中西健治

なかにしけんじ

小選挙区(神奈川県第三区)選出
自由民主党
当選回数1(参2)回

中西健治の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月18日第190回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。  本日は、経済問題を中心に質疑をしていきたいと思います。  初めに、現下の経済情勢に関する認識を総理にお伺いしたいと思いますが、年初来、皆さん御存じのとおり、世界市場は大荒れの状況が続いております。総理、年頭の記者会見で、新興国経済...全文を見る
○中西健治君 昨年末と比べますと、日経平均は一〇%、ニューヨークのダウ・ジョーンズも八%以上下落しております。今日も日経平均下がったようでありますけれども、株価の上下は株を持っている人にしか関係ない話だと思われがちですけれども、株価は半年先の景気の状況を示す先行指標である、鏡であ...全文を見る
○中西健治君 中長期的に新三本の矢、三つの的、三つの目標を達成していくことに向けてやっていくということはそうだろうというふうに思うんですが、しかし、今年、来年、これまでやはり世界経済というのはどちらかというとフォローの風が去年の半ばぐらいまでは吹いていたんじゃないかと思います。し...全文を見る
○中西健治君 七兆円ということでありました。依然として大きなデフレギャップがあるという状態だろうと思いますが、更に景気の不透明感が高まるとデフレ不況に後戻りしかねません。これだけは何としても避けなきゃいけないということだろうと思います。  補正予算なんですが、例年の補正予算は、...全文を見る
○中西健治君 初めに申し述べましたように、今の経済の状況、世界の経済の状況は相当厳しくなってきているんじゃないかということ、そういう認識を持っていますので、やはり早め早めの政策対応というのがこれから必要となってくると思います。その準備は少なくともしておいていただきたいというふうに...全文を見る
○中西健治君 下振れのリスクも相応には考えておく必要があると思います。  黒田日銀総裁にお伺いしたいと思います。  資料を皆さんにお配りいたしましたけれども、(資料提示)この資料は日銀が行っている生活意識に関するアンケート調査の中の物価下落についての感想という設問に対する答え...全文を見る
○中西健治君 デフレは人々の気持ちや考え方にも影響を及ぼす萎縮作用が大きいですから、デフレスパイラルに陥らないように、是非金融緩和というのは強めてもらいたいと私は思っております。  その中で一点、金融緩和の具体的手段についてお聞きしたいと思います。  日銀の量的・質的緩和は、...全文を見る
○中西健治君 マネタリーベースを上げるということが至上命題ではなくて、物価安定化目標を達成するということですから、それに向けては、この金利の引下げということもやはりちゅうちょせずに考えていただきたいと私は思います。  若干視点を変えて総理に伺いたいと思います。  政府と日銀の...全文を見る
○中西健治君 御存じのとおり、アメリカのFRBは物価の安定のほかに雇用の最大化という目標を入れております。そうした実体経済に即した部分というのも入れ込んでいくべきではないかというふうに私自身は思っているということであります。  続きまして、TPPと農業についてお伺いしたいと思い...全文を見る
○中西健治君 成長戦略の切り札ということですし、二〇二〇年頃までに六百兆円、GDP六百兆円と言っていらっしゃるわけですから、やはりそこら辺までに効果が発現できるといいということなんじゃないかというふうに思います。  TPPに関しては、農業について懸念する声が多いのも事実だと思い...全文を見る
○中西健治君 農業生産額のランキングのこの表を見ていただきますと、オランダという国が三十五位ということになっております。これは、オランダはよく引き合いに出されます。何で出されるかというと、農産物の輸出大国ということでは、世界一位がアメリカですけれども、世界第二位が何とこのオランダ...全文を見る
02月10日第190回国会 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第2号
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○中西健治君 今日は、三人の先生方、本当にありがとうございます。無所属の中西健治です。  三人の先生方に少しずつお伺いしていきたいというふうに思いますけれども、まず大沢教授にお伺いしたいと思います。  所得再分配機能を強化するということで、念頭に置いていらっしゃるのは高額所得...全文を見る
○中西健治君 続きまして、神野先生にお伺いしたいと思います。  神野先生がおっしゃっていた分かち合いの原理、これを復活させて、お互い誰もが幸福になることを願う社会、これは本当にすばらしいというふうに思います。ただ、もうこの分かち合いの仲間意識というのがなくなってきつつある、若し...全文を見る
○中西健治君 鈴木参考人にお伺いしたいと思います。  社会保障についてのコスト意識を醸成して、価格を通じた資源配分の効率性、向上を考えると、こうおっしゃられたかと思います。これの意味するところなんですけれども、見える化という話もありましたけれども、現在の社会保障の給付の中で、金...全文を見る
○中西健治君 どうもありがとうございました。  終わります。
02月17日第190回国会 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第3号
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○中西健治君 今日は三人の先生方、どうもありがとうございます。中西健治です。  まず、河村参考人にお伺いできればと思います。  大胆な金融緩和、私もある意味時間を買う政策であるというふうに思っておりますので、いつまでもやっているということではないだろうというふうに思います。こ...全文を見る
○中西健治君 どうもありがとうございます。  為替、短期的に、短期的にというのはどこまで指すのか分かりませんけれども、一年、二年また円高に振れていくということになると、これはこれで大変なことじゃないかなと私自身は思っているということであります。  佐藤参考人にお伺いできればと...全文を見る
○中西健治君 今の確認ですけれども、最高税率のところではなくて、もう少し低いところの税率、ここは税率自体を見直すということではないと。
○中西健治君 小黒参考人にお伺いしたいと思います。  まず、小黒参考人は世代間格差をなるべく解消していくという立場だろうというふうに思います。これまでも幾つか質問は出ていたかと思いますが、そうなったときには、やはり今よく言われるシルバー民主主義とのぶつかり合いという部分があるか...全文を見る
○中西健治君 質問を終わります。  どうもありがとうございました。
02月18日第190回国会 参議院 財政金融委員会 第1号
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○中西健治君 中西健治です。  今回のマイナス金利政策の導入につきましては、金融政策のゼロ金利制約を大幅に後退させて柔軟性を高めたという点で、私、大いに評価しております。  ただ、一言恨み節を申し上げるとすれば、一月二十九日の政策決定会合に先立つ一月十八日の予算委員会、黒田総...全文を見る
○中西健治君 どうもありがとうございます。  この度、マイナス金利を採用した、私は危機意識という言葉を使いましたけれども、これについてちょっとお伺いしたいんですけれども、先日のFRBのイエレン議長の議会証言、こちらは非常に注目すべきものでありました。  この中で何をイエレン議...全文を見る
○中西健治君 今朝方発表されたFOMCの議事録というのを見てみますと、金融市場の動向についてかなり議論がされているということが確認できたわけですけれども、日銀内でもやはり我が国の金融市場の動きについて大きな議論がされたということでよろしいでしょうか。
○中西健治君 主な意見を発表される、これは非常にいいと思います。主な意見しっかりと出ている、各自の意見が出て予想以上だったというふうに私も思っておりますので、これはこれで、別な話ですけれども、評価したいというふうに思います。  この数年間、金融政策の効果というのがすぐ出てくるん...全文を見る
○中西健治君 どれぐらい掛かるのかということ、物価については二〇一七年前半ということなんじゃないかと思いますが、そこら辺をお聞きしたかったと思います。  一点だけ、あと。もう、ちょっと忘れられている感もありますが、その前の決定会合で、設備・人的投資に積極的な企業のETFを三千億...全文を見る
○中西健治君 質問を終わります。どうもありがとうございました。
03月10日第190回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○中西健治君 自由民主党会派の中西健治です。こちら側からは初めての質問ということになりますけれども、財政金融の課題について議論するということは変わらないということでありますので、どうぞよろしくお願いいたします。    〔委員長退席、理事長峯誠君着席〕  今、石田理事のお話を聞...全文を見る
○中西健治君 今御紹介のあったバブルのときの三二・七%年率の伸びというのは、尋常ならざるものだということだろうと思います。現時点ではそこまで当然行っていないということでありますけれども、全体としては当然そうなんですけれども、やはりちょっと気になるのが、特に気になるのが地域金融機関...全文を見る
○中西健治君 是非お願いしたいと思います。  こうした不動産賃貸に対する貸出し、地域金融機関で伸びているというのを細かく見てみると、ひょっとしたら東京の支店が伸ばしているのかなというふうにも思ったんですが、もっと更に細かく見てみると、実はそうでもなくて、地元で随分伸びているとい...全文を見る
○中西健治君 申し上げたとおり、現場に昔のやり方がまだ残っているということかなというふうに思いますので、そこの現場の意識を変えていくということについて是非取り組んでいっていただきたいというふうに思います。  続きまして、マイナス金利政策の影響についてお伺いしたいというふうに思い...全文を見る
○中西健治君 二〇一四年度の銀行全体の当期純利益を見ると、三・三兆円。この三・三兆円って、ほぼ過去最高ということであります。ですので、今回、当座預金の付利が引き下げられるということによって、多分、直接的な影響というのは二百億円ぐらいということなんじゃないかと思います。そして、間接...全文を見る
○中西健治君 両面ありますので、申し上げたとおり三・三兆円、そして資金益というのが八兆円以上ということでありますので、それから比べるとやはり過度に懸念するというのは正しくないだろうというふうに思います。  そんな中で、今回、法人税率の引下げというのがまた行われることになっており...全文を見る
○中西健治君 政府の方から個別の企業についてのコメントというのはできないだろうというふうに思いますが、報道によりますと、この三つのメガバンク、組合の方が経営側に配慮して、マイナス金利政策で先行きの収益が鈍化するであろうから、ベアを引き上げるのを要求を避けたというふうに報じられてお...全文を見る
○中西健治君 いずれにせよ、成長によって税収を少しずつでも増やしていく、この数年間少しずつ増えてきているという部分がありますけれども、これは是非ともやっていかなきゃいけないということだと思います。  しかし、足下の国際経済の情勢ということに関して言うと、かなり不安が出てきている...全文を見る
○中西健治君 この声明を受けて、各国がいろんな政策を動員していくということになるんだと思います。そんな中で、こうした経済状況を受けて我が国の政府が何をしていくのか、これは私の方でも提言をさせていただきたいと考えております。  こちらで私の方の質問は終わらせていただきます。どうも...全文を見る
03月22日第190回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○中西健治君 中西健治です。自民党会派での質問は二回目ということになりますが、前回は麻生大臣いらっしゃらないときでありましたので、大臣がいらっしゃるときということでは初めてとなりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  まず、法人実効税率の国際比較について聞いていきたいとい...全文を見る
○中西健治君 そうすると、順番としては、OECD三十数か国の中では大体どれぐらいに位置しているものになるということでしょうか。
○中西健治君 法人実効税率下がったということでありますが、これは、G7などの諸国とは引けを取らない、遜色がない程度まで下がってきたと、ドイツなどを特に意識してきたということかなというふうに思いますが、ただ、これもよく言われることなんですが、我が国の企業の競争相手としてはやはりアジ...全文を見る
○中西健治君 一六・五%とか、そういった数字を聞いてしまうと、二九%台といってもまだ差があるということかなというふうに思います。  しかし、この差というものをどういうふうに説明していくのかということもあるんじゃないかと思うんです。企業の立地条件を決めていくという中には、この法人...全文を見る
○中西健治君 今のお答え、大変興味深いなというふうに思います。  先ほど局長の方からは、アメリカの法人実効税率は四〇%で非常に高いというお話があったと思いますが、ほかの社会保障の負担率とも比べると、アメリカの方が実は低くてと、こんなようなことも言えるということのようです。  ...全文を見る
○中西健治君 是非、こういった国際比較というのはやっていただいた方がいいんじゃないかなというふうに思います。実効税率、見た目の税率だけの話で終わってしまわないようにした方がいいかなというふうに思います。  今後の方向性ということも併せてお伺いしたいというふうに思いますが、競争力...全文を見る
○中西健治君 まさに、おっしゃられた農林中金ですとか信金中金、本当に大きな金融機関でありますから、それが中小企業と同じというのはいかがなものかということだろうと思います。そういった点も含めて是非今後の法人税改革というのをやっていくべきだろうというふうに思います。  今大臣がおっ...全文を見る
○中西健治君 今整理していただいたように、内部留保は会計上の概念ということでありますから、より正確に賃上げの原資となっていくのは現預金ということだろうというふうに思います。  この現預金の推移というのはどうなっているのか、教えていただきたいと思います。
○中西健治君 三十二兆円も増加しているんだったら、やはりこの現預金の幾らかは賃上げに回してもらいたいと、これは方向性としてそうあってほしいと、望ましい方向だろう、そういうふうになってほしいという方向だろうというふうに思います。  三大都市圏のパートやアルバイトの時給、これを見て...全文を見る
○中西健治君 先行きの不透明感が増してきているからと、こういうことでありましたが、先週のこの委員会では、メガバンクの組合側が賃上げ要求を見送ったということをちょっとお話しさせていただきました。その理由として、マイナス金利が採用されて収益見通しが不透明になったからと、こんなような話...全文を見る
○中西健治君 失われた二十年の後ですから、そんな三年間ですぐさま全てが変わるということではないだろうというふうに思います。  このIMFの提言の遵守か説明かというのも、これは一考に値する提言なのかなというふうに思いますので、是非御検討いただければというふうに思います。  ちょ...全文を見る
○中西健治君 ということは、依然として若干の赤字はあるということですけれども、急速に税金の投入というのは減ってきているということで、損失も減ってきているということだということのようでありますが、そうしますと、この附帯決議の、信用補完制度に対する多額の財政支援が継続している状況に鑑...全文を見る
○中西健治君 問題意識として、この一律の一〇〇%、八〇%というものが、金融機関が、ちょっと悪い言葉を使うとモラルハザード的にもなりかねないと、こんなようなことを問題意識として持っていらっしゃるということですが、この一〇〇%、八〇%、じゃ、この一律のを見直すという方向性で今議論され...全文を見る
○中西健治君 今おっしゃられた、創業期には手厚く支援をして、徐々に金融機関にバトンタッチしていくと、こんなようなことをお考えになっていらっしゃるのかなというふうに思いますが、今度の見直しによって基準が厳しくなるということであれば、やはり中小企業にとっては駆け込み寺的な側面があるか...全文を見る
○中西健治君 ありがとうございます。  続きまして、金融庁にお伺いしたいと思うんですが、先週も少し、地域金融機関の不動産融資、中でも貸家に対する融資が伸びている、持家ではなくてですね、ことについて議論させていただきました。今日、二つばかり議論させていただきたいというふうに思って...全文を見る
○中西健治君 投資対象として株式だとか不動産、あと通貨をミックスしたものなんですかね、ラダー型というのは、こういったものに投資しているのではないかということのようですけれども。  この投資信託の形として、形態として、私募投信にその多くが投資されているということが報じられておりま...全文を見る
○中西健治君 分かりました。  ラダー型というのは、先ほど私は通貨の組合せと言いましたけれども、そうではなくて、残存期間が均等になるような形のポートフォリオを組んだ投資信託を購入していると、こういうことだということであれば、リスク的には少し少なめだろうというふうには思います。た...全文を見る
○中西健治君 ラダーとかデュレーションとか、久々に金融の教科書に書いてあることを思い出しました。  もう一つ、済みません、聞かせていただきたいと思いますが、もう一つ増えているものがあります。地域金融機関で最近増えているのが外債投資であります。外債投資全体、銀行全体で見ると、大手...全文を見る
○中西健治君 外貨調達の部分が、まさに今後問題になりかねないというふうに私自身も考えております。  アメリカの金融規制というものも強まっていますので、ドルのファンディングというのは今後しにくくなるんじゃないかということも言われています。あと、通貨スワップ市場に行くと、やはり日本...全文を見る
○中西健治君 是非、先週もこうした議論をさせていただきましたけれども、やはりそうした好事例を共有するなどして、地域金融機関の融資は伸ばしてもらう、預貸率を上げる、こうしたことを引き続きやっていただきたいと思います。  それでは、私の質問はここら辺で終わらせていただきます。どうも...全文を見る
05月24日第190回国会 参議院 財政金融委員会 第14号
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○中西健治君 中西健治です。  今日は銀行法の改正ということでありますけれども、その質問に入る前に二つばかり大きな、大枠な話をさせていただきたいと思います。大臣の所見もお伺いしたいというふうに思います。  骨太の方針二〇一六というものが先週発表になっておりました。これは素案と...全文を見る
○中西健治君 今回の骨太の方針素案では、働き方の改革というのが最大のチャレンジと、こういうふうに書かれております。私自身も、この日本の社会の活性化ということのためには、多様な働き方を認めるですとか長時間労働の是正をしていくということも大変重要なことだというふうに思っていますし、今...全文を見る
○中西健治君 続きまして、銀行の保険の販売についてお伺いしたいというふうに思います。  週末の新聞にも保険の販売手数料の開示について報道がされていました。現在は、銀行はほとんどの保険商品の販売は可能ということになっておりまして、窓口で多くの商品が取り扱われております。そして、私...全文を見る
○中西健治君 元本割れの危険がある、リスクがあるというものだということでありますけれども、ではこの特定保険契約が生命保険会社の販売する保険全体に占める割合と銀行の窓販に占める割合、それぞれ数字を示していただけますか。
○中西健治君 特定保険契約、八割を占めている、リスクの高い商品が八割を窓販で占めているというのは、これは何らかのインセンティブが銀行側にあるから販売するということなんだろうというふうに思わざるを得ないわけでありますけれども、それは当然、手数料が稼げるから、手数料が高いからというこ...全文を見る
○中西健治君 一般のものについてはちょっと今答えの方は省略されたようでありますが、私が聞きたかったのはどちらかというとこの特定保険契約の方ですから、円貨建てで一パーから六パーの手数料、外貨建てだったら四パーから九パーの手数料ということです。これ、一千万円の保険を買ったと思ったら、...全文を見る
○中西健治君 是非開示の方向で進めていただきたいというふうに思います。  今回の銀行法改正について一つお伺いしたいと思います。  今回の改正は、昨年十二月にまとめられました金融グループを巡る制度のあり方に関するワーキング・グループ報告がベースになっているというふうに理解してお...全文を見る
○中西健治君 是非、会社法も含めて検討していただきたいと思います。  それでは、私の質問はここら辺で終わります。ありがとうございました。
11月10日第192回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○中西健治君 おはようございます。  今日は、消費税法の審議ということでありますけれども、昨日の大統領選を受けて初めての財政金融委員会ということになりますので、やはりこの問題から入らざるを得ないというふうに思いますので、この大統領選についてまずお伺いしたいというふうに思います。...全文を見る
○中西健治君 市場の方は乱高下という状況になっておりますけれども、六月のイギリスのEU離脱、このときも乱高下いたしました。  あのとき、参議院の選挙戦中で、この離脱が投票が行われた日に、私は、余り票にはならないなと思いつつもブログを夜眠い目をこすりながら書いたんですけれども、そ...全文を見る
○中西健治君 選挙戦中に言ったことは後で変わるということはよくあることだろうというふうに思いますが、ちょっと、この選挙戦中に言ったこと、これをもう少し取り上げさせていただきたいというふうに思いますけれども、通貨政策に関してトランプ次期大統領はこういうことを言っていました。  強...全文を見る
○中西健治君 今までにないタイプの指導者ですからどのような手法を使ってくるかは分かりませんけれども、やはり我が国としては正論、正攻法を貫いていくことをお願いしたいというふうに思います。アイ・ラブ・ジャパンというのは、確かに候補者としては、変わり身は早いのかもしれませんけれども、い...全文を見る
○中西健治君 ただ、おっしゃるとおり雇用は増えているということでありますけれども、アベノミクスの恩恵を実感できないという声があるのもやはり事実だろうというふうに思います。その最大の原因が受け取る賃金が目立っては増えていない、思ったほど増えていない、こんなことにあるんじゃないかとい...全文を見る
○中西健治君 ありがとうございます。  高知で求人広告が載ったのが久々だと、ニュースになるということでありましたけれども、横浜の関内、私の事務所の周りのコンビニに行きますと、コンビニの求人広告ありますけれども、昼の時間帯でも時給千百円、こういう千百円というのを見かけるようになり...全文を見る
○中西健治君 是非そういう方向で考えていただければというふうに思います。  続きまして、資料をお配りさせていただいていますけれども、こちらを御覧いただきたいと思います。  こちら、九月三十日の日本経済新聞に掲載された記事です。「アパート空室率悪化、泣くオーナー」と、こういう題...全文を見る
○中西健治君 だからこそ私もショックを受けたということであります。こういった統計というのはなかなかないんです、アパートの空室率の統計。ですので、これも政府が出している統計ではありませんけれども、こうしたものを見てやはり少し、というか大きく驚くということになりました。  三月の当...全文を見る
○中西健治君 ここは是非注意して見ておいていただきたいというふうに思います。  今局長おっしゃられた家賃保証など、三十年間家賃が保証されているというふうに誤認しがち、誤解しがちです。あれは、二年しか家賃が保証されていないですとか五年ですとか、そうしたものが非常に、というかそれが...全文を見る
○中西健治君 是非、精査して、改めるところは改めていっていただきたいと思います。節税のためにタワーマンションを買っていて、この固定資産税については見直しを図るというようなことが国税庁の方で検討されているということでありますけれども、これは何も固定資産税だけではなくて、相続税のとこ...全文を見る
11月24日第192回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○中西健治君 おはようございます。  大変寒い朝を迎えておりますけれども、この国会議事堂内の通路も幾分寒いという感じがいたしますけれども、しっかり質疑の方はやっていきたいと思います。早速、今回の改正案に関連して質問の方をさせていただきたいと思います。  今回の改正案は、金融機...全文を見る
○中西健治君 今の時点で差し迫った金融危機があるというわけでもないので、幾らだったら必要十分なのかというのは見通しにくいということだろうというふうに思いますが、これは時限立法で、申し上げたとおり五年ずつ延長してきているということでありますので、いつまで延長すればいいのか、こうした...全文を見る
○中西健治君 そもそも、この保険制度の歴史を見ていきますと、昭和二十三年、戦後すぐに保険募集の取締に関する法律というものが制定されて、生命保険代理店の一社専属が義務付けられたということになっております。保険会社に対して、販売店はその保険会社の保険しか扱えないということになっていた...全文を見る
○中西健治君 是非、規模の大きいところ、強いところに対しては、そうした形で直接的に指導を行うということが必要だろうというふうに思います。  そして、銀行についてでありますけれども、銀行の支店に行きますと、ホームページを見てもそうなんですが、驚くような広告というのを目にするときが...全文を見る
○中西健治君 七%というのは〇・〇一%の七百倍の金利でありますので、これはちょっといかがなものかというふうに思っております。  そして、この預金のほかに、ちょっと投信の販売ということについてもお伺いしたいと思うんですが、資料を皆さんにお配りをさせていただきました。  これは、...全文を見る
○中西健治君 複雑なものが増えてきたから手数料が上がったということですと、貯蓄から投資へという流れにやはりさおを差すようなことになるのではないかというふうに思います。リスク資産をより多くの人、より多くの家計に保有してもらうためには、分かりやすくて手数料が安い商品、これを丁寧に販売...全文を見る
○中西健治君 どうもありがとうございました。終わります。