浜田卓二郎
はまだたくじろう
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月15日 | 第151回国会 参議院 財政金融委員会 第3号 議事録を見る | ○浜田卓二郎君 公明党会派の浜田卓二郎です。 きょうは、経済全体の問題と、あわせて保有株を中心とした金融の今後のあり方について質問させていただきたいと思います。 財務大臣にまずお尋ねさせていただきますが、昨年の補正を組む前の段階で当委員会がございました。そのときに、正確に...全文を見る |
○浜田卓二郎君 日銀総裁に同じことをお伺いいたしますが、私は、金利政策につきましては、早くゼロ金利を離脱せよということを申し上げてきました。その理由は、一つは、金融政策の幅がなくなると、これ以上何もできなくなるではないか、チャンスをとらえて早くゼロ金利を離脱してほしいということを...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 もう金融政策は要らないという御認識ではないだろうと思うんですが、私は、金融政策も今あらゆる手段を使って景気拡大に取り組むべきであると。 量的緩和というふうに言われておりますが、峰崎委員のインフレターゲット論には前向きな御答弁はなさいませんでした。私もあえてそれ...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 先ほど財務大臣のおっしゃいました日本経済には潜在的な力はあるというお考え、私も賛成でございます。ただ問題は、その潜在的な力があるはずなのがなぜ出てこないか、なぜ消費が出てこないかというところにあるわけであります。 ですから、いつかはいつかはということでは、これ...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 この問題は、少なくとも私の認識としては財政・経済政策のスタンスがどうもあいまいになっているというふうに思っておりますので、ひとつ御検討いただきたいと思います。 それから、これはイントロで意見だけ申し上げますが、ニューヨークの株が下がったから一対一の関係で日本の...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 そうすると、簿価に比べて評価損はどのぐらい出ているんでしょうか、推測で。 | ||
○浜田卓二郎君 四月から企業会計原則が改定される、変更されるというんですか、保有株の評価損というのは資本勘定に計上しなきゃいけないということになりますね。そうすると、これは剰余金から差っ引くわけですかな。そうすると、自己資本もそれの影響を受けますね。それから配当可能利益も影響を受...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 配当可能利益は相当影響を受けると思うんですけれども、大臣は心配しておられませんか。 | ||
○浜田卓二郎君 それは希望的な観測も含めての話で、当然のことだろうとは思うんですね。ただ、もしもっと状況が悪くなったらどうなるかということは、やはり政策当局としては考えていくべきであろうというふうに思います。 それで、今、土地の再評価による評価益の処理はどういうふうになってい...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 配当可能利益の計算上、それをカウントしてはならないと。自己資本には入れていいんですか。 | ||
○浜田卓二郎君 株式の評価損は、その配当可能利益から引かなきゃいかぬですな。 | ||
○浜田卓二郎君 土地の評価益はだめで株式の評価損はいいというのは、それは保守主義ということでしょうか。ちょっと考え方を聞かせてください。 | ||
○浜田卓二郎君 法律はそうなっているというのは、そうだと思うんですね。でも、時限的な措置として、土地の評価益と株式の評価損を相殺させてくれという希望が金融界にはかなり強くあると承知しておりますけれども、これについても全くノーですか。 | ||
○浜田卓二郎君 それじゃ、算入するかしないかという前の段階で評価損と評価益を相殺するというのはどうですか。 | ||
○浜田卓二郎君 株式の評価損というのも実現していないんですよね。両方とも実現していないんじゃないんですか。この議論はもうそういう答えしかないというふうに思います。 ですから、そういう答えを踏まえつつですけれども、柳澤大臣に最後に一言伺いたいんですけれども、この評価損の処理の問...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 終わります。 | ||
03月15日 | 第151回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号 議事録を見る | ○浜田卓二郎君 浜田卓二郎です。 きょうは菊池公述人、笹森公述人、大変ありがとうございます。御両者から貴重な御意見を拝聴いたしました。 与えられた時間が十分なものですから、笹森公述人には申しわけありませんけれども、きょうは菊池さんの方にちょっと集中して幾つか伺わせていただ...全文を見る |
○浜田卓二郎君 今の項目のことで、もう一つ外貨準備があるんだろうと思うんですね。日本は先ほど先生おっしゃる、四十兆円ぐらい現在あるんでしょうか。 | ||
○浜田卓二郎君 はい、ドルですね。 で、外貨準備というのは、その仕組みからいいますと、あれは短期証券、外為証券を発行して、そしていわば、外為会計だと資産と負債がバランスしているわけであって、かつこれは円の相場の上下、言い直せば貿易収支の増減によって常時減ったりふえたりしていく...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 時間がありませんので、この問題はちょっと私なりの考えだけ申し上げておきたいと思うんですが、先ほど年金基金についての御質問もありましたよね。要するに、将来の支出に充てられる、いわば預り金ですから、ですからこれが資産というふうな、性格上どうだという問題と、それから今の...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 どうもありがとうございました。 | ||
03月22日 | 第151回国会 参議院 財政金融委員会 第4号 議事録を見る | ○浜田卓二郎君 私の時間は二十分しかありませんので、簡単にお答えをいただきたいと思います。 まず日銀総裁にお伺いをいたしますが、今の峰崎委員からの質問と私の質問通告はほとんどダブっているわけでありますから確認的な質問になると思いますが、総裁は、物価下落率というんですか、物価の...全文を見る |
○浜田卓二郎君 まさに答えもおっしゃったんですけれども、インフレでもデフレでもない状況が望ましいということでありまして、これは一つの物価水準に対する価値判断なんですね。だから、今おっしゃりにくいんでしょうけれども、ゼロを超える状況が持続的に出ることが一つの今のこれだけの金融緩和措...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 何も私も数字を総裁に言ってもらおうと思って申し上げているわけではありませんが、重ねて申し上げれば、インフレターゲットという言葉がどうも余りいい感じを与えないなと。何かもっとうまい言い方はないかなというふうに思うんですが、マンデルさんというコロンビア大学の教授が最近...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 ちょっと不良債権の処理の中身について伺いたいんですが、柳澤大臣は直接償却を盛んに言われるわけで、私もそれは基本的に賛成なんですね。でも、その不良債権というのは一体何なのかという問題があるんですね。 銀行も、この会社はもうだめだと思ったいわゆる破綻している債権、...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 いや、もっと大胆におっしゃっていいと思うんですけれどもね。私は何もやめろと申し上げているわけじゃなくて、もっと厳格にやれということを申し上げたいわけですよ。つまり、これが本当の不良債権だと判断すれば、銀行は何も柳澤さんに言われるまでもなく直接償却するんですよ。問題...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 午前中に引き続きまして、若干の質疑をさせていただきたいと思います。 政策投資銀行の総裁には、お残りいただいて恐縮でございます。 最初に、この政策投資銀行関連について伺いたいと思います。 一昨年でございましたか、産業再活性化法、それから政府系金融機関の改...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 三十七社二十四億円の貸付実績が見込まれますというのは、平成十一年度の実績見込みで、これは一昨年の質疑のときにいただいた数字と同じなんですね。その後これはうんと充実しますとおっしゃったものですから、どのぐらいになっているのかなというのがきょう聞きたかったものですから...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 十二年度の見込みが幾らになりますか。 | ||
○浜田卓二郎君 百二十一億円ですか。──二十一億円。減っているわけですな。これは資金需要がないんでしょうか。 | ||
○浜田卓二郎君 総裁、じゃ引き続いて。 このときに資料をちょうだいいたしまして、インキュベーションファンドということで、投資もしますと。先ほどの副大臣の御答弁の新規事業何とか組合というやつですかな、そこを通じての出資ということですか。これは私の二年前にいただいた数字では、十一...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 私の期待とは全く違う展開だなと思っておりますけれども、要は、銀行の貸し渋り、あるいはそこまで言わなくても、なかなか積極的な資金融資というのが民間の銀行から出てこない。そしてリスクマネーみたいなものはほとんどもう期待できない。 そういう中で、今ぐらい新規事業の創...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 総裁、結構でございます。ありがとうございました。 次に、柳澤大臣に少し伺いたいと思うんですが、今株式相場を聞いてみますと、午前中一万三千円を割りましたけれども、また少し戻して、六十七円安で一万三千三十六円であるということでありまして、結構だなと思っております。...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 機関投資家、個人投資家に対するデリバリーをできるだけ速やかにやらせることだとおっしゃった意味がよくわからないんですけれども。 つまり、間を挟んで仮にそういうものができちゃったとしても、最終目標は個人投資家なり機関投資家の所有であって、そこに速くデリバリーさせよ...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 それならばいいんですが、何か少しでも色気のあるような発言に聞こえたものですから念のために申し上げたんです。 私、こう思うんですよ。与党が提案をしました、金融庁も金融担当大臣も否定しなかった、そういう話になったら、今まで護送船団方式でやってきて、しかも今再生途上...全文を見る | ||
03月27日 | 第151回国会 参議院 財政金融委員会 第5号 議事録を見る | ○浜田卓二郎君 最初に、相続税について二、三伺いたいと思います。 今回の改正案で、贈与税の基礎控除を従来の六十万円から五十万円引き上げておられます。引き上げることは結構だと思うんですけれども、この五十万引き上げた理由というのはどこにあるのでしょうか。 |
○浜田卓二郎君 いろいろ物価上昇率とかあるんでしょうけれども、長生きになっちゃっているんですよね。だから、今のうちに若い世代に資産をできるだけ移転して新しい住宅投資とか積極的な土地の活用とかいうのを図るということで、私は方向としていいと思うんですけれども、六十万円を何十年据え置い...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 ある広い地域の平均値をとってお考えになるというのは一つの安全な手法なんでしょうけれども、こういう相続のときに問題になるのは、田園調布に住める人は限られた人だから別によく考えなくてもいいということかもしれませんけれども、相続が起きると住んでいる場所から移転しなきゃい...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 ええ、人数です。もうアバウトでいいですよ、一人とか二人とかですね。 | ||
○浜田卓二郎君 数にしたらほとんどいらっしゃらないんですね。しかし、中には、固有名詞は申し上げませんけれども、事務当局から説明を聞かせていただきましたが、一千億以上の相続をなさる方も一人とか、あるいは何年に二人とかというふうにおられるんだろうと思うんですね。 その場合の課税を...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 七〇%が最高税率であって、それから九段階刻みで、やっぱり七〇に引っ張られてみんな高くなっているわけですから、それを下げていくということで、七〇だけじゃないということですね。今おっしゃったことを全く逆にして言えば、繰り返しになりますけれども、それが高いという印象がま...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 ですから、私は一つ、今の繰り返しですけれども、赤字国債については、建設国債と差がないといっても、財政のスタンスとしては、赤字国債はやっぱり赤字国債ということで、これをまずなくす目標を掲げるべきだと思うんですね。 それからもう一つは、財政当局はもっと強くていいと...全文を見る | ||
04月05日 | 第151回国会 参議院 財政金融委員会 第8号 議事録を見る | ○浜田卓二郎君 質問通告はしておりませんけれども、今までの質疑を聞いておりまして、今金融担当大臣はお帰りになりましたけれども、財務大臣にちょっと緊急対策との関係で株式の買い取り機構について一言御意見を伺いたいんです。 この委員会で二度ほど同じような問題を私も取り上げてきました...全文を見る |
○浜田卓二郎君 そういう限定した財政の関与ということであればまた聞き方は違いますけれども、私は前にも申し上げましたけれども、それじゃ、その買い取り機構の所要資金をどうするのか。これはもう民間の、つまり銀行を中心にした拠出に頼るということであれば、その資金規模はたかが知れたものにな...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 いやいや、経過は私もわかっているわけでありまして、そういう経過をたどる理由をお聞かせいただきたいと申し上げたんですよ。つまり、当分の間というのは、有名な地方自治法附則というのがありまして、当分の間で戦後ずっとそのまま来ているという制度は役所の世界では決して珍しくな...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 税務相談というのがありますよね。私は大変な勤労奉仕だと思っていますよ。だけれども、税務相談というのを税理士さんに無償でやらせるというそのやり方の方が私はむしろ問題であって、一番税理士さんの忙しい時期に何で無償で駆り出して税務相談をやるのか。 私は昔、税務署長を...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 弁護士法に書いてあるからというのは、ここは国会ですから、だから立法政策の問題として議論すれば、弁護士法の規定が適当かどうかという議論になるわけですよね。公認会計士法に書いていない、それじゃ公認会計士法を変えればいいわけであって、税理士法に書いていないんであれば税理...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 ちょっと全然わからないんですよ。 私は、司法試験を受けたんです。だから、司法試験の記憶はあるんですけれども、私は税理士をやる自信なんて全くないですよ。司法研修所に行っていないから司法研修所で何を勉強させるかわかりませんけれども、でも、多分それは法律が中心でしょ...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 歴史の沿革が違うからというのもまた説明にならない。アメリカは例えば会計士制度一本でしょう。そうでしょう。だから、税理士法というか、税理士の業務体系というのは別に独立してはいないんでしょう。 | ||
○浜田卓二郎君 今あなたの御答弁にはなかったけれども、例えばドイツの制度は公認会計士、名前はちょっと私もよくわからないけれども、それから税理士、それぞれ根拠法もあるわけですよね。そして、重なり合いながらやっている。そして、公認会計士さんというのは当然税務もやれる。登録とかそういう...全文を見る | ||
05月24日 | 第151回国会 参議院 財政金融委員会 第11号 議事録を見る | ○浜田卓二郎君 私の時間は三十分でありますし、皆さんもおなかがすいていると思いますから、できるだけお互いに簡潔にやりたいと思います。四問用意しておりますので、時間をはかって、余り長い答弁にならないようにお願いいたします。 第一問ですが、私も先般の予算委員会で目の前で聞いており...全文を見る |
○浜田卓二郎君 改革断行内閣なんですね。財務大臣はいわばその大黒柱の閣僚でいらっしゃる。小泉さんの後見人でもいらっしゃると、そういう話も伺いますけれども。 そこで申し上げたいんですけれども、改革断行というその延長線上で道路特定財源の見直し、聖域なき見直しという話になりますと、...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 十四年度において一般財源化というのを実現しないとすれば、総理が参議院選前も含めて具体的に見直しを進めるということにはならないというふうに私は思っているんですけれども、この一般財源化はどういうふうにお考えですか。 | ||
○浜田卓二郎君 そうすると、一般財源化は早くても十五年度以降ということですね。 それでは、次に移ります。 また、地方交付税についても聖域としません、削減をしますとおっしゃっておられますし、財務大臣もその意向であるというふうに伺っておりますが、この具体的な内容、段取りについ...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 財務大臣の問題意識で大いに結構だと思うんですね。 まさに国と地方の関係というのは複雑過ぎまして、かつての大蔵省と自治省で絶えずやり合ってきた経過を私も耳に挟みながら参りましたけれども、地方財政というのは一種の伏魔殿みたいな感じになっておりますね。ですから、私は...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 私は政党には所属しておりません。ただ、会派を通じて連立の仲間の一人だと思っておりますので、そういう立場であえて申し上げるんですが、人気が今出るのは当たり前だと思うんですね。目の前で、難しいというのはみんなわかっている話を、必ずやりますと断言なさるんだから人気は上が...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 次に、経済について一つだけ伺いたいんです。 竹中大臣はほかの委員会の関係で御出席ができないということであります。私は、衆議院時代は大蔵委員会には入っておりませんでしたからよくわからないところがあるんですけれども、財政政策、金融政策を論じるというのは、やっぱり景...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 骨太で結構なんです。その議論はもうずっとみんなやってきたんですね。だから、それをやるという決断は、決意というか言葉は私は評価しますよ、さっきと同じように。あなたに言っているんじゃない、総理大臣と竹中さんに言っているんだけれどもね。だけれども、例えば、柳澤さんのとこ...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 最後に柳澤大臣に、生保問題です。 実は、相沢金融再生委員長のころですけれども、この場で生保の予定利回りを、これはタブーみたいな話になってきたわけですけれども、私も危険を冒して発言したんですよ。 やっぱり現実に起きていることというのは、予定利回りを途中で変え...全文を見る | ||
05月29日 | 第151回国会 参議院 財政金融委員会 第12号 議事録を見る | ○浜田卓二郎君 前回のこの委員会で同じ質問を申し上げたんですけれども、きょうは竹中大臣に御出席をいただいておりますので、構造改革と現下の経済、そういうことに関連して若干の質疑をさせていただきたいと思います。 まず、景気が非常に微妙な段階にあると思いますけれども、大臣は、今の経...全文を見る |
○浜田卓二郎君 きょうは株価がどうなっているか私はちょっとまだ承知しておりませんが、小泉人気といいますか、小泉ショックで若干よくなりそうだったのが、このところ六日間ぐらい続落しておりますね。 それで、実は私の地元の国の金融機関の出先ですけれども、埼玉県下の中小企業の景況判断と...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 私は決してナローパスだとは思わないんですね。そうしようと思うからナローになるわけですから、つまり、今の経済状況というのを的確に把握されて、それに対してどういう政策が必要なのかというのは、これは弾力的に考えていく必要があると思うんですよ。 そこで、構造改革という...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 今おっしゃった不良債権処理、これは私ももうずっとやらなきゃいけないと思ってまいりましたし、柳澤大臣の就任は私は大歓迎だったんですよ。しかし、テンポはどうも二、三年はかかると。だから、不良債権が全部処理し切れるなんというのは、これは私はあり得ない話だと思うんですね。...全文を見る | ||
06月14日 | 第151回国会 参議院 財政金融委員会 第14号 議事録を見る | ○浜田卓二郎君 私は最初に、基本方針の素案を読ませていただきましたので、峰崎議員と続いての質疑になりますけれども、この点について二、三お伺いをしてみたいと思います。 まず、基本的に大変精力的によく問題を掘り起こしてカバーしていらっしゃるというふうに読ませていただきました。若干...全文を見る |
○浜田卓二郎君 実は、御承知のように、景気についてはもう随分長い間低迷が続いているわけであります。ですから、橋本内閣の経済政策というのを小渕さんが大転換をされた、そしてそれがもう一息というところに来ていたのかどうか、大体の判断はそうだったわけですが、その段階で森内閣にかわって経済...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 これからここに盛られたことも含めた改革を阻むものというのは何かといいますと、一つは当然、既成事実とか既得権益とか言われる話ですね、それぞれに長い歴史を持っておりますから。これは容易ならざることだろうと思います。もう一つは景気だと思うんですね。やっぱりどこまで我慢で...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 これは株価対策ではないわけですけれども、緊急経済対策として出てきた話は、一つは株価の動向というか、あのときの経済状況がございましたね。ですから、今回たったこれだけしか出てこないということで、本当にこれが緊急経済対策の名に値する措置なのかなという疑問が基本にあるもの...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 柳澤大臣にお伺いします。 CPのペーパーレス化の法律が出ておりますが、これは当然もっと早くなされてもよかった措置だろうと思っております。CPによる資金調達というのは、しかし日本の金融マーケットでは余り大きなウエートを占めておりませんですね。ペーパーレス化がされ...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 きょうは預金保険機構の松田参考人もお見えいただいておりますが、整理回収機構の、あれは株式会社ですね、買い取り期間延長、これは正常に経営されている金融機関からの買い取り分についての改正ということでありますが、それを含めてなんですけれども、回収機構の今までの買い取り実...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 柳澤大臣のあの帳簿から消す話ですね、それで全部けりがついているかというと、実際は回収機構に移して、こっちにそのまま残っている。これが、今のお話ですとまだ二兆円ぐらいはあるわけですね。これから直接償却が進めば進むほどそういうものがふえていくであろう。 私は、本当...全文を見る | ||
06月19日 | 第151回国会 参議院 財政金融委員会 第15号 議事録を見る | ○浜田卓二郎君 法案に関しましては前回の委員会で質問をさせていただきましたから、今回は、時間も二十分しかございませんし、いわゆる基本方針の素案を中心にして財務大臣に一、二お伺いをさせていただきたいと思います。 午前中の質疑でもこのテーマは取り上げられたわけでありますが、確認的...全文を見る |
○浜田卓二郎君 竹中大臣のこれに関する御発言と比較していきますと、聞いている方はいささかニュアンスが違うような気がしちゃうんですね。つまり、前回でしたか、この質疑の中で竹中大臣が使っていた言葉は、大統領教書というのは、これはどこかで言った話のようですけれども、もう一つは壮大な実験...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 いや、その仕組みはそれでよろしいわけですけれども、これが壮大な実験というような言葉に値するようなものなのか、そうお考えなのかどうかですね。 つまり、国民の高い支持率というのは、小泉さんが何でもやりますやりますと明言されるでしょう。今までの総理はもっと慎重だった...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 じゃ、その話はここまでにいたします。 具体論で一つ。この前、峰崎委員も指摘をされたんですけれども、ほかのところがかなり踏み込んで具体的に、特定財源とか公共事業費の問題とか具体的に書いてあるんですけれども、税制については、これは読んでみたら、教科書で税のあり方を...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 小泉内閣というのは、そうすると、税はいじらぬという話ですか。私はそれは無責任だと思うんですよ。それは小泉内閣だけではありません、宮澤大蔵大臣にもこの席で申し上げた記憶があるんですけれども、どうも税の議論はみんな逃げていますよ。だけれども、税にさわらないで財政の構造...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 しかし、大臣、あえて申し上げるわけですが、これは一、二年でやることしか書いていないわけじゃないですよ。 | ||
○浜田卓二郎君 ちょっと待ってください。社会福祉も含めてですね…… | ||
○浜田卓二郎君 いや、それを理解しないで申し上げているわけじゃありませんで、ただ、要するに骨太に、これから数年かけて日本の構造改革を進めていこう、その場合に、今増税をしろと私も申し上げているわけじゃありません、むしろ財政は、私の方は、景気に対して刺激的にとるべきである、それを申し...全文を見る | ||
10月25日 | 第153回国会 参議院 財政金融委員会 第4号 議事録を見る | ○浜田卓二郎君 浜田です。よろしくお願いいたします。 三十五分しかございませんので、まず答弁は簡潔にひとつお願いいたします。それと、財政政策に絞って御質問をしたいと思います。午前中の峰崎委員の議論でかなり尽くされておりますけれども、私の方はちょっと具体的に伺ってみたいと思いま...全文を見る |
○浜田卓二郎君 今の大臣の御答弁の中には景気対策という言葉はなかったわけですが、そのように理解をさせていただきます。 そして、これも新聞報道ですけれども、自民党の内部の議論も含めて、追加補正予算を組むのではないかという憶測というんですか、そういうことが言われておりますけれども...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 そうしますと、今年度の補正、それから追加補正の可能性も含めて、現状では、日本の経済の状況に対して財政による刺激策といいますか、財政による対応というのは必要ないと御判断になっていらっしゃるということですか、財務大臣として。 | ||
○浜田卓二郎君 わかりました。 そうなりますと、次の質問に移りますが、真水といいますか、一般会計歳出増は一兆円程度、これは既定方針だということですが、これで仮に追加補正なしということで二〇〇一年度の歳出規模というのが定まるとすれば、二〇〇二年度の国債発行枠三十兆円で試算という...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 大臣、予測される歳出規模と補正後の規模と、それを比較してどのくらい落ち込みますか、そういうふうに今伺ったつもりなんですけれども。 | ||
○浜田卓二郎君 一兆円補正なさるわけですよね。仮にこれが追加補正なしと前提した場合に、二〇〇一年度の歳出規模がそこで決まるわけですね。それに対して三十兆円の国債発行を堅持するとおっしゃったから、それを堅持しつつ、予測される二〇〇二年度の歳出規模、一般会計ですね、それを財政収支試算...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 補正後と比較してどうですかと聞いているわけです。マイナス何兆円になりますか。 | ||
○浜田卓二郎君 何兆円というのは計算できませんか。 | ||
○浜田卓二郎君 仮定計算の話ですから、計算するかしないかということで、しないということですからそれはそれで結構ですが、要は、二〇〇二年度の財政は本年度の財政からマイナスになるということですね。それは、従来我々が考えていた経済対策という意味では引き締めですよね。超引き締めです。とい...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 米国では、今度のテロ事件の後、消費の落ち込みを大変懸念いたしまして、グリーンスパンは思い切った金利の引き下げを矢継ぎ早にやりました。これは金融政策の問題です。それにあわせて、財政の出動を現在まででおよそ十兆円規模で既に決定をしておりますし、今後追加的に減税を含めた...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 そのお考えとか志は大いに結構だと思うんですけれども、現実の経済はそれに対応した動きに必ずしもならないわけであります。 私は、上院でどうなるかという問題が残っているにせよ、少なくともアメリカの経済を考えますと、この矢継ぎ早の金利引き下げと相まって、十兆円規模の財...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 米国が緊急の財政支出を決定し、かつまた追加補正も、追加補正といいますか追加支出も検討しつつあるということは、そのテロの影響あるいはそれに関連するもろもろの出来事の影響によって消費の落ち込みを懸念しているわけですね。それに対して財政に一つの役割を果たさせようというこ...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 私の申し上げたいことは、三十兆というのは一つの意気込みで設定された、しかしそれがどれだけの根拠を持つものか、論拠を持つものか。これは私ども必ずしも納得していない。そして、日本経済の現状をどうとらえるかというのはそれとは別にあるわけですよ。 そして、アメリカでも...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 そこで金融の話なんですが、盛んに聞こえてくるのは、きょう私、竹中大臣に出席をお願いしたんですがお出になれない。これはやむを得ないんですが、竹中大臣の御発言も含めて、どうも今の内閣の経済政策というのは、もう財政はだめなんだ、財政は役に立たない、金融でやる、そういうふ...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 私は、財務大臣はそう考えていらっしゃらないんじゃないかと思っているんですけれどもね。 つまり、財政構造改革がすべてだみたいな発想で今の状況を私は乗り切っていけると思いませんね。財政構造改革も必要なんですよ。でも、財政構造改革がすべてじゃないでしょう。小泉さんの...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 財政政策にはもう一つ税制もありますね。税制の活用も含めた財政の役割をここでもっと深刻に考えるべきである。 ですから、三十兆というのは、大臣おっしゃるようにこれは政治的目標ですよ。ですから、それを守ろうというのは、それは政治的な一つの姿勢として評価すべきでありま...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 先ほど、各国の金融担当者とお会いになった感想として、経済のマクロの政策と不良債権処理というのは緊張関係が高いというような微妙な表現をされましたけれども、私は、不良債権の処理も含めた、それから公共事業費の配分の見直しも含めた構造改革、これは大いにやっていってほしいん...全文を見る | ||
11月13日 | 第153回国会 参議院 財政金融委員会 第9号 議事録を見る | ○浜田卓二郎君 浜田です。よろしくお願いいたします。 まず、山本参考人にお伺いいたしますが、先ほどの御報告ですと、三兆円の保有株式の削減を既にもう二兆円達成しておられて、目標達成後は自己資本の範囲内におさまるということでありまして、これは要するに、自力で十分新しい規制にも対応...全文を見る |
○浜田卓二郎君 きちんと株が処分できるかどうかというのは、マーケット全体のあり方としてあるいは相場全体の行方として心配するというのは全体的な立場ですけれども、それ以上に、できるだけ損をしないで処分をしたいというのは、これは当然それ以上に強烈な銀行の動機だと思うんですね。私は、今用...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 この機構の構想というのは、私の記憶ですと、株式マーケット緊急対策というような議論があって、一種のPKO、プライス・キーピング・オペレーションですか、そういうものをやるツールとしてつくろうというような、そういう思惑があった時期があったと思うんですね。そのころの問答で...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 先生、重ねてお伺いしますけれども、今、郵便貯金が自主運用になったんですね。ですから、私もこの委員会で何度かこの問題を申し上げてきたんですけれども、二百五十兆もの資金を総務大臣が自主運用するという仕組みが日本にあるわけですよ。だから、これはもう巨大ファンドというか、...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 岩原参考人は、今、私と池尾参考人と若干やりとりさせていただきましたけれども、この論点について先生の御意見も。 | ||
○浜田卓二郎君 最後に山本参考人にもう一度伺いますけれども、全く問題は別ですが、最近、不良債権処理を急ごうと。これも、私も基本的には不良債権の問題から早く金融機関が脱却してほしいというふうに一番願って議論をしてきた一人だと思っておりますけれども、最近の状況の中で、どうも急がなきゃ...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 終わります。 | ||
11月22日 | 第153回国会 参議院 財政金融委員会 第12号 議事録を見る | ○浜田卓二郎君 浜田卓二郎です。よろしくお願いいたします。 きょうは五十分という時間をちょうだいしておりまして、今まで三十分しかいただいたことがないものですから果たして五十分質問がもつかどうかわかりませんけれども、少し質問させていただきます。 追加でお願いいたしましたけれ...全文を見る |
○浜田卓二郎君 新しい雇用創出がいかに行われるかということでありますけれども、これも含めて広く言えば、午前中の御答弁では柳澤大臣は否定しておられましたけれども、需要喚起ということですよね。ですから結局それは、従来型かどうかは別にいたしまして、やはり景気対策に踏み込むというふうに私...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 私は、そこはもう少し政府はきちんと物を考えていただきたいと思うんですね。つまり、前回、補正は今通ったばかりですから成立したばかりなんですね。そのときの質疑では景気対策というものは考えていないと言われたわけでありまして、それから一週間たったか十日たったかということで...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 引き出し役というのはそのとおりだと思うんですが、そもそも景気対策というのは、英語でポンププライミングポリシーとか、あるいはスティミュレーティングポリシーという言い方をいたしますね。つまり誘い水で、水が上に噴き出してくるのをねらった政策とか、あるいは文字どおりスティ...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 釈迦に説法の話を申し上げて恐縮なんですけれども、私は、小泉内閣の経済に対するスタンスというのが基本的に転換さるべきだと思うんですよ。 骨太の方針の第一項目に二、三年だめですと書いてありますね。これは私は余計なお世話だと思うんですね。マーケットに対して、いろんな...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 決して私が従来型のというふうにくくられる必要はないというふうに思っております。 例えば、公共事業費の配分を変えるのも構造改革でしょう。それから、公団、公社、そういういわば郵便貯金の背景にありました、この大きな財政資金の流れをゆがめていると思われるものを民営化し...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 お答えは大体想像したとおりでありまして、私も若いころ大蔵省におりましたけれども、主計局とかが中心で、主税局というのは働かせていただいたことがないんですね。それで、感じておりましたのは、税の原則というのは非常に厳しいものがあって、それを非常にストイックに頑張って守っ...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 昔、有取税だけの時代がありましたね、証券の課税についてですね。そして、私どもは自民党の税制調査会で随分有取税というのはけしからぬということを議論した記憶があるんですけれども、ちょっと私は今振り返ってみて若げの至りだったかななんという気になっておりまして、むしろ取引...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 終わります。 | ||
12月04日 | 第153回国会 参議院 財政金融委員会 第13号 議事録を見る | ○浜田卓二郎君 午前中からの審議でいろいろ問題点は出尽くしたと思いますので、余り聞くことはないんですけれども。 要は、金子発議者の御答弁がありましたように、RCCの機能強化をするのは、二、三年で不良債権処理を終わりたいからだ、そのための手段を提供するためだというふうに理解をし...全文を見る |
○浜田卓二郎君 何というんですか、雑談の中での話ですけれども、RCCにいろいろ機能強化しても、それがなかなか特効薬にはならないだろうと。やらないよりは改正をした方がいいけれども、時価の問題になるわけですけれども、結局、買い取り価格が高くなっちゃうだけに終わる懸念があるんじゃないか...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 そうならばわかるんですね。 別に競争入札に参加させることが目的じゃないんですね。つまり、入札にも参加できるよということにすぎないわけですよね。だから、さっきから民業圧迫とかなんとか、私はそういう議論は余りしないんですけれども、競争入札に参加できるようになったか...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 それは柳澤さんのお考えはよくわかりますよ。だけれども、競争入札に参加して、要するに一番高い値段で落とすのがいつもRCCだというふうなことまでこれは起こり得る話でしょう、今の御議論ですと。 | ||
○浜田卓二郎君 それはわかりました。 それで、企業再生の点ですけれども、権利関係が、債権が一行だけじゃなくて複数行でその調整がなかなか難しいという場合に、これをRCCが買い取って、その複数債権者間の調整もすればありがたいなという話ですけれども、RCCがそういう債権を買い取ると...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 ちょっとよくわからなかったんですが、私の言いたいことは、もし金子さんの言われるようなことであれば、最初に銀行間で調整してからRCCに持っていくんならば調整できるじゃないですかと。調整できるんなら、何も企業再生をRCCにお願いする必要はないじゃないですかということな...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 私の質問は、銀行が再建できないやつが、何でRCCが再建できるんだということがまず聞きたかったわけですよ。それに対して柳澤大臣がさっきおっしゃったのは、まあなるほどなという一つの答えですよね。 つまり、債権者間の調整がつかないで企業再生が野ざらしになっているよう...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 次の質問を先にお答えいただいたわけだけれども、要するに、社長は大変優秀な弁護士でいらしたわけですね。副社長はたしか元大蔵省のOBさんですよね。専務理事も大蔵省のOBさんである。それから、多くの職員は、例えば我が埼玉県ですと小川信用金庫が破綻しましたけれども、相当破...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 銀行がなかなか売りたがらないという話が午前中にも出ていましたし、それならば時価でという話がつながってきているわけですが、先ほどの柳澤大臣の答弁も含めて、結局いろんな矛盾があるわけですね。つまり、銀行が売りやすくするには値段を、時価ということですけれども、ある程度高...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 そうですか。 そうすると、日本政策投資銀行の果たす役割というのは、これは想定でしょうけれども、何でもいいんですか、組合でも会社でも。要するに出資ファンドを形成する人がいて、その手伝いを日本政策投資銀行にもしてもらって出資を仰ぐこともできると、スキームとしては。...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 よくわかったようなわからぬようなあれですけれども、いずれにせよ、私自身は、どれだけ効果があるかは別にして、こういうツールを整備して不良債権の処理を円滑に進めていくということ自体は大いに結構だと思いますので、頑張っていただきたいと思うんですね。 しかし同時に、ち...全文を見る | ||
○浜田卓二郎君 私もそうですけれども、不良債権処理というのはきちんとやっていくべきだという出発点は同じなんですけれどもね。 ちょっと最近、大手の企業の方から聞いた話なんですけれども、あなたのところは大丈夫ですかと、いろいろ話題に上る企業ですから聞いたんですね。そうしたら、銀行...全文を見る |