服部良一

はっとりりょういち



当選回数回

服部良一の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月27日第177回国会 衆議院 議院運営委員会 第3号
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○服部委員 社民党の服部です。  三点ほど私の方からも質問させていただきます。  まず第一点目は、会計検査院の検査能力向上についての抱負についてお聞きをいたします。  二〇〇九年、先ほどありましたけれども、国費の無駄遣い一・八兆円、件数が九百八十六件、会計検査に従事する職員...全文を見る
○服部委員 ありがとうございました。
02月04日第177回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○服部委員 社民党の服部良一です。  新燃岳噴火について、社民党は二月二日、福島党首を先頭に現地調査団を派遣し、現地の被害状況を視察してまいりました。広範囲にわたる降灰の被害は、市民生活に深刻な影響を与えています。  お手元に県の農政水産部が撮られた写真を配付させていただきま...全文を見る
○服部委員 流血なしに平和的に政権が移行されることを私も望んでおりまして、そういったメッセージを日本政府としてもぜひ国際社会に積極的に送っていただきたいというふうに思います。  お手元の順番とちょっと違うんですけれども、次に、沖縄の基地問題から質問をさせていただきたいというふう...全文を見る
○服部委員 大臣も事前に許可をされたということです。  きょうは、農水及び総務の大臣に私の一問のためにわざわざお出ましいただいて非常に恐縮なんですが、農水大臣にお聞きしますが、漁港漁場整備法に基づき国が審査請求をした事例はありますでしょうか。
○服部委員 それでは、総務大臣にお聞きいたします。  この行政不服審査法に基づき国が申し立てた事例はありますでしょうか。また、国あるいは沖縄防衛局に不服申し立て適格があるというふうにお考えでしょうか。
○服部委員 ちょっとわかりにくい答弁でしたけれども、この行政不服審査法は第一条に法の趣旨というものをうたっております。そこには、「行政庁の違法又は不当な処分その他公権力の行使に当たる行為に関し、国民に対して広く行政庁に対する不服申立てのみちを開くことによつて、」「国民の権利利益の...全文を見る
○服部委員 そこは、この法律の第一条を見て、どう読み返しても、これは行政とか国の行政行為に対して国民が不服を申し立てるための法律だ、こういう解釈だと私は思うんですよ。その国がこの法律を使って名護市を訴えるというのは、本当に理解ができない。私は、いずれにしても、こういうことは即時や...全文を見る
○服部委員 とにかく、言っていることとやっていることが全然ばらばらなんですよ。ここではきれいごとをおっしゃるんだけれども、もう現地では大変な状況になっているということを官房長官としてもしっかり御認識をいただきたいというふうに思うんですね。  先ほどの行政不服審査法の解釈について...全文を見る
○服部委員 総務大臣、これは名護の辺野古の新基地建設に絡む環境調査の話なんですよ。その背景をやはりしっかり認識していただいて、その上でこの法律が適時適切なものか、これは、ここで今から法律論争する気はございませんので、もうこの話はやめますけれども、現地は大変怒っているということだけ...全文を見る
○服部委員 去る一月十五日の日米貿易フォーラムで、アメリカは日本に対して郵政民営化に関する要望とか注文をつけているわけですけれども、今後のTPP交渉で、この郵政民営化問題、これは金融の問題として当然議論になるというふうに考えておいていいんでしょうか。議論になるのかならないのか、大...全文を見る
○服部委員 前、自民党の小野寺さんとの議論の中でも、アメリカが今の日本の郵政民営化見直しの方向についていろいろ注文をつけているという話がございました。そういう意味で、私どもは、この郵政改革法案というものを今国会でしっかり仕上げていかなければならないという立場で、言い方はあれですけ...全文を見る
○服部委員 このTPP問題は、国民に非常に多くの不安や疑心暗鬼を生んでいるように感じておりまして、今後、情報公開も含めて、またしっかりと議論をさせていただきたいというふうに思います。  さて、三月上旬から規制仕分けを予定されております。小泉・竹中構造改革、新自由主義路線というふ...全文を見る
○服部委員 ちょっとわかりにくい答弁でしたけれども、政府が三月末までに規制改革の結論を出したいというふうにおっしゃっているわけですよね。しかもそれを、TPP参加の条件といいますか、可否を六月末までに、農業分野であるとか検討されるということなんですけれども、そのTPP参加の一つの工...全文を見る
○服部委員 最初の出発点が成長戦略に基づいたものであるというのは、私も理解できているんですね。  しかしこれが、六月までにTPPの結論を出すという一つの工程の中で、やはりそれは明らかに政府としては、当然、TPPということになりますと、今回の二十四の分科会の中身を見ましても、例え...全文を見る
○服部委員 私は、規制を仕分けでやるということに対しても非常に違和感を感じていまして、こういう規制の問題、規制とか基準というのは、やはり、安全上の問題であるとか、あるいは技術上の問題だとか、いろいろな背景があるわけですね。税金の無駄遣いを削れみたいな、パフォーマンスとは言いません...全文を見る
02月21日第177回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○服部委員 社民党の服部良一です。  我々社民党は、企業・団体献金の全面禁止、クリーンな政治を長年訴えてきました。きょうは、まず、その実現に向けて国会としてどうするのか、そして二点目には、政治倫理審査会の制度としてのあり方、三点目に、検察審査会の強制起訴の問題について議論をした...全文を見る
○服部委員 民主党は、二〇〇九年の衆議院のマニフェストで、企業・団体献金を禁止するということで、政治資金規正法を改正して、三年後から企業・団体の献金及びパーティー券の購入を禁止だ、それから、当面の措置として、国や自治体と一件一億円以上の契約関係にある企業等の政治献金、パーティー券...全文を見る
○服部委員 菅総理はクリーンな政治を訴えてこられた市川房枝さんが自分の原点だということを午前中もおっしゃっていたと思うんですけれども、菅さんに期待していた国民は、今、菅さん、一体何をやっとんねんというふうに思っている人が多いんですよ。だから、菅さんこそ、菅さんらしいことをぜひやる...全文を見る
○服部委員 総理、消費税を上げるよりこれをやった方が、絶対に菅さんの値打ちが上がりますわ。ぜひ決断をよろしくお願いしたいと思います。  社民党は、小沢一郎議員に対して、疑いを持たれた時点で、もっと早い時期に国会での説明責任を果たすよう再三求めてまいりました。国会にはそのための場...全文を見る
○服部委員 予算委員会でも、多くの国民から、金の問題ばかりで本来の政策論議が全然進んでいないじゃないかという批判があるわけです。そういう意味で、国会でしっかり政治と金を議論する委員会として機能するように、今後とも議論を深めていきたいというふうに思います。  さて、今回、小沢さん...全文を見る
○服部委員 十分な証拠があるのに政治的に圧力がかかって意図的に起訴されない、そういう起訴猶予となった場合に、市民が権力をチェックするという意味での検察審査会の役割というのは非常に重要だと思うんですね。  パネルを見ていただきたいんですが、検察審査会法改正にかかわった高井康行元検...全文を見る
○服部委員 よくわからないけれども怪しいから法廷で白黒をつけろ、疑わしいから裁判にかけろという論理は、極めて乱暴な議論であるというふうに思うわけです。これは別に、私は小沢さんの弁護をするためにこういうふうに言っているわけじゃなくて、これは制度上の問題であり、国民全体でやはり考える...全文を見る
○服部委員 立法、行政、司法の三権のどの機関にも属していないという理解でいいんですね。
○服部委員 最後に総理に、ちょっと時間が足りませんでしたけれども、この検察審査会のあり方について、見直しの必要性があるとお思いかどうか、その点だけぜひお答えいただきたいと思います。
02月25日第177回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○服部分科員 社民党の服部良一です。  皆さん、おはようございます。大臣、御苦労さまです。  まず、現在、山口県上関原子力発電所建設工事予定地において、工事を強行しようとする中国電力の作業員と反対派の住民との間で攻防が続いており、地元祝島の六十九歳の女性が負傷して救急車で運ば...全文を見る
○服部分科員 実は同じようなことが沖縄の辺野古の環境調査でもございまして、最初、海保さんは非常に中立的な立場でやっておられたんですね。両方とも距離感を持ってやっておられたんですけれども、途中から、明らかに事業者の方の味方をするような、要するに反対派を排除するような、そういう動きを...全文を見る
○服部分科員 続きまして、阪神・淡路大震災の被災者向けの期限つき借り上げ復興住宅の問題で質問をいたします。  この復興住宅の期限が二十年とされているために、一部自治体で、居住者をいわば追い出すような動きが今出ております。昨年一年の兵庫県内の災害復興住宅での孤独死が六十名、それか...全文を見る
○服部分科員 ありがとうございました。  一部自治体では、国が支援を打ち切るからもう出ていってもらわないかぬのやというような趣旨の説明をしている自治体もあるんですね、現実に。ですから、居住者の方は非常に不安を募らせておりまして、また、宝塚市みたいに前向きな対応策を打ち出している...全文を見る
○服部分科員 画竜点睛を欠くじゃないですけれども、せっかくここまで来ているわけですから、やはりもう一歩努力をしていただく。当事者はもちろん、いろいろな政党がいろいろな思いで動いたわけですけれども、今まで長年解決してこなかった。これがやはり、政権交代して本当によかったなというふうに...全文を見る
○服部分科員 公共工事の発注の無駄もやはり省かなければいけないという一方で、元請が受注した公共事業の末端の末端の労働者にしてみたら、結局、搾り搾り取られて非常に厳しい労働条件で働かざるを得ないという、これもまた一方の現実だと思うんですね。  それは確かに非常に難しい問題だとは思...全文を見る
○服部分科員 具体的に項目立てして検討に入られているという理解でいいんですか。
○服部分科員 国交省としては、この問題についてはどういう御認識をお持ちでしょうか。
○服部分科員 それでは、よろしくお願いを申し上げます。  続きまして、沖縄の新石垣空港の建設の問題についてお聞きをいたします。  この新石垣空港の建設が、琉球カルスト台地の上に建設をされているわけですけれども、専門家の方からは、非常に危険だというふうに安全性を指摘する声が出て...全文を見る
○服部分科員 大臣、沖縄県が環境アセスをやっているわけなんですが、大阪経済法科大学の教授でこういう洞窟学の専門家の方が、これは世界の五百ぐらいの洞窟を調査したことがあるという方なんですけれども、沖縄のアセスでは、地下水の調査はやっているけれども、地下を流れる川、地下川の調査はやっ...全文を見る
○服部分科員 道路というのは、要するに、道路をここからここに引くということが、どうしてもその路線だけが問題になるんですけれども、やはり今からは、どういう道路をつくるのかということ、環境の面を見てどういう道路が本当にいいのかということも含めて今後ぜひ検討をしていただければというふう...全文を見る
○服部分科員 どうもありがとうございました。
03月23日第177回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○服部委員 三月の二十一日、おとつい、仙台市、塩竈市、多賀城市の海岸部の震災、津波の現地の視察をしてまいりました。  私も、神戸の震災があって、神戸市役所前で行われております被災地の集いの実行委員長を十一年間務めてきた関係もあって、神戸の震災はいろいろと見てきましたけれども、ま...全文を見る
○服部委員 先日、自民党の谷垣総裁が、原子力の推進政策は難しい、こうおっしゃって、枝野官房長官が、至極当然のことだというふうに返されておるわけです。  今後、原子力政策をどうするか、エネルギー政策をどうするか、これはまたじっくりと議論をさせていただかなければならないと思うんです...全文を見る
○服部委員 千年に一回の災害だから仕方ないんだという議論では済まないと思うんですね。  我々はかねてから、核を人間が本当にコントロールできるのか、あるいは、核の再処理だとか核燃料のサイクルの問題、いろいろ疑問を呈させていただきました。  そういった中で、経済外交という形で、外...全文を見る
○服部委員 今回の福島第一原子力発電所の事故の状況を具体的に見て、原子力発電所のリスクをどういうふうに見られたかということについてはいかがでしょうか。
○服部委員 いわゆる原子力発電所の建設というのは、例えば、ごみ焼却場の建設であるとか、ほかのプラント工事とやはり根本的に違うんですよね。  ですから、今回の事故を見て私思いますのは、まず、発電所が存続できるかどうかというリスク、もし存続をしたとしても、その操業損失をどう見るかと...全文を見る
○服部委員 それから、今IAEAが日本に来て、直接、放出放射線量を測定したりしております。天野事務局長は、我々は報道機関にもおくれをとっておる、もっと早く、もっと数多く、もっと正確な情報が欲しいということで、日本の情報開示に大きな不満を持っているというふうに言われているわけです。...全文を見る
○服部委員 ちょっと時間がなくなってしまいましたけれども、先ほど、被災地にいる外国人の救済の問題を議論されておりました。  全体的な被災状況を把握できていないというふうな答弁でしたけれども、これはぜひ各国大使館との連絡も密にしていただいて、対応を強化していただきたい。でも、ホー...全文を見る
○服部委員 ありがとうございました。終わります。      ————◇—————
03月30日第177回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○服部委員 社民党の服部良一です。  今議論を聞いていて、私も同じような思いであります。  もともと、一九七八年、思いやり予算が始まったときに、米軍は財政危機の中で、当時、金丸信防衛長官が思いやりがあってもいいと駐留経費の一部負担を認めたところから出発をしているわけです。今は...全文を見る
○服部委員 思いやり予算があるから米軍はこの震災の救援に来ているわけじゃないでしょう。
○服部委員 私、どうも理解ができないのは、そもそも思いやり予算というのは、日米地位協定第二十四条に違反して、米側の財政危機に対して思いやりを持ってというふうに金丸さんが言って始まったわけですよね。ですから、今のこの日本の国難を考えたときに、それをそのまま続けるということがどういう...全文を見る
○服部委員 であれば、米軍基地や米兵が減れば、米軍住宅も要らない、基地の従業員も減る、光熱水費も減る。ことしは二〇一一年なわけですけれども、ロードマップが生きているということであれば、二〇一四年には、三年後には減るわけですよね。なのに、何で五年間も金額を据え置くのか。これはおかし...全文を見る
○服部委員 ならば、五年間据え置くということを決める必要はないんじゃないですか。
○服部委員 どうもちょっと納得がいかないのは、ことし、二〇一一年、ロードマップは生きているということであれば、二〇一四年というのは三年後ですね。百歩譲って、三年だと言うんだったら、これは私は理解できるんですよ。何で五年なんですか。どうも理解できない。もう一回、答弁をお願いします。
○服部委員 ということは、三年後に、現実にロードマップがそのまま実行されて、米兵が大幅に減る、あるいは家族も減る、そのときに金額は減額する、そういう合意が日米交渉で得られる、こういう理解でいいですね。
○服部委員 次に、この思いやり予算、他の同盟国との比較においても、我が国の負担は非常に突出しております。米軍が駐留する世界じゅうの同盟国が負担する経費の総額の半分以上が日本の負担だ、こういう実情がある中で、アメリカの国務省前日本部長ケビン・メア氏は、日本政府が現在払っている高額の...全文を見る
○服部委員 何を言っているんですか。アメリカの本音が出ているわけじゃないですか。これは本音ですよ、アメリカの。だって、日本部長ですよ。そう思いませんか。アメリカの本音だと思いませんか。
○服部委員 普天間の移設問題もしかりですし、思いやり予算もそうですけれども、一つのことで反対だとかどうとか言うと日米関係が崩れるだとか、そんな薄っぺらい日米関係じゃないと私は思いますよ。  ですから、日米関係、いろいろな側面があるわけで、だめなものはだめ、辺野古に何ぼ基地をつく...全文を見る
○服部委員 質問を終わります。
○服部委員 社会民主党の服部です。  きょう、日米地位協定の議論もいろいろ先ほど来されております。そこで、冒頭、大臣に一つお願いをしたいことがありますので、ちょっとお聞きをしていただきたいと思うんです。  ことしの一月に、沖縄で十九歳の娘さんが米兵との交通事故で死亡されました...全文を見る
○服部委員 これは日米地位協定の構造そのものがやはりそういうふうになっているから、公務外の事故であっても、基地の中に逃げ込んでしまえば日本の警察の力も及ばない、結局、事件はうやむやになって、多くの人たちが泣き寝入りをしているというこの現実をやはりしっかり受けとめていただきたいとい...全文を見る
○服部委員 ぜひ、アクションを起こしてほしいんですよ。結局、そういう、ちょっと言い方は悪いですけれども、きれいごとばかりおっしゃるけれども、全然アクションが見えないんですよ。ぜひお願いをいたします。  先ほどの議論の中でも申し上げました、ケビン・メアさんの発言に私も非常にこだわ...全文を見る
○服部委員 どうしても納得ができないんですけれども。  委員長に申し上げます。  三月九日の参議院の予算委員会で、我が党の山内徳信議員の発言に対して、参議院の予算委員長が、「ケビン・メア氏の発言についての受け止め方は当委員会の総意」であると。要するに、参議院の予算委員会の総意...全文を見る
○服部委員 では、最後に申し上げます。  先日、騒音の被害についての判決が出る中で、賠償金額が遅延損害金を含めて二百二十億九千四百万円に対して、地位協定十八条は、米側が通常であれば七五%の百六十五億七千五十万円支払うべき義務が日米地位協定上あるにもかかわらず、米側は支払わない。...全文を見る
○服部委員 社会民主党の服部良一です。  社会民主党・市民連合を代表して、在日米軍駐留経費負担特別協定、いわゆる思いやり予算に反対の討論を行います。  反対の理由の第一は、本協定が日米地位協定第二十四条に違反し、まさに対米追随、米国言いなりの象徴的な協定となっている点でありま...全文を見る
03月31日第177回国会 衆議院 本会議 第13号
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○服部良一君 社会民主党の服部良一です。  社会民主党・市民連合を代表して、在日米軍駐留経費負担特別協定、いわゆる思いやり予算に反対の討論を行います。(拍手)  冒頭、申し上げます。  ことし一月、沖縄で、米軍属によってまたも、十九歳の若い命が失われました。米軍側は、退勤中...全文を見る
04月07日第177回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第6号
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○服部委員 社民党の服部良一です。  松本大臣、三月十八日、南相馬市の視察、御苦労さまでした。  二十キロ—三十キロの屋内避難地域から、陸の孤島になっているという市長のSOSをお聞きしまして、私も、当日杉並区の緊急車両に同乗させていただいて現地に駆けつけて、偶然に大臣にお会い...全文を見る
○服部委員 結局、全然わからないということですか。  冷温停止が実現するまでに大体どれぐらいかかるというふうな見通しをお持ちですか。ちょっと、もう一度答弁をお願いします。
○服部委員 それでは、原子力安全委員会の方にちょっとお聞きしますけれども、仮に冷却循環水の機能が復帰しても、圧力容器であるとか格納容器、圧力抑制室、配管等の損傷があるという中で、本当にそれが機能するのかというふうに疑問を持っているわけです。  それで、現在、圧力容器等の損傷の実...全文を見る
○服部委員 ちょっと、今後の見通しについて、安全委員会として今説明できることを説明してくださいよ。  例えば、安全委員会は四月四日の記者会見で、放射能が外部に漏れ出すのを食いとめるのに、現場の状況により、二カ月かもしれない、五、六カ月かもしれない、こういうことを言われているんで...全文を見る
○服部委員 どうもちょっと釈然としませんけれども、時間が来ましたので、最後に政府の方に。  細野さんが数カ月ということを言われたわけですけれども、政府としては、現時点で、今後の収束についてはどういう見通しを持っておられるのか、お答えいただきます。
○服部委員 いつまでもそういうことでは困ると思うんですね。避難している方は、一体いつごろのめどを持って避難生活をすればいいのか、本当に悩んでおられるというふうに思うんですよ。  ですから、最悪のシナリオを描いた場合にはこれぐらいになりますよと、やはり幾つかのパターンで見通しを示...全文を見る
04月13日第177回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○服部委員 社民党の服部です。  きょうは、先ほど松本大臣を横から見ていますと、目が充血して真っ赤っかですけれども、ちょっと健康に留意されて頑張っていただきますように申し上げておきます。  四月四日、福島第一原子力発電所から低レベルの放射能汚染水が大量に海に放出をされました。...全文を見る
○服部委員 海に放出するということは、その十六時のブリーフの時点では明確に言われたんですかということをお聞きしている。
○服部委員 近く始めると。そうですか。いや、韓国側は、まだこれは検討段階だという受けとめだというふうに記者会見で言われていたわけです。  それで、その後、外務省からファクスを海外に流したということなんですけれども、このファクスをちょっと私は見ていないんですけれども、どういう内容...全文を見る
○服部委員 ロシアの旧チェルノブイリ原発事故の現場処理の責任者を務めた環境専門家たちが十一日に記者会見をモスクワでして、日本の措置を国際犯罪だという非常に厳しい指摘をしているわけですね。その中で、ロンドン条約、海洋汚染防止条約があるわけですが、日本は汚染水に含まれる物質を明らかに...全文を見る
○服部委員 極めて不十分であったということなんでしょう。  IAEAの事務局長は、日本政府からの情報を把握していなくて、記者会見で非常に、ちょっとざっくばらんに言えば、恥をかいたような局面があったやに聞いておりますが、IAEAについては、どの段階で、どのような方法で、かつ、いか...全文を見る
○服部委員 東電が十五時三十分に発表されて、外務省が十六時にブリーフということなんですが、もう一回聞きますけれども、IAEAには、どの、何時の時点で、どういう方法で連絡されたんでしょうか。
○服部委員 国内でもいろいろ、漁協の皆さんとか、一体どうなっておるんだというような批判が上がりました。  実は、数年前に、海洋政策担当大臣というのがつくられております。海洋環境の保全あるいは国際的な連携の確保及び国際協力の推進ということもその基本的な施策にありまして、今、大畠大...全文を見る
○服部委員 農水大臣あるいは厚労大臣には事前に御連絡されたんでしょうか。
○服部委員 漁協とか農業関係者には事前に御連絡されたんでしょうか。
○服部委員 福島県、茨城県には何時の時点で御連絡されたんでしょうか。
○服部委員 東電さんが記者会見された十五時三十分には福島県には連絡をされた、そして茨城県には連絡をされていない、こういうことなんですか。
○服部委員 今回の意図的に放出された、海洋に出た放射線量物質の推計は何ベクレルと見たらいいんでしょうか。
○服部委員 二号ピットから高濃度汚染水が流出したわけですけれども、この放射線量の推計はどれぐらいなんでしょうか。
○服部委員 そんなばかなことはないでしょう。だって、濃度とか、何万倍かはちょっと忘れましたけれども、大体一時間当たりこれぐらい流出しているだとか、いろいろ報告があったじゃないですか。こんな肝心なことを、そんな、答弁できないというのはおかしいですよ。
○服部委員 低レベルが約九千トン出た、そして高濃度のものが約二万トン出たという数字もあるわけですけれども、この高レベルの二万トンの放射性物質の排出量を保安院として把握されていないというのは非常に問題だと思うんですね。  今回、レベル7という沃素の大気中への放出量の中には、海水へ...全文を見る
○服部委員 日本は海洋法条約を締結しているわけですけれども、これは、人の健康だけじゃなくて、生物、自然、海洋生物に対する害、それから海洋活動、漁業とかに対する障害とか、海水の水質を利用に適さなくすること並びに快適性の減殺のような有害な結果等々も含めて、トータル的な環境保護を求めて...全文を見る
○服部委員 海外も非常に不信感を持っている原因の一つに、こういった海洋汚染に対するシミュレーションといいますか、日本サイドから全然発表されていないわけですね。  ちなみに、フランスはどういうことを言っているかといいますと、食物連鎖、濃縮の危険性であるとか、あるいは、例えば、数日...全文を見る
○服部委員 韓国が海域の共同調査、共同モニタリングを求めているというふうな報道がされているわけですけれども、これについては今どういうふうな対応をされるおつもりでしょうか。
○服部委員 時間が来ましたので終わりますけれども、ひとつしっかりとした対応を、こういったことの一つ一つの積み重ねが外交的信用と信頼ということにつながると思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。  以上で終わります。
○服部委員 皆さんもお疲れだと思いますけれども、最後の十分ですので、よろしくお願い申し上げます。  きょう、ヨルダンの原子力協定の採決も延ばすということになったわけですが、何か採決を全部延ばすような話もあるみたいですが、この原子力協定を延ばすということについて、委員長以下、皆さ...全文を見る
○服部委員 きょうの毎日で、今度、中国、韓国を大臣が五月に訪問されるというような報道が流れておりましたけれども、その中に、防災、原子力での協力を協議する、そういう報道もあるんです。  この際、率直に、もう少し安全の基準がしっかりするまで、ちょっと延期しようやと。そういうことを韓...全文を見る
○服部委員 くどいですけれども、ぜひとも原子力発電所のプラントの輸出はやめていただきたい、こういうリスクの高いものを何も売らなくてもよろしいというふうに私は思いますし、そういう立場で、もし韓国でも行かれるのであれば、ぜひ協議をしていただきたいし、また、外務省におきましては、ぜひこ...全文を見る
○服部委員 行方不明は何人ですか。
○服部委員 日々刻々って、一回も聞いたことがないんですけれども。
○服部委員 わかりました。引き続き把握をしていただきたいと思います。  ちょっと時間がなくなってしまいました。外務省の情報収集ということについてお尋ねしたかったわけですけれども、特に日本の風評被害のことが言われますけれども、それだけじゃなくて、今、原子炉関係の事故は、フランスだ...全文を見る
04月15日第177回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○服部委員 社会民主党の服部良一です。  前回の委員会で放射能汚染水放出問題について質疑をさせていただきましたけれども、私自身、どうもまだ納得がいきませんので、きょうも引き続きこの件で質問を行います。  一九九二年、ロシアの日本海への核廃棄物の投棄問題に対して、外務省はロシア...全文を見る
○服部委員 質問に答えていただきたいんですけれども、原子力災害対策本部としての協議決定を経たんですかということを私はお聞きしているんです。もう能書きはいいですから、単刀直入に。
○服部委員 官房長官は、何か十六時の定例の記者会見のちょっと前に連絡を受けたというような話もありましたけれども、放出の意思決定というのはだれが責任者としてされたんですか。菅総理には何時の時点で連絡があったんでしょうか。
○服部委員 委員長、もうちょっと質問に答えさせてほしいんですけれども、菅総理には何時に連絡されたんですかというんですよ。
○服部委員 事前にちゃんと通告しているわけですから、何かそんな、ちょっととぼけたような返事をしないでほしいわけですけれども、結局、原子力災害対策本部としては協議していないということでしょう。協議しておれば全大臣が参加することになっているわけですよ。ところが、農水大臣知らない、厚労...全文を見る
○服部委員 国連海洋法条約とかそういう条約の存在は認識をして、それを一応踏まえたという理解でいいわけですね。それを検討したという理解でいいんですね。ちょっと明確に答えてくださいね。
○服部委員 こういうのを官僚答弁というんですかね。要するに考慮していないということでしょう、今の答弁は。もし考慮しているんだったら、これは条約ですから、外務大臣、当然外務省に事前に、こういう条約があるけれどもどうですかというような協議があってしかるべきだと思いますけれども、外務省...全文を見る
○服部委員 今の一連の話を聞いてみますと、いわゆる原子力の災害対策本部でも議論がされなかったし、そこでいわゆる国際条約の認識もされていなかった、外務省自身もそういう認識を当初持たれていなかったということで、これはやはり極めて大きな反省点だというふうに思うんですね。  しかも今、...全文を見る
○服部委員 今後の問題もありますので、ちょっと法的な確認をさせていただきたいんですが、今回の海への放出は、国連海洋法条約の第二百十条及び第二百十六条、それからロンドン海洋投棄条約の第四条第一項(a)号等に定める投棄に当たるというふうに解釈をされておりますでしょうか。
○服部委員 いわゆるロンドン海洋投棄条約、あるいは国連海洋法条約がありますけれども、イギリスとアイルランドでは、MOX燃料、MOX工場からの廃棄で裁判まで起きているわけですね、陸上からの投棄なんですけれども。それは、海からの投棄だというふうに書いているわけですけれども、例えば、ち...全文を見る
○服部委員 ということは、基本的に通報の義務ないし道義的責任はある、しかし、それは結果的にはできなかった、こういうことですか。
○服部委員 もう時間も来ましたのでやめますけれども、例えば国内についても、福島県には連絡したけれども、実際に漁業の影響のある茨城県とか宮城県には連絡していない。これはちょっと今からでも答弁を求めたいぐらいなんですが、非常に対応がお粗末過ぎる。しかも、やはり政治の顔が見えない。政治...全文を見る
04月20日第177回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○服部委員 社民党の服部です。  今、お手元に、ソ連チェルノブイリ原子力発電所における事故に関する国会決議をお配りいたしました。八六年の四月二十六日にこの事故は起きたわけですけれども、その十二日後に衆議院、それから、その翌日に参議院で国会決議が行われております。  松本大臣、...全文を見る
○服部委員 これを今改めて読まれて、どんな感想を持たれますか。
○服部委員 個別のテーマで評価を差し控える、そんな大層なことじゃなくて、これを見ますと、国内における安全の確保と安全規制に十分反映させるとか、あるいは、今回の事故の教訓を十分反映させるとか書かれていますよね。結局、これがされないままに、今回同じような、規模は多少違うにしても、やは...全文を見る
○服部委員 なぜ実施されていないんですか。
○服部委員 何でこの質問をさせていただくかというと、二十キロ圏内の土壌の分析がされていないということ自身が私はちょっとにわかに信じがたいわけですが、先日、松本内閣官房参与が、二十から三十年は住めないんじゃないかというふうに言われたとか、あるいは、言った言わないという話はありますけ...全文を見る
○服部委員 それでは、いつまでに調査されるんですか。
○服部委員 いつまでというのはまだ決まっていないということですね。
○服部委員 ぜひ、二十キロ圏内の土壌の調査も早急に進めていただきたいということをお願いしておきます。  先ほどからSPEEDIの情報公開の問題がいろいろ議論になりました。SPEEDIの調査をされていないのかなと思ったら実際はされていて、二千枚ほどのデータがあるということが明らか...全文を見る
○服部委員 安全委員会に任せたということですか、結局、今の答えは。
○服部委員 きのうの東京新聞に「官邸が公表止めた」という記事が載っているんですけれども、この記事を御存じですか、文科省。
○服部委員 これには、衆議院の科学技術特別委員長の川内氏が文科省に問い合わせたところ、対外公表については官邸からの了解が必要だと文科省が答えておられるんですけれども、これは、文科省としては公表できるという意味じゃないんですか。
○服部委員 それでは、安全委員会としては、この二千枚のデータを二枚しか出さなかった、これは安全委員会として判断をされたということですね。安全委員会。
○服部委員 何かちょっと言いわけばかり聞かされていますけれども、科学者によれば、天気予報みたいなもので、それは一〇〇%は当たらないけれども、その予測を出すのが本来のSPEEDIの目的であって、今の弁明だと、何のためのSPEEDIなんですか。  それで、私の質問は、では、安全委員...全文を見る
○服部委員 新聞に、官邸がとめたという記載がありますけれども、これは誤報だというふうに認識していいわけですか。
○服部委員 いずれにしても、ちょっとこのSPEEDI、これは各委員からも指摘がありました。後で放出量を調べてそれを公表するんだったら、スピーディーとは言わないわけですよね。予測をするのがSPEEDIですから。これは今後、責任のあり方の問題も含めて、引き続き議論をさせていただきたい...全文を見る
○服部委員 先日の各党・政府の合同会議でもこれは議論になりましたけれども、政府の方からも早く出せという指示を出しているということでしたよね。結局、これはいつ出るんですか。
○服部委員 私が非常に心配していますのは、先日、保安院から今の海中モニタリングの報告が出まして、沖合三十キロでデータが上がっていますよね。これについて保安院自身が、高濃度の汚染水が漏出した経過があるということを認めておられる。それから、いわゆる放出場所に近いケーブルピットであると...全文を見る
○服部委員 ちょっと全然、大臣は煮え切らないというか、要するに、条約の趣旨に沿っては対応しているけれども、この条約二条に沿ってやっているわけではないよ、こういう答弁ですよね、今のは。そうですよね。いや、ちょっとそれは、当初、どこまで被害が広がるかわからない、判断がつかなかったとか...全文を見る
○服部委員 大臣らしくない、煮え切らない返事だというふうに言わざるを得ないわけですけれども、今後とも、国際社会の信用を高めるためにも、しっかりした情報開示をお願いしたいということを申し上げて、質問を終わります。  ありがとうございました。      ————◇—————
04月22日第177回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○服部委員 社会民主党の服部良一です。  ちょっと早い時間に質疑に立たせていただきまして、委員長以下、理事、委員の御配慮に感謝をいたします。  外務大臣にお聞きいたしますけれども、この協定で対象となっている朝鮮王朝儀軌等の図書は、日本による植民地支配のもとで日本の手に渡ったも...全文を見る
○服部委員 義務という言い方じゃなくて、やはり道義的責任という問題だというふうに私は思うんですね。菅談話の中にも、歴史に対して誠実に向き合い、歴史の事実を直視する勇気とそれを受ける謙虚さを持ち、みずからの過ちを省みることに率直でありたいというふうに、去年八月、菅総理自身も申されて...全文を見る
○服部委員 これ以上はもう申し上げませんけれども、私はそういう歴史認識を持っておるということを申し上げておきたいと思います。  それから、民間所有の文化財についても、これまで返還運動なり返還の要請というものがあるわけですけれども、具体的には、大倉財団の、いわゆる大倉集古館所蔵の...全文を見る
○服部委員 大臣、このように、両国の民間同士で、もともと韓国のここにあった、それが今たまたま日本の民間が所有している、それが話し合いによって合意が得られるという場合に、政府としても、その返還に理解があってもしかるべきだというふうに思いますけれども、大臣、いかがでしょう。
○服部委員 大臣、非常に慎重な答弁が目立つような感じがするんですが、実は調査室の資料の十七ページにもあるんですけれども、二〇〇五年の五月に日韓外相会談で、韓国側から日本側の積極的対応を期待すると表明をされまして、そして、我が国側も誠意を持って仲介したい旨を述べたということになって...全文を見る
○服部委員 ぜひ国としても前向きに理解をいただきたいなということを申し上げておきたいと思います。  続きまして、外務大臣、昨年の菅総理談話のフォローアップが重要であるということを日韓両国政府間でも確認をされ、松本大臣自身も三月十九日の日韓外相会談で、総理談話のフォローアップを引...全文を見る
○服部委員 一般論としての答弁としてはそれで結構なんですけれども、私がお聞きしているのは、韓国側でもう遺族もはっきりしている、そういった遺骨すらが、昨年の夏の時点で四十二人分の遺骨を確認したというふうにあるわけですけれども、これがいまだに返還されていない理由というのは何なんですか...全文を見る
○服部委員 私、その調整の中身がどうなっているかということを実はお聞きしたいんですけれども、ちなみに、この新聞記事を見ますと、韓国政府側は日本側に政府主催の追悼会開催を求めている、しかし、徴用したのは民間企業との理由で拒まれている、責任や歴史認識の問題が協議の壁というふうに書いて...全文を見る
○服部委員 やはり、こういうことを一つ一つ積み重ねていくことが日韓関係の進展と信頼ということになると思うんですね。ほったらかしているということでは、ほったらかしているという表現がいいかどうかはわかりませんけれども、やはりもっと迅速に、もう戦後六十五年過ぎているわけですよね。そうい...全文を見る
○服部委員 私は、これはいろいろな、いわゆる徴用もあれば、そういったところで、朝鮮半島とか植民地時代に来られた方の財産なわけですよね。これがいまだに返還されていないという理由にはいろいろあると思います。原票がないとか、そういったものがいろいろあると思うんですけれども、やはりこれを...全文を見る
04月22日第177回国会 衆議院 議院運営委員会 第18号
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○服部委員 私は、社会民主党・市民連合を代表し、日独交流百五十周年に当たり日独友好関係の増進に関する決議案の採決に反対する立場から討論を行います。  本決議は、日独交流史を回顧するだけでなく、豊穣な交流の歴史と真摯な歴史への反省の上に立って、日独関係のさらなる発展、そして、両国...全文を見る
04月27日第177回国会 衆議院 外務委員会 第9号
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○服部委員 社民党の服部良一です。  参考人の皆様、本当に御苦労さまです。  荒井参考人にちょっとお聞きしたいんですが、私、前回のこの委員会でも、朝鮮王朝儀軌の図書については、菅談話では「お渡し」、本協定では「引き渡す」となっているわけですが、きょう先生のお話を改めてお聞きし...全文を見る
○服部委員 民間レベルでの文化財も、相当まだ、六万点以上残っているというふうなこともちょっと聞いているわけです。  下條参考人にお聞きしますが、先ほど北関大捷碑の件をちょっと触れられました。これは、二〇〇五年の十月に靖国神社で、我が国の外務大臣政務官、それから韓国側の駐日大使が...全文を見る
○服部委員 ですから、返還そのものは特におかしいとおっしゃっているわけじゃない、そういうことですね。(下條参考人「おかしいわけではなく、ただ、手段としてですね」と呼ぶ)はい、わかりました。  田代参考人にお聞きしますけれども、対馬文書の話を聞いていて私思うのは、対馬というのは、...全文を見る
○服部委員 荒井参考人にお聞きしたいんですけれども、今回の図書協定の、図書協定といいますか、王朝儀軌の返還については、植民地支配の清算の一環であるということをお聞きいたしました。  先生にいただいた資料の中で、「世界」の昨年の七月号に、「植民地支配責任と向き合うために」という論...全文を見る
○服部委員 ありがとうございます。  具体的な課題として、先生は、例えば空襲被害者の空襲被害の問題とかも本を書かれたりしておりますけれども、より具体的に、やはり戦後補償で、例えば今回の菅さんの談話の中にも、遺骨の返還の問題とかサハリンとかいろいろあるわけですが、そういう、もっと...全文を見る
○服部委員 貴重な意見ありがとうございました。  これで終わります。
○服部委員 社民党の服部良一です。  まず、この図書協定に賛成をするということを申し上げた上で、幾つか質問をしたいと思います。  前回の委員会で、文科省の文化庁次長ですか、重要文化財を海外へ返還あるいは引き渡しするに当たって、文化審議会での判断について、当該美術品の文化財とし...全文を見る
○服部委員 ということは、今私が言った、例えば所有者が返したいとか、それが何で日本にあるか、そういう背景については考慮されないということなんですか。ちょっともうイエス、ノーで。
○服部委員 先ほどの議論を聞いていて、もう一点お聞きしますけれども、宮内庁の文化財については、文化庁としては全くノータッチということなんでしょうか。
○服部委員 何かちょっとよく理解ができないな。保存管理がきちんとされておったら関係ないというふうにも聞けるわけですけれども、もういいです、こればかりやっていても仕方ないので。  大臣にお聞きしますけれども、未来への日韓関係、そのためにもやはり、いわゆる戦後処理問題というのは、ま...全文を見る
○服部委員 課題は残っているというふうに受けとめさせていただいたわけです。  前回の委員会の中で、いわゆる幽霊貯金といいますか、軍事郵便貯金、外地郵便貯金について、総務省から答弁をいただきました。軍事郵便貯金については、七十万口、二十一億五千三百万、外地郵便貯金については、一千...全文を見る
○服部委員 この幽霊貯金の扱いについては、菅総理自身も、ひとつ検討してみたいということも言われているわけで、日本でない海外のそういう貯金がずっと残って、これは一体、本当にどうするんですか。だから、やはりこういったことは、いい意味で活用していくということが僕は重要だというふうに思い...全文を見る
○服部委員 ぜひよろしくお願いをしたいと思います。  質問を終わります。ありがとうございました。
04月30日第177回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第10号
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○服部委員 社会民主党の服部良一です。  質問時間が十分ということですので、放射能に汚染をされた瓦れき及び土壌の処理について絞って御質問をさせていただきたいと思います。  きのうの予算委員会でも、松本大臣、この処理についてスピードアップするという答弁をされているわけなんですが...全文を見る
○服部委員 そうしますと、根拠法はいろいろあると思うんですね。  これは法の空白にあるというふうにちょっと指摘されておりまして、原子炉等規制法においては、これは発電所の中の処理だと。それから、廃棄物の処理法については、放射性物質については除外されている、こういうことになっている...全文を見る
○服部委員 だから、法の空白にあるというのはもう理解しているので、具体的にどういう検討の状況ですかということをお聞きしているんですよ。  検討している、検討しているといったって、スピード感からいって、もう五十日たっているわけで、その辺どうなんですか。
○服部委員 福島県に説明したいといっても、どういうふうに方向づけをして説明されるということなのかがさっぱりわかりません。  では、もう一つ、一緒に答えてほしいんですけれども、土壌については土壌汚染対策法というのがあって、これからも放射能の汚染の処理は除かれているわけですね。これ...全文を見る
○服部委員 郡山市長が、小学校で集めた土壌を東京電力に引き取れと言っているわけですよ。  ですから、瓦れきについても、津波については確かに、いわゆる一般廃棄物とすれば国と自治体が負担をして、今回は国が持つよ、こうなっている。そこに放射能がかぶっているわけですね。そうすると、東京...全文を見る
○服部委員 ちょっと全然、お答えがなかなかいただけないんですが、汚染した瓦れきを燃やしたらどういう問題が発生しますか。
○服部委員 そうしますと、もし、燃やすことによって拡散あるいは濃縮するということでなかなか処分が難しいということになれば、それ以外にはどういう方法があるんですか。
○服部委員 瓦れきを保管するといいますか、ないしは埋めるとか、そういった処分場をつくらないといけないという今の御答弁なんですか。
○服部委員 大臣、瓦れきを一時どこかに保管という話が出ていましたけれども、この保管の場所というのは東京電力の中なんですか。それとも、どこか一般の地域なんですか。
○服部委員 今、いろいろやりとりさせていただいたんですけれども、どうももう一つはっきりしないんですね。  焼いたらどういう影響があるかということについても、いろいろ検討はされていると思うんですけれども、もう一つはっきりしないし、では、それをどこの場所に、しかも汚染されているとい...全文を見る
○服部委員 どうもありがとうございました。質問を終わります。
05月11日第177回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○服部委員 社民党の服部良一です。  まず、日印のEPA協定について御質問いたします。  協定第七章及び附属書七の自然人の移動にかかわり、インドの看護師及び介護福祉士の日本による受け入れについて、協定発効後、可能な場合には一年以内、遅くとも二年以内に結論に達することを目的とし...全文を見る
○服部委員 具体的な規模だとか、インド側の要望という点ではどうなんですか。
○服部委員 それ以外の分野について、インド側から、過去、インド側と接触する中で、人の受け入れについて追加的な要望というのはあるんでしょうか。
○服部委員 インドといえばIT産業というのがちょっと思い浮かぶんですけれども、IT技術者の受け入れとか、そういった要望というのは出ていないんですか。
○服部委員 ありがとうございます。  我々、別に受け入れに反対ということで言っているわけではなくて、インドネシアからの看護師、介護福祉士の受け入れの問題、これもいろいろ問題が生じましたし、受け入れた場合の日本の労働者への影響であるとか、あるいは受け入れた本人たちの生活や人権に問...全文を見る
○服部委員 問題があるというふうに受けとめたんですけれども。  軍用道路という十億ドルを上積みして、この比率を掛けたということになるわけですけれども、そのことによって約六億ドルが、ある意味ごまかされたと。この公電を信じるならばですね。しかし、政府として、税金を預かるという立場か...全文を見る
○服部委員 当時も大変な問題になりました。というのは、米軍住宅の単価が高過ぎるじゃないかと。当初、一戸当たり八千万以上ということで、しかも土地代は別なんですよ。我々が分譲住宅を買うのに、土地つきで三千万とか、東京はもっと高いかもしれませんけれども、そういうレベルで買うわけですね。...全文を見る
○服部委員 大臣、私、それはちょっと異論がありますね。異論がある。  ウィキリークスのこの報道が正しいかどうかという議論はおいておきましょうよ。それは一応おいておいて、しかし、これが、ひょっとしたらそういう水増しがあったんじゃないかということがこういう新聞のトップニュースで出た...全文を見る
○服部委員 では、ウィキリークスはいいですよ。私が言ったとしましょう。私が、ちょっとこれは水増ししているんじゃないんですかと。外務省としては、そういう国民の声、あるいは国会議員でもいいですけれども、そういう声があれば、それはもう一度やはり精査しないといけないなというふうに思うのが...全文を見る
○服部委員 これは税金をどう使うかという話ですからね。ですから、一たんこういう疑惑が、信憑性は十分検証していただいたら結構ですけれども、上がった以上は、しかも一般紙のトップニュースで国民がみんな知ることになった、そのことに対して、やはりこれは外務省として説明責任があるというふうに...全文を見る
○服部委員 実数として、この一万五千人が、グアムに何人移るんですか。
○服部委員 ということは、八千名じゃないということですか、実数で。
○服部委員 これはまたゆっくり議論させていただきたいんですけれども、本当に数字のトリックなんですよ。そして、海兵隊が八千、家族が九千移るからということで、我々の税金を使ってその住宅をグアムに建設しようという話なわけですね。  ですから、いずれにしても、やはり税金を預かる政府の立...全文を見る
05月13日第177回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○服部委員 社民党の服部良一です。  私の方からも、グアム移転協定及び沖縄の基地問題について質問をいたします。  先ほどもちょっと議論になったわけですが、五月七日の読売新聞の一面でも、四月二十八日に菅総理あるいは外務、防衛両大臣、枝野官房長官の会談の中で、このロードマップの問...全文を見る
○服部委員 議題にはなったんですか。
○服部委員 米軍再編が議題になったかという質問じゃなくて、ロードマップ、行程表、これが議題になったかということなんですけれども。
○服部委員 報道では、アメリカから、これはもう間に合わないという提案があって、それを四大臣で確認をして、次の2プラス2で正式に発表しようというのが新聞の報道なんですね。報道はですよ。  何も隠すことでも何でもないわけですよ。実際、防衛省がつくっている工程表からいったら、環境アセ...全文を見る
○服部委員 今のアメリカの動きなんかをいろいろ見ますと、やはりぼちぼち見直しを検討する時期に来ているんじゃないかという思いは持たれませんか。
○服部委員 レビン上院議員らの共同声明では、辺野古の移設は非現実的だ、こういうふうに書かれておりますし、新聞でも大きく発表されているわけですけれども、大臣自身は、現時点で、辺野古移設というのは現実的だと思われますか。
○服部委員 達成可能だと。そうですか。  レビンさんたちの共同声明は幾つかの理由を挙げています、非現実的な理由。沖縄の強い反対、グアムの環境問題、インフラ整備問題、その財政負担、アメリカ、そして日本の震災の問題も入れられておるんですね、における財政的な負担は不可能だ、そういう中...全文を見る
○服部委員 希望を持っていても、実現できるかできないかというのは、また別の問題じゃないですか。私も億万長者になりたいと思っても、なれるはずないんだから。  ここは大臣、それを現実的と思うんだったら、もう少しはっきり、大臣の発言というのは重たいですよ。二〇一四年に基地をつくってし...全文を見る
○服部委員 これは何でお聞きするかといいますと、前の前原大臣は、辺野古がうまくいかない場合は普天間の固定化もあるという趣旨のことをちょっとおっしゃったことがあるわけですね。ですから、住民の小学校、ちょっとどいた方がいいよというような、そういう発言も地元紙でされました。  だから...全文を見る
○服部委員 わかりました。  では、次にオスプレーの問題なんですけれども、先ほども議論になりましたけれども、きのうの東京新聞でも、四月二十八日にオスプレーの普天間配備を容認する方針を固めたとなっているわけですね。それで、先ほど大臣は、いや、まだ正式にアメリカ側からオスプレーの配...全文を見る
○服部委員 大臣は、オスプレーがもし普天間基地に配備されるということが現実のものになった場合には、それはもう認めざるを得ないというお考えですか。
○服部委員 オスプレーの配備の問題というのは、沖縄では大変関心の高い問題ですので、見識ある考え方で、やはり沖縄の方々の怒りを買わないような、そういう対応をぜひ外務大臣には求めたいと思います。  きょう、実は下田会議の資料を配付させていただきました。これは、別にこのことで議論をし...全文を見る
○服部委員 多分、御多忙なのでお読みになっていないんじゃないかと思いまして、私、きょう持ってまいりました。後で差し上げますので、改めて読んでいただきたいんです。  一枚めくっていただきますと、二枚目、非常に字が細かくて恐縮なんですけれども、まずアメリカ側からの参加者は、超党派の...全文を見る
05月20日第177回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○服部委員 社民党の服部良一です。  まず、ケイマン及びバハマとの租税協定について御質問をいたします。  両協定では、銀行秘密であるということのみを理由として情報提供を拒否することはできないということなんですけれども、一方で、営業上、事業上、産業上、商業上もしくは職業上の秘密...全文を見る
○服部委員 条文はそういうことだとして、具体的にどういうことを想定されているんですか。もっとリアルな話をお聞きしたいと思うんです。片や、銀行秘密であれば情報提供は拒否できないということなんですけれども。
○服部委員 何かようわからぬな。  そうですか。まあ、いずれにしても、適切な運用、対応をよろしくお願いしたいと思います。  先ほど、退職年金の問題が出ましたけれども、これもちょっと質問します。  ケイマン、バハマには所得課税が存在しないために、当地に移住した場合には課税が免...全文を見る
○服部委員 おおらかに受け入れておけばいい、そういうことでいいんですね。  昨年、租税条約実施特例法が改正をされ、国会承認を要する租税条約を締結しなくても、行政取り決めによって租税に関する情報を相互に提供することができる、こうなっております。租税情報交換の根拠を租税条約とするの...全文を見る
○服部委員 昨年五月の参議院の外交防衛委員会でも、福山当時外務副大臣が大平三原則でということを答弁されているわけですけれども、いかにも抽象的な答弁だというふうに私は思っておりまして、それは引き続き、そういう意味で国会にすべからくかけて、きちっとやはり議論すべきものは議論すべきもの...全文を見る
○服部委員 きのうの北澤防衛大臣の発言は、かなり踏み込まれているんですよ。要するに、難しいものは難しいという認識を共有して、新たにどうするかと。リセットしようじゃないかというふうにもとれるわけですね。とれるんですよ。これは、こういう発言が出たということは、閣内の統一した見解なのか...全文を見る
○服部委員 大きく離れていないということは、北澤さんの発言に近い認識を大臣も持っておられるとも聞こえるわけですけれども、いずれにしましても、ロードマップをつくったときと大きく情勢が変わっている、これは大臣自身も認められておりますし、先日来議論にもなっておりますけれども、コストの問...全文を見る
○服部委員 いずれ見直さざるを得ない時期が来るだろうということを申し上げて、とりあえず、この議論はそこでとめておきますが。  先日、新下田会議で配付されたジェラルド・カーティスさんの「日米関係の将来」というのをお渡ししたと思うんですが、あれをお読みになりましたか。
○服部委員 では、ぜひ熟読をお願いしておきます。  前回、この新下田会議のジェラルド・カーティスさんの論文を紹介させていただきましたし、また、レビン上院軍事委員長の訪日、訪沖、それからそのレポート、その問題も議論をさせていただきました。今、アメリカからさまざまなメッセージが発せ...全文を見る
○服部委員 時間が来ましたので終わりますけれども、グアム移転協定の前文には、沖縄からグアムへの移駐がアジア太平洋地域における抑止力を強化するものであると両政府は認識しておると。  要するに、抑止力というものは、アジア太平洋全域での米軍の抑止力、プレゼンスということであって、それ...全文を見る
05月25日第177回国会 衆議院 外務委員会 第13号
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○服部委員 皆さん、お疲れさんです。最後のバッターですから、よろしくお願いいたします。  大臣、今度、二十八日から沖縄に行かれるということなんですが、先日来、前原前外務大臣が沖縄に行かれ、あるいはアメリカも訪問をされました。新聞等では政府特使あるいは特使並みの扱いというふうに言...全文を見る
○服部委員 いや、特使でだめだと言っているわけじゃないんですね、私は。ただ、会談にはすべて日本大使館の幹部が同席をし、前原議員も、私の帰国より、外務省を通じて公電によって政府の方に早く伝わるであろうというようなことも言われておって、これは松本大臣が事前にいろいろ相談をされて、アメ...全文を見る
○服部委員 この前、外務委員会でも、アメリカの議員さんが辺野古は現実的ではないということを言われて、松本大臣には、大臣自身は現実的と思われていますかというふうに御質問をさせていただきました。まだ現実的と思われているかのニュアンスの答弁だったように思うんですけれどもね。  ですか...全文を見る
○服部委員 公務中ということになりますと、日本の第一次裁判権が及ばない。しかも、米兵は基地の中に逃げ帰ってしまうから、逃げ帰って何時間かしたらアルコールも抜けるわけですよね。ですから、本当にこういった事件がないのか、ここは僕は非常に疑問ですけれども、いずれにしても、しっかりこの件...全文を見る
○服部委員 こうしたいと思っていましたけれども、思っているうちに大臣をやめましたでは、やはり格好がつかないわけですよね。ですから、やはり政治というのは結果責任ですから、思っていたけれどもできませんでしたでは、どうしようもないわけですよ。  ですから、大臣としては、自分の任期の間...全文を見る
○服部委員 日米地位協定の改定というのは、もう数十年来の話なんですよ。少女暴行事件が九五年にあって、そのときも大会のスローガンでした。ですから、だれがいつやるか、提起するかという話なんですよ。それを私は松本大臣に期待しておる。大臣の間にわしは提起をしたんだ、これを歴史に残してほし...全文を見る
○服部委員 今、文科省が決められている昼間の三・八マイクロシーベルトというのは、年間線量に直しますと三十三ミリシーベルトになるわけですよね。いわゆるこれは昼と夜とを平均とって二十だ、こういうことなんですけれども、福島県の通常の放射線量の約百倍、それから一般公衆の基準の約三十五倍、...全文を見る
○服部委員 これは本当に政治の責任といいますか、大変重たい問題なので、その立場でしっかり対応していただきたいというふうにお願いをいたします。  きょうは厚生労働省にも来ていただいております。  大阪の西成からトラックの運転手として募集をされた労働者が福島の第一原子力発電所で働...全文を見る
○服部委員 二十日に福島第一原発作業員健康管理等対策推進室が設置されたというふうに聞いております。もう五次、六次という下請の中で労働者が苦労している、被曝している、ここをやはり国としてもきちっと管理していただきたい。  それから、そもそも、あいりん職安というものが、財団法人の西...全文を見る
05月30日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
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○服部委員 社民党の服部良一です。  きょうは、原子力事故の対応について質問をいたします。  まず、官房長官に、検証委員会ですけれども、報道では、ことしの十二月に中間報告、来年の夏までに最終報告というふうに報じられておりますけれども、政府としてはどのようなスケジュールで設定さ...全文を見る
○服部委員 きょうは、原子力安全委員長にお見えいただいております。多分、各委員の方も聞きたいことはいっぱいおありだと思いますが、時間がないので一点だけお聞きをいたします。  安全設計及び耐震設計の審査指針については、見直しはされるんでしょうか。
○服部委員 とすれば、いつまでに見直しをされるんでしょうか。
○服部委員 そうしますと、検証委員会との関係ですけれども、当然、事故の検証を徹底的にやっていただかなければならないわけで、その中身を踏まえて見直すという選択肢もあるでしょうし、あるいはまた、安全委員会としてより積極的に助言をしていくということもあるのか。安全委員会と検証委員会との...全文を見る
○服部委員 官房長官、今、多くの原子力発電所が定期点検でとまっております。その再稼働について、地域住民の方は多くの不安を今持っておられます。  溝口島根県知事は、津波対策だけでは不十分、地震も冷却系統に影響を与えたり放射能の流出に影響を与えたりしたのか、原因を究明して対応をとら...全文を見る
○服部委員 今までは、津波によって非常用電源が喪失された、冷却機能が失われたということで、各発電所では、津波対策とか外部電源の強化ということで安全対策を進められているというふうに認識しておるわけですが、最近、炉心冷却系の配管が地震動によって破損したんじゃないかとか、受電用の鉄塔が...全文を見る
○服部委員 浜岡は、中部電力は、水密扉への取りかえ、それから防波壁の設置ということをこの二、三年内にするということですけれども、官房長官としては、この対策をすれば浜岡は立ち上げることは可能だとお考えなのか、あるいは、今おっしゃったように、きちんと耐震設計を見直す、その対策をした上...全文を見る
○服部委員 最近のボーリング調査で、浜岡では地震で過去二・八メーター一気に隆起した跡があるということが最近報道で報じられております。この震源域が真下にある、いわゆる直下型地震が想定される浜岡は、これは危なくて廃炉しかないというふうに私は考えているわけです。  そこでお聞きします...全文を見る
○服部委員 私としては、ぜひ廃炉も射程に置いて検討していただきたいということを申し上げて、次の質問に移ります。  お手元に資料を配付させていただきました。  これは、五月二十四日、原子力委員会で河田さんが「土壌汚染問題とその対応」として報告をされた内容で、原子力委員会のホーム...全文を見る
○服部委員 そうですか。  私は、この資料を見て大変な衝撃を受けまして、いわゆる二十五年前の事故ですけれども、チェルノブイリで居住禁止区域というのがあるわけですね。ここが、今回の事故で、一平米千四百八十キロベクレル以上の汚染地域が六百平方キロあるよ、そして、特別放射線管理区域、...全文を見る
○服部委員 もう時間が来ましたので終わりますけれども、神奈川県の小田原市のお茶の汚染も問題になりまして、いわゆる放射能汚染のホットスポットというのもございます。  これは原子力委員会のホームページにアップされている資料ですので、やはり国としても、この資料に対するきちっとした説明...全文を見る
06月22日第177回国会 衆議院 本会議 第30号
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○服部良一君 社会民主党の服部良一です。  私は、社会民主党・市民連合を代表して、ただいま議題となりました会期延長の件につきまして、賛成の討論を行います。(拍手)  東日本大震災から百日を迎えました。今、被災地の皆さんを初め国民が最も国会に期待しているのは、避難生活を強いられ...全文を見る
07月20日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第14号
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○服部委員 社会民主党の服部良一です。  きょうは、原子力損害賠償支援機構法案について、枝野官房長官とちょっと議論をさせていただきたいというふうに思います。  今回の賠償スキームは、東電の無条件存続、電力事業の地域独占体制の維持にしかならず、増税あるいは電気料金への転嫁等の国...全文を見る
○服部委員 確認ですけれども、法案の第五十二条、「当該原子力事業者の保有する資産の買取りを行うことができる。」こうなっているわけですけれども、この中には、理論上は送配電の買い取りということもありますという答弁でよろしいわけですね。
○服部委員 それでは、送配電部門だけではなくて、例えば、将来的に東京電力が経営的に成り立たないというような局面があったときに、東京電力を買い取る、国有化するということもありますか。
○服部委員 私、冒頭で、今回の賠償スキームは東電の無条件存続にしかならずというようなことを言ったんですけれども、何も無条件存続を前提としているわけではないよ、いろいろな選択肢があると。ですから、東電が立ち行かない場合、国有化ということも理論上はあるということでいいわけですね。 ...全文を見る
○服部委員 そうですか。それでは、もう一点だけ。  附則の第六条に、原子力損害に係る政府の援助のあり方等について将来的に検討を加えるという文言があるんですけれども、これはどういうことを想定されているんでしょうか。ちょっと通告していなかったので申しわけないんですけれども。
○服部委員 わかりました。  何でこんなにくどく言っているかといいますと、政府の今回の補償に当たる腹がどの辺に据わっているかということをお聞きしたいなと思ったんですね。  東電の事業収益の中で、将来的には電気料金もちらちら上げながらやっていくような、言い方は悪いですけれども、...全文を見る
○服部委員 いずれにしましても、この賠償金額が一体幾らになるのか、さっぱりわからない。事故がスムーズに計画どおりに収束されればいいわけですけれども、今から何が起きるかわからない。  そして今回、また牛肉の汚染の問題もあり、放射能の汚染が一体どこまで広がっているのか、今、本当にみ...全文を見る
○服部委員 見直すということなんですけれども、いつまでに見直されるんでしょうか。
○服部委員 年度内というのは、年末じゃなくて来年の三月という意味ですか。
○服部委員 今、原子力発電所の近くの自治体は大変心配しているわけですね。この前、京都府の綾部市というところに呼ばれまして、行ってきて話をしたんですけれども、地元の町内会長さんとかいろいろお見えになっているわけですけれども、綾部市は市の全域が三十キロに入るらしいんですよ。それで、福...全文を見る
○服部委員 参考にして。では、例えば福島第一原子力発電所の事故で、避難地域が二十キロ、それから計画的避難地域は五十キロ、こうなっているわけですけれども、福島で起きた現実の事象ですけれども、これは具体的には参考にされるんですか。
○服部委員 専門の検討チームの中では反映されるであろうというふうに班目委員長は御認識ということなんですけれども、安全委員会の責任者として、班目委員長としてはその点はどうなんでしょうか。
○服部委員 官房長官にお聞きしますけれども、今住民が、例えばこの前も佐賀で再稼働だという話が出たときに、長崎の方が、ちょっと待て、佐賀だけで決めるなというような話がありましたでしょう。ですから、今回の再稼働に絡んで、こういったEPZ、何キロまでを防災対策の重点地域とするか、先に見...全文を見る
○服部委員 私は手続のことを言っているんじゃなくて、例えば滋賀県、若狭湾から、若狭の原発から十数キロで琵琶湖があるわけですね。ですから、もし同じような事故が起きたら琵琶湖の二千万人の水がめが一体どうなるんだと、本当に地域の住民は心配しているんですよ。  そういったこともあるから...全文を見る
○服部委員 また改めてやらせてもらいます。  もう時間もないので、海江田経産大臣にお聞きしますけれども、原発立地点の近隣自治体と電力会社との間の原子力安全協定について、前に、応援したいということをおっしゃっているんですね。応援したいとは一体どういうことなのか、それが一つ。  ...全文を見る
○服部委員 質問を終わります。ありがとうございました。
07月20日第177回国会 衆議院 本会議 第34号
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○服部良一君 社民党の服部良一です。  社会民主党・市民連合を代表して、二〇一一年度第二次補正予算案に賛成の討論を行います。(拍手)  牛肉のセシウム汚染がどこまで広がるのか、困惑と不安が深まっています。  汚染の実態を知っていたのか、それとも、甘く見て、ずさんな検査になっ...全文を見る
07月27日第177回国会 衆議院 外務委員会 第14号
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○服部委員 社会民主党の服部良一です。  きょうは、使用済み核燃料の問題あるいは2プラス2等を御質問させていただきたいと思います。  まず、経産省にお尋ねいたしますけれども、ベトナムに対する原発輸出に際して、ベトナムは発注条件を六つ提示し、そのうちの一つが、使用済み核燃料、放...全文を見る
○服部委員 昨年の十月の首脳会談で、日本がパートナーになるということが決まっているわけですけれども、日本とベトナムの共同声明に際して、菅総理も、プロジェクトの全期間にわたる廃棄物処理における協力、あるいはベトナムが示した条件を満たすということを保証したというふうに明記をされており...全文を見る
○服部委員 日本側で引き取るという選択肢もあるんでしょうか。
○服部委員 当時、直嶋経産大臣は、廃棄物の処理はそれぞれの国でやってもらうしかないということを実は述べられておるわけですが、また一方で、産業界等からは、日本も将来的に六ケ所の再処理工場で外国の燃料を再処理するかどうかの議論をする時代が来るかもしれませんというふうにおっしゃっている...全文を見る
○服部委員 モンゴルでの核処分場計画が、最近たまたま新聞等で報道されているわけです。例えば、東芝さんがアメリカの政府高官にモンゴルでの建設計画の推進を要請する書簡を送ったとか、それから、日本と米国とモンゴル、三カ国政府の合意文書の原案というものが判明したとかいうふうなマスコミ報道...全文を見る
○服部委員 外国で発生した使用済み核燃料を同じく外国であるモンゴルに持っていくのは困難だというふうに言われたというのは、それはモンゴル政府がおっしゃっているということですか。  要するに、将来的に、モンゴルであるとか海外に使用済みの核燃料の処分場をお願いするというような選択肢は...全文を見る
○服部委員 七月二十三日のモンゴル外務・貿易大臣との会談で、原子力協力について意見交換を行ったというふうにされているんですけれども、具体的にどのような内容であったのか、核処分場計画についても議論されたのかどうか、その点はいかがでしょうか。
○服部委員 私は、こういった自国の、あるいは日本がプラントをつくったところの使用済み核燃料を第三国に持っていく、外国に持っていくなんというのはとんでもないことだというふうに思っているんですね。  外務大臣としては、先ほど、答える立場にないということだったんですけれども、自分のと...全文を見る
○服部委員 安全に管理してくれるところがあれば、第三国にそういうところがあれば、そういう選択肢も排除しないという今の御回答ですか。
○服部委員 きのう、フィンランドの十万年後の安全という映画会が国会の中でありまして、私もちょっとそれを見たんですけれども、EUの理事会は十九日に、放射性廃棄物及び使用済み核燃料の管理に関する指令を採択して、加盟国に対して二〇一五年までに核廃棄物処理計画を報告するようにということを...全文を見る
○服部委員 悪い言い方をしたら、一年間余裕を見てやるから、その間に日本政府はどこまでできるか、一回具体的に示してみいやということを、それとなくおっしゃっているんじゃないですかね。しかし、できないものはできないんですよ、何ぼそんな判こをついたって、サインしたって。そういうことを申し...全文を見る
○服部委員 先ほどの県知事と宜野湾市の二十九項目の質問書、これは随時回答ということなんですけれども、要するにリミットはいつなんですか。いつまでにまとめられる予定なんですか。
○服部委員 このオスプレーの配備の問題は、七月の十四日に、沖縄の、自民党、公明党さんを含めて、全会派の県議会決議が上がっているわけですね。そういう意味で非常に関心の高い課題でありますし、そこに来て、欠陥だとかいろいろな問題が出てきているわけで、やはりこれは速やかに、きちんと米側か...全文を見る
07月29日第177回国会 衆議院 外務委員会 第15号
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○服部委員 社民党の服部良一です。  まず、ASEAN友好協力条約に関連して外務大臣にお聞きをしたいと思います。  ASEANが地域内協力を強固にし、域外との協力関係を深めていく、それに対してEUもコミットメントを強めていくということは、いい方向であるというふうに思います。当...全文を見る
○服部委員 最近、東アジア共同体という言葉をめっきり聞かなくなりまして、大臣は忘れたんじゃないかなとちょっと心配しておったわけです。  インドネシアは、原発を棚上げして地熱発電に力を入れております。日本も官民一体で協力する方針というふうに伝えられているわけですが、ほかの東南アジ...全文を見る
○服部委員 ありがとうございました。  エネルギー政策も転換しなければならないと思っておりますし、当然、経済外交をおっしゃるんであれば、その中身も転換していかなければならないというふうに思っております。  ぼやぼやしていると、もう日本はこの分野で大きく世界から立ちおくれるとい...全文を見る
○服部委員 もう前置きはいいですから、公務証明書の根拠及び内容について、妥当なものであるかどうかということについて米側に照会はされているんですか。端的に。
○服部委員 どうも明快な回答をいただけないんですけれども、この公務証明書が恣意的につくられているんじゃないかという問題が、常に、繰り返し指摘をされるわけです。  では、今までノーチェックで受け入れているんじゃないかという批判もされてきました。今後、今回の事件を契機に、この公務認...全文を見る
○服部委員 人を殺しておいて五年間の免停だけでは軽いじゃないかという不満、批判が非常に出ているわけですけれども、そもそも米側は軍事裁判を開いて裁判権を行使されたというふうに理解されているのか、あるいは行政処分であるというふうに理解されているのか、どっちなんでしょうか。
○服部委員 それならば申し上げますけれども、アメリカの最高裁、連邦裁判所あるいはNATOでは、軍属については、平時において、軍法裁判にはかけないというふうになっているわけですけれども、その点についてはどうなんですか。そこを何とかしないといけないんじゃないんですか。
○服部委員 適切に対処しているように見えないんですよね。一体何をしとんやということなんですよ。人を殺しておいて免停五年ですよ。こういうことがまかり通っているわけですよ、沖縄では。だから、きょうの質問は、検察はもうちょっとしっかりしてくれということを、私は別に批判しているというか、...全文を見る
○服部委員 大臣、そういう一般論じゃなくて、今回の事件、例えば裁判権を日本側に移せとか、そういうことを具体的に、例えば日米合同委員会に提起するとか、そういった点についての決意はどうなんですか。
○服部委員 個別の事案というふうにおっしゃるのもいいんですけれども、これは日米地位協定の改定の問題が絡んでいるわけじゃないですか。絡んでいるんですよ。  これは三党合意の案なんですけれども、大臣、ちゃんと読まれましたか。三党って何やという話かもしれませんけれども、民主党、国民新...全文を見る
○服部委員 安保安保、日米関係日米関係もいいんですけれども、まず国民の生命と財産をしっかり守ってください。そのことを申し上げまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
08月08日第177回国会 衆議院 予算委員会 第28号
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○服部委員 武器輸出三原則の緩和に反対の社民党の服部良一でございます。  きょうは、まず、核のごみの問題、核廃棄物について質問をいたします。  菅総理は、八月六日、広島の平和記念式典で、原発に依存しない社会を目指すとおっしゃいました。この考えには全面的に賛同いたします。  ...全文を見る
○服部委員 モンゴルに核処分場を建設する構想が取りざたされております。七月二十九日の外務委員会で松下経産副大臣が、日本で発生をした使用済み燃料や高レベル放射性廃棄物をモンゴルあるいは外国において貯蔵、処分するという意向は一切有しておりませんというふうに答弁をされました。これは日本...全文を見る
○服部委員 核のごみの問題というのは大変深刻な問題です。  パネルも準備させていただきましたけれども、フィンランドでは、十万年から二十万年もの間、安全に管理しなければならない最終処分場の建設を今進行中であります。アメリカも悩んでいる。十万年前といいますと、ネアンデルタール人の時...全文を見る
○服部委員 そこで検討されるのはわかっているんですけれども、この核のごみの問題に対する総理としての思いをちょっとお聞きしたいんですけれども、いかがでしょうか。
○服部委員 いずれにしても、海外には持っていかない、いけないということであれば、日本のどこかで極めて長時間貯蔵をしなければならないということになるわけで、そういった観点からしても、日本の原発政策というのは、私の目からすれば、もう破綻をしているというふうに言わざるを得ないというふう...全文を見る
○服部委員 予断を持たずに検討するということですので、ぜひ予断を持たずに検討していただきたいなというふうに思います。  MOX燃料を使っている高速増殖炉「もんじゅ」、着工から二十五年経過をし、トラブルが続き、これまでに一兆円も税金をつぎ込んでいるわけです。維持費だけで一日五千五...全文を見る
○服部委員 今、MOX燃料の加工はみんな海外でやっておるわけですね。委員長、ここはよく御理解を賜りますようにお願いいたします。  次に、普天間問題についてお聞きをいたします。  菅総理、コロンビア大学のジェラルド・カーティス教授は御存じですよね。ことし二月に開かれた新下田会議...全文を見る
○服部委員 いや、予算の問題は大きいですよ、予算がつかなかったら何も進まないんですから、日本でもアメリカでも。  社民党も連立政権にいましたから多くの意見は共有しているわけですけれども、普天間問題は共有していませんね、確かに、おっしゃるとおり。  菅総理、このカーティス教授と...全文を見る
○服部委員 それじゃお聞きしますけれども、六月の2プラス2の協議の後に、ゲーツ前国防長官が、向こう一年間で具体的な進展が得られることが重要だということを言われました。これは、アメリカ政府としては、一年猶予をやるからちゃんとやれよというふうに言われているように私は思うわけですね。 ...全文を見る
○服部委員 アメリカは具体的、日本は抽象的という感じがしますけれども、ちょっと時間の関係がありますので、次に行かせていただきます。  日米地位協定の問題でお聞きをいたします。  ことしの一月に、米軍属男性が基地の外で交通事故を起こして、十九歳の青年の命が奪われました。この軍属...全文を見る
○服部委員 委員長、私、外務委員で、松本外務大臣とはこの件はもう議論済みなんですよ。ですから、きょうは総理に答えてほしいということで、総理に、この被害者の母親にどういう総理の思いを伝えていただけるのか。あるいは、日米地位協定の改定を提起するという、この決意をぜひしゃべってください...全文を見る
○服部委員 終わります。
08月10日第177回国会 衆議院 外務委員会 第16号
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○服部委員 社民党の服部良一です。  前回、七月二十九日の本委員会で、米軍属による交通事故で十九歳の青年の命が奪われた件を取り上げました。関連して、米軍属に対する裁判権の帰属先と日米地位協定の問題について質問をしたいんですけれども、その前に、八日の予算委員会で、人の命を奪ってお...全文を見る
○服部委員 どうも大臣、もうちょっと本音でぜひしゃべっていただきたいんですけれども。  地位協定では、軍属が公務中に犯した罪について、米側に第一次裁判権があるというふうにされております。しかし、一九六〇年のガリアルド裁判など、累次にわたるアメリカ連邦最高裁判決を通じて、軍属を初...全文を見る
○服部委員 これは個別の問題について聞いているわけじゃなくて、日米地位協定の解釈上の問題、アメリカの判決との関連についてお聞きしているわけですので、もう一回御答弁をお願いします。
○服部委員 どうもおもしろくないですね。  前回委員会で法務省からも答弁がありましたけれども、日米地位協定第十七条第一項においては、合衆国の軍当局は刑事及び懲戒の裁判権を行使する権利を有するとされているわけですけれども、先ほど申し上げましたように、アメリカの最高裁判決では、米軍...全文を見る
○服部委員 外務省が出している日米地位協定に関する取り扱いの文書があるわけですけれども、これについては外務省はこういう認識を持っているわけですよ。  合衆国の軍法に服する者の範囲について、米側の公式の立場と合同委員会合意の内容との間に差異があるまま放置しておくのは好ましくないの...全文を見る
○服部委員 それでは大臣、必要な修正はやはりその都度行わなければならないという答弁でよろしいですね。そういう修正は必要に応じてやるということですね、今の答弁は。
○服部委員 今までそういったこと、地位協定の改定も含めて必要なことはいっぱいあって、それをやられてきたとは、ちょっとなかなかにわかに信じがたいところはあるんですけれども、大臣がそうおっしゃるのであれば、ぜひとも必要なところの改定をよろしくお願いいたします。  この米軍属の裁判権...全文を見る
○服部委員 外務大臣、外務大臣は日本の外務大臣なんですから、言葉は悪いですけれども、アメリカに気を使うことなく、長崎とか広島の被爆者の声、その立場に立って発言してくださいよ。もう一度お願いします。
○服部委員 菅総理は六日の広島平和記念式典の終了後の記者会見で、核抑止力そのものがなくなるような世界を目指すのが我が国の方針だというふうにおっしゃいました。大臣もこの認識を共有されていますか。
○服部委員 この長崎、広島の問題を見ても、本当に戦争によって多くの民間人が亡くなる。もとは軍隊と軍隊が戦争をしていたかもしれませんけれども、結果としては民間人が多く亡くなっているわけです。  イラク戦争でも多くの民間人が亡くなっているわけですけれども、このイラク戦争の検証の問題...全文を見る
○服部委員 ありがとうございました。  大臣としても、このイラク戦争の検証は必要である、そういう認識だということですね。そういうことでいいわけですね。では、ぜひどこかの時点でよろしくお願いします。  次に、空襲の問題なんですけれども、日本でも大変な数の空襲被害者が出ております...全文を見る
○服部委員 ありがとうございます。  厚生労働省の建前としてはそういうことだけれども、これはやはり政治がそういった国民の苦しみに対してこたえていかなければならない、そういう問題だと思いますので、今付言で言及されたことを大変私も深く受けとめたいと思いますので、ぜひ頑張っていただき...全文を見る
○服部委員 もう質問を終わりますけれども、きょうは、菅総理の菅談話のちょうど一年目になるんです。外務省としても、その菅談話の実現のために努力するということもおっしゃっているわけで、もう戦後六十六年になります。いつまでもこういう戦後補償の議論をしなければならないということ自身が非常...全文を見る
08月23日第177回国会 衆議院 海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○服部委員 社民党の服部良一です。  きょうは、現場の非常に生々しい御意見をいろいろ聞かせていただいて、大変ありがとうございます。  このソマリア問題、海賊問題は、たしか〇八年、麻生政権のときの秋から、国会でいろいろ議論になりました。そのときの議論と今の状況の違いなり共通性を...全文を見る
○服部委員 普通、永久に自衛隊を展開するというわけにはいきませんね。これが三年、四年でめどが立っていくというんだったらいいですけれども、十年、二十年、三十年、五十年と自衛隊を派遣せないかぬのか。これはちょっとあり得ない話だと私は思うんですね。  それで、皆さんも共通した理解とし...全文を見る
○服部委員 マラッカ海峡での日本の取り組みの経験というものは、二年前のときはそうすべきだという議論が非常に強かったんですよ。今はどうなんでしょうか。  例えば、ジャスミン革命がございました。非常に中東が今流動化していますね。先生の論文を見ますと、ソマリア、イエメンの海賊連合が出...全文を見る
○服部委員 ありがとうございます。  日本郵船の諸岡社長のこの中に、当時も実は議論があったんですけれども、アフリカのケープタウン、喜望峰を経由していったらどうなんだという話がありました。そうすると、多分、当時の議論では、一週間ぐらい余計にかかるとか油代がちょっとかかるねという話...全文を見る
○服部委員 短期的には派遣もやむを得ないという議論もあったわけですけれども、派遣してもかえってふえている。ほんだら、これ、本当にいつまで続くんや。要するに、根本的な対策をやはり打っていかないとどうしようもないじゃないか。だから、きょうの話を聞いていると、エリアも広がっているし、中...全文を見る
○服部委員 ただ、ここにも書かれていますけれども、例えば国連が食料援助をしても、実際には地元のコントラクターに委託する関係で、結局横流しされているということも先生は御指摘されていますね。  ですから、そういう意味では、現地がいかに飯を食えるかという状況をつくっていかないといけな...全文を見る
08月24日第177回国会 衆議院 外務委員会 第17号
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○服部委員 社民党の服部良一です。きょうは参考人の皆さん、御苦労さまです。  特に、きょうは田辺参考人の問題点のレポートを見させていただいて、これはもう全くあり得ない選択だなということを改めて私は強い思いをいたしました。  まず、原発の肝である水、これがいわゆる内陸の砂漠地に...全文を見る
○服部委員 ありがとうございます。  先ほど水の問題で、服部参考人は福島の第一原子力発電所の所長もされていたということで、この冷却水の確保の問題というのは、今回の事故で大変な問題になっているわけですね。  今回、ヨルダンの、最初は紅海に近いアカバというところに立地をされるとい...全文を見る
○服部委員 内陸の砂漠地で、そもそも住民の水も足らないぐらいの地域じゃないんですか、ここは。僕はよく知りませんけれどもね。  田辺さん、その辺はどうですか。今の御説明は、私、全然納得できないんですが。
○服部委員 先ほど、民主党の議員さんの中からも、この立地そのものをやはり見直しをする必要があるんじゃないかという御発言もありました。このヨルダン原子力協定の前提が崩れているんじゃないかなというふうに思いますし、こういう形で早急に原子力協定の採決に踏み込むということについては、改め...全文を見る
○服部委員 何か、聞けば聞くほど不安になっていくんですけれども。  それで、先ほど、田辺参考人の方からJBICの問題を言われておりました。JBICの融資あるいは貿易保険の引き受けなど、手厚い支援策が講じられるということになるわけなんでしょうけれども、このような高リスク案件に官民...全文を見る
○服部委員 一応また金曜日も議論があると思いますけれども、いずれにしても、きょうの参考人の御意見を聞いて、改めて、これはもうやめるべきだということを強く確信をいたしましたので、ぜひ、与党の皆さんにつきましても、もう一度原点に帰って、このあり方について御検討いただくようにお願い申し...全文を見る
10月20日第179回国会 衆議院 議院運営委員会 第1号
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○服部委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、憲法審査会委員選任を議題とすることに反対する立場から討論を行います。  今、なぜ、憲法審査会を始動させる必要があるのでしょうか。格差問題が大きな議論となり、かつ東日本大震災に直面している我々に問われているのは、いかに人間のきずな...全文を見る
10月26日第179回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○服部委員 皆さん、お疲れさんでございます。最後の質問になりますので、よろしくお願い申し上げます。  山口副大臣とは震災の会議で何度か御一緒させていただいたんですけれども、玄葉大臣とは今まで接点がなくて、ほとんど初めましての状態なんですけれども、改めまして、初めまして、よろしく...全文を見る
○服部委員 一言で言えば成果はなかったと。  市長が玄葉大臣との話の後に記者に対して言われた言葉、話し合いの余地はないということを言われているんですね。ですから、ただ単に表敬訪問で行かれたのか説得に行かれたのかちょっとよくわからないんですけれども、現地の受けとめは非常に厳しいと...全文を見る
○服部委員 もう一度ちょっとお聞きしますけれども、公有水面の埋め立ての申請を政府がする……(玄葉国務大臣「まだ決まっていない、正式には」と呼ぶ)決まっていない。ということは、要するに、例えば公有水面の埋め立ても、その許認可の権限は県知事が持っておられますよね。それに対して、その県...全文を見る
○服部委員 ちょっと答弁になっていないですね。  だから、そういう強行をしてまで基地をつくるのか。それは、強行しますとはなかなか言いがたいかもしれませんけれども、しかし、そういった選択肢も含めて考えているのか。いや、そんな強行は絶対にいたしません、特措法はつくりませんと、では言...全文を見る
○服部委員 それをはっきり否定されないということは、これは河井議員も言われたわけなんですけれども、可能性は排除しないということかということになるわけですよ。ここは非常に重要なことなんです。ここは非常に神経質なことなんですよ、実は。明確に、いや、特措法、そんなことは考えていません、...全文を見る
○服部委員 去年の十月の予算委員会で、我が党の照屋寛徳委員がこう聞いているわけです。「沖縄県知事が辺野古の海を埋め立てることに反対した場合、特別措置法を制定して、県知事から公有水面埋め立ての許認可権を奪って強硬に辺野古新基地建設を進める意思をお持ちでしょうか。」と。それで北澤防衛...全文を見る
○服部委員 では、ちょっと待ちます。
○服部委員 それでは、菅総理、前の総理ですけれども、あるいは北澤前の防衛大臣が明確に否定をされていますよね、予算委員会で、そういうことは考えておりませんと。では、そのことに対する見解はどうですか。
○服部委員 外務大臣というのは、この沖縄関係閣僚、大臣の一角だと私は思っているわけですね。(玄葉国務大臣「頭の中に考えていない」と呼ぶ)いやいや、考えていないで済まないじゃないですか。考えていないでは、やはり答弁にはならないと思いますよ。  現実に、こういう総理とか北澤大臣の前...全文を見る
○服部委員 それは、マスコミがあすどう書くのか、まあ書くのか書かないのか知りませんけれども。  やはり含みを持たせた答弁ということになりませんか、否定できないということは。否定もしない。否定されないわけですから、否定されないということは、やはり選択肢としてどこかにあるということ...全文を見る
○服部委員 準備はいつ終わるんですか。いつ出されるんでしょうか。
○服部委員 何かもう参ったな、きょうは。  来年ですか、年末ですか。もっと何か、例えばこの一カ月以内とか、何かおっしゃっていただかないと。
○服部委員 委員長、どうもありがとうございます。  これは本当に……
○服部委員 はい、失礼しました。  これは沖縄県民にしてみたら本当に神経質な問題、一字一句を、何を玄葉大臣がおっしゃりたいか、本当に注目して聞いている、そういう性格の問題だということをよくよく認識していただきたいんですよ。  それで、この民主党政権、総理はかわったとはいえ、同...全文を見る
11月09日第179回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○服部委員 社民党の服部良一です。  きょうは、まず普天間基地問題について質問いたします。  政府は、沖縄県民の反対を押し切って辺野古の新基地建設を推進、しかも、回り回ってV字滑走路案に逆戻りしました。  米側は、ことし六月の2プラス2協議後のゲーツ前国防大臣の記者会見、あ...全文を見る
○服部委員 ありがとうございます。  それでは、藤村官房長官にお聞きします。  十月二十八日の記者会見で、藤村官房長官は、この特措法の問題、今の時点でも将来においても念頭にないというふうに明言をされました。これは官房長官、きょう野田総理がおられたら野田総理に直接お聞きしたかっ...全文を見る
○服部委員 ありがとうございます。  菅前総理も、予算委員会でこういうことをおっしゃっています。「決して沖縄の皆さんの声を無視した形で、特措法という言葉も出ましたけれども、そういった形で強引なやり方をするということは念頭に全くありません。」そして、北澤防衛大臣も、「菅内閣とすれ...全文を見る
○服部委員 ありがとうございます。  それで、年内に環境影響評価の提出をされるやに聞いているわけですけれども、新聞等の報道、いろいろ報道がありますけれども、先日、十月二十五日に、パネッタ国防長官との会談で、一川大臣は年内提出を確約したというような報道があるんですが、これはアメリ...全文を見る
○服部委員 確約はしていないけれども、準備はしますということを言った、こういうことですね。  同時に、そのときの会談の中で、十二月までに沖縄の理解を取りつけたいというふうにパネッタ長官に言われたということも一部報道で出ているわけですが、沖縄の理解が評価書の提出の前提になるんでし...全文を見る
○服部委員 私の今の質問の、十二月までに沖縄の理解を取りつけたいという趣旨について、特に十二月とかいう期限はないという今の答弁ですか。
○服部委員 ということは、説明はするけれども、理解していただけるかどうかはまた別の話。ということは、要するに、理解がなくても出すときには出す、こういうことになるわけでしょうか。
○服部委員 私が聞きたいことは、環境影響評価法に基づいて、例えば、評価書を出したら、後、知事の意見が出てくるとか、そういう手続のことを聞いているんじゃなくて、この年末にもそういう評価書を出すんじゃないかと沖縄県民はかたずをのんで見ているわけですね。その提出について沖縄は少なくとも...全文を見る
○服部委員 次に行きます。  アメリカの議会から米軍の方にマスタープランの提出を求めていると思うんです、この米軍再編、グアム移転等について。それで、この前、防衛大臣は参議院の外交防衛委員会で、環境影響評価書に影響を与えるような問題を把握することは大前提であるので、はっきりしない...全文を見る
○服部委員 もう時間がなくなってしまいまして、経産大臣にお聞きをいたします。  福島市の渡利地区で、特定避難勧奨地点に指定をされなくて、今、住民から非常に不満の声が上がっております。  国は、高さ一メートルで毎時三マイクロシーベルトというものを基準にされているわけですけれども...全文を見る
○服部委員 国のその基準の考え方はわかっているつもりなんですけれども、しかし、実際に南相馬市では、百三十一世帯のうちの八割の百六世帯は、五十センチの二マイクロで指定をされているわけですよ。それで福島はされていないわけですね。この二マイクロでも、年間でいくと十七・五ミリシーベルトと...全文を見る
11月10日第179回国会 衆議院 議院運営委員会 第7号
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○服部委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、本決議案を本会議の議題とすることに賛成する立場から討論を行います。  TPPをめぐっては、国論を二分する状態となっております。それ以前に、TPPが何なのかよくわからないというのが多くの国民の実感です。実際、TPP交渉に関する情報...全文を見る
11月17日第179回国会 衆議院 本会議 第9号
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○服部良一君 私は、社会民主党の服部良一です。  社会民主党・市民連合を代表して、総理のAPEC報告につき、総理に質問いたします。(拍手)  最初に、TPPについて、総理がオバマ大統領に一体何を言ったのか、質問いたします。  ホワイトハウスの十一月十二日付発表文には、貿易自...全文を見る
11月30日第179回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○服部委員 社民党の服部良一です。  最後の質問になりますけれども、多くの先輩の議員が、私が質問したいことをかなり質問していただきました。中身的にダブるところもあるかもしれませんし、また、人がかわれば、政党がかわれば、同じ質問でも違う質問になるかもしれません。よろしくお願いをい...全文を見る
○服部委員 私は、もう少し、どういう意味での言語道断かということの中身について、ただ言語道断だではちょっとやはりわかりにくいわけで、例えば琉球新報の社説は、名護市辺野古への代替施設建設を犯すと表現することで、県内移設が正義にもとる行為だとみずから白状したと。どうですか、この社説に...全文を見る
○服部委員 この文脈からいって、環境アセスを出す出さない、その話の中で犯すという言葉が出てきたということになれば、環境アセスを、評価書を出すという行為そのものが犯す行為、犯罪行為ということを防衛省みずからが言っているように私には聞こえるわけですけれども、文脈的に見ますとそういうふ...全文を見る
○服部委員 沖縄は、環境アセスはノーだということを県議会を挙げて決議をしています、嫌だと。嫌だと言う者に、なおかつそれを無理強いしてくる。まさに防衛省の、これは沖縄のトップですからね、防衛省の顔ですよ。この方がやはりそういう姿勢でいたのかということになるじゃないですか。  この...全文を見る
○服部委員 沖縄に対する差別であるというふうに思われませんか。
○服部委員 沖縄に米軍基地が集中している構造的な問題、あるいは過去、沖縄戦という地上戦を経験した歴史、あるいは沖縄には琉球処分という言葉もあるのを御存じだと思うんですね。ですから、こういった言葉というのは、やはり沖縄に対する差別だというふうに沖縄の人は受けとめていると私は思うんで...全文を見る
○服部委員 もう一つ申し上げたいのは、これは女性に対する人権侵害であるということは大臣もお認めなさると思うんですね。  沖縄での米軍のレイプ事件が頻繁にあるわけですけれども、まさに普天間問題の出発は、御存じのように、九五年の少女暴行事件なわけですよね。あれから十数年、すったもん...全文を見る
○服部委員 環境影響評価の評価書を出すということになりますと、九十日以内に知事の意見を聞き、その後、公有水面の埋め立てとなるわけですけれども、その埋め立てのプロセスの中に、いわゆる助言、勧告をして、是正の指示をして、裁判に訴える、そういういわゆる強制代執行をするという、特措法をつ...全文を見る
○服部委員 それでは、玄葉大臣も、特措法についても念頭にない、それ以外の強行的な措置についてはしない、あくまでそういう強引なやり方はしない、決して沖縄の皆さんの声を無視した形では強行はしない、そういう趣旨の大臣の答弁であるというふうに私は受けとめました。もし違うなら、違うとおっし...全文を見る
○服部委員 この前と同じようなやりとりになるんですけれども、ことしの六月に出て二年後に回答が出ましたでは、これはしゃれにならぬわけですよね。ですから、いつごろのめどなんですか。例えば、努力しています、年内には何とか、目標でやっていますとか、普通はそういう言い方をするじゃないですか...全文を見る
○服部委員 年内もしくは来年の半ばというのは、来年一月の半ばという意味ですか。年内もしくは来年の半ばという来年の半ばというのは、いつのことでしょうか。
○服部委員 年内とおっしゃる割には、来年の半ばと。どうも何かあき過ぎる気がしますけれども、いずれにしても、よろしくお願いします。  ちょっと防衛省に、今回の田中発言について。  これは、いろいろな見方があります。言語道断の中身について、公務員としての適格性は一体どうなんだ、そ...全文を見る
○服部委員 きょうの新聞を見ていますと、防衛省の中からも、防衛省の幹部がこんなことを言っていると、いろいろ新聞の端々に書かれています。もう辺野古建設は無理じゃないかというような声も出ている、防衛省の幹部とかいって出ているわけですけれども、今回の事件を踏まえて、準備、準備とおっしゃ...全文を見る
○服部委員 環境アセスの評価書の提出をやめて、出したら、次はまた、やれ埋め立てがどうとかいう形になるわけですから、一つのプロセスとして。ですから、ここはやはり政権としても本当によくよく熟慮して、アメリカ側からもいろいろなメッセージが発せられています、私は、やはりここは決断のときだ...全文を見る
○服部委員 先ほどの赤嶺議員との議論、余り理解されていないんじゃないですか。軍属と軍人と違う。だから、米軍人と軍属、軍が雇っている民間人は違いますよという話なんですよ、今ずっと先ほどから議論になっているのは。  それで、日本の地位協定には軍人も軍属も一緒になっているわけですよ。...全文を見る
○服部委員 いや、ちょっと待ってください。  それは、よその国のこと、NATOがどうなっているか、私はそこはちょっと、はっきり言って知りません。しかし、アメリカで国内法で軍属は司法手続で裁くということになっていて、その運用が二〇〇六年までずっと続いているのに、日米地位協定の改定...全文を見る
○服部委員 改定を提起するじゃなくて、検討するということですか、今のは、検討という言葉が出ましたけれども。いやいや、それは時間がかかるというか、今まで時間がかかっているわけですよ。今からまたさらに時間がかかるでは、これは未来永劫できないということをおっしゃっているに等しいわけです...全文を見る
○服部委員 また議論させていただきたいんですけれども、最後に、財務省の方にちょっと事実関係だけお聞きをして、質問を終わりたいと思うんです。  私も営業を長いことやっていましたので、資金回収ができないということは営業にとって致命的なことなんですね。資金回収問題、それからコストが高...全文を見る
○服部委員 質問を終わります。どうもありがとうございました。
12月02日第179回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○服部委員 皆さんおはようございます。社民党の服部良一です。  そもそも、この原子力協定は、春先、五月だったと思いますけれども、前通常国会で審議入りが与党から提案がございました。福島の事故を受けて、こんな時期に原子力協定の審議をするということはむしろ国会の良識が疑われるんじゃな...全文を見る
○服部委員 ならば、何もばたばたと輸出を進めなくても、踏みとどまるという選択肢もあるじゃないですか。今、玄葉大臣は、どうしても積極的になれるかと言われたら、私は必ずしもなれない、今もそのとおりだとおっしゃったわけですよね、積極的にはなれないと。  今、国は原子力政策の見直しをま...全文を見る
○服部委員 もう余り、いろいろ、時間がかかって仕方がないような答弁はもうやめてほしいんですけれども。  冷却水というのは、一次冷却水、もちろんあります。その一次冷却水を冷やすための二次冷却水には、今福島では本当に大量の水を使っているわけですけれども、本当に足りるのか、私はこれは...全文を見る
○服部委員 いや、日本政府としてどう判断しているんですかということをお聞きしているわけですよ。ヨルダンが判断します、IAEAは判断していますじゃなくて。万が一、ここで事故が起きたら、こういう場所だということをわかっていて建てたのかということになるじゃないですか。  ベトナムの立...全文を見る
○服部委員 それも結局ベトナム任せですよ。JBICが融資するためには環境社会配慮ガイドラインあるいは原発輸出に関するガイドラインに基づいて審査が行われる、これは三十日の答弁でもございました。  この環境配慮ガイドラインにはこうあるんですね。「重要な自然生息地または重要な森林の著...全文を見る
○服部委員 外務大臣、もしそういうことであれば、これはベトナムが環境の評価をしますという、そういう他人事じゃなくて、もしJBICを使うということになれば、要するに間接的に我々の税金が使われるわけじゃないですか。やはり国として進めるということであれば、これが本当に環境に影響があるの...全文を見る
○服部委員 ベトナムとは、ここのサイトにつくりましょうという二国間の話が進んでいるわけでしょう。ですから、我々はやはり、何でも物は言われたから輸出すりゃええというようなものじゃないんですよ。私も二十年間営業をやっていましたけれども、何でも売りゃええというものじゃないんですよ。 ...全文を見る
○服部委員 社民党の服部良一です。  エネルギー政策を白紙から見直す作業をしているときに、なぜ原発輸出か。事故が収束しておらず、検証も終わっていない段階で、何で安全な原発と言えるのか。あるいは、国内では脱原発依存、世界では推進、これはダブルスタンダードである。日本が目指し、世界...全文を見る
○服部委員 積極的ではないと。  それで、きょう、このメモをごらんになっていただいたかはわかりませんけれども、私が出している資料、ヨルダンへの原発輸出の問題点、あるいはベトナムへの原発輸出の問題点、いろいろ指摘をさせていただいております。というか、そういう田辺さんの資料を配付さ...全文を見る
○服部委員 まず、そういう問題点があるということをしっかり認識していただきたいんですね。  先ほど、余り細かい話には入れなかったので、水のこともありましたけれども、水はあるとおっしゃるわけですけれども、その導水管だけで十キロもあるんですよ。十キロも水を延々と引っ張ってくる。それ...全文を見る
○服部委員 いや、私は、先ほどの、外務省がどういう視察に行ったのか、この議論を聞いていまして、全く外務省に真剣さが見られない、これをもって、日本政府としての、建設場所の安全性あるいは事故リスク、融資リスク、これを政府として検証したとは言えない。  あるいは、先ほど私はベトナムの...全文を見る
○服部委員 委員長に申し上げます。  私は、きょうの議論をずっと聞いていまして、全くこの原子力協定に対する採決の条件が整っていない、採決できるような環境ではないというふうに考えます。ですから、ぜひこの委員会での採決はやめていただいて、また今後の対応については理事会で協議をしてい...全文を見る
○服部委員 福島の事故の検証が終わっていない中で本当に今の日本の技術的な知見が最高水準と言えるんですかということをお聞きしているんです、総理。
○服部委員 いや、それがまさに今から国会でも議論をされる。きょうの本会議で、事故調のメンバーがやっと決まったわけですね。メンバーの中には、先ほども言いましたけれども、やはりもっともっと検証しないといけないということを指摘されている専門家が大勢いらっしゃるわけなんですよ。それをもっ...全文を見る
○服部委員 いや、それはもちろんそうなんですよ。ですから、そういうリスクのある原発というのは、もう輸出はやめるべきだということを私は再三申し上げているわけです。  先ほどもフィンランドのケースを言いました。三千五百億円の初期契約が、トラブルで一兆五千億までなっている。これは工事...全文を見る
○服部委員 慎重な検討になっていないから申し上げているんですよ。  八月に参考人の意見の中で、皆さんがやはり採決を見送ろう、それで外務省が現地に行ったということですけれども、そのきちんとした説明も我々は受けておりません。本当に外務省がこれを慎重に検討しているとも思えない。本当に...全文を見る
○服部委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、日・ヨルダン、日・ベトナム、日ロ、日韓の四原子力協定の承認に反対する立場から討論を行います。  日本は、福島第一原発事故を引き起こし、原発がいかに甚大な被害をもたらすか、身をもって経験しました。原発は、数千億円もの投資を必要とし...全文を見る
12月06日第179回国会 衆議院 議院運営委員会 第15号
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○服部委員 同じく、本日の議事日程第一ないし第四を無期限に延期すべきとの動議を提出いたします。  その理由を、以下、申し述べます。  ロシア、韓国、ベトナム及びヨルダンとの原子力協定については、全くもって審議不十分であり、そもそも撤回すべきと考えます。  日本は、福島第一原...全文を見る
12月06日第179回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第13号
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○服部委員 社民党の服部良一です。  きょうは復興庁設置法案の審議ですけれども、福島県の復興には原子力事故が重く重くのしかかっております。また、東北には福島原発以外にも多くの原子力発電所があり、ちなみに宮城県には女川原発があります。こうした原子力発電所の再稼働問題をどう考えてい...全文を見る
○服部委員 福島のような事故が起こる可能性はやはり否定できない、全国の原発の稼働についてそういったことを前提にして考えていくという御答弁だというふうに受けとめをさせていただきました。  きょう、パネルを出させていただいておりますが、パネルのとおり、福島の事故では現時点で損害賠償...全文を見る
○服部委員 賠償機構法というお話ですけれども、十兆円もの被害が出て東電がもつのかという話があるわけじゃないですか。全国のほかの原発の安全性というかその損害賠償を考えると、結局、やはり保険でカバーするしかないんじゃないかというふうに思うわけですね。  第一歩として、数十兆円規模の...全文を見る
○服部委員 一千二百億円の賠償措置だけで原発を動かすというのは、保険に加入せずに車を運転しているようなものなんですよ。  そういう意味で、今、再稼働の問題が大変地域の住民の関心といいますか不安になっているわけですけれども、この賠償の措置をきちんとしない以上、再稼働というものはす...全文を見る
○服部委員 いわゆる東京電力の経営支援のための支援機構だとか、そういうことと賠償の問題というのは本質的に違うわけですね。ですから、この再稼働の問題についても、この賠償の制度をきちっとやっていただきたい。  我々は、この原発の事故で多くの教訓を得ました。一たん事故が起こったらとん...全文を見る
12月07日第179回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○服部委員 社民党の服部良一です。  きょうは、二つの戦後処理案件について質疑をいたします。  まず、著作権の保護期間の戦時加算についてお尋ねします。  著作権は、死後一定の期間、保護されます。第二次世界大戦当時は三十年であったわけですけれども、日本はサンフランシスコ平和条...全文を見る
○服部委員 二〇〇七年に、民間の国際団体、著作権協会国際連合が、日本における戦時加算に関する決議というものをして、民間ベースではもう日本に戦時加算を求めるのはやめようという合意がされているわけですね。  外務省は、恐らくサンフランシスコ条約そのものを変えるのは大変だということだ...全文を見る
○服部委員 玄葉大臣、この戦時加算という問題なんですけれども、これは戦争中に著作権を日本が保護できなかったから十年加算しようということなんですよ。しかし、戦争というのは、戦勝国であれ敗戦国であれ、お互いにそういう文化的な著作権が本当に保護されていたのかという、その疑問もあります、...全文を見る
○服部委員 ぜひ検討をよろしくお願いしたいと思います。  続く戦後補償問題で、韓国人の元従軍慰安婦の方々に対する謝罪と賠償の問題についてお聞きをいたします。  ソウルの日本大使館前で毎週水曜日に、元従軍慰安婦や支援者の皆さんが謝罪と賠償を求めて水曜集会、水曜デモを行っておられ...全文を見る
○服部委員 この河野談話を見ますと、「旧日本軍が直接あるいは間接にこれに関与した。」「心からお詫びと反省の気持ちを申し上げる。」ただ、どうあらわすかについては今後とも真剣に検討するということを書かれております。  それから、菅さんの談話を見ますと、「歴史の事実を直視する勇気とそ...全文を見る
○服部委員 非常に胸が痛む。  八月に韓国の憲法裁判所が、従軍慰安婦問題を解決せずにいる韓国政府の不作為について、違憲であるという判決を下しました。これを受けて、韓国政府は、日本政府に対して公式に協議を申し入れ、また国連総会第三委員会でも提起をしているわけです。しかし、今に至る...全文を見る
○服部委員 では、外務大臣にお聞きしますけれども、何で今もなお謝罪を求めて抗議を続けておられるというふうに思われますか。
○服部委員 大臣、それならば、韓国政府は公式に日本の外務省に、この問題の解決を求めて話し合いをしようということを言ってきているわけですから、何でそれをされないんですか。
○服部委員 先ほど基金の話も出ましたけれども、結局、端的に言えば、被害者の方に日本の国としての謝罪の気持ちというのがやはり伝わっていないんですよ。ですから、今まで、きょうのきょうまでそういう抗議が続いている。  日韓問題というものは非常に重要だということは、これは大臣もよく認識...全文を見る
○服部委員 最近、玄葉大臣はアメリカとオーストラリアの戦争捕虜の方にお会いになったと思うんですね。これは外務省のホームページからですけれども、十月の十七日、米国人元戦争捕虜、ここで外務大臣は非常にいいことを言っておられるんです。心の和解を促進するということを言われているんですね。...全文を見る
○服部委員 私は、前原さんがどういう思いで言われたのかよくわかりませんけれども、十月ですか、韓国に行かれたときに、人道的観点から考える余地がないかお互いに議論をしたい、あるいは、人道的な仕組みを検討する余地があるのではないかということもおっしゃっているわけですね。  今、慰安婦...全文を見る
○服部委員 もう時間が来ましたので終わりますけれども、こういう問題を質問すると、すぐ売国だとか言う人がいるんですけれども、日本が歴史の問題をきちっと認識して謝罪することが、より日本の世界的な良識を高める、むしろ、そのことが日本にとってプラスであるということを最後に申し上げまして、...全文を見る
12月08日第179回国会 両院 東京電力福島原子力発電所事故に係る両議院の議院運営委員会の合同協議会 第3号
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○服部良一君 社民党の服部良一です。  黒川委員長初め委員の皆様、歴史的使命を持つ重要な役割をお引き受けいただき、まことにありがとうございます。  高い見識をお持ちの皆様を前に、僣越ではございますが、この際、私どもの問題意識と期待を申し上げます。  私たちは、この福島の事故...全文を見る