服部三男雄

はっとりみなお



当選回数回

服部三男雄の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月14日第136回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○服部三男雄君 自民党の服部でございます。行政当局にお尋ねいたします。  私、今手元に本年の二月二十四日付の新聞、産経新聞でありますけれども、持っておりまして、これによりますと「農協貯金十三県で減少 大手金融機関へ預け替え 住専の影響色濃く」、こういう見出しの記事がございます。...全文を見る
○服部三男雄君 金融関係、金融情勢というのは、大変、今金融自由化が進んできた。やや日本はおくれておったのでありますけれども、大変スピードが増してきている。特にグローバル化といいまして、ボーダーレスというんでしょうか、日本一国の金融じゃなくて世界との同時性というものが非常に強くなっ...全文を見る
03月26日第136回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○服部三男雄君 自由民主党の服部でございます。  大臣にお伺いしますが、現下の我が国の畜産の事業を取り巻く環境を見ますと、これはかなり厳しいものがある。例えば、まず国内問題で見れば、農家が高齢化してきておりますし、稼働人員、戸数自体も非常に、しかも急速に減少傾向にあるという厳し...全文を見る
○服部三男雄君 畜産振興に関する基本的な考え方とか経営の状況についての質問をしたわけですけれども、やっぱり産業でありますから、畜産経営安定に何が一番大事かと、それはもう価格に決まっておるわけであります。きょうあす畜産振興審議会で来年度の畜産価格について審議される運びとなりますけれ...全文を見る
○服部三男雄君 続きまして、牛乳の問題です。  酪農関係ですけれども、これはそれこそ飛躍的に技術の進歩とかあるいは日本ではなじみにくいと言われておりながらも規模拡大を実現できたわけですね。その結果は、やっぱり当然牛乳の生産費の低下ということにつながってまいります。しかし、牛とい...全文を見る
○服部三男雄君 時間の関係で最後の質問になりますけれども、ことしの三月九日に全酪連の長岡工場の水増し牛乳問題というのが発生いたしました。新聞で取りざたされまして社会問題化したことは委員、政府関係者も記憶に新しいところでありますけれども、これは国民の間にやっぱり不信を巻き起こしたこ...全文を見る
04月16日第136回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○服部三男雄君 住専問題に関し、銀行の不良債権問題ということでお尋ねしたいと思うんですが、ここ数年間の日本経済が直面する困難の多くはバブルの発生、崩壊に端を発していると言っても過言でないと思うわけであります。  財政資金六千八百億円の投入の是非について今いろいろ論議されておりま...全文を見る
○服部三男雄君 日銀総裁の御回答を聞いていますと、日銀として為替の問題、内需振興ですね、貿易インバランスの問題に過度に集中して金融政策をやってはいかぬという非常に明確な反省点が出ていますが、どうも大蔵の方の回答を聞いていますと、発生の原因について大蔵に何か問題があるのかないのか、...全文を見る
○服部三男雄君 リスク管理が不十分だった、金利自由化、金融自由化の中でリスク管理が不十分な体制であったところに銀行行政の欠陥があるという趣旨の反省がありますが、あとは、例えば金融の緩和だとかあるいは国民が右肩上がりのユーホイズムというんですか、インフレ期待心理があったというような...全文を見る
○服部三男雄君 今の大蔵省の答弁を聞いていまして、これだけの政治問題になっているバブル崩壊後のデフレというものに対してどうも真摯な反省をしているようには私はとれない。  先ほど、午前中の塩崎委員に対して総務審議官は、国の内外のいろんな、例えばブラックマンデーのときのドル暴落が怖...全文を見る
○服部三男雄君 日本銀行にお尋ねします。  今の答弁にもありましたけれども、法制、税制が不動産の供給を制約するというような制度的要因もあったというふうなお答えが、これは松下総裁だけでなくて三重野さんも何度もここでお答えになっている。その制度的要因としてどういうところを考えておら...全文を見る
○服部三男雄君 主に日銀なんですけれども、当時二・五%の低金利、公定歩合が二年半続いたと、それが金融緩和の原因になっているわけですけれども、しかしその当時から見て、今その五分の一の〇・五で来ておるわけです。もう一年近く来ておるわけでして、二・五以下になってからもう一年を超えている...全文を見る
○服部三男雄君 三重野さんも松下さんも大いにそれを検討して、ターゲッティングは無理でも、二度とバブルが発生しないような金融政策上のノウハウとかテクニックというのを大いに積んでいただきたいと心から要望します。  続きまして、先ほど塩崎委員が公定歩合の専管の問題というのに触れました...全文を見る
○服部三男雄君 それが四十三条の大蔵大臣管轄下に入るのかどうか。
○服部三男雄君 次に、為替の問題を尋ねたいんですが、日本は戦後ずっと右肩上がりで経済がよくなっていった。変動相場制のもとでは経済力が強くなれば趨勢的に円高になるのは当たり前のことでありまして、それが変動相場制の意味なんであります。ところが、どうも円高恐怖症というのが日本にありまし...全文を見る
○服部三男雄君 大蔵省の国金局長に為替の関係でもう一点尋ねます。  外国為替勘定がありますね。ニクソン・ショック以来ずっと介入をやってきているわけですが、その間、趨勢的には円が高くなってきている。そうすると、三百円から今百五、六円ですか、為替差損としては大体二百円近くあるわけで...全文を見る
○服部三男雄君 今の榊原局長の言うのにはちょっと納得しませんね。為券はロールオーバーして積み上がっていますから、それは確かに現実に吐き出さないんだから直接影響がないのはよくわかっています。それは特会のシステムがそうつくってあるからであって、日本の金としては損しているんじゃないです...全文を見る
○服部三男雄君 先ほどちょっと小言を言いましたが、どうも大蔵省の原因分析等は甘いような気がしてならない。  その点、大蔵省の財政金融研究所というところから平成五年四月に「資産価格変動のメカニズムとその経済効果」、これが出されたころはたしか西村さんは所長だったんじゃないかなと思う...全文を見る
○服部三男雄君 経企庁長官、今の御答弁で特定官庁の影響を受けないというのは、どこをおっしゃっているんですか。
○服部三男雄君 時間が足らないものですから駆け足になって、議論を深めるには時間がないので申しわけないと思っております。  次に、大蔵省銀行局に尋ねますが、住専問題を初めとして銀行の不良債権問題というのは早期に解決せにゃいかぬということは大蔵大臣も何度もおっしゃっている。そうでな...全文を見る
○服部三男雄君 非常に抽象的なお答えでありまして、具体的に挙げていただきたいと思うんです。  例えば、まず貸している債権、銀行の債権が不良債権になるということは利息が上がってこないということでしょう。不稼働、動いていない債権ということでしょう。そうすると、銀行に保有コストがかか...全文を見る
○服部三男雄君 答弁を聞いているといらいらするんですけれども、じゃ、私から言いましょう。  まず、銀行の法人税ががたがたに減りましたよね。数兆円減っているんですよ、単年度で。これはもう国家経済にとって大損害でしょう。  次に、銀行は後向きの仕事、不良債権処理にばかり有能な人材...全文を見る
○服部三男雄君 ちょっと質問の順序が逆になりましたが、松下総裁にいつまでも待っていただくのは申しわけないんで、一点だけ聞いていただいてお帰り願いたいと思うんです。  これは世銀が出したものだろうと思うんですが、「ワールド・バンク・エコノミック・レビュー」という一九九二年九月の「...全文を見る
○服部三男雄君 日銀総裁は質問終わりましたので、どうぞお帰りいただいて結構と思います。  さて、先ほどの物の処分のところに戻るわけですが、今特に参議院に移ってから与党側も母体行にもっと責任を持たせろと、大蔵大臣も困ったなという顔をしながらも何となしにそうですねとおっしゃっている...全文を見る
○服部三男雄君 大蔵の主税と国税庁に尋ねますが、今の私のような考え方でやった場合、どういう税法上あるいは税務上の問題が起こるか、回答願います。
○服部三男雄君 単なる寄附金であれば、法人税法の問題である程度は処理できるわけですね。一方、土地を譲り渡した方にとっては、損金と益金のツーペイの問題だから税務上の問題は発生しませんね。そうすると、必ずしも法制上不可能とも言えないように、大蔵大臣、思うんですよね。  ただ問題は、...全文を見る
○服部三男雄君 銀行局長に尋ねますが、過去に、ここ数年で金融問題で公的資金が導入された例がほかにあるんじゃないか。例えば、信用組合が破綻した場合に、これを清算するときに監督官庁である地方公共団体が既に何例かもう公的資金を出しているじゃないか。こういう例があるということを挙げていた...全文を見る
○服部三男雄君 具体例を挙げてください。
○服部三男雄君 具体的な公的資金の金額を出してください。
○服部三男雄君 尋ねたいことはいっぱいあるんですが、時間の制約があります。  結局、この金融不良債権問題の根本は何だったか。土地の値段が三分の一にどんと落ちたというところに最大の原因があるわけです。その土地というのはどこにあったかというと、主に大都市部の商業圏の中心地に集約して...全文を見る
○服部三男雄君 都市計画法に高度利用地区という制度はあるんです。これは建設省の直接所管じゃなくて地方公共団体の所管になっているんですが、こういったものをもっと活用するということについて建設省の回答を求めます。
○服部三男雄君 今、都市局長の回答の高度利用地区というのは、面的に広げると。この制度の最大の特色は、道路のためのセットバックをすると容積率が大きく割り増しされるということ、それから最低建ぺい率、最低容積率という今までの日本の都市計画にないシステムであるということ。今までの都市計画...全文を見る
○服部三男雄君 今、都市局長は税制あるいは融資といったような財政政策が必要だと。これは当然のことでありまして、最低容積率を例えば三〇〇とか四〇〇にするということは、今平屋に住んでいる人は住めなくなるわけであります。それに対して、一種の規制強化になるわけですから、何らかの形で財政融...全文を見る
○服部三男雄君 最後の質問ですが、大蔵大臣にお聞きします。  小沢一郎さんの書いた「日本改造計画」という本があるんです。有名な本です。随分印税も上がったそうですが、この二十四ページに、政権党が両院で過半数を得て法律を成立させるには一部野党に譲歩、妥協したものをさらに譲歩せよ。マ...全文を見る
○服部三男雄君 終わります。
05月01日第136回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○服部三男雄君 服部ですが、私から証人にお尋ねします。  昨日の夕方に、私どもの方から要請しまして、証人の会社の方から御協力いただいて、桃源社の決算書、昭和六十一年三月期から平成七年三月期までの決算書をいただいておりますが、きょうお持ちになりましたか。
○服部三男雄君 この決算書の作成について、もちろん部下が作成するわけですが、証人は内容を確認し承認しておりますね。
○服部三男雄君 証人は随分長く不動産業、ビル賃貸業をなさっていますね。小さい規模のときからだんだん今のように大きくなってこられたわけですが、常に事業をやる上で借入金、それに対する支払い利息が幾らか、売り上げの目標はどうするか、どれだけの売り上げが入るか、先ほど売り上げのことをおっ...全文を見る
○服部三男雄君 昭和六十一年三月期の長期借り入れ、先ほどほとんど長期借り入れだとおっしゃっていましたね。これは三百三十一億円となっております、この決算書によれば。昭和六十二年にそれが千三百億円、 一千億強ふえています。六十三年三月は一千六百億、平成元年には二千百二十億、平成二年の...全文を見る
○服部三男雄君 総量規制が平成二年三月に行われた。そのときは三千百億の長期借入金。総量規制があったころ、いわゆる不動産価格の高騰について世論が非常に厳しくなってきた。不動産総量規制はなぜやるかということも大蔵省の発表で承知しておられましたね。
○服部三男雄君 いえいえ、発表した後でいい。
○服部三男雄君 そうすると、不動産の価格を上げちゃいかぬ、不動産の価格をできるだけ静めようという政府の政策なりがあって行われているにもかかわらず、三千百億から三千九百三十五億まで、八百億強を借り増しておられますね。どうしてですか。
○服部三男雄君 証人に記憶を確かめますが、そのリゾートブームは確かにありました。リゾート法ができたのはもっと前でして、総量規制に入った平成二年ごろには、そういうものはもう政府は別にあおっても何でもないわけです。NTTの株も出ていませんしね。ちょっと記憶が数年ずれているんじゃありま...全文を見る
○服部三男雄君 さて、その決算書によりますと、平成二年三月期の決算期では、長期借入金が三千百五億円で支払い利息が二十七億円と書いてあるんです。一%未満なんですね。当時の公定歩合を見ますと、平成二年といいますと公定歩合は四%ぐらいですかな、いやいやもっと高い、五%以上あるんです。こ...全文を見る
○服部三男雄君 質問を勘違いしておられる。もう一遍やります。
○服部三男雄君 もう一度確認しますね。  平成二年三月期の長期借入金は三千百億円あるんです。長期借入金ですよ。その期の支払い利息というのが上がっていますね、勘定科目で。これは二十七億円。ということは一%未満でしょう、三千百億の一%で三十一億でしょう。二十七億しか利息を払っていな...全文を見る
○服部三男雄君 今、証人は、建築をやっているから、それはタイムラグがあるから利息を払わなくていいんだとおっしゃっていますが、長期借入金三千百五億あって、当時の固定資産の中の土地勘定科目が二千四百五十七億円あるんですよ。ということは土地を買っていると。  建物はそんなに言うほどふ...全文を見る
○服部三男雄君 証人、よく質問の意味を聞いてくださいね。  支払い金利と書いてあるんですよ。支払い金利がなぜ三千百億の中で二十七億、一%未満で済んだのかと聞いているんですよ。支払い利息というのは、住専とかノンバンクに支払う金利のことでしょう。それを聞いているんですよ。
○服部三男雄君 どうも答弁が解せないんですが、時間の関係で次に移ります。  ところが、先ほどあなたのおっしゃったように、いわゆるバブルがもうつぶれた後、平成四年三月期ですよ、だから実際の経済活動は平成三年の分ですね。平成四年三月期に長期借入金は同じ三千九百五十八億円、余り変わっ...全文を見る
○服部三男雄君 その同じ貸借対照表及び損益計算書に未払い費用として二百九十四億円上がっているんです。この内訳を見ますと、銀行に対する支払い金利のことが書いてあるんです。ということは、三百五十五億と二百九十四億を合わすと実に六百四十億あなたのところは金利を払っていることになるんです...全文を見る
○服部三男雄君 明らかにあなたは勘違いしておるわけです。それは固定資産の売却損のことをおっしゃっているんじゃありませんか。私は売却損のことは、出ているのは知っていますよ、このPLの中にね。売却損のことを聞いているんじゃないんです。銀行もしくはノンバンク、住専も含めて、ノンバンクに...全文を見る
○服部三男雄君 この平成四年三月期の三百五十五億の利息をあなたは現実に住専、ノンバンク、銀行に対して払ったんですか。そうじゃなくて、二百九十四億の利息の未払い費用が上がっているところを見ると、三百五十五億引く二百九十四億の六十億の金利を払っただけで、実際は払っていないんじゃないで...全文を見る
○服部三男雄君 そうすると、固定資産の売却損をあなたは支払い利息だと言っているんですか。そんなことは、会計上きれいに区別してつくってありますよ、このBS、PLを見ますと。記憶に勘違いありませんか、証人。
○服部三男雄君 ちょっと待ってください。委員長、ちょっと時間を与えて帳簿を見させてください、持ってきていますから。
○服部三男雄君 よくわからないんですか。今まで三十億足らずの金利を払っていたものが一挙に三百億の金利って、十倍の金利を払うんですよ。それをあなたは記憶していないんですか。商売人にとってはお金というのは大変な、大切なものだとあなたはいつもおっしゃっているんだから、そんなでっかい金利...全文を見る
○服部三男雄君 先ほどちょっと触れましたが、平成四年三月期に未払い費用として銀行勘定のところに出てくるんですが、二百九十四億円と上がっていますね。これは金利の未払いですか。
○服部三男雄君 平成四年三月期に未払い費用という勘定科目が上がって二百九十四億円、平成五年三月に未払い費用として五百五十八億円というのが上がってきているんですが、この中に銀行との関係のところがいっぱい出ているんですよね。だから、これは利息を払わなかったということですかと聞いている...全文を見る
○服部三男雄君 そうすると、損益計算書のところに平成四年三月期に三百五十五億円、支払い利息として上がっています。ところが、その同じ年に未払い費用が二百九十四億円あるということは、あなたは実際金利は六十億円しか払わなかったということですか。
○服部三男雄君 このあなたの出した書類の平成二年三月期から平成三年三月期になって、住専関係の総合住金とか、六十億、五十億、突如としてぽんと出てきますね。これは、平成二年三月に総量規制がかかった、しかし資金需要は多いから、そこで初めて総合住金とか第一住宅とかいういわゆる住専から初め...全文を見る
○服部三男雄君 今あなたが見たとおり、この期に、平成三年になって初めて、総合住金六十五億、第一住宅金融五十九億、百二十億。そのほか日本ハウジングローンは一挙に前の年より五十億、日本住宅金融も五十億とふえてきた。その中で、総合住金と第一住宅金融の合計百二十億が一挙にこの期でふえたと...全文を見る
○服部三男雄君 見せましたね。
○服部三男雄君 そのときに、住専の融資担当重役の人、名前はどうでもいいですから、その人から、平成二年三月期の決算書で長期借入金三千百億で支払い利息が二十七億しかないことについて何か質問があなたにありませんでしたか。随分金利が少な過ぎますねという質問がありませんでしたか。
○服部三男雄君 証人の答弁は、住専の融資担当重役なりあるいは住専の社長でも何でもいいですが、その人たちからは何のそんな質問はなかったということを言っているんですね。
○服部三男雄君 その同じ決算書に、未払い費用、先ほど銀行の利息の、払っていない分も入っているかもしれぬと、よくわからないということだったが、未払い費用の二十億について、住専の担当者、融資担当者あるいは融資の重役からあなたに何か質問がありましたか。
○服部三男雄君 次に、あなたの関連会社に対して短期貸し付けで、多い年では年間百億円も貸しておられますね。
○服部三男雄君 それはそうでしょう。短期貸し付けというのは一年ですから、動くのは当たり前なんです。しかし、残としては常に百億前後残っていましたね。
○服部三男雄君 短期貸付金。
○服部三男雄君 その二十二期を見ていただきたいんですが、補佐人、ちょっと出してくださいね。二十二期の決算報告書によりますと貸付金の項目がありますね、七ページ目にあります。それに対して未収入金としてスパークリング・ヴィーバーに二十三億六千五百万円挙がっているんです。ところが、関連会...全文を見る
○服部三男雄君 同じトニーハスラーというところに対して桃源社は未収入金として、当時これは二十二期だから平成五年三月期ですね、この帳簿を見ますと、トニーハスラーの方と桃源社と比較すると、桃源社がトニーハスラーに対して未収入金六千四百五十万挙がっているんです。トニーハスラーの方は未払...全文を見る
○服部三男雄君 ここにスパークリング・ヴィーバーの二十三期と書いてある平成五年六月三十日付の決算書があるんですが、補佐人、見せてくださいね。とてもじゃないが二十三億なんというような金の動くような会社じゃないんです。たかだか売り上げが六千万程度、総売り上げたけで経費引いていったって...全文を見る
○服部三男雄君 未収入金がある、二十三億の未収入があるということは、貸し付けたということでしょう。あなたがそういう指示をしなければ、あなたのワンマン会社で、しかもスパークリング・ヴィーバーもあなたがずっと、昭和六十一年から平成二年まではあなたが代表取締役なんだ、桃源社もあなたが代...全文を見る
○服部三男雄君 証人ね、今忘れているなら忘れていると、大きい金額、あなた数千億の金動かしたんだから、忘れているなら忘れていると言いなさい。そういう、じゃないかと思いますよというようないいかげんな態度をこの国会でとってもらいたくないですね、証人。注意しておきますよ。
○服部三男雄君 今指示したところ、どうも証人の答弁は記録に基づきながら不明確な答弁が多いんですが、平成二年、平成三年までは金利が借入金の一%以下、支払い金利が一%以下というのが、平成四年になると突如として支払い金利が一〇%近くまではね上がるという極めて理解しがたい決算報告がなされ...全文を見る
○服部三男雄君 証人ね、私の質問を変に勘ぐらなくていいんですよ。何もどこかに消えたわけじゃない、土地と建物のところに消えたんだと。それはそれでいいんですよ。そうかもしれないし、どうなのかわかりません。  私が聞いているのはそういうことじゃないんです。バランスシートで利息の支払い...全文を見る
○服部三男雄君 トニーハスラー、スパークリング・ヴィーバーというのはあなたの関連会社に間違いありませんね。
○服部三男雄君 最初の契約では桃源社とたな子、オフィスビルならオフィスビルのたな子との契約を途中からトニーハスラー、スパークリング・ヴィーバー社を挟んだような形で、家賃を一たんそのトニーハスラi、スパークリング・ヴィーバーに入れるように変えたことがありますか。
○服部三男雄君 なぜそういうことをしましたか。
○服部三男雄君 トニーハスラーとかスパークリング・ヴィーバーに変えたのはいつからですか。平成三年以降ですか。
○服部三男雄君 その前はどうしてそういうことをしなかったんですか。あなたは二十年以上ビル賃貸業をやっているんでしょう。平成三年以降どうして急にこんなところを挟むようになったんですか。
○服部三男雄君 そうじゃなくて、家賃の差し押さえを、桃源社に対する借金の金融機関からの差し押さえを防ぐための迂回した回収策じゃないんですか。
○服部三男雄君 私は違法性を言っているんじゃないんですよ。差し押さえの蝉脱をあなたに言っているんです。うがった言い方だと言いますが、それは認めているんですか、あなたは。
○服部三男雄君 それじゃ、平成三年、差し押さえがかかり出したころ金利が未払いになっている、先ほど私は数字を挙げて、金利が巨額の未払いを発生していますね、平成三年ごろから。当然差し押さえ入ってきますよね。当時入り出したでしょう。なぜそのときに、平成三年から、今までの長い間、二十数年...全文を見る
○服部三男雄君 証人、まじめに答えてもらいたいですね。リストラするんだったら平成三年の前だってする必要あったわけですよ。なぜ平成三年からそういうのを始めたのかと聞いているんですよ。まじめに答えなさい、まじめに。
○服部三男雄君 証人は、衆議院の予算委員会の参考人として立たれたときに、自民党の松永委員の質問で、返す気があるのか、返す努力はするのかと聞かれたときに、民民の契約の件で第三者から言われる筋合いはないと思います、こういうふうにおっしゃった。私の責任でやっていますからとおっしゃった。...全文を見る
○服部三男雄君 証人に言いますが、先ほど来私はあなたのところの会社、桃源社のバランスシートを十年分にわたって分析しましたね。明らかに過大投資なんですよ。売り上げが二十億や三十億の会社が数千億、その百倍もの借金を抱えている。だれが見たってこんなものは異常なんですよ。自分の経営のやり...全文を見る
○服部三男雄君 最後に一点確認しますが、私が何度もこの尋問で触れましたように、一%の支払い金利の計上をしているのが突如として今度九%台に平成四年の決算期から変わっているというようなことを見ますと、私はこの決算報告書は殊さら融資を得るために無理やりつくったんではないかという疑いを抱...全文を見る
○服部三男雄君 終わります。
05月07日第136回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
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○服部三男雄君 私の方から大原大臣にお尋ねしたいと思います。  我が国農業の基幹的な作目といいますと米でありますが、昨年十一月に主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律、いわゆる新食糧法が施行されたわけで、既にもう半年が経過いたしました。  この新食糧法でございますが、今後と...全文を見る
○服部三男雄君 その米の需給調整の役割で一番問題になったのは生産調整対策ですな。もうそろそろ田植えが始まるわけですけれども、ところが、四月二十四日、二十五日、毎日新聞等で、この生産調整の目標達成が難しいんじゃないかというような記事がぱらぱら出だしておりますが、ことしの生産調整の進...全文を見る
○服部三男雄君 目標達成に頑張っていただきたいと希望しておきます。  次に、私の出身県でもあります奈良県なんかは近郊農家ということで野菜が多いんです。この野菜というのはもう国内の農業生産額の中で五分の一強を占めるという非常に大きな重要なウエートを持ってきておるわけでありますが、...全文を見る
○服部三男雄君 地元の話ばかりして恐縮ですが、私どもの奈良県というのは非常に山が多くて中山間地域という問題があるわけであります。  これは、過疎化、高齢化という非常に厳しい深刻な状況にあるわけでありまして、その対策としては交通網、通信網あるいは農村の生活基盤改善ということは言わ...全文を見る
○服部三男雄君 今の局長の答弁にあるとおりでありまして、特に生活基盤、農村、林業村の生活基盤の拡充、今アメニティーという言葉があるとおり、快適な生活を求めるというのは若い人にとってはこれはもう自然な要求でありまして、いわゆる一番いい例が集落排水なんかそうでありまして、こういったこ...全文を見る
○服部三男雄君 終わります。
06月13日第136回国会 参議院 金融問題等に関する特別委員会 第5号
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○服部三男雄君 自民党の服部でございますが、農林大臣にまずお伺いをしたいと思います。  予算委員会それからこの金融特で論点、議論は深まりまして、大体尽きてきたんじゃないかなと。余り聞くこともありませんし、野党の皆さん方も大体理解をしていただいておるようでございまして、(発言する...全文を見る
○服部三男雄君 農林大臣の自由化、国際化に備えた系統金融の問題点の把握は確かに的確であろうと思います。また、それに対して次の国会までに対処方法を考えるプロジェクトチームをつくったということでございます。農業は日本の国政のかなめでありますから、私どもも大いに大臣をバックアップして、...全文を見る
○服部三男雄君 いや、もう大臣のその決意を聞けば、また連立与党の方でそれぞれ知恵を出し合ってやって、それを政府として大蔵を中心としてやっていただければ結構だと思います。たしか四月の予算委員会でも総理からそういった関係閣僚会議を開くという明確な回答もいただいておりますので、特に税の...全文を見る
○服部三男雄君 最高裁としてできるだけ努力していることはよくわかりましたが、今度の住専処理機構で、先ほど申しましたように二十万件ぐらいの土地がどっと一遍に出てきますから、もっと増員していただかにゃいかぬと思いますので、それを強く要望しておきます。  続きまして、保岡議員にお伺い...全文を見る
○服部三男雄君 こうしてスキームも大体出そろい、今、保岡委員から議員立法提案の理由の説明もあり、しかもバブル紳士と言われた連中は、東京、大阪で代表的なのが警察、司直の手も入って国民も少しはすっきりしたでしょうし、こういうことでこの住専処理スキームというのは大体議論も尽きてきたな、...全文を見る
11月28日第138回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
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○説明員(服部三男雄君) 農林水産政務次官を拝命いたしました服部三男雄でございます。  藤本大臣を微力ではございますが補佐いたしまして、農林水産行政の推進に全力を尽くしてまいりたいと思っているところでございます。  日ごろお世話になっております委員長を初め農水委員会の委員各位...全文を見る
○説明員(服部三男雄君) 中山間地域対策は、文字どおり、自由民主党はもちろん、政府、関係機関、みんなやらなきゃいかぬ、各党間の統一したお考えだろうと思いまして、政府としましても予算も組みやっておるところでございます。それに関する関連五法もつくりまして、鋭意やっているところでござい...全文を見る
○説明員(服部三男雄君) 大臣が米審の方に行っておられまして、政務次官の発言で申しわけございませんが、お許しを賜りたいと思います。  ただいまの御決議につきましては、その趣旨を踏まえまして関係省庁との連携を図りつつ、今後十分努力してまいる所存でございますので、委員各位におかれま...全文を見る