浜田卓二郎

はまだたくじろう



当選回数回

浜田卓二郎の1990年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月28日第118回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○浜田(卓)委員 提案されました条約及びそれの関連事項につきまして質疑を行いたいと思います。  まず、ただいま提案理由の御説明がありましたけれども、砂糖調製品の輸入割り当て制度の廃止に当たって、その一部、砂糖類似品の関税率を引き上げるということでありますが、若干敷衍して、なぜそ...全文を見る
○浜田(卓)委員 我が国は自由貿易で生きているわけでありますから、ガットの規定を遵守していく、これは大変大事なことであります。それと同時に、国内の砂糖産業の保護というか、そういう面を調和させた決定であるということで、私は大いに結構なことだと思うのですけれども、この引き上げについて...全文を見る
○浜田(卓)委員 いずれにせよ、農産物の輸入のルール化について、米国及びECとの協議で日本 の砂糖産業の実態も見ながら一つの歩み寄りが合意を形成したということでありますから、今ガットのウルグアイ・ラウンドで農業問題が議論されておりますけれども、粘り強く合意形成を進めていくことが...全文を見る
○浜田(卓)委員 努力をなすっていると思いますが、今日の政府の農業政策に対する不信というのは、例えば、何も輸入しませんと言い続けてきて、ある日突然、それはできなかったのだ、そういうところに大きな原因があると私は思っております。ですから、これは農林省も含めて政府全体で交渉に当たって...全文を見る
○浜田(卓)委員 そういうことでお進めをいただきたいと思いますが、私、注文をつけるというわけではありませんけれども、こういう考えでやってほしいという点を二つ、次に申し上げてみたいと思うのです。  一つは、構造協議を進めることによって日米双方がその経済的な力といいますか成長力とい...全文を見る
○浜田(卓)委員 それでは最後に、構造協議の手法についてもう一つお願いをしたいと思います。  私は、冒頭、この構造協議の背景について考え方を申し上げたわけですけれども、常態化していくだろう。そしてマーケットは一つなのですけれども、同時に背景、社会的な歴史とか伝統、そういうものは...全文を見る
○浜田(卓)委員 終わります。
04月18日第118回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○浜田(卓)委員長代理 次に古堅実吉君。
06月01日第118回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○浜田(卓)委員長代理 古堅実吉君。
○浜田(卓)委員長代理 和田一仁君。     〔浜田(卓)委員長代理退席、委員長着席〕
○浜田(卓)委員長代理 これはまた理事会で……。
○浜田(卓)委員長代理 遠藤乙彦君。
06月15日第118回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○浜田(卓)委員 外務委員会としては久しぶりに総理大臣をお迎えした質疑ができるわけでありまして、その質問者に指名されましたことを大変光栄だと思っております。  私はわずか二十八分しか時間がありません。しかも、委員長の厳しい要請で、おまえは二十五分でやめろということにもなっており...全文を見る
○浜田(卓)委員 あえてソ連側のアプローチの変化を指摘するまでもなく、私は、日米安保条約はソ連の軍事的脅威にのみ存在の理由を持つものではなく、地球的規模での安定、平和あるいはアジアの安定のために不可欠なものであるというとらえ方をいたしております。またさらに、日米の経済的な一体化が...全文を見る
○浜田(卓)委員 九〇年代における安保条約の意義といいますか、新たな意義ということについてはどうお考えになっておりますか。
○浜田(卓)委員 次に、四島の問題について一点だけお伺いをしたいと思います。  最近、私も四月の末に訪米いたしまして、例えばテキサスでブッシュ人脈の中心であると言われているアドミラル・インマンさんとか何人かの方にお会いをしてまいりまして、一つ共通して彼らの認識として存在すること...全文を見る
○浜田(卓)委員 日米安保条約が今後アジアのいかなる変化の中でも必要であるという認識は、総理も外務大臣もまた私も共通であると確認をさせていただくわけであります。しかし、日米安保条約第十条は、「この条約は、日本区域における国際の平和及び安全の維持のため十分な定めをする国際連合の措置...全文を見る
○浜田(卓)委員 総理の御答弁としては限界があるということは私も理解いたしております。しかし、これだけ経済大国と言われ、そして積極的な平和外交、世界への貢献を打ち出されている海部内閣として、私は最低限こういうことは実現すべきである、私は今国内の世論も大きく変わりつつあるということ...全文を見る
○浜田(卓)委員 ぜひ中山外務大臣、そういう海部内閣の方針というものを踏まえて御健闘、御奮闘お願いいたします。  最後に、この二月に米国とECとの間で、米国大統領と欧州理事会議長の年二回の定期的協議の開催が合意されております。米ソの間でも定期協議というものが毎年行われているわけ...全文を見る
○浜田(卓)委員 最後に考えてみますとおっしゃいましたけれども、目にみえないところでそういうことをやっていくのも大事である、しかし同時に、国民が見ているわけでありますから、国民の見えるところでやはり両国がお互いに日米パートナーシップを確認して、そして共同で世界平和に 当たってい...全文を見る
09月07日第118回国会 衆議院 外務委員会 第13号
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○浜田(卓)委員 中山外務大臣初め、きょう外務省の主要スタッフも来ておられますが、外交当局が最近の情勢に対応して大変な御苦労をしておられますことに心から敬意を表したいと思います。  また、イラク・クウェート紛争に対する対応のみならず、きょうまでソ連のシェワルナゼ外相もお見えにな...全文を見る
○浜田(卓)委員 お話はわかりますけれども、しかし、では今対応措置として決定された事柄がどのような形で遂行されつつあるか。例えば、医師の派遣、これは私、後にまた意見を申し上げますけれども、百名ということがうたってあります。これはよく聞きますと、外務省は民間のお医者さんにお願いをす...全文を見る
○浜田(卓)委員 外務大臣、お聞きのように憲法解釈上は問題がない、つづめて言えばそういうことであろうと思います。つまり自衛隊法の不備である。ではなぜ自衛隊法の改正ということを政治家としてお考えにならなかったのか、そしてまた、政府の対応としてまさにそういうことが妥当だと思わなかった...全文を見る
○浜田(卓)委員 では、それに関連してもう一点憲法の解釈を伺いたいと思いますが、今国連憲章四十一条の枠内での対応が行われているわけであります。(「五十一条だ」と呼ぶ者あり)いや、四十一条です。しかし、これが仮に国連憲章四十二条つまり国連軍の結成がなされた場合にはいかなる対応が可能...全文を見る
○浜田(卓)委員 外務大臣にお答えをいただくわけでありますが、今の局長の答弁は、憲章五十一条による集団自衛権の問題と四十二条で結成された国連軍への参加の問題は別に考え得るということであります。そして、まさに我が国がこれから国連中心主義でやっていこうという核心は、将来あるいはまた今...全文を見る
○浜田(卓)委員 そこはきちんと、解釈論は少なくとも固めていただきたい。つまり、我々が国連強化、国連中心主義ということを言っても、それを絵そらごとに終わらせないように、まさに平和憲法が想定した枠組みを生かすためにもそこが一番のポイントであるということを私はあえて念を押しておきたい...全文を見る
○浜田(卓)委員 時間が参りましたから区切りをつけますが、今局長がおっしゃった、それほど重大なことであれば考え得る、しかし、今以上に重大なことがしょっちゅう起きますか。今まさに百四十一名の日本人、そして多くの外国人が盾にされているのですよ。何かの間違いでお互いに引き金を引いたら、...全文を見る
○浜田(卓)委員 ありがとうございました。
10月25日第119回国会 衆議院 国際連合平和協力に関する特別委員会 第3号
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○浜田(卓)委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、提出されております国連平和協力法についての質疑を行いたいと思います。  昨日も当特別委員会でいろいろ議論が行われたわけでありますが、予算委員会、それに引き続く特別委員会の質疑を通じて、主として野党議員の質問を通じて、私は、こ...全文を見る
○浜田(卓)委員 それでは総理、国連軍、これは一体いつ結成されるとお考えですか。私は、四十二条で想定している理想的な国連軍が結成される状況というのは、今とはかなり違った国際情勢下であろうと思います。つまり、米軍もあるいはソ連軍も含めて国連という指揮のもとに入り、一つの世界警察軍、...全文を見る
○浜田(卓)委員 次に、集団的自衛権についての質問に移ります。  これは私、かなり昨日の質疑の中で明らかにされてまいりましたけれども、念を押すためにお伺いをするわけでありますが、当初集団自衛権の解釈論議を総理が研究をしておられる、そういう新聞報道に接して私はびっくりしたわけであ...全文を見る
○浜田(卓)委員 今の総理の御答弁、いわば当然のことでありますが、安心をさせていただきました。  私は、憲法の解釈というものが、そのときの都合によって変えていいもの、あるいは変え得るものだとは思っておりません。もちろん憲法の変遷という議論もあります。時代の変遷に対応してその適用...全文を見る
○浜田(卓)委員 戦後四十数年にわたって積み上げてきた、そして確定してきた、かつ国民的なコンセンサスを得てきた憲法の解釈の範囲内、それに基づく立法である、そして、それを軽々にお変えになるつもりはない、そのことを今確認をさせていただいたわけであります。  私は今我が国は、否世界全...全文を見る
○浜田(卓)委員 それでは、先ほど来申し上げておりますように、この国連平和協力法案というのは何をなそうとしているのか、そしてまた何ができ、何ができないのか、これを私は明らかにまとめていく必要があると思っております。いろいろな議論を通じて、断片的にはこれはやれそうだとかこれは恐ろし...全文を見る
○浜田(卓)委員 要するに集団的自衛権は、これは国家固有のものである、私はそうだと思うのです。今回も、我が国が直接攻撃されていないかどうか、そこは私は大変難しいと思いますよ。百四十一名の方々が拉致されて他国の政府によって拘束をされている、私はまさに主権の侵害だと思う。これは私は、...全文を見る
○浜田(卓)委員 それともう一つ。一々行ったり来たりするのは時間がもったいないですから、これからずっと柳井局長に伺いますので、彼はここでずっと続けて答えることを御許可いただけますでしょうか。よろしいですか。
○浜田(卓)委員 それでは、お伺いをいたします。実は、きょうはお茶の間に見てもらうために項目を整理してまいりました。もうちょっと上手なものをつくるつもりだったのですけれども、やはりこの事柄の内容で、それほどうまくできなかったものですから。裏には書いてありませんので、後ろの方はごら...全文を見る
○浜田(卓)委員 第一は、これはあえて確認するまでもないと思いますが、国連憲章四十二条に基づく国連軍に参加して戦闘行為を行うこと、これはできませんね。
○浜田(卓)委員 それじゃ、できないということで、これはバツですよね。私はこれはバツをつけてまいりましたから、見ていただきたいと思います。(発言する者あり)質問者は私ですから。  その次、多国籍軍とともにイラク軍に対する戦闘行為を行う、これは先ほど法制局長官とのやりとりで明らか...全文を見る
○浜田(卓)委員 できない。できないと思って私はバツをつけてきましたが、これを見ていただきたいと思います。  その次は、同じ多国籍軍の指揮下に入って物資協力をする、いろいろな物を運んだり、多国籍軍の指摘下でそういう運搬を含めた行動を行う、これはどうですか。
○浜田(卓)委員 これもできません。  じゃ、その次、戦闘が行われている、戦端が開かれた後、そういう場所で多国籍軍に対して武器、弾薬、兵員、食糧、水、これを運搬する、これはできますか。
○浜田(卓)委員 できないですな。つまり、武力行使と一体となるような行動はできません、そういうことですね。
○浜田(卓)委員 じゃ、これもできないからバツですね。  その次に……
○浜田(卓)委員 はい、申しわけございません。  戦闘が行われている場所で、つまり先ほどの戦場で多国籍軍に対して医療協力を行う、最前線に平和協力隊医師団を送り込んで医療協力を行う、これはできますか。
○浜田(卓)委員 じゃ、これもバツですね。  それでは次に、色が変わりますけれども、停戦の監視、つまり、仮にイラク・クウェートの紛争が調停により終結をした、お互い兵を引き、かつ平和状態に入るわけですけれども、それをきちんと行われるかどうか監視する、これが停戦の監視でありますが、...全文を見る
○浜田(卓)委員 これはマルですね。  第二点ですが、紛争終了後の暫定政権の行政事務への助言・指導を行う、これもできますね。
○浜田(卓)委員 その次は、紛争終了後の公正選挙の監視・管理、いろいろなケースがあると思いますけれども、これはできますか。
○浜田(卓)委員 その次は、現在ジョルダンには、数十万人あるいはもっとそれを超えると言われておりますが、アジアの人たちを中心とする避難民が集結をしております。飢えと渇きが彼らを苦しめているという報道がなされております。この避難民の救出輸送、これはできますか。
○浜田(卓)委員 マルですね。  それでは、こういう避難民の方々への医療提供、これはできますか。
○浜田(卓)委員 最後に、紛争によっていろいろな災害が後に尾を引くでしょう。これの復旧作業はできますか。
○浜田(卓)委員 どうもありがとうございました。マルですね。結構です。  こういうふうに整理をいたしますと、要するに戦闘行為につながるもの、戦いの場における行動、そういうものはしないのですよ。やらせないのではなくて、これは私は大変時間をかけて詰めたものでありますが、法律的に、あ...全文を見る
○浜田(卓)委員 時間が大分経過しましたので、それでは最後の質問を申し上げます。  我が国の外交努力についてであります。私は、全く個人的な見解でありますけれども、湾岸危機平和的解決のための山場が近々来るんではないか、そのような感じを持っております。そういうときに、我が国の外交問...全文を見る
○浜田(卓)委員 私はもう一つ、ソ連というのは大変大事な役割を果たし得ると思うのです。今でもソ連の軍事顧問がイラクには、一説によると千人弱はまだいるというような報道もあるわけでありますが、私はソ連が本気になってこのイラクの説得に当たるということが大きなかぎだというふうに思っており...全文を見る
○浜田(卓)委員 以上で私の質問を終わりますが、私は昭和十六年十月生まれであります。太平洋戦争の始まる直前に生まれたわけでありますが、物心ついたときは我が国は焦土と化しておったわけであります。そしてその中で、しかし希望に満ちて今日まで育ってくることができた、このように考えておりま...全文を見る
10月29日第119回国会 衆議院 国際連合平和協力に関する特別委員会 第5号
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○浜田(卓)委員長代理 委員長から申し上げます。  それでは、質問者山口君がもう少し理解ができるように、今までの答弁を整理してもう一度御答弁をお願いします。工藤内閣法制局長官。
○浜田(卓)委員長代理 答弁ありますか——もう一遍答弁しますか。柳井条約局長。
○浜田(卓)委員長代理 山口君に申し上げます。  政府の答弁は先ほど来一貫して行われているわけでありますので、質疑を続行してください。
○浜田(卓)委員長代理 委員長から申し上げます。  質疑を続行してください。
○浜田(卓)委員長代理 山口那津男君に申し上げます。質疑を続行してください。
○浜田(卓)委員長代理 これにて山口那津男君の質疑は終了いたしました。     〔浜田(卓)委員長代理退席、委員長着席〕
10月31日第119回国会 衆議院 国際連合平和協力に関する特別委員会 第7号
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○浜田(卓)委員長代理 これにて町村信孝君の質疑は終了いたしました。  次に、上田利正君。
11月05日第119回国会 衆議院 国際連合平和協力に関する特別委員会 第8号
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○浜田(卓)委員 きょうは大変お忙しい中を意見陳述者の皆様には御来場いただき、貴重な意見を賜りましたことを心から感謝申し上げます。私は当特別委員会の理事をいたしております自民党の衆議院議員浜田卓二郎です。どうかよろしくお願いいたします。  わずかな時間しかありませんので、私もで...全文を見る
○浜田(卓)委員 次に、浅野先生にお伺いいたします。  浅野先生、スウェーデンは派遣していないから我が国も余分なことをする必要はないという御認識を示されましたが、スウェーデンというのはどういう国だか御承知でしょうか。例えば人口ほどのくらいでございましょうか。
○浜田(卓)委員 説教みたいでまことに恐縮ですが、私はスウェーデンに割と詳しいものですから。スウェーデンは人口八百万人なんですね。私は埼玉県の出身ですが、埼玉県の人口がもう六百五十万ぐらいになります。つまり、我が国でいえば一つの県ぐらいの規模の国であります。私どもが実は今なぜ協力...全文を見る
○浜田(卓)委員 私は、現実の世界が、そういった武力の行使によって小さいところが、備えていないところが侵略されるおそれがある、それを許す国際社会であってはならない、そういう認識をあえて申し上げたかったわけであります。  先生への最後ですけれども、国連への協力を中心に考えていくべ...全文を見る
○浜田(卓)委員 次に、杉岡さんにお伺いしたいと思います。  杉岡さんは、日米安保条約が日本の発展の上に果たした役割の認識が必要だということをおっしゃいました。私も同感なんです。  それと同時に、やはり日本人の物の考え方に若干特殊なものを残してきたのも事実だと言わざるを得ない...全文を見る
○浜田(卓)委員 それからもう一点、杉岡さんですが、平和協力隊の後方支援活動は、それは死ぬことも負傷することも覚悟する必要があるという御意見でありました。実は、私も先ほど申し上げました代表質疑の中でいろいろ確認をしていったわけですが、戦端が仮に開かれますね、そういう状態になったら...全文を見る
○浜田(卓)委員 御趣旨はよくわかりました。これから要するに戦端が開かれるようなケースとか、そういう実施計画を組めない場合あるいはまた組むべきでない場合、そこは今の御意見もよく拝聴しながらやっていく必要があると思います。  最後に、大場さんに御質問させていただきます。  大場...全文を見る
○浜田(卓)委員 これで終わります。
11月06日第119回国会 衆議院 国際連合平和協力に関する特別委員会 第9号
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○浜田(卓)委員長代理 答弁は明確にお願いします。
○浜田(卓)委員長代理 これにて石橋君、水田君の質疑は終了いたしました。  次に、渡部一郎君。