畠中光成

はたなかみつなり



当選回数回

畠中光成の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月15日第183回国会 衆議院 議院運営委員会 第7号
議事録を見る
○畠中委員 昨年十二月の総選挙で当選しました、みんなの党の畠中光成です。  早速ですが、幾つか質問させていただきます。  まず、天下りについてお聞きしたい。  官民の癒着、利権の温床化を招く天下りの是非について御見解をお聞かせください。
○畠中委員 みんなの党は、政務三役によるあっせん、前任OBによる推薦は天下りの抜け道であると指摘しております。  候補者は、これに当てはまりますか。お聞かせください。
○畠中委員 歴代の公取委員長で、大蔵省御出身の方は何人いらっしゃいますでしょうか。また、御面識のある方はいらっしゃいますでしょうか。
○畠中委員 十一名というのは非常に多いと言わざるを得ないと思うわけでありますが、これは財務省の次官級OBの指定ポストになっているということではありませんか。  自由経済の番人、競争を促進する立場にある公取の委員長ポストがずっと固定されていることについて、どのようにお考えでしょう...全文を見る
○畠中委員 今度は公取の事務局についてですが、財務省からの出向者はいらっしゃいますでしょうか。いらっしゃる場合、どのような役職に、何人いらっしゃいますでしょうか。
○畠中委員 私が調べましたところ、局長級に一名、課長級一名、そしてその下にも事務局には出向者の方がおられます。これでは、公取が財務省の植民地、一部局と化していると言われても仕方ないのではないでしょうか。どのようにお考えでしょうか。
○畠中委員 公取の行う業務と財務省の行う業務は、その内容も手法も大きく異なると思います。  公取で、候補者御自身の財務省での御経験がどのように生かせるとお考えでしょうか。
○畠中委員 逆に、公取の事務局に出向中の財務省職員の方は、財務省に戻って、公取での経験は生かせるのでしょうか。
○畠中委員 先ほど、再販制度の見直しを考えていないと。私は残念な回答だったと思いますが、その詳しい理由についてお聞かせください。
○畠中委員 新聞業界で問題となっている押し紙について、公取も平成十一年に禁止しているところですが、候補者の御見解をお聞かせください。
○畠中委員 消費増税に際して、新聞業界は軽減税率適用を求めていますが、御見解をお聞かせください。
○畠中委員 再販制度を所管する公取委員長に軽減税率を所管する財務省出身者がつけば新聞業界には二重の無言の圧力がかかるので、それで増税キャンペーンを張らざるを得ないのではないでしょうか。  このような意図のある人事とも思われかねないと思いますが、いかがでしょうか。
○畠中委員 独禁法の適用除外は、関係の業界や企業にとって非常に大きな意味を持つものです。  例えば、たばこも日本全国どこで買っても同じ値段ですが、公取の委員長が財務省出身者の指定ポストとなっていることとJTにも多くの財務省天下り社員がいること、これは密接に関係していると思います...全文を見る
○畠中委員 以上で終わります。ありがとうございました。
03月14日第183回国会 衆議院 憲法審査会 第2号
議事録を見る
○畠中委員 みんなの党の畠中光成でございます。  みんなの党は、既に昨年四月のサンフランシスコ平和条約発効六十周年に合わせて憲法改正に関する基本的考え方を発表しておりますが、十二月の総選挙で議席を伸ばし、その後も議論を継続させております。  みんなの党は、憲法第九十六条、すな...全文を見る
○畠中委員 みんなの党の畠中光成でございます。  先ほどみんなの党を代表して意見表明されました小池委員の若干の補足としてお話しさせてください。  みんなの党としては、九条に、自衛権をはっきりと憲法に明記すべきと考えておりますが、一方で、二年間の国民的議論を経て国民投票に付すこ...全文を見る
03月21日第183回国会 衆議院 憲法審査会 第3号
議事録を見る
○畠中委員 みんなの党の畠中光成でございます。  本日は、第三章の国民の権利と義務についてであります。  そもそも、法治国家における憲法の性格は、国家権力のあり方を制限的に規定するものであります。よって、国家権力が侵すことのできない国民の基本的権利を定めたものと解しております...全文を見る
○畠中委員 みんなの党の畠中光成です。  国会議員の選出方法について一言述べさせていただきます。  先ほども、人口以外の要素を憲法上明確に認めるべきという御意見が幾つか出ました。その理由といいますのが、地勢や面積、あるいは交通の利便性、こういったところで、まさに地方の実情、こ...全文を見る
03月28日第183回国会 衆議院 予算委員会 第16号
議事録を見る
○畠中委員 みんなの党の畠中光成です。  質問の機会をいただき、ありがとうございます。  さて、安倍総理は、一月の所信表明にて危機という言葉を十四回用いられ、私たち国会議員や国民に訴えかけられました。  確かに、我が国を取り巻く環境は、外交、内政ともに危機的な問題でいっぱい...全文を見る
○畠中委員 さまざまな要因があるのはもちろん理解いたしますけれども、先ほど申し上げましたように、人口推計については明らかなわけでありますから、このまま消費増税をずるずるずるずるやっていきますと、将来三〇%とか四〇%とか、それはもう大変な数字になることだって十分考えられるのではない...全文を見る
○畠中委員 つまり、大きな開きがあったという今の大臣の御答弁であったということで、違いますでしょうか。  私が今伺った中では、リーマン・ショックがあった、前年に。五年ごとといっても、その前から、随分前から検証もされてきたことだろうと思いますし、つまり、リーマン・ショックをどのよ...全文を見る
○畠中委員 私が言うまでもなく、この年金というのは、本当に巨額のお金を扱っているものでありますし、国民が非常に関心を寄せているものでありますから、この財政検証について、もっと国民に対しても明らかになってもいいのではないかなというふうに思います。  そしてもう一つ、人口推計の方に...全文を見る
○畠中委員 年金の運用についてお聞かせください。  運用受託機関はどのような基準で選定しておられますでしょうか。
○畠中委員 こちらの手元に、運用機関及び資産管理機関へ支払う手数料の一覧表というのがありますけれども、三菱、住友、三井、みずほから、JPモルガン、ゴールドマン・サックス、見れば、これは全部にばらまいているように見えてしまうんですね。ですから、年金の手数料というのは非常に巨額であり...全文を見る
○畠中委員 時間がありませんので、歳入庁の件、よろしくお願いいたします。  あと一点。日本の年金制度のルーツ、始まりは戦前戦中でありますけれども、その後、戦後復興から経済発展に伴って職域ごとに年金制度が制定されましたが、年金全体の歴史としては約七十年の歳月がたちました。未来へ向...全文を見る
○畠中委員 もはや抜本改革というのは待ったなしのように思いますけれども、ぜひ検討のほどをよろしくお願いいたします。  ありがとうございました。
04月02日第183回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
議事録を見る
○畠中委員 みんなの党の畠中光成です。  地元は兵庫七区、西宮、芦屋でございまして、いわゆる阪神間。私が大学を卒業する平成七年に阪神・淡路の大震災がありまして、実家が全壊し、仮設住宅での暮らしも経験するなど、東日本大震災はまさに人ごとではありませんでした。全力で災害派遣に向かっ...全文を見る
○畠中委員 ありがとうございます。  我が国のような島嶼国家においては、今大臣がおっしゃられたような海から陸へのアクセス、水陸両用のこういった装備は、予算も限られているかと思いますけれども、海に囲まれた我が国の地理的条件というのが変わらない以上、常設的に持っておくべき要素かと思...全文を見る
○畠中委員 先ほど、原発などの重要施設に対して、自衛隊の観点からどの程度取り組むかという議論があるというお話も出ました。  そもそも論といたしまして、私、日本の原発について思うわけですが、日本の原発が安いというのは、万が一の危機管理まで十分に織り込んでいないこと、だから日本の原...全文を見る
○畠中委員 それらの新しい通信インフラですが、防衛省・自衛隊以外の関係省庁、例えば警察であったり、消防であったり、自治体、こういったところとの連携、活用の検討というのは行っているのでしょうか。
○畠中委員 災害支援において、次期Xバンド通信衛星が現在のものと比べてどのように優位に機能するのかということを教えてください。
○畠中委員 今から申し上げますのは防衛省や外務省の範疇ではないと思われますが、現代社会におきまして、情報端末というのが非常に発達しているわけであります。国民にとっても、災害時の情報伝達手段というのは大変重要なテーマかと思います。私が阪神・淡路のときに被災した際には、携帯電話という...全文を見る
○畠中委員 政府、自治体など、復旧支援に当たっている通信を阻害しないことを前提に、できるだけ被災住民も情報収集できるようにすべきかと考えます。災害のときは、先ほどおっしゃられたように、五十倍、六十倍の電話の通信があるということであります。こういう民間通信事業者への災害時の通信規制...全文を見る
○畠中委員 情報通信の世界は日進月歩でありますから、もちろんそれを阻害しない一方で、耐災害性についてもぜひ全力で取り組んでいただけたらと思います。  次期Xバンド通信衛星に話を戻しますが、災害支援等の観点から、これを、今現在は防衛省が主で進めているというふうに聞いておりますけれ...全文を見る
○畠中委員 大臣の答弁で理解はいたしましたが、通信衛星というのは十数年も運用するわけでありますから、あらかじめ十数年後の社会に耐え得る構造を持っておかないといけないものだと思います。国民全てにXバンド通信を開放するというのは極端だと私も思いますけれども、例えば警察とか消防、あるい...全文を見る
○畠中委員 二〇〇七年の一月に、中国がASAT実験ということで衛星を爆破して、スペースデブリというのがまき散らされたわけでありますけれども、これを兵器というかどうかはさておきとしまして、衛星を破壊する技術というのは当然あるわけでございます。  そういった観点から質問させていただ...全文を見る
○畠中委員 かつてアメリカも、二〇〇一年のラムズフェルド委員会で報告書が出されたと思いますけれども、スペース・パールハーバー、宇宙の真珠湾攻撃ということ、これのおそれがあるということを十年以上前にアメリカは言っていて、それだけ衛星というのは大変な脆弱性をあわせ持っているということ...全文を見る
○畠中委員 何も特定の国の機器を制限しろと言っているのではなくて、何が申し上げたかったかといいますと、我が国の情報セキュリティーについての意識というのがどの程度かということを知りたかったわけでございますが、恐らくというか間違いなく、我が国の情報セキュリティーに対する意識というのは...全文を見る
○畠中委員 サイバー空間防衛隊はこれからの話でありますから、ぜひしっかりとした取り組みをお願いいたします。  今現在の、防衛省職員や防衛関連企業社員に対するソーシャル・ネットワーク・サービス、SNS教育の訓練の状況や考え方、あわせて、可搬型記憶媒体、USBメモリーとかSDメモリ...全文を見る
○畠中委員 指導されているのはわかりましたけれども、大体こういった指導というのは型決めのものでありまして、悪意のある人間や組織がどういった方法でやってくるかという、ケースワーク的な指導というのもぜひ取り入れていただけたらと思います。いろいろな、成り済ましとか、こういう表現をすると...全文を見る
○畠中委員 以上で終わります。ありがとうございました。
04月04日第183回国会 衆議院 憲法審査会 第4号
議事録を見る
○畠中委員 みんなの党の畠中光成でございます。  若干今の流れと変わるかもしれませんが、本日の第五章内閣にかかわる議論でありますけれども、我が党、みんなの党は、首相公選を初め、大変重要なところだと思っております。だからこそ、建前よりも本音の議論でありまして、みんなの党のアジェン...全文を見る
○畠中委員 みんなの党の畠中です。  御意見ありがとうございます。しかしながら、これまでの日本の今の官僚主導の現状を見て、おっしゃるその縦割り行政の問題点、これはもう長い間言われている。こういう問題点を認識したときに、官僚にもすばらしい人は今もいますし、これからも、オール・ジャ...全文を見る
○畠中委員 ちょっと憲法の議論と違うかもしれませんけれども、これはまた別の場でぜひともやっていただきたいと思います。
○畠中委員 お答えさせていただきます。  そもそも、憲法を変えずとも私どもの考える公務員制度改革はできるというふうに認識しておりますので、現状の憲法の範囲内で可能というふうに思っております。
○畠中委員 みんなの党の畠中です。  まず、官僚の皆さんがキャリア官僚として学校を出て入職するというときは、当然ながら、特定の分野において活躍したいと思われる方もそれはおられるかと思いますけれども、私もたくさんの官僚の皆さん、若手の方ともお会いしておりますけれども、基本的には、...全文を見る
○畠中委員 根本的なところが若干違っているなというふうに思うんです。  そもそも、公務員というのは国民のために奉仕するものでありますが、今までの日本の流れでいくと、国民のために働いているというよりも、省のために働くような仕組みになっている。これをしっかりと、大臣の抑えがきくよう...全文を見る
04月11日第183回国会 衆議院 憲法審査会 第5号
議事録を見る
○畠中委員 みんなの党の畠中光成です。  みんなの党は、昨年四月に発表いたしました憲法改正の基本的考え方におきまして、特段、第六章司法に関する表明はいたしておりません。みんなの党の考える地域主権型道州制の導入による司法のあり方の検討は必要かと思いますが、仮に憲法が改正されるとし...全文を見る
○畠中委員 みんなの党の畠中光成です。  私も、国民審査制度の形骸化についてお話をさせていただきたいと思います。  国民審査制度は、国民が司法に参加するという観点及び憲法改正国民投票と並んで国民が主権を行使する場面ということで、極めて重要な制度であると思いますが、形骸化をして...全文を見る
04月15日第183回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
議事録を見る
○畠中分科員 みんなの党の畠中光成です。  本日は、加速する少子高齢化を乗り越える観点から、前半にイクメン支援、後半に介護を担う人材への教育について質問をさせていただきたいと思います。  さて、私も当選してちょうど四カ月がたち、国会議員の忙しさをまざまざと体験しているわけでご...全文を見る
○畠中分科員 ありがとうございます。  なかなか育休取得が進まないのには、おっしゃるとおり、企業の雰囲気等たくさんの理由が考えられると思います。  東京都が男女雇用平等参画状況調査で調べたデータなんですが、男性が育休を取得しない理由で一番多かったのが、子を見てくれる人がいたの...全文を見る
○畠中分科員 制度についてお伺いしたいんですが、育休を取得できるのは基本的に子が一歳までとなっておりますが、公園とか、ママ友というのはよく言われると思うんですが、このママ友の間でまことしやかにささやかれているのが、魔の二歳という言葉であります。自我が芽生え始めると同時に運動能力も...全文を見る
○畠中分科員 なかなか難しい要素もあるかと思いますが、ぜひ御検討いただけたらと思います。  私も地元に帰れば、国会のない日は、朝、駅頭に立ってみずからの考えを述べさせていただいているわけなんですが、よく出会うのが、自転車にお子さんを乗せて保育園あるいは幼稚園に送りに行かれるお父...全文を見る
○畠中分科員 ありがとうございます。  パパ・ママ育休プラスということで、パパとママが一緒で非常に楽しそうな雰囲気があるというふうに思うんですが、やはり、政治あるいは役所がやっていくことというのは、なかなか、国民に育児は楽しいということが伝わりづらいところもあるかと思います。 ...全文を見る
○畠中分科員 ありがとうございます。  そのイクメンの星、ぜひ私も立候補させていただけたらと思うんですが。  先日、イクメン知事で構成される子育て同盟の知事の皆様とイクメン議連の連携会見の場に、私も加わらせていただきました。国、地方を挙げて取り組むべきテーマですし、これは、ト...全文を見る
○畠中分科員 ベビーシッターやチャイルドマインダーなどという民間資格がございます。  家庭内での保育は利用者の需要も多く、雇用の創出にもつながると考えますが、国の施策がないためか、保育士などと比べて取得する方は少ないように思います。待機児童の解消や子育て支援の観点からも必要かと...全文を見る
○畠中分科員 育児と医療も、切っても切り離せないテーマです。小児医療は都市部においても十分でなくなっているのは御承知のとおりでありますが、特に、小児救急医療体制の拡充について、取り組みをお聞かせください。
○畠中分科員 ありがとうございます。  子育て全般に関して、安心して子を産み育てることができる日本というのをつくっていくことが、少子化の改善に寄与することだと思いますので、ぜひ引き続きの取り組みをよろしくお願いいたします。  次に、介護のお話をさせていただきたいと思うんです。...全文を見る
○畠中分科員 かつて介護保険ができ始めのころ議論があったと思いますが、社会的介護か、あるいは家族が担っていく介護か、こういう議論を私聞きまして、そんなことでこれから日本が抱えていく少子高齢化、超高齢社会というのを乗り切れるんだろうかと思ったことをよく覚えています。  そんなこと...全文を見る
○畠中分科員 ありがとうございます。  私も、この超高齢社会を乗り切るために、全ての国民がこういったものを学ぶ機会というのは本当に大事だなというふうに思っています。  私も、三級取得以降、技術的なところとかを学ぶ機会というのはなかなか少ないのでありますが、本日前半にお話をさせ...全文を見る
04月15日第183回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
議事録を見る
○畠中分科員 みんなの党の畠中光成です。  本日は、前半に災害時の通信インフラ、そして後半に選挙制度についてお伺いしたいと思います。  私の地元は兵庫七区、西宮、芦屋でありまして、おとといの土曜日に、同じ兵庫県淡路島を震源とする地震がございまして、私が住んでいる西宮も震度四程...全文を見る
○畠中分科員 災害時において、携帯電話による緊急通報のため、携帯事業者間のローミングは有益だと思います。  また、緊急通報以外においてもローミングを行うことができましたら、さらに災害時の安心ということが伴うと思うわけでございますけれども、このローミングについて、緊急通報あるいは...全文を見る
○畠中分科員 現代においては、電話による音声通信のみならず、携帯電話のメールのやりとりや情報収集に用いられるパケット通信も重要です。東日本大震災の際の通信需要は通常の何倍程度でしたでしょうか。また、パケット通信への通信規制はどのように行われましたでしょうか。
○畠中分科員 少し話題をかえまして、東日本大震災被災地におけるスマートグリッド通信インターフェースの導入についてお伺いします。  スマートコミュニティー、スマートビレッジの導入に向けた施策はどうなっていますでしょうか。
○畠中分科員 ありがとうございます。  その成果が上がれば、ぜひ、ほかの地域にもその展開をお願いできたらと思います。このスマートグリッドというのは経済的な観点からも非常に日本を牽引する要素かと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。  もう一つ、話題をかえまして、首相官...全文を見る
○畠中分科員 ありがとうございます。  やはり災害対策において通信というのは極めて重要だと思います。  私、冒頭に申し上げましたが、阪神の震災のときは、今のような通信機器の発達というのはない状態のときでありましたけれども、今後、日進月歩で通信機器というのは進化していくことだろ...全文を見る
○畠中分科員 ぜひこれは周知徹底をお願いしたいと思います。  選挙制度というのは、国民の参政権にかかわる極めて重要なところでありますから、そのことを国民が理解しているということは極めて重要であります。これは、候補者陣営のみならず、有権者にとってもわかりやすいという体制を整えてい...全文を見る
○畠中分科員 直近のということと二倍未満ということでおっしゃっていただきましたけれども、この〇増五減案は二〇一〇年の国勢調査を基準にしているということで、ただ、その後の人口流動によって既に二倍を超していることも明らかになっております。  例えば、鳥取二区と東京十六区の格差は、実...全文を見る
○畠中分科員 この〇増五減案、今現在、違憲だと思っている人が国会の外にたくさんいたとしても、具体的な争訟にすることができない。すなわち、選挙をもう一度やって具体的な事案になってからまた裁判に訴えられるということです。そういうことでありましたら、選挙をやって裁判、選挙をやってまた裁...全文を見る
○畠中分科員 時間もありませんので、次に移らせていただきます。  最高裁判所判事の国民審査制度の形骸化が言われていますが、審査公報はいずれも同様の形式で、裁判官に関する情報がわかりやすく提供されているとは言えないと考えます。そのあり方を検討し直すお考えはございませんでしょうか。
○畠中分科員 申請しておりませんのでお見せできませんが、今私の手元に昨年末の最高裁判事の国民審査公報と平成二十一年の審査公報があるわけなんですけれども、これを見ますと、どの判事も同じように書かれております。  特に、気づきましたのが、この写真、今おっしゃられましたけれども、昨年...全文を見る
○畠中分科員 この国民審査制度が衆議院総選挙と同じタイミングであるというのは憲法の規定によっています。そうすると、どうしても衆議院の総選挙に報道が偏らざるを得なくなるというのは皆さん想像もつくかと思いますし、実際そうかと思います。これは、放送法などの観点から、果たしてこれでいいの...全文を見る
○畠中分科員 司法、立法、行政、三権分立というのは本当に民主主義の根っこのところでありますから、ぜひ国民審査制度についてもしっかりとしたわかりやすい取り組みをお願い申し上げ、私の質問とさせていただきます。  ありがとうございました。
04月16日第183回国会 衆議院 予算委員会 第23号
議事録を見る
○畠中委員 みんなの党の畠中光成です。  昨年の総選挙で初当選してから、ちょうど四カ月がたちました。みんなの党は、私を含め、衆議院で十二人の新人議員が誕生しました。新人であっても一人に与えられる役割は大きく、皆、国のために働こうという意欲でみなぎっています。  私も、この間、...全文を見る
○畠中委員 アルジェリア事件では、いろいろな情報機関が別々に首相官邸に情報を上げ、集約ができておりませんでした。また、北朝鮮によるミサイル発射問題を初め、我が国を取り巻く国際環境は一層厳しさを増しておりまして、総理が的確な判断を下せるよう、一元化した情報が総理のもとに上がってくる...全文を見る
○畠中委員 NSCでは、政策部門と情報部門の結節点をどうするかというのが肝かと思います。既存の体制による縄張り争いの場にならないようにしなくてはいけないと考えます。省益を乗り越えて、トップが決断しやすい仕組みにするために、政策部門と情報部門、私は切り離した方がいいのではないかと考...全文を見る
○畠中委員 ぜひお願いしたいのが、何でもかんでもNSCというのでは大きくなり過ぎるように感じます。本来の目的からすれば、総理大臣と一心同体となり得る小さな政策チームの方がよいと考えます。  さて、米国などの場合は、大統領がかわればスタッフも交代するのは御案内のとおりでありますが...全文を見る
○畠中委員 その事務局長はぜひ、お友達ではなくプロフェッショナルがつくというのは言うまでもありませんけれども、冒頭に申し上げました政策と情報の分離ですけれども、これをしっかりしておかないとインテリジェンスが政治化してしまうおそれがあるかと思いますので、くれぐれも、冒頭に申し上げた...全文を見る
○畠中委員 ぜひ、各省任せにすることなく、政府全体としてインテリジェンス人材の養成に取り組んでいただけたらと思います。  さて、先ほどから申し上げておりますように、この総理が考えておられるNSCを機能させるには、情報部門をどうするかということが極めて重要かと考えております。当面...全文を見る
○畠中委員 中央公論の最新号に、我が党の山内康一議員初め超党派の国会議員による、対外インテリジェンス機関創設に関する提言が出ております。  我が国の場合は、そもそも小規模の自衛隊と、さらに小規模のインテリジェンスコミュニティーとなっていることが、外国との比較からも明らかです。人...全文を見る
○畠中委員 今、私の質問に対して、ちょっとやりとりがちぐはぐになりましたけれども、それぐらい総理大臣というお仕事は忙しいということを私はお察しするわけでございます。  情報が総理のもとに正しく上がってきて、それを総理大臣がしっかりと判断できるかどうかということ、これはまさに、今...全文を見る
○畠中委員 どうぞよろしくお願いします。ありがとうございました。
04月25日第183回国会 衆議院 憲法審査会 第7号
議事録を見る
○畠中委員 みんなの党の畠中光成です。  憲法第八章地方自治に関して意見を申し述べます。  皆様御存じのとおり、大日本帝国憲法には地方自治の項目がなく、全て法律で規定されていました。日本国憲法への地方自治の規定の新設は、大日本帝国憲法下の中央集権主義、官治主義を抑えて、地方自...全文を見る
04月25日第183回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○畠中委員 みんなの党の畠中光成です。  まず最初に、二十歳成年制についてお伺いいたします。  私は憲法審査会にも所属していますが、御存じのとおり、九十六条に規定されている憲法改正には、議員三分の二以上の賛成、国会による発議を経て、国民投票が必要となっています。  この国民...全文を見る
○畠中委員 ありがとうございます。  極めて青少年にとって大切な問題かと思いますので、各省ばらばらになって青少年がわかりにくいということでは、これは本末転倒であると思いますので、ぜひ政府全体としての考え方というのをまとめていただけるようお願い申し上げます。  さて、もう一つは...全文を見る
○畠中委員 早期に発見するということは、本当に、まさにこの発達障害のファーストステップで、一番大事なところだと思います。特に、親御さんとのコミュニケーションの中で、障害を受容できない等々の問題、いろいろ考えられますが、だからこそ、ここのところに非常にフォーカスを当てて、早期発見と...全文を見る
○畠中委員 ありがとうございます。  この問題は、人材の養成が極めて重要なポイントかと思います。政府としてそのような方針があったとしても、それをしっかりと見ることができる職員がいなければ、結果として受け入れることができないという問題が多々あるかと思いますので、このあたり、しっか...全文を見る
○畠中委員 今、厚労省、文科省と順番にお伺いしましたが、この発達障害を管轄しているのは厚生労働省や自治体の福祉部局になることから、教育委員会とか学校との連携が十分にうまくいっていないのではないかと思います。  こういったことについて、厚生労働省、文科省、それぞれ簡潔にお答えくだ...全文を見る
○畠中委員 ぜひ実効力のある連携をお願いいたします。  さて、今、小学校から中学校と、義務教育のところについてお伺いしました。大体小学校から高校ぐらいまでは、大分、濃淡はあるにせよ、教員の発達障害に対する理解も深まってきているように思いますけれども、大学あるいは専門学校、こうい...全文を見る
○畠中委員 昨今は、発達障害に伴う十八歳以上の成人期の相談が年々増加しているというふうに聞いております。発達障害の中でも、高機能の発達障害の場合は周囲も本人もなかなかわかりづらい。結果として、そういった方々が安全網から外れてしまうということが多いかと思います。例えば、大学を出て、...全文を見る
○畠中委員 以上で終わります。ありがとうございました。
05月09日第183回国会 衆議院 憲法審査会 第8号
議事録を見る
○畠中委員 みんなの党の畠中光成です。  憲法第九章改正に関して、みんなの党の意見を申し述べます。  昨年四月に憲法改正の基本的考え方でお示ししたように、みんなの党は、憲法九十六条の改正による軟性憲法化を主張しています。具体的には、現在の各議院の総議員の三分の二以上の賛成が必...全文を見る
05月23日第183回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
議事録を見る
○畠中委員 みんなの党の畠中光成です。  我が国の安全保障にとって、日米同盟が極めて重要であることは言うまでもありません。一般的な同盟と日米同盟の違いは、その片務性にあります。日米安全保障条約では、我が国を守ってもらうかわりに基地を提供する、簡単に言えばこういうことだと思います...全文を見る
○畠中委員 大臣、ありがとうございます。  重ねてお聞きしたいんですが、先ほどお聞きしたかったのは、アジア太平洋地域にとっての沖縄の米軍のプレゼンスということだったんですが、今度は、我が国日本にとっての沖縄に米軍基地があることの意味についてお聞かせください。
○畠中委員 現在、米軍再編へのロードマップが進行中でありまして、アジア太平洋における米軍基地を分散させる方向にあります。その中で、グアムやスービックと比較して、沖縄の地理的必要性というのは、まず、大臣もおっしゃられましたように、朝鮮半島の有事、核の問題等が考えられると思います。 ...全文を見る
○畠中委員 先ほども大臣が答弁していただきましたように、我が国は、沖縄の負担軽減それから抑止力の維持、これを同時に解決することが安全保障上重要だと考えておられるのだろう、これはわかります。もちろん、その背景にあるのは、海兵隊の司令部が沖縄にあって、実動戦力も沖縄を本拠地としている...全文を見る
○畠中委員 先ほども申し上げましたように、一般的な同盟というのは相互の軍事力によって助け合う。しかしながら、日米同盟というのは、片務性。憲法上も日米安保条約上も、そうなっていない。つまり、この片務性の焦点は沖縄であって、この沖縄の基地問題が昨今揺らいでいる。揺らぎ始めたから、この...全文を見る
○畠中委員 ありがとうございます。大変お答えしにくい質問であったかと思いますが、御答弁ありがとうございます。  この沖縄なんですが、沖縄の米軍基地は、三分の一が民有地で、日本政府から借地料が入るため、金融商品としてネット販売されているというふうに聞きます。現在、地権者は約三万五...全文を見る
○畠中委員 今の御回答というのは、はっきりとわからないという意味でよろしいですか。
○畠中委員 済みません、これに関連して、もう一度で恐縮ですが、それを特定させようとかしっかりと調べよう、こういう動きはとっておられるんでしょうか。
○畠中委員 この件に絡めて、防衛大臣にもお伺いしたいと思います。  今、沖縄の米軍基地だけではなくて、自衛隊基地の周辺の土地においても、外国人による土地取得の懸念が出されています。小野寺防衛大臣も従来からこの問題に取り組んでこられたかと思いますが、この現状に鑑みて、我が国の安全...全文を見る
○畠中委員 ぜひ、しっかりお願いしたいと思います。  この外国人の土地取得の問題にこれまでなかなか取り組むことができなかったのは、例えば相互主義の観点とかWTOの規定とか、いろいろ難しい問題があったというのは認識しております。しかし、中国の土地を日本人が買うことはできない、これ...全文を見る
05月23日第183回国会 衆議院 憲法審査会 第10号
議事録を見る
○畠中委員 みんなの党の畠中光成です。  憲法の論点である緊急事態に関して、みんなの党の意見を申し述べます。  みんなの党は、昨年四月に、憲法改正の基本的考え方において、憲法上、非常事態法制の整備を明記するとお示ししています。  有事や大災害といった緊急事態では、内閣総理大...全文を見る
05月28日第183回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
議事録を見る
○畠中委員 みんなの党の畠中光成でございます。  本日は、お二人の参考人の先生、ありがとうございます。大変勉強になりました。  私自身、昨年末の総選挙で当選しました一回生の議員でありますが、率直に申し上げて、なぜこの法律がもっと早くになかったのだろうか、やはり日本は危機に対し...全文を見る
○畠中委員 ありがとうございます。  こういった、事前に情報がどれだけとれるかというのは本当に我が国にとって死活的だと私も思っておりますので、今後取り組んでいきたいと考えております。  さて、今度は、平時ではなくて、今回のアルジェリアの事件のように、危機のときにおいて、参考人...全文を見る
○畠中委員 ありがとうございました。
06月04日第183回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
議事録を見る
○畠中委員 みんなの党の畠中光成でございます。  アルジェリアでの人質テロ事件を受けて、邦人の陸上輸送を可能とするこの自衛隊法の一部を改正する法律案ですが、事件後の一月末ぐらいでしたか、当初は、武器使用基準の緩和について、読売テレビの番組で、小野寺防衛大臣は、自衛官は緊急時に武...全文を見る
○畠中委員 今私が申し上げたこの読売テレビの番組について、これは私が受け取ったわけではないですよ。もうネットで流れていますからね。小野寺大臣が、自衛官はかわいそうというふうにおっしゃったということが書いてある、その事実を述べただけでありまして、私が受け取ったわけではございません。...全文を見る
○畠中委員 今、自己保存型ということでおっしゃられましたが、この点が、当初大臣がテレビでおっしゃられたことと比べると、大分後退したのではないかなというふうに思うわけでございます。  この自己保存型との境目ですね、自衛官がもし境目の中で相手に危害を加えた場合、正当防衛だったのか、...全文を見る
○畠中委員 ここのところは、私はしっかり聞いておきたいと思いますので、ちょっと重ねて質問させていただきますが、私がお聞きしたのは、最後のネックは、内閣法制局による憲法解釈がネックなのでしょうか、これはイエスかノーかで。もしくは、ほかの理由なのだったら、その、ほかの理由を端的に、も...全文を見る
○畠中委員 私ごとですが、私の地元は兵庫七区の西宮、芦屋というところでございまして、かつて社民党の党首でありました土井たか子氏が現職であったところです。ちょうど私の席の前に肖像画がかかっているんです、個人的な恨みは全くありませんけれども。  ちょうど十年ほど前、北朝鮮問題がクロ...全文を見る
○畠中委員 今、憲法の議論も世の中で盛んになっていますし、国会でも、私も憲法審査会のメンバーで、私自身も将来的な改正には賛成の立場でありますけれども、その前に十分やるべきことというのがあるんですよ。まさにそれがこのことではないでしょうか。アルジェリア事件を受けて、いろいろな課題が...全文を見る
○畠中委員 ちょっと、答えの中身がよくわかりませんでした。  先ほど来お伺いしているのは、憲法の問題、憲法解釈の問題についてお伺いをしております。しかしながら、この答えについて、明確にお答えをいただいていない、そのように思います。  この憲法の問題、私はそもそも思うんですが、...全文を見る
○畠中委員 非常に残念でありますけれども、そこは本当にしっかりと頑張っていただきたいと思いますし、ここにおられる委員の皆様も、ぜひしっかりと追及をしていただけたらと思います。  済みません、質問を移らせていただきます、時間がありませんので。  今回のアルジェリア事件で、事件現...全文を見る
○畠中委員 今私がお聞きしたのは、もっと細かい話でありましたが、時間もありませんので、次の質問をさせていただきます。  その情報について、先日、安倍総理を中心に取り組んでおられるNSCに関連して、中東、北アフリカ地域担当の分析官を置くというのは、私は大変重要なことだと思い、早期...全文を見る
○畠中委員 以上で終わります。ありがとうございました。
06月06日第183回国会 衆議院 憲法審査会 第11号
議事録を見る
○畠中委員 みんなの党の畠中光成です。  この三つの宿題については、党内で引き続き検討を行っているところでありますが、検討の途中経過事項や私の私見も含まれることを御了承いただいた上で、私から、十八歳への引き下げについて三点お伺いしたいと思います。  まず、皆さん御存じのとおり...全文を見る
○畠中委員 みんなの党の畠中光成です。  憲法改正については、幅広く国民の意見を問うべきという考え方から、公選法等に定める場合を除いて、基本的に全ての公務員について政治的行為の制限を見直すべきと考えています。  一方で、それが組織の活動に利用される懸念も拭い去れません。二〇〇...全文を見る
06月13日第183回国会 衆議院 憲法審査会 第12号
議事録を見る
○畠中委員 みんなの党の畠中光成です。  国民投票の対象拡大については、みんなの党内では検討を行っているところです。したがって、現時点で最終的な結論には至っておりませんが、憲法改正の予備的国民投票や、原発問題などの重要政策における諮問的国民投票の実現に向けた議論を真摯に行ってい...全文を見る
06月20日第183回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第5号
議事録を見る
○畠中委員 みんなの党の畠中光成でございます。  本日は、四人の参考人の先生方、お忙しいところ、本当にありがとうございます。大変勉強になりました。  きょうは、私から何点か質問、教えていただきたいことがございます。  まず、私自身のことをお話しさせていただきますと、学生時代...全文を見る
○畠中委員 ありがとうございます。  今、山口参考人からは、冒頭に、自発的にかかわるということをおっしゃっていただきましたし、溝口参考人からも、自分のため、みんなのためという言葉もおっしゃっていただきました。  もちろん、スポーツは、優勝を義務づけられたチームから親睦的に行わ...全文を見る
○畠中委員 どうもありがとうございます。  それでは、次に宮口参考人、藤崎参考人にお伺いしたいんですが、まず、発達障害に係ることについてなんです。  平成十六年に発達障害者支援法が成立いたしまして、新たな障害として発達障害が定義されました。平成二十二年に、障害者自立支援法や児...全文を見る
○畠中委員 ありがとうございます。  最後の質問になりますが、これも宮口参考人、藤崎参考人にお伺いしたいんですが、発達障害を管轄しているのは、厚生労働省とか自治体の福祉部局になります。教育委員会や学校との連携というのが一つ問題にもなっております。少年院の場合はこれまた法務省の矯...全文を見る
○畠中委員 以上で終わります。  ありがとうございました。
06月24日第183回国会 衆議院 本会議 第35号
議事録を見る
○畠中光成君 みんなの党の畠中光成です。(拍手)  安倍総理、G8ロック・アーン・サミット、お疲れさまでした。  ここのところ、総理に質問させていただけませんでしたので、この機会にしっかりとお伺いしておきたいと思います。安全運転も結構ですが、逃げずに、ぶれずに、明快な回答をお...全文を見る
○畠中光成君(続) みんなの党の考える成長戦略は、まさに正射必中、既得権益に切り込んだ大胆な規制改革です。とりわけ、電力、農業、医療の三分野で、闘う改革を進めます。  電力については、徹底した電力自由化、発送電分離で、世界で二番目に高い電気料金を引き下げます。消費者の電力会社選...全文を見る
○畠中光成君(続) 福島第一原発事故の後、いまだにふるさとに帰れない人が大勢いらっしゃる中で、原発再稼働を実施する。加えて、その原発を海外に輸出しようとする。  先日、自民党の高市早苗政調会長は、福島の原発事故で死亡者は出ていないと発言し、その後撤回されましたが、まさにこれは、...全文を見る
10月29日第185回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
議事録を見る
○畠中委員 まず初めに、台風によってお亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りいたしますとともに、被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げたいと思います。  日本は、世界に通ずる海を擁する海洋国家。私とみんなの党の基本的な国家観です。  我が国は、四方を海に囲まれているがゆえに、...全文を見る
○畠中委員 きのう、きょうのお話もいただきましてありがとうございます。  中国公船による尖閣諸島周辺の領海侵入は、過去一年間で累計六十一回、二百八隻、これは先月の情報でございますが、急激にふえています。中国海軍艦艇の南西諸島通過回数は、一二年で十一回、二〇一三年九月時点で十回な...全文を見る
○畠中委員 今大臣がおっしゃっていただいたように、まさに、政府が我が国をめぐる安全保障環境を示しておられますが、中国は我が国を含む周辺諸国と利害が対立する問題をめぐって、力による現状の変更の試みを含む高圧的とも言える対応を行っていると思います。  しかしながら、皆さん御存じのよ...全文を見る
○畠中委員 一般論ということでありましたが、お答えいただきましてありがとうございます。  先ほど、例えば膨大な数の中国漁船や中国公船あるいは軍艦、いろいろなケースのお話をさせていただきましたが、いずれの場合も、武力攻撃でない場合は防衛出動を下さないということになるんだろうと思い...全文を見る
○畠中委員 今大臣おっしゃっていただいたように、国連憲章はいわゆるマイナー自衛権を排除していないということであるかと思います。  一九六〇年四月の衆議院日米安全保障条約等特別委員会において、政府委員の答弁で、「五十一条は武力攻撃でございます。ところが、そうでない軽微な、いわゆる...全文を見る
○畠中委員 憲法九条のもとで認められる自衛権の発動要件、三要件を今おっしゃっていただきました。ここで法解釈の議論をしている余裕はありませんけれども、私はいわゆるマイナー自衛権は憲法の枠内で十分に認められていると思いますが、一番の問題はマイナー自衛権の概念自体に整理がついていないこ...全文を見る
○畠中委員 時間が来ましたのでこれで終わりますけれども、集団的自衛権の話もありますが、マイナー自衛権、個別の範囲もしっかりと行えるような体制をぜひ整えていただきたいと思います。  ありがとうございました。
10月30日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○畠中委員 国家戦略を明確化し、的確な政策オプションを提示できる体制を整える、総理大臣を司令塔として国家戦略を策定する、我が党のアジェンダにもある内容です。  私も、この日本版NSC、国家安全保障会議については、インテリジェンスの話と一緒に、さきの国会におきまして、予算委員会に...全文を見る
○畠中委員 今官房長官がおっしゃっていただきましたように、我が国を取り巻く環境、例えば、北朝鮮、中国の問題を今おっしゃいました。そういう環境の中において、総理を中心とした政治のリーダーシップが必要だということは、私も全くそのとおりだと思っております。  この国会におきましても、...全文を見る
○畠中委員 今私が申し上げましたこのインテリジェンスサイクル、ぜひ官房長官、よく意識をしていただけるとありがたいんですが、この発注、情報収集、分析評価、報告評価、円滑に回っていくかどうかということをしっかりと判断して、これからこの法案がもし通って設置されたならば、具体的なことが決...全文を見る
○畠中委員 ちょっと、重ねての質問で恐縮なんですが、今総理からということでおっしゃいましたが、逆に、外務省、防衛省から総理に上げるというルートについてはいかがですか。
○畠中委員 この国家安全保障会議においては、政策と情報の分離が大切であると考えます。これは今までも十分議論されてきたことだと思いますが、裏を返せば、政策と情報の結節点が極めて大切ということであります。  官房長官、本当に大切だという顔をしていただいておりますが、この政策と情報の...全文を見る
○畠中委員 重ねての質問で恐縮です。  実務に精通しているというのはもちろんわかるんですけれども、もう少し具体的に、先ほど申し上げましたように、例えば、危機が起こったときの危機管理監との対応とか、あるいは、政策と情報の分離の観点から、結節点という立場でありますから、いろいろな調...全文を見る
○畠中委員 官房長官、ありがとうございます。  では、質問を一つ、前後しますが、今出ました国家安全保障局長と危機管理監との関係について御質問させていただきます。  この国家安全保障局長と危機管理監の関係については、これまでもさんざんいろいろな議論がある中で、実は、いまだこれが...全文を見る
○畠中委員 今官房長官がおっしゃっていただいたように、政策と実行の分離ということ、まだ課題は残っているんだろうというふうに思いますが、今おっしゃっていただいたような、国家安全保障会議あるいは国家安全保障局、これは政策を担う部分なんだということは、私、賛成をいたしますので、その観点...全文を見る
○畠中委員 今大臣おっしゃったこと、ちょっと確認をさせていただきたいんですが、国家安全保障局長とNSCの局長同士でカウンターパートということで、補佐官のカウンターパートというのは、もう一度、お答えいただけますでしょうか。
○畠中委員 済みません、たびたびで恐縮なんですが、ちょっと私の聞き方がまずかったかもしれません、もう一度。  アメリカのスーザン・ライス大統領補佐官がおられますね。このカウンターパートというのは、我が国においてはどの立場の方がされるんでしょうか。
○畠中委員 ありがとうございます。済みません、何度も聞きまして。  質問をかえます。  十月二十四日の読売新聞の朝刊に、国家安全保障局内に役割ごとに六班を設置するとの報道がありました。統括と戦略、その他の三班の班長を防衛省出身者が、同盟・友好国、中国・北朝鮮の二班は外務省、情...全文を見る
○畠中委員 NSCを持つ他国では、民間人を積極登用して、リボルビングドアと言われるように、安全保障政策について官民の間で労働市場が成り立っているようなところもあります。  もちろん、我が国の現状ではまだそこまでいくのは早いのは私も承知しておりますが、しかし、あくまでこの国家安全...全文を見る
○畠中委員 国家安全保障会議の担う役割の一つに、中長期的な国家安全保障戦略、いわゆるNSSの策定があると思います。それに基づいて防衛大綱も策定されていくということになると思います。  この国家安全保障戦略は、いわゆる安防懇でことしの九月に計四回だけ有識者によって議論され、報告書...全文を見る
○畠中委員 ぜひ、戦略の定義からしっかりと考えていただかなければ、そう簡単にできるものではないと思うんです。ですから、我が国の国家戦略というのは、どういうものを定義して、どういうことをいうのかということも含めて、しっかりと取り組んでいただければと思っております。  さて、今申し...全文を見る
○畠中委員 今申し上げました国家安全保障戦略を含めて、いわゆる我が国の取り組みというのをいかにして国内外に伝えていくかということ、これは、NSCができることによって、効果的な新たな、我が国のソフトパワーとして訴えていくことができる一つになっていくと思うんです。  これから、政策...全文を見る
○畠中委員 参考人の方にお答えいただきましたが、ちょっと予定外ではありますが、官房長官も、この民主的統制のことについてどのようにお考えか、一言お願いできますでしょうか。
○畠中委員 ありがとうございます。  時間が参りましたのでこれで終了しますが、ぜひ、冒頭に申しました、国家安全保障会議、外の問題、もちろんこれも大事ですが、中の、政治のあり方、官僚主義のあり方、ここをしっかりと考えていかなくちゃならない問題だということを改めてお伝えしまして、私...全文を見る
11月06日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第7号
議事録を見る
○畠中委員 みんなの党の畠中光成です。  我が党のアジェンダでも、戦略的な外交と的確な政策オプションを提示する体制を整える日本版NSCの創設をうたってまいりました。外交、安全保障の頭脳がないと言われてきた我が国において、リーダーが間違いのない判断を行うための仕組みはとても大切で...全文を見る
○畠中委員 今、総理が行政官ということをおっしゃいました。  確かに、我が国の行政官、官僚は優秀な方が大変多いわけでありますが、私も、この官僚主導という我が国の形が、我が国の強みでもあって、あるいは一方で弱みでもあるのではないかと思います。  官僚の皆さんは、大変処理能力が高...全文を見る
○畠中委員 では、別の角度からお伺いします。  外交、安全保障における我が国の身の丈は一体どの程度が望ましいとお考えでしょうか。  米国が二正面を戦えなくなってきて、中東情勢が我が国にも極めて重大な影響を及ぼす、アルジェリアの事件のような事案もある。本日朝に山西省の共産党委員...全文を見る
○畠中委員 これは我が国の情報収集力とも関係すると思います。もちろん、他国との情報共有を行うことによって、できること、できないことというのは当然我が国の中にもあるのだろうと思いますが、私が申し上げたいのは、国際社会の中で我が国のNSCの価値を高めていくためにも、我が国のNSCの強...全文を見る
○畠中委員 時間が参りましたので、終わります。ありがとうございます。
○畠中委員 みんなの党の畠中光成です。  私は、本日の議題である安全保障会議設置法等の一部を改正する法律案及び修正案の採決に当たり、みんなの党を代表して、賛成の立場から討論をさせていただきます。  第一に、我が国の平和と独立を確保し、国民の生命及び財産を守ることは、政府の重要...全文を見る
11月07日第185回国会 衆議院 本会議 第8号
議事録を見る
○畠中光成君 みんなの党の畠中光成です。  私は、本日の議題である安全保障会議設置法等の一部を改正する法律案の採決に当たり、みんなの党を代表して、賛成の立場から討論をさせていただきます。(拍手)  第一に、我が国の平和と独立を確保し、国民の生命及び財産を守ることは、政府の重要...全文を見る
11月20日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第16号
議事録を見る
○畠中委員 みんなの党の畠中光成です。  NSCも創設される、特定秘密保護法も整備に向けて動いている、これはすなわち、我が国のインテリジェンス体制が前進しつつあるということだと思います。このインテリジェンス体制の整備は、我が党のアジェンダにもありますし、我が国が戦略的な外交、安...全文を見る
○畠中委員 ぜひお願いしたいと思います。  さて、この国家安全保障の委員会、毎日毎日議論をしてまいりました。特にこの特定秘密保護法案につきましては、さまざまな論点あるいは問題点が出てくる中で、今もなお議論は尽きずに進行中であります。この議論は、言ってみるならば、民主主義社会と情...全文を見る
○畠中委員 この十条の国会への情報の提供、これはいいんですけれども、ぜひ気をつけていただきたいことは、特定秘密にかかわる情報の扱い。  例えば、秘密の指定、その解除、あるいは適性評価の実施のこと、これを政府から国会に報告するという形だけでは、私は、まるで国会が政府の下請機関のよ...全文を見る
○畠中委員 丁寧な御答弁、ありがとうございます。  そういった委員会をぜひ、ほかの法律にもかかわってくることでありますから、また今後も提案をしていきたいと思いますし、そういったことを通じて、国会の中においても秘密の保護の規定を設けていく、そして、その審議の中身も充実させていく、...全文を見る
○畠中委員 今、この法案においてしっかりと具体的にというところまで踏み込んで発言をしていただきましたけれども、この倫理規範、しっかりと実行できるようなところまで持っていくためにも、今回の特定秘密保護法案においてより明確に示す、そういったところが極めて重要だと思うんです。  でな...全文を見る
○畠中委員 時間が参りましたのでこれで終わりますけれども、最後に一言だけ。  こういった問題が今後も情報の取り扱いで起こる懸念があるわけでありますから、質問の中でも申し上げました国会における委員会、立法府のチェック、私どもも提案をしていきますから、ぜひとも取り組んでいただけます...全文を見る
11月26日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第19号
議事録を見る
○畠中委員 この特定秘密保護法案、毎日毎日議論する中で、国会でもさまざまな意見が出てきました。秘密の指定の範囲が際限なく広がるのではないかといった不安や、指定にも恣意性が残るのではないかといった懸念もありました。指定の解除のあり方や、情報を取り扱う者の適性評価のあり方にも、さまざ...全文を見る
○畠中委員 この特定秘密、今総理もおっしゃっていただきましたけれども、さらにどのようにこういったしっかりとした規定を設けていくかということは重要だと思っています。  運用において、この特定秘密を一体誰が監視するのかといった問題があります。第三者機関の設置、これはこれでもちろん悪...全文を見る
○畠中委員 ありがとうございます。  もちろん、これは国会のことでありますので、修正提案者からも御説明をお願いしたいと思うんですが、この委員会の設置について、政府から特定秘密の提供を受ける場合における国会での特定秘密の保護に関する方策についての、本法附則第十条の規定に基づく検討...全文を見る
○畠中委員 ぜひこれはやっていく必要があると思いますので、一緒にやっていきたいと思います。  さて、先日の総理への質問の際に、私は、我が国の官僚主義、セクショナリズムの弊害について述べさせていただきました。我が国は、戦時中、陸軍と海軍がお互いの暗号を読解しないといけないと言われ...全文を見る
○畠中委員 時間が参りましたので終わりますが、この法案の採決があったら終わりではなくて、情報に対する懸念点を常にチェックしていく仕組みを国会でつくる、この委員会について、ぜひ多くの皆様の御賛同をお願いしまして、私の質問といたします。  ありがとうございました。
○畠中委員 みんなの党の畠中光成です。  きょうは、陳述人の皆さん、本当に参考になりました。ありがとうございます。福島で公聴会を開いてよかったというふうに思っております。  実は、私ごとでありますが、私も阪神・淡路のあの震災を経験しまして、家が全壊しまして、当時、大学生だった...全文を見る
○畠中委員 ありがとうございます。  今、知る権利、取材のお話もしていただきました。先ほど申し上げましたように、やはりこの法案に対する監視というのは、主権者である国民がしっかりと監視していくべきものだというふうに思います。  また、私どもが主張しておりますのが、主権者である国...全文を見る
○畠中委員 原発労働者の内部告発の話をされましたけれども、もう一度、もし詳細でおっしゃっていただくことができたらと思っております。
○畠中委員 荒木陳述人、一言お願いいたします。
○畠中委員 時間が参りましたので、これで終わりますが、一言だけ。  福島第一原発の汚染水の問題も、私どもも、現場の皆さんの意見も聞きながらしっかりと対応していきたいと思っておりますし、また、子ども・被災者支援法、佐藤陳述人は共同代表をしていらっしゃって、先日国会の方に請願を届け...全文を見る
11月26日第185回国会 衆議院 本会議 第14号
議事録を見る
○畠中光成君 みんなの党の畠中光成です。  私は、本日の議題である特定秘密の保護に関する法律案の採決に当たり、みんなの党を代表して、賛成の立場から討論をさせていただきます。(拍手)  第一に、我が国を取り巻く厳しい国際情勢の中で、国及び国民の利益を守るための安全保障に関する情...全文を見る
11月28日第185回国会 衆議院 憲法審査会 第1号
議事録を見る
○畠中委員 みんなの党の畠中光成です。  衆議院欧州各国憲法及び国民投票制度調査議員団の一員として行った調査について、御報告申し上げます。  まず、今回の海外調査団に選任いただいたことにつき、保利会長を初め幹事、委員の皆様にお礼を申し上げます。  ドイツでは、まず、連邦憲法...全文を見る
○畠中委員 先ほどの報告の中で一点、追加という意味で手を挙げさせていただきました。  私の関心として、ネット選挙も解禁になって、国民投票や選挙における欧州での考え方、扱いということを聞きました。特にイタリアにおいて、例えばメディアやあるいはインターネットも含めた、選挙、国民投票...全文を見る
11月29日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第10号
議事録を見る
○衆議院議員(畠中光成君) この十八条の提案というのは、私どもみんなの党がこの内閣総理大臣の指揮監督権を明確化するということを主張しまして合意に至ったわけですが、その趣旨というのは、この四項において、よりその指揮監督権を具体的に条文の中に入れ込むことによってその監督権を明確化した...全文を見る
12月02日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第11号
議事録を見る
○衆議院議員(畠中光成君) お答えします。  委員御質問いただきましたこの第三者機関につきましては、我が党についても、設置についてもちろんよいものであるというふうに考えておりまして、その形につきましては、今、山田議員からお答えいただいたとおりであります。  それから、この本法...全文を見る
○衆議院議員(畠中光成君) まず、委員の質問にお答えする前に、みんなの党が、総理が第三者機関かのような誤解が出ましたけれども、そのような主張をしたことはないということを、委員御承知のことかと思いますが、まず申し上げておきたいと思います。  その上で、委員御承知のように、みんなの...全文を見る
○衆議院議員(畠中光成君) お答えします。  まず、この特定秘密、約四十二万件ほどあると言われておりまして、これら全てを総理がチェックするというのは現実的ではないと思います。しかしながら、こういった規定を設けることによって一定の効果というのも指揮監督権という観点から生まれてくる...全文を見る
○衆議院議員(畠中光成君) お答えします。  政府原案においては、政府が特定秘密の指定等の運用基準を作成、変更の際には有識者会議に意見を聴くものとしておりましたが、四党による、私どもみんなの党も含めて、特にみんなの党、強く主張した点であるわけでございますが、修正協議の結果、各行...全文を見る
○衆議院議員(畠中光成君) お答えします。  基本的に前のお二方と同じ意見でございますが、委員御質問の第三者機関のイメージでございますが、この法案が施行後速やかに検討されていくというふうに思いますが、その際に、専門性、それから中立性、あるいは民主的かどうかとか、こういった観点を...全文を見る
12月05日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第14号
議事録を見る
○衆議院議員(畠中光成君) 委員の質問にお答えいたします。  我が党がこの修正協議の中でも盛り込ませていただいて、立法府によるチェックを主張させていただきまして、四党の協議の中でも、国会による委員会の設置、特に我が党が主張しておりましたのは、監視及び審議できる委員会というのを設...全文を見る