浜田和幸

はまだかずゆき



当選回数回

浜田和幸の2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月04日第189回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第2号
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○浜田和幸君 ありがとうございます。  次世代の浜田和幸です。外務省に幾つか聞かせていただきたいと思います。  やっぱり、テロ対策ということがとても大きな課題になっていると思うんですけれども、今のいわゆるイスラム国ですね、ISIL、彼らが今支配している地域の中にも、日本の企業...全文を見る
○浜田和幸君 ありがとうございます。  今週頭にウクライナのクリムキン外相が来られて、総理とも外相とも会談されましたよね。その中で、欧米諸国と足並みをそろえて我が国も対ロシア経済制裁を強化する、あるいはロシアの非合法的な活動に歯止めを掛ける形で日本に対する期待ということも表明さ...全文を見る
○浜田和幸君 ありがとうございます。  中国は上海協力機構を通じて、また、ロシアはこれはユーラシア経済連合、お互いにその経済連携を強めているわけですね。日本はTPPまだ交渉中。そういう中で、TPPそのものを取っても、中国もインドもインドネシアも入っていませんよね、ましてやロシア...全文を見る
○浜田和幸君 ありがとうございました。
03月19日第189回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○浜田和幸君 次世代の党、浜田和幸です。  最初に、岸田外務大臣に。  チュニジアで三人の日本人が殺害され、負傷者も出ているということなんですけれども、シリアでのああいう事件の後、ISの動きについての情報収集、これに何か不足があったんではないかと。  と申しますのは、ISは...全文を見る
○浜田和幸君 是非、その具体的な対応を捉える際に、やはりこのISISのようなテロ組織の持っている、彼らが何を意図しているのか、そこを十分情報収集、関係国とも共有した上で、北アフリカの中では比較的安全と言われていたチュニジアですけれども、しかしそういう比較的順調に推移しているという...全文を見る
○浜田和幸君 関連して、ウクライナの情勢についても質問をさせてください。  昨年、日本とウクライナでは投資協定調印しましたよね。これから国会で審議されることになっていますけれども、やはりウクライナ、せっかく投資協定が結ばれることになるとすると、日本企業がもっともっとウクライナに...全文を見る
○浜田和幸君 次に、中国からの日本訪問客、ビザの問題。  今年の春節でももう大変多くの中国の観光客が来て、三十六万人、二月のビザの申請二十五万人、昨年の二月と比べると五倍近く日本に行きたいという中国人の数は増えているんですね。それで、ほぼ連日一万件以上のビザ申請があるのに、例え...全文を見る
○浜田和幸君 ありがとうございました。  以上で終わります。
03月20日第189回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  総理におかれましては、一昨日は早稲田大学でケネディ元大統領のシンポジウム、御参加いただいて、大変すばらしいスピーチをしていただきました。中国、韓国、アジアの人たちと一緒になって、夢の見れるような国を日本がつくるんだと、そういうお話をさ...全文を見る
○浜田和幸君 そういう観点で、外国人技能実習生、おっしゃるように、中国、ベトナム、フィリピン、御三家ですよね。今、我が国にも二十万人近くのそういうアジアの国々の若い人たちが、日本で技能を身に付けて、各々の国に帰って、自分たちの国の国づくり、それに貢献しようと。これ、すばらしい制度...全文を見る
○浜田和幸君 この外国人技能実習生、今までは日本はどちらかというとODAを通じて、あるいは青年海外協力隊を通じて日本人が途上国に出かけていって技術移転をするというので高く評価を受けてましたよね。この技能実習生制度というのは、途上国から日本に来てもらって、三年から五年ぐらいじっくり...全文を見る
○浜田和幸君 今、外務大臣がおっしゃったように、この制度はすばらしいんですけれども、現場では様々な問題が起こっている。ですから、少しでも、まあ言ってみれば給料のいいところに移りたい、偽装難民というようなことを謀るような人たちもいるんですね。  なぜそういうことが起こるかというと...全文を見る
○浜田和幸君 是非、日本国と各国とで政府間の取決めをしっかり結んでいただきたいと思うんですね。そういう取決めを進めるに当たっても、イニシアチブを取るのは、やはり総理の指示の下で外務省がやらないと、今、五つの省庁で責任分担、ある意味船頭が多くてなかなかうまく改善すべき点が改善されな...全文を見る
○浜田和幸君 日本で技能を身に付けたいという人の数はどんどん増えているんですよね。観光客だけじゃなくて、留学生だけじゃなくて、技能を日本で学びたいという人が増えている。しかし、様々な条件を審査する現場の入管の審査員、法務省の審査員の数が圧倒的に少ない。ですから、日本に行こうと思っ...全文を見る
○浜田和幸君 すぐできることの一つは、やっぱり技能実習生たちが送り込まれている農家であったり工場であったり作業場で、なかなか自由な時間がなくて、いろいろと鬱積、不満がたまっているという問題もあるんですよね。そういう人たちがいろいろと犯罪起こすというケースも多々報道されています。 ...全文を見る
○浜田和幸君 是非検討をお願いしたいと思います。  次に、このところとても話題になっています中国が主導をするアジアインフラ投資銀行、AIIB、一昨日は、麻生財務大臣は、透明性とか運用にいろいろと問題がありそうだから、かなり慎重な御意見でした。ところが、昨日になると、これはもう少...全文を見る
○浜田和幸君 AIIBに課題があるということは各国とも認識していることだと思います。しかし、課題があるからこそ、逆にアメリカや日本が一緒にこのAIIBをスタートさせることによって、今入らないと議決権とか拒否権は与えられない。だからヨーロッパ各国は、オーストラリア、ニュージーランド...全文を見る
○浜田和幸君 是非そういう、中国に限らず、アジアの発展のチャンスを積極的平和主義の中で生かし、安全と繁栄のために日本がイニシアチブを取る、そういう意味での安倍総理の決断、行動を期待し、質問を終わります。
03月26日第189回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  アントニオ猪木議員から元気を相当注入していただいたんで、両大臣とも元気いっぱい御答弁がいただけるのではないかと期待しております。  先日の十九日の両大臣の所信、これに従って幾つか質問をさせていただきたいと思いますが、まずは岸田外務大...全文を見る
○浜田和幸君 ありがとうございます。  今週の月曜日に、ISがロンドンの地下鉄に対する生物化学兵器によるテロ予告をネット上で流しているんですけれども、そういう情報に接しますと、やはり我々日本人とすれば、ちょうど二十年前のあの地下鉄サリン事件のことを思い出さざるを得ないわけですね...全文を見る
○浜田和幸君 是非、日本が経験した未曽有のテロ、地下鉄サリン事件、今回もISが言ってみればそういうオウム真理教の手口に学ぶというか、そういうものを参考にするようなテロ活動を行う危険性もありますし、そういった宗教が絡んでいる組織に対して若い人たちが日本だけじゃなくて世界から引き込ま...全文を見る
○浜田和幸君 外務大臣はその後の所信の中で、日米関係始め、特に近隣諸国との関係強化ということを強く訴えておられます。特に日中関係に関しましては、最も重要な二国関係の一つだと、大局的な観点から日中関係を発展させてまいりますと、こう述べておられます。今年は戦後七十年ということもありま...全文を見る
○浜田和幸君 いや、注視されるのは結構だと思うんですけれども、やはり中国は中国なりに国際社会に向けて、戦後七十年ということで、反ナチズム、日本の軍国主義、そういうものに勝利をしたということをきっかけにして自らの存在感をアピールしようとしているわけですよね。  先般、程永華駐日中...全文を見る
○浜田和幸君 はい、分かりました。  恐らく中国が墓穴を掘るようなことになる可能性だってあるわけですよね。自分たちが実際今アジアに向けて、世界に向けてやっていること、言っていることとやっていることが全然違うということは、見る人が見れば分かると思うんです。しかし、そのことを日本が...全文を見る
○浜田和幸君 是非そういう国際社会を味方に付けるという動きの中でモンゴルにも積極的な関係構築へ努めていただきたいと思います。鉄道が十分発達していないモンゴルにとって、日本の持っている鉄道の技術、そういったものを是非動員してほしい、あるいは技能実習生にしても、五千人のモンゴルからの...全文を見る
○浜田和幸君 今年で十回目になるんですよね、竹島の日。政府の政務官の方々も最近は出席されるようになりました。私もお隣の島根県で主催されている大会なので出るようにしていますけれども、実は、韓国からこの竹島の日に反対するデモ、たくさん来ています。と同時に、韓国から、日本の竹島の日、こ...全文を見る
○浜田和幸君 同様に、大臣は日ロ関係について、北方四島の帰属、これも粘り強く交渉に取り組んでまいりますと決意を新たにされています。  これも、粘り強く取り組むのは分かるんですけれども、なかなか現実には北方領土のロシア化がどんどん進んでいますよね。ああいう資源開発にしても、中国や...全文を見る
○浜田和幸君 是非よろしくお願いしたいと思います。  大臣は、その後、経済外交の強化ということを言及されていて、日本企業支援を進めると。これはすばらしい官民の力をバックに、世界中の在外日本公館に日本企業支援担当官を配置されていますよね。私の質問は、そういう担当官を置いていただく...全文を見る
○浜田和幸君 是非、もっともっとそういう日本企業の海外でのビジネスが成功するように官民挙げて取り組んでいただきたいと思います。  最後、防衛大臣が所信の中で、エボラ出血熱の流行に対し、国連の要請を受けて個人防護具二万セットを自衛隊機によって輸送されたと。国際貢献としては大変高く...全文を見る
○浜田和幸君 ありがとうございました。  是非、日本……
○浜田和幸君 以上で終わります。
04月02日第189回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○浜田和幸君 次世代の党、浜田和幸です。  今日は、外務大臣と防衛大臣に幾つか質問をさせていただきたいと思っています。  まず、先般、エジプトで経済開発会合、多くの国々から代表が集まって、エジプトの持っている潜在的な経済の発展の可能性、一方でテロとの闘いにおいては大変厳しい環...全文を見る
○浜田和幸君 エジプトは、今首都の移転計画が進んでいますよね。そういうのに関連して、今回の会議でもインフラ整備に関して各国からいろんな提案がなされたと聞いております。例えば、中国は、アレクサンドリアからアスワンの間の高速鉄道、一千キロを超える長距離鉄道について百億ドルの資金提供を...全文を見る
○浜田和幸君 今のイエメン情勢、ロシア、中国もいろんな形で関わっていますし、ロシア人の救出ですとか中国人の救出についてもいろいろと利益が対立している。ロシア人の救出、飛行機を飛ぶことが認められないような状況になっていると聞いていますので、邦人にとってもいつ何どき同じような状況が起...全文を見る
○浜田和幸君 是非、日本に対する期待が大変高いし、日本が応えられる可能性高い国でありますので、早期のエルシーシ大統領の訪日、是非実現できるように、総理も外務大臣も行かれてそういう根回しをされていると思いますので、是非早く実現できるようにお願いしたいと思います。  次に、アジア開...全文を見る
○浜田和幸君 是非、中尾総裁を補佐するという形で、おっしゃるように、今何人かの副総裁候補出ています。しかし、ほかの候補者はこれまでもその国が副総裁を出している国で、アフガニスタンはそういうことがない国なんですね。日本にとってもアフガニスタンの支援ということはとても大きなテーマでも...全文を見る
○浜田和幸君 ありがとうございます。  時間が来たんですが、一言だけ中谷大臣に。  今、ロシアが極東、シベリア、サハリン、千島、大規模な軍事演習を展開していますね。なぜこの時期にロシアがこういう行為に出ているのか、今の見通し、お願いします。
○浜田和幸君 ありがとうございました。以上で終わります。
04月07日第189回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  中谷防衛大臣に、隣に沖縄の糸数先生、隣同士にしていますので、沖縄のことについて、ちょっと以前の話ですけれども、沖縄が祖国というか本土に返還される前の話です。  一九六〇年代、六一年、六二年にかけて、アメリカ軍が沖縄に持っていた生物兵...全文を見る
○浜田和幸君 中谷大臣は、そういう生物化学兵器の実験施設が沖縄に置かれていたという事実、そして返還後は特段住民に対しても農業に対しても影響がなかったということは承知されていますか。
○浜田和幸君 もちろん、これは沖縄が本土に返還される前の話ではあるんですけれども、当時の資料を見ますと、なぜ沖縄でそういう生物兵器の実験をやっていたかというと、間近に控えている中国や、あるいは東南アジアでも共産主義の影響がある意味では拡大する可能性がある、それを封じ込めるために生...全文を見る
○浜田和幸君 実は、その後の調査で、世界八十五か国、沖縄周辺の国々でこの米軍が開発した立ち枯れ病の細菌が検出されたと、アジア地域の米作にとって大変甚大な影響が出たということも報告されているんですよね。  ですから、日本とすれば、そういう場所を、米軍の施設下ではあったとせよ、提供...全文を見る
○浜田和幸君 是非、日本からそういう生物兵器の、何というんでしょうか、脅威が世界に拡散するようなことがないように、しかるべき対応を取っていただきたいと思います。  岸田外務大臣、近くキューバに行かれるというような報道がマスコミでは出ています。アメリカとキューバとの間の国交正常化...全文を見る
○浜田和幸君 私の地元からも、新婚旅行に行くのであれば、ヘミングウェーの「老人と海」、そういうとても魅力的な観光施設がたくさんあるということで、結構若い人たちがキューバに行くことが増えているんですね。  そして、今のキューバのインフラの状況を見ていますと、やはりまだまだ遅れてい...全文を見る
○浜田和幸君 是非そういう思いを秘めていただいて、キューバ訪問、まだ未定だということをおっしゃいましたけれども、マスコミ報道ではどんどんどんどんもう大臣のキューバ訪問というのは既定事実化されているような流れができていますので、キューバでも大変期待値が高まっていることは間違いありま...全文を見る
○浜田和幸君 次世代の党、浜田和幸です。  アジアインフラ投資銀行について午前中も質問がありましたけれども、三月末の創立メンバーになる、これには間に合わなかったと。しかし、次、六月に、言ってみれば最終的なスタートするチャンスがあるということで、中国の日本から行っている木寺大使が...全文を見る
○浜田和幸君 駐中国の日本大使の発言に関しましては、さきに丹羽大使の頃も同じフィナンシャル・タイムズで尖閣の問題について日本政府と極めて違う意見表明されて、大きな外交問題に発展しましたよね。  そこでお聞きしたいんですけれども、大使が海外のメディアに対して、今の大臣のお話だとイ...全文を見る
○浜田和幸君 分かりました。そういう意味で、木寺大使が固まるまでに二、三か月は掛かるだろうとおっしゃったことが、この報道によると、さも日本の各企業、特に経団連の榊原会長等は、日本がアジア太平洋地域の成長を取り込むためにはこのAIIBは極めて重要である、また、経済同友会の長谷川代表...全文を見る
○浜田和幸君 在外公館の大使が日本の政府を代表し、日本を代表していろんなところで発言する、これはとても重要なことだと思うんですけれども、何かそういうときに、事前の、何というか、要領というか、相手方に誤解を与えないような何か事前の打合せみたいなものはあるんでしょうか。
○浜田和幸君 これは、引用文を見ると、全く大使がおっしゃったことと違う内容になっているんですね。ですから、これはゆゆしい問題だと思います。  それと、それはさておいて、しかし、いろんな日本の経済団体の方々は、先ほど申しました榊原会長にしても長谷川代表幹事にしても、AIIBについ...全文を見る
○浜田和幸君 もう時間が来ました。  ADBが八兆ドルということは、八百兆円のマーケットがあるわけですね。もし一千億円で八百兆円取れるのであればこんなすばらしいこともないわけでありまして、是非とも、経済界からの様々な疑念というか要請もあるわけですから、そういうものを受け取ってい...全文を見る
04月14日第189回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
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○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  今日は、四月の十三日から十七日まで、今ジュネーブで開催中の国連の自律型致死兵器システム、通称LAWSと言っておりますけれども、これに関する主要国会議、これに日本政府としてどういう形で取り組んでいるのかについて質問をしたいと思っています...全文を見る
○浜田和幸君 関連して防衛省にもお伺いしたいんですけれども、今そういう民生の技術を軍事面に応用する、これは、専門家の間では、恐らく二十年以内には人間型のロボットが実際に戦闘場面に導入される。昨年のあのリムパックですよね、これでもアメリカが四足歩行ロボット、LS3を導入しております...全文を見る
○浜田和幸君 是非、防衛予算の中に占める人件費の割合を考えますと、徐々にロボット化に移行していくということも一つの方向だとは思うんですよね。実際、細菌兵器あるいは核に対する対応を考えたときには、人間が対応することはもう限界がありますから、ロボットに代替させるということも世界の大き...全文を見る
○浜田和幸君 是非積極的に参加していただきたいと思うんですね。  というのは、これ、下手な方向に行くと、せっかくの日本がこれまで積み重ねてきた介護の分野ですとか産業用のロボット、そういうものにも何か、危ない、危険性があるということで規制の枠をかぶせようというような、そういう方向...全文を見る
○浜田和幸君 是非、総理の演説にはテロとの闘い、これについても言及していただくことが大事だと思いますので。  ただ、そういうことを考えますと、八月には、報道によりますと、安倍総理は中央アジア五か国を歴訪されて、カザフスタンのアスタナではプーチン大統領とも首脳会談を行うのではない...全文を見る
○浜田和幸君 ありがとうございました。  以上で終わります。
04月15日第189回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第3号
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○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  まず、石川参考人に、先ほど、冒頭、シェール革命の話と原油価格の下落について言及されましたが、この原油価格というのはやっぱり投機筋がかなり背後で動いているというのが一般的に言われていますよね。確かに二十ドル近く下がりましたけれども、また...全文を見る
○浜田和幸君 ありがとうございました。  それと、石川参考人が、日本の原発から出る核廃棄物の処理の持っていき場で、オーストラリアが受け入れる可能性があるかのような言及をされましたよね。オーストラリアを含めて、中央アジアでも日本の原発メーカーが様々な形で関与していますから、そうい...全文を見る
○浜田和幸君 次に、河野参考人に。  先ほどメタンハイドレートのお話が出ました。これは、日本が最先端の技術を誇るということは大変うれしいことだと思うんですけれども、日本だけで開発をするにしても限界があると思うので、例のカナダの永久凍土で、アメリカ、カナダ、ドイツ、日本でやりまし...全文を見る
○浜田和幸君 韓国、中国との間はどうですか、このメタンハイドレート。
○浜田和幸君 ありがとうございました。  原田参考人にもお伺いしたかったんですけれども、時間が来ましたもので、また改めてよろしくお願いします。  ありがとうございました。
04月22日第189回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第4号
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○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  柴田参考人から質問をさせていただきたいと思います。  確かに、食糧がどんどん日本は生産力が少なくなっている。しかし一方で、植物工場とか海底、海洋牧場、要するに世界の最先端を行くような食糧の生産技術というものも日本は今盛んに進化させつ...全文を見る
○浜田和幸君 ただ、今後の可能性としては、例えばいろんな栄養素を水耕栽培等を通じて飛躍的に高めていくということも研究が進んでいるようですし、近大マグロなんか、マグロの養殖、世界に先駆けて成功しているわけですよね。最近は、トマトの木に牛肉の、遺伝子組換えによって、要するに植物に肉を...全文を見る
○浜田和幸君 それとの関連で佐藤参考人にお聞きしたいんですけど、人口が減ってきている、老齢化も進んでいる。しかし、今の柴田参考人の話で、その量を確保するということは大事だと思うんですけれども、我々人間が取る言ってみれば食べ物、飲物の量を減らすということも、逆転の発想をすれば、たく...全文を見る
○浜田和幸君 引き続き佐藤参考人にお伺いしたいんですけれども、日本の老齢人口、六十五歳以上が老齢人口ということなので、ほぼ四〇%、二〇六〇年には。しかし、今どんどんどんどん寿命が延びていますから、もっともっと平均寿命というのが延びていくことは間違いないと思うんですね。  オック...全文を見る
○浜田和幸君 最後に、じゃ、加藤参考人に。  先ほど外国人技能実習生について言及されましたけれども、やはり今議論されている厚労省とか法務省中心型のこの制度の改善というアプローチではなくて、外交とか国際関係に占める技能実習生の役割、やはり日本の近隣諸国との友好関係を考えた場合、中...全文を見る
○浜田和幸君 ありがとうございました。  終わります。
04月23日第189回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  中谷防衛大臣にまず、このところ、緊急発進、スクランブルの回数が急激に増えていますよね。昨年度九百四十三回、これは冷戦期を含めて史上二番目に多くの緊急発進がある。これはやっぱり一日に換算すると、二回、三回もロシア、中国、異常接近している...全文を見る
○浜田和幸君 領空侵犯には至っていないということのようですけれども、しかしこれだけ頻繁に、偵察なのか訓練なのか、中国、ロシアが日本近海で頻繁に日本の領空に近いところで行動をやっているということは、やはり何らかの目的があると思うんですね。  訓練ということだけじゃなくて、先般、四...全文を見る
○浜田和幸君 今ちょうどバンドン会議が行われていますようですね。この南シナ海周辺、東シナ海もそうですけれども、やっぱり国際的な輸送の海上シーレーンにとってはとても重要な、地政学的にも日本にとって死活的な影響があると思うんです。今、中国がスプラトリー諸島を含め七つ、八つの島や岩礁を...全文を見る
○浜田和幸君 そういう中国の動きを警戒しながら、国際社会と共有して、危機感を、やはり何か具体的な対策が必要だと思うんですよね。  フィリピンの場合はスービック基地をアメリカに再び提供するということを決めたようですし、先ほど中谷大臣はっきりお答えになりませんでしたけれども、日本と...全文を見る
○浜田和幸君 是非、東シナ海から南シナ海、世界の海上輸送のほぼ四割がこの地域を通過して、日本にとっても経済、貿易の生命線ですよね。だから、そのシーレーンをしっかり守るということは極めて日本経済にとっても大事な課題だと思いますので、しっかりと価値観を共有する国々との間の連携を深めて...全文を見る
○浜田和幸君 この外国人技能実習生は様々な期待、夢を持って日本に来るわけですよね。三年から五年、今度延長になりました。日本の進んだ技術を学んで、母国に帰って、それを生かして祖国の建設に役立てようということなんですよね。  しかし、現状を見ると様々な課題が山積しています。少し、安...全文を見る
○浜田和幸君 その提言を見ても、やはり厚労省と法務省が中心になってまとめている。外務省はオブザーバー的な参加、関与なんですよね、残念ながら。だから、せっかくこれだけの多くの人たちが日本に来て技能を身に付けて帰るということは、外交上、国際理解の上で極めてこれ大事なツールになると思う...全文を見る
○浜田和幸君 是非、そういう主体的に取り組んでいただきたいと思います。  関連して、この五省庁の報告書をまとめた中に文科省が入っていないんですよね。これ、技能実習生、人づくりという観点で、人材育成という意味では教育的観点というものがすごく大事だと思うんですよね。途上国の大学とか...全文を見る
○浜田和幸君 終わりますけれども、総合的な日本の魅力というものを世界に発信するには、おっしゃったように、もう一千三百万人を超える観光客、そしてまた留学生三十万人計画、この技能実習生だって二十万、三十万と来ているわけですから、それをトータルで捉えて、日本のシンパ、日本ファン、日本と...全文を見る
05月07日第189回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
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○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  まず、岸田外務大臣に基本的なお考えをお聞かせいただきたいと思います。  我が国は、二〇一三年のCOP19で攻めの地球温暖化外交戦略というのを華々しく打ち上げましたですよね。あれ以来、特別気候変動基金ですとか後発開発途上国基金ですとか...全文を見る
○浜田和幸君 その観点で、資金提供の中心的役割を今回の緑の気候基金が担うということですよね。そうなると、日本の果たすべき役割ということがとても重要になってくると思うんですが、中でも石炭火力発電所に関しましては、この緑の気候基金の中の言わば参加する国々の間で日本に対してかなり厳しい...全文を見る
○浜田和幸君 理事会で案件の選定をするときに、技術の評価を理事会でするわけではない。となると、技術の評価は別途、気候技術センター・ネットワーク、CTCNで行われるという具合に承知しているんですけれども、このCTCNに対して日本がどのような形で、日本の持っている優れた環境対策技術が...全文を見る
○浜田和幸君 それとの関連で、先月末に上海で日中韓三環境大臣会合が開かれましたですよね。やっぱりそこでも中国のPM二・五を始め環境問題というのが、韓国にとっても日本にとっても世界にとっても大きな問題だということで危機感が共有されたと報道されています。  そういった意味で、中国が...全文を見る
○浜田和幸君 やはり、温室効果ガスの最大の排出国である中国の状況を放置したままで幾ら資金を出しても結局ざるに水を注ぐようなことになりかねないと思いますので、是非、中国に対する働きかけ、これを最重要課題として取り組んでいただきたいということをお願いして、私の質問を終わります。  ...全文を見る
05月19日第189回国会 参議院 外交防衛委員会 第14号
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○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  まず、中谷大臣に、先日、五月の十二日に南シナ海を舞台にして日本とフィリピン初の海洋合同演習が行われました。マニラの新聞等ではかなり大きく報道されていまして、日本の「はるさめ」ですとか「あまぎり」という自衛艦がフィリピンの軍艦と共同演習...全文を見る
○浜田和幸君 地元の報道では、そういう海賊対策だけではなくて、やはり中国が今、東シナ海、南シナ海等で軍事的な岩礁の補強、そういうことをやっていますもので、そういう中国に対する抑止力、これをフィリピンだけではなくて日本もアメリカも共同して対処している、そういう中国に対して抑止効果と...全文を見る
○浜田和幸君 今、日本と中国との間では様々な偶発的な危機を回避するための海空連絡メカニズムの協議も進んでおるようですけれども、今回のこういう南シナ海での日本とフィリピンの初の合同演習、今後、やっぱり中国あるいは周辺国を巻き込んだ、そういう海洋の安全についての枠組みというのか、そう...全文を見る
○浜田和幸君 南シナ海の小さな岩礁を、今、中国がコンクリートを固めてヘリパッドを造ったり、三千メートル級の滑走路を造ったり、いろんな衛星写真なんかを見ると、どんどん小さな岩が島になって軍事基地化しているという情報がありますよね。こういうことは、やっぱり現状をある意味では力でもって...全文を見る
○浜田和幸君 是非、国連始め様々な多国間の協議の中でこういう問題を日本が主体的に指摘をし、中国の暴走を防ぐということに努めていただきたいと思うんです。と同時に、やはり中国の国内の一般の国民に対する広報活動ということもとても重要だと思うんですね。  そういう意味で、逆に、先般、パ...全文を見る
○浜田和幸君 是非、日中関係の大事な日本語で作った動画はすごくいい中身なんですが、それが中国語になってないというのはちょっと残念な、もったいないという感じがしています。  また、NPTの関連の会議でも、広島、長崎にみんなで行ってもらうような提案を日本政府がしたのに、中国が反対し...全文を見る
○浜田和幸君 ありがとうございました。  彼女いわく、外見はちょっと日本人らしくないところもあるかも分からないけれども、心、ハートはもう一二〇%日本人だと。日本の文化を大事にして、書道五段、日本語も我々とほとんど変わらない、まだたった二十歳なんですよね。ですから、そういう人を大...全文を見る
05月21日第189回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
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○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  外務大臣にいろいろとお聞きしたいと思います。  今ずっと話題になりました小規模の金の採掘に関して、やっぱり水銀アマルガム法ですね、ASGM、これが、さっきの猪木議員の写真にもありましたように、途上国を中心にして幅広く採用されている。...全文を見る
○浜田和幸君 その地球環境基金、あるいは日本もODA等を通じて様々な途上国の人材育成をする。先ほどの答弁の中にも、昨年、JICAが七か国から十名の研修生を受け入れて日本で研修をさせたと。  要するに、水銀汚染防止に関わる専門家を日本で養成するということですけれども、どういった国...全文を見る
○浜田和幸君 昨年十一月から十二月にかけて東京と水俣で研修を受けたということですけれども、どういうような研修の中身であったのか、本当に各国が今取り組んでいるそういう問題に効果的な研修が行われているのか。それよりも前に、例えばその七か国からどういうような日本に対する要請、人材育成支...全文を見る
○浜田和幸君 ということは、水俣でのこれまでの歴史的な経緯ですとか、そういうことを情報として持って帰られたということで、例えば新しい技術移転につながるような、そういう技能研修とは違うという理解でよろしいんですね、今のところは。
○浜田和幸君 ありがとうございます。  大気汚染、水質汚濁、廃棄物処理、そういったことについて総合的に取り組むということが織り込まれているわけですから、是非、日本の技術、経験といったものを世界に共有できる、そういう方向で進めていただきたいと思います。  最後に、先ほど大臣の答...全文を見る
○浜田和幸君 ありがとうございました。     ─────────────
05月26日第189回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号
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○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  中谷防衛大臣に、今回の防衛装備庁の発足に当たって、やはり同盟国との間の技術の共同開発、あるいはそれに基づく日本発の防衛技術、装備品といったものが海外にもしっかりと波及していく、そういうことを後押しできるような仕掛けにしなければならない...全文を見る
○浜田和幸君 そういう日米間の防衛装備に関する共同研究ですとか技術移転、そういうことを進めるに当たっては、やはり情報の漏えいですとか、あるいは言ってみれば中国等のスパイの対策といったことも必ず出てくると思うんですね。  五月、今年のですね、二十日には、アメリカで六人の中国人のス...全文を見る
○浜田和幸君 今、防衛省だけではなくて経産省を含めて、先ほども質問ありましたけれども、多省庁の進めているImPACTですよね、革新的研究開発推進プログラム、そういうところからのいわゆる民生技術をいかに日本の防衛力の向上のために吸収、応用していくのかということがとても重要な課題、い...全文を見る
○浜田和幸君 ありがとうございます。  次世代の防衛装備力に民間の技術を積極的に活用するということは必要なことだと思いますし、さっき御紹介のあった防弾チョッキだけではなく新素材の開発、そういうこともとても広い範囲で応用の利く分野だと思うんですね。  そういった意味で、防衛装備...全文を見る
○浜田和幸君 無人機、誘導兵器に加えて、ロボット化というのはどうですか。以前のこの外交防衛委員会でも、アメリカが研究開発中のロボット兵器について質問したことがありますけれども、我が国でも、ロボット化ということも、ロボット技術が民生部門では大変優れた蓄積があるわけですから、この兵士...全文を見る
○浜田和幸君 是非、そういったロボット技術と人体、細胞等の再生技術ですよね、そういう分野では日本が世界をリードしている部分もありますから、そういった技術を是非この安全保障、軍事的な応用ということも進めていかなければならないと思いますし、やはり最大の同盟国であるアメリカが一歩先を進...全文を見る
○浜田和幸君 今大臣が御紹介になりましたように、気象・海洋関係ですとかあるいは潜水医学ですとか、様々な分野で日本の技術が評価されている。となると、その流れに沿って日本製の装備品、あるいは民生品も含めて、それをどんどんそういった日本の技術指導を受けている国々に対して売り込んでいく、...全文を見る
○浜田和幸君 実際に日本の防衛に直接関わっている関わっていないを問わず、企業が東南アジア、世界で様々な民生品を輸出しているわけですよね。今の新しい方針の下では軍事転用の可能性のあるデュアルユースもどんどんこれからは日本から出ていくとなりますと、やはり民間企業からの言ってみれば要請...全文を見る
○浜田和幸君 今の答弁もよく分かるんですけれども、やはりこの間の日本、フィリピンの初の海上共同演習にしても、表向きは言いませんけれども、本音の部分では中国に対する脅威、これにどう日本、アメリカの力を得て対抗していくのかということが暗黙の了解事項だと思うんですよね。  ですから、...全文を見る
05月27日第189回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第6号
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○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  まず、澁谷審議官に確認させていただきたいと思います。  このTPPの交渉のテキストについては、アメリカの議員の場合には、議会のビジターセンターの地下一階で、きちんとした監視の下であれば一章ごとにテキストを読むことができると。ただし、...全文を見る
○浜田和幸君 ありがとうございます。  先般、安倍総理がワシントンで日米首脳会談に臨まれて、そのときの記者会見においてもこの問題がアメリカの記者から投げかけられたわけですよね。  今、澁谷審議官がおっしゃったように、オバマ大統領が、このTPP、自分が署名する前に議会には六十日...全文を見る
○浜田和幸君 ありがとうございます。  是非、甘利大臣ほか外務省、交渉の担当の方に踏ん張っていただきたいと思います。  渡邊参考人にも一つお聞かせいただきたいんですけれども、ISDS、これが決してアメリカ企業には有利でない、アメリカも必ずしも企業が訴えてこれまで勝ったケースは...全文を見る
○浜田和幸君 ありがとうございました。  終わります。
05月28日第189回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
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○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  渡部参考人と佐藤参考人に主としてお考えをお聞かせいただきたいと思います。  防衛装備庁ですとか今の安保法制とかいろいろと議論をする中で、日本を取り巻く安全保障の環境が劇的に変化しているということがよく言われます。ただ、私は、日本を取...全文を見る
○浜田和幸君 佐藤参考人にもそれと関連して、頂戴した法律案についてのレジュメの中に、防衛装備庁の役割としてのデュアルユース技術、あるいは第三のオフセット戦略ということに言及されています。  その背景には、国際関係においてのシステム変動期の到来ということも先ほど御説明がありました...全文を見る
○浜田和幸君 まだ時間ありますか。
○浜田和幸君 ちょうど時間、はい、分かりました。  じゃ、以上です。ありがとうございました。
06月02日第189回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号
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○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  中谷大臣、シンガポールでのシャングリラ、大変御苦労さまでした。現地からの報道を見ていても、次々と、アメリカ、オーストラリア、日本、三か国の防衛大臣協議とか、あるいは二国間、様々な協議で日本がどういう形でこの東アジア、アジア全体の安全保...全文を見る
○浜田和幸君 そういう事態を受けて、来月というかもう今月、六月には、アメリカと豪州、これが二年に一度ずつ行っていた合同演習に日本が初めて自衛隊参加するということになっていますよね。日本だけじゃなくて、ニュージーランドも五百人規模で参加しますし、アメリカと豪州で約三万人規模の大きな...全文を見る
○浜田和幸君 もちろん海外からの誤解が生じないようにする必要があると思うんですけれども、やはり南シナ海での中国とアメリカとの緊張の増大、これはやはりアメリカもアジアとの関係強化という観点では無視できない。そういうことで、アメリカの上院の軍事委員会は、チャイナ・シー・イニシアティブ...全文を見る
○浜田和幸君 今回新たに防衛装備庁が設置されるということで、やはり新しい時代にふさわしい防衛装備あるいは研究開発というものは大きな使命だと思います。  今の南シナ海での中国のそういう岩礁の埋立て等を見ていましても、やはり軍事的な影響もあるでしょうけれども、海洋に対する影響、要す...全文を見る
○浜田和幸君 時間が参りましたので、是非、柔軟な、せっかくの民生技術、日本はロボットも環境もあるわけですよね、そういうものを是非、防衛装備の研究開発に生かしていただきたいということを期待して、質問を終わります。
06月04日第189回国会 参議院 外交防衛委員会 第19号
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○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  本日は、岸田外務大臣、今回のシリアでの邦人殺害テロに関する検証の報告ということを聞かせていただきました。こういうことが二度と起こってほしくないと皆思うんですけれども、現実には、テロの脅威というのはますます増大しているんじゃないかと思っ...全文を見る
○浜田和幸君 特にシリアの場合ですと、アサド政権が極めて非人道的な政策、これを行っていることに対して、やはりアサド政権を、政権交代というか、もっと国民の平和な暮らしを追求できるような形で変えていこうとするアメリカ始め欧米の強い意識があって、アサド政権を転覆させるためには、アサド政...全文を見る
○浜田和幸君 もちろん、長期的に、テロの温床、貧困の問題があったり、様々なことに日本が協力することはとても大事だと思います。  しかし、目の前で日本人や世界の普通の人たちが誘拐されたりテロの犠牲になっている、こういう状況を鑑みますと、やはり、例えば遠く中東のところまで行かなくて...全文を見る
○浜田和幸君 日本の国内にいても、海外のテロ組織からの様々な情報が送り込まれていますよね。例えば、ISILはインスパイアという情報サイトを運営しています。これは日本にいても簡単に読むことができる。その中で、やっぱり一番驚くべきことは、ママの台所で爆弾を作ろうと。要するに、ごくごく...全文を見る
○浜田和幸君 ママの台所で爆弾を作るだけではなくて、特に若い女性なんかをターゲットにした、いわゆる女性テロリストの勧誘ということも、実は世界的にこのISILが活動を展開しているんですよね。最近も、ナイジェリアで二百人の女子学生たちが集団で誘拐されましたよね。ああいう事件も、売春婦...全文を見る
○浜田和幸君 こういうテロ対策というのは、これはもう必ずしも一つの省庁だけで完結できるわけではありません。今、中谷防衛大臣も、国の安全を守るという観点ではこのテロ対策ということは欠かせない使命だと思うんですけれども、やはり横断した情報の共有と国際的な情報の共有ということが必要だと...全文を見る
○浜田和幸君 是非、恐らく国内でも海外でも、様々なテロ組織に対して内部通報者ですとかいわゆるスパイ網ですよね、サダム・フセインのときにも、カーブボールというアメリカのスパイが様々な大量殺りく兵器の存在を内部から情報を提供して、それに基づいて、言ってみればフセイン空爆が始まった。し...全文を見る
06月09日第189回国会 参議院 外交防衛委員会 第20号
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○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。    〔委員長退席、理事佐藤正久君着席〕  まず、岸田外務大臣に、この週末の、安倍総理、日本の総理として初めてウクライナを訪問され、その後G7にも参加されました。このG7でも、ウクライナの問題が中国の南シナ海での岩礁の軍事基地化ととも...全文を見る
○浜田和幸君 まず、そのウクライナの情勢について更にちょっと確認したいんですけれども、ちょうど総理がウクライナに滞在中、六月六日、ウクライナの首都キエフで三千人を超す大規模な反政府デモが展開されたと報道されております。  これは、今のポロシェンコ政権が誕生して大分時間がたつけれ...全文を見る
○浜田和幸君 是非、そういう日本独自のウクライナ問題に対する関与の在り方を検討して実行に移していただきたいんですけれども、やはり日本の経済支援ですとか様々な教育支援が実効性を持つためには、今の東部における言ってみればドンパチが早く収まらないとなかなか安定した協力もできないと思うん...全文を見る
○浜田和幸君 外務大臣もおっしゃるように、全ての当事国がミンスク合意がしっかりと履行されるように働きかけるということは大事だと思うんですけれども、そのミンスク合意にロシアも加わっているわけで、ロシアが今のところ、今回のG7にも参加できないような状況になっています。  日本とすれ...全文を見る
○浜田和幸君 是非、ロシアとの関係も、日本にとっては、北方領土問題のみならず、シベリア・サハリンエネルギー開発、いろんな意味で可能性が高いと思うんですよね。  今週木曜日はロシアの日ですけれども、大臣が式典に参加されるかどうかは分かりませんが、是非ロシアに対しても前向きなメッセ...全文を見る
○浜田和幸君 今、世界で八十を超える国で殺傷能力を持つロボットの研究開発が進んでいると言われています。特にアメリカでは、近未来の次の主要なる戦争、戦場ではロボット兵士が主役になる時代がもう目の前に迫っている、そういう見通しですよね。  防衛装備庁でも二十年後の防衛のニーズに対し...全文を見る
○浜田和幸君 是非、戦場だけではなくて、災害ですとか、この間も長江で大きな旅客船が沈没してなかなか救難活動が滞りましたよね、そういうときにも、人間が入っていけないところがロボットの活躍の舞台だと思いますので、戦争に勝つ、日本を戦争から守るというだけではなく、災害ですとかそういう救...全文を見る
06月10日第189回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第7号
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○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  三人の参考人の方々、ありがとうございます。  まず、菅原参考人に。TPP、これが日本の立地競争力の向上、うまくいけばですね、日本を拠点とした事業活動の活性化。日本を拠点とするということは、別に日本の企業だけではなくて、今は海外の企業...全文を見る
○浜田和幸君 ありがとうございました。  内田参考人にお伺いしたいんですけれども、やっぱりNGO、NPOとして活動をされているとなると、十二か国、各々様々な消費者団体ですとか環境保護団体ですとか、そういうところがTPPには極めて強烈な反対運動をされていますよね。  この間、私...全文を見る
○浜田和幸君 ありがとうございました。  最後に金子参考人に、これは金子参考人でなければ答えられないという質問をしたいと思うんですけれども、ビルダーバーグとTPPの関係ですね。  ちょうどG7やっているときも、同時期に欧米の、まさにTPPの、何というか有力企業の経営者の皆さん...全文を見る
○浜田和幸君 ありがとうございました。  質問を終わります。
06月11日第189回国会 参議院 外交防衛委員会 第21号
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○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  本日は、特に中国と環境問題をどういう形で取り組むのかということについて、外務大臣もそうですけれども、農水や環境省の方からも御説明をいただければと思います。  先月、私、中国へ行ってまいりまして、ちょうど自民党の二階総務会長が三千人を...全文を見る
○浜田和幸君 いや、日本の農業技術に対する移転のこともありますので、農水省には、是非、そういうような土壌改良ですとか水質汚濁に対する日本の技術でどういう形で中国の農業に日本が協力しているのか、そういうことも質問するということを昨日お伝えしていたんですけれども。二つ目の質問に絡めて...全文を見る
○浜田和幸君 是非、外交関係はないにしても、長い日本と台湾との経済交流あるいは文化交流の歴史があるわけですから、また、台湾から日本に来ている観光客の数はもう三百万人を超えています。このペースでいくと四百万人を突破する。中国よりたくさんの観光客が日本に来て日本経済をある意味では元気...全文を見る
○浜田和幸君 そういう外交関係がなくても、民間同士これだけたくさんの、お互いに、三百万、四百万人が毎年行き来しているわけですから、動物園ですとか国立公園ですとかいろんな、美術館、博物館のそういう姉妹関係というのは私はもっともっと加速されていいと思いますので、是非また具体的な点につ...全文を見る
○浜田和幸君 ありがとうございました。以上で質問を終わります。
06月16日第189回国会 参議院 外交防衛委員会 第22号
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○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  特許法と商標法に関して、これは今三十六か国ぐらいですか、締結しているのは。今世界最大の特許申請大国というのは中国ですよね。また、日本の企業も今二万社以上が中国で様々なビジネスに従事しています。その中で、日本の企業のいろんな心配事の一つ...全文を見る
○浜田和幸君 是非、中国にも国際的なルールを守るということを訴えていかなければならないと思いますが、現実には、どんどん日本の知財を侵害したり、日本の企業が持っている技術を収奪するということが頻繁に起こっているわけですよね。  例えば、今中国で一番困っている問題の一つがPM二・五...全文を見る
○浜田和幸君 その際、是非注意をしていただきたいのは、中国人の発想と我々日本人の発想が似ているようで大きく違うんですよね。私、中国に行ってよく言われるのは、中国は日本のために知財を無償で何千年にわたって提供していると言うんですよね。もし中国がこれを遡って使用権を請求したら、もう何...全文を見る
○浜田和幸君 この委員会でも、毎回、同僚の猪木委員が、元気ですか、こういうのも登録されることになるということですよね。ですから、そうすると、我々がふだんに使ってもそれは侵害というようなことになりかねない。ですから、その辺りの歯止めを掛けておかないと、これから大きな問題が生じると思...全文を見る
○浜田和幸君 最後に岸田外務大臣にお伺いしたいんですけれども、今、この知財を守っていくということの重要性と同時に、アジアの近隣諸国を見ても、ラオス、カンボジア、バングラデシュ、ミャンマー、そういった国では、ほとんどまだ人口の半分ぐらいしか電気が行き渡っていないという状況があります...全文を見る
○浜田和幸君 以上で終わりますけれども、是非日本の、あったかいんだからあ、御存じですか、これの精神で途上国に是非臨んでいただきたいと思います。  以上で終わります。
07月24日第189回国会 参議院 本会議 第33号
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○浜田和幸君 皆さん、こんにちは。次世代の党の浜田和幸です。  今、話題になっています合区の対象県、日本で一番人口の少ない鳥取県、人口は少ないんですけれども、妖怪の数ではナンバーワン、「名探偵コナン」もいます、「ゲゲゲの鬼太郎」もいます、アニメの主人公も一番、しかも、鳥取砂丘に...全文を見る
○浜田和幸君(続) もし結論が得られなかった場合、どういう責任を取るのかということも改めて質問をさせていただいて、私の代表質問は終えたいと思います。決戦の金曜日、よろしくお願いいたします。  ありがとうございました。(拍手)    〔荒井広幸君登壇〕
08月03日第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第6号
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○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  岸田外務大臣、中谷防衛大臣、今年の十月一日、結構大きなオクトーバーサプライズが日本を襲うのではないかということが今ネット上で大変大きな話題になっています。  これは私の最初の質問ですけれども、我が国の安全ですとかあるいは平和を脅かす...全文を見る
○浜田和幸君 今、中谷大臣からアメリカとの情報共有ということの重要性、そういう観点でいいますと、先週末、アメリカのNSAが安倍総理の自宅の固定電話まで盗聴のターゲットにしていたと。同じ同盟国でありながら、ドイツもフランスもブラジルもみんな、アメリカがどこまで信用しているのか分から...全文を見る
○浜田和幸君 やはりこういったインテリジェンスというのは、例えば今、TPP、ハワイでなかなか決着が付かなかった。これも、お互いに相手国がどういうようなスタンスでこの交渉に臨んでいるのか、そういうことの情報収集をやっぱり徹底的にやる必要がある。ですから、アメリカの動きだけじゃなくて...全文を見る
○浜田和幸君 実は、アメリカの人事局も外国からのサイバー攻撃を受けて、大量の政府役人データが流出した。アメリカは、FBI等がたどっていくと、これは恐らく中国ではないかということも言っています。そして、中国に対する反撃の必要性までアメリカの議会では議論されています。  そういうこ...全文を見る
○浜田和幸君 そういう意味では、サイバー空間がどんどん安全保障のターゲットになってきていると。日米の新ガイドラインの第五項目、地域及びグローバルな平和と安全のための協力という項目を見ますと、日米両国は、アジア太平洋地域及びこれを越えた地域の平和、安全、安定及び経済的な繁栄の基盤を...全文を見る
○浜田和幸君 以上で終わります。ありがとうございました。
08月05日第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第8号
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○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  今日は、主として中谷防衛大臣、少しだけ岸田外務大臣に質問をと思って参りました。  防衛予算、来年度五兆円を突破するということですよね。やっぱり国民の税金を最大限有効に活用するということは欠かせない視点だと思っています。そういう意味で...全文を見る
○浜田和幸君 今PAC3のお話がありましたけれども、製造元のレイセオンが自前で行ったベストコンディションでの発射・迎撃実験によると、一番環境が攻撃しやすい、撃ち落としやすいところでもフィフティー・フィフティー、五〇%ぐらいしか迎撃には成功していないということを公表しています。 ...全文を見る
○浜田和幸君 それは極めてベストな環境の下で、全ての条件が整って標的の攻撃に成功したと思うんですね。しかし、現実には、どういう環境の下で北朝鮮なり第三国が日本に対する攻撃を仕掛けてくるか分からないわけですから、その辺りの自前の発射実験というのはもっと頻繁に行っておく必要があると思...全文を見る
○浜田和幸君 金額についての御説明がなかったんですけれども、もし御紹介いただけるのであればお聞かせいただきたいと思います。  また、このF35は、今年一月十四日に、アメリカ・カリフォルニアのエドワーズ空軍基地周辺での性能テスト中に人身事故を起こしているんですね。そういった意味で...全文を見る
○浜田和幸君 是非コストに見合う、一機二百億円近いお金を掛けて買うわけですから、本当に日本の安全を確保できるような、そういう性能のある戦闘機にしていただかねばならないと思っています。  そういう意味では、最近は無人偵察機、ドローンの活用といったことも視野に入ってきていると思うん...全文を見る
○浜田和幸君 次に、ロボット兵士の導入等に関して、日米の技術協力ということについてお伺いしたいと思います。  新しい防衛装備庁の計画の中にも、二〇二〇年を目途にそういったロボット技術の開発、これを日本の安全保障のために活用するということが述べられていますが、この間、大阪大学が、...全文を見る
○浜田和幸君 時間が参りましたので終わります。是非、日米の技術協力、防衛力を向上させるためにも進化させていただきたいと思います。  ありがとうございました。
08月19日第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第10号
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○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  様々な日本を取り巻く安全保障の環境の変化、それに的確に対応するということが今回の安保法制の一番の重要な点だと思っています。  実は、あしたから日本海を舞台にして中国とロシアの共同軍事演習が開始されることになっています。今、ロシアの太...全文を見る
○浜田和幸君 外務大臣にも、日本の政府としての対応を是非お聞かせください。
○浜田和幸君 その関連で、いろいろと今回もこの委員会で議論になりましたけれども、バンコクでの邦人も巻き込まれたテロ、そしてまた天津のあの中国史上最大と言われる爆発事件ですよね。これ、別にテロと認定されているわけではありませんけれども、その可能性も否定できませんよね。そういう日本を...全文を見る
○浜田和幸君 そのテロ対策ということでは、やはり中東の世界がテロの温床、ISISを含めて様々な課題を我々に突き付けているわけですよね。  そういう中で、現在、イラクの日本大使館に駐在武官が不在という状況が続いています。クウェートの武官が兼任をしているという状況ですよね。やはり、...全文を見る
○浜田和幸君 イラク政府からも、もし日本がそういうイラク情勢、中東情勢に本当に立ち向かうつもりがあるのであれば、フルタイムの日本の駐在武官を是非クウェートとの兼轄ではなくてイラクに派遣してほしいという要請もありますので、是非早めにそういうことが実現できるようにお願いしたいと思いま...全文を見る
○浜田和幸君 是非、ABC戦略のアトミック、そしてバイオロジカル、ケミカル、その後のDですよね、D戦略、デジタル戦争にどう立ち向かうか、これが日本の技術力、情報収集力が問われていると思いますので、オリンピック・パラリンピックの成功に向けて是非万全の情報収集体制をお願いしたいと思い...全文を見る
○浜田和幸君 よく分かるんですけれども、何が起こるか分からない、想定外のことが起こるというのが今の現状だと思うんですよね。予定していた中期防の予算の伸展の中で果たして十分アメリカや世界の期待に応えるものかどうか、その辺り、緊急事態に対する柔軟な予算措置、予備費の蓄積ということを含...全文を見る
08月25日第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第12号
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○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  まずは、アメリカのカーター国防長官、今年の四月二十七日に、2プラス2の後の記者会見ですよね、今後は日米が世界のどこにおいてでも共同作戦を展開できる、大変力強い、ある意味で日本に対する期待というものを表明されたわけですね。これは今の安保...全文を見る
○浜田和幸君 とはいえ、今アメリカは世界六十三か国に七百三十七の米軍基地を置いております。駐留国の財政支援があるとはいえ、中国、ロシアによるアメリカへの対抗策ということを鑑みますと、なかなか一国だけでは世界の課題に挑戦できない。最近も、ジブチ、我が自衛隊が大変海賊掃討では拠点を設...全文を見る
○浜田和幸君 総理はこれまでも、今回の安保法制と国防費、これは無関係であるということを繰り返しおっしゃっています。しかし、一方で、安保法制、これにより日米同盟は強化され、抑止力も高まるということもおっしゃっているわけですね。ということになりますと、新たに自衛隊に対する役割というも...全文を見る
○浜田和幸君 例えば防衛装備、これにつきまして、前回も質問しましたけれども、F35A戦闘機ですね、これアメリカは一千億ドルの開発費を掛けて開発したものであります。相当、今のアメリカのパイロットたちは、これは操縦に難があるというようなことを度々指摘しているんですね。これを我が国は大...全文を見る
○浜田和幸君 総理が九月三日前後に中国に行かれるのではないかというお話がありましたが、結局行かれないことになりましたが、南シナ海の言ってみれば埋立て、これはいろんな、もう軍事上だけではなくて、環境の破壊ですとか生態系に対する影響も危惧されているわけですね。  中国がこのところ、...全文を見る
○浜田和幸君 できたものをまた元に戻すとなると、一層の環境汚染、破壊につながるというリスクもあるわけですよね。ですから、そこをどううまく相手方を含めてメンツを立てながら有効活用するかということも、やはり直接首脳同士の会談を通じて第三の道を考えていただくということも私は必要ではない...全文を見る
○浜田和幸君 それに伴って、この北方四島を含む、ロシア側がシベリアからカムチャツカ経由で北海道まで高速鉄道を敷設したいと。要するに、七十年たっても平和条約が結べないということは、お互いロシアと日本の間の人的交流を含めて信頼関係が滞っているからだと、それを打破するためにロシア側がそ...全文を見る
○浜田和幸君 ですから、平和条約が結ばれない条件はお互いの信頼関係、これが確立されていないからですよね。ロシアから日本には五万人しか観光客が来ていません。ロシアからタイには百万人を超える観光客が行っているんです。人的交流をもっと加速させるためにはそういったようなインフラの整備も必...全文を見る
○浜田和幸君 是非、そういうことを含めて、新しい時代にふさわしい安保法制であるように、検討を引き続きお願いしたいと思います。  以上で、私の質問を終わります。
08月25日第189回国会 参議院 内閣委員会 第20号
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○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  いろんな政党がありますけれども、女性局長を男性が務めている政党は珍しいんじゃないかと思いますが、私、次世代の党の女性局長を務めさせていただいております。やはり、男性、女性が力を合わせるということで日本経済ももっともっと発展すると思うか...全文を見る
○浜田和幸君 是非、そういう地道な取組を継続していただきたいと思います。  と同時に、やはり、これは男女問わないと思うんですけれども、女性の能力開発、これを支援する、そういう機会均等策といったことも、形だけ、数字目標だけをやるのではなくて、今まさに、女性らしい社会に対するいろん...全文を見る
○浜田和幸君 今大臣がおっしゃったような、なでしこ銘柄ですとか、あるいはダイバーシティーの先進的な取組を行っている企業、これに対して東証ですとか経産省は優良企業、優良銘柄として推奨している。これは一般の投資家にとっても、その企業の成長性を判断する上で、そういう女性を積極的に登用し...全文を見る
○浜田和幸君 是非そういう、地元が新しい取組で地方創生と女性活躍を一体化できる、是非とももっともっと応援していただきたいと思います。  私は、その一歩を更に進めて、今、日本的な文化あるいは和食を含めてクールジャパンということがとても大きな売りになっていますよね。海外からも観光客...全文を見る
○浜田和幸君 是非そういう意味でも、外国からの観光客の方々を呼び寄せるという意味でも、日本というのはそういうダイバーシティーを、また自然とも共生するような社会、これを追求し実現しているんだということになれば、食一つを取ってもすごく今までとまた違った意味でアピール度が増すと思うんで...全文を見る
08月26日第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第13号
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○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  今、我が国は、電子政府、この実現に向けて、内閣委員会でもマイナンバー制度、いろんな議論が進んでおります。そういう電子政府、これを安全に運営するためには、サイバー環境といったことをしっかりと対策を講じておく必要があると思うんですね。 ...全文を見る
○浜田和幸君 やはり、サイバー攻撃に備える、特に中国の四十万とも五十万とも言われるサイバー部隊、北朝鮮だって四万、五万といるわけですよね。そういうところから来るサイバー攻撃に対しては、やはり自衛隊の中に、陸海空をある意味では超越する形の、あるいは統合した形のサイバー防御隊、サイバ...全文を見る
○浜田和幸君 今大臣から、サイバー部隊、九十人の編成をされたということで、中国とか北朝鮮、あるいは同盟国のアメリカとも比べても、余りにも桁が違うと思うんですよね。やっぱり中国が四十万、五十万人のサイバー攻撃部隊を擁してアメリカの人事局のネットワークに侵入して、二千万人を超えるアメ...全文を見る
○浜田和幸君 今、世の中はインターネットを通じて様々な情報が飛び交っている。ネットバンキングを含めて、インターネットがなくてはならない社会になっていますよね。しかし、元々このインターネットも、アメリカのDARPA、先進防衛の軍事的な技術を中心にして開発されたわけで、そのインターネ...全文を見る
○浜田和幸君 是非、サイバーに加えて、やはりインテリジェンス、先ほど井上議員からも問題提起がありました、国会で事前承認、これを実行するためにも、世界の不穏な動き、これに対し事前にしっかりと情報を収集しておくインテリジェンス機能というものは欠かせないと思います。  そういう観点で...全文を見る
○浜田和幸君 是非、そういう各省庁横断的な取組を加速させていただきたいと思います。  現在、内閣情報会議とか合同情報会議に重要なインテリジェンスに関わる情報が上げられている。しかしながら、そういう会議に上げられるよりかは、そこを通り抜けて直接内閣の官房長官とか首相補佐官に情報が...全文を見る
○浜田和幸君 独立したインテリジェンス機関の設置に関しましては、今自民党の中でも日本版CIA構想ということがいろいろと議論が進んでいるという具合に承っております。    〔理事佐藤正久君退席、委員長着席〕  これ、政府とすれば、そういう自民党内の日本版CIA構想、これをどうい...全文を見る
○浜田和幸君 そういう検討が進んでいるということですけれども、刻一刻と日本を取り巻く国際環境というのは変化しているわけですよね。これは、外務省にとっても対外情報収集というのは極めて重要な役割だと思うんですけれども、そういった日本版CIA構想について、外務省、大臣としては、どのよう...全文を見る
○浜田和幸君 以上で終わります。ありがとうございました。
08月27日第189回国会 参議院 外交防衛委員会 第23号
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○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  今日は、中谷大臣、岸田大臣、また政府参考人の方々に日本を取り巻く安全保障の環境について、中国、インド、ロシアの動きに焦点を当てて質問をさせていただきたいと思います。  まず、中国とインドとの関係なんですけれども、ちょうど本年十月にイ...全文を見る
○浜田和幸君 ありがとうございます。  特定の国を意識していないというのは、当然中国を名指しでは挙げられないということだと思うんですけれども、しかし、周辺国の共通の関心からすると、東シナ海、南シナ海だけでなくてインド洋をめぐる中国の動きというのは風雲急を告げているのではないかと...全文を見る
○浜田和幸君 確かに、インドにとっても日本は大事な戦略的なパートナー、日本にとってもそうですよね。  ただ、インド洋をめぐっては、かつて太平洋をアメリカと中国で広い海だから二分割しようじゃないかということを中国の軍事専門家がメンションした、また今、インド洋も中国とインドでこれを...全文を見る
○浜田和幸君 今おっしゃったように、両国の人的交流あるいは経済交流、これはもっともっと加速させる必要があると思いますよね。  ですから、先ほど申しましたように、日本企業、二万社も中国ではビジネス展開をしていて、二千万人を超える中国人が働いている。また、中国からたくさんの技能実習...全文を見る
○浜田和幸君 その観点で気になるのは、中国とロシアが今、現在進行形で日本海で共同軍事演習を始めていますよね。昨年は上海が拠点でしたけれども、今年はウラジオストクを拠点として、日本海で上陸作戦を含む中国とロシアが軍事演習を行う。これは、このまま行くと恐らく来年には、今度は南シナ海と...全文を見る
○浜田和幸君 そのロシアなんですけれども、今年の夏、アメリカの国防総省がロシアとの戦争シミュレーションを繰り返し実施したということが報道にあります。それによると、アメリカ軍がロシア軍と戦うとロシア軍が勝ってしまうという、アメリカにとっては好ましくない結果が出ているようでありまして...全文を見る
○浜田和幸君 最後の質問ですけれども、そういった状況を踏まえて、お互いの相互理解を深める上で二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピックも大きな役割を果たすと思います。  しかし、オリンピック・パラリンピック以外に、デフリンピックもありますよね。耳の不自由な人たちが自分たちでプラ...全文を見る
○浜田和幸君 ありがとうございました。
08月27日第189回国会 参議院 内閣委員会 第21号
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○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  マイナンバー、いろんな経済的な効果もあるし、利便性が高まると同時に、様々な情報漏えいに対するリスク対策ということも欠かせないと思っています。  そういう観点で、いわゆるICカードですよね、マイナンバーの、これ一枚発行するのに大体千円...全文を見る
○浜田和幸君 先般の年金情報の漏えいに関しましては、様々な再発行などの手続で五十億円以上のコストが掛かっているという報告も受けております。  ですから、今回は全国民に配付するカードですから、もちろんそれが数人という程度であれば問題はないでしょうけれども、大規模な漏えい問題が起こ...全文を見る
○浜田和幸君 先般、アメリカでは政府の人事局のデータが二千二百万人分漏えいしたと。もし同じようなことが日本で起これば、二千万人、三千万人分のマイナンバーの再発行というような状況も全く起こらないとは限りませんよね。アメリカの政府機関の個人データベースが簡単にハッキングされてしまって...全文を見る
○浜田和幸君 万が一そういう事故やトラブルが起こって再発行の必要が出てきた、当然ありますよね、そのときの再発行に伴うコスト、これは誰がどういう形で負担するのか。  要するに、個人が自分の過失でなくなったような場合には個人の負担でよろしいでしょうけれども、何らかの外からのサイバー...全文を見る
○浜田和幸君 ということは、司法上の問題が起こったときに誰がどういう形で発生した損害の責任を取るのか、これはまだケース・バイ・ケースで、これからだという状況ということですよね。  また、成り済まし等様々な問題が起こったときにそれを防止するような、言ってみれば偽造防止法ですとか処...全文を見る
○浜田和幸君 いろんなケースで問題が発生することも当然想定されていると思うんですけれども、再発行のカードの場合、それは通知カードが本人のところに行って再発行の手続を取るというさっきの説明がありましたけれども、そういう場合、新しいカードが届いたと、自分のマイナンバーは変わるわけです...全文を見る
○浜田和幸君 それと、将来の電子政府、これを進めるに当たって参考にする例として、よくエストニアの例が紹介されていますよね。二〇〇七年には世界で初めての電子投票も行われた。行く行くは日本でもそういう電子投票への準備が進んでいると思うんですけれども、気を付けなければいけないのは、この...全文を見る
○浜田和幸君 是非、海外のそういう問題の発生した事例も参考にしていただきたいと思います。  それと、実際のマイナンバーのカード作成に係る入力データ作業、日本年金機構の場合も、海外、特に中国の現地法人に入力データを外注している日本の企業がたくさんいたという報道がされているんですけ...全文を見る
○浜田和幸君 以上で終わります。ありがとうございました。
09月10日第189回国会 参議院 外交防衛委員会 第25号
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○浜田和幸君 次世代の党の浜田和幸です。  今日は、カザフスタン、ウクライナ、カタールとの間の投資協定と租税協定に関して、質問を主として岸田外務大臣にさせていただきたいと思っています。  まず最初、カザフスタンですけれども、ナザルバエフ大統領が大変長期にわたって国内の経済発展...全文を見る
○浜田和幸君 この七つの戦略、分野なんですけれども、特に日本にとってはやっぱり環境問題、先ほど猪木議員からも指摘がありましたけれども、カスピ海の環境問題。しかし、カスピ海の環境問題の前に、旧ソ連時代のやはり核実験の度重なる影響で土壌の汚染ですとか健康被害というようなことも頻繁に話...全文を見る
○浜田和幸君 カザフスタン・ナザルバエフ大統領は、核のない世界ということを様々な国際的な会議の場でも常に主張されている。そういった意味では、日本と一定の方向性を共有する分野も多いと思いますので、是非今後も、この投資協定を機会にして、より一層カザフスタンと日本との協力関係が進展する...全文を見る
○浜田和幸君 是非、中央アジアの中でも大変な親日国でもありますので、そういった投資協定の成果が資源開発あるいは技術の共有、人材育成という面で多角的に発展することを期待したいと思います。  次に、ウクライナとの投資協定なんですけれども、ロシアとの関係で緊張関係が高まっている状況で...全文を見る
○浜田和幸君 そうした日本の協力が効果を持つためにも、今年の十二月にウクライナはロシアに対する債務の返済期限を迎えるわけですね。三十億ドルと言われています。これは日本からすると小さな額だと思うんですけれども、今のウクライナにとっては大変に重い負担だと思いますね。ですから、ロシアか...全文を見る
○浜田和幸君 では最後に、カタールとの租税協定について、これはカタール側から強い要望があったという具合にこの間も説明がありました。その強い要望の中身が何なのか。  また、カタールは、人口は少ないけど大変豊かな国ですよね。中東・イスラム世界では極めて大事な日本にとっても戦略的パー...全文を見る
○浜田和幸君 ありがとうございました。以上で終わります。     ─────────────