初鹿明博

はつしかあきひろ



当選回数回

初鹿明博の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月05日第190回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○初鹿委員 維新の党の初鹿明博です。  安倍総理に初めて質問をさせていただきます。  まずその前に、馳大臣、ことしから厚生労働委員会に移ってしまったために馳大臣と委員会で議論ができなくなりましたので、まずは最初、馳大臣に組み体操の問題について質問をさせていただきます。  皆...全文を見る
○初鹿委員 はっきり今の段階で言えないということなんだと思いますけれども、もう一つ加えておきますけれども、多くの事故が本人の問題ではなくて起こっているんですよ。  というのは、このタワーとかピラミッドとかというのは、上にいる子は地面に足がついていないんです。誰かの上に乗っている...全文を見る
○初鹿委員 ぜひよろしくお願いしますね。きちんとやってください。  では、安倍総理、質問をさせていただきます。  三枚目に、先般の、一月二十一日、参議院の決算委員会での議事録を配付させていただいております。皆さんごらんになっていただきたいんですけれども、黒く四角で囲ませていた...全文を見る
○初鹿委員 そういうことじゃないですよ。本音の話をしているんですよ。本音で言ったんでしょう。本音は、国民から税金は吸い上げているぐらいの意識で、そういう意識でいるということのあかしだと思いますよ。ちょっとこれは、失言だと思うんだったら訂正すればいいじゃないですか。これは言葉として...全文を見る
○初鹿委員 小学校か中学校か、国語の授業をもう一回勉強した方がいいんじゃないかというふうに感じますよ。言葉はきちんと使いましょう。  では、ちょっと次の質問に移ります。  次に、アベノミクスの果実を一体誰が享受しているのか。本当にこれが再分配に回されているのかという視点で幾つ...全文を見る
○初鹿委員 問題は、果実の分配の仕方が間違っているんじゃないんですかという趣旨のことを言っているんですよ。わかりますか。  特に、去年、麻生大臣には質問しましたけれども、では、若年の貧困層に対して何の対策を打っていますか。若い人たちに対する対策、子育て支援はやっていますけれども...全文を見る
○初鹿委員 ありがとうございました。
02月15日第190回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○初鹿委員 維新の党の初鹿明博です。  まずは、五日に予算委員会で質問をさせていただきましたが、そのおさらいから入らせていただきたいと思います。  馳大臣、どうもお疲れさまです。  先日、五日の予算委員会で組み体操の事故について取り上げさせていただきました。大変反響が大きく...全文を見る
○初鹿委員 具体的な例も出していただきまして、ありがとうございます。でも、このJSCの調査というのは三年間なんですよね、組み体操について調べたのは。  私も実はちょっと調べてみましたけれども、一九八三年に群馬県の小学校で、二段タワーの練習中に落ちて小学校六年生が死亡している事故...全文を見る
○初鹿委員 では、委員長、理事会で協議をしてください。かなり多岐にわたって問題ある発言がその中にありますので、これはきちんと検証したいと思います。  私は、この発言、実は持っているんですね。ですので、多分大臣が確認したものと同じだと思いますので、一つずつ、どの発言を撤回したのか...全文を見る
○初鹿委員 では、福島に関係ない発言だと思うんですけれども、大臣はこう言っているんですよ。今まで、環境省というのはエコだ何だと言っていればよかったんですけれどもと。  丸川大臣、大臣になってもう五カ月がたとうとしているんですよね。エコだ何だと言っていればいい、そういう気持ちで今...全文を見る
○初鹿委員 エコだ何だと言っていればよかったって、これはばかにしているような言い方じゃないですか。これが職員は苦労していたかのような発言には聞こえませんよ。  これは発言を撤回していないんですけれども、この発言は撤回しますか、しませんか。どちらですか。
○初鹿委員 撤回をするか、しないかと聞いているんですからね。撤回をしないということですね。  では、次に行きます。  次は、これは長妻議員も触れましたけれども、反放射能派がわあわあ騒いで、そして、細野さんという環境大臣が一ミリシーベルトまで下げますと急に言ったんですと答えてい...全文を見る
○初鹿委員 この一ミリシーベルトというのは追加被曝線量ですよ。  福島県で避難をされている方々は、この原発事故当時、その場にいたわけですね。つまり、被曝をしている、または可能性があると皆さん不安に思っているわけですよ。そういう方々からすれば、これ以上被曝をしたくないと思うのは当...全文を見る
○初鹿委員 根拠を知っていたんですか。もう一回、ちょっと答えてください。ちゃんと根拠を知っていたのかどうか、もう一回答えてください。知っていたか知っていないか、イエスかノーかで。
○初鹿委員 根拠があるかないかを聞いているんです。もう一回答えてください。
○初鹿委員 まあ、それは知らなかったという理解でいいのかなと思うんですが、まず、知らなかったとしたら、五カ月近く大臣をやっていて、これは重要な問題ですよ。  国家として、福島の復興は何よりも優先的にやらなければいけない問題ですよね。総理、そうですよね。その中で、環境省が受け持っ...全文を見る
○初鹿委員 随分違うと思うんですけれども、では、知っていたという前提で聞きますけれども、何の科学的根拠もなく、そのときの細野さんという環境大臣が一ミリシーベルトまで下げますって急に言ったんです、誰にも相談しないで、何の根拠もなく、こう言っているんですよ。うそをついたんですか。
○初鹿委員 そうはいっても、二十から一ミリシーベルトの間でICRPは幅を持たせている、その下に政策的な判断もあって決めている。根拠はあるわけですよ、根拠は。でも、それをあなたは、根拠なく決めたと。しかも、誰にも相談なく決めたと。誰にも相談なくというのは、これは事実じゃないですよね...全文を見る
○初鹿委員 そういうことを言っているんじゃなくて、誰にも相談しないで大臣一人で決めたのかどうかということを聞いているんですよ。そんな決め方は組織としてしないですよね。環境省としてきちんと組織決定をしているわけですよね。これを誰にも相談しないでと言うのは言い過ぎじゃないですか。違い...全文を見る
○初鹿委員 大臣、何でこういう発言をしたのか、私から大臣がどういう気持ちで発言したのか言いますよ。これは選挙の応援に行ったんですよね。選挙の応援に行って、相手を陥れるために事実無根のことを言って、前の、当時の環境大臣はとんでもないという印象を聴衆の人たちに植えつけるためにこういう...全文を見る
○初鹿委員 最後に、丸川大臣、こう言っているんですよ。私の自慢するみたいで申しわけ、多分、ないですがと言おうとしたんですが、ここは切れているんですが、自分たちが今までやってきたことを恥ずかしいなんて思えば自民党から出たいと言うと思いますよと言っているんですよ。相手の方がメディア出...全文を見る
○初鹿委員 時間ですから、最後に一言言わせてもらいますが、言葉が軽いんですよ。選挙の応援に行って、相手候補をおとしめるために事実とは違うようなことを言って、それで相手をおとしめようとしている。そういう選挙のやり方というのは、いかがなものかと思いますよ。  そして、そういう大臣を...全文を見る
02月25日第190回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○初鹿分科員 維新の党の初鹿明博です。  まず、馳大臣、きのうは超党派の議連で組み体操についての申し入れをさせていただきましたが、お忙しいところお時間をとっていただきまして本当にありがとうございました。  馳大臣の最近の発言を聞いていて、なるほどだなと思うことが非常に多くある...全文を見る
○初鹿分科員 大臣、非常に丁寧な答弁をありがとうございます。  大臣も今例に出しましたけれども、四項目め、私もこれは非常に重要だと思っています。八千件も医療の給付がされていながら、なぜずっと続いてきたのか、誰も疑問に思わなかったのか。  その最大の理由は、どういう事故が起こっ...全文を見る
○初鹿分科員 今のところ指定取り消しのようなことは考えていないということですが、今のところということですから、今後調査が進んでいく中で、これは非常に賄賂性が高いということになればそのときは厳しい処分をする、そういう御発言だったと思います。  これは意見聴取という言いわけをしてい...全文を見る
○初鹿分科員 そうはいっても、実際にこういう行為が行われている事実はあるわけで、これは地方公務員法でいえば、三十三条に信用失墜行為というのがありますね。明らかにこれは信用失墜行為ですよ。  教科書を採択する立場の人間が教科書会社から毎年のようにお中元やお歳暮をもらっていたり、金...全文を見る
○初鹿分科員 もう既に、このニュースが流れた時点で信頼は失われていますよ、はっきり言って。教科書採択について、決める人間が教科書会社からお金をもらっていたんだという事実が明らかになっているわけですから。  ですから、私は、これは各教育委員会が判断をする、自治体が判断することにな...全文を見る
○初鹿分科員 編集と営業が、どっちなんだ、クロスオーバーしている部分があるんじゃないか、確かに私もいろいろ調べていてそうなのかなと思う部分もあるんですけれども、ただ、これは、期間を見たら明らかなわけですよ。  編集というのは、編集作業が必要なのは、教科書が完成するまでの間だと思...全文を見る
○初鹿分科員 よろしくお願いします。  どうもありがとうございました。
03月08日第190回国会 衆議院 本会議 第14号
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○初鹿明博君 岡本充功議員からの質問にお答えをいたします。  介護・障害福祉従事者以外の介護・障害福祉事業者等の従業者の処遇改善にも使えるようにした理由についてお尋ねがありました。  この法律案の目的は、ホームヘルパー、福祉施設介護員等の専ら介護・障害福祉サービスに従事する介...全文を見る
03月09日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○初鹿委員 おはようございます。維新の党の初鹿明博です。  安倍政権は、女性の活躍ということを言っておりますが、女性が活躍をしている、そういう職場である美容業界、また、女性の方が活躍するためにきれいになりたいということで通う美容業界の件で一つ質問をさせていただきます。  お手...全文を見る
○初鹿委員 やったことないということですが、恐らく議員さんの中でも経験したことがある方はいるんじゃないかと思いますが。  この記事にありますけれども、二〇〇八年から、それまでは特に資格なくやっていたものが、健康被害が多いということで、美容師免許を義務づけるということがされたわけ...全文を見る
○初鹿委員 一つ一つ見て、それで仮にさわっていたら、これは美容業に触れるということでアウトですよ、そういう趣旨のことを今説明されたんだと思いますけれども、先ほど申し上げたとおり、やはり、教える行為自体も、資格を持っている人がやる必要があると私は思いますし、このような脱法行為をして...全文を見る
○初鹿委員 辞書で調べると、「医術・医薬で病気やけがを治すこと。治療。療治。」と書いてあるんですよ。要は、病気やけがを治すことが医療だと思いますし、多くの人はそう思っていると思いますよ。  入れ墨を彫るという行為は、何か病気を治している行為でしょうか。治している行為じゃないと思...全文を見る
○初鹿委員 恐らく、初めてこういう質問を受けたので即答できないと思いますが、この質問をきっかけに、少し検討していただきたいと思うんですよ。  これから二〇二〇年に向けて、オリンピックを招致することで外国人もたくさん来るわけですよね。オリンピックの選手でも、入れ墨をしている選手は...全文を見る
○初鹿委員 そうではなくて、やはり、雇用を継続していくということは私は最優先に考えるべきだと思うんですよ。確かに、今、景気がある程度好転して雇用状況が改善しているから、雇用調整助成金を使う必要がなくなっていると思いますが、また再びリーマン・ショックのような大きな不況が来たときに、...全文を見る
○初鹿委員 きのうの質問の答弁についてちょっと伺いますけれども、きのう岡本議員から、民間人材ビジネス会社が、この制度を利用して、企業に退職勧奨を行うことを提案しています、このようなリストラ提案型営業は、民間人材ビジネス会社の仕事として適正なものでしょうか、見解を求めます、そういう...全文を見る
○初鹿委員 適切ではないというふうに大臣も判断をしているということですよね。そういう理解をさせていただきました。  その適切ではないことを行って、今回は助成金をもらっていたわけですよね、人材派遣会社、そして王子ホールディングス。今回の例は王子ホールディングスですが。  この後...全文を見る
○初鹿委員 その方針自体はいいと思うんですけれども、でも、これまでやってしまったところはやり得だと思うんですよ。これからもらえなくなるけれども、今までもらっていなかったものがもらえないだけで、別に痛くもかゆくもないわけですよ。でも、もう既にもらっている分はそのままもらえるわけです...全文を見る
○初鹿委員 先般、部門会議に出席していただいた労働弁護団の棗弁護士が指摘をしておりましたけれども、有料職業紹介事業の許可基準を規定している職業安定法第三十一条一項三号に、申請者が、当該事業を適正に遂行できる能力を有することとあるんですね。  適正に遂行するということですが、不適...全文を見る
○初鹿委員 裁判で決着しろ、そういう趣旨なんだと思いますけれども、少なくともこれは、国の政策によって首を切られる、退職強要をさせられて仕事を失っているわけですから、やはり国にも一定の責任はあると思いますよ、このような仕組みをつくってしまって。意図はそうじゃなかったと言うのかもしれ...全文を見る
03月11日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○初鹿議員 現在、処遇改善加算の届け出を行わない理由として、処遇改善加算の事務負担が重いということや、処遇改善加算の対象となる職員が限られていることが考えられます。実際に、厚生労働省が行った平成二十五年度介護従事者処遇状況等調査結果によりますと、介護事業者が処遇改善加算の届け出を...全文を見る
03月16日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○初鹿委員 維新の党の初鹿明博です。  きょう十番目の質疑者ということになりまして、先に質問をされた方も多くいたので、多少重複するところがあるんですが、少し確認も含めて、今までの答弁のおさらいもさせていただきたいというふうに思っております。中には、質問を聞いていてもう一回確認し...全文を見る
○初鹿委員 堀越先生がこういうお話をしていたんですよ。四十歳になっても保険証が来ないんですよね。保険証が来ないから気づかないんですよ。  考えてみたら、私も、四十歳になって払い始めているわけですけれども、引かれているのに気づいたのは半年後ぐらいになって、改めて考えてみたら引かれ...全文を見る
○初鹿委員 ぜひ、どの程度の認知度があるのかというのはしっかり調査していただきたいと思います。  では、ちょっと具体的な中身について伺ってまいりたいと思います。  午前中から何度か質問がされておりますけれども、ちょっと気になるので、もう一回、介護休業の期間を、九十三日の三回ま...全文を見る
○初鹿委員 まず、三回までで九割がカバーされているということで三回ということなんですが、やはり、ここでも残りの一割の人のことが見えていないのかなというのは非常に残念だなと言わざるを得ません。  恐らく、残りの一割の方や、また、三回までは九割かもしれませんけれども、結局、三回以上...全文を見る
○初鹿委員 そうであるならば、先ほどから何人かの議員の方が質問をして指摘をしていますが、要介護一、二の生活援助サービスを切るというようなことがあったら、それは介護離職が進むことになるということ、これをちょっと頭の中にちゃんと入れておいていただきたいんですよ。  要介護一、二でも...全文を見る
○初鹿委員 私から言わせれば、検討すること自体、必要がないんじゃないかというふうに思いますので、あえて言わせていただきました。  次に、三回の分割についてなんですけれども、三回分割ができるようになったこと自体は、私は前進だとは思うんです。ただ、三回でいいのかどうか、また、九十三...全文を見る
○初鹿委員 もうちょっと簡潔にお答えいただきたいと思います。  確かに、おっしゃりたいことはわかるんですけれども、事業主の方の判断に任せると、長期化して、九十三日使ったのに、さらにもう一回というのはなかなか難しいんだろうと思うので、だから、やはり法律である程度義務化できるように...全文を見る
○初鹿委員 子供の看護休暇に合わせてといいますけれども、子供の看護をしている人は、別に毎月何かが必要だと必ずなっているわけではないわけで、介護保険を使っている人は毎月必ずモニタリングがあるということは決まっているわけですから、それに合わせる方が合理的だと思うので、修正をぜひしてい...全文を見る
○初鹿委員 次に、時短ですけれども、時短の制度、先ほども重徳議員からも質問がありましたが、やはりこれは、三歳までじゃなくて、小学校の三年生までにするべきだと思うんですよ。  三歳までですけれども、保育園に入れれば、しかも延長のある保育園に入れれば、時短をする必要がないんですよね...全文を見る
○初鹿委員 本当は、国会でこうやって審議をする中で、大臣もある程度それはわかるねということになったら、修正をすることが私は立法府の役割だと思うんですよ。労政審で決めたからそのまま絶対通しますというのが何となく今までの習慣で来ていますけれども、やはり、国会の質疑の中で指摘をされて、...全文を見る
03月18日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○初鹿委員 維新の党の初鹿明博です。おはようございます。  きょうはトップバッターで質問をさせていただきます。  きょうは、お忙しいところをライフリンクの清水さんにお越しをいただいております。どうもありがとうございます。あしたが大きなイベントがある前日ということで、大変お忙し...全文を見る
○初鹿委員 清水さん、どうもありがとうございます。  さて、塩崎大臣。  これまで自殺対策の所管は内閣府でありましたが、今回の改正によって厚生労働省に移ることになりました。これから所管大臣になるわけですけれども、まず最初に、厚生労働大臣のこの自殺対策にかける決意、思いを述べて...全文を見る
○初鹿委員 自殺対策は、一省庁だけでの問題ではなくて、各省庁にまたがってしっかり対策をとらなければならないわけでありますので、ぜひ厚生労働大臣がリーダーシップをとって、現在二万四千人ということですから、これをもう一刻も早く二万人を切る、目標は最終的にはゼロにするということが目指す...全文を見る
○初鹿委員 政務官、今の答弁、ちょっと看過できないことがありますよ。わかって言っていますか。  極度に追い詰められて、精神疾患などによって自殺した場合は給付の対象となっているという言い方をしましたよね。では、自殺の中に、故意による自殺というのはあるんですか。故意による自殺がある...全文を見る
○初鹿委員 いや、だから、そう言うなら、故意による自殺というのがあるんですかということを聞いているんですよ。故意による自殺があるんですか。あるから、それとは別に、追い詰められて病気になった場合は給付をしますという、そういう言い方ですよ、今のは。これを認めることになるんですよ、故意...全文を見る
○初鹿委員 ここで時間を余り使いたくないんですけれども、今の話を聞いていると、故意による自殺もあり得るというようにしか聞こえません。私は、非常に不適切だというふうに言わせていただきます。  では、当該文部科学省の堂故政務官にお伺いいたします。  昨年、私が下村大臣の当時に質問...全文を見る
○初鹿委員 来年度、つまり来月、四月一日からこれはなくなった状態になるということでいいんですか、備考を取るんですか、四月には。今年度中にやるんですか。四月から、基本法が改正されて、新しい基本法がスタートするんですよ、そのときに間に合うんですか。
○初鹿委員 負担がふえるというのはどういう意味ですか、お答えください。
○初鹿委員 つまり、今、自殺をしてしまっている高校生がいて、それを対象に加えると給付額がふえる、それによって掛金などもふやさなければいけなくなるから、それについてまだ検討をしているところだ、そういう意味でよろしいんですか。
○初鹿委員 まず、学校の管理下で自殺がある、あっちゃならないことですよ。高校生の自殺を全て対象にしろと言っているわけじゃありません。学校の管理下ということは、例えばいじめ、また指導死、この前も、中学三年生、これは中学生ですけれども、進路指導の中で、万引きをしていないのに万引きをし...全文を見る
○初鹿委員 四行や五行なくすだけなんですから、すぐにやりましょうよ。故意による自殺は、我が国の自殺総合対策大綱では、ないんですよ。自殺は追い込まれた末の死なんですよ。それを、故意による場合もあるみたいな答え方はしないでいただきたい。  清水さん、今の答弁を聞いて、いかがですか。
○初鹿委員 今、清水さんから非常に重要なお話がありました。残された遺族は、自分の子供が勝手に死んだということを認定されるような気持ちになるんですよ。  先日、桜宮高校の、体罰によって亡くなった事件の判決が出ましたけれども、その中でも、やはり執拗に体罰を繰り返されたり指導をされた...全文を見る
○初鹿委員 ぜひ厚労大臣がリーダーシップをとって進めていただきたいと思います。  政務官も、しっかり対応していただくようにお願いします。あと、とにかく、自殺が故意だというのはやはり発言をしないでいただきたいので、発言があるようですから、どうぞ。
○初鹿委員 ぜひよろしくお願いいたします。  それでは、次の、別の話題に移りたいと思います。  もう一枚資料をめくっていただきたいと思いますが、昨年の七月ごろに話題になって、私も質問主意書を出した問題です。母乳のネット販売についてです。  母乳がネットで販売をされている。そ...全文を見る
○初鹿委員 実態がいまいち解明できない、ネットでの売買なので難しいのかなと思うんですが、昨日も検索していると、まだホームページが残っているんですね。実際に販売がされているか、また、買い取りが実際に行われているかまでは確認ができていないんですが、今皆さんに資料をお配りしておりますけ...全文を見る
○初鹿委員 私は、むしろ禁止しちゃった方がいいかな、禁止ができないなら、せめてきちんと安全管理ができるような形というのもあり得るんじゃないか、そういう趣旨ですので、誤解なきようにしていただきたいと思います。  今、大臣も少し触れましたけれども、売り手がいるということは買い手がい...全文を見る
○初鹿委員 ぜひ、本当に、子供の健康にかかわることですから、ここはしっかりと対応していただきたいと思います。  少々時間が押してきてしまったんですけれども、毎度行われておりますが、労働移動支援助成金について、最後、一つ質問をさせていただきます。  先般の、維新の党と民主党の合...全文を見る
○初鹿委員 まだ幾つか質問したいことはあるんですが、時間が来ましたので、次回に譲らせていただきたいと思います。  ありがとうございました。
03月18日第190回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号
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○初鹿委員 おはようございます。  高市大臣、おはようございます。きょうは髪型がちょっと変わりましたか、何か雰囲気がちょっと違うような感じがするんですけれども。  まず最初に、大臣にお伺いしたいんですけれども、大臣は今まで選挙を何回やられているんでしょうか。六回でしたか、七回...全文を見る
○初鹿委員 九回選挙をやられているということです。今は、誰でも大臣のことを、顔も知っているし、どういう考え方、どういう政治の理念を持っているか、政策を持っているかということを、有権者の方も、多分理解をしている方が大半ではないかなと思うんですね。  最初に初めて選挙に出たとき、落...全文を見る
○初鹿委員 今、広く伝えることができたのは選挙公報だというお話がありましたが、まさに先ほどの本村議員の質問にもつながりますけれども、やはり選挙公報は地方議会の選挙でもちゃんと発行するようにした方がいいと思うんですね。  まだやっていないところが八県あると言ったので、これは非常に...全文を見る
○初鹿委員 私は、やはり演説を立ちどまってずっと聞いてもらうというのは難しいと思うんですね。よっぽどの有名人であったり、テレビに出ているような、誰でも知っているような政治家の方だったら、立ちどまって聞いてみようかなという気持ちになるかもしれませんが、それがそうではなければ、やはり...全文を見る
○初鹿委員 私も、公営にする必要はなくて、候補者個人が、必要だと思う人がつくればいいと思うんですよ。  では、経済的な負担がすごくかかるかということですけれども、我々国会議員の場合は七万枚、政党の枠で四万枚で十一万枚ありますけれども、地方議会の選挙で必ずしもそこまで枚数は必要な...全文を見る
○初鹿委員 ぜひ頭に入れておいていただきたいのは、障害者差別解消法は、行政機関については、社会的障壁の除去の実施について必要かつ合理的な配慮をしなければならない、これは義務づけなんですよ。明らかに、現在の地方議会の選挙でビラが配れないということは、聴覚障害者に対する合理的な配慮が...全文を見る
○初鹿委員 では、せっかく障害者差別解消法の質問をしたので、同じ関連でいきたいと思います。  昨年、予算委員会で大臣に、知的障害者の方が投票所に行ったときに合理的な配慮をしてくださいという質問をしましたところ、かなり御丁寧に御答弁いただきました。  つまり、知的障害があってな...全文を見る
○初鹿委員 ぜひよろしくお願いします。  では次に、私は障害者の中には余り入れるべきではないのかなとは思っているんですけれども、性同一性障害の方が投票所に行ったときのことを質問させていただきます。  性同一性障害で、性別変更をしていなくて、戸籍上は男だけれども姿はもう女性にな...全文を見る
○初鹿委員 この四月からちょっと局面が変わったというか、状況が変わった、法律が施行されるということで。ぜひその辺を地方自治体に徹底していただきたいと思います。  次に、今度は投票所について質問をさせていただきますけれども、今回提案されている公職選挙法の改正で、共通投票所を設ける...全文を見る
○初鹿委員 私の娘も十八歳になったので聞いてみたんですけれども、アイドルのポスターがあったら投票に行くかねと言ったら、行かないよと冷たく言われました。ですので、多分、選挙があるということを知らせるのには有効かもしれないけれども、投票所に足を運ばせるというところにはいっていないのか...全文を見る
○初鹿委員 車でも可能だということですね。  先ほど篠原議員から過疎地に有効だというお話がありましたが、まさに今、どんどん投票所が閉められているわけですよね。投票に行きたくても、車で行かないと行けない、そういう地域がたくさん出てきて、お年寄りなどは、投票に行きたいけれども行けな...全文を見る
○初鹿委員 ぜひよろしくお願いします。  移動支援は、あくまでも有権者を連れていくんですけれども、やはり待っているだけじゃなくて、こっちから出向くということも必要かなと思いますので、ちょっと発想を転換して、移動投票所をぜひ進めていただきたいとお願いをして、質問を終わらせていただ...全文を見る
03月22日第190回国会 衆議院 本会議 第18号
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○初鹿明博君 維新の党の初鹿明博です。  民主・維新・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました児童扶養手当法の一部を改正する法律案について質問いたします。(拍手)  子供の貧困が深刻な課題となっていることは御承知のとおりです。子供の相対的貧困率は約一六%にも上り、六人...全文を見る
○初鹿明博君(続) そして、格差の是正と格差の世代間連鎖をとめるために誰も置き去りにしない、誰一人見捨てない政治を実現していこうではありませんか。  政治の助けを必要とする全ての人に寄り添い、一人一人を大切にする政治を実現するため、国民とともに進んでいく決意を表明して、私の質問...全文を見る
03月23日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○初鹿委員 維新の党の初鹿明博です。  私も戦傷病者の妻に対する特別給付金について質問をさせていただきます。  この給付金の支給をする趣旨としては、さきの大戦で障害を負った夫の介助、看護や家庭維持のために、長年にわたり大きな負担に耐えてきた戦傷病者等の妻の精神的苦痛に対して、...全文を見る
○初鹿委員 今、議場の皆さん、聞いていただいたと思いますけれども、本人じゃなく相続人に支払われている件数自体を把握もしていないということなんですよ。しかも、国債だから、日本銀行がやっていることだから、厚労省はそのことも全く把握をしていないということなんですよね。これって本当にいい...全文を見る
○初鹿委員 だから、当然、厚生労働省も把握をしていないということですよね。  これはちょっと冷静になって考えていただきたいんですけれども、戦傷病者の奥さんが、これは国債をもらって、一年ごとに十万円ずつ償還をしてもらうわけですが、その奥さんが亡くなったときに、では、相続人というの...全文を見る
○初鹿委員 今回、五年ごとに二回に分けたということで、できる限り、余り関係ない人に相続されないようにしようという趣旨で書いたんだということは、これはちょっと考えてくれたのかなとは思うんですけれども、でも、やはり国債という形をとっている限り、相続されていってしまうんですよ。  で...全文を見る
○初鹿委員 恐らく、最初にスタートしたときは、一遍に百万円の国債を渡しますと。この百万円という金額にインパクトもあったし、やはりそこにすごく弔慰を示していたり、慰藉の気持ちが込められているということだったんだと思うんですよ。  ただ、戦後七十年たって、高齢化もしてきていますし、...全文を見る
○初鹿委員 二・九%なんですが、十億円未償還なんですよ。十億円ですよ。平成十八年、この前の直近でいうと、いただいたデータだと、まだ二年分が償還に達していないところなんですが、その二年分を合わせると三十四億になるんですね。これは償還に当たればもう少し行くんですけれども、多分、同じく...全文を見る
○初鹿委員 これは冷静に考えていただきたいんですけれども、もう平均年齢が九十歳近いわけですよね。多くの人は、自宅じゃなく施設だったり、また、自分で歩いて出かけて、これは金融機関に償還に行くんですよね、郵便局とか、そういうところに自分の足で行けなくなっているんじゃないかと思うんです...全文を見る
○初鹿委員 今のお話は国債をもらうまでの話で、もらった後の話を私はしているんですよ。国債をもらいました、紙をもらいました、安心しましたじゃないんですよ。もらったときは元気でも、その後、認知症になっちゃうこともあるじゃないですか。あと、やはり年配の方だと、一年ごとに償還しなきゃいけ...全文を見る
○初鹿委員 自動振り込みをできるようになっていると言いますが、では、自動割り込みの手続をしている方の割合はどれぐらいなんですか。
○初鹿委員 大体四分の一の方は振り込みになっているけれども、四分の三の方は、そうじゃなくて、自分で多分窓口に行って現金にかえているだろうという、そういう想定になっているわけですよね。  だったら、最初から全員に現金を振り込めばいいんじゃないですか。国債の証書を印刷するのだってお...全文を見る
○初鹿委員 五十年続けてきたからこの後も続けるということではないと思うんですよ。やはり対象者が高齢になっている、自分でなかなか金融機関などにも行けない人も多くなっている、そういうことも考えると、私は、本来だったら、もう今回から国債で支給するのはやめた方がいいんじゃないかというふう...全文を見る
○初鹿委員 ぜひきちんと手元に届くようにしていただきたいとお願いして、質問を終わります。  ありがとうございます。
03月30日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○初鹿委員 おはようございます。民進党の初鹿明博です。  質疑者も、六番目ぐらいになると、かなり前に質問をされてしまっているので、ちょっとおさらいも含めて幾つか質問していきたいと思います。  まず、今回の緊急対策の中の、小規模保育の定員を二十二人までというお話なんですが、私は...全文を見る
○初鹿委員 百平米を超えると、用途変更をしたり、また、消防法の適用になってスプリンクラーをつけたり、そういう事業主の負担がふえるんですね。ですから、基本的に、大体のところは、小規模保育をつくろうという人は九十九以下の物件を探そうとするわけです。そうなると、保育室が七十ぐらいになる...全文を見る
○初鹿委員 それだったら、ぜひ、我々が提出している五万円の法案とあわせて、この委員会で集中審議という形で保育の問題を審議していただきたいんです。ぜひ、そのことを、まず、委員長じゃないんですけれども、委員長にお願いをいたします。
○初鹿委員 次に、先ほど大臣が、賃金を上げただけでは保育士不足は解消するわけではないという趣旨のお話があって、そのときに、働く環境の問題というのがあるということでしたけれども、働く環境の問題というのは具体的にどういうことを指しているのか、ちょっとお答えください。
○初鹿委員 先日、認可外の二十四時間の保育施設に視察に行ってまいりました、夜中に。そのときに、働いていた園長先生は、認可園で働いていた人が認可外に移ってきているんですよ。なぜだかわかりますか。普通に考えて、給料は何となく認可園の方が高そうな感じがしますよね。給料の問題じゃないと。...全文を見る
○初鹿委員 先ほども言いましたけれども、施設型の保育だと多分限界があるんですよ、開園時間がありますから。だから、私は、保育士さんの保育ニーズに応えるためには家庭的保育をやはり広げていく必要があると思います。  保育士さんの場合は特にそうだと思うんですよ。早く子供を預かる、また遅...全文を見る
○初鹿委員 今お答えがあったとおり、やはりきちんとした研修をして、しっかり保育ができる人を家庭的保育の保育員にするべきだというふうに思うんです。  実際に自治体でも少しずつ広がってきていますけれども、やはりなかなかそこが、広がるペースが、少ないんですよね。大体どこの自治体も十人...全文を見る
○初鹿委員 英国の国家職業資格で、法律にものっとって定められている資格で、これに準じたカリキュラムで日本でも保育のニーズに応える人材の養成をしている、そういう制度なんですね。結構、この団体は、自治体の家庭的保育の研修なども委託を受けて行ったりしているんですよ。  ということは、...全文を見る
○初鹿委員 加えて、預かれる子供の年齢が二歳までですけれども、これを広げていったらどうかなと思うんです。  それで、なぜ広げていくかということなんですが、今の待機児童問題の、特に三歳児問題がありますよね。三歳児は入れない、小規模保育に入れているけれども連携園がなくて困りますとい...全文を見る
○初鹿委員 今の現状だと難しいんでしょうけれども、ファミサポで代替するというのは私はいかがなものかなと思うんですよ。ファミサポの人は、しっかりしている人もいると思いますが、やはり子供を預かるということに対する研修の期間は明らかに少ないわけですよ。事故が起こったときにどう責任をとる...全文を見る
○初鹿委員 そうですね、質の面もあると思います。でも、認可外でも、いい保育をやっているところはたくさんあります。あたかも、この議論をしていると、認可外が全て悪みたいな、全て質が悪いみたいな言い方になってしまう方もいるんですが、そうではなくて、認可外でもきちんとした保育をしていると...全文を見る
○初鹿委員 私がこれを提案する理由はもう一つあって、認可保育園には仕事の働き方によって入れない人がいるんですよ。夜働いている人は、ほぼ一〇〇%、認可保育園に入れられないんですよ。  ですから、私、二十四時間の保育施設に視察に行ってきたんですが、半分以上はホステスさんです。それと...全文を見る
○初鹿委員 一億総活躍というからには、やはり子育てしながら夜働いている人にもきちんと目を向けてもらいたいんです。この待機児童の問題を語っていくと、どうしても、認可園に入れる人たちの、入れる時間で働いている人たちのことにしか目が行っていないように感じるんですよ。  私は、そうじゃ...全文を見る
04月01日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○初鹿委員 おはようございます。新年度になりまして最初の質問者を務めさせていただきます。今年度もどうぞよろしくお願いいたします。  質問に入る前に、一言ちょっと苦言を申し述べさせていただきます。  一昨日の当委員会で、我が党の山尾議員から塩崎大臣に対して、保育士の処遇改善を求...全文を見る
○初鹿委員 国会答弁で確認をされている、そのとおりなんですけれども、そんなことは一般の人は誰も知りませんよ。  わかりやすく書いたと。わかりやすくと書いているんだったら、難病患者を加えた方がわかりやすくなるんじゃないんですか。  このパンフレット、事業主の方とか一般の方に合理...全文を見る
○初鹿委員 受けとめるだけじゃなくて、やはり行動するのが政治家だと思いますので、よろしくお願いしますね。  では、続いて質問に入らせていただきますが、待機児童問題について幾つかお伺いしたいと思います。  一昨日の審議を見ていて、ちょっと私が違和感を覚えたのは、あれ、これは緊急...全文を見る
○初鹿委員 ここに対策の原文がありますけれども、この上の二行にかかわらず広げていくという、その辺はいいと思うんですが、大前提として、平成二十七年の四月一日現在の待機児童数ということになっていること自体が、私は、やはりこれは緊急な対策ということではちょっと違うんじゃないかなと思うん...全文を見る
○初鹿委員 集計できていないということですけれども、私は、そんなことはないと思うんですよ。  どこの自治体も、まず入園の希望があって、それに対して承諾をするかしないか、もう通知を出しているわけですから、少なくとも不承諾を一次選考で何人に出したかというのはどこの自治体も把握してい...全文を見る
○初鹿委員 入園のタイミングというのは、四月募集だったり十月募集だったり、多分、自治体によって異なるのかもしれませんが、幾つかタイミングがあると思いますので、その都度その都度、やはり情報をオープンにしていくことが私はいいんじゃないかと思うんですよ。  保活をしているお母さんたち...全文を見る
○初鹿委員 時間が過ぎているので、最後に簡潔に申し上げますけれども、やはりこの問題は、不適切なことをやっていながら、人材紹介会社もリストラをした企業も何のペナルティーもなく、ただやめさせられた労働者の方だけが被害をこうむっているという状況にあるわけですから、私は、この間違った不適...全文を見る
○初鹿議員 ただいま議題となりました児童扶養手当法及び国民年金法の一部を改正する法律案につきまして、提出者を代表して、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。  まず、本法律案の提案理由について御説明いたします。  我が国の子供の貧困率はOECD加盟国の中でも高い水準...全文を見る
04月06日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○初鹿議員 お答えをいたします。  まず、御質問いただき、ありがとうございます。  本会議で私が質問した際にも申し上げましたが、今回の法改正に当たって、一人親家庭等の当事者の方や、また、貧困問題に取り組んできた方々に御意見を伺いました。  その際に、真っ先に上がったのがこの...全文を見る
○初鹿議員 大西議員、質問ありがとうございます。同じ問題意識を持って質問をしていただいたことに心から感謝申し上げます。  我々の法案は、児童扶養手当の支払い期日について、現在の四月、八月、十二月の年三回から毎月に変更することとしています。これは、毎月支給することによって、毎月の...全文を見る
○初鹿委員 民進党の初鹿明博です。  きょうは、児童扶養手当法の改正案の質疑ですけれども、子供の貧困対策、格差の是正という観点から、生活保護制度についても、この後質問をさせていただきたいと思います。  それではまず、きょう、法務省から盛山副大臣に来ていただいているんですけれど...全文を見る
○初鹿委員 確かに、戻った後は人事は裁判所の方にあるということも理解するんですけれども、やはりぜひ誤解がないようにしていただきたいし、民事訴訟法の第二十六条の規定によれば、申し立てをすると裁判がとまるわけですよね。やはりそのとまった時間も無駄だと思いますので。それで、今回みたいに...全文を見る
○初鹿委員 資料で三枚目を見てもらいたいんですけれども、そこに、先ほど大西議員もつけていた記事の中の一囲みなんですが、大竹文雄さんという大阪大の特別教授が書いている記事です。「「自制心」の問題ではない」ということなんですね。  ここで書いてあるのは、人間というのは目先の利益に飛...全文を見る
○初鹿委員 答えは、ほとんどの子供がマシュマロを食べてしまったんです。待っていればさらに二個もらえるのに、やっぱり食べちゃったんですね。  要は、何が言いたいかというと、人間というのは目先のことにやはり飛びついてしまうんですよ。さらに先にもっとよいことがあるということがわかって...全文を見る
○初鹿委員 全ての自治体にいるわけではないわけですよね。自治体においても、そんなに人数がいるわけではないから、では、きちんと家計管理まで支援ができているかというと、そういうわけではないんじゃないかというふうに思います。  大臣、先ほど大西議員が私に質問をした件なんですけれども、...全文を見る
○初鹿委員 転居した場合云々というお話ですけれども、まとめ払いでも同じようなことは生じる可能性はあるわけですから、余りそれは理由にはならないんじゃないかと思います。  私が申し上げているのは、やる気がある自治体のやる気をきちんと支援していく、そして何よりも受給者の側のニーズに応...全文を見る
○初鹿委員 いつもそういう数字を挙げてくるんですけれども、八七%は働いていますと。では、その逆の一三%は働いていないということじゃないんですか。そういう方々が生活保護になっている可能性もあって、それがどれぐらい、本当にどれぐらいいるのかということをきちんと把握することが、格差の是...全文を見る
○初鹿委員 びっくりする答弁なんですけれども、高校生の就労意欲を喚起する、それはちょっと違うんじゃないですか。これは、本来なら学校で勉強に励む、そういう時期なのに、親の所得が低いから自分のお小遣いは自分で稼ごう、また、将来の、大学や進学したときのための費用を貯金しよう、そういうつ...全文を見る
○初鹿委員 大臣の答弁を聞いていると、本気で貧困世帯の格差の連鎖をとめようという意思が感じられないんですよ。  確かに、生活保護制度は税金で行っているものですから、利用できる資産、能力、あらゆるものを活用することが要件、それは私も理解します。でも、それはやはり親の世代のところで...全文を見る
○初鹿委員 では、私、できる例を提案させていただきます。  恐らく、高校生で新卒で入ったら、多分、手取りで十三万とか十五万ぐらいですよね。これは十分に生活保護を受けられるぐらいの金額なんですよ、東京二十三区だったら。この子たちが独立したとき、住宅扶助だけを単給で出す、家賃だけ生...全文を見る
○初鹿委員 かなり質問を残してしまったので次回も続きをやらせていただきたいと思いますが、とにかく、やはり貧困の連鎖をとめるということがこの国の今の最大の課題の一つだと私は思いますので、ぜひ真剣に取り組んでいただきたいとお願いをさせていただきます。  ありがとうございます。
○初鹿議員 堀内議員、ありがとうございます。  先ほど私も質疑の中で申し述べましたが、現在の行動経済学の、これは現在バイアスという問題を取り上げさせていただきましたけれども、やはり目先のところに支出をしてしまうという傾向が人間は強いわけでありまして、それと比べて、毎月支給をする...全文を見る
○初鹿議員 どうもありがとうございます。  まず、前提として、なぜ毎月支給にするという改正案の提出をしたかということですけれども、先ほども御答弁させていただいておりますが、今回の法改正に当たって、一人親家庭等の当事者の方や貧困問題に取り組んできた方々に御意見を伺った際に真っ先に...全文を見る
04月20日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
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○初鹿議員 お答えをいたします。  前回の委員会でも答弁をしておりますけれども、児童扶養手当の支払い回数増に伴うコストアップについては、網羅的に調査をしているわけではございません。  ただ、前回も委員会で何人かの議員の方が例に出しましたけれども、朝日新聞の記事で、児童扶養手当...全文を見る
○初鹿議員 支払い回数に伴う事務費用ですけれども、当然、一人親家庭の支援をするためということでありますから、国及び地方公共団体が負担していくべきものだと思います。  人件費については、地方自治体については地方財政措置で交付税措置がされているというふうに理解をいたしております。
○初鹿委員 おはようございます。民進党の初鹿明博です。  まずは、熊本、大分県で発生しました地震で被災をされた方々、また、お亡くなりになられた皆様に心からお見舞いを申し上げます。  それでは、質疑に入らせていただきます。  きょうは、児童扶養手当法の二回目の質疑ということで...全文を見る
○初鹿委員 書面でちゃんと依頼がされているかというのを取り交わすということなんですが、実は、この施設もきちんとその契約がされているんですね、金銭管理を行っていいと。ですから、書類を整えればいいという問題ではないと思うんですよ。  これは、何でこうなっているかというと、この施設は...全文を見る
○初鹿委員 厚労省からそういう通知を出していて、そうすべきだと言っているんでしょうけれども、では、果たしてそれが自治体で徹底してやられているかということなんですよ。  ここの宿泊所、四つあるうち幾つかはさいたま市にあるんですけれども、ひどいところは上下水道がない、そういう施設が...全文を見る
○初鹿委員 埼玉県は、実は県で条例をつくっているんですよ。日本では埼玉県と大阪府に条例があるんです。このお寺さんは、条例に基づいて、一回、施設の停止命令というか行政処分を受けているところなんですね。やはり条例では不十分なんだということだと思うんです。  ですので、ぜひ、与党の皆...全文を見る
○初鹿委員 自立と生活の安定のためということですが、生活の安定、しかも所得の低い人たちに重点的にということを考えれば、やはり所得保障である面が非常に強い手当だということを私はまず指摘させていただきたいと思います。そうであるからこそ、我々は、月払いで、毎月支給をするようにするべきじ...全文を見る
○初鹿委員 すぐにやるとは言えないというのはよくわかるんですけれども、しっかり、自治体でやれるところの状況とかもきちんと調査をして、検討していただきたいと思います。  例えば、年金は昔は年四回支給だったわけじゃないですか。それが年六回までになったわけです。まずはそこからでもいい...全文を見る
○初鹿委員 働いている場合は働いていることが証明できる書類が必要だと。裏面にそのことを詳しく書いてあります、「雇用契約書の写し又は」云々と書いてあるところですね。  ここで、受給者の気持ちに立ってみると、収入があるということは現況届でずっと証明するわけですよね。それで、それは前...全文を見る
○初鹿委員 それと、適用除外の届けが出されたのか、出したのにだめだったのか、出していないのかわかりませんけれども、全額支給がとまって一部支給になっている方が約三千人いるんですね。事前に担当の方とお話をしたら、結構丁寧な説明がされていて、届け出を持っていく時点で、例えば、仕事をして...全文を見る
○初鹿委員 今の届け出がされなかった理由を聞いていると、病気であったとか、忙しくて時間的に余裕がなかったとか、明らかにこの人たちは別の支援をきちんとやらなきゃいけないような人じゃないかなというふうに思うわけですよね。この人たちの手当を半額にしたりするような対象の人では明らかにない...全文を見る
○初鹿委員 そもそも、我が国は生活保護の捕捉率が低いということが問題であるので、そこを改善して、もらっていない人との比較をするんじゃなくて、やはり自立をして格差の連鎖をとめるということを考えたら、より高いレベルの高校に行けるのにそこを諦めているようなことがないように、ぜひ考えてい...全文を見る
○初鹿委員 仮に憲法に反していないとしても、生活の実態から考えると、後払いなわけですよ、手当をもらえた月から始まっていればまだしも、手当をもらえない月から始まったら、赤字、赤字、赤字で続いて、やっと穴埋めできた、赤字、赤字、赤字と、どんどんどんどん雪だるま式にやはり生活の困窮度が...全文を見る
04月26日第190回国会 衆議院 法務委員会厚生労働委員会連合審査会 第1号
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○初鹿委員 おはようございます。民進党の初鹿明博です。  きょうは連合審査ということで、法務大臣、どうぞよろしくお願いいたします。  まず、外国人技能実習制度ですけれども、この制度の最大の問題は、法の目的と実態が大きく乖離しているということにあるんだというふうに思います。これ...全文を見る
○初鹿委員 それに加えて、例えば留学の資格で来ているんだったら、大学なのか短大なのか、それともその他の学校、日本語学校とかなのかというのもきちんと分析していった方がいいと思うんですよ。  恐らく、大学院とかに行っていても、やはりこちらで生活するのは生活費がかかるからアルバイトし...全文を見る
○初鹿委員 一部じゃなくて、この来日目的を見ればわかりますけれども、お金を稼ぐために来たと言っている人が七四・二%だから、一部なのは、海外に技術を移転する、技能を修得させて国際貢献をするという方がごくごく一部であって、ほとんどは、日本の国内の労働力の不足を解消するためにこちら側は...全文を見る
○初鹿委員 条約ではないということでいいんですよね。条約ではないし、この取り決めは、相手国に対して法的な拘束力を持たせるものではない、そういう認識でよろしいんですよね。
○初鹿委員 これだと、本当に実効性があるのか、私は非常に心配なんですね。  もう一つお伺いします。  取り決めをすることになっていますが、現状、取り決めはしていないわけですよ。では、この法律ができたら、ちゃんと相手の国と取り決めを交わしたことが受け入れをする要件になるんですか...全文を見る
○初鹿委員 おかしいと思いますよ。受け入れが滞るからと言いますけれども、取り決めをしないで、日本に来た実習生の人権侵害がそのまま放置をされている。こちらの方が問題なんじゃないですか。そういうことをそのまま放置するんじゃなくて、せっかく取り決めをするようにするんだったら、取り決めを...全文を見る
○初鹿委員 私が質問したのは、この取り決めをやったとしても、何か不適正なことがあった送り出し機関にペナルティーが下るまで時間がかかるでしょう。そうなったときに、その送り出し機関からの受け入れを、相手国が何もペナルティーを与えない段階でとめることができるのか、場合によってはその国か...全文を見る
○初鹿委員 答えになっていないんです。送り出し国との間でと言っていますけれども、その送り出し国が何ら対応してくれない、そういうときに、では、その機関からの受け入れは一時的にやめましょう、そういうことができるんですかということを聞いているんですよ。
○初鹿委員 ここは徹底をしていただきたいと思いますね。相手の国がきちんと対応してくれるかどうかがわからないということなわけですから、そこはきちんとこちらの側で、その国からは受け入れませんということをはっきりとできるようにしていただきたいと思います。  では次に、今度は監理団体の...全文を見る
○初鹿委員 ここも結構重要なところだと思うので、かなり厳しくやっていただきたいと思います。  では、ちょっと具体的な条文に入っていきますが、大分時間が押してきたので、多少まとめていきたいと思います。  まず、四十六条ですけれども、実習監理を行う者が強制労働をしてはならない、そ...全文を見る
○初鹿委員 では、技能実習生に関して今まで労働基準法第五条が適用されたことはあるんでしょうか。
○初鹿委員 ないわけですよね。ないんですけれども、海外からも、この技能実習制度は強制労働の疑いがあるという指摘がされている。でも、法律で今まで一回も、摘発した、適用したことがない。つまり、今のままだったら実効性がないわけですよ。ここで適正化を図ると言っているんだったら、この法律で...全文を見る
○初鹿委員 やはり送り出し機関に関しては、あくまでも向こうの国任せになってしまっている、そうならざるを得ない。やはりこの制度自体の問題なんですよ。だから、私は、この制度自体を見直さないといけないということを指摘させていただきたいと思います。  今、強制労働についての質問をしまし...全文を見る
○初鹿委員 時間になってしまったので、もう少し突っ込みたいことがたくさんあったんですが、これで終わらせていただきます。まだ質問したいこともありますので、ぜひ連合審査をもう何回かやっていただきたいとお願いをいたします。
04月27日第190回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第9号
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○初鹿委員 おはようございます。民進党の初鹿明博です。  まずは、自民党・公明党の提出者の皆様、そして民進党の提出者の皆様、長い質疑でお疲れだと思いますが、どうもお疲れさまです、きょうはよろしくお願いいたします。特に、逢沢先生、以前秘書をしておりましたので、このような機会をいた...全文を見る
○初鹿委員 今の細田先生の答弁を聞いていて感じるんですけれども、少なくとも憲法で我が国は全国民の代表が国会議員ということになっている以上、やはり、アダムズ方式でやってもほかの方式でやっても、人口の格差がどんどん広がっている状態だと、どう配分していっても、都道府県ごとの配分で、少な...全文を見る
○初鹿委員 自公案の方の提出者の皆さん、後段の方の、現在、議員の地位に対して懸念が抱かれているということについて、どういう認識なのかということにお答えしていただいていないので、お答えいただけないでしょうか。
○初鹿委員 自民党さんたちの言っていることはちょっと苦しいんじゃないかと思うんですよ。  やはり、こちらの立法府が最高裁の判決を決めるわけではないわけですから、このまま、最高裁が求めている、一人別枠方式を抜本的に改めない状態で選挙が必ず一回はやられる、行われますよ。そして、三十...全文を見る
○初鹿委員 もう時間ですのでやめますけれども、今の北側先生の答弁ですけれども、直近の国勢調査の結果に基づいてアダムズ方式をやったら十五減だった、それを一票の格差の重いところから六つ選んで六減している、これ自体がやはり恣意的なんですよ。恣意的なんですよ。  だから、こういうことが...全文を見る
05月10日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号
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○初鹿委員 おはようございます。民進党の初鹿明博です。  まずは、参考人の五名の皆様、きょうは、お忙しいところを国会までお越しいただき、貴重な御意見をいただきまして、本当にありがとうございます。心から感謝を申し上げます。  また、金澤さんについては、先ほど岡部副会長のお話があ...全文を見る
○初鹿委員 つまり、個人差がかなりあるということですよね。  それで、やはり話を伺っていて、例えば四十歳未満で発症する方は数%だということですが、その数%の方だから無視をしていいという話ではないということを私も非常に強く今感じました。個人差によって受けられるサービスが変わってし...全文を見る
○初鹿委員 時間が来てしまったので、三人の参考人の方にも質問したいことがあったんですが、これで終わらせていただきます。
05月11日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○初鹿委員 おはようございます。民進党の初鹿明博です。  きょうは、障害者総合支援法の改正案についての質問ということでございますが、御存じの方も多いと思いますが、この法律が民主党政権のときにできたとき、私は党のワーキングチームの事務局長をやっていまして、非常に苦労をしながら何と...全文を見る
○初鹿委員 ぜひお願いいたします。  事業所の事務負担ということなんですが、申請時だけじゃなくて、日々の業務の中でも非常に事務負担が多いんですね。きのうも参考人でいらっしゃった加藤さんがおっしゃっていましたが、本来、障害福祉に当たっている職員というのは、直接処遇をするのに時間を...全文を見る
○初鹿委員 これは事業所にとってみれば本当に死活問題になるような話ですので、ぜひやっていただきたいと思います。  では、具体的な中身に入っていきますが、お手元に資料を配らせていただいております。厚生労働省が作成した今回の改正案の概要資料なんですが、一つずつ問題点を指摘させていた...全文を見る
○初鹿委員 ぜひお願いします。  重度訪問介護は利用していなくても、ほかの障害福祉サービスを利用していて、なれたヘルパーさんがいる場合が大半だと思うんですよ。ですので、重訪じゃないといけないということではないと思いますので、ここは検討をぜひお願いいたします。  今大臣から、コ...全文を見る
○初鹿委員 ぜひよろしくお願いいたします。  もう一点、きのうの参考人招致で気になったところが、大原参考人からお話がありましたが、入院をするときに、身体的に重度な方だけではなくて、行動障害があって、非常に重度な行動障害を持っている方が入院した場合に、この対象になかなかならないと...全文を見る
○初鹿委員 今の状態だとそう答えざるを得ないんだとは思いますけれども、重度訪問介護で、より利用者の状態をわかる人を今回はヘルパーとして入れましょう、そういう発想であるわけですから、看護補助者をつけるとか、今まで入院をされる方とかかわりのないような人を入れるのではなくて、やはり行動...全文を見る
○初鹿委員 ぜひ、今私が例に出したとおり、せっかく家があって、この制度が使えればそこに住み続けられるような場合は、特に優先して使えるようにしていただきたいと思いますので、お願いいたします。  では次、もう一枚めくっていただいて、就労定着支援についてお伺いいたします。  この制...全文を見る
○初鹿委員 恐らく、この就労定着支援をやる事業所というのは、就労移行支援やB型などをやっている事業所か、もしくは相談支援をやっている事業所じゃないかと思うんですね。  今、障害児も、相談支援の事業所で計画をつくらないとサービスが受けられないわけですよね。ですから、子供のころから...全文を見る
○初鹿委員 つまり、今やっている地域生活支援事業における移動支援ということではなくて、個別給付で対応をする、そういう理解でよろしいんでしょうか。
○初鹿委員 ぜひこれは、本当に一日でも早くやっていただきたいと思います。こういう支援をやることによって、障害を持っている人が自分で生活をしていくことができる、これが私は障害福祉の一番重要なところだと思うんです。お世話をしてあげるだけみたいな発想のものではなくて、やはり自立に向けて...全文を見る
○初鹿委員 最後に、私も自分でやっております放課後等デイサービスに関係するお話をさせていただきたいんですが、今、東京都内にもう爆発的にこの放課後等デイサービスというものがふえております。ふえて、利用者にとって便利になったというのはいいんですけれども、では、質が本当に担保されている...全文を見る
○初鹿委員 ぜひお願いいたします。  高齢者介護のデイサービスをやっていて、もう最近、老人が集まらないから、今度は放課後デイサービスに行こうなんという事業者が結構あるわけですよ。そういう、本当に子供のことを全く見ない人が子供の領域はできるはずはないと私は思いますので、ぜひこの要...全文を見る
05月18日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
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○初鹿委員 民進党の初鹿明博です。  きょうは児童福祉法の質疑でありますが、質疑に入る前に一言申し上げさせていただきたいと思います。  我々民進党は、この間ずっと、保育士の処遇改善法案の審議に入っていただきたいということを要求してまいりました。御承知のとおり、三月の後半にこの...全文を見る
○初鹿委員 ぜひ、まだこの国会、委員会は三回程度はあると思いますので、その中で保育士の法案をしっかり審議するように、審議入りするようにお願いをさせていただきます。  それでは、児童福祉法の中身の方に移らせていただきます。  先ほどからもずっとお話がありますとおり、今回の改正は...全文を見る
○初鹿委員 そう答えざるを得ないのかなとは思いながらも、聞いていて、重要だと言いながら「その他」に含まれるというのは、「その他」にされている側の立場に立つとどうなのかなということを思いますので、私は修正をするべきだということをまず申し上げさせていただきたいと思います。  では、...全文を見る
○初鹿委員 では、副大臣、具体例を示してください。子の利益になる有形力の行使とはどういうものがあるのか、具体例を今示してください。
○初鹿委員 では、個々のケースということですが、副大臣が考える子の利益になる有形力の行使を示していただけませんか。こういう場合は子の利益になっていますと。
○初鹿委員 答えられないわけですね。具体的なことを示せないで、何となく、子の利益になる有形力の行使というのもあるんじゃないか、そう思っているだけですよ。  資料を一枚めくっていただきたいんですが、こちらに児童の権利委員会からの日本に対する審査の最終見解をお示しさせていただいてお...全文を見る
○初鹿委員 そう答えるなら、やはり法務省は、体罰は懲戒権の中に一部でも認められるようなことを言うべきじゃないんじゃないですか。今の外務省と法務省の言っていることは明らかに矛盾していると思いますよ。世界の国から見て、法務省の副大臣が体罰をはっきりと禁止すると言わないでおいて、それで...全文を見る
○初鹿委員 私は明らかに矛盾をしていると思います。政府の、外務省と法務省の立場、そして、今回、法律で児童の権利条約の精神にのっとりと書いてあることと全く矛盾していると思いますので、法務省には再考をお願いします。  この問題にだけかかわっていると時間がなくなるので次の質問に移りま...全文を見る
○初鹿委員 つまり、そのまま自立援助ホームから出ていけということではなくて、措置ではないけれども一定の財政支援をしていくということの理解でよろしいということですね。  今、現状でも、二十を超えてなかなかひとり暮らしをするのが困難な場合、そのまま住み続けているのを施設の側がカバー...全文を見る
○初鹿委員 ぜひそこはしっかり行っていただきたいと思います。  やはりいろいろな支援の中で、例えば就労の支援だとか、いろいろな支援がある中で、住まいというのは一番大切で、住まいが不安定であるとやはりその後の生活環境がどんどん崩れていってしまうので、安心して暮らせる、住み続けられ...全文を見る
○初鹿委員 ぜひしっかり考えていただきたいと思うんです。  特に、一番最後の資料を見ていただきたいんですが、二十三区というのは、いつも一くくりに、特別区だから財政的に恵まれているだろうという見方をされるんですけれども、やはり私の住んでいる江戸川区などの周辺の区と真ん中の区とでは...全文を見る
○初鹿委員 時間が来てしまったのでここで終わりにいたしますが、拠点も、一カ所じゃなくて、やはり西側の人たちにも配慮をするようにぜひ検討いただきたいと思います。  質問したいことがまだ残っていたんですが、次回に回させていただきます。  どうもありがとうございました。
05月20日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第19号
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○初鹿委員 おはようございます。民進党の初鹿明博です。  きょうは、まず最初に、先般成立しました児童扶養手当法に関することで一点気になることが耳に入りましたので、お伺いさせていただきたいと思います。  児童扶養手当は、母子家庭や父子家庭の方に支給される手当でありますが、こうい...全文を見る
○初鹿委員 ぜひ丁寧な対応をしていただきたいと思います。  では、次の質問に移ります。  皆さん、お手元に資料をお配りしているんですが、四月の二十日の委員会で取り上げました貧困ビジネスについてです。  その質問の際にも私は申し上げたんですが、今度生活保護の支給日に現地に行っ...全文を見る
○初鹿委員 ガイドラインをつくったということなんですが、もっと驚くべきことに、この施設の中の幾つかは届け出をしていないわけですよ。ですから、第二種福祉事業にも当たらないわけです。でも、役所は、そこに入るということで生活保護の申請をしてくると受けざるを得ない。雨露をしのぐ場所がない...全文を見る
○初鹿委員 なかなか難しいということもわかるんですが、やはりこのままの状態というのはよくないと思うんですね。  もう一つは、金銭管理がされているということですよ。保護費を全額、封も切らずに、だから、みんな、多分自分が幾らもらっているかわからないんですよ。封も切らずに全部集められ...全文を見る
○初鹿委員 厚労省の立場からするとそう言わざるを得ないんだとは思うんですが、そうはいっても、やはり現場は怖いんですよ、きっと。  ですから、本当に、法律できちんと規制をして、この事業は許可または認可なりをとらないとできない、そして、きちんとある程度の強制力を持って、違反をしてい...全文を見る
○初鹿委員 民主党政権時代に私も中心になって法案をつくってありますので、ぜひそれを再検討していただきたいということをお願いいたしまして、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございます。
09月26日第192回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第1号
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○初鹿委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、三原朝彦君を委員長に推薦いたします。
○初鹿委員 動議を提出いたします。  理事は、その数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。
09月30日第192回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○初鹿委員 きょうは皆さんお疲れさまです。ただいま御紹介いただきましたが、民進党の初鹿明博です。  先ほど、細野代表代行の質問の際に予告をさせていただきましたが、きょうは、今一番注目を集めていると言ってもいいオリンピックの問題について少し質問をさせていただきたいというふうに思い...全文を見る
○初鹿委員 つまり、東京都の調査チームが調べたものを見て、それで初めて知ったということですよね。直接聞いたわけではなくて報道で知った、そういう理解でよろしいんですか。それとも、東京都から報告を受けたりしているんですか。
○初鹿委員 まず、そんなのでいいのかなというのが、多分、国民みんなの思うところなんですよ。  皆さん、オリンピック・パラリンピックの特措法、去年通りましたよね。そのときに、法律の第一条に何て書いてあるか覚えていますか。「大規模かつ国家的に特に重要なスポーツの競技会」と書いてある...全文を見る
○初鹿委員 済みません、ここに資料がありますけれども、ここにちゃんと、二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催等に二百六億円と書いてあるんですよ。ちゃんと書いてありますよ、二百六億円と。二百六億円なんですよ。きちんと把握をしておいてもらいたいんですよ。  では、...全文を見る
○初鹿委員 いや、ちょっと待ってくださいよ。担当大臣ですよ。それで、政府の中でも、オリンピック・パラリンピックの関係閣僚会議というのをつくったんでしょう。その担当大臣が、総額は今の段階でわからない、東京都と組織委員会が決めてからじゃないとわからないというのはどういうことですか。 ...全文を見る
○初鹿委員 少なくとも、ことしの一月の十二日に我が党の玉木議員が質問して、遠藤国務大臣も当時答えられていなかったんですね。リオのオリンピック・パラリンピックが終わるまでは、そこに集中したいということだったんですよ。リオも終わったんですから、そろそろきちんと試算しましょうよ。  ...全文を見る
○初鹿委員 少なくとも、今、見直しの話が始まっているのかもしれませんけれども、見直さないという前提での試算はできるでしょう。できますよね。  ぜひ理事会できちんと資料を出してもらうように要求していただけないでしょうか。
○初鹿委員 では、何でこんな事態になってしまっているかということですよ。これは、調査委員会の上山さんがこういうふうに言っているんですよ、社長も財務部長もいないと。誰が責任者だかさっぱりわからないということですよね。  一年前、新国立競技場ですったもんだありましたね。すったもんだ...全文を見る
○初鹿委員 そうなんですよ、安倍総理が最終的な判断をして。私は、その判断は間違っていなかったと思いますよ。  このときも、最初、立候補ファイルに書かれていたのは千三百億円程度だと。それが千六百億円になって、今度は二千五百二十億円になる。その間に、ワールドカップに間に合わせるため...全文を見る
○初鹿委員 本当にそういう担当なんですか。それだけなんですか。本当にそれだけでいいんですか。
○初鹿委員 いや、本当に大丈夫かなと思うんですよ。  皆さん、もう一回おさらいしますけれども、去年成立したオリンピック・パラリンピックの特別措置法、ここには、第一条に、「大規模かつ国家的に特に重要なスポーツの競技会」と書いてあるんですよ。国家的に重要なスポーツ競技会だから国がバ...全文を見る
○初鹿委員 では、ちょっと視点を変えて聞きますけれども、国が最終的に予算をこれは全部負担をすることになるわけですよ。求められたら全額負担をするんですか。
○初鹿委員 それは、今の答弁を聞いていると、非常に受け身に聞こえるんですよね。  東京都が開催都市であって、まず主体的に物事を決めるというのはそうなんですけれども、最終的に東京都がこれぐらいの負担だとなってからそれについて説明を求める云々と言ったって、足りないものは足りないんだ...全文を見る
○初鹿委員 ここからちょっと提案をさせていただきますけれども、まず、オリンピック・パラリンピックを開催するのに一番責任を持つのはどこなのかということをはっきりさせましょう。組織委員会なのか、東京都なのか、国なのか。その上で国がどのようなかかわりを持つのか。そして、開催にかかる経費...全文を見る
○初鹿委員 それをやるには、やはり総額が幾らかわからないと何にもわからないような気もするんですよね。  では、丸川大臣、お伺いしますけれども、今、国で関係省庁会議をやっていますよね。これまでにオリンピック関連で支出をした予算が幾つかあると思いますが、既に支出をした担当の省庁はど...全文を見る
○初鹿委員 では、省庁は文科省と厚労省だけですか、今のところは。
○初鹿委員 では、今後予想される省庁はありますか。
○初鹿委員 つまり、まだまだ広がる可能性はあるわけですから、やはりコントロールをきちんとするところがないと、これは予算がどんどんどんどん膨張していきかねないし、何でもオリンピック・パラリンピックの関連だといって予算がつくことにもなるんじゃないかと思うんですよ。先ほど、施設の建設で...全文を見る
○初鹿委員 ぜひ、総理、検討してください。やはりこのままだと、どんどんどんどん予算もかさんでいくかもしれないし、責任の所在が曖昧になると思います。ぜひ、提案をしているんですから検討していただきますようにお願いして、私の質問を終わらせていただきます。
10月04日第192回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○初鹿委員 おはようございます。民進党の初鹿明博です。  金曜日の日に通告をしておりましたが、オリンピック関連の質問で時間を使ってしまいまして、通告していながらできなかった介護の問題について、安倍総理に質問をさせていただきます。  きょうは、安倍内閣の基本姿勢についての集中審...全文を見る
○初鹿委員 まず、総理、介護の問題だから厚労大臣を呼ぶべきだ、そういう御主張をされましたけれども、そもそも、この見直しが行われるそのきっかけとなったのは、二〇一五年の六月二十二日の経済財政諮問会議で出されました骨太の方針、経済財政運営と改革の基本方針、この素案の中に書かれているか...全文を見る
○初鹿委員 今、何でいつかというのを聞いたかというと、これは去年の秋なんですよね。二〇一五年の秋。  では、二〇一五年の春の介護保険法の改正でどういうことが起こっているのか。  恐らく、介護を利用している方、また、例えば認知症の家族の方、皆さん、去年の秋に、介護離職ゼロが新三...全文を見る
○初鹿委員 そうですね。要介護については今議論の最中です。だから、今ここで指摘をさせていただきたいんですよ。  要支援は、既に介護保険制度の地域支援事業、つまり市町村事業に移ったんですよ。これは、代表質問での答弁で、安倍総理はこう言っているんですよ。要支援の方を介護保険の対象外...全文を見る
○初鹿委員 だから、検討中だから、その大前提として、カットしたら誰が担うことになるのか、それを聞いているんですよ。  生活援助サービスをカットしたら、これは本人ができるんですか。本人ができないから介護保険のこのサービスを使っているわけですよ。これをカットしたら家族がやることにな...全文を見る
○初鹿委員 では、最後に念押しさせていただきますが、適切なと言ったんですから、要介護一、二の生活援助サービスを切るような軽度者切りはやらないでいただきたいとお願いをいたします。  終わります。
10月21日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○初鹿委員 どうもお疲れさまです。民進党の初鹿明博です。  午後のトップバッターを務めさせていただきます。  きょうは、委員会が一時間、与党側の理由ということでおくれた結果、休み時間が三十分しかなくなって、皆さん、まだ御飯を食べられなかったという方もいらっしゃるんじゃないかと...全文を見る
○初鹿委員 樋口政務官も対象年齢に入っていますが、いかがですか。
○初鹿委員 ぜひ、対象年齢になって、健康であるという条件、また、輸血をしていないとかいろいろありますけれども、対象になる議員の方はドナー登録をしていただきたいと思います。  私は実はドナー登録をしておりまして、二年ほど前だったと思いますが、適合したんです。それで、何度か面接をや...全文を見る
○初鹿委員 ぜひこれは真剣に考えていただいて、どうやったら普及していくかというのを、何か答えを出していただきたいと思います。  特に、先ほど日赤との連携ということがありましたが、私も実は、献血車が来たときに一緒に登録をされていて、そこでしたんですね。やはりこういう取り組みがもっ...全文を見る
○初鹿委員 ぜひ、体験者の話を学校で聞くような場をつくるとか、単に教科書で、臓器移植の中に、いろいろな臓器の中に骨髄というのもありますよというのではなくて、もう少し具体的に、専門的にかかわっているような人の話を聞くような機会をつくるなど、積極的な取り組みを進めていただきたいという...全文を見る
○初鹿委員 ぜひ、本当にこれは検討していただきたいと思います。  特に今、ある程度雇用環境がよくなって、労働保険特会、たくさんお金がたまってきているわけですから、このままほかのところに狙われるよりかは、やはり本当に社会のためになるような使い方だと思います。  そして、一億総活...全文を見る
○初鹿委員 ぜひ大臣、よろしくお願いします。また、委員の先生方も、ぜひ骨髄バンクのドナー登録を地元の支援者等に勧めていっていただきますようにお願いをいたします。  それでは、時間が大分なくなってきてしまったので、ちょっと飛ばしまして、介護の問題に移らせていただきます。  十月...全文を見る
○初鹿委員 今、非常に重要なことを言っているんですよね。自立と重度化を防ぐなんですよね。これはもう安倍総理も何度も言っているんですよ。  そこで、私は、生活援助サービスだけじゃなくて、もう一つ懸案事項になっていて、多くの方々が心配しているのは、福祉用具の貸与が全額自己負担になる...全文を見る
○初鹿委員 はっきりと言っていただいたので、その方針だけは変えないでいただきたいと思います。  確かに、私も、同じ役割を持っている車椅子にしてもベッドにしても、金額の幅があり過ぎる、これは上限なりは定めてもいいのではないかと思います。ただ、全額自己負担とかそういうことになったら...全文を見る
○初鹿委員 時間になりましたので終わりますけれども、とにかく、自立と重度化を防ぐということ、これがやはり介護保険の理念ですからね。財政の問題も重要だと思いますが、やはりそれ以上に高齢者の生活、またそれを支える家族の生活ということも重要だと思いますので、ぜひ、財務省からのプレッシャ...全文を見る
10月28日第192回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○初鹿委員 おはようございます。民進党の初鹿明博です。  いつもは厚生労働委員会で向こうの部屋なんですが、初めてこちらの部屋に来させていただきました。麻生大臣とは昨年予算委員会で議論させていただきまして、ことしの予算委員会では残念ながら大臣への質問がなかったので、ここで議論させ...全文を見る
○初鹿委員 政治団体としては確かにそうだと思いますが、パーティーをやって、政治団体が発行した領収書が白紙だったとします。企業が政治家のパーティーに行って白紙の領収書をもらって、それをそのまま、ほかの政治家の方がやっているとおりに使うこともこれは認められるということになりますよね、...全文を見る
○初鹿委員 いや、私はそんな難しいことを聞いているわけじゃなくて、確かに、確認がとれればいいということなんだと思いますけれども、やはり、白紙の領収書は好ましくないということぐらいはきちんと、大臣なんだから答弁してもらいたいと思いますよ。  では、今の話だと、白紙でもらったもので...全文を見る
○初鹿委員 法律に反しなければ何でもいいのかということでもないと思うし、これは税務署の人だって、白紙であったらわざわざ確認をして、場合によっては先方に本当に支払ったかどうかをチェックしに行かなければならないというように、手間がかかるようになるわけだから、基本的に白紙は好ましくない...全文を見る
○初鹿委員 一存で決められる段階ではないというほどのことではないと思います。余りしつこくやるほどのことでもないので、ここで本来の消費税の話に移ります。  まず最初に、私の消費税に対しての考え方を述べさせていただきますが、私も、消費税の税率の引き上げを、未来永劫、ずっとこのまま引...全文を見る
○初鹿委員 つまりは、この二〇一四年十一月の時点で延期をしたのは、景気判断条項があって、それに基づいて延期をしたということなんですね。この時点で、今答弁で、八%に引き上げてみたら、予想以上に消費が落ち込んだということですね。アベノミクスの結果、経済成長がしている、そういう認識は一...全文を見る
○初鹿委員 十分にデフレからまだ脱却できていなくて、ここで引き上げるとまたデフレ状態に戻るかもしれない、また、企業の側も、アベノミクスで期待をしていたような効果を、十分に企業の側に協力してもらえていなかった。そういう理由で延期を一年半いたしました。  そのときに政府が言っていた...全文を見る
○初鹿委員 私が聞きたいのは、リーマン・ショックや大震災がなくても、二〇一四年の十一月に延期をしたような状況で、GDPが四半期のマイナスが続いたとか、そういう状態になっていたとしても、二〇一七年の四月は景気判断条項をとったんだから引き上げる、そういうつもりでいたのかということを聞...全文を見る
○初鹿委員 つまり、本当によっぽどのことがない限り上げるという決意でいたわけですよね。当然、麻生大臣はその思いが強かったんだと思います。  ところが、ことしの六月一日に、安倍総理は再延期を記者会見で表明することになりました。その前の、麻生大臣、各国との財務相・中央銀行総裁会議が...全文を見る
○初鹿委員 サミットは五月の後半ですから、この財務相・中央銀行総裁会議は五月二十一日ですから、一週間後ぐらいですから、そんなに大きく変わるような期間はあったとは思えないんですけれども。  ちなみに、麻生大臣は、安倍総理から正式に再延期をするというのを聞いたのはいつですか。
○初鹿委員 報道によりますと、五月二十八日に首相官邸で総理と財務大臣、麻生さんがお会いしましてその報告を受けて、財務大臣からは、反対だという強い抗議というか、意思表明をしたというふうに報じられております。  次の日、富山で五月二十九日に、麻生大臣と当時の自民党の幹事長の谷垣幹事...全文を見る
○初鹿委員 つまり、ぎりぎりのところまで大臣は再延期反対だったはずですよね。反対だったんだということですよね。  ここでお伺いしたいんですけれども、麻生大臣は、今回の安倍総理の再延期の判断は正しかったというふうに思っていらっしゃいますか。
○初鹿委員 今の答えが全てを物語っているんだと思いますが、二十九日にそういう発言をしていて、六月一日に再延期を表明して、その二日や三日で麻生大臣の気持ちが変わっているとは思えないので、本音はやはり、安倍総理の判断はいかがなものだったのではないかなと今でも思っているんじゃないかと私...全文を見る
○初鹿委員 よくわからなかったんですけれども、やはりアベノミクスが十分に成果を出していないというのが最大の理由なんじゃないんですか。  やはり、賃金が上がっているとか雇用もふえていると言っていますけれども、消費が伸びていないということが全てをあらわしていて、要は、実質賃金は下が...全文を見る
○初鹿委員 おっしゃることも理解はするんですけれども、そうはいっても、経済は生き物ですから先がどうなるかわかりません。そのときに、景気が本当に減速しかねないような状況では、やはりこれは引き上げを延期することも考えなければいけないと思うんですよ。  そういう意味では、景気判断条項...全文を見る
○初鹿委員 私は逆に、今回みたいに何の理由があるのかわからなくいきなり延ばすよりも、景気判断条項があって、景気の大体の見通しがついて、これはちょっと引き上げるのは厳しいかなというふうに思って、それで条項があるからそのとおりに延期になるんだというふうに予測がついた方が、世の中の人に...全文を見る
○初鹿委員 ちょっと時間がなくなったので最後に一つだけ言わせていただきますが、資料の後ろから二枚目を見ていただきたいんですけれども、我が国の再分配政策の一番の問題は、高齢者に偏り過ぎて、若い人にほとんどないということだと思うんですよ。しかも、子育て世代には子育てに対するさまざまな...全文を見る
11月02日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○初鹿委員 おはようございます。民進党の初鹿明博です。  きょうはトップバッターで質問をさせていただきます。財務省からも杉政務官、そして文科省から樋口政務官にお越しいただいておりますが、皆さん、真摯な答弁をよろしくお願いいたします。  それでは、早速質疑に入りますけれども、皆...全文を見る
○初鹿委員 いや、私は違うと思いますよ。  一般世帯は、というか所得のある程度ある人は、消費が少なくてもストックができるわけじゃないですか、貯金ができるわけですよ。それで、いざというときがあったらそれを使えるわけですよ。生活保護世帯は、この十八・四万円の中で、全て使っているわけ...全文を見る
○初鹿委員 生活保護というのは、憲法二十五条の最低生活を保障するそういう制度でありますから、実態をよく踏まえた上での検証をしていただかないと、本当に間違った見直しをすると、改悪をすると、生活が成り立たなくなってしまう困窮世帯が出て、格差の是正どころか、格差を連鎖することになりかね...全文を見る
○初鹿委員 ぜひ、間違った方向に改悪されないように、よろしくお願いします。  では、ちょっと具体的な話に入ります。  もう一枚資料をめくっていただいて、四月の児童扶養手当の審議のときに、高校に入学のときの生活保護で入学準備として出される費用が十分じゃないという指摘をさせていた...全文を見る
○初鹿委員 杉政務官は、質問は終わりましたので、どうぞ。  今、樋口政務官から、私が質問する前に答えられちゃっていましたが、二万三千五百円の援助は出ているけれども十分じゃないと。そうなんですよ。十分じゃないんですよね。それと、やはり公立中学校、義務教育は無料だとみんな思っている...全文を見る
○初鹿委員 今、文科省には就学援助の話をしていただきましたが、生活保護世帯に対して入学準備金というのが出るんですよね。その賄えない部分を文科省が就学援助で出している、そういうことになっているわけですが、本来だったら生活保護世帯は生活保護の中できちんと必要な経費は見るべきなんだと思...全文を見る
○初鹿委員 私が聞いたのは、そんなことはわかっているんだけれども、実費で出すように変えられないのかと聞いたので、そこについて答えてもらいたいんですが、ちょっと時間がなくなってきたので、またこれを次回やりますけれども。  最後の、これは私がつくった資料です、厚生労働省の担当者に御...全文を見る
○初鹿委員 時間を過ぎてしまって、どうも失礼いたしました。  ぜひ副大臣、大臣も含めて、よろしくお願いいたします。  樋口政務官、どうもありがとうございました。  質問を終わります。
11月16日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○初鹿委員 初鹿明博です。  民進党最後のバッターになりました。もう大臣もお疲れのようですが、どうぞよろしくお願いいたします。  最後なので、今まで玉木議員や長妻議員、また大串議員が質問したことで疑問に思ったことや、また不十分だったことなども含めながら、少し質問していきたいと...全文を見る
○初鹿委員 きちんと審議時間は確保していただきたいと思います。  午前中も、長妻委員の質問で随分とまっていましたからね。そういうときは、きちんと時計をとめて、質疑時間をそのとまっている間使うようなことがないように、きちんとした運営を行っていただきたいと思います、中立的な。お願い...全文を見る
○初鹿委員 何か言っていることが矛盾しているような感じがするのは、デフレが長期に続いてきたという、その前提で、そういう事態が起こり得るかもしれないから、それに対しての対処方法を考えなければいけないということを言っておきながら、今皆さん方が使っている試算は、デフレじゃなくて、永久に...全文を見る
○初鹿委員 実は、多分そうはならないんじゃないかということをこれから少しお話をさせていただきたいと思うんです。  先日、我々の国対のヒアリングに、NPOほっとプラスの藤田孝典さんという、「下流老人」という著書を書いた方に来ていただいて、お話を聞きました。政府のさまざまな審議会の...全文を見る
○初鹿委員 おおむねカバーしていると言っておりますが、先ほど長妻議員の質問のときに示したとおり、住宅費を加味してしまうと、持ち家じゃない人は途端に生活保護基準以下に陥ってしまう、そういう状態になっているということをまず指摘させていただいて、お配りをしている、一枚つけている資料を見...全文を見る
○初鹿委員 なかなか推計を出すのは難しいんですよね。  それで、これが将来どうなっていくのかというのも非常に難しいんですけれども、やはりマクロ経済スライドを入れて、少なくとも年金額は下がっていくわけですよね、もらう方は。そのときに、何千円かでも下がったことによって生活保護基準に...全文を見る
○初鹿委員 何でそんなことを聞いているかというと、やはり給料がずっと右肩上がりで上がり続ける人ばかりじゃなくなっているというか、むしろ、給料がずっと上がらないままの人が多くなっている、そういう前提も今後考えていかないといけないんじゃないかと思うんですよ。  私の周りも、二十代の...全文を見る
○初鹿委員 今でさえそうなんですから、これから先のことを考えると、生涯結婚していない単身の人がたくさんふえていくということを想定した年金制度にしていかないと、年金の財政がもつかどうかということを考えても、一人一人がもらう年金額が、それで、六万円です、七万円です、生活保護基準と変わ...全文を見る
○初鹿委員 時間が来たので、最後まとめますけれども、何が言いたかったかというと、要は、今の現行制度をいじるだけだと低年金の方々の暮らしを支えられる年金制度を維持するのは非常に難しいということだと思うんですよ。やはり、基礎年金にまでマクロ経済スライドをかけていくということもちょっと...全文を見る
11月16日第192回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
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○初鹿委員 おはようございます。民進党の初鹿明博です。  きょうは、いつもは厚労委員会なんですが、こちらに来させていただいて、久しぶりに質問をさせていただきます。  まずは、松野大臣、御就任おめでとうございます。きょうは、大臣と一緒に取り組んだ組み体操の問題を初めとして、学校...全文を見る
○初鹿委員 特定の団体に偏ってやってはいけない、そういうことだということなんでしょうか。  でも、当事者団体とか当事者とか、それほど団体として圧力を持っていくような、そういう組織化されているようなところだとは私は認識をしておりませんので、中立性というのは余り適切ではないというこ...全文を見る
○初鹿委員 随分と広がって取り組んでいただいていることがわかったと思います。  これは、一般市まではなかなか調べられないですよね。ぜひ、強制的ということではないですけれども、都道府県の方で一般市の状況をもし把握していたら、それも文科省の方に集約するようにしていただけるとありがた...全文を見る
○初鹿委員 前向きな御答弁、ありがとうございます。  あと、組み体操は全面的に私は否定しているものではなくて、やり方によっては安全な組み体操もあって、タワーやピラミッドをやらないでも、運動会でやって見ばえがいい、そういうものもあるんですよね。日体大の荒木先生が安全な組み体操とい...全文を見る
○初鹿委員 よろしくお願いします。  次に、柔道の事故について質問をいたします。  武道が必修化する際に、当時、民主党政権でありまして、私も一期生だったんですけれども、柔道の事故の問題を取り上げました。こちらに当時の文科大臣の平野先生がいらっしゃいますが、平野当時の大臣にも非...全文を見る
○初鹿委員 ぜひよろしくお願いします。  では、今までこの委員会等では取り上げたことがないプールの飛び込みの事故について質問をさせていただきます。  また一枚資料をめくっていただいて、「水深が足りない学校プール 飛び込み事故に警鐘」という新聞の記事をつけさせていただきましたが...全文を見る
○初鹿委員 平成二十年に変わって、その前に事故が多かったということなんですよね、簡単に言うと。  では、二十年に変わってから、それ以降事故がなかったのかというと、実はそうでもなくて、二十年以降、飛び込みによる事故の件数、把握しているところをお答えいただけないでしょうか。
○初鹿委員 小中の授業で見舞金を払ったのは何件なんですか。
○初鹿委員 大臣、授業で飛び込みが禁止されているのに、二件と四件でしたっけ、あるんですよね。おかしいと思いませんか、禁止しているのに。つまり、授業では飛び込んではいけないと学習指導要領には記載がきちんと書いてあるのに、そこができていないところがあるんじゃないんでしょうか。
○初鹿委員 中学校が四件なんですよね。つまり、授業でやはり飛び込みがまだやられている。これはもう一回徹底しないといけないと思うんです。  それと、障害になって見舞金が払われるようなことになっていなくても、頭を打って病院に行ったりしているケースだってあるわけですよね。そこはさすが...全文を見る
○初鹿委員 済みません、学習指導要領を改訂して、高校生の授業で禁止をするということについてはいかがですか。検討を始めてもらいたいんですが。
○初鹿委員 ぜひ検討をよろしくお願いいたします。  ありがとうございます。
11月25日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○初鹿委員 民進党の初鹿明博です。  まず、委員長に申し上げます。  三点申し上げます。  一つは、筆頭間で協議をする、理事会をやるということですから、まずそれをきちんとやってくださいよ。それから審議に入ってください。それがまず一点。お答えください。
○初鹿委員 もう一つは、まさか強行採決なんて考えていませんよね。きょうここで採決をするのは時期尚早だと思います。  先ほどの安倍総理とのやりとりを見ていても、議論がなかなかかみ合っていないんですよね。それは、お互いの認識の違いもあるかもしれませんが、一番の原因は、皆さん方がきち...全文を見る
○初鹿委員 行わないということですね。行わないということですね。  では、もう一つ、もう一点、委員長にお願いがあります。  先ほど安倍総理は柚木議員の質問に対して、あなたたち、そんなことを議論したって支持率上がりませんよという大変無礼な発言をいたしました。我々は支持率を上げる...全文を見る
○初鹿委員 これで委員長には質問は終わりますけれども、内容に入りますけれども、とにかく公平な委員会運営を行っていただきたいと思います。これまでこの厚生労働委員会は何回職権で立てているんですか。まともに協議が調って立ったことがないんだから、それはしっかりと行っていただきたいと思いま...全文を見る
○初鹿委員 年金をもらっている人にとっては……(発言する者あり)
○初鹿委員 大変なダメージなんですよ。そういう痛みがあるということを考えて議論を行っていただきたいんです。  我々は、今、年金をもらっている人たちの生活を一番重視して議論を行っています。皆さん方は、それよりも年金財政のことを重視して議論をしているんです。そこが議論がかみ合ってい...全文を見る
○初鹿委員 このグラフを見ればわかると思いますが、二四年以降は、確かに客観的なそういう数字を出しているかもしれません、パターンを八通りつくって。でも、その前は明らかに政権の思惑で上に持ち上げているじゃないですか。やはり、こういう政権の思惑が出るような試算で年金は議論するべきじゃな...全文を見る
○初鹿委員 今までやってきたからこれでいいじゃないかというのは、もうやめましょうよ。我々の、我々というか、民主党政権のときもこのようなやり方でやってきて、マクロ経済スライドで三〇%所得代替率を下げる、それはやはり、今になって顧みてみると、高齢者の、年金生活者の暮らしは成り立たなく...全文を見る
○初鹿委員 大臣、聞いていないことは答えないでください。聞いていないですから。  先ほど、大臣、答弁で、百年先まで考えて年金の財政検証をして示していますというお話がありましたよね。百年先まで一度も賃金が下がらない、そういう状況があるんですか。皆さん、あると思いますか。これから百...全文を見る
○初鹿委員 全てのパターンを出せとは言いませんよ。でも、幾つかのパターンを出して、十通りぐらい出して、これは年金額が一体幾らになるのかを示す試算ですからね、国民にとってみれば非常に重要なんですよ。マクロ経済スライドで全体の年金財政としてどうかというのは、なかなか国民には理解できま...全文を見る
○初鹿委員 物価が上がって賃金が下がる、こういうルールを今度入れるわけですよね。つまり、物価が上がっているのに賃金が下がるということは、賃金の下げに合わせて年金が下がるということは、買えるものが少なくなるということを意味しているわけですよね。それは、基礎的消費支出を賄えない状況を...全文を見る
○初鹿委員 いや、このルールを徹底していくと、年金だけではやはり暮らしていけなくなるわけですよ、はっきり言って。だから、抜本的な改革をして、きちんと機能するような最低保障機能をきちんとつくりましょうよ。そういう議論を今から始めないと間に合わないと思いますよ、私は。  我々はクロ...全文を見る
12月02日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○初鹿委員 お疲れさまです。民進党の初鹿です。  午後のトップバッターを務めさせていただきます。  きょうは、まず最初に、MRワクチンの不足の問題について質問をさせていただきます。  九月に質問主意書を出させていただいたんですけれども、その際の答弁が、要約すると、供給量は十...全文を見る
○初鹿委員 伝えないように指導した……。ちょっと最後、もう一回。
○初鹿委員 では、局長、逆だということですね。今後どういうスケジュールで来るのかというのを医療機関に提供するように伝えているということなんですね。でも、どうも現場はそうではないみたいなので、ちょっとそこは徹底していただきたいと思います。  きのうもお話をした小児科の先生は、厚労...全文を見る
○初鹿委員 今の段階では断定的なことが言えないからそういう御答弁だと思いますが、ぜひ、結果が出てきて、このままでは定期接種の期間内に打ち終わらない子供たちが大量に出てくる、それがほぼ見えてきた段階で期間の延長などにぜひ取り組んでいただきたいと思います。  それと、それでずれ込ん...全文を見る
○初鹿委員 やはり今までよりもふやしていくことが私は必要だと思うんですよ。  というのは、現状で、MRワクチンの二期目のお子さんたちに待ってもらっている状況だというぐらいに今不足をしているんですよ、医療機関では。つまり、大人は全く打てない。大人は断っているという医療機関が多いと...全文を見る
○初鹿委員 ぜひよろしくお願いをいたします。  それでは、過労死の問題に移らせていただきます。  午前中も審議が進められて、二人の議員さんからも質問がありましたけれども、皆さんのお手元にお配りしていますとおり、電通の高橋まつりさんが過労自殺をして、これが労災認定をされたという...全文を見る
○初鹿委員 ワタミの例でも今回の例でも、是正勧告を受けて、恐らく何度か確認に行かれていると思うんですが、それでも是正がされていない。または、是正したという報告をしていても、実際にはやっていない。こういう企業に対しては、私は本当に厳しくしていった方がいいと思うんですよ。  書類送...全文を見る
○初鹿委員 きのうやりとりしたときに話があったと思いますが、ちょっと改めてきちんと数字を出してください。私も正確な数字を確認しておりませんので。  だから、余り書類送検まで至らないわけですよね。一体いつまでに是正すればいいのかという期限も決まっていないわけですよ。そうですよね。...全文を見る
○初鹿委員 いや、私は一定の何か基準はつくった方がいいと思うんですよ。それぞれの違反の類型ごとに、文書ですぐに是正ができるものとかそういうもの、または制度をつくらないといけないもの、そういうもので半年なり一年なり、やはりけつの期限は切った方がいいと思うんですよ。  きのうやりと...全文を見る
○初鹿委員 次の新聞記事を見ていただきたいんですが、今回、私が電通が非常に悪質だなと思うのは、労働時間の管理をしている中で、上司が命じて、労働時間の過少申告をさせていたことです。三六協定で七十時間という残業時間の上限を決めていて、ほとんど、六十九・五とか六十九・九とか、もう上限ぎ...全文を見る
○初鹿委員 恐らく、虚偽の記載で罰則の対象になるということではなくて、過少申告をしていることによって未払い残業代があって、それで三十七条違反で罰則の対象になる、そういうことなんだと思います。  だから、やはり上司が命じて、うその申告をさせるというのは相当悪質ですから、ここはきち...全文を見る
○初鹿委員 ぜひ一定期間は認定しないような措置をとっていただきたいと思います。  電通は、労災認定がおりて、全館十時で消灯ということを今決めて、そこで残業を十時以降はしないようにしているということなんです。これは一見いいように思えるんですが、業務の内容、業務の量が変わらなければ...全文を見る
○初鹿委員 時間が来てしまったんですが、中川経済産業政務官に来ていただいていますが、最後のページに、経産省は今後国会の答弁づくりをテレワークで行うということなんですが、私は非常に懸念しています。  国会のこの委員会の決まり、決め方が今のままでいってしまうと、自宅に帰っても、結局...全文を見る
○初鹿委員 時間がないので、最後に指摘させていただきますけれども、本当にこれは間違えると大変なことになりますから、運用の仕方は十分に慎重にやるようにお願いをして、質問を終わらせていただきます。
12月09日第192回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第3号
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○初鹿委員 おはようございます。民進党の初鹿明博です。  きょうは、質問をする機会をいただきまして、ありがとうございます。  私がきょう取り上げさせていただくのは、皆さんのお手元に東京新聞の記事を配付させていただいておりますが、日本の国内ではそれほど報じられていないんですが、...全文を見る
○初鹿委員 つまり、緊急停止をして、温度が急激に下がっていったときに、強度不足があると割れるということですよね。これが、原子炉のまさに中核である圧力容器または蒸気発生器でそういう割れる状態が起こってしまうと、それはもう甚大な事故になる、そういう理解でよろしいわけですよね。このよう...全文を見る
○初鹿委員 電力会社の方に調査を依頼して、それで、まずは書類でチェックをした後に、疑わしいところについては非破壊検査を行って、現物の、実際にここに設置されているものの調査をしているわけですね。その結果、十基の中の七基ですか、運転の再開はいいということですが、その資料の中にデマンド...全文を見る
○初鹿委員 最大の値、幾らかというのをお答えいただいていないんですけれども、時間ももったいないので言いますけれども、トリカスタン原発では〇・三九%という、基準値が〇・二二ですから、〇・三九ですからね、基準値をはるかに上回る数値が出てきているんですね。  では、それを受けて、我が...全文を見る
○初鹿委員 評価をして報告するということですが、その具体的な手法をお答えいただきたいんですよ。
○初鹿委員 メーカー側の製造記録を調べただけで、現物には直接当たっていない、そういう理解でよろしいわけですね。
○初鹿委員 ここがフランスとの大きな違いでありまして、フランスの場合も、電力会社がメーカーに対して、製品をつくったときのデータに当たってそれで確認をしました。しかし、その中で、要は、許可を得るときに出した数値と生のデータが異なるところがあったということで、これはかなりの問題だとい...全文を見る
○初鹿委員 では、ちょっと伺いますけれども、フランスで、先ほど挙げたトリカスタン原発では〇・三九という、基準をはるかに超えている部品が見つかったわけですけれども、恐らく、規制を通すときには、きちんと〇・二二の範囲内におさまっていたはずですよ。それなのに、実際の原子炉を非破壊検査で...全文を見る
○初鹿委員 私が何が言いたいかというと、製造メーカーが提出をしていたデータのみで判断をしていると、もしかしたら、はかっている場所が変わることによって炭素偏析が見つかっていく可能性も否定できないんじゃないかということです。  そして、先ほど、炭素偏析の可能性があるようなところは見...全文を見る
○初鹿委員 メーカーが言えばJISの規格を上回ってもいいというのは、何かおかしな話だなというふうに思うんですね。  何かプラスマイナス五以内だったらいいというようなことをおっしゃっていたと思うんですけれども、調査の対象にはなっていないんですけれども、九州電力は、廃炉になっている...全文を見る
○初鹿委員 今答えたとおり、これは、要は切削をする前なのか後なのかわからないわけですよね。これは、削り取る前だったらもっとこの数値が下がっているかもしれないけれども、削り取った後の数値だったら、〇・三なんじゃないですか、〇・三は、超えているんじゃないんですか、JISの規格を。これ...全文を見る
○初鹿委員 データがとれているというのは、メーカー側が提出をした資料をもとにとれていると言っているだけであって、後からきちんと調査した結果ではないですよね。私は、改めてもう一回調査をしろということを言っているんですよ、メーカーが出された資料だけを見て、安全だ、安全だと言うのではな...全文を見る
○初鹿委員 そうなんですよね、玄海第二は今とまっている最中ですから、日本は、フランスと違って、とまっている原発が多いわけですから、再稼働をするということになる前にきちんと調べて、国民の信頼を得て、その後のことを考えていただきたいとお願いをして、質問を終わらせていただきます。  ...全文を見る