浜田和幸

はまだかずゆき



当選回数回

浜田和幸の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月16日第177回国会 参議院 国際・地球環境・食糧問題に関する調査会 第1号
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○浜田和幸君 沖先生に質問をさせていただきたいんですけれども、先生のお配りいただいた資料の、これは、なぜ今水問題なのかというところですね、五ページ目ですかね、ここで金融、ビジネスチャンス、水ファンド、水ビジネスへの投資呼び込みということが述べられております。  実は、この一月の...全文を見る
02月23日第177回国会 参議院 国際・地球環境・食糧問題に関する調査会 第2号
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○浜田和幸君 ありがとうございました。  吉村参考人に一つお伺いしたいんですけれども、今盛んに環太平洋戦略的経済連携協定、TPPですね、この中にも水の問題が含まれているわけですよね。  そこで、今、吉村参考人が作っていただいた資料で、世界水ビジネスを狙う巨大企業、アメリカのゼ...全文を見る
03月24日第177回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○浜田和幸君 自民党の浜田和幸でございます。  最初に、法務大臣並びに原子力安全・保安院にお伺いしたいんですけれども、今回の福島原発の重大事故の発生によって、現場で必死の復旧作業に当たっている自衛隊や警察や消防あるいは東電、もろもろの方の間で、やはり被曝ということによる健康被害...全文を見る
○浜田和幸君 ということであれば、こういう情報が世界中に今広がっているんですよね。ですから、そのことに対してきちんと正しい情報を提供しないと、風評被害どころじゃなくて、この日本の原子力の安全というものに対して大変な危機的状況をもたらすと思いますので、是非、もしそういうことがないと...全文を見る
○浜田和幸君 それに関連して、日本では二十キロ以内退避、三十キロは自宅退避ということで、アメリカの方はこれ八十キロと言っていますよね。この根拠はどういう具合になっているのか、御説明お願いします。
○浜田和幸君 これはやっぱり念のためにということだと思うんですけれども、実は、横須賀のジョージ・ワシントン、原子力空母ありますよね。定期検修中、補修の途中であったんですけれども、急遽二日前に出航した。当初、ロナルド・レーガンという原子力空母が東北沖合で救援活動をやっていましたから...全文を見る
○浜田和幸君 今の話に関連するんですが、そうであるならば、これだけ危機的な状況にあるわけですから、そのジョージ・ワシントンにも救援の要請をするというのは外交上、同盟関係としてごく自然な流れだと思うんですけれども、それがどこに行ったか分からない、日本近海にいて次の何か起こるか分から...全文を見る
○浜田和幸君 それと、もう次の段階になると思うんですけれども、万が一この福島第一原発の鎮圧がもう難しいと、枝野官房長官は一部廃炉にする必要もあるだろうということをおっしゃっていますが、もしそういう決断を最終的に下すとなると、どの段階でそういう判断どなたが下すのか。その辺りの見通し...全文を見る
○浜田和幸君 是非、そのアンチャーティッドですから、初めての経験、もう世界中の英知を結集して、これを鎮圧に取り組んでいただきたいと思います。  最後に、地震関連の最後にしたいんですけれども、こういう地震、津波は、実は日本だけじゃなくてあちこち世界中で起こっていますよね。そんな中...全文を見る
○浜田和幸君 ありがとうございました。  是非、想定外ということが必ず、何か申し訳みたいに答弁の中に出てきますもので、やはり最悪の事態に備えるという姿勢でこれからも臨んでいただきたいと思います。  次は、浜岡原発とは全然違う捕鯨の、シーシェパードによる日本の調査捕鯨の妨害行動...全文を見る
○浜田和幸君 今回に限って言っても、この調査捕鯨が途中で中断を余儀なくされたその経済的損失は、水産庁によると十九億円と言われているんですね。これまで、もう何年間にもわたってシーシェパード等による妨害行為によって三十億円を超える経済的被害が起こっていると。そういうことに対する国とし...全文を見る
○浜田和幸君 是非、災害対策にも協力していただきたいと思うんですけれども、中長期的に見れば、やはりきっちりと日本の国益を守るという観点で、特にオランダ、そしてオーストラリア、ニュージーランド、この三か国がこのシーシェパードの言ってみれば船籍であり、あるいはその本部がアメリカに置か...全文を見る
○浜田和幸君 このシーシェパードというのがもう大変資金が潤沢なようでございまして、日本の例えば海上保安庁が持っているような巡視船よりはるかにスピードの出るものをそろえてこの調査捕鯨船に対する妨害行動をやっているわけですね。先ほどの、オーストラリアの方で実際に強制捜査を行われて、有...全文を見る
○浜田和幸君 今回、その調査捕鯨船が安全が確保できないということで日本に途中で帰ってきたわけですよね。ということは、我が国の刑法の観点からいっても、刑法の国外犯の適用範囲を拡大することで、来年度以降のこういう妨害行動が継続しないような何か外に向けてのアピール、そういうことをやる必...全文を見る
○浜田和幸君 是非、日本の調査捕鯨に参加している方々や、それを守るために海上保安庁の職員も何人か乗船しているわけなんですよね。そういう日本人に目掛けてこのシーシェパードなどは度々小型の高出力のグリーンレーザー、これを日本の船員に対して照射するというか、乗組員の目を目掛けてそういう...全文を見る
○浜田和幸君 それでは、次は、この日本の国内でのシーシェパードの言ってみれば活動について質問をしたいと思います。  シーシェパードだけではないんですけれども、和歌山の県内におけるイルカ漁ですとか鯨漁に対する妨害行為がこのところずっと続いております。これは威力業務妨害に当たる事案...全文を見る
○浜田和幸君 そういう遺憾な状態を意図的にずっと継続しているそういう外国の活動家が日本に入ってきて長期滞在をしているわけですよね。国籍もいろいろのように聞いておりますけれども、そういう人たちは一体どういう入国ビザ、入国申請の下で入ってきているんでしょうか。
○浜田和幸君 事前になかなか水際で防衛するのは難しいとおっしゃいましたけれども、例えばシーシェパードの代表のポール・ワトソン、彼なんか調査捕鯨妨害事件で国際手配を受けた経歴があるわけですね。彼なんか今回も東北の例の大津波のときに、岩手の沖合でイルカ漁、これをビデオを撮っているとき...全文を見る
○浜田和幸君 ですから、どういう目的で入ってきているのか。シーシェパードのいろんな文献を見ますと、聖書、バイブルの中にやっぱり鯨というものは神聖な動物であって、そういう神聖な動物を残虐な方法で捕まえて殺して食べている日本人そのものが許せない。それを天に代わって征伐するみたいなそう...全文を見る
○浜田和幸君 ということであれば、是非、和歌山のみならずイルカ漁、鯨漁、それで生計を立てている地域、その漁業に依存をしている地域がやっぱりあるわけですよね。そういうところに入ってきて、漁民のみならず地域の人たちに対して本当に罵詈雑言を投げかける。それどころか、ビデオを全戸配って、...全文を見る
○浜田和幸君 是非、厳正な対処をお願いしたいと思います。  例えば、昨年も九月一日に地元の漁連の方々が集まって、今年の、昨年の漁をどういう形で展開するのか、そのシーシェパード等活動家がたくさん来ているのでトラブルも想定できると、そういう打合せをやっているその現場に地元の警察の方...全文を見る
○浜田和幸君 是非、その地元の方々が不安を感じないで、地域の産業として大事に育ててきているものですから、その考え方の違いがあったとしても、やはり実力で網を切るとか、個人のプライバシーを侵害するようなことを平気でやっているそういう活動家、そういう動きはやはりきちんと取り締まっていた...全文を見る
03月30日第177回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○浜田和幸君 自民党の浜田和幸でございます。  まず、松本外務大臣に質問をさせていただきたいと思います。  今回の大地震が発生した直後の三月十九日、京都で日中韓の外相会議、開催されましたよね。その席上で防災協力について意見交換、議論をされたと聞いておりますけれども、その中身が...全文を見る
○浜田和幸君 その際に、特に中国の場合には、さきの四川の大地震のときにも原子力発電所というか軍の原子力施設で放射能物質の漏えいの問題がありましたので、そういう経験を踏まえて、中国が日本に対して原子力事故の封じ込めに関する技術供与あるいはその人材、施設、そういうものを提供したいとい...全文を見る
○浜田和幸君 ということは、中国に限らずほかの諸外国からもこの原発の事故、この拡大を防ぐために技術的あるいは人的、そういう提供の話がいろいろと来ていると思うんですけれども、そういう問題に対して前向きに速やかにこれを受け入れると、オープンにそういう様々な提案に対して、申出に対しては...全文を見る
○浜田和幸君 それに関連してですけれども、アメリカのグローバルホーク、無人偵察機、これはグアムから飛んできて、ほぼ正確な今の被災状況について情報提供をしていると聞いていますけれども、元々このグローバルホークに対する情報提供というのは日本政府の方からアメリカに要望されたのか、あるい...全文を見る
○浜田和幸君 アメリカ側からそういう提供の申出があって、それで、言ってみればなかなか現場にアクセスできない状況で、大変貴重なこれは画像データだと思うんですけれども、それはなかなか一般には公開されていないように思うんですけれども、それは何か理由があるんでしょうか。
○浜田和幸君 ということは、相互の信頼関係は当然あるわけですよね、日本とアメリカ、最大の同盟国なわけですから。そのアメリカ側からこういう情報を提供するという話があって、それはやはり日本の一般国民にとって一番関心のある状況だと思うんですけれども、今からでもその情報を一般公開するとい...全文を見る
○浜田和幸君 実際、現状はどうなっているのか、そのことを把握する上でこのグローバルホークのデータは大変重要だと思いますし、また、アメリカからもフランスからもロボットの提供の話もありますけれども、そういうなかなか人が現場に入れない場合にそういう日本の持っていないデータや技術というも...全文を見る
○浜田和幸君 アメリカ側がそういう情報を一般に公開することに対して否定的だということの背景は何でしょうか。  例えば、今回の原発の事故が発生した直後にアメリカ政府はいち早く冷却材の提供を申し出た、それを日本政府はそこまで必要ないという形で断った、そのことで日米間の若干の言ってみ...全文を見る
○浜田和幸君 当初アメリカから申出のあった冷却材、これは横田基地にそのまま残っているという話ですけれども、これはずっと横田基地に置いたままにするんですか、それとも何らかの活用をする手だて、これを考えておられるんですか。
○浜田和幸君 ということは、一部報道のある、当初、米政府が緊急事態ということで、とにかく冷却材が必要だということで申し出た、そういう事実もないということですね。
○浜田和幸君 冒頭の三月十九日の日中韓の外相会議、まだ日米のこういう外相会議なり首脳会談、今回の事故対応に関してこれは行われていないように思うんですけれども、やはり最大の同盟国であるアメリカから様々な申出があるのに、なぜ日本とアメリカとの間の外相会議あるいはそういう首脳会談という...全文を見る
○浜田和幸君 フランスの政府あるいはフランスの、これは原子力メーカーでアレバ、ここからも様々な支援の申出がありますよね。特にアレバが原発事故用に開発した作業用ロボット、これの提供を申し出たのに、東電のこれは反応だと思うんですけれども、断ったという具合に報道されていますけれども、こ...全文を見る
○浜田和幸君 フランスの経済担当相が今回の福島第一原発の事故に関しまして、状況を正確に把握できていないとして日本政府の対応をかなり厳しく批判しているようなんですけれども、フランスの政府内にそういう日本の対応に対する批判の声が出ているということは御存じですか。
○浜田和幸君 フランスの原子力安全局は、福島第一原発から百キロ離れたところまで汚染が広がっていても驚かないという声明を発表していますが、フランスの政府機関がそういった数値を出してきた根拠。以前はアメリカ政府はこれは八十キロと言っていましたですね。フランスは百キロまで拡大している。...全文を見る
○浜田和幸君 今後の原子力発電についてお伺いしたいと思うんですけれども、ヨルダンとの原子力協定、今日も後ほど御説明があると思うんですけれども、これは予定どおりその交渉が進むんでしょうか、三菱重工とフランスのアレバが合弁会社をつくってヨルダンに原子力を輸出するという話ですけれども。...全文を見る
○浜田和幸君 明日からサルコジ大統領来られますけれども、やっぱりフランスとすれば、一方でこういう原子力発電所の大きな事故、安全性をどうこれから確保するか、その面でも日本と技術的な協力を進めたいということで明日以降話が持たれると思うんですけれども、やはり具体的に、その今のヨルダンの...全文を見る
○浜田和幸君 二〇〇九年九月に鳩山元総理が国連の気候変動首脳会議で、例の二〇二〇年までに一九九〇年比で二五%のCO2削減、これを国際公約されましたですよね。この国際公約というのはまだ日本政府としては撤回していないということでよろしいですね。
○浜田和幸君 ということは、その二五%削減の国際公約は依然として生きているということだと思いますけれども、この前提にはやはり原子力発電、これを進めるということがあったと思うんですね。今回の事故を受けて、これをどういう形で乗り越えていくことができるのか。もしこの電力需要をそれ以外の...全文を見る
○浜田和幸君 アメリカとの間の今回の事故対応についての協議の中で、代替エネルギーについての話が既に出ているのかどうか。  アメリカの今空軍が盛んに導入を進めようとしております。今、瓦れきの処理が大変な問題になっていますよね、現地で。ですから、コンクリートですとか鋼材ですとか木材...全文を見る
○浜田和幸君 是非その辺り、世界各国が持っている新しい技術というものも、日本においても積極的に導入できるものについては、この際、前向きに検討していただきたいと思います。  そして、地震の支援に関して今どれくらいの国々が、医療支援についてお伺いしたいんですけれども、申出があるんで...全文を見る
○浜田和幸君 震災に伴う医療援助、これは外国人の医師が日本で医療行為を行うのは通常の場合は認められていませんが、当初認めていなかったのが、イスラエルの医師団が今回初めて医療活動に参加するということが報道されていますけれども、日本での医療免許を持っていない外国の医師、これについて受...全文を見る
○浜田和幸君 中国からも海軍の病院船を派遣したいという申出がありました。ところが、日本政府は、日本は港が壊れているから船が近づけないというような理由で断ったと報道されていますけれども、それは事実でしょうか。
○浜田和幸君 今日の新聞にも、昨日、中国の程大使がこの問題について、せっかく中国側からそういう申出を行っているのに日本にもう少しスムーズな対応をしてもらえないんだろうかという、かなり御不満というか日本の対応に関する批判的な記者会見を開いたというのが報道に出ているんですけれども、今...全文を見る
○浜田和幸君 病院船だけではなくて、中国大使館の説明によりますと、支援の一環として飲料水、これを日本に提供をしたんだけれども、荷降ろしから避難所までの輸送まで中国側で行ってほしいと、こういうことを日本政府から言われたと。となると、日本の国内でのそういう物資の移動まで中国側がやらな...全文を見る
○浜田和幸君 せっかくの世界中からの申出ですので、最大限有効に活用していただきたいと思います。  そういう善意の申出が各国から寄せられていると同時に、日本の安全保障にとってかなり危険と思われる動きもありますので、北澤防衛大臣にお伺いしたいと思います。  この三月十一日の震災以...全文を見る
○浜田和幸君 この問題に関して、松本外務大臣はさきのこの委員会等の発言の中で、ロシアによる領空侵犯未遂行為、これに対しまして、今回震災で支援やお見舞いの言葉をもらっているので抗議はしないという趣旨の発言をされていますけれども、震災で援助をしてもらっているんであれば、こういう領空領...全文を見る
○浜田和幸君 ということは、危険はあるけれども、実際に領空、領海を侵犯したわけでないから今のところは抗議はしないということでよろしいですね。
○浜田和幸君 実は、中国やロシアだけではなくて、韓国も竹島の実効支配を強化すべくヘリポートの改修作業を進めているように見受けられます。また、周辺の海流や海水の温度などを観測するための独島総合海洋科学基地の建設を進めているとも言われております。こういう韓国の動きをどのように受け止め...全文を見る
○浜田和幸君 ということは、そういう独島の総合海洋科学基地の建設等に対しては、これはもう明らかに看過できない、抗議をするということでよろしいですね。
○浜田和幸君 似たような話で、尖閣に関しましても、六月十七日、中国国内のネットを通じて、一千隻、尖閣への上陸、これを強行しようと、こういう日本が今危機的状況で対応が恐らくできないだろうから一気に尖閣を取り戻そうと、そういう動きもあるようですけれども、こういうものも実際に中国が強行...全文を見る
○浜田和幸君 その六月十七日の件はネット上でそういう動きがどんどん広まりつつあるようですけれども、これは放置するということですか。何か、どういうような対策、どういうような封じ込め、要するに抑止ということも必要になるかと思うんですけれども、そういう話がどんどん広がっていることに対し...全文を見る
○浜田和幸君 それとの関連で北澤防衛大臣にお伺いしますけれども、先般の地震、津波で松島の基地の次期支援戦闘機が大分被害を受けたと聞いておりますけれども、その被害の状況となぜ防げなかったのか、そのことについてお聞かせください。
○浜田和幸君 未曽有の大災害ではあるんですけれども、やはりそういう危機ということに常に背中合わせになっているのが日本という国柄ですよね。そういう中で、この大切な装備というものに対する避難の指示、これが十分行き渡らなかった。司令からこれだけ大きな地震と津波が来るということに対しての...全文を見る
○浜田和幸君 ということは、どこかからミサイルが飛んでくるとか、何か軍事的な侵攻のおそれがあったときにすぐさま対応できないということをおっしゃっているわけですか。
○浜田和幸君 ちょっと話が飛びますけれども、今回の地震直後、ロシア・カムチャツカでの大噴火、地震がありました。そのまた直後にはミャンマーでのマグニチュード七の地震がありました。今、北朝鮮の白頭山の火山の噴火のおそれがあるということで、二〇一四年から一五年がリスクが高い。韓国と北朝...全文を見る
○浜田和幸君 中国が今回の大震災、これは復興特需が期待できるということで、中国の労働者、これを日本に送り込む、そういう準備をすべきだと、これが中国共産党の機関紙人民日報等で報道されております。これは、ただ単に物を送り込むだけではなくて中国の人たちをどんどん日本に送り込もうという話...全文を見る
○浜田和幸君 はい。
○浜田和幸君 時間が参りましたのでこれで終わりますけれども、仮定の話といえども、現実にそういう周辺の国々の動き、あるいは今後日本にとって国益を損ないかねないようなそういう予兆、前兆も十分踏まえた上で、万が一に備えるという発想で是非この震災を乗り越えていただきたいと思いますし、一緒...全文を見る
05月16日第177回国会 参議院 行政監視委員会 第3号
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○浜田和幸君 自民党の浜田和幸でございます。  今日は、東日本大震災、この混乱状況の陰で、特に外国による日本の国内に対する様々な工作、あるいはそれに近い行動が顕著になってきている。外を見ると中国やロシアあるいは韓国の動きがありますけれども、国内だけに目を向けても、東京都内の中国...全文を見る
○浜田和幸君 今のKKRが売却を決めた土地、これは、そのKKR自身はいつ、幾らで入手したのか、御存じですか。
○浜田和幸君 KKR、これは国家公務員の社会保険事業を行っている団体でございます。純粋な民間企業というのではなくて、政府とのつながりも濃厚でございます。その役員も、理事長、専務理事、皆旧大蔵省からの出身の方々で占めている、政府とのつながりもある、公的団体と言っても過言ではないと思...全文を見る
○浜田和幸君 財務省が何らかの形で関与したということは私も聞いておりません。  ただ、先般の衆議院のこれは外務委員会で、自民党の小野寺委員が松本外務大臣に対してこの件について質問をいたしました。そのときに、松本外務大臣いわく、中国側から入札前に、老朽化した大使の公邸用地のために...全文を見る
○浜田和幸君 この土地、千七百坪あるわけでございますけれども、今、中国大使館として使っている、中国大使館が所有している土地と合わせると、トータルで三千坪を超える広さでございます。  実は、昨年の十一月に私は質問主意書を出させていただきまして、外国政府が日本国内で三千坪以上の土地...全文を見る
○浜田和幸君 実は、外国政府の不動産に関する権利の取得に関する政令、ございますよね。これによりますと、これは昭和二十四年に制定されているんですけれども、外国の政府が日本で土地を取得する場合には事前に大蔵大臣、今の財務大臣の認可が必要だということになっているんですが、事中国に関しま...全文を見る
○浜田和幸君 そうしますと、百七十四か国の外国は、日本政府の承認なしに、もう好きなところ、日本の国内で土地を買ってもいいということですよね。  となりますと、指定されていて日本の国内で土地を買えない外国というのは何か国あるんでしょうか。
○浜田和幸君 ということは、リビアとかジンバブエ、ミャンマー、そういった国々、どちらかというと人権問題で日本政府としてもある程度制裁の対象としているような国、あるいはロシアですと北方領土、領土問題の係争案件を抱えていますよね。一昨日もイワノフ外務副大臣が択捉、国後に上陸しましたよ...全文を見る
○浜田和幸君 そうすると、もうこの昭和二十四年の政令とか二十七年の大蔵省の告示というのは、ほとんどざる法というか、あってもなくてもいいということですよね、ほとんど規制の対象になっていないわけですから。その観点からしますと、逆に、日本にとって国益上問題のある国、そういう国が日本で正...全文を見る
○浜田和幸君 今、中国政府は、この東京の都内の土地だけではなくて、新潟あるいは名古屋でも似たような土地の取得について希望を出している。地域の方々が、一体どんな目的で、例えば新潟の場合は五千坪の万代小学校の跡地を買いたい、名古屋の場合には三千坪の国家公務員宿舎の跡地を買いたい。今お...全文を見る
○浜田和幸君 注視をするとおっしゃいましたけれども、じゃ今回の場合も、KKRからの土地取得ということが実行に移されているわけですけれども、遡ってこれがもし本来の目的でないというようなことが判明した場合、あるいはそういう疑いが出てきた場合には、何らかの形でこの土地取得の取引を白紙撤...全文を見る
○浜田和幸君 そのウィーン条約ということですと、じゃ例えば日本政府が、日本外務省が中国で土地を取得したい、今七か所、大使館や総領事館、賃貸で使っているわけですが、日本が買いたいと言った場合に中国で買えるんですか。
○浜田和幸君 そうですよね。我々日本は中国で外交施設のために必要な土地を取得しようと思っても、中国の国内法でそれは認められない。一方、中国は日本で自由に土地を買える。これは外交上の対等、平等という観点からするとやはりおかしく思われませんか。
○浜田和幸君 これは外交上のやはり対等性を考えると、例えば中国がそういう国内法を持っているのであれば、私ども日本も独自の法体系でもって、特に中国だけには限りません、我が国と領土的な係争案件を抱えている国ほかにもありますよね。ロシアでも、中国にしてもだって尖閣諸島の問題では問題を抱...全文を見る
○浜田和幸君 歴史があることは分かりますけれども、昭和二十四年と二十七年の政令と告示ですから、やはり今の現状に合わせた対応も必要かと思います。  外国人土地法、これもほとんど有名無実化されていますよね、大正十四年ですから。この法律を当てはめれば、例えば国益上の観点で、諸外国が日...全文を見る
○浜田和幸君 そういうことを踏まえて、菅総理が新しい観点で外国人土地法の言ってみれば強化、あるいは新しい仕組みを検討ということを指示されているわけですから、是非今の時代にふさわしい外国人土地法、これの検討をお願いしたいと思います。  それに関連して、例の東日本大震災の被災地の土...全文を見る
○浜田和幸君 そうしますと、行政目的の土地使用から普通財産に移行した場合に、例えば中国政府あるいはロシア政府、そういった外国政府がこの土地を一般競争入札で買い取りたいと言った場合にも、当然それはその参入が認められると理解してよろしいんですね。
○浜田和幸君 その地元の了解というのはどういう形で得られれば一般入札に外国政府が参入できるんでしょうか。
○浜田和幸君 ということは、最終的には財務省の方で判断をされるということでいいんですね。分かりました。  例えば、あの一帯ですと、今回原発の事故はありましたけれども、様々な安全保障上も、テロ対策、今後原発がどうなるか分かりませんけれども、そういう重要な拠点ということも考えた場合...全文を見る
○浜田和幸君 じゃ最後に、今おっしゃったように国益という観点で、日本の大事な財産、これは守る、そのための、想定外というようなことが起こらないように是非とも前向きな土地政策、あるいは外国との関係を大事にするけれども、しかし譲ってはならないところは譲らないという方針で臨んでいただきた...全文を見る
05月17日第177回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
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○浜田和幸君 ありがとうございます。  先ほど冒頭に、大野委員からもロシアのイワノフ副首相の択捉、国後上陸の問題について指摘がありました。そのことについて、ちょっと冒頭確認をさせていただきたいと思います。  ちょうど沖縄の祖国復帰の三十九年という節目の日に、ロシアの副首相が日...全文を見る
○浜田和幸君 このイワノフ副首相は、今回の日本の領土上陸直前に、カムチャツカ半島から千島列島全体を含む五十六の島々の開発計画を進めるんだと、そのために今回も他の閣僚とともに我が国の領土に上陸しているわけでありますが、こういうことに対してこれまでどのような言ってみれば働きかけをされ...全文を見る
○浜田和幸君 いや、粘り強くやってこられて、もう六十六年たっているわけですよね。この北方四島に関して何らかの国民にとっての希望というか、目に見える形での交渉の成果、こういうものについては何かございますか。
○浜田和幸君 実はアメリカの公電を見ますと、我が国という、日本ですね、日本はこのロシアとの北方領土問題の解決に関して交渉のプランもなければ政治的な解決に向けての指導力もない、民主党政権になってからも真面目に取り組む姿勢が見られないという、これはアメリカ大使館が本国に送った公電、ウ...全文を見る
○浜田和幸君 後でお届けいたします。  それでは、本題に移りたいと思いますけれども、本日は、例の中国大使館による、都内の国家公務員共済組合連合会が所有しておりました土地、これの落札が四月二十六日に行われました。これはもう間違いなく日本の領土というか、日本の土地を外国の政府が一般...全文を見る
○浜田和幸君 それで、実は昨日の行政監視委員会でもこの質問をさせていただきましたときに、高橋副大臣の方から、中国大使館からは今回の土地の取得に関して三年ほど前から話があったということでございましたけれども、この間、どのような外務省と中国大使館との間でやり取りがあったんでしょうか、...全文を見る
○浜田和幸君 その説明のときには、中国側はどういう目的でこの土地の取得ということを言ってきたんでしょうか。
○浜田和幸君 その住居ということであると、考えられるのは大使の公邸と大使館員の宿舎ですよね。今回落札された土地のすぐ隣に大使館員の立派な宿舎がありますよね。警察も二十四時間守っています。  聞くところによると、大使の公邸が古くなった、その建て替えということも今回の土地取得の目的...全文を見る
○浜田和幸君 ということは、建て替えということであれば、今ある大使の公邸をきちんと建て替えればいい。大使館員の宿舎も立派な施設がある。にもかかわらず、千七百坪の土地を新たに取得した。大使館の現在の土地の面積と合わせると三千坪を超える、そういう土地を持つことになったわけですね。 ...全文を見る
○浜田和幸君 外交関係に関するウィーン条約二十一条一項には、「接受国」、この場合は日本ですね、「は、派遣国」、この場合は中国、「が自国の使節団のために必要な公館を接受国の法令に従つて接受国の領域内で取得することを容易にし、又は派遣国が取得以外の方法で施設を入手することを助けなけれ...全文を見る
○浜田和幸君 その購入したいという最初の要望があったのは三年前でいいんですか。その三年前の段階では、今回の土地は港区の高陵中学校の仮校舎として使われていた、そういう時期に当たると思うんですけれども、その時点で中国政府、中国大使館はこの土地を買いたいということを外務省に相談を掛けて...全文を見る
○浜田和幸君 ということは、是が非でも中国大使館、中国政府としてはこの都内の一等地を手に入れたいということは当然想像できますよね。  土地、御覧になったと思いますけれども、旗地で大変使い勝手の悪い土地ですよね。ですから、地元の不動産屋さんに聞いても、まあ大体三十億か四十億ぐらい...全文を見る
○浜田和幸君 となりますと、もし将来、当初の目的以外の目的で中国大使館が今回取得した土地を使い始めたような場合には、それを何らかの方法で取り消す、あるいはその使用目的をやめさせる、そういうようなことも可能になるんでしょうか。
○浜田和幸君 その質問をしましたのは、その孔子センター、孔子学院というのは、世界にもう三百か所、四百か所と拠点が世界中にできつつあるわけで、日本国内にも何か所か既にありますけれども、今回はこの都心の一等地、そこにやはり広大な土地を取得したということのこの目的を推察すると、ただ単に...全文を見る
○浜田和幸君 その関連で、今回土地を売ったのは国家公務員共済組合連合会でありますよね。この組合は、もちろん国家公務員の年金あるいはその社会保険事業のために運営されている団体でありますもので、そのトップ、理事長、専務理事始め、旧大蔵省からの出身の方々が多数占めておられる。国民の税金...全文を見る
○浜田和幸君 財務省。
○浜田和幸君 確かに外交活動は公共性にと思いますけれども、じゃ、中国大使館が今の状況下で何か外交活動ができない、制約があってということであれば、この千七百坪の土地を新たに取得したというのも理解できますが、今何かそういうことで問題があったんですか。  しかも、国有地に準ずるような...全文を見る
○浜田和幸君 フランスとかイタリアと、今尖閣諸島をめぐって領有権争いがあるこの日本と中国との関係は、やはり根本的に違う発想で取り組むべきではないかと思います。同じことはロシアについても言えると思うんですね。あるいは韓国との間でも竹島の問題がございます。そういう日本の国と領土をめぐ...全文を見る
○浜田和幸君 前に前原さんが外務大臣だったときに、この同じ外交防衛委員会で、当時は新潟と名古屋の中国の総領事館が広大な土地を取得したいということがありましたもので、その際にも質問したときに、当時の前原外務大臣は、これは通常の外交領事活動の観点から見ても、新潟で五千坪、名古屋で三千...全文を見る
○浜田和幸君 北澤防衛大臣に関連してお伺いしたいんですけれども、昨年の七月の一日に中国、国防動員法を施行いたしましたですね。それによりますと、有事の際には在外中国人が中国大使館の指揮下に入り、中国のために戦うということに読めるわけでございますけれども、万が一、日本と中国の間に将来...全文を見る
○浜田和幸君 さきの外交防衛委員会でも北澤防衛大臣にお伺いしたんですけれども、中国が超限戦、あらゆる通常の戦略を超えたそういう軍事戦略を展開していることは御存じだと思いますけれども、この超限戦の一環として、こういう一般の文化施設とかあるいは外交施設を使って、まあ言ってみれば日本の...全文を見る
○浜田和幸君 例えば、今回のような土地取得を何らかの法令をもって制限しようと考えた場合に、ウィーン条約との関連で外交関係上の条約で認められないというような何か事情とか背景といったものはあるんでしょうか。
○浜田和幸君 ですから、本来の目的以外にこの土地が利用される、あるいは、利用されているかどうかということを将来もし確認しようと思っても、どういう方法で確認できるんでしょうか。治外法権の中にあって、日本政府が、あるいは警察が、この中国の新たに取得した土地あるいはそれ以外の中国政府が...全文を見る
○浜田和幸君 是非その注視をしていただきたい。  それは尖閣の問題に関しても同じなんですよね。あれだけ日本国中が大変な危機感を抱いたあの尖閣諸島に対しても、中国は、埼玉県におられる土地の所有者に対してお金で買い取りたいというアプローチも仕掛けてきている。土地の所有者の方が断られ...全文を見る
○浜田和幸君 松本外務大臣が御存じであれば、あるいは財務省の方で御存じであれば。
○浜田和幸君 その森林資源という、日本は森林大国、国土の七五%が森林ということでございますし、森林の下には水資源もある。あるいは、安全保障の観点から国防上もこの森林資源というものはとても重要な要素だと思いますけれども、我が国の将来の安全保障を考えたときに、こういった森林資源をどん...全文を見る
○浜田和幸君 そうしますと、今話題になっておりますTPP、今日の閣議で政策推進指針で、しばらく、六月末とおっしゃっていた参加の是非は延期される方向になりそうですけれども、このTPPに関しましても投資の自由化ということが大きなテーマになっておりますから、もし日本がこのTPPに参加す...全文を見る
○浜田和幸君 その交渉に参加していないからはっきり答えられないというのは、これまでも繰り返し私ども聞かされてきまして、交渉に入る前にそういう情報収集をして、国民にも国会等を通じて、こういう問題がある、こういう可能性があるということをちゃんと明らかにした上で交渉に入るというのが筋道...全文を見る
○浜田和幸君 三番目の、海外からの化石燃料の調達についてお伺いしたいと思います。  今回の大震災の結果、長期的なやはり自然エネルギーによる発電への転換ということが大きな課題となっておりますけれども、この化石燃料の安定的な確保に向けて、政府として今どこの国と特に協力を進めようとさ...全文を見る
○浜田和幸君 ありがとうございました。  時間になりましたので、引き続き日本の国益のために御努力のほどよろしくお願いいたします。
05月18日第177回国会 参議院 国際・地球環境・食糧問題に関する調査会 第4号
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○浜田和幸君 ありがとうございました。  星先生に一つ。瓦れきの処理で現地は大変困っています。瓦れきを燃やして発電にする、そういう話もあるんですけれども、放射能汚染の瓦れきを燃やしてガス化するということに関して何か問題があるのかどうか。アメリカの方ではそういうケースが幾つか報道...全文を見る
05月25日第177回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第4号
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○浜田和幸君 ありがとうございます。自民党の浜田でございます。  幾つか質問をさせていただきたいんですけれども、先ほど、世銀が海外からのこういうODAにかかわる、協力する企業に対しても税を取るべきだというような議論があるということをおっしゃいました。その根拠がどういうところにあ...全文を見る
○浜田和幸君 ありがとうございました。  是非、先ほどの国際機関での日本人の比率ですとか、それはもう全てのことに当てはまると思いますので教えていただきたいし、またそれを応援する仕組みを一緒に考えていきたいと思います。  ありがとうございました。
05月26日第177回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
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○浜田和幸君 自民党の浜田でございます。  最初に下條参考人にお伺いしたいんですけれども、今回の引渡しの問題ですけれども、昭和四十年、韓国との国交が正常化したときに文化財についての協定が結ばれましたですよね。もう既に一定の文化財は韓国政府に返還されることになっていたわけですけれ...全文を見る
○浜田和幸君 となると、法的に返還しなければならないという根拠はないということですね。
○浜田和幸君 であるとすると、我が国が昭和四十年の協定の内容をひっくり返すということを今回決めたという具合に韓国側が理解するということになる可能性は高いですよね。  となりますと、今回のことがきっかけとなって、既に昭和四十年に解決したはずの、韓国政府や韓国国民から日本統治時代の...全文を見る
○浜田和幸君 ありがとうございます。  私も同じような考えを持っているんですけれども、先般の四月の二十七日の衆議院の外務委員会においても、この問題が、竹島問題、底辺にあるということをおっしゃっていましたけれども、今回の返還することによって、我が国の竹島問題に対する固有の領土とい...全文を見る
○浜田和幸君 今御指摘の地名標準化委員会、これはやっぱり竹島を独島と呼ばせる、そういう動きが世界的に広がっているわけですよね。今、どうですか、地名標準化委員会の中で竹島という表記が多いのか独島という表記が多いのか、御存じでしたら教えてください。
○浜田和幸君 ありがとうございました。  六反田参考人にお伺いしたいんですけれども、韓国の中央図書館、これには、明治四十三年以降、我が国から流出した我が国の古い書籍、これも多数保管されていると聞いていますけれども、大体何万冊ぐらい保管されているのか、もし御存じであればお教えくだ...全文を見る
○浜田和幸君 もし下條参考人が韓国にある日本の書籍の数について御存じであれば、補足していただければと思いますけれども。
○浜田和幸君 ありがとうございました。  六反田参考人に引き続きお伺いしたいんですけれども、今回百六十七冊返還することになった儀軌ですけれども、そのうち四冊は宮内省が日本の古本屋さんで購入したものだということが説明がありましたけれども、この四冊を含めて百六十七冊、これを決めると...全文を見る
○浜田和幸君 そうですか。  それで、先ほどのお話の中にも、百六十七冊に加えて、それよりも多い千三十八冊加えて全部で千二百五冊を韓国に引き渡すということのようですけれども、この付け加えられた、サービスというかおまけの千三十八冊、これについて、韓国側が本当に学術的、文化的にそうい...全文を見る
○浜田和幸君 ちょっと下世話な話ですけれども、そういうものを、千二百五冊の一般の市場価格というか市場の価値というのは、鑑定団じゃございませんが、どれくらいの価値があるという具合に御専門の立場からは見ておられますか。
○浜田和幸君 下條参考人にお伺いしたいんですけれども、先ほど榛葉議員の方からもありましたけど、韓国の国会議員がロシアを何かビザを取得して訪問したと。要するに、ロシアと韓国が、それに恐らく中国も加わっているんでしょうね、領土問題で日本包囲網というか対日共同戦線、これを張っているよう...全文を見る
○浜田和幸君 ありがとうございました。大局観が必要だということで、大変貴重な示唆をいただきましてありがとうございました。  以上で終わります。
05月31日第177回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号
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○浜田和幸君 自民党の浜田和幸でございます。  今日は、先ごろ行われました日米首脳会談、サミットの会談とTPPについて、また食料問題も絡めて、最後に中国に対するODAについてお伺いしたいと思っております。主として外務大臣、一部防衛大臣にも質問をさせていただきたいと思います。 ...全文を見る
○浜田和幸君 そうなりますと、当初六月末までにはTPPの参加への決断を下すということが言われていましたけれども、当然それも、じゃ九月まで先延ばしということでございますか。
○浜田和幸君 総理は五月二十六日の会談でTPPに関しましては、震災で少し遅れてはいるけれども、しっかり議論した上で、できるだけ早期に判断したいと述べたと伝えられておりますけれども、これは間違いないですね。
○浜田和幸君 震災が一つの理由になって結論を先に延ばしているということですよね。問題は、じゃ、そのTPPが今の震災の復興にとってプラスになるのか、日本の国益にとってどれだけ意味があるのかということもしっかりと判断する必要があると思いますね。  今、TPPに関して様々な情報収集を...全文を見る
○浜田和幸君 情報収集や議論はそれは当然だと思いますけれども、これは十一月という、ある意味ではおしりが決められていますよね。APECの総会でオバマ大統領は、自分の大統領再選に向けてのキックオフとこれをうまく連動させようという動きは、アメリカでもこれはもう明らかになっているわけです...全文を見る
○浜田和幸君 となりますと、国会を含めてこのTPPの中身、常に情報収集している。いろんな、九か国がもう何度も、六回も会合をやっていますよね。しかし、日本がその会合に参加できていないので実態はよく分からない、分からないからなかなか決断も下せないという説明がこれまで私どもよく聞かされ...全文を見る
○浜田和幸君 それはおっしゃるとおりでありまして、開国フォーラムと称して何回かやられましたけれども、震災の結果、今全て中断されていますよね。結局、中身がはっきり分からないから、賛成する側は賛成する側だけのことを考えて、輸出産業にとっては関税ゼロになればそれは有利になる。とはいえ、...全文を見る
○浜田和幸君 今、そのアフリカから、小麦さび病、Ug99ですね、この数年大変な猛威を振るっています。アフリカから中東、南アジア、中国にまで押し寄せつつある。これ、国連の予測では、このまま行くと世界全体の八〇%の小麦が被害を受けるおそれがある。そういうことも踏まえて、投機筋は小麦の...全文を見る
○浜田和幸君 二〇〇九年にこの病気に耐性を持つ品種が開発された、それに対して日本も資金的な援助をしていたと。こういう話はいろいろとあるんですけど、問題は、じゃ、この新しく開発された品種、これを日本が、先ほど小麦は日本ではなかなかなじまないとおっしゃったけれども、北海道でも結構作っ...全文を見る
○浜田和幸君 そのアフリカで資源をある意味では確保に血眼になっている中国に対して、我々日本国政府はODA、過去三十三年間にわたって総額で七兆円近く、有償、無償、技術支援をしてきているわけですよね。もう今や中国はGDPでも日本を抜く経済大国になっている。その中国に、いまだ我が国は多...全文を見る
○浜田和幸君 ありがとうございます。  ただ、中国に関して言いますと、表向きのODAだけではなくて、いわゆる第二のODAと呼ばれている国際協力銀行を経由した資源開発ローン、これだけでもう三兆円行っているわけですから、それに加えて世界銀行ですとかアジア開発銀行、これは日本が最大の...全文を見る
○浜田和幸君 中国は、ステルス戦闘機の開発ですとか空母の建造にも着手しているわけでありまして、尖閣だけではなくて沖縄も古来中国の領土であったというふうなことも主張しているわけで、そういう、まあ言ってみれば日本を敵視している面も現実にはあるわけですよね。  もちろん、日中間が信頼...全文を見る
○浜田和幸君 ありがとうございました。  大臣、中国は新興国ということを今おっしゃいましたけれども、強大な経済力や軍事力を持っている国ですから、そういうことを踏まえた上で日本の国益になるようなODA、進めていただきたいと思います。  終わります。ありがとうございました。
07月11日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第10号
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○浜田大臣政務官 お答えいたします。  私は、菅総理から何を一番求められたかと申しますと、今の復興のために日本が力を合わせることは当然ですけれども、海外、国際社会から寄せられている善意、そして具体的な、瓦れきの処理や塩害対策、そういう申し出を現地のニーズとうまくマッチングさせる...全文を見る
○浜田大臣政務官 お答えいたします。  一度もございません。しかし、私は、東北地方には数多くの友人、知人がおります。そういった方々からさまざまな情報を得ておりましたし、何も、被災地の選出の国会議員でもない立場上、現地に必ずしも足を運ぶこと自体が役立つことか、ということではないと...全文を見る
○浜田大臣政務官 お答えいたします。  地震兵器とか自然改変装置というのは、別にアメリカだけではなくて、旧ソ連、今のロシアも、中国も、多くの国々が研究開発に余念なく取り組んできた事実があります。しかも、地震あるいは津波を人工的に起こすということは実は技術的には十分可能だと言われ...全文を見る
08月04日第177回国会 参議院 総務委員会 第21号
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○大臣政務官(浜田和幸君) 質問していただきありがとうございます。  まず、どういう経緯で総務大臣政務官になったのかということでございますけれども、これは六月の二十六日だったと思いますけれども、枝野官房長官から、菅総理の意向として是非復興の対策本部に入って仕事をしてもらいたいと...全文を見る
○大臣政務官(浜田和幸君) 何も考えなかったわけではございませんけれども、こういういろんな機会がございますので、そういう場を使って私なりの政務官としての思いですとか現在の取り組んでいる仕事、そういう中身について御紹介したいと思っております。
○大臣政務官(浜田和幸君) 今の復興対策本部での仕事について、特に総務大臣政務官としてのどういうような連携を取っているのか、そういうことについて御質問があればいつでもお答えしたいと思っています。
○大臣政務官(浜田和幸君) 私は、総務大臣政務官としてこの復興対策本部に籍を置かせていただいています。復興対策本部自体は、菅総理が本部長で、各省庁、大臣を含めて今総力で闘っている、そういう現場です。
○大臣政務官(浜田和幸君) 私は、その菅総理から指名を受けてこの復興対策本部に入り、その復興対策本部の会合に出たり、総務省との連携あるいは海外との連携を取りながら復興のために力いっぱい仕事をやっている、それだけであります。
○大臣政務官(浜田和幸君) 私は、菅総理からこの復興対策本部、これは党派を超えて取り組まなければいけないということでありますので、私としては、自民党に所属していたときにそういう話がありましたから、自民党としてそれに参加している、可能であればという思いはありましたけれども、まあ限ら...全文を見る
○大臣政務官(浜田和幸君) そういう考えは全くございません。  たまたま私は、三月十一日以降、諸外国から復興のために欠かせない放射能の瓦れきの汚染の問題ですとか塩害対策について様々提案が届いておりました。そういうものを一括して受け止めなければ日本に対する国際的な評価も地に落ちる...全文を見る
○大臣政務官(浜田和幸君) 総理からそういう話がなければ、そういうことは成り立たなかったことだと思います。
10月21日第179回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○浜田大臣政務官 外務大臣政務官を拝命いたしました浜田和幸と申します。  謹んで、東委員長初め委員の皆様にごあいさつ申し上げたいと思います。  外務大臣政務官として、国民の皆様方の期待にこたえるべく、外交を推進するために、玄葉大臣を補佐し、全力を尽くす決意でございます。  ...全文を見る
10月21日第179回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○浜田大臣政務官 外務大臣政務官を拝命いたしております浜田和幸と申します。  玄葉大臣を補佐して、日本の外交、特に沖縄・北方領土の問題に関して全力で取り組んでいく覚悟でございます。  三人の政務官の中では私がこの委員会を担当することになっておりますので、福井委員長初めメンバー...全文を見る
10月21日第179回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○浜田大臣政務官 外務大臣政務官を拝命いたしております浜田和幸です。  世界に開かれた復興、その実現のために、玄葉大臣ともども、力いっぱい、国際社会が直面する課題に全力で邁進する覚悟であります。  特に、私は、欧州と中東を担当するように仰せつかっております。こういった国々との...全文を見る
10月25日第179回国会 参議院 外交防衛委員会 第1号
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○大臣政務官(浜田和幸君) 外務大臣政務官を拝命いたしました浜田和幸でございます。  世界に開かれた復興、これを実現するために全力で取り組みたいと思っております。我が国及び国際社会が直面している様々な課題、力いっぱい取り組む所存でございます。特に、私が担当することになっておりま...全文を見る
10月26日第179回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○大臣政務官(浜田和幸君) 外務大臣政務官の浜田和幸でございます。  外務大臣政務官として、玄葉外務大臣を全力で補佐する考えでございます。  三人の外務大臣政務官の中では私が特にこの委員会を担当させていただくことになっております。  岸委員長を始め委員会の皆様方の御指導と御...全文を見る
10月27日第179回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○大臣政務官(浜田和幸君) 今御指摘をいただきました「恐るべきTPPの正体」という本は、この四月に発刊させていただきました。当時、私は自民党に籍を置いておりましたし、農業関係の団体の方々に大変強い御支援をいただいていました。そういう観点から、TPPの問題点についていろいろと私なり...全文を見る
○大臣政務官(浜田和幸君) 外交というのは、やはり日本の国益を最大限に守る、あるいは増進する、そのために必要な手だてをやはり講じることだと思っております。
○大臣政務官(浜田和幸君) 長谷川委員がおっしゃっているような、日本が断れないような何か裏があるのかどうか。私はそういうことはないと思っております。日本の決断、これはアメリカ側も日本が自前にきちんと検討して決めればいいことだと繰り返し言っておりますので、それはあくまで日本側の決断...全文を見る
○大臣政務官(浜田和幸君) 長谷川委員の御懸念も分からないわけではございませんが、もしアメリカが普天間の問題とTPPの問題をリンクするというようなことで考えているとすれば、先般もパネッタ国防長官が来られまして、普天間の問題いろいろと議論がありました。しかし、TPPに関しては一言も...全文を見る
○大臣政務官(浜田和幸君) その点は、長谷川委員が先ほどもおっしゃったように、中国との関係、尖閣の問題、あるいは韓国との関係の竹島、その他日本周辺をめぐる安全保障上の懸念材料が大きく今あるわけですから、そういう点でパネッタ国防長官がこのアジア太平洋における重要性を述べられたのは、...全文を見る
○大臣政務官(浜田和幸君) それは、その集約が遅れた場合には、当然、APECにおける日本の表明というものもその影響を受けると思います。
○大臣政務官(浜田和幸君) お答えします。  それは、確かに日米関係を考えれば決してプラスではないとは思いますが、準法律的、準条約の交渉の段階で、前もって考えていたことが交渉に参加してみたら違っていたということになれば、それは撤退するということは当然保証されていることだと思いま...全文を見る
○大臣政務官(浜田和幸君) それは、日本がどういうような外交的な説明、説得ができるかどうかだと思いますね。
○大臣政務官(浜田和幸君) いや、これは、アメリカの国内にも必ずしもこのTPPに関しては合意ができているわけではありません。また、今九か国が加盟交渉をしておりますけれども、まだ最終的な結論が出たわけではありません。  そういうことを考えますと、日本が交渉に参加した後に、具体的な...全文を見る
○大臣政務官(浜田和幸君) それはUSTRのホームページを見ていただくとお分かりになるように、アメリカで国内のステークホルダー二百五十団体が常に自分たちの言ってみれば国内の利益というか、それを守るために働いてロビー活動もしているわけですよね。ですから、特に農業団体におきましては、...全文を見る
○大臣政務官(浜田和幸君) これはおっしゃるとおりだと思います。  円高が日本経済にとって大変なおもし、足かせになっていることはもう多くの方々が納得されていることだと思います、日本の輸出産業にとってはこれは大変な状況ですから。ですから、TPPに参加することとこの円高対策をどうす...全文を見る
○大臣政務官(浜田和幸君) なったのかということではなくて、それは厳然たる今の世界の貿易あるいは金融のライバル同士の戦いぶりを見ていますと、これはもう独自の通貨政策は必ずしも日本としてもまだ十分対応が取れていない部分がありますので、そこはしっかりとした円高政策、総合政策を今遂行し...全文を見る
○大臣政務官(浜田和幸君) お答えします。  確かに、日本にとってアメリカの言いなりになるというようなことは避けなければならないと思いますし、やはりアメリカとしても、どこの国でも自分の国の国益を最大限に取り込むということは当然の話であります。  ですから、このTPP、途中から...全文を見る
○大臣政務官(浜田和幸君) 私も、自分の信念に基づいて政治活動をしてまいっておりますし、これからも続けたいと思っております。  そういう意味で、玄葉大臣であろうと野田総理であろうと、このTPPに関してもっと徹底的な議論をし、本当に日本の国益にかなうものかどうか、そこまで見極めた...全文を見る
○大臣政務官(浜田和幸君) 私、個人的にはまだまだ問題が煮詰まっていないと思っております。
○大臣政務官(浜田和幸君) その点については、私、全く同感であります。