鳩山由紀夫

はとやまゆきお



当選回数回

鳩山由紀夫の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月03日第159回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○鳩山(由)委員 久しぶりに、総理に対して質問を申し上げます。今回は、民主党の拉致問題対策本部長として、主として拉致問題に対して総理を中心に質問を申し上げます。  まず最初に、昨日、イラク・バグダッドを中心に大変なテロがまた起きて百人を超える方々が亡くなりましたことに、私どもも...全文を見る
○鳩山(由)委員 当然そうあっていただきたいと思います。  であるならば、いわゆる侵略行為、領土に対してそれを侵略する、そのことに対しては大変強い、当然のことながら、自衛の思いで行動しなければならないことは言うまでもありませんが、今、総理は、領土やあるいは財産よりもまず国民の生...全文を見る
○鳩山(由)委員 そのように今日まで行動してこられたかどうかということをこれから検証していかなければならぬと思いますが、まず、蓮池さんの御兄弟であります蓮池透さんが、「こんな冷たい国はないと思います。」という発言をされた。当然それは北朝鮮のことだと思っておりましたら、そうではなく...全文を見る
○鳩山(由)委員 それでは、つい先日行われました六カ国協議、特に拉致を中心にお話を伺いたいと思いますが、本当に、今お話あったように、一刻も早い解決に向けて努力をしてこられたのかどうか、あるいは、これからもいかれるつもりなのかということをお聞きしたいと思っています。  私は、いろ...全文を見る
○鳩山(由)委員 今、特に、核の全面的な廃棄、検証可能で、しかも、いわゆるCVIDという方式でしょうか、それを多くの国が認めたということでありますが、すべての国が認めなければ何も意味がない話でありまして、特に北朝鮮がこのことに対して十分に理解をしなければ協議は成立したという話には...全文を見る
○鳩山(由)委員 私はやはり、今のような判断でおられると、いつまでたってもこの拉致問題は解決しない、そう思わざるを得ないのであります。  申し上げれば、今回の六カ国協議においても、一番大事なことは、北朝鮮にとってみて、今回の協議はしめしめだ、協議は継続をした、日程は決まらなかっ...全文を見る
○鳩山(由)委員 もしそうであるならば、例えば、北朝鮮も時を大事にしたい、急いでこの問題も解決したいというのならば、あすにでもまた交渉すればいいじゃないですか。こちら側が交渉を要求しても、それをいつまでにやるという日程さえ相手は決めてこないということは、やはり日程の問題、時間の問...全文を見る
○鳩山(由)委員 総理、今申し上げたのは、一日も早く訪朝していただいて、おぜん立てができたから行くとかいう話ではなくて、まだおぜん立てが整っていないかもしれません。いろいろ難しいことがあることもよく理解しています。しかし、意思として、すぐにでも訪朝して、問題の解決、先頭切ってやり...全文を見る
○鳩山(由)委員 だから、おぜん立てができてから、解決ができるなら行くというのではなくて、解決できるかどうかわからぬ、しかし、こういったまさに国民に対する侵略行為を一日も早くやめさせて、解決をさせるために自分の命を賭してもいいんだ、そのぐらいの迫力を持って臨んでいただきたいという...全文を見る
○鳩山(由)委員 国民の皆さんにとって、この問題の大きさというものをぜひ理解をしていただきたいと思いましたから、あえて何度もこのことをお伺いしたのであります。  ぜひ総理にはその迫力を持って臨んでいただきたいし、私も、こういう問題には自民党も民主党もありません、与党も野党もあり...全文を見る
○鳩山(由)委員 その民主党案でありますが、民主党が与党案と違うところを三点だけ申し上げれば、民主党の案としては、特定の船だけではなく、飛行機もその中に入れるということが一点あります。それから、これは大変特殊な状況のもとで起きている事案であるということで、時限立法にしたいと考えて...全文を見る
○鳩山(由)委員 どういう内容のものがふさわしいかという政府のお考えもあろうかと思いますが、どうもいつも、こういうものはできてくるまでお話しいただけない、極めて残念であります。  ちょっと川口外務大臣に、それでは戻ってお伺いしますけれども、このカードを持つということの有効性は御...全文を見る
○鳩山(由)委員 発言はされたのですか、されてないのですかと。過去においてそういう発言があったかどうかだけ伺います。
○鳩山(由)委員 それでは新聞報道が誤りだったということだと思いますが、どうも各紙でそのような言葉が載っているということは、本当はおっしゃったのではないかと。ただ、そうであったとしても、今、川口大臣がある意味で訂正をされた、使うつもりはないということはない、将来、必要に応じてそれ...全文を見る
○鳩山(由)委員 川口大臣が、最初に、カードを持ったけれども使わないというふうに報道されているけれども、それは事実かどうかということをお尋ねしたときに、直接的な返答をなさらなかったものですから、それならばおっしゃったのかなというふうに疑ってしまうのが私はむしろ常識ではないかと。 ...全文を見る
○鳩山(由)委員 そういう発言をするから、いつまでたっても使わないのではないかというふうに思わざるを得ないのでありまして、私はむしろ、拉致問題の進展の度合いというのはかなり明確に見えてくるわけです。どういうときに進展をしたかと言えるか、あるいはどういうときに本当に解決したと言える...全文を見る
○鳩山(由)委員 最後にお話しされました、脱北者は不法入国者であるという判断を尊重されるから、この問題はいつまでたってもらちが明かないという話になるんです。やはり、命からがら、このままでは北朝鮮にいて命まで失うかもしれないという危機感のもとで、もう死ぬ思いで国を脱出してきた人たち...全文を見る
○鳩山(由)委員 中国の為政者と日本の為政者がダイレクトで十分心を開いて議論ができないところに、こういう大変重要な問題がネックになっているというふうに思わざるを得ません。中国に関してもしかり、そして、私がこれから申し上げたい韓国に関しても全く同じように、拉致問題、韓国政府、私も先...全文を見る
○鳩山(由)委員 伺いたいのは、それに日本が理解をし支持をするというふうに表明したのかどうかということであります。イエスかノーかで結構です。
○鳩山(由)委員 確かに前提がいろいろあったようで、その前提がのめないから北朝鮮が断ってくれてよかったなと思っておるわけでありますが、このような核凍結というところで妥協してしまってエネルギー支援をしてしまえば、特に拉致問題というものを抱えている日本にとって、人道支援の意味での食糧...全文を見る
○鳩山(由)委員 同じ北朝鮮に拉致をされた方々なんです。一方は日本から、あるいは他方の韓国は主として九二%は漁業者だ。漁業をしている間に拿捕されて連れていかれた。あるいは、その船長がスパイだったという話もあります。  いろいろな事情で北朝鮮に何十年も暮らさざるを得なかった、また...全文を見る
○鳩山(由)委員 それなら別の角度から申し上げますが、今来られている三人の韓国の拉致被害者の方々が一つ大変大きな望みを持っています。それは、日本の五名の拉致被害者と面談をしたい、あるいはせめて握手だけでも一緒にしたいという望みを持っておられるんですが、それをかなえていただけません...全文を見る
○鳩山(由)委員 それが現実そうではないのでありまして、政府の拉致被害者・家族支援室にこの件で問い合わせると、今会わせるわけにはいきませんという返答が返ってくるんです。  やはり、せっかく今、外務大臣がそこまでお話をされたんでしたら、政府として拒まないでください。ぜひ、一目でも...全文を見る
○鳩山(由)委員 このメッセージが、日本の拉致の被害者の方々と韓国の拉致の被害者の方々が一堂に会して例えば写真を撮るということが、世界に対して、拉致の問題の深刻さ、そして、その共通基盤を持っているという日韓の協力という意味で非常に意味があることだと私は思いますから、今、細田副長官...全文を見る
○鳩山(由)委員 委員長、ありがとうございます。
○鳩山(由)委員 もう今の言葉は曲げては困りますよ。  しかし、私が非常に心配しているのは、その拉致問題の解決なくしてという拉致問題の解決というレベルが、ひょっとして、拉致の被害に遭っている方や御家族の方、あるいは救う会の皆さんの発想と政府とが大分違うのではないかというところが...全文を見る
○鳩山(由)委員 このボランティアの方々に伺うと、本当は拉致じゃないだろうと思っていろいろと家族の方々に伺ってみたり捜してみると、どうも拉致の疑いの方が強くなってきているという方がたくさんおられるそうですよ。にもかかわらず、政府が、あるいは警察庁が、今まで一人も自分の力で拉致被害...全文を見る
○鳩山(由)委員 小泉首相、あえて、もう時間がなくなりましたからこれ以上申し上げませんが、本当にこんな状態でいいんですか。私は、国家公安委員長が全部紙を読みながら私が伺ったことと違うことを答弁されるような、そんな状態で済まされる話じゃないということだけ申し上げておきます。  そ...全文を見る
○鳩山(由)委員 全力を挙げて取り組んでおられるとしては、成果が全然出ていない。成果が出ていないのに、全力を尽くしておられると。本当なのかなと。もし全力を尽くしても成果を上げられていないんだったら、やはり何か新しい組織をつくるとか、問題を一つ一つ解決していかなければだめなんじゃな...全文を見る
○鳩山(由)委員 本当に適切に判断していただければと思うんですが。  今のお話がありましたが、ファン・ジャンヨプ氏の、御自身の訪日したいという希望を私も聞いております。来たいんだ、そしてじっくり話をしたいんだ、日本の皆さんに伝えたいんだという話も伺っています。そして、韓国政府も...全文を見る
○鳩山(由)委員 これでやめようと思ったんですが。  ですから、本人も来たいという意思を表明しておられるし、韓国政府もオーケーを出しておられるんですから、今の二つの条件はクリアされているということを申し上げて、こういった問題に対する対応一つ一つで、拉致問題に対して政府が本当に、...全文を見る
03月19日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
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○鳩山(由)委員 民主党の鳩山でございます。  きょうは、学術会議の黒川会長にまでお出ましをいただきました。斉藤さんもドクターでございますが、二人続いて、ある意味で科学に関してそれなりに勉強してきたはずの二人からまず話を申し上げたいと思っておりまして、先ほどの黒川会長のお話を伺...全文を見る
○鳩山(由)委員 自己採点をとお願いしたのでありますが。
○鳩山(由)委員 それでは、その八十点の内容をいろいろとまた吟味させていただきたいと思いますが、八十点より、やはり当然八十五点、九十点の方がいいわけでありまして、あるいは百点を目指すべきものだと思います。  したがいまして、例えばきょうのこの委員会も、ただ単に言いっ放しみたいな...全文を見る
○鳩山(由)委員 その方向でこれから改正案というものが本当に進んで、なされているものかどうかということを検証していきたいと思っております。実は、ある学術会議の会員から三日前にこういう声が届いてまいりまして、メールでありましたが、存在感が薄い日本学術会議から脱皮し、学術の力を国民の...全文を見る
○鳩山(由)委員 期待をしているというお答えはいただいたんですが、ならば、それは十分本質的な改革になっているというふうに採点をされるということでございますね。うなずいておられるから、そういうふうに判断をいたします。  しかし、必ずしも私はそうは思っておりません。  実は、総合...全文を見る
○鳩山(由)委員 もう少し時間がかかるというのなら、もう少し時間をかけてしっかりと議論をして、よりよいものにして改正案を提出されればよいのになと思うんです。いや、まじめにですよ。  今、組織を変えるというお話がありました。確かに、組織を内閣府というところに移すという意味において...全文を見る
○鳩山(由)委員 理想的な姿にするのにそんなに苦労は要らないと思っておるんですが、やはり何か政府の抵抗があるのかなというふうに思わなければならないなと。  そこで、申し上げたいんですが、これは黒川会長にお尋ねした方がいいと思いますが、やはり学術会議は将来的には理想的な形に近づけ...全文を見る
○鳩山(由)委員 ちょっと私がこだわっているのは、やはり独立性とか中立性というものを求める科学者の集団として、それが内閣府のもとに置かれる、すなわちこれは公務員ということになりまして、特別職非常勤公務員だということだそうであります。当然、他の国々のアカデミーを見て、科学アカデミー...全文を見る
○鳩山(由)委員 ぜひ望ましい姿に早く導いていただけるように、大臣としても御指導願いたいと思います。  いま一つこれも関連して申し上げたい話でありますが、国費で全額賄われている、その国費がどのように使われているかということになりますと、それほど多額な額とは伺っておりませんが、若...全文を見る
○鳩山(由)委員 各国の科学アカデミーの実態を見させていただくと、ほぼ皆さん無報酬で仕事を行っておられる。ある意味で名誉職である、ボランティア職だと言ってもいいのかもしれません。すなわち、自分でこういうことをやりたい、あるいはこの会員であることに大変な誇りを感じているから、だから...全文を見る
○鳩山(由)委員 だから、最初からそういう問題にやはりなってしまって、公務員であるからお金を払うんだということでありますが、それが結果として、お金を払っている、日当も旅費も出す、年間の予算は十四億円程度であると。大した額じゃありませんが、そのぐらいの額の中から報酬とか日当、旅費を...全文を見る
○鳩山(由)委員 やはり見えてきたのでありますが、これは行政の一環だという話で、結局行政で科学者の意見を縛っているのではないか、小さなお金で科学者が縛られたら本来たまったものじゃないなという思いを改めて感じたわけでありまして、事務局の方からお答えをいただくと必ずそういう話になるだ...全文を見る
○鳩山(由)委員 法改正の枠の中ではそういう御答弁なんだろうと思いますが。  研究連絡会員というのが今でも既にあって、二千四百人おられる、それがまた二千人を超える連携会員というものになるというと、名前が違ってあとはどういうふうに変わるのかなと。今でも部門、部会その他があって、や...全文を見る
○鳩山(由)委員 今お話をいただきましたが、例えば、平成八年に脳科学研究の推進という勧告がなされた、それで何らかセンターができたという話も伺っておりますし、また、計算機科学の推進ということも確かに必要なことであろうかと思いますが、それが、今お尋ねいたしますと平成八年とか平成九年と...全文を見る
○鳩山(由)委員 総会主義から幹事会に変えるということで、今私が申し上げたような、例えば迅速な提言あるいは勧告というものができるようになると、本当にそう思われますか。  なかなかそこは十分思えないのでありまして、今でも総会は年に二回と定まっているようでありますが、必要であれば臨...全文を見る
○鳩山(由)委員 運営審議会というのは今でもあるわけですね。
○鳩山(由)委員 余り組織のことに関して、これから改革してやっていくんだというところで空論を重ねていても、実際にやるんだとおっしゃる方と、どうもそこは不安だなと思っている私どもと、意見をすり合わせようとしても、実際にまだやらないうちから申し上げることは失礼だと思いますので、ぜひ、...全文を見る
○鳩山(由)委員 最後にお話しされた、食の安全に対する科学と安心のための対話の推進という話がありましたが、これも多少調べさせていただくと、この提言を出すに当たって、平成十三年からというふうに伺いましたが、結局二年ぐらい提言を出すのにかかっているというふうに伺っております。いろいろ...全文を見る
○鳩山(由)委員 連携会員というものがそれほどすばらしいのであれば、ぜひ、先ほど申し上げているように、連携会員などという言い方ではなくて、その人たちを早く本物の会員にしてよろしいのではないとさえ思うのであります。  私のお尋ねに関して、すなわち、任期が短くなるので逆に短期的な視...全文を見る
○鳩山(由)委員 今はそういった方々がそれぞれの役割分担をして、一方は、トップダウンで総合科学技術会議が政策を決めていく。他方は、ボトムアップで学術会議は進めていく。  企業体などを見れば、当然、ボトムアップとトップダウンというものが別々に存在しているのではなくて、一つの企業の...全文を見る
○鳩山(由)委員 それでは、さらに、もっと大きな統合の話を申し上げていきたいと思います。残りの時間を使わせていただいて、欧米のアカデミーと日本のアカデミーと言われている学術会議と比較を申し上げながら、話を進めたいと思います。  ところが、日本のアカデミーが日本学術会議と訳される...全文を見る
○鳩山(由)委員 時間がなくなりました。最後にいたしますが、やはり政府の壁なんでしょうか、むしろ科学者としてより自由な発想を今後もお持ちいただきたいなと思っておりまして、確かに、今この法案を通すということになりますと、どうしても狭いところでの話になりがちであります。  そのこと...全文を見る
05月25日第159回国会 衆議院 本会議 第35号
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○鳩山由紀夫君 政治は愛と信じています、民主党の鳩山由紀夫でございます。(拍手)  再訪朝を発表してからわずか八日後、国民がかたずをのむ中で、小泉総理は北朝鮮訪問を決行されました。民主党の拉致問題対策本部長の任に当たってきた者として、このタイミングと状況下での訪朝に対して大きな...全文を見る
10月13日第161回国会 衆議院 本会議 第2号
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○鳩山由紀夫君 私は、民主党・無所属クラブを代表して、小泉総理の所信に対し、特に外交案件に関して質問を申し上げます。(拍手)  現在の我が国は、国としての尊厳をいたく失っています。そして、その多くは、戦略性なき場当たり的、表面的外交によるものであります。きのうの総理の所信表明演...全文を見る
10月27日第161回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○鳩山(由)委員 まずは、町村外務大臣の御就任、おめでとうございます。  個人的なことをちょっと申し上げれば、私は、この世界に、政治の世界に入るときに、御尊父の町村金五先生に御相談を申し上げたことがございます。そのときに、北海道で政治をやりたいと申し上げたら、大いに頑張ってくれ...全文を見る
○鳩山(由)委員 志の高い外交をぜひ目指していただきたい。その中で、今お話がございましたが、現実というものが憲法や法律に合わなくなってきたときには法律や憲法を変える努力をするべきだ、まことにそのとおりだと思っています。  現実の行動が実はもう既に法律に合わない行動をしていること...全文を見る
○鳩山(由)委員 それは私もわかっておりまして、常任理事国になるために憲法を改正しておかなきゃならぬという話は一切ありません。その意味でのリンクがないといえばないわけでありますが、私が申し上げたいことは、もし常任理事国になって、しかし憲法があるから本来やりたいことがやりたくてもで...全文を見る
○鳩山(由)委員 それでは、まず、やはりイラクの問題に関して、逢沢副大臣にお尋ねを申し上げます。  私は、きょう申し上げたいことは、先ほど申し上げたように、さまざま、イラクにおいては、イラク特措法というものができている、現実にそれが本当の意味で適用されているのかどうかという問題...全文を見る
○鳩山(由)委員 アナン事務総長が前向きに対応すると言うことが、アナン事務総長がイラク戦争の大義を認めたという発想には全くならないわけであります。今、数度にわたりイラク自身が国連の決議というものを破った、破った以上それに対しては対抗手段としての戦争を認めるという論理の話をされまし...全文を見る
○鳩山(由)委員 筋違いな答弁が続いているような気がしますが、後で同僚議員からこの問題も続けて質問をさせていただきたいと思っています。  別の角度から申し上げれば、ブレア・イギリス首相は、この大量破壊兵器を実は持っていなかった、それを持っていたというふうに情報操作があり、そのこ...全文を見る
○鳩山(由)委員 日本政府は大量破壊兵器を持っているに十分足るという情報を得ていたというお話は、しかし現実問題として大量破壊兵器はなかったわけですから、完全に誤った情報であったということじゃありませんか。本来、今のことに基づいて戦争を支持したというならば、それが誤っていたというこ...全文を見る
○鳩山(由)委員 これ以上やっていてもしようがないんですけれども、ただ、私は、ないということをイラク自身が立証するというのは皆さんが考えているほど簡単じゃないんですよ。  これは、小泉首相も、これは前原議員への答弁で、イラクが戦争を回避しようとすれば、はい、大量破壊兵器はありま...全文を見る
○鳩山(由)委員 多分、自衛隊が今派遣されているサマワの地域がそれほど戦闘状態ではないとおっしゃりたいのでありましょうが、このイラク南部サマワ周辺で起きた陸上自衛隊などへの攻撃を日にちのみ列挙しますと、二〇〇四年で四月二十九日、五月十日、二十七日、六月三十日、七月五日、十日、八月...全文を見る
○鳩山(由)委員 もし信管が抜かれていなかったら、どうなっていたんですか。今の話は、私は、信管が抜かれていたのはそれで確かに被害がなくてよかったわけでありますが、万一抜かれていなかった場合のことを想定すると大変恐ろしい思いがいたします。そして、その意図は何なのか。さらに次があるぞ...全文を見る
○鳩山(由)委員 緊急に善後策を講じたいというふうにおっしゃいますけれども、ある意味で、自衛隊の宿営地の中に迫撃砲、ロケット弾が飛んできて、幸い信管が抜かれていたからよかったけれども、それが大変自衛隊員の生命というものを脅かす事案であるにもかかわらず、七時間半も政府の確認がおくれ...全文を見る
○鳩山(由)委員 それでは、今まで海上自衛隊あるいは航空自衛隊が現地に派遣をされて給油活動してきたすべての予算、どのぐらいお金がかかっていますか。おわかりですか、今。
○鳩山(由)委員 いいです。我々もいろいろと勉強しておりまして、これは給油だけでありますが、百四十三億円、今までにかかっております。  私どもも、これは二〇〇一年の十二月二十九日でしたか、カルザイ暫定の評議会議長に、首藤議員と一緒に私も参りましてお目にかかりました。それだけにこ...全文を見る
○鳩山(由)委員 お話は伺いましたが、ぜひ積極的にやっていただきたい。私どもは方向をもっと大幅に変えてもらいたいという思いがございます。  これは難しい話かもしれませんが、アメリカとの協力の中で、いわゆる有志連合に協力をするという話は、基本的にはタリバン掃討という方向であります...全文を見る
○鳩山(由)委員 ということは、政府が、やはり北朝鮮は平壌宣言を守っていないということを正式に答弁されたわけであります。事実として認められた。小泉首相は、今までも、平壌宣言が履行されている限り経済制裁はしないとか、あるいは当然履行されることが日朝国交正常化の前提であるという話をさ...全文を見る
○鳩山(由)委員 平壌宣言が達成されているかどうか。これは宣言でありますから、達成されていないということは遵守されていないということにほかなりません。  そうだとすれば、この平壌宣言が遵守されていないということが明らかな状況の中で、人道援助だけは別で、これからもどんどん行うんで...全文を見る
○鳩山(由)委員 人道支援は別だ、ほかの国もいろいろやっている、窮状を、それは北朝鮮の国民のために、彼らの命を救うことも重要なことだと私も思っています。  ただ、アメリカもほかの国もやっているからということでは、私は必ずしもないと思っていまして、アメリカでは北朝鮮人権法というも...全文を見る
○鳩山(由)委員 逢沢副大臣がこの拉致問題に関しては相当強い態度で臨んでこられたことは理解をしておりますし、ぜひ、先ほども対話と圧力という言い方から圧力と対話という言い方まで変えられたわけでありますから、本気でこの拉致被害者の一日も早い救出というものを考えたときに、全力を挙げて努...全文を見る
11月25日第161回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第5号
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○鳩山(由)委員 総理にお尋ねをいたします。  私ども、実は、アフガニスタンそして中東調査団として、きのう、五日間の調査団としての日程を終えて帰ってまいりました。ぜひ総理にも、イラクに今行けとは必ずしも申し上げませんが、やはり百聞は一見にしかずということわざがあります、ぜひ中東...全文を見る
○鳩山(由)委員 御承知のとおり、この九・一一事件がアメリカで起きたわけでありますが、イラクにおいてその九・一一とアルカイダグループとはかかわりがないということはもはや事実となっております。したがって、私が申し上げたいのは、数万人のイラクの方々が亡くなられた、このことに関して、確...全文を見る
○鳩山(由)委員 テロに対する、それを防ぐ方法として、武力ではない方法もあるという話をされました。まことにそのとおりで、いや、むしろ、本来ならばそちらが主流にならなきゃならないし、日本国憲法を持っている私どもとしては、戦争というものを一切みずから封じているわけでありますだけに、他...全文を見る
○鳩山(由)委員 それでは、確認させていただきます。カルザイ大統領は、確かに日本の支援には感謝をしていると私どもにも話がありましたが、海上自衛艦の行為に対して深く感謝しているという言及があったんですね。
○鳩山(由)委員 わかりました。いろいろな感謝の中の最後に入っているということだけは確認をいたしました。  ただ、大統領に再選をされて、まだ就任式前でありますが、カルザイ大統領は、最近はタリバンよりも軍閥の方が脅威であるという発言をされております。そして、その中で、タリバンとい...全文を見る
○鳩山(由)委員 ぜひそちらの方向に力を入れていただきたい。  アフガニスタン、余り長くやりますと時間がなくなりますのでこのぐらいにいたしますが、当地の大使館の高官の方も、実は、アフガニスタン人には海上自衛隊の貢献は全く見えていませんねという発言があり、それよりも別の支援の方が...全文を見る
○鳩山(由)委員 そのイラクの選挙に関しても、また後で申し上げたいと思います。  それでは、ぜひ、パレスチナの中東の問題に関しても、三年間、これは、インティファーダ以降、極めて政府の支援額が激減しておる状況でありますだけに、それを早期に回復していただくことを心からお願いをいたし...全文を見る
○鳩山(由)委員 それはちょっと認識違いでありまして、ACTEDがやっているのは、これは給水活動をやっております。一人平均四リットルほどの水を供給しているということでありますから、それは認識をぜひ新たにしていただかなければなりません。  私が申し上げたいのは、国民の税金を使って...全文を見る
○鳩山(由)委員 この公明党さんの考えておる「自衛隊が撤退する四つのケース」の三番目は、非戦闘地域でありますから、国または国に準ずる者という主語がつきます。  しかし、自衛隊の安全確保ができるかできないかということは、言うまでもありませんが、国または国に準ずる者が攻撃していよう...全文を見る
○鳩山(由)委員 となれば、先月ですか、ロケット弾が飛んできた。たまたま自衛隊員がいなかったから、コンテナに当たって貫通したけれども、負傷者も亡くなる方も出なかった。たまたまです。でも、現実問題として自衛隊の安全確保ができていると思いますか。たまたまうまくそれたから助かったという...全文を見る
○鳩山(由)委員 では、もう時間がなくなりましたからこの辺にいたしますが、今、覚悟のお話を伺ったのでありますが、総理には覚悟が残念ながら見えない。それは、覚悟がない中で自衛隊が派遣されるとすれば、自衛隊の方々に大変かわいそうな哀れな話であるということを申し上げて、質問を終わります...全文を見る
12月01日第161回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第6号
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○鳩山(由)議員 お答えを申し上げます。  三原委員もかつてアメリカにおられたこともあろうかと思いますし、私も六年ほどアメリカにおった時期がございます。基本的にアメリカ大好き人間の一人でございまして、その意味で、日米関係というものが日本にとって最も重要な二国間関係であることは論...全文を見る
○鳩山(由)議員 お答えを申し上げます。  丸谷議員も御承知のとおり、先般の委員会でも申し上げたことがございますが、例えば、フランスのACTEDというNGOがございます。そのNGOは、今の自衛隊の主たる任務である給水活動をある意味でかなり激しく、より経済的に、順調に行っている団...全文を見る
○鳩山(由)議員 今、吉良委員がお話しされましたように、私どもが今回イラク特措法廃止法案を提出しました理由は、現下の憲法のもとで、イラク特措法という非常にフィクション的な法律ができているということに基づいているわけでございまして、私は、今、吉良委員がお尋ねの憲法改正の試論というも...全文を見る
○鳩山(由)議員 今のお尋ねは、ある意味で本質的な議論であって、すなわち、日本がそれなりに活動というものが制限されないで日本の国益のもとで判断がなされる場合に、それでも今回イラクに対して自衛隊を派遣し得たかどうかというお尋ねでございます。  私は、やはりこれは、先ほど申し上げた...全文を見る