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開催日 会議名 発言
01月27日第145回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○濱田(健)委員 総理の施政方針演説、二十一世紀に向けて五つのかけ橋ということで、二十一世紀に向けた日本の方向性というものを示されたわけでございます。私は、その方針をお聞きしながら、すべての部分に、やはりこの日本において人材の育成というものが大変大事であろうということを考えてみた...全文を見る
○濱田(健)委員 ややもすると、子供たちが大きくなっていく、育っていくということが、社会人として大人になっていくための準備期間というふうに言われているところもございますけれども、やはり人間ですので、そのときそのときに生きている喜びそして悲しみ、いろいろな感情を持ちながら成長してい...全文を見る
○濱田(健)委員 私の聞き方も抽象的でございますけれども、子供たちにとって、育ちやすい、生きやすい社会というものを私は当然追求しているわけでございます。  私たちが、経済の成長、景気の成長といいますか、大人が望む世界と、子供たちが生きていく、幼年期、そして小学生、中学生、青年期...全文を見る
○濱田(健)委員 大変効果を上げているという文部大臣の御見解でございますが、多くの先生方が、技術的なことは、大学で学ばなかったものについて、学校に入ってから一年間学ばれるのでありましょう。  私も教育の現場を離れてこういう仕事を始めましたので、この五、六年の状況というのはそんな...全文を見る
○濱田(健)委員 取り扱いという言い方をいたしまして、扱い方というふうに訂正させてください。物みたいな感じで言ってしまいまして、大変失礼をいたしました。  学校の現場が非常に忙しいという状況、これはどの世界も一緒だとは思うのですが、子供たち、生徒の扱い方がわからないということは...全文を見る
○濱田(健)委員 制度としての改革を政府、文部省、一生懸命頑張っておられることには評価をしたいというふうに思います。  ただ、今学校五日制の学校現場は第二土曜日と第四土曜日だけ休みになっておりますけれども、これを二〇〇二年から学校五日制完全実施ということになったとしても、教師も...全文を見る
○濱田(健)委員 これもきょうはこの程度にしておきたいと思うんですが、私が総理と文部大臣にお尋ねし、そして言わんとしたいことは、複雑な社会状況の中で学校もそれに並行しながらいろいろな仕事が出てくる。子供たちの生活もいろいろな生活のパターンがある。  ただ、子供たちは、一番欲して...全文を見る
○濱田(健)委員 御努力をお願いしたいというふうに思います。  次に、ガイドライン関連法案を一部お聞きしたいと思うんですが、新しい日米防衛協力の指針、ガイドラインと言われているものの中に船舶の臨検という行為があるわけでございますが、周辺事態安全確保法には、これは船舶の検査という...全文を見る
○濱田(健)委員 検査というふうに訳されるのはそれは構わないんですが、普通は臨検というふうにこれまで使われてきたと思うんですね。検査という言葉は初めて生み出されたと思うんですが、そこは私の間違いでしょうか。
○濱田(健)委員 まあ私の間違いであればそれはそれで結構ですし、船舶臨検、船舶検査と違いがなければそれはそれで結構でございます。  これは国連安保理の決議を前提として行うということになっていると思うんですが、自由にそれができるようにすべきだという意見もあるようでございますけれど...全文を見る
○濱田(健)委員 野田大臣に、済みません、質問のあれはしていませんけれども、自由党はこれをなくせとはおっしゃってないのでしょうか、国連決議前提ということを。
○濱田(健)委員 国連憲章に基づく臨検という言葉を使われたと思うのですが、高村外務大臣は、検査だ、船舶検査だ。これが違えば、今野田大臣がおっしゃったように、国連決議を外しても構わぬのではないかというような考え方があると言われましたけれども、この辺、どうなんですか。
○濱田(健)委員 では政府委員、どうぞ。
○濱田(健)委員 では、それはそれとして、海上自衛隊はこの船舶検査というものをこれまでにやられたことがありますか。
○濱田(健)委員 次の質問の答えももう既に出してもらいました、マニュアルはないと。じゃ、どうされるのでしょうか、この法律が通ったら。
○濱田(健)委員 まだ全く考えていらっしゃらないということでしょうか。例えば、その船とまれということをどのような手法でされようとしているのか、もしありましたら。
○濱田(健)委員 マイクか拡声機かよくわかりませんが、とまれというふうに合図をする、それでもだめなら接近をするというようなことですが、それで逃げちゃったときにはどうするのですか。しようがないのですか。ああ残念だったと、もうそれでおしまいですか。
○濱田(健)委員 今防衛庁長官が言われた、その威嚇による発射といいますか、それをやったのはどこですか。どこがそういう形をとってやったわけですか、米軍ですか。
○濱田(健)委員 説得、接近、乗船というやわらかい手法をおっしゃいますけれども、私が知り得ている範囲では、米軍のマニュアルは威嚇による実弾を発砲するというふうに聞いているわけですが、これは間違いでしょうか。
○濱田(健)委員 きょうはこれ以上論議はしませんけれども、もう一回、防衛庁長官、先ほど防衛庁長官が言われたような方法をとって、とまらずに逃げていったときには、先ほど冗談ぽく言いましたけれども、この船舶検査というのは実行し得なかったということで、それでおしまいになっちゃうというふう...全文を見る
○濱田(健)委員 外務大臣もそれでよろしいでしょうか。
○濱田(健)委員 わかりました。これはまた後日、中身について論議をしたいというふうに思います。  日米安保条約第六条、当然先輩の皆さん方はおわかりのように、米軍が日本の安全、極東における平和及び安全の維持のために行動をする、そのために日本は日本の国内に基地を提供することができる...全文を見る
○濱田(健)委員 この話は蒸し返しになるかとは思うのですが、現在いろいろな、周辺のトラブルといいますか戦争状況に陥る前に、これだけ情報網があるわけですので、昔だったら緊急に、例えば日本の国のどこかの基地から出ていかなくてはならないというようなことがあったでしょうけれども、もうそれ...全文を見る
○濱田(健)委員 ちょっとこれは、きょうすべてやるわけにはいきませんので。  今、後方支援という形での協力関係、新しい法律でつくろうということになっておりますが、後方と、前線と言ったらいいんでしょうか、前方と言ったらいいんでしょうか、この概念をしっかりと分けることができるのかで...全文を見る
○濱田(健)委員 後方というのは、戦闘が行われない地域というふうに今言われましたけれども、戦闘は行われなくても、バックアップする国として敵性を持っているという相手側の判断が仮にあったとしたら、攻撃をされる目標として位置づけられることは想定できませんか。
○濱田(健)委員 昭和四十一年六月一日に、鯨岡議員の「アメリカの相手国である北ベトナム等から見れば、日本は直接の敵ではないけれども、敵性国のような形になっている。」のではないかという問いに答えて、当時の椎名外務大臣が、「ベトナム戦争がもう少し近いところで行なわれておるということに...全文を見る
○濱田(健)委員 今外務大臣が言われたことは非常に大事な点だと思いますね。そういう形での対応をしなければならない。  私の質問が、いわゆる後方支援の部分と、実際に極東の範囲の中で、地理的概念があるやなしやという論議がきのう、おとといずっとありましたので、それと少しまぜて質問をし...全文を見る
○濱田(健)委員 ほかにも幾つか質問を準備しておりましたけれども、時間が参りましたので、きょうはこれで終わりたいと思います。  ありがとうございました。
02月03日第145回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○濱田(健)委員 今山本委員も、消費税の目的化の部分や年金の二分の一国庫負担引き上げの部分を取り上げてお話をされました。私も、その観点で大蔵大臣と厚生大臣に、そして、情報公開について総務庁長官に幾つか質問をさせていただきたいと思います。  今回の自自連立の中で両党が合意されまし...全文を見る
○濱田(健)委員 目的化という意味で、福祉という形で今限定をされておられるようですが、始まったばかりの自自連立でございますので、将来に向けても、この政権の中で約束された目的化というのは続いていくものと考えてよろしいわけですか。
○濱田(健)委員 今大蔵大臣が、具体的な方向に展開をするかもしれないというふうにおっしゃいましたけれども、その辺はどういう意味なんでしょうか、具体的な方向に展開をするというのは。
○濱田(健)委員 基礎年金の給付費用の国庫負担というのが基礎年金の部分に入っていますよね。それで老人医療について、老人医療給付費に係る公費負担のうちの国庫負担、老人保健医療費拠出金に係る国庫負担等、そして介護については、高齢者居宅介護事業に係るものと特別養護老人ホームの措置費、そ...全文を見る
○濱田(健)委員 ですから、今でも抱えられていないわけですので、当然一般財源を投入されておられる。このままどんどん負担がふえていった場合に、今具体的な展開という部分について、もっと消費税を上げるという方向性になるのか。やはり、一般財源をシフトさせてこういう福祉の部分に使っていくと...全文を見る
○濱田(健)委員 合理化というのはどういうことなんでしょうかね。合理化をしていく、アイテムを合理化していく、上げない。
○濱田(健)委員 わかりました。  つまり、目的化した税が、将来の給付等の負担の増に対して、取る税の方を仮に上げていくという方向性をとるのか、給付の方を今と同じように、または今よりも低く抑えるというか、その方向性はまだ定まらずというふうに考えているんだということでよろしいんでし...全文を見る
○濱田(健)委員 福祉目的化ということでいいんでしょうけれども、もっともっと今回の合意については、少子高齢化社会という中で、高齢化の部分に対応している目的化だと思うのですけれども、少子という部分には、これは厚生大臣にお尋ねした方がいいかと思うのですけれども、質問の要旨にはございま...全文を見る
○濱田(健)委員 私たちは、八・八兆円の所要額に対して七・三兆円という形で既に、これまでも一般財源としてずっと使ってこられたわけですけれども、差額を一般財源で賄うということであれば、やはりこれからここの部分、どうしても金が要る。  今、厚生大臣、少子化の部分に一概に切って話はで...全文を見る
○濱田(健)委員 ですから、そこの部分を、この消費税導入をしたときの、少子高齢化社会に資するための税という大きな意味合いが、今、予算の総則に記されて、国民の皆さん方は、ようやくそうなったかというふうに思っていらっしゃるわけですよね。(発言する者あり)まあ、そういう理解を示すことは...全文を見る
○濱田(健)委員 もう一点、住宅の取得税制の部分を大蔵大臣にお聞きしたいわけですが、住宅減税についてですけれども、ローンの利子控除制度の採用が言われておりましたけれども、それは今回見送られまして、税額控除方式というものが図られました。  控除額、現行の百八十万から五百九十万弱と...全文を見る
○濱田(健)委員 一千万までのいわゆる借り入れといいますか、こういう部分でしかできない皆さん方のことを考えると、今話があったように、具体的になるのかどうかということはもう少し論議をしなければならないというふうに思います。  次に、年金の部分についてお尋ねをしたいというふうに思い...全文を見る
○濱田(健)委員 附則に書くということは、次、来年度、九九年、二〇〇四年にはこの部分はきちんと二分の一になるということが担保されるというふうに今厚生大臣は言われたというふうに理解してよろしいんですか。
○濱田(健)委員 時間がありませんので、情報公開関連について、総務庁長官にお考えを伺いたいと思います。  情報公開法、この国会で、速やかな成立とまではおっしゃいませんでしたけれども、総理もこれが国民の希望にこたえられる内容ででき上がることを期待するという趣旨の答弁をされておられ...全文を見る
○濱田(健)委員 今お話しになられましたとおりに、昨年政府案の提出後に、当時の野党が十二項目にわたる修正というものを出してこられました。この中身については私たちが与党のときにもさまざまな角度から論議し、主張をし、そしてある程度の方向に進んだものも数多くあるわけでございまして、長官...全文を見る
○濱田(健)委員 基本的に情報公開というのが地方の議会を先頭に進んできておりますけれども、今長官が言われたさまざまな障害というものを乗り越えていく基本的なスタートとしては、今政府案が出されたもの、そして十二項目の修正等々、それはのめる、のめない、いろいろあると思うんですが、基本的...全文を見る
○濱田(健)委員 この情報公開法というのを制定しようという機運が盛り上がってきたときに、国民の持っている知る権利という言葉がよく使われました。この知る権利をちゃんと行使できるようにしたいなというのが、いろいろな運動を含めて、もちろん政治家もそれにこたえていこうという気持ちになった...全文を見る
○濱田(健)委員 憲法の中に、国民、納税者は知る権利があるんだという説と、それはあるけれども、だからそれを法律の中に記載する必要はないんだというような説、まだまだこれは少し成熟していない論議だというふうに思うわけですね。  ですから、修正といいますか補強案の中に、知る権利明示と...全文を見る
○濱田(健)委員 時間がなくなりました。  当然、知りたいものを開示請求をやって開示するという方向に定まったときに、そこに、開示をしてもらうときに、手数料その他必要だというふうに思います。  これは、当然そのための経費として負担を、どこが負担をするのかというところでつばぜり合...全文を見る
○濱田(健)委員 最後に、情報開示についての請求が却下された場合に不服の訴訟が起きる可能性、当然この法律案でも論議をされました。  政府案では、訴訟所轄の規定がないために、不開示処分の取り消しを求める訴訟は東京地裁、高裁で行われることというふうになっているところでございますが、...全文を見る
○濱田(健)委員 長官が今最後にまとめられました、国会の場で政党間協議でまとめてほしいということでございまして、本当に一日も早いこの成立が期待されておりますので、各政党、御努力いただきたいというふうにお願いをして質問を終わりたいと思います。  ありがとうございました。
02月09日第145回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○濱田(健)委員 三名の公述人の皆さんには、本当に長時間御苦労さまでございます。  時間が少のうございますので、二問ほど質問させていただきたいと思います。  長谷田先生が資料を提示しながら、やはり消費税の凍結が景気の回復に一番の大きなインパクトを与えるんだと、消費性向を示して...全文を見る
○濱田(健)委員 ありがとうございました。
02月10日第145回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号
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○濱田(健)委員 三名の先生方には、長時間すばらしい公述と意見交換をいただきまして、ありがとうございます。  佐高先生に御質問をさせていただきたいと思います。  貸し渋りの対策として、私たちが与党におりましたおととしの十一月から、そして現在の小渕政権も、さまざまな対応をしてお...全文を見る
○濱田(健)委員 ありがとうございます。  もう一点、佐高先生にお尋ねしたいと思うのです。  きょうの公述の中でも、政治家への政治献金の問題が触れられております。私たちは二回前の総選挙のときから、政治改革の中身は、選挙制度ではなくてやはり金の問題、トライアングルをどう断ち切る...全文を見る
○濱田(健)委員 二宮先生にお尋ねしたいのですが、先ほどもございましたとおりに、六百兆円もの国の借金。ある人は、外国にそれぐらいの金を日本は貸したりためたりしているから、それで心配せずにチャラになるのだ、チャラというか相殺できるんだというような話を楽観視して言われる方もおられるよ...全文を見る
○濱田(健)委員 ありがとうございました。
02月16日第145回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○濱田(健)委員 盛り上がってきたところで、時間をお譲りしてこのまま続けてもいいような気がしておりますけれども、私の持ち時間ですので、質問をさせていただきたいと思います。  まず、民間の信用調査機関の帝国データバンクが発表いたしました一月の倒産の状況ですけれども、負債総額は前年...全文を見る
○濱田(健)委員 今の政府の認識、確かにそのとおりだと思います。  次に、景気回復の前兆が取りざたされている現在でございますけれども、中小建設会社に対する下請いじめというものが激増しているということが、マスコミ等によって知らされているところでございます。  今月の十二、十三日...全文を見る
○濱田(健)委員 チェックを強化するということも含めて、それでもこの問題というのは、こういう景気の悪いときにはどんどん一番下の方がしわ寄せをこうむるわけでございますので、法の改正も含めて検討していただきたいと思いますし、公取としては不正取引と、きちっと、取り締まる側としてはいい加...全文を見る
○濱田(健)委員 その独立行政法人の業務の評価でございますが、そのために各府省と総務省に、総務省ができるわけでございますが、評価委員会が置かれることになっておりますね。総務省に置かれる評価委員会は、「独立行政法人の民営化・主要な業務の改廃等の勧告を(総務大臣を通じて)独立行政法人...全文を見る
○濱田(健)委員 総務省に置かれる評価委員会と、ほかの各役所に置かれる評価委員会、そこで出てくる評価というものは、今考えられる範囲でいうと、どういう位置づけになる、上下の関係とかそういうのはどうなっているんですか。
○濱田(健)委員 大綱を読んでみますと、人事院の関与のあり方や省庁からの天下りの規制等も明らかではないと私は感じました。そういう観点からいって、各役所から独立行政法人を経由すれば、省庁と関係を有する民間企業への天下り、今、ある程度の歯どめをしておりますけれども、そういうことも許容...全文を見る
○濱田(健)委員 時間がありませんので、あと一点だけ。  同じく独立行政法人の件ですが、これについては、「職員団体等、各方面の十分な理解を求めつつ行い、一方的な適用は行わない」という、九七年十二月二十六日、当時の自社さの三党確認があります。また、労働関係への配慮をうたう基本法の...全文を見る
○濱田(健)委員 今の御答弁、確かに、いろいろなところから聞こえてくるのはプラスの評価とマイナスの評価がございますけれども、御努力だけは当然これからも続けていただくということを申し添えて、質問を終わりたいと思います。  ありがとうございました。
02月17日第145回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○濱田(健)分科員 化粧品の流通価格問題について、公取に質問をさせていただきたいと思います。  いろいろなところで、前も質問をしましたけれども、化粧品の価格がメーカーの希望小売価格にほぼ拘束されているのではないかという意見があるわけですが、その辺のところについて、部長としてはど...全文を見る
○濱田(健)分科員 今の答えが出てくるだろうと思っていたわけですが、それはそれとして、値引きされる化粧品、いわゆるセルフ品という言葉も使っておられるようですし、ほとんど値引きされない化粧品、値引きを許されないと言った方がいいのかもしれませんが、カウンセリング品という分類があるとい...全文を見る
○濱田(健)分科員 販売店の負っている義務というふうに言われました。そこがメーカーと小売店の契約関係だろうというふうに思っておりまして、ある程度、裁判の関係かれこれもその辺は認めているようだということは私も承知しております。  公取として、このセルフ及びカウンセリング品、どこで...全文を見る
○濱田(健)分科員 こういう質問は実におかしな質問ですが、小売店が化粧品を値引きしてはならないという商取引上の根拠が、どこかに適用できる部分がありますか。
○濱田(健)分科員 去年の二月に、東京都の生活文化局が都内の化粧品販売店の調査をいたしました。六品目やっているようですが、スーパーマーケットが最もメーカー希望小売価格どおりに売っている店が多いということで、平均九七・一%。次が化粧品の専門店で九六%。その他が九〇%。ドラッグストア...全文を見る
○濱田(健)分科員 そういうふうに、全体の同じ商品を取り扱うところが、例えば、契約なら契約で、そういうふうな対面・説明・店頭販売ということがあるのであれば、妥当性を欠くものではないのではないかというような今の御答弁ですから、それはそれで引き受けましょう。  では、今までそういう...全文を見る
○濱田(健)分科員 今言われた、新たに取引を開始するというときに、取引をする選択の自由、こういうところとはする、こういうところとはしない、そういう選択はどういう原則にあるのか。例えば、一定の数を購入する、代金支払いについても問題はない、そういう商品の取引をする上でスムーズにやりと...全文を見る
○濱田(健)分科員 ということは、化粧品のメーカー、いろいろ大きなところ、小さなところがあると思うのですが、それは、ただ企業という立場だけじゃなくて、社会的な責務というものを持っておられる。これはある意味では、化粧品という、生きていく上での、女性も男性もそうでしょうが、生活に潤い...全文を見る
○濱田(健)分科員 例えば、そういう取引上の自由、選択の自由ということは、うちの商品については、うちの希望価格で売ってもらうところしか卸さない、安売りするところには卸さない、そういう自由はあるというふうに考えていらっしゃるわけですね。
○濱田(健)分科員 例えば、話は少しかわるのですが、本店がある、そこはチェーン店を当然持っている。本店が、ある化粧品の商品を一括して購入する、それを自分たちの系列の支店に卸して販売する、こういう商行為は公取から見て何らか問題点がありますか。
○濱田(健)分科員 これも一つの事例なんですけれども、今まであるメーカーからチェーン店を持っている本店に化粧品が出荷されて、それが支店に回されていた。それについては何ら流通上のトラブルはなかった。ところが、あるときから、本店から流してもらっちゃ困るんだ、支店に流してもらっちゃ困る...全文を見る
○濱田(健)分科員 ですから、これまで本店がメーカーから一括して仕入れて、それを支店に回していた、そういう仕入れと販売ルートで数年間何ら問題がなかった。それが、ここに来て、そういうふうに支店に回してもらっては困る、私たちはこれからは個々の店で契約をして売ってもらいたいのだと。個々...全文を見る
○濱田(健)分科員 規制緩和が叫ばれておりますね。どこに行っても価格をこれで売れという商品を見つけ出すのに苦労をする。そういう時代の中にあって、まだまだこの業界には、この商品は値引きして売るな、だめだよというふうに制限をする傾向を私は感ぜざるを得ません。  ましてや、値引きする...全文を見る
○濱田(健)分科員 独禁法の十九条は、不公正な取引方法を禁止している条文になっておりますね。  公取は、平成三年の七月に事務局が、「流通・取引慣行に関する独占禁止法上の指針」というものを作成されているようです。私も手元に持っておりますけれども、その中に、不公正な取引方法の事例と...全文を見る
○濱田(健)分科員 最後に、私は、いろいろな場面を見ながら、この十六項目に書かれていない、または見えてこない内容によって、そういう場合には不公正な取引をやってもいいというような認識をメーカーに与えるおそれが、そういう逆な形で指針を使われている、告示を使われているというふうに感じる...全文を見る
○濱田(健)分科員 ありがとうございました。
02月18日第145回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○濱田(健)委員 限られた時間ですので、予算そのものとガイドライン関連について、二問御質問をさせていただきたいと思います。  この予算委員会の質疑を通して、日本経済、景気の大きな曲がり角をどうするかということを痛切に私は感じたところでございます。そして、景気回復が進み、経済の安...全文を見る
○濱田(健)委員 社会民主党も、あした予算の組み替え動議を出させていただきます。私が申し上げました、ほかにもあるんですが、この九点については、大きく国民の皆さん方が注目している中身でございますので、しっかり検討をいただきたいと要望を申し上げておきたいと思います。  新ガイドライ...全文を見る
○濱田(健)委員 終わりますが、今の、この予算関連という形でこの論議もなされました。場外では修正の話かれこれも既に出ているようでございますが、これから審議するものを修正云々という話が出ているのであれば、私たち社会民主党は新たに法案を出し直すということを要求して、終わりたいと思いま...全文を見る
02月19日第145回国会 衆議院 本会議 第8号
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○濱田健一君 私は、社会民主党・市民連合を代表し、政府が提案しております平成十一年度政府予算三原案に対して、反対の立場で討論をいたします。(拍手)  反対の第一の理由は、政府予算案は、歳出総額八十二兆円に上る予算規模にもかかわらず、国民の期待する方向とは大きくかけ離れているから...全文を見る
02月19日第145回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○濱田(健)委員 私は、社会民主党・市民連合を代表し、政府提出三案について政府が撤回のうえ組み替えを求めるの動議について、趣旨の弁明を行います。  今、日本経済は大きな曲がり角に差しかかっています。景気回復が進み、経済の安定成長が図れるのか、それとも景気悪化の傾向を強めるのか、...全文を見る
03月11日第145回国会 衆議院 文教委員会 第5号
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○濱田(健)委員 社会民主党・市民連合の濱田健一でございます。時間がございませんので、三点に絞って質問をしたいと思います。  各国立大学の医療技術短期大学部、御案内のとおりに、平成六年から各四年制大学の医学部の保健学科として改組をされてまいりました。そういう中で最初の、平成六年...全文を見る
○濱田(健)委員 着実に改組・転換されてからの実績を上げておられるように感じました。また、就職や大学院への進学、新たな技術、技能そして知識を得られる取り組みのインセンティブを与える形にもなっておられるようですので、ぜひ内容的に力を入れていただきたいというふうにお願いをしておきたい...全文を見る
○濱田(健)委員 ありがとうございました。  介護保険が導入されていって、その運用が進んでいくに従って中身の充実をどんどん図らなければならないと思っております。そういう意味では、この保健学科等を出られた皆さん方が、日本の介護保険の進展に伴い、やはり現場の指導的な立場に立ってもら...全文を見る
○濱田(健)委員 私が最後にお願いした業績評価というものを今言っていただきましたので、そこのところをきちんと把握して、やはり若手研究家がいい環境の中で伸びていく、それがひいては大学教育、学生に対する効果の助長につながるという側面をしっかりと持って頑張っていただきたいと思います。 ...全文を見る
03月19日第145回国会 衆議院 文教委員会 第6号
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○濱田(健)委員 社会民主党・市民連合の濱田健一でございます。  日本学術振興会法の一部を改正する法律案について、基本的な部分について数点大臣に御質問させていただきたいと思います。  平成七年十一月に科学技術基本法が制定をされて、八年の七月には基本計画、十年を見越した前半五年...全文を見る
○濱田(健)委員 基本法による基本計画の推進によって、さまざまな形での公的なバックアップというものが進められているという問題の趣旨で今御回答いただいたわけでございますが、平成八年の日本全体の研究費、これは民間を含めて、教育白書の中で拾ってみますと、十五兆七百九十三億円、公費負担の...全文を見る
○濱田(健)委員 今回の改正案の中心であります科学研究費補助金でございますが、この研究種目はいろいろなジャンルの分け方があるようでございますけれども、申請種目といいますか、いろいろな立場で、いろいろな領域で研究活動されておられる皆さん方から相当数の申請が見られるようでございますけ...全文を見る
○濱田(健)委員 ありがとうございました。  地元のことでちょっと恐縮なんですが、桜島の関係でございます。  私も五十年近く毎日見なれた風景で、あの噴火、あの火山がなければ非常に平たんなところだ、風景がおもしろくないなというふうに思っているわけでございますが、火山によるいろい...全文を見る
○濱田(健)委員 ぜひ、火山予知、災害予防という意味でその研究を深めてもらって、具体的な措置ができる中身というものを御提示いただきたいと思います。  最後に、やはり科学技術の振興については、子供たちがそのことをしっかりと学び興味を持つということが大事でございます。さまざまな取り...全文を見る
○濱田(健)委員 村山内閣のときに、教育は未来の先行投資だと言われた言葉を私たちは改めてかみしめながら、科学技術の予算、そして文教予算全体をやはりふやすということが日本の二十一世紀の発展の礎になるということを改めて認識しながら頑張りたいと思います。大臣、どうもありがとうございまし...全文を見る
04月01日第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第5号
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○濱田(健)委員 総括が終わる段階ですので、ちょっとこれまでのいろいろな質問に対するおさらいみたいなものを社民党的にさせていただきたいと思います。  これまでの論議の中で、日米共同作戦や相互協力等、日米安保条約の枠内でするのだと言っておられますけれども、私は、本当にそうかと思う...全文を見る
○濱田(健)委員 私は、安保そのものが変質してしまったからこそ附属文書であるガイドラインをつくりかえなければならなかった、そして、国内法の整備も、その中でうたわれていない中で周辺事態安全確保法という新しい法律もつくらなければならない、そういう状況に政府自身が追い込まれてきているの...全文を見る
○濱田(健)委員 私は詭弁だと思いますね、その総理のお話は。  それで、関連して言いますと、外務大臣にお尋ねしたいのですが、これまでも、周辺事態の周辺というのは特定した地域ではない、事態の方が、その中身の方が重要なんだと言っておられましたけれども、周辺という言葉がある以上は、当...全文を見る
○濱田(健)委員 今のお答えでいうと、事態が起きた、その中身によって、非常に遠いところであっても周辺になるし、近いところでも周辺にはならないという判断を政府がやるんだということでよろしいんでしょうか。
○濱田(健)委員 そこのところも、国民の皆さん方にはよくわからない、論議を聞いてきてもわからない中身だという話ばかりでございます。  時間がありませんので急ぎますが、周辺事態法の十二条でございます。  この法律の必要な事項は政令で定めることとする。必要な事項は政令で定めること...全文を見る
○濱田(健)委員 共同計画検討委員会というのがございます。この中で相互協力の計画を立てる、共同作戦の計画を立てるというふうに言われておりますけれども、これは、九条のいわゆる自治体や民間協力、これらもやるんでしょうか。今長官がお答えいただいた、その他のすべての政令事項で定める中身も...全文を見る
○濱田(健)委員 ということは、私が今言いました自治体の協力とか民間の協力とかというところについて共同で論議をし合う場ではないというふうに理解してよろしいですね。
○濱田(健)委員 今の、局長級のところで自治体や民間の協力の中身は決めていくということですが、それはいつごろ発表する、できることになるんですか。
○濱田(健)委員 この共同計画検討委員会が過去三回行われたということでございまして、自治体の協力等々について二月に十項目出されました。まだまだこれから出てくる中身なんでしょうが、この十項目というのが、今答弁された、今までの論議の中で出されてきたものを具体的にこういうものですよとい...全文を見る
○濱田(健)委員 予算委員会の中で出てきたものという今の答弁は、予算委員会の中で、どういう中身が考えられるか、今考えられる範囲という形で提示をしたということであって、まだまだこれからいろいろなものが出てくるというふうに私は理解しなければいけないのでしょうか。
○濱田(健)委員 先に行きます。  後方地域支援と後方支援の違いを改めてお伺いしたいと思います。
○濱田(健)委員 後方地域支援という言葉について、政府のこれまでの憲法解釈というものをちょっとおさらいしてみましたが、後方地域支援は、戦闘行為が行われていない後方地域で、それ自体が武力行使に該当しないものを行うのだから、集団的自衛権の行使に該当せず、憲法に違反しないとしてこられた...全文を見る
○濱田(健)委員 しかしながら、憲法に違反しないからといって、後方地域支援のような活動を行う場合に、国際法上の根拠が何らか必要になってくると思うんですが、ここはいかがですか。
○濱田(健)委員 これまでの憲法解釈によれば、個別的自衛権の発動の要件、これが三つあったと思います。我が国に対する急迫不正な侵害のあること、二番目に、これを排除するために他の適当な手段のないこと、三番目に、必要最小限の実力行使にとどまるべきこととされていたと思います。  後方地...全文を見る
○濱田(健)委員 武器の使用等々もうたわれているわけでございますけれども、やはり国際法上の何らかの根拠というものを、先ほど回答ありましたように、必要ないと言われましたけれども、これはほかの国々は当然要求してくるんじゃないですか。違いますか。
○濱田(健)委員 時間がなくなりましたので、改めてお願いといいますか、前回の土井たか子党首の野呂田防衛庁長官への質問、つまり、共同計画検討委員会で行われている日米防衛協力のための指針に基づく日米共同作戦計画と日米相互協力計画についての実務的な検討の中身は、審議に対して必要要件であ...全文を見る
○濱田(健)委員 野呂田長官は、平素から協議をし、そして緊急なときに備えると。平素から研究をする、論議をするわけですから、これはきちっとやはり国民の前に明らかにすべきだというふうに申し上げて、私の質問を終わりたいと思います。  ありがとうございました。
04月14日第145回国会 衆議院 文教委員会 第7号
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○濱田(健)委員 時間がわずか三十分ですので、けさから延々と論議をお聞きいたしましたことの押さえを少しさせていただきたいと思います。  組織の運営についてでございますけれども、学長のリーダーシップの発揮、そして学部長の職務の明確化、教授会の機能の明確化、これも大変重要だと私も思...全文を見る
○濱田(健)委員 省令で定めるいろいろな中身というのが、今も質問がございましたとおりに、まだ明らかでないという中身もございますけれども、先ほどから論議されております運営諮問会議について、大学運営の民意の反映だとかアカウンタビリティー、これらの向上という意味では趣旨には賛同できるも...全文を見る
○濱田(健)委員 そういう意味で、大学改革を進めていくということからすると、大学の中のそれぞれの機関の仕事の役割分担、今出されました運営諮問会議が外からさまざまな提言をするということもこの法律の中でうたわれております。  きょう論議に出なかった、私も時々ちょっと出入りしましたの...全文を見る
○濱田(健)委員 今大臣が言われた、大学におられるころに年三回学生と懇談会を持った、意見を聞いた、学生が大学の運営に直接的には参加していないのは事実でございまして、間接的に、有馬先生を通してという形でございました。そのことが学生にとって、先生と懇談を持たれたことが自分たちの大学の...全文を見る
○濱田(健)委員 そういう形で、個人として努力されておられる先生方はたくさんおられます。義務制の中にも、先生の通信簿という形で、学期末に先生が子供たちに渡す部分と、逆に子供たちが渡すというところで、お互いに、その学期、その年の自分たちの教育の実践、学んだ、学ばせた、その結果の交流...全文を見る
○濱田(健)委員 学内の改革がこの改正案の中心的趣旨でございます。学生が入ってくるときに、今の日本の教育の中でやはりいびつな状況である大学入試、センター試験を含めていろいろと考えられることを努力しておられることはわかるわけでございますけれども、今回の大学審議会の答申の中では、この...全文を見る
○濱田(健)委員 先ほど藤村委員も質問の中で触れられましたけれども、子供たちが大学に入るには、センター試験を受ける、高等学校を卒業していない子供たちは大検を受けてやる。今大学入試を受ける資格を持つというのは二つですか、センター試験は大学入試そのものですけれども。ですから、このセン...全文を見る
○濱田(健)委員 次に、学部教育の充実策という意味で、今回の大学審議会の答申では教育研究の質の向上ということを求めております。教養教育を重視するとか、責任ある授業運営と評価を行うというふうな指摘がなされているわけでございまして、今度改訂される学習指導要領、これでは高等学校以下、非...全文を見る
○濱田(健)委員 今大臣がおっしゃったとおりに、高等学校が、全日制の普通科、総合高校、職業高校ですか、いろいろな形で路線がつくられていく。そうすると、大学の入試を経て大学に入るという、高等学校で培った力というものも、ある部分だけは非常に特化して力をつけてくる子供もいるし、しかしほ...全文を見る
○濱田(健)委員 ありがとうございました。  きょうの論議を聞きまして、やはり大学の自治というものの大切さというのは、どの委員からも、そして役所の方からも出されました。そのことと、私が冒頭申し上げた評議会や教授会や新しくできます運営諮問会議、これらが役割分担としてきちっと機能す...全文を見る
04月15日第145回国会 衆議院 本会議 第23号
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○濱田健一君 私は、社会民主党・市民連合を代表いたしまして、ただいま議題となりました職業安定法の一部を改正する法律案及び労働者派遣法の一部を改正する法律案に対し、小渕総理並びに甘利労働大臣にお尋ねいたします。  職業安定法の一部を改正する法律案は、批准を予定しているILO百八十...全文を見る
04月16日第145回国会 衆議院 文教委員会 第8号
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○濱田(健)委員 四名の先生方には、きょうは貴重な御意見をいただきまして、大変ありがとうございました。  社会民主党の濱田健一でございます。  時間が短いですので、四点ほどお尋ねをさせていただきたいと思います。  学部三年卒業の道をこの法案で開いておりますけれども、浜林先生...全文を見る
○濱田(健)委員 極めて慎重にと。そして、今の大学の仕組みであると、この三年卒業というのがそう大きく適用される部分というのはあり得ないだろうということでございますし、各大学学部のきちんとした基準なりを出していく、学生の持っている資質、方向性、そういうものを先生方が相当多くチェック...全文を見る
○濱田(健)委員 大学の運営諮問会議等、民意の反映という形で今回の法律改正はうたわれておりまして、大学の中にある各部署が役割分担をするという意味では、ある意味で使い方によって評価ができると私も思っているわけでございますが、であればあるほど、今回の法律の改正の中に、学生の参加の部分...全文を見る
○濱田(健)委員 最後に、開かれた大学という意味では、そこにある知的財産を、地域の課題や、今からますます大事になります生涯学習、そういうところにどんどん生かしていただく。また、地域の皆さん、県民といいますか、そういう人たちも利用すべき相互の交流というものが大事になってくるというふ...全文を見る
○濱田(健)委員 ありがとうございました。
04月22日第145回国会 衆議院 文教委員会 第9号
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○濱田(健)委員 わずか十分ですので、三問程度整理をさせていただきたいというふうに思っているところでございます。  この間の審議、そして参考人への質疑等々で、学部三年卒業、この問題もいろいろと論議をされました。参考人の御意見も、高校の二年次から大学への進学という道が開かれている...全文を見る
○濱田(健)委員 参考人の御意見の中に、浜林参考人がエリートはやがて伸びないというような文書もつくっておられまして、私はそうは思わないんですけれども、今大臣にお答えいただきましたとおりに、将来を見通して、その学生がよりよく伸びていくためにどう三年卒業を認めるかという観点で、ある意...全文を見る
○濱田(健)委員 ありがとうございました。  最後に、大学改革の推進、当然財源の確保が必要でございます。  私は、多分これから一生忘れられない言葉の表現として、村山政権のときに、教育は未来への先行投資であるという言葉が非常に印象的に頭の中に残っている。これは、幼稚園教育といい...全文を見る
○濱田(健)委員 ありがとうございました。
04月28日第145回国会 衆議院 労働委員会 第9号
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○濱田(健)委員 大事な法律案でございますので、相当な時間をかけての論議がなされるものということで、本日は、わずか三十分ですので、概括的な質問をさせていただきたいと思います。  ちょっと質問にはなかったのですが、局長に質問というよりも思いということでお尋ねしたいのですけれども、...全文を見る
○濱田(健)委員 それは、この法律で短期、一時的、臨時的という言葉が言われておりますので、そうだと思うのですが、私が申し上げた、いわゆる日本型の長期雇用という形である長期能力蓄積型という部分と、今ある二十六業種に当たるのかどうか、ちょっと違うとは思うのですが、専門能力を活用して一...全文を見る
○濱田(健)委員 では、業務でも構いません。  同一事業所といったときには、どのような範囲で考えればよろしいのでしょうか。
○濱田(健)委員 わかりました。ある程度の大きさというのがそこでは言われているというふうに、現時点では理解をしておきたいと思います。  業務に関してであれば、先ほどもありましたけれども、班や係というところで、例えば三つの班がある。三人の人が派遣で来ている。難しくならないように、...全文を見る
○濱田(健)委員 きょうはこれ以上申し上げません。  よく使われる臨時的、一時的な業務に携わる正規雇用に影響を及ぼさない仕事、派遣される仕事ということでございますが、臨時的、一時的な雇用というのは、今回の改正案のどの条文にそれが書かれているのでしょうか。
○濱田(健)委員 そこで読み取ってほしいというところですね。きょうはそれでいいでしょう。  それで、働く側も雇い入れる側も、いろいろな働きぶりのニーズの中で変わってきて、短期間いろいろな仕事をしてまたほかの仕事にも移りたいというようなニーズがあるんだということでございますが、こ...全文を見る
○濱田(健)委員 申しわけありません。大臣にまずお聞きする予定にしていたんですが、少し局長とやりとりをさせていただきました。  今、労働省が派遣業務の原則自由化という形に踏み切る大義名分といいますか、それは、正規雇用に取ってかわるものではない、いろいろな歯どめをしているんだとい...全文を見る
○濱田(健)委員 先ほどから出ている疑問といいますか危うい点を解消するには、一年たって同じ課、同じ係、そういうところで持ち回れるような可能性を残すのであれば、やはりしっかりと雇い入れるという仕組みを何らかつくっていく方が企業にとってもメリットがあるのではないかなと私は思います。一...全文を見る
○濱田(健)委員 本会議の総理への質問でも、今私が申し上げました部分、現下の状況の中でこの法律案を改正することが適宜性を持っているのかというふうに質問をしました。総理は、「現下の厳しい雇用失業情勢のもとで、労使双方の多様なニーズに対応し、適切な就業機会の拡大に資する」という答弁を...全文を見る
05月07日第145回国会 衆議院 労働委員会 第10号
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○濱田(健)委員 労働者の保護措置の実効性という点からひとつ質問をしたいと思います。  今回の見直しの案をずっと見てみますと、派遣元に対する改正規定が主でございまして、派遣先という部分についてはほとんど触れられていない。法の体系、諸外国の例の中にも、雇用者責任というものが雇い元...全文を見る
○濱田(健)委員 私が言っているのは、二十六業種以外に新しい法の体系の中で登録型という形でこれが実施されるわけですので、いろいろなところから常用型雇用という形に位置づけろというような提案等もなされておりますが、登録型という形で進む。そういう場合に、今局長が言われた、全体はそうかも...全文を見る
○濱田(健)委員 私が申し上げたいのは、働く側の労働者の意識、考え方と、派遣元、派遣先、ここがしっかりと連携がとれていればいいんだけれども、今までのいろいろなトラブル、状況を見たときに、途中での解雇、途中の契約破棄等々の中で短くなっているということなんかも本当に今回の法改正の中で...全文を見る
○濱田(健)委員 適正な派遣就業の確保という観点からもう一点お聞きしたいのです。  やはり、派遣先が厳格に守らなければならない点というものをいろいろな形で明記しなければならないのじゃないかというふうに思います。これまでの論議の中でも、行ってみたら違った仕事、勤務時間も異なってい...全文を見る
○濱田(健)委員 ちょっと観点を変えます。  社会・労働保険への派遣労働者の加入の促進ということを改正案では打ち出しておられることについて、これは評価をしたいというふうに思っています。  ただし、当然、一時的、短期的なという命題にあります派遣対象、これが拡大をしていくでありま...全文を見る
○濱田(健)委員 今大臣が述べていただいた今後の検討課題という部分については、どこも結論が出ていないというか、いろいろ考えておられても結論が出ていないというふうに私も認識しております。  二つの選択肢が考えられると思うんですが、オーソドックスには、加入要件の緩和をしていくという...全文を見る
○濱田(健)委員 終わります。ありがとうございました。
05月11日第145回国会 衆議院 労働委員会 第11号
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○濱田(健)委員 社会民主党の濱田健一でございます。  六名の参考人の皆さん方、長時間本当に御苦労さまでございます。貴重な御意見を本当にありがとうございました。時間がございませんので、端的に三点お尋ねをしたいと思います。  まず、全員にお尋ねをしたいのですが、中野先生からきょ...全文を見る
○濱田(健)委員 中野先生にお尋ねしたいのですが、今回の改正法案は一年間という期間で派遣労働をくくっていく。今の二十六業務についても、一年更新を二回許して三年まではいいのだ、専門的な知識と技能があるからということで現行法はなっていますが、そこの中身を見たときも、果たしてそうかなと...全文を見る
○濱田(健)委員 それぞれの参考人が日本型の雇用形態を変えてはいけないということは大体基本的に持っていらっしゃる御発言だったとは思うわけですが、中野先生にお尋ねしたいのですが、原則直用であって常用であるということを大きく日本の雇用形態の中でも意識し、発言をし、仕組みとして残す、そ...全文を見る
○濱田(健)委員 終わります。ありがとうございました。
05月12日第145回国会 衆議院 労働委員会 第12号
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○濱田(健)委員 きょうの論議を朝から聞いておりまして、大分細かい問題点、各委員が触れておられましたので、私も何点か、少しダブるところもございますけれども、細かい点について質問をさせていただきたいというふうに思います。  先ほど、社会保険等々の加入についても、何人かの委員から御...全文を見る
○濱田(健)委員 今局長が答えてもらった、そういうことだろうと思うのですが、この法体系の中では派遣元が雇い主ですが、実質的に働いていく雇用先、そこもいろいろな働く場における保険適用という事由が発生する場所であることには変わりないわけでございますので、今回の法改正、派遣先に何らかの...全文を見る
○濱田(健)委員 そこのところは少し検討を加える必要があるということだけ申し上げておきたいと思います。  二点目ですが、派遣元が雇い主という法体系の中では、福利厚生や教育訓練等々を充実していくということがあるかと思うのですが、当然働く場所は違ったところでございますので、派遣先が...全文を見る
○濱田(健)委員 局長がお答えになったとおりに、派遣元の一元的な福利厚生そして教育訓練ということだけではなくて、多分、ネガティブリスト化して派遣労働者がふえていくという状況の中では、元も先もこういう部分に手厚く厚みを加えて、労働者保護、新たに雇用の機会をふやす教育訓練というものの...全文を見る
○濱田(健)委員 派遣先は、一つの業務をさせる中で、いろいろな口実をつけて入れかえということを要求している現実がございます。ただそれが、きちんとした仕事の能力を持っていながらほかの面で、業務に直接関係のある部分じゃなくて、それ以外の面での入れかえ要請というものがほとんどの場合であ...全文を見る
○濱田(健)委員 損害賠償の仕組みというようなものは、当然、中途解約を言われた労働者から見ると正当な要求になるだろうと私たちは思うのですが、そういう法整備というのは今後検討できないものでしょうか。
○濱田(健)委員 先ほど寺前委員が専ら派遣の問題を時間をかけて追及されました。国民の皆さんは、専ら派遣というのは何だろうか、よくわからないということがございますが、先ほどの論議を聞かれて十分認識をされたと思うのです。  今度の法改正でも、常用雇用を崩す、そういう派遣労働法の改正...全文を見る
○濱田(健)委員 許可条件にするということでございますが、先ほどもありましたとおりに、では、更新をするときに更新しない、場合によっては専ら派遣というふうな認定をしたときに許可を取り消す、そういう方向性といいますか基準といいますか、それはどのように考えておられるのでしょうか。
○濱田(健)委員 専ら派遣が途中で見つかった、その基準というのが、先ほど寺前委員もいろいろな話をされましたけれども、明快な答弁はなかった。だから、途中で許可を取り消すよというようなことも必要ではないか、そのお答えをいただきたいと思います。
○濱田(健)委員 労働者派遣会社の許可の取り消しというのは、役所の調査はどういうふうになっているかわかりませんが、いろいろな運動団体の皆さん方からお話を聞くときに、前の質問でも言いましたけれども、許可の取り消し等が行われるのはその会社が倒産したときくらいだ、非常に悪質な営業をやっ...全文を見る
○濱田(健)委員 もう一点、常用雇用について。  これは常用型派遣に限られるかもしれませんが、派遣元が自分の抱える労働者を新たに派遣労働者にしようとした場合に、その労働者はイエス、ノーをやはり言うだろうと思うわけです。そういう場合の不利益取り扱い、これの禁止、防止規定というよう...全文を見る
○濱田(健)委員 最後に、個人情報の取り扱い、これまでもマスコミ紙上をにぎわせてまいりましたけれども、今回の法の大枠が、派遣元の情報の出をしっかりと縛るということをこれまでも言ってこられました。しかし、私たちは、果たしてそのことがしっかりと守られるのかどうか、これは非常に注意しな...全文を見る
○濱田(健)委員 これで終わりますけれども、今まで現行の二十六業種でも個人情報の保護ということが非常にずさんにされてきた。だから、私たちは、これまで何回も言ってきましたように、労働法制だけに個人情報の保護ということではなくて、包括的な個人情報の保護という方向性を国は検討すべきとい...全文を見る
05月14日第145回国会 衆議院 労働委員会 第13号
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○濱田(健)委員 きょうの質問の冒頭に、これまで申し上げてまいりましたこの派遣労働という部分については、派遣元の労働者の質を高めていくということで、教育訓練の重要さが論じられてきたというふうに思うわけでございます。  現行の専門的、技術的な二十六業務以外に今回の法律案では門戸が...全文を見る
○濱田(健)委員 今回の改正で二、三の業務以外はネガティブリスト化されていくわけですが、今お答えいただいた局長の答えに伴って、現在の職業訓練教育といいますか、訓練校等々の活用、そしてその中身の充実、派遣法がこういう改正がなされるという意味で、もっとそういう充実というものが必要にな...全文を見る
○濱田(健)委員 教育訓練の実施等の中身の充実について、予算確保かれこれも頑張っていただきたいというふうに思っております。  もう一点は、当然、今回のネガティブリスト化されるという法案の趣旨からいって、派遣契約等々の確認をする場合に、派遣労働者が、どういう法律になっていくんだ、...全文を見る
○濱田(健)委員 職場を見てみますと、意図的に法の趣旨が曲げられているとは言いませんけれども、肝心なところが労働者にわかっていないという状況が幾つも見られる。具体的には申しませんけれども、ありますので、今の局長の答弁は重く受けとめながら、監視活動を強化しなければならないというふう...全文を見る
○濱田(健)委員 私の前の質問で、渡邊局長から、今言っている適正な派遣就業の確保のために派遣先が厳格に守らなければならない事項として、例えば業務の範囲、直接指揮命令者、これは該当の者以外に命令を出してはならない、そういう指揮命令者、そして派遣就業の時刻というようなものを指針の中に...全文を見る
○濱田(健)委員 指針、ガイドラインという形で出されたものが紙の上に書かれた文字としての役割しか果たさないということが余りにも多過ぎるという意味では、もっと法的な根拠を持つ、派遣先の責任といいますか、社会的な責務として非常に重たいものがあるのだということを実効あらしめる中身にこの...全文を見る
○濱田(健)委員 時間がありませんので、最後に、中央省庁等改革法案等がきのうの分権法の本会議趣旨説明に続いて来週入るようにお聞きをしております。この間、国家公務員の総定数を減らしていこう、スリム化しよう、数字も一五%だとか二〇%だとかというのが出てきておりますが、日本の労働行政に...全文を見る
○濱田(健)委員 終わります。
05月19日第145回国会 衆議院 文教委員会 第11号
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○濱田(健)委員 社会民主党の濱田健一でございます。  労働委員会とかけ持ちをしておりましたので九時半からの論議を聞いていないところもございまして、重複する質問があるかと思いますが、それはお許しいただきたいというふうに思います。  短い時間ですので、四点ほどお尋ねいたしたいと...全文を見る
○濱田(健)委員 そのような役割と成果があったということでございますが、今回の特殊法人の整理統合という部分で解散をするわけでございます。  これも質問にあったかとは思うんですけれども、国立教育会館及びその附属施設で行ってまいりました業務、これらについては今後どのような形で引き継...全文を見る
○濱田(健)委員 現在の業務の一部はそのまま、独法のよしあしは別にして、形が違う中でも引き継がれる、そういう意向でございますので、了解をいたしました。  それと関連しまして、特に学校教育と限定する必要はないとは思うのですが、教育研修の量的な縮減といいますか、研修はするけれども、...全文を見る
○濱田(健)委員 最後に、長期にわたって国立教育会館が、業務の中にもございます、資料の収集や整理や保存、そして利用という大きな仕事をしてこられたわけでございますが、これらの国内外の資料、さまざまなものがあると思うのですが、この取り扱いについては、どのようにされていこうとしておられ...全文を見る
○濱田(健)委員 時間が来ましたので、終わります。ありがとうございました。
05月19日第145回国会 衆議院 労働委員会 第14号
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○濱田(健)委員 社民党の濱田健一でございます。  この間の質疑で、幾つかの問題点、課題等々が浮かび上がってきたというふうに認識しておりますので、その点について質問をさせていただきたいと思います。  まず、派遣法でございますが、派遣元が労働者を新たに派遣労働者にしようとする場...全文を見る
○濱田(健)委員 次に、専ら労働者派遣の役務を特定の者に提供することを目的として行われることを防止するための実効ある措置というものが必要だというふうに私は思うのですが、この点についてはいかがでございましょうか。
○濱田(健)委員 三点目ですが、派遣元事業主は、派遣労働者が情報の開示、訂正の請求をしたことを理由として派遣労働者等に対して解雇その他不利益な取り扱いをしてはならないということにすべきではないかと思うのですが、いかがでございましょうか。
○濱田(健)委員 次ですが、派遣元に係る個人情報の保護の規定違反について、許可の取り消し、事業停止命令、改善命令等の行政処分や、改善命令違反についての罰則等の措置の適用の徹底というものを図る必要があるというふうに思うのですが、大臣、いかがでしょうか。
○濱田(健)委員 次ですが、派遣元が派遣先による労働者の特定を目的とする行為に協力することを禁止する旨明確化するための措置を講じて、指導の徹底を図るべきではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
○濱田(健)委員 六問目ですが、労働者派遣契約の中途解除に際して、派遣先が派遣元に契約解除の理由を明示することについて必要な措置を定める必要があるというふうに思うのですが、いかがでしょうか。
○濱田(健)委員 次ですが、派遣元が教育訓練の実施を確実に行い得るよう、許可基準の厳格な判定を行うとともに、教育訓練の実施について指導の徹底を図る必要があるというふうに考えるのですが、この点はいかがでしょうか。
○濱田(健)委員 次ですが、派遣先における派遣労働者の福利厚生施設の利用、教育訓練の機会に関する事項について労働者派遣契約の必要契約記載事項とするための必要な措置を定めるとともに、派遣元による労働者派遣契約の締結事項の派遣労働者への明示の一層の徹底を図る必要があるというふうに考え...全文を見る
○濱田(健)委員 派遣先における派遣労働者に係る適切な業務上の指示について、契約に定められた業務以外の業務の指示や時間外の業務指示を受けること等のないよう徹底を図るための措置を定める必要があるというふうに思うのですが、この点はいかがでしょうか。
○濱田(健)委員 次です。  派遣元に、労働者派遣法及びこれに基づく命令の要旨を派遣労働者に周知させるための必要な措置を定めるべきではないかと思うのですが、この点はいかがでございましょうか。
○濱田(健)委員 安定法について一問。  新聞、雑誌その他の刊行物に掲載する広告、文書の掲出または頒布その他命令で定める方法により労働者の募集を行う者が、職業安定法第五条の三第一項により、当該募集に係る従事すべき業務の内容等を明示するに当たって、当該募集に応じようとする労働者に...全文を見る
○濱田(健)委員 これで質問を終わりたいと思うのですが、厳しい経済状況や雇用失業状況、四月のものがまた今月の末には出てくるだろうと思うのですけれども、やはりこの派遣労働というのはあくまでも一時的、臨時的なものであって、多くの労働者の皆さん方が、できるならば常用雇用という形で働きな...全文を見る
○濱田(健)委員 終わります。
○濱田(健)委員 私は、提出者を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府...全文を見る
○濱田(健)委員 私は、提出者を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     職業安定法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法律の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずべきであ...全文を見る
05月26日第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第5号
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○濱田(健)委員 社会民主党・市民連合の濱田健一でございます。  中央省庁等改革関連法案を中心として、きょうは質問をさせていただきたいというふうに思っております。  まず、総理にお伺いしたいわけでございますけれども、この間、行政改革の目的という見地に立って、総理は、このように...全文を見る
○濱田(健)委員 今総理は、一府十二省、大きく編成がえをして国民の期待にこたえたいという趣旨の話をしていただきました。  簡潔でスリムな行政と機動的で効率的な政策遂行、それが実現したとしても、行政が国民から遠のいてしまうというようなことがあっては行政改革とは言えないというふうに...全文を見る
○濱田(健)委員 さて、そういう中で、国家公務員の定員削減の問題でございます。  自社さ政権のときには、定員削減計画は十年間で一〇%という方向性だったと私は記憶をしております。小渕総理が就任されたときはそれが二〇%という数字に倍増をし、自民党と自由党の政権合意に当たっては二五%...全文を見る
○濱田(健)委員 この削減の目的というのは、確かに民間の厳しい状況の中で、それと呼応して政府もスリム化していくというその名目はわかるんですけれども、本当の意味で国民のサービスが担保されるのかどうかということについては、私たちは相当注意しながらやっていかなければならない、また、この...全文を見る
○濱田(健)委員 この法案が出てまいりますまでに、国家公務員そのものでいくのか、独法という形にするけれども、その独法の中身が公務員型の独法なのか民間型の独法なのか、また、特殊法人の整理統合で民間に移行する、いろいろな形が論議をされました。  やはりこの中で特に職員の皆さんが心配...全文を見る
○濱田(健)委員 独法についてちょっと長官にお尋ねをしたいというふうに思います。  行政法の大家でございます亡き田中二郎元東大教授の著書の中に、最近は独立行政法人の乱立の嫌いがあり、多数の役職員を抱えているだけで、十分な業績を上げることができず、非能率と不経済の典型であるとの批...全文を見る
○濱田(健)委員 今の答弁は、特殊法人の業績評価と透明性、これはいろいろ言われておりますよね。大きな金を政府がバックアップしながら、実際的に、見えているところももちろんありますけれども、何をやっているんだろうかということ、透明じゃないね、金の使われ方がおかしいねというところがいっ...全文を見る
○濱田(健)委員 今ある特殊法人に対しての透明性の確保や業績の分析というものが、これからつくられようとする独立行政法人の中身に適用されていく、そこを、今あるものの改革というものが、今度の法律じゃないとしても、現実的にその解決の努力をするというお答えが出ないと、何で今あるものにでき...全文を見る
○濱田(健)委員 ありがとうございました。
06月02日第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第10号
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○濱田(健)委員 社会民主党・市民連合濱田健一でございます。  きょうは、教育行政の地方分権という意味で、有馬文部大臣に一時間時間をいただきまして御質問をさせていただきたい。  まずは、教育課程の大綱化と弾力化と学校の編成という意味で、文部省として教育課程における地方分権をど...全文を見る
○濱田(健)委員 文部大臣が今、地教行法の四十八条に既に触れていただきましたけれども、私が今質問をした中身というのは、現在の文部省設置法の五条の十七項というところに、先ほど読み上げたような、文部省としての指導助言をする中身としてはこういうことですよというのが記されている。そのこと...全文を見る
○濱田(健)委員 もう一回お尋ねしたいんですが、政府委員の方からでも結構でございますけれども、私が読んだ限りでは、現在の文部省設置法の中に書かれている部分については、新しい文部科学省設置法の中からは抜いてあるというふうに認識しているんですよ。そこはどうですか。
○濱田(健)委員 ありがとうございます。  そういう点からいいまして、実際的な教育課程をつくっていく場合に、教育課程というのは学習指導要領にのっとって各学校がつくる、教育委員会もいろいろなバックアップをしますよということになっております。まあ手引書とか指導書とかいろいろなものが...全文を見る
○濱田(健)委員 当然、この法案が、今出されている新しい文部科学省設置法ができ上がったときには、早急にその見直しがなされるというふうに理解をしてよろしいでしょうか、小野さん。
○濱田(健)委員 それでは次に、地教行法四十八条の部分でございます。  教育行政機関の指導助言、援助行為について今の地教行法四十八条は書かれているわけでございまして、今、前段を省いて言いますと、結局、指導助言、援助を「行うものとする。」というふうになっている部分が「行うことがで...全文を見る
○濱田(健)委員 現在の第四十八条、先ほど言いましたとおりに、「行うものとする。」を今後「行うことができる。」というふうに文章表現を変えていかれるわけでございますが、新しく三のところに、文部大臣は、都道府県教育委員会に対し、第一項の規定による市町村に対する指導、助言または援助に関...全文を見る
○濱田(健)委員 今の御答弁を聞きながら、私は、指導、助言という言葉の現場が持つ、何といいますか、指導、助言じゃなくて、こうしろと言われているというふうにこれまで受け取ってきた状況をやはり変えていくという意味では、四項の「必要な指導、助言又は援助を求める」という、これに従って、そ...全文を見る
○濱田(健)委員 中教審の答申を読んでみましても、指示、命令という部分と指導、助言といった部分をきちっと峻別する、そういう運用がこれからは大事だというふうに指摘をしております。  地方自治法の中でも、指導、助言の場合には、書面主義、書面でもってこういうふうにしたらどうですかとい...全文を見る
○濱田(健)委員 次に、地教行法の第四十九条、都道府県教育委員会は、法令に違反しない限り、市町村教育委員会の所管に属する学校その他の教育機関の組織編制、教育課程、教材の取り扱いその他学校その他の教育機関の管理運営の基本的事項について、教育委員会規則で、教育の水準の維持向上のため必...全文を見る
○濱田(健)委員 今までこの第四十九条という学校管理規則にかかわる部分、これはどうしても現場では、教育を管理統制というような言葉で使われてきたような気がするんです、学校の側から見たときに。私は、これからこの学校管理規則というものは、学校の教育活動、これを、保護者や地域の住民の意向...全文を見る
○濱田(健)委員 ありがとうございます。  現在の学校管理規則、これは学校のあり方、学校はこういうふうにして教育をやっていくんですよ、そのための事務所掌はこういうことですよということが細かく書かれておりますけれども、一般の人たちが、ではそれでもって学校というのはどういうふうに動...全文を見る
○濱田(健)委員 次に、地方分権推進計画の第五次勧告、いろいろな評価がございますけれども、地方分権に際する地方の財源の確保、税制面を含めてどうなっているのかという声が大きく聞こえてまいります。そのことは私たちも、これから分権という形で仕事が地方に行くのに、金はどうなるのかという心...全文を見る
○濱田(健)委員 大臣の強い決意を聞かせていただきまして、安心をしたところでございます。ありがとうございます。  次に、学級編制、教職員定数の関係でございますが、第十六期の中央教育審議会の答申、この中に、地方分権の推進のためにより一層進めるべき観点として、この学級編制や教職員定...全文を見る
○濱田(健)委員 諸外国の学級編制、教職員の数、子供たちの琴線に触れる教育を行っていく、そして、家庭も地域も、さまざまな価値観の多様化の中で、一人一人の子供たちの実態を本当によく知らなければ、十把一からげではどうしようもないという現実の中で、六十人学級から五十人、四十人というふう...全文を見る
○濱田(健)委員 今大臣が触れられましたとおりに、地域によってもう既に十五人とか二十人とかという形の学校もいっぱいあります。ですけれども、現時点で、将来に向けては三十人、二十五人という形をとるべきだと思うし、議員立法でもそういう方向性を私たちは出していかなくちゃならない、現実に出...全文を見る
○濱田(健)委員 もう一点は、教育は国民にとって最も身近な課題でございまして、二十一世紀の国のあり方、そして命運を左右するものという中身でございますので、当然、国の文教施策に対して国民の意見をより反映させるべきではないかというふうに私は考えます。そのために文部省内の政策評価を充実...全文を見る
○濱田(健)委員 ありがとうございます。  では最後に、当然日々成長している子供たちとかかわりを持つ教職員は、みずからの資質というものを、これも当然日々鍛え上げていかなくちゃならない、当然のことでございまして、研究とか研修というのは非常に職務の遂行上大事な大事なものであることは...全文を見る
○濱田(健)委員 大臣、どうもありがとうございました。
06月09日第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第13号
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○濱田(健)委員 三名の陳述人の皆さん方には、お忙しい中、本当にきょうはありがとうございました。  まず、北川陳述人にお伺いしたいのでございますけれども、今回の地方分権の大きな柱というのは、これまで自治体の首長さんたちに、ある意味でいうと国が下部機関として機関委任事務制度という...全文を見る
○濱田(健)委員 牛山陳述者にお伺いしたいと思うんですが、我が党は、今回の地方分権に当たっては地方自治基本法の制定というものをこれまで訴えてまいりました。特に重要だというふうに思っているわけでございます。しかし、今回の改正案等々を見てまいりまして、やはり自治基本法の体系というのは...全文を見る
○濱田(健)委員 まだほかにも質問させていただきたいことはいっぱいあるんですが、時間がございませんので、最後にお三方に考え方をお聞かせいただきたいんですが、こうして中央公聴会や地方公聴会が開催されますと出口が近いということが一般的に言われているんですが、分権関係が四百七十五本、そ...全文を見る
○濱田(健)委員 ありがとうございました。
○濱田(健)委員 最後の質問者になりました。  三名の陳述人の皆さん方には、長時間本当にありがとうございます。  帰りの時間もございますので、座長の時計も刻々と近づいておりますので、私は、北岡陳述人に四点、最初に簡単に並べて御質問させていただきますので、お答えいただければ幸い...全文を見る
○濱田(健)委員 ありがとうございました。
06月11日第145回国会 衆議院 文教委員会 第13号
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○濱田(健)委員 社会民主党の濱田健一でございます。  早速質問に入らせていただきたいと思いますが、今山原先生の方から、障害のある皆さんの情報へのアクセスの問題について後半御質問がございました。私もその点についてひとつ触れさせていただきたいと思うわけでございます。  公共図書...全文を見る
○濱田(健)委員 適切な対応という大臣の御答弁でございました。  私もいろいろなところからお話をお聞きしまして、著作者側の理解、持っている著作権というものがどんどん侵害されては困るということや、他の目的へ流用されてしまうことをどう防止するのかということ、そして事業として本の中身...全文を見る
○濱田(健)委員 参議院の終局場面での附帯決議の中に「附則第十四条の廃止に係る著作物使用料の徴収が適正かつ円滑に実施されるよう、関係者間の調整に努めること。」ということが盛り込まれておりますが、具体的に、使用料の支払いの手続はいかなる方法を今後検討されようとするのか。また、具体的...全文を見る
○濱田(健)委員 終わります。
06月24日第145回国会 衆議院 本会議 第40号
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○濱田健一君 私は、社会民主党・市民連合を代表し、先般、ケルンで開催されましたサミットに関する総理の報告に関連して質問をいたします。  一九九六年のリヨン・サミットでグローバリゼーションがうたい上げられて以降、デンバー、バーミンガムと、グローバル化する世界経済のあり方がキーワー...全文を見る
07月01日第145回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
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○濱田(健)委員 社会民主党・市民連合の濱田健一でございます。  きょう午後からのそれぞれの質問を私も聞きながら、そしてきょうはテレビ放送ございませんけれども、この委員会の質問、答弁、傍聴していらっしゃる皆さん方含めて、やはり国民の皆さん方の日の丸と君が代に対する思いというのは...全文を見る
○濱田(健)委員 今の答弁では、存在をしているということでございます。であれば、なぜ今まさに存在するものを新たに法として制定しなければならないのかという疑問点が出てくるわけですが、その点はいかがですか。
○濱田(健)委員 慣習法として定着をしてきたんだということがこれまでいろいろなところで言われておりますけれども、そのなれ親しんできた、国民の間に慣例的に、習慣的にこれが定着しているということのある程度具体的な意味合いというものが、その慣習法というものについて説得力ある説明になるか...全文を見る
○濱田(健)委員 国民の意識の中に、オリンピックやいろいろな自治体の集会、いろいろな場所で日の丸の掲揚がなされ、君が代が歌われつつある、そういう場の設定の中では、意識としての定着というのは私も否定はいたしません。しかし、国民が日常生活の中でこの日の丸や君が代に対して本当になれ親し...全文を見る
○濱田(健)委員 しっかりとした回答は出てこない。  私は、そういう中で、やはり思想、信条の自由、内心の自由、これらを守っていくためには、法制化という、今回のこの法案が本当に国民の一人一人の利益につながっていく、そういう将来に向けての展望を持てる中身なのかということは、もう少し...全文を見る
○濱田(健)委員 歴史的に、そういう形の中で一、二回法制化をされようとしたときがあったわけですけれども、私たちは、帝国憲法下でもこの日の丸という存在が国旗という形を国民全体の中に押しつけるということは、または法制化するということは、人間の内心にかかわる問題であるという認識がやはり...全文を見る
○濱田(健)委員 文部省にお伺いしたいと思います。  文部省所管の法律の中に、日の丸を国旗として掲揚をさせるための現行法があるかないか、お答えいただきたいと思います。
○濱田(健)委員 学校現場の混乱という言葉がきょうの委員会の中でも何回も出てまいりました。日の丸の掲揚をさせなければならないという所管の現行法はないと。  ではどこで、今、日の丸を掲揚するということが盛んに行われているし、見方によっては日の丸を上げっ放し、これはおかしいじゃない...全文を見る
○濱田(健)委員 知っていることを聞くというのはおかしな話ですけれども、中央教育審議会が去年の答申の中でも学習指導要領の弾力運用というものを盛んに言ってきました。今回の地方分権の中で、地教行法の改正やいろいろな地方分権の動きというものが盛られているところでございます。  私は、...全文を見る
○濱田(健)委員 君が代の部分、問題に、時間がございませんので移っていきたいというふうに思います。  私も現場におりましたので、先ほどの穀田委員の論争、盛んにやったことがございました。あるときには校長先生が、君が代の「君」はあなたたちという意味ですよと教えなさいということも言わ...全文を見る
○濱田(健)委員 小学校の子供たちに、この解釈を古今和歌集から云々というふうに低学年の子供たちに教え込むというのはなかなか難しい点があるだろうと思うんです。ですから、戦前の天皇の世の中という意味から象徴天皇を抱く今の日本の国全体を通してというような形に、仮に政府が今回答弁されたよ...全文を見る
○濱田(健)委員 時間がなくなりました。日の丸にしても君が代にしても、法制化をすることによって、国や自治体、そして民間問わず掲揚や斉唱という形が出てくると私は思っているわけですが、そのことを国として強制したり義務化したりすることはないというふうに確約させていただいてよろしいでしょ...全文を見る
○濱田(健)委員 学校現場での強制はいかがですか。
○濱田(健)委員 私は、国会に出る前に三つの地域の学校を回ってまいりました。いろいろな地域でございまして、山あり海あり、町場もございました。今慣習的に定着をしているという君が代と日の丸が、十数年前でございました、二十年近く前でございましたけれども、旗日、祝日ですね、祝日に、特に田...全文を見る
07月08日第145回国会 衆議院 内閣委員会公聴会 第1号
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○濱田(健)委員 社会民主党・市民連合の濱田健一でございます。  三名の公述人の皆さん方には、お忙しいところ、貴重な御意見、本当にありがとうございました。時間が限られておりますので、私は、二つの点について、それぞれ三名の公述人の方々に御見解、御意見をいただきたいというふうに思っ...全文を見る
○濱田(健)委員 今、林公述人が、父母や地域、いろいろなところで勘案しながらと言われました。まさにそのとおり。私は、学校で学習指導要領の変化に伴って強制的なこの日の丸・君が代に対する教育の教え方というものが歴史の中で変わってきて、今度の法制化でもって帰着をしていくんだろうというふ...全文を見る
○濱田(健)委員 ありがとうございました。
○濱田(健)委員 社会民主党・市民連合の濱田健一でございます。  三名の公述人の先生方には、本当に長時間いろいろな御示唆を与えていただきまして、ありがとうございます。  北村公述人にお尋ねをしたいと思います。  きょうの公述の中で、一九二五年にお生まれになって、その後の公述...全文を見る
○濱田(健)委員 これは山住先生と北村先生にお尋ねしたいわけでございますけれども、今論じられている国旗・国歌法案、これが、小渕総理の慣習法として定着をしているから法制化する必要はないという論評が、世羅高校の校長さんがああいう形で自死された状況の中で直ちに法制化が必要だという官房長...全文を見る
○濱田(健)委員 山住先生と北村先生にお尋ねします。  けさの公述人の方にもお尋ねしたのですが、この数カ月の間にガイドライン法案が成立いたしました。  集団的な組織犯罪を防止するという形での三法が、まだ国会にかかって参議院に行っております。特に、通信傍受法案等については、国民...全文を見る
○濱田(健)委員 ありがとうございました。
07月14日第145回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○濱田(健)委員 社会民主党・市民連合の濱田健一でございます。  短い時間しかございませんので、早速質問に入らせていただきたいと思います。  今回の緊急雇用対策、この中身というものが、いわゆる雇用不安を克服することによって景気の回復ということ、その特効薬になるというふうに考え...全文を見る
○濱田(健)委員 そういう意味では、けさから何人かの委員が質問に立つ中で、一次の補正のほかに秋には二次の補正が必要になってくるんではないか、そのときには前向きに検討される、そのような趣旨の答弁もあったと思うんですが、その辺もやはり視野に入っていらっしゃるわけですか。
○濱田(健)委員 私は、今の大蔵大臣の答弁は、現時点でその辺も予測をしながら、私たちが主張したように、もう今になっては遅いんですが、一回国会を閉じて十分な中身の分析をしながら補正予算を出すべしといった意味合いで、この予算については非常に問題ありというふうに思っているところでござい...全文を見る
○濱田(健)委員 今回、少子化対策を含めて五千億、雇用については約三千億という認識をするわけですが、どう見てもこの三十万人という、足し算ではないとおっしゃいますけれども、今回のこの雇用対策を考えたときに、どう見ても臨時的な一時的な、今の厳しい雇用状況を脱却するために財源的な手当て...全文を見る
○濱田(健)委員 観点を変えたいと思いますが、今回のこの補正予算との関連の中で、リストラの誘因ともなるべき事業再構築関連の支援策、これも政府は取り組んでおられるところでございまして、設備廃棄を景気回復の呼び水という考え方もこの中にある。これは余りにも楽観的だと私は思わざるを得ませ...全文を見る
○濱田(健)委員 時間がありませんので、全然違った観点で年金の問題について宮下厚生大臣にお聞きをしたいと思います。  論議されております確定拠出型年金のことでございますけれども、この導入論の経緯については、企業の負担軽減や株式市場対策の一助というようなことなど、本来であれば二義...全文を見る
○濱田(健)委員 時間が来ました。  私は、今回の五千億というこの補正予算、雇用対策、少子化対策にはやはり少し足りないのじゃないかといろいろな中身を分析したときに思うわけでございまして、やはり、雇用対策にしても、少子化対策にしても、その周辺の、例えば新しいエンゼルプランをきちっ...全文を見る
07月15日第145回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○濱田(健)委員 私は、社会民主党・市民連合を代表いたしまして、政府が提案している平成十一年度補正予算案に対し、反対討論を行います。  反対の第一の理由は、歳出面で計上された雇用対策費が、わずか五千億円強にとどまったことです。  今回の緊急雇用対策のよって立つところが、雇用不...全文を見る
07月21日第145回国会 衆議院 内閣委員会文教委員会連合審査会 第1号
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○濱田(健)委員 社会民主党・市民連合の濱田健一でございます。  けさから、学校現場の諸問題、内心の自由、思想信条の問題、いろいろな角度で論議が高まってきているところでございますけれども、まず私は、初めに、教科書の記述の部分から官房長官と文部大臣にお尋ねをしてみたいと思います。...全文を見る
○濱田(健)委員 文部大臣と官房長官の御認識を伺いますと、教科書に載っている、執筆者の考え方で書かれている、各国という一般的な論議の中でこのように書かれているんだけれども、日の丸や君が代に対しては、歴史で使われてきた、使用されてきた歴史というのはあるけれども、この幾つかの教科書で...全文を見る
○濱田(健)委員 では、新しい時代、二十一世紀をいよいよ迎えようとしているわけでございますけれども、新しい時代を迎えるに当たって、日本という国がこういう国として発展をするために日の丸が国旗であり君が代が国歌であるということを子供たちに教えるときに、歴史としてこういう使われ方をして...全文を見る
○濱田(健)委員 一つ一つの国旗・国歌を大事にしろ、尊重しなさいということは、おっしゃるとおりだと思います。ただ、それを教えるということについては、その持っている意味というものも全部教えて、子供たちと学習する時間というのはないんですけれども、幾つかを取り上げてやる時間というのは、...全文を見る
○濱田(健)委員 私の今の質問に答えていただく前の質問に対する大臣の見解を述べていただきましたけれども、それについてもう一つ。  そういう国のシンボルというものの持っている歴史、それを尊重する、尊敬するということの前に歴史があるとおっしゃいました。その歴史を小学校一年生なら一年...全文を見る
○濱田(健)委員 局長の今の答弁は、教育という活動の柔軟性といいますか、子供と活動していく状況の中ではいろいろな広がりが出てくる、いろいろな授業の展開ができてくるということを全然おいておいて、書かれていた文章の中身、それだけが授業のあり方だというようなニュアンスでのお答えに私は聞...全文を見る
○濱田(健)委員 これだけに時間をとるわけにはいきませんので、次に参りたいというふうに思います。  午前中、民主党の山元委員からもございましたけれども、日の丸・君が代の法制化に対して、マスコミの調査、この話題が、法制化の問題が出てまいりまして、いろいろな数字が出てまいりました。...全文を見る
○濱田(健)委員 そのことに対して、法制化に関しての調査はしておられないのでしょうか。
○濱田(健)委員 今官房長官が読み上げていただいた数字というのは、四半世紀前の数字でございます。それが、先ほど申し上げました、今回の、政府が責任を持った調査というのは四半世紀たってやっておられない。マスコミがそれぞれに調査をやっていく中で、信憑性はともかくとして、今お挙げになった...全文を見る
○濱田(健)委員 六月十八日の毎日新聞に掲載された国会議員へのアンケートを官房長官はごらんいただいたでしょうか。
○濱田(健)委員 その中で、日の丸・君が代から連想するものという質問で全衆議院議員に質問をして、回収率が五〇・二%だったというふうに記載されております。君が代から連想するものは、平均で、第一位が天皇ないし天皇制で三一%。第二位が同率の一一%で、二つあります。日本国・国家、卒業式・...全文を見る
○濱田(健)委員 私は、今つくづく考えるわけですが、国がある一つのものを、特にこういう、文化や歴史の中で、国民が、一人一人といいますか、それぞれにある事象に対して思うイメージ、自分の人生の中で、または肉親の人生の中で抱くイメージというものを、それは思想や信条という部分に依拠するわ...全文を見る
○濱田(健)委員 表現権の問題については、今後の課題としたいと思います。  次に、六月二十九日の本会議での総理の御答弁でございますが、「終戦後、日本国憲法が制定され、天皇の地位も戦前とは変わったことから、日本国憲法下においては、国歌君が代の「君」は、日本国及び日本国民統合の象徴...全文を見る
○濱田(健)委員 官房長官、将来にわたって、この見解については、答弁については変更されることがあるのかないのか、その辺はいかがですか。
○濱田(健)委員 官房長官としては、今回出されましたこの見解が変えられるような世の中が来ては困るというふうにお思いでしょうか。
○濱田(健)委員 時間がなくなりましたので、次に行きたいと思います。  学習指導要領との関係についてお伺いいたしたいと思うのですが、これは決まり切ったことですのでお聞きするのは恥ずかしいのですけれども、各学校が教育課程を編成する基準として学習指導要領があるということは、ここに集...全文を見る
○濱田(健)委員 その学習指導要領ですけれども、当然、科学や文化、これらの研究の成果、子供たちのそれぞれの学習の適時性等々、教育の専門家としての見地からつくられていくということで私は認識をしておりまして、時の政府が、ある一つの思いの中で、一方的にこうだということを押しつけるもので...全文を見る
○濱田(健)委員 今回の日の丸・君が代の法制化に当たりまして、文部大臣は、学習指導要領に基づく、学校におけるこれまでの国歌・国旗の指導に関する取り扱いを変えるものではないというふうに答えておられますが、それに間違いはございませんね。
○濱田(健)委員 そして、その目的は、こう言っておられる部分があると思います。国民の基本的なマナーとして、我が国の国旗・国歌はもとより、諸外国の国旗・国歌に関する正しい知識と、それを尊重する態度を育てるためというふうに言っておられますが、それでよろしいでしょうか。
○濱田(健)委員 それぞれの国の国旗・国歌、尊重するということに関して、私もそれは当然のことだというふうに思っております。ただ、本当にそうなっているかどうかということをちょっと教えていただきたいのです。  政治的にいって、例えば中国は一つということが言われております。これは、日...全文を見る
○濱田(健)委員 これは私も細かく調べておりませんので、またそれは教えてもらう機会もあっていいと思いますし、私も調べてみたいと思うのですが、先ほど申し上げた、中国は一つという状況の中で、一万六千名の子供たちが国公私立の学校で学んでいるというときに、これは非常にいろいろな問題をはら...全文を見る
○濱田(健)委員 今大臣から答弁いただいたように、子供の内面というものについては、学校の現場それぞれで、きょうも何回も教育的な見地に立った指導という言葉が出てまいりましたけれども、そういう余地をしっかり残しておかなければ、教育の現場という創造的な仕事をする場面では非常に窮屈になる...全文を見る
○濱田(健)委員 あと二点ほど、時間がございませんので、早口で言います。  総理は答弁の中で、「昭和二十年八月十五日以前に生起した出来事に対する認識と評価につきましては、歴史認識や歴史観の問題として整理すべきであり、日の丸や君が代はこれと区別して考えていくべきである」との見解を...全文を見る
○濱田(健)委員 そういう状況の中で、日本の歴史が古代から現代に脈々と続いてきているということ。そして、一九四五年八月十五日以前と以降で日本の歴史が断絶しているわけではございません、敗戦というその区切りのときはあったと思うんですけれども。それと同様に、日の丸も君が代も、歴史的存在...全文を見る
○濱田(健)委員 最後に一点だけ文部大臣にお聞きしたいと思います。  教科書検定の基準ですが、教科書を執筆する人にとって、例えば侵略を進出と書きかえよとか、従軍慰安婦という言葉などは存在したかしないかわからないから書くなというようないろいろな出来事がこの間ございました。そのこと...全文を見る
○濱田(健)委員 ありがとうございました。
07月22日第145回国会 衆議院 本会議 第47号
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○濱田健一君 私は、社会民主党・市民連合を代表しまして、ただいま議題となっております政府提出の国旗及び国歌に関する法律案並びに民主党提出の修正案に対して、反対する立場から討論をいたします。(拍手)  さて、通常国会末になって、政府からいわゆる国旗及び国歌に関する法律案が国会提出...全文を見る
08月02日第145回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○濱田(健)委員 社会民主党・市民連合の濱田健一でございます。  日債銀、長銀等の金融問題集中審議ということで、わずか三十分ですので、長銀を中心に質問させていただきたいと思うんですが、まず前段で、昨年の三月に大手都市銀行に一律に公的資金が注入をされたというこの経緯が、ついこの間...全文を見る
○濱田(健)委員 今大蔵大臣は去年の三月の段階のことではないとおっしゃいましたけれども、私は、九六年の大蔵の検査の際に、長銀の経営陣は内部調査で回収不能債権が一兆円を超すことを知っていたというふうに思っているわけです。大蔵省には内部資料を改ざんして虚偽の報告をする一方で、大野木元...全文を見る
○濱田(健)委員 そのことに対する内部的な責任をどうとってきたのか、それを私は明らかにしていただきたい。これはいろいろな責任のとり方があるとは思うんですけれども、どのようにされてきたのか、その辺は大蔵大臣からお言葉はいただけませんか。
○濱田(健)委員 今回の立件といいますか、捜査の、容疑を固めるための条件というのは、我が党も九七年の与党の金融システム改革論議において強く主張してまいりましたグローバルスタンダード、国際標準というものに対する自己査定制度というものが導入されて、それによって出てくる矛盾点というもの...全文を見る
○濱田(健)委員 この件について、これ以上、同じ回答しか返ってこないというふうに思いますので、柳沢大臣にお尋ねをしたいと思います。  大蔵の検査に当たってきたのは、まさにまじめに職務に取り組む、地方の財務局に所属する職員の皆さん方が本当に細かく検査等をやってこられたと思います。...全文を見る
○濱田(健)委員 今大臣は、検査、監督、行政として厳しい切磋琢磨の中でやっているというふうに言われたわけでございますが、私は、この春の幸福銀行の検査結果をめぐって、破綻処理を考えるべきだという検査部と監督部の間で意見が分かれたというふうなことも伝えられている。結果、五月に幸福銀行...全文を見る
○濱田(健)委員 時間がなくなりました。最後に法務大臣にお尋ねをいたします。  住専問題の教訓に学びながら、社民党は、与党時代の平成九年に、今回の事件にかかわりある部分でいえば、例えば有価証券報告書への虚偽記載に対する懲役刑を五年へと、当時の三年から二年間延長することにいたしま...全文を見る
○濱田(健)委員 今の部分については、国民がこれまでのいろいろな問題点を本当に明らかにしながら二十一世紀を迎えたい、そういう気持ちに関して、検察としては、法務省としては期待にこたえられるよう努力をいただきたいというふうに申し上げて、質問を終わりたいと思います。  ありがとうござ...全文を見る
08月04日第145回国会 衆議院 文教委員会 第16号
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○濱田(健)委員 社会民主党の濱田健一でございます。  人権問題について質問要旨を出して、二十分お話を伺う予定にしておりますが、まず大臣に、今の石井委員の御質問に関しまして、質問の中には入れていないんですが、一点だけ御見解をお聞かせいただきたいと思うんです。  大学におられた...全文を見る
○濱田(健)委員 私は、実は内閣と文教委員会の合同審査のときにこのことを聞きたかったのです。政府がいろいろな解釈のある歌詞の意味について一定の限定した解釈をすることは、私から見ると危険だなというふうに申し上げたかったわけでございますが、きょうはこのことを中心にやる議題ではございま...全文を見る
○濱田(健)委員 私が一点絞って具体的な部分でお聞きいたしましたので、そういうことになると思うのですが、いわゆる子供という、個人というか個々に視点を当てたときのさまざまな矛盾点を持つ国内法は、やはり今後早急に、時間をそうかけないで、矛盾という点について正すということが立法府である...全文を見る
○濱田(健)委員 現場の教師の指導の徹底ということでやっておられるということでございますけれども、それに関連して、けさほど山元委員からも御指摘があったように、人権擁護推進審議会の答申が出されました。人権という部分について、人権問題の国連の十年の非常に大事な節目の中で出された答申な...全文を見る
○濱田(健)委員 時間がありませんので。  今、中央省庁等の改革に向けての動きの中で、私が申し上げたようなところは十分考慮いただきたいというふうに思います。  もう一点ですが、特設された道徳教育というのがございます。道徳というのは非常に大事だというふうに思いますが、押しつけ的...全文を見る
○濱田(健)委員 時間が来ましたので、あとは要望を三点。  道徳教育のための教材というものはある程度いろいろな形で国もバックアップしていただいておりますが、人権教育の教材というのは民間の研究団体だけでしかほとんどつくられていないというのが現状です。それをつくるためのいろいろな知...全文を見る
11月09日第146回国会 衆議院 商工委員会 第2号
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○濱田(健)委員 社会民主党の濱田健一でございます。  わずか三十分という質疑の時間でございますので、深谷大臣の方に、中小企業政策の現状と東海村の臨界事故についての今後の対応等、基本的なことについて御質問させていただきたいというふうに思います。  この一般質疑が終わった後に中...全文を見る
○濱田(健)委員 今の大臣の御答弁からいいまして、やはり生産性そのものもまだ格差というものは現実的には残っているし、それ以外の格差も、そして中小企業という規模の大きさ、働いている人の状況等々含めて、大企業に比べての不利な面というものはまだまだ残っているというふうに御答弁いただいた...全文を見る
○濱田(健)委員 そういう面で、一つだけポイントを絞ってその格差という問題を申し上げてみますと、不公正な取引が、格差の広がりといいますか、是正を妨げていることの構造化をしているというふうに考えられる点が私はあると思うわけでございます。  例えば今回の日産の問題ですけれども、この...全文を見る
○濱田(健)委員 そういう中身を含めて、私は、きょうの委員会の中でも既にいろいろなお話が出ているとは思うのですが、中小企業が生き延びていくといいますか、今の会社を動かしていく資金というものが枯渇をしているという状況、これはさまざまな形で政府も御努力をいただいているということは、お...全文を見る
○濱田(健)委員 前国会の産業再生法を含めて、現在の厳しい状況の中で中小企業により光を当てようという御努力、私たちも精神はよくわかったのですけれども、実際にそれが使われるのは、大企業、中堅企業というところがどんどんその中に入ってきているという現象等もあるんですよね。  ですから...全文を見る
○濱田(健)委員 時間がございませんので、東海村の臨界事故の関係について二点、通商産業大臣としてのお考えといいますか、御見解を聞かせていただきたいと思います。  今回の事故については、国民全体が、非常に残念なことであって、事故で重症となって治療中の従業員の皆さん方の御健康の回復...全文を見る
○濱田(健)委員 動燃の「もんじゅ」の冷却水漏れのあの事故のときも、私たち党としても、そして政府としても、事故の後すぐあの中に多くの委員が入られたと思います。  私が行ったときには、対象となっている反対側の、同じような対になっている原子炉の横まで行かせていただきましたけれども、...全文を見る
○濱田(健)委員 ありがとうございました。
11月09日第146回国会 衆議院 文教委員会 第2号
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○濱田(健)委員 社会民主党の濱田健一でございます。  大臣、御就任おめでとうございます。  河村先生には、私が国会に参りましてから、文教行政全般にわたっていろいろとこの六年間も御指導いただきまして、今回は総括政務次官として大臣を支えられるということで、本当に頑張っていただき...全文を見る
○濱田(健)委員 子供たちの姿を見たときに、学校が悪いとか家庭が悪いとか、いろいろなところに責任を転嫁する傾向が今まであったわけですし、まだ今もあるかもしれないんですが、今大臣がおっしゃる、いろいろな角度からの子供たちへのアプローチといいますか、大人の姿が子供の姿だとも言われてお...全文を見る
○濱田(健)委員 大臣、ありがとうございます。原因というか、内容的には本当にこれだというふうには絶対言えないという答えが正解だと私も思います。  そういう中で、少なくとも、義務制の学校といいますか、子供たちが幼稚園、保育園を出て小学校に上がってくる、中学校に進学するという状況の...全文を見る
○濱田(健)委員 私は、この子どもの権利条約のそれぞれの条項というものを、大人というか、人生の先輩としてきちっと保障していくという方向性をより日本の社会の中で高めていくということが、文部行政の中でも大きな柱にならなくてはならないというふうに思いますし、大臣の積極的なお取り組みをお...全文を見る
○濱田(健)委員 時間が来ましたので終わります。  研修のあり方等々については、大臣のお考えとはまた若干違う私なりの主張もございますけれども、できなかった質問を含めて、また後日させていただきたいと思います。  ありがとうございました。
11月24日第146回国会 衆議院 文教委員会 第4号
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○濱田(健)委員 社会民主党の濱田健一でございます。  きょうの論議の中でも、私学の我が国における重要性というものが随所で各委員から述べられてきたわけでございます。文部省予算の編成を毎年年末にやるときにも、義務教育国庫負担制度と私学助成という二つの大きな柱が最後まで論議の中心に...全文を見る
○濱田(健)委員 時間がありませんから、この件はまたの機会にということにしておきたいと思いますが、やはりチェックするということは私学の今後の成長にとっても非常に大事ではないかというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  今回の私学共済の見直しの中で、先ほども出ま...全文を見る
○濱田(健)委員 その辺の点検といいますか、先ほど、私学の皆さん方が、例えば幼稚園だと五十八歳、一般の高等学校あたりでも六十歳というような形が平均的だというお話もございました。少しきちっとした数字を点検しなければならない、時間もございませんので、それだけきょうは申し上げておきたい...全文を見る
○濱田(健)委員 納得させられそうな、何かおかしいんじゃないかというような、そういう聞き方になるわけでございますけれども、これも、年金相互の間の一つの問題点としてはしっかり頭に入れておいていただきたいと思います。  時間がございません。最後に、年金とは関係ないんですが、スポーツ...全文を見る
○濱田(健)委員 ありがとうございました。
12月01日第146回国会 衆議院 厚生委員会 第9号
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○濱田(健)委員 時間がございませんので、私、簡潔に大臣にお尋ねいたしますので、大臣も簡潔に答えを出していただきたいと思います。  まず冒頭に、こうして厚生委員会で改めてこの年金問題の審議がなされているという事実に基づき、二十六日の金曜日の採決は無効であるということをまず私は主...全文を見る
○濱田(健)委員 私は、連立の時代に、そのときの与党がしっかりとその方向性を決めたことが、枠組みが変わるとまた違った方向に変わるというのは絶対許せないというふうに申し上げておきたいと思います。  もう一点。賃金スライドの凍結、給付水準の削減について、大臣は、これも十七日の委員会...全文を見る
○濱田(健)委員 現在の保険は保証されるというふうに言われますけれども、現在受給されている皆さんも、これから受給を受ける皆さん方についても、保険の中身が拡大していかないという逆の保証がこれによってなされることについては、非常に生きていく意欲を失う中身だとして検討を要すると私は主張...全文を見る
○濱田(健)委員 五十歳でも五十五歳でもその仕事の中身によって、定年制というか、仕事をリタイアしていく中身というのは幾らでもございます。その辺の細かい点を分析しながらの対応でなければ、国民の皆さん方一人一人の年金に対する意欲といいますか、信頼というものは失われてしまうということを...全文を見る
○濱田(健)委員 最後に無年金の問題でございます。  この無年金障害者の関係については、根幹にかかわる大変難しい問題と十七日の委員会で大臣が発言をされておりまして、果たして、五年前の附帯決議を含めて、今後取り組んでいかれる御姿勢があるのかないのか、私たちにははっきり見えない。 ...全文を見る
○濱田(健)委員 五年前の課題、二分の一国庫負担の問題もこの無年金の問題も先に送られている。さあ、この五年後、どういう政界の状況になっているか、日本の国の政治の状況がどうなっているかわかりませんが、国民の皆さん方がそのときそのときに決められた国会の意思、決議というものが五年間とい...全文を見る
12月06日第146回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○濱田(健)委員 濱田健一でございます。  社会民主党・市民連合を代表して、総理を中心として、概括的な問題について御質問させていただきたいと思います。  まず、これは質問には入れておりませんでしたけれども、総理の御認識をお伺いしたいと思うのですけれども、自民党と自由党と公明党...全文を見る
○濱田(健)委員 三党の連立政権ですから、総理としては当然、三党の協力関係というものを重視されるという今のお話は、だれの目からも当然だとは思うのですけれども、私たちから見て、介護保険、年金含めて、それが三党一つの方向性に本当になって動いていくのか、ならない中で動いているのかという...全文を見る
○濱田(健)委員 十一月の初めにパリで社会主義インターの総会がございましたけれども、この中で、世界の社会主義を標榜しておるといいますか、社会民主主義という観点での政治を志している仲間たちの次の時代のコンセプトは、完全雇用という言葉でくくったそうでございまして、日本の失業率が非常に...全文を見る
○濱田(健)委員 前の国会の産業再生法、そしてこの国会の民事再生法、そして、先ほど申し上げました次の国会で準備をされておられると聞いております会社分割法、これは、企業の生き残りという方向性にある意味では大事な法律だというふうに思うんですが、逆な面から見ると、先ほど私が言ったように...全文を見る
○濱田(健)委員 ありがとうございます。  今、労働の現場を見てみますと、労働者の保護のために最低限守らなければならないという労働基準法が最高の法になっている。最低に決められたものが最高の見方というものを経営者がしている部分があるのです。  十二月一日からは派遣法が施行されま...全文を見る
○濱田(健)委員 わかりました。  こういう手を打つまでもなく、新学卒者の就職の中身が豊富化されていくということは大事なことですが、今、牧野大臣がおっしゃったような部分もしっかり検討できる体制というものをつくっておいていただきたい、改めて要望をしておきたいと思うわけでございます...全文を見る
○濱田(健)委員 今大蔵大臣が、私の主張の趣旨はしっかりと受けとめておくとおっしゃいました。  やはり、所得、資産、消費、三つの部分での税のありようというのは絶えず論議をされ続けなくてはならない。当然のことだと思っているのですが、一つずつぽつぽつと出てくる論議は、それだけが特化...全文を見る
○濱田(健)委員 ありがとうございます。  それでは次に、沖縄問題についてお伺いをしたいというふうに思います。  稲嶺沖縄県知事が名護市長に対して、普天間基地の施設の移設先を名護市が引き受けるように要請をされました。私たちは日ごろから、単に基地というものを右のポケットから左の...全文を見る
○濱田(健)委員 ともかく、戦後の沖縄の歴史の中で、沖縄みずからが、自分たちの沖縄の土地に基地をつくっていいですよということを、沖縄の行政の長が言われて、それを日本政府もバックアップしていかれるという方向は、沖縄の県民にとって本当にプラスになるかどうか、これは大きな課題だというふ...全文を見る
○濱田(健)委員 最初申し上げた、沖縄自身が自分たちの土地に基地を誘致していいよというふうに、沖縄自身というか知事が決められたということと、十五年、軍民共用、県民感情を和らげるための一つの方便だと私は思うわけでございますけれども、アメリカそのものは、使用は四十年、耐用年数は二百年...全文を見る
○濱田(健)委員 今回の訪朝が、今の点について、今外務大臣がおっしゃっていただきましたような観点、なかなか解決に向けての道筋をつくるのは大変だというのはわかってはおりますけれども、本当にその道筋の一端が切り開ける状況というものをおつくりいただきたいというふうに思います。  最後...全文を見る
○濱田(健)委員 これで質問を終わります。  ありがとうございました。
12月07日第146回国会 衆議院 本会議 第8号
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○濱田健一君 私は、社会民主党・市民連合を代表し、政府が提案している本補正予算案に対し反対討論を行います。  反対の第一の理由は、六兆八千億円弱に上る予算規模にもかかわらず、国民の期待する方向とは大きくかけ離れているからであります。  小渕総理は所信表明演説の中で、新規性、期...全文を見る
12月07日第146回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○濱田(健)委員 私は、社会民主党・市民連合を代表いたしまして、政府が提案している本補正予算案に対し、反対討論を行います。  反対の第一の理由は、六兆八千億円弱に上る予算規模にもかかわらず、国民の期待する方向とは大きくかけ離れているからであります。  小渕総理は、所信表明演説...全文を見る