鳩山由紀夫

はとやまゆきお



当選回数回

鳩山由紀夫の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月24日第142回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○鳩山(由)委員 私は、民友連を代表して、予算の質疑をトップバッターでさせていただきますが、後ほどの鹿野議員ともども議論を展開してまいりたいと思います。  御案内のとおり、私どもにとって大変大きな、みずからの問題として考えなければいけない、新井将敬氏の自殺という問題が起きました...全文を見る
○鳩山(由)委員 総理が今最後にお話をされましたが、まさに人の命、人だけではない、すべての命、それはとうといものであり、その尊厳というものを私たちは失ってはならないと思っています。私は、その意味において、今の日本が、人間やあるいは生きとし生けるすべてのものに対する尊厳というものを...全文を見る
○鳩山(由)委員 今総理がお話しされました、特に結果の平等と機会の平等に関して、私も、やはり機会において平等が守られていかなければならないというふうに思います。ただ、現実の世の中において、機会が十分に平等に与えられていない社会であることもまさに事実でありますから、なお一層機会の平...全文を見る
○鳩山(由)委員 簡潔で結構でございますから、それこそ御家族を含めてあるいは秘書を含めて、そのような不正な取引をなさった経験がおありかどうか、一言で結構でございますから、簡潔にお述べいただきたい。全員にお願いします。
○鳩山(由)委員 それぞれ、ありがとうございます。  国民の疑いというものを、私どもは、一人一人が議員として活動している以上、特に閣僚の皆様方には大変大きな責任を担って活動しておられる以上、晴らしていただくことが必要かと思い、このような質問をいたしたことをどうぞ御理解をいただき...全文を見る
○鳩山(由)委員 私もそう信じたいと思っております。しかし、残念ながら、国民の政治に対する不信感というものは大変に厳しいものがあるということも事実だと受けとめていただきたい。私自身も地元に戻って、鳩山、おまえは大丈夫なのか、そんな冷やかしまでされた次第でございます。  したがっ...全文を見る
○鳩山(由)委員 今お話がありましたが、なかったものというふうに理解をしているというお答えでございました。  これは、新聞がすべて真実のみを報道しているかどうかということになると、必ずしもそうでない場合がありますから、私もすべてそれを真実だというふうに理解をしては危険だと思いま...全文を見る
○鳩山(由)委員 わかりました。より具体的に、それでは申し上げていきたいと思っています。  先ほどから、閣僚の皆様方には株の保有は当然認められてしかるべきだけれども、それは信託をしているから閣僚中の問題はあり得ないというお話、当然だと思います。私は、しかしながら、閣僚の問題だけ...全文を見る
○鳩山(由)委員 実際には、しかしながら借名口座が後を絶たない。したがって、私はやはり、厳密に借名口座の存在そのものをなくしていくために、さらにしっかりとした法規制を行わなければならないというふうに思っております。  それとともに、借名口座というものの疑いが大変に濃いと言われて...全文を見る
○鳩山(由)委員 ぜひ、理事会、委員会でしっかりと結論をお出しをいただきたい。政治家のこのような株取引にまつわる不明朗さというものを私どもみずからが払拭しない限り、国民の政治そのものに対する不信感がなくなるわけがありませんから、まずその原点だと思って、どうぞ委員長、お取り扱いをお...全文を見る
○鳩山(由)委員 わかりました。総理のお気持ちはわかります。私も、すべての取引を禁止をするべきかどうかということにおいては、やはり必ずしもそうではないだろうと。むしろ取引をすべて透明化する必要がある。  しかし、現実において、今の資産公開そのものがかなり抜け穴になっている。すな...全文を見る
○鳩山(由)委員 今の修正をいただいたことはありがたいと思いますが、私の質問に関して、特に資産公開に対して、不実記載の罰則ということに関してはいかがお考えでしょうか。
○鳩山(由)委員 残念ながら、おっしゃるとおり、少なくとも自主ルールというものが守られればそれでよろしいわけでありますが、議員一人一人の、あるいは国民の意識というものがそこまで高まっていないとするならば、やはり何らかの法的な規制を行わなければならないというふうに、私はあえて申し上...全文を見る
○鳩山(由)委員 まさに橋本総理のリーダーシップがこのような政治倫理の問題、あわせて公務員の倫理の問題に求められているというふうに思います。早急にこれは制定の御努力をお願いをしたい。  実は橋本総理は、平成八年の十二月六日、本委員会で、泉井関連で通産省の事務次官以下六名が処分を...全文を見る
○鳩山(由)委員 ぜひとも高いリーダーシップを発揮していただきますようにお願いを申し上げたい。  現実のお話を申し上げれば、その平成八年十二月六日の総理の御答弁の直後の十二月十九日に、公務員の倫理規程というものが制定されたわけであります。しかし、先日逮捕された大蔵省の幹部のこの...全文を見る
○鳩山(由)委員 松永大蔵大臣、ぜひ事実をしっかりと調査をしていただきたい。私は、松永大蔵大臣の再調査をするというそのお言葉を信じたい。ただ、前回、中島氏の事件に関して再調査をするというふうにお話しになって、結局はしっかりとした再調査をなさらなかったじゃありませんか。どうぞ今回は...全文を見る
○鳩山(由)委員 今の大蔵大臣の御答弁の中で、やはり気になることがございます。もう私も、余り個人の問題に関してこの場で深入りすることは避けたいと思っておりますが、一点だけ申し上げたい。  それは、国税庁という庁は、疑わしい、脱税の疑いがあるというふうに判断したら告発をする義務が...全文を見る
○鳩山(由)委員 どうも、伺っておりましてもはっきりとしない。私も、財政構造改革の必要性は認めます。それは日本の将来にわたって必ずなし遂げていかなければならない大変大きなテーマだと思う。しかし同時に、今日的なアジアの金融危機の問題なども踏まえた中で、私たちが今内需拡大のために行わ...全文を見る
○鳩山(由)委員 それで、G7の皆さんは納得されたのですか。
○鳩山(由)委員 努力はわかっていただいたということはかなり苦しい御答弁のようにお見受けしたわけであります。これは、現実、G7の国の方々は、決して納得をしてお帰りになられたのではないなという思いがいたします。  私は、外国のプレッシャーによって、常に、いわゆる外圧によって道を切...全文を見る
○鳩山(由)委員 総理にお答えを申し上げますが、私どもは、課税最低限をずらすという考えはありません。基本的には、税率を二割下げるということで基本的なルールを講じていこう。ただ、そうなりますと、税率が、五〇から四〇に最高税率が下がります。一〇%下げるのはやや行き過ぎではないかという...全文を見る
○鳩山(由)委員 その時々でベストを尽くしておられるということであろうかと思いますが、であるならば、ぜひ、真剣な御議論、これからも続くと思います、その中で、正しいものはしっかりと採用していただきますように、心から期待を申し上げたいと思います。  諫早湾の問題に関しては、あるいは...全文を見る
○鳩山(由)委員 おっしゃるとおり一・九%であります。その見通しのもとで経済運営をされたわけですね。
○鳩山(由)委員 その結果として、政府のこの一・九%という見通しのもとで経済運営をされて、結果として、昨年十二月における、あるいは昨年度全体の景気、見通しがどのぐらいずれたか、あるいは、パーセントで結構でありますが、見込みのパーセント、期末のパーセントをお聞かせいただきたい。
○鳩山(由)委員 ここにパネルがありますが、見通しと実績、今長官がお話ありましたように、昨年は一・九%の見通しが結果として〇・一%ということになった、これは厳然とした事実でございます。この事実にかんがみれば、企画庁長官、あるいは総理が今おられませんから、この経済運営というものを誤...全文を見る
○鳩山(由)委員 いま一度このパネルをごらんになっていただきたいのでありますが、実は数日前、私どもの民主党に松永元駐米大使、今でも大変御活躍でありますが、松永大使が来られまして、講演をされていかれました。グリーンスパン議長のお話を出されて、グリーンスパンさんは今まで日本に対しては...全文を見る
○鳩山(由)委員 それでは伺いたいと思いますが、平成十年度のこの政府の見通し、一・九%ということになっておりますが、これは今でも変えなくてよろしいのですね。
○鳩山(由)委員 今長官がお話ありました、特にアジアの経済危機、日本に与えるその影響、御案内のこの経済成長率に対する影響力をパーセントで計算されましたか。  先ほどの御答弁の中で、平成九年においては予見できぬこととしてアジアの危機があったというお話がありました。であれば、当然こ...全文を見る
○鳩山(由)委員 もっと正確に、実は、どのぐらい経済成長率に影響を与えるかということをお伺いしたかったのです。本来ならば、民間のシンクタンクでも計測をしているデータでありますから、お持ちになっておられないはずはないというふうに理解をいたします。  私が知る限りにおいては、幾つか...全文を見る
○鳩山(由)委員 実際には、ここに余りアジアの経済危機の問題が含まれていないのではないかというのが通説でございます。これは大変な話で、これは一・四%以上のマイナスを試算しているところもあるわけでありますが、もし一・四%だとしても、一・九から一・四を引けば〇・五%程度の成長にとどま...全文を見る
○鳩山(由)委員 どうもやはり予算を上げることにのみこだわっておられる。予算を上げたら、次にまた補正予算を組むというような話になるのではないかという疑念が残念ながら全く消えないまま、時間が参りましたので、外交、安保の問題を一言だけ伺いたいというふうに思います。  私は、沖縄の米...全文を見る
○鳩山(由)委員 最善の選択肢である、たとえそれを理解をいたしましても、その最高の選択肢がやはり住民の意思というもので不可能だという結論を出さなければならなくなったときに、私は、次善の策というものも当然考えなければいけないというふうに思います。  アメリカのキャンベル国防次官補...全文を見る
○鳩山(由)委員 せっかくのお話をいただきましたので、ぜひ、これは与党も野党もなく、真剣に議論をしていきたいというふうに思っております。  もう時間が最後になりました。  多少脈絡ということに関しては問題があろうかと思いますが、オウムの事件に関して、来月の二十日が三年というこ...全文を見る
○鳩山(由)委員 別途の政治判断、特にバランスを考えて、しっかりお願いをしたいと思います。  最後になりました。鹿野委員にバトンタッチをいたしますが、今二時間議論をさせていただいて感じますのは、やはり政治というもの、経済も生き物でありますが、生き物を扱っていく中での政治の生き物...全文を見る
04月10日第142回国会 衆議院 本会議 第28号
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○鳩山由紀夫君 私は、民友連を代表し、議題となりました中央省庁改革基本法案に対しまして質問いたしますが、その前にまず、橋本総理が、本日も、また昨日の記者会見でも、深刻な不況を招いたみずからの失政に対する反省もなく政策転換を表明されたことに関して、総理の政治姿勢をただしたいと存じま...全文を見る
09月24日第143回国会 衆議院 本会議 第13号
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○鳩山由紀夫君 私は、小渕総理の行われた国際連合第五十三回総会及び日米首脳会談出席等に関する報告について、民主党を代表して質問いたします。  今回行われた小渕総理就任以来初の日米首脳会談は、世界第一位と第二位の経済大国が、世界的な経済の混乱に歯どめをかけるための戦略に合意できる...全文を見る
○鳩山由紀夫君(続) 私は、かねてから金融問題をいたずらに政局、いわゆる政争の具にすべきではないと申し上げてまいりました。しかしながら、あの党首会談、まさに与野党間の信義が裏切られるようなことになるのであるならば、私どもが好むと好まざるとにかかわらず、政局にならざるを得ません。 ...全文を見る
10月01日第143回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○鳩山(由)委員 小渕総理、かつて同じ自民党で、しかも同じ派閥でお世話になった者として、しかも総理になられた直後にお電話をいただいて、総理になっちゃったからよろしくというお話をいただきました。そんなお人柄の総理に対してかなり厳しいことも申し上げなければなりません。ある意味できょう...全文を見る
○鳩山(由)委員 総理は御就任の直後に、金融再生内閣というふうに自認をされたと思います。当然今でも金融再生問題に関しては御配慮されておられるかとは思いますが、残念ながら、政府案は挫折をいたし、結果として景気も、きょうも株が、大分株価が下がっておるという話でありますが、景気が回復さ...全文を見る
○鳩山(由)委員 おっしゃるとおり、昨夜、金融再生法案、かなり与野党の協議がもつれ込んだわけでありますが、ほぼまとまったというふうに私も伺っております。そのことは大変よかったことだと思っておりますが、基本的に民主党を含めた野党の案が軸になって、そしてそれに修正がなされて、ほぼまと...全文を見る
○鳩山(由)委員 この点がかなり私は大事だというふうに考えております。すなわち、現在の衆参、与野党の構造からやむを得ず、本来ならば自民党・政府案の方がよりよいものだというふうに思っておられるのに、しかし、力関係でやむを得ないから野党の言うことも聞こうではないか、そのような思いで、...全文を見る
○鳩山(由)委員 私たちは、少なくとも与党が提出をしておられた法案よりもはるかに一般性のある、金融再編が行い得る法案だという自負の念を持って野党案をまとめたつもりではございますし、その自負の念は当然持っております。  少なくとも、はっきりと申し上げられるのは、従来の与党案は、金...全文を見る
○鳩山(由)委員 最近、かなり金融機関自体の自助努力も進められております。例えば、さくら銀行や富士銀行の増資計画とか、あるいは東海銀行とあさひ銀行の提携の発表、こういったことなどは、私たちは、金融機関の間に自助努力によって事態に対処しようという大変な意気込みを感じて評価を申し上げ...全文を見る
○鳩山(由)委員 その早期健全化スキームでございますが、当然のことながら、先般の党首会談におきまして、私どもも、早期健全化スキームの検討は行わなきゃならない、この環境を考えればでき得る限り早く結論を見出すことが大事だという認識は持っておるところでございます。  そこで、総理にお...全文を見る
○鳩山(由)委員 総理や委員の皆様方に、けさ発表されております記事から、大手十八行の自己資本比率というものをごらんになっていただきたいと思っております。  これによりますと、大手行の九月の中間決算の自己資本比率、これは見込みでございますが、軒並み八%以上、九%から一二%まで大変...全文を見る
○鳩山(由)委員 まさに今大蔵大臣も言葉を濁しておられましたが、この数字、どうも、国際決済行としての八%以上にしなければならないということで、軒並みまず最初に答えをつくってから、例えばどのような形で引き当てをするか、あるいは、情報の開示に関してもかなり不透明なものが含まれていると...全文を見る
○鳩山(由)委員 そのような御答弁をいただくと、なかなかまた総理のお顔が見えないという話になりかねません。ぜひ、私はこう信じているという思いの中で、今私どもが主張しております方向に御理解を賜ればと思っております。  さて、もう一つのモラルハザードといいますか、これがその原因では...全文を見る
○鳩山(由)委員 自民党の総裁として御意見を伺ったわけでございますが、今お話がありましたように、直接的という言い方が適当かどうかは別として、まだ自民党が金融機関から献金を現実には受け取っているということ、国民が一番よく見ておることだけに、この問題に関しては総裁としての指導力をぜひ...全文を見る
○鳩山(由)委員 私の知る限りにおいて、その日は八月三十一日というふうに伺っております。  その日はまさに北朝鮮の、ミサイルか人工衛星かまだ判然としないという政府の見解ではありますが、このミサイル事件で国内が騒然となった日でございまして、その日の夜にこの副本部長が大量の段ボール...全文を見る
○鳩山(由)委員 その当面の責務をしっかりと果たしていただくことを、私どもも国民の一人として強く期待をしております。望んでおります。  ただ、その後、少なくともマスコミなどで報道されているような、今長官もみずからおっしゃいましたが、組織的な犯罪、背任事件であり、しかも、それを組...全文を見る
○鳩山(由)委員 残り時間が大分少なくなってまいりましたが、私は、この長銀や金融機関の破綻の問題よりももっと恐ろしい破産が間近に迫っているのではないか、そんな気がしてなりません。  つい昨日でありましたか、一昨日でしたか、東京都も財政の危機宣言をいたしたばかりでございます。神奈...全文を見る
○鳩山(由)委員 今の私の指摘をもし真剣にお聞き届けいただけますならば、いわゆる橋本前総理が提唱されておりました中央省庁の再編というような形の行政改革を超えた、本質的な日本じゅうの行革という議論をしっかりと起こしていただかなきゃならないということでございますので、ぜひその覚悟のも...全文を見る