中西健治

なかにしけんじ

小選挙区(神奈川県第三区)選出
自由民主党
当選回数1(参2)回

中西健治の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月22日第196回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○中西健治君 おはようございます。自由民主党の中西健治です。  本日は、上川大臣の所信に関しまして質疑をさせていただきます。  大臣の所信の中には、外国人に関する記述が多数ありました。外国人の人権や難民認定、入国審査、日本人と外国人夫婦の離婚、外国人材受入れなど、多数の箇所で...全文を見る
○中西健治君 今、大臣が、濫用、誤用的な申請が相当数見受けられると、こういうお話でした。  こうした濫用、誤用的な難民認定申請に対処をしなければいけないということで、法務省では平成二十七年九月に難民認定制度の運用の見直しを行ったというふうに承知しておりますけれども、その効果につ...全文を見る
○中西健治君 二十七年九月に行った見直しによって、再認定、これの申請は横ばいになった、一定の効果を上げているということでありましたが、大臣おっしゃられたとおり、新規の申請数というのは依然として急増しているというこの問題は解決されていないということのようであります。  ちょっと例...全文を見る
○中西健治君 不要な人に対して時間を割くがゆえに、本当に必要な人に対して時間を割けないということになってしまっては本末転倒のようなことにもなってしまいますので、今回の見直しによって、一月に行われた見直しですので、効果は今の時点ではまだはっきり分からないということかもしれませんけれ...全文を見る
○中西健治君 そうしますと、今のお話ですと、外国人の労働者数の総数は百二十八万人であると、そのうち技能実習生が二十六万人、留学生のアルバイトが三十万人、この二つのカテゴリーで五十六万人ということですから半分弱というところだということだと思いますが、この技能実習生及び留学生のアルバ...全文を見る
○中西健治君 就労を目的とする在留資格の在り方、このままでいいのかどうかということについて、経済財政諮問会議でも総理から御発言があって、そして、今後ちょっと見直しをしていく、一定の前提の下に見直しをしていくというようなこと、これが政府の方針となっているというふうに伺っておりますけ...全文を見る
○中西健治君 人手不足の世の中になっていて、しかも業種によっては大変深刻だということでありますので、その中で一定の条件を付した上で外国人材を活用させていただく、これは必要なことではないかというふうに思いますので、このタスクフォースの提言というのをしっかり見ていきたいと、こういうふ...全文を見る
○中西健治君 ただいまの答弁にもありましたけれども、相続登記がされないまま放置されているということが所有者不明土地問題の大きな要因の一つとなっていることは間違いないだろうと思います。五十年間登記がされていないということであれば、当然それは所有者が不明と、亡くなっている可能性が非常...全文を見る
○中西健治君 所有者不明土地問題といいますと、森林や原野などで生じているイメージがありますけれども、先ほどの法務省の調査でいえば、大都市においても六・六%の土地が五十年以上登記が変更されていないということでありますので、大都市でも大きな問題となっているということではないかと思いま...全文を見る
○中西健治君 こちらも本年一月にまとめられたということでありますので、効果はこれからということだと思いますけれども、是非とも、この私道に、まずは私道に関して円滑化に資すればいいというふうに思っております。  相続登記が未了となっている土地の発生要因の一つとして、相続登記に係る税...全文を見る
○中西健治君 まさに、この登録免許税の軽減措置については今税制改正で国会で議論されているというものでありますけれども、この特例を設ける法案が成立した場合、集中的に登記を促していこう、期間限定でやっていこうという趣旨だというふうに伺っておりますので、しっかりこの周知をしなきゃいけな...全文を見る
○中西健治君 制度はつくったけれども使われないということでは大変もったいないということになりますから、これは期間限定、積極的な周知をお願いしたいと思います。  この所有者不明土地問題、これに対応するために、これまで法務省も幾つかの施策を講じてきているということを今御説明いただい...全文を見る
○中西健治君 今回は国交省と共同で法案を提出しているということでありますけれども、この国交省の所管部分、公共事業を行いやすくするというようなことも含まれておりまして、全体としては大きな前進になるということなのではないかというふうに思いますけれども、今後に向けてのこの抜本的な解決と...全文を見る
○中西健治君 抜本的解決というのは大変重たいテーマも含まれていますけれども、この所有者不明土地問題は拡大していくということは避けていかなければいけませんし、当然解消の方向に向かわせなければいけないものですから、この抜本的な解決、是非進めていっていただきたいと思います。  続きま...全文を見る
○中西健治君 ありがとうございます。  今の御答弁の中にありました、国の名前としてインドネシア、ミャンマーというのが挙がっていましたが、ちょっとこのミャンマーで気になったことがありますので、それについてお伺いできればと思いますが、ミャンマーにおける法制度整備支援に関して、昨年の...全文を見る
○中西健治君 日本経済新聞の報道は正確ではなかったということでありますが、今の答弁を聞いていて、ADBと日本が競い合っている、JICAが競い合っている、こういう実態となっているということでありますけど、ADBのドナー国で一番大きいところはどこなのかというようなことを考えると、こう...全文を見る
○中西健治君 終わります。ありがとうございました。
04月05日第196回国会 参議院 法務委員会 第6号
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○中西健治君 自由民主党、中西健治です。本日も質問の機会をいただきました。どうぞよろしくお願いいたします。  まず初めに、出入国管理についてお伺いしたいと思います。  先日、羽田空港の入国管理局を訪問してまいりました。そして、国際線ターミナルの指紋認証ゲートや顔認証ゲートとい...全文を見る
○中西健治君 ありがとうございます。  今、御答弁の中にバイオカートという言葉が出てきましたけれども、顔認証ゲートですとか指紋認証ゲートというのはすぐ何かというのが分かるということだと思いますけど、このバイオカートというのは何なのかということをお伺いしたいと思いますし、あと、こ...全文を見る
○中西健治君 ということは、バイオカートというのは、外国人の方が列をつくっている中で、この待ち時間を有効に利用して入国の時間を短縮するということだということだと思います。今、首都圏では成田ということですけれども、是非これは多くの空港で導入していってもらいたいなというふうに思います...全文を見る
○中西健治君 この顔認証ゲートですけれども、今は日本人のみですけれども、外国人についてもいつか利用できるようにするという計画はありますでしょうか。
○中西健治君 ということは、出国のときには使うけれども、入国についてはいかがなんですか。
○中西健治君 分かりました。  この羽田に設置されていた顔認証ゲートですけど、もう本当に審査が速くて、パスポートを置いたらすぐさま審査が終わるということですので、実際に帰って入国しようとする人がもうゲートが開いたのが分からないぐらいということで、透明のゲートに蛍光色のテープが貼...全文を見る
○中西健治君 日本の技術が他国と勝るとも劣らないという状況、ずっとあってほしいなというふうに思っております。  今後、百数十台、今年度も導入するということだと思いますけれども、これらの財源は、昨日から参議院で審議が始まりました国際観光旅客税、これが充てられるということでよろしい...全文を見る
○中西健治君 そういう意味でも、この国際観光旅客税、大変重要なものだというふうに私自身は認識を持っているところであります。  続きまして、無戸籍者問題についてお伺いしたいと思います。  先週の委員会でも石井先生もお取り上げになられていましたけれども、私も先日、三十過ぎまで戸籍...全文を見る
○中西健治君 今御答弁にありました市区町村長と連携してということでしたけれども、先日お話を伺った方は、やはり行政の方での理解というのも少なくとも何年か前まではなかなか進んでいなかったなと、こういうようなことも一つ大きな論点として述べられたかなというふうに思いますけれども、この市区...全文を見る
○中西健治君 無戸籍の方については国民としての社会的基盤が与えられていませんから、人間の尊厳にも関わる重大な問題が生じているというふうに認識しています。こうした無戸籍の方々が発生する原因についてどのようなものが考えられるのか、教えていただきたいと思います。
○中西健治君 そういうことだと思います。  通常の生活をしている限りにおいては、その人が無戸籍状態であるかどうかは第三者からは分かりません。一方、今の答弁にあったような問題を始め、何らかの事情で届出ができないということが主な原因になっているということだと思います。つまり、カミン...全文を見る
○中西健治君 ありがとうございました。終わります。
04月17日第196回国会 参議院 法務委員会 第9号
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○中西健治君 おはようございます。自由民主党の中西健治です。  本日は、人事訴訟法、家事事件手続法の改正案、これについて質疑を行うということでありますけれども、国際的な要素を有する人事に関する訴え、例えば、国際的な離婚ですとか養子縁組ですとか相続などの案件について、どのような場...全文を見る
○中西健治君 条約があれば法的安定性を確保する意味からも望ましいというお答えでありましたけれども、国際裁判管轄の合意に関するハーグ条約という条約があります。名称としてはそのものずばりの条約かなというふうに思います。  EUやアメリカなどを含めて三十か国ぐらいが署名ないし批准を行...全文を見る
○中西健治君 家事事件などには対応、この条約ではできないというお答えでありました。そして、大臣の方からは、諸外国でも、韓国やドイツなど国内法によって規定を定めているということでございました。  今回、管轄権については定められるということになりますけれども、管轄権とはまた別個独立...全文を見る
○中西健治君 今例にありましたとおり、日本に居住している外国人同士の離婚裁判などというのもあるわけでありますが、実際に、平成十七年に東京地裁で、アメリカのテキサス州法が適用されて離婚請求が認容されるという事例がありました。今後、外国法を準拠法とする事案というのも増えてくるのではな...全文を見る
○中西健治君 管轄権、そして準拠法というものについてお伺いしましたけれども、続きまして、判決の外国での執行ということについてお伺いしたいと思いますけど、日本の裁判所が管轄して、そして日本の裁判所で勝訴の判決を得たとしても、その判決を外国で執行できるかどうかはまたまた別問題というこ...全文を見る
○中西健治君 ありがとうございます。  今回の法案の個別具体の規定について一点お伺いしたいと思うんですが、それは親権に関する審判事件の取扱いということでございます。法案を読んでいて少し矛盾がひょっとしてあるのではないかというふうに思いましたので、質問をさせていただきます。  ...全文を見る
○中西健治君 想定される場面が違うということでありました。  私の方はこれで質問の方を終わらせていただきます。ありがとうございました。
05月24日第196回国会 参議院 法務委員会 第12号
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○中西健治君 おはようございます。自由民主党の中西健治です。  本日は、再犯防止対策についてまずお伺いしていきたいと思います。  刑法犯の認知件数というのは、近年劇的に減少しているということであります。平成十四年のピーク時には二百八十五万件認知されていたものが、平成二十八年は...全文を見る
○中西健治君 ありがとうございます。  政府の取組も大変重要でありますけれども、地方議会、地方公共団体の取組も非常に重要ということでありますので、我々も地方議員を通じて働きかけを行っているところでございます。  こうした再犯防止の中でも、特に性犯罪の再犯防止については、犯罪者...全文を見る
○中西健治君 今、性犯罪被害者の思いをしっかりと受け止めなきゃいけないと、こういうお話もあったかと思います。  犯罪被害者に対する施策全般について続いてお伺いしたいと思いますけど、今日は警察庁にも来ていただいておりますので、まず、いわゆる犯給制度の現状についてお伺いしたいと思い...全文を見る
○中西健治君 我々のところにもいろいろと声が届けられていますので、重要なステップが踏まれているというふうに思いますけれども、是非拡充を図っていっていただきたいというふうに思います。  続きまして、子供の性被害防止についてお伺いしたいと思いますけど、児童買春や児童ポルノなどにより...全文を見る
○中西健治君 警察庁が公表した犯罪被害類型別調査というのを見させていただきましたけれども、性的な被害はどこにも、誰にも相談していないという回答が非常に多くなっているということであります。潜在化が非常にしやすいということだと思います。  犯罪や犯罪が疑われる事案に関して速やかに警...全文を見る
○中西健治君 ありがとうございます。  シャープ・ハートさん、まだまだ知られていない、昨年八月ですから知っている方も少ないということじゃないかと思いますので、広範に知らしめるようにしていただきたいと思います。  続きまして、国際仲裁機能の強化についてお伺いしたいと思います。 ...全文を見る
○中西健治君 シンガポール、香港へ行ったと申し上げましたけれども、やはり彼と我の差というのはかなりあるというふうに思うわけでありますけれども、ただし、このシンガポールの国際仲裁センターを例に取りますと、取扱件数が四倍に急増したのはこの十年間のことであります。ですので、ずっと昔から...全文を見る
○中西健治君 我が国の国際仲裁を活性化させるためには、仲裁人、仲裁代理人等の人材育成というのがもう喫緊の課題となってまいります。香港、シンガポールで感じたこととして、そちらで働いている弁護士さんなどは、例えば前職はオランダのハーグでしたと、若しくはフランスのパリでしたと、こういう...全文を見る
○中西健治君 是非、この数年が勝負だと思いますので、取組を進めていっていただきたいと思います。  質問を終わります。ありがとうございました。
05月31日第196回国会 参議院 法務委員会 第13号
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○中西健治君 おはようございます。自由民主党の中西健治です。  重要な成年年齢引下げの法案のトップバッターとして質問に立たせていただきますので、まず、この成年年齢の引下げの意義などについてお聞きしていきたいというふうに思います。  戦前に東京帝国大学教授・法学部長を務め、戦後...全文を見る
○中西健治君 民法は、我々が社会生活を送る上で必要とされる基本的なルールを定めているわけでありますけれども、人々は、自分の財産の範囲内であれば自由に契約を結び処分してよいという、いわゆる契約の自由という思想に支えられております。この思想が非常に重要で、契約を締結するかどうか、誰と...全文を見る
○中西健治君 高齢者が若者に対して否定的であるという傾向というのは、何も今に始まったことではないというふうに思います。今どきの若い者はなっとらん、わしの若い頃にはという落書きがピラミッドの天井にもあると、こんなような話、まあ、これちょっと定かかどうかは分かりませんけれども、あと、...全文を見る
○中西健治君 これまでの二回の選挙においては、若者の間では積極的に捉える意見が多いということが紹介されたということだと思います。  負の側面という点に関しては、本件に関する法務省のパブリックコメントでも消費者被害に関する懸念が多数寄せられました。特に、未成年者取消し権が失われる...全文を見る
○中西健治君 今日は資料を配付させていただいておりますけれども、資料の一枚目、消費者庁の平成二十九年版消費者白書で、若者の消費生活相談件数の推移を見てみますと、どの年齢層でも過去十年間に大幅に減少しております。これは、消費者庁始め多くの方の努力の結果として評価をしたいと思います。...全文を見る
○中西健治君 社会人になったことによってそうした問題が起きてきて相談件数が増えているということを今御指摘いただいたということだと思います。  今般の消費者契約法の一部を改正する法律案では、社会生活上の経験不足を不当に利用した場合、不当な勧誘行為として契約を取り消し得るとしており...全文を見る
○中西健治君 平成二十八年の改正の当時は意見の一致を見なかったのかもしれませんけれども、今回は、民法の改正という大改正をするということで大きな変更が加えられるわけでありますから、是非とも今後の、まあ一年、二年を見てということになるかもしれませんけれども、これも、再び若年層に関して...全文を見る
○中西健治君 これは通告しているわけではありませんけれども、今私がお話しした、学校の先生というのはこうした商取引などについて若干苦手意識を持っているのかとか、そうしたことについて、文科省は何かコメントめいたものというのは持っていらっしゃいますか。
○中西健治君 問題になっているのはデート商法とかですので、そこら辺はやはり生々しい現実もしっかり認識しておいてもらいたいと、こういうふうに思うところであります。  こうした高校における消費者教育のほかに、私、大学での消費者教育というのも大切なんじゃないかなというふうに思います。...全文を見る
○中西健治君 こうした取組を是非拡充していっていただきたいと思います。  次に、女性の婚姻年齢の引上げについてお伺いしたいと思いますけれども、今回の改正では成年年齢の引下げに注目が集まっていますけれども、女性の婚姻年齢は十六歳から十八歳に引き上げられることになります。民法は、婚...全文を見る
○中西健治君 婚姻開始年齢が男女間で異なるというのは、これは極めて特殊なことであったということだろうというふうに思いますので、今回同一にするということ、これは是非ともすべきことであったというふうに思います。  今回、成年年齢の引下げを議論するに当たって、より多くの人々が好きな生...全文を見る
○中西健治君 十六歳未満というのは理解を得られない、論外ということじゃないかと思いますが、婚姻年齢が十六歳の時代であれば子供ができたことを理由に結婚することができた女性が十八歳まで婚姻を待たされることになり、その間はシングルマザーであり、子供は嫡出子でない状態に置かれるのではない...全文を見る
○中西健治君 成年年齢を何歳にするかということに関して、画一的に線を引くことが難しいということを申し上げましたけれども、婚姻年齢を幾つに定めるかも、やはりどこに線を引くのか難しい問題ではないかというふうに思います。  男女に差を設けるべきではないというふうに思いますけれども、今...全文を見る
○中西健治君 民法の成年年齢が引き下げられたことを受けて、少年法の上限年齢を引き下げるべきと、この議論は当然出てくるものと考えられます。逆に、統一する論理的必然性はないという意見があることも重々承知をしております。その是非について今この場で議論はいたしませんけれども、冒頭述べまし...全文を見る
○中西健治君 ありがとうございます。  法制審の議論を経た上で、この場でもしっかりまた議論をしていきたいと思います。大切な法案の審議でありますので、是非とも充実したものになって、そしてしっかりとこれが可決されることを私としては願いまして、質問を終わらせていただきます。  どう...全文を見る
06月28日第196回国会 参議院 法務委員会 第19号
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○中西健治君 おはようございます。自由民主党の中西健治です。  約四十年ぶりの相続法制の改正ということでありますけれども、私、地元の国政報告会などでよくこれについてお話をしますが、関心が極めて高いということではないかと思います。配偶者居住権の創設、遺言書の保管、さらに介護をした...全文を見る
○中西健治君 ありがとうございます。  相続が骨肉の争いの争族、争う族に、親族になってしまうと、こういう悲しいことにならないようにするためにも、遺言書というのは大変重要なツールなんだというふうに思っております。  この間、イギリスから帰ってきた友人と話をしましたけれども、イギ...全文を見る
○中西健治君 今の答弁にありましたとおり、一・三%ですとか八・六%ということですので、やはり利用状況は、活用状況というのは極めて低調であるということなんではないかと思います。  今回の法改正の中で自筆証書遺言の保管制度というものが創設されて、これは重要な一歩となるということでは...全文を見る
○中西健治君 配偶者居住権は、先ほど申し上げたとおり非常に関心が高いというふうに思っております。住む家が必要ですし生活費も必要だという中で、この配偶者居住権の創設というのは高く評価できるものじゃないかというふうに思っておりますが、二点、これについて、新しい制度、新しい概念ですので...全文を見る
○中西健治君 メリットはあるとは思いますが、ちょっと厳しめかなというふうにも思います。  フランスの民法では、同じように、配偶者に対して、相続時に住んでいた住居の終身居住権というのが認められております。その価値が相続分を超える場合であっても配偶者は超過分についての償還義務を負わ...全文を見る
○中西健治君 今の御答弁ですと、第三者が配偶者居住権が存在していることを知っていた場合でも、知っていた場合でも登記をしないと対抗できないということになっておりまして、これもやや厳しめなところがあるかなというふうに思います。  これ、非常に難しいと思うんです。非常に難しいというの...全文を見る
○中西健治君 先ほど申し上げましたとおり、そもそも登記をさせる義務というのが所有者にあるということであります。そして、その所有者が登記もさせないままに売却をしてしまうということは、この配偶者というか、この配偶者居住権の保有者に対しては法的債務の履行義務違反ということじゃないかと思...全文を見る
○中西健治君 終わります。どうもありがとうございました。
07月03日第196回国会 参議院 法務委員会 第20号
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○中西健治君 自由民主党の中西健治です。  本日は、三人の参考人の先生方、大変ありがとうございます。  大村先生がおっしゃっていたように、家族法分野の改正というのは意見がいろいろあると。特に相続も、婚姻の在り方に密接に絡むということで、なかなか意見がまとまりにくいという中でこ...全文を見る
○中西健治君 ありがとうございます。  今後の議論のきっかけともなることではないかと、こういうふうにおっしゃっていただきました。  大村先生のこれまでお書きになったもの若しくは法制審での御発言なんかを見ますと、やはり、今回の配偶者居住権というのは登記がなし得るというか、される...全文を見る
○中西健治君 どうもありがとうございます。  続きまして、大村先生にお伺いしたいんですが、大村先生はフランスの民法の大家でもあられますので、バルザックを読まないとフランス法は分からないと、こういうことで、私も大学のときにバルザックを読んだなと思いましたけれども、フランス法を勉強...全文を見る
○中西健治君 ありがとうございます。  もう一つ、この配偶者居住権についてです。ちょっと細かいところになりますので、大村先生にお伺いしたいというふうに思うんですけれども、配偶者居住権を取得した配偶者というのは高齢であるケースというのは非常に多いということだと思いますので、二宮参...全文を見る
○中西健治君 分かりました。どうもありがとうございます。  確かに、配偶者居住権、すぐ施設に入ってしまうとそのまま使われなくなる権利でもありますので、そうしたことを評価の実務でこれから勘案していくということが必要なんだろうと思います。  三人の先生方、どうもありがとうございま...全文を見る
11月20日第197回国会 参議院 財政金融委員会 第1号
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○委員長(中西健治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。  議事に先立ちまして、一言御挨拶申し上げます。  去る十月二十四日の本会議におきまして財政金融委員長に選任されました中西健治でございます。  本委員会は、財政、金融全般にわたる所管事項を取り扱う重要な委員...全文を見る
○委員長(中西健治君) 委員の異動について御報告いたします。  昨日までに、川合孝典君、里見隆治君、宮崎勝君、徳茂雅之君、中西祐介君、長谷川岳君、小池晃君及び大家敏志君が委員を辞任され、その補欠として長浜博行君、杉久武君、山本順三君、渡辺美知太郎君、熊野正士君、辰巳孝太郎君、藤...全文を見る
○委員長(中西健治君) 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔...全文を見る
○委員長(中西健治君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に長峯誠君及び三木亨君を指名いたします。     ─────────────
○委員長(中西健治君) 国政調査に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、財政及び金融等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(中西健治君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(中西健治君) この際、麻生財務大臣兼内閣府特命担当大臣、鈴木財務副大臣、うえの財務副大臣、田中内閣府副大臣、渡辺財務大臣政務官、伊佐財務大臣政務官及び長尾内閣府大臣政務官から発言を求められておりますので、順次これを許します。麻生財務大臣兼内閣府特命担当大臣。
○委員長(中西健治君) 続きまして、鈴木財務副大臣。
○委員長(中西健治君) うえの財務副大臣。
○委員長(中西健治君) 田中内閣府副大臣。
○委員長(中西健治君) 渡辺財務大臣政務官。
○委員長(中西健治君) 伊佐財務大臣政務官。
○委員長(中西健治君) 長尾内閣府大臣政務官。
○委員長(中西健治君) 本日はこれにて散会いたします。    午後一時八分散会
11月22日第197回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○委員長(中西健治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日までに、藤木眞也君、林芳正君及び宮沢洋一君が委員を辞任され、その補欠として大家敏志君、足立敏之君及び朝日健太郎君が選任されました。  また、本日、古賀之士君が...全文を見る
○委員長(中西健治君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  財政及び金融等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府地域経済活性化支援機構担当室次長油布志行君外十五名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございま...全文を見る
○委員長(中西健治君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(中西健治君) 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  財政及び金融等に関する調査のため、本日の委員会に日本銀行総裁黒田東彦君を参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(中西健治君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(中西健治君) 財政及び金融等に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(中西健治君) 本日の調査はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。    午後四時四十一分散会
12月06日第197回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○委員長(中西健治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日までに、足立敏之君、朝日健太郎君、辰巳孝太郎君及び礒崎哲史君が委員を辞任され、その補欠として林芳正君、宮沢洋一君、小池晃君及び古賀之士君が選任されました。  ...全文を見る
○委員長(中西健治君) 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔...全文を見る
○委員長(中西健治君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に長峯誠君及び羽生田俊君を指名いたします。     ─────────────
○委員長(中西健治君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  財政及び金融等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、金融庁総合政策局長佐々木清隆君外四名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。    〔...全文を見る
○委員長(中西健治君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(中西健治君) 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  財政及び金融等に関する調査のため、本日の委員会に日本銀行総裁黒田東彦君、同理事前田栄治君、同理事衛藤公洋君及び同理事吉岡伸泰君を参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。...全文を見る
○委員長(中西健治君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(中西健治君) 財政及び金融等に関する調査のうち、日本銀行法第五十四条第一項の規定に基づく通貨及び金融の調節に関する報告書に関する件を議題といたします。  日本銀行から説明を聴取いたします。黒田日本銀行総裁。
○委員長(中西健治君) 以上で説明の聴取は終わりました。  これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(中西健治君) 後刻理事会で協議したいと思います。
○委員長(中西健治君) 本件に対する質疑はこの程度にとどめ、本日はこれにて散会いたします。    午後一時十一分散会
12月10日第197回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○委員長(中西健治君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。  理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いた...全文を見る
○委員長(中西健治君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に長峯誠君を指名いたします。     ─────────────
○委員長(中西健治君) これより請願の審査を行います。  第一号更なる消費税増税を行わないことに関する請願外九十六件を議題といたします。  本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の付託請願一覧表のとおりでございます。  これらの請願につきましては、理事会において協...全文を見る
○委員長(中西健治君) 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。     ─────────────
○委員長(中西健治君) 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  財政及び金融等に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(中西健治君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(中西健治君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(中西健治君) 委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  閉会中の委員派遣につきましては、その取扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(中西健治君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。    午後一時一分散会