中西哲

なかにしさとし

比例代表選出
自由民主党・国民の声
当選回数1回

中西哲の2017年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月14日第193回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○中西哲君 自民党の中西哲でございます。  予算委員会では初めての質問でございます。よろしくお願いをいたします。  三月一日のこの予算委員会で、我が党の西田昌司議員と麻生財務大臣との間の財政論議をお聞きしまして、私も、西田議員の応援団として、地方出身の議員として、麻生財務大臣...全文を見る
○中西哲君 ありがとうございました。  三月七日に出た日銀高知支店の短観、これが、「高知県の景気は、緩やかに回復している。」。続いているんですよ。もうあと少しなんですよ。よろしくお願いします。  続いて、ミサイル防衛の質問に移ります。ちょっとお昼までで私の持ち時間が終わるとい...全文を見る
○中西哲君 この情報偵察衛星、何も日本一国だけで全部完備するのはなかなか難しいという面がありますので、アメリカと協力し合っていろんなことをやるべきだと思うんですが、外国のある地点を二十四時間監視するいわゆる静止衛星、これを日本が整備するに当たって法律上あるいは技術上の問題があるの...全文を見る
○中西哲君 今日たまたま自民党の勉強会が朝ありまして、片岡晴彦元航空幕僚長が、リアルタイムの監視能力と精密打撃能力の獲得が急務であるというお話がございました。やっぱり日米協力してこういう整備を一刻も早く進める、それが日本の外交にとって非常にプラスになるという思いがありますので、そ...全文を見る
○中西哲君 今、北朝鮮が撃つ、ここ数年そういう脅威が続いているので、それに対してイージス艦を、北と南だと思うんですが、二隻配備する。今のシステムではBMDモードにすると自艦が守れないということで、もう一隻、船を守るための護衛艦が付いております、四隻体制でございます。しかしながら、...全文を見る
○中西哲君 特に日本海の場合、冬場、非常に荒れますので、護衛艦によるそういう監視能力がどこまで完結できるか、そういうことを補完する意味でもイージス・アショアの陸上配備、進めていただきたいと思います。  次に、巡航ミサイルについてお聞きいたします。日本の場合まだ余り進んでいないよ...全文を見る
○中西哲君 ありがとうございました。  このアメリカ第七艦隊の巡洋艦、ロナルド・レーガンの空母打撃群に配属されておりまして、空母が中東辺りへ行ったときには、この巡洋艦ないし、あっ、駆逐艦、そしてまた、E2Dのうち何機かはこれに附属して行くんじゃないかということで、その間、日本が...全文を見る
03月21日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○中西哲君 自民党の中西哲でございます。よろしくお願いします。  駐留軍等の再編の円滑な実施に関する特別措置法の一部を改正する法律案についてお聞きいたします。  平成十三年九月十一日の米国同時多発テロや大量破壊兵器の拡散など安全保障環境の変化を踏まえて日米両国は、平成十四年十...全文を見る
○中西哲君 ありがとうございました。  この法案の中心になっておりますのも、今御説明ありましたように、普天間基地の移設、そしてまた米海兵隊のグアムへの移駐というものも含まれております。まさに、我が国の防衛は、この沖縄を含めた南西諸島をいかに守るかということが最大の目標でありまし...全文を見る
○中西哲君 先ほど水陸機動団の話も出ました。改めて後でまたそれは聞かせていただきますが、地対艦誘導弾と地対空ミサイルの配備ということでございますが、特にこの海域を守るという意味で、地対艦誘導弾、今は八八式が配備できる状況ですが、もうすぐ一二式が配備できる状況になると思います。 ...全文を見る
○中西哲君 是非その面の整備もお願いをいたします。  島嶼部の防衛に関しましては、部隊配備に加えて航空優勢、そして海上優勢を確保することが重要でありまして、その部分もこの予算案の説明書には載っておるんですが、今年度の中国機に対するスクランブル回数は第三・四半期までに六百四十四回...全文を見る
○中西哲君 今答弁にありましたように、自衛隊法八十四条はいわゆる権限規定がございません。したがいまして、領空に近づきそうになったら出ていけということしか言えないわけでございます。  そして、今までの爆撃機TU16、そしてその改造型の偵察機、そういう大型機が来るときに、自衛隊機が...全文を見る
○中西哲君 陸上でお互いに、正当防衛、刑法三十六条の規定というのは、相手が見えている場合に、例えば私に対して相手が刃物を持って対峙している、こういうときに、まさに彼が、相手が私に対して危害を加えようとする、その際に、私が先制攻撃をして相手を倒したり制御した場合は正当防衛として認め...全文を見る
○中西哲君 まさに柔軟に運用する、そこにこそ私はこの水陸機動団の価値があると思っております。  一昨年、佐世保の相浦に行きまして、ちょうど西部方面普通科連隊、アメリカに訓練のために行っておってその状況を見ることができなかったんですが、この西部普通科連隊を大きくして水陸機動団を三...全文を見る
○中西哲君 三個連隊が常時それぞれの活動をして、一個連隊は必ずいつでも出動できるという態勢をつくるということでございます。  それで、二十九年度予算でおおすみ型輸送艦を改修して、水陸両用車のAAV7、ここにAAV7を乗せて、水陸機動団を乗せて出動すると。また、V22オスプレイも...全文を見る
○中西哲君 アメリカの場合だと、海兵隊は米海軍から派生した歴史を持っておりまして、米海軍と米海兵隊が非常に緊密な共同作戦を取れると。自衛隊の場合も陸海空の統合の議論が出たのは十数年前だと承知しておりますが、今具体的にこの水陸機動団を運用することによって、多分初めて陸海空三軍の訓練...全文を見る
○中西哲君 大東亜戦争において日本軍がこの補給そして輸送ということを軽視したと今言われております。昭和十七年半ばから、ミッドウェーの後、ガダルカナルの戦い、それと同時に東部ニューギニア、ポートモレスビー奪還作戦というのがありまして、私のふるさと高知の連隊を中心にした南海支隊という...全文を見る
05月15日第193回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○中西哲君 自民党の中西哲でございます。引き続いて質問をさせていただきます。  初めに、防衛大臣に一つ、今、佐藤議員の御質問に対する回答について確認したいんですが、私も、昨日、稲田大臣が、高さ二千キロメートルまで上がったという発言をテレビで見て本当に驚いたんですが、一般的に大陸...全文を見る
○中西哲君 ありがとうございました。  それでは最初に、平成二十七年度予算に八千二百トン級のイージス艦の予算があります。このイージス艦の建造目的について防衛省にお伺いいたします。
○中西哲君 ということは、DDGの中心、四つの護衛隊群に多分何隻かずつ配置していくんだろうと思います。  この四つの護衛隊群、平成七年からヘリ空母型の「ひゅうが」が就役する平成二十一年まで、護衛艦八隻と対潜ヘリコプター八機、通称八・八艦隊と言われておりました時期がありました。今...全文を見る
○中西哲君 この四つの護衛隊群が日本の周り、言わば海に囲まれた日本の防衛の要でございます。そして、この護衛隊群がどこまで海の航行の安全を守るか。先ほど佐藤議員からもシーレーンの問題が出ました。実は、私もこの質問を用意しておりまして、私の場合は、東シナ海そして南シナ海、ここら辺りを...全文を見る
○中西哲君 具体的にここからここまでという範囲ではないということは分かりました。  それで、まず、日本から南に下がって東シナ海があるんですが、この日中中間線の状況について外務省にお伺いいたします。
○中西哲君 私もいつもこの十六基のプラットホームのニュースを見ていて、十二基でフレアが確認されているということは、確かにガスは出たんでしょう。  日本がこの地域を調査したときに、ガスも石油もあると、あるけれども、パイプラインを沖縄に引いたり九州へ引いたりあるいはタンカーで持って...全文を見る
○中西哲君 了解いたしました。  この東シナ海を通って台湾とフィリピンの間、バシー海峡というのが台湾寄り、その南にルソン海峡というのがありまして、非常に狭い海峡でございます。特にこのバシー海峡、大東亜戦争当時はここで日本の軍艦やタンカーが、輸送船がめったくそにアメリカの潜水艦に...全文を見る
○中西哲君 このバシー海峡、台湾と日本は今国交はありませんのでなかなか、その周辺諸国と一緒にこの地域の安全を守るということは、フィリピンとではすんなりいくでしょうけれども、なかなか難しい面もあろうとは思いますが、後ほどもう一度このバシー海峡、ルソン海峡については触れさせていただき...全文を見る
○中西哲君 中国は、ここの岩礁を埋め立てる当初、中国ばかり批判するけどほかの国もやっているじゃないかという主張をしておりました。確かに、この海域、フィリピン、ベトナム、マレーシア、台湾などは軍事基地化、一部が軍事基地化している場所もあります。しかしながら、これらの国がその島を占有...全文を見る
○中西哲君 今の状況で、外務省としてはこれらの中国の動きに対する何らかの対処をされているのかどうか、お伺いいたします。
○中西哲君 アメリカは、この南沙諸島について航行の自由作戦をやったんですが、今、トランプ政権は少しやめるというような発言も、中止、休むという意味ですかね、ありますが、南シナ海、南沙諸島はフィリピンとベトナムの間の東半分、西半分はまだ多分自由に航行できるということで空いていると思う...全文を見る
○中西哲君 資料を見ていただきたいと思うんですが、先ほど前田局長の話にもありましたフィリピンの南沙諸島、スビ礁、ファイアリークロス礁、ミスチーフ礁、ここを三角形、これ小三角形と呼ばれているようですが、ここに三つの滑走路があります。そして、その上の図、この南沙諸島と書いてあるのがこ...全文を見る
○中西哲君 ありがとうございました。  時間がなくなりましたので、残りの質問は次の機会にやらさせていただきます。     ─────────────
05月30日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第22号
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○中西哲君 参考人の皆様、どうもありがとうございました。  私は、初めに伊藤参考人にお伺いしたいんですが、この日本とインドの原子力協定の背景には、政府は、NPTの外側にとどまっていたインドを国際的な核不拡散体制に加入させて、IAEA保障措置の適用や核実験モラトリアムを含む制約の...全文を見る
○中西哲君 ありがとうございます。  発言の中で、インドはパキスタンとの関係は非常に抑制的であるというお話がございました。その意味をもうちょっと詳しく御説明願えますか。
○中西哲君 次に、最後に、日本がパキスタンと今後いかに関わっていくか、積極的に関わるべきだというお話をされたんですが、昔、東パキスタンというとバングラデシュですね、日本と非常に似たような国旗を作っていまして、緑地に赤の、親日的だと聞いたんですが、この今のパキスタンは日本に対してど...全文を見る
○中西哲君 ありがとうございました。  次に、戸崎参考人に、余り時間ないんですがお聞きしたいんですが、伊藤参考人も含めて、核実験モラトリアムを今回の協定に入れたということを高く評価していたんですが、その背景ですね、日本との関係をいかにインドが重視しているかということだろうと思う...全文を見る
○中西哲君 ありがとうございました。  終わります。
12月05日第195回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○中西哲君 自民党の中西哲でございます。  初めに、河野外務大臣にお伺いいたします。  河野外務大臣は、就任以来、非常に積極的に活動され、また日本の国益を守るという強い意思で発言され、マスコミなどから高い評価を受けていると思います。このペースで頑張っていただきたいと思います。...全文を見る
○中西哲君 現在のこの朝鮮半島の状況、中国にとっては、北朝鮮という国家は存続させたい、しかしながら金正恩がなかなか言うことを聞かない。また、アメリカにとっては、現状で軍事攻撃をするようなことは国際的な批判が出ますし、また韓国に大きな被害が出る可能性もあります。これらのことを考える...全文を見る
○中西哲君 今最後に申されましたように、まさに粘り強い交渉をお願いをいたします。  続いて、トランプ大統領が中国、習近平国家主席と会談したわけですが、トランプ大統領と習近平国家主席との間で、東シナ海、南シナ海における航行の安全についての話合いがあったのかどうか、分かる範囲でお聞...全文を見る
○中西哲君 貿易立国である我が国にとって、東シナ海、南シナ海の航行の安全を守ることは大変重要であると思っております。日本の貿易量の五四%がこの海域を航行する民間船舶によって支えられているとのデータもあります。この海域が緊張すると船舶保険が跳ね上がります。日本経済に大きな影響を与え...全文を見る
○中西哲君 どうもありがとうございました。  続いて、小野寺防衛大臣にお伺いいたします。現在、米軍と韓国軍との合同訓練が行われておりまして、朝鮮半島では大変緊張した状態が続いております。  十一月二十九日の北朝鮮によるミサイル発射についてお伺いいたします。  小野寺大臣は、...全文を見る
○中西哲君 北朝鮮は昨年後半から、ノドンミサイルから始まってこの火星15号まで、物すごい勢いで新しい技術を獲得しつつあります。そして、九月三日には水爆実験と思われる核実験を行いました。  今回のこの、ひょっとしたら東海岸まで届くくらいの射程距離を持っているかもしれないという実験...全文を見る
○中西哲君 ミサイルの発射実験に対して、日本では、海上自衛隊のイージス艦、そして陸上はPAC3ミサイルで万全の態勢を整えておるんですが、今御答弁にありました中で、マティス国防長官との電話会談、その中でイージス・アショアを中心としたアセットの整備促進をお願いしたとの報道もございまし...全文を見る
○中西哲君 陸上型のイージス・アショアでございますが、今はポーランドに設置されておりまして、外形的には、イージス艦の艦橋があって、ちょっと離れたところに二十四発のSM3ミサイルが発射できる装置が付くという状況で、まあロシアが非常に反発しておりますが。  今、イージス・アショアを...全文を見る
○中西哲君 今後、日本に限らず、国に対する脅威というのはミサイルが中心になってくるんじゃないかと思っております。弾道ミサイルであれ巡航ミサイルであれ、また航空機からの対地ミサイル攻撃であれ、ミサイル攻撃に対する防御、これが大変重要なことであると思いますので、引き続き御検討をお願い...全文を見る
○中西哲君 以上で終わります。あとの通告もあったんですが、それはまた次の機会にいたします。  ありがとうございました。