浜田和幸

はまだかずゆき



当選回数回

浜田和幸の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
09月09日第175回国会 参議院 経済産業委員会 閉会後第1号
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○浜田和幸君 おはようございます。直嶋経済産業大臣にまずは質問をさせていただきたいと思っております。  先ほどお話がありましたように、新成長戦略実現会議副議長として、政治主導の下で円高株安対策の司令塔をお務めになっていると思います。そういうお立場で、今の円高、これの最大の原因は...全文を見る
○浜田和幸君 今の状況はそういう背景があって円高が加速していることは間違いないと思います。  私、先ほど質問させていただいたのは、このまま行けば一体どこまで円高が進むのか。先ほど民主党の櫻井先生がビッグマック指数を御提示されました。あの指数を当てはめると、一ドル五十八円という計...全文を見る
○浜田和幸君 現在お考え中の対策ということなんですけれども、やはり私は地元が鳥取県であります。農業、林業、水産業にとっても、アジアの市場に向けてこれから輸出をしていくことで活路を見出したいと思っているんですね。  特に林業、これは日本というのは森林大国であります。CO2の吸収の...全文を見る
○浜田和幸君 そういう流れで規制緩和を進めると同時に、いわゆる全般に、御指摘になったアメリカの輸出振興策の中で意図的なドル安、あるいはヨーロッパでも意図的なユーロ安、その結果として円高という状況が生まれている側面がありますよね。そうなりますと、国際的な協調、まあ平成の言ってみれば...全文を見る
○浜田和幸君 おっしゃるとおり、各国が利害が複雑に絡まって、皆国益追求のために為替や金融政策を推進しているわけですから、考えが違うというのはこれはもう当然のことですよね。考えが違うからこそ、そういう意見をすり合わせて、国際経済、国際金融の流れをしっかりとつくっていくというのが政治...全文を見る
○浜田和幸君 今お話ありましたように、当局、中央銀行当局の間では水面下で様々な協議や話合いが進んでいるだろうという推測的なお話がありましたけれども、これはやはり政治主導で日本の経済を引っ張っていく、冒頭お話のあった成長戦略の実現のための会議というものは、一体じゃどういう形で日銀に...全文を見る
○浜田和幸君 そういう議論を踏まえてもう一度お伺いしますけれども、今の円高、一体どこまで日本経済は耐え得る力があるとお考えですか。一ドル五十八円のビッグマック指数、そんな状況がもし起こったとすると、まさに日本は通貨敗戦、経済敗戦ということになると思うんですけれども、今までの議論の...全文を見る
○浜田和幸君 今やはりその九十円というのが最低まあ死守すべきターゲットではないかと思うんですけれども、現在にはもう八十三円、ひょっとするともう八十円を割るかも分からないという状況が続いています。  先ほどの話に戻りますけれども、アメリカやヨーロッパとやはりここはきっちりと対話、...全文を見る
○浜田和幸君 そんな流れの中で、民主党マニフェストの中でもインフレターゲットということをかなり強調されていた時期があると思いますけれども、このインフレターゲット、今どういう状況になっているんでしょうか。
○浜田和幸君 そのインフレターゲットを採用している国と採用していない国がありますよね。アメリカなんかはそういうことを採用しないままに、デフレ対策という形で大掛かりなインフラ整備あるいは輸出促進策というのを強烈に進めているわけです。そういうところで、日本がアメリカとの間でそういうイ...全文を見る
○浜田和幸君 直嶋大臣にお伺いしますけれども、円高のマイナス面もありますけれども、やはり円高のプラス面、特に海外資源を調達するに当たって、あるいは日本企業が海外企業を買収する面において有利な点もあります。そういう円高のメリット、デメリット、これを総合的に国益追求のためにどういう形...全文を見る
○浜田和幸君 最後に直嶋大臣にお伺いしたい。  来月、アジア総合開発計画に関する会議がハノイ、ベトナムで開かれると聞いておりますけれども、これまで大臣、あちこちトップセールスという形で日本の技術を輸出しようということで、原発にしても、あるいは前原国交大臣は新幹線あるいは水の浄化...全文を見る
○浜田和幸君 直嶋大臣にお伺いしたかったんですけれども、あちこち回っておられて、なぜ日本が技術的には優れていると言われていながら、大きなインフラ整備の事業において、ベトナムでもあるいはブラジルでも中国でも敗退しているのか。その辺りの直嶋大臣の直接の経験に基づいた反省というか失敗の...全文を見る
○浜田和幸君 以上で終わりますけれども、今おっしゃったように、官と民が力を合わせていかなければ、円高の問題にしても景気の浮揚も新しいアジアのマーケットも開拓はできないと思いますので、その点に関しては与党、野党関係なく力を合わせて取り組んでいきたいと思いますので、是非、直嶋大臣、頑...全文を見る
10月26日第176回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○浜田和幸君 自民党の浜田和幸でございます。  まず最初に、前原大臣に一つだけ簡単なことを聞かせていただきたいと思っています。  ニューヨーク・タイムズの看板記者、ニック・クリストフ、御存じかと思いますけれども、中国や日本で活躍し、ピューリッツアー賞も二度受賞しています。その...全文を見る
○浜田和幸君 是非、ニューヨーク・タイムズだけではなくてヨーロッパの、あるいはアジア、近隣のメディアに対しても同じようなきちんとした事実関係を説明することによって、日本の立場が守られるということになると思うんですね。今回の件を含めても、中国側は相当戦略的な発想で自国の主張を通すた...全文を見る
○浜田和幸君 そういう形で広報活動に力を入れていただくのは大変結構なことだと思いますが、問題は中身ですよね。  今おっしゃったように、在外公館等を通じて、あるいは大臣も直接、様々な機会に日本の立場を説明、主張されているとおっしゃっていますが、例えばロシア等の報道を見ていますと、...全文を見る
○浜田和幸君 是非よろしくお願いいたしたいと思います。  次に、北澤防衛大臣にお伺いしたいと思いますけれども、中国の超限戦、もう二〇〇〇年から現役の空軍の将校たちが、いかにネットあるいは禁じ手を使っても、自国の権益を拡大するために様々な対策を講じるべきだ、そういう超限戦を内部資...全文を見る
○浜田和幸君 十年前はやり言葉になり、特にオウム真理教がああいう地下鉄サリン事件を起こした、こういうことがこれから超限戦として中国も大いに学ぶべきだという中身があの中には出ているんですよね。要するに生物化学兵器を使ったり、あるいは民間の様々な、今回の漁船というふりをして中国の海軍...全文を見る
○浜田和幸君 アメリカの海軍分析センター、御存じかと思いますけれども、そこの中国研究所、そこの主任研究員ディーン・チェンさんがアメリカのヘリテージ財団を通じて、今回の尖閣の問題に関しまして、これは中国政府が漁船を仕立てて故意に尖閣で問題を起こしたと、こういう分析を発表されています...全文を見る
○浜田和幸君 それと関連して、七月の一日に中国は御承知のように中国国防動員法を施行しておりますよね。これはまさに軍民結合という観点で、一朝事が起こった場合には民間人も徴用して戦争に動員するということでございます。  この中で問題なのは、国防動員委員会の総合弁公室、白自興少将、こ...全文を見る
○浜田和幸君 そのとおりなんですけれども、そういう場合に、例えば日本企業が中国に多数進出していますよね。今、中国政府とすれば、そういう日本企業の持っている人材や技術、それは中国の国防力増強にとって欠かせないものがたくさんあるわけです。そういうものを意図的に中国政府はこの動員法を通...全文を見る
○浜田和幸君 確かに似ている部分もあると思うんですけれども、中国人の発想と日本人の発想、あるいは中国の政府が考えている軍事戦略、そして日本の考え方とは大きな違いがあることも事実だと思います。  例えば、今回の尖閣の問題にいたしましても、解放軍報、中国人民解放軍の新聞ですよね、こ...全文を見る
○浜田和幸君 是非その研究を続けていただきたいと思います。  昨年の三月の南シナ海で、アメリカの調査船インペッカブルに対する中国の妨害工作、様々な形で目に見えるところで中国の動きというものは、国際社会の一員でありながら国際社会の常識の通用しない活動が強化されているという面もあり...全文を見る
○浜田和幸君 先ほど北澤大臣がおっしゃったように、中国はもはや日本を抜いて世界第二の経済大国、二兆五千億ドル、二兆六千億ドルと言われる外貨を持っているわけですよね。そういうお金の力でもって日本の国有財産やそういう地域の土地をどんどん買い占める。これまでは山林資源ですとか水資源の売...全文を見る
○浜田和幸君 是非注目していただきたいんですけれども、やはり総領事館や在外の外国の公館、これは日本が警備責任を持っているわけですよね、我が国の税金でもってきちんと警備をする。  そういうことになりますと、例えば新潟の場合、今は朱鷺メッセのビルの中にロシアの、韓国の総領事館もみん...全文を見る
○浜田和幸君 是非お願いします。  さきに沖縄に中国が総領事館を申請したときにはきっぱりと、在日米軍基地との関係もあって拒否をしましたですね。そういう姿勢、必要だと思います。  それと、次に、日本の対中ODAについて前原大臣に引き続きお伺いしたいと思いますけれども、今中国は世...全文を見る
○浜田和幸君 果たして、今の日本の財政事情にかんがみ、中国に対してこれまで以上、徐々に金額は減らすにしても、ODAを供与し続ける必要性がどこまであるんでしょうか。また、直接ではないにしろ、例えば中国は世界銀行から最大の融資を得ています。世界銀行に対して日本は最大の出資国であります...全文を見る
○浜田和幸君 是非お願いしたいと思います。  環境問題についても、私は鳥取県の出身ですけれども、もう中国から黄砂あるいは酸性降下物、どんどん降り注いでいます。国立公園大山、冬、雪が降りますよね。雪は何色ですか。普通は白でしょう。最近、大山に積もる雪、黄色ですよ。もう帯のようにな...全文を見る
○浜田和幸君 是非、日本の第一次産業を守るという発想で、このTPPの問題点もしっかりと踏まえて交渉に入るかどうか検討をお願いして、私の質問を終わります。
11月17日第176回国会 参議院 本会議 第9号
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○浜田和幸君 皆さん、おはようございます。  私、浜田和幸、自由民主党を代表して、総理が大きな成果を得て成功裏に終了したと自画自賛されておりますAPECについてお伺いしたいと思います。  しかし、その前に、何ですか、柳田法務大臣のあの無責任な発言。どんな質問があっても、個別の...全文を見る