八田ひろ子

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八田ひろ子の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月04日第159回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○八田ひろ子君 日本共産党の八田ひろ子でございます。  イラクへの自衛隊派兵問題について質問をいたします。  イラクへの自衛隊派兵は、イラク戦争の大義が根本から問われ、憲法との関係、国会と国民への説明など、あらゆる点でその根拠が崩れております。衆議院の審議では、派兵の根拠をも...全文を見る
○八田ひろ子君 防衛庁長官は、一月十六日に派遣予定先のサマーワの現地の治安状況等を調査するために先遣隊の派遣を命令しました。この先遣隊がサマーワの現地に入り調査活動を始めたとき、これは何月何日の何時ぐらいなんでしょうか。
○八田ひろ子君 今、分かるところでいい。今、分かるところで、調査活動がいつごろか、何月何日かをお示しください。
○八田ひろ子君 現地時間で朝なんですか、二十日の。
○八田ひろ子君 現地時間では一月十九日の夜九時到着というふうに報道されていますが、違うんですか。
○八田ひろ子君 質問している間にまた調べておいていただければいいんですけれども、私が今伺いましたのは、何時ぐらいに調査が始まったのかというのを知りたいわけですね。  私、ここに、最新のイラク情報と陸自派遣の調整状況等についてと、こういう文書があります。衆議院でも大きく問題になり...全文を見る
○八田ひろ子君 イラクの現地時間では二十日の午前六時二十分ぐらいですね。  そうしますと、先遣隊がサマーワ入りしたのが十九日の夜。さっき言われましたね。九時だというふうに言われているんですけれども、一夜明けて、先遣隊が現地で活動を開始しようとしてきたときに、この文書のやり取りが...全文を見る
○八田ひろ子君 どういう答弁ですか、それは。  あのね、私たちは衆議院で、大臣にも、総理大臣にもこの文書を渡しました。そして、ここにファクスの通信記録があるというのをお見せしました。  ファクスの通信記録を外務省と防衛庁は調べられたんですか。調べればすぐ分かるじゃないですか。
○八田ひろ子君 あなたは強弁されますけれども、ここに何月何日というふうに時間までずっと書いてあるので、その送信記録のそれだというのがはっきり分かるじゃないですか。  大体、私はこれを本当にひどい話だというふうに思うんですよね。今もおっしゃいましたけれども、報告書作成過程でこうい...全文を見る
○八田ひろ子君 質問に答えてくださいよ、質問に。委員長、質問に答えてください、質問。
○八田ひろ子君 私は、議長にコメントを会って取りなさいというふうに指示したんですかって聞いているだけです。
○八田ひろ子君 そうすると、サマーワ市の評議会の議長に会ってコメント取れというのは指示はなかったということですか。
○八田ひろ子君 具体的なことで聞きます。  この文書を、今おっしゃるので、拡大コピーをしてまいりました。(資料を示す)  ここのところでは、連合軍、これ治安のところですけれども、連合軍、通過中の米軍等車列、パトロール中のオランダ軍に対する襲撃等の発生件数六件と。これ五月一日か...全文を見る
○八田ひろ子君 実はこっちの書類には公表不可と書いてあるんです。今の答弁を伺って、ああ正にこれが、さっき真贋がって言われたんですけれども、そのとおりだなというように思いました。なぜかというと、アメリカは公表しているんですよね。国防総省のホームページでもやっていますし、第七のところ...全文を見る
○八田ひろ子君 答弁になっていないんですよ。  先遣隊の報告を受けて慎重の上にも慎重に判断とおっしゃっているんですよね。結局、派兵先にありきと、こういうふうになっているから、派兵決定の前提としたサマーワの治安にかかわる総理答弁、撤回せざるを得なくなったんじゃないでしょうか。 ...全文を見る
○八田ひろ子君 C130はアメリカ軍の物資や武装した兵士も運ぶわけですね。
○八田ひろ子君 アメリカ軍の物資や武装した兵士も運びますか。
○八田ひろ子君 アメリカ軍の物資や武装した兵士も運びます。  これはだれに頼まれて運ぶんですか。
○八田ひろ子君 どこに要請されるんでしょう。どこから要請されるんでしょう。
○八田ひろ子君 物を運ぶんですから、米兵だったらアメリカ軍に頼まれるんじゃないんですか。アメリカ軍の物資だったらアメリカ軍じゃないんですか。それとも、NGOに頼まれるとNGOのを運ぶんですか。
○八田ひろ子君 どこからというのが大事なんですよね。ニーズはどこから出てくるのか。だって、私の地元でもセイブ・イラクチルドレンが子供さんを連れてきて治療をしようとやっているんですけれども、注射針さえ満足にない。そういうニーズ、一杯あるんですけれども、そういうNGOからそういうのを...全文を見る
○八田ひろ子君 NGOに届けるわけでないので、米軍だったら、米軍の荷物はどこから出てくるんですか、運べという要請が。
○八田ひろ子君 よく分かりませんね。  要するに、今のお話ですと、米軍のニーズがあれば米軍や連合軍の物資や兵員をC130が輸送すると、そういうことでいいんですか。
○八田ひろ子君 分かりました。米軍のニーズがあれば、米軍、連合軍の物資や兵員を輸送すると。  それをどこへ輸送するかということなんですけれども、C130は、クウェートの空軍基地のアリ・アルサレム米軍基地ですね、これに駐留するようですが、そこを拠点としてどういうところへ輸送するん...全文を見る
○八田ひろ子君 今四つというふうにおっしゃいましたが、ここ、ちょっと地図を持ってきましたが、(図表掲示)クウェートから出て、バスラ、バグダッド、バラド、モースル、こういう飛行場に行くということですか。
○八田ひろ子君 どこでも行くと、そういうことを……
○八田ひろ子君 はい、ごめんなさい。  これ、持ってきましたのは国防総省の、アメリカの、ホームページで、アメリカはいろんな掃討作戦といって空爆とか銃撃やっているんですけれども、この赤く囲んだのはこれは砂漠のサソリ作戦と名付けられた、囲まれたところなんですね。  そうしますと、...全文を見る
○八田ひろ子君 そんなこと言っていませんでしょう。私は、こういう地域に運ぶんですか、アメリカ軍の物資とかアメリカの兵隊さんをと聞いているんです。
○八田ひろ子君 可能性を聞いているんです。
○八田ひろ子君 そういうことを聞いていませんでしょう。こういう地域に、アメリカのニーズがあれば、アメリカの軍隊の物資とかそれから兵隊さんを運ぶんですねと聞いているだけで、それ単純なこと聞いているんですけれども。
○八田ひろ子君 何かちっともふんとは言ってくださらないんですけれども、要するにやることがあるんだと、可能性はありますということですね。
○八田ひろ子君 調整なんて聞いてないんですけれども、総理、総理に伺います。結局、今の御説明を聞いていると、米軍のニーズがあると、米軍に依頼されて行くわけじゃないというふうに言われますけれども、米軍の物資それから武装兵士を米軍の管理する飛行場ですね、これ全部、こういうところに運ぶと...全文を見る
○八田ひろ子君 米軍の兵員も運ぶ、武装をした米軍ですね、戦車砲だとか、そういう米軍も運ぶ、イラク全土の米軍の管理する基地に米軍の必要なものをピストン輸送する、これは幾らおっしゃってもこれだけ見たら人道復興支援なのかなと、みんなおかしいと思いますよ。  しかも、この地域というのは...全文を見る
○八田ひろ子君 掃討作戦のための物資だって運ぶってさっき言ったじゃないですか。軍事物資運ぶって言ったじゃないですか。掃討作戦に行くアメリカ軍だって武装したまま運ぶって言ったじゃないですか。そんなのは占領の一翼を担う自衛隊の活動ですよ。憲法九条と真っ向から反するじゃないですか。 ...全文を見る
03月12日第159回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○八田ひろ子君 日本共産党の八田ひろ子でございます。  坂口厚生労働大臣に伺います。  まず最初に、お配りをしておりますこの資料の、ホチキスで留めてあるのの四枚目をごらんください。これは、鹿児島県の医師会からファクスで鹿児島県下の各医師に今月の三月一日、あ、済みません、これの...全文を見る
○八田ひろ子君 政治連盟とおっしゃいますけれども、実際そうなっていませんでしょう。医師会のファクスで送って診療報酬口座からの引き落とし、医師会の業務そのものではありませんか。  鹿児島だけでも医師会のA会員というのは一千二百余名あるということですが、これで一千二百万円です。全国...全文を見る
○八田ひろ子君 だれが見ても一体だと思いますよ。こういうことを正さなきゃいけません。まず一体どうなっているか、全国ちゃんと調べるべきだと思いますが、大臣、どうですか。
○八田ひろ子君 この資料は、自民党が医師会という公益団体を下請として使って、組織的にもお金も一体となって集める、驚くべき選挙をやっている、このことを証明していると私は思うんですね。だから、きちっとやめさせるべきなんですよ。指摘されてもどうなっているのか調査さえしないという、そうい...全文を見る
○八田ひろ子君 全く私の見解とも一致しております。  そこで、具体的な例で順次伺っていきたいと思うんですね。アルミ製造主力メーカー住友軽金属名古屋製造所というところでは、高温の中で長時間変形労働があるわけですが、この会社、九三年から二〇〇二年までの間に四割の労働者削減で、余裕の...全文を見る
○八田ひろ子君 資料の二枚目を見ていただきたいんですが、ここは名古屋製造所だけで二〇〇〇年から今年の二月までに七十件の労災事故、二枚目ですね。新たに労災認定の訴えも出ていて、死亡災害は四人。このほかにも在職死亡が七名、労災、在職死が多いんですね。  その原因は、私は高温の中で二...全文を見る
○八田ひろ子君 この工場内のアルミ製造ラインの職場では、一昨年の夏に二十一日間の気温を測ったところ、四十度を超えた日が五日で、三十五度を超えた日が十二日です。上司は、もっと高いところが一杯あると取り合わないんですけれども、確かに、圧延職場では四十六度から四十九度なんですけれども、...全文を見る
○八田ひろ子君 ここに中央労働災害防止協会のパンフレットがあるんですけれども、ここではWBGTの基準を示しているんですけれども、これはどうですか。
○八田ひろ子君 今の資料の三枚目をごらんいただくと、局長の読まれた上のところですね、ここに、熱中症を予防するためにはWBGTを測定して暑熱の程度を知り、適切に管理することが必要である、日本産業衛生学会も勧告しているんですね。局長が言われたこのパンフレットも労働省の監修なんですけれ...全文を見る
○八田ひろ子君 是非そうしていただきたいんですね。高温での長時間変形労働時間そのものも規制する、こうしないと人たるに値するとさっきおっしゃった労働基準法の根本も守れませんし、政府がきちんと責任を持っていただきたいとお願いしておきます。  もう一つの観点ですが、残業なんです。残業...全文を見る
○八田ひろ子君 そうなんですよね。  それで、この生活サイクル表をもう一度見ていただきたいんですけれども、(資料提示)昼と夜の二交代で二十四時間をこれ操業しているわけですね。こんなようなところは、二交代でやっているところはほかのアルミメーカーないんです。  生活サイクル表のこ...全文を見る
○八田ひろ子君 大臣に伺いたいんです。  昼勤には、この方は三食、会社なんですよ。実際に拘束十三時間で、おふろとかいろいろありますからね、三回食事を会社でしなければいけない。こういう残業の組み込まれ方って、どう思われます。
○八田ひろ子君 大臣、労使で話合いに任していては労働者が守れないから労働基準法を作ったんだって書いてあるじゃないですか。さっき第一条の精神、あなたはおっしゃったじゃないですか。厚生労働省は所定外労働を減らすために変形労働制を活用するんだって、パンフレットまで出していますよ。ところ...全文を見る
○八田ひろ子君 労働基準法にのっとって人間らしくまともに暮らせる働き方のルール作り、促進をさせていただきたい、これを申し上げまして、関連質問に譲ります。
03月18日第159回国会 参議院 総務委員会 第3号
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○八田ひろ子君 日本共産党の八田ひろ子でございます。  まず最初に、総務大臣に三位一体改革の全体像について伺っていきたいと思います。  今日も午前中から、また新聞報道でもいろいろと、今年から三年間で四兆円の補助負担金を削減をして、住民税で地方に税源移譲して三兆円、そういう、三...全文を見る
○八田ひろ子君 スリム化とおっしゃいますけれども、今日はまた後で具体的にいろいろと伺うんですけれども、仕事は増えるばっかりなんですよね。財源をまた考えるといっても、それは生易しいものではなくて、必要で不可欠な補助金や負担金が削減をされて、そういう行政水準を保ちたければ何か考えろと...全文を見る
○八田ひろ子君 個別に相談してきたところには相談乗りますみたいに、私の聞き違いならいいんですけれども、そういう問題じゃないと思うんですね、今の問題というのは。朝からも七兆円の交付税の削減なんかのお話が出ていて、今日の新聞にも、この三位一体で財源不足を補う交付税、臨時財政対策債が一...全文を見る
○八田ひろ子君 グリーン化税と、それから自動車取得税の方の低燃費特例ですね。それも両方ともが大気汚染、環境対策だということですが、このグリーン化税の方なんですけれども、減税額と増税額が同じ、税制中立だと今御説明があったんですが、実態として増税額、減税額、その収支をお示しください。
○八田ひろ子君 大変な減税なんですけれども、それが大気汚染の改善という目的にどうつながっているかというのが問題だと思うんですね。  今日は環境省に来ていただいていますけれども、大気汚染の実態としてはどうなっているんでしょうか。
○八田ひろ子君 新しい車を買えば多少良くなったかもしれないけれども、その効果は分からない。現実に、各地で定時定点をやっております道路測定では改善が見られないと。ディーゼル車をストップした東京では知事がこんなに改善したというふうに言っていますけれども、オールジャパンで見るとこのグリ...全文を見る
○八田ひろ子君 こちらの方も先ほど環境省のお示しになったように、新車販売、これは六割を超えて優遇措置を受けておられるということで、新しい車を買うときの減税になっているんですね。大気汚染の方でどうかというとまだ効果は現れないということなんですけれども、やっぱりこれではメーカーの新車...全文を見る
○八田ひろ子君 御努力は買うんですけれども、その四十億円というのはもう六月でもう一杯になっちゃったんですね。今四十八億にしたと。今年度また四十億なんですよね。だから、別に税制中立とかそんなことを私言いませんけれども、やっぱり必要じゃないかと。  いろんな自治体では実はディーゼル...全文を見る
○八田ひろ子君 さっきから税金の減税と重課税の話を聞いていますでしょう。だから、こういうふうで非常に税金も掛かるし、あるいは拒否されちゃうとかというのがあるものですから、やっぱり地元の自治体からすれば、そういった事業者が倒産したりもう仕事をしなくなっちゃったら税金も入ってこなくな...全文を見る
○八田ひろ子君 税金は、もうかったところ、お金のたくさんあるところからきちんと取っていただくというのが大事だと思うんですね。  自由度というんでしたら、法人の場合でもやっぱりきちんとそういうのは撤廃する。法人事業税は外形部分もありますけれども、それは四分の一ですよね。事業税にせ...全文を見る
○八田ひろ子君 何か説得力ないと思うんですね。  地方自治体で導入した外形標準課税でも、地方独自のものなんですよね。地方は地方としてどうあるべきか、こういう検討をこういうときにきちんとしていただかないといかぬと思うんです。  例えばこれは反対のことなんですけれども、もうお金が...全文を見る
○八田ひろ子君 何か財務省みたいなことをおっしゃいますけれども、地方自治体というのは住民の生活と直接向き合って行政やっているわけですよね。だから、この財政運営、お金の勘定というだけじゃなくて、住民の生活への影響というのがもろに受けるわけですから、やっぱりそういうことはきちんと地方...全文を見る
○八田ひろ子君 調整機能と財源保障機能。調整機能と財源保障機能。
○八田ひろ子君 本当にこの原則というのをしっかりと守っていただきたいと。先ほどちょっと新聞記事で、要するにこの交付税交付金を減らしていこうという、そういう財務省の今日の朝の議論でもあったんですけれども、そういうところからやっぱり地方の皆さん方というのは、非常に一体何を国は考えてお...全文を見る
○八田ひろ子君 ありがとうございました。  私も、今お答えいただいたものの資料を皆さんのお手元の資料の四ページ目と五ページ目に付けてあるんですけれども、確かに各自治体が非常に努力をされて、今御説明があったようにすべての自治体、これ町村合併で自治体の数が減ってきているので数字が減...全文を見る
○八田ひろ子君 時間外や休日、深夜の診療が多い子供さんの診療を保障するというのは、私はいいことだと思うんですね。ただ、これで医療費が多くなるんですね、窓口で支払うのが。で、こういうふうに今のこの無料をずっとやっていますと、自治体の負担が多くなるということなんです。自治体が、これ年...全文を見る
○八田ひろ子君 丸々駄目だなと言えない、これは全国すべての自治体でやっているという、必要があるということなんですよ。だから、やっぱり必要のあることは、必要があってみんながもうどんどんと拡大しているということは、こう算定すべきだと私は思うんです。だから、今日ちょっと時間がありません...全文を見る
○八田ひろ子君 実態に見合うかどうかが今日の私の質問のテーマなんですね。このいただいた資料の十一ページに、そこ、職員給与単価表がありますね。これといろんな法令に従って、三枚目の資料をごらんいただけますか。私、これを計算をしてみました。  B職員という、十一ページの一番下にあると...全文を見る
○八田ひろ子君 正規の時間。
○八田ひろ子君 実態と懸け離れています。  交付税の算定基準というのは、これだけの仕事をするのにこれだけの定数が要るというふうに算定されて、それでここの数字が、これは私が持ってきたんじゃなくて、総務省が出された数字ですからね。  実際には、地方公務員の勤務時間短縮方策に関する...全文を見る
○八田ひろ子君 マクロで定めても実態をつかんでいなくて、今、だから今の総務大臣のようなお答えが出てくるんです。  私は、二〇〇一年も片山大臣のときに、公務員の労働時間をきちんと短くする、さっきの総務大臣がおっしゃったような、そういうので質問をしまして、そのときも実態が分からない...全文を見る
○八田ひろ子君 本当に深刻に受け止め、積極的に取り組んでいただきたいんです。  今回の法改正で地方の業務というのは明らかに増えるんですが、そのような認識が総務省の中にあるのかどうか。どんな部分で増えて、それにどう対応されようとしているのか、お示しください。
○八田ひろ子君 その対応はどうですか。財政的支援が私は必要で、今、特交であの民間シェルターの部分をやっているんですけれども、このように業務が増えるということになるとやっぱり総務省も考えるべきだと思いますが、その点ではいかがでしょう。
○八田ひろ子君 DV被害者の人権や安全を第一にした施策が充実を地方ができるように、私はきちんと検討していただきたいと思います。  そこで、DVにかかわる具体的な問題の一つとして、住基法では住基四情報は原則公開だとしていますけれども、DV被害者の住所が加害者に漏れますと命や安全上...全文を見る
○八田ひろ子君 終わります。
03月24日第159回国会 参議院 総務委員会 第5号
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○八田ひろ子君 日本共産党の八田ひろ子でございます。  まず初めに、愛知県瀬戸市にあります愛知職業リハビリテーション自動車教習所について伺います。  この自動車教習所は、宿泊施設を備え、医師の健康管理を伴う施設としては全国唯一の教習所として設置されたもので、公安委員会指定の全...全文を見る
○八田ひろ子君 機能を有効活用できるように検討していると、こういうふうに総理大臣がおっしゃったわけなんですよね。  二月に実は新聞報道がありまして、独立行政法人化する、廃止の危機と、こう言われて、また三月十八日には、また違う新聞報道がありまして、運営は半年間延長へと、こういうふ...全文を見る
○八田ひろ子君 ずっと検討し続けているということなんですかね。  今日皆さんにお配りしましたこのホームページですけれども、障害があるからあきらめておられませんかと、「あきらめないで相談を」と、「体の不自由な方のための自動車教習所です。」と。  私もこの施設伺ってきましたけれど...全文を見る
○八田ひろ子君 これは予算委員会で私、厚労大臣にも聞いたんですが、人間として尊厳を保てる仕事を目指そうと。これは日本の労働基準法第一条第一項等も相共通する、人たるに値する生活を営むための労働、これと共通しているということなんですけれども。
○八田ひろ子君 やっぱり国にも責任ある、ILOがディーセントワークを提唱していまして、まだ適当な日本語訳ができていないんじゃないかと私は思うんですね。ジェンダーイコールも日本で言うと男女共同参画と、こういうふうに法律の名前にはなっているものですから、そういう世界の流れということだ...全文を見る
○八田ひろ子君 そうなんですね。  そこで、男女共同参画社会実現のために仕事と家庭の両立が非常に大事だと思いますが、その点ではいかがでしょうか。
○八田ひろ子君 本当にそれが実現できる、そうあってほしいなと私も思い、その推進のために国会は責務を果たさなければいけないなと思っています。  そこで、厚生労働省にもおいでいただいておりますけれども、男女共同参画社会、これは内閣の最重要課題というふうに位置付けられているんですけれ...全文を見る
○八田ひろ子君 ありがとうございました。会社は労働者の配置に当たっては介護の状況に配慮しなければならない。介護の責任を持つ労働者と一口に言いましても個別にいろんな事情が違うんですね。  そこで、今日は大臣に三人の方の例をお示ししながら伺っていきたいと思います。  とりわけこの...全文を見る
○八田ひろ子君 私、大臣に配転の是非を聞いているんじゃなくて、こういう方の例をどう思われるかとさっき質問したんですね。  今、NTTの出向規定というのがあるんですよ、おっしゃるように出向規定。NTTはいろんな会社が、持ち株会社でいろんな会社がありますでしょう。これの社長達第三十...全文を見る
○八田ひろ子君 NTTだから私は総務大臣に伺っているんです。それは最初に申し上げましたでしょう。  このような例の場合、配転が長期化するにつれて、経済的には無論ですけれども、御本人や家族の心身に耐え難い苦痛というのが拡大するんですよ。そうであるからこそ日本ではきちんと法律も作っ...全文を見る
○八田ひろ子君 はい。  やっぱり、そもそもこの方々の労働契約そのものは勤務地域が限定されて職種も限定されているのに、遠隔地配転だと。  私、一番問題にしているのは、介護を、親をほかっておけないからと言ったら、じゃ辞めろというような、そういう嫌がらせとも受け取れるような中身を...全文を見る
03月30日第159回国会 参議院 総務委員会 第8号
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○八田ひろ子君 日本共産党の八田ひろ子でございます。今日は、放送倫理の問題について伺います。  私は、放送によって人権が侵害されること、あってはならない、これはNHKや民放、放送界も一致した意見だというふうに思います。ですからこそ、自主的に放送と人権等権利に関する委員会、BRC...全文を見る
○八田ひろ子君 放送と人権等権利に関する委員会、性格は今も続いている。NHKと民放により設立された第三者機関ということだそうです。  そこで、NHK教育テレビで二〇〇一年に放映されましたETV2001「問われる戦時性暴力」の番組改変問題についてであります。この番組については、過...全文を見る
○八田ひろ子君 ありがとうございます。  私、この番組の問題については、公共放送が外部からの不当な圧力に屈して国際的に見ても非常識と受け取られるものになってはならないこと、そして科学的で客観的、公正中立で人権を守る立場での放送を求めて、この委員会でも海老沢会長に伺ってまいりまし...全文を見る
○八田ひろ子君 なかなか具体的に分かりません。  NHKのホームページには、放送倫理のため、放送と人権等権利に関する委員会、BRCの見解を重く受け止め、自主的に対応しますというふうに書かれているんですけれども、私、本当に真摯に受け止めておられるかなというふうに思いますし、国民に...全文を見る
○八田ひろ子君 やっぱりNHKが編集をしたわけですよね。さっき裁判のことを言われて、今日、裁判のことを聞くつもりはございませんでしたけれども、取材相手の信頼侵害ということで、制作が三層構造になっているという矛盾も大きくあるわけなんですけれども。  今日私が伺っているのは、結局N...全文を見る
○八田ひろ子君 海老沢会長、これは、この放送倫理違反の問題は、今日私、初めて伺うわけなんですけれども、編集による改変を行ったのはNHK自身です。この放送ガイドライン、NHKさんの放送ガイドラインというのは確かに立派というのか当たり前のことが書いてあって、これなら安心だなという線だ...全文を見る
○八田ひろ子君 会長、私は、放送倫理違反を指摘されてそれについてどうですかという質問をさっきからずっとしているんですよ。ところが、それについて真摯にお答えになっていないように私は受け取れるんです。  今日はもう時間がありませんけれども、さっきから裁判のことをおっしゃっています。...全文を見る
04月08日第159回国会 参議院 総務委員会 第10号
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○八田ひろ子君 日本共産党の八田ひろ子でございます。  今回の消防法の改正によって住宅用の火災警報器等の設置、維持が義務付けられるわけですが、この火災警報器は、地域の安全・安心に関する懇話会、昨年の十二月に提言が出されたわけですが、この中でも、五千九百八十円から二万四千円程度、...全文を見る
○八田ひろ子君 在宅福祉事業補助金に該当させて障害者や独り暮らしの低所得のお年寄りに必ず設置できるようにしていただくということは私も大変いいことだというふうに思うんですね。  しかし、そうしますと、法が施行されてすぐに申込みをすると、当然、予算の裏付けということも大事になります...全文を見る
○八田ひろ子君 今回の場合ですと、国民の皆さんの負担も多くなるわけなんですけれども、消防署自体も新しい仕事が、点検だとか維持管理をきちんとしてもらわなくちゃいけませんですね、国民の、そうしないと効果がないわけですから。そういう、今までより仕事が多くなるように思って、それがこの自主...全文を見る
○八田ひろ子君 この警報器も一定の水準までは非常に効果があるんですけれども、それ以上はという限界のあるものだと思うんですね。  そこで、伺いたいと思うんですけれども、やっぱり火事で亡くなる方を少なくするという目的で一番大きな問題は消防活動での初動だというふうにいつも私どもは御説...全文を見る
○八田ひろ子君 私、そのことを今日はグラフにしてまいりまして、皆さんのお手元には小さいのもお届けしていますので、ごらんいただきますと、(資料提示)これ、どういうグラフかといいますと、通報を受けてから、真ん中の紺色のところが五分以内に到着をした、こういうあれで、一九九二年から、いた...全文を見る
○八田ひろ子君 やっぱり初動の遅れを改善する、死者が多くなったというお話もあって、いろいろ社会的な状況があったとしても、やっぱりこれを最優先課題として短くするということについてやはり本腰入れて取り組んでいただきたいですし、そういうことについてはどうなんでしょうか。
○八田ひろ子君 ハイテク化も無論結構で、とりわけ都市化のところはそうしていただかないと駄目だと思うんですが、郡部では広域化で非常に遅くなるということもありますので、やはりもうちょっと研究していただきたいなと思うものであります。  次に、石油コンビナートの防災や大企業による重大災...全文を見る
○八田ひろ子君 この二つの事故原因と再発防止策はどうお考えでしょうか。
○八田ひろ子君 八か月たってもまだ分からないというのはそれだけ大きな災害なのかなというふうに思いますが、今言われたエクソンモービルの場合は職員の三分の二が下請や派遣になっていて、そこの責任者という方にも私、すぐ調査に入ってお話を聞いたり現場を見せていただいたんですけれども、自分の...全文を見る
○八田ひろ子君 大臣にも私、関係省庁との連絡会議もあるものですから伺いたいんですけれども、こういう大企業の災害というのは起こっちゃってからでは本当に大変なことになるわけで、また重大災害になるわけですね。新日鉄名古屋でも、コークスオーブンガスはこれ可燃性ガスで、今まで一度もこういう...全文を見る
○八田ひろ子君 はい。企業の社会的責任、目先の利益だけで、やっぱり日本の産業、経済だとか、地域、住民、労働者の命を粗末にするようなことはあってはならないので、消防担当大臣として是非きちんと言っていただきたいと思いますし、今回の法改正で、行政のチェック機能の強化、強制力を持って命令...全文を見る
04月12日第159回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○八田ひろ子君 日本共産党の八田ひろ子でございます。  今日は徳山ダムの建設について質問をいたします。  徳山ダムは自然豊かな木曽三川の一つ、揖斐川の最上流で、福井県との境、岐阜県に建築中のものであります。ダムの高さが百六十一メートル、国内三番目で名古屋城の三・三倍、総貯水量...全文を見る
○八田ひろ子君 疑惑が、私ども指摘しているんですから、私は調査をされるべきだというふうに思うんですね。  次に、公正取引委員会に伺いますけれども、談合の疑惑を持たざるを得ないというのはこの本体工事だけではありません。次、ずっとめくっていただきますと、関連工事も濃厚だと思うんです...全文を見る
○八田ひろ子君 今ごらんになったばかりなのでよく分からないかもしれませんが、平成十四年度、今日の決算のところですね、そこでは九割でないのもあるんですが、平成十五年度になるとまた九割、一番少ないところで八七・六%ですから、よく精査をしていただいて、調査をしていただきたいと思うんです...全文を見る
○八田ひろ子君 もう時間がないので通告しているこの質問ができなくて残念なんですけれども、やっぱりこういう疑惑は、国民に疑惑を持たれないという態度をしっかりと示して、調査いただきたい。  それから、利水の問題でもこのダムは非常に問題で、今水利権の返上が岐阜県からも愛知県からも名古...全文を見る
04月15日第159回国会 参議院 総務委員会 第12号
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○八田ひろ子君 日本共産党の八田ひろ子でございます。  ただいま議題となりました地方公務員法及び地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律の一部を改正する法律案に対して、反対の討論を行います。  まず、地方公務員法の改正部分については、人事機関が職員の苦痛、苦情を処理...全文を見る
04月22日第159回国会 参議院 総務委員会 第14号
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○八田ひろ子君 日本共産党の八田ひろ子でございます。  まず、総務大臣に一つ伺いたいと思うんですけれども、定員法というのは各省庁の定員の総数を最高限度として法定され、国家公務員数の膨脹を抑制するんだと、こういうふうに言われているわけなんですけれども、前回のこの法律の改正時、参議...全文を見る
○八田ひろ子君 心配があるから聞いているわけで、三月三十一日までは、今回の定員減の中心的な部分、大学だとかあるいは国立病院というのは公務員の定数の中に入っているわけですよね。だから、この法律を変えるということになるわけです。  そこで、局長、その附帯決議、参議院の、これに基づく...全文を見る
○八田ひろ子君 真に必要な分野についてはきちんと増員が必要だということなんですけれども、大臣にどうしてそういうことを伺ったかといいますと、今日も議論になっているんですけれども、実際に昨年の七月一日現在で二十三万二千六十九人も非常勤職員、定員外の職員が働いているわけですよね。やっぱ...全文を見る
○八田ひろ子君 やっぱりそれは実態と合わないと思うんですね。  ここの調査室からいただきました資料を見ましても、各国の人口千人当たりの公的部門における職員数の国際比較というのがありますよね。これで見ましても、ここに挙げられているヨーロッパとかアメリカ、どこと比べても日本の公務職...全文を見る
○八田ひろ子君 そんなのでは全然、数字だけはきれいになるかもしれませんけれども、実際には仕事があるんですからね。それで、大臣、地方公務員の臨時もきちんと調べていただいて、大丈夫ですよという数字を出さなかったらいかぬと思うものですから、それは要望をしておきます。  次に、今回の法...全文を見る
○八田ひろ子君 長時間労働の抑止ということが政府の国際公約の中にもありますので、当然だと思うんです。  そこで、今日は国立病院機構からも来ていただいておりますので伺いたいんですけれども、新たに独立行政法人になった病院で三六協定が結ばれておりますが、私、これを見てびっくりしたんで...全文を見る
○八田ひろ子君 縮減どころじゃなくて、大幅に、異常に増えているから、私は、少なくとも労働基準法のこの常識的なことは機構は考えていただきたいというふうに質問をしているわけなんですよ。  これ、三六協定を結ぶ相手というのは、それぞれのセンター、医療センターかもしれませんけれども、機...全文を見る
○八田ひろ子君 ナースのことを聞いているんです。
○八田ひろ子君 全職員対象です。
○八田ひろ子君 何か現状を全然把握されていないみたいですね。私、労働協定書も持ってきていますし、さっきから、労働実態に合わないでしょうと、今までの労働実態とも懸け離れていますよというふうに伺っているんですよ。だから、そういう、誤解だと言ったって、書いてあるんですから、それは誤解を...全文を見る
○八田ひろ子君 じゃ、今おっしゃったことは、確実にそれぞれの医療センターで、育児の責任のある人、そういう人たちには配慮をできるんだということを看護師長にもそれぞれ伝えていただきたいというふうに思うんです。  やっぱり国立病院というのは今まで、高度医療で良い医療、信頼できる医療と...全文を見る
05月18日第159回国会 参議院 総務委員会 第17号
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○八田ひろ子君 日本共産党の八田ひろ子でございます。  市町村の合併の特例等に関する法律案など合併関連三法案について質問をいたします。  まず最初に伺いたいのは、この間に行いました市町村合併に対する国の財政支援策についてお示しをいただきたいと思います。  その一つが補助金で...全文を見る
○八田ひろ子君 大変な補助金、今財政の問題でも地方に対する交付税交付金やあるいは国庫補助負担金の削減の中でもこういう補助金が新しくできて、また支出もされると。補助金とは違いますけれども、合併特例という形で合併特例債の発行も認められておりますが、これは現在まで幾ら発行されているのか...全文を見る
○八田ひろ子君 数字を伺いましたのは、今、年度ごとのは補助金では煩雑になるからということで、耳で伺うのはトータルで補助金の額を聞いて、私、今日は総務省から伺ったその数字をこういう表にして皆さんのところにもお届けをしています。(資料提示)非常に合併の推進というんですか、合併がなかな...全文を見る
○八田ひろ子君 今の大野さんの説明では地方は納得できないというふうに思うんですね。今まで余りにもかたくなだったんですよ、この借換えの問題にしても金利の問題にしても。だから、やっぱり私は、今の地方の財政とか国の形を考えるときには、これからはやっぱり考えていただく、こういう合併でこう...全文を見る
○八田ひろ子君 さっき、最初に伺いました補助金とかいろんな特例で合併推進というのを図られて、また、二〇〇四年度では合併の事業費というのは六千億円というふうになっておりますけれども、やっぱり相当な解散が出ている。これはやっぱり自主的な合併を当然目指すといいながらも、実際にはそこの住...全文を見る
○八田ひろ子君 建前と本音があるんですが、私は、この際、こういう場合は建前といって置いておいちゃいかぬくて、それがきちんとされないと、押し付けじゃないよと、強制じゃないよと言いながら、でも、そうやって言うのは建前でして、なんていうのが透けて見えたら、それは大変。だって、合併という...全文を見る
○八田ひろ子君 やっぱり、何というんですかね、何かこう、本当に、合併押し付けではないですよ、皆さん御議論ですよと胸を張って言っていただいていないんじゃないかなというのが思うんです。  私、大臣にちょっと伺いたいんですけれども、先週の、これは愛知県じゃなくて岐阜県なんですけれども...全文を見る
○八田ひろ子君 現実には、私の愛知でおりますところの合併協議会でも、時限立法だからこの期間にやってもらわないと困るとか、あるいは議会とか議員なんかが知らないような計画が突然合併協議会に出されて、市民の代表の人が委員になっていて、それは分からぬと言うと、非常に事務方、役人の方ですけ...全文を見る
○八田ひろ子君 当然です。大臣のおっしゃるとおりです。自治事務ですからね。だけれども、そういうふうに、一致しない、作らないよと言ったり、基本構想と違うじゃないかというのを、大臣と知事の間には事務方がおりますね、そういうふうになったときにはどうされるのか。大野さん。
○八田ひろ子君 話合いが付かない場合はどうなるんでしょうか。
○八田ひろ子君 前提なんですけれども、構想が作るのが適当と考えられると、総務省は考えるかもしれないけれども、都道府県は考えないということが当然あるんですよね。  今、重点地域を指定しろということですけれども、東京都は指定していませんよね。これはたまたま、東京都は重点地域を作る必...全文を見る
○八田ひろ子君 代執行できないのは当たり前ですよ。私はそういうことを聞いているわけじゃない。  何でこれ伺っているかといいますと、構想を作ること自体が強制だと。ほかの事務、単純な事務の場合は、今大臣が読まれたような中身で切り分けることができると思うんですよ。だけれども、合併とい...全文を見る
○八田ひろ子君 私が申し上げておるのは、法定化することがこのような混乱と批判を生んでいると、だから適当でないということを申し上げたいんですね。  知事さんだけじゃなくて、さっき大臣も住民が大事だというふうにおっしゃったんですけれども、住民投票の問題についても、やっぱり今度の合併...全文を見る
○八田ひろ子君 時間がないので今日はこれ以上議論ができませんが、私が言っているのは、協議会を作らないよって議会が言ったときにはこれは住民投票というところに行ける。だけれども、協議会を作るといったときに住民投票へ行くという流れはこの法律ではないわけなんですよ。  住民投票そのもの...全文を見る
○八田ひろ子君 日本共産党を代表して、市町村の合併の特例等に関する法律案、市町村の合併の特例に関する法律の一部改正案及び地方自治法の一部改正案に対し、反対の討論を行います。  言うまでもなく、全国三千百団体の市町村は、それぞれに独自の歴史と伝統、自然と文化を持っており、地域住民...全文を見る
06月14日第159回国会 参議院 総務委員会 第19号
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○八田ひろ子君 日本共産党の八田ひろ子でございます。  今回の地方公務員共済法の審議の土台になります年金法の改悪は、保険料の連続引上げと、給付水準は低額年金の方も含めて一律に引き下げるというものであり、到底認められないような中身であります。今日は、民主党の同僚議員の質問に対して...全文を見る
○八田ひろ子君 それで、今度の法案の基礎になった二〇五〇年でどうなっているんですか。
○八田ひろ子君 一・三九というのを、二〇五〇年で、これを基礎にしてこの改悪法案が出されたわけなんですけれども、実際には昨年一・二九と下がっているわけで、正に計算の土台、前提が崩れているんではないかというふうに思います。  地方共済の場合、今までも過去高い保険料を皆さん払い続けて...全文を見る
○八田ひろ子君 厚生年金の給付が下がれば当然共済も給付が下がってくるんだというお答えだと思います。ですから、問題になっておりますこの出生率のことが大変大きな問題になるというふうに私は思います。  私自身も、報道を見まして、発表の前に報道がありましたよね。大変びっくりしまして、早...全文を見る
○八田ひろ子君 私が質問しているのは、どうしてこの国会審議が終わってからの発表になったのかと。現実には五月にきちんと説明しているじゃないですか。実際に報道で見ましても、国会が終わってから正式発表する予定だった、こういう報道もありますし、今まで、報道されてから発表、慌てて、報道され...全文を見る
○八田ひろ子君 全く答弁になっていませんね。  五月中に今までだってきちんと報道機関に言っているのに、今回に限ってできませんでしたなんということはなくて、正に国会審議から隠そうというこそくなやり方が見え見えなんですよ。私は、これ一つ取っても重大な問題だというふうに思います。 ...全文を見る
○八田ひろ子君 本当にひどい話で、私どもそのときにも厚生労働委員会で、こんなむちゃくちゃな、生活保障にもならないような改悪だということでお示ししましたけれども、それに合わせようという。こういうようにどんどんと基本になる数字が下がっていく、そちらの方に今度、共済を合わせようというん...全文を見る
○八田ひろ子君 介護休業、育児休業というのは家庭責任を果たすということで非常に大事な制度だと思うんですね。それを今度改正するわけですけれども、よく分からないと。  じゃ、この共済の財政にどの程度節減効果が表れるのか、そちらの方ではどうでしょう。
○八田ひろ子君 麻生大臣、制度改革が提案されているわけですよね。横並びにするということで、少なくとも大変な事態になるというのは今の数字だけでも明らかだと思うんですけれども、どれくらいの対象者にどの程度の影響が出るか分からないと。私、そういう提案はさっきの大臣の発言とは別の意味で無...全文を見る
○八田ひろ子君 済みませんね、ちょっと聞いとってくださいませ。  制度改正を提案している、それなのにどれくらいの対象者の方にどの程度の影響が出るか分からないと今おっしゃいましたが、事務方が、そういう提案は、育児・介護休業というのはやっぱり家庭的責任を果たすということで非常に大事...全文を見る
○八田ひろ子君 下がるのは分かるんですけれども。
○八田ひろ子君 下がるのは分かるんです。
○八田ひろ子君 下がることも問題なんですけれども、突然雇用保険の水準に合わせるといって下げる、じゃ影響はって聞いたら、影響は知らぬという、そういうのが無責任と言うんです。どうも大臣もよく、質問を二回申し上げても分からないようですので次に行きますけれども、やっぱり一人一人の公務員の...全文を見る
○八田ひろ子君 そうですよね。今大臣も民間準拠というふうに言われて、いろいろそろえるんだというふうに言われていますので、総務省、短時間であっても期間の定めがあっても、期間を定めていない労働者と実質的な状態だったら育児・介護休業、民間と同じように取れるように、地方自治体に雇用されて...全文を見る
○八田ひろ子君 私、現在でも民間と同じようにすべきだと思いますが、今後、検討、勉強していただくということですので、当然の方向、ILO百五十六号条約をきちんと批准しているわけですから、そういう意味でお願いしたいと思うんですね。事実上、常勤と同様の場合には、事業主としての公の当然の社...全文を見る
○八田ひろ子君 そういう考えが時代後れというんですか、全く、あなたたちが任期付短時間勤務職員という考え方を公務員の職場に持ってきたじゃないですか。私たちはこれはきちんとした公務の職場だから常勤でやれというふうに言っているんですけれども、いや、これも公務だといって全く同じ条件で持っ...全文を見る
○八田ひろ子君 先ほど厚労省に説明をしていただきましたように、今、常勤的非常勤の話をしました。それから、期間の定めのある、あるいは短時間であったとしても、これは同じような仕事をしていると認めれば民間ではきちんと対応するんですね。だから、片っ方では常勤ではない非常勤だけれども常勤的...全文を見る
○八田ひろ子君 はい。じゃ、しっかりと調べていただきたいというふうに思います。  正規職員と臨時・非常勤職員との均等待遇を実現して、自立できる賃金でこそ、少子化社会そのものも克服できますし、社会保障や年金を支えることにもなるわけで、公務が率先してその責任を果たすことが大事だと思...全文を見る