中西哲
なかにしさとし
比例代表選出
自由民主党・国民の声
当選回数1回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月07日 | 第198回国会 参議院 予算委員会 第6号 議事録を見る | ○中西哲君 おはようございます。自民党の中西哲でございます。 私は、平成三十一年度の防衛予算について、防衛大臣並びに政府参考人にお聞きいたします。 我が国は、現在、航空自衛隊でF35A戦闘機の配備を進めておりますが、平成三十一年度予算案にF35A戦闘機の六機の取得費用とし...全文を見る |
○中西哲君 戦闘機は、輸送機などと違って、軍に引き渡された時点で完成しているケースはむしろ珍しくて、使いながら改良していくのが普通であります。F15戦闘機、またFA18戦闘機などもそういう経緯をたどっておりまして、例えばFA18戦闘機は、当初配備されたのが一人乗りのA型と二人乗り...全文を見る | ||
○中西哲君 冒頭で申しましたように、航空優勢を確保するために航空自衛隊が今持っておりますF15戦闘機、現在でも最強の戦闘機の一つと言われておりますが、これを航空自衛隊は約二百機持っております。アメリカ以外でこんなに多く持っている国はありません。二番手がサウジアラビアで九十八機、次...全文を見る | ||
○中西哲君 三十一年度予算にも、F15戦闘機の改修費用、二機で百八億円計上されておりまして、一機当たり五十四億ということになるので、その理由も分かります。 突然ではないと言われますけれども、このF35の調達がどんと増えたことによって、輸送機とか対潜哨戒機とか作戦機と呼ばれる、...全文を見る | ||
○中西哲君 二〇一五年の新ガイドラインで、それまでの米軍との共同作戦よりも、まず攻撃を受けたら日本が主体的に守るんだということが明記されました。したがいまして、護衛艦隊が日本周辺、我が国を守るときに、空からの攻撃に対してはヘリコプターだけでは対応し切れません。したがいまして、この...全文を見る | ||
○中西哲君 はい。 是非、国民の皆様に分かりやすい説明を今後もお願いいたしまして、質問を終わります。ありがとうございました。 | ||
04月16日 | 第198回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号 議事録を見る | ○中西哲君 おはようございます。自民党の中西哲でございます。 早速質問に入らせていただきます。 初めに、河野外務大臣にお聞きします。 昨日まで中国におられて、外相会談などに臨まれておりました。お疲れでございました。 アメリカと中国が経済でも外交でも防衛問題でも大変...全文を見る |
○中西哲君 今の中でも今後のこともあったんですが、訪中を終えて、今後のG20サミットの際の習近平国家主席の訪日を見据えて、日中関係の展望についてお伺いいたします。 | ||
○中西哲君 どうもありがとうございました。引き続き日中関係の良好な関係について御努力をお願いいたします。 続きまして、防衛大臣に、F35戦闘機の大変痛ましい事故が起きております。この件についてお伺いいたします。 四機編隊の編隊長である細見三等空佐、飛行時間三千二百時間とい...全文を見る | ||
○中西哲君 今後の機体の位置確認、そして引揚げということに進んでいくんだろうと思うんですが、このF35A戦闘機、FMS調達で手に入れております。今後、その機体が引き揚げられたときに日本にどの程度情報が開示されていくのかよく分かりませんが、FMS契約のときに、こういう墜落のような事...全文を見る | ||
○中西哲君 今防衛大臣から、日本が中心になってその事故の原因究明に取り組むというお話がありました。私が一番心配しておりましたのは、F35Aの性能とかいろんな機体関係、余り日本には情報提供がありませんので、事故原因の解明のときに米国主導でやられるのではないかという思いが最初に頭をよ...全文を見る | ||
○中西哲君 川崎重工業を除いて、各企業の売上げに占める防衛部門の割合というのは一桁ということでございます。 アメリカのロッキード・マーチン社やレイセオン社、そしてイギリスのBAEシステムズは、軍需の割合が九〇%以上あると聞いております。アメリカは防衛費が八十兆円と、日本とは比...全文を見る | ||
○中西哲君 この四・四%、千四百九十億円が予算計上されているんですが、これ各国と比較してみますと、平成二十九年度の研究開発費は、アメリカが日本円換算で約六・一兆円、韓国が約三千七百十五億円、このときの日本は約千三百十九億円でございます。 ヨーロッパはどうなっているかといいます...全文を見る | ||
○中西哲君 私はもっと数倍に増やしてもいいんじゃないかと思っております。特に、将来戦闘機の事業が始まれば、事業が計画どおり進捗できるように予定どおり予算を配分していただきたい。そうでないと、部隊配備が大きく遅れることにもなり、また防衛産業の弱体化が一層進むことになります。また、こ...全文を見る | ||
○中西哲君 防衛予算は平成十四年度から十年連続して減少してまいりました。そのため、この期間に、多くの防衛関連企業が将来に展望が持てないという理由で撤退、廃業したとも聞いております。平成二十五年度から防衛予算は増加しているものの、二六中期防でFMS調達が激増したために、国内企業は全...全文を見る | ||
○中西哲君 ありがとうございました。 装備庁の組織についても質問を用意しておったんですが、また次の機会にお願いします。 以上で終わります。 | ||
05月09日 | 第198回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号 議事録を見る | ○中西哲君 おはようございます。自民党の中西哲でございます。 早速質問に入らさせていただきます。 まず、河野外務大臣にお伺いいたします。 先月、二〇一九年版の外交青書が発表されました。その中で、二〇一八年版には北方四島は日本に帰属するというのが日本の立場であるという記...全文を見る |
○中西哲君 外務大臣、今までもこの委員会でもそういう趣旨の発言をされましたし、衆参の本会議でも安倍総理も同様な趣旨の答弁を行っております。一方で、安倍総理も菅官房長官も、四島の帰属問題を解決して平和条約交渉を進めると、平和条約を締結するという基本方針に変わりはないということを繰り...全文を見る | ||
○中西哲君 今の話で、多分広範囲に散らばっているんじゃないかという可能性があると思います。このために事故原因の解明が相当長期にわたるんじゃないかと。 現在、日本で組み立てられておりますF35A戦闘機、これの試験飛行、まあこれは米国が行うものですが、それも停止されておりますし、...全文を見る | ||
○中西哲君 私、この問題、何度かこの委員会で取り上げさせていただきました。防衛省としても、以前から艦船の寄港であるとか友好関係を築いております。ベトナム始めこの南シナ海の周辺諸国と一緒になって、この地域の航行の安全確保に努めていただきたいと思います。 続きまして、防衛装備庁の...全文を見る | ||
○中西哲君 防衛装備庁には、防衛技監、装備官、装備開発官が置かれております。防衛省組織令第百七十条には、防衛技監は防衛装備庁の所掌事務に係る技術を統理すると書かれておりますのでこの方が技術系の総責任者かと思われるのですが、この三者のうち誰が研究開発に責任と現場の権限を持っているの...全文を見る | ||
○中西哲君 将来戦闘機を我が国が中心になって造るという防衛計画大綱の記述もあります。将来戦闘機を造るためには、強いリーダーシップを発揮して事業を進めていく必要があると思います。この機会に防衛技監、装備官、装備開発官の関係をきちんと整理すべきではないかと思っておりまして、以前、我が...全文を見る | ||
○中西哲君 続いて、前回質問し残した分なんですが、契約方式で超過利益返納条項付契約というのがありますが、この契約方法はどういうものでしょうか。 | ||
○中西哲君 私、この契約を聞いたときにびっくりしたんですが、今まで、前回も言いましたけれども、防衛省のいろいろな不祥事がありましたし、それから建設業界の談合事件が各地でありまして、国も含めてですね、それに対する配慮からできたんだと思いますが、もうけたらもうけを返せと、これ民間企業...全文を見る | ||
○中西哲君 飛行試験の時期も聞こうかと思ったんですが、時間がありませんので次に移りまして、戦闘機に搭載する赤外線センサーについてお聞きいたします。 人間はもとより全ての物体は固有の温度を持っておりまして、赤外線で全て探知できるということです。その探知距離を伸ばす技術の開発が日...全文を見る | ||
○中西哲君 時間がないのでもうやめますが、まだあと国産のミサイルとかいろいろ用意していたんですが、ここの、本当にこの日本の生産、開発、研究開発技術、もう世界一級のものを持っているということを実感しております。これらをうまく組み合わせて日本に使えるような状況にするということについて...全文を見る | ||
05月28日 | 第198回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号 議事録を見る | ○中西哲君 おはようございます。自民党の中西哲でございます。 本日は、条約と協定の審議でございます。早速、外務大臣にお聞きいたします。 投資の促進及び保護に関する日本国とアルゼンチン共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、現在、我が国は七十六の国と地...全文を見る |
○中西哲君 よく分かりました。 次に、所得に対する租税に関する二重課税の除去並びに脱税及び租税回避の防止のための日本国とスペイン王国との間の条約の締結について承認を求めるの件ですが、これはクロアチア、コロンビア、エクアドルと同様の条約でございます。 スペインとは一九七四年...全文を見る | ||
○中西哲君 この五つの条約、協定、日本にとって大切なものであるという認識をしております。是非、締結に向けて我々も協力していきたいと思っております。 続きまして、前回の質問で積み残した件でございますが、防衛省にお聞きします。 まず、墜落したF35A戦闘機についてであります。...全文を見る | ||
○中西哲君 今、防衛大臣から御説明ありましたように、ばらばらに沈んでいるということで、相当長期化するんじゃないかという思いがあります。 現在飛行停止になっているんですが、F35の戦闘機パイロットの練度について、この戦闘機のパイロットは、例えば月に何時間はこのF35で飛ばなけれ...全文を見る | ||
○中西哲君 分かりました。いずれもちょっと心配な点があります。 次の質問に移ります。 前回積み残したんですが、三菱重工業が開発しました空対艦ミサイルASM3は昨年一月に全ての試験を終えたとの報道がございました。その開発費がどの程度掛かったのか、お聞きいたします。 | ||
○中西哲君 このF2搭載用の空対艦誘導弾ASMの1が、八〇式空対艦誘導弾、正式名称がですね、昭和五十五年に装備され始めて、ASM2、九一式空対艦誘導弾が一九九一年に制式化されました。 ASM3は、防衛装備庁が二〇一七年九月に開発が終了したと発表したんですが、ASM3の性能につ...全文を見る | ||
○中西哲君 今、超音速で飛行できるとの答弁がございました。 ASM3ミサイルは、インテグラル・ロケット・ラムジェットエンジンを開発、実用化していると聞いております。これはどういうエンジンでしょうか。 | ||
○中西哲君 国産の技術というのはすばらしいということの一例でございます。 戦闘機搭載用の空対艦ミサイルは、JSMミサイル等スタンドオフミサイルも一昨年の十二月に購入することを決めたとの報道があり、三十年度予算に計上されておりました。 国産の空対艦ミサイルも射程距離の延伸に...全文を見る | ||
○中西哲君 今防衛大臣から、国産を導入すると、将来的にというお話がありました。 このASM3ミサイルの開発につきましても、三菱重工を主契約者として、主要な下請メーカーだけでも四十一社が協力していると聞いております。日本の防衛技術と産業を継続するため、大変重要な事業であると認識...全文を見る | ||
○中西哲君 一二式の前に八八式という地対艦ミサイルがありまして、それが順次一二式に替わっておりまして、続けてこの一二式改に替えていくんだろうと思います。是非、予定どおりの配備をお願いいたします。 次に、前回、次期戦闘機に搭載するべく開発が進められておりますジェット戦闘機のエン...全文を見る | ||
○中西哲君 次のジェット戦闘機のエンジンの開発、これは日本の防衛産業の技術継承という意味では大変重要であると思っております。 去る十七日に、有志議員でつくっております国防議員連盟の勉強会がありまして、F2戦闘機、FSX開発における教訓という題で、景山正美元防衛省技術研究本部装...全文を見る | ||
11月20日 | 第200回国会 参議院 本会議 第5号 議事録を見る | ○中西哲君 自由民主党の中西哲です。 私は、自由民主党・国民の声を代表し、ただいま議題となりました日米貿易協定、日米デジタル貿易協定について質問いたします。 昨年九月の日米首脳会談において、日米貿易交渉を開始することで一致してから僅か一年。米国側の要求事項が相当強いものだ...全文を見る |