服部三男雄
はっとりみなお
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月19日 | 第126回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第2号 議事録を見る | ○服部三男雄君 外山先生の御指摘のとおりと拝聴させていただきましたのですが、特に御説明いただきました中で高齢化社会が日本では急速に進んでいるということで、しかもそれに対する公的な支援体制が、日本ではまだスウェーデンほど充実していない中でのいろんなアンバランスがあるという御指摘だっ...全文を見る |
○服部三男雄君 そのために、今先生のおっしゃったような建築法による利子つき補助とか、あるいは地方自治体による公の住宅、そういったものに大体国の予算のどのくらいの割合を過去十年間投じてきたかというようなことはわかりますか。 | ||
○服部三男雄君 次に、先生御指摘の、老人の人生が家族とか生きがいを持たしてもらえるような形での、在宅で終わってもらうというのが理想だということはこれは確かにそうだろうと思うんですが、その前提としては、それを補完する老人ホームとかいろんな、特に身体障害者向けの、寝たきりの方、痴呆症...全文を見る | ||
○服部三男雄君 スウェーデンとの比較で、高齢化社会における住宅政策ということを中心としてお述べになっているんですが、日本とスウェーデンとの人口の問題、数ですね。それから、日本の高齢化社会は急激に進んできたという高齢者そのものの数の問題。それから、住宅の質というんでしょうかね、その...全文を見る | ||
○服部三男雄君 終わります。 | ||
03月25日 | 第126回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号 議事録を見る | ○服部三男雄君 阪中先生にお伺いいたしたいと思います。 先生御指摘の点、全く同感でございまして、今後の日本の防衛というものについて結論としておっしゃった政治家の責任が非常に大きくなっている、日本の政治の中心にこの問題を据えて真剣に討議すべきであるという御指摘、そしてそのよって...全文を見る |
○服部三男雄君 先生御指摘の、経済的な援助というものを強調されておられるんですが、例えば一九五〇年代のアメリカの経済援助というのは、世界の各国が非常に低開発の国が多くて、国自体のナショナルミニマムがそんなに高くない時代であったから比較的じやすかった。だからヨーロッパにおけるマーシ...全文を見る | ||
○服部三男雄君 先生御指摘の国連による世界平和の問題というのは非常に日本国内でも期待が強くなってきて、ガリ事務総長の国連憲章にない新しい国連警察軍に近いような執行力のあるPKOに関する考え、新提案とかいろいろ出ておりまして、新機軸ではあろうと思いますけれども、実際いざやってみると...全文を見る | ||
○服部三男雄君 ありがとうございました。質問を終わります。 | ||
04月01日 | 第126回国会 参議院 予算委員会 第13号 議事録を見る | ○服部三男雄君 服部でございます。自由民主党の服部でございますから、自民党を代表しまして証人にいろいろとお尋ねをしたいと思います。 その前に、証人に御礼申し上げたいと思います。 報道によりますと、連日、東京地方検察庁特捜部の取り調べもあった模様で、なれない取り調べの後、ま...全文を見る |
○服部三男雄君 岡三証券の扱われる商品というのはいろいろあると思うんですが、証人のこれまでの経歴等から、得意な分野というんでしょうか、例えば株式だとかあるいは債券だとか、あるいは外国証券だとか、いろいろな分野があると思うんですが、得意な分野というのはどんなところなんでしょうか。 | ||
○服部三男雄君 昭和四十七年五月当時、金丸悦子さんとの初取引があったということですが、当時、金丸悦子さんはどこに住んでおられましたか。 | ||
○服部三男雄君 どなたかの紹介で金丸悦子さんと知り合われたんですか。 | ||
○服部三男雄君 四十七年五月に金丸悦子さんと会われたときに、金丸悦子さんは、それまで株だとかいろんな財産運用の経験が豊富な方だというようなことはわかりましたか。 | ||
○服部三男雄君 それは株式ですか。そのほかの財務運用についても経験あるようでしたか。 | ||
○服部三男雄君 当時、金丸悦子さんはどのぐらいの資産の運用をしておられたかわかりましたか。 | ||
○服部三男雄君 証人自身が直接担当された取扱金額というのがありますね、各年度の。それが四十七年からふえていった経緯というのは、証人はおわかりになりますか。 | ||
○服部三男雄君 株式ですから売ったり買ったりするので当初の金額が膨らむんですけれども、純然たる投資金額、純資産ですね、純投資金額というのが四十七年ごろは、証人の関係する部分だけで結構ですから、大体幾らぐらいで、それが亡くなるまでにどのぐらいの金額にふえていったかおわかりになります...全文を見る | ||
○服部三男雄君 具体的金額で証言していただくことはできませんか。 | ||
○服部三男雄君 今証言されました、四十七年当時に一億円、そして死亡時の平成三年の三十二億円というのは、あくまでも証人が悦子さんから依頼を受けて売買された、例えば株式だとかあるいは外国債券だとかいろんな金があるようですけれども、それらの合計額を三十二億円とおっしゃっておるわけですか...全文を見る | ||
○服部三男雄君 この死亡時の三十二億六千万円の中には、先ほど委員長のお尋ねになったワリコー二十億円は含んでおられるんですか含んでおられないんですか。 | ||
○服部三男雄君 二十年のおつき合いで、中断というんでしょうか、金丸悦子さんとの取引が中断した、全く取引がなかった年とか、あるいはその期間が長かったということはあるんでしょうか、それともずっと継続して経年的に続いた取引だったんでしょうか。 | ||
○服部三男雄君 ビル売却資金というお話が証言に出ましたが、その金を債券なり株式なり要するに資産運用にしているんだということは、金丸悦子さん自身から証人に説明があったんですか。 | ||
○服部三男雄君 証人からごらんになって、金丸悦子さんという方は、お金に関してあるいは資産運用に関して、あるいは事業という感覚で見て、どういう女性だったでしょうか。 | ||
○服部三男雄君 女性にありがちな人の判断に寄りかかるというんじゃなくて、自分の判断で取引をなさっているということですか。 | ||
○服部三男雄君 金丸悦子さんの性格についてはどのように、特にお金に関してどういう性格だと思われましたか。厳しい方だと思われましたか。 | ||
○服部三男雄君 そうすると、証人はこの二十年間、金丸悦子さんとのおつき合いではただ取引の事務手続をしたような印象を受けるんですが、間違いありませんか。 | ||
○服部三男雄君 金丸悦子さんの取引の中で他人名義を使うとか、先ほどの二十億のワリコーの分は別ですが、金丸悦子さんの純資産の運用の中で他人名義を使うあるいは親族名義を使うとかいうような方法で取引を行ったことはありますか。 | ||
○服部三男雄君 それは他人名義ですか架空名義ですか、あるいは他人名義であれば全くの他人なのか身内の名前を使ったのか。そして、その他人名義が身内の場合に、その身内のお金なのかそれとも金丸悦子さんが身内の名前を勝手に使っているか、そういった細かいことはわかりますか。 | ||
○服部三男雄君 確認のために再度尋ねますが、家族名義を金丸悦子さんが使っていると。お金は、資産のもとの金は金丸悦子さんのお金だということで間違いありませんか。 | ||
○服部三男雄君 ちょっと質問を戻らしていただきたいんですが、死亡時三十二億六千万円の資産、債券、株式、いろんなことで資産運用を行っていたという御証言でしたが、その中に、どうもはっきりした説明はなかったけれども、赤坂のビルの売却資金も入っているんじゃなかろうかという御証言でしたです...全文を見る | ||
○服部三男雄君 その家族名義を十口座ということですが、家族名義の名前を具体的に指示したのは金丸悦子さんですか、それとも岡証人がこういう名前を使ったらどうですかというサジェスチョンを与えたんですか。 | ||
○服部三男雄君 次に二十億円のワリコーの件について尋ねますが、まず、その時期、金丸悦子さんがワリコーを二十億円買われた時期について明らかにしてください。 それから、その取引の形態。現金で買われたのか、小切手で買われたのか。要するに支払い方法ですね。代金の支払い方法、その場所、...全文を見る | ||
○服部三男雄君 例えば小切手であれば封筒に入れてそのまま持って帰ればいいわけです。現金となるとかなりのボリュームになるからということでお聞きしたわけですが、いや、別に、現金で払われたら払われたで結構です。 ちょっと細かい質問になりますが、今、最初の十億は六十一年十月から十一月...全文を見る | ||
○服部三男雄君 いずれも元麻布の自宅で、一回目の十億も全部現金デリバリーという趣旨ですね。 二回目の十億、平成元年一月は一回だけですか。一回の届けですか。 | ||
○服部三男雄君 そのワリコー、割引債の債券は預かりになったんですか、口座をつくっての預かりですか、それとも金丸悦子夫人に直接あなたが渡されたんですか。 | ||
○服部三男雄君 先ほど証人は、委員長の御質問に答えられまして、悦子さんからどうしても名前を出さないでやってくれと言われたというふうな証言をなさいましたが、その十億のワリコーの取引について、金丸悦子さんはこれ以外の言葉を何かおっしゃいましたか。 | ||
○服部三男雄君 金丸悦子さんというのは証券とか債券について非常に詳しい方だと先ほど御証言されましたね。ワリコーというのはずっと以前からあるわけですね。 金丸悦子さんはワリコーを過去に買った経験があるようでしたかないようでしたか。 | ||
○服部三男雄君 経験がある。 | ||
○服部三男雄君 今、証人は受け渡しのとき、というのは本券の受け渡しですね、のときに、これは私の金ではない、主人の金です、金丸の口座を使わないでくださいと悦子さんはおっしゃったとおっしゃいましたね。 ワリコーを買った経験のある人で本券受け渡しをするという経験があれば、金丸の口座...全文を見る | ||
○服部三男雄君 ワリコーに限らずワリシンもそうですが、割引債は無記名が特色ですから買うときに名前を名のる必要はないわけで、金丸という名前を名のる必要は何にもないんじゃありませんか。 | ||
○服部三男雄君 証人は、事実、岡三証券で仲介なさったんではなくて、直接日本興業銀行く行かれて店頭で買われたのじゃなかったですか。 | ||
○服部三男雄君 この六十年前後あるいは平成元年前後、金丸悦子さんは株式の取引等でもうかつておりましたか。少なくとも証人が担当された範囲内では大きくもうけておられたですか、あるいは損をしておられたですか。 | ||
○服部三男雄君 その証言の趣旨は、もうかってないというふうに受け取ってよいのでしょうか。 | ||
○服部三男雄君 証人は、今回、東京地方検察庁でいろいろ事情を聞かれたり、また大事件ということで種々の新聞報道をお読みになったと思うんです。その中に、また先ほど午前中に参考人として見えた日債銀の方から参考人の供述があったんですけれども、この同じ時期に、金丸先生は生原さんを使ったかど...全文を見る | ||
○服部三男雄君 先ほど証人は、金丸悦子さんの平成三年度ぐらいには三十二億円の資産運用の取引があったと。そのほかに二十億円、別のワリコーがあると。これは金丸悦子さんの資産ではないと思っていたという、別にしているという証言をなさいましたね。それは、その二十億円はだれの金だと証人は思っ...全文を見る | ||
○服部三男雄君 証人は、当時ほとんど金丸信先生との面識がないとおっしゃいましたね。奥様、悦子さんから、金丸信先生の個人資産とか個人のお金の規模とか個人の土地がどれだけあるとか、そういったことを聞かれたことはありますか。 | ||
○服部三男雄君 この昭和六十一年及び平成元年ごろ、金丸悦子さんから、金丸信先生の個人資産、土地だとかお金だとか預金だとか株式だとか、そういったことについて金丸悦子さんからあなたに話がありましたかと聞いているんです。 | ||
○服部三男雄君 そうしますと、証人は金丸信先生の個人財産については全く知識がなかったということになりますか。 | ||
○服部三男雄君 そうしますと、二十億のワリコーが金丸悦子さんの説明から、その言葉を信じて金丸信先生のお金なんだなと、このように認識されたわけですか。 | ||
○服部三男雄君 新聞報道で、金丸悦子さんの関連会社のオルトというところに岡三証券が損失てん補をしたという報道があったんですが、これは金丸悦子さんから証人に対しててん補してくれという要望があったんですか。 | ||
○服部三男雄君 それは何の取引でどれだけの損が金丸悦子さんにあったからどれだけ損失てん補したんですか。取引の種類と金額と、損失の金額を言ってください。 | ||
○服部三男雄君 取引の種類を言ってください。 | ||
○服部三男雄君 損失てん補というのは、その証券会社なり担当者が、これはもうかりますよ、必ずもうかりますよという話をするからこそ損失てん補をするので、それでなければ、株だとか何かいろいろやっても、金丸悦子さんは今までもうかったり損したりいろいろやっているわけでしょう。どうしてこのC...全文を見る | ||
○服部三男雄君 それでは、金丸悦子さんが株で損したときに、あなたは全部損失てん補を今までしてたんですか。 | ||
○服部三男雄君 金丸悦子さんが亡くなった後、金丸先生と会ったとおっしゃいましたね。場所はどこで会われましたか。連絡はだれから来たんですか。 | ||
○服部三男雄君 金丸悦子さんの元麻布の家へ何度も行っておられたわけですね、過去二十年間の間に。その間に、金丸信先生以外の金丸先生の家族の方とかあるいは秘書の方とかにあなたは何度も会っておられますか。 | ||
○服部三男雄君 平成四年一月に金丸先生から直接連絡があって、悦子さんの取引状態を説明するために元麻布の自宅へ行って金丸先生に会われましたね。そのときに、あなたは二十億円の取引、ワリコーの分についても金丸先生に報告しましたね。 | ||
○服部三男雄君 今回、新聞報道によりますと、東京地検特捜部はあなたの自宅にも捜索、いわゆるガサですね、をかけたというふうに報道されているのは間違いありませんか。 | ||
○服部三男雄君 その押収品の中に、あなたの営業日報とか営業メモとか旧記帳とかがありましたか。 | ||
○服部三男雄君 では端的に聞きますが、昭和六十一年の何回かの取引で、二十億の現金というもの、その一万円札に帯封とかついていましたか。もしついていたならば、その帯封についていた銀行の名前とか年月日をあなたはメモしたものはありましたか。そのメモは今回検察庁に押収されましたか。 | ||
○服部三男雄君 金丸信先生の秘書の生原元秘書と面識がありますか。あるいは生原氏とのワリコー、ワリシンに関する取引あるいは株式の取引はありますか。 | ||
○服部三男雄君 取引について。 | ||
○服部三男雄君 ない。 | ||
○服部三男雄君 終わります。 | ||
04月15日 | 第126回国会 参議院 法務委員会 第4号 議事録を見る | ○服部三男雄君 それではお尋ねしたいと思います。 午前中からの質疑を伺っておりまして、法務行政という特殊な、特にその中の不動産登記法という技術的な規定に関する質疑でございますので専門的な質問になって当然とは思うんですが、もう少し法務当局から、今度の改正はどういう理由で改正する...全文を見る |
○服部三男雄君 建物合体の場合についての局長のお話は、いわゆる抵当権飛ばしの防止ということをおっしゃっているのかと思うんですけれども、これに関してはやっぱり裁判例がたくさんあったんでしょうか。 | ||
○服部三男雄君 登記制度には公信力がないということになっておりますね。それが取引の安全を選ぶべきか、それとも実体の正確さを選ぶべきかという登記制度にとっていつも問題になるところでございますが、現行法はどうも公信力の方をとらないということになっておるわけです。 そうしますと、土...全文を見る | ||
○服部三男雄君 保証書の保証人の問題です。登記済証はないという場合の保証書の問題です。 ちょっと本論と外れるかもしれないんですけれども、私も経験があるんですが、私が具体的に経験したのは、お年寄りの家をねらいまして売買契約書を勝手につくって、登記済証がないんだと。その前提として...全文を見る | ||
○服部三男雄君 ちょっとこの改正点とは変わるのですけれども、社会の大きな流れとしまして、官庁の所有する、保有する情報の公開という、これは社会の大きな流れとして国民の多くの人の要望事項になってきているわけでございます。といいましても、なかなかこれは難しい、各役所で保管しているものを...全文を見る | ||
○服部三男雄君 法務大臣、せっかく副総理になられて初めての法務委員会でございますから法務大臣にもお尋ねせにゃいかぬと思いますが、といっても、法務大臣が登記手続の専門家とは到底思えませんので……。 ここでひとつ、今度自民党政府はバブル再生ではないかと危惧されるくらい大きい総合経...全文を見る | ||
○服部三男雄君 終わります。 | ||
11月02日 | 第128回国会 参議院 法務委員会 第1号 議事録を見る | ○服部三男雄君 下稲葉委員の質問の補足という形で司法試験制度と入管業務についてお尋ねしてまいりたいと思うわけであります。 大臣が大学の講義のときに、ジェローム・フランクの本を引用されまして、たしか大臣が訳され たんじゃなかったかと思うんですが、たしか「誤判」という本だったか...全文を見る |
○服部三男雄君 今、抽象的、一般的な回答でございまして、裁判の遅延の弊害というのは二十年、三十年言われてきたわけでありまして、事この問題は、確かにそれは弁護士会の協議も必要でありましょうけれども、本来行政に属することでありまして、行政でありますから長期的な見通しを立てて具体的にこ...全文を見る | ||
○服部三男雄君 次に、下稲葉委員の補足になりますけれども、入管業務についてであります。これも一番厄介な弁護士会と余り関係ない話でございまして行政の話であります。 先ほどの大臣の御答弁をお聞きしまして、一生懸命やろうということで行政目的の第一に挙げておられるのは大いに歓迎すると...全文を見る | ||
12月09日 | 第128回国会 参議院 予算委員会 第5号 議事録を見る | ○服部三男雄君 自民党の服部でございますが、細川総理に関連質問ということでお尋ねしたいと思います。 細川内閣は、政治不信の解消のために政治改革をなし遂げるんだということで発足されて、今同僚議員からお話しありましたように、九月中旬に緊急経済対策を発表しながら、十一月三十日まで二...全文を見る |
○服部三男雄君 補正予算を十二月十五日までに通さなきゃいかぬということで非常に衆議院の方でも慎重な答弁をされておるわけであります。これは会期が迫っておりますから、しかも審議ストップが二回も入りましたから。 総理にお聞きしたいんですが、今はよく記憶を思い出しておられると思います...全文を見る | ||
○服部三男雄君 今はこの東京佐川急便の一億円を借りたことについて詳しく記憶を思い出されたでしょうかと聞いているんです。 | ||
○服部三男雄君 それでは、総理にお尋ねしたいんですが、いわゆる佐川グループの総帥である佐川清さん、それから東京佐川急便の元社長である渡邊さんを含めいわゆる佐川グループというものとのお金の借りたこととか、あるいは土地を貸したこととか、いろんなおつき合いがあったようですが、その全貌を...全文を見る | ||
○服部三男雄君 衆議院の予算委員会で総理の方から最終回答が出されておりまして、それによると、東京の元麻布のマンションの購入は資金を借り入れる二カ月前にもう購入は終わっていた、こういうふうな回答が出ているんですが、ただいまの私の質問に対する回答ではこの一億円、湯河原の土地を担保に入...全文を見る | ||
○服部三男雄君 今の総理の御答弁は衆議院の予算委員会の理事会に対する回答書面を読まれたわけでありますが、それによるとマンションの購入代金は当時運用していた株等の資産を取り崩して充てたと。御回答によると七千七百万だそうですが、全額一挙に払われたんですか。支払い方法はどういうふうにな...全文を見る | ||
○服部三男雄君 ローンを組まれた記憶があるんですか。 | ||
○服部三男雄君 この一億円を佐川さんから借りるとぎに、あなた自身が直接佐川清さんに交渉に当たったんですか。 | ||
○服部三男雄君 現金一億円をお受け取りになったんですか、それとも銀行振り込みかなんかでお受け取りになったんですか。 | ||
○服部三男雄君 佐川さんに何のお金で必要だから一億円貸してくれと、借りる目的、使途について説明されましたか。 | ||
○服部三男雄君 マンション購入ということは申されましたか。 | ||
○服部三男雄君 佐川清さんとどこで会われましたか。 | ||
○服部三男雄君 その際、東京佐川急便の渡邊さんは同席しておりましたか。 | ||
○服部三男雄君 庶民にとって一億というのは一生働いても得られない大金なんですよ、総理。その金をどのようにして受け取ったかわからないという答弁を聞いたら、庶民は何と思うと思われますか。それとも総理は、あれですか、一億円という金は大した金額じゃないと、またそういった一億円以外の大金を...全文を見る | ||
○服部三男雄君 金銭の借り入れについては、総理自身が佐川清さんに話したが、あとの具体的なデリバリーあるいはその返済、何か八回に分けて返済されたらしいんですが、それは他の者に任せたということをおっしゃっているわけですが、だれでしょうか。 | ||
○服部三男雄君 氏名を明らかにしていただきたいんですが。 | ||
○服部三男雄君 ぜひ答弁を願いたいと思います。 リクルート事件の際の宮澤当時大蔵大臣、それから竹下当時総理、全部いろいろな個人の名前を挙げて国民に対して明らかにされた。細川総理も政治改革を標榜される以上はぜひその氏名を明らかにしていただきたいと思います。 | ||
○服部三男雄君 答弁しなければだめです。 | ||
○服部三男雄君 プライバシーと関係ないことですよ。 | ||
○服部三男雄君 自分の事務所で使っている人の名前を総理が御答弁にならない。これでは国民は納得しませんから、私も当然質問を続行するわけにはいきません。 | ||
○服部三男雄君 この深山正敏さんは一億円について受け取りから返済、返済は現金でしたという総理の答弁ですが、現金の返済もみんな深山さんがやったんですか。 | ||
○服部三男雄君 当時、総理は参議院議員ですが、そのときの公設、私設の秘書ですか。 | ||
○服部三男雄君 衆議院の予算委員会の総理答弁は非常に供述が変転しておるし、細かいことになると忘れたと。きょうの供述も、古いことなのでよく覚えていないという繰り返しが続いておりますので、ここで私から、この当時参議院議員であった総理の公設秘書の深山さんの証人喚問を要求したいと思います...全文を見る | ||
○服部三男雄君 この一億円の返済を八回に分けて行った、現金で渡したという答弁をなさっていますが、現金を調達してその金を深山さんに渡したのは総理ですか。 | ||
○服部三男雄君 現金かどうかの確認、一点しか答えてないですから。 | ||
○服部三男雄君 まだ答えてないですよ。答えてないです。 いいですか、多分現金と思うけれどもと言うから、じゃだれが深山に渡したのかと聞いているんですよ。 | ||
○服部三男雄君 答えになっていない。 | ||
○服部三男雄君 元麻布のマンションを貸した相手はわかっておりますか。 | ||
○服部三男雄君 有名な女優さんではありませんか。 | ||
○服部三男雄君 アメリカでは閣僚の就任前に上院、下院で徹底的な過去のスキャンダルとか政治行動について尋ねるシステムがあることを御存じと思いますが、この問題につきましては今後引き続きこの予算委員会で主に私が担当させていただいて総理にお尋ねしたいと思いますから、よく今後記憶を思い起こ...全文を見る | ||
12月14日 | 第128回国会 参議院 予算委員会 第8号 議事録を見る | ○服部三男雄君 自由民主党の服部でございますが、総理に佐川問題についてお尋ねしたいと思います。 まず、総理は佐川清さんをだれの紹介でいつごろ、どういう機会にお知りになったんでしょうか。 |
○服部三男雄君 委員長、質問では…… | ||
○服部三男雄君 いやいや、質問に漏れている。どういういきさつで知ったのかと聞いているんです。 | ||
○服部三男雄君 前回、佐川グループとの総括的ないろんな関係についておっしゃったわけですが、その佐川さんに貸した京都別邸の住所とか、湯河原町の場所とか面積とか、妙高の高原にある別邸の面積とか建物の面積とか、こういったこと を今記憶しておられますか。 | ||
○服部三男雄君 私の質問はですね、(「立って言いなさい」と呼ぶ者あり)答えになっていないから言っているんですよ。(発言する者あり) | ||
○服部三男雄君 筋違いの答弁ですから、今細かく住所とか建物の面積、土地の面積について覚えておられますかという質問をしたんですから、それにまず答えていただかなければならない。 | ||
○服部三男雄君 質問じゃありません。委員長に対してです。 あしたの午前中に資料を私どもにお届けいただけるならば、あしたの午後私やらせていただくのが正確で一番いい話ですから、そうさせていただきます。質問をきょうは保留させていただきます。 | ||
12月15日 | 第128回国会 参議院 予算委員会 第9号 議事録を見る | ○服部三男雄君 佐川問題について、総理にお尋ねいたします。 昭和五十七年当時、総理は相続税額、滞納分もあるようですが、総計とのぐらいあったのでございましょうか。 |
○服部三男雄君 今、総理の御指摘になったおばあさん、祖母の方の相続物件というのは、いわゆる近衛元総理の荻外荘と言われた荻窪の土地のことでございましょうか。 | ||
○服部三男雄君 その荻窪の土地の登記簿謄本を見ますと、乙区欄いわゆる抵当権の欄ですが、債権相続の滞納額を入れて合計一億八百七十四万数千円という内訳になっておりますが、間違いございませんか。(資料を示す) | ||
○服部三男雄君 はい、していません。 その登記簿謄本の乙区欄に、昭和五十七年四月七日に細川総理の国税延滞分、国税通則法に定める大蔵省が抵当権を設定した一億八百七十万円について五十七年四月七日に完納されておるんですが、これは総理がお支払いになったんですか。 | ||
○服部三男雄君 その国税滞納分の一億八百七十万何がしを支払うのに、総理は当時何か不動産とか財産をお売りになったんでしょうか。 | ||
○服部三男雄君 軽井沢に総理は別荘千坪弱をお持ちになっておられますが、この登記簿謄本を見ますと、総理の父上であられる細川護貞さんだと思うんですが、昭和六十年当時、これまた大蔵省の税金滞納、相続税滞納分としてお父上の分として五千五百八十万の税額について抵当権が設定されておりまして、...全文を見る | ||
○服部三男雄君 支払われた。 | ||
○服部三男雄君 今回いろいろ佐川問題で絡んできたところに、湯河原に別荘がございますね。この土地は、おばあ様だと思うんですが、近衛千代子さんがお持ちで、これは登記簿謄本によりますと昭和五十二年十二月十九日に住友信託銀行から債権額四千万円の抵当権が設定されておりまして、それが後に五十...全文を見る | ||
○服部三男雄君 きょう総理から提出いただいた資料の一つとしまして総理の政治資金団体の明細が出されたわけでありますが、昭和五十七年中に新昭和研究会という総理が主宰される政治団体に総理から借り入れとして三千万円、総理の個人寄附が四百万円、そして別の財政金融調査会というところに総理から...全文を見る | ||
○服部三男雄君 この三つの政治資金団体の記載は総理は正しいものと思っておられますか。あるいは確認されたことはございませんか。 | ||
○服部三男雄君 今の私がお尋ねしたことによっておわかりだろうと思いますが、もとより事務員がやったという総理の御答弁でございますが、五十七年当時、相続税の支払い、そして政治資金団体への金の入れ等を考えますと、当時、知事選に出ようと決心されたときに総理は一億円前後の金を証拠上明らかに...全文を見る | ||
○服部三男雄君 当時、参議院議員の収入を考えますと、また生活費で使いますから、一億前後の金をこうして証拠上明らかに入用であったということはそれ以上の個人財産を資産運用しておられたということになるんですが、そう確認させていただきますが、間違いございませんか。 | ||
○服部三男雄君 衆議院の予算委員会での質問で総理は、当時株式を運用していたと、このようにおっしゃっているんですが、今言いましたような一億円以上の株を当時お持ちだったんですか。 | ||
○服部三男雄君 五十七年当時、総理は個人資産、株とか通常預金、定期預金その他を入れた管理は、実印まで含めて全部秘書の深山さんに預けてあったんですか。 | ||
○服部三男雄君 そうしますと、深山さんから、こういう金をこういうふうに移しかえます、こういうふうに動かしますと逐一報告があって了承されたんですか。 | ||
○服部三男雄君 それならば、先ほどの政治資金六千四百万を含めその前年の相続税額五千数百万、これらの資金調達について深山さんはどのようにあなたに報告したんですか。 | ||
○服部三男雄君 ありがとうございます。よろしくお願いいたします。 平成四年度の政治資金報告によりますと、日本新党の総収入は六億一千万前後で、そのうちの四億五千万が総理の借り入れだということになっておりますが、総理はこの四億五千万をどのように調達なさったんでしょうか。 | ||
○服部三男雄君 その後一年たっておりますが、金利の支払いはどのように調達しておられるんでしょうか。 | ||
○服部三男雄君 軽井沢の土地を富士銀行それからオリックスに担保を入れるについて手続をした人から報告を受けておられますね。 | ||
○服部三男雄君 登記簿によりますと、軽井沢の土地に第二抵当のオリックスを入れたのは本年の三月十五日、湯河原の土地の根抵当権を抹消したのは平成五年三月十三日、二日違いなんですが、このオリックスの金利が五・九%なんです。当時の短期プライムが四・〇、実に一・九%も高くなっているんです。...全文を見る | ||
○服部三男雄君 先ほど来総理は記憶がない、あるいは深山さんに任せてあったので報告を受けたことは忘れたとおっしゃいますが、五十七年当時既に六千万有余の金が正式に要るとか相続税の支払いに五千万要るとか大金が動いておりますが、当時の参議院議員あるいは五十八年以降の知事としての個人収入を...全文を見る | ||
○服部三男雄君 はい。 | ||
○服部三男雄君 昭和五十九年から閣僚は個人資産公開をやっております。申告税額も明らかにしております。昨年度分からは全国会議員も明らかにするようになりました。今、総理は政治改革を標榜され政治不信解消を目的として頑張っていただいておるわけであります。現下の状況を考えますならば、まして...全文を見る | ||
○服部三男雄君 ちょっと今聞こえなかった。 | ||
○服部三男雄君 納得できません。 | ||
○服部三男雄君 引き続いて、総理にお伺いさせていただきます。 先ほどの御答弁で、きょうお出しいただいた資料の中で、二点、細川事務所の中にあったものだというお答えをいただきましたので、それを特定していただきたいのでお願い申し上げます。 | ||
○服部三男雄君 ちょっとあいまいでございますので確認させていただきますが、きょう御提出いただいた六点は、細川事務所のものはなくて佐川急便から出たものという御趣旨でございますか。 | ||
○服部三男雄君 元麻布のマンションの件についてお尋ねいたしますが、総理は当時、参議院の麹町議員宿舎からこの元麻布へ家財道具等を引っ越しで移転された記憶がございますか。 | ||
○服部三男雄君 多分引っ越しで家財道具を運び込んだということであれば、お住まいになったことはあるんでしょうか、元麻布のマンションに。 | ||
○服部三男雄君 麹町議員宿舎に問い合わせますと、五十八年一月十二日に退会届が出ているんですが、そうしますと、お住まいになっていないんじゃないかということをお尋ねしたいんですが。 | ||
○服部三男雄君 私どもの調査によれば、五十七年の購入直後から第三者貸借人が住んでいたことが明らかになっておりまして、総理は住んでおられなかったんではないかと思っておるんですが、再度記憶を確認したいんですが。 | ||
○服部三男雄君 きょう明らかにされた資料によりますと、金利七%で佐川急便からお借りになっているようですが、金利が高いから、しかも熊本の方に選挙準備期間として長期滞在するということで、金利の支払いのためにレンタル、最初から貸しておられたんじゃありませんか。 | ||
○服部三男雄君 毎日新聞の本日付の夕刊ですが、「細川首相のマンション担保 四億円借りNTT株購入 義父の名義で証券金融から 売却益五千万円に」というトップ記事があるんですが、この記事を総理は読まれましたか。 | ||
○服部三男雄君 その点に関してお尋ねいたしますが、奥様のお父上、上田正平さんでございますかその方は藤沢市鵠沼松が岡四丁目四番二十五号にお住まいの上田正平さんでございますか。 | ||
○服部三男雄君 上田正平さんが岳父に当たられる方だということですが、この上田さんの所有の土地があるんでしょうか。 | ||
○服部三男雄君 義父の方から、その土地だけでは足らないから総理の分も出してほしいという御依頼、総理の方から担保を提供してほしいという御依頼があったということですか。 | ||
○服部三男雄君 きょう御提出いただいた書類の根抵当権設定契約書でございますが、総理、これは昨日ごらんになりましたと思いますが、現物を十分ごらんになったと思いますが、根抵当権者のところの名前がございません。東京佐川急便の名前がございません。そうですね。 〔理事村上正邦君退席...全文を見る | ||
○服部三男雄君 この債務者欄、根抵当権設定者欄の細川護煕という字は、総理御自身の自署、自分でお書きになった字でございますか。 | ||
○服部三男雄君 再度お尋ねしますが、先ほど私御説明しましたように、抵当権の設定登記をするには、これは小田原法務局でやっているんですが、法務局の形式審査というのがございまして、書類が完全にそろっている、しかも抵当権設定契約書という、原因証書というんですが、これがそろっていないとだめ...全文を見る | ||
○服部三男雄君 同じく御提出いただいた貸付金台帳というのがございます。総理、ちょっと見ていただきたいんですが、一枚目のいわゆるバインダーの穴が左側にございます。二枚目はバインダーの穴が右側にございます。三枚目から後ほどの全部はすべて統一して左側にあるわけです。 総理はこういっ...全文を見る | ||
○服部三男雄君 同じく本日お出しいただきました金利の変更に関する通知書というものがあるわけでございます。この一番下の右側の欄のところ、担当者の名前が消してあるんです。真実のものであれば、東京佐川急便が細川総理のところあてに五十七年十二月十五日と五十八年三月二十八日に送ったものなら...全文を見る | ||
○服部三男雄君 捜査に関与した者とかあるいは経理を実際にやっている経験のある者から見れば、きょう総理側から御提出いただいた各書類は極めて不自然な点が多々ございます。 それで、今総理から、このものは真正であるが、疑いがあるならば私どもの方から反証を出せという御指摘でございますが...全文を見る | ||
○服部三男雄君 総理、自分で考えられずに、国民の前にもう一度東京佐川急便に頼んでみるということをおっしゃれないんでしょうか。 | ||
○服部三男雄君 今後も政治改革ということで選挙法を初め政治資金規正法、種々の問題が参議院で審議されるわけでございます。その機会に、総理が今おっしゃったとおりでありますから、重ねて種々質問させていただきたいということを御通告申し上げて、私の質問を終わらせていただきます。 |