中西健治

なかにしけんじ

小選挙区(神奈川県第三区)選出
自由民主党
当選回数1(参2)回

中西健治の2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月06日第189回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○中西健治君 今国会から無所属になりました中西健治でございます。  国会開会以来、先週と今週、政府に対して、内閣に対しては五通質問主意書を出させていただきましたが、是非、今日は総理を始めとして閣僚の方々に対してじかにお聞きしたいこと、幾つかお伺いしていきたいというふうに考えてお...全文を見る
○中西健治君 今総理が言及されました経済財政諮問会議に提出されたペーパーは、私の方も拝見させていただいていますけれども、これ、事業の執行率ですとか予算の消化率、これが順調にいっていますよということは書いてありますけれども、政府がこの補正予算を出したときに、これは実質GDP比を一%...全文を見る
○中西健治君 是非定量的なものを、また今年も補正予算組んだわけですから、是非今後は見させていただければということをまた要望はさせていただきます。  消費税再増税先送りということになりましたが、景気条項を削除するということを総理はおっしゃられております。と同時に、総理はリーマン・...全文を見る
○中西健治君 それは大変難しいところだと思います。  というのは、リーマン・ショックにしても、サブプライム問題から実際にリーマン・ブラザーズが破綻するまでというのは長い年月があったわけであります。その間で増税するかどうかというポイントが来たときには、これは事情の変更に当たるのか...全文を見る
○中西健治君 今のお話を伺っておりますと、やはり景気の大きな変動、これが事情変更だということに当たるかどうか判断するということになるかと思います。そうなると、そもそもの消費税法の景気条項を削除することにいかほどの意味があるのか、財務省に対するポーズなんじゃないか、こういうふうにも...全文を見る
○中西健治君 パネルの方を御覧いただきたいと思います。(資料提示)  ヨルダンと二〇一二年、そしてトルコと二〇一四年、アラブ首長国連邦、この地図には入っておりませんが、ちょっと下になりますけれども、二〇一四年に結ばれた。そして、今サウジアラビアとも協定の締結のための交渉をしてい...全文を見る
○中西健治君 このヨルダンの建設予定地も、今外務大臣から御説明があったとおり、二転三転しています。そして、イスラエル国境に近いところからシリア国境に近いところに今は変わっているというような事実があるということであります。  続きまして、トルコにおける原子力発電所建設プロジェクト...全文を見る
○中西健治君 このトルコにおける原発プロジェクト、これは日本が受注して、今、更にフィージビリティースタディーということでありますけれども、建設予定地はシノップという場所です。このシノップという場所、市長が原発建設反対を掲げて当選しています。ですので、トルコの市民感情もこれに対して...全文を見る
○中西健治君 今外務大臣がおっしゃられたのが、このアッカス地区にある火力発電所建設地というところであります。これ、日本の円借款で建設するということになっておりましたが、今はいわゆるイスラム国の支配下になってしまっているということであります。  こうした一連のことを聞かせていただ...全文を見る
○中西健治君 現在、サウジアラビアとは原子力協定、政府が今協定について交渉中ということでありますから、やはり政府の判断としてここはやめるべきであるということを私は申し上げさせていただきます。  続きまして、スカイマークについてお伺いしたいと思います。  国内航空三位のスカイマ...全文を見る
○中西健治君 平成二十六年十一月に、三か月ほど前ですけれども、その段階でスカイマークとJALが共同運航しようと、こういう話をしておりましたけれども、この共同運航が合意されていた場合にはスカイマークが再建できたと、可能性があったと考えていらっしゃったでしょうか。
○中西健治君 申請はされなかったということでありますけれども、同じ月の二十五日、十一月二十五日に太田大臣は記者会見を行っております。その記者会見で、日本航空が他の航空会社と業務提携を行う場合には健全な競争環境の確保の観点から厳しく判断しますと、こういうふうにおっしゃられております...全文を見る
○中西健治君 スカイマークの再建に当たって公的支援を行う見通し、見込みはあるんでしょうか。
○中西健治君 考えていないということでしたけれども、JALの再建支援との間の整合性をどのように説明されますか。
○中西健治君 日本航空は大きくて潰せない、ツービッグ・ツーフェールということなのかなというふうに今の大臣の答弁を伺って思いました。  総理にお伺いしたいと思います。  JALの支援に端を発しているのかもしれませんが、政府は、羽田空港の発着枠の傾斜配分ですとか、こうしたところで...全文を見る
○中西健治君 どうもありがとうございました。  質問を終わります。
02月25日第189回国会 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第1号
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○中西健治君 中西健治です。今日はどうもお三方、ありがとうございました。  時間が押しているということなので、お三方に共通して一問だけお聞きしたいというふうに思います。  更なる金融緩和の是非を考えるに当たっては、当然プラスとマイナスどっちが多いのかということで、最近は円安も...全文を見る
○中西健治君 ありがとうございました。
02月26日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○中西健治君 中西健治です。よろしくお願いします。  本日も二%の物価安定目標の達成時期についていろんな議論が行われておりますけれども、政府が最近どうも日銀に対して焦らなくていいんじゃないかというようなことを言っているような印象があります。例えば、月例経済報告でできるだけ早期に...全文を見る
○中西健治君 共同声明が生きていないというふうには思いませんけれども、今の原油安を前にして実際にCPIが下がっているというような状況から、二%の達成目標、二〇一五年度を中心とするということについて、ちょっと可能性が低くなっているんじゃないかというふうに見ているのか、政府がですね、...全文を見る
○中西健治君 そうした場合に、今日の報告でもありましたけれども、原油価格が現状のレベル、ないしは緩やかに先物が示すとおりですかに上昇していくという前提の下においては、現在の金融緩和の質と量で二%の早期実現というのは十分に達成可能だとお考えでしょうか。
○中西健治君 先ほど中山委員の方からのお話でもあったかと思うんですけれども、総裁は、今の原油価格の影響の剥落という部分が一点あると思いますが、それ以外に、実際にこの原油価格の下落によって、経済、内需の方もプラスに働くでしょうし外需の方もプラスに働くでしょうから、実際、経済が相当回...全文を見る
○中西健治君 そうしていきますと、経済の回復を伴って物価が上昇していくということをメーンシナリオに置いていらっしゃる。その中で、足下ゼロ%台の半ば、短期的にはもっと下がる可能性が高いというふうにおっしゃられました。その後、二〇一五年度を中心とする時期に、二〇一六年度にはみ出るかも...全文を見る
○中西健治君 どんどん上がっていくことを容認するつもりはありませんということでした。  ということは、これまで、下振れリスクを念頭に置きながらちゅうちょなく調整するという言葉をおっしゃられたと思いますけれども、これは上がっていった場合にも当然そうだということでよろしいでしょうか...全文を見る
○中西健治君 そうしますと、二〇一六年度に二%を超えてくる、まあ高いということですけれども、二〇一七年四月に消費税増税が予定されています。その前後であってもちゅうちょなく引締めに転ずるということでよろしいでしょうか。
○中西健治君 私がお聞きしたかったのは、もちろんそのトレンドを見てということだと思うんですけれども、消費税増税の例えば前に、直前に物価の基調がかなり上がっているというようなことであった場合に、日銀は日銀の判断として、政府は増税するときですから引締めなんかしてほしくないかもしれない...全文を見る
○中西健治君 そこのところは是非確認したいというふうに思いました。  これまでは、サプライズと言われるほど日銀が前を走っていた部分というのがあるかと思います。で、市場をリードすることができたということかと思いますが、一旦後手に回ると、市場との対話というのは非常に難しくなって市場...全文を見る
○中西健治君 確認ですけれども、一五年度中にというふうにおっしゃられたかと思います、議論することは間違いないというふうにおっしゃられたかと思いますが、それは生きているということでよろしいでしょうか。
○中西健治君 最後に一問だけお伺いいたします。  超過準備に対する付利が今〇・一%されています。これは、マネタリーベースを拡大するためにやはり国債売却のインセンティブを付けなきゃいけない、そういった趣旨もあって〇・一というのが付いているということかなというふうに思いますが、今の...全文を見る
○中西健治君 終わります。ありがとうございました。
03月04日第189回国会 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第2号
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○中西健治君 中西健治です。  今日は、お三方、どうもありがとうございました。  それぞれ一問ずつ質問させていただきたいと思いますが、若田部参考人にまずお伺いしたいと思います。  先ほど藤巻委員の方から、更なる円安についてということで、湯元参考人そして小峰参考人の御意見とい...全文を見る
○中西健治君 どうもありがとうございました。
03月17日第189回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○中西健治君 無所属の中西健治です。  今国会では質問主意書を多数提出させていただいております。そうしたやり取りを踏まえて今日は質問させていただきたいと思います。  まず、デフレからの脱却についての総理の認識を伺いたいと思います。  昨年の消費増税による強制的な物価の引上げ...全文を見る
○中西健治君 デフレ脱却を確かなものにということでありますけれども、少し気になりますのが、政府の物価目標達成に対する姿勢の変化があるんじゃないかということが時々最近言われます。  甘利大臣にお伺いしたいと思いますけれども、一月の月例経済報告から、この経済報告においては、これまで...全文を見る
○中西健治君 原油価格の下落という当初は想定しなかった情勢を受けて、物価目標は弾力的に運用すべきだという理解でよろしいでしょうか。
○中西健治君 日銀の政策決定会合の議事要旨によりますと、昨年十月末のいわゆるサプライズ緩和が行われた際、政府側から出席していた宮下財務副大臣は、財務大臣及び経済財政政策担当大臣と連絡を取るために会議の一時中断を申し入れています。実際問題、十一分間会議は中断されているわけであります...全文を見る
○中西健治君 手段の独立というのはあるわけですから、まあ口を挟むということではないだろうと思うんですが、あの二〇一三年の四月に行われた第一弾緩和のときには、この政策決定会合、中断などは行われていないんです。ということからすると、今回のというか、昨年の第二弾と第一弾の間では、日銀と...全文を見る
○中西健治君 二〇一五年度を中心とする時期というふうに日銀は今は言い回しを変えていますけれども、二年前の四月四日に発表したときには、二年、二%、そしてマネタリーベースは二倍という、二、二、二ということでプレゼンテーションをして、大変インパクトがあったんだろうというふうに思います。...全文を見る
○中西健治君 意思の疎通ができていないと言っているわけではありません。これはイギリスでも意思の疎通はできているでしょう。しかし、政策の透明性を高めるという目的のために公開書簡を出しているということでありますので、私は是非御考慮いただきたいというふうに思います。  デフレ脱却につ...全文を見る
○中西健治君 申し上げましたとおり、デフレ宣言は言わば放置されているわけでありますから、それにピリオドを打つということはどこかでしていただきたいというふうに思います。  次の質問に移らせていただきます。  先週で三・一一から丸四年が経過いたしました。今も痛惜の念に堪えないわけ...全文を見る
○中西健治君 今の御説明で二十七年度予算案に福島県宛ての交付金、調査及び研究ということで計上しているということでありますけれども、患者さんの治療の支援、治療費の支援ということも考えられるということでしょうか。
○中西健治君 調査研究、調査に協力していただいた方にというのは、私としては大変違和感があります。患者さんに寄り添う、被災者個人個人に寄り添うということであれば、やはり治療費の補助こそ必要なんじゃないでしょうか。
○中西健治君 申し上げましたとおり、やはり調査ということ自体が、これもう調査ということですとプライバシーの問題も発生するかもしれません。やはりそこのところは治療費というところでダイレクトに考えていただきたいなということは要望させていただきます。  続きまして、規制緩和、旅館業法...全文を見る
○中西健治君 一部のみというのでは、二〇二〇年の二千万人、二〇三〇年の三千万人、到底需要を満たすことができないんじゃないかと思いますが。  今お話が少し出ましたけれども、国家戦略特区法、ここでも外国人滞在施設経営事業というのが旅館業法の適用除外として認められるという形になってい...全文を見る
○中西健治君 是非、そうした懸念を自治体の方で持っているということであればその払拭を図っていただきたいというふうに思いますし、あと、この外国人滞在施設経営事業の対象地域なんですけれども、東京、大阪だけじゃなくて、今ゴールデンルート以外に広げるというのが政府が目指しているところだと...全文を見る
○中西健治君 総理、今の議論を聞いて、二千万人時代、三千万人時代に向けてどういうふうに規制緩和を行っていくのか、そうしたことをお伺いしたいと思いますが、その中で一つ私の方で紹介したいというか申し上げておきたいのが、最近やはりインターネットを使って個人宅を貸し借りするというのが海外...全文を見る
○中西健治君 二〇二〇年の二千万人、二〇三〇年三千万人、そうした時代には少子高齢化が更に顕著になっていて、空き家問題というのも更に大変な問題になっているということですので、こうした個人宅の貸し借りをすることができるようになれば、この空き家問題に対しても一定の答えになるということだ...全文を見る
03月24日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○中西健治君 中西健治です。  所信に対する質疑ですので、できれば財政政策及び金融政策双方についてお伺いしていきたいというふうに思っております。  まず、財政についてでありますけれども、二〇二〇年度のプライマリーバランスの見通しについてということをまずお聞きしたいと思うんです...全文を見る
○中西健治君 内閣府の九・一及び国、地方で九・四というのが公式のものだという確認をしていただきましたけれども、それでは、この財務省の出している八・〇というものの位置付けというものは何なんでしょうか。
○中西健治君 積算方法が違うということですけれども、片方、財務省が出しているのは税収の弾性値というものを使って、一・一というものを掛けて出しているという、機械的に当てはめて出しているということだと認識しています。そして、内閣府の方はもう少し複雑なモデルを用いているということなんだ...全文を見る
○中西健治君 ユーザーの立場からすると、国民の立場からすると、二つの数値、しかも数年後の予想額について二つ政府から、今公式なものというお話でしたけれども、公式なものが二つ出ていると、しかも一兆円以上懸け離れているということはやはり理解しにくいんじゃないかなというふうに私は思うとい...全文を見る
○中西健治君 となりますと、二〇二〇年度プライマリーバランス黒字化への不足額、経済再生ケースでは九・四兆円ということでありますけれども、この九・四兆円は動かない、これが出発点になるということでよろしいでしょうか。
○中西健治君 いや、バランスさせなきゃいけないということは、そしてその方策について話されるんだと思いますけれども、出発点としてのこの九・四兆円が動くのか動かないのかということについてお伺いしています。
○中西健治君 そうしますと、再生ケースにおいては九・四兆円が七月の議論の出発点になるということだということで、それより小さな金額になったり、ほかのモデルを用いたりと、そういうこともないということだというふうに理解いたしました。  来年度の予算が今審議されているところでありますが...全文を見る
○中西健治君 私も同じような試算をさせていただいておりまして、三千億をちょっと下回るぐらい、二千何百億か三千億近くぐらいでしか余裕はないということだろうというふうに思います。ですので、今後何かがあれば、またこれは達成しづらくなっていくということなんだろうというふうに考えております...全文を見る
○中西健治君 ありがとうございます。  そうしましたら、金融行政についてもお伺いしていきたいと思いますけれども、先ほど大門委員の方からお話もありましたけれども、不動産関係のところで聞いていきたいと思います。不動産関係というか住宅ローンについてお伺いしたいと思いますが、従来、住宅...全文を見る
○中西健治君 今お答えいただきましたけれども、続きまして、それに絡んでなんですけれども、フラット35という商品、皆様もお聞きになったことあるかと思います。昔は住宅金融公庫、これ、そういう名前のところが出していまして、今は住宅金融支援機構というところが出しております。フラット35、...全文を見る
○中西健治君 今、史上最低金利を市中の金利は更新をしています。この長期の固定住宅ローンというのも民間の銀行も出せる商品であります。それが史上最低金利を更新している中で、政府が、〇・六%、千百億円も使ってこの金利を引き下げるということは、やはりこの貸出し競争に対してかなりの影響を与...全文を見る
○中西健治君 麻生大臣は、サブプライム問題のような類似なものが起きるとは感じていないということをおっしゃいましたけれども、私は、会計検査院は、平成二十一年度の、数年前の制度拡充のときに、この制度拡充によって不良債権が多数発生しているということを言っています。  今は金利は低いで...全文を見る
○中西健治君 ありがとうございました。
03月26日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○中西健治君 中西健治です。  長時間の審議、皆様お疲れさまでございます。あと残すところ二人ということでございますので、どうかよろしくお願いいたします。  税制の質問に入る前に、前回の所信に対する質疑の積み残しなどを二、三質問させていただきたいというふうに思います。  まず...全文を見る
○中西健治君 その説明も分かるんですけれども、黒田総裁、この財政金融委員会に来ていただくと、やはりもうこの二%の早期実現、全くぶれない強気な発言をずっとされているわけであります。原油価格は今日も五十ドル下げ切ったということですけど、五〇%下がっている中で、言わばちょっと孤軍奮闘的...全文を見る
○中西健治君 分かりました。  続きまして、金融行政に絡む話なんですけど、為替のバイナリーオプションについてちょっと質問をさせていただきたいと思います。  二年ほど前にもこれ大変大きな問題になったかと思います。いろんな苦情相談というのが来て、この国会でも質問等がされたと思いま...全文を見る
○中西健治君 警告などは行っているということでありますけれども、資料の二枚目、これが海外業者のホームページのバイナリーオプションの広告なんです。海外業者のロゴが入っていて、これはもう今週私が見たものですので、現時点でもこうしたものが多数あるということなわけですけれども。これは比較...全文を見る
○中西健治君 海外業者のことを今申し上げましたけれども、そもそもこのバイナリーオプションという取引、これを金融商品として認めるべきではないんじゃないかというふうに私は思います。  何分か後の、一定期間後の為替が円安に行くかどうか、それだけを当てるというような商品ですから、非常に...全文を見る
○中西健治君 金融商品取引法上の金融商品と認めないということが野放しになってしまうということであれば、ちょっと別の規制を強める必要があるんじゃないかなというふうに思います。  火曜日に、たしか前川委員からの商品先物に関する不招請勧誘についての質問のときに、麻生大臣は、まあ株屋さ...全文を見る
○中西健治君 もう一つ。  今回、出国時の有価証券等の評価額が一億円以上ということが要件になっているということだと思いますが、この課税逃れ、私などが想起するのは、名前は出しませんけれども、消費者金融のオーナーの親族が香港に行って、時々帰ってきているんだけれども、あちらで売却して...全文を見る
○中西健治君 何が適当かは、確かに国際的な足並みがそろうということが非常に重要なんじゃないかなというふうに思います。  今回、先ほども少しお話しいただきましたけれども、やはり二重課税の問題というのは当然あるかと思います。含み益に一回課税されて、そして居住先で売却して、そしてまた...全文を見る
○中西健治君 どうもありがとうございます。  続きまして、地方拠点強化税制についてお伺いしたいと思います。  本社移転の投資減税の適用対象として、三大都市圏への移転というのが除外されてしまっております。しかし、いろんなちょっと調査を見てみますと、例えば帝国データバンクの調査に...全文を見る
○中西健治君 大阪市からも百五社、そして名古屋市からも六十九社も本社が出ていってしまっているという現状があるということでありますから、やはりその中で、近畿圏そして中部圏の中で移転しているものもあるとは思いますけれども、やはりこれから、東京からということであれば、それは認めていくべ...全文を見る
○中西健治君 もし行うのであれば、当然、税制上の優遇措置だけではきっと足りないだろうというふうに思いますので、やるんだったらそれと相まって効果が出せるものをやっていかなきゃいけないだろうというふうに思います。私は、やはり大都市を省くべきではないということは申し上げておきたいという...全文を見る
○中西健治君 今お話のあった定額で購入している人、これは意味があると思います。相場の上下に左右されないで少しずつ買っていくというのも意味のあることだと思います。  こうしたことを促すのであれば長期の資産形成を促すということにもつながっていくと思うんですが、今これ期間の縛りがあり...全文を見る
○中西健治君 あと一点。  景気対策ということであれば、このNISAの口座、今はマイナスが生じても損益通算できません。特定口座等と損益通算できないようになっていますが、やはり投資の裾野を今すぐ広げていくということであれば、そして今非課税期間の縛りがありますから、そうするとちょっ...全文を見る
○中西健治君 是非、制度の拡充をお考えいただきたいというふうに思います。  私の質問はこれで終わらせていただきます。ありがとうございました。
03月26日第189回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。  今日は、お二人の先生、本当にありがとうございました。大変参考になりました。  まず、柳澤公述人にお伺いしたいというふうに思います。  他国軍支援の国際法上の正当性、特に国連決議のない場合に他国の自衛権行使の正当性をどう判断するの...全文を見る
○中西健治君 厳格にこの他国の自衛権行使の正当性を判断する基準を何らか考えるとすれば、今回、新三要件というものを国内法では整備をするということですから、その国内法で我が国だったらどうするのかということを考えて、それが基準になるのではないかなというふうにも思うんですが、そこら辺いか...全文を見る
○中西健治君 ありがとうございます。  秋山公述人にお伺いしたいと思います。  これまで我が国はリベラルな国際秩序の優等生であったと、そしてその利益も享受していたし、そのモデルともなっていたということだと思います、おっしゃられたと思いますが。  今後というか今現在ということ...全文を見る
○中西健治君 ありがとうございます。  続きまして、柳澤公述人にお聞きしたいと思いますけれども、安倍総理は国連改革、国連の安保理入りというものを目指しておられますけれども、柳澤公述人は、安倍総理のこの国連改革、国連安保理入りについてどのような御見解を持っていらっしゃるでしょうか...全文を見る
○中西健治君 時間がそろそろ参りましたので、終わりにさせていただきます。  どうもありがとうございました。
03月27日第189回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。  金曜日の午後四時も回りました。皆さん、お疲れさまでございます。麻生財務大臣とは今週三回目の議論をさせていただくということでございますが、どうぞよろしくお願いいたします。  まず、総理にお伺いしたいと思います。  今週、シンガポー...全文を見る
○中西健治君 総理がおっしゃられたとおり、シンガポール、国際的な競争力というのは非常に強いというところだと思います。  各種の都市の魅力度比較調査を見ても、シンガポールはロンドン、ニューヨークに並ぶぐらい、伍していくぐらいのところに、常に高いところに位置しているということだと思...全文を見る
○中西健治君 幾つか改善をしていかなきゃならない点、お話しいただきましたけれども、その中で、重要なものとして法人税率というのもあると思います。  政府は、数年で二〇%台、三〇%を切るというところを目指しているということでありますが、この三〇%を切るというのはドイツなどを意識して...全文を見る
○中西健治君 法人税をどうするかということについて、ちょっと直接的にはお答えいただきませんでしたが、それ以外の要素についてお話しいただきました。  その中で、私、英語ということも、シンガポールは大変英語教育先進国で成功を収めているということなんじゃないかと思います。シンガポール...全文を見る
○中西健治君 私が準公用語にしたらどうかというのはまさに今の点なんですけれども、総理も、小さいときから、初等教育のところから英語教育をするというような話をしていただきましたけれども、英語教育ではなくて英語で小学校から授業をする、そうしたことにシンガポールはなっているわけです。です...全文を見る
○中西健治君 全体でどんどん伸びていくということが当然望ましいということだと思いますが、東京一極集中の弊害としてよく出生率が低いというようなことが言われますけれども、他府県に行けば人口は増えると、こういうふうに言われるわけでありますけれども、やはりちょっとそこの因果関係というのも...全文を見る
○中西健治君 高めに見積もるというのは国債費足らないようにしないということで、本来保守的な見積りなんだと思います。しかし、それが結局補正予算の財源になっていくということだと、かえって財政規律を弱めるということになっています。  財政法六条で、決算剰余金については、その半分以上を...全文を見る
○中西健治君 国債費、元々国債のための費用ですから、国債に全て充てるという厳しいルールを私は適用するべきだろうというふうに思います。  あと一点、今回、来年度の予算についてはプライマリーバランスの半減目標を達成する見込みであるということを政府が言っています。そして、この間の財政...全文を見る
○中西健治君 その点確認いたしますが、国債費を財源として来年度補正予算を出すことはないと明言されたということでよろしいでしょうか。
○中西健治君 時間になりましたので、どうもありがとうございました。
03月31日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○中西健治君 中西健治です。  今日、私もジュニアNISAについて取り上げたいと思います。大門委員とは、同じ問題について違う角度からよくこれは駄目だということを言うことが多いわけでありますが、今日は角度はどちらかというと同じような方向性から質問の方をさせていただきたいというふう...全文を見る
○中西健治君 金融庁の説明も分からないではないんですが、大臣、どうですか。今、この下限が設定されていないということを聞いてどうお考えになられるか、感想をまずはお聞きしたいと思います。
○中西健治君 まさに、漫画インベスターを読むような年齢こそが適格な年齢になってくるんじゃないかということだと思います。ですので、五歳とか六歳とかじゃないんだろうというふうに思うんですが、そうした制度設計に私は改めていくべきなんじゃないかなというふうに思います。  今、おじいちゃ...全文を見る
○中西健治君 今後の議論の対象だということですけれども、今のお話でも祖父母は入るんだろうということかなというふうに思いますが、祖父母が入るということであれば、入らない場合でも、程度の差こそあれ、問題となってくるのが名義預金とジュニアNISAの口座取扱いの差異ということなんじゃない...全文を見る
○中西健治君 今、本人のための口座の確認を行うということをおっしゃられておりました。おじいちゃん、おばあちゃんが作りっ放しにするというんじゃなくて、勝手に作るというのではなくて、本人のための口座の確認をするということをおっしゃられましたけど、その確認はどのように行うつもりでしょう...全文を見る
○中西健治君 本人のための口座であることを確認するためには、やはり本人の関与があることがいいんじゃないんですか。本人が関与していれば、当然自分のおじいちゃん、おばあちゃんが自分の知らないところで作った口座ということにならないということになると思いますが、本人の関与が必要なんじゃな...全文を見る
○中西健治君 金融機関が本人のための口座であるということを確認する実効性を担保しなきゃいけないというお話、先ほどありましたけれども、その実効性を担保するためにも、本人の関与があって、その本人の関与をするためにも下限の年齢というのは設定しなきゃいけないということに私はなるんじゃない...全文を見る
○中西健治君 是非これは御検討いただきたいと思います。今後詳細を詰める部分もあるというふうに伺っていますので、申し上げた問題点がありますから、是非御検討いただきたいと思います。  私の方は、もう少し質問を用意しておりましたけれども、ちょっと中途半端になりますので、ここで終わらせ...全文を見る
○中西健治君 中西健治です。  午前に引き続き、質問をさせていただきます。  関税法に関連して、税関手続で用いられておりますNACCSというシステム、NACCSと略されていますが、NACCSというシステムについてお伺いしたいと思います。  NACCSは、税関手続、その他の輸...全文を見る
○中西健治君 そうした制約があるというのはむしろ当然かなというふうに思います。そして、このNACCS、輸出も行われているということですが、このNACCS、国際物流に関する情報をそこに、そのシステムの中に置いているわけでありますけれども、これを運営する輸出入・港湾関連情報処理センタ...全文を見る
○中西健治君 この株式の売却について、財政制度等審議会から財務大臣宛てに、一般競争入札により売却することが適当である、こうした答申がなされております。これ、つい先日、平成二十七年二月十二日にこうした答申がなされていますけれども、NACCSで扱う情報の重要性ということを鑑みますと、...全文を見る
○中西健治君 その欠格要件について、これは反社会的勢力などは排除されるということかということについて確認をしたいと思います。
○中西健治君 このNACCS、非常に重要なシステムであるというふうに私は理解しておりますので、そこら辺の運用、そして株式の売却についても慎重に行っていっていただきたいというふうにお願いを申し上げます。  私の質問は終わらせていただきます。  ありがとうございました。
04月07日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○中西健治君 中西健治です。  予算の委嘱審査ということでありますので、予算の中に使われている数字の精査を少しやらせていただきたいというふうに思っております。  三月二十七日の予算委員会では、国債の想定金利の算出根拠についてお伺いしました。この三年間、算出根拠は説明を聞いてみ...全文を見る
○中西健治君 過去の為替相場を基準に支出官レートを設定するということ自体は、私は問題ないと思っています。しかし、その場合に、どれぐらいの期間なのかというのはある程度決めを行う必要があるんじゃないかというふうに思います。でないと説明が矛盾しかねないということなんです。  説明が矛...全文を見る
○中西健治君 異なることに私は問題があると言っているわけではなくて、方向性がまるっきり逆になっちゃっているということ自体が説明として破綻をしているんじゃないかということを私自身は申し上げたいというふうに思います。これは申し上げさせていただきますが。  こうやって為替相場の状況に...全文を見る
○中西健治君 外れるのは仕方ないと思います。ですから、私は当たり外れのことを言っているわけではありません。けれども、しっかりとルールとして決めていかないと、ここに財務省の見込みが入っているとしか思えないということなんです。  財務省は、将来の為替レートについて見通しなどは一切公...全文を見る
○中西健治君 相場観が入っているということは、まず普通に考えればそう考えざるを得ないということだと思いますので、そこはやはりルールは決めていただきたいというふうに思います。  ちょっと国債費の方に少し戻らせていただきたいんですが、申し上げたとおり、過去三年間、算出根拠として取る...全文を見る
○中西健治君 おっしゃられた資金運用部ショックもVaRショックも、これよりずっと前の話であります。それが〇・八から一・一にバッファーを大きく取ったというのは、まさに量的・質的緩和、大胆な金融緩和をやって、その後金利変動幅が大きくなるからということにほかならないんじゃないですか。
○中西健治君 申し上げましたとおり、支出官レートにしても国債費にしても、見る期間について客観的なルールを決めた方がいいと思いますし、このバッファーについても、このように安倍政権になって大きくなっているということは、当然、そこの金利変動幅を大きく見ているということにほかなりませんか...全文を見る
04月15日第189回国会 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第3号
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○中西健治君 三人の先生方、今日はどうも本当にありがとうございました。  皆さんに少しずつお伺いしたいと思うんですが、まず高橋参考人には、消費税の影響を政府は見誤ったと、これはもう議会でも追及すべきだというお話もありましたけれども、往々にしてというか、この近年を見てみますと、政...全文を見る
○中西健治君 一点だけ高橋先生に確認したいんですけれども、税収弾性値は景気の局面によって数値を変えていくべきだと、そういうことでよろしいでしょうか。
○中西健治君 終わります。どうもありがとうございました。
04月20日第189回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。お疲れさまでございます。  まず、外務大臣にアジアインフラ投資銀行についてお伺いしたいと思います。  中国からの回答についてなんですが、日本は、我が国は、公正なガバナンスが確立できるのか、債務の持続性を無視した貸付けにより他の債権者を...全文を見る
○中西健治君 差し控えるということでありますけど、初期の交渉の段階では不明確な部分があるのはある意味当然なんじゃないかと思うんですが、そこら辺は全く許容しないということでしょうか。これは外務大臣にお伺いしたいと思います。
○中西健治君 申し上げましたとおり、これ設立されるところでありますから、ある意味軟らかいところもあって仕方ないのかなというふうにも思うわけですけれども、ADBですとか世銀並みのガバナンス、これがなければ参加する余地はないのか、それとも、やはり初期段階なのでそうしたものはある程度許...全文を見る
○中西健治君 お話の中で、関係各国とは緊密に連携ということがありましたけれども、四月十三日付けの読売新聞だったと思いますけれども、AIIBへの参加判断に当たってG7が統一基準の作成を進めていたという記事が掲載されておりました。G7諸国との間でこの統一基準の作成は行われたのでしょう...全文を見る
○中西健治君 先ほど出資金、大きな金額求められる、参加するならば求められることになると、こんなような御発言がありましたけれども、委員会でも一千億円単位という言葉をお示しになられたかと思いますが、一千億円単位といっても、ADBですとか世銀への出資金と比較した場合には特に大きいという...全文を見る
○中西健治君 これは財務省にお伺いしたいと思いますが、AIIB設立の背景にはアジアにおける膨大なインフラ需要があると、これはそういう理解なんじゃないかと思います。ADBの融資を受けた、ADBですね、アジア開銀の融資を受けた事業の競争入札における国別の落札率というのを見てみると、中...全文を見る
○中西健治君 是非進めなきゃいけないということだと思います。AIIBへの参加の議論をする際にもやはりアジアのインフラ需要をどれだけ日本企業が取り込めるのかという視点が非常に重要ということだと思いますので、まずそれを、ADBにしても、既存の国際機関の融資を受けている事業に関して、や...全文を見る
○中西健治君 今の御答弁だと、南シナ海の警戒監視をすることもあり得るというように聞こえましたけれども、そういう理解でよろしいですか。
○中西健治君 今後の課題ということですから、可能性は排除しないというふうに理解できるわけですが。  海空連絡メカニズム、日中間で元々は海上連絡メカニズムを整備するというお話、これが、空も重要なので海空と名前を変えてこれで整備をしようということになっているかと思いますが、この海空...全文を見る
○中西健治君 先ほどの質問ともかぶってくるわけですけれども、今、地理的範囲は限定しないという、考えはないということでしたので、これは海空連絡メカニズムの対象が南シナ海に及ぶということは十分あり得るということだということでよろしいでしょうか。
○中西健治君 早期に運用開始ということでありますけれども、日米の間のガイドラインというのはかなり、もうすぐということ、発表されるんではないかというふうに言われています。それから、安保法制についても、法案というのが五月に出てくるのではないかというふうに言われているところでありますけ...全文を見る
○中西健治君 あと、日米防衛相会談では宇宙空間に関する取組ということをしなくてはいけないと、こんなようなことを話されたというふうに思いますけれども、現在の防衛装備品の多くというのは人工衛星を通じたGPS機能を利用しているということだと思います。  この人工衛星が破壊若しくは無力...全文を見る
○中西健治君 この人工衛星、GPS機能というのは大変重要な問題なんじゃないかというふうに思います。今後またこの安保法制の議論の中で取り上げていきたいと思います。  今日はどうもありがとうございました。
04月23日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。よろしくお願いします。  物価安定目標の達成時期と出口戦略についてまずお伺いしたいと思いますが、四月十九日日曜日のミネソタでの総裁の講演、こちらで二%の目標達成時期に関して、英語での講演だったからかもしれませんが、かなりはっきりと二〇一...全文を見る
○中西健治君 いや、同趣旨といっても、アーリーという言葉、英語の達者な黒田総裁が使っていらっしゃるわけですから、二〇一六年度の第一・四半期、六月ぐらいまでを指しているのか、それとも九月ぐらいまで、前半を指しているのか。じゃ、それはどちらなんでしょうか。
○中西健治君 六月か九月までという、そこの特定まではいかなかったということですが、年度の前半ということだというふうに総裁御自身はお考えになっているということのようです。  総裁、今、日銀のメーンシナリオは、当面ゼロ%で推移した後、秋頃からかなり物価上昇率が加速していくと、こうい...全文を見る
○中西健治君 そちらについては分かりましたけれども、出口戦略について議論するのは時期尚早だということはずっとおっしゃられております。  一方で、総裁は内部的には議論は行っていると、政策委員会ではなくて、日銀内部、それ以外のところでということだと思います、そういう答弁もされている...全文を見る
○中西健治君 申し上げましたとおり、メーンシナリオが秋からの急上昇ということであれば、急上昇して市場が落ち着きをなくしている、失いつつあるというようなところで初めて出口の政策を議論するのではなくて、やはりあらかじめやっておかなきゃいけないということなんだろうというふうに思います。...全文を見る
○中西健治君 残念なんですけれども、よく市場関係者やエコノミストと話しますと、総裁の発言を額面どおり受け取ると金融政策の予想を誤ると、こういうふうに言われております。これは、市場との対話という意味で、それと政策の透明性という点で、額面どおり受け取っちゃいけないと言われているわけで...全文を見る
○中西健治君 必ずしも、おっしゃられた、中央銀行が思っていることと市場が思っていることは一緒じゃないということは往々にしてあるということだろうと思いますけれども、ただ、やはり今、総裁自身がお使いになった言葉で、日銀に対する疑念と日銀が思っている自信との間にかなりギャップがあるとい...全文を見る
○中西健治君 終わりますけれども、二%達成が二〇一六年の前半にあるというふうに自信を持っていらっしゃるのであれば、先ほどほかの委員からの話もありましたけれども、やはりそれに従って、当然それより前に出口戦略の議論をしなきゃいけないと、こういったことをちゃんと見せていけば、それは市場...全文を見る
05月12日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
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○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。  早速、政投銀法改正案について質問していきたいと思いますけれども、今回の改正案によりますと、民間金融機関が危機対応業務を担えるまでの当分の間、政投銀に危機対応業務を義務付けて、その間は政府に対して三分の一以上の株の保有を義務付けるとい...全文を見る
○中西健治君 一概に言うのは困難だということでありますが、やはりこういう五十七件を見ると、なかなか予測がしにくいというもののリストになってしまっているんじゃないかなというふうに思います。そうなりますと、民間の参入はどうなのかということになってしまうのではないかと思います。  こ...全文を見る
○中西健治君 これだけを見ると、低いなというふうにすぐに思うのが素直な感想ということなんじゃないかなというふうに思いますけれども。  では、政投銀さんにお伺いしたいと思います。  この数字でまずお伺いしたいのが、この危機対応業務、これはもう一時的とはいえ危機に陥った企業、事業...全文を見る
○中西健治君 資料三を御覧いただければというふうに思うんですが、麻生財務大臣は、先ほどの二〇一四年三月期の不良債権比率、それだけを見たらどうとも言えないということでありましたけれども、政投銀がこれまで危機対応業務の累計融資でどうなっているのか、融資の累計でどうなっているのかという...全文を見る
○中西健治君 政投銀さんの目利き力があるということはそうなんだろうと思います。財務大臣もそうなんじゃないかということをおっしゃられていましたけれども、政投銀さんが目利き力あるように、民間の大手の銀行も同じような目利き力というのは持っているだろうし、持っていなきゃいけないだろうとい...全文を見る
○中西健治君 これまでるる申し上げてきましたとおり、特にこの危機対応業務についてどうなっているのかということについてディスクロージャーを拡充していただくということが必要なんじゃないかと思います。民間の金融機関が参入しない限り、ずっと義務付けということになってしまうということであり...全文を見る
05月13日第189回国会 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第4号
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○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。  今日はお三方、御説明いただきまして本当にありがとうございます。  中山先生とちょっと逆のアプローチで、黒田総裁、お出ましいただきましたので、西村副大臣、菅原副大臣には大変申し訳ないんですが、十分という時間を考えますと、どうしても黒...全文を見る
○中西健治君 ありがとうございます。そちらはそちらで理解いたしました。  続きまして、今の現状に関する認識ということをお伺いしたいと思うんですが、三月の完全失業率は三・四%でありました。総裁は、構造的失業率水準にあるということをおっしゃられているかと思いますけれども、これはもう...全文を見る
○中西健治君 二%のインフレターゲットを掲げ続けるということはもう大変重要なことだというふうに思いますけれども、期限が迫っているから追加的な緩和を追い込まれてやらなきゃいけないという考え方を取るのはいかがなものかというふうに思うわけであります。  この期限が迫っているからという...全文を見る
○中西健治君 どうもありがとうございました。  質問を終わらせていただきます。
05月14日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
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○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。  私もお酒の問題を取り上げたいと思います。自民党の先生や大門先生には恐縮ですけれども、別の方向からというか逆の方向から、まあ逆とは言いませんけれども、別の方向から質問をするということになります。  町の酒屋さんについて大門委員がおっ...全文を見る
○中西健治君 そうすると、背景として、円滑な徴収が阻害されるということは、それは当たっていないということでよろしいということでしょうか、現状として。
○中西健治君 今のお話ですと、小売店が安売りによって倒産する、そうなってくると、卸売店、製造元の経営不振ということになって税収も徴収できなくなるかもしれないと、こんなような理論、ロジックのように聞こえますけれども、これって、風が吹けばおけ屋がもうかるというか、その逆ですね、風が吹...全文を見る
○中西健治君 財務大臣にお伺いしたいと思いますが、今の説明で、やはり販売の数が減ってきているということが酒税が減っている大きな原因であろうということだと思いますけれども、これは安売りを規制するということになると、販売が全体として総量が減っていくということにもなりかねないということ...全文を見る
○中西健治君 私も総合的に考えて、町の酒屋さんのこととか、あと、量販店で売っているものは主たるものが違うんだから、町の酒屋さんも生き残る道は、嗜好品ですから、個性的な色を出すことによって生き残る道はあるんじゃないかなというふうに思っているということでありますが。  資料の一、ま...全文を見る
○中西健治君 そうすると、利潤については、ゼロ以上であれば幾らに設定しようがそれは販売するところの自由だろうと、こういうことなんだと思いますが、先ほども話があったおとり商品ですけれども、営業戦略の一環として短期間に限り安く目玉商品として売るというものについて、このおとり商品という...全文を見る
○中西健治君 今、ちょっとそこがはっきりしていないんですが、供給に要するお金ではなくて仕入れに係る価格を下回るということですか。利潤は五円でも何円でもあればいいんだけれども、なくなったら初めておとり商品になるんですか。それとも、おとり商品はゼロであってもおとり商品なんですか。
○中西健治君 資料二枚目というのを御覧いただきたいと思いますけれども、総販売原価を下回る価格で販売しているというところがどれぐらいあるのかという国税庁の調査。これで、平成十年度以降は、調査したところのうち九〇%以上、もう直近では九八・五%とか九七・六%とかが総販売原価を下回る価格...全文を見る
○中西健治君 こうした九十何%というデータが示されていること自体が今の酒税法改正議論につながっている部分もあるんじゃないかと思うんです。ですので、一度だけじゃなくて継続的にやっていると、そちらの方がより問題なんだろうと思いますけれども、そうした割合がどれぐらいあるのかというのはや...全文を見る
○中西健治君 どうもありがとうございます。  時間の関係で金融庁さんには今日はちょっと質問できませんでしたけれども、また次回にでもよろしくお願いします。  どうもありがとうございました。
05月19日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
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○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。  今日は最終質問者でございますので、いましばらく、皆さん、お付き合いいただきたいと思います。  コーポレートガバナンス・コードについてお伺いしたいと思います。  先週、東証が水曜日にコーポレートガバナンス・コードを最終的に公表した...全文を見る
○中西健治君 局長そうおっしゃいますけれどもね、では大臣にお伺いしたいと思うんです。  このコーポレートガバナンス・コードの採用に当たっては、内閣総理大臣の認可を受ける必要があるということとされています。そして、その認可権限が金融庁長官に委任されているということであります。まさ...全文を見る
○中西健治君 技術的な話ということでもありますけれども、ただ、申し上げたとおり、細部に真実が宿っているということは往々にしてあるということだと思うんです。そんな中で、これは、実際は東証が作っていないんじゃないか、金融庁が作っているんじゃないかというふうに思いたくもなりますし、あと...全文を見る
○中西健治君 是非、こうしたことが実際のことを示しているのではないようにしていっていただきたいというふうに思います。今後もしっかり注意してやっていっていただきたいというふうに思います。  中身に少し入りたいと思うんですが、独立社外取締役についてであります。  二名以上の独立社...全文を見る
○中西健治君 物を言える人と、まあ要約するとそういうことなのかなというふうに思いましたけれども。  この物を言える人ということでありますが、三千人ということになってくるといろんなところから求めてこなきゃいけないということになるかと思います。その中には官僚のOBというものも入って...全文を見る
○中西健治君 それぞれの会社が選んでいく、選任していくということになりますけれども、やはり一定の利害関係があった、監督官庁であったということであれば当然利害関係があったということになりますし、あと、今天下りとして認定されるかどうかという中に、継続して同じポストに次の人が入ってくる...全文を見る
○中西健治君 今後の運用というのを見ていかなければならないというふうに思いますけれども、やはり、組織のあっせんということになるとまさに就職のあっせんみたいなことにもなりかねません、推薦ということになるとあっせんということになりかねませんし、そこら辺、これからの運用状況をきっちり見...全文を見る
05月20日第189回国会 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第5号
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○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。  この調査会、大変有意義であったというふうに思います。会長、そして理事の方々、もちろん参考人の方々にこの場を借りてまた御礼を申し上げたいというふうに思います。  多くの参考人の方々の意見を拝聴した上で、幾つか端的に述べさせていただき...全文を見る
05月21日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第12号
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○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。  まず、財政健全化計画についてお伺いしたいと思います。  経済財政諮問会議ですとか自民党内でいろんな話がされているという最中だと思いますけれども、二〇二〇年度経済再生ケースの想定する経済成長を達成してもなお残る九・四兆円について、も...全文を見る
○中西健治君 そうしますと、確認ということになりますけれども、特別に追加的な歳出抑制策を取らずとも二〇二〇年度の黒字達成はほぼほぼでき得るであろうというふうに考えていらっしゃるということでしょうか。
○中西健治君 私は、そこそこという言葉を使ったんじゃなくてほぼほぼというふうに申し上げたんですが、それはどうしてかというと、大臣が大宗はほぼと、PBの大宗はほぼ解消できるというお言葉を使ったので、ほぼほぼ解消できる、達成できるとお考えですかと確認をさせていただいたので、それは大臣...全文を見る
○中西健治君 財政健全化については、経済再生ケースがメーンシナリオとなるようでありますけれども、メーンシナリオが達成できなかった場合、経済成長がそれほど思わしくなかった場合にも、じゃ、こうした場合にはこうして達成するんだというようなリスクシナリオ、それに対する備え、そうしたものも...全文を見る
○中西健治君 インフラファンドの設立趣旨というのは再生エネルギーの普及促進にあるというところだと思います。今は期限を区切っているということでありますけれども、そうなると投資法人の参入が阻まれてこの普及促進が進まないということになってしまいますから、来年度以降見直していくということ...全文を見る
○中西健治君 どうもありがとうございました。時間ですので、終了させていただきます。  ありがとうございました。
05月26日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第13号
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○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。  今回の法改正ですけれども、大臣がおっしゃっていた成長資金の供給と投資者保護のバランスを取るという意味で、出資者の範囲の限定等がなされているというのは評価し得るというふうに私は思っておりますが、一点、これはもう一歩踏み込んだらどうかな...全文を見る
○中西健治君 これ金融庁の方にお伺いしたいんですけれども、プロ向けファンド、アマは四十九人までという縛りがあるということだと思いますけれども、この四十九人の縛りというのは、販売先の数の縛りなのか、それとも投資勧誘先の数の縛りなのか、これを教えていただきたいと思います。
○中西健治君 販売先の数の縛りということは、勧誘先は幾ら広がってもいいということでしょうか。
○中西健治君 プロ向けファンドは販売先の人数しか縛りがないということだということのようでありますけれども、一般に私募で取り扱うもの、私募の債券ですとか、こうしたものというのは、これは人数の縛りというのは、この私募の場合にはどういう形で掛かっているんでしょうか。
○中西健治君 ですので、通常、通常というか、私募といった場合には四十九人の縛りがあるわけですけれども、その四十九人というのは勧誘先の数なんですね。これについて、このプロ向けファンドについては勧誘先には上限がなくて、そして販売先だけ四十九という縛りでやっているということは、勧誘先に...全文を見る
○中西健治君 申し上げたとおりでございますので、これはこれで前進だと思いますけれども、ここの不招請勧誘の部分も含めてしっかりと検討していただきたいと思います。  質問を終わります。
05月28日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第14号
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○中西健治君 中西健治です。今日は大変参考になる御意見をありがとうございました。  伊藤先生、河合先生に一問ずつお伺いしたいと思います。  まず、伊藤先生にお伺いしたいと思いますけれども、開発銀行か投資銀行かというこの視点、これ大変興味深く聞かせていただきました。そして、投資...全文を見る
○中西健治君 どうもありがとうございました。  終わります。
06月02日第189回国会 参議院 内閣委員会、財政金融委員会連合審査会 第1号
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○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。よろしくお願いします。  今回の個人情報保護法、マイナンバー法の審議をしている最中に日本年金機構の個人情報漏えい問題が生じましたので、これはちょっと素通りするわけにはいきませんので、幾つかまずお聞きしたいと思うんですが。  まず、大臣...全文を見る
○中西健治君 初歩の初歩ができていなかったからこそ国民の皆さんの不安は大きく増大している、そういう御認識でいいかということについて端的にお伺いしたいと思います。
○中西健治君 今回、人災の側面が強いということであります。そういう部分があるだろうと私も思いますが。  ちょっとこの日本年金機構の職員の問題について厚労省にお伺いしたいと思うんですが、今日は厚労省年金管理の審議官にお越しいただいております。これ、年金徴収をマイナンバーを使ってど...全文を見る
○中西健治君 管理責任を行っているのは厚労省じゃありませんか。こうした大きな事件が起きて、そしてその情報収集というのをやっていくわけでありますが、本当に今日のこの時点まで、こうした書き込みが先週の木曜日の時点で行われていたというのを御存じなかったということでしょうか。
○中西健治君 これはゆゆしきことかなというふうに私は思います。というのは、五月二十八日の時点で、この書き込みを見ると、ウイルスに感染したと書かれているだけではなくて、この日本年金機構の中で全職員に対してパスワードを変更しろと、こんなようなことが行われたということでありますが、その...全文を見る
○中西健治君 大変問題だと思いますので、是非これは省内でも調査をしていただきたいと思います。  それでは、先ほど申し上げましたが、本題のことについてお伺いしたいと思いますけれども、昨年の予算委員会で、私、厚生年金保険における保険料の徴収漏れについて、国税庁のデータを使っていけば...全文を見る
○中西健治君 大家政務官にもお越しいただいておりますけれども、私はこれまでも、こうした省庁にまたがるデータの突合などは、やはりシステムが違ったりして時間も費用も掛かるというようなことからなかなか進みにくいということを指摘してまいりました。  ですので、やはりここは究極的には歳入...全文を見る
○中西健治君 ありがとうございました。  質問は以上です。どうもありがとうございました。
06月10日第189回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第3号
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○中西健治君 中西健治です。  今日は、四人の参考人の方々、本当にどうもありがとうございました。私が最後でございますので、もうしばらくお付き合いいただきたいというふうに思います。  まず、神奈川県のお取組についてお伺いしたいと思います。  牧山委員長も私も神奈川県選出でござ...全文を見る
○中西健治君 拡充の方も考えていただければというふうに思います。その中でやはり、まさに申し上げましたように、県知事選を含めた統一地方選挙というものは時期も分かっていますから、是非、先進的な事例を更に増やしていくということをお願いできればというふうに思います。  神奈川県でこうし...全文を見る
○中西健治君 ありがとうございます。  続いて、原田さんにお伺いしたいと思います。  原田さんには、昨年の東大の五月祭、こちらのパネルディスカッションで進行役をやっていただきまして、大変すばらしいさばきをしていただいたなというふうに思っていますけれども。  そこで、若い人の...全文を見る
○中西健治君 先ほどおっしゃられた下から目線の広報活動、これを来年に向けて大いにやっていくということがきっと大変大きな効果があるんじゃないかなというふうに私は思います。ですので、そうしたことを私自身もサポートしていくということをしていきたいなというふうに思います。  竹村参考人...全文を見る
○中西健治君 どうもありがとうございます。  ということは、全国で広げていけるようなことなんじゃないかなというふうに思います。  杉浦参考人と原田参考人にお伺いしたいんですが、両参考人は、被選挙権の年齢、これを引き下げるべきだということをおっしゃられたかと思います。これは、一...全文を見る
○中西健治君 私の質問はここら辺で終わらせていただきたいと思います。  本当にどうもありがとうございました。
06月15日第189回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第4号
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○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。  法案提出者の皆さんの御苦労に感謝いたします。法案の内容には賛同しておりますので、関連して、投票率を高めるためにはどうしていけばいいのか、そうした環境整備などについて政府に質問をしていきたいというふうに考えております。  まず、不在...全文を見る
○中西健治君 是非これは速やかにやっていただきたいというふうに思います。前向きな検討をされているということでありましたけれども、やはり来年の参議院選挙からこれが実施されるのであれば、そのときの十八歳、十九歳の投票率が高ければ、二十歳、二十一歳、こうした人たちにも刺激を与えるという...全文を見る
○中西健治君 そこは積極的に認めていくということを今言っていただいたので、これで消極サイドに寄らないということになるんじゃないかなというふうに思いますけれども、私自身は、この選挙管理委員会のホームページ、候補者や政党の情報を収集する選挙のポータルサイトとして位置付けていくというこ...全文を見る
○中西健治君 続きまして、文部科学省にお伺いしたいと思いますが、あの昭和四十四年の通達、これは改める、見直すということが今日も言われておりましたけれども、この通達の中に書かれていることというのは、高校生の政治活動は望ましくないと、こういうことが書かれているわけでありますけれども、...全文を見る
○中西健治君 この四十四年の通達を見てみますと、政治活動に没頭すると勉学への意欲を失ってしまうおそれがあるとか、こういったようなことがつらつらと書かれているわけでありますけれども、随分、今回通達を、通知を見直すということになってくると、かなり手のひらを返したようなことを言わなきゃ...全文を見る
○中西健治君 時代に合わないような通知、通達などはやはりその都度見直していく必要があるんじゃないかと思います。今後も、これは一回見直しただけじゃなくて、必要に応じて見直していくべきなのではないかということを申し上げて、私の質問は終わらせていただきます。  ありがとうございました...全文を見る
06月16日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第15号
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○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。  私も、先週の衆議院の財務金融委員会での実質実効為替レートに関する黒田総裁の発言についてお聞きしていきたいと思います。  答弁そのものというよりも、報道のされ方によってあれだけ為替相場が動いてしまったという思いが黒田総裁には強いので...全文を見る
○中西健治君 それだとまだ分からないということなんじゃないかと思うんです。理論的にというのはどういうことなのかということが分からないんです。  ちょっと私、今日、チャートを一つ配付させていただいております。おさらいですけれども、実質実効為替レートというのは、デフレであれば円の価...全文を見る
○中西健治君 いや、総裁、総裁は理論的という言葉を枕言葉に置いていますけれども、円安に行くかというか、上に行くか下に行くかは基本的に分からないと言っている中で、円安に行くことはありそうにないと言っちゃっているわけです。そういう言葉を、というか、私、目の前で議事録読んでいるわけです...全文を見る
○中西健治君 総裁、お言葉ですけれども、ここから更にという言葉を総裁は使っていらっしゃるんですよ。今後のことについて、名目為替レートじゃないですよ、けれども、実質実効為替レートについて、ここから更に円安に振れていくことは普通考えるとなかなかありそうにないということかと思いますとお...全文を見る
○中西健治君 この実質実効為替レートですけれども、これはよく使う人いるんです。使う人というのは、今は表面的には円高に見えるけれども本当は円安だ、だからこれ以上円は安くなっちゃいけない、こんなような円高論者がよく使う指標かなというふうに思います。市場関係者の中では、エコノミストでは...全文を見る
○中西健治君 質問を終わります。どうもありがとうございました。
07月30日第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第5号
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○中西健治君 中西健治です。  この委員会では何度か質問に立たせていただくことになるかと思います。どうぞよろしくお願いいたします。  まず初めに、参議院での審議の最初の週ということでありますので、まず安保法制の理解についてちょっと総理の御認識をお伺いしたいと思うんですが、総理...全文を見る
○中西健治君 国民的な理解が深まっているのではないかと、こういうふうにおっしゃられておりましたけれども、各種世論調査を見てみると、先週末時点で一様に、今国会で成立すべきだという人の割合というのは二割台ということなんじゃないかと思います。  この参議院の審議を通じて、どれぐらいこ...全文を見る
○中西健治君 そうした努力をしていただいて、そして、国民の理解が深まらないうちは、まかり間違っても六十日ルールを使うよう官邸の方から指示をしたり圧力は掛けないということを是非お願いしたいというふうに思っております。  それでは、国民の理解が深まらない大きな要因として、やはりホル...全文を見る
○中西健治君 機雷掃海の必要性ということを総理はおっしゃられました。  私自身も、我が国が機雷掃海の高い能力を有しているということは十分に承知しているつもりでおります。海上自衛隊の佐世保の基地、そして横須賀の基地、訪れさせていただいて、実際に掃海艇にも乗り込ませていただきました...全文を見る
○中西健治君 今総理がおっしゃられたんですが、政府は、集団的自衛権の行使として開始された機雷掃海、その後で国連の決議があってこれが集団安全保障措置に移行するのであれば集団安全保障措置として続けていくと、こんなようなスタンスということなんじゃないかと思いますが、そもそも、この前段部...全文を見る
○中西健治君 私自身は、この集団的自衛権の行使ではなくて集団安全保障として整理し直すべきであるというふうに考えておりますが、またこれについては議論させていただきたいと思います。  このホルムズ海峡の封鎖による原油の途絶が本当に存立危機事態に該当するのかどうかについて、やはり客観...全文を見る
○中西健治君 エネルギー安全保障の観点からはエネルギーの供給の多角化というのは当然やっていかなきゃいけないことだと思うんですが、総理、電力以外で、いや、石油はいろいろ使われているということでしたけれども、国民の生死を分けるような状況というのは、どういう状況になり得るのか、どういう...全文を見る
○中西健治君 こういう資料を出しましたので、一点、天然ガス、LNGについてひとつお聞きしたいと思いますけれども、総理は、この天然ガスについてもホルムズ海峡を経由してたくさん入ってくるんだと、こういうことをおっしゃられておりますけれども、LNG、熱源としては大きな割合を占めているん...全文を見る
○中西健治君 同僚議員の質問に替わりたいと思います。  どうもありがとうございました。     ─────────────
08月04日第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第7号
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○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。  短い時間ではありますけれども、できれば三点議論をさせていただきたいと考えております。  まず、前回の質問では、ホルムズ海峡封鎖による原油、天然ガスの供給不足が国民の生命、自由、幸福を追求する権利を根底から覆すような事態に本当になり...全文を見る
○中西健治君 客観的に数字などを見て話していただきたいと思うんです。  ホルムズ海峡に依存しているLNG、年間どれぐらいあるのか。これは数字をお持ちになっていらっしゃらないでしょうから、もう私の方から申し上げますと、二千二百万トンなんですよ、二千二百万トンにしかすぎない。  ...全文を見る
○中西健治君 原油のこともおっしゃいましたけれども、原油にしてもそして天然ガスについても同じだと思うんですが、シェールオイルの増産が続いているアメリカが今や世界最大の産油国ということになっております。日米同盟強化するんじゃないんですか。日本が存立危機事態になったときにアメリカから...全文を見る
○中西健治君 私は、代替手段があるんじゃないか、代替手段があるから第二要件は満たさないんじゃないか、こういうふうに申し上げているわけですけれども、いかがですか。
○中西健治君 済みません、第一要件に関する議論はこの間行ったというふうに思っています。そして、私は前回も今回も数値を出して質問をさせていただいていますが、それに対して客観的な答えが返ってきていないんです。ですので私は、これは客観的には説明できていないということなんじゃないかなとい...全文を見る
○中西健治君 自衛隊が徴兵制で言うところの軍隊に当たるのかどうかということをこれはっきりさせないと、本当はこの徴兵制の定義を変える必要があるんじゃないんですか。それか自衛隊の定義を変えるか、どちらか一つだと思いますが、いかがですか。
○中西健治君 いや、そうなると、後々の解釈変更が許されるということになってしまうかと思いますが、ちょっと押し問答ばかりしていてもと思いますので、委員長にお願い申し上げます。  政府から自衛隊と軍隊、さらには徴兵制との関係につき統一見解を委員会に対して出していただくことを私の方で...全文を見る
○中西健治君 それでは、三つ目の論点に移りたいと思います。資料をお願いします。  このパネルは、総理がホルムズ海峡と並んで集団的自衛権行使の具体例として挙げるアメリカの輸送艦防護のイラストにベトナムの艦船というものを加えてみました。アメリカの艦船だけではなくてベトナムの艦船を加...全文を見る
○中西健治君 三要件に当たるかどうかということでありますが、アメリカは朝鮮有事でもう武力攻撃が行われているということを、この事例の八番ですか、前提とされていると思いますけれども、この場合は第三国はまだ武力攻撃は受けていないということになります。となると、三要件を満たさないで、この...全文を見る
○中西健治君 たまたま攻撃を受けている、もう既に攻撃を受けているアメリカの艦船に乗っている日本人は救われて、そして、そうでない第三国の船に乗っている場合には救われないという、こういう不条理なことが起こってもいいということですか。
○中西健治君 エバキュエーションの計画がいろいろあるということですが、そこにこの第三国、これがしっかりと考えられているのかどうか、これは今まで国会の方で示されているわけでもありません。たまたま米国の船に乗っていたら救われて、そして、ほかの国の船に乗っていたら救われないというのは、...全文を見る
○中西健治君 申し上げていますとおり、たまたまアメリカの艦船に乗っていたら自国に守ってもらえて、そして第三国の船に乗っていたら、これも蓋然性はあると思います、守ってもらえないというのは、やはりこれは何か矛盾しているんじゃないかなというふうに思います。  そして、礒崎補佐官、法的...全文を見る
08月04日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第16号
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○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。  私も東芝の不正経理問題をまず取り上げたいと思います。西田先生、尾立先生の方でも取り上げましたので、なるべく重ならない範囲で質問をまずしていきたいと思います。  第三者委員会の報告書、三百ページにわたるという報告書でありますけれども...全文を見る
○中西健治君 適切に促していく、情報開示を適切に促していくということですので、それは是非進めていただかないといけないというふうに思いますけれども、この東芝のケースでは、歴代の社長三人が相談役ということになっておりました。相談役ですとか顧問ですとか、こういった人たちというのは、取締...全文を見る
○中西健治君 独立社外取締役、こうした立場の人が非常に重要になるんじゃないかというふうに思います。  先ほども議論がありましたけれども、この報告書においては、監査法人がどういう役割を果たしていたのかということについては余り触れられていないということでありますけれども、本当に見抜...全文を見る
○中西健治君 これをどうして見抜けないのかということなんですが、やはり東芝というのは巨大企業であって、そして監査法人というのもその企業に雇われているわけですし、元々の財務諸表というのは会社側が作るということもあって、なかなか監査法人としては見抜きにくいということもあるのかもしれま...全文を見る
○中西健治君 カネボウのときの議論は確かにそういう議論であったろうというふうに思います。ただ、それからまたこうした事件も起こってきているということでありますから、やはり再度考えていくべき話なんじゃないかというふうに思います。  東芝から監査法人に払われていた報酬というのは十一億...全文を見る
○中西健治君 今後、真相の解明を待って厳正な対処をしていただきたいというふうに思います。  質問の方を終わらせていただきます。ありがとうございました。
08月19日第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第10号
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○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。  今日は、午前と午後の審議、二回質問に立たせていただきます。どうぞよろしくお願いします。  まず、集団的自衛権の国際法上の概念の整理についてお伺いしたいと思います。  これまでの委員会の質疑におきましても、これは衆議院でも参議院で...全文を見る
○中西健治君 岸田外務大臣がおっしゃるのは、ある点については整合しているということだろうと思いますが、違っているところはどこなのかということを私は聞いているわけです。  違うところがあるのかどうかというところで、これは岸田外務大臣が直接的にはお答えになっていませんけれども、密接...全文を見る
○中西健治君 今、岸田外務大臣の答弁を聞いてちょっと気になったんですが、要請がある以上はその他国は密接な関係にある、こう考えられると、こういう趣旨のことをおっしゃられたかと思いますけれども、それじゃ逆なんじゃないんですか。本当は密接な関係にあるかどうかというのがまず要件として考え...全文を見る
○中西健治君 いや、それはおかしいんじゃありませんか。要請があれば密接な関係になると考えられると、こういう趣旨の答弁をされたと思うんです。  まず考えるべきことは、密接な関係にあるかどうか、そういった他国かどうかということを判断した上で、そこから要請があるかどうかということを考...全文を見る
○中西健治君 密接な関係にあるかどうかというのは、やはり別な判断じゃないかというふうに思います。敵の敵は味方であるというようなことではないんだと思うんです。やはり、当初から密接な関係がある他国なのかどうかということが判断のポイントにならなきゃいけないというふうに思います。そこで要...全文を見る
○中西健治君 我が国が、自衛権を我が国自身が行使する、その要件として、当然、憲法上の要請もあって制限的に解釈していく、それはあると思うんです。しかし、国際法上の集団的自衛権の概念そのものということでいえば、やはり密接な関係にある他国というのが、密接な関係にあるとどの教科書を見ても...全文を見る
○中西健治君 ちょっと疑問点は残ると思っておりますが、また午後の質問に譲りたいと思います。
○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。  午前中は集団的自衛権の国際法上の概念について議論させていただきましたけれども、午後の質疑では、まず昭和四十七年の政府見解についてお聞きしていきたいというふうに思っております。  政府は、昭和四十七年の政府見解、基本的論理は維持した...全文を見る
○中西健治君 「したがって、」という接続詞、これは結論を導く接続詞なのではないでしょうか。  今、横畠長官は「したがって、」というのをすなわちと言い換えましたけれども、「したがって、」と言う以上は、これは結論を導く接続詞であって、すなわちと言ったり、つまりといった接続詞とはこれ...全文を見る
○中西健治君 何か非常に都合の良い解釈をしているのではないかというふうに思います。  「そうだとすれば、」という接続詞ですけれども、これは通常考えれば、論理の展開を示す接続詞なのではないかと思います。ですから、論理の展開が③の部分の前段まで行われているということなんじゃないかと...全文を見る
○中西健治君 いや、私は、①、②、そして③の前段までが基本的論理であって、そして③の部分の後段が「したがって、」ですから、結論ということに解するのが通常の日本語の読み方なんじゃないかというふうに思います。  そして、今のこの「外国の武力攻撃」が我が国に対するものに限定して解釈す...全文を見る
○中西健治君 ということは、この「外国の武力攻撃」の前に我が国に対するという言葉が入っていないのは意図的に欠落させたものである、このように解釈しているということでしょうか。
○中西健治君 これまでの質疑で横畠長官は、この四十七年の見解が作成された当時の事実認識として、我が国に対する武力攻撃でなければ、国民の生命、自由、幸福追求の権利が根底から覆される事態に至らない、こういったことをおっしゃられていますけれども、それはそういう認識でよろしいでしょうか。
○中西健治君 事実認識について、当時の事実認識は、我が国に対する武力攻撃がなければ深刻な事態に至らないと、こういうような事実認識であったというふうにおっしゃられていますけれども、この政府見解が参議院の決算委員会に提出された同じ日に、防衛庁から決算委員会に政府見解が出ております。「...全文を見る
○中西健治君 であれば、中身のこともよく御存じなのではないかと思いますが、今、横畠長官が事実認識として、それだけだったはずである、それのみであったと言ったのと全く異なることがこの防衛庁からの資料、政府見解には書かれているんです。  それは何が書かれているかというと、「自衛行動の...全文を見る
○中西健治君 私が申し上げたいのは、法制局長官は当時の事実認識として個別的自衛権のことしかないということをおっしゃられていたと思います。しかし、そうではないということなんです。この防衛庁の資料ではあらゆる事態を想定していると、こういったような資料が出ているので、これは二つの政府見...全文を見る
○中西健治君 今の答弁ちょっとよく分からないので、委員長に求めたいのですが、四十七年に出されましたこの「自衛行動の範囲について」という防衛庁の資料と、それから横畠長官が四十七年当時の事実認識としてこれしか考えられないと言っていることについての関係について、これを政府の統一見解を求...全文を見る
08月25日第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第12号
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○中西健治君 無所属の中西健治です。  政府のこの委員会での答弁ぶりについて認識をお伺いしたいと思うんですが、初めに一点、評価したいと考えている点について申し述べさせていただきます。  パネルを是非お願いします。(資料提示)  八月四日の質問の際にお願いをいたしました徴兵制...全文を見る
○中西健治君 真摯にということでありましたけれども、甚だ不明瞭な答弁が多いと言わざるを得ないのではないかと思います。その一例として、先週金曜日、私の同僚議員の水野賢一議員と中谷大臣のやり取りのフォローアップをしたいと思います。  国際法上、集団的自衛権行使に際して、攻撃を受けた...全文を見る
○中西健治君 いや、今これ存立危機事態、これの判断に当たって、これ存立危機事態というのは法律に定義がありますよね。その事態の判断に当たって、これは必要かどうかということを端的にお答えいただきたいと思います。  集団的自衛権を行使する前にこの対処基本方針に書き込む、そうしたことは...全文を見る
○中西健治君 ちょっとこれまで、水野議員からの質問があって、そのときにも、すぐさまははっきりとしたお答えが出てきませんでした。そして、検討したということでありますけれども、これだけ大事なことがすぐさま答えが出てこないということ自体、やはりこれ、法律に書き込むべきことがしっかりと書...全文を見る
○中西健治君 対処基本方針、これは事態対処法の九条、ここに、第二要件であります他に適当な手段がない、これは書き込まなきゃいけないと、こういうふうに法律に書かれているわけでありますけれども、この要請又は同意については、書かれていないから、本来書くべきことが書かれていないから混乱が生...全文を見る
○中西健治君 ちょっとこればっかり時間を使ってもいられませんので、政府統一見解も先日求めていますので、それをまた待った上で質問の方を再度したいと思いますけれども。  もう一つ質問したいと思います。三枚目のパネル、お願いいたします。  この資料は、政府が典型例とするケースに多数...全文を見る
○中西健治君 済みません、私が申し上げているのはこのケースの八番、事例の八というところでありますけれども、これに、元々は米国の艦船だけ描かれていたんです。これに日本の船舶も加えて、そして第三国の船舶も加えてみましたけれども、日本船舶に攻撃がされるような事態、これは個別的自衛権で対...全文を見る
○中西健治君 公海上の我が国船舶に対する武力攻撃については我が国は個別的自衛権は行使し得ると、これは状況によってはということでありますけれども、行使し得ると。そのような場合にということなんです。そのような場合に、第三国の船、これが日本に対して物資を運んでいたら、これを守ることがで...全文を見る
○中西健治君 朝鮮半島有事の場合に、朝鮮からセーフエバキュエーションということで、外国人は日本にまずは避難すべきである、こうしたことを総理もおっしゃられていると思います。そのときには、アメリカの船だけじゃ当然ないんだろうと思います。日本の船に乗って当然日本に来る、こうした人たちも...全文を見る
○中西健治君 私が申し上げているのは、今韓国に邦人だけでも六万人近く短期滞在者も合わせているということです。そして、外国人が朝鮮有事の際には日本を目指すと、避難をしてくるということであれば、数十万人の人たちが、外国人が日本を目指すような状況なんじゃないかと思います。釜山から対馬ま...全文を見る
09月02日第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第15号
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○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。  まず、邦人輸送中の米輸送艦の防護について伺いたいと思います。  これまで何回か朝鮮半島有事の際のエバキュエーションについて質問をしてまいりました。私の問題意識というのは、朝鮮有事の際に退避する国民の命を守るにはどうすればよいのかと...全文を見る
○中西健治君 お答えいただきたいんですが、邦人が乗船していることは不可欠ではない、こういうふうに答弁されているわけじゃありませんか。そうすると、邦人が乗っていない米艦船を防護するということになります。これは邦人保護ではなくて米艦保護、米艦防護を有事においてやろう、こうしたことのた...全文を見る
○中西健治君 邦人が乗っていないケースでも米艦を防護するというのは、これは有事における米艦防護をこの事例でやろうと、そうしたことじゃありませんか。
○中西健治君 邦人輸送中の米艦船については従来からと、こういうふうに今答弁されましたけれども、邦人輸送中でなくてもいいという答弁を水曜日にされたから聞いているんじゃないですか。
○中西健治君 邦人が乗っていることは不可欠ではないと、このように大臣は答弁されたので、この事例は単に有事の際の米艦防護の事例ではないか、こうお聞きしています。お答えください。
○中西健治君 邦人が乗船することは不可欠ではない、こういうふうに御答弁されているじゃないですか。乗っている乗っていないというのはたまたまということになるわけです。  この事例は、単に有事の際の米艦防護の事例として整理し直すべきじゃありませんか。
○中西健治君 もう一度質問させていただきます。  邦人が乗っているかどうかは、乗っていること、乗船していることは不可欠ではないと言っているので、これは邦人救助の事例ではなくて、米艦防護の、有事における米艦防護の事例として挙げられているというふうに解すべきなんじゃないですか。
○中西健治君 政府は、これまで野党が言っていることに対して、扇情的である、情緒的である、そうした議論をしている、こういうことを言っていますけれども、この安倍総理の去年の閣議決定の後の説明、日本人の親子が乗っている米艦船、この例を出している議論こそまさに情緒的な説明なんじゃないでし...全文を見る
○中西健治君 長々と答弁しないでいただきたいと思いますが、情緒的な議論を排するべきである、こうしたことを政府が言うのであれば、これ、親子が乗っていない図を出して説明し直すべきじゃありませんか。
○中西健治君 情緒的な議論をしているというふうに思いませんか。この親子の例を出したのは、客観的な例だというふうに考えられますか。
○中西健治君 不適切だとまでは私は言っておりません。感情に訴える扇情的なものはよくない、そうした議論が野党によって行われている、こうしたことを政府が言うので、私も、情緒に訴えるような説得を、説明をしようとしているのは政府じゃありませんかと、こういうことをお聞きしていますが、いかが...全文を見る
○中西健治君 そうであるならば、初めからこの米国の艦船に日本人が乗っていることは不可欠ではありませんよ、こうしたことを初めから言えばいいじゃないですか。
○中西健治君 私自身は、極めて情緒的な議論をしたんじゃないかと、されているんじゃないかというふうに思います。ですので、この親子がいない米艦船の例を政府として出し直して説明をし直すべきであるというふうに思っております。  これにも関連してでありますけれども、八月四日の本委員会にお...全文を見る
○中西健治君 私が質問したのは、端的に、具体的に何人規模の計画を立てているのか、こういう質問をしたのに対して、何分も違う答弁をされるのは、これは私の質問時間を浪費している、消費しているということなんじゃないかと思います。  このエバキュエーション計画、今安全マニュアルのことをお...全文を見る
○中西健治君 エバキュエーション計画を出していただきたい。  これはなぜ聞くかというと、当然この法案の立法事実に関わるところだと思います。それから、今後、存立危機事態の認定に際して国会承認が必要なんですよね。そのときには当然こうした計画を我々は見なきゃならないということです。で...全文を見る
○中西健治君 確認していただきたいと思いますが、総理がエバキュエーション計画に言及されたので私は聞いています。  大使館の安全マニュアルなどはもう既に見ておりますので、このエバキュエーション計画、総理が言及されたエバキュエーション計画について、理事会の方で、委員長にお願いしたい...全文を見る
09月09日第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第18号
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○中西健治君 無所属の中西健治です。  今日は、政府が憲法解釈を変更する根拠として主張をする昭和四十七年政府見解作成当時の事実認識についてお尋ねしたいと思います。  政府は、昭和四十七年十月十四日に二つの政府見解を出しました。今、資料をお配りさせていただいていると思いますが、...全文を見る
○中西健治君 矛盾するものかどうかと聞いているのではなくて、相互に関連するものなので当然併せて読むべきだ、併せて読むことによって理解が深まるものである、そうしたものだという認識でよろしいでしょうか。
○中西健治君 では、確認ですけれども、安倍総理も中谷大臣も、安全保障環境の変化としてグローバルなパワーバランスの変化ですとか北朝鮮の弾道ミサイル、核兵器の開発、こうしたものをそうした事情として説明をされていますけれども、この二枚目の資料、「自衛行動の範囲について」、私が赤い線を引...全文を見る
○中西健治君 全然聞いたことと違う答弁が来ております。  私が聞いたのは、この防衛庁が出している資料、ここで国際情勢や武力攻撃の手段、態様という言葉がありますけれども、これは、常日頃から中谷大臣や総理が説明している安全保障環境の変化、こうした事情を指しているんですかということを...全文を見る
○中西健治君 済みません、非常に基本的な質問をしていると思います。簡単な質問をしているんじゃないかと思います。国際情勢や武力攻撃の手段、態様という言葉を防衛庁の資料では出されています。これはまさに安全保障環境の変化として中谷大臣や総理が説明するものを指しているということですよねと...全文を見る
○中西健治君 ちょっと何が違うかよく分からないんですが、私、この質問に時間を使いたいと思って質問しているわけではないんです。  当然、これは国際情勢や武力攻撃の手段、態様に当たるであろうというふうに思っております。その中で、私、この政府見解、防衛庁の政府見解を見ると、そのときの...全文を見る
○中西健治君 もう一度聞かせていただきますが、資料三も御覧になりながら聞いていただきたいと思いますけれども、政府は、四十七年当時は我が国に対する武力攻撃が発生した場合のみ存立危機事態のようなことが起こるという事実認識に立っていたから、安全保障環境の事実認識が変われば四十七年の政府...全文を見る
○中西健治君 地理的範囲と限定されている話じゃこれはないと思うんです。  この防衛庁の資料の五番を見ていただきたいと思います。この五番は、「憲法第九条が許容している自衛行動の範囲について、」という文言で始まって、そして最後の方は、「現段階において憲法論としては抽象的な原理・基準...全文を見る
○中西健治君 お尋ねしますけれども、その地理的範囲というのはどこに書かれていますか。私、今、五番は憲法論を展開していると、こういうふうに申し上げましたけれども、どこに書かれているんでしょう。
○中西健治君 もう一度質問しますが、どこにそれは書かれているんですか。これは、まさに憲法論が展開されているものじゃないでしょうか。
○中西健治君 政府が主張するこの当時の事実認識、これがそれこそ限られた与件を仮設してしまっている、そういうことになりませんか。
○中西健治君 いや、済みません、私、次の質問をして、それに答えていただいていないんです。  前の質問に対して今答えようとされたということだと思いますが、政府がこれまで事実認識、四十七年の事実認識はこれのみだ、我が国が攻撃されたときのみだと、そういう事実認識しか持っていなかったと...全文を見る
○中西健治君 答弁が全く私の質問に対して正面から答えているものではないということを申し上げて、非常に残念だということを申し上げさせていただきます。  終わります。
09月10日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第17号
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○中西健治君 無所属の中西健治です。  まず、東芝の不正経理問題について取り上げたいと思います。  これまで数々の粉飾決算というのはありましたけれども、その多くが業績不振で倒産の危機に瀕した会社がやむにやまれず粉飾に手を染めた、従業員を路頭に迷わすわけにはいかない、こうしたも...全文を見る
○中西健治君 証券取引等監視委員会が調査中ということでありますので、まだ予断を持っては言えないということだろうというふうに思いますけれども、これまで長銀ですとかカネボウですとか、これは刑事事件まで発展しております。今回の事案についても、申し上げたとおり、情状酌量の余地がないのでは...全文を見る
○中西健治君 東芝がコーポレートガバナンス・コードの導入に反対していた、抵抗していたというのは初めて知りました。  こうした相談役や顧問の存在について、全て駄目ではないと。それはそうなんだろうと思うんですが、問題は、公開されていないということなんじゃないかと思います。会社によっ...全文を見る
○中西健治君 実質的に経営に影響のあることなわけですから、やはりそうしたものについては開示を指導していくということは是非していただきたいと思います。  そして、この開示もそうなんですが、この東芝に関して言うと、今週の月曜日のプレスリリースで私はまた驚きました。というのは、今回、...全文を見る
○中西健治君 まあそうかもしれませんが、取締役の数は減らしても顧問の数が増えるなんということでは、これじゃちょっといけないんじゃないかなという意見は申し述べさせていただきます。  続きまして、日本郵政の上場について、一、二、ちょっとお伺いしたいと思います。  まだ新聞報道だけ...全文を見る
○中西健治君 復興財源を断固確保するという決意をいただいたと思います。  最後に一点お聞きしたいんですけれども、これ、日本郵政の上場、非常に会社にとっては重要なことだと思います。で、西室社長なんですけれども、私の高校の大先輩でもありますので尊敬しているわけなんですが、西室社長、...全文を見る
○中西健治君 是非よろしくお願いいたします。  質問を終わります。ありがとうございました。
09月11日第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第19号
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○中西健治君 無所属の中西健治です。  まず、大雨の被害を受けられた方々にお悔やみとお見舞いを申し上げます。  質問に入らせていただきます。  総理は、昨年七月一日の閣議決定後の記者会見において、日本人親子が乗船した米輸送船のパネルを示しながらこうおっしゃいました。「日本人...全文を見る
○中西健治君 ですので、今、端的にお答えいただければと思いましたけれども、存立危機事態の認定に当たっては日本人の乗船は不可欠ではないということをお認めいただいたということだと思うんですが。  そうしますと、ちょっと不可思議な答弁がほかにもあるというふうに思うんですが、それはどれ...全文を見る
○中西健治君 邦人の乗船が判断要素の一つである、こんなようなお答えだと思いますけれども、そうしますと、日本人が乗船していれば存立危機事態の認定の確度が高まる、乗っていなければ確度が低い、そういうことでよろしいんですか。
○中西健治君 ほかにエバキュエーション計画のことについてもお聞きしたかったんですが、ちょっと時間がなくなってしまいましたので、まだまだ質問点はあるということを申し上げて、今日の質問は終わらせていただきます。  ありがとうございました。