畑浩治

はたこうじ



当選回数回

畑浩治の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月03日第186回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  本日は、被災地の議員の立場をメーンとして質疑をさせていただきたいと存じます。  まず、総理は施政方針演説で、「公共の精神や豊かな人間性を培うため、道徳を特別の教科として位置づける」とおっしゃいました。また、自民党の憲法改正草案では、...全文を見る
○畑委員 愛国心や郷土を愛する心、道徳心というのは当たり前だと思います。これは言われなくてもやらなければいけないことであります。  しかし、私が違和感を感じるのは、きょう、ちょっと新聞で、コピーで資料をお配りさせていただきましたけれども、被災地は実は違和感を持って見ている部分が...全文を見る
○畑委員 教育についてそのようなことをしっかりやっていく必要性というのは私も否定しないし、認めます。  そこで、ただ、ここで教育とちょっと切り離して、厳密に言えば通告しておりませんが、憲法との関係でちょっとお伺いしたいんですが、総理、憲法というのはどういう性格のものだとお考えで...全文を見る
○畑委員 そこはちょっと私と認識が違って、もちろん、憲法というものは、立憲主義で、権力を縛る。それはなぜかというと、今総理がおっしゃいましたが、過去の歴史等を踏まえて、基本的人権の尊重を貫徹するということだと思います。そこがメーンでありまして、もちろん、総理がおっしゃるとおり、そ...全文を見る
○畑委員 やっていただいたのは非常に、私も認識しておりますが、実は、そのやっていただいていることで解決できない部分があると申し上げておるわけです。  例えば、先ほど、これは岩手県から私も聞きましたけれども、釜石のモデルケースですね、片岸海岸防潮堤事業だと思うんですが、これは、わ...全文を見る
○畑委員 それでは、ちょっと配付資料の、これはフリップにもしましたが、最後の三ページ目をごらんいただきたいんです。  では、そういう前提で、どうすれば今被災地が言っていることを解決できるか、そういうことをちょっと私が、復興特区法の改正案ということで、この三点を改正すればあと疑義...全文を見る
○畑委員 人をふやしてやっても、確かに、だから、遺産分割協議というのは行政が、当事者でできない問題なんですよ。そこに人をふやしても無理だということも言っているし、あと、六カ月、いや、六カ月でできればいいですよ。ただ、できないと言われるから苦労しているわけですよ。  それで、今大...全文を見る
○畑委員 では、国交大臣に続けてお伺いしたいと思いますが、これまで緊急使用の相談を受けた事例はありますでしょうか。そして、緊急使用を実際に使ったのはどういう場合だったんでしょうか。そういうことを国会で明らかにしてもらえれば、もうちょっとわかりやすいんですが、相談に応じてというと、...全文を見る
○畑委員 今までの議論でやはり私がすっきりしないのは、行政でできない部分、遺産分割協議に時間がかかる、これは、どんなに尻をたたいたってできないし、行政がやるには限界があることです。  だから、私は、収用適格にして緊急使用を、現行でも使えるよと、使いやすいような指導をしていただく...全文を見る
○畑委員 今の御答弁は、運用で六カ月を延ばせるようにできるのか。条文に更新は不可と書いていますから法律改正せないかぬので、今の答弁を実行するためには、法律改正の必要性が現実にあれば考えていくという答弁なんでしょうか。ちょっとそこを確認させてください。
○畑委員 ちょっと、慎重にというのが急に枕言葉がついて、後退したような気がしますが、実は、一件とおっしゃいましたが、一件なのはなぜなんでしょうね。使いにくいからだと私は思います。  だから、ここは、本来であれば、使え使えと言うならもっと現段階で適用事例が多くてもいいわけですが、...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。  やはりきょうの議論でかみ合わないと思ったのは、復興の加速化、運用の改善をやっていって進められるというスタンスにどうも政府は立っておられるようで、私はできると思います、八割方。ただ、できないと言ったところは、遺産分割協議とかそういう土地がある...全文を見る
○畑委員 ちょっと法律改正したくないのはなぜかというのは腑に落ちないわけですが、緊急使用をしてほしい、使ってほしいというふうになれば、だから使いにくいということを私は申し上げているわけです、二点。そこを直せば、最低限使えるようになる。  それから、遺産分割協議について、これは、...全文を見る
○畑委員 時間がなくなりましたので質疑は終わりますが、私は、復興債の償還というのは前倒しでやれば来年度の枠になる、それはそうだと思いますが、この税金の方、特別法人税の廃止の前倒し償還に伴う補填措置というのは、この八千億があるのであれば、別に来年返せばいいわけで、そんなに被災地の人...全文を見る
02月04日第186回国会 衆議院 本会議 第4号
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○畑浩治君 生活の党の畑浩治でございます。  私は、生活の党を代表しまして、ただいま議題となりました政府提出の平成二十五年度補正予算三案に反対の立場から討論を行います。(拍手)  GDPの実質成長率は、平成二十五年七月から九月期は年率換算で一・一%にとどまり、一月から三月期の...全文を見る
02月04日第186回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  安倍内閣の十五カ月予算というベースでちょっと比較して議論させていただきたいと存じます。  前回のベース、これは二十四年度補正と二十五年度当初、今回の補正と次年度予算、この比較で見てみると、当然のことながら、昨年の補正予算はかなり積ん...全文を見る
○畑委員 そこの民需がしっかり伸びればいいんですけれども、要は、二〇一三年は四月から六月期には設備投資は確かに比較的高い伸びになっておりますが、それは住宅駆け込み需要の影響で不動産業における設備投資が増加したからだと言われております。結局、消費税が増税されて住宅建設がスローダウン...全文を見る
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  私は、生活の党を代表いたしまして、ただいま議題となりました政府提出の平成二十五年度補正予算三案に反対の立場から討論を行います。  GDPの実質成長率は、平成二十五年七月から九月期は年率換算で一・一%にとどまり、一月から三月期の四・五...全文を見る
02月18日第186回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  早速質問に入らせていただきます。  甘利大臣、訪米してのフロマン通商代表との事前協議、大変お疲れさまでございました。先ほど別の委員から大体の質問があったので、同じような質問ですが、若干ニュアンスを変えてお伺いしたいと思います。  ...全文を見る
○畑委員 今のお話をお伺いしますと、アメリカと日本、特に日本は農産物の一部ということで、その中で米というものはしっかり守るというか、そこのあれがあって、それ以外の農産物でどうかというニュアンスにも聞こえたわけですが、実は新聞にも、これは今の段階では否定も肯定もされないんでしょうが...全文を見る
○畑委員 それでは、次のテーマに入らせていただきます。  次は、経済問題について若干議論させていただきたいと思います。  GDPの実質成長率というのは、きのう速報値が発表されました。十月から十二月、これは一・〇%の伸びだと。一月から三月期は四・八で、四月から六月期が三・九、七...全文を見る
○畑委員 実はそこなんですが、実質民間企業設備投資なんですけれども、これも、一三年一月から三月期までは、三期連続で伸び率が減少を続けて、そして、その後はプラスに転じて、四月から六月期は一・一、七月から九月期は〇・二%、十月から十二月期の直近は一・三%と、低い数値ながら安定している...全文を見る
○畑委員 民間の消費需要が伸びることは確かに期待するところなんですが、もう一つ、別の方の論点でちょっと危惧するのが輸出なんですよね。  これは、新聞も、輸出がどうなるかという部分も心配だと言っていまして、政府見通しも、世界経済が穏やかに、緩やかに回復していくことが前提で、輸出が...全文を見る
○畑委員 輸出が伸びているとおっしゃいましたが、確かに前期比〇・四%増で、ただ、その前の七月から九月期は〇・七%マイナスだったわけで、これを取り戻せているかというと、エコノミストが言うには、取り戻せていないという説もあるし、本来円安で伸びるはずだった等もありますが、二・九%増だっ...全文を見る
○畑委員 昨年四月十日の予算委員会だったと思いますが、太田大臣とはこの件について質問させていただいて議論したところでありまして、まさに太田大臣、そのときも、さまざまな観点というものを含めて、どれだけ一年間でかかるというのが平準化されるかということが大事なことだと思っておりまして、...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。十年、二十年後には大体五兆弱かかってくると。  今、大体、当初予算で五・何兆積んで、補正で一兆から二兆、三兆近く積むということですが、恐らくこの分野は、当初予算と補正予算で合体すると見通しが立たないので、必要であればできるだけ当初予算で、五兆な...全文を見る
○畑委員 ぜひともそういう理解を得た上で、やはり理解を得てこういうことをしなきゃいけないということになると、おのずからこれぐらい必要だというのが出てくるはずですから、そういうことの理解を得るような努力もお願いしたいと思いますし、計画論としてもしっかりやるということを今後検討いただ...全文を見る
○畑委員 時間が参りましたので、最後に、農水大臣に来ていただいたのに、質問しないで済みません。そのことを申し上げて、質問を終わります。  ありがとうございました。
02月20日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  まず、農政改革について議論をさせていただきたいと思います。  農政改革で、株式会社の農地の保有というか取得、これを言われているのをよく聞きます。これは、要は、入り口の規制を緩めて、新規参入を促進させるいろいろな、多様な主体をふやせと...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。  まさにそうなんだろうと思います。そこは私も考えが同じでして、だから、彼らの立場に立ってみると、リース方式じゃなくても、所有権方式でも、あわせて規制強化をすれば、そこは撤退なりぽっかり穴があくことを防ぐことが可能なんだという議論をよく言われる...全文を見る
○畑委員 しっかりやっていただきたいと思います。  規制改革論者なんかが言うのは、そういう特定利用権設定の制度があるんだけれども、実際にはその適用事例が余りない、使いにくいんじゃないかということだと思います。  使いにくいから今回改正されたということで、しっかりやっていただき...全文を見る
○畑委員 今のお話を聞いて、率直に私は短いなと思ったんです。  大体、法律と違って、条約というのは、物にもよりますが、形式的に短期間でぱぱっと通ることが多いなというイメージを持っております。EPAで三日間ぐらい、WTOでさえも十日間。これらは、実はTPPと違って守秘義務が恐らく...全文を見る
○畑委員 ニュージーランドなんかのひな形を見た場合には、妥結というのはどの段階になるかという定義は書いていなかったと思いますし、そこは、結局、交渉途中じゃなければ公表してもいいんじゃないかという解釈が成り立つんじゃないかと私は思います。  そういう前提でいうと、これは、日本を含...全文を見る
○畑委員 そこは、よろしく前向きに御検討と交渉をお願いしたいと思います。  次に、この関係でお伺いしたいのは、私も報道がいろいろ出ているのを知っております。先ほど林委員は砂糖の話をされましたが、アメリカが強く求めているのは牛肉、豚肉である。求めているのでしょう。そして、そこにつ...全文を見る
○畑委員 委員会の決議は、最後に「十年を超える期間をかけた段階的な関税撤廃も含め認めないこと。」とありますので、私は三段階目まで、将来の関税撤廃、引き下げも微妙ですが、ここまでは認めないという理解でつくったつもりでおります。ただ、将来、前提なしの再協議がこれに入るか入らないかとい...全文を見る
○畑委員 いろいろな要素が入るということで「も」も入れたということで、これはこれでいろいろな判断をしなきゃいけないことだと思います。  ちなみに、自民党さんあたりの議論も、当然この決議に集約化されていると私は理解していますので、余りほかの要素というのは入ってこないと思うんですが...全文を見る
○畑委員 今の話を聞くと、大体きれいにはお答えいただいているんですが、実際には、どのように自主的で、かつ有効な生産調整ができるか。そこがちょっとわからないんですが、それは可能なんでしょうか。そこのところをお伺いしたいと思います。
○畑委員 ありがとうございました。  きめ細かい情報を出して、そしてそれを受けてやっていく、まさに生産者団体、JAの役割が非常に重要になってくるなと思って聞いておりました。  JAについては、今、同様に規制改革を絡めた改革の議論がありまして、准組合員が多くなったり、実際の経営...全文を見る
○畑委員 しっかりと、本当にやる気のある農業者を支える農協としての改革という方向でよろしくお願いしたいと思います。  時間が参りましたので、これで終わらせていただきます。ありがとうございました。
02月24日第186回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  皆様、本当に長時間大変お疲れさまでございます。  早速質問に入らせていただきます。  本日、公共事業、公共投資が地域を支えていること、そして公共事業の見通しを持って予算措置を進めてほしいというお話が出ました。  そこで、まず、伊...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。  次は、ちょっと話題をかえまして、やはりTPPですね。きょう、これも何回も出ましたので、私も知事にちょっと確認というかお伺いしたい点があります。  きょうの話、知事なり西園顧問からTPPの話があって、要は、強い農林水産業をつくる。そして、知...全文を見る
○畑委員 明確なお答え、ありがとうございました。まさにそのとおりだと思って、私も農水委員をやって、あの決議を共同提案でやりましたので、しっかりと後押しをしたいと思っております。  次に、八木先生にお伺いしたいんです。  本日、エネルギーの問題、原発の問題ということをおっしゃっ...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。  それでは、最後の質問をさせていただきます。  西園顧問にお伺いしたいんですが、本業じゃなくて、きょう、木材の活用についてちょっとお話しされていましたが、木材の活用の上で、需要対策が必要だと私は思っていまして、公共建築を木造でつくりましょう...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。
02月25日第186回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  まず、復興庁の役割、意義ということについて、総論的にお伺いというか、議論させていただきたいと存じます。  実は、昨年、ある地域のかさ上げ事業の相談を受けまして、それを復興庁につないで、その見通し等について伺う機会がございました。その...全文を見る
○畑委員 よろしくお願いしたいと思います。  それで、復興庁がみずからの所管じゃない部分が大部分なわけですが、そこで、復興に関することを復興庁を呼んでお聞きした場合には、まずその担当役所も探して連れてくるぐらいで、自分で直接答えなくてもいいんですが、やはり窓口としてしっかりやっ...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。  まさに五十戸ないところが八割を超えるわけで、ここをどうやって収用の手続に乗っけていくか、このことを考えなければいけないと思います。  そういうことを議論したときに、やはり復興整備事業に記載された住宅事業については、五十戸なくてもこれは都市...全文を見る
○畑委員 この津波拠点まちづくり事業、これがまさに三年前の震災の後、全面買収でできるシステムとしてつくられました。その立案の段階で党の方から私も参画しましたが、実はこれは公共公益施設がなければ使えないんですが、これはこれで、公民館とか箱物、コミュニティーセンターみたいなものをつく...全文を見る
○畑委員 戸数の制限はない、その中で、拠点ということを考えた場合に、無制限というわけでもない。  そういうことを聞くと、ちょっと確認したいんですが、現行の防災集団移転促進事業でやっているレベルのものをこの津波拠点まちづくり事業でやることは可能なんでしょうか。拠点という定義にもよ...全文を見る
○畑委員 ぜひとも柔軟に相談に乗っていただきたいと思います。そうでなければ、五十戸ない現地の住宅事業は収用対象にならないから、やはり収用の都市計画の五十戸の緩和をしろという議論にもつながりますし、そこはその制度を使ってうまくつくっていただければ幸いでございますので、ぜひともお願い...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。  確かに、いろいろ言われておりまして、これは大臣及び小泉政務官等も大槌で御存じの安渡とか赤浜文久とか言われて、権利調整という意味ではかなり詰めてきているんですけれども、結局、権利調整で最後詰められないところは収用にいかなきゃいかぬわけです、不...全文を見る
○畑委員 よろしくお願いいたします。  収用裁決申請をして第一回目の審理が行われるまで、恐らく大体二、三カ月かかるのではないかと思います、運用上。そうすると、緊急使用は六カ月ですから、一回開いて、きょうの議論もありましたが、そこで不明だと判断できるようなレベルであって、それであ...全文を見る
○畑委員 時間が参りましたので終わりますが、繰り越しとともに、仮に取り下げた場合には、再申請した場合には再交付する決定もしていただくのは、何かちょっと首をひねっておられますが、どうなんでしょうか。何か、岩手県はそう言っているというんですね、一回取り下げてください、再び出してもらっ...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。よろしくお願いいたします。
02月25日第186回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  長時間、四人の公述人の皆様、お疲れさまでございます。早速質問させていただきます。  日本経済の六割が個人消費だということがありまして、最近、GDP速報値が出たんですが、これは余り伸びていない。私、家庭や生活者が安心してお金を使えるよ...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。  では、最後に一つ、菊池先生にちょっと質問をしたいと思います。  デフレ脱却ということを盛んにおっしゃられておりまして、私も、今のアベノミクス、デフレ脱却の政策の中で、矛盾しているものがあると思っております。  それは、国家戦略特区も、前...全文を見る
○畑委員 どうもありがとうございました。終わります。
02月26日第186回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○畑分科員 岩手の衆議院議員の畑浩治でございます。よろしくお願いいたします。  まず、やはり復興の観点から何点かお聞きしたいんです。  かなりローカルな話で恐縮ですが、私の地元、岩手県の沿岸の北部、この前の被災地の一つであって、普代村というところがございます。そこに神楽がござ...全文を見る
○畑分科員 ありがとうございました。  まさに、最近、道徳とか愛国心の議論もありましたが、私は、地域、身の回りを愛せない人間は愛国心を語る資格がないので、まず身近なところに誇りを持てるかというところだと思います。  きょうはちょっと議論が違いますが、道徳等も、人をいじめるとい...全文を見る
○畑分科員 実はこれは、昨年八月には、研究者による国際リニアコライダーの国内候補地の立地評価会議があって、そこで国内候補地として北上サイトを最適とするという評価結果がまとまって公表されておりますが、これはこれとして、今後、今言ったように、調査費をとってしっかり検討していくという中...全文を見る
○畑分科員 ありがとうございました。  これは、調査をしながら恐らくネックになるのが、率直に言うと費用負担の部分だと思います。これは正直、余り前のめりになると、負担の部分のところがどうかと。結局、そういう中で負担の部分をどうやって交渉していくかということだろうと私は事務方と議論...全文を見る
○畑分科員 二、三年かけてそういう調査をして検討していくということで、大体私が聞いているところのリニアコライダー誘致計画というか、いろいろな国際的な行程と大体合っているのかなと思いますので、まさに二、三年ということで、しっかりやっていただきたい。  先ほど大臣から答弁がありまし...全文を見る
○畑分科員 ありがとうございました。大変前向きな答弁をいただきました。  まさに、本当に日本というのはいい国です。それで、日本の地方にはいい文化があって、本当に郷土愛に燃えた、いい人々が住んでいる地域だと思います。そういう人たちの力を総結集して、東京オリンピック・パラリンピック...全文を見る
○畑分科員 ありがとうございました。  しっかりと、被災地に心配のないような形で、喜ばれる形でやっていく、本当に、このことがまさに日本の発展になると思います。被災地の復興なくして日本の復興なしと言われますが、これがまさに、被災地の復興とオリンピックがちょうど同じようなタイミング...全文を見る
02月27日第186回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  甘利大臣におかれましては、シンガポールでの交渉、大変お疲れさまでございました。本当にその尽力に敬意を表させていただきます。  それで、この会合では、大筋合意を目指したものの、決着が先送りされ、合意に至らなかったと聞きます。アメリカ側...全文を見る
○畑委員 七、八割まとまって、残った部分がまさにセンシティビティーでかなり重要な部分だということになって、ここが難しいわけです。  結局、関税の部分はまとまらなかったわけですよね、重要五品目も含めて。そこが残った場合、これから交渉する場合どうするか。日米のバイでやるということに...全文を見る
○畑委員 まさに、センシティビティー、これをどうやって、このままではいかないけれども、守っていくかということで、何らかのカードを切らなきゃいかぬという発言も甘利大臣はされておりましたが、これは、去年の十二月、西村副大臣は、一ミリたりとも譲らないと。そこから、今回は何らかのカードを...全文を見る
○畑委員 新聞、マスコミには、特にアメリカは牛肉、豚肉の関税撤廃を強く求めている、そこについて一定の検討をしたということが載っておりますが、そこのところは、この国会で、私も、あげつらう必要は、そういうつもりはありませんが、手のうちを明かせないというのであれば、こういうことがメディ...全文を見る
○畑委員 まさに、実は、国会決議との関係をこれで聞こうと思っておりましたが、先日、本委員会の鹿児島での地方公聴会に行ってまいりました。その際、伊藤鹿児島県知事は、牛肉、豚肉の関税が撤廃ないし引き下げされた場合にはどうなるかという質問に対しては、とても耐えられるものではないとおっし...全文を見る
○畑委員 そこはまさにそうなんですが、実は、内閣官房のTPPの資料がありまして、この中で、除外という定義は、特定の物品を関税の撤廃、削減の対象としないこと、再協議は、これは先送りですね、特定の物品の扱いを将来の交渉に先送りすることということがあって、要は、センシティブ品目だという...全文を見る
○畑委員 TPPのいかんにかかわらずやっていく、本当に大事なんですが、まさにTPPによって恐らくそこは変わってくる部分があるので、そことの絡みを含めてしっかりと今後議論させていただきたいと思っております。  それでは、TPPの関係で、総理に総論的にお伺いしたいわけであります。 ...全文を見る
○畑委員 これからは、まさにそこを詰めるぎりぎりの交渉が行われる。  その場合に、アメリカが今の主張を変えないで来るとすれば、全くあっちが変わらない場合、そこはこちらから譲れないでしょうし、それを譲ると聖域確保ができない、まさに国益が守れないということになると思います。  そ...全文を見る
○畑委員 ぜひとも国益をしっかりと確保するように、国民の皆様が見ておられますから、交渉をよろしくお願いしたいと思います。  時間もなくなりましたので、ちょっと別の方の、エネルギー関係の質疑をさせていただきたいと存じます。  電源の基本計画が出ましたけれども、この中で、原子力と...全文を見る
○畑委員 ユニークとおっしゃいましたが、ただ、今の答弁でも、追加でなんですか、除染で五・五兆かかるとか、まさにそういうところは今の五・八兆よりはかかるわけですね。(発言する者あり)かかるわけですね。実は、私はそこを問題にしているんです。  つまり、あの二〇一一年の十二月の試算か...全文を見る
02月28日第186回国会 衆議院 本会議 第7号
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○畑浩治君 生活の党の畑浩治でございます。  私は、生活の党を代表しまして、ただいま議題となりました政府提出の平成二十六年度予算三案に対しまして、反対の立場から討論を行います。(拍手)  私たちは、公共投資を含めて、公需を支えるための財政支出は、否定するものではありません。本...全文を見る
02月28日第186回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  まずもって、本日、予算採決を行おうとすることについて、断固抗議をいたします。  今回の予算案は、まさに、四月からの消費税増税を目前にして、一般会計において過去最大規模の予算であります。私は、本来であれば、もっと充実したというか、さら...全文を見る
○畑委員 ぜひとも各国とその部分についての協議もしていただきたいと思います。  国会決議、重要五品目は決議をバックにがんがんやっていただいておりますが、国会決議はもう一つあります。国会に速やかに情報を報告するということであります。だから、この趣旨を踏まえて、公表のことについては...全文を見る
○畑委員 いつまでは言えないと思います。ただ、これは妥協してもまとめなきゃいけないんだということではなくて、こっちの主張を通した中で、がんがん交渉して国益を確保していくということで、ぜひとも頑張っていただきたいと思います。  次に、公共投資の話を伺わせていただきます。  公共...全文を見る
○畑委員 数字の部分が、実は、数字ありきじゃいけないんです。確かに、かつての社会資本計画の問題はそこにありました。  ただ、そういう定性的なものをしっかり中長期で記述した上で、それがどれぐらいなのかという見通しは結果としてあるはずだし、そこは示していただいた方がいいと思うし、問...全文を見る
○畑委員 金融緩和については私も否定しておりませんが、金融緩和を先行してやっていくという期待に訴えるだけであって、実体経済の需要とはまた別ですから、需要もあわせて上がることによってそういうことになってきたんだろうと思います。  そこの三十何兆、間の部分がどこに行ったのかというこ...全文を見る
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  私は、生活の党を代表いたしまして、平成二十六年度政府予算三案の組み替え、撤回のうえ編成替えを求める動議を提出いたします。  本格的な景気回復と国民生活の向上に資する適切な内容、規模の財政支出の必要性は認めますが、平成二十六年度予算案...全文を見る
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  私は、生活の党を代表しまして、ただいま議題となりました政府提出の平成二十六年度予算三案に反対の立場から討論を行います。  現下の経済状況に鑑みれば、本格的な景気回復と国民生活の向上に資する適切な内容、規模の財政支出の必要性は認めます...全文を見る
03月18日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  まず、農政改革の関係で議論させていただきたいと思います。  今回の農政改革、戸別所得補償の米の一万五千円の直接支払交付金を来年度半額にする。これは四年後には廃止するということでございます。これのかわりにというか、あわせて日本型直接払...全文を見る
○畑委員 来年度、飼料米にそういうふうに変えていくとした場合でも、需給が抜本的に急激に変わるとは思えなくて、そこは整備しながらやっていく。長期的にはふえるかもしれませんが、例えば、来年度という議論をした場合に、交付金が半額になる。そうした中で、飼料米への転換が急激に進まないとした...全文を見る
○畑委員 今、モデルケースで、大体こうした場合はこうだというのは試算されているという話を伺いまして、そこはちょっとモデルケースで伺いたいところもありますが、通告していないので細かい数字はあれですが、これはまさに今後の農政改革二法案の議論になりますので、そこで数字を踏まえてモデルケ...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。  おっしゃるとおりだと思います。歓迎して、これを通してほしいと思うのは当然です。  ただ、この情報公開の規定でさえも生ぬるいということもあるようには聞いておりますが、いずれにしても、これぐらいのレベルは、アメリカ政府は、歓迎して、通さなけれ...全文を見る
○畑委員 交渉して、議会にかけられて、仮に通った場合は、まさに全議員がテキストにアクセスができる、そういうことが入った規定が法律になるということです。ということは、アメリカ政府は、これに対しては守秘義務がありますからといってアクセスさせないことにはならないということになります。 ...全文を見る
○畑委員 アメリカ政府のことを私は聞いているのではありません。  アメリカでこういう法律が、通ることを前提に今かけられているわけですが、通った場合に、日本も並びの主張をしなければいけませんよね、議員が、我々が求めるわけですから。それに対して、守秘義務が要ると言っても始まらない、...全文を見る
○畑委員 ちょっと質問にお答えいただきたいんですが、秘密会なり、農水委員会なり、農水委員でもいいんですが、守秘義務をかけて公開することはTPPの秘密保持契約に反するんですかということをお聞きしているんですが、そこをお答えいただきたいと思います。
○畑委員 秘密保持契約に反するということであれば、アメリカのTPA法案の情報公開規定部分は、守秘義務というか秘密保持契約に反するということですね。
○畑委員 今、話がありましたが、どう評価するかお聞きしたかったわけです、アメリカの法案に対する評価ということでお答えにならないんでしょうが。  これは同じようにお答えにならないんでしょうが、であれば、議員立法で、例えば、論理的には、農林水産委員会でこういう情報公開を求める法案を...全文を見る
○畑委員 定性的な御説明で、具体的な指標にどういう基準で数字になっていくのか、ちょっと今の話だとわからないのです。恐らくこれから検討されていくんだと思いますが、これは農政の改革の大玉になって、農地を農地として維持するということであれば、自給力という関係がどうリンクしてくるのか、そ...全文を見る
03月26日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  本日は、まず、地元の要望とかいろいろ踏まえまして、森林・林業に対する支援策ということで若干お聞きしたいと思います。  林業に対する支援ですが、これは先ほど、鈴木議員の質疑だったと思いますが、木が売れれば、それが産業として成り立つこと...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。  今のお話で、主伐だからだめですというんじゃなくて、主伐の中の一定の要件を満たすもの、公益的機能に配慮してなされるようなものということで、そこに対する主伐の支援もあるし、その後の植林、造林に対する支援もあるということは理解いたしました。ぜひと...全文を見る
○畑委員 間伐も、一定規模以上とか一定の要件ということで、切り捨て間伐も支援されているということだと思います。そのことも地域に訴えながら、あるいは別の観点なり、要件ということはあるかもしれませんが、切り捨て間伐も支援されているということは理解をいたしました。  次に、よく言われ...全文を見る
○畑委員 これまで田舎はこういう素材を出して、売って、それによって利益を得るということでありましたが、まさに産業の維持、発想を転換して、そういう資源があるところにいろいろな産業を立地させていく、そういう観点からぜひともこれからもしっかりと御支援を賜りたいと思っております。  先...全文を見る
○畑委員 ちょっとその関係でお聞きしたいんです。そういうことで独立行政法人になったということなわけです。これは厳密には通告していないというか、ちょっとお答えを賜れればと今の議論を聞いて思ったんですが、独法ではなくて、先ほど申し上げましたが、政府の関与のある公的機関であれば特殊会社...全文を見る
○畑委員 引き続き、通告の質問に戻らせていただきます。どうもありがとうございました。  結局、特殊法人とか政府出資の民間法人としないで独法にするという今の御説明ですが、要は、政府出資の民間法人、特殊法人じゃなくて独立行政法人に移管することで、現行制度と比べて、どういう点が独法に...全文を見る
○畑委員 今のお話をお伺いしますと、まず現行、独法である森林総合研究所があるというところで、そこを利用するのが合理的である、独法だから予算は柔軟な措置で対応できる、民間のノウハウも活用できる、中間的な主体ということも含めてということなお答えだと思います。  お伺いしていると、そ...全文を見る
○畑委員 わかりましたというか、いろいろ検討すると、一番、全体の中で比較して、独法のこの森林総合研究所なんだろうなということだと思います。  それで、この独法に移管した後、まさにこれは採算が厳しいものでして、後は移管したからおしまいというわけにもいかないということなわけですが、...全文を見る
○畑委員 森林総合研究所は、まさにそういう森林保険、この保険機能がなかったところなので、確かにノウハウという点でも不安はありますし、また、そこのところが組織の中では小さい部分ですから、どうやって能力を高めていくかということもちょっと不安なところもありますので、きょうの議論もありま...全文を見る
03月27日第186回国会 衆議院 本会議 第11号
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○畑浩治君 生活の党の畑浩治でございます。  生活の党を代表して、本法律案に対して質問をいたします。(拍手)  地域を歩いていると、短期間での急激な政策転換に、農家から戸惑いの声が上がっています。現在行われている経営所得安定対策、すなわち戸別所得補償については、急激な方向転換...全文を見る
04月01日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  まず、日豪EPA交渉についてお伺いしたいと思います。  日豪EPA交渉、これは最近、新聞にもかなり載っておりまして、今週が山だということもかなり言われているようですが、要は、どういう交渉の方針と状況によってやっているのかということな...全文を見る
○畑委員 決議を踏まえて、引き続きということでありました。  この日豪EPAの交渉に関する決議、確かにこれはTPPと似たようなことを書いて、表現が微妙に違うんですが、「米、小麦、牛肉、乳製品、砂糖などの農林水産物の重要品目が、除外又は再協議の対象となるよう、」と書いてあります。...全文を見る
○畑委員 そこは、実は内閣官房の資料にも、以前どこかの委員会で、予算委員会ですか、議論したことがあるんですが、内閣官房の資料だと、除外または再協議というのは手を触れないというような趣旨のことが書いてありまして、であれば、そこはかなり国会決議も厳しい書き方をしたなと今になって思うん...全文を見る
○畑委員 大臣、先週の記者会見だと思いますが、EPA交渉の妥結がTPPにも何かいい影響があるとおっしゃったような、ちょっとそういう記憶がありまして、そこは一概には言えないということですが、いい影響なのか悪い影響なのか、率直にどうお考えになっているか、ちょっと感触をお伺いしたいと思...全文を見る
○畑委員 なかなかはっきりお答えいただけないと、なかなか残念でありますが。  以前、TPP交渉で、私は、組める国、仲間になる国があるのか、仲間を見つけないと、アメリカとバイでやっていって、なかなか厳しいのではないかということを申し上げたことがあります。さはさりながら、関税を引き...全文を見る
○畑委員 この議論はちょっと切りがないのでやめますが、ただ、結局は秘密保持協定、そういう契約がなくても、外交交渉だからということなわけですね。経済的な連携協定というのは、国家の安全保障の条約と違って、おのずからそこの出し方というのは違うのだろうと思います。  一生懸命情報公開を...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。  調査捕鯨の範囲におさまるにはどういうことを改善してやれば認められるのかという検討も恐らく必要になると思いますし、あるいは調査捕鯨から仮に撤退するとした場合でも、もちろん、鯨は食べられない、全くとれないことはなくて、調査捕鯨ではなくて、ノルウ...全文を見る
○畑委員 まさに漁業も、目先の漁獲高の推移に一喜一憂するのではなくて、中長期の観点が必要だと私も思っておりました。  農業とか林業というのは、割とそういう視点、特に林業は長期のものですから、そういうことになっておるんですが、漁業というのは、その日暮らしで、切った張ったでとってい...全文を見る
○畑委員 いろいろ実務的に難しいことがある、そういうお話だろうと思うんです。  日本の今の漁業管理の方法というのは、海区調整をして、海区を決めて、そこですみ分けるとか、あるいは船のトン数制限で漁獲量を決めるとか、あと、漁業団体の自主規制ですか、そういうのを組み合わせながらやって...全文を見る
○畑委員 そこが日本はうまくいっているというのは、いろいろデータで見ると、私は必ずしもそうじゃないんじゃないかというふうに見ておりますが、ちなみに、ここは事実をお答えいただきたいんですが、日本の漁獲高、これは養殖と天然物がありますが、そこの推移と、似たような状況にある諸外国の推移...全文を見る
○畑委員 この四、五年は別として、さらに前から、一九八〇年代半ばからとると、実はデータ的には、日本だけひとり負けなんですね。養殖は日本もほぼ横ばいでありますが、天然が激減していて、諸外国はトータルすると、今減少している米国等も含めて、実はトータルではそんなに減っていないというか、...全文を見る
○畑委員 よろしく御検討をお願いいたします。  それでは、残った時間で、あしたから法案審議が始まりますが、ちょっとその関係のものを、法案そのものじゃないですが、一問お伺いしておきたいと思います。  日本型直接払いなんですが、私は、直接支払いという用語の政府の使い方は違和感を持...全文を見る
○畑委員 今、中山間地払いをとってお話がありまして、中山間地直接払い、二分の一以上でしたか、個人に行くような形に基準がなっている。その議論をすると、恐らく手間賃としてたまたま行くという形じゃなくて、そのほかの環境払いとか水・環境資源ですか、その辺のところも含めて、どういう基準で個...全文を見る
04月02日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  まず、本日はいろいろ激しく、戸別所得補償あるいは経営安定対策の見直し、この経営二法をなされまして、朝一番の議論は大変激しかったなと思っております。批判について、間違っている部分もあるし、かなりいろいろあるんですが、冷静に議論させていた...全文を見る
○畑委員 制度導入の二十二年度から二十三年度が、一万三千五百七十七から一万四千六百三十七で、大幅に増加している。その後は微増、後でまた微減になっているという部分はあります。恐らく、後の方の微減は、これからの農政の先行き見通しなりいろいろなこともあって、なかなかふえない部分もあるん...全文を見る
○畑委員 そうすると、政府の今回の二法案で農地集積のペースが上がる根拠というのは何なんでしょうか。  つまり、今回の政府案というのは、これは野党案と比べて、理念の違いは別として、一番大きいのは米の直接交付金ですね。一万五千円が半減して、四年後にはなくなるということですが、これを...全文を見る
○畑委員 米の直接交付金をなくして、そこがやはり、離農した人が、年とった人がなかなか放さない原因だということなわけでしょうが、きょうの議論もありましたが、そこはちょっと認識が違うのと、あと、端的には、集積というのは中間管理機構でやるということ、これが一番大きい効果だと思いますが、...全文を見る
○畑委員 これをお聞きしていると、集積を速めることをやるというのは、単に米の直接交付金をなくするということであって、恐らく、それ以外はこの法律とは別に中間管理機構を使うところだというお答えだと思うので、この法案は、言ってみるほど構造改革を、急激に集積のペースを速めるということとは...全文を見る
○畑委員 入るのはいいんですが、そうやって改革を進めていった場合に、当然、抜ける人が出てくるというのは、そういうことなわけですが、地域を歩いていると、農地の集積を進めた場合、その受け皿を、俺らはどうなるんだということを言われるんです。年をとったりしてやめようと思った人がやめるのは...全文を見る
○畑委員 需要に合ったものをつくっていく、それはそうなんですけれども、農家の不安というのは、需要に合ったものをつくるために情報提供はしっかりやっていただくということがあって、生産調整もそうですね、五年後にそういう体制をつくる、ただ、そこがやはり実感としてわからないのですよね。 ...全文を見る
○畑委員 ちょっと早口で言っていただいて、よくわかったような、わからないような。決めの問題ですかね、一つの。うなずいておられますが、決めの問題だと思います。  この決めの問題の程度というのは、思い切りうまく転換した場合にこれぐらいなのか、自然体でこうなのかというのがちょっと今の...全文を見る
○畑委員 それで、実はきょう、岩手県が試算したものの資料をお出ししております。これでちょっと議論をしたいわけです。  二番目の「本県への交付金額の試算」、交付金額の試算で書いていると、これは本会議でも申し上げましたが、十六億円減少するということであります。  この十六億円をど...全文を見る
○畑委員 そうすると、試算ですから、確かにいろいろな前提があるわけで、ただ、恐らく、そういう個々の県の試算が出て、そこはいろいろな、正確、不正確もあって、ミスリードすることもあって、やはりそういう混乱することが不幸だと私は思っています。そこは、一つこういう前提を置いたんだと言いな...全文を見る
○畑委員 私は、一定の前提を置いて出せば出るのであれば、一定の前提と断った上で、国の試算もそうなっていますので、やることは害ではないし、むしろやった方がいいと思います。あとは、国がやるというよりも、例えば、典型的にはこういう類型で、こういう前提でというのを指導していただいてもいい...全文を見る
○畑委員 確認したいんですが、生産調整とリンクしたような交付金はなくしていくことと情報提供だとして、林議員でしたかね、飼料用米や他の転作への補助金があって、これは主食用米の生産を自主的に調整する制度ではないかと。要は、制度上、要件としてリンクさせないとしても、そこに誘導するような...全文を見る
○畑委員 これは最後の質問になると思うんです。厳密には通告していないんですが、恐縮です。  情報提供をしっかりやることで、生産調整がなくても生産者が自主的な経営判断でつくれるようになるということはそうなんですが、そこは、情報提供をしっかりやるということに尽きるのでしょうか。ある...全文を見る
○畑委員 私がイメージするソフトな行政指導は、きめ細かな需給状況とかこれからの見通し情報を出すとして、それで判断がつかない場合に、恐らく、生産団体なりあるいは生産者は、上部なりあるいは国、公的機関に相談してくる、この情報をもとに、生産調整じゃないですが、例えば、どれぐらい実際には...全文を見る
○畑委員 確かに、単なる情報提供ではやはり不安だし、そこは立ち行かないと思っていますが、恐らく、生産調整が残るんだと言う人もいるでしょうし、そうじゃない立場の人もいて、そこは悩ましいところであります。ただ、必要な行政指導は必要だと私は思っております。  だから、余り生産調整の廃...全文を見る
04月03日第186回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  用地の関係について確認をさせていただきたく、きょうは議論させていただきます。  私、二月三日の予算委員会の質疑の際に、野党の案を示しまして、五十戸未満の小規模住宅施設についても収用適格性を付与すること、使用期間の更新も含めて、土地収...全文を見る
○畑委員 まさに、具体的困難事案は、私も説明して、自治体と意見交換してお示ししたところであります。恐らくこれを提案した後にそういうことをやられたというのは、私は、やはり国の姿勢、取り組みが遅いと思います。  それから、緊急使用が今まで件数が少ないのは、まさに使いにくいからであり...全文を見る
○畑委員 そこは本質的な問題だと私は思いますが、いずれにしても、法律を通すのは国会ですから、国会で議論をさせていただいて、通ればいいと思うんです。  今、大臣、検討もやっていたとおっしゃいましたが、とてもそういう話は聞きませんでしたし、検討をやっているそぶりはありませんでしたが...全文を見る
○畑委員 今ので足して十カ月半以上となるわけです。この実態から見ても、六カ月の緊急使用は、とても足りないわけですよ。こういうことを考えていただいて立案した方がいいと思うんです。  それで、結局、この六カ月を延ばす必要がある。これを一年にするかどうかということもありますが。  ...全文を見る
○畑委員 そこはお答えになりませんでしたが、これは算数の問題ですから、明らかに六カ月では厳しい、あるいは一年でもちょっとはみ出る部分があるかもしれない、そういうことは申し上げておきたいと思います。  それから、次の事実確認というか議論をさせていただきたいと思います。  土地収...全文を見る
○畑委員 それで、まさに、合理的な範囲でどれぐらい記載するかというところにかかってくるわけですが、資料の最終ページをごらんいただきたいと思います。  土地所有者への通知、あるいは損失補償の支払いに当たってどの程度調査を尽くさねばならないか。  土地調書を添付しないで登記簿名義...全文を見る
○畑委員 まさに、その調査義務が運用のところに任されて、どの範囲というのは法律上書けないですからこれは運用なんですけれども、ただ、やはりそこに疑問があるところが、かなり現場にはあります。  自公案を出していただいて、これはいいんですが、緊急使用をやる場合に、書類が省略されて裁決...全文を見る
○畑委員 時間が参りました。  要は、だから、どれぐらいの調査義務を尽くすかというここの部分、これがやはり現場で心配されるところでありまして、ここは、それぞれの案がありますが、そこの部分をどうやって軽減するか、いろいろな可能性を追求していかなければいけないと思います。  そう...全文を見る
○畑議員 ただいま議題となりました東日本大震災復興特別区域法の一部を改正する法律案につきまして、提出者を代表して、提案の理由及び内容を御説明申し上げます。  我が国に未曽有の被害をもたらした東日本大震災から三年が経過し、被災地において、復興事業が本格化する中、今なお多くの被災者...全文を見る
04月08日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  早速質問に入らせていただきます。  まず、谷口先生にお伺いしたいと思います。  谷口先生におかれましては、本日、六名共同提案の法案のメリットとか意義を、わかりやすく、体系的に、論理的に御説明いただいて、本当にありがとうございました...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。  それから、農政改革のあり方、進め方というところで、総論ですが、これは中嶋先生と谷口先生と下渡先生にお伺いしたいと思います。  安倍総理とか林農水大臣が、戸別所得補償政策が農地集積や構造改革をおくらせたという答弁をこの国会の審議でしておりま...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。  次は、生産調整のあり方についてお考えを伺いたいと思います。これは、中嶋先生、谷口先生、そして横田代表取締役にお伺いしたいと思うわけでございます。  政府がきめ細かい情報提供をしっかりやっていくことで、要は、行政による生産調整をやめて、農業...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。  次に、中嶋先生にお伺いしたいのです。  農家支援の直接払いの方法というのは、これまでの戸別所得補償、経営安定対策のように、不足払い、収益と費用の間の幾分を払うというEU型の直接払いの考えだと、非常に政策検証もわかりやすいし、その基準もわか...全文を見る
○畑委員 時間が参りましたので、終わります。  本当に、参考人の先生方、大変貴重な御意見をありがとうございました。
04月10日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  最後なので、私もかなりかぶりましたので、通告の範囲内ですが、ニュアンスを変えたり、あと、更問いっぽくなるかもしれませんが、その点を御了承願いたいと思います。  まず、国会決議との関係で、ちょっとミクロな議論をさせていただきたいと思い...全文を見る
○畑委員 一般的な定義は結構です、法的な、厳密な議論をしているわけではありませんので。  ただ、この決議を踏まえ交渉すると大臣もおっしゃっておりましたが、決議を踏まえるということは、一般的な文言も含めて、定義というものは当然腹に置いておかなければ交渉できないわけであります。 ...全文を見る
○畑委員 該当するかどうかということに対してはそういう答えになると思いますが、となると、きょう、これは一般論では質疑がたくさん出ましたが、今回の日豪EPAの牛肉の関税の引き下げ、これがこれからの協議のモデルに当然ならなければならないだろうと思います。  であれば、先ほど林委員か...全文を見る
○畑委員 影響はおっしゃっていただかなくて結構ですが、我が国の交渉方針というのは、当然、これをベースにとは言えないんでしょうが、要は、こういう今回の日豪EPAの合意を前提、ひな形にというか、これを下げずに交渉する方針であることは確かなのでしょうかということをお伺いしたいんです。
○畑委員 決議を踏まえ、これを守ることは変わっていない。ただ、そこまで厳密に除外、再協議の定義もおっしゃっていただけないし、そこは守っているか守っていないかというところが、非常にこの文言についての議論が深まらないところです。何となくすっきりしないし、本当にそうなのかなと思うわけで...全文を見る
○畑委員 わかりました。  予断をもたらすような合意はしていないということは、要は、将来再協議するだけであって、ゼロベースだということで理解してよろしいんでしょうね。もう一度、同じことになるかもしれませんが、ちょっと大事なところなので、お伺いしたいと思います。
○畑委員 確認をいたしました。ありがとうございました。  では、影響の方なんですが、今回の合意の重要農産物に与える影響については、これはそんなにないだろうという話がございました。  ちょっと具体的にお伺いしたいわけです。  この合意で豪州産の牛肉関税が引き下がれば、セーフガ...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。しっかりと注視しながら検討をいただければと思います。  それで、ちょっと時間がありますので、厳密には通告していない部分ですが、きょうは局長に来ていただいていますので、お伺いしたいんです。  影響がそれほどないということなんですが、先ほどの議論...全文を見る
○畑委員 これを踏まえて、大臣か、江藤副大臣でも、通告していなくて恐縮ですが、ちょっとお伺いしたいんです。  先ほど篠原議員からもありましたが、試算のことです。  私は、国際交渉というのは、いろいろな状況の中でフレキシブルにやらなきゃいけないので、かちっとした試算はもちろん求...全文を見る
○畑委員 私は、そこは認識が違うというか、ちょっと残念です。  やはり、これは、影響がないならないで、一定の前提を置いてもいいんですが、一定の前提だということをしっかり誤解のないように言っておけばいいのです。そこの、米のところの議論でもそうですが、なかなか試算を出したがらない、...全文を見る
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  長時間、皆様、本当にお疲れさまでございます。  それでは、早速質問に入らせていただきます。  まず、生産調整についてお伺いしたい。これは松本さんと光吉さんと原口さんにお伺いしたいと思います。  生産調整について、あり方について伺...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。  次に、御四方にそれぞれお伺いしたいんですが、今度、政府の案でいろいろな交付金、制度ができることがいろいろ議論されています。これは、きのう、国会の方の参考人質疑で、新たな助成金体系は必ずしも魅力的ではないと言っている先生がおられました。その理...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。難しい質問を、大変恐縮でございました。  それでは、もっとシンプルな、理念の質問をさせていただきたいと思います。  きょう、議論を聞いていて、要は農家支援の理念なんですが、これは松本さんと光吉さんと原口さんにお伺いしたいと思います。  要は...全文を見る
○畑委員 たびたび難しい質問で、大変恐縮でございました。  私も、思いは、農業だから無条件で、他と違うんだから、特殊なんだから、お金を個々の農家に入れなさいと言っているわけではなくて、戸別所得補償の背景としては、もちろん、農業の有する多面的機能とか公益機能を前提にしているわけで...全文を見る
○畑委員 長時間ありがとうございました。終わります。
04月15日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
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○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  早速質問に入らせていただきます。  まず、今回、農地の多面的機能の発揮、これがメーンになるということで日本型直接支払いがつくられるわけですが、この事業の効果の検証をどうやって行うかということをお伺いしたいと思います。  というのは...全文を見る
○畑委員 こういうものはしっかり評価するとともに、恐らく数値化することもあるのかどうか。よく、これは公共事業なんかでBバイCと言われますが、特にこういう曖昧なものを評価する場合、定性的なものでいいのか、あるいは相当程度数値も入れて客観化していくのかという議論はあって、そこをどうつ...全文を見る
○畑委員 恐らく、法律でしっかり検証するというか、この法案を前提にするとすれば、そういうところの規定も今のを聞いていて必要なのかなと思いましたが、これはこれでしっかり客観化するという議論をまたしていきたいと思います。  次に、質問を移らせていただきますけれども、直接支払制度とは...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。  それは、中山間地以外のおっしゃっていた部分も、二分の一以上を個人配分に支払うというところは同じ、変わらないというか、そういうことだと理解していいんでしょうか、その集落の話し合いによってというんでしょうが。集落の話し合いによって、いかような、...全文を見る
○畑委員 そうなると、物によっては、いろいろ性質があって、個人に行くかどうかはわからない部分もあるというふうな答弁だと理解いたしました。  そうすると、以前もおっしゃっておられました、二分の一以上個人に行くから、実質的には直接なんだという論拠は崩れるのかなと思っております。 ...全文を見る
○畑委員 日本型ということで、世界の定義とはちょっと違いますが、そういうことを言って使っていくということだと思います。  本当は、そういう意味では、農家なんかでよく聞くのは、できるだけ個人に配分してほしいというのはよく言われます。そこは、集落のいろいろな話し合いということがある...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。  次に、別の質問をさせていただきたいと思います。  これは、法律云々という話とはまたちょっと違うんですが、中山間地の支援というか、中山間地の農地の流動化について伺いたいと思います。  佐賀の地方公聴会で、農業法人をやっている方が言っておら...全文を見る
○畑委員 恐らく、そういうことをするためには、中間管理機構がしっかりと能力を持って、コーディネート機能とかアドバイザー機能を持たなければいけないということだと思います。  地域を歩いていると、やはり中間管理機構の役割は勘違いされていまして、貸したいところはこういう条件の悪いとこ...全文を見る
○畑委員 そうすると、結局、従来型の意味での行政の公的関与はなくなるけれども、やはりコーディネート機能、アドバイザー機能、そしてバックアップ支援機能と、ソフトなそういうものが残るというイメージですね。確かに、そういうことも含めてしっかり支援できる体制をとらなければいけないという問...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。  農協改革は私も必要だと思います。今の農協の状態でいいわけではありませんので、しっかりと機能する農協をつくっていただきたい、そういう意味での改革をしっかり進めるべきだと思います。  時間が参りましたので、これで終わります。ありがとうございま...全文を見る
04月16日第186回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
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○畑委員 ただいま議題となりました東日本大震災の被災地における復興整備事業の用地取得の更なる迅速化に関する件につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。  趣旨の説明は、案文を朗読してかえさせていただきたいと存じます。     東日本大震災の被災地に...全文を見る
04月16日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  早速質問に入らせていただきます。  先般の参考人質疑のときに、東京農大の谷口教授が、この新たな助成金体系について、必ずしも魅力的だとは言えないとおっしゃっておられました。その趣旨は、ハードルが高いということのようですけれども、要は、...全文を見る
○畑委員 いろいろなメニューを使いながらインセンティブをつけているということで、努力していただくということだと思います。  それで、これは難しいのかもしれませんが、最大限もらえる人、飼料米でいえば十万五千円ということになるんでしょうが、そこの割合というのはどの程度と試算していま...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。  三%ですが、これがどの程度までいくかというのは結局かなりハードルの高いあれかなと思ったんですが、これはこれで頑張っていただくとして、これは始まった後、当然検証が必要になりますよね。つまり、これは、地方公聴会で佐賀の市長さんがおっしゃっていて...全文を見る
○畑委員 データに基づいてしっかり検証していく、そういうことでよろしくお願いしたいと思います。  次の議論をさせていただきたいと思います。  飼料米がしっかり需要が高まって転換していくかどうかという議論をするときに、やはりどうしてもこの前の日豪EPAの合意がございまして、これ...全文を見る
○畑委員 TPPの件は、やはりそういうお答えかなと思ったんです。  今の議論を聞いていて、そんなに影響はないとしても、結局、酪農、畜産農家がふえるようにはならない。少なくても、横ばいなり微減していくということは確かなんだろうと思います。  いろいろ心配した中で、きょう、農協か...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。  これを見ると、経営規模の拡大というか、構造改革はある程度なだらかに進んでいるという反面、絶対母数ですね、特に、百五十三万頭から百四十何万頭でしたかと飼育頭数が減っているということで、結局、自由化が日本の飼育頭数がふえる要因にはならないという...全文を見る
○畑委員 ということは、絶対数の母数は、そういう前提の中で、トウモロコシからどうやって切りかわっていくか、そこのところなのだろうと思います。  そういうことで、飼料米の充実加算というかお金は出しているということで、価格競争力は遜色ないようにしていくということなわけですが、これも...全文を見る
○畑委員 そういうものを使いながら、しかも、なおかつ充実させながら、ぜひともよろしくお願いしたいと思います。  そして、その関係でお聞きするんですが、これは確認です。  今、稲わらを飼料として使用するというホールクロップサイレージのやり方もありますが、これはもちろん、飼料米が...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。  確かに、地元でそこのところの疑問がありました。確かに、おっしゃるとおり、従来のやり方、数量ではなくて、面積でやっていくということが合理的だと思います。引き続き、そういう形で、活用をしっかり、よろしくお願いします。  別の論点を質問させてい...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。  これは予算の総額の関係も含めて決まってくるんでしょうが、まさに意欲と能力のある農家をしっかりやっていただくという形での運用をよろしくお願いしたいと思います。  次に、ちょっと輸出の話を私もさせていただきたいんですが、輸出という場合、例えば...全文を見る
○畑委員 できるだけ輸出もしながら、需給を引き締める、価格を支えるということも必要だと思います。  例えば、EUとかヨーロッパ、アメリカもそうですが、国内価格が下がってくると、安くなるわけですから、外国に売れるわけで、そうした中で国内の需給も引き締まるという効果があって、結局、...全文を見る
○畑委員 それは一つの考えだろうと思います。  もちろん、その場合、納税者の理解ということですが、戸別所得補償でも納税者の理解は私は理屈上得られると思うんです。  あと、検証のやり方ですね、検証の容易性。戸別所得補償政策だと検証が容易なわけですね。結局は、出し方も容易ですけれ...全文を見る
○畑委員 農地を農地として維持するところに対する支援を充実させながら、結局そこのところのペナルティーは従来と変わらないというわけです。そこは政策のバランスとして、私はいかがかなと思います。  端的には、耕作放棄地をつくっちゃいけないというところもあって、だから農地をしっかりと維...全文を見る
○畑委員 まさに、そこの遊休農地対策、利用権の設定とか、その遊休農地対策がどうやって進んでいくかというところは見なきゃいかぬと思います。  遊休農地対策の法律改正がされても、結局、利用権設定の勧告なり利用実例がほとんどなかったというか、たしかほとんどなかったと思いますが、そうい...全文を見る
04月17日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
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○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  本日は、まず、大所高所の議論をやらせていただきたいと思います。  例えば、国土政策の観点も含めて、人口減少時代における農地のあり方ということでございまして、今、国土形成計画法ですか、これは国交省の所管だと思いますが、新たな国土のグラ...全文を見る
○畑委員 これは、まさに農業の論理というか、農政の方からしっかりとリードしていただきたいなと思っています。  実は、危惧するのは、国土政策なり日本全体のことを考えた場合には、今までもそうなんですが、コンパクトシティーの議論もさっき岩永委員からありましたが、国交省というか、開発の...全文を見る
○畑委員 日本の場合には、農振農用地区域の規制でまずやって、そして農転のところで抑えているという規制で、実は欧米と、特にヨーロッパと違うのは、ゾーニング制をとっていないわけですよね。  これは、同じ効果が出ているからいいのかもしれないという気もするんですが、ただ、人口が沈滞して...全文を見る
○畑委員 女性の視点をぜひとも生かしていただくよう、お願いしたいと思います。  農業の議論をしているときに、これから日本の農業の生きる道は、六次産業も含めて、付加価値を高めてブランド化するというところだと思います。そういう場合の商品感覚というのは、いろいろな商品化を含めて、女性...全文を見る
○畑委員 需要をもとにというのはそのとおりなんですが、現行の戸別所得補償に基づく生産調整でも、別に需要を行政が判断して割り当てればいいので、そこはあながち需要を無視しているわけでもないと思いますし、中食、外食で売りたければ、これは実質的な選択制ですから、その範囲から外れて、どんど...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。  さはさりながら、事実としては、二十二年が四・一万ヘクタールから二十三年が二・二で、大体二・幾らで推移していることを見ると、やはり大きな効果が数字としてあらわれているなと思っております。  本日は、そのことを申し上げて質問を終わります。あり...全文を見る
04月23日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
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○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  まず、やはりTPPの関係をお伺いしたいわけですが、TPPの日米交渉と国会決議の関係、これは長らく、何回も本日も議論がありましたけれども、お伺いしたいと思います。  TPPで、この重要五項目を守るということがどういう意味を持つというか...全文を見る
○畑委員 私はこの部分をきちっと通告いたしましたが、いずれにしても、交渉する以上、そのトップの総理が除外とはどういう定義かわからなければ、私は国益を守れるはずがないと思います。今の答弁は、私はちょっと失望いたしました。  本日、私は資料をお配りしております。かねてよりの議論でや...全文を見る
○畑委員 やはり、なかなかトーンダウンしているなと思いました。  日豪EPAの譲歩を上回らない覚悟でやると言っていただければ、別に結果的にそうなるかどうかというのは、交渉ですから、何もそこはフィックスしろとは言いませんが、やはり最初から交渉の覚悟がちょっと弱くなっているような気...全文を見る
○畑委員 需要に即して生産されることが望ましいというお答えがありましたので、自主的といいながら、やはりそこはしっかり需給の見通しを持ってやっていくことが必要だというふうに私はきょうのところは受けとめました。  実は、これまでも農政改革の法律の議論の中で、いわゆる減反廃止という本...全文を見る
○畑委員 改めて、畑浩治でございます。  最後になりましたが、皆様、もうしばらく御辛抱を賜ればと思っております。  先ほど、総理に対して、生産調整の意義ということをお伺いしましたが、資料をお配りさせていただいております。これは平成二十三年度の食料・農業・農村白書からとったもの...全文を見る
○畑委員 そうすると、きめ細かい情報提供によって生産者の自主的な生産調整を行うことの方が、戸別所得補償制度と絡めた生産調整よりうまくいくというお考えでしょうか。そこの根拠をお伺いしたいわけです。  そこは、生産調整が、自主的じゃなくて、やや緩くなっても、構造改革をやって、むしろ...全文を見る
○畑委員 まさに、しっかり需給の見通しをとって、そしてこれがうまくいくためには、やはり事前の契約とかそこの見通しがしっかりできることなんです。そこがちょっと見えないものですから、若干不安というか疑問を持っているんですが、これはこれで終わらせていただきまして、次の議論をさせていただ...全文を見る
○畑委員 結局は、そこは構造改革が進んで、いかに集約されていくかという議論がかかわってくるので、この制度そのものがいいのか悪いかというところは若干違ってくるのだろうと思います。そこはそこで、認識がちょっと違いがあるところがあります。  それで、今、多面的機能払いという話がござい...全文を見る
○畑委員 制度の趣旨はわかりますが、その直接と呼んでいるのが、従来、中山間地域等の直接支払いがあるんだというお答えもあると思うんですが、これを大々的な根本の政策にしていく、柱にしていくときは、やはり厳密な用語を使わなきゃいけないと思うんです。そういう意味で、直接支払いというのは、...全文を見る
○畑委員 今の御説明を聞いて、用いる必要がないというよりも、法制上用いることができなかったというのが正しいと思います。九条に、共同者に対して交付するということであれば、直接ではないですよね、法制局的にいうと。だからこそ、直接支払いとは言わなかった。  私は、この制度のたてつけと...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。そこは、やはりそういう形の配慮があって設定されているということは伺えました。  そこで、心配なのは、日本にトウモロコシを輸出してくる業者というのは大規模なんだろうと思います。結局、日本の飼料米のそういう支援を含めた価格づけを見ながら、さらに価格...全文を見る
○畑委員 そうすると、いろいろな複合要因があってシカゴの市場相場で決まってくるということはわかりましたが、かつての石油メジャーが市場の独占力を背景に価格設定、相場を変えていったというような、そういうおそれが穀物メジャーに関してはないんでしょうか。
○畑委員 要は、一国とか一部の主体のみ負っているわけではなくて、多様な輸入ルートがあって、そこは心配ないということだと理解をいたしました。  それでは、法律の質問はこれぐらいにしまして、最後に別の質問をさせていただきます。豚流行性下痢についての質問でございます。  これは各地...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。ぜひともしっかり、よろしくお願いしたいと思います。  時間は少々余らせておりますが、最後の質問でございますので、そろそろ終わらせていただきます。  本当に、予算委員会並みの連日の法案の審議でございました。私も連日質疑に立たせていただきまして、...全文を見る
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  政府案の修正部分に対して賛成、残余の部分について反対、野党案について賛成の立場から討論いたします。  政府案については、そもそも農業者支援の理念が我々の考えるところと全く異なります。農業者戸別所得補償制度は、再生産可能な農業所得を補...全文を見る
04月25日第186回国会 衆議院 本会議 第21号
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○畑浩治君 生活の党の畑浩治でございます。  ただいま議題となりました政府提出の二法案に対し、生活の党を代表し、反対の立場から討論いたします。(拍手)  政府案については、そもそも、農業者支援の理念が、我々の考えるところと全く異なります。  農業者戸別所得補償制度は、再生産...全文を見る
05月21日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
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○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  この法律の地理的表示保護制度についての保護のあり方というか、ここについてお伺いしたいと思います。  この地理的表示保護制度は、商標法による地域団体商標制度であれば、これは知的財産権という権利であって、訴訟の客体になるような権利だと思...全文を見る
○畑委員 実は、国内的にはそれで取り締まりが十分できるのだろうと思います。ちょっと心配なのは、きょうたびたび議論がありましたが、外国の主体が模倣した場合の取り締まりのあり方であります。  結局、外国の主体がぱくってやった場合には、これは日本の行政当局が取り締まるものですから、外...全文を見る
○畑委員 マークを使った場合には、確かに、そのマークを通じた当該国の商標法に基づいてそのような訴訟を起こすなり、求めることは可能だろうと思います。それはしっかりやっていただかなきゃいけないんです。  例えば、この制度そのものと言えるかどうかはあれですが、マークを使わないで、青森...全文を見る
○畑委員 やはり不法行為なんだろうと思うんですね、損害賠償で。それをやるということは、もちろんどの国でも可能だと。やる場合には、まねをされた人が損害を受けたことに気づいたときというのはもちろんそうなんですが、そこは、実は業者が網を張ってもわからないこともあるわけですから、国は、大...全文を見る
○畑委員 ぜひとも施行状況を見ながら検討をいただきたいと思います。  やはり、よりよい原材料、農業の振興ということに役立ちますので、簡単に言えば、一つ上のプレミアム地理表示制度というか、スーパー地理表示制度みたいなものをやっていただくことが大変いいと思うので、これは今後の検討課...全文を見る
○畑委員 利益相反になるということですね。なるほど、そういう考え方のもとでこうやったと。  実は、地方公共団体がやった方がいいと思ったのは、体制的にも、現行、それなりにあるなと思ったんです。  こういう危惧の中で、結局、農林水産省、国がやるとした場合に、若干疑問があるのは、実...全文を見る
○畑委員 よろしくお願いしたいと思います。  ちょっと危惧するのは、結局、商標制度とかいろいろなものがあって、そこの関係を使いながら、またそれぞれの制度で組み立てて、今回地理的表示制度ができたわけですが、そこのところをこの制度が、実は、実効性がある模倣品の取り締まりも含めて動き...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。  この検討に当たっては、意見で言われたことに対して、メリット、デメリット、両方を客観的に見ながらやっていかなきゃいかぬのだろうと思います。もちろん政策というのは、やった場合にはメリットもあるし、当然、副作用、デメリットもあって、両方を比べなが...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。  実は、規制改革会議ではそのデメリットの議論は余りなかったと聞いたので、これから恐らく政府間とか農水省も含めた検討になっていくんでしょうから、そこはそういうデメリットも含めて、もちろん、今、江藤副大臣からあったように、株式会社だとしても、株の...全文を見る
05月22日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号
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○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  TPPについて、最近報道されていることを含めて、きょうは、総論的に確認するという趣旨の質問をしたいと思います。新聞に載っておりますので、大体そのベースレベルはお答えいただくことを期待しての質問でございます。  まず、交渉方針について...全文を見る
○畑委員 であれば、方程式合意ということがもうマスコミで言われておりますので、これは、関税の引き下げのいろいろなやり方はあるけれども、そこは、再生産可能な形での関税引き下げという方針の交渉はあるし、そういう流れで動いているんですねというのを端的に確認したいと思います。
○畑委員 今のもすれ違いで、お答えいただいていないんです。  方程式合意の中で、再生産可能なレベルであれば関税引き下げがあり得る、そういう理解でいいんでしょうか。もう一回その点をお答えいただきたいと思います。
○畑委員 曖昧ですが、要は、こういうことも新聞に載っているわけですよね、方程式合意だと。新聞に載っているレベルのことを、国会で曖昧にして、かわして答えられるというのは、だから情報公開が不十分だと言われると私は思いますよ。  では、その関係で、ちょっと飛ばしてお伺いしたいと思いま...全文を見る
○畑委員 方程式合意について、日米ということでありましたので、ちょっとさかのぼってお伺いしたいと思います。  日米合意の中では、方程式合意、やり方のパッケージについては共通の認識を持ったということだと理解しておりますが、最近、報道ベースで見ると、米国はこれについて蒸し返し始めた...全文を見る
○畑委員 しっかり交渉していただきたいと思います。  きょう何回も議論がありましたが、米国との交渉というのが、米国がTPA法案の交渉権限をとらずに大統領というか行政が交渉していますので、米国として後で修正されないように、大幅な妥協を日本からかち取る形でしか決定できないのが今の実...全文を見る
○畑委員 仕事の仕方として、私はそのようなのはどうかと思いますね。つまり、普通、仕事というのは尻を切ってやるものであって、事務的に詰めていって、その結果を見てということだと、これは、TPPを推進したい方にとっても漂流するおそれが出てくるんじゃないでしょうか。  結局、きょうの議...全文を見る
○畑委員 そうであれば、夏のこの七月が大きな山だ、その山でうまくいけばいいし、うまくいかなくても、引き続き、中間選挙後ということにとらわれずに、交渉を鋭意進めていくという答弁の理解だと思いました。あくまで国益がしっかり確保されるという形でどうやっていくかというところだろうと思いま...全文を見る
○畑委員 そういうお答えになろうと思いましたが、であれば、ぜひとも、心ある与党の皆様、内閣委員会に出されておりますので、つるさずにしっかり議論していただく、このことが、自民党内の議論及び国会の決議を忠実に踏まえたことになると私は思っております。  そのことだけを申し上げて、本日...全文を見る
05月27日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第17号
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○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  まず、農協改革の関連でお伺いしたいと思います。  日本型直接支払いのときの議論で、生産調整の件で、生産調整を実質的に廃止して、行政が割り振るやり方をやめて、生産者団体がきめ細かい情報をもらうことによって自主的に判断できるようなシステ...全文を見る
○畑委員 これは個々の単協がしっかり判断できるというのが理想でありますが、上部団体のいろいろな調整、指導が必要なのかどうかという観点はやはりこれから議論しなければいけないと思いますので、その点はまた検討をお願いしたいと思います。  次に、TPPについてお伺いしたいと思うんです。...全文を見る
○畑委員 精神論はわかりますが、工夫の内容がやはり具体的にわからないわけであります。  端的に言うと、今、野党案で内閣委員会に出している法案というのは、こういう交渉については定期的に国会に報告することとともに、一つ仕組みを加えていまして、守秘義務の関係をクリアするためには、受け...全文を見る
○畑委員 法案についてのコメントは要らないわけでありますが、法案でこれをやるかどうかは別として、守秘義務をしっかりかけることで公開する方法はあるかないか、法案とは別に、そういうことについてのお考えを賜れればと思います。
○畑委員 なるほど、制約があるという中で、ちょっと否定的だというふうなトーンだと承りました。  そこは、それでいいのかどうか。やはりある段階で、マスコミの報道が先行してこういう方向になっているというのは、非常に地域の農家に対しても不安を与えております。端的には、政府は、決まって...全文を見る
○畑委員 この検討の方向を見守りたいと思いますが、これは簡単じゃないんですが、本来であれば、その受け入れについて、監理団体ではなくて、使いたいところがしっかりと受け入れる申請をして、審査を受けられる体制がいいと私は思っています。  さはさりながら、それは、海外に支店とか出先がな...全文を見る
○畑委員 よろしくお願いしたいと思います。  外国人労働者の導入というか受け入れというのは、大きな全体の分野の中で議論にはなると思いますが、そこは研修生という形でやっています。これは難しいんですが、一定の限定した範囲でどうするかという議論もしなければいけないのかもしれません。 ...全文を見る
06月04日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第18号
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○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  早速議論に入らせていただきます。  特定農産加工物の前提として、自由化によって、加工前提の素材の農林水産物そのものもかなり影響を受けて厳しくなっているというのは当然のことでありますけれども、ちょっと短角牛を例にとって伺わせていただき...全文を見る
○畑委員 まさに規模拡大も含めてということで、短角について言うと、難しいのは、家族経営で、田舎のかなり厳しい零細な地域が産業的な感じじゃなくやっている部分があって、そこの規模拡大は難しいということになっているんだろうと思います。  結局、こういうものは、牛に限らず、農産物もそう...全文を見る
○畑委員 所得税、法人税の特別償却率自体、三〇%は変わらないで来ているんでしょうか。ちょっと確認をさせてください。
○畑委員 わかりました。  さはさりながら、恐らくTPPの絡みで、TPPはこの内容だと私も反対ですが、そういう中で、支援の対象事業のみならず、支援の内容も、TPPの関係によっては、恐らく深掘りする議論が必要になってくるかもしれないと思っております。そのことはちょっと申し上げてお...全文を見る
○畑委員 よろしくお願いします。  今聞いたら、思ったより適用件数というか利用実績がないなという気もしましたのですが、これは周知なのか、それとも何か別な要因があるのか、ちょっとわからないところであります。  今、復興については、そういう農林水産業のところはかなり軌道に乗ってお...全文を見る
○畑委員 ちょっと具体的なことをお伺いしたいわけでありますけれども、今、牛肉、豚肉については、関税の引き下げと、それに見合ったような形の輸入枠の設定、そしてセーフガードとの組み合わせ、いわゆる方程式合意ということで、それをどうやってその変数を変えていくかという議論が行われていると...全文を見る
○畑委員 確認しました。ありがとうございます。  それで、もう一つ、先ほどの答弁で十分お聞きできなかった部分を確認させていただきたいんですが、ISD条項の議論については、TPP関係国の中でセットされているわけではなくて、まだ交渉中、決まっていないという理解でよろしいですか。
○畑委員 ちょっと時間はありますが、質問は大体やりました。また、午後もさせていただきますが、午前中は、これで終わらせていただきます。  ありがとうございました。
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  早速質問に入らせていただきます。  養豚、花卉の関係の法案ということで、振興法が今検討されて、きょう採決ということでありますが、振興法のあり方について、ちょっと思うところを述べたいと思います。  振興法というのがいろいろあるわけで...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。  それで、養豚の法律の中に法律事項っぽいのが一つありまして、その他の中の附則ですね。食品残渣を原材料とする飼料の製造及びその利用の促進を図る観点から、これらに係る規制について検討と、規制をいじっている部分というか、いじっていませんが、これから...全文を見る
○畑委員 現段階で現行法の不都合は認識されていないということでありますので、恐らく、中長期の課題ということも含めて、立法者の気持ちでは入れておられるんだろうと思います。  いずれにしましても、食品ループが閉じている場合のリサイクルというところを広げるというやり方が一つと、あと、...全文を見る
○畑委員 では、この件ではなくても結構です。  一般論でお伺いしたいわけですが、これはどの政策でもそうですけれども、今JAの改革もありますが、いろいろな法律をつくる場合でも、規制を打つ場合でも、振興策で支援する場合でも、当然、施策を打つ場合には、その施策を打つ場合の効果と副作用...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。  結局、関税引き下げとかをやる場合に、それに決定しているわけじゃないというのは、今までのあれで、それは百歩譲って認めるとして、やはりいろいろな選択肢というのは腹の中で検討して、急に相手からボールを投げられた場合に、打ち返すために勉強しているの...全文を見る
○畑委員 確かに、花については、今まで施策の法体系がすぽっと抜けている部分だったと思います。この法律をもとに、まさに国民のメンタリティーの部分も含めて、醸成と推進というか、そのコーディネートも含めて農水省にやっていただくように取り組みをよろしくお願い申し上げまして、質問を終わらせ...全文を見る
06月05日第186回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第7号
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○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  岩手選出の被災地の議員でございまして、本当に皆様の活動には敬意を表させていただきます。そして、四人の参考人の皆様、本当に貴重な意見をどうもありがとうございました。  私自身、単純に申し上げまして、原発というのは、福島第一原発の事故が...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。  私も、結局、これはイデオロギーじゃないんだろうと思います。国を愛する、地域を愛する考えを持てば、これは保守、革新、関係なく、おのずからやはりそこの考え方というのはすり合ってくるんだろうと思います。  あとは、手法論とか時間軸とかいろいろあ...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。大変すばらしい御意見をいただきました。  そして、最後になりますが、イデオロギーじゃなくて議論する前提として、原発のコストということで、岡本先生と、知事時代から佐藤前知事、問題意識があったと思うんですが、原発のコストが果たして安いのかどうか。要...全文を見る
○畑委員 終わります。ありがとうございました。
06月11日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第19号
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○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  まず、法案について御質問させていただきます。  ウナギについての、希少生物の関係で、この法律が委員長提案で出されるというのが想定されておりますが、議員立法の中の関係で、規制措置が想定されている。これをしっかりやっていくことによって、...全文を見る
○畑委員 このアジアの枠組みの中でしっかりと国際的に管理ができるということが、危惧された事態に陥らないために重要だと思いますので、ぜひともよろしくお願いいたします。  そして、今回の議員立法で、まさに指定養殖業の許可制度という規制が盛り込まれることが想定されております。  私...全文を見る
○畑委員 結局、時間軸で、五月から、そして、来年恐らく附属書掲載の可能性、危険性がある中で、今国会で法律を通して速やかにそういう体制をつくってやっていこうということだろうと思います。  恐らく、閣法でやると、内閣法制局の審査やらいろいろ作業があって、次の臨時国会になる、それでは...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。  ということは、一概に、サケ・マスと同様のせきとめ方によってその資源増殖、維持を図るということではないのだろうと思います。そこは、当然、資源増殖、維持の必要性に鑑みたウライとか河口堰の設置のあり方があってもいいなと、今の話を聞いて思いました。...全文を見る
○畑委員 まさに、一年じゅう設置するんじゃなくて、外す部分があってもいい。そこはちょっと私も、現場がどれぐらい設置していて、どれぐらいの期間外しているのか、具体的な事例は把握はまだしておりませんが、おっしゃるとおり、例えばシロザケだと八月から二月ですか、一定の期間設置するというこ...全文を見る
○畑委員 サケ・マスの稚魚はすり抜けていけるから問題ないとおっしゃいましたが、済みません、サクラマスはどうなんでしたっけ。もう一度、そこの部分をお伺いします。
○畑委員 であれば、やはりサクラマスは大きいので、そこのウライの設定の仕方が長期間にわたると、やはり資源管理の目的からしても合目的な設置ではありませんし、なおかつ、そこは河川環境、生態系についてもなかなか問題があるということだと、今の総合的な話を聞いて認識を、そういう理解をいたし...全文を見る
○畑委員 前向きな答弁、ありがとうございます。  まさにこういう協議会を使いながら、しっかりと話し合いをできるシステム、あと、その背中を押すということも含めて、ぜひとも行政の方も御配慮をお願いしたいと思います。  この件も含めて、運用も含めて、いろいろ御相談なり、また調整のお...全文を見る
06月16日第186回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  復興について、きょうは議論させていただきます。  実は、今国会ももうすぐ閉じようとしておりますけれども、復興について取り上げる議論が少なかったし、少なくなっているような気がいたします。  復興の風化というのを実は私は危惧しておりま...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。ぜひともしっかりやっていただきたいと思います。  これが円滑にいけば、この部分はかなり進むということになり、今後の見通しが立つと思います。公共団体でもかなり先の見通しがついたという話を聞いておりますので、ぜひとも、また引き続き御指導をよろしくお...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。  これでテレビを見た被災地の方の不安はかなり解消されたと思っております。  本当に真に必要なものというところで、真にというのがなかなかちょっとこれからの議論で不安な部分はあるんですが、やはり、今やっている事業が終わらないわけなので、終わらな...全文を見る
06月18日第186回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
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○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  まず冒頭、石原大臣の発言については本日の委員会でも問題となっておりましたが、私は、これまでいろいろな委員会で、復興が風化しているということを申し上げてまいりました。この発言を聞いて、ああ、復興が風化しているんだなと思いました。東京と被...全文を見る
○畑委員 これは財政当局との折衝になりますから、まさに国会の場では、これは同じようなスキームでいくとはもちろん断言できないわけですが、今の答弁から、復興庁はもちろん復興庁の立場で、今までのスキームを死守するようにしっかり折衝していくということだと受けとめました。  実は、危惧し...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。ぜひとも前向きな検討を後押しいただきたいと思います。  これまでの折衝、交渉を聞くと、JR東日本というのは、民間企業ですからということで、なかなか、我々も株主に対する説明責任があるとか収益性も考えなきゃいけないということで、必ずしも被災地の自治...全文を見る
○畑委員 これを大きいと見るか、低いと見るかですが、思ったより大きかったというイメージはありますが、それでも三二・四一というのは、株主総会なり経営事項を決定する場合に過半数ということを考えれば、訴訟は別として、そこはしっかりと腹をくくって現経営陣にはやっていただきたいという数字だ...全文を見る
○畑委員 今お答えをいただきました善管注意義務、これがポイントになるんだろうと思います。  結局、まず、法令に違反して会社に損害を与えたかどうかということと、善管注意義務というのは、任務懈怠とか、そういうことがありますが、そこのところと経営の判断、そこの裁量はどうなるかというこ...全文を見る
○畑委員 今いただきました、経常利益が二千六百三十九億、営業利益が三千二百七十八億だというのも調べておりますが、純利益が千六百九十八億。これはどれぐらいの数字かというのを調べてみたんですが、かなり大きい数字です。  例えば、ANAというのが、営業利益というのは単独で年間九百十三...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。  これは恐らく、JR東日本の方の話から六月というのを出しているような節があります。早いにこしたことはないわけですが、早い方がいいんですが、六月決着を目標にするから、地方に対して、これぐらいで条件を妥協しなさいということが見え隠れしている、そこ...全文を見る
○畑委員 今ちょっと話がありましたが、積極的に、促していくというのにちょっと今ひっかかりまして、促していくだけだとなかなか難しいと思います。  論点がいろいろありますから、そこの論点をすり合わせることも必要で、その前提としては、先ほど言ったような収益の話とか、あるいは法律的な善...全文を見る
06月18日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第20号
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○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  まず、まきストーブの振興について議論させていただきたいと思います。  林業振興とかバイオマス、あるいは森林の有効活用のためには、当然のことながら、まきストーブの振興を図ったらいいなと思っております。  木材利用ポイントは、実は北米...全文を見る
○畑委員 当然、今のお答えにあったように、内外無差別で、一定の登録要件に当たれば木材利用ポイントがつくということだと思います。結果としてついているのが少ないというのは、恐らく日本の場合、需要なり、生産、業界、あるいはそういうところも含めて、まだまだというところがあるのだろうと思う...全文を見る
○畑委員 まさに、煙あるいは臭気、安全性、不適切な利用に対する関係ということで、ガイドラインというのが今できている話を伺いましたが、あくまでガイドラインでありまして、普通の暖房器具、ストーブであればあってしかるべきものが、まだガイドラインの段階にとどまっている、そこが、実は私は問...全文を見る
○畑委員 ぜひともお願いしたいと思います。  メード・バイ・ジャパンで切り込んで、そこで日本のもののよさを知ってもらうというのはいいんですが、よさを知ってもらえばもらうほど、これは和牛でもそういうことがありましたけれども、現地でぱくってしまうとは言いませんが、つくられてしまうと...全文を見る
○畑委員 時間が参りましたので終わりますが、恐らくいろいろな事情があると思いますね。それを選択させるのになじまないものと、あるいは農水省の補給金、補助金の分野はたくさんあると思いますので、物によってはそうでない分野もあるということだと思います。  今の生乳でというか、何でもそう...全文を見る
06月20日第186回国会 衆議院 本会議 第34号
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○畑浩治君 生活の党の畑浩治です。  私は、生活の党を代表してとともに、被災地の議員として、石原環境大臣の不信任決議案に対して賛成の立場から討論を行います。(拍手)  私は、今、復興の風化をとても危惧しています。決まらない中間貯蔵施設の場所、荒れ果てたまま草ぼうぼうになってい...全文を見る
10月14日第187回国会 衆議院 本会議 第5号
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○畑浩治君 生活の党の畑浩治でございます。  党を代表して、両法案に対して質問をいたします。(拍手)  まず、冒頭、台風十八号、十九号、先般の広島での大規模な土砂災害及び御嶽山噴火によりお亡くなりになられた方々に謹んで哀悼の意を表しますとともに、被害に遭われた方に心よりお見舞...全文を見る
10月15日第187回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第3号
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○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  早速、質問に入らせていただきます。  まず、この法案のタイトルなんです。  つまり、今、地方創生が課題と言われながら、本法案はそのための法案だと。しかし、そのタイトルが、まち・ひと・しごと創生法という名称になっております。きょう若...全文を見る
○畑委員 実は、これは町も村も含むということですが、従来、通常の用語で町というと、人の集積ですよね、御存じのとおり。  実は、法律上、村というのは、集落整備法というのがあって、集落と言ってきた。そして、集落排水といいます、都市計画とは違ったところの。だから、厳密に言えば、「まち...全文を見る
○畑委員 その理屈はあるとして、その周辺も含んだ、村も含んだものを「まち」と言うのは、広辞苑なんかを見るまでもなく、なかなか無理があるんだろうと思います。  実は、法律の中に都市、町という定義はないんですよ。なぜないかというと、当たり前だからです、人の集積だということが。周辺の...全文を見る
○畑委員 まさに、そこは相当丁寧にやっていかなきゃいけない議論だろうと思います。  国土構造の議論も、大臣はおっしゃいましたが、田中総理のときの列島改造、これはその時代において正しかったと私も思いますし、その後は、一極集中はいかぬのだから、そして多極分散になった。しかし、それも...全文を見る
○畑委員 実は若干、ちょっと気になるのが、ワークするかというふうな懸念を申し上げました。この組織にどういう権能があるのかというのを、法文を見ると、きょうも議論がありましたが、ないわけです。  こういうことをなぜ申し上げるかというと、復興ですね。復興本部、今や復興庁ですね。この復...全文を見る
○畑委員 実はそこが重要で、十二条にも「実施状況の総合的な検証を定期的に行う」と書いてあります。  ただ、逆に言うと、この法律を見ると、計画をつくって、そして検証をするということが主な役割で、それがどのようになされるのかというのが、法律上、あるいは効果があるようになるのかどうか...全文を見る
○畑委員 大臣のお答え、私も否定しませんし、そうだと思います。地域の自主性に任せながら、なおかつそれをしっかり検証できる仕組みということで、ぜひとも御検討賜りたいんです。  そこで、気にかかったのは、沖縄の特殊性とおっしゃっていましたが、沖縄というのは地方の創生が必要な最たる地...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。終わります。
10月15日第187回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  本日は、甘利大臣と、TPPと経済政策について議論させていただきたいと存じます。  甘利大臣におかれては、TPPの大変な、タフな交渉だと思います、アメリカ側を中心として。かなりぎりぎりのところを尽力されている御苦労は、大変敬意を表させ...全文を見る
○畑委員 今までの交渉だと、米側の態度がかたかった、そこで今のお互い歩み寄るという話ですが、恐らく日本は、相当程度というか、かなりというか、ぎりぎりの提示をしているのだろうと思います。  私自身は、方程式合意と言われるいわゆる関税の話は、衆参農林水産委決議違反だと思いますし、賛...全文を見る
○畑委員 九月の段階から先に進んで、これから、日本側からさらなる妥協の案を提示する用意があるのかどうか、ここは非常に危惧するところでありまして、例えば、よく巷間言われている方程式合意、セーフガードの発動基準ということについても、米韓FTAだと、実際には発動できない輸入数量基準とし...全文を見る
○畑委員 もちろん交渉はそのとおりなのであります。  実は、アメリカというのは、交渉上手で、はったりで十倍ぐらい吹っかけてくる国ですから、自動車も、実はまとまったつもりだったのが今になって自動車部品の話も吹っかけているということも聞きますので、むしろ、一旦出したものを彼らは撤回...全文を見る
○畑委員 そこはぜひともしっかり御奮闘をお願いしたいと思っております。  それで、実は、地方創生との関係をお伺いしたいと思っておりまして、地方創生を進めるという中でTPPというのはどうなのかなという思いを私は持っております。  これはもちろん、TPPをやることによって、それを...全文を見る
○畑委員 百歩譲って構造改革的な農業政策が効果があるとしても、安全基準は別として、関税の部分がかなり、そこは開放するのは危険だと思っております。  TPPというのは、考えてみてください、あの加盟国を。今後広がるというのかもしれないけれども、中国も台湾も入っていませんし、韓国も入...全文を見る
○畑委員 結局、価格据え置きというか、価格を下げないで利幅をとっているという話がありましたが、それは別に日本の企業の生産力が、海外競争力が伸びているわけではなくて、ドル建てのお金が一定であれば円安になれば高くなるんだから、当たり前のことで、何も経済にいい波及効果だとは私は思いませ...全文を見る
○畑委員 私は別に成長を否定しているんじゃなくて、分配しろという共産主義じゃありませんから、それは成長は必要なんですよ。成長は必要なんだけれども、成長のために、円安も、それは結果として金融緩和の結果だと思いますが、そうなっている。では、実需をつくらないでそういう円安誘導をしていい...全文を見る
○畑委員 では、甘利大臣に端的にお伺いします。  端的には、実需のないときの金融緩和の効果というのは何なんでしょうか。
○畑委員 時間がないので申し上げておきますが、結局、消費が上がったと言うんですが、若い人は資産を持っていないんですが、消費はその若い世代はふえていない。結局、株価の上昇の効果なんだろうと思うんです。そしてもう一つは、やはり消費がふえる、そのマインドなんでしょうね。確かにデフレを脱...全文を見る
10月15日第187回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  質問に入らせていただきます。  今、米価の下落、概算金の下落が大きな課題となっておりまして、地域に対して不安を及ぼしている。これをどうやって支援して、救っていくかということが大きな課題なわけであります。これはナラシでやっていくという...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。  制度があることがわかりまして、まず、これをしっかり活用していただくことが第一義的だと思います。この中で、実は、今、米農家がかなり大変なこともあって、支援の拡充ということも言われております。  今の農業機械のリースの話をお聞きすると、恐らく...全文を見る
○畑委員 一部、先の質問に答えていただきましたが、では、ちょっと順番を変えて議論をさせていただきたいと思います。  そこの考え方は、これは農政改革の日本型直接支払いのときもさんざん議論をしたんですが、理念の違いがあるのだろうと思います。結局、ナラシというのは、御存じのとおり、高...全文を見る
○畑委員 そこを、岩盤を税金を入れて守るかどうかというところについては、民主党政権の農業の戸別所得補償で措置したわけですから、理屈がないということではないと思うし、一回制度化された話ですから。そこは政策判断が変わったということで、そして、岩盤を守らないという方針に転換したんだなと...全文を見る
○畑委員 そこの使い勝手がいいことも含めた拡充は、また引き続き議論させていただきたいと思います。  今、るる制度があるという話をいただきました。実はこの制度を、全然と言っていいほど農家の人は知っていないんですよね。ナラシもそうでしたよね。ナラシも、周知がされずになかなか入ってい...全文を見る
○畑委員 確かに、私は、JAに行政代行機能をやれと言っているわけじゃなくて、JAの組合員でさえもなかなか知らない状況に対して、JAがしっかり機能を果たしてほしいと申し上げているので、その観点も、ぜひともJAの機能の強化の議論の中で踏まえていただければと思います。  次に、これは...全文を見る
○畑委員 何か、毎月支払うことにされたとお伺いしまして、これは時間がないので、個別の、本当に助けていただきたい案件なので、議論をさせていただきたいと思います。  あと、やはり融資というか、その話は今お伺いしましたが、その融資というのが、利子も含めて、かなり後年の負担にならないよ...全文を見る
10月17日第187回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  早速、質問に入らせていただきます。  まず、年功序列の給与体系というものを、将来、中長期でどうあるべきというふうに考えているか伺いたいと思います。  今回、給与カーブのフラット化、世代間の給与配分の見直しということを行って、そこは...全文を見る
○畑委員 現段階ではそうなのだろうと思います。将来的には、やはり公務員の給与体系も、現行の俸給を前提としたやり方でやっていくのがいいのかどうかというのは、もうちょっと考えなければいけないだろうと思っております。これは中長期課題ですから、きょうは指摘ということで、今後また議論させて...全文を見る
○畑委員 今回、寒冷地の関係は、支給地域の見直しで、手当が不支給となる地域も出てまいります。これは見直しの結果としてそうなるわけですが、そこは急に支給対象にならないことになると困ると思うんですが、経過措置についてはしっかりとっているのか、その点をお伺いしたいと思います。
○畑委員 ありがとうございました。  次に、医療職の給与について伺います。  岩手県のような田舎、地方だと、医療職の不足が深刻な状況になっております。ここで、医療職、医師あるいは看護職があるわけですが、医療職の給与について、民間との水準と比べてそごがないのかどうか、その点はど...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。  実は、こういうことをお聞きしたのも、田舎になれば、地方になればなるほど公立病院の占める割合が高い。岩手県の場合は、県立病院がまだ医療の基幹的な役割を持っております。そういう中で、まさに、これは政策的な側面も含めて、医療職の給与をしっかりと確...全文を見る
○畑委員 ガソリン代の高騰について、民間との均衡を考えて見直したということで、その点は配慮されていると理解してよろしいのでしょうか。ちょっとその点を確認を。
○畑委員 ありがとうございました。  それでは次に、能力、実績に応じた給与を支給するに当たって、人事評価について伺いたいと思います。  これは、今回、ボーナスを〇・一五カ月分引き上げて、勤務実績に応じた給与の推進のために勤勉手当に配分するということで、これは能力に配慮した給与...全文を見る
○畑委員 まさに、基準はしっかりつくったということは、これは当然ですが、基準をつくった上で運用をしっかりと厳格に行うということが大事なのだろうと思います。  公務の世界、数字が明確に出る世界ではないのでそこが難しいということはかねて思っていましたが、そこもしっかり引き続きやって...全文を見る
10月22日第187回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  まず、TPPについて若干議論をさせていただきたいと思います。  TPPの閣僚交渉も行われるということで、あしたからですか、甘利大臣もシドニーの方に行かれるということになっているようであります。申すまでもなく、西川大臣は、自民党のTP...全文を見る
○畑委員 今の御答弁、この範囲が守られればその評価が得られるという答弁がいただけなかったので、これは性質上難しい御答弁だと思いますが、ちょっとそこは残念であります。  そこで、お伺いしたいのは、中身の議論は、いろいろ交渉過程だし、守秘義務もあって出せないのは私も理解しておるとい...全文を見る
○畑委員 そういう答弁になるのだろうと思いますが、九月の段階で最大限の譲歩案を日本は示した、アメリカに言っておられると。だから、そこの譲歩案は私は残念ながらわからないわけですが、そこからさらに交渉を進める、妥協するということはあってはならない。  これは、いろいろ中身を見ると、...全文を見る
○畑委員 拡大したいというのはわかりますが、実際どれぐらい拡大するんでしょうか。まさに今、米の概算金の下落でどれぐらいナラシがセーフティーネットの効果を果たすかという議論をしているときに、そこがどれぐらいふえるかということをお答えいただけないと、農家の安心はなかなか得られないので...全文を見る
○畑委員 現行でどれぐらい入っているかというのは、きょうの玉木議員の話にもあって、面積で四〇・八%、加入者で六・七%ですから、これがどれぐらいふえるか。  政府の農政の方向性というのは、担い手に集約化していくというところで、そこを守るということで、これはこれで、それは理屈なんだ...全文を見る
○畑委員 引き続き、ちょっとこのナラシについて議論をさせていただきたいと思います。  ナラシ、農村社会におけるセーフティーネットをいかに張るかということなわけですけれども、私は、十月十四日の本会議で米の概算金の価格下落を取り上げて、地域のセーフティーネットを適切に組み合わせると...全文を見る
○畑委員 ナラシが適正なセーフティーネット政策かどうかということはあります。ナラシの加入状況はどれぐらいふえるのか、どうやっていくかということもお答えできずに、ナラシをセーフティーネットだと第一義的に言うのは、まず認識不足だと思います。  それから、今の話を受けて、趨勢的な主食...全文を見る
○畑委員 それは、私も下がり続けないように念願いたします。  私が申し上げているのは、望んでいるとか願っているじゃなくて、だってそうでしょう、政府のやり方は。これからは需給調整を実質的に廃止して市場に任せるということなんだから、そこは、政府は口を出せない話だし、口は出せるんでし...全文を見る
○畑委員 そこで、セーフティーネットは、収入保険制度をこれから検討されて、どういうふうにしていくかというところをまさにこれから議論しなきゃいけないところだと思います。  きょうは、時間がなくなりましたので、市場に任せるというのは、方向としては当然そうなんですが、規制緩和というの...全文を見る
10月24日第187回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  まず、特定秘密の関係、今回、運用基準が出た関係を踏まえて質問させていただきたいと思います。  この特定秘密の指定の要件、これは判断基準は三つあるわけですが、実は、この要件というのがなかなか具体化されていないという思いを持っております...全文を見る
○畑委員 というのは、これは、限定されたとしても、では、この事例の中で何なんですかという要件がわからないわけですよ。これだと構成要件としては全く失格だと思います。もちろん、この中で、非公知性、特段の秘匿の必要性はあるけれども、外枠は限定はされているけれども、この中の何なんですか、...全文を見る
○畑委員 私はそう思いませんが、であれば申し上げますが、ここの部分とは別に、もう一つの要件で特段の秘匿の必要性というのがありますね。これは、何々など我が国の安全保障に著しい支障を与える事態が生じるおそれがあるか否かにより行うと。ここも非常に曖昧だと思うんです。曖昧かつ曖昧の中で判...全文を見る
○畑委員 当たり前のことを言っているだけであって限定されているとは思いませんが、もしそういう御答弁があるならば、そこの部分も解釈指針で書いたらよかったと私は思うんです。そういうことを言わないで、答弁でそうお答えになっているから、国会で聞いて初めてこのお答えをいただけるのはおかしい...全文を見る
○畑委員 取り組むのは当たり前でして、私が言いたいのは、この運用基準が明確になっているのかということなんですが、お答えいただけなくて、国民の皆様の疑念はこの議論でかなり深まっていると思います。  では、引き続き議論を続けさせていただきます。  次に、特に遵守すべき事項で、これ...全文を見る
○畑委員 いや、曖昧、不明瞭ですね。  事項は細かく列記しているけれども、まさにそういう考え方の部分が、これは書くまでもないという答弁もあったけれども、書いてない、そのことが問題だと私は申し上げております。  この運用基準の問題というのは、やはりいろいろあるなというふうに思い...全文を見る
○畑委員 歴史的公文書等じゃなければ、三十年以下のものは、総理が同意すれば廃棄できるわけですね。  となると、結局廃棄されると思うんですが、そこの問題意識はお持ちでしょうか、大臣。
○畑委員 まさに問題は、歴史的文書は何なのかというところは、しっかり運用していただくのはいいのですが、そこもやはり解釈が曖昧で、歴史的な公文書じゃなければ廃棄されちゃうんです。そこのところも本当は運用基準にしっかり書いておかなければいけなかったわけです。  これからも議論させて...全文を見る
○畑委員 時間が参りましたので、終わります。ありがとうございました。
10月30日第187回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  早速、質問に入らせていただきます。  まず議論したいのは、四月の消費税増税後の景気の落ち込みは想定内なのかどうかということであります。  申すまでもなく、内閣府発表の四半期の数値を見れば、八月十三日は、速報値ですが、これは実質マイ...全文を見る
○畑委員 私は想定外だと思います。というのは、私、平成二十四年一月二十四日、内閣府発表の成長戦略シナリオ等を見ていると、増税ありの場合は、二〇一三年から二〇一六年の四年間で、実質GDP成長率は七・六、増税なしの場合は七・七%ということで、増税してもしなくてもというか、増税しても、...全文を見る
○畑委員 今、〇・六兆が消費税で、三パー上がって、そういうことをおっしゃいましたが、ちょっと思ったほど上がっていないなと思いました。  いずれにしましても、今後こういうことも含めて検討されるんでしょうが、消費税増税は、税収をしっかりアップさせることを目的としている。経済がだめに...全文を見る
○畑委員 これは、一月から六月期からどれぐらい伸びるかということが、申すまでもなく、おっしゃるとおり、あれなわけですが、やはり七月から九月期がかなりダウンしましたので、一月から六月期の水準から年率二%以上は上がらなければ、とても当初の予想どおりにならないんじゃないかという議論もあ...全文を見る
○畑委員 ここにフリップを示させていただきます。資料も配付していますが、なぜこういうことを言うかというと、名目が上がって、それに追いつくというトレンドができているのかということを私は指数で調べてみました。二〇一〇年を一〇〇としております。  そうすると、これはびっくりしましたね...全文を見る
○畑委員 今、マイナスはマインドだというお話がございました。私もそう思います。  これは確かに消費税の影響は入っていますが、また後ほどフリップで議論させていただきますが、実質賃金はやはり一・二%弱ずつ減っているんですよ、消費税のあれを除いても。つまり一・数%ですよね。そして、消...全文を見る
○畑委員 図らずも、今総裁、金余りの中でということをおっしゃいました。金があるわけですね、企業は。つまり、借りる環境は整えても、金を借りたいという動機があるのかどうか。だから、そこは需要だと思います。  そもそも、需要がない中でこういうことをやっているからこういうふうになるんだ...全文を見る
○畑委員 日銀総裁はもう結構でございます。ありがとうございました。  しかし、それは、消費税を増税してがくんと下がったということは、やはりそれぐらい体力がなかったということで、病み上がりの日本経済で消費税増税しちゃ私はいかぬというか、そのタイミングがやはりおかしいんだと思うのと...全文を見る
○畑委員 時間もなくなってまいりまして、済みません、石破大臣にきょうおいでいただいたんですが、ちょっと時間がなくなってしまって大変恐縮でございます。  そういうことで、時間がなくなりまして、終わらせていただきます。済みません。  ありがとうございました。
10月31日第187回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第6号
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○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  まず、法改正の必要性についてという、そもそもの質問をさせていただきたいと思います。  と申しますのは、私は東日本大震災の被災地の議員なんですが、東日本大震災があった後もやはりこういう議論があったと記憶していまして、そのときには、いろ...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。  きょう、いろいろ議論がありましたが、結局、東日本大震災は津波の災害であった、今回は、これから首都圏直下型地震等、密集した地域で車両が多い地域、なおかつ、雪なんかの場合には恐らく車が立ち往生する度合いが高いということで、津波の場合は、これも必...全文を見る
○畑委員 こういうふうに、法的に整備をして、疑念がないように、そしてなおかつ、大規模災害のときに手続が煩雑ではないような改正をしたということで、これを踏まえてしっかりと今後も対応に取り組んでいただきたいと思います。  その際に、これは法律というよりも、体制なりいろいろなやり方で...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。  今、地方整備局の話もありましたが、私は、東日本大震災のときに地方整備局の果たした役割を大変評価しております。くしの歯作戦という形で、本当に道路の啓開が早かったと思っております。  あのとき感じたことは、やはり、しっかり機能するところがそう...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。  結構時間がまだ余りましたので、通告は終わっておりますが、もう一つぐらい、私の意見を申し上げながら、素朴な見解でいいので、ちょっと議論を進めたいと思います。  まさに、災害のときに、シンプルな組織で、国が一元的に、権限が明確な、指揮命令系統...全文を見る
○畑委員 よろしく御検討をお願いしたいと思います。  災害対応というのは努めて現実を踏まえなければいけないと思っておりまして、これはイデオロギーの世界でも何でもなくて、むしろ、本当にしっかり現実を踏まえてやっていかなきゃいかぬ。  その中で、東日本大震災のときは、やはり現場を...全文を見る
10月31日第187回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  法案の前に、ちょっと総論的な質問というか議論をさせていただきたいと思います。  国家公務員、特に霞が関の公務員の勤務体制というか勤務のやり方ということについてでありまして、私も経験があるんですが、問題意識を持っています。というのは、...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。  実は、こう申し上げるのは、霞が関の官僚も、まさに生活を楽しんで、そして仕事に縛りつけられないで、地域にも入っていっていいし、休業もとってもいいし、あと、社会の実態もそれでこそわかるというものです。霞が関だけで政策をつくっていると、どうしても...全文を見る
○畑委員 今のお答え、当面はそうなんでしょう。  ただ、この改革も、あくまで年功序列を前提にして、それを緩和するような改革にすぎないんだろうと私は思います。これは来年やれという課題でもないし、再来年というわけでもないですが、現行の年功序列を前提として、それを緩和していくという形...全文を見る
○畑委員 現行の法制度を前提にすればやむを得ないということで、法制度をあくまで前提としておりますので、そういう答弁だと思います。やむを得ないのかもしれません。特に一般職と特別職の給与の均衡、一般職の給与が特別職を超えてはいかぬというのも法制度上あるようですのであれですが、これから...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。  きょう議論していますと、当面の給与法の改正というか当面の給与引き上げというのはこれはこれであるとして、やはり中長期的な課題が大きいなとこの公務員制度については思った次第であります。  こういうことを含めて、本当は、あるべき公務員制度という...全文を見る
11月05日第187回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第8号
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○畑議員 村岡議員の質問にお答えいたします。  地方行政というのは、これは一番理想は、住民に身近なところの自治体がやれれば一番いい。それができない場合に、まさに上の広域自治体ということになると思います。そういう補完性の原則が私は大事だと思っておりますが、もちろん、小さい基礎自治...全文を見る
○畑議員 村上議員にお答え申し上げます。  これまでも、地域活性化政策というのは累次行われてまいりました。ただ、それが政府主導の政策という、中央主導で進められてきたということであって、これはそれぞれの時代背景があったとは思いますけれども、結果として今の現状になっている、地方の衰...全文を見る
○畑議員 国の一律の基準、あるいは、中央が地方にぎちっと枠をはめるというか、そういうことで配分する予算を余りにも決め過ぎてしまいますと、地域の細かいニーズに応えることができないということが、もうこれはどなたでもおわかりになるだろうと思います。したがって、地域のことは地域で決められ...全文を見る
11月05日第187回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
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○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  本日最後のバッターになりまして、かなりかぶる質問もあろうかと思いますが、確認という意味も込めて、改めてお聞かせいただく部分も多々ございますので、よろしくお願いいたします。  まず、犯罪による収益の移転防止に関する法律の一部を改正する...全文を見る
○畑委員 明確に法律で位置づけるという改正だと思います。  次の質問をさせていただきます。  今の法律案による改正後の犯罪収益移転防止法の十一条の関係なんですが、ここで特定事業者の体制整備等の努力義務が拡充されているということになります。  これも当然といえば当然なものばか...全文を見る
○畑委員 済みません。確認ですが、この努力義務に書いたようなことは、このこと自体は業界の自主的な取り組みで行われてきたけれども、FATFで、法律に書かないとやはりそこは明確な担保ができないということなんでしょうか。ちょっとそこのところをお伺いしたいと思います。
○畑委員 わかりました。必ずしも、業界の自主的な取り組みといいながら、網羅的にされているわけでもなくて、そこはやはり法律でしっかりと位置づけて明確に徹底しようという趣旨だと伺いました。  FATFの勧告がありますから、法律改正は必要にして当然のことだと思いますが、これは国内で自...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。  そうすると、そういう不利益が生じることはよくわかりましたが、であればもっと早く改正すべきじゃなかったかという議論も出ると思うんですが、FATFの勧告を結構前に受けていたんですね、それをここまで置いておいたという理由、ちょっとこれは通告には出...全文を見る
○畑委員 FATF声明というかFATF勧告で言われていることを法律でしっかりやらなきゃいけないということを措置したと。結局、FATFの求めているのは、やはり法律で明確にしっかりと位置づけるということなんですよね、これを聞いていると。  そうすると、何点か今回やっていますが、特に...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。  次の論点に入らせていただきます。  もう一方の法律、国際テロリストの財産の凍結等に関する特別措置法、これで、公告国際テロリストの財産の凍結ですが、これは基本的に全て凍結ということで、仮領置という議論もありましたが、生活資金等とか、先ほど訴...全文を見る
○畑委員 そこの生活に充てられるというのは、恐らくいろいろなレベルがあるんだろうと思うんですが、例えば、生活保護の支給レベルだとか、あるいは年金レベルだとか、いろいろあると思うんです。  ちょっと細かくなりますが、これは通告していませんが、事務方で結構ですが、生活に必要なレベル...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。  実は意外に多いなと思いました。もちろん、この六十六万でテロはできませんよ。できませんが、二カ月で六十六万だと、結構、まあまあの額ですよね。わかりました。これはこれで今後の運用なので、これについてのコメントはこれ以上は差し控えます。  次の...全文を見る
○畑委員 やはり、今のお答えだと、国際テロリストというのが、かなり悪質の程度が高い、通常の反社会的団体を超えるということで、まさにこういう規制が許されるという法的たてつけになっているというふうに理解をいたしました。  それでは、最後の質問でありますけれども、この法律を見ると、国...全文を見る
○畑委員 この法案、結局は、FATF勧告を受けてつくったわけですが、実効性ということよりも、そういう相場をつくらなきゃいけないということと、あと、やはり、民主的法治国家体制だと手続上どうしてもこれぐらいは取らなきゃいけないという前提でつくっておりますので、フィクションというか、か...全文を見る
11月06日第187回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  最近、資材とか労務費等が値上がりしているわけでして、その弊害が大きくなったような気がいたします。特に、土木もさることながら、建築関係、ここで問題が大きくなっているような気がします。  例えば大槌町だと、被災地の小中学校が、これは今、...全文を見る
○畑委員 いろいろな政策をとっているのは私も知っております。  今の認識、全体としては進んでおる。多分、大きなものはそうなんだろうと思うんです、土木系は特に。ただ、この建築系というのは小さいですし、特に施設系になってくると、結構というか、かなりそういうのが見えております。  ...全文を見る
○畑委員 結論から端的に言うと、否定的だという答弁で承りましたが、役人的な答弁でいくとそうなるんでしょうね。ただ、それでは困るんですよ。では、現実に被災者に対してどうしてくれるんだ。理屈で言われても困るわけです。  であれば、ちょっと別の観点から伺いますが、では、それ以外でも結...全文を見る
○畑委員 ぜひとも全力を尽くしていただきたいんですが、なぜ私がこういうことを言うかというと、中越とか阪神・淡路のときもありまして、そのバランスは重要ですが、実は消費税が上がるタイミング、八パーに上がった、この復興のさなかに。私は、こういうときに消費税増税というのは、被災地にしわ寄...全文を見る
○畑委員 これは恐らく全国的な対策だと思います。  被災地において、特段そういう対策を全国とはまた上積みしてやっているということはありますか。その点、お答えください。
○畑委員 実は、今の議論で思ったのは、やはりそこに、先ほどの住宅もそうですが、このトラックの議論をめぐっても、状況判断そして認識の甘さを私は感じた次第であります。  これからしっかり取り組んでいただきたいんですが、被災地においてこういう問題が特に出てきて、被災地における対策とい...全文を見る
11月07日第187回国会 衆議院 内閣委員会 第9号
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○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  早速質問に入らせていただきます。  まず、マネタリーベースとマネーストックの関係でありまして、これは十月三十日の予算委員会でも議論させていただきましたが、本日は、金融緩和がいいかどうかという政策的な是非の議論をするつもりはありません...全文を見る
○畑委員 海外に流れているというよりも、まさに日銀の当座預金に積まれているということが確認できましたので、きょうは結構でございます。  その是非は別にいいんですけれども、総裁も、きょう理事もおっしゃっているように、手元資金が民間のエンドユーザーの企業にあるわけで、そこでなおさら...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。  実は、ここでちょっと違った観点で見なきゃいけないのは中古自動車であります。  中古自動車でナンバーがあるものを売る場合というのは当然あるわけでして、これを販売業者が展示販売する場合に、業者の展示場に、そこに置くわけですけれども、その場合は...全文を見る
○畑委員 実は、そこのところがやや規制が強過ぎるんじゃないかなと思っています。  というのは、エンドユーザーが乗る場合じゃなくて、自動車販売業者が売るために、ナンバーがそのままあるものを売るために展示するわけで、そこでその都度、一台一台とるというのはどうなのかなというのが、よく...全文を見る
○畑委員 これから検討されるということで、前向きな答弁だったと思いますが、オーバーフローがないところの確認、そこは結局、業者というのはエンドユーザーほど多くないわけなので、立入検査とかでしっかり監視していけばいいのかなという気もしますし、どの審査もそうですけれども、出したのと違う...全文を見る
○畑委員 今の答弁は、恐らく販売業者の場合とエンドユーザーの場合の負担とか手続の差、軽減というんじゃなくて、一般論でワンストップ、全体の話をされていますが、お聞きしたいのは、まさに、おのずからエンドユーザーの場合と販売業者の場合は手続の軽重の違いがあるだろうという前提でお聞きして...全文を見る
○畑委員 今後ともよろしくお願いいたします。  実は、こういうことを申し上げましたのは規制改革の一つのテーマとしてお聞きしたんですが、規制改革の議論はかねてよりありまして、成長戦略でも大変有意義だと思っていますし、さはさりながら、意外に法目的と実際の規制の度合いが違っている場合...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。  まさに法律の目的と規制の実態との均衡がなっているかどうか。できるだけ規制はない方がいいわけですが、そこのバランスということをしっかりと見て、また今後とも進めていただきたいと思います。必要に応じてまた御相談させていただきたいと思います。  ...全文を見る
○畑委員 よろしくお願いいたします。  特に、そういうことをまず役所というか政府としてもシステム化していくということが一つと、あと、失敗事例の事例集みたいなのをつくってもいいと思うんですが、そういうことも含めて、さらに進めていただくようお願い申し上げまして、質問を終わります。 ...全文を見る
11月12日第187回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  早速質問に入らせていただきます。  本日、新聞記事のコピーの資料をお配りしております。これは、実は今、沖縄県知事選挙が行われておりますけれども、この沖縄知事選挙は、十六日投票で、そうすると、たしか三十日告示だったんだろうと思うんです...全文を見る
○畑委員 そこで、ちょっと事実関係を踏まえてお伺いしたいんですが、沖縄には公益財団法人沖縄県漁業振興基金というのがありますね。これは、昭和二十七年の日米講和条約発効から昭和四十七年の復帰までの間で、米軍による立入禁止や操業制限によって沖縄県漁民がこうむった被害に対して、日本政府か...全文を見る
○畑委員 なるほど。そうすると、別途なんでしょうね。  ちなみに、これは率直にお聞きしますと、選挙の応援の場で言ったということですから、どの候補が勝とうと、この検討は行われて、そういう基金が措置されるものと理解してよろしいですか。
○畑委員 変わらないということですね。  ちなみに、そこで問題意識を持っていますのは、選挙の応援と目されるときにこういう発言をしたということで、一般の大臣ではなくて、ほかならぬ、権限を持っておられる農水大臣が発言されたというところで非常に疑念を呼んでいるということだと私は思いま...全文を見る
○畑委員 法律の解釈としてはそうなんでしょうね。これはそうとして、ただ、余りにも官僚的な答弁であって、法学部的な答弁だと思います。  問題は、政治家がこういうふうに思われる場所でそういう発言をしたのはどうかということの政治的な観点もあるのだろうと思います。選挙の告示の五日前に、...全文を見る
○畑委員 先ほど、これは、どの候補が勝とうが負けようが、当然沖縄の漁民の要望で進めていくべきものだという答弁がありまして、その結果いかんによらず、しっかり進められるということを今答弁でお伺いしましたので、そういうことになるかどうかというのは今後しっかり見きわめさせていただきたいと...全文を見る
○畑委員 よろしくお願いしたいと思います。  ただ、今回の問題は、業者の方がうまく進んでいると思って、そうなっている状況にもかかわらず、あれは出るんじゃないかと思ったころに出ていなかったということでこうなったのがわかったので、今の問題は、本来であれば、もっと早く行政も把握して、...全文を見る
○畑委員 よろしくお願いしたいと思います。  それで、これは、もちろん我が党も含めて賛成すべき案件で、ぜひとも進めたいと思っておりますが、罰金が安いということで、その担保がとれない。あと、保釈される場合が、何かお金とかそういうのも、これは罰金とは別ですが、安いわけでして、ここを...全文を見る
○畑委員 今の御答弁は、端的には、とりあえず現行の施策、制度でやっていく、それ以外の部分は、これから適切な議論をするけれども、当面はそういう予定がないという理解をしておきました、大臣も副大臣もうなずいておられますが。  そこなんですよね。ここはいろいろこれまでも議論したんですけ...全文を見る
11月13日第187回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
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○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。  本日は、大変貴重な御意見ありがとうございました。大変参考になったというか、本当にありがたくお伺いさせていただいた次第であります。  それで、きょうの話を踏まえて何点かお伺いをしたいんですが、まず、矢島参考人と内藤参考人にお伺いしたい...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。  それでは、小室参考人にお伺いしたいと思います。  日本はタイトな期日設定とか強いクレーム社会で大変だというお話を受けて、私もそのとおりだと思います。  実は私、以前、仕事の関係でドイツの方に三年間住んでいたことがありまして、ヨーロッパと...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。  本当にメンタリティーも変えていかなければいけないと思います。何というか、拡大型というか均等型のメンタリティーなものですから、そこも含めた多様性ということで本当に考えなきゃいかぬと思っております。  それで、次の質問ですが、内藤参考人にお伺...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。  それでは、次は、小室参考人と矢島参考人にお伺いしたいと思います。  ワーク・ライフ・バランスでありまして、きょうもたびたび議論になりましたが、有給休暇の取得ということなんですが、私もある試算をしたことがございまして、有給休暇を完全に、法定...全文を見る
○畑委員 ありがとうございました。  きょう、いろいろ、三人の先生方の意見を聞いていて思ったのは、確かに女性の活躍推進だというふうになっていますが、やはり構造的な問題というのは男女共通していて、そこの構造的な問題をしっかりやらなきゃいけないということで、その問題が端的にあらわれ...全文を見る