濱田健一

はまだけんいち



当選回数回

濱田健一の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月03日第142回国会 衆議院 大蔵委員会 第6号
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○濱田(健)委員 松永新大臣には、この厳しい難局に大蔵大臣をお引き受けされましたことに心から敬意を表したいというふうに思っているところでございます。お体に気をつけられまして、役所の中をしっかりまとめ、そして、今国民の皆さん方がいろいろと疑問に思っていらっしゃるさまざまなことをしっ...全文を見る
○濱田(健)委員 今大臣の方から決意を述べていただきましたけれども、今回のような不祥事は今まで何回も何回も繰り返されてきました。そして、そのたびに対応策が示されてきたわけでございますが、実効性を伴っていない、効力がなかったというふうに国民は痛感をしているところでございます。  ...全文を見る
○濱田(健)委員 今大臣がお触れになられましたとおりに、あるマスコミのインタビューでも、今のように、過去五年間にさかのぼって金融関係部局に在籍した職員を調査し、厳正に処分したいと大臣は言明されておられます。ここで、新しく金融服務監査官室を中心にしてその調査を行うということを言われ...全文を見る
○濱田(健)委員 その金融服務監査官室というところのメンバーといいますか、そういう部分、ちょっと私、頭に入っていないものですから教えていただきたいことと、今官房長が、任意、自主的という言葉を使われました。役所としてはそういうことぐらいしかできないのでしょうが、これまでもいろいろな...全文を見る
○濱田(健)委員 金融服務監査官室、強い決意でこれを設置されただろうと私は理解をいたします。  今官房長から答弁があったように、今までのような国民の目から見て形式的だなと言われるような調査ではない、しっかりとした把握をしていただきたいということを念を押してお願いをしておきたいと...全文を見る
○濱田(健)委員 当面、第一グループとして五百五十名の金融部門の皆さん方の調査に当たる、また将来に向けては、ほかのところもきちっとやる展望を持っていらっしゃるということで私は理解をさせていただきたいというふうに思います。  社会民主党は、これまでも、現在もそうなのでございますが...全文を見る
○濱田(健)委員 まさに今大臣がおっしゃったような認識、行動を、政治家も官僚も、そして業界といいますか経済界もとっていくべしということを改めて確認といいますか、そういう全体的な、高潔な思いが広がっていくように期待したいし、私たちとしては、先ほど申し上げました二つのいわゆる法制定、...全文を見る
02月06日第142回国会 衆議院 大蔵委員会 第8号
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○濱田(健)委員 社会民主党は、金融安定化二法案に賛成でございます。しかしながら、これまでの大蔵省職員、大蔵省OBのさまざまな不祥事に関しては不愉快でございます。  今回、社会民主党は、これらの問題について国民の声やいかにということで、「大蔵省腐敗に怒るホットライン」を開設いた...全文を見る
○濱田(健)委員 ありがとうございました。
03月11日第142回国会 衆議院 運輸委員会 第3号
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○濱田(健)委員 大臣の所信を受けまして、基本的なことについて三点、総合交通体系の整備と特別会計の創設という部分と、町づくり、そして環境に優しい交通の実現ということで質問をさせていただきたいと思います。  一点目の総合交通体系の整備と特別会計の創設という部分ですが、行政改革会議...全文を見る
○濱田(健)委員 新しい役所が発足するまで二年間ぐらい時間があるわけですが、これは二年しかないというふうに考えた方がいいと思うのです。  今ある役所のいろいろな機能を一つに合体して、国土交通省という名目の新しい役所ができるということですが、それぞれの権益を含めて、従来のものがた...全文を見る
○濱田(健)委員 私の鹿児島でも、バスに絞って申し上げますと、同じ路線を空気を運んでいる。二社、三社走っているのですよね。ですから、私は、いろいろな自治体が自分たちのところでバスや運転手さんを雇って、自治体のバスを走らせているわけですが、人件費を含めた経費を考えたときに、そういう...全文を見る
○濱田(健)委員 ありがとうございました。
03月11日第142回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○濱田(健)委員 時間がわずかですので、日韓関係について三問質問をさせていただきたいと思います。  先月、二月二十五日、韓国の金大中新大統領の就任式が行われたのは御案内のとおりでございます。通貨危機という国家的な困難に見舞われる中での就任でございましたが、韓国にとっては、韓国初...全文を見る
○濱田(健)委員 ありがとうございました。  ところで、北との関係についてちょっと触れさせていただきたいと思うのですが、金大中大統領は、就任演説の場で、北朝鮮政策に関し、南北の和解、不可侵、交流を定めた一九九一年の南北基本合意書の実行を訴えておられます。そして、南北対話に向け、...全文を見る
○濱田(健)委員 外務大臣申されますとおりに、政府間の公式、非公式、また与党の間、各政党の間、民間交流も含めてさまざまな形でのやはり人と人との触れ合いといいますか、かかわり合いからが、信頼し合える大きなスタートでありますし、きずなづくりだというふうに思いますので、外務省としても、...全文を見る
○濱田(健)委員 ありがとうございました。
03月11日第142回国会 衆議院 大蔵委員会 第13号
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○濱田(健)委員 おはようございます。大臣の所信に対する質疑というものが、きょう午前中、各党からなされるわけでございますが、十分間という持ち時間ですので、三点に絞ってお尋ねをしたいというふうに思います。  新日銀法の施行が四月ということで目前に迫ってまいりましたけれども、この時...全文を見る
○濱田(健)委員 日本の中央銀行までもがこういうふうに腐り切っているのかということで国民の不信は本当に極限に達しているというふうに思っておりますので、本当に深いところまでさまざまな疑惑については解明をしていく方向で、きょうもほかの委員もそういう部分でいろいろと材料をそろえていらっ...全文を見る
○濱田(健)委員 いわゆる政策決定責任の透明性、明確化というものが、先ほど申し上げましたとおりにうたわれているわけですが、長引く国民の金利に対する失望感というものがあります。特に、年金でお暮らしの皆さんなどにはその感が一〇〇%強いというふうに、いろいろな方からお話を聞いて感じてい...全文を見る
○濱田(健)委員 時間がありませんのでこれで終わりたいと思うのですが、とにかく、明治以降の日本の銀行制度を含めて指導的な立場にありました日銀というものがいその持っているノウハウや指導性、そして日本の金融にかかわるさまざまな政策、これに今後も大きくかかわっていかれるわけでございます...全文を見る
03月13日第142回国会 衆議院 本会議 第17号
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○濱田健一君 私は、社会民主党・市民連合を代表して、沖縄振興開発特別措置法の一部を改正する法律案に賛成する立場で、以下幾つかの項目にわたって質問をいたします。(拍手)  御案内のように、沖縄は、戦後五十三年目、復帰二十六年目を迎えている今も、本土との経済格差には依然として厳しい...全文を見る
03月13日第142回国会 衆議院 労働委員会 第3号
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○濱田(健)委員 本日は伊吹大臣の所信に対する質疑ということで、長時間、大臣本当に御苦労さまでございました。あと二十分少々時間を拝借して質疑をさせていただきたいと思います。  雇用保険法と駐漁法もつるしがおりたということでございまして、いよいよ来週からは法案の審議ということにな...全文を見る
○濱田(健)委員 大臣が今答弁いただいたとおりに、本当に労働者の代表の方と使われる皆さんと対等にきちっと内部で論議ができる環境というものが一番大事であって、お上がという言葉を使われましたけれども、そこが手を出し口を出しということよりも、本当に原理原則はそこだということは、私も十分...全文を見る
○濱田(健)委員 きょうの労働委員会は、教育と労働というような感じの話もいっぱい出てまいりまして、私もかつて教師をしておりまして、大臣の教育論と労働の関係というのを、すばらしい話を拝察させてもらって、いい勉強になったというふうに思っております。今お話しなされたような形で、これは審...全文を見る
○濱田(健)委員 四点目ですけれども、いわゆる男女共生社会の中で、介護、育児等々、家庭的責任を持つ男女が平等に両方ともきちっとした仕事ができるようにというのは、労働省、当然これからの労働政策としてやっていかれるわけでございます。  けさの能勢委員の質問に、ことしの予算にもそうい...全文を見る
○濱田(健)委員 今、局長がいろいろと並べてくれたのですが、やはり日本的な男性と女性の役割分担というところが、きょうも大臣の方からも幾つか出たわけですけれども、やはり地方に行けば行くほど、男性がなぜ育児休暇をとるのかとか介護休暇をとるのかというような古い思いというのが残っている。...全文を見る
○濱田(健)委員 時間が来ましたので、これで終わりたいと思います。  国税庁に準備しておりました二つの質問できませんが、これは大蔵の中ででもさせていただきますので、そのままとっておいていただきたいというふうに思います。  ありがとうございました。      ――――◇―――...全文を見る
03月17日第142回国会 衆議院 法務委員会 第4号
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○濱田(健)議員 党内でも論議をしていますとおりでございますので、今委員がおっしゃるとおりだと思います。
○濱田(健)議員 私自身株に縁がありませんので、なかなかわからないところですけれども、やはり今政治と政治家に政治倫理、しっかり求められているときでございますので、正当な経済活動を制限するということはいかがかとは思うのです。今委員がおっしゃる、不信を買うような取引等々については、今...全文を見る
03月18日第142回国会 衆議院 労働委員会 第4号
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○濱田(健)委員 雇用保険法及び船員保険法の一部を改正する法律案に賛成する立場で、以下、四、五点質問をさせていただきたいというふうに思います。  雇用保険法の新制度、教育訓練給付制度でございますが、けさからお話を聞いておりまして、現下の厳しい経済状況、景気の動向等を踏まえ、また...全文を見る
○濱田(健)委員 今局長の方から答弁なされた部分については、審議会の中でそういう地方の部分を含めていろいろな意見をくみ上げながら当然大臣が指定をされるわけでございますから、そういう方向性で努力をするという意味なんでしょうか。
○濱田(健)委員 なかなか制度的に厳しい、乗り越えにくいところもあるかと思うのですが、東京の方では見えないといいますか、教育機関と名づけていいのかわかりませんが、例えば新しい企業の中にもそういう創造的な職業訓練のできるところ、ノウハウを持っているところも地方にはございますので、そ...全文を見る
○濱田(健)委員 労基署に届けられていないというわけですから、局長も大変な答弁をしなくちゃならない、大変失礼な質問になっているような気もしますが、やがて届けられますので、しっかりと調査をしていただきたいというふうに思うのです。  それで、二月に特別ボーナス二十万もらったというの...全文を見る
○濱田(健)委員 このことについてはきょうはこれだけにしておきます。大臣も、前回の私の質問のときに、労働組合がしっかりせぬといかぬと言われました。ですから、新しくつくられた、まだ誕生したての労働組合にしっかりしていただいて、相手側の使用者側も外国の企業ですけれども日本の法律が適用...全文を見る
○濱田(健)委員 時間がなくなりましたので、また残りは細かく次に回したいと思うのですが、今お答えいただきましたけれども、それこそ成田近 辺の税務署でこういうことがあっているそうですよ。  本人は、税務署で所得税の確定申告を行ったが、半年以上経過しても何の連絡もない。税務署に問...全文を見る
03月20日第142回国会 衆議院 労働委員会 第5号
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○濱田(健)委員 おはようございます。  議題となっております駐留軍関係離職者等臨時措置法及び国際協定の締結等に伴う漁業離職者に関する臨時措置法の一部を改正する法律案、これに全面的に賛成する立場で、補強的な質問をさせていただきたいというふうに思います。  御案内のとおりに、駐...全文を見る
○濱田(健)委員 この関係については、退職金プラス特別給付金等々、ある程度手厚い対応がなされているというふうに理解をしておりますが、やはりお金だけではなくて再就職、特に五十六歳以上の従業員の割合が一三%というふうに、この数字が高いのか低いのかは定かではございませんが、やはり再就職...全文を見る
○濱田(健)委員 この手当ての中で、いわゆる雇用保険による求職者給付の受給期間にプラスアルファ、さまざまな手当等で、新しい仕事を見つけられる期間、手当てがなされております。  幾つかの項目が出てきておりますが、いわゆる就職促進手当とか特定求職者雇用開発助成金というものが示されて...全文を見る
○濱田(健)委員 ありがとうございます。  この法律の施策の概要として、「雇用促進事業団の援護業務として、事業開始に必要な資金の借入に係る債務保証の実施」という項目が示されております。いわゆる離職された皆さんを雇い入れるための事業者が事業開始に必要な資金の借り入れということにな...全文を見る
○濱田(健)委員 ありがとうございました。  今局長の方から答弁いただいたわけですが、離職した方がみずから商売か何かをやろうというときにもこれは適用されるのかどうか、逆にそういう場合に別な形でバックアップする制度があるのかどうか、その辺おわかりでしたら。
○濱田(健)委員 済みません、少し勉強不足で。わかりました。  なかなか現実的に利用されていないようなこの数年間の動きのようでございますけれども、それは現実的に離職が少ないということ、それが一番中心である、そして高齢者の方が多いということで、新しい仕事ということにはなかなかなり...全文を見る
○濱田(健)委員 さまざまな漁業に対する規制というものが強められたり、国際的な環境が整えられたりしている状況にございますが、具体的にどのような中身があるのか。よその役所のこともございますので深く中身についてはお聞きする必要はないと思いますけれども、適用される中身について。
○濱田(健)委員 詳しく教えていただきましてありがとうございました。  先ほどの駐留軍関係と同じ質問なんですが、いわゆる就職促進手当、特定求職者雇用開発助成金等々、この漁業離職者に対してはどのように再就職への道を模索するための手だてとして使われているのか。
○濱田(健)委員 ありがとうございました。  次に、提案されている法律案とは関係ございませんが、今度の国会にいわゆる国鉄長期債務の最終的な清算をするための法律案が出ております。去年の財政構造改革会議等々、どのような方向性を見つけるかということで、与党は本当に難儀をしたところでご...全文を見る
○濱田(健)委員 伊吹大臣、本田指導課長、お二人の力強い決意に感謝申し上げたいというふうに思います。  最後に、いわゆる国鉄長期債務の解消問題、清算事業団の解体に向けた今のような取り組みの方向性を、私たちが財政構造改革会議企画委員会で論議をした際に、千四十七名のいわゆる国労の皆...全文を見る
04月07日第142回国会 衆議院 大蔵委員会 第20号
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○濱田(健)委員 社会民主党の濱田健一でございます。九銀行の代表者の皆様方には早朝よりお集まりいただきまして、本当にありがとうございます。  初めに、住友銀行の西川参考人と東京三菱銀行の岸参考人にお伺いしたいと思うのですが、今の井奥委員の質問に関連してでございます。  きょう...全文を見る
○濱田(健)委員 非常に苦渋の中でいろいろとされていることは私自身も理解いたしますが、公的資金投入という国民の税金を使いながら立て直しを図っていかれるという意味では、先ほどの井奥委員の行内リストラを含めて、国民に見える形で健全な方向性というものを示していただきたいというふうに強く...全文を見る
○濱田(健)委員 いろいろと原因は重なっていることも承知をしております。しかしながら、私たちが考える銀行の貸し出しの圧縮、いわゆる貸し渋りというものについては、今までもいろいろな場で論議がなされてきましたように、バブル崩壊以降の不良債権処理にもたついてきたこと、そしてことし四月以...全文を見る
○濱田(健)委員 貸し渋りについて、もう一回要望を申し上げておきたいと思います。  公的資金の投入、この措置が当然、経営の悪い銀行を税金で救うとか恣意的な判断に基づいて発動されることがあってはならないというふうに私自身思っておりますし、日銀の方も、いわゆる中央銀行としてもいろい...全文を見る
○濱田(健)委員 時間が参りましたので、最後一問だけ。  地元に帰りましても、いろいろなところで国民の皆さん方からお話をお聞きしましても、今回の公的資金の投入、これらを機会にしながら金融機関の政治献金を凍結する必要はないのかという話をお伺いするところでございます。これは、どこが...全文を見る
○濱田(健)委員 ありがとうございました。
○濱田(健)委員 日銀トップ三名の方、お忙しい中、きょうは御足労いただきましてありがとうございました。時間がございませんので、簡潔に質問をさせていただきます。  速水総裁にお尋ねをします。  先日日銀が公表しました短観の結果を見てみますと、金融機関の貸し出し態度が厳しさを増し...全文を見る
○濱田(健)委員 けさからの銀行の皆さん方のお話を聞いておりますと、いわゆる経済の血液と言われているお金を取り扱う銀行が、自己資本比率のBIS基準をクリアして貸し出し余力はあるが、貸し出しをどう伸ばすかというところまで、努力はされていると思うのですけれども、明確な答えがまだ出てこ...全文を見る
○濱田(健)委員 ちょっと意見も申し上げたいのですが、時間がありませんので質問だけにします。  貸し渋りというこの状況も、銀行も、いわゆる貸出金利を含めて自分たちの利ざやもそう上がっていないというけさからの答弁なのでございますが、もちろん、総体的な景気の回復というのがみんなが望...全文を見る
○濱田(健)委員 時間が来ましたので終わりますが、最後に、藤原副総裁、いわゆる民間の方から加わられた副総裁とされまして、前回の大蔵委員会の中でも、就任のごあいさつの中で、いろいろな形でいわゆる今回の一連の事件等々の信頼回復に向けて努力をされるとお話をされました。御回答は結構ですの...全文を見る
04月10日第142回国会 衆議院 大蔵委員会 第21号
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○濱田(健)委員 時間が少し早くなっているようでございまして、たくさん使わせていただきたいというふうに思います。  大臣におかれましては、ビッグバンが始まりまして、さまざまな情報が入ってきているというふうに思います。この四月から、私たち日本人の暮らしを大きく変えるでありましょう...全文を見る
○濱田(健)委員 改正外為法を中心に大臣の所見を今述べていただきましたが、私たちはつい先日、七日の日でございますけれども、銀行の経営責任や貸し渋り、そして新生日銀の姿勢を問う参考人質疑を設定いたしました。その日の朝のテレビ、各新聞は、アメリカのシティコープとトラベラーズのことしの...全文を見る
○濱田(健)委員 衝撃的なといいますか、腰を据えて、腹を据えてこの金融システム改革をやり遂げるのと同時に、金融機関そのものが、国民から信用されていないといいますか、そういう今の体質や状況というものを変えていく。この四月のビッグバンに備えながら急いで体質変換はしてきているわけでござ...全文を見る
○濱田(健)委員 長野局長に今詳しく説明をしてもらったわけでございますが、そういう三原則に基づく市場をつくっていく中で、じゃ国民はそういう市場をどのように活用していくのか。ある意味でいうと、これはいわゆる金融機関と一緒に手をとりながらということも必要だと思うんですよね。  平成...全文を見る
○濱田(健)委員 いわゆるペイオフの部分がきちっとガードされているということを局長に言っていただいたというふうに理解をいたします。  市場が拡大をし、いわゆるフリー、フェア、グローバルなものになっていく、そして金融商品もさまざまな形のものがあらわれてくる、自分自身はどういうもの...全文を見る
○濱田(健)委員 では次に行きますが、今までのお話を聞きながら、そして私たちがこれまでいろんな役所からいただいた情報等々、この日本版ビッグバン、国民、利用者の選択の幅を広げ、市場も、透明性があり、広く国際的で公平に利用者に提供できる市場ということが明らかになってきつつあるわけでご...全文を見る
○濱田(健)委員 信頼を失っているということについては、まだまだその回復のためのあらゆる努力をこのビッグバン進行と並行しながらやらなくてはならないということだと思うわけでございますが、この辺を含めて、いわゆる大競争が始まっていく、そうすると当然競争ですので、一番がいたり十番がいた...全文を見る
○濱田(健)委員 さて、質問の時間も終わりになってきましたが、先ほどアメリカのシティコープとトラベラーズの合併の話、そして御見解等をお聞かせいただいたわけでございますけれども、投資家、利用者にとって、自分たちの持つトータルした個人資産一千二百兆という資産をどういうふうに使うかとい...全文を見る
○濱田(健)委員 きょう帰りましたら、銀行局長の見解をしっかりと地方の仲間にも伝えておきたいと思いますが、ただ、足腰は鍛えろということだけは伝えなければならないというふうに思います。  最後に、七日の日のいわゆる参考人質疑の中でも何人か話をされていたと思うのですが、この間の不良...全文を見る
○濱田(健)委員 これで質問を終わりますが、きょうは、この机の上に載っております十センチぐらいある今回の法案についての審議のスタートとして、ビッグバン、金融システム含めて概括的なことをお伺いいたしました。  本当に厚い、めくってみても、法案があっちにありこっちにあり、ややもする...全文を見る
04月10日第142回国会 衆議院 労働委員会 第7号
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○濱田(健)委員 今回の社労士法の改正案に賛成する立場で、若干基本的な部分について役所の方の見解を伺って、質問をしたいというふうに思います。  一点目は、今回の社労士法の改正は、いわゆる規制緩和というような方向性を含めて、試験事務の外部委託ということで社労士会連合会に委託をされ...全文を見る
○濱田(健)委員 簡単な質問ですが、それらの要望にこたえられない、期待に添えないネックといいますか、その部分についての御見解はどういうところにございますか。
○濱田(健)委員 官房長の御説明でなるほどなという部分と、これからやはり若干検討の余地ありという部分等々ございますので、今回の改正を一歩として、今後とも御検討、御協議いただければ幸いだということを申し添えておきたいというふうに思います。  今回、改正のポイントであります業務拡充...全文を見る
○濱田(健)委員 今、官房長から回答をいただきましたとおりに、今まで弁護士がされていた業務の枠内に、社労士の皆さん方の業務の拡張という意味で不服申し立て事務代理ができるようになったということでございますので、弁護士さんそのものではないのですが、この業務に関しての処理というものが、...全文を見る
○濱田(健)委員 もう一点、社労士会の中で、所属の社労士さんに対して、法にのっとった活動や行動がなされない場合に注意勧告をすることができるということに今回の法律改正でなるわけですが、やはり人間の住む世界でございますので、この注意勧告の取り扱いというものについては公正な手続がなされ...全文を見る
○濱田(健)委員 ぜひ、その部分が厳正、公正に運用されるように、チェックはしっかりやっていただきたいというふうに思います。  それと、社労士法第一条の二に、「社会保険労務士は、常に品位を保持し、業務に関する法令及び実務に精通して、」というふうにうたわれているわけでございます。当...全文を見る
○濱田(健)委員 社会保険労務士としてみずから経営をされている方がたくさんいらっしゃるわけですが、勤務をされている資格を持った社会保険労務士の皆さん方、場合によっては、資格を持っているからその一つの職場に限定されてずっと同じところで働くとか、逆に資格を持っているけれども一般的な事...全文を見る
○濱田(健)委員 社労士試験の委託関係については、これまでの委員からほぼ御意見や質問は出尽くしたというふうに思うんですが、最後に一つだけ、受験日については今まで統一的に、当然試験の中身は一緒ですから統一的にされなければならないわけでございますが、毎年七月の最後の週のウイークデーに...全文を見る
○濱田(健)委員 委託ということがい議の中で進んでいけば、当然今官房長が答えていただいたようなことを現場に近いところの方にやっていただくわけですから進むものというふうに確信して、質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
04月17日第142回国会 衆議院 労働委員会 第8号
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○濱田(健)委員 今回の中退金法の改正案、四つの大きな柱がございます。予定運用利回りの見直しに伴う退職金額の改定、特定退職金共済制度との通算制度の創設、分割支給制度の改善、退職金共済契約の申し込み時点での簡素化。二から後は大いに、働く者にとっても、そして雇い主にとっても本当の改正...全文を見る
○濱田(健)委員 持ち込まれたトラブルの五五・八%、約五割五分、六割近く解決できたということですが、残りの四割ぐらいが解決できないというのはどういう理由があるのでしょうか。
○濱田(健)委員 いろいろな雇用条件の変化の中で、いわゆる退職金制度そのものを通常の賃金の中に上乗せをして既に現職の間から払っていこうとかいうような取り組みも進められていると思うのですが、やはり老後の生活のベースというようなものに退職金というのは当然充てられるというふうに思うわけ...全文を見る
○濱田(健)委員 各事業所を監督官の皆さん方が見て回られる、いろいろな状況を把握される中で、当然、賃金支払いの問題から、そこで長年働かれた皆さん方への最終的な退職時の処理という問題について働きかけをされておられるということでございますが、その働きかけの状況、皆さん方の話に対して、...全文を見る
○濱田(健)委員 この中退金制度と相まって、いわゆる季節労働者といいますか、建設業や清酒製造業、林業に携わっていらっしゃる皆さん独自のといいますか、そういう季節労働をされる皆さん方への共済の取り組みというのも進められているようでございます。三つの職種についてこういうものが導入され...全文を見る
○濱田(健)委員 それでは、少し観点を変えますが、今の統計上の平均月掛け金額、それと月数、そして平均退職金額というのはどういう実態になっているか。
○濱田(健)委員 今局長おっしゃったように、一人の方が通しで平均して八年ぐらい、百万近い退職金をもらわれるという統計上の数字になっているわけでございます。やはりこれは、中小企業という性格上、そこで働かれる方が、移動が大きいというか二十年も三十年もお勤めになりにくいというか、いろい...全文を見る
○濱田(健)委員 改正案が施行される前に被共済者でおられる方とそれ以降の被共済者は、運用利回りは当然違ってくるわけでございますが、法律案の一番最後のところに、施行前の被共済者の施行後の退職に対する退職金の支払いについては従前の算定方法により算定した額を勘案して算定するというふうに...全文を見る
○濱田(健)委員 ありがとうございました。
04月21日第142回国会 衆議院 本会議 第31号
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○濱田健一君 私は、ただいま議題となりました労働基準法改正法案に対し、社会民主党・市民連合を代表して質問いたします。  今回の改正法案については、経済社会の構造変化や働く人たちの働き方への期待、希望が多様化していることに対して、健康で安心して働けるようなルールをつくり環境を整え...全文を見る
04月24日第142回国会 衆議院 労働委員会 第10号
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○濱田(健)委員 社会民主党の濱田健一でございます。大臣、長時間御苦労さまでございます。  まず初めに、けさからの論議を聞いておりまして、二、三点疑問に思ったことや、この点は大臣はどういうふうにお考えなのかなというのがございますので、質問の通告にはございませんけれども、理念とい...全文を見る
○濱田(健)委員 私の聞き方といいますか、午前中の大臣の答弁に対する把握の仕方が少し間違っていたかもしれませんけれども、では純粋にお聞きしましょう。  いわゆる労使自治というものは、労使という形で対等、平等な関係にある中でその自治というのは当然生まれてくると思います。先ほど申し...全文を見る
○濱田(健)委員 くしくも大臣が言われたとおりでございますので、やはりけさの中桐委員の話にもありましたとおりに、いろいろな労働組合との関係というのは、いわゆる連合というナショナルセンターもございますし、その他の労働組合の協議会等々もございます、今大臣が言われたような部分も含めて、...全文を見る
○濱田(健)委員 結局、裁量労働制というのは、いわゆる職場の過半数の代表である労使委員会の委員というのが、きちっと委員会を開いて、その中で、労働のさまざまな条件としましょう、それを労使でしっかりと合い議し、決議し、そのことを、委員会の設置と決められたことを、行政当局に出した範囲内...全文を見る
○濱田(健)委員 きょうは、さわりの部分というか、朝からずっと、ほとんど自分の席を抜けないで話を聞いておりまして、その部分からの、質問の中身にないものを聞いているわけでございます。さわりだけでございますので、その辺の心配する部分はこれからもこの委員会の中でしっかりと論議をし、現実...全文を見る
○濱田(健)委員 今大臣がこの裁量労働制も終身雇用制の一つだと言われました。現時点ではそういう形でスタートをするだろう、するだろうじゃなくて、何といったらいいのか、しますといいましょうか。しかしながら自分の労働時間を自分で管理しなさいということでございます。そしてその中で、企業に...全文を見る
○濱田(健)委員 終わります。ありがとうございました。
04月28日第142回国会 衆議院 労働委員会 第11号
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○濱田(健)委員 社会民主党の濱田健一でございます。  けさ発表されました三月の雇用統計を見まして、この委員会に出席したすべての委員が予測しておりましたとおりに、〇・三ポイント失業率が上がったということを含めて、厳しい状況をこのきょうの論議の中で認識をしつつ、その解決に向けての...全文を見る
○濱田(健)委員 二十四日に経済対策閣僚会議が行われまして、総合経済対策という形で、労働省関係も幾つかのプログラムがあります。きょうの論議の中でも、大臣の努力が足りないというような話なんかが出ている、これはちょっと言い過ぎだなと私は思っているわけでございますけれども。打つ手打つ手...全文を見る
○濱田(健)委員 我が党では、ノンバンク社債法というのを、今自民党の皆さん方と検討を加えているわけでございますけれども、あの中で、消費動向を高めるために、減税その他、さまざまな経済対策を打つ、支出をふやすという努力はしているわけですが、逆に言うと、例えばノンバンク、今最高利率四〇...全文を見る
○濱田(健)委員 役所としてはそういうふうに答えざるを得ないということはわかりながら質問をしているわけでございますけれども。  では、このプログラムを実施するためには、当然さまざまな財源措置等々が必要でございます。雇用保険についてこの前論議をしたわけでございますが、このプログラ...全文を見る
○濱田(健)委員 今回の雇用保険の論議の中でも、その辺の心配というのは十分各委員から出されましたので、これからもしっかりと気をつけながらやっていただきたい。  もっと論議したいのですが、ちょっと時間がございませんので、次に行きます。  御案内のとおりに、賃金確保法に基づく未払...全文を見る
○濱田(健)委員 次ですが、今回の雇用保険法の改正で教育訓練給付制度というものができました。施行はことしの十二月一日ということでございます。現下の厳しい雇用情勢の中で、また失業を予防するという観点からも、この新しくできた仕組みを使いながら、労働者一人一人がみずから職業能力開発を行...全文を見る
○濱田(健)委員 次は、私の地元でも、高等学校や、まあ中学校卒業者というのはわずか〇・数%ですが、そこで就職される皆さん方ですね、ことしは随分厳しかったということを聞いているのですが、ことし三月の高卒、中卒者の就職内定状況はどうなっているのでしょう。
○濱田(健)委員 若年といいますか、若い皆さん方が、最初勤めるという表現の仕方はどうなのかわかりませんが、その段階でなかなか厳しい状況がある。地域間格差もあるという表現をされました。  こういう若い、十五、十八という皆さん方の未就職卒業者と申しますか、また来年三月卒業予定の新規...全文を見る
○濱田(健)委員 総合経済対策の中で、「雇用対策」というところの緊急雇用開発プログラム、先ほど申し上げましたが、この⑤にぽつんと、変な意味ではないのですが、「地域における育児・介護情報提供機能の強化等仕事と家庭の両立支援対策を実施する。」という項目が盛り込まれております。  エ...全文を見る
○濱田(健)委員 女性局長は女性の働く場の環境を育児の面で整えていくというふうに回答されたと思いますが、それは当然必要なことなのでございますけれども、働く場がなくなっていっている現状とこの施策がきちっとかみ合う方向性をどう見つけるかというのが今の私たちに求められていることでござい...全文を見る
○濱田(健)委員 ありがとうございました。
05月06日第142回国会 衆議院 労働委員会 第12号
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○濱田(健)委員 今回の労基法の改正案、きょうも既に四時間ぐらい各委員のお話を聞かせていただきましたが、やはり裁量労働制に話が集中をしているようでございます。私も、前回は質問を出した部分以外のことでお話を伺いましたので、きょうは質問にできるだけ沿って話を聞かせていただきたいと思い...全文を見る
○濱田(健)委員 はっきりした統計はないのかもしれませんが、いわゆる十一業務についてどのくらいの労使協定が届け出されているのか、そしてその労使協定の中身の典型的なものはどういうものなのか、おわかりだったら教えてください。
○濱田(健)委員 質問通告になかったわけですが、協定の内容で典型的なものの事例がございますかというふうにお聞きしたのです。もしあったら……。
○濱田(健)委員 先ほどの河上委員の質問の中にも、現行裁量労働制の導入率というのは割合的に大企業の方が多いわけですけれども、実際に導入をされている割合というのは極端に低いという数字を出されて質問をされておられました。  今私がお聞きしたのは、一年前に六業務導入をして、そしてまた...全文を見る
○濱田(健)委員 労使が一致して検討項目の中に入れたということですが、実際にこの法律ができる前の、建議として出てくる前の中基審の具体的な論議の中では、労働側はどう言っているのですか、この導入に関して。
○濱田(健)委員 結果的に労働側は、新しい裁量労働制は時期尚早というような意見になった、そういう考え方に傾いていったということになるようでございます。  先ほどから出ておりますとおりに、現行の十一業種、去年の四月から導入された六業種についても、役所の方が決してサボっているとかそ...全文を見る
○濱田(健)委員 これだけやっておれませんので、次に行きますが、今の導入してよかったというのはどちらが言っているのですか。使用者側ですか、労働側ですか。それだけ簡単に。
○濱田(健)委員 今回の裁量労働制ですけれども、いわゆる法案の趣旨に本社部門、重要な企画、立案等々というふうにうたわれておりますけれども、中小企業の場合には、本社であり営業所でありという形で単一の事業所しかないところもいっぱいあるというふうに思うのですが、こういう事業所にも今回の...全文を見る
○濱田(健)委員 法律の中に、対象業務について使用者が具体的な指示をしないというふうに、そういう業務につかせる場合が新しい裁量労働なんだというふうに言われておりますが、具体的な指示をしないという業務については、あくまでも使用者が主観的に判断をすればいいのでしょうか。それとも、つく...全文を見る
○濱田(健)委員 例えば、企画するセクションに、今局長がおっしゃったような、まさに法律にうたわれているような業務をやっている人もいるし、逆に、どう言ったらいいのでしょうか、その人の主な仕事がコピーをどんどんとるためにその企画の中にいるという人も仮におられる可能性はあると思います。...全文を見る
○濱田(健)委員 時間が来ましたので、終わります。
05月08日第142回国会 衆議院 労働委員会 第13号
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○濱田(健)委員 前回に引き続き、裁量労働制について四点ほどお伺いいたしたいと思います。けさから出ておりますが、改正法案が想定する新たな裁量労働制の対象業務、これは、現在の裁量労働制の十一業務以外に、具体的にどのような業務が該当していると想定をされておられるのか、それをまずお答え...全文を見る
○濱田(健)委員 僕が次に聞こうとしたこと、前回も同じことだったのですけれども、それまで答えてもらいました。  つまり、ホワイトカラーと称されている皆さん方がいらっしゃる本社等の事業運営上の重要な決定が行われる事業所で、先ほど局長がおっしゃった事業の運営に関する事項の企画、立案...全文を見る
○濱田(健)委員 だから、そういう部分を除いておいて、こういう企画、立案、調査という部分については除外される皆さんもいるけれども該当される皆さんもいらして、本社等の重要な事業の決定をする場所というものがあるところはすべて、日本国内であれば適用されるのですよねとお伺いしているのです...全文を見る
○濱田(健)委員 それは一つの材料としてとっておきます。  二問目ですが、新たな裁量労働制の導入時は、当然、労使委員会等々で決議されたものが出されるわけでございますので、適法に決議がなされているということであっても、実際の個々の労働者には、仕事が始まってみると、いわゆる裁量と言...全文を見る
○濱田(健)委員 中身によっては、行政上の処罰も民事上の処罰も、これは適用される方向があり得ますね。
○濱田(健)委員 労使委員会が一つの決議に基づいて、その決議を届けて、そのとおりに運営されなければならないということはわかるわけです が、労働者一人一人が労働者レベルにおいて適法に制度が運用されているかどうかというものをチェックした場合に、そのチェックの中身について、どのように...全文を見る
○濱田(健)委員 個人が苦情だと言ったときには、労使委員会はきちんとそれを一つ一つ苦情として取り上げる義務があるわけですね。
○濱田(健)委員 裁量労働制が適用されれば、使用者の実労働時間の把握義務、これはなくなるというふうに考えます。労使委員会の中で、きちんとこれだけ働きますよとみなしの時間を決められるわけですから、そんなに心配するなと言われるかもわかりませんが、長時間労働に起因する過労死を初めとする...全文を見る
○濱田(健)委員 例えば労使委員会の中でみなし時間が決まる、ほかのすべての条件も決まってそこの職場の裁量労働というものが始まる。そのときに、労使委員会の中で、裁量労働制を適用された労働者は、こういう形での個人ないし使用者の労働時間の把握を、例えば日誌をつけるとか、それを三年間なら...全文を見る
○濱田(健)委員 これまでの質疑を踏まえていけば、この制度を適切に設定するということも重要でありますが、やはり労働者の立場から考えると、この新しい裁量労働制を適用するに当たって、最終的には、対象となる労働者が、自分の意思で、同意でこの仕事につくということが必要だろうと私は思うので...全文を見る
○濱田(健)委員 もう少し突っ込んだ部分は、後日に回したいと思います。  次に、女子保護規定の解消に伴う激変緩和措置についてお伺いしたいと思うんですが、これまでの当委員会における質疑によって、男女雇用機会均等法等の整備法により女子保護規定が解消されることによって労働条件が激変す...全文を見る
○濱田(健)委員 同じく改正法案において、激変緩和措置は命令で定める期間講ずることとしているというふうに書かれております。規制の解消に伴う緩和措置であることは理解しておりますが、そもそも措置を講ずるのは何のためなのかという視点が欠けてはいけないというふうに思うわけでございまして、...全文を見る
○濱田(健)委員 その三年程度というのはある程度の根拠を持っておられると思うんですが、これからの激変緩和という意味で、労働省自体がいわゆる深夜の実態についてなかなか調査の中身というのをお持ちでないというふうに聞いているわけでございます。その辺については、与党としても深夜PTという...全文を見る
○濱田(健)委員 現在の女子保護規定は、時間外労働を年間百五十時間というふうに規定をしております。この激変緩和措置の水準に関しても、期間と同様に、女性労働者の実態に配慮しつつ、現行の女子保護規定と同様の年百五十時間にした方がいいですよという声が大きいと私は思っております。  そ...全文を見る
○濱田(健)委員 大臣のおっしゃることも、言葉の上ではもっともだというふうに思いますが、実際上、現行の深夜の実態というのが、役所に問えば、実態はちょっとわかりませんと。変な意味じゃないんですけれども、実態は実際にこういうことですよ、幅広く調べてみたらこういうことになっておりますと...全文を見る
○濱田(健)委員 当初予定されていた時間が大体来たようですので、きょうはこれで終わりたいと思うのですが、委員長にお願いをしたいと思います。  我が党は、ほぼ一つの委員会を一人で処理をしなければならない。私は大蔵も一緒に持っておりまして、大蔵と労働が重なってしまいます。そこの辺の...全文を見る
05月13日第142回国会 衆議院 労働委員会 第14号
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○濱田(健)委員 わずかな時間ですので、きょうは契約労働について質問させていただきたいというふうに思います。  一年という限定された契約労働、二つの職種と六十歳以上、三年契約労働という新しい制度が取り入れられようとしているわけでございますが、現在有期契約で雇用されている労働者の...全文を見る
○濱田(健)委員 その中基審の建議で触れられました、今局長がおっしゃった反復更新の問題等についてというところでございますが、具体的にどのような調査研究を、例えば局長がイメージとして浮かべられる調査の中身というのはあるでしょうか。
○濱田(健)委員 そういう調査研究を進められて、将来に向けて具体的に法整備が必要だという中身が出てきたときには、そういう方向性というものも当然とられることがあるとお考えでしょうか。
○濱田(健)委員 今回の法案改正には直接関係ないんですが、「期間を定めて雇用される者」という対象労働者が育児・介護休業法の対象外となっておりますけれども、有期雇用労働者の増大が進み、契約労働の上限延長などが進められる中では、こういう働きぶりをする皆さん方にも育児休業法の適用という...全文を見る
○濱田(健)委員 現在の法がそういうふうになっていることの現実はわかりますけれども、これからの雇い方というものが有期雇用、契約労働というものが進む中で、そういう皆さん方は、育児とか介護とかという少子・高齢化社会の中でどうしてもそれぞれの家族、家庭が力を入れなければならない部分にそ...全文を見る
○濱田(健)委員 しつこい聞き方かもしれませんけれども、三年という根拠はどういうところからあるんでしょうか。
○濱田(健)委員 現在のこういう経済状況、景気の状況の中で、企業、雇う側の立場というか論理としては、できるだけ人件費等のコストを下げたいというのも、経営者の論理としてはそうなんでございましょうけれども、ある意味では、必要な質の労働力というものを必要な期間だけ活用したいという使用者...全文を見る
○濱田(健)委員 今局長がおっしゃったようなニーズ、あるのだとお聞きをいたしました。  そういう部分も認識をしながら、例えば、この前私が労働委員会で質問をいたしました例のコンチネンタル・ミクロネシア航空のように、現在会社も経営がいい、まあ悪くないと言ったらいいでしょうかね、二月...全文を見る
○濱田(健)委員 先ほど申し上げましたとおりに、現下の経済状況、景気の動向を含めて、三月の雇用統計、完全失業率三・九%という数字がこの前の統計でも出されました。有期契約、大臣がよくおっしゃる一生涯、本筋の契約以外の新しい契約の方法というものが出されたときに、やはり雇用が厳しい状況...全文を見る
○濱田(健)委員 六十歳以上の高齢者の雇用の関係ですけれども、いわゆる年金の六十五歳延長というのが既に決められているわけでございまして、そういう部分では、定年延長というものも労働行政には大きな課題でございます。  この三年有期雇用というものを入れたときに、定年の延長という本質的...全文を見る
○濱田(健)委員 結論的に、完全失業率三・九、諸外国に比べれば低いという状況ですが、日本の中では戦後最大級だと言われている中でこういう法改正が実施された場合に、いわゆる売り手市場ではない、買い手市場という言葉を使っていいのかどうかわかりませんが、そういう中での雇用不安が逆にふえて...全文を見る
○濱田(健)委員 時間が来ましたので終わりますが、今大臣がおっしゃったように、少子・高齢化社会の中で、本当に高齢者の皆さん方がどのように元気に生きて仕事をしていくのかということも大事ですし、日本を背負っていく若者たちが、今の働きぶり一いろいろな形がございますけれども、生活設計の持...全文を見る
05月14日第142回国会 衆議院 緊急経済対策に関する特別委員会 第3号
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○濱田(健)委員 社会民主党の濱田健一でございます。  財政構造改革は、我が国の財政危機を克服すると同時に、超高齢化社会に対応する財政支出構造に変えていくことが最大の眼目だったと、半年前を思い出して考えているところでございます。しかし、その超高齢化社会を支える社会保障関係費につ...全文を見る
○濱田(健)委員 いわゆる経済の状況や景気の低迷というものが、いろいろな要素が言われておりますけれども、やはり不安要素というものをどう実態的にも精神的にも取り除くかということが、これからますます大事になっていく。そういう面では、今総理が答弁いただきましたようなところも、注意深くこ...全文を見る
○濱田(健)委員 先ほどから出ておりますとおりに、環境、福祉、情報といったようないろいろな形で手当てはされているというふうに思うのですが、総合的に緊急経済対策という、緊急という意味からこういったところにどんとやって、爆発的な国民の意欲といいますか、そういうところが、目玉という言い...全文を見る
○濱田(健)委員 もう一点は、ちょっと細かいといいますか、今回の補正の中で、社民党は高齢社会に対応するための生活基盤型の情報通信ネットを拡充していくということで、テレビ電話やパソコンを地方公共団体が各家庭に無償で貸与できるような、そういう購入助成として三千億から五千億の対策を図る...全文を見る
○濱田(健)委員 最後の質問ですが、どの委員も、経済が低迷している最大の原因というものは個人の消費が落ち込んでいる、個人消費のマインドを高める必要があるということについては共通的に持っていらっしゃるというふうに思います。医療費の引き上げや年金受給に対する不安が相互に複雑に絡まって...全文を見る
○濱田(健)委員 今大蔵大臣がおっしゃいましたところは、解決ができる方策というものを私たちは持っておりますので、また今後論議をさせていただきたいというふうに思います。  これで終わります。
05月15日第142回国会 衆議院 大蔵委員会 第28号
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○濱田(健)委員 私は、社会民主党を代表いたしまして、ただいま議題となっております金融システム改革のための関係法律の整備等に関する法律案、特定目的会社による特定資産の流動化に関する法律案、特定目的会社による特定資産の流動化に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案及び...全文を見る
05月15日第142回国会 衆議院 労働委員会 第15号
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○濱田(健)委員 五回目の労働基準法の審議、けさから先輩方が核心に触れた質問をされておられます。私も、わずか三十分でございますが、今四回審議が行われまして、できるだけ出されている問題点を中心にお聞きをしたいというふうに思います。  まず契約労働でございますけれども、自分が一生涯...全文を見る
○濱田(健)委員 前回の局長の答弁の中で、今回の契約労働上限延長というこの法律の改正の対象者は、いわゆる働く側が売り手市場の対象者ではないかというような答弁がございましたが、本当にそのように想定をされておられるんでしょうか。
○濱田(健)委員 私は、本当に高度な技術やいろいろなノウハウを持っていらっしゃる売り手市場の方がこの対象労働者になるということであれば、その方はやはり終身雇用で就職をして、期限の定めのない雇用という形で就職をして、自分が、例えば十年とか二十年とか勤めたけれども、この会社の中ではこ...全文を見る
○濱田(健)委員 今回の対象者が、研究開発や事業の開始、転換などいわゆる企業の機密というのか、大事な部分にかかわる業務を対象とするということは、法案に書かれているとおりでございます。そういう業務にかかわる労働者が、三年なら三年、今回の法律でいったら上限三年、それで退職して別な会社...全文を見る
○濱田(健)委員 質問には出しておりませんが、変形労働についてちょっと意見交換をしたいと思うのですが、いわゆる法律に出ております一年単位の変形労働、一日十時間、一週五十二時間という部分ですが、所定の労働時間、当然、この変形労働の導入というのは、総枠でいって時間短縮というものが目的...全文を見る
○濱田(健)委員 今ちょっと細かい数字を申し上げましたけれども、一般的に見て変形労働制というものを特に中小の企業が使われて、先ほどから出ております四十時間制というのを何とか守っていこう、定着していこうという御努力をされております。私はやはり、今言った課題を含めて、一般のガイドライ...全文を見る
○濱田(健)委員 裁量労働制ですが、既にさまざまな危惧される問題点というのは出し尽くされたような気がいたします。  私も前に質問をいたしまして、大臣も、労働組合も頑張らなくてはならないという答弁をされた。いわゆる三六協定の締結率二七・七%という実態の中で、とりわけ未組織事業所に...全文を見る
○濱田(健)委員 今局長が答えていただいた部分を含めて、いわゆる今回の労使委員会、働く者の半数以上、それは労働組合があれば労働組合が主体となるわけでございますけれども、そこがきちんと機能するということを前提としながらも、やはりそこで決められた例えば決議の中身、これらをしっかりと担...全文を見る
○濱田(健)委員 労使委員会が労働者の過半数の代表または労働組合の代表で設置をされて、決議がなされます。しかしながら、裁量労働というのを受け入れる側にとったら、自分自身がそういう働き方を今回の法律にのっとってやりたいという一やはりあくまでみずからの働く意欲というものが労働には基本...全文を見る
○濱田(健)委員 決議がすべて守られることが、新しい裁量労働制をしっかりと運営していくための大きな柱だと思います。  人間の世界ですので、当然いろいろなトラブルは起こると思うのですね。監督署がそのトラブルに対していろいろ指導していかなくてはならない。労働者本人からもあるでしょう...全文を見る
○濱田(健)委員 国の行政は、いわゆる省庁再編を含めて、働く国家公務員の数の問題、総枠、そしてどこに重点的に置くのかということなんかも検討されておられます。しかし、現実的に数がふえるという現状にはない。四年に一回、三年に一回しか一つの事業所に監督に行けない、調査に行けないという厳...全文を見る
○濱田(健)委員 時間が迫ってまいりましたが、トータルとして、日本の労働者、千八百時間総労働時間、急いで実現しなければなりません。しかしながら、働く場、働きざまというのはいろいろございます。そういう状況の中では、総労働時間、特に時間外の仕事というものについて、先ほど大臣でしたか局...全文を見る
○濱田(健)委員 御案内のとおり、きょうは連合が全国各地から一万人の仲間を集めて、この労基法について東京で考える集い、集会をされました。集まってこられた皆さん方に何人かお話を議面でお聞きしましたけれども、やはりこの労働委員会の中で論議をする私たちに対して一番の訴えたい気持ちという...全文を見る
05月18日第142回国会 衆議院 労働委員会 第16号
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○濱田(健)委員 社会民主党の濱田健一でございます。  六名の参考人の皆様方には、月曜日の早朝からこうして貴重な御意見の御開陳と私たちの質問に丁寧にお答えいただきましたことを感謝申し上げたいと思います。あとわずかな時間、私の質問をさせていただきたいと思います。  山田参考人に...全文を見る
○濱田(健)委員 もう一点、これも山田先生ですが、新裁量労働制は、これまでの審議の過程の中でも、時間単位の賃金の低下や無定量の労働時間を誘発するのではないかという危惧感がいっぱい出てきたわけでございますけれども、新しい裁量労働制が適切に運用されるためには、いろいろな委員の皆さん方...全文を見る
○濱田(健)委員 変形労働について、これも山田参考人にお伺いしたいのですが、使用者側から見ると、変形労働というのは、繁忙の度合いに応じて働いてもらう時間といいますか、これを一週間、一カ月、一年というふうに変えていくわけでございますが、労働者の立場からいうと、この変形労働制は、総労...全文を見る
○濱田(健)委員 時間外労働について、これも山田参考人にお伺いしたいのですが、改正法案では、時間外労働の基準の効力についてどのようにお考えかということでございます。  例えば、基準で、一年三百六十時間と上限が仮に設定されるとします。その場合に、例えば一年四百時間の労使協定が締結...全文を見る
○濱田(健)委員 連合の松浦参考人にお伺いしたいのですが、きょうの委員会の中で最初に意見を開陳されました視点の中に、今回の労基法の改正案について、三点の連合案を中心に意見を述べられたと思うのですが、それを簡潔にもう一回教えていただければ幸いでございます。
○濱田(健)委員 最後にもう一点、松浦参考人にお尋ねいたします。  十五日の全国から一万人の皆さん方が集合された集会を、私たちも大変力強く、そしてそれを成功されたことにお喜びを申し上げたいというふうに思うのですが、この十五日の集会を前に、今述べていただきました連合案に対する連合...全文を見る
○濱田(健)委員 ありがとうございました。
05月20日第142回国会 衆議院 緊急経済対策に関する特別委員会 第6号
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○濱田(健)委員 時間がございませんので、提出者に三点、簡潔に御質問をさせていただきたいというふうに思います。  御案内のとおりに、我が国の財政は、現在、主要先進国中最悪の危機的状況に陥っており、現在の財政構造をこのまま放置すれば、将来、財政赤字を含めた国民負担率が七〇%という...全文を見る
○濱田(健)委員 二点目ですけれども、私は、党として今までも主張してきました、例えば消費税の持つ逆進性の解消とか今回のような特別減税、そしてある程度の恒久減税というものの必要性を前提としながら申し上げたいと思うのですが、アメリカの財政再建が成功したのは一九八〇年代のいわゆるレーガ...全文を見る
○濱田(健)委員 その辺の共通理解を持ちながら、三点目ですが、財政構造改革のためには、財政健全化の目標と各種の制度改革等による歳出構造の改革を一体として推進することが必要でございます。主要な経費ごとにそれぞれの経費の内容に即した、めり張りのきいたキャップを設定する仕組みは、それを...全文を見る
○濱田(健)委員 終わります。
05月21日第142回国会 衆議院 緊急経済対策に関する特別委員会 第7号
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○濱田(健)委員 社民党の濱田健一でございます。  尾身長官にお尋ねをいたします。  先ほど上田委員の方から、昨年の一月から今月までの経企庁が出しました経済報告という資料が配られました。それぞれの時期に一定の景気の動向の見解が述べられておりますけれども、意思表示されるときには...全文を見る
○濱田(健)委員 国民は、これまでのさまざまな経済対策、景気対策、それぞれ見てまいりまして、頑張っているとは評価しているわけでございますが、実態として自分たちの生活がなかなか回復しない、向上しないという中で、今度こそはという、今回のこの法律改正を含めた手当てに期待をしているわけで...全文を見る
○濱田(健)委員 そういう答弁が出るだろうとは思っておるわけでございますけれども、やはり大蔵省そして日本の中央銀行、緊密な関係というものが当然あるわけでございまして、独自性というものを強調される部分はもちろんそのとおりでございますけれども、現在の実態を含めていろいろと協議を強化さ...全文を見る
○濱田(健)委員 ありがとうございました。
08月25日第143回国会 衆議院 本会議 第6号
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○濱田健一君 私は、ただいま議題となりましたいわゆる金融再生トータルプラン関連六法案のうち、特に、閣法であります金融機能の安定化のための緊急措置に関する法律及び預金保険法の一部を改正する法案、不動産に関連する権利等の調整に関する臨時措置法案の二法案に対し、社会民主党・市民連合を代...全文を見る
08月27日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第3号
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○濱田(健)委員 きょうのこの集中審議もそろそろまとめの時間に入りましたので、私は、何点か基本的な部分について、総理を中心に質問をさせていただきたいというふうに思います。  日本長期信用銀行は、この三月に金融危機管理勘定から、BIS基準に適合する自己資本比率を確保するために一千...全文を見る
○濱田(健)委員 今の総理の御答弁は、きょうはお聞きするだけにしておきたいというふうに思います。  先ほどからお話が出ていますとおりに、合併に当たって、住友信託銀行の高橋社長は、八月二十一日、報道各社に三項目、合併の前提条件を言われました。日本長期信用銀行の債権は正常なものだけ...全文を見る
○濱田(健)委員 今のお答えが本当に国民の皆さん方に、なるほどそうだねというふうに納得されるかどうか、これがきょう始まったこの委員会の、法案もございますけれども、全体の終局に向けてやはり大きな論点となるだろうということだけは申し上げておきたいというふうに思います。  それで、私...全文を見る
○濱田(健)委員 仮にそれが許されるとしたときに、金融危機管理審査委員会の審査基準、この中に、例えば、優先株式等の引き受け後相当期間が経過しても優先株等を処分することは困難でない場合と規定した現行法がございます。  きょうの話をいろいろ聞いておりましても、破綻をしているのかして...全文を見る
○濱田(健)委員 現状と、これから表に出てくる中身というものがいかに合致するのか、そして、それが私たちにも審査する委員会にも、多くのところにしっかりと提示される必要があるということだけは申し上げておきたいと思います。  次に、長銀の今回の合併に向かうさまざまなリストラ化の中で、...全文を見る
○濱田(健)委員 今私が申し上げました部分も、来週予定されておりますいわゆる参考人質疑等々含めて活発な論議をしなければならないと思っておるところでございます。  最後に、日野長官にお尋ねをして質問を終わりたいと思うのですが、きょうの質疑の中で、仙谷、石井両委員もここにパネルを出...全文を見る
○濱田(健)委員 いち早い調査の結果とその公表を求めて、質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
08月28日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第4号
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○濱田(健)委員 質問の最初に、私、台風銀座と言われる鹿児島で生まれて育ちましたが、この四十八年間の中で、保岡先生もお気づきだと思うのですけれども、六月から八月の終わりまで一度も台風が来ないという、ある意味で異常な現象が続いております。しかしながら、台風四号が日本に接近して、東北...全文を見る
○濱田(健)委員 海外で事業を展開する大手銀行は、いわゆるデリバティブ、先物取引を含めて、こういうものが一度破綻してしまうと大きな金融不安、金融恐慌を招く。だから、お話を聞いていると、今回の長銀の問題を典型的な例として、絶対に政府としてはつぷさないんだ、合併を前提にした公的資金投...全文を見る
○濱田(健)委員 今の大蔵大臣の御答弁からいうと、いわゆる二つなら二つ、三つなら三つの銀行同士が合併をするという方向には、特に大手ですよ、それには政府としてはアドバイスやこういう方法がありますよというようなことは全くしないで、お互い同士の方向性が出るまでは待つのが政府としての立場...全文を見る
○濱田(健)委員 ということは、地方の小さな銀行であっても、お互いに今回のような合併のお話が出てきて、それがまだまだ資本余力も残していて、一緒になることが地方の経済も含めていいことであるということであれば、やはりこの制度を使って、いわゆる危機勘定十三兆円も投入をするということも考...全文を見る
○濱田(健)委員 話の流れというのが、この三日間、どうもテレビを見ていらっしゃる国民の皆さん方の電話なんかがかかってくるときに、大きな銀行だけを助けるのじゃないかという脈々と流れているそういう疑問点、それを今大蔵大臣は打ち消された答弁をされましたから、それはそれでいいというふうに...全文を見る
○濱田(健)委員 一律に十九行、一兆八千億投入した。そのうちの一つの長銀がこのようになってきた。あとの十八行はどんな状況なんだろう。情報は開示されていない。  いわゆる金融危機管理審査委員会がその当時出された申請の書類をしっかりと審査して、一律という言葉が悪ければ、審査で通る条...全文を見る
○濱田(健)委員 マーケットの実態が刻々動く中で、予想し得なかったこういう事態になってしまったということも全然なくはないと思うのですが、いわゆる危機審査委員会の審査基準、この委員会の中でも多くの委員が触れられておりましたけれども、この審査基準に問題はないのでしょうか。
○濱田(健)委員 まだまだいろいろな観点で、新しい、この出された法律以外にも整備しなければならない点がいっぱいあるということを申し上げて、質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
08月31日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第5号
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○濱田(健)委員 四名の参考人の皆さん方には、長時間本当に御苦労さまでございます。朝からいわゆる長銀への公的資金投入についていろいろな経過、かれこれが質問されておられますけれども、やはりどこに真実があるのか、どういうディスクローズが行われなければならないのかということ等が言われて...全文を見る
○濱田(健)委員 その激変に至った原因はいろいろあると。いろいろあるその原因を言っていただきたいと思います。
○濱田(健)委員 いろいろあるということの一端を述べていただきましたけれども、三月の公的資金の投入を申請されるときに、いわゆる金融危機管理審査委員会、ここの審査基準、当然、申請で出されるわけでございますから、それをクリアする正確な中身をつくってお出しになるということが基本ですよね...全文を見る
○濱田(健)委員 それと同じような形で、公的資金の投入を受ける金融機関は、今までの論議にありましたとおりに、みずからの経営実態を徹底的にディスクローズしなければならない。これは、日本版ビッグバンがスタートして、いわゆるそれを利用する国民の皆さん方にみずからの判断を正確に、各金融機...全文を見る
○濱田(健)委員 時間がありませんので、あと二点。  長銀の抱えていらっしゃる第二分類の債権にかかわる貸し倒れ引き当て率、これは融資先の経営実態に即したものなのかどうかという疑問点が私はあるのです。先ほど、こういう状況になった原因の中で少し触れられたかのように聞こえましたけれど...全文を見る
○濱田(健)委員 最後に、簿外債務の存在もちまたで言われているようでございますけれども、そのことについてはいかがでしょうか。
○濱田(健)委員 終わります。
09月03日第143回国会 衆議院 労働委員会 第2号
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○濱田(健)委員 時間が十分と制限をされておりますので、私は、変形労働制、裁量労働制、時間外・休日労働、深夜業の割り増し率の三点について、役所の明快な答弁を求めたいと思います。  一点目は、変形労働制についてですが、一年単位の変形労働時間制は、一日八時間、一週間四十時間の法定労...全文を見る
○濱田(健)委員 これからも今の大臣の御答弁どおりの改善策をお願いしておきたいと思います。  二点目は、裁量労働制です。  新たな裁量労働制は、当然ながら労使ともに運用の経験がない状態で労使委員会の検討が行われます。委員の選出手続、全会一致による決議、議事録の周知等、労使委員...全文を見る
○濱田(健)委員 今の問題については、いわゆる労使委員会等の本当に円滑な運営等々が必要になるのではないかと思っております。  三番目ですが、割り増し率の問題でございます。  時間外・休日労働及び深夜業に関しては、今回の改正法案において幾つかの措置が講ぜられることとされておりま...全文を見る
○濱田(健)委員 今回の労基法改正論議では、新しい制度も含まれるということで、働く皆さん方にはやはり不安感かれこれが残っております。この法律が成立したならば、役所としてはその対応について万全の措置を講ぜられるよう改めて申し上げまして、私の質問を終わりたいと思います。ありがとうござ...全文を見る
○濱田(健)委員 私は、提出者を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     労働基準法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について適切な措置を講ずるべきである。  一 女性保護...全文を見る
09月04日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第9号
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○濱田(健)委員 午後の本会議で野党三党の法案も提出をされるという状況で、いよいよ役者がそろったなという感じがいたします。  私は、今度のこの問題についていろいろと論議をお聞きしながら、やはり情報開示、そしてさまざまな機関の機能等がうまく働いていない、そのことが破綻した銀行をど...全文を見る
○濱田(健)委員 大臣が二年ということを基本に考えているけれども延ばす場合もあるとおっしゃいましたが、その延ばす場合の基準というのはもう既に明確になっているわけでございますか。
○濱田(健)委員 ですから、書くケースというものの判断はどういうところがどういうふうな形でやるのかということが、今構想がおありかどうかということです。
○濱田(健)委員 その仕組みについてももう少し論議をしなければならないと思いますが、時間がございませんので次に行きます。ただ、経営責任は当然のことでございますけれども、法的に問題があるとおっしゃった私財の提出というようなものなんかも、やはり国民が今のこの論議を聞いていて、なぜこん...全文を見る
○濱田(健)委員 私たちは、この審査委員会の機能が審査基準を含めて問題があるのではないか一あると私は思っております。であれば、この機構を何らかの手当てをして審査基準のハードルを高くしたり、または構成を変えるなり、機構としての新しいものをつくるなりしなければならないということを思っ...全文を見る
○濱田(健)委員 相当期間経過後というこのあやふやな言葉が、国民の皆さん方には、それは一年たった後なのか、十年たった後なのかという疑義が残るわけです。これをつくったときの論議を私も覚えておりますが、やはりこういう問題が起きていれば起きるほど、こういうふうにきちんと審議をしたのだ、...全文を見る
09月08日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第11号
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○濱田(健)委員 三党にお尋ねをしたいと思います。  まず、不良債権処理にかかわる基本的な部分でございますが、三党の考えでいらっしゃる不良債権処理の原則というものを改めてお尋ねしたいと思います。
○濱田(健)委員 法案に載っておりますとおりにお答えいただいたわけですが、この原則、政府案の原則というのも当然法案の中に盛り込まれていると思うのですが、それと比べての特徴というか力点というか、その辺がおありでしたら述べていただければ幸いなんですが。
○濱田(健)委員 枝野委員の今の御回答の中で、いわゆる債務超過に陥っている銀行等については存続させないというのが特徴だというふうに言われました。  私の前の佐々木委員からも長銀の問題が厳しく追及をされていたところでございますが、長銀への公的資金の投入の是非というのが、当然この委...全文を見る
○濱田(健)委員 もう一点ですが、一般論として、銀行の破綻前の対応はどんな場合でももうやるべきではないとお考えでしょうか。それに対するぬぐい去れない国民の不安というものが一般的に世論として流れているようでございます。この点についてどのように解消するのか、一般論としてでございますが...全文を見る
○濱田(健)委員 ということは、早期是正措置を講じる、そのことによって自己再建等に持っていく、通常の合併等で生き残るんだったら生き残っていくという努力をする、しかし、それでもだめだったときには、これはもう破綻として清算の方に向かっていくことが、よりこれからの金融界の新しい発展のた...全文を見る
○濱田(健)委員 破綻処理後の受け皿でございますが、私たちは、第一義的にはまずは民間銀行が受け皿となるべしというふうに主張をしているところでございますが、三党の案もそのことが当然原則でいらっしゃいますよね。
○濱田(健)委員 もう一点は、きょうも論議になりましたけれども、第二分類債権の細かな分類の必要性が論議されております。このことを含めて、第二分類債権の期間を区切っての強制引き当て率、これらの適用も図る必要があるのではないかというふうに私たちは思っておりますし、BIS基準に合致する...全文を見る
○濱田(健)委員 私が申し上げたいのも、今、古川委員の方が答弁されたような中身をしっかりと確立するべきということでございまして、そのように認識をしているところでございます。  最後に、いわゆる清算処分する破綻銀行と公的管理に移す破綻銀行の区分はどうするのか。法案を読めばわかるわ...全文を見る
○濱田(健)委員 各委員の論議を聞きながら、公的にいわゆる佐々波委員会が判断した十三兆円の使い方をこのままほっておくのか、もっと金融二法案の中身を変えていくのかという論議もする必要があるし、野党三党が提出されているように、もうこれはばさっと切ってしまって新しいスキームをつくるとい...全文を見る
09月09日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第12号
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○濱田(健)委員 本日、私は、政府提出の二つの法律案の中の不動産関連権利等調整委員会法、そして自民党提出の四つの衆法について、基本的な部分を御質問させていただきたいと思います。  まず、国土庁長官と提出者にお伺いしたいのですが、金融安定化法、ブリッジバンク法はラストリゾート、こ...全文を見る
○濱田(健)委員 そのことをベースに、調整法について御質問いたします。  まずはこの調整委員会ですが、事前に当事者同士で調整委員の判断に従うという大体確約、それがあって、調停、仲裁の案件が出てくる。しかしながら、最終的に調整委員会の解決案に不服があれば、当事者として従う義務はな...全文を見る
○濱田(健)委員 大臣のお答えが、それ相当の案件としてやってくれというふうに出てくることが期待されるというふうに今お答えになりましたけれども、るるお答えいただいている中身から想像すると、やはりどうしても、権利関係がぐしゃぐしゃっとなっているものが多過ぎるわけでございまして、一部の...全文を見る
○濱田(健)委員 その部分はもう少し、後日論議をさせていただきたいと思います。  この法律については、関係者間の合意がまとまれば、税務上の優遇措置として、債権者は債権の一部を放棄するかわりに損失分を無税償却できる、債務者も債務免除で生じた利益を累積欠損金として相殺できるようにな...全文を見る
○濱田(健)委員 大臣への質問、まだ二つぐらい準備しておりましたけれども、杉浦先生と村井先生がいらっしゃいますので、きょうはお引き取りください。  では、自民党の四法案について、サービサーについてちょっとお尋ねしますが、このサービサー制度、初めて導入するわけでございますけれども...全文を見る
○濱田(健)委員 申しわけございません。弁護士以外の民間で初めてこういう制度が導入されようとしているということを落としてしまいました。  時間が来ましたので、最後の質問にしたいと思うのですが、この法案において、金融機関が有する貸付債権だけではなくて、いわゆるリース、クレジットや...全文を見る
○濱田(健)委員 時間が来ましたので終わりますが、いわゆる法律案件としてつくられた中身と、こういう世界、現場の実態というのがややもすると大きく乖離するというのが現状でございまして、仮に法案が成立した暁には、今杉浦先生お話しされましたようなところの徹底的な管理というものが必要だろう...全文を見る
09月10日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第13号
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○濱田(健)委員 改めて政府にお尋ねしたいのですが、政府は、この委員会の審議を通じても、現行の金融安定化緊急措置法の枠組みで長銀への公的資金、税金の投入が可能であるという姿勢を一切変えていらっしゃらないと思いますが、今もそうだというふうに認識してよろしいでしょうか。
○濱田(健)委員 審議を通じて、長銀は破綻しているのではないかという声も、一つ一つの数字等出しながら明らかになりつつあると私は思っているわけでございます。  政府が投入できるというふうに判断をしておられるのであれば、八月の二十日に住友信託を呼ばれたように、長銀も改めて総理か大蔵...全文を見る
○濱田(健)委員 金融監督庁長官にお尋ねします。  先ほどの質疑の中で、ほぼ長銀についての下調べは済んだという答弁があったわけですが、長銀に関する検査は今月中に終了するというふうに理解してよろしいですか。
○濱田(健)委員 今の答弁であれば、長銀と住信の合併というものも、この委員会の審議を通して、超過債務に陥っていたら十三兆の公的資金の枠が使えないということがはっきりと表明をされているわけでございますので、この金融監督庁の調査の終結、そしてその結果が大きくこの長銀と住信の合併劇に影...全文を見る
○濱田(健)委員 大蔵大臣、今の長官の御回答といいますか、金融監督庁の調査結果も預金保険機構が請求をされるだろうというふうに今、まあ仮定の話ですけれども、言われました。そういうことからいうと、この長銀と住信の合併に向けて不良債権を償却するための財源とは言い切れないかもしれませんが...全文を見る
○濱田(健)委員 今までのこの委員会の審議をずっと聞いておりましても、情報開示という言葉がもう何百回と出てまいりました。行政の方も、そのことに前向きにやるということの回答は、言葉の上ではあるわけでございますけれども、国民の皆様方が今不信を感じているこの公的資金の投入のプロセスの中...全文を見る
○濱田(健)委員 大蔵大臣、そのときに、今の合併をされようとして苦心をされている条件が満たせなくなると私は思うのですが、長銀の残りの人生はどうなるんでしょうか。
○濱田(健)委員 我が党は、破綻前の処理という、きょうも質疑でございましたけれども、トータルして、国際的に、それで国内的にも、その銀行が破綻して大きな影響を及ぼす部分については、めちゃくちゃに、破綻だけでオーケーという思いを持ってはおりません。  そういう意味では、国民の皆さん...全文を見る
○濱田(健)委員 主張だけを受けとめるということなんでしょうか。
○濱田(健)委員 我が党が破綻前処理も重視しておりますのは、やはり金融不安を抑えつつ日本の金融機関の再編成を促すということを、これはどこの政党もそうだと思うのですが、視野に入れているからでございます。現在の金融不安は、日本版ビッグバン、四月からスタートいたしましたが、これと重なっ...全文を見る
○濱田(健)委員 いつかというのは、今のこういう緊急的な状況が落ちついて、じっくりと、オーバーバンキング、国内の金融界の整理というものを目指さなければならない、そういう意味でございますか。
○濱田(健)委員 長銀への公的資金の導入、そして、それが吸収合併への道を模索するための資金の活用というふうに国民の皆さん方は信じ切っているところがございます。危機勘定十三兆円の、これはずっと主張してきたわけですが、あれをつくったときの精神というものを絶対に忘れてはならないと私は思...全文を見る
09月11日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第14号
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○濱田(健)委員 前回に引き続きまして、国土庁長官に不動産の権利等の調整法についてお尋ねをいたしたいと思います。  八月二十五日の本会議における私の代表質問に対しまして、ゼネコン救済を目的にしたものではないか、ないという答弁が、この調整法についてございました。  しかし、この...全文を見る
○濱田(健)委員 大臣が今お答えになったとおりであるとしても、国民の感情というのは複雑なんですよ。  それで、一定水準以上の巨額な債務免除が許される、施されるという言葉は言い過ぎかもしれませんが、そういうゼネコン等については、国民の理解を得るためにも、経営陣の退陣、経営責任の厳...全文を見る
○濱田(健)委員 大臣は、ガイドライン的なものはふさわしくないということでございますが、国民感情は、やはりこれまでのさまざまな問題、事件等々の中で厳格化された責任のとり方というものを強く要求をしておりますので、行政の責務としてもその辺の指導は強化をしていただかなければならないとい...全文を見る
○濱田(健)委員 円滑化法という形でございますので、今先生がお答えいただきました部分、期待している声もたくさん聞こえてまいります。ただ、これがどのような運用をされるのかということについて、今説明してくださってよくわかったわけでございますけれども、これからの、今提案されている金融安...全文を見る
○濱田(健)委員 私は乏しい知識で聞いておりますが、国民の皆さん方から、この法案が出ていろいろなことを尋ねられる。先生みたいに本当に実務に携わった方がもっと詳しく具体的に説明してくださればわかりやすいんだけれども、国民一般の皆さん方がこのことに実際に携わるということは少ないかもし...全文を見る
○濱田(健)委員 ありがとうございました。
09月14日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第15号
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○濱田(健)委員 今、金融安定化法の与野党案について修正協議が進んでいるようでございますが、若干そのことについても触れながら御見解をお伺いしたいというふうに思います。  マスコミ報道の方が先行しているようでございますけれども、破綻処理のスキームの中で、その中心的な役割を果たす部...全文を見る
○濱田(健)委員 連立三党のときに、私たちも金融庁への早い移管というものを求めてまいりましたけれども、現在のスキームで当時の与党が合意をいたしました。  金融再生委員会の中に金融企画局の機能の破綻処理部分だけを移す、自民党的に言うと現在よりも進歩しているような主張があるとは思う...全文を見る
○濱田(健)委員 次の点に行きたいと思います。  破綻前処理策は社会民主党も重要視しておりま す。経済の現状を踏まえるならば、政治の場で本来この金融機関の破綻前処理策こそ集中して論議されなければならない課題だからです。そのことが今現実的に行われております。貸し渋り対策、健全な...全文を見る
○濱田(健)委員 時間がもう二分ぐらいしかありませんので、途中の質問を省きたいと思います。  今、委員会の中で、破綻前処理、そして破綻後のスキームをどのようにしていくかということを、本当のところ真摯に論議はしていると思います。しかし、どういうふうにスキームをつくり、どういう形で...全文を見る
○濱田(健)委員 終わります。
09月16日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第16号
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○濱田(健)委員 時間がございませんので、二問だけ質問させていただきたいと思います。  社会民主党は、貸し渋り対策、善意の借り手対策、地域経済や雇用対策の観点から、金融機能安定化緊急措置法の廃止を進んで望むものではございません。しかしながら、長銀の合併スキームとして、言われるよ...全文を見る
○濱田(健)委員 各党で協議をしているから意見は控えさせていただきたいということでございます。  いろいろな案が示されているようでございますけれども、例えば自己資本比率八%、四%、いろいろありますが、それよりも低いところでは公的な管理に移すというような話も聞こえてくるわけですが...全文を見る
○濱田(健)委員 破綻前、破綻後、公的資金の投入、いろいろな形が検討されるというふうに思いますが、社会民主党は、やはりこの銀行からの政治献金というのは、国民は絶対にこれからは納得しないということを強く意識しているものでございまして、その辺を申し上げて質問は終わりたいと思います。あ...全文を見る
09月18日第143回国会 衆議院 商工委員会金融安定化に関する特別委員会連合審査会 第1号
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○濱田(健)委員 まず、閣法から三点ほど質問させていただきたいと思います。  昨年の十一月、緊急経済対策が実施されまして、いわゆる信用保証協会のリスク幅を、たしか三%から一〇%まで高めたというふうに記憶しているところでございます。全国の信用保証協会のその後の事業概況を見てみます...全文を見る
○濱田(健)委員 努力はされていると思うのですけれども、今回の法改正で、政府は中小企業の資金調達の円滑化にどの程度向上が図れるものとお考えでしょうか。
○濱田(健)委員 枠といいますか財源的なものは確保される努力を評価したいと思うわけですが、政府系や民間を問わず、金融機関の貸し出しの融資審査について、当然、土地を中心とする物的担保で行われております。この融資審査は、そもそも担保になる土地を持っていなかったり、地価の下落によって土...全文を見る
○濱田(健)委員 現下の状況にかんがみて、審査の基準等を当然厳格に守るということも必要でしょうけれども、相手の身になってしっかり聞いて差し上げるということを丁寧にやっていただきたいというふうに思います。  鈴木先生にお尋ねをいたします。  信用保証協会法の改正案でございますが...全文を見る
○濱田(健)委員 保証対象の枠が広がるというふうに今鈴木先生お話しいただきましたが、その保証対象が、資本額または出資額が一億円以上五億円以下という形になって、特定の企業者、三億円以下であればどんな債務も保証できるというような読み取り方を私はしているところでございます。  そうす...全文を見る
○濱田(健)委員 三野党が出していらっしゃるほかの法律との関連性の中で、今私が申し上げたような疑念は担保できるというふうに回答いただいたと思います。そのように承知しておきたいと思います。  最後の質問ですが、借り手のモラルハザードを引き起こさないためにも、保証協会の審査、運用面...全文を見る
○濱田(健)委員 ありがとうございました。終わります。
09月18日第143回国会 衆議院 労働委員会 第3号
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○濱田(健)委員 大臣、お疲れのところですが、あと二十分程度、よろしくお願い申し上げます。  直近の労働のデータでございますが、きょうもう既に質問があったと思うのですけれども、七月の有効求人倍率、過去最低の〇・五〇、完全失業率も四・一%と、引き続き高水準で推移をしております。当...全文を見る
○濱田(健)委員 今大臣がるる所見をお述べいただきましたけれども、十五の春を泣かせるなという声も、いわゆる進学に関して言われている中身でございますが、就職についても、現下の厳しい状況の中、当然役所としては全体を見通して対応されるところでございますけれども、ぜひ若年層への一層の配慮...全文を見る
○濱田(健)委員 私の選挙区ではないのですが、選挙区の隣、宮崎県えびの市に高千穂電機というのがございましたけれども、ベンチャー企業でいい製品をつくって活発な企業実績も残していたのですが、ついこの間つぶれてしまいました。ここの皆さん方も、今の未払い賃金立てかえ払い事業に多分各労基署...全文を見る
○濱田(健)委員 法の限界というものがあると思いますけれども、やはり手厚くといいますか、細かく丁寧に事情を聞いていただいてということが労働行政のベースでございますので、これ以上のことはきょうは申し上げませんが、よろしくお願いをしたいと思います。  次の質問は、中小企業が、能力開...全文を見る
○濱田(健)委員 時間がもうありませんので、最後に大臣に、きょう雇用問題についての質疑が朝から五時まで長時間にわたって行われました。所管の大臣として、今の厳しい経済状況、そして今国会で、私もやっております金融再生の確かなビジョンづくり、こういうものが確立をして、国民の皆さん方が日...全文を見る
○濱田(健)委員 ありがとうございました。
10月02日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第18号
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○濱田(健)委員 金融再生委員会設置法案に規定されております金融再生委員会の委員長は、「国務大臣をもって充てる。」というふうになっております。金融再生委員会の所掌事務が大蔵大臣と金融再生委員会の共管というふうになっている立場から、この国務大臣というのは私は専任であるべきだというふ...全文を見る
○濱田(健)委員 提出者の池田委員からの回答をいただきましたが、その方向性が国民の望む方向性だと私も考えておりますので、ぜひ、この法律案成立のときには専任の大臣ということでお願いをしたいと思っております。  提出者にお伺いいたします。  金融機能の再生のための緊急措置に関する...全文を見る
○濱田(健)委員 同じ法律の中の五十三条、ここで、預金保険機構が公的資金で資産を買い取ることのできる金融機関ということで、イ、ロ、ハ、ニというふうに書いてあります。イが被管理金融機関、ロが協定承継銀行、ハが特別公的管理銀行、そしてニのところでその他の銀行等となっております。破綻後...全文を見る
○濱田(健)委員 国民は、今つくろうとしている法律案は破綻後のスキームをつくるというふうに新聞、テレビで理解していると思うのですが今枝野委員がおっしゃった、回答された部分では、破綻後のスキームの中にあるけれども、この項目自体は、破綻していないといいますか、そうなっていない部分も織...全文を見る
○濱田(健)委員 突っかかるようですが、であれば、今からつくられようとしている早期健全化のスキーム、どういう形になるかわかりませんが、これとの関係はどうなるのでしょうか。
○濱田(健)委員 時間がありませんので、先へ行きます。  これも覚書なんですが、財政、金融の完全分離及び金融行政の一元化は、二〇〇〇年の一月一日までに施行という形で書かれていたようでございます。この時点で金融再生委員会に、言われております金融企画局等のすべての機能が移されていく...全文を見る
○濱田(健)委員 わかりました。  次ですが、覚書の二のところに、金融再生委員会の規則をつくっていく場合に、三党に中間報告をして意見を聞くようにというのが載っております。私たちは、法律で決められました金融再生委員会、その運用についての規則を決めていくのは、まさに行政の主たる任務...全文を見る
○濱田(健)委員 大蔵大臣の最後の回答をそのままお受けしたいと思います。  質問を終わります。
○濱田(健)委員 私は、社会民主党・市民連合を代表いたしまして、ただいま議題となっております野党提出の金融機能再生関連四法案及び自民、民主、平和・改革の修正案と自民党提出の衆法四法及びその修正案に対し、賛成の討論を行います。  賛成討論ではありますが、まず冒頭、このたびの自民、...全文を見る
10月12日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第21号
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○濱田(健)委員 長時間かけて審議をしてまいりました金融再生法案がきょう参議院で成立をし、法律化されました。金曜日、そしてきょうと審議を始めました早期健全化法案、幾つか私も質問をさせていただきたいというふうに思うのですが、まずは大蔵大臣と提出者にお尋ねをしたいというふうに思います...全文を見る
○濱田(健)委員 オーバーバンキングと言われている今の日本の金融機関の中でこの法律が仮に成立した場合に、当然、きょう成立いたしました金融再生法との整合性がなければならないというふうに思うわけでございます。金融再生法による破綻前の特別公的管理という部分がございましたけれども、これと...全文を見る
○濱田(健)委員 次の点ですが、四月から始まった金融ビッグバン、この中で、自己資本比率を国際的に認められているBIS基準に持っていくために、各金融機関は非常に努力を重ねてまいりました。しかし、うまくいっていないということ。そのために、自己資本比率を高めるために貸し渋りというものも...全文を見る
○濱田(健)委員 健全化計画に書き込ませるということであれば、山本委員にお聞きしたいのですが、そのことをどう担保するかということがやはり気になるのですね。指導によるのか通達によるのか、または政省令として書けるのかどうか、まあ難しいとは思うのですが、その辺はいかがでしょうか。
○濱田(健)委員 別な点でお聞きしたいのですが、有価証券等の評価方法、今いろいろなところで論議がされているところでございます。私は、適切に今どのぐらいの価値があるのかということでの時価法を採用するのが最もベターだというふうに思っている者の一人でございます。  しかしながら、私た...全文を見る
○濱田(健)委員 企業会計審議会が二〇〇一年から時価法を取り入れなさいという方向性等を出されていますので、これは将来に向けて必ず検討をしなければならない課題だということをまずは申し上げておきたいというふうに思います。  それで、次に公的資金投入のための区分です。  普通株、優...全文を見る
○濱田(健)委員 やはりこの基準というのが、そしてその基準に基づく公的資金を例えば投入するということが決められたときに、責任の問題、リストラをどうするかとか、役員の皆さん方の責任をどうするかというようなことなんかも、国民の皆さん方はお金を入れるという部分について大きな関心を持って...全文を見る
○濱田(健)委員 最後に、三月の資本注入の時点でも、その後の貸し渋り対策がうまくいっていない、自己資本比率が一〇%ぐらいになったと言われているけれども、本当にそうなっているのかということを含めて、金融機関が自分たちの体質を正真正銘明らかにしていないのではないかという声が国民の中か...全文を見る
○濱田(健)委員 健全化のための対応をしていくということで、健全化の勘定というものなんかも検討されているようでございますが、私は、金融安定化法の二の舞を踏まない対応の仕方、中身の充実というものがこの委員会の中でしっかり論議されなければならないということを最後に申し上げて、終わりた...全文を見る
10月13日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第22号
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○濱田(健)委員 数点の御見解と確認をさせていただきたいと思います。  原案の修正によって、経営健全化計画の発表とその履行状況の発表は義務化されることになりました。原案の第五条二項のただし書きと修正案四項最後のただし書きは、金融再生委員会の裁量で情報の非開示を許すものであるとい...全文を見る
○濱田(健)委員 修正の第六条六号と、原案の第七条三号の「実行が見込まれること。」という書きぶりがしてあるところでございますけれども、この「実行が見込まれる」という判断基準はどのように作成されようとしておられるのか、提案者にお聞きいたします。
○濱田(健)委員 今、金融界のさまざまな不祥事に関して、公的資金導入というものに対する国民のアレルギー、これは弱くなっているというよりも、ますます強くなっているというふうに考えられます。再生勘定や健全化勘定、数字がちらちらしてきているようでございますけれども、公的資金導入に対して...全文を見る
○濱田(健)委員 私たちは、現下の金融機関に対する厳しい世論の中で、御党の政治献金に対する姿勢を問いただしてまいりました。私は、きのう、党首会談に参加することができませんでしたけれども、お聞きするところによりますと、きのうの党首会談の中で、平成八年以降、過去の借入金返済に充当する...全文を見る
○濱田(健)委員 昨年、自民党に国民政治協会から銀行業界によってなされた献金は四億六千五百七十三万円というふうに報道がなされているようです。住専問題のときに、銀行業界からの献金を辞退すると言いながら全銀協に献金を要請したという過去を見ると、この問題は重大な問題だというふうに私たち...全文を見る
○濱田(健)委員 著しい過少資本の状況にある銀行の基準をさらに明確にする必要があると私は考えます。とりわけ、再生法の特別公的管理と今論議しております健全化法の特別公的管理、ここは、きのうの党首会談でも池田政調会長もなかなかうまく説明できないというようなニュアンスでお話をなさったよ...全文を見る
○濱田(健)委員 きのうの質問の中で、中小零細企業への資金貸出枠の拡大を経営健全化計画に書かせ、確実な履行をという質問に対して、山本委員が十分配慮するという旨の答弁をされましたが、金融再生委員会の公表する具体的基準の中にどう盛り込むおつもりか、再度お伺いしたいと思います。
○濱田(健)委員 これもきのうの質問で保岡委員にお聞きしたわけですが、虚偽報告については法的手当てをすることも極めて重要というふうに答弁をされました。これは、銀行法二十六条のところに書いてある法的な規定で適用できるという解釈でよいのかどうか。その場合に、今回金融再生委員会ができる...全文を見る
○濱田(健)委員 有価証券等の評価方法について、低価、原価、時価の三つの方法で金融監督庁に届けさせ、その最も正しい評価は金融監督庁に任せるべきであるという趣旨できのう私は質問をいたしました。保岡委員は、コストがかかる、制度上、運用上いろいろ問題もある、ただ三つの評価は実質的に検査...全文を見る
○濱田(健)委員 最後の質問です。  今夜、予算委員会が開かれる予定になっているようでございます。予算総則書きかえということでございますが、再生勘定及び健全化勘定の政府保証枠、どういう根拠で数字が出てくればいいのだろうか、出てくるべきなんだろうかというふうな話があちこちでされて...全文を見る
○濱田(健)委員 これで質問を終わりたいと思います。  ありがとうございました。
10月13日第143回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○濱田(健)委員 突然のバッター変更で、ちょっと場違いな質問もあるかと思いますが、三点質問させていただきたいと思います。  まず、小渕総理にお伺いしたいわけでございますが、再生法案や、本日衆議院を通過しました健全化法案を通して、私たちは、銀行業界からの政治献金自粛されるべしとい...全文を見る
○濱田(健)委員 二年前の話でございまして、経理の方はそういうことはないということなのかもしれませんけれども、今回の総理のそういう御回答に対して、私たちは、政治献金の持つ、政党や政治家個人が活動していくために必要ではないとは申し上げませんけれども、やはり国民の目からして、現下の状...全文を見る
○濱田(健)委員 こういう状況は全国的にどのようにつかんでいらっしゃるのか。
○濱田(健)委員 現下の厳しい雇用状況や労働者の厚生的な面でこれは絶対に許すことはできないと思うところでございまして、これらの面について、大臣、どのように今後対応していかれるか。
○濱田(健)委員 同じ質問を、労働大臣、いかがでしょうか。
○濱田(健)委員 先日のテレビで堺屋長官と御一緒したわけでございますけれども、今の景気の問題、国民の皆さん方は、将来に向けての不安というものが、実際上の金融機関がどうだということも含めてあると。長官は、今までやはり不安要素、暗い面だけ出してきた、もっと明るい面を出していこうではな...全文を見る
○濱田(健)委員 この積立金はどのように運用されているのか、その内容をお知らせください。
○濱田(健)委員 年金の基盤が危うくなってきている。五つの提言の中では、そのほぼ一貫的に主張されている中身は、保険料の値上げ、給付額の低下という方向がその思想を貫いているというふうに思っているわけでございますが、こういう百二十六兆円にも上る累積剰余積立金、これらはこの五つの提言の...全文を見る
○濱田(健)委員 これで質問を終わりたいと思いますけれども、百二十六兆円という累積の積立金がある。これらは資金運用部で使われているわけでございまして、国民の皆さん方の積み立てたお金ということで、当然年金の新たな財源に基本的には使うべきものでございまして、また九四年の村山内閣のとき...全文を見る
12月03日第144回国会 衆議院 大蔵委員会 第1号
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○濱田(健)議員 今回の法改正に伴う対策は、いわゆる貸し渋りにより資金調達に困難を来している民間企業が事業活動を行うために必要な政策的な支援をすることが目的であります。民間金融機関を救済するためのものではございません。  こうした趣旨を踏まえて、不良債権のつけかえはあってはなら...全文を見る
○濱田(健)議員 金融監督庁を含めて、今の金融への厳しい世間の目というものに対しては、総合的なチェック体制というものを政府も強化をされているところでございますので、そこのところはやはり世間の目というものをきちっと気にすることがこれからの金融機関の信頼性を取り戻す大きなポイントです...全文を見る
○濱田(健)議員 現下の厳しい経済状況の中にあっては、民間企業の事業活動を支援することは喫緊の政策課題であるというふうに思いますし、経済社会政策への寄与を目的とする政策金融機関は、当然その役割を十分に果たすべきであり、その必要性は大きいというふうに思っております。  特に、今回...全文を見る
○濱田(健)議員 来年の通常国会での法改正により設立されることとなっております新銀行においても、今回の貸し渋り状況への対応に見られるようなさまざまなニーズに適切にこたえるための業務機能をそれ相当に備える必要があるというふうに思っております。  今回の法改正によって追加された貸し...全文を見る
○濱田(健)議員 御案内のとおりに、個別の案件についてきちんと審査をするというのは当然のことでございます。償還の確実性が定められている現行の開銀法にのっとって融資を行う必要があると思います。これによって、開銀等によっても不良債権のつけかえが行われないよう十分にチェックを行う必要が...全文を見る
12月07日第144回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○濱田(健)委員 濱田健一でございます。社会民主党・市民連合を代表して質問をいたします。  あす十二月八日は、太平洋戦争の開戦の日でございます。教師出身の私にとって、戦後、先輩たちがみずからのざんきと悔恨の情のもとに不滅のスローガンとして打ち立てた、教え子を再び戦場に送るなとい...全文を見る
○濱田(健)委員 その場合に、特に自社さ連立政権の場合には、連立を組むに当たって最初から政策の協議がしっかりなされ、その後にどういう形でやるのかということがなされておりますが、現在進もうとしている自民党と自由党の連立もそうなっているのでございましょうか。
○濱田(健)委員 総理、小沢自由党党首との十一月十九日会談で、連立政権をつくることに合意し、基本的な方向性で一致したということでございますけれども、この間のいろいろな機会での論議を聞いておりますと、総理の答弁と自由党の皆さんの見解が違っている。そして、その中で、政府委員の廃止、副...全文を見る
○濱田(健)委員 つまり、来年の通常国会前に連立という形をつくられる、閣内か閣外かわかりませんけれども。それまでには、政策協議という形が連立という性格を持つものに合致するような中身に、きちんとしたものが出てくるというふうに認識すればよろしいのでしょうか。
○濱田(健)委員 社民党が、さきがけ、自民党と村山政権をつくったのは、当時言われていた言葉で、強権的でタカ派的な政策を打ち出した小沢政治の方向に対する強い危惧感、これによって、憲法の理念に基づくハト派のリベラルの結集を目指した結果だと私たちは振り返っておりますけれども、今回の自民...全文を見る
○濱田(健)委員 今の総理の御答弁にありました、世界的に評価される日本の姿というのは、二十一世紀に向けてどういう姿なんでしょうか。
○濱田(健)委員 今憲法の前文のことを触れられましたけれども、大変失礼な言い方になるかもしれませんが、日本国憲法は、総理の目から見て、今、実施されて五十数年がたちますが、その理想がより現実に近づいていっているというふうに認識をされておられるでしょうか。
○濱田(健)委員 自民党と自由党さんが連立を組むという、国民のだれの目から見ても保守勢力同士の連立によって新旧の保守主義的な政策が遂行されるならば、私たちから見て、平和や福祉や雇用、そして環境や教育といったものが国民生活の課題の中から自助努力や自己責任にゆだねられていくのではない...全文を見る
○濱田(健)委員 では、この問題について最後の質問ですが、いろいろと政策協議、こういう方向でお互いに協力して仕事をしようということが連日のようにマスコミで報道されておりますが、次期通常国会等と申し上げましょう、次期通常国会以降、今言われております新ガイドライン関連法案、そして国際...全文を見る
○濱田(健)委員 一連の防衛庁の疑惑と政治改革についてお尋ねをいたしたいと思います。  政官業の癒着という形で一大汚職事件となりつつあります一連の防衛庁疑惑について、総理はみずからのリーダーシップで事件の全容解明を図るとともに、再発防止に向けて構造的な腐敗の温床を徹底的に断ち切...全文を見る
○濱田(健)委員 福祉に関する質問ですが、現下の深刻な消費不況、これは老後の生活不安や雇用不安、これらの暮らしの不安に起因するものであります。  総理は所信で年金や介護、医療、福祉の将来についてはほぼ一言も触れておられない、読ませてもらってそのように私は感じました。  この消...全文を見る
○濱田(健)委員 これで質問を終わりたいと思うのですが、きのう、教育界の先輩とお話しする機会がございました。その方が親しくされておられた、もう故人ではございますが、ある町の元町長さんのところに行かれたときに、その元町長さんが奥様に体をふいてもらわれていたところだったそうでございま...全文を見る
12月07日第144回国会 衆議院 労働委員会 第1号
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○濱田(健)委員 本日の審議を通して、改めて現下の厳しい雇用失業状況をお互いに確認をしたような気がいたします。そういう認識のもとに四点ほど質問させていただきたいと思います。  まず、現下の極めて厳しい雇用失業情勢の中で、中小企業における新たな雇用機会の創出を支援しようとする今回...全文を見る
○濱田(健)委員 今、大臣から述べていただきました基本的な部分でございますが、今回の改正は、単なる雇用機会の創出ではなくて、「良好な雇用の機会の創出」ということをうたっておられるようでございますけれども、その良好な雇用の機会というのは、具体的にはどのような雇用機会を描いておられる...全文を見る
○濱田(健)委員 今述べていただいたあらゆる面での職場環境、労働条件を含めて、この法律が通りましたら、やはり二十一世紀に向けて本当に働きたいという意欲の出るような指針というのも、今お話しなさいましたけれども、つくっていただきたいということを要望しておきたいと思います。  三点目...全文を見る
○濱田(健)委員 その点は了解しました。  次に、今回の改正が十分な効果を上げるための大きな一つのかぎというものは、中小企業者に対してこの制度をどのように周知徹底させていくか、先ほどから論議になっているわけでございますけれども、どのように周知徹底させていくかというところにあると...全文を見る
○濱田(健)委員 来年度の学卒者の就職の展望というのは非常に厳しいということが言われております。この深刻の度を増す来春新卒者の内定状況を私たちが踏まえるならば、現行ありますインターンシップ制度の抜本的な拡充、例えば未就職卒業者にかかわる期間一年程度の有給のインターンシップ制度とい...全文を見る
○濱田(健)委員 過去の失敗をある程度認められたような発言をされておられるようですが、私たちは検討に値する中身だというふうに思っておりますので、この提言はそれぞれ続けさせていただきたいというふうに思います。  なお、緊急経済対策の中に、中高年の労働移動支援特別助成金制度ですとか...全文を見る
12月11日第144回国会 衆議院 大蔵委員会 第2号
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○濱田(健)委員 社会民主党・市民連合の濱田健一でございます。  三十分の質問時間、貸し渋りと不良債権問題を中心に質問をさせていただきたいと思います。  まずは、戦時立法で統制色の強いと言われました日銀法の改正、これは金融民主化をキーワードとする金融行政改革の大前提であったわ...全文を見る
○濱田(健)委員 企業金融に対して支援策をいろいろと講じているというふうに述べていただきましたけれども、貸し渋りの影響を最も強く受けて厳しい経営環境にある中小企業のためには、ほとんど効果はないんじゃないかというような声が多くの皆さん方から聞こえてくるわけでございます。  今述べ...全文を見る
○濱田(健)委員 ビッグビジネスも厳しい環境にあることは当然です。ただ、これまでの日本の産業構造を支えてきた中小が、今まさにその土台となる部分をすべて崩されてしまうという状況まで、地方を歩くと見えてまいります。その辺を日銀の皆さん方は、日本の産業を支えてきたのは本当のところどこな...全文を見る
○濱田(健)委員 政策委員会の中でもいいかげんに論議をしているとは私も思いません。ただ、これだけ長い超低金利の時期というのが続いていくことによって、高齢者の皆さんを含めた多くの皆さん方がお金を使わない、いろいろな状況が出てきているわけで、ある程度の方向性というものを、こういう状況...全文を見る
○濱田(健)委員 景気が回復しなければ、公定歩合を含めて金利の部分を是正する環境にはないという御回答でございました。  この部分は、今幾らやっても水かけ論になってしまいますし、言わんとされるところも理解できるところでございますから、きょうの各先生方の論議の中でもあったように、日...全文を見る
○濱田(健)委員 国債の引き受けについては、慎重であるべきということで確認をしておきたいと思います。  不良債権問題に関する質問ですが、日本経済にとって最大の問題である貸し渋りの解消、これには金融機関の不良債権問題の解決が不可避であると認識をしているところでございます。その意味...全文を見る
○濱田(健)委員 日銀の考えはわかりました。  ただ、今回の健全化法、再生化法を含めて、国民の目というのはやはり非常に厳しいということを、お互い資本注入を受ける銀行は、そしてその責任というものが今までないがしろにされてきたというこの間の論議、これをやはりしっかり持つということを...全文を見る
○濱田(健)委員 という判断を当時はされたけれども、現実的に調べてみると長銀のような結果になってくるというこの現実が、どのように銀行の本質的なところをきちっとチェックできるのかという意味で、まだまだ監視体制等々強化をしなければならないという問題点が残っているということも自覚をしな...全文を見る
○濱田(健)委員 時間があれば、今述べられました透明性、合理化の中身というのをもう少し論議をする必要があるというふうには思いますけれども、きょうは時間がございませんので、その点は省きたいと思いますが、今言われた中身を含めて、より一層の国民に対する透明性、そして、このように頑張って...全文を見る