鳩山由紀夫

はとやまゆきお



当選回数回

鳩山由紀夫の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月09日第147回国会 衆議院 本会議 第6号
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○鳩山由紀夫君 民主党を代表して質問いたします。  私は、今、民主主義のあり方について思いをいたしております。  小渕総理、あなたは、長い歴史の中で培われた国会運営のルールを粉々に破壊してしまいました。代表質問は与党だけで行い、参議院では委員会審議なしで本会議採決を行い、野党...全文を見る
02月23日第147回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第1号
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○鳩山由紀夫君 小渕総理に質問申し上げます。  小渕総理、残念ながら今、日本の政治は不信の海の中にあります。あらしの中にあると言ってもいいんじゃないでしょうか。結局は、あなたは政治家なんですねと言われたときに、それは決して残念ながら評価ではなくて、侮べつであったり、さげすみであ...全文を見る
○鳩山由紀夫君 残念ながらまた後でこの議論はしなきゃならないぐらい答弁になっていないと私は思うんです。  予算委員会でも残念ながら総理はなかなかお出ましになれない。本来ならもっともっと総理自身の考えをお聞きしたいのが、それは国民の当たり前の考えである。にもかかわらず、残念ながら...全文を見る
○鳩山由紀夫君 私は、ですから総理に簡潔に私の質問にだけお答えを願いたいと思っております。そうなれば極めて簡潔になります。お答えになっていないんです。  上場されていない企業が、当然の話、株式譲渡承認申請書というものを取締役会で承認されていなければ、株の譲渡ができないはずになっ...全文を見る
○鳩山由紀夫君 基本政策を申し上げる前に、政治家本人の信義が疑われているわけですから、幾ら政策を述べようと思っても、信義というものが疑われていたらどうしようもない。そこで私は申し上げているだけであります。  私は、したがいまして、お互いにみずからの潔白を証明しようじゃないですか...全文を見る
○鳩山由紀夫君 この問題ばかりやっていても切りがないんです。私も本質的な問題を行いたい。ですから、きょうはこれぐらいにさせていただきますが、国民の皆さん方にとってこれではわからないんです、解決されないんです。ですから、もし身の潔白というものをお互いに証明できるのならば、潔くその場...全文を見る
○鳩山由紀夫君 不適切だからこれは取り消すというお話がありました。それは素直に承りたいと思います。でも、総理のそのようなある意味では軽はずみの世界一の借金王という言葉で、日本の信頼が売られてしまったり国債の格下げなんというようなことが事実になる可能性すら出てきてしまっているという...全文を見る
○鳩山由紀夫君 おっしゃるとおり、百九兆円ということで、それは今までの三百六十四兆円の三割ですよ。総理になられてから、わずかの間に三割の国債を発行された。残高がそれだけふえたんですよ。まさに世界一の借金王かもしれない。しかし、それは一体だれが返すんですか。総理、あなたが借金王とお...全文を見る
○鳩山由紀夫君 総理、総理が四年前、平成八年、総選挙のときのこれ公約ですよ、公約。きょうお持ちしました。  「私の目標」というところの中に、「思い切った行政改革の断行により、さびつき、ほこりをかぶった行政の仕組みを変え、巨額の累積赤字を抱え込んでしまった国家財政を立て直します。...全文を見る
○鳩山由紀夫君 全然その過程が逆の方向に向かっているというだけじゃありませんか。それでは国民納得しません。  ここにさらに書いてあるんですよ。混乱した現状を収拾するために「未来への明るい青写真を描き、」という、財政再建のための青写真を描くとおっしゃっている。何にも未来に対して、...全文を見る
○鳩山由紀夫君 まず、総理は私の質問に完全にはぐらかす話ばかりしかなさっていない。私は公約違反かどうかということをお尋ね申し上げている。確かに経済が厳しいということはわかります。だから、景気回復のために仕事をなさるということは、それはそれなりに私どもは理解をします。でも、でもです...全文を見る
○鳩山由紀夫君 財政の中立命題という話があります。私は、その細かいことを今ここで申し上げるつもりはありません。  しかし、総理は二兎を追う者は一兎をも得ずとおっしゃった。そうではないんです。今こそ二兎を同時に追わなきゃならない。総理は、二匹のウサギが全然違う方向に走っていると思...全文を見る
○鳩山由紀夫君 私は、総理、総理が景気対策という一兎を追っているとおっしゃる。しかし、残念ながら、ウサギは別の方向に逃げているんですよ、これはもう。一兎をも追っていることにならないから問題だというふうに申し上げている。  二兎を同時に追うことによって二兎ともしっかりと先を見るこ...全文を見る
03月08日第147回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第2号
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○鳩山由紀夫君 まず冒頭、総理にお尋ねする前に、本日九時に日比谷線脱線事故が起きました。亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げるとともに、被災された方々のお見舞いを心から申し上げたいと思っております。  総理、このことに関しても早速連絡室を設けられたというふうに承っております...全文を見る
○鳩山由紀夫君 はしなくも、総理、運が悪かったとおっしゃったことは、これは体質の問題で、見つからなければみんなやっていたということをおっしゃったに等しいですね。非常に問題だと私は思いますよ。  この新潟県の県警の事件は、本質は、責任逃れのために真相というものを明らかにしたくない...全文を見る
○鳩山由紀夫君 総理、今お答えになってないんです。私が伺いたいのは、この持ち回りで決めたことを、それを隠して会議をあたかも開いたように見せかけた、そのことを事前に総理は報告を受けておられたのか、受けておられなかったのか、それを伺いたい。
○鳩山由紀夫君 受けてないとすれば、これは報告の義務を怠った国家公安委員長の責任は大変大きいんですよ。  私は、かつてこのクエスチョンタイムで、二回目のときに神奈川県警の問題を取り上げて、総理に対して、国家公安委員長、責任をとって罷免をさせるべきではないですかと申し上げた。しか...全文を見る
○鳩山由紀夫君 このような、国家公安委員会が確かに機能を果たしていないということはみんな万人が認める話でありますから、国家公安委員会は当然のことながら本質的に改組されていかなきゃならないことは言うまでもありません。しかし、それで問題の本質が片づいたというのは間違いなんです。  ...全文を見る
○鳩山由紀夫君 それでは、別の角度からちょっとお尋ねを申し上げたいと思いますが、総理になられてから警察の不祥事はふえていますか、懲戒免職はふえていますか減っていますか。おわかりですか。
○鳩山由紀夫君 総理になられてから極めて懲戒免職はふえているんです。倍増しているんです、昨年、二十件から三十九件にふえているんです。重犯罪も一五%ふえているんです。警察のモラルがまさに地に落ちたその結果としてこのようなこと、国民の生活を不安に陥れているわけじゃありませんか。  ...全文を見る
○鳩山由紀夫君 こればかり申し上げるつもりはないんですが、今私が申し上げた、頭と申し上げているのは必ずしも総理のことだけを指しているわけではありません。  今、やめられた方々、司法、そして防衛、治安、そして金融じゃありませんか。まさに国の中枢を担うべき方々が不祥事を起こして責任...全文を見る
○鳩山由紀夫君 この問題はまだ尽きませんが、時間がなくなってまいりましたから次に移らせていただきます。  総理、この三月六日に発表された総務庁の家計調査、ごらんになったと思いますが、景気の動向、いかがですか、景気はそれでも回復基調にあるとおっしゃり切れますか。
○鳩山由紀夫君 そうおっしゃる総理の認識はやっぱり甘いと思いますよ。  この一月にむしろサラリーマンの収入三・六%減っているんですよ。去年が二%、ことしの一月が三・六%減っているんです。消費支出も同じように昨年全体で二%減っていますが、ことしの一月は四・一%も減っているんですよ...全文を見る
○鳩山由紀夫君 さまざまな世論調査を見ても、昨今の小渕内閣支持率も下がっていますが、その支持率が下がる一番大きな原因、何で小渕総理を支持しないんですか、経済政策に期待が持てないというその数字が今一番大きくなりました。  今までは景気景気、それこそ一週間に一兆円、八十三週間で八十...全文を見る
○鳩山由紀夫君 総理の希望的な観測とは裏腹に国民は大変な不安におびえているんです。  それはリストラ、失業の不安であり、増税の不安であり、将来が見えない老後の不安です。この三つを解決するために、総理は消費が減退しているから景気景気とおっしゃる。そしてばらまいておられるけれども、...全文を見る
○鳩山由紀夫君 それとも自民党の圧力にまた負けてしまわれるんですか。それだけ最後にお伺いしたい。
03月22日第147回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第3号
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○鳩山由紀夫君 きのう、参議院の国民福祉委員会で、年金法案がかなり強引に自自公によって通過をいたしました。そして、きょう、参議院本会議で可決をされたと伺っております。  まず最初に、総理にお伺いをしたいんですが、大変国民にとって年金というのは重要な議論でございます。どのぐらい総...全文を見る
○鳩山由紀夫君 私の伺うところによりますと、今回の年金の議論に、一度も総理は委員会には出席をされなかったというふうに伺っております。  国民にとってこの議論は大変に重要な議論だという意味で私は申し上げているのでございます。一千万円、夫婦で一生を通じると手取りが減ってしまう、こう...全文を見る
○鳩山由紀夫君 この国会において最も重要な法案だと私は思います。その法案に、それこそそれはさまざまな大臣がおられることはわかっておりますが、総理が野党側の再三の要求にも与党の論理で応じられなかったというのは極めて寂しいことです、これは。  あえてその関連で申し上げたいんですが、...全文を見る
○鳩山由紀夫君 今、大変総理はありがたいことをおっしゃっていただいたと思います。今、与野党で、この党首討論のあり方の見直しも含めて議論されようとしています。総理がみずから進んでお出になりたいというふうにおっしゃっていただいたことは大変にうれしいことでありまして、私どももこれは毎週...全文を見る
○鳩山由紀夫君 私は、今総理御自身の意思を伺いました。それで、総理がみずから進んで週一回討論に加わることは賛成だというふうにおっしゃっていただくならば、この見直しの作業の中ですぐに週一回の党首討論は、これは確立できると思います。私は大変にうれしく思います。  きょうは、実は経済...全文を見る
○鳩山由紀夫君 どうもまともにお答えいただけませんが、それならば別の角度から申し上げたいと思います。  陳水扁さんはガンジーさんを大変に尊敬をしておられる。彼の非暴力というものに対して大変尊敬をしています。私は、一つの中国を一つの条件のもとで実現をする、それは非暴力ということで...全文を見る
○鳩山由紀夫君 先ほどから総理はずっと逃げておられるような気がしてならないのでありますが、次に経済の問題でも、ぜひこの問題はまじめに、逃げないでお答えをいただきたいと思っています。  御承知のとおり、経企庁がこの間、GDPの実質経済成長率を発表されましたね。この十—十二月期のデ...全文を見る
○鳩山由紀夫君 私の知る限りにおいては、設備投資も、前期比ではプラスに転じていますが、前年度比ではまだマイナス、すなわち、一年前から比べれば、設備投資マイナスだということでありますよ。ですから、決して、設備投資もこれからどんどんプラスになるという方向ではない。むしろ私は心配してい...全文を見る
○鳩山由紀夫君 そんなことはありませんし、そして、特にこういう、経済がデフレ懸念があるときにはむしろ名目成長率の方が意味があるんだというふうに私は学んでいます。  それでは、まず総理にお伺いしたいんですが、名目成長率はどうだったんですか。国民に向かってぜひ、新聞ではなかなか発表...全文を見る
○鳩山由紀夫君 マイナス一・九%、これは年率に換算するとマイナス七・二%。これは、先ほどの実質の場合は過去三番目の下げ幅でしたが、七・二%のマイナスというのは過去最大の下げ幅なんです。一番ひどく過去においてないほど下がってしまったから、この名目の成長率はどうも隠さなきゃまずいな、...全文を見る
○鳩山由紀夫君 私がお伺いしたいのは、名目の成長率というのは、こういうマイナスの景気の非常に厳しい状況のときに、デフレ懸念のときには、むしろ実質の成長率よりも重要なんではないかということを申し上げておるのです。反論に、それは私どもも答えないわけではありませんが、全然お答えになって...全文を見る
○鳩山由紀夫君 それならば、むしろこの一—三月で取り戻せるというふうにお考えなんですか。この一期、二期だけでは判断するべきでないとおっしゃるならば、この一—三でぐんと盛り返して、いわゆる実質成長率〇・六%を達成できるというふうに思っておられるのでしょうか。
○鳩山由紀夫君 その全力の挙げ方がどうも間違っておられるんじゃないかというふうに申し上げたいと思っているのですが、堺屋長官が、〇・五%という所期の成長率の目標値をわざわざ〇・六%まで上方に修正されたんですよ。その〇・六%、上方修正されたものが果たして満たされるのかどうか。それは、...全文を見る
○鳩山由紀夫君 〇・六%を達成するのは、何か、官邸のどなたかの発言によれば、宝くじに当たるようなものだというようなことまでおっしゃった。  これはおかしな話で、国民に対して、この経済成長率の達成が宝くじに当たるというような話では本来ないはずで、そのために総理は、百兆円も超す百十...全文を見る
○鳩山由紀夫君 それじゃお答えいたしますが、私どもは、公共事業が従来型のばらまきを続けている限り、これは決して、すべてがむだだとは申し上げませんが、かなりむだな予算が組まれてしまっていますから、これは景気自体が浮上するということにはならない。  むしろ、そうではなくて、私は、I...全文を見る
○鳩山由紀夫君 簡潔に申し上げます。お答えは要りません。  いわゆる小渕総理がオブチノミクスというふうにお呼びになっているものは、結果として何をもたらしたか。やはり政治は結果責任ですから、その結果が問われなければならない。結果として百兆を超す借金を国民に残して、そしてGDP十五...全文を見る
03月29日第147回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第4号
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○鳩山由紀夫君 総理にお伺いをいたしますが、八日の私のクエスチョンタイムのときに、特に新潟の警察の幹部の汚職の話でありますが、総理は運が悪かったとお話をされた。そして、ところが、それが言葉じりではなくて、日曜日のサンプロで、この問題に関して、たまたまあかが吹き出たようなものである...全文を見る
○鳩山由紀夫君 まず、有珠山の噴火に関して迅速に対処して対策室をつくっていただいたことには感謝を申し上げたいと思います。ぜひ、万全な体制を心から期待申し上げます。  今、総理の御答弁を聞かせていただいて、一般的に言えば運が悪かったで済む話では実はないんです。構造的に起こるべくし...全文を見る
○鳩山由紀夫君 その決意がおありなら、ぜひ次の法案を一緒に上げようではありませんか。今、参議院で宙ぶらりんにされていますよ、あっせん利得収賄罪。これを制定することが何よりではありませんか。  今回の白川議員の秘書が起こした問題、まさにこれは政治家一人一人が大いなる反省の中で二度...全文を見る
○鳩山由紀夫君 これは参議院で現実に議論をされるはずの問題でありますから、我々が要求しているのに、自民党さんがまだ言うことを聞かないので議論ができない状況になっているんです。十分に勉強していただいて、早く上げようではありませんか。私どもは、まずそれを要求を申し上げたいと思います。...全文を見る
○鳩山由紀夫君 それはいいお話を伺いました。  それでは、クリントン大統領はこの沖縄サミットに関してはっきりと日本政府におっしゃっているじゃありませんか。懸案が解決できないままサミットに伺いたくはないんだと、そういうふうに述べられているでしょう。  当然の問題として、この普天...全文を見る
○鳩山由紀夫君 やっぱり、もう少し詳しく聞かせていただかないと困ると思っています。  もともとこの問題がなぜ起きたのか。米兵による沖縄の少女の暴行事件、これに端を発して、それで沖縄に七五%も集中している基地の問題をもっと沖縄県民側に立って解決していかなきゃいけないんじゃないか、...全文を見る
○鳩山由紀夫君 私どもは、そもそもこの海兵隊に関してはグアムかあるいはハワイ、そういったところ、国外に移設をすることを彼らも期待していた部分があるわけですから、それを先に考えるべきではないかと。それでなければ、国内でも沖縄県の外で候補地をもっと真剣にどうして探さなかったのかという...全文を見る
○鳩山由紀夫君 片時も財政再建のことを忘れてはいないとおっしゃってくださる、当然それは当たり前のことだというふうに思います。  ただ、それならば、今安定経済成長、例えば二%ぐらいというお話をされましたが、そのように成長路線になったら財政再建を始められるわけですね。どういうプログ...全文を見る
○鳩山由紀夫君 経済成長をさせるまではそれでは財政再建のプログラムというのは全く持っておられないということなんですか。大変それは寂しいことです。そのことが景気を悪くしているんだということも理解をされなきゃいけない。  お尋ねということですから、後で私どもの財政再建のプログラムは...全文を見る
○鳩山由紀夫君 いや、私は、絵を描くことはできるはずです。国民に向けて絵を示さないのはまさに責任放棄。  別の角度から申し上げれば、国と地方の合わせた借金の額が三百六十四どころではなくて六百四十五兆円にまで膨れ上がってしまっていますよね。今、三・五%の成長さえ難しいんだけれども...全文を見る
○鳩山由紀夫君 まずどういうふうにそれを実現されるかと申されれば、それは政権与党にならなければ現実にそれを示すことができないのは言うまでもありません。だから、これから国民の皆様方に、どちらが責任のある政党なのか、政権であるのかをしっかりと見比べていただきたいと思っています。  ...全文を見る
○鳩山由紀夫君 人間の一生と犬の一生を比べると、犬の方が人間でいえば六、七年、一年で過ぎていく、だからドッグイヤー。今スピードが要求されているときに、IT革命こそそのかぎを担うんだという理解のもとで私どもは頑張っていきたいと思う。これを行うことで経済を大きく刺激することができる。...全文を見る
04月10日第147回国会 衆議院 本会議 第22号
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○鳩山由紀夫君 私は、民主党を代表し、自自公連立政権から自公保融合政権へと変質を遂げた新政権のトップである森新総理の所信表明演説についてただすとともに、その政治姿勢について質問をいたします。(拍手)  最初に、まず何よりも、小渕前総理が突如御入院をされ、復帰が困難な事態となって...全文を見る
04月19日第147回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第5号
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○鳩山由紀夫君 今委員長からお話がありましたように、私は、小渕前総理と、いろいろな試行錯誤の過程ではありましたけれども、切磋琢磨の中で、皆様方と一緒に党首討論を育ててくることができたことを誇りに思っています。その小渕前総理が突然の病に倒れられてしまわれたことを、まさに痛恨のきわみ...全文を見る
○鳩山由紀夫君 ありがとうございます。ぜひ具体的にお願いを申し上げたいと思っております。  さて、総理は所信表明演説の中で、小渕前総理から引き継がれたのは天命であるというふうにお話をされました。天命は天命で結構だと思いますが、どうも私どもからすると、そう簡単に天命なのかなと、む...全文を見る
○鳩山由紀夫君 今総理にお尋ねしたのは、その後の話でありまして、夜の九時半、青木官房長官が医師団から話を受けて、総理の容体が急変した、急変する前はお元気だったというふうに官房長官から伺っている、それが急変したにもかかわらず、なぜいらっしゃらなかったのかということ。そしてさらに、十...全文を見る
○鳩山由紀夫君 私は、普通の方であれば今のお話が当然だと思います。普通の御家庭であればそれは当然だと思います。でも、一国の総理ですよ。国の最高のリーダーですよ。そのトップリーダーが病気になられて、青木官房長官がお見舞いに行かれたときにはお元気であって、その後どういう状態になられた...全文を見る
○鳩山由紀夫君 総理は、所信表明の後の代表質問の私の質問に対する答弁でもそのようにおっしゃって、決して後任の人事のことなどを相談していたわけじゃないとおっしゃっていますが、しかし、その五人集まられた方々のほかの方々からもう既に、実は後のことを決めていたのは当たり前だろうという話を...全文を見る
○鳩山由紀夫君 ですから、当時の幹事長として、早く、官房長官に対してあるいは内閣全員に対して、閣議を開くべきだったということを申し上げたんですよ。  最後に、このような密室政治というものの象徴、いいですか、不透明、談合、そして虚偽の塊、こういうやり方が今政治の中にはまかり通って...全文を見る
○鳩山由紀夫君 今お話しさせていただいたように、これも同じような流れの中で出てきた問題であるだけに、ストーカーの防止法案というものは、ぜひ自民党も協力をして成立を図っていただきたいと思いますが、最後にそのことだけ伺います。
05月10日第147回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第6号
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○鳩山由紀夫君 総理に質問いたします。  まず、いよいよ総選挙も間近に迫ったという思いでございまして、そうなりますと前回の総選挙のときと比べてこの自民党を中心とする政権が三年半の間にどのような業績を残されたかということが国民にとって最も大きな関心事ではないかというふうに思います...全文を見る
○鳩山由紀夫君 やむを得ないどころではないと思っておりまして、そもそもバブルというものを起こしてしまったことも大きな政治、行政の責任でありますし、そのバブルというものを静めていくために起こした政策も明らかに間違えてしまった。そのツケが金融破綻ということになっていったわけでありまし...全文を見る
○鳩山由紀夫君 橋本内閣のときでありますからお間違えにならないようにいただきたいんですが、橋本内閣のときに確かに財政構造改革に対して、それは私どもも凍結に賛成をした時期があります。  しかし、そのときに私どもが申し上げたのは、決して財政再建を放棄するという話ではないんです。規制...全文を見る
○鳩山由紀夫君 かなり認識が違うなというふうに思います。  総理が、あるいは今、与党がなさっておられる景気の刺激というのは、今、総理が大胆にいろんなことをなさっておられるというふうにおっしゃっているけれども、私どもにはそうは見えない。まだ旧態依然とした産業群に対して、皆様方の例...全文を見る
○鳩山由紀夫君 ミスマッチを起こしてしまったのはやはり政治の姿勢なんです。  できればというよりも、当然、何か古い構造を改革して新しい産業に人間を移していくということであれば、その前に、おっしゃるとおり新しい産業をしっかりと起こしていかなきゃならないし、それがITを初めとする情...全文を見る
○鳩山由紀夫君 これは平行線でどうしようもありませんが、一つだけ私から申し上げるのは、自律的回復を待ってからということになればいつまでたっても、今の自民党の政治では経済は自律的回復をしないんです。弱い経済ばっかり幾らいじっていてもだめなんだということを申し上げておきたい。強い経済...全文を見る
○鳩山由紀夫君 総理、政権与党の方から、特に経企庁長官から、桜の花が咲くころには景気がよくなるというふうに何回伺ったか。もう二度も三度も桜が散っても景気がよくなっていかない。これは今、総理が理想的な話をされました、確かに。自律回復を待つ、それはいいことだと思うんです。私どもがむし...全文を見る
○鳩山由紀夫君 全人格教育というのは私も大事だと思います。  そこで、お尋ねしたいんですが、先ほどの世論調査によりますと、今の社会は強い者が弱い者を抑えつける仕組みになっているから、だからいじめや校内暴力はなくならないんだというふうに七割の方が答えておられるという現実があります...全文を見る
07月31日第149回国会 衆議院 本会議 第2号
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○鳩山由紀夫君 私は、民主党・無所属クラブを代表して、私の所信の一端と、主として総理に対して質問をいたします。  初めに、有珠山の噴火や伊豆諸島地震で被災され、不安な毎日を送られた方々、送っておられる方々に対し、心からお見舞いを申し上げます。また、特に被災によってお亡くなりにな...全文を見る
09月25日第150回国会 衆議院 本会議 第2号
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○鳩山由紀夫君 私は、民主党・無所属クラブを代表して、私の所信を表明し、総理に対し質問します。  質問に先立ち、私ども民主党の議員でありました山本譲司君に対する刑事事件について、この場をおかりして国民の皆さんに改めて深くおわびを申し上げます。民主党は、政治家とお金に関してみずか...全文を見る
10月25日第150回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第1号
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○鳩山由紀夫君 冒頭に結論から申し上げたい。もし、総理、あなたに国を思う心、国民を思う心が少しでもおありならば、即刻中川官房長官ともどもおやめになるべきだと申し上げたい。  あなたは、今日までもさまざま、神の国発言とか、あるいは有権者は寝ていてくれればいいとか、失言がありました...全文を見る
○鳩山由紀夫君 総理が発言することの重さということを考えていただかなければなりません。何でそれならば、今御答弁されたような話であるならば、くるくるくるくる政府の答弁が変わるんですか。見解が変わるんですか。  最初は、これは党の団長、党としての見解だという話を森総理はされましたよ...全文を見る
○鳩山由紀夫君 私の質問にお答えになってないんですね。この当時の与党としての見解か、それとも個人的な見解か、あるいは政府としての見解なのかということにお答えになってない。  少なくとも、それでは中山さん個人の見解ではないということなんですね。それはそれでいいとする。とすれば、個...全文を見る
○鳩山由紀夫君 その話を続けさせていただく前に、やはり中川官房長官が、これはプライベートなことでも明らかにうそをつかれ、そして交友問題に関しても国会で平然とうそをつかれ、そして今回一番大事な北朝鮮のこの拉致疑惑事件に関しても、それは外務省からいろいろ言われたのかもしれませんが、個...全文を見る
○鳩山由紀夫君 それでは伺いたいと思いますが、現在の政府は拉致事件というものをまだ存在しているというふうに思っておられるんですか。それとも、三年前の交渉で、拉致事件を行方不明の問題として解決していいんだという話をして、行方不明者はいないという話になれば、拉致事件の問題もなくなって...全文を見る
○鳩山由紀夫君 私が非常に憂えておりますのは、三年前に、拉致事件を行方不明者、第三国がという話があった、そういう問題として解決をしようと、北朝鮮は当然、今森総理がお話しされたように、この問題は単なる個人的な見解ではなくて、与党そして政府の見解だと解釈をするのは、私も北朝鮮に行った...全文を見る
○鳩山由紀夫君 お尋ねをいただいたのでお答えしたいと思いますが、私は北朝鮮問題に対してはパッケージで戦略性を持って答えを出さなければいけないと思っているのです。森総理の発言などを見ると、そこに全くの戦略が見られないというところが大変大きな問題なんです。拉致事件の問題もある。食糧支...全文を見る
○鳩山由紀夫君 最後に、それでは手短に申し上げたいと思います。  私は、総理が、イギリスやあるいはドイツが北朝鮮と国交樹立をしたいと考えている、意欲を表明した。また、オランダやスペインなどもそれに追随しようとしている。御承知のとおり、オルブライト国務長官が北朝鮮に行かれて会議を...全文を見る
○鳩山由紀夫君 こういうときにはむしろ、冷静に戻ること、事の重要性というものの本質をおわかりになっておられない総理が、総理としてこのままお続けになることに対して、大変な心配を日本じゅうに与えてしまうということを最後に申し上げて、私からの党首討論といたします。
11月01日第150回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第2号
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○鳩山由紀夫君 それでは、総理に御質問いたします。  国民の皆さん方が今一番知りたがっていること、気になっていることから申し上げたいと思うんです。  それは、疑いもなく官邸疑惑の問題でございます。中川官房長官がおやめになりましたが、中川前官房長官はうそをついたとお認めになりま...全文を見る
○鳩山由紀夫君 その認識が大変甘いと思っています。  すなわち、中川前官房長官は内閣委員会で私どもの長妻委員の追及に対して、知人に覚せい剤の捜査に関して電話を受けたことはないと、そう答弁されたんです。しかし、その夜、会話がテレビに流れて、そのとき突如として辞任をされた。そして、...全文を見る
○鳩山由紀夫君 この問題はもう既に答えが出ている話でありまして、もう中川官房長官が事実を認めて、そしておやめになった。それをいまだに総理としてかばうという発言、どう考えても私には理解ができません。問題をすりかえずに答えていただきたいと思っているんです。  国会の中で虚偽の答弁を...全文を見る
○鳩山由紀夫君 総理、この会話の内容が余りにも深刻だから申し上げているのであります。中川官房長官は、まさにこれ総理の補佐当時、まさに官邸の中におられたときに知人に電話をかけて、警察が覚せい剤で捜査で動いているから気をつけなさいというふうに話をされた。これは事実としてもう認められて...全文を見る
○鳩山由紀夫君 私は、中川長官みずからが認められた内容に関して、総理が道義的な責任というものをお感じにならないのかと、そう申し上げたんです。中川長官の道義的な責任を感じないのかと、総理はどう思うのかとお話しされたのに、一切お答えにならないじゃないですか。そういう方に今回教育改革な...全文を見る
○鳩山由紀夫君 官房長官がおやめになった原因、まさに会話のテープでありますが、その内容も総理はいまだに知らない存ぜぬという話は、これは余りにもひどい話じゃありませんか。  あえて申し上げれば、その事実関係の話でありますが、官房長官がその知人に電話をした直後に、実際に警察が覚せい...全文を見る
○鳩山由紀夫君 今申し上げた、私たちが事実として申し上げているのは、ただ単に週刊誌情報を申し上げているんじゃありません。我が党としてきちんと調査をして、それでこれは確実なことだ、事実だというふうに認めて申し上げていることであります。  まだそれを総理が疑わしいと思っておられるん...全文を見る
○鳩山由紀夫君 ぜひ総理みずからの手によって調査をしていただきたいと心から願います。  なぜならば……(発言する者あり)政府がということであります。当然であります。なぜならば、この問題は決して中川官房長官御自身の話だけではなくて、総理みずからが任命されたわけですから任命責任とい...全文を見る
○鳩山由紀夫君 あくまでそのように総理自身が何のリーダーシップを発揮しようとしない、その発想が国民の皆様方に日本の政治、飽きられてしまっているんです。ばかにされてしまっているんです。このように官房長官の疑惑問題を総理がみずから何も手を出さないで傍観をしているという発想だから大変な...全文を見る
○鳩山由紀夫君 総理が前の話に戻されましたから私も一言だけ申し上げますが、あなたは総理大臣であるとともに自民党の総裁ですから、党として調べることは十分にできるわけです。いろんなやり方があるわけですから、そのような意味で申し上げたい。改めて調査をしていただきたいということを申し上げ...全文を見る
○鳩山由紀夫君 わかりました。  そのことが、拉致事件として、主権の侵害の事件として取り扱うことが事実上不可能になってしまったという大変な国益を損ずる話を総理はなさってしまった。  それだけじゃありません。親書を送ったという話も、これもどう考えても事実のようであります。親書を...全文を見る
○鳩山由紀夫君 質問を終わります。返答は要りません。返答は結構です。
11月20日第150回国会 衆議院 本会議 第16号
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○鳩山由紀夫君 民主党の鳩山由紀夫です。  私は、自由党、日本共産党、社会民主党・市民連合、そして民主党・無所属クラブの四会派を代表し、ただいま議題となりました森内閣不信任決議案について、提案の趣旨を御説明いたします。(拍手)  まず、決議案の案文を朗読いたします。   本...全文を見る