初鹿明博

はつしかあきひろ



当選回数回

初鹿明博の2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月05日第189回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○初鹿委員 維新の党の初鹿明博です。  国会に二年ぶりに戻ってまいりまして、初めて質問をさせていただきます。いろいろ聞きたいことがたくさんありますので、できるだけ閣僚の皆様、短い答弁で的確にお答えいただければと思います。  さて、きのうの報道によりますと、生活保護世帯がまた過...全文を見る
○初鹿委員 再分配後だと横ばいだということなんですけれども、まず、横ばいだからいいというものでもないんじゃないかと思うんですね。  三枚目の貧困率の国際比較の指標を出させていただきましたが、こちらを見ていただければおわかりになりますとおり、世界の諸外国と比べるとかなり貧困率が高...全文を見る
○初鹿委員 ありがとうございます。  今、大臣、非常にいい答弁をしていただいたんですが、給付つき税額控除の方が確実に低所得者対策になるんですよ。軽減税率は、例えば食料品が安くなれば、全員みんなうれしいですよ、助かったなと思うんですけれども、所得の高い人もそうじゃない人も同じよう...全文を見る
○初鹿委員 もう一つ、所得控除といえば配偶者控除があります。配偶者控除も、所得の高い人の方が税金が割り引かれる金額は大きいわけですね。  先ほども例に挙げましたが、例えば五〇%の税率の人だったら、今だったら十九万円ですよね、一〇%だったら三・八万円しか戻らない。ここでもやはり逆...全文を見る
○初鹿委員 ぜひ、今の、特に若い世代の、現役世代の生活の実態に即したような改革に向かっていただきたいと思います。  では、次に、住宅政策についてお伺いをします。  人が暮らしていく上で、衣食住の中でもとりわけ住というのは非常に重要であります。言うまでもないと思います。  私...全文を見る
○初鹿委員 大臣、先ほど答弁の中で言いましたけれども、若い人たちは、単身だと公営住宅に入れないですから、そういうことも踏まえて、検討をぜひ真剣にやっていただきたいと思います。  先ほど、住まいのあり方もいろいろ変わってきたというお話もありましたが、今、ネットで一緒に住む相手を探...全文を見る
○初鹿委員 これは市町村にきちんと指示を出した、そういう認識でよろしいんですか。
○初鹿委員 ぜひこれは徹底されるように、きちんと厚生労働省も後追いで追っかけていっていただきたいと思います。  ちょっと時間がなくなってきましたので、せっかく総務大臣と有村大臣が来ているので、そちらの話題に先に入らせていただきます。  私は、浪人して二年の間に、何か自分で事業...全文を見る
03月10日第189回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○初鹿分科員 きょうも分科会で質問をする機会をいただきまして、ありがとうございます。大臣初め政務三役の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。  まず最初に、先日の予算委員会で、少し時間がなくて質問し損なってしまったものが幾つかありますので、そちらの方から質問をさせていただきたい...全文を見る
○初鹿分科員 大体、地方交付税の措置と言うんですけれども、私は二十三区なんですね。二十三区は不交付団体で、その二十三区にかなりの生活保護者が集中しているということを考えると、全く不十分だということを少し頭の中に入れていただきたいなと思います。  確かに、公権力の行使にかかわる部...全文を見る
○初鹿分科員 せっかく一般就労したら年金を下げられちゃったというと、就労してよかったのかなと御家族も思ってしまうし、また、中小企業などで、今、雇用率が二%になって、五十人の規模のところから雇えるようになって、では雇ってみようかというふうに思った経営者からすると、雇ったら年金が下が...全文を見る
○初鹿分科員 本人や家族も必要なんですけれども、家族で気づかないことというのはあるんですよね。  先ほどのトイレの例なんかは、お母さんたちは気づかないんですよ、男子便所に入らないから。私が支援をして、それを親に伝えて、初めて知ったと言われました。二十を超えているお子さんですけれ...全文を見る
○初鹿分科員 そうやって中小企業や民間の事業所には働きかけをこれから積極的にやっていくということなんだと思いますけれども、民間がやる以上は、やはり行政機関がしっかりと雇用率を達成しなければならないと思うんですけれども、きのういただいた資料によりますと、市町村で達成しているところが...全文を見る
○初鹿分科員 今大臣、手を挙げかけていましたけれども、何かありましたら、一言お願いします。
○初鹿分科員 ぜひよろしくお願いいたします。  では、続いて、障害福祉サービスの報酬改定について少し御質問をさせていただきます。  今回、ゼロ改定ということでありますけれども、実際には、消費税が引き上がっていたり物価が上昇しているということを考えると、事実上マイナスですし、サ...全文を見る
○初鹿分科員 福祉事業をやっていて思うんですけれども、職員の給料を毎年上げたいと思うんですけれども、なかなか上げられないのは構造的なものなんですよ。  というのは、定員が決まっていますよね。定員が決まっているから、定員いっぱいになってしまったら、同じことをやっていれば同じ収入し...全文を見る
○初鹿分科員 済みません、時間がなくなってしまって、もう少し細かいことをたくさん聞きたかったんですけれども、きょうはこのあたりで終わりにさせていただきます。  どうもありがとうございました。
03月27日第189回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
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○初鹿委員 維新の党の初鹿明博です。  文部科学委員会で初めて質問をさせていただきます。  午前中、下村大臣、いらいらしながら答弁をされているように感じたんですが、私からは基本的に政策議論を中心に行っていくので、落ちついて答弁をしていただきますようによろしくお願いいたします。...全文を見る
○初鹿委員 大臣おっしゃるとおり、今、国際化も進んで、公立の学校に行くと、私の子供の通っている学校なども、クラスに一人は親が日本人ではない、そういう生徒さんがいるんですよね。中国だったり、韓国だったり、また別の東南アジアの国だったり。  そして、髪の毛の色も顔の色も違うような子...全文を見る
○初鹿委員 ぜひ、そういう、髪型とかだけで指導をして、それを切らないと学校に行かさないというような指導をすることは基本的にやるべきじゃないということを、文科省としても各教育委員会に言っていただきたいなということをお願いさせていただきます。  それで、多様性を認める、尊重するとい...全文を見る
○初鹿委員 今、特別支援学校や特別支援学級に通うことが必ずしも権利条約の精神には反しない、そういうお答えでしたけれども、もう一度、この資料を見ていただきたいんです。  先ほど述べたとおり、障害者基本条約では、「自己の生活する地域社会において、」ということが書かれていることを考え...全文を見る
○初鹿委員 今大臣、重要なことをおっしゃっていただいたんですが、一回、特別支援学校や特別支援学級に行ったからといって、そこで卒業までずっとい続けるというのではなくて、やはり発達をしていく段階の中で、特別支援学校から特別支援学級に移ったり、特別支援学級から普通学級に移ったりというこ...全文を見る
○初鹿委員 今、政務官の答弁を聞いていて思うんですけれども、普通学級で適切な教育が受けられない場合は特別支援学校だ、特別支援学級だ、そういうお話だと思うんですが、では、なぜ普通学級でその子に合った教育ができないのか。最大の理由は、人を加配できるかできないかになっているんじゃないか...全文を見る
○初鹿委員 文科省として意識をきちんと持っていただいているというのはわかるんですけれども、巡回をしても、常時やはり横にいてもらわないといけないお子さんたちにとって、たまに巡回して看護師さんが回ってくるのだと、やはり普通学級で学び続けるというのは難しいので、ぜひ、市町村の普通学級や...全文を見る
○初鹿委員 実際に人数の推移を見ると確かに伸びていて、その分の予算措置をされているんだと思いますが、やはりこの地方財政措置というやり方だと、つけた分の人数分、市町村が本当に支援員をふやすのかどうかというのがはっきりしないわけですよね。それと、やはり不交付団体は全く対象にならないの...全文を見る
○初鹿委員 そうではなくて、自治体の数で、達成している自治体とそうでない自治体の割合。
○初鹿委員 いや、そうではなくて、まあいいです。  私が聞きたかったのは、都道府県の教育委員会の中で、何割、何%が雇用率を達成している教育委員会で、市町村も何%かということです。
○初鹿委員 七九%、四七%ということで、都道府県は特に半分を切っているわけですね。  確かに、障害を持っていて教員免許を持っているという方がなかなかいなくて、教員の割合が多いから雇用率を達成するのは難しいというのも理解はしますけれども、教育委員会の事務職員や学校の事務職員、また...全文を見る
○初鹿委員 どうぞよろしくお願いいたします。  時間なのでこれで終わりにいたします。ありがとうございました。
04月15日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○初鹿委員 維新の党の初鹿明博です。  久しぶりに厚生労働委員会で質問をする機会をいただきまして、ありがとうございます。きょうは私の誕生日でありまして、誕生日に質問の機会をいただいたこと、ありがとうございます。  まず最初にお伺いいたしますけれども、大臣、日本はILOの加盟国...全文を見る
○初鹿委員 加盟国としての役割をしっかり果たしているということなんですけれども、今回、JALの不当解雇の問題を少し取り上げさせていただきますが、御承知のとおり、裁判で一定の判決は出ましたが、その前に勧告が出され、それに対して政府から見解を出しましたよね。そうしたら、それに対して、...全文を見る
○初鹿委員 今までも国会で何度かこのやりとりがあって、そのやりとりを見ていると、係争中だからコメントを差し控えますというのが非常に多かったわけですね。  今回、裁判自体は終わったという段階になったので、ちょっと段階が変わっているということで、改めてここで質問をさせていただいてい...全文を見る
○初鹿委員 労使で協議がされていると聞いているということだったら、こういう問題が、国会で院内集会を開いたりして、取り上げられることはないと思うんですね。やはりそこは誠実な対応がされていないんだというふうに思います。  二回目のフォローアップのところで書かれているのは、経済的理由...全文を見る
○初鹿委員 注視するだけじゃなくて、もう少し積極的に関与してもらいたいということをお願いして、次の質問に移ります。  次に、障害者の優先調達推進法についてお伺いをいたします。  平成二十五年度から施行されまして、ちょうど丸二年がたったところであります。ちょっと資料を出させてい...全文を見る
○初鹿委員 ぜひ、うまくやっているところと、なかなか進んでいないところとで、ではどんなものだったら調達できるのかという情報を共有してもらいたいんですね。  恐らく、うちの役所はそんなに障害者の施設から買うものなんかないよと思っているような省庁もあったりすると思うんですが、例えば...全文を見る
○初鹿委員 ぜひ、議員の皆さんも自分の県を見て、あれ、うちの県はまだ一〇〇%になっていないなというところがありましたら、地元の町村長さんに働きかけをしていただきたいなということをお願いさせていただきます。政務官方の地元もまだ一〇〇%になっていないようですので、よろしくお願いします...全文を見る
○初鹿委員 加算をもらって、先ほど言ったとおり、これだけではなかなかまだ足らないよというお話をしたんですけれども、相談支援で、例えば新規に相談をつくると、まず利用者さんに来ていただいてアセスメントをとりますね、それでその後に計画をつくります。計画をつくったら、それが本人がいいかど...全文を見る
○初鹿委員 これは、例えば精神障害の方と身体障害の方で、かかる時間が全然違っていたりするんですよ。また、施設を持っている法人が、その施設の利用者さん、入所者さんを対象に相談支援事業所をつくって、まとめてその計画をつくるというようなところと、在宅で、一々来てもらったり一々出向いてい...全文を見る
○初鹿委員 確かに、そうやって委託することはできるんですけれども、やはり会ったこともない人の計画というのはつくれないと職員はみんな言うんですよね。それは当然だと思うんですよ。顔も見ないし会って話したこともない人の計画を、アセスメントシートだけ見せられてつくるというのはやはり難しい...全文を見る
○初鹿委員 それだと一回ぐらいなんですよ。一回のイベントとかになるので、継続的にできるような制度も考えていただきたいと思います。  終わります。
04月16日第189回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第2号
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○初鹿委員 維新の党の初鹿明博です。  きょうは、東電の廣瀬社長にもお越しをいただきまして、お忙しいところありがとうございます。  きょうは、先ほど馬淵先生も取り上げておりましたけれども、K排水路の汚染された水の流出、外洋への流出について取り上げさせていただきます。予算委員会...全文を見る
○初鹿委員 対策に一生懸命になってデータの公表は忘れてしまった、そういうことですよね、簡単に言えば。この発想というか、この感覚自体がずれているということをまず指摘させていただきたいと思います。  やはり、データをとったら直ちに公表するということを、今後、姿勢として示してもらいた...全文を見る
○初鹿委員 では、なぜ、四月から十二月までデータをとっているものが報告されていなくて、そのままにしていたんですか。そのことを言っているんですよ。
○初鹿委員 先ほど活動状況を話したときに、何と書いてありますか。「規制当局としての立場から、積極的な監視・指導を行う」と書いてあるんですよ。「積極的」と書いてあるということは、報告を待つだけじゃなくて、規制庁みずから、高い可能性がある水が流れているというのが最初に指摘されて、もう...全文を見る
○初鹿委員 それは当然、リスクの高いところをまず優先するというのはそのとおりだと思いますが、このK排水路は、外洋に水が流れていっているところなわけですよね、港湾内じゃなくて。そこに、濃度が高いかもしれないというのがわかっていたら、やはり途中で状況を確認するとかいうのは、私は必要で...全文を見る
○初鹿委員 三月三十日に試運転をして、まだ連続運転していないということは、現状ではまだ港湾の外に、外洋の方に水が流れている、そういう理解でよろしいでしょうか。
○初鹿委員 今現状では、ここを流れている水の線量は告示限度内におさまっている、そういうことでよろしいんでしょうか。
○初鹿委員 対策をとる前のデータを見ると、雨が降ったときにやはり濃度の高い水が流れ込むという状況だったと思うんですよ。  現状、試運転ということですけれども、雨がたくさん降ったときには運転をしてC排水路の方に流すという対応になっているのか、それとも、必ずしも天気に関係なく、運転...全文を見る
○初鹿委員 こういうところを規制庁はしっかり見て、雨が降ったときには基本的に動かすようにして、港湾の中に水が流れるようにするように指導するのが規制庁の役割じゃないかと思うんですよ。東電の都合もあると思いますけれども、やはり、雨が降ったときにリスクが高くなるというのがわかっているわ...全文を見る
○初鹿委員 やはり、規制当局なんだから、積極的にもうちょっとかかわって、監視をしてもらいたいなと思うんですよ。  それで、今回、実施計画にこの水の対策が載ったのは三月三十一日からですか、実施計画の中にこの汚染水の対策が載ったのは。
○初鹿委員 前回伺ったときに、まず、液体廃棄物ではないということですよね。だから、基本的には炉規法の中での対応にはならない。ただ、事故が起こったということで、特定原子力施設ということで実施計画の中でその対策を盛り込んでいく、そういう御説明でしたよね。  先ほど、こういう対策をと...全文を見る
○初鹿委員 そもそもやはり、炉規法で液体廃棄物の対象となっているのは、基本的に燃料に触れた水だということだと思うんですね。  今回、福島第一原発は、想定していない事故が起こってフォールアウトがあって、それで放射性物質が敷地内にばらまかれた状態になったわけですよね。それで、B排水...全文を見る
○初鹿委員 それにしても、実施計画の中に入れるまでは垂れ流し状態になってしまっているということは明らかなわけですから、これは事故が起こることもある程度やはり想定をした対策をとらないと、事故が起こらないような対策をとっていくことが必要だというのはそのとおりだと思いますが、今回だって...全文を見る
04月17日第189回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
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○初鹿委員 維新の党の初鹿明博です。  きょうも質問をさせていただきますが、きょうの文部科学省設置法の一部を改正する法案、スポーツ庁を設置するという法案ですけれども、まず、スポーツというと、野球とか、サッカーとか、バレーボールとか、バスケ、陸上、水泳というのはスポーツだなという...全文を見る
○初鹿委員 では、似たような身体活動で、バレエはどちらですかね。私は、文化ではないかと思うんですけれども、文化的な側面が強いと思うんですけれども、どちらでしょう。
○初鹿委員 スポーツ基本法に書いてあるスポーツとは、「心身の健全な発達、健康及び体力の保持増進、精神的な充足感の獲得、自律心その他の精神の涵養等のために個人又は集団で行われる運動競技その他の身体活動であり、」と書いてあるんですよね。ですから、「その他の身体活動」に何がどこまで含ま...全文を見る
○初鹿委員 トップアスリートを育成していくということも国として必要ですけれども、やはり、地域の中のいろいろなサークル活動だとか、そういうのも応援をしていくというのも大切だと思うので、できるだけ広く門戸は開いていただきたいなというふうに思っております。  それでは次に、通告してい...全文を見る
○初鹿委員 非常に大臣は真っ当な感覚を持っていて安心をしましたが、このニュースが出たときに、私も、非常に羽生選手はメンタルが強くて頑張って、感動はしましたけれども、やはり、出してよかったのかというのは非常に疑問を持ったんですね。  ニュースのコメンテーターのコメントなんかを見て...全文を見る
○初鹿委員 今、学校ですかというのがありましたけれども、学校の部活動も似たようなものなんですよ。  今資料をお配りしましたが、「学校運動部活動指導者の実態」というところで、部活動の顧問の先生が、その担当となっているクラブの競技の経験があるかないか、また、その先生が体育の先生かど...全文を見る
○初鹿委員 今、本当に重要なことをおっしゃっていただいたんですけれども、やはり顧問になるのに競技の経験があるというと、なかなかなれないですよね。実際に、今もう顧問のなり手自体がだんだんなくなっているという現状があって、先生が異動しちゃうと本当にクラブが消滅しちゃって、異動していっ...全文を見る
○初鹿委員 大会などで勝ち進んでいけば、土日も両方、試合に出ていかなきゃいけないというケースもあるから、特定の日をということではないんですけれども、やはりある程度休める環境をつくってあげないと、今は学校の部活動でも、親が結構コミットしている場合が多いわけですよね。前の顧問の先生が...全文を見る
○初鹿委員 私も、外部指導者を入れること自体はいいことだとは思っているので、ただ、それがあだになるようなことがないように、やはり、きちんと安全対策ができる、医学的な知識を持っているような指導者をふやしていきたいという思いなので、できれば、例えばそういう指導者の資格を取得するのに一...全文を見る
○初鹿委員 ちょっとまだ時間があったので、最後に一言つけ加えさせていただきますが、今、学校の部活動や授業のことをずっとお話しさせていただきましたが、実は私、基本的には、もうそろそろ青少年の運動を、学校部活動中心から、地域のクラブ活動中心に移していった方がいいんじゃないかというのを...全文を見る
04月22日第189回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
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○初鹿委員 維新の党の初鹿明博です。  また質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  まず最初に、皆さん、この袋を御存じでしょうか。これは教科書を入れる袋なんですね。小学校一年生に入学した際に、日本全国、全ての子供さんに、教科書を入れる袋として配付をされているとい...全文を見る
○初鹿委員 多分、副大臣は、政治家で意識があるからだと思うんですが、先日、文科省の方と話をしましたら、文科省の職員の方でも知らなかったという人がいるぐらいなんですよ。  それで、実はこれを作成するのに、一年間で印刷費が六百六十七万三千八百四十三円、今回はかかっているということな...全文を見る
○初鹿委員 入学式のときとはいえ、学校に手ぶらで行くわけじゃなくて、みんな、手提げバッグを持っていきますから、袋に入れても、その袋を手提げバッグに入れるんだから、家に帰って教科書をあけるときに、袋からわざわざ出すよりも、バッグからこうやって出した方が便利だ、楽だと思うので、そうい...全文を見る
○初鹿委員 大臣、どうもありがとうございます。ささいなことなんですけれども、これでひっかかる、それで未来の希望が失われちゃうようなことがないようにぜひしていただきたいなというふうに思いますので、ぜひぜひ前向きにお願いをいたします。  次に、今度は依存症の対策についてお伺いいたし...全文を見る
○初鹿委員 今、資料の話がありましたけれども、皆さん、この資料を見ていただきたいんですけれども、これはギャンブル依存症問題を考える会が作成した資料で、依存症者百六十三人に対してアンケートをとった結果なんですが、ギャンブルを開始した年齢というところのアンケートなんですけれども、非常...全文を見る
○初鹿委員 ぜひぜひよろしくお願いします。  先日も、小学校の二十九歳の教員がパチンコで借金して、そのパチンコで取り返そうとして、有給休暇をとって所持金をつぎ込んだけれども結局負けちゃって、また無断欠勤して、何かさまよっていたら発見されたみたいなことがあって、懲戒処分に遭いまし...全文を見る
○初鹿委員 そうなんですよね。三割ぐらいが学校の先生で、大体退職した校長先生らしいんです。これは、地域によってなかなか社会福祉士さんが見つからない地域もあって、やむを得ずという面もあるのかもしれないんですけれども、やはり学校の先生は学校の先生で、どうしても学校側の見方になっている...全文を見る
○初鹿委員 ぜひ、配置を進めるだけじゃなくて、それが機能的にきちんと役割を担っていけるようにしていただきたいと思います。あと、やはり質の向上も図っていただかないと、スクールソーシャルワーカーはつくったけれども、機能しなくて、結局それが逆に問題となって何かが起こってしまったというこ...全文を見る
○初鹿委員 ぜひ、フリースクールの支援も始めることでありますし、現場でもそういう取り組みが進んでいくことをお願いしまして、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございます。
05月15日第189回国会 衆議院 文部科学委員会 第9号
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○初鹿委員 維新の党の初鹿明博です。  午前中に続きまして、独立行政法人大学評価・学位授与機構法の一部を改正する法律案について質問をさせていただきます。  午前中の松本議員の質疑を聞いていても、貸付事業についてはやはり考え直した方がいいのかなというのを非常に強く改めて感じまし...全文を見る
○初鹿委員 兼務する職員が一名配置されていると言いますけれども、そこに行っているわけじゃないですよね。行くことはあるんですか。
○初鹿委員 ホームページにも書いてあって、訪ねていったり電話をかけたりする人というのはいるんじゃないかなと思うんですけれども、訪ねていって、それで、なかったといって苦情か何かが来たことというのはあるんでしょうか。
○初鹿委員 まず、電話は置かれているけれども、転送になっているんですよね。転送ですよね。郵便物も転送になっているんですか。
○初鹿委員 では、常駐をしなくなってどれくらいたつんでしょうか。
○初鹿委員 では、随分長い間、ほとんど人がいないで、鍵もかかったままの状態でこの事務所が存在をしていたということですよね。その間、賃料は支払ってきたんでしょうか。
○初鹿委員 それは月なのか年間なのか、お答えいただければと思いますが、年間で幾ら払っているんですか。
○初鹿委員 つまり、今回のこの法律が通っても、施行されるのは来年の四月からということですよね。ということは、四月までは誰もいないままの状態で賃料を払い続ける、そういう理解でよろしいわけですよね。
○初鹿委員 普通、やはり民間企業じゃ考えられませんよ。ほぼ一年間、誰もいない、全く使っていないそういう事務所に百万以上のお金を払ってきているわけですよ、現状。このお金というのは何ですか。運営費交付金から払われているわけですよね。そうですよね。
○初鹿委員 ということは、税金なわけですよ。ここで法律が通っても、皆さん聞いてくださいね、使わないのにさらに百万円払うんですよ。おかしいと思いませんか。誰も訪ねていかないし郵便物もないし、電話だけちょこっと置かせてもらって転送すれば済む話ですよ。そうしたら放送大学に賃料を払う必要...全文を見る
○初鹿委員 百万といっても、それは全体の運営費からすれば微々たるものかもしれませんけれども、百万といったら百万ですからね。それこそ従業員のボーナスを少しでも上げた方がいいんじゃないかというぐらいに思うような金額ですから、少しこれは真剣に考えていただきたいと思います。  それでは...全文を見る
○初鹿委員 ということは、償還がされないということはほぼない、ちゃんと返ってくるものだ、そういう理解でよろしいんでしょうか。
○初鹿委員 では、その理由としては、病院施設であるから診療報酬で確実に収入が入ってきて、それで返済が可能である、そういう理解でいいわけですよね。よろしいですか、それで。
○初鹿委員 二枚目の資料で、事業仕分けのときに指摘を受けているところの丸五番目ですけれども、「国立大学附属病院の診療施設のみを貸付事業としているのであるから、利用方法としては」云々とあって、「診療報酬で貸付を返済する以上、一般の公的病院、民間病院と有意差はないと判断される。よって...全文を見る
○初鹿委員 財政融資資金からも直接借りることは可能だということですよね。  では、なぜ個々の法人でやらずにセンターで一括して受けなければいけないのか。その合理的な理由を説明してください。
○初鹿委員 今、財務状況にかかわらず貸し付けができるという答えをしましたけれども、診療報酬で返済をして確実に返ってくる、だから財政融資資金で出すという、先ほどはそういう答弁をしているんですよ。財務状況にかかわらずというのは関係ないじゃないですか。病院施設だから、財務状況は関係なく...全文を見る
○初鹿委員 財務状況にかかわらず貸し出しができる。では、財務状況が悪い場合には貸し出しができないということが仮にあるとしたら、病院の場合は診療報酬で安定して入ってくるわけですよ。でも、この事業は病院しか対象にしていなくて、大学の施設は、例えば寄宿舎とか、ほかの施設もあるわけですよ...全文を見る
○初鹿委員 ここでリストを出させていただきましたが、結構、地方銀行とかが融資してくれているんですよ、民間金融機関が。  でも、ちょっと考えてみてくださいよ。診療報酬と宿舎と、どちらが返済の確実性があるか。宿舎は、もしかしたら家賃を滞納する学生がたくさんいて、それで返済をできなく...全文を見る
○初鹿委員 では、その財政投融資の資金で貸し付けをするのが適切だと言うなら、それぞれの大学で貸し付けをするのではなくてセンターでまとめてやる合理的な理由を説明してほしいんですけれども、それは合理的な理由は説明できるんですか。
○初鹿委員 さっき答弁では、個々の国立大学の財務状況も確認して財務省は貸し付けできるかどうか判断していると言っているんだから、別に、センターを通す通さないは関係ない話だと思うんですよ。  ちなみに、この貸付事業にかかわっている職員は何名ですか。
○初鹿委員 お一人は管理職で、五名が職員ということですよね、この前伺ったところによると。それでよろしいんですよね。
○初鹿委員 このいただいた最初の説明の資料によると、毎年大体七十から八十事業、三十五、六法人に対して七十から八十事業を融資しているということですから、一人当たりの持ち件数、十五件ぐらいですか。それでいいんですかね。
○初鹿委員 では、五人で、全部合わせると六十件ぐらいを担当しているということですよね。これは、それぞれの国立大学に行ったら一つか二つぐらいになるわけですよ。そうすると、各国立大学が直接やることになっても、それぞれの法人の負担はそんなに重くならないと思いませんか。だって、今五人の職...全文を見る
○初鹿委員 だから、そこの財務状況にかかわらずというのは、さっきも言ったとおり、財務省はそれを判断して融資を決めているんだから、だから、センターを通す通さないは関係ない話なんですよ。それはもう全然答えになっていないんです。  では、ちょっとまた視点をずらして、今度は別の話をさせ...全文を見る
○初鹿委員 そう考えると、ここの今議題になっている法人で病院施設の貸し付けを行うんじゃなくて、厚生労働省の所管の福祉医療機構で国立大学法人についても貸し付けができるように変更をしてそこで融資をするようにした方が、病院の整備というところで一体感が出てくるような感じがするんですよ。 ...全文を見る
○初鹿委員 独法の再編の中でどうしてもそれぞれの省庁の所管の法人をくっつけるという方向はかなり進んできているように思うんですけれども、省庁間をまたがるところで、別の省庁の法人にくっつけた方がいいようなところまでまだまだ視点が行っていないと思うんです。縦割りみたいなことを言わずに、...全文を見る
○初鹿委員 ぜひ検討をお願いしたいのと、あと、税金が節約できるかという観点もそうですけれども、国立大学法人をつくって、それぞれの大学ごとに別々の法人になったわけですよね。それは、それぞれの大学が、地域の特性とかそれぞれの学校の特徴などを踏まえて独自性を出していくということが趣旨な...全文を見る
○初鹿委員 積立金はいずれ枯渇というか、五、六年ぐらいにはなくなるわけですから、ぜひそのときにはもう一度検討をし直すようにお願いをして、質疑を終わります。  ありがとうございます。
○初鹿委員 ただいま議題となりました独立行政法人大学評価・学位授与機構法の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、維新の党を代表し、その提案理由及びその主な内容について御説明いたします。  独立行政法人国立大学財務・経営センターは、国立大学に対してその附属病院の土地の取...全文を見る
05月22日第189回国会 衆議院 文部科学委員会 第11号
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○初鹿委員 維新の党の初鹿明博です。  私も、この学校教育法の一部を改正する法律案について質問をさせていただきます。  しかし、その前に一つ、今、資料で新聞記事をお配りさせていただいているんですけれども、ちょっと非常に私、気になった記事なので、これを取り上げさせていただきます...全文を見る
○初鹿委員 実は私、子供三人いるんですが、自分の子供の何番目のときだったか覚えていないんですが、宿題で、要はお父さんに聞くということがあって、聞かれたときに、え、こんなことを宿題で出しちゃっていいのかなと実は思ったことがあって、それをこの記事を見て思い出したので、ここで取り上げた...全文を見る
○初鹿委員 私も大臣と同じように、この授業の中身の目的自体は本当にすばらしいものだと思います。自分も当時のことを振り返れば、やはり母親がそうやって夜働いているというのを改めて感じまして、感謝の気持ちがより強くなったというのも本当にありますので、そういう効果はありますが、やはり配慮...全文を見る
○初鹿委員 ただ六年、三年くっつけてだらだらっと九年間いってしまうようなことにならないような工夫というのを、ぜひ考えていただきたいなというのは思います。  先ほどからお話しになっていますが、六・三制のこの現行の課程は維持をするというのが前提にあるわけですよね、前期六年、後期三年...全文を見る
○初鹿委員 そういう独特な科目は独特な科目としてあると思うんですけれども、先ほども指摘がありましたが、エリート校にならないようにしなきゃいけないみたいな質問があったときに、例えば中学校の課程を小学校から、小学校五、六年でやるとか、そういうことも認める、そういう理解でいいのかという...全文を見る
○初鹿委員 ある程度、では独自性を各学校が出せるということですよね。  ここでちょっと考えなきゃいけないのは、では、生徒が九年間ここの学校にずっとい続けるという前提ならば、それでいいとは思いますよ。ところが、転校する場合だってあるわけですよね、親の転勤だ何だということで。それで...全文を見る
○初鹿委員 やはり、差が出て、学ぶのが欠落しちゃうような部分が出てしまうことが一番問題だと思いますので、この点、かなり留意をしていただきたいなというふうに思います。独自性を出すことも大切だと思うんですけれども、でもやはり教育の水準を維持するということをまず大前提にしていかないと、...全文を見る
○初鹿委員 確かに、すぐにそうはならないとは思いますけれども、これをどんどん進めていって学校数もふえていったときに、地域によって差は出てくると思いますが、自治体によってはほぼ小中になっていく、義務教育学校になっていく可能性も否定はできないですよね。そのときに、中学校の免許しか持っ...全文を見る
○初鹿委員 もう時間がなくなりましたので、また後日、残った質問はさせていただきたいと思います。  ありがとうございます。
05月28日第189回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第4号
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○初鹿委員 おはようございます。維新の党の初鹿明博です。  きょうも質問をさせていただきます。  私の選挙区は東京の一番東側の江戸川区というところでして、東京湾に南の方が面しているんですね。政務官、御存じですか、知っていますよね。  きょう質問をするのは、同じ東京湾の湾岸沿...全文を見る
○初鹿委員 場所を決めていくときに、最終処分という名称で、一生そこにずうっと居続けるんじゃないかということになると、地元の自治体や地域住民の理解もなかなか得られないということで、この長期管理施設という名称に切りかえたというふうに私は感じているんですけれども、そうはいっても、やはり...全文を見る
○初鹿委員 現状、三県で候補地が大体決まったということです。今、栃木県は詳細調査が始まっていないというお答えでしたけれども、報道等によると、調査に入ろうとして、それを地元側の合意がなかったということで、かなり反発があって調査に入れなかったという報道がされていますが、それは事実です...全文を見る
○初鹿委員 この二つのケースを、まず前例としてあるわけですから、それも踏まえて千葉県も対応しなければならないということをまず最初に指摘させていただきます。  その上で、ちょっと別のお話になります。  五県に絞られているわけですけれども、私は東京ですけれども、東京にもそれなりに...全文を見る
○初鹿委員 五県は、大量にあって保管が逼迫をしていて、その他は、そこまで逼迫をしていないのでそれぞれの都県の施設の中で管理をしていく、そういうことなんですけれども、そこで、この指定廃棄物ですけれども、まず、一キロ当たり八千ベクレルを超えるものについて環境大臣が指定をするということ...全文を見る
○初鹿委員 何が言いたいかというと、五県は多分これから、申請を出していなくて未指定の廃棄物があれば、それは申請を出して、そして指定を受けて、処分場ができればそっちに移せますよということになるんでしょうけれども、五県以外のところで処分場をつくらないところは、指定を受けても持って行き...全文を見る
○初鹿委員 きちんと処理をされていけばいいですけれども、未指定で把握ができていないわけですから、それがいいかげんな形で放置をされていたり、また、きちんとした基準に基づかない処理の仕方がされたりすることがないように、きちんとこれは管理をしていただきたいなということをまず申し上げさせ...全文を見る
○初鹿委員 そもそも、選定をするに当たって、では、これは地下に保管する施設ですよね、地盤とか地質とか地下水脈がどうなっているのかというのはやはり非常に重要だと思うんですけれども、そういうところについてボーリング調査をしたりしているわけではないわけですよね。ボーリング調査とかはして...全文を見る
○初鹿委員 今言ったように、地質の調査とかを何もしないで、こうやってぽんと選定がされていて、それが東電の敷地ということでありますから、やはり事故を起こした東電の敷地だったら東電も反対もできないだろうという、それぐらいの選び方なんじゃないかというのをやはり地域の住民の人たちは感じて...全文を見る
○初鹿委員 仮定の話じゃなくて、詳細調査をして、それで、適当じゃなかったらそれは別のところを選定するかどうかと聞いていて、別に仮定でも何でもないでしょう。それに答えられないというのはおかしいんじゃないですか。  では、仮に、もう一カ所に決めちゃっているから、どんな結果が出ようが...全文を見る
○初鹿委員 つまり、有識者の判断を聞いて、その上で、できないという有識者の意見があればそこにはつくらない、そういうことでよろしいわけですよね。よろしいんですよね。
○初鹿委員 有識者の判断が出ればそれに従う、そういうふうに私は理解しましたので、ぜひきちんとした対応をしていただきたいと思います。  そもそも、自然災害等を考慮してこの場所を決めたというんですけれども、東京湾の湾岸なんですよね。今、首都直下型地震を初め、首都圏にいつ地震が来ても...全文を見る
○初鹿委員 施設自体は液状化して壊れないようにできたとしても、周りが本当に地面がぐちゃぐちゃになって、水道やガス管やそういうものが全部、浦安だったら壊れちゃっているわけですよね。そういうところにわざわざつくるというのは私はいかがなものかなと思うので、液状化は除外しないというのは少...全文を見る
○初鹿委員 やはり、やり方が非常に乱暴というか、無理があるんじゃないかなというのを私は感じるんですよね。事前に調整しないで、いきなり一つの場所だけをぽこんと持ってこられて、ここしかないんだから、ここに従ってくださいというように恐らく市長さんは受けとめたと思うんですよ。それは反発す...全文を見る
○初鹿委員 説明をするというのは当然のことだと思うんですけれども、では、住民の理解を得られたということをどういう段階で判断するのかということも重要だと思うんですよ。  大体どんな事業でも、説明会をやって話を聞きました、いろいろな意見が出るけれども、それに対して答えをしないで、説...全文を見る
○初鹿委員 そもそも、住民に対する、また地元の自治体に対する同意を得るルールがないわけですよね。  例えば、市議会で議決をしてもらうとか、市長との間で協定書のようなものを取り交わす、それが条件になっているとか、そういうものが全くないわけで、これだと、意見を聞いて、それでもう理解...全文を見る
○初鹿委員 ぜひきちんとこれは対応していただきたいと思います。  ちょっと話をほかの話にかえていきますけれども、環境保護団体の方から、この東電の敷地には、環境省の第四次レッドリストで絶滅危惧2類に位置づけられているコアジサシの繁殖地があるという指摘がされているんですけれども、環...全文を見る
○初鹿委員 コアジサシだけじゃないですけれども、こういう希少な生物が繁殖している場所だということが仮にわかったとして、それでも処分場の適地はここにしかないということだったら、当然これは建設するということになっていくんですよね。
○初鹿委員 環境省は、廃棄物の管理とか処分とかをきちんとやっていくという仕事もある一方で、自然生物を守っていくという仕事もあるわけで、ここが仮に繁殖地であったりして、そこに処分場をつくるとなると、環境省の仕事として矛盾するというか、相反することをやらなければならなくなってしまうと...全文を見る
○初鹿委員 乱暴なことをするとは思いませんけれども、やはり希少な生物を、例えば工事で卵をがあっとやってしまうとか、そういうことがないようにはしていただきたいと思います。  繰り返しになりますけれども、処分場の候補地の選定の仕方というのはやはり少々乱暴なやり方になっているというこ...全文を見る
05月29日第189回国会 衆議院 文部科学委員会 第13号
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○初鹿委員 維新の党の初鹿です。きょうも質問をさせていただきます。  本日は、学校教育法の一部を改正する法律案の質疑なんですが、その前にちょっと一つ、きのうの晩に大変ショックなニュースを発見しましたので、その件について質問をさせていただきたいと思います。  きのう夜十一時ぐら...全文を見る
○初鹿委員 ちょっと記事を読ませていただきますが、市立中学校一年の女子生徒十三歳が二十二日、柔道部の練習中にわざをかけられた際に転倒し、その後死亡したと発表した。福岡市の教育委員会が発表したということです。この発表によると、女子生徒は二十二日午後六時四十五分ごろ、二年の女子生徒に...全文を見る
○初鹿委員 これから第三者委員会が設置をされてそこで検証がされるということですので、その結果を踏まえて文科省として対応されるということになると思いますので、その辺はしっかり行っていただきたいと思います。  柔道の授業における安全マニュアルが出されていると思いますが、その中で、「...全文を見る
○初鹿委員 あともう一つ、この記事に書いてあることなので事実かどうかわからないんですけれども、事故が発生したのが、時間が午後六時四十五分なんですね。中学校は、大体三時ぐらいに授業が終わって、部活が始まるとしたら四時ぐらいからですよね。ということは、二時間四十五分ぐらい部活動をやら...全文を見る
○初鹿委員 ぜひ実態がどうなっているのかも調べていただいて、適切な時間帯というのをなかなか定められないというのはわかりますけれども、でも、長過ぎるというのはこれはわかると思いますので、徹底していただきたいと思います。  それでは本題の方に入らせていただきます。  昨日、お台場...全文を見る
○初鹿委員 これは実は法律で作成が義務づけられているわけではないんですよね。ですので、やはり法律できちんと位置づけをした方がいいのではないかなということを私は感じます。  前にも話をしたと思いますが、私は子供の放課後デイサービスを事業所としてやっているんです。福祉サービスです。...全文を見る
○初鹿委員 できれば、次の改正のときにこれを義務づけるようなことを考えていただきたいと思います。  障害を持っているお子さんたちが、今、普通級にもかなり通うようになっておりますよね、きのうもいたわけですけれども。その子たちが、週に一回、通級学級に通っているケースというのが非常に...全文を見る
○初鹿委員 ぜひよろしくお願いいたします。  やはり、障害を持っている子たちも成長しているんですよ。ただその歩みが遅いだけで、その成長を支えるために、取り出して個別の指導をしていく、これを繰り返していくことによって、特に小さいときから繰り返していくことによって、大きくなったとき...全文を見る
○初鹿委員 それと、先ほども指摘がありましたが、小中一貫校がエリート校化するんではないかという、その指摘がございました。大臣は、この義務教育学校は就学指定の対象になる学校であるから、基本的にその地域の子供たちが通ってくる、ただ、学校選択制というものがありますよねということが指摘を...全文を見る
○初鹿委員 結構重要なところですからね。ここは徹底をして、抽せんでもくじ引きでも何でもいいんですけれども、試験で選抜をするということだけはしないということをぜひ徹底していただきたいと思います。  次に、授業の時間のことについて質問をさせていただきます。  先日、地元の中学校の...全文を見る
○初鹿委員 まだまだ質問したいことがあるんですが、時間が来たので終わらせていただきます。  ありがとうございます。
06月03日第189回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
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○初鹿委員 維新の党の初鹿明博です。  内閣委員会で初めて質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。  維新の党は、今、女性議員が一人しかおりませんで、女性局というのをつくっているんですけれども、男性の私がその女性局の事務局長をさせていただいております。そういうこと...全文を見る
○初鹿委員 わかったようなわからないような感じなんですけれども。  女性が活躍することを目指すということですけれども、では、今まで男性は活躍していたんですか。きょうは男性がそちらに並んでいますが、向井さん、男性はこれまで活躍していたんですか。
○初鹿委員 これで女性の管理職の比率が高まって管理職になる女性が多くなるとか、これは私もいいことだとは思うんですけれども、ただ、やはり考えなければいけないのは、では、今までの男性の働き方と同じような働き方をさせることが、それを求めていくことが女性の活躍なのかということなんですよ。...全文を見る
○初鹿委員 そういう意味では、今厚生労働省が出している高度プロフェッショナル人材の法案などを考えても、本当にこれで長時間労働を制限していくことができるのかというのはいささか疑問に思いますので、ぜひ大臣も、ほかの閣僚の皆さんにこの意識を徹底してもらうようにお願いをしたいと思います。...全文を見る
○初鹿委員 ぜひ、無知だったことによって後で後悔をする女性が出ないように、これは本当に学校の中できちんと取り入れていくというようなことも検討していただきたいと思います。  それでは次に、先ほど古本議員のお話の中で行動計画のお話がありましたけれども、三百人以下の事業主については努...全文を見る
○初鹿委員 取り組みをしているから評価がされていい人材が集まっていくというふうにはなかなかならないんだと思いますので、ぜひ本当に実効性のあるインセンティブを考えていただきたいなと思います。  次に質問をさせていただきたいのは、今回、全ての女性が輝くということを目指してこの法案と...全文を見る
○初鹿委員 私は、別に配偶者控除がなくなったからといって専業主婦をないがしろにすることになるとは思いませんし、やはり、所得控除という形で所得が高い人ほど税金が割り引かれるという制度をこのまま残し続けるというのは適切じゃないと思います。ですので、見直しの中で、夫婦控除とかいろいろ出...全文を見る
○初鹿委員 働いている人が被用者保険に入って二号になっていくということを進めるのも当然なんですけれども、やはりそうはいっても、三号が残るというのは私は非常に不公平だと思いますので、抜本的な見直しというか廃止をぜひ行っていただきたいと思います。  大臣も、女性活躍の担当なんですか...全文を見る
○初鹿委員 やはり苦労の割には賃金が低いとか、労働時間が朝早くから夜遅かったりとかするということもかなり原因しているんじゃないかと思いますが、賃金を引き上げるということも少し考えていかないと、なかなか解消できないんじゃないかと思います。  次に、今度は都道府県の行っている保育士...全文を見る
○初鹿委員 そうなんですよね。大体一万人弱ぐらいが試験で保育士になっていて、合格率が結構低いんですよね。二割を切っている、一七%とか一八%とかで、県によって受ける人数が違うので、二〇%を超えているところもありますけれども、おおむね毎年十何%なんですね。  都道府県の保育士試験と...全文を見る
○初鹿委員 一般社団法人全国保育士養成協議会というところが全ての都道府県の試験を受託して運営をしているということですね。平成二十年に全都道府県の事務を受託するようになったんですけれども、この団体は、今答弁にあったとおり、保育士養成施設が会員になっているんですよ。要は、教育機関が会...全文を見る
○初鹿委員 それはそうなんですけれども、全ての都道府県が、養成機関が集まってつくられた団体で試験をつくっているというのは、私は非常に違和感があるんですよ。だって、試験でどんどん受かっていけば、今ただでさえ定員割れなんだけれども、わざわざ高いお金を払って学校に通うよりかは、通信教育...全文を見る
06月03日第189回国会 衆議院 文部科学委員会 第14号
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○初鹿委員 維新の党の初鹿明博です。きょうも質問をさせていただきます。  きょうはちょっと雨が降っていて涼しいですけれども、最近、本当に暑いですよね。三十度を超える日が続いていて、梅雨を通り越して真夏になったかのような天気が続いておりますが、先週とその前の週と二週にわたって、地...全文を見る
○初鹿委員 死亡した見舞金の支給件数もお答えいただいていますけれども、後で聞こうと思っていたんですが、まず、医療費が給付されている件数が、二十五年度について申し上げますが、小学校で五百件、中学校で二千三百五十八件、高等学校で二千三百八十一件あります。そして、その中で運動部の活動中...全文を見る
○初鹿委員 ぜひお願いをいたします。  私が部活動での事故等にこだわっているのは、それは、部活動というのは、みんな生徒たちが自分で選んで入って活動しているわけですよね。何で選んでいるかといったら、そのスポーツが好きだからやっているんですよ、サッカーならサッカーが好きで、野球なら...全文を見る
○初鹿委員 恐らく、余り意識もなく、今まで決まっていたものだから変えることがなく続いているんじゃないかと思います。特に、それぞれの学校で制服を決めるのに、学校指定のお店とかがあって、そこから買うことになっていたりするから、なかなか変えづらいというのが自治体の中の理屈なんじゃないか...全文を見る
○初鹿委員 その際、舛添知事の回答は、私の聞いたところによりますと、総工費も工期もわからない中で負担をお願いされても答えようがない、そういうお答えだったと聞いておりますが、そういうことでよろしいんですよね。  やはりこの問題、突然、屋根はつけられなくなりました、計画が変更になり...全文を見る
○初鹿委員 そういう段階だったということなんですが、二十九日に文科省の担当者が都庁に出向いて説明をしようとしたら、都知事の指示で説明は要らないと断られたということですけれども、では、この二十九日は一体何を説明しに行ったんでしょうか。
○初鹿委員 つまり、大臣としては丁寧に途中経過から説明をしようと思ったけれども、逆に東京都の側は、最終的な金額がわからないと協議のしようも検討のしようもないから最終的な報告を持ってきてくれと言ったのに、中間報告だから要らないよと。ちょっとその辺の意識のそごがあった、そういうことで...全文を見る
○初鹿委員 そもそも、やはり最初の段階でこの競技場の費用負担についての取り決めがされていなかったことが、混乱をしている要因の一つじゃないかなというのを私は感じるんですね。  最初に二〇一六年にオリンピックの招致を決めたとき、そのときは東京都がみずからメーンスタジアムをつくるとい...全文を見る
○初鹿委員 そろそろ時間がなくなってきたので最後に一言申し上げますけれども、そもそも、やはりザハ・ハディド氏のデザインを採用したことが、費用も思ったよりも過大になったわけですし、屋根もつくれないということにつながっているんじゃないかと思うんですね。もうこれが決まった時点から、建築...全文を見る
○初鹿委員 では、よろしくお願いします。  終わります。
06月05日第189回国会 衆議院 文部科学委員会 第15号
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○初鹿委員 維新の党の初鹿明博です。  本日は、放射線医学総合研究所法の改正案の質疑でありますけれども、法案の質疑の前に、ちょっと最近気になることがありましたので、その点について先に質問をさせていただきます。  都内の幾つかの市の方から今年度の学校施設環境改善交付金について、...全文を見る
○初鹿委員 済みません、もう一回確認なんですけれども、昨年までは自治体から上がってきたものはほぼ採択をしていて、今年度は、そういう耐震化がだんだん終わってきたから自治体から耐震化以外の事業がどんどんふえてきていて、それで予算が間に合わないから採択できないものが多くなった、そういう...全文を見る
○初鹿委員 つまり、前年度までのことを考えると、補正の四百八億円が乗っかって、それで全部対応できたということでありますから、その補正分がないと今年度も要望に応えられないという状況だ、そういう理解でいいわけですよね。  そのことを考えると、やはり今の段階では補正を組めるかどうかと...全文を見る
○初鹿委員 全体的に何となく教育予算に対して財務省は厳しい見方をしているときでありますが、これは教育予算ではありますけれども、やはり、先ほども申し上げているとおり、地震があったときに避難所としても活用されるような場でもあるわけですから、ぜひこれは財務省にしっかりその趣旨を説明して...全文を見る
○初鹿委員 そういうことなんだとは思うんですけれども、そうはいっても私としては、先ほどの松本議員の質問でも出ましたけれども、やはり放射線医学総合研究所がこれまで行ってきた業務を考えると、福島の事故があって、そのときに緊急被曝医療に従事をしたり、先ほども説明がありましたが、十一人の...全文を見る
○初鹿委員 長くて舌をかんじゃうと思うんですけれども、それだったら、法人の名前に放射線医学というのを残した方が私は何か合理的なような気がするんですけれども、いかがですか。本当にちゃんと考えた方がいいんじゃないかと思います。看板だけでももう何行にもなっていて、一体どうやって略したら...全文を見る
○初鹿委員 ちょっと確認ですけれども、追跡調査しているということですけれども、放医研で作業員の健康調査をやられているということなんですか、健康診断をやられているということなんですか。それで、データの分析をやっていると言っていますけれども、その健康診断の結果が放医研に集まってきて、...全文を見る
○初鹿委員 つまり、作業員に一年に一回アンケートを送って回答してもらっているということですよね。  では、回答率というのはどれぐらいなんですか。もう二〇一一年の夏の段階で、この福島の第一原発で働いた作業員が所在不明になっているという報道がされているんですよ。それで、そういう人た...全文を見る
○初鹿委員 全ての従事者二万人というお答えですけれども、実際に把握ができているのかどうか、把握できていない人がどれぐらいいるのか、お答えできますか。
○初鹿委員 九八・三%ということですが、一・七%はやっていないわけですよね。行方もわからない場合もあるんじゃないか。それこそ、氏名も把握できていない可能性もあるわけですよね。  これはやはり最初に言いましたとおり、二十年後とかにがんが発生したというので突然あらわれてきて本当に訴...全文を見る
○初鹿委員 財政的には国が全額支援をして福島県がやっている、そういうことですけれども、近年、受診率がだんだん下がってきているということを耳にするんです。確かに、福島県の住民の方々の場合、他県に自主避難している人も多くて、一遍に集めてやるというのがなかなか難しいので、受診率が下がっ...全文を見る
○初鹿委員 ちょっと時間がなくなってきたので、この問題について一言だけ言わせていただきますが、住民の調査と原発の作業員の調査と、別々の機関でやっているわけですけれども、やはり、ここで得られたデータというのは一カ所に集約をして、そして二十年、三十年、きちんと分析をしていくようにした...全文を見る
○初鹿委員 時間ですのでやめますけれども、三百億円かけて一回三百万円だから、大体一万人で元が取れるわけですよね。もう今は大体五、六千人ぐらいまで来ているわけですから、もう少し、二百万ぐらいまで下げるとか考えていただきたいなとお願いをして、質問を終わらせていただきます。  ありが...全文を見る
06月09日第189回国会 衆議院 国土交通委員会 第14号
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○初鹿委員 維新の党の初鹿明博です。  きょうは、こちら国土交通委員会で質問をする機会をいただきまして、ありがとうございます。  本日は、高規格堤防整備事業、いわゆるスーパー堤防について質問いたします。  この事業は民主党政権時に事業仕分けで対象となった事業で、当時の進捗状...全文を見る
○初鹿委員 整備済み、全国で十二・二キロ、一〇%、江戸川は七・九%とほとんどでき上がっていないという状況なんですけれども、ただ、この整備済みの区間、では、完成しているのかというと、実はそうじゃないんですよね。  どういうことかというと、先ほど申し上げましたけれども、高規格堤防事...全文を見る
○初鹿委員 では、次に伺いますけれども、荒川は〇・七キロと言っていましたっけ、この荒川の整備ができている、三十Hを達成しているという中に私の地元の小松川地区にあります大島小松川公園のところ、これはスーパー堤防になっているんですけれども、ここも含まれていますか。
○初鹿委員 ということは、含まれていないということ、含まれているということ、どちらですか。
○初鹿委員 よくわからないんですけれども。  四枚目の資料を見ていただきたいんですけれども、これは私が今示したところなんですよ。トンネルが通っているんですよ、堤防のところに。要は、もともと堤防沿いの道があって、そこを大きく囲うことになったので、道路をそのままの高さのまま行ってい...全文を見る
○初鹿委員 いや、これで確保できるんだったら、三十倍しないで、ここまでで全部整備すれば十分じゃないかなと思うんですけれども、違いますかね。
○初鹿委員 すっきりした方は余りいないと思うんですけれども、これが三十H達成しているというところの区間に相当含まれているわけですよ。そのことも考えれば、では一体、本当に三十Hを確保して全ての区間が接続できるようになるのに何年かかるのかということを私はまず指摘させていただきたいと思...全文を見る
○初鹿委員 今聞いていただけたと思いますが、七十から八十を達成しているのが三六%ですよ。六割は達成していないわけですよね。達成していないわけですよ、六割は。  では、北小岩の地区というのがどこにあるのかということなんですけれども、皆さんにお配りをした資料の、今度は五ページ目を見...全文を見る
○初鹿委員 私は、優先順位はどっちが高いかということが言いたいわけですよ。  だって、七千の整備目標だと言うけれども、七千どころか、五千の流量が来た時点で上流で決壊するわけですよ。それで、上流で決壊した方が被害は大きいわけですよね。その方が、首都圏の全体まで水が広がっていく可能...全文を見る
○初鹿委員 だから、言っているのは、上流の整備が進まなかったら、下流の方で先に決壊するということはあり得ないでしょうということを言っているわけですよ。違いますか。そうでしょう。それは相当な、雨の特殊な降り方をしなかったら、あり得ないですよ。  では、聞きますけれども、もう一枚資...全文を見る
○初鹿委員 まず、そうはいいますけれども、では、都内で今まで、この三十年、四十年の間に、河川が決壊をして水害になったことというのはあるんですか。ほとんどないんですよ。カスリーン台風以降、ないんですよ。  それよりも、今東京で深刻なのは内水の氾濫ですよ。  資料をもう一枚つけて...全文を見る
○初鹿委員 今、最初の方の答えについてコメントさせていただきますが、要は、河川の流量がふえてくると、ポンプ所から排出しなくなるわけですよ、処理能力を超えても。つまり、河川からあふれるよりも先に下水処理が間に合わなくて、内水が氾濫するのが先なんですよ。違いますか、そうなりますよね。
○初鹿委員 だから、私が言いたいのは、優先順位をきちんと考えましょうということなんですよ。被害が甚大になるような堤防の決壊が起こらないようにするためには、まず七十分の一から八十分の一の堤防の整備を優先的にきちんとやって、上流部で壊れないようにしましょう。下流部の方でいえば、今申し...全文を見る
○初鹿委員 おかしいですよね、でも。地権者の同意を得ないで勝手に工事をしていいなんという理屈はどこにあるのかなと私は非常に不思議に思いますよ。まず、そのことだけは指摘をさせていただきます。  最後に大臣にお聞きしたいんですけれども、私はこの限られた予算の中できちんと国民の安全を...全文を見る
○初鹿委員 この問題についてはこの後もまた引き続き質問させていただくと思いますが、よろしくお願いいたします。
06月10日第189回国会 衆議院 内閣委員会 第13号
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○初鹿委員 初鹿明博です。  高井議員に続いて、また年金漏えいの問題について質問をさせていただきます。  まず最初に、今回流出した個人情報、百二十五万件と報じられておりますが、まだまだふえるかもしれないということであります。  この百二十五万件については全て年金番号を取りか...全文を見る
○初鹿委員 これ、百二十五万件、手紙を出すだけでも、これを封入するだけでも大変ですよね。大変ですよ。次に、では、年金の番号を通知します、これも、今度は個人情報だから業者に頼むというわけにもいかなくなりますよね。さらに、年金の証書も変える、年金手帳も変えることになるんですよね。違い...全文を見る
○初鹿委員 慎重な対処というのがどういう意味なのかよくわかりませんけれども、書留で送るとして、百二十五万件に書留で送ったら、五、六百円かかるとしたら、それだけで億単位になるわけですよ。封入の作業をするのにどうするんですか。今の職員でやれますか。多分やれないですよね。そうすると、紙...全文を見る
○初鹿委員 まさか年金保険料からこの費用を出すということはないですよね。  現状を申し上げると、年金保険料は、これはさまざま批判があって、本来だったら保険料の支払いにだけ使うべきだと私は思うんですけれども、年金事務については一部年金保険料から出せるように今なっておりますよね。 ...全文を見る
○初鹿委員 これを年金事務だから年金保険料から出すと言ったら、国民はみんな怒りますよ。  これまでの対応を見ていても、皆さん方の対応のまずさによって被害が拡大したと言われてもおかしくない状況なわけですよ。それを年金の保険料から支払うということになったら、国民の怒りは多分おさまら...全文を見る
○初鹿委員 全容が明らかになろうがなるまいが、これは明らかに年金機構に非があるんだから、保険料からは出さないとはっきり宣言していただきたいと思いますが、いかがですか。
○初鹿委員 これ以上言っても答えは進まないと思うので、では、今度は全容解明のことに移っていきます。  先ほど年金機構の理事長からきのうの答弁の謝罪がありましたけれども、これは、六月四日に出した、厚生労働省と日本年金機構のこの事案の経緯というペーパーをきょうは資料で出させていただ...全文を見る
○初鹿委員 このペーパーについてどちらが責任があるのかということを言っているんで、では、ちょっと答えてください。
○初鹿委員 両方なんだけれども、二十九日にインターネットに接続をしたままだったということを厚生労働省は知らなかったという報道がされているんですが、それは事実ですか。そうだとしたら、日本年金機構は厚生労働省に対して本当のことを伝えていなかったということになるんですけれども、そういう...全文を見る
○初鹿委員 本当に話にならないと思うんですけれども、そもそも、僕はこのペーパーを見た瞬間に、何だこのペーパーはと思ったんですよ、全然正確なことが書いてないなと。  皆さん、見てください、五月八日のこの記述のところの二番目の丸、「機構、年金局の指示により、不審メールを受信したPC...全文を見る
○初鹿委員 それで、五月の九日にウイルスを検出したということがわかりました。この報告が二日たってから厚生労働省に行くわけですよね。この二日間というのも非常に遅いと言わせていただきます。  では、まず、添付ファイルを開いてウイルスに感染をしましたというこの事実、そしてウイルス自体...全文を見る
○初鹿委員 本来だったら、ここは報告すべきだったと思うし、NISCの方も確認をするべきだったと思います。  では、次に移ります。  十八日の日に、今度は、機構の複数の職員から、不審メールらしきメールを受信したとの報告があったということですが、このメールを受信したというのは、メ...全文を見る
○初鹿委員 ちょっと待ってください。確認をしていませんというのは、開いているかもしれないということですか。
○初鹿委員 それで、十九日の日に高井戸警察署に相談に行って、捜査の依頼をするわけです。  捜査依頼をする判断をした理由についてお答えください。
○初鹿委員 このメールですけれども、厚生年金徴収関係研修資料とか、給付研究委員会オープンセミナーの御案内とか、医療費通知とか、そういうタイトルがついた標的型のメールだったという報道がされておりますけれども、そういうメールだったということでよろしいんでしょうか。
○初鹿委員 答えられないということですけれども、報道されていることが事実であるならば、サイバーテロじゃないか、そういう疑いを持って警察に相談に行ったと理解するのが通常だと思うんですよ。多分、そうなんですよね。  それを厚生労働省の年金局に報告した後、では、年金局はどこまで厚生労...全文を見る
○初鹿委員 担当者のレベルって、警察に捜査を依頼するということは、これはサイバーテロにかかわらず、よくあることなんですか。年金機構の業務で、例えば窓口でお客さんとトラブルになった、警察に届けることはよくありますか。ないでしょう。非常にまれなことをしているんですよ。それで厚生労働省...全文を見る
○初鹿委員 では、これは、これだけのサイバーテロになるような問題ですから、特定重大事象だと言ってもいいわけですよね。  NISCには報告をしたんでしょうか、警察に届けましたということを。
○初鹿委員 では、ここで、サイバーセキュリティ戦略本部の本部長である官房長官にお伺いしますけれども、警察に捜査の依頼をするというのは、やはり相当まれなケースだと思うんですよ。それをNISCに報告をしないで内部で済ませられるような、そういう基準というのはいかがなものかなと思うんです...全文を見る
○初鹿委員 これはやはり、政府で統一の基準をきちんと設けておく必要があると思うんですよ。これは明らかに特定重大事象だと思いますよ。少なくとも、警察に届けた時点で、その疑いがあるから届けているんだから、これを報告しないというのは僕はあり得ないと思いますので、きちんと政府で統一基準を...全文を見る
○初鹿委員 では、よろしくお願いします。  それでは次に、五月二十日に、また不審メールらしきメールを受信という報告がありました。この受信というのは、先ほど言ったように、受信をしたということなのか、添付ファイルを開封したということなのか、どちらなんでしょうか。
○初鹿委員 では、この時点でも、まだ開封したかどうかは確認をしていない、確認できていないということですね。  それで、二十二日になると、今度は、またNISCから、不審な通信を検知したという通報があるわけですね。そこで、機構の方で、不審な通信が確認をされた特定の地域ブロック本部で...全文を見る
○初鹿委員 二十三日の土曜日に、次の日には、十九台のPCから大量発信がされるということが確認されるわけです。  では、この十九台のパソコンというのは、インターネットの接続を遮断したパソコンですか、遮断していないパソコンですか、どちらですか。
○初鹿委員 つまり、この一日の間に、遮断をしなかったことによって大量発信が続いていたことになりますよね。違いますか。
○初鹿委員 これは、十九台とここでは書いていますが、最終的に二十七台なわけです。  二十七台のパソコンが感染をしたということがわかっているわけでありますから、では、そのパソコンを使っている職員がメールを開封したのかどうかの確認は簡単にできると思うんですが、それは確認をして、開封...全文を見る
○初鹿委員 いや、ここが実は重要なところですよ。  一回、五月の八日にメールの添付ファイルをあけてしまって、それで全職員に対して通知を出しているわけです。こういうことが起こりました、二度とないようにしましょうという通知です。その通知を職員が受けていたのに添付ファイルをあけてしま...全文を見る
○初鹿委員 いや、もう職員はある程度特定できるんだから、その人たちがパソコンの添付ファイルをあけてしまったかどうか確認をするのがそんなに難しいことだとは思えませんよ。それで、そこを隠しているというのは一番問題だと思いますけれども。これは、年金機構が最初の事象が発生した後にどういう...全文を見る
○初鹿委員 今後、そういうわけにもいかなくなってくると思いますので、この調査の結果を見ていきたいと思いますけれども、私は、ここは非常に重要なところで、機構そのものの体質にもかかわるところだと思います。職員に対する指示が徹底していない、また、下からの意見が上にきちんと上がっていない...全文を見る
○初鹿委員 では、もう一個確認するんですが、この二十五日の段階になって、情報も大量発信されているというのが確認をされている段階で、警察に捜査の依頼をしているということは副大臣は御存じでしたか。
○初鹿委員 これは厚労省の年金局に聞くんですけれども、隠したんですか。
○初鹿委員 今、審議官は、このときに初めて私のところまで上がってきたと言いましたけれども、では、二十五日までは正確なことを聞いていなかった、警察に通報しているということも聞いていなかったということでよろしいんですか。
○初鹿委員 これも非常に問題ですよね。  副大臣、問題だと思いませんか。
○初鹿委員 大体、二十一日の日にサイバーセキュリティ対策推進会議というのが開かれているわけです。そこに厚生労働省からも人が出ているんです。そこの議題、何だったか御存じですよね。政府機関における標的型攻撃を初めとした高度サイバー攻撃から重要な業務、情報を取り扱う情報システムを守るた...全文を見る
○初鹿委員 いや、本当に恥ずかしいですよ。正直、出ていた本人は、官房長ですか、官房長は気の毒ですよね。本当に滑稽だと思いますよ。自分のところでこんな大事な、重大な事件が起こっているのに、本人は知らないで、取り組み、ちゃんとやりましょうみたいなことを言っているというのは本当に滑稽だ...全文を見る
○初鹿委員 私は、明らかに判断を間違っていると思いますよ。少なくとも、個人情報が流出したという大問題ですよ、この事実はきちんと公表をして、ただ現在、その情報の中身、そして件数については確認中だから、追ってわかり次第きちんと報告しますと。ただ、現状では、NISCからもCYMATの派...全文を見る
○初鹿委員 記者会見をこの日はやらないで先延ばしにするという判断を厚生労働省がしたということを官房長官は把握していたんでしょうか。
○初鹿委員 つまり、官房長官も、この時点での記者会見はしないで、もう少し全容がわかってからでいい、そういう指示を出したということでよろしいんですか。
○初鹿委員 すっきりしない、釈然としない感じはするんですけれども、まだまだ、ちょっと厚生労働省の対応、年金機構の対応には不信感が拭えないわけでありますから、もう時間ですので、きょうの質問は終わりますけれども、今、党としても予算委員会での集中審議を求めておりますので、ぜひ与党として...全文を見る
06月15日第189回国会 衆議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第10号
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○初鹿委員 維新の党の初鹿明博です。  午前中から四時間たっておりますので、私の質問しようと思っていたことが随分先に質問をされていますので、少し追いかけながら、後追いの質問もさせていただきたいと思います。  ところで、中谷大臣、一日二十二人、この数字は何だか御存じでしょうか。
○初鹿委員 これは、昨年の十一月十一日の日に、米国のベテランズデーという復員軍人の日に合わせて反戦イラク帰還兵の会が発表した、復員軍人における自殺者の数だそうです。一日に二十二人。戦死者が大体六千八百人ぐらいだというふうに聞いておりますが、八千人ぐらいの方が自殺をされているという...全文を見る
○初鹿委員 私が聞いたのは、今回、武力行使を伴うようなそういう集団的自衛権の行使を容認して、そこに隊員が派遣をされた場合に、帰還してきた方々の自殺リスクまたPTSDを発症するリスクは高まるのではないか、今まで以上に高まるのではないかということを今質問したんです。いかがお考えでしょ...全文を見る
○初鹿委員 では、派遣をされている間にメンタル上の問題が生じた隊員は帰還をさせるということでよろしいんでしょうか。
○初鹿委員 いや、対応するのは当たり前の話であって、私が聞いているのは、派遣された隊員が今まで以上に厳しい現場を見るわけですよね。目の前で人が殺される、場合によっては自分が武力攻撃をして相手を殺すこともあり得る、そういう行動をこれから自衛隊員にしてもらおうというのがこの法案なわけ...全文を見る
○初鹿委員 もう一回聞きますね。派遣された隊員が戻ってきたときにPTSDを発症する、その可能性が高まるんではないですか。大臣、いかがでしょうか。
○初鹿委員 真っすぐ正面から答えてもらっていないなとは感じるんですが、ちょっと次に進ませていただきます。  ところで、大臣、戦場に行った兵士がPTSDを患う原因、主に三つ挙げられるんですが、御存じでしょうか。  一つは、長時間にわたって死の恐怖が長く続くということにより、精神...全文を見る
○初鹿委員 これは実は、帰国後、帰ってきた兵士が、ベトナム戦争というのは、御存じのとおり猛烈な反戦運動が起こった、そういう戦争でありました。つまり、自分は正義の戦いだと思ってアメリカのためにベトナムに行って戦って、過酷な任務を負って、帰ってきた。ところが、帰ってきたら自分が今度は...全文を見る
○初鹿委員 ぜひ、このPTSDを発症する隊員がいるということも忘れないでいただきたいと思います。  今、新三要件のお話がありましたけれども、もともと旧三要件がございました。この旧三要件というのは、まず一つが我が国に対する急迫不正の侵害があること、そしてこの場合にこれを排除するた...全文を見る
○初鹿委員 ちょっとよく意味がわからないんですけれども、自衛権の行使のウエブスター原則によれば、急迫不正の侵害があることというのは要件に入るんじゃないんですか。何か今、正当防衛の要件だという言い方をされていましたけれども、それはどういう趣旨でおっしゃったんでしょうか。
○初鹿委員 よくわかりませんけれども、では、今回の新三要件では、自衛権を発動するのに、急迫不正の侵害がなくても個別的な自衛権を発動するということになるんですか。どういうことですか。
○初鹿委員 よくわかりませんけれども、つまり、新三要件の中に、我が国に対する武力攻撃が発生したことの中には急迫不正の侵害が行われたということが含まれている、そういう理解でよろしいんでしょうか。
○初鹿委員 武力攻撃が発生したことだけが急迫不正の侵害なんでしょうか。例えば、武力攻撃せずに尖閣諸島などにどこかほかの国が上陸したことは、急迫不正の侵害に当たらないんでしょうか。
○初鹿委員 いや、よくわかりませんけれども、要は、島に上陸をする、武力を使わずに例えばどこかの国または国に準ずる組織が上陸をする、武力攻撃をやっていなくて、それは急迫不正の侵害にならないんですか。先ほどの答えだと、武力攻撃の中に急迫不正の侵害は全て含まれるというお答えですから、武...全文を見る
○初鹿委員 では、武力攻撃に当たるかどうかが要件だと今言ったと思うんですけれども、私が言っているのは、島に上陸するだけで武力攻撃をしていない場合は急迫不正の侵害にならないのかということを聞いているんです。わかりますか。長官、答えてください。
○初鹿委員 今、ちゃんと明確に答えていただきましたけれども、つまり、急迫不正の侵害というのは、武力攻撃以外のものも含んでいるわけですよね。この単語があえてここで落とされていることはちょっと不可解だなというのを私は思っているわけですよ。きちんと今までの要件として急迫不正の侵害があっ...全文を見る
○初鹿委員 新三要件を満たすものに限りますと言いましたけれども、先ほどのホルムズ海峡の議論を聞いていて少し感じたんですけれども、集団的自衛権を発動する、新三要件を満たすということですが、まず、攻撃を受けた国があることが大前提ですよね。それで、その攻撃を受けた国から要請があるという...全文を見る
○初鹿委員 では、存立危機で、本当に日本の存立が危ぶまれているのに、要請がないと、座してそのまま待つしかないということですよね。そうなると、今までこの法整備は切れ目のない安全保障環境をつくるということをずっと言ってきたわけですが、切れてしまうんじゃないんですか。違いますか。(発言...全文を見る
○初鹿委員 では、今の外交上の努力ということですけれども、ということは、要請がない場合に、どこかの国に要請してもらうように働きかけて要請してもらう、そういうことですか。それ以外に、存立危機事態で、我が国がその状況を解消する方法というのはあるんでしょうか。
○初鹿委員 ここで、今の答弁ではっきりしているのは、この法制ができたからといって、完全に切れ目がなくなるとは言えないということだと思うんですよ。  今、ホルムズ海峡だけの話をしましたけれども、それ以外の地域で存立危機事態になったときに、我が国と密接な関係にある国というものの定義...全文を見る
○初鹿委員 今、重要影響事態もあると言いましたけれども、存立危機事態と重要影響事態だと、やれる活動が変わりますよね。変わりますよね。存立危機事態でやらなければならないような事態なのに、それを重要影響事態だけで乗り切ろう、今そういう答弁に聞こえたんですけれども、そういう答えでよろし...全文を見る
○初鹿委員 今、かなりここは穴があいているということがはっきりわかったと思いますが、この穴があいたままで本当に大丈夫なのかと、私は今答弁を聞いていて非常に心配になりました。  密接な関係にある国というのが、では日本の国とどういう関係にある国かというのを、岸田大臣は先ほど、明確に...全文を見る
○初鹿委員 では、ちょっと話題をかえて、今度は密接な関係にある国に移ります。  先ほど後藤議員の質問で、北朝鮮は明確に入らないと答弁されましたが、それ以外の国は排除しないということでしたが、それでよろしいんでしょうか。
○初鹿委員 国交があるかないかというのは判断材料になり得るんでしょうか。
○初鹿委員 未承認国や分裂国も入る。  では、具体的に聞きますが、台湾は入るということですか。
○初鹿委員 質疑時間がもう終わりになったんですが、最後に一つだけ聞きます。  では、仮に北朝鮮で内乱が起こって二つに分裂をしたとします。片方の勢力から我が国に対して応援をしてくれと要請があった場合は、この場合は密接な関係にある国ということに当てはまるんでしょうか、当てはまらない...全文を見る
○初鹿委員 今の答弁だと当てはまる可能性も否定はしていないというふうに私は理解しましたが、質問時間が来ましたので、これで終わらせていただきます。  ありがとうございます。
08月05日第189回国会 衆議院 文部科学委員会 第17号
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○初鹿委員 おはようございます。維新の党の初鹿明博です。  私も新国立競技場の問題について質問をさせていただきますが、その前に一つ。  最近、毎日猛暑日が続いておりますよね。大臣、暑いですよね。この暑さの中で子供たちは、学校でプールに入ったり部活動で野外で活動したりしているわ...全文を見る
○初鹿委員 ありがとうございます、前向きなお答えで。  ぜひ、これは本当に徹底していただいて、学校に持っていって、これは化粧品だから没収みたいなことが言われないようにしていただきたいと思います。  それでは、新国立競技場の問題に入りますけれども、先ほど遠藤大臣の答弁で、今回の...全文を見る
○初鹿委員 今お答えで、人工地盤は必要なくなるかもしれない、なくなる可能性もあるということですよね。ということは、敷地自体も今現状の敷地よりも小さくてよくなる可能性もあるわけですよね。小さくてよくなる可能性もあるわけです、そこは後で質問しますが。  まずその前に、現状の敷地なん...全文を見る
○初鹿委員 使うことは私も否定はしないんですけれども、所有権をどうするかとか、まだそういうことが決まらないで計画が進んでいくというのはいかがなものかなと思うんですよ。  仮に買い受けるとなれば、整備費に上乗せしてそれだけの財源が必要になってくるわけですから、そのことにもかかわっ...全文を見る
○初鹿委員 少なくとも契約する前の段階では、財源がどこから出てくるのかというのははっきり決めておくべきだということは忠告をさせていただきます。  次に、先ほど、敷地も含めて、ペデストリアンデッキも含めて計画を見直すというお話がありました。ということは、競技場の高さも変わってくる...全文を見る
○初鹿委員 敷地は見直さないということは、日本青年館や霞ケ丘の都営団地は今までの計画どおり残さずに壊す、そういう趣旨でよろしいんでしょうか。
○初鹿委員 私は、せっかく白紙になったわけでありますし、ペデストリアンデッキの広さも変えていくということであるならば、やはり、多くの住民が反対をしている霞ケ丘の団地の問題や、あと日本青年館も、現状、まだ今三十八年ですか、まだまだ使えると思うんですよ。それをあえて壊して、JSCの本...全文を見る
○初鹿委員 変える可能性もあったのに現行のスケジュールどおり進めていってしまったら、いざ変えようとしても変えられないじゃないですか、もう既成事実ができちゃって。私には、既成事実をつくるために、日本青年館とJSCのビルの建てかえは、絶対にこの案どおりに建てかえるために契約したとしか...全文を見る
○初鹿委員 たしか月に二千七百万円ぐらい払っているわけですよね。これも、わざわざ仮設を建てて、その建設費も含んでリースになっているようですけれども、そんなにお金をかける必要があったのかなというのが非常に疑問ですね。普通に既存のビルのテナントで入ればもっと安くできたんじゃないかと思...全文を見る
○初鹿委員 要は税金プラスtotoからのお金が入るということですよ。  では、日本青年館の方は百十八億円の持ち分ですけれども、この財源はどうなんですか。百十八億円を日本青年館が持ち出すのかといったら、実はそうではなくて、移転をすることによって補償金が国から支払われる。九十三億円...全文を見る
○初鹿委員 本来、totoの売上金というのは地方のスポーツ施設の建設のために使われるものですよね。日本青年館は宿泊施設ですよ。  では、どこでもいいですけれども、例えば釜石につくられるラグビー場の隣に、そこに来る選手のための宿泊施設をつくるから、そこにtotoから補助金を出すと...全文を見る
○初鹿委員 それにしても、百六十五億円かけて、それもほぼ国費とtotoの費用になるわけですから、やはりもう少しコストを下げるなりの努力をするべきだと思いますし、先ほど申し上げたとおり、仮設の本社ビルを、本社の仮設の施設をつくってそこに十億円ものお金をかけるというのは、やはり私はや...全文を見る
○初鹿委員 ぜひ公開でやっていただいて、これまでの検討の経過がはっきりわかるようにしていただきたいとお願いをして、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございます。
09月02日第189回国会 衆議院 文部科学委員会 第18号
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○初鹿委員 おはようございます。維新の党の初鹿明博です。  私は、新国立競技場についての質問を準備しておりますが、その前に、きょうは九月の二日でありまして、新学期が始まったところですので、どうしてもきょうこのタイミングで、本当は夏休みの最中にしたかったんですけれども、その間、委...全文を見る
○初鹿委員 そういう楽しみだなという人もいれば、中には、学校に行くのが本当に地獄のように苦しい、いじめられて苦しい思いをされているお子さんもいて、そういう子たちにとってみれば、やはり夏休みが終わってまた学校が始まるというのは本当に憂うつだし、苦痛なんじゃないかなと思うんです。 ...全文を見る
○初鹿委員 私もこの数字を見て、政治に携わって、私も都議会議員からスタートして、もう十五年目になりますけれども、自分は今まで何をやっていたのかなというのを本当に感じるぐらいショックですよ。学校に関係している方も、こんなにまで学校が嫌で亡くなっちゃう、自殺をしちゃう子が多かったのか...全文を見る
○初鹿委員 きょうは具体的なことは触れませんけれども、岩手の中学生の自殺の事件がありましたよね。あの事件を見てみても、生徒の側からいろいろなシグナルを出していたにもかかわらず、やはり現場の先生方がそこに非常に無関心というか無頓着であったというか、結果として痛ましいことになってしま...全文を見る
○初鹿委員 この一枚目の記事に奥地さんのコメントが載っているんですけれども、「いじめられても、学校は行かなくてはいけない場所だと思っている。「逃げてもいいんだよ」と知らせてあげるべきだ」と書いてあるんですよ。これは本当にそうなんだと思います。  今大臣おっしゃったように、フリー...全文を見る
○初鹿委員 ありがとうございます。  本当に追い込まれるような学校に来いというようなことは今後一切しない、そういう理解をいたしました。  では次に、JSCの河野理事長にお伺いしたいんですけれども、JSCの主要事業の一つに災害共済給付制度がありますが、この災害共済給付制度では、...全文を見る
○初鹿委員 今、故意による自殺は対象にならないというような言い方をされているんですけれども、河野理事長、自殺総合対策大綱を読んだことはありますか。そこに何て書いてあるか、皆さん御存じですよね。  自殺というのは、その多くが追い込まれた末の死なんですよ。ここに資料をお配りしていま...全文を見る
○初鹿委員 この自殺総合大綱が出てもう十年たって、法律の見直しが今行われようとしているときなわけですから、十年今まで放置していたということをちょっと考えていただいて、ぜひ政令の見直しをしていただきたいと思います。  本当は新国立競技場の問題をやりたかったんですが、時間がなくなっ...全文を見る
09月03日第189回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第5号
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○初鹿委員 おはようございます。維新の党の初鹿明博です。  今回の委員会が三カ月ちょっとぶりということになるわけですが、この間、川内原発の再稼働があったり、今、藤野議員からの質疑の中でも、死亡事故があったりということでしたので、本来ならもう少し早く委員会を開催していただきたかっ...全文を見る
○初鹿委員 今、平和利用のための原子力施設を軍事攻撃しないということを提案する、その根拠づけだということですが、それ以外に、この研究が行われた理由や背景というのはほかに何かあるんでしょうか。
○初鹿委員 私も今、現物を実はいただきまして手元にあるんですが、そのことはここに書いてあるんですね。一九八一年の六月に、イスラエル空軍がイラクの研究用原子炉施設を爆撃したということが現実のものとなったと。  私もこれを入手するまでそういう事実があったということを知らなかったんで...全文を見る
○初鹿委員 では、どなたかが下線を引いたものがそのまま残されていたということなんだと思います。  下線が引いてあることについては、後ほどその部分をお話しさせていただいて、ちょっとほかの質問に行きますが、まず、政務官、これは当然読みましたよね。(宇都大臣政務官「はい」と呼ぶ)読ん...全文を見る
○初鹿委員 今見ても非常に勉強になるというか参考になりますよね。これは、ぜひ皆さん読んでいただきたいなと思うんですよ。  吉野委員長、読まれていますか。
○初鹿委員 ぜひ読んでいただくと、もしかしたら福島の第一原発の事故は防げたのかなということを感じるんじゃないかと思います。それは後ほどお話をさせていただきます。  それで、ここの記事にあるとおり、公表がされていないということなんですよ。これだけの内容のものをなぜ公表しなかったの...全文を見る
○初鹿委員 政府内の参考資料ということで、要は公には公表していなかったということなんですが、では、政府内でどこまで、この情報というのが、この研究内容というのが共有をされていたのかというのが、これはちょっと問題になってくるんだと思うんですよ。  まず、外務省の中では、省内でこれは...全文を見る
○初鹿委員 三十年前のことなので、その当時のことを知っている職員の方もほとんどいらっしゃらなくなっているのかなとも思いますので、事実はなかなかわからないのかもしれませんが、今、省内で関係部署には配付をされたというお話でしたけれども、では、ほかの省庁についてはどうなんでしょうか。 ...全文を見る
○初鹿委員 内容が内容なので、なぜ防衛省や経産省にこれを知らせていなかったのかなと、委員の皆さんは不思議に思いませんか。  武力攻撃を受けてこれだけの被害がありますよと。これを別に私、公表しなかったのがおかしいとは言いませんよ。ただ、同じ政府内で、関係するところには伝えておく必...全文を見る
○初鹿委員 では、わからないかもしれませんけれども、一応確認のため聞かせていただきますが、大臣にはこれは伝わっていたんでしょうか。
○初鹿委員 恐らく、閣僚に配付していないんでしょうね。普通、選挙で選ばれた政治家であれば、これを手元にしたら、当然、外務大臣が手元にしたら、これは防衛庁に伝えなければいけない、経産省にも伝えなければいけないと思ったと思うんですよ。思うのが当然だと思うんですね。それがされないで三十...全文を見る
○初鹿委員 原田政務官、読みましたよね。これを読みましたか。読んでいませんか。
○初鹿委員 高木副大臣は読まれましたよね。
○初鹿委員 私が指摘をしたいのは、当時、三十年前にこれが経産省の手元に渡っていた、防衛省の手元に渡っていたということになっていたとしたら、日本海側にこれほど多くの原発を立地させるという判断にはならなかったんじゃないかというふうに思うんですよ。  この内容を見て、それでも今の立地...全文を見る
○初鹿委員 三十年前のその当時はそうだったかもしれませんが、三十年間の経過の中で流れていくわけですから、途中で、ちょっと待てよというふうに判断が変わることはあったのではないかなというふうに、今私は思うわけです。
○初鹿委員 私は、多分そうはならなかったんだというふうに思います。  では、ちょっと中身に移りますけれども、この記事にあるとおり、シナリオを三つ想定しているんですね。一つは全電源喪失、そして二つ目のシナリオが格納容器の破壊、そして最後は原子炉の直接破壊ということで、原子炉が直接...全文を見る
○初鹿委員 時間なので、最後に、「付言すれば、」ということで最後に書かれている四行を読ませていただきますが、「補助電源のうち、例えば蓄電池だけでも健全であれば、それによつてある時間余熱の除去が可能となるため、格納容器の破損や炉心の溶融が数時間ないし十数時間遅れるものと期待できる。...全文を見る
12月01日第189回国会 衆議院 文部科学委員会 第20号
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○初鹿委員 維新の党の初鹿明博です。  私からも一言、質疑に入る前に言わせていただきたいと思います。  まず、きょう、このように、閉会中にもかかわらず委員会を開催していただいたこと、委員長を初め与党の理事の皆様には心から敬意を表します。  ただ、御承知のとおり、憲法五十三条...全文を見る
○初鹿委員 ぜひその考えをもとにこれからの教育行政を進めていただきたいということを、まずお願いをさせていただきます。  では、具体的な質問に入っていきます。  皆さんのお手元に資料を配付させていただいているんですけれども、当然文科委員の先生方はこれを目にしていて、恐らくびっく...全文を見る
○初鹿委員 先ほど少し述べましたけれども、恐らく、発言をした委員の方は、今までに障害を持っている方と触れ合う機会がなかったのではないかと想像します。これが仮に、小学校や中学校のときに同じクラスに障害を持っているお子さんがいて、同級生で六年なり九年なりを、同じ時間を過ごしていたら、...全文を見る
○初鹿委員 済みません、インクルーシブ教育を進めるという点ではいかがでしょうか。
○初鹿委員 今大臣おっしゃるとおり、まさに選択肢を示して選べる状況があればいいんですけれども、必ずしもそうはなっていなくて、こちら側しか選ばざるを得ないという状況が今この国にはあるんだ、そういう認識をまず持っていただきたいと思います。  そこで、私は今、放課後デイサービスという...全文を見る
○初鹿委員 大臣、気持ちはまさに一緒だと思いますが、本当にこれは、多くの自治体で参考にして、やりたいと思っても、やはり東京都は財政的にある程度余裕があるからできる話で、地方の自治体が同じことをやろうとするとなかなか厳しいというのが現実なんだと思います。  そういう現実があるのに...全文を見る
○初鹿委員 ぜひよろしくお願いいたします。  それでは、遠藤大臣にも来ていただいているので、ちょっとオリンピックの話題に移らせていただきます。  オリンピック、さまざま問題があり、本当はオリンピックだけでもいろいろ質問したいんですが、きょうはオリンピックのたばこフリーについて...全文を見る
○初鹿委員 いささか心配になるんですよね。二対一ですけれども、でも、遠藤大臣が喫煙者ではないということで、期待をさせていただきたいと思います。  御存じだと思いますけれども、ここに資料をつけさせていただきました。最近のオリンピックの開催国がどうなっていたかという、その資料です。...全文を見る
○初鹿委員 もう一枚資料をめくっていただくと、オリンピックの会場になっている施設の一覧を出しているんですけれども、そこに、各施設がどうなっているのか、ちょっと調べてみました。大体、館内禁煙だったりしているんですが、喫煙所がある、喫煙スペースがあるスタジアムがほとんどなんですよ。 ...全文を見る
○初鹿委員 ぜひこれはきちんとやっていただきたいと思います。  今これから新国立競技場がつくられるわけですよ。これからつくるもので、まさか喫煙所をつくったりはしないでしょうねということを再確認させていただきたいんですが、新しくできる国立競技場には喫煙所はないということでよろしい...全文を見る
○初鹿委員 原則だから、原則じゃないときもあるみたいなのはだめですよ。大臣が来たときだけ、喫煙者だから、そのときだけたばこを吸えるなんていうのは絶対だめですからね。よろしいですね。  ところで、馳大臣と義家副大臣は喫煙者だということですが、文科省の庁舎の中は完全禁煙になっていま...全文を見る
○初鹿委員 節度ある分煙というのもわかりますが、だからこそ、文科省はせめて全面禁煙にした方がいいのではないかという指摘をさせていただいているということを御理解いただきたいと思います。  それでは、次の質問に移らせていただきます。  先日、隣におります平野元大臣、そしてこちらの...全文を見る
○初鹿委員 私も、やはり同じように、これを見て、こんなに危ないことだったのかと思ったわけですから、本当に、このまま続けさせることではいけないんじゃないかなと思うんです。  一枚めくってください。  ここに、二〇一二年度、小学校における体育活動時の負傷事故の件数ということで、各...全文を見る
○初鹿委員 現場でやるのもそうですけれども、なかなか現場の意識がそこに届いていないからこういうことが繰り返されているわけですから、基準、制限を設けることを文科省としてはしないとおっしゃいますけれども、私はした方がいいと思います。  仮にしないとしても、これから安全対策の研修など...全文を見る
○初鹿委員 ぜひ、そのときに、第三者による調査機関を設置するということも取り入れていただきたいということをお願いしまして、ちょっと質問をしたいことがたくさん残っていたんですが、時間になりましたので、これで終わらせていただきます。  ありがとうございます。