八田ひろ子

はったひろこ



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八田ひろ子の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月13日第154回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第1号
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○八田ひろ子君 恐縮でございます。日本共産党の八田ひろ子と申します。  まず、お二方にちょっと教えていただきたいと思って質問をさせていただきますが、まず最初に吉田さんの方に。  大変、法改正に向けての今までの大きな運動を背景に御説明をいただいて、ありがとうございました。そこで...全文を見る
○八田ひろ子君 今いろいろと教えていただいて大変興味深く聞いていたんですが、今東京の例を吉田さん出されまして、東京にはいろいろな、何というんですか、資格を持った専門家の方もたくさんいらっしゃる施設というか、そういうものも集中しているんですが、四十七都道府県あまねくそういった水準の...全文を見る
○八田ひろ子君 カリフォルニアの。
03月14日第154回国会 参議院 総務委員会 第2号
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○八田ひろ子君 日本共産党の八田ひろ子でございます。  議題となっております地方自治法の一部を改正する法律案について、とりわけ市町村合併の関連について伺いたいと思います。  私、この間、愛知県の西尾幡豆とか岐阜県の高富など、合併問題を考えるシンポジウムの幾つかに参加をしてまい...全文を見る
○八田ひろ子君 十年たった、また後五年、がくんがくんがくんと大変なことになるんだというのがよく分かりますけれども、だから、これをお勧めにならないという理由も非常に今の御説明でよく分かったわけであります。  普通交付税の算定の特例というのもありますね。合併算定替えにおいて、合併し...全文を見る
○八田ひろ子君 私が参加しましたシンポジウムで、ある県の担当者の方が、これは国が作った法律で、今の制度がある限り、六百六十兆円の借金があって交付税にもそんなに回せない、市町村に回せないということで、だから合併をしなさいという一つの方向で、個人的にはできればそんなむごいことをするな...全文を見る
○八田ひろ子君 制度は分かります。
○八田ひろ子君 いろいろ御説明があったんですが、一番長くても五年間は上がらないようにすることができないわけではない、この特例を使いますと。ただ、ほかで見ますと二年目に上がるとか、ここの今、上尾とさいたま市は調整していないというんですけれども、吸収合併されるときにはさいたま市にそろ...全文を見る
○八田ひろ子君 今の局長に、後でまた大臣とやりたいものですから局長には反論しませんが。  次に、事業所税ですね。ここも、「新たな負担になります。」というふうにここでは書いてあります。事業所税は三十万人を超える市で事業所に課税されるんですが、今回の改正によって、合併によって三十万...全文を見る
○八田ひろ子君 課税しなくてもいいんですか。
○八田ひろ子君 税金が上がるということですね。  私、たまたま、これは上尾市さんが出されたものを、広報ですね、これをお示ししまして、実は上尾市さんだけではございません。いろんな町で、私、これだけ全部を網羅して計算をして住民にお示ししているというのがそれほどなかったので、部分的に...全文を見る
○八田ひろ子君 総合的に見て、小さいからできていたいろいろなきめ細かなものが合併でなくなったとかという例がたくさん出ているものですから、全国町村会でも、午前中にも与党の委員からもお話があったように、大変な危惧の声が出ているんですね。  現実に、これは岐阜県の山県郡ですけれども、...全文を見る
○八田ひろ子君 今まででも申請人を、申請人は大体いろんな肩書も付けることができますので、入れられるのに、わざわざ、できる規定であってもなぜ入れることになったかと。結果的には、できると法定されることによって、半ば推進の人もここに参加をさせてますます推進するんだぞというような強制的な...全文を見る
○八田ひろ子君 同じ答弁を二回繰り返してほしくないので大臣と言ったんです。じゃ、局長に伺いますね。  この改正案要綱によりますと、「有効投票の総数の過半数の賛成があったときは、合併協議会設置協議について合併請求市町村の議会が可決したものとみなすものとすること。」となっていますね...全文を見る
○八田ひろ子君 そうですね、こういう規定というのは、先ほど大臣が昭和の大合併はいかんかったと言われたときに行われたもので、二十世紀の遺物というんですかね。  私、大臣に伺いたいんですけれども、市町村合併をしない宣言を決議した福島県の矢祭町ですね。この決議を見ますと、「矢祭町にお...全文を見る
○八田ひろ子君 大臣、午前中にNTTの労働者に対する強要という議論があったんですけれども、私、あのNTTの調査とこの合併の調査と並行していろんなところへ行くものですから、大変似ていると思うんですね。NTTも、給料は七割だと、残れると思ったら大間違いだぞと言って、残る選択もあるにも...全文を見る
○八田ひろ子君 小さいことだけがいいと私は言っていない。小さいところでも元気が出るような自治体づくり。大きくなりたいという状況とその条件があるところは大きくなればいいことですから、それを上から押し付ける、今おっしゃったように、そんなことでやっていけると思うのかなんていうような、そ...全文を見る
03月15日第154回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○八田ひろ子君 日本共産党の八田ひろ子でございます。  まず、鈴木宗男議員の問題についてでありますが、鈴木議員の手法は外務省でもその他の省庁でも共通をしております。それは、役所を意のままに動かして自らの利権にしていくというものであります。その一つに矢臼別へのアメリカ海兵隊の移転...全文を見る
○八田ひろ子君 私は通告のときにきちんと調査をするようにというふうに、その結果を教えていただきたいというふうにお願いしました。  特別交付税の交付金というのは、当時は自治大臣、今は総務大臣がこれを許可するわけですね。  私、ここにテレビの番組をビデオを取ったのを持ってまいりま...全文を見る
○八田ひろ子君 明確に鈴木議員が、私が五〇%にした、ここも三〇%にしたと、こういうふうに言っているんですよ。ですから、関与があったらしいということではなくて、きちんと調査されるべきですが、どうですか。
○八田ひろ子君 十三日の新聞には、これ現地、北海道の新聞ですけれども、道幹部が鈴木議員の働き掛けを認めると。これは何年か前じゃなくて二日前の新聞ですけれども。実際に関与があったことを認めて、しかもその当時の自治省は北海道に連絡をしたというのでしょう。だれがそんなことをするんですか...全文を見る
○八田ひろ子君 異常だから言っているんですよ。  財務大臣、これ税金の使い方なんですけれども、こんな異常なことを道幹部も認めているんですよ。調査をきちんとして報告をさせるべきだと思いますけれども、どうですか。
○八田ひろ子君 情報の交換じゃないんですよ。本人が、私が三〇%増にしたんだ、私が五〇%増にしたんだとテレビのインタビューで言って、どなたかと同じで忘れたと言うかどうかは知りませんよ、しかし現実にこういうことがあるじゃないですか。  私は、総務大臣、きちんと調べて、そういうふうに...全文を見る
○八田ひろ子君 正に自治省もぐるになっているというような御答弁ですよ。本当にそうじゃないですか。  この問題で、じゃ自治省、今の総務省も全く反省がないということでしたら、防衛庁の長官をお願いをしております。  長官は、先般この予算委員会で、九六年十二月二十日に厚岸町が国に予算...全文を見る
○八田ひろ子君 今、長官がお読みいただいたその前に書いてあることなんですけれども、この日上京をしたのは釧路管内の首長九人がそろって政府予算の獲得行動の一環として行ったんですと。要するに、この問題で、このアメリカ軍の訓練場の問題で行ったんではないんだと弁解をしている。  ところが...全文を見る
○八田ひろ子君 同じ議事録に、長官もお持ちですけれども、何度も、私自身全くびっくりしたとか、何が起こりつつあるのか、起こっているのかという混乱があった。これは羽田へ着くまでは、皆さんがお出迎えされるなんて、またそんな会談があるということは全然町長さんは御存じないんですよね。  ...全文を見る
○八田ひろ子君 記者会見は拒否したと町長ははっきりおっしゃっていますし、こういった、今の問題でもそうですが、鈴木宗男議員に関しては、今の防衛庁の問題、あるいは事の発端になりました外務省だけでなく国土交通省とか、奨学金疑惑では文科省、また今日の総務省、このように政府のいろんな省庁全...全文を見る
○八田ひろ子君 証人喚問が予算審議の絶対要件であることを申し上げまして、是非実現をさせていただきたいということで、次の問題に移ります。  次は、国民の、働く人の暮らし、命にかかわる労働問題です。特に、サービス残業の根絶と長時間労働の規制について伺います。  厚生労働省は、昨年...全文を見る
○八田ひろ子君 簡単に言いますと、八時間を超える労働時間、いわゆる残業が一か月四十五時間を過ぎると黄色の信号で、八十時間超えますと限りなく赤に近づいて、百時間になると赤信号ですね。  これは大変画期的だと思うんですが、今重大なのは、人間性を踏みにじって過労死を生み出す長時間労働...全文を見る
○八田ひろ子君 法律に基づく義務となったと言うんですけれども、どう効果を上げたのかということなんですね。  この時間外労働に対する三六協定、政府が定める基準以上の企業の数と、それから一千時間以上の数も、パーセントと一緒にお示しください。
○八田ひろ子君 今のお答えは、八割以上は三六協定も届けずに残業が行われているということですが、(資料配付)今お手元に資料をお届けしまして、私が調べた中身ですが、サービス残業が摘発されて大きな社会問題になりましたが、残業代を払っておとがめなしというトヨタ自動車は、これ年間七百二十時...全文を見る
○八田ひろ子君 海外には、国際的には日本の労働時間一千八百時間にすると約束をして、国内では残業だけで一千時間以上の労働でもこれは適法だと言う、これはきちんと改めるべきだというふうに思いますが、労働問題については続いて吉川議員の方から関連質問を行いたいと思いますので、お願いいたしま...全文を見る
03月19日第154回国会 参議院 総務委員会 第4号
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○八田ひろ子君 私は、日本共産党を代表して、政府提出の地方自治法等改正案に反対、民主党提出の修正案に反対、日本共産党提出の修正案に賛成の討論を行います。  最初に、今回の地方自治法改正案は、市町村合併特例法の改正案とセットとなっており、本来それぞれ慎重に審議を尽くすべき法案をこ...全文を見る
03月20日第154回国会 参議院 総務委員会 第5号
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○八田ひろ子君 日本共産党の八田ひろ子でございます。  まず、地震対策について伺います。  昨年の十二月に、東海地震の震度六弱以上の強化地域以外で五十二市町村、愛知、長野、山梨、各県内拡大をしたということで大変今大きな関心を持たれております。  この地震対策を考えますに、被...全文を見る
○八田ひろ子君 そこで、今日は国交省にも来ていただいておりますので伺いますが、昭和五十六年以前、今の建築基準法の改正以前の建物の耐震診断、こういった建物が非常に危険ではないかと言われておりますけれども、こういう建物の耐震診断が今どの程度進んでいるんでしょうか。とりわけ、東海地震の...全文を見る
○八田ひろ子君 全体では対象がどれくらいあって、どれくらい進むのか。それから、東海地震の対策強化地域、今一万九千棟というのを、これ今年度予算だと思うんですけれども、実際の対象、建築基準法改正以前の建物はどれぐらいで、今年度ではそれがどれぐらいできるのか、それからこれは何年計画か何...全文を見る
○八田ひろ子君 昨年までどれぐらい使われて、なぜ使われていなかったのかをお示しください。
○八田ひろ子君 今の数字をお示しをいただきますと、一けたどころか、もうすごいけた違いの実施ですね。今言われております震度六弱以上というのは、家具の多くが移動や転倒をして、耐震性の低い木造住宅では倒壊するものがあるということを言われております。  総務大臣に伺いますが、今お示しい...全文を見る
○八田ひろ子君 今いろんな自治体で耐震診断の無料化をやって、一遍にやろうかというのがいろんなところで起こっていまして、ただ私が今調べた限りでは、技術者を公で派遣するというのは兵庫とか横浜とか、少ないわけですよね。ですから、やはり効果が上がるということ、昭和五十六年以前の木造の住宅...全文を見る
○八田ひろ子君 今日は厚生労働省にも来ていただいておりますので、厚生労働省にもちょっと伺いたいんですが、行政窓口が非常に多いですね。地方自治体もそうですが、厚生労働省関係の窓口も非常に多いです。  例えば福祉事務所などで、夫あるいは元夫だからといってDV被害女性の個人情報が漏れ...全文を見る
○八田ひろ子君 時間が迫っておりますので、最後に総務大臣に伺いますが、今住民票とか健康保険証のことを伺ったんですが、実は広域受入れとか、年齢によって受入れが、DV被害者なのに違う施設に受け入れるとかというのが、私も愛知で調査したときに自立支援のNGOの方とかシェルター関係、民間の...全文を見る
03月26日第154回国会 参議院 総務委員会 第6号
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○八田ひろ子君 日本共産党の八田ひろ子でございます。  まず最初に、段階補正見直しについて質問をしたいと思います。  人口で十万人以下の自治体の段階補正の見直しを行うとされておりますが、十万人というと相当に大きな市まで含まれます。この対象自治体の数は幾つあって、全体のどの程度...全文を見る
○八田ひろ子君 九二・九九%というのはほとんどの、全部を対象として見直しが行われる、カットが行われるということですが、大臣、これまでの段階補正は必要があって適切に積み上げられてきたというふうに御答弁もあるんですけれども、小さい団体に優遇し過ぎてきたと、こういうふうには思わないんで...全文を見る
○八田ひろ子君 適切であったんだけれども、また補正を削減するということで、適切に事業をそれぞれの自治体がやってきたところでは交付税削られるということで、大変ですよね、それは大臣よくお分かりだと思いますが。  一月二十二日の全国都道府県財政課長・地方課長合同会議で、報道によります...全文を見る
○八田ひろ子君 九二・九九%の自治体が減らされるということは大きいんですね。とりわけ、四千人程度の小さい団体ほど大きい影響があって、四千人以下の町や村という団体は全国で四百九十四町村あるんですけれども、既に九八年から昨年までの四年間で段階補正の見直しがあって、企画振興費を始めとし...全文を見る
○八田ひろ子君 百二十億円減額になって、これはどこかへ行くお金じゃなくて、単純に減るんですね。先ほど段階補正の見直しの部分で大臣も言われましたけれども、これは地方交付税の総額そのものは削減をされないわけですね。一方、児童扶養手当の削減のように、国の福祉の削減によって地方交付税の総...全文を見る
○八田ひろ子君 それは結局予算を、そういうところの予算を削ればよしというやり方で、全くおかしいと思いますよ。  就労の場における女性差別とかミセス差別というのは実際に行って、今ありますし、それを直すようにということで皆さんやっているんですけれども、現実には抜本的な解決策ないじゃ...全文を見る
○八田ひろ子君 そういうのは具体的にどういうものがあるんでしょうか。法令上義務付けがなくても推奨的なものとか、あるいは補助制度なくても基準財政需要額に積算をしようとか、具体的に一、二を挙げてください。
○八田ひろ子君 ひとしく各自治体が行っていること、やるべきことというふうに御説明いただきました。  そこで、今日は厚生労働省においでいただいておりますので伺いますが、今、乳幼児医療費への助成制度が全国の自治体に広がっておりますが、どの程度の自治体で制度が設けられているのか、厚生...全文を見る
○八田ひろ子君 御説明いただいた、いろいろあるんですけれども、少なくとも三千二百四十九、すべての都道府県、すべての市町村でそれぞれの実情の下にということですけれども、それぞれ実情は子供たちを健やかに育てるという実情だと思うんですね。乳幼児医療費の助成というのは、児童福祉にとって必...全文を見る
○八田ひろ子君 局長に聞いていないんですよね。同じ答弁はしないでください。大臣に伺いますから。  乳幼児の医療費無料化にかかわる地方自治体からの意見ですね。これは大臣はよく御存じだと思いますが、今年の二月八日現在で一千二百五十自治体、六都道府県と一千二百十四市区町村ですね。地方...全文を見る
○八田ひろ子君 これは地方の地方団体からも、そして現実に行われているということで、私は制度を考える姿勢を持っていただきたいということで質問を毎年しているわけなんですよね。  今、医療保険の今度の二割負担のことを言われましたけれども、実際には、ここ厚生労働委員会ではありませんから...全文を見る
○八田ひろ子君 私は、日本共産党を代表して、地方税法の一部を改正する法律案、地方交付税法等の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行います。  まず、地方税法改正案についてであります。  法案は、特別土地保有税の徴収猶予制度の拡大、土地譲渡益課税の軽減など、土地税制の緩和に...全文を見る
03月28日第154回国会 参議院 総務委員会 第7号
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○八田ひろ子君 日本共産党の八田ひろ子でございます。  まず、旧従軍看護婦に対する慰労給付金の改善について伺います。  戦時中の従軍看護婦の地位の問題でございますけれども、一九三九年七月十七日、旧陸軍における救護看護婦の地位を規定した文書が当時の陸軍大臣名で出されておりますが...全文を見る
○八田ひろ子君 救護看護婦は兵に準ず、救護看護婦長は下士官に準ずと第六条に明記をされております。今お答えいただいたとおりでありますが。  ところが、旧従軍看護婦さんの恩給の面では兵に準じないで、その対象から外されたわけであります。そのために、兵隊と同じように今お示しになった赤紙...全文を見る
○八田ひろ子君 六党合意は兵に準ずる処遇を求めておりますが、制度がスタートしましたこの一九七九年の従軍看護婦に対する慰労給付金の額が何を基準に準ずる処遇というふうになったんでしょうか。
○八田ひろ子君 資格要件は全く同じと、水準はということで、その当時の恩給の、兵の恩給の水準と。  私、資料②、その次のページですけれども、資料②に総務省からいただきました昭和五十四年度の恩給額とそれからその当時の旧従軍看護婦の慰労給付金というのを皆さんのお手元にお届けしました。...全文を見る
○八田ひろ子君 普通恩給では一緒、ほぼ同じ、準ずると。  次に、この当時の恩給制度について伺いますが、兵の場合の、これ資料②ですね、今見ていただいたところなんですけれども、三つの特例区分が当時から設けられておりまして、加算年の算入や最低保障額というのがあります。恩給を実質的に上...全文を見る
○八田ひろ子君 分かりました。  そこで、資料③を見ていただきたいんですけれども、スタートの時点では確かに兵に準ずるということでほぼ同じでスタートしまして、その当時の実態、要するに年齢がそんな高齢の看護婦さん、旧従軍看護婦さんがいらっしゃらないということで実態に合っているという...全文を見る
○八田ひろ子君 先ほど来、恩給受給者の皆さんの生活実態調査の実施状況などがお示しいただいておりますけれども、慰労給付金の受給者について生活実態調査などはどうなっているでしょうか。
○八田ひろ子君 慰労給付金というのも全額国費で実施をされております。実際に調査もやっていないということはとんでもないことだというふうに思うんですね。  資料③のところを見ていただくと分かりますように、先ほど格差が非常にあるというふうにお示ししましたが、実態的に二・七倍から四・一...全文を見る
○八田ひろ子君 いいです、大臣でいいです。
○八田ひろ子君 今の大臣の御答弁というのは、発足当時の三原大臣の御見解と比べても随分と後退していますね。先ほど、戦争が随分と遠くなって、これが忘れ去られるのではないかという心配があるというふうにおっしゃった同じ大臣とはとても思われません。  発足当時からもいろいろ問題があったと...全文を見る
○八田ひろ子君 大臣。
○八田ひろ子君 もう、すごいお答えですね。十分にやっていますってよく言えますね。だから、私、一生懸命作って、数字だって見せていますから。全然不十分で、しかも全会一致で、毎年毎年、毎年毎年毎年これは採択されて、政府に突き付けられているのによくおっしゃいますよ。私は、少額恩給の解消と...全文を見る
○八田ひろ子君 日本共産党の八田ひろ子でございます。  NHKのETV特集、多様な考え方、生き方が紹介をされ、評価が大変高いというふうに言われておりますが、その中で、昨年もこのNHK予算のとき、衆参で問題になりました「戦争をどう裁くか」という四夜連続シリーズの第二回目「問われる...全文を見る
○八田ひろ子君 いろいろ言われましたが、いろいろなケースがあるけれども、このETVという番組に関してはこういう四分カットというのは異常な状態であったことからも分かると思うんですが、その時間短縮に対しての質問で、日常茶飯事に起こっていると、ETVに関してという質問で。これは根拠がな...全文を見る
○八田ひろ子君 そうですね。企画、制作、編集など、メディアのあらゆる段階、特に方針決定の場に女性を積極的に登用するようにという要請がありまして、これは男女共同参画社会基本法でも二十一世紀の最重要課題と。国際的にも、北京会議の行動綱領で、メディアの活用の問題に対処するに当たりという...全文を見る
○八田ひろ子君 管理職でも、今実際にいらっしゃる方も非常に少ないというのが分かります。  国民の視聴料金で成り立っている公共放送局ですので、私は、会長、目標を、数値目標を作るなどして積極的に是正を図っていただきたいというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。
○八田ひろ子君 この議場を見ていただいても、お答えいただく側には女性はお一人もいらっしゃらないということからも、本当に大変なんですよね。  男女共同参画社会基本法は、当然NHKも遵守していただく。基本計画に基づいて人事院は、国家公務員の場合ですと女性の登用や採用の拡大のために指...全文を見る
○八田ひろ子君 時間がないのでこれで終わりますが、今いろいろとNHK言われましたが、審議会なんかは実際は地方ごとでは一人か二人しか女性は入っていないんですね。男性ばっかりです。今、大臣が言われたように、テレビを見ているのは女性が多くいますけれども、実際はそういう視点が入っていない...全文を見る
04月04日第154回国会 参議院 総務委員会 第8号
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○八田ひろ子君 日本共産党の八田ひろ子でございます。  業者が不特定多数に広告目的で送信をする携帯電話のいわゆる迷惑メールというものが今大きな問題になっております。  この問題をめぐっては、既に経済産業委員会で閣法として特定商取引法の改正案が出されておりますが、特定の商取引の...全文を見る
○八田ひろ子君 私どもも、迷惑メールなんというのは本当にとんでもない社会問題にもなっておりますし、またその規制の必要というのは今おっしゃったみたいに総合的に必要だと思いますし、そういう提案がなされれば当然賛成だというふうに思うんですが、しかし、その場合、あくまで営業目的に規制を掛...全文を見る
○八田ひろ子君 そこで、総務省に伺います。  電気通信事業法では、電気通信事業者が電気通信役務の提供について不当な差別的取扱いの禁止ということが定められております。仮に、先ほど御説明がありましたあて先不明というんですか、膨大な架空アドレスの電子メールの送信を規制をするために、第...全文を見る
○八田ひろ子君 分かりました。  今、大臣も言われて、総務省もそういうふうにお答えがありますので、一定の規制の中でこの迷惑メール、重大な社会問題というのがきちんと規制をする、こういうことが非常に大事だということを今お示しもいただきましたので、私どももそういうふうにしっかりとやっ...全文を見る
04月11日第154回国会 参議院 総務委員会 第10号
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○八田ひろ子君 日本共産党の八田ひろ子でございます。  私、まず最初に、携帯電話から出る電波に関して伺いたいと思うんですが、昨年一月三十日に生体電磁環境研究推進委員会の中間報告が出されまして、この報告に対して一部マスコミでは、携帯電話の健康への影響はない、安全宣言がされたと報道...全文を見る
○八田ひろ子君 要するに、現時点において、今の研究成果ではということで、将来にわたっても絶対に安全だと言える基準ではないというのが局長の答弁でも分かると思いますし、電磁波一般もまだ未知の部分がたくさんありまして、とても安全だと言える段階ではありませんが、こういう段階だからこそ、国...全文を見る
○八田ひろ子君 表示の正確さの担保というのも必要ですし、事業者任せでは、昨今虚偽ということもないとは言えないという、それでは国民は何を頼りに安全を判断すればいいのかということになりますので、きちんとされるということが不安をあおられないということだと思いますし、いわゆる安全基準もあ...全文を見る
○八田ひろ子君 二年間ということですが、きちんとやっていただきたいなと思うんです。  大臣は子供も一緒だとおっしゃるんですけれども、例えば、子供への影響を考えてだと思いますが、ディズニーが携帯電話へのキャラクターの利用許可を取り消すとか、こういうことが行われて、世界的には、とり...全文を見る
○八田ひろ子君 より高い知見での研究を更に進めて、それで厳しくしていただきたい。どうしてそういうことを言いますかといいますと、先ほどお示しいただいた去年の調査、これで実際に頭部左側で測っていただいたこの表を見ますと、〇・一一八が最低ですけれども、一・八六〇というところがあるんです...全文を見る
○八田ひろ子君 さっき、携帯電話では国際基準に合わせてあるから大丈夫だと、今のこの問題になっている電波、極超短波帯は国際基準よりも低いけれども日本ので安全なんだと。実際に出る大きさ、パワーというのはそういうふうなのかもしれませんけれども、やはり住民の方からすると、国際基準をあると...全文を見る
○八田ひろ子君 大臣、今、局長はそうやって言っているんですけれども、実はそうではないんですよね。さっきも言いましたように、この一万余の署名を皆さんが集めて議会へ出されましたでしょう。そうしましたら、この一万八千七十三人のところに手紙が送られてきまして、何かというと、このデジタル放...全文を見る
○八田ひろ子君 住民合意や、国策で二〇〇三年までにどうしても建てにゃいかぬというのでこれは問題が起こっているんですけれども、その根本は、地上波テレビのデジタル化移行の問題があるんです。  今日は私もう時間がないので質問ができませんが、昨年、この電波法の改正の議論のときに、十年た...全文を見る
05月21日第154回国会 参議院 総務委員会 第15号
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○八田ひろ子君 日本共産党の八田ひろ子でございます。  任期付の採用の問題で、まず最初に基本的な問題をお伺いしたいと思うんですが、地方公務員のあるべき姿というのは、任期のない学卒者の採用と部内育成を基本に置くべきだと私は考えます。中立、公正、安定的に職務を執行をすることというの...全文を見る
○八田ひろ子君 今回の任期付職員はあくまでも特例の措置だということでありますが、国家公務員の任期付の場合には、法律に「特例」という文字が入っていますが、こちらの方はどうなのか。そして、具体的にどういう職種が想定をされていますでしょうか。国家公務員の任期付採用を審議する際に、地方公...全文を見る
○八田ひろ子君 ですから、地方公共団体にふさわしい制度の在り方を検討をされておるということですが、そこの観点ではどうなのか。  また、一定の期間設置をするということですので、一般職全体が掛かるわけではないと思いますので、そこのところをお示しください。
○八田ひろ子君 公認会計士とか弁護士さんを、今の御説明ですと、一定の期間だけというふうにちょっと思えないような中身もあります。また、国際会議とかイベントというのは、今、地方自治体で、衆議院でも議論になりましたけれども、私の地元であります愛知でも国家事業の国際博覧会の計画があるんで...全文を見る
○八田ひろ子君 特定の企業や企業集団から派遣をされてくるということが、癒着があるとかそこに腐敗とかいろんな問題が生まれるというのは後から分かるわけなんですよね。ですから、そういうものを、特定の企業や企業集団から派遣されるとか、そういうことがきちんと、しないようにどういう助言ができ...全文を見る
○八田ひろ子君 「急速に進歩する技術に係るもの」、第三条二項の二ですね。荒木さんに伺いましたのは、二、三年よりももっと短いスタンスで、具体的に言えば、IT関係とかそういうのの場合は、特定の企業や企業集団から派遣をされてくる、結局ソフトからハードまでそこの企業とずっとお付き合いする...全文を見る
○八田ひろ子君 結局、歯止めとか助言ができないということがよく分かりました。  次に、国家公務員の場合は課長補佐とか審議官クラスが特定任期付ということなんですが、法案の新旧対照条文にあります市町村立学校職員給与負担法を見ますと、高度な専門的な知識経験を有する者に支給される特定任...全文を見る
○八田ひろ子君 そうしますと、一般的な学校栄養職員や学校の事務職員は想定していないと。  そうすると、学校の教員ですと、一般的な学校の教員ですけれども、任期付採用というのはやっぱり同じなんですか。
○八田ひろ子君 そうすると、一般的には採用されないのが私ども一般の住民からすると多いわけなんですが、国家公務員の任期付の場合、この法律を活用して少なくとも百人程度は採用したいということが答弁されて、現実に今採用されていますが、地方公務員の場合、この任期付採用はどの程度採用を、結果...全文を見る
○八田ひろ子君 大きな自治体、都道府県などでは採用されるかもしれないがよく分からないというのが現状だそうですね。  一つ伺いますけれども、国家公務員の場合、これで採用された方は元の会社に戻るというようなことも事前に話されるというようなやり取りがあるんですが、地方公務員の場合はど...全文を見る
○八田ひろ子君 育児休業が取れるというのは、常勤の一般職なら当然なんですけれども、あとの答弁は大変なかなか難しく、実現性があるのかどうか、実際にそういうふうに採用できるかどうかというのが大変難しいことだなというのが今の苦しい答弁の中からもうかがわれるわけですが。  国家公務員の...全文を見る
○八田ひろ子君 はい。  市町村としてもおかしいと。だから、何か検討をすることが必要だと思います。  それともう一つは、労働団体、職員団体との話合いが事前にされたかどうか。されるべきだと思いますけれども、この二つの点についてお答えください。
06月11日第154回国会 参議院 総務委員会 第17号
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○八田ひろ子君 日本共産党の八田ひろ子でございます。  今回の連結納税の問題に関して、地方税を遮断をし、従来の地方税を確保すると、こういう部分については私ども賛成でございまして、今論議がありました地方の税収とか交付税の問題、いろいろと意見はありますが、今日、私、事務的に法定外税...全文を見る
○八田ひろ子君 「国の経済施策に照らして適当でない」というのがあるわけですけれども、そうしますと、総務大臣の裁量権限が非常に広いのではないかと地方には受け取られまして、地方分権、課税自主権、こういうふうにいいましても、そこを通るのが針の穴を通すほどではないかという萎縮効果もあるの...全文を見る
○八田ひろ子君 法定外税の同意に当たっての消極三要件の経済対策というのは政権によって変わってくるというのが非常におかしいんじゃないかなと思いますし、勧告でも具体的な同意の基準を速やかに作成すべきものであるというふうになっているので、私は分かりやすいものをきちんと作るべきだというの...全文を見る
○八田ひろ子君 いろいろおっしゃいましたけれども、官房長は当事者でいらっしゃいますでしょう。だから、反省をされるというのがまず第一に必要なんですよ。  個人的にLANに長期にわたって違法な情報を流し続けるなんということは勝手にできませんし、組織ぐるみで実行して、組織ぐるみで隠ぺ...全文を見る
○八田ひろ子君 きちんとした調査の上に国会での審議も踏まえて、少なくとも再発防止対策というのをきちんとしていただかなければならないということを思うんですけれども、今、現行の個人情報保護法ですね、行政機関の、これは、紙がないから新しい方には入っているというふうに言うんですけれども、...全文を見る
○八田ひろ子君 対処できないのは仕方がないというのは、ちょっとそれでは困るというふうに思うんですよね。再発防止対策というのはいろいろあるけれども、不備が現実にあるわけですよ。  私は、今年の八月五日からスタートすると言われております住基ネットなんですが、防衛庁、反省も何かかけら...全文を見る
○八田ひろ子君 はい。住基ネットの審議においては、この参議院では委員会の審議の途中で打ち切られて、実際に大きな問題があります。  防衛庁でいえば、この法律の別表一にちゃんと書いてあるじゃないですか、防衛庁も使うということで。  委員長、お願いしたいんですけれども、この住基ネッ...全文を見る
○八田ひろ子君 八月五日ですので、是非集中審議をしていただきますようにお願いをして、終わります。
07月12日第154回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第6号
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○八田ひろ子君 日本共産党の八田ひろ子でございます。  法案提出の背景といたしまして、与党の提案者の方が、「一連の不祥事に端を発する政治不信を重大に受け止め、政治に対する国民の信頼を回復するため、」というふうにお述べになっております。  一連の不祥事とは、逮捕されました鈴木容...全文を見る
○八田ひろ子君 政治に対する信頼の回復、今国民が最も注目しているのが、公共事業に関して口利きをして報酬、お金をもらう、こういう構造にメスを入れるべきだという怒りが渦巻いているんではないかと、こういうふうに思います。  こういう問題というのは自民党の体質そのものだとも言われており...全文を見る
○八田ひろ子君 いろいろとおっしゃいましたが、今後考えなければならないということは、やはり後ろ暗いところがあるんではないかと。八次答申でも、将来の考え方として、政党の政治資金も個人の拠出により支えられるようになることが望ましいと、随分前からそういうふうにおっしゃっています。  ...全文を見る
○八田ひろ子君 あっせん収賄にかかわらなくても、あっせん利得できちんと罰してほしいということで国民の期待も大きいというふうに私ども思っておりますし、政党支部に献金を入れたら罪に問えないんですよね、皆さんの案では。野党案ではこれ問えるんです。  先ほど世界のこともおっしゃいました...全文を見る
○八田ひろ子君 請託要件があるために捜査の困難性が、難しいんだなというのが、その数字も一けた違うわけですので、大変思います。請託の要件を外した単純収賄が圧倒的な数になっているわけですね。  一九五八年、法制審議会刑事法部会の中でも、請託を受けたことを要件としているのは立証を困難...全文を見る
○八田ひろ子君 進歩がないということなんですかね。  与党案の、あっせんの依頼を、密室でお金を受け取ることを立証するというのは、野党案の、あっせんをしてお金を受け取ったことを立証しなくてもきちんとできると。これ、野党案の方が立証しやすい、立件しやすいのは明らかだと思うんですね。...全文を見る
○八田ひろ子君 あっせん収賄罪とのバランスを法制定当時におっしゃっていたのは与党の提案者の方であります。今また自由な政治活動とのバランスというふうにおっしゃるんですけれども、結局、都合のよいところだけバランス論というのを持ち出されているというふうに思うんですね。そもそも、あっせん...全文を見る
07月15日第154回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○八田ひろ子君 日本共産党の八田ひろ子でございます。  私は、日本共産党を代表して、ただいま議題になりました予備費等承諾案件のうち、平成十二年度の一般会計公共事業等予備費使用総調書、一般会計予備費使用総調書(その1)、特別会計予算総則第十三条に基づく経費増額総調書(その1)及び...全文を見る
07月17日第154回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第7号
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○八田ひろ子君 私は、日本共産党を代表して、公職にある者等のあっせん行為による利得等の処罰に関する法律の一部を改正する法律案、野党四党案に賛成の立場から与党案に反対の討論を行います。  本来、本法律の目的は、政治公務員が特定の利益を得させる目的を持ってあっせん行為をする、その対...全文を見る
07月17日第154回国会 参議院 総務委員会 第21号
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○八田ひろ子君 日本共産党の八田ひろ子でございます。  今日は、遠くからお出掛けをいただきまして、また先ほど来本当にそれぞれの自治体での御苦労と、それからロマンのあるお話を伺いまして、ありがとうございます。  私、今までの議論を踏まえまして、まず最初に、公社化の問題を地方では...全文を見る
○八田ひろ子君 ありがとうございます。  この法案のどこにクリームスキミング、いいとこ取りを許さない保証があるのかどうかというのがやっぱり大きな論点だと思うんですね。クリームスキミングはさせない、だけれども民間企業と競争をするんだと。今、お三方もおっしゃったように、民間企業は営...全文を見る
○八田ひろ子君 お三方から、公務員というのが残れば、公という施設が残ればいいのだという御意見もいただきましたし、私どもも、無論公社化、民営化ということでサービス切捨てという、結果的になるというのはいけない、合理化は無論必要だというふうに思いますけれども。  大変貴重な御意見をい...全文を見る
07月18日第154回国会 参議院 総務委員会 第22号
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○八田ひろ子君 日本共産党の八田ひろ子でございます。  郵政関連四法案についてのまたその関連の質疑を行いたいと思いますが、まず、早速ではありますが、壷井内閣参事官に伺います。  一昨日の質疑で、七月十二日に開催をされました首相の私的諮問機関、郵政三事業の在り方について考える懇...全文を見る
○八田ひろ子君 私が伺ったのはただ一つ、何一つ公式な仕事をしていないかということです。
○八田ひろ子君 非公式とおっしゃいましたね。首相官邸で行われて、しかも、あなたもそうですけれども、後で伺います。長官も出席をしている、民営化論の三つも考えるほどの重大な検討を重ねている、こういう重大な検討をしているにもかかわらず非公式な会議だと、税金を使って非公式な会議というふう...全文を見る
○八田ひろ子君 国会ですよ、ここは。言えないでは済まないと思いますよ。  しかも、本法案審議の前提なんですよ。だって、あなた方、一方では、この公社法案ベストですよと言って、今、私たち国会にかけて審議しているじゃないですか。そのあなたが、郵政事業一般ならともかく、公社法の問題点な...全文を見る
○八田ひろ子君 答えられる方からお答えください。
○八田ひろ子君 何度もおっしゃるけれども、今、法案を審議しているんですよ。その前提になっているのに、その国会に対して答えられないというふうにお二人の国家公務員が、担当者がおっしゃるというのは、私、これでは審議できないじゃないですか。  委員長、きちんとさせてくださいよ。委員長、...全文を見る
○八田ひろ子君 六日前のことですよ。しかも、この委員会で公明党以外のすべての会派が取り上げて問題にしたというのは重大なんですよ。  私、今日は時間が一時間しかありませんのでこの問題できませんけれども、もう重大問題ですから、委員長、後で理事会でちゃんと議論してください。お願いしま...全文を見る
○八田ひろ子君 委員長がそうおっしゃるんでしたら、私は、その責任者の総理の出席でこの委員会開いてください。理事会にかけてください。
○八田ひろ子君 それでは、郵政関連四法案が国民、利用者にどのような影響を与えるか、こういう観点から幾つか質問をしたいと思います。  衆議院での法案採決に当たって、「信書の定義に関する政府の考え方」が発表をされました。今日、私、幾つかの資料を用意しましたので、お配りをいただきまし...全文を見る
○八田ひろ子君 意見は聞くけれども、今の総務省の考えということですね。  そこで伺いたいんですけれども、クレジットカード及び地域振興券が何か別のものに変わったわけではないですよね。地域振興券に至っては一度しか発行されていません。信書の定義も一貫しているというふうにここで再三おっ...全文を見る
○八田ひろ子君 私が伺ったのは、クレジットカードや地域振興券はバツよというふうに、実際にそういうふうにされているわけですね、現状も。それを今度はマルに転換するという考え方を示された。この考え方というのは私は変わったと思うんですけれども。前は、独占だから他の企業が運ぶのは駄目よと。...全文を見る
○八田ひろ子君 ちゃんと総務省で決められているんですから、いい加減に決められたのか、これから皆さんに聞いてって、じゃ今まではいい加減にそういうふうにしていたのかって、そういうふうに聞こえますよ。説明になっていませんよ。今までは、じゃ、そういうふうにちょっとよく分からなかった、あい...全文を見る
○八田ひろ子君 今までは不明確であったということなんですか。何かすごい頼りないという、そんなのでいいのかと思いますけれどもね。  政府の説明、この「考え方」でいいますとダイレクトメールのほとんどが例外規定になるんではないかということなんですが、私、衆議院の調査室の資料をちょっと...全文を見る
○八田ひろ子君 いろいろな試算があるけれども、実質GDPをいろいろ勘案して最高と最低でやってもDMは伸びると、あとのところはプラスマイナスやりますとマイナスになるというのばっかりの試算があるわけで、減ることは予想されていない、DMは今後も数が伸びるというふうにお答えをいただいたん...全文を見る
○八田ひろ子君 私が聞き漏らしたのか分かりませんが、改正の概要のときに御説明いただいたユニバーサルサービスの対象では、第三種、四種、社会政策減免の提供というのがありましたが、これも当然対象としては、ユニバーサルサービスの対象としては入っていると、こういうふうでよろしいでしょうか。
○八田ひろ子君 昨日、参考人質疑が行われまして、出席をされた全員の市町村長さんというのが民営化には反対だと、ユニバーサルサービスを是非確保してほしいというのをこもごも訴えられまして、またそれが今全国民的に心配の種になっているというのが昨日の参考人の質疑の中でも明らかだったというふ...全文を見る
○八田ひろ子君 ですから、私、さっきダイレクトメールのことをちょっと伺ったんです。これからも伸びていって、そして利益が上がると思われる分野ですよね、そこを今回、信書の独占の領域の変更という考え方が出てきました。  これは、今までも議論がありましたように、郵便事業に対するいいとこ...全文を見る
○八田ひろ子君 表現能力じゃなくて、理解がちょっと違うんじゃないかと思うんですけれども。  私が伺ったのは、今回、ダイレクトメールなどはもうかる部分でこれから伸びると。ここに例外を認めて信書の独占の領域の変更を、そういう考え方を出してみえると。そうすると、そこに、その部分をクリ...全文を見る
○八田ひろ子君 私、信書の定義とかDMを外したからいいとか悪いとかということをこの質問でしているわけじゃないんですよね。いいとこ取りされちゃって、ユニバーサルサービスに今まで回してきた部分がなくなっちゃわないかと。玄関はかぎ掛けてあります、定義は変わらない、信書も変わらない、だけ...全文を見る
○八田ひろ子君 経営努力といいますと、NTTの今非常に働く人たちの首切りとか人員削減とか、前、ここの委員会でも議論しましたが、そういうのがすぐ浮かんできますが、そういう問題が起こらないようには無論していただくんですけれども、今、中間報告は尊重しなければならないというふうにおっしゃ...全文を見る
○八田ひろ子君 冒頭質問をしました、壷井さん、答弁は非常に不満足ですけれども、今日は質問しませんので、どうぞお帰りください。  今、局長がお答えをいただいて、中間報告は必ずしも全面排除ではないんだとおっしゃいまして、衆議院でも局長はいろんな御意見が集中したんだというふうに言われ...全文を見る
○八田ひろ子君 本当に大きな御意見だと思いますし、四千件の団体とか、盲人等の福祉では二千八百ですか、非常にすごい数字だと思います。  無論、三種、四種郵便の制度というのは、日本では長い歴史を持っておりますし、日本社会に深く根を下ろしているというふうに私は今回の問題に取り組んで改...全文を見る
○八田ひろ子君 ということは、盲人郵便物のときには明確におっしゃったんですけれども、三種、四種も少なくとも現行と同じ、こういうふうに私受け取ってよろしいですか。
○八田ひろ子君 じゃ、現行維持でスタートするということが確認できたということで、大変うれしいなと思いますが、今皆さんが心配しています──何か異論があるのなら、大臣言ってください。
○八田ひろ子君 御同慶の至りですか。  今焦点となっております盲人用の点字郵便物及び盲人用録音物の無料の規定を法文から削除したこと、これが実は大問題なんですよね。  そこでまず、前提を伺いたいんですけれども、局長で結構ですが、大臣がおっしゃりたければ無論おっしゃってくだされば...全文を見る
○八田ひろ子君 制度創設から今までの意義というのは今日でも失われていないというふうに思いますけれども、総理大臣も当然そういう御見解だと思いますけれども、どうでしょう。
○八田ひろ子君 片山大臣が審議の中でこの問題の重要性に対する認識ということを更に発展されたことは無論私ども評価したいというふうに思います。  しかし、国民は実は大変心配をしています。今日も、今朝も図書館協会から私に改めて要望書を届けていただきました。大臣に問題の深刻さ、切実さを...全文を見る
○八田ひろ子君 そういう御認識が本当にあるのかなと、こういうふうに法律から消しゴムで消すように消しちゃうときに、事前にいろんな方に伺ったのかなということを私は本当に大臣、本当なのかなという気がするんですよ。  私は、三月にも、この国会の中で、三種、四種の問題でNGOの皆さん、関...全文を見る
○八田ひろ子君 今の局長の答弁は、さっきの大臣とか局長自らがおっしゃった意義の認識も変わらないと、そういうのとも全然違うと思いますよ。  企画立案する前に意見を聞くのが当然だと思うんです。公社になっちゃってからは、公社だって今は総務省が責任を持っているんじゃないですか。バリアフ...全文を見る
○八田ひろ子君 あったものを消したから問題にしているんですよ。片山総務大臣は、無料でなければ認可しないと何度もおっしゃっていますよね。  一昨日、宮本委員の質問の中で、大臣は、野田大臣とか八代大臣の民営化検討をせずとの答弁は覆したように、後の大臣が、あれは片山総務大臣の政治的な...全文を見る
○八田ひろ子君 何でですか。法律にきちんと書くべきことを書かずに何とかつじつまを合わせようと、こういうことですから訳の分からぬ答弁になっちゃうんじゃないんですか。大臣の答弁で公社に無料を守らせるということができるんだったら、法律に書いても問題ないんじゃないでしょうか。  是非、...全文を見る
○八田ひろ子君 だから、私が質問しているのは、法律で決まっているから守らなければならない、法律に書けばね。だけれども、そうせずに、法律に書いていないことも大臣が公社に強制できる。あなた、判こを押さないとおっしゃったんだから。そういうことをやろうとすると、法律ではなくて大臣の許認可...全文を見る
○八田ひろ子君 一方的なのは大臣の方じゃないですか。全く考え方が逆立ちしていると思うんですよ。法律に書いてあったものを消しちゃうものだから、私たちは元に戻してきちんとおやりにと。  だって、先のことだったらまた法律改正だってできるじゃないですか。そのときに議論すればいいじゃない...全文を見る
07月23日第154回国会 参議院 総務委員会 第23号
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○八田ひろ子君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となっております郵政関係の四法案に反対の討論を行うものであります。  まず、私は、いまだ審議が尽くされていないという私たち日本共産党の反対を押し切って委員会での採決が行われることに強く抗議をするものであります。衆議院では不...全文を見る
08月08日第154回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○八田ひろ子君 日本共産党の八田ひろ子でございます。  私は、まず、二〇〇五年日本国際博覧会について質問をいたします。  今年の六月の二十四日に修正をされた愛知万博の環境影響評価書が発表されました。これまで、「自然の叡智」をテーマにして環境万博というふうに言うんでしたら、また...全文を見る
○八田ひろ子君 この間、私はこの四年間、オオタカの営巣が例のところで発見されてからも平沼大臣にオオタカ保護策はどうかといろいろお示しをして、大丈夫だ大丈夫だということを言って、結局二か所とも失敗をしたわけで、非常に大きな問題だと思うんですね。  次に、環境大臣に伺いますが、元々...全文を見る
○八田ひろ子君 理解をされるというのは非常な責任逃れだと思いますし、オオタカと共存する万博だというのをおっしゃりながらこの間ずっとやってきて議論をしているんですよね。ですから、私、両大臣のお答えというのは非常に無責任だなと、今までの議論、何だったのかということを本当に思うわけなん...全文を見る
○八田ひろ子君 ゴンドラ計画と住民の皆さんとの関係は、そういう穏やかな説明とは全く違います。  今日、私、ここにゴンドラ計画想定ルート、これは地元説明会で出されたものであります。(図表掲示)赤いのは支柱だそうでありますけれども、ここの住宅がこういうふうにありますね。ここが、上之...全文を見る
○八田ひろ子君 環境影響評価は不十分ですけれども、この赤いところ、ここをやったんですよね。後で、修正でこっちをやったんですよ。  今のここのところは、上之山のところは区域外でしょう。何にもやっていない。今までもやっていなかったし、秋に突然出てきた話ですから、住民の人は、工事をや...全文を見る
○八田ひろ子君 努力じゃないでしょう。それがなかったら作れないでしょう。人間が生きること、暮らすことが一番大事じゃないんですか。博覧会の方が大事なんですか。  私はどうしてゴンドラのことを言うかというと、これだけじゃないんですよね、住民を無視して迷惑を掛けているのは。私も見てき...全文を見る
○八田ひろ子君 ごめんなさい、国交省に来ていただいているんですけれども、時間が余りないので、ごめんなさいね。  実は、国交省に答えてもらおうと思ったんですが、四月に万博関連事業を発表されたんですが、鉄道のエレベーターなどのバリアフリーというのは計画にないんです。会場の中では、そ...全文を見る
○八田ひろ子君 全体としては余り減らず、深刻な状態ですね。  最近、豊田の労働基準監督署が豊田市内の大手五十四事業所に対して労働実態の自主調査を行いました。これはトヨタ六社に対して市内の労働者や家族から労働時間を短縮してほしいというような声、たくさん寄せられたからと聞いておりま...全文を見る
○八田ひろ子君 数字だけでいいです。
○八田ひろ子君 大変深刻な実態で、月間百二十時間の残業、年間九百六十時間。これは、厚労省がお定めになった過労死ラインは月間百時間ですから、もう完全にオーバーをしていて、しかもそれが一つや二つでない、今八六・五%、七八・四%というお示しがあったわけですよね。  私は、これほど大変...全文を見る
08月28日第154回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○八田ひろ子君 日本共産党の八田ひろ子でございます。  去る八月五日から第一次稼働が始まりました住基ネットの問題について伺います。  私は三年前の住民基本台帳法改正時にも担当委員会に属していたわけですが、参議院では御承知のように委員会が中断、中間報告という異例な手法で成立が強...全文を見る
○八田ひろ子君 大変な数の地方議会、首長からも意見が出、四百万人が不参加ということですね。  これ、大臣、三年間の周知期間、準備期間があって、また政府は、今違法だというふうに指摘されているようですが、最も人口の多い横浜市を始め四つの自治体、参加しないと。不安が非常に大きいという...全文を見る
○八田ひろ子君 全く理解できませんね。個人情報保護の万全の体制を組んでからスタートすることになっていたんです。それは私がさっき議事録を読み上げたとおりで、国民もそう思っているんです。法律出して、通らないのは私は知らないなんというのは、それは政府の態度じゃないですよ。今、正に国民を...全文を見る
○八田ひろ子君 オールジャパン、全国民ではなくて、各々の方は自分の情報がどう使われたかを知りたい、今までの情報開示の請求も自分のなんですね。センターが個人情報の開示請求を考えていない、そういうものは必要ないと。結局、個人情報がどのように使われるかは、センターまで行っちゃいますと、...全文を見る
○八田ひろ子君 今日は時間がございませんのでこれ以上私は質問できませんけれども、住基台帳の第三条では、市町村は義務があるというふうになっているので、皆さん非常に困っているんです。今の御答弁で、ほかのところにも、国、県の責任、漏えいのときですね、こういうふうに言われて、地方の共同の...全文を見る
08月29日第154回国会 参議院 決算委員会 閉会後第3号
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○八田ひろ子君 日本共産党の八田ひろ子でございます。  私は、団体定期保険について質問をいたします。  皆さんのお手元に資料をお配りをしておりますけれども、この団体定期保険、今も総合福祉団体定期保険という名前であるわけなんですけれども、これは過労死裁判の中で社会的にも大問題と...全文を見る
○八田ひろ子君 本来の主要な目的というのが、遺族に対する福利厚生措置の財源確保で弔慰金や死亡退職金などの支払の財源、これは私当然だと思うんですね。  ただ、なぜ特約条項として企業が受け取る分が残ったのか。従業員の死亡という不幸な事態が起きて保険金が下りると、遺族だけでなく企業も...全文を見る
○八田ひろ子君 法律がないということは問題だと思うんですが、企業が保険金を受け取る根拠にしている今おっしゃった諸費用、これはガイドラインでお定めになっていますが、幾ら掛かっているからそういうガイドラインなのか。幾ら掛かっているかというのと、データがありましたらお示しください。
○八田ひろ子君 金額、幾ら。
○八田ひろ子君 保険料は全額損金算入で税制優遇されていますし、従業員が亡くなりますと多額の保険金が入ってくる、企業にとっては利得ばかりの制度だなと思うんですが、従業員の死亡によって企業に今いろんな費用が掛かるというふうにおっしゃいまして、これは計算できないと言うんですけれども、ア...全文を見る
○八田ひろ子君 二千万円の根拠も、同額、折半のような形で企業も保険金を受け取るという根拠も、何度伺っても、今の御説でもそうなんですけれども、はっきりしないわけですね。改善したとおっしゃるんですけれども、それまではやみからやみへ企業が全部取っていっちゃったと。今度は、二千万を上限だ...全文を見る
○八田ひろ子君 今日は時間が限られておりますので、ゆっくり議論をしたいんですが議論ができません。  今、大臣がおっしゃったような事例はアメリカでは、特別な人に対してはそういう生命保険の契約ございます。しかし、一般的な労働者に掛ける生命保険、企業のですね、これは企業が遺族の受け取...全文を見る
09月11日第154回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号
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○八田ひろ子君 日本共産党の八田ひろ子でございます。  今日は、朝から公共事業の無駄の見直し、中止ということが議論になりまして、道路とか空港の問題が議論をされております。  そこで、私はダムの問題をまず扇国土交通大臣に伺いたいと思いますが、長野では昨年二月に県知事が脱ダム宣言...全文を見る
○八田ひろ子君 ダムの見直しというのは今や国民的な世論でありまして、今の中止、見直しも、これは新聞の特集ですけれども、「揺れるダム計画」というので中止したのとそれから今の計画等がここにあるんですが、「大規模ほど中止困難」、今おっしゃったように、年数がたてばたつほど被害が広がるので...全文を見る
○八田ひろ子君 私は経過を聞いたのではなく、十五億円という予算はどういう段階なのかを聞いたんですね。  今はっきりおっしゃいませんでしたが、まだ基本計画も作られていない、基本計画まではこれから何年も掛かると、こういう段階であるということでいいですね。
○八田ひろ子君 ダム建設はまだ確定していないということですね。  そこで伺いますが、この今計画をされております設楽の地域というのは、豊かな大変深い自然があります。ダムサイトの川には国の天然記念物のネコギギ、これは伊勢湾を囲んだ地域しかいない地域特性の生物ですけれども、天然記念物...全文を見る
○八田ひろ子君 今簡単にお答えいただきましたように、事業は、環境影響評価を行う方法を示すことになります環境影響評価の方法書もまだ確定をされていない、どのようにアセスを進めるのか、これから検討という状況です。  私はこれまでも、準備的な調査の結果からでも、この自然の豊かな地域のダ...全文を見る
○八田ひろ子君 基本計画が作られてしまってから示されたのでは、地域の住民はだれが幾ら負担をするのか全く分からないままに進んでいくということで、これはおかしいと思うんですね。  豊川水系の河川整備計画によりますと、このダムは、新規水源開発については東三河地域における水道用水と農業...全文を見る
○八田ひろ子君 質問にだけ答えてください。
○八田ひろ子君 私の質問にはどうなんですか。需要者から正式な申込みがあったんですか。
○八田ひろ子君 答弁には聞かれたことを答えてください。正式にはそういう要請はなかったと。  あなたは今、豊川流域は渇水になると言いましたけれども、確かにそういう部分があります。しかし、これ見てください。実際にこの豊川水系というのは七百二十四キロ平米あるんですね、この緑のところが...全文を見る
○八田ひろ子君 そうしますと、仮に皆さんが水需要が要らない、こういうふうにおっしゃったとしても、建設省としてはあくまでも造ると、こういうことなんですか。先ほどの大臣のお話と大分違うように思うんですけれども、大臣、いかがですか。
○八田ひろ子君 三十年前の構想は、この設楽ダムの下流に三億三千万トンの大きなダムを造る、設楽ダムもそれを補完するということで一億トンで計画されているんですね。しかし、設楽ダムは百二十戸が水没、下のダムは四百戸水没ということで、もう絶対反対ということで、設楽も無論ずっと反対をしてき...全文を見る
○八田ひろ子君 小型機による定期運航便、またその他のも新しく入れるということですが、そうしますと、名古屋空港に管制業務がなくては安全運航はできないのではないかと思いますし、また地元は引き続いて現行のように国土交通省が管制をという要望がありますが、それを是非受け止めていただきたいと...全文を見る
○八田ひろ子君 それは大変冷たいお言葉ですね。  名古屋空港というのは農道に毛が生えたようなところではありません。現在は国際線も飛ばしておりますし、全くそれと同じ機能のものをもう一つ、中部国際空港、先ほどから国際というのは大変恥ずかしい名前だと大臣おっしゃっておりますが、国際空...全文を見る
○八田ひろ子君 普通、自衛隊が主に使う空港は軍事空港と言うんではないかと地元の人は思っております。また、海の真ん中に同じ空港をまた造るというのを無駄だと私たちは言っているのであります。  次の問題でありますけれども、今、私たちが無駄だ無駄だと言っております常滑沖に造る中部新空港...全文を見る
○八田ひろ子君 環境大臣のお答えとも思えないんですが。  このガイドラインというのは、このときは環境庁でしたけれども、環境省のガイドラインなんですね。これは二営巣期やればいいと書いてあるわけじゃないんですよ。少なくとも二営巣期ぐらいは調査をしないと保護策は出ないからそういう御指...全文を見る
○八田ひろ子君 先ほど申しましたように、これ売れ残ったら全部予定価格で市が買い取るんですよね。常滑市の市税収入というのは七十二億円なんです。保留地の八割が売れ残りましたら市税収入の一年分が消えてしまうんです。これ売れ残るということが見込まれるので市が買い取るという契約になっている...全文を見る
09月12日第154回国会 参議院 決算委員会 閉会後第5号
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○八田ひろ子君 日本共産党の八田ひろ子でございます。  今の議論に私も加わりたいんですが、私の通告は違うので、残念ですが、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律、このいわゆるDV対策について今日は議論をしたいというふうに思います。  今年の四月一日からいわゆるこの...全文を見る
○八田ひろ子君 大変な数字だと思うんですね。今日、皆さんのお手元に裁判所の方の資料をお届けをしておりまして、それを見ていただいても、保護命令の受付だけで八百九件、保護命令の発令は六百四十八件ですね。これは今年の七月までであります。警察にも半年間で八千件を超える相談、書類が出された...全文を見る
○八田ひろ子君 どんな声が官房長官の心にまで届いているのかということをお示しいただきたかったんですが、現状と実態に今対応できているかということが問題、被害者のニーズに合っているのかということなんですね。  先日、私のところに、公的施設が一杯だと断られちゃった、民間シェルターを緊...全文を見る
○八田ひろ子君 本当におっしゃるように、命にかかわる問題なんですね。これは原則とか、劇場に行って席がないとか、そういう問題ではなくて、一杯だから今は駄目と、私はこれは言語道断だと思うんですね。こういう対応がどこの地域であってもあってはならない。これは法の理解度や意識の問題も重要で...全文を見る
○八田ひろ子君 公共でなくて民間シェルターへの支援ですよね。私が聞き間違えて公共と聞こえたんですけれども、民間ですよね。
○八田ひろ子君 そうですね。本当にそういった大きな枠組みを必要だというふうに思うんです。  先ほど御紹介した事例でも、中学一年生の子供さんがDV加害者に殺されるとか、あるいは先日の報道では、DV被害者と一緒に逃げていた子供さんが加害者に連れ去られるという事件、これ青森、東京、沖...全文を見る
○八田ひろ子君 今日は時間がないので余り議論ができませんが、私は一年ごとにフォローしてきちんと報告をすべきだと思うんですね。三年後の法の見直し規定は無論必要で、法にありますし、この中に被害者の同伴の子供への保護命令とか自立支援のためのステップハウスの問題、精神的被害への対応などや...全文を見る
09月25日第154回国会 参議院 決算委員会 閉会後第6号
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○八田ひろ子君 日本共産党の八田ひろ子でございます。  東京電力に続いて、中部電力、東北電力でも原発の損傷の隠ぺい事件が次々に明らかになっております。東京電力の場合、当初、東電が明らかにした損傷というのは二十九件でしたが、その後マスコミ等で明らかになった再循環系配管に関する八件...全文を見る
○八田ひろ子君 大臣がお信じになっても広がる深刻な問題だと私は思いますし、会社は言語道断で信用は地に落ちましたが、国の責任、大臣の責任というのも大きいと思うんです。  東電の報告書を私ももらいまして読みましたが、事故隠しや記録の修正等の「今回の一連の不適切な取り扱いは、原子力の...全文を見る
○八田ひろ子君 ダブルチェックと言われますけれども、今回の東電の事故隠しというのは、ゼネラル・エレクトリック社の元社員の米国人の技術者の内部告発がなかったら発覚しなかった。原子力安全・保安院は事故隠しの発見もできなかった。こうしたことの背景には、保安院が原発推進を図る経産省の一部...全文を見る
○八田ひろ子君 私は、その考えは根本的に改めていただかなくちゃいけないと思うんですね。  原子力におきましては、これまで高速増殖炉の「もんじゅ」の事故やジェー・シー・オーの臨界事故、輸入MOX燃料の検査データの捏造など、国民の不安や不信は増大しています。こうしたときに、今回の検...全文を見る
10月02日第154回国会 参議院 決算委員会 閉会後第8号
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○八田ひろ子君 日本共産党の八田ひろ子でございます。  まず最初に、ますます深刻になります雇用の問題について伺います。  失業率が史上最悪水準で移行して、この不況下に、弱い立場の労働者が理不尽なリストラ、首切りがされないよう、労働行政の徹底が求められていると思います。  そ...全文を見る
○八田ひろ子君 本当にそうだと思うんですね。  この事例では、出社したんだけれども拒否をされて、やむを得ず有給休暇を出したということなんですが、有給休暇の取得を推奨を厚生労働省されていますが、一般に有給休暇の取得について確認をしていきたいと思うんですが、就業前に口頭での有休届を...全文を見る
○八田ひろ子君 企業にも守るべき法があること、それは当然なんですけれども、こういう無法な横暴勝手、不当な解雇には厳しく対処をしていただいて厳正な労働基準行政をしっかりとしていただきたいと、これを要求いたしまして介護保険の問題に移りたいと思います。  介護保険のサービスを受ける前...全文を見る
○八田ひろ子君 地方によっていろいろかもしれませんが、独り暮らしのお年寄り、施設に入られた方などでは大変助かる制度なんですね。ところが、今お示しになったように、全国では十万件相談があるんだけれども実際には三千人しか使われていない。私、調べてみましたら、私のおります名古屋では、相談...全文を見る
○八田ひろ子君 大臣は、こんなに高くなってもいいとお思いなんでしょうか。私は、とても支え切れない金額が出ているのに、どういうおつもりなのかを聞きたいんですけれども。
○八田ひろ子君 国民にとっては保険料が重くのし掛かり、大臣も厚労省も在宅介護を中心にしていくんだと。今も施設がそんなに要るんだろうかと言われていますけれども、介護保険ができて特養ホームの待機者というのは本当に多いんですよね。今日は時間がないのでその議論はできませんけれども、現行の...全文を見る
○八田ひろ子君 端的にイエスかノーかで言ってください。
○八田ひろ子君 質問したことにお答えください。
○八田ひろ子君 時間がないので終わりますが、限度額に対する利用率の低さからも、皆さんが自己抑制しているのは当然なんですよね。  私、今日時間がないのでこれで終わりますけれども、質問したことだけに答えてください。
10月03日第154回国会 参議院 決算委員会 閉会後第9号
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○八田ひろ子君 日本共産党の八田ひろ子でございます。  今日は、文部大臣に三十人以下学級について二、三の質問をしたいと思います。  昨年の法改正によりまして、学級編制やクラスの規模について、四十人を標準としつつも都道府県が必要があると判断すれば四十人以下の学級編制、クラス編制...全文を見る
○八田ひろ子君 その実践というのは、少人数学級は教室に安心とゆとりが生まれてくる、父母からも教員からも共感の声が、私ども聞いておりますけれども、過半数の自治体が国の責任で少人数学級の制度化を求める決議等を上げていることからもこれは広がっていく、また広がってほしいなと私も思っており...全文を見る
○八田ひろ子君 考え方としては、都道府県教委と相談をすれば市町村教委が独自に少人数学級を実現する、そういう方向を、文部科学省はそういう方向であると、そういうふうに伺っていいわけですか。
○八田ひろ子君 今御説明になったのは、昨年の法改正で現状そうなっていると。だから二十二道府県ではそれが、すべての市町村がおやりになっているかどうかはそれぞれの事情がありますから違いますけれども、少人数学級というのが実現しているわけですよね。  私が伺っているのは、今年の八月の三...全文を見る
○八田ひろ子君 今日は時間がございませんので大臣と議論ができませんが、この犬山では、少人数授業、TTだとか少人数授業というのを実際に実践をして明らかになったことは、充実した学習は心のゆとりを生み、生活面に良好な影響をもたらす一方、生活面の安定が学習を促進するという。だから、生活集...全文を見る
10月16日第154回国会 参議院 決算委員会 閉会後第10号
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○八田ひろ子君 日本共産党の八田ひろ子でございます。  まず最初に、中部国際空港不正補償の問題について扇大臣に伺います。  中部国際空港建設に当たっての漁業補償費、これに今、重大な疑惑が浮かび上がっておりまして、常滑市が九一年に市の埋立事業による漁業補償に三億円を上乗せする、...全文を見る
○八田ひろ子君 ですから、私は、きちんと調査をしていただく、先ほどの前島も許可をされたのは旧運輸省と建設省でありますので、許可をされたのは大臣です。常滑市長も、密約に対する要望が強かったので県にこの解決が必要だと申し上げたと公の場で言っておりますので、私は本当に許せないと思います...全文を見る
○八田ひろ子君 現実に、お示ししたように朝八時半から翌日のお昼まで、実際にはそれよりも延びるという、三十時間以上ということもその中の状況ではまれではないんですよね。ですから、正規職員の増員しか当面解決の道がありませんし、研修というのは、専門性専門性と、専門性が高いというふうに言わ...全文を見る
○八田ひろ子君 公教育を。
○八田ひろ子君 公教育の保障が、これはこの施設だけじゃなくて、五年も六年も、それ以上も放置されていること自体を見過ごしてきたことは私は非常に問題で、子どもの権利条約を踏まえて改正された法律の趣旨が一体どうなっているのか。数々の問題を抱えた子供たちだからこそ義務教育がより必要です。...全文を見る
○八田ひろ子君 ありがとうございます。  本当に自分たちの住んでいる地域がどういう町かを知ること、また自分たちが自主的に自分たちの町を守るということを意識を高めるためにも技術的な助言や援助というのが本当に必要であるなと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  今...全文を見る
○八田ひろ子君 確かにおっしゃるとおりなんですね。  新川の総合治水対策では、時間雨量五十ミリに対応するとした計画で、河川改修だけでなく、流域で貯留施設など二百四十五万トンを整備する緊急五か年計画というのが今取り組まれています。しかし、昨年度末ではこれは七十二万トンで、二九%の...全文を見る
○八田ひろ子君 是非そういうふうに総合的に新しい法律も作っていただきたいというふうに思うんですね。  庄内川の堤防整備率というのは他の河川と比べると今実は大幅に遅れておりまして、現状では、計算上十年に一回の確率で発生する可能性のある洪水に対してすら危険な部分が何か所かあります。...全文を見る
○八田ひろ子君 藤前干潟の保全に当たって環境省は、名古屋市に世界に誇るセンター施設をということで約束をされましたけれども、藤前干潟の魅力と本質に触れることができるのは藤前干潟を正面に見る堤防近くだということで、NGOの皆さんは、そういったセンターは、干潟に入れるような場は、新南陽...全文を見る
○八田ひろ子君 是非運動体の皆さん、世界の皆さんの意見もよく聞きながら適切に設置をしていただきますようお願いをして、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
11月14日第155回国会 参議院 総務委員会 第5号
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○八田ひろ子君 日本共産党の八田ひろ子でございます。  まず、法案の内容に関連して、扶養手当の改正について伺います。  第二子までの手当額が六千円なのに、三人目以降の子供に対する手当額は五千円ですが、同じ子供なのになぜ差別があるのか、お示しください。
○八田ひろ子君 少子化問題が深刻になっている中で、少なくとも第一子、第二子と同等に引き上げる必要があったのではないかと私は思うんですが、将来的にはそういう改善のお考えがあるんでしょうか。
○八田ひろ子君 今回のこの問題に関していえば、配偶者の扶養手当百六十億を削減をして、子供の扶養手当を四十億円増額、差引き百二十億円の削減を行うという較差マイナス、どう削減するかを考えるという中でのお考えなんですけれども、私はせめて第三子差別をやめるべきだと。これは国が率先すべきで...全文を見る
○八田ひろ子君 無論ただ働きは違法です。大変に厚労省も極悪なこういうただ働き残業を撲滅ということで今取り組んでいるんですけれども、公務の職場で現実にあるということを私は大臣が認識をしてきちんとやるべきだというふうに思うんですね。  長時間勤務の上に残業代も支払われないサービス残...全文を見る
○八田ひろ子君 胸が痛まないということですかね。私は本当にすごいなと思いますよ。  今の残業のことでいいますと、ちゃんとこの資料に、皆お届けしていますけれども、定時退庁できない理由というのは、断トツに多いのが定員不足、業務量が多いというふうに出ているんですよ。皆さんごらんくださ...全文を見る
○八田ひろ子君 慣行と言いますが、人事院のこういう勧告は初めてですし、公務員制度が戦後始まってこのような事態になるというのは、私はこんな異常事態は初めてなんですよ。天下の一大事です。そういうときに、お忙しいのは分かりますよ、しかし、忙しいとか慣行とかいうのは口実にならないと思いま...全文を見る
○八田ひろ子君 調査されたと言うけれども、影響額は把握していないと。  私は、人勧を発表するとどうなるのかというのは人事院には関係ないのかと何度も伺って非常に愕然としたんですけれども、職員団体に対しても、今日も、衆議院でも、国会に対しても、反対している人に説明しても納得してもら...全文を見る
○八田ひろ子君 国と地方公務員に対する影響額だけでも七千億ですね。先ほど人事院にお答えいただいたそのほかの特殊法人だとか恩給等とか、こういうのを足しますと一兆円を超すと思われるんですけれども、総務省の方は全体の、この七百四十万の全体の金額の影響は調査されているんでしょうか。
○八田ひろ子君 どなたに聞いても日本経済にどの程度の影響があるのか調べもしないと。だけれども、こういう方針は出すというのは私は無責任だというふうに思うんですね。  今回の法案による公務員給与の引下げが、民間労働者の賃下げにも大きく影響する賃下げの悪循環が心配をされています。これ...全文を見る
○八田ひろ子君 日本経済団体連合会の奥田会長が十一月の一日にこんなことをおっしゃっています。来年の春闘のことですけれども、公務員に賃下げの勧告が出ていることを取り上げまして、経営者がどう出るかは私の口から言わなくても分かるだろう、こういうふうに述べているんですね。公務員の賃下げが...全文を見る
○八田ひろ子君 私どもはちゃんと緊急政策を出していますよ。それで、そういうのを国会の中でも提案しているじゃないですか。それと反対のことをやっているのが片山大臣、あなたのところの内閣じゃありませんか。  大体、不況が深刻化する中で、国民に負担増を求める医療制度の改革をやって、国民...全文を見る
11月21日第155回国会 参議院 総務委員会 第7号
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○八田ひろ子君 日本共産党の八田ひろ子でございます。  我が党は、ITを国民の利益のために普及することとか、行政事務がIT技術によって便利になること、これは賛成であることは言うまでもありませんが、その立場に立ちまして今回の行政手続オンライン三法案、本当に国民の利益となるのかを議...全文を見る
○八田ひろ子君 十分意見を聞きながらというのが今最初に局長おっしゃいましたが、その説明を聞くと、一月の二十四日に都道府県の会議で述べて文書を配ったと。市町村は二週間弱のうち二月七日はもう意見の締切りなんですよね。そうしますと、市区町村の検討期間というのはそれからまた日にちが掛かり...全文を見る
○八田ひろ子君 つまり、市町村長は、住民の個人情報が不当な目的に使わせない、そういう判断をして責任を持ってそういうことをしているということですね。  じゃ、住基ネットになったときには、個別に毎回市区町村が判断をして本人確認情報を国とかあるいはその他のところに提供するんでしょうか...全文を見る
○八田ひろ子君 今の大臣のお答えは、結局、総務省なりいろんな省庁から、例えば私の個人情報をお使いになるということの場合は、本人確認がしたいという連絡は、私は住んでいるのが岡崎ですので、岡崎にはないということですよね。総務省が、地方自治情報センターのコンピューターにあらかじめ保存さ...全文を見る
○八田ひろ子君 後で伺おうと思いましたが、アクセスログのお話がありましたので。  私は決算委員会、八月の二十六日に大臣に伺いまして、大臣は私にははっきり答えられませんでしたけれども、今検討をさせるように言っておるんだという答弁がありました。今、局長がお答えになった問題ですけれど...全文を見る
○八田ひろ子君 私が三つ目に言ったのは、センターまでは今でもログの追跡はできるんです、県の中であればね。だけれども、その上の国が使うのはそういうふうになっていないから、それを大臣はそういうことができないかどうかを検討するというふうに言われたんですから、それはどうなのか、国が使うも...全文を見る
○八田ひろ子君 だから聞いているんじゃないですか。国はどうするんですかと最初から聞いているんでしょう。  大体、県までだったら分かるんだけれども国が分からないというのが最初から問題になって、そういうことも最初は想定されておりませんでしたとか、もっと前でいえば、お金が掛かるからい...全文を見る
○八田ひろ子君 結局、一義的な責任を持つ市町村が独自の判断ではセキュリティー対策のプログラムを利用するということも禁止をされているわけですよね。また、県に言って、県がセンターで相談してというのですけれども、一義的な責任のある市町村はセンターに対してでも監督命令なんというのは当然で...全文を見る
○八田ひろ子君 セキュリティー対策の問題は、やりゃいいという問題じゃなくて、できない、禁止されているというのは総務省の方でお答えになっているとおりなんですよね。だから、そういう答弁はされない方がいいと思います。  市町村の意見も、拡大をするときに実際にはよく聞かなかったというの...全文を見る
○八田ひろ子君 ドメスティック・バイオレンスの被害者の住民票のことを言っているんです。
○八田ひろ子君 私が聞いたのは、DVの問題の場合は、住所がDVを加害している夫とか親しい男性、そういう人に分かると、突き止められて命を落とすような事態が起こるからこれは教えないというのが当然なんですよ。  だから、あなた、そういうふうに今、いえ、分かってもいいんですよと、何か起...全文を見る
○八田ひろ子君 住基ネットじゃないでしょう、それは。住民票の話をしているじゃないですか。  今、変更できるからというふうに言われましたけれども、変更しても履歴は局長、保存されるんですよね。
○八田ひろ子君 四情報のことを大臣が言われたから、四情報が公開だと言うんだけれども、そうでないんですよと、それがDVですよと私は聞いているんですよ。  もう時間がなくなってしまったので次に移りますが、次は、皆さんのところにお届けをペーパー一枚、これ総務省が、いただいたもので、総...全文を見る
○八田ひろ子君 ここの図の右は霞が関WANなんでしょうけれども、下の大きく書いてあるところ、共同のシステムとか市町村とか書いてありますが、これは市町村と共同のシステムは何かほぼリンクしている同じものだそうです。ここが行う共同のシステムを、例えば運営とか管理を自治体が民間営利企業に...全文を見る
○八田ひろ子君 法的根拠もないネットワークで、しかも個人情報保護の法的担保もないシステムなので、法的にも運用の面でも、先ほど同僚議員が指摘をされたんですが、あれはLANの問題ですけれども、いろいろな問題があると思うんです。  一昨日、この委員会でも宇治市の住民データ流出事件が議...全文を見る
○八田ひろ子君 時間がないので終わりますけれども、実際にはこのシステムを使って電子認証とかそういうものを全部やるわけですね。私どもは、行政を国民の利益にかなうように効率化することやそのためのIT化というのはいいんですけれども、今日は時間がなくて全部質問できませんでしたけれども、日...全文を見る
11月28日第155回国会 参議院 総務委員会 第9号
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○八田ひろ子君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました平和祈念事業特別基金等に関する法律の一部を改正する法律案、独立行政法人通信総合研究所法の一部を改正する法律案及び地方公務員災害補償法の一部を改正する法律案の三法案すべてに反対の討論を行います。  最大の理由は、...全文を見る
12月03日第155回国会 参議院 総務委員会 第10号
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○八田ひろ子君 日本共産党の八田ひろ子でございます。  私も、この情報通信の分野、携帯電話などにおいては消費者保護、ユーザー保護対策が非常に重要だというふうに思いますので、まずお伺いしたいんですけれども、例えば携帯電話で消費者が困った場合には、大体通信事業者にまず連絡をすること...全文を見る
○八田ひろ子君 日本消費者連盟というのは、今言われた電気通信相談センターに電話が掛かりにくいという苦情が、電話がつながらない、こういうことも言っていて、体制ができていない。また、相談をしたんだけれども、業者に言うようにと言われただけで相談に乗ってもらえない、こういうのも出ているわ...全文を見る
○八田ひろ子君 国民が電気通信に不安を持たないよう、そういうものを払拭する体制というのがいろいろ必要ではないかなというふうに思いますので、是非お願いしたいと思います。  次に、電気通信事業者の問題について伺います。  NTTの十一万リストラで、NTT本体に残った労働者の広域配...全文を見る
○八田ひろ子君 本当に法の目的、労働者の雇用の継続と職業と家庭生活の両立ですね、これを踏まえて配慮義務というのがあるわけです。ところが、育児や介護の責任を負うNTTの労働者に対して、この転居が必要な広域配転が大規模に行われていて、非常に困っている方が多い。  お手元の二枚目の資...全文を見る
○八田ひろ子君 今日、皆さんに表をお配りをしたのは、今言った例だけでなくて、育児・介護責任のある労働者の意向をしんしゃくせずに広域配転が、これ一枚だけですけれども、一杯あるんですね。  例えば、この真ん中にあります、北海道の方があるんですけれども、北海道支店総務部人事労働担当課...全文を見る
○八田ひろ子君 本当にそうなんですね。  私、大臣に、NTTというのは国が大株主で、法によって総務大臣も監督命令出せるし、報告も聴取できる、公的責任を有する日本を代表する大企業なんですね。そういう会社が、日本が批准しているILOの百五十六号条約が求める仕事と家庭の両立を目指した...全文を見る
12月04日第155回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第3号
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○八田ひろ子君 日本共産党の八田ひろ子でございます。  まず、公職選挙法改正案において提案されているものの一つに、政治活動用ポスターの撤去義務、こういうふうになっておりますが、まず、この撤去義務が掛けられると実際はどうなるのか。従来どおり、それから規制が掛かってできなくなるとこ...全文を見る
○八田ひろ子君 今までと違うところ、これは今の御説明で分かるんですけれども、従来どおりというのは、市会議員、町村会議員ですか、この選挙で政党、政治活動のポスターでも候補者の名前が載っていない、そういう政治活動用ポスターというのは選挙期間中も従来どおりと、こういうふうに理解していい...全文を見る
○八田ひろ子君 そういう確認団体の選挙でない場合だけがある場合は政治活動用ポスターは従前どおり自由だということですね。  そこで伺いたいんですけれども、前回の改正で、国政選挙、衆議院、参議院ですね、それから都道府県議会選挙など、政治活動用ポスターの撤去義務が課せられたわけなんで...全文を見る
○八田ひろ子君 明確な規制の根拠がないということが、私は当初の、前回の改正のときですね、そういうので、それをまた拡大するということがそもそもおかしいというふうに思っているわけです。本来、根拠があるものがこういう法律をいいことだからもっと拡大しようというなら分かるんですけれども、そ...全文を見る
○八田ひろ子君 具体的な中身は示せないということですね。  有権者にとって理解しにくいというのは、やはり規制が多い、べからず選挙法ということで、そっちの方が分かりにくくしているというふうに私たちは思うわけなんですね。どちらかにそろえないとそういうふうになるというのでしたら、その...全文を見る
○八田ひろ子君 根底になる根拠が何もないということでは理解できないわけで、そもそも政治活動の自由という角度から考えますと、規制は必要最小限で、規制以外に対策が取れない場合に限定的でなくてはならないと私ども考えるわけで、この確認団体制度で選挙期間中の政治活動が規制されているのは国政...全文を見る
○八田ひろ子君 選挙は民主政治の根本ですし、国会の中では、法律は各党各会派が中心になって進めることは基本だというのはそのとおりだと私たちも思います。  しかし、今、いろんな政党を支持しない無党派と言われる方たちも広がっていまして、そういう方々の声や要望というのは、今答弁にもあり...全文を見る
○八田ひろ子君 今日の議論の中でも、今までの超党派での会議なんかやっていても、ほかの党は与党の公明党さんも含めて、みんな十八歳選挙権ということをおっしゃっていますから、やっぱり社会を構成する成人として一人前の法的、社会的な責任を若い人に求めることは、日本の未来にとっても私、重要な...全文を見る
○八田ひろ子君 国費で出していただいているということなんですが、これ大臣に通告していなかったんですけれども、私、選挙のお知らせで、公報と違うんですよ。しかも、前回の参議院選挙で選挙方法が非拘束名簿方式に変わりましたでしょう。そうしますと、これまで政党名とか略称、略歴、代表名のほか...全文を見る
○八田ひろ子君 大臣が大好きな今IT時代と言われていまして、そういう機器でできることは機器でやって、人手も掛かるとは思いますけれども、私は障害者の参政権の保障という角度から、テープとか大きい活字も含めてですけれども、検討をしていただきたいと。  次に、寝たきりの方の投票ですね、...全文を見る
○八田ひろ子君 御丁寧な答弁で時間がなくなってしまいましたが、先ほど私お示しした高浜市でも、実は住民投票の中で十八歳以上の未成年とか永住外国人だけじゃなく、介護保険の重度四ですね、介護度四、それから最重度五、こういう方にも郵送による不在者投票の拡大をしているんです。時代が今どんど...全文を見る
○八田ひろ子君 終わります。
12月09日第155回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○八田ひろ子君 日本共産党の八田ひろ子でございます。  今日は長時間労働とサービス残業について総理に質問します。  昨年七月にトヨタ自動車におけるサービス残業が摘発されて、新聞報道を契機に豊田労働基準監督署、ここが管内のサービス残業、長時間労働の実態について調査、これは自主点...全文を見る
○八田ひろ子君 今、総理、長時間労働がすごい、三千六百五十時間、このお話をちょっと聞いているんですけれども、その次のページ、めくってくださいますか。③と書いてあるところ。  これもやはり豊田の労基署の資料なんですけれども、これ一番上を見ていただくと、これ相談や訴えがすごく、サー...全文を見る
○八田ひろ子君 本当に深刻なんですよね。  それで、大臣告示というのが出されまして、残業の問題ですね、一か月に四十五時間、一年間に三百六十時間、こういうのが告示であるんです。  ところが、この④、次のページの資料を見ていただきますと、これは厚労省の調査です。一年の特別延長時間...全文を見る
○八田ひろ子君 サービス残業聞いていません。労働時間のことしか聞いていません。
○八田ひろ子君 私、副大臣を呼んでいませんが、今、事務方みたいに御説明をいただいて、それで上限を決めるのはいかがかというふうにおっしゃったんですけれども、私、総理、政治家として、今、長時間労働の実態を実際に労基署が調べた中身、これはマスコミにも出ていて、地域の人もみんな知っていま...全文を見る
○八田ひろ子君 総理、本当に深刻に受け止めていただいていますか。  平均とかそういう問題じゃないんですよ。三千六百五十時間も働く事態、最初お話ししたとき、ちょっとどうもお分かりいただけないみたいだったんですけれども、過労死して助けてと、大変だというときなんですよ。だから、私はき...全文を見る
○八田ひろ子君 時間が終わりましたのでこれで終わりますが、違法状態が野放しにされて、政府の方針が無視されていても、本当に打つ手がないようなこういう状況、私は、深刻に受け止めてまだいただいてないんじゃないかと、総理に。これ、本当に深刻に受け止めて手を打っていただきたいとお願いをして...全文を見る
○八田ひろ子君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました平成十一年度、平成十二年度決算外二件を是認することに反対、平成十一年度、平成十二年度国有財産増減及び現在額総計算書を是認することに反対、平成十一年度、平成十二年度国有財産無償貸付状況総計算書を是認することに賛成、...全文を見る