |
○中西健治君 一点だけ確認したいと思います。 去年の四月の二十六日におっしゃられていた二〇一五年度の早いうちか前半に二%に達するというのは、今の想定ではないということでよろしいでしょうか。 | ||
○中西健治君 二〇一五年度中のいつなのかは、そこまで詳しくは出していないということですが、そうすると、先ほどの議論でもありましたけれども、二〇一五年度中ということであれば二〇一六年三月までというようなことになり得るということですから、二年で二%ではなくて三年で二%だったんだなとい...全文を見る | ||
○中西健治君 しばらくの間、その後、今二〇一五とおっしゃられたかもしれません、二〇一四年度の後半に…… | ||
○中西健治君 加速ということのようですけれども、もう後半に入っていますから、二〇一四年度の。それからしばらくの間が数か月続いたら、もう二〇一五年度に入っちゃうじゃないですか。ですので、私は、今、日銀がおっしゃっているこのしばらくの間というのは達成できないというようなことを、少なく...全文を見る | ||
○中西健治君 モニターしていくというのはおやりになられていることだと思いますけれども、これ消費増税後ということで、特にこの企業物価指数について私申し上げましたけれども、実はその前から、去年の夏をピークに随分下がってきているということも言えるんじゃないかと思います。二%台の後半まで...全文を見る | ||
○中西健治君 総裁、今、期待物価インフレ率ということをおっしゃられました。日銀が予想物価上昇率について非常に細かくモニターしているというのは、重視しているということを存じておりますが、三枚目の資料を御覧いただきたいと思います。その予想インフレ率、BEIと、よくこれで示されることが...全文を見る | ||
○中西健治君 終わりますが、高インフレも困りますけれども、デフレにまた戻ってしまうとこれも大変困るということですので、このナローパス、是非しっかりやっていただきたいと思います。 ありがとうございました。 | ||
11月11日 | 第187回国会 参議院 財政金融委員会 第5号 議事録を見る | ○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 早速、法案に即して質問をしていきたいというふうに考えておりますが、まず、法案の前提となります日豪EPAについて、その意義等についてお伺いしたいというふうに思います。 サービスの貿易、物品の貿易に分けられるわけですが、この物品の貿易...全文を見る |
○中西健治君 今、日本から豪州へということについてお伺いしましたが、豪州から日本へも併せてお答えいただいたかなというふうに思いますが。 今の試算というのは、あくまで関税額が輸出品については払うものが減りますよと、入ってくるものについては減りますよと、そういう話なんですが、政務...全文を見る | ||
○中西健治君 是非それはやっていただきたいと思うんです。 この日豪EPAに関しては、農水省が、全ての品目に関して関税がゼロになるという前提の下に八千億円、日本の農産業者に対して影響があるというようなことを、随分前ですけれども、そうしたようなことを発表していて、それ以来、政府と...全文を見る | ||
○中西健治君 農水と外交防衛委員会の合同審査などにおきましても、農林大臣の方は輸入量の抑制に大変効果があるというようなコメントをしておりますので、それはどうかなというふうに私は感じているということであります。 続きまして、法案について財務省の方にお伺いしたいと思います。 ...全文を見る | ||
○中西健治君 今の御説明では、飼料用のトウモロコシを作っている工場と、それから今回、麦が新たに加わるわけですが、工場が重複するところが多いから税関の仕事量というのはこれによって追加的に大きく増えるわけではないと、こういうような理解でいいのかというふうに思います。 もう一つ、同...全文を見る | ||
○中西健治君 実際にオーストラリアに出向いていって調査を行うということは極めて少ないんだろうというふうに私は思いまして、事前にそのように伺っています。 ちょっと大臣に、もう時間が限られているので最後にお伺いしたいと思うんですが、こうした自由貿易協定、経済連携協定というのは関税...全文を見る | ||
○中西健治君 増えるというのは、まあ短い御説明でしたが、消費税などについては全ての物品に掛かってくるということがあるということなんだろうというふうに思います。 であれば、やはり先ほどの尾立委員とも私は問題意識を共有しておりますので、是非税関の充実化というのは図っていただきたい...全文を見る | ||
11月13日 | 第187回国会 参議院 財政金融委員会 第6号 議事録を見る | ○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 まず、大臣に、十月三十一日の日銀政策決定会合が金融市場に大きな影響を与えたというか与えているということでございますので、大臣の受け止めについてお伺いしたいと思いますが、追加金融緩和直後は再増税への環境整備なのではないかというような意見...全文を見る |
○中西健治君 歓迎すべきものということでありましたけれども、大臣と黒田総裁はかなり親しい間柄なんじゃないかなというふうに、ここの委員会でもよくお見受けをするわけでありますけれども、今回の政策決定会合の追加緩和、大臣は、消費再増税に向けて黒田総裁もいろいろ配慮してくれているなと、こ...全文を見る | ||
○中西健治君 特に申し上げることはないということでありますが、決定会合の議案について、事前に大臣はお知りになっていたでしょうか。 | ||
○中西健治君 そうしましたら、次に、今回の政策決定会合の政策変更の理由として二つ挙げられています。一つが原油価格の下落ということ、それからもう一つが消費増税の影響、これが明示的に二つの理由として挙げられているわけでありますけれども、大臣、現在の経済状況を総合的に勘案すると、増税先...全文を見る | ||
○中西健治君 今の大臣の発言をお聞きしていますと、一から九月はマイナスではないし、九月も高めの数字が、強めの数字が出ている、緩やかな回復が続いているということでありますから、大臣の言葉をそのまま受け止めますと、増税先送りは適当ではないというふうに聞こえますが、いかがでしょうか。 | ||
○中西健治君 そうしますと、増税先送りが適当かどうかということについてはまだ言えないということなんだろうというふうに思いますが。 そうしましたら、この再増税の先送りをするかどうかの判断を今ではなくて十二月の、まあ本年中とおっしゃっていましたけれども、しばらく先送りをする、数週...全文を見る | ||
○中西健治君 もう一度質問させていただきますけれども、来週にも判断が行われるかもしれないということも言われているわけであります。そうではなくて、もっと指標が出そろうまで、十二月の半ばなのか終わりなのか分かりませんけれども、そうした頃まで判断は控えるべきなんじゃないかというのが私の...全文を見る | ||
○中西健治君 私がこうしつこく質問している趣旨はお分かりかと思いますけれども、来週に増税そのものをするかどうかということに判断を行うのか、それとも増税するかどうかの判断を選挙の後まで先送りするのかと、こういう二つの選択肢があるやに伺っていますので、そこら辺についてどう思われるかと...全文を見る | ||
○中西健治君 では、最後にこれについて確認ですけれども、麻生大臣としてはなるべく多くの指標を見ながら慎重に判断はすべきであると考えていらっしゃるということで、それは確認だけ、よろしいでしょうか。 | ||
○中西健治君 どうもありがとうございます。 それでは、ちょっと金融庁に絡むところで質問させていただきたいと思いますけれども、NISAについてです。 金融庁の平成二十七年度の税制改正要望では、NISAの年間投資上限金額を百万円から百二十万円に引き上げるということが要望されて...全文を見る | ||
○中西健治君 ジュニアNISAを含めれば二百万ということのようですが、もう一つ、このジュニアNISAを制度として入れていくということもやはり長期の投資を促していこうと、こういうことが主眼だというふうに思いますけれども、この制度は、五年の非課税期間と十年投資可能期間という縦と横の期...全文を見る | ||
○中西健治君 是非、同じ視点に立っているというふうに思いますので、長期的な資産形成を促すために、この期間制限というのは撤廃すべく動いていただきたいというふうに要望申し上げて、終わらさせていただきます。 ありがとうございました。 | ||
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 十月二十八日のこの委員会で黒田総裁に質問させていただきました。そして、十月三十一日に追加緩和が行われたということでありますが、やはりこの二つの、そのときの答弁と、あと記者会見の発言とはちょっと落差があると言わざるを得ないかなというふう...全文を見る | ||
○中西健治君 その点は理解しているとおっしゃられたのは、経済情勢の認識については本当のことを語らなければならないということを理解されているということかというふうに思います。 その中で、今回の追加緩和を行った後での二〇一五年度の消費者物価の中心値というのが一・七%と、一・九から...全文を見る | ||
○中西健治君 ということは、一・七以外の数値は知らないということだという理解でよろしいですか。 | ||
○中西健治君 日銀は、これまで成長率、物価の見通しというのを随時変更してきております。今資料をお配りさせていただいていますが、二〇一四年度、今年度の成長率の見通し、インフレ率の見通し一つを取っても何度も変化をしてきているということであります。 二〇一五年度も、物価見通しについ...全文を見る | ||
○中西健治君 こうした見通しの変化について、いろんな教訓もあった上で今回追加緩和ということを行ったのではないかというふうに思いますけれども、今回の追加緩和の目的の中に、来年行われるとされている消費増税の再増税の影響を軽減するということが入っているのでしょうか。 | ||
○中西健治君 そうしましたら、消費再増税が法律で予定されているわけですけど、予定されていないのであればあのタイミングで、十月三十一日のタイミングで追加緩和は行わなかったのではないかというふうに思いますが、いかがでしょう。 | ||
○中西健治君 まだまだ聞きたいことはありますけれども、時間ですので終わらせていただきます。 ありがとうございました。 | ||
11月17日 | 第187回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第3号 議事録を見る | ○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 統一地方選挙の期日に関する法案の審議でありますので、統一地方選挙についてお聞きしたいと思いますが、今、難波委員の最後の質問にありました被災三県からの選挙期日の統一に関する要望について、少し掘り下げて質問の方をまずさせていただきたいとい...全文を見る |
○中西健治君 稲山選挙部長の方に掘り下げてお伺いしたいと思いますけれども、被災自治体からの要望、幾つか出ているということでありますけれども、選挙期日の再統一については主に三つの法改正の手法があるというふうに聞いています。議員の、今大臣からありました任期切れ問題等の課題は解決する必...全文を見る | ||
○中西健治君 二つ目として、地方自治法に規定されている議員等の任期を改めるということがあるかと思いますが、それについてもいかがでしょうか。 | ||
○中西健治君 三つ目の手法として、九十日特例ですけれども、公職選挙法を改正して、今は同一の地方公共団体の議会の議員及び長に限られている特例を、都道府県議会議員選挙又は知事選挙と同一都道府県内の市町村議会議員選挙又は長の選挙についても認めるということによって選挙期日を同日とする、こ...全文を見る | ||
○中西健治君 大臣に再度お伺いしたいと思いますが、各党各会派でという先ほど冒頭答弁いただきましたけれども、自民党の中で選挙制度調査会では、コンセンサスが十分に取れていないということで時期尚早だということに当面なったということのようでありますけれども、来年の話ですから、時期尚早とも...全文を見る | ||
○中西健治君 とはいえ、時間がないなというふうに思いますので、各党でも急いでいかなきゃいけないということになるかと思います。 次の質問に移りたいと思いますが、これも各地方議会からの、地方議員からの要望がよく来るものなんですが、公職選挙法においては、都道府県又は市区町村の議会議...全文を見る | ||
○中西健治君 列挙されていないからできないということですので、まあ列挙すればいいんじゃないかというふうに思いますが、この個人ビラの配布を解禁した場合に何か課題があるのか、あと、まあ効果はある程度自明だというふうに思いますけれども、ここについてどう整理を行っているか、お伺いしたいと...全文を見る | ||
○中西健治君 この問題についても大臣の御感想をお伺いしたいと思うんですが、大臣も地方議員の選挙の応援などにも行かれることはあるかと思います。先ほど申し上げたように、地方議会の議員は選挙では個人用ビラが手渡せないということから、自分が訴えたい政策についてなかなか有権者に理解してもら...全文を見る | ||
○中西健治君 続きまして、今の大臣の答弁の中にもあったインターネットの選挙運動解禁などについてもちょっとお伺いしたいと思います。 昨年の通常国会におきまして、公職選挙法改正、二つの改正が行われました。一つがインターネット選挙運動解禁に係る法律ということになります。あともう一つ...全文を見る | ||
○中西健治君 認知度が八〇%を超えていると。これは大変法律を作ったかいがあるということだと思いますが、それが中身ということになると、なかなか理解してもらえていないという分析なんじゃないかなというふうに思いますが、これは是非政府の方でしっかりやっていってもらいたいというふうに思いま...全文を見る | ||
○中西健治君 どうもありがとうございます。 うちわについて、ちょっと幾つかお聞きしようかなというふうに思っておりましたけれども、先ほどの難波先生の方の質問にもありましたので、一つだけ大臣にお伺いしたいというふうに思います。 うちわに類する丸形の厚紙穴空き方式ビラというんで...全文を見る | ||
○中西健治君 各党からの要望は多分強い、強いというか、潜在的に非常に強いものがあるんじゃないかと思います。特に、申し上げたとおり、夏の選挙には非常に有効だというふうに考えられますので、是非お考えいただきたいというふうに申し上げて、私の質問は終わらせていただきます。 どうもあり...全文を見る | ||
11月18日 | 第187回国会 参議院 財政金融委員会 第7号 議事録を見る | ○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 本日は、参考人の皆さん、本当に貴重な御意見、どうもありがとうございます。特に消費者向け、事業者向けの区別について大きな問題を抱えているなということを再認識させていただきました。 今日は、せっかくビジネスに携わっていらっしゃる方々に...全文を見る |
○中西健治君 強い御意見、どうもありがとうございます。 ヤフーの古閑参考人にお伺いします。 ヤフーという会社は、ヤフージャパンだから日本の会社だということでありました。ですので、国内で事業を行っているということでしたけれども、先ほどの質疑の中では、ただ、いざというときに備...全文を見る | ||
○中西健治君 アマゾンの渡辺参考人にお伺いしたいと思いますが、今、高井参考人、古閑参考人からは、やはり消費税の引上げでちょっと厳しくなる部分があったというようなことだったと思いますが、逆に海外からこうして配信していることによって、結果として競争力が出てしまっているかもしれないとい...全文を見る | ||
○中西健治君 引き続き渡辺参考人にお伺いしたいんですが、この法改正が来年にも行われた場合、ですので二〇一七年とかよりは随分前に行われるということになった場合に、いろんな問題点があるだろうということで、今海外から配信しているものを国内の方が明瞭になると、明確になるということで、国内...全文を見る | ||
○中西健治君 私からは以上です。どうもありがとうございました。 | ||
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 共同提出者の一人であります我が党の山田太郎議員に質問をさせていただこうかと思います。 この法案、いわゆるプログラム法ということになっていますけれども、このプログラム法とした理由は何でしょうか。 | ||
○中西健治君 先ほど参考人の質疑でもいろいろと意見が出ていたところでありますけれども、やはりこの内外判定というのは単純じゃないということだと思います。資産の譲渡に係る内外判定であれば資産が所在した場所ということで明らかなんだと思いますけれども、インターネット等を通じて国外から行わ...全文を見る | ||
○中西健治君 今回の法案では、この役務の提供の内外判定に関して、必要な見直しを行うものとされております。具体的な内容はどのようなものを想定しているのか、お聞かせをいただきたいと思います。 | ||
○中西健治君 今、一項についてどういう変更をするのかということ、一項で法案ではどういう改正をしていくのかということについてお伺いいたしました。 そして、この内外判定の基準の見直しが行われると、その結果として何らかの措置を講じなきゃいけないということになるかと思います。法案でも...全文を見る | ||
○中西健治君 消費者向けと判定するのか事業者向けと判定するのかということについても、微妙な問題をはらんでいるということは先ほどの参考人質疑でも明らかだったかなというふうに思いますが、とはいえ、これはインターネットの世界ですからどんどんどんどん動いているということでありますので、も...全文を見る |