浜四津敏子

はまよつとしこ



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浜四津敏子の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月19日第126回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第2号
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○浜四津敏子君 先生、本日は大変ありがとうございました。簡単に二点お伺いしたいと思います。  先ほどのお話の中で、フランスは高齢化社会にならないだろうというふうに言われている、高齢化の抑制を図っているというふうなお話がございましたが、これは統計の上での分母をふやす、例えば若年の...全文を見る
○浜四津敏子君 はい。  今、四十代、五十代の要介護者が非常にふえている、痴呆症あるいは今高齢者の方が抱えている問題を四十代、五十代で抱える人がふえている、こんなお話を聞いたものですから、そのあたりに関しまして先生のお考えを伺わせていただければというふうに思います。
○浜四津敏子君 本日は、現場からの貴重なお話を大変ありがとうございます。時間がありませんので、たくさんお伺いしたいことがあるんですが、時間の範囲内で伺ってまいります。  今どこのホームを訪ねても、特に特養ホームでは、職員、働き手がどうしても集まらない共通の悩みを抱えております。...全文を見る
○浜四津敏子君 今の続きですけれども、給与の面でも大変条件が悪い、なかおか公的な補助、補助単価と実勢単価とが非常にギャップが大きい、こんなことも一つの原因ではないかなというふうに思いますけれども、この実勢単価と補助単価を一致させる、実勢単価に見合う補助金ということで何とか実現させ...全文を見る
○浜四津敏子君 現実には、例えば支援センターの方に夜突然緊急の電話がかかってきて、二人では、一人は運転する、一人は乗っていく、例えば介助が必要な場合に重い方だと二人ではとても運び切れない、こんな現場の声があるようですけれども、何とかこれについても十分に充実させる方向でこちらとして...全文を見る
○浜四津敏子君 それとまた、もう一つ最近の特色といたしまして、特養ホームの入居者の約六割が痴呆症、それも重度化している。先ほどお話にも出てまいりましたけれども、これが現在の特養ホームの実情では、なかなか現場でもう支え切れない状態になっているという声もかなり強いかと思うんです。これ...全文を見る
○浜四津敏子君 先ほども、そうしたお年寄りの方の面倒をむしろこれからは見る人が少なくなるんじゃないか、若い人は嫌がるんじゃないかというようなお話が出ましたけれども、さまざまな原因が考えられると思うんです。  一つには、今の教育システムの中で子供たちが老人に触れるチャンスがない。...全文を見る
○浜四津敏子君 ありがとうございました。
03月22日第126回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○浜四津敏子君 子供の現状を見ればその国の将来がわかると言われております。そこで、日本の将来を決する子供たちの現状をめぐる問題について何点かお伺いいたします。  まず総理に、子供の権利条約はほとんどの先進諸国は批准し、そして既に積極的にその実施を進めておりますけれども、日本政府...全文を見る
○浜四津敏子君 そうしますと、日本政府としては早期批准とともに子供の権利条約が真に目指すもの、そしてまたその精神を十二分にまた積極的に完全に実現させる意思がある、そのために広く意見を聞いて柔軟に取り組む姿勢があるというふうに理解してよろしいでしょうか。
○浜四津敏子君 時間がありませんので次に移ります。  厚生省に伺います。  乳幼児の医療費の無料化につきましては、地方自治体はそれぞれ独自に支給額あるいは条件を決めて既に実施しているところが多くあります。その実態がどうなっているか掌握しておられますでしょうか。
○浜四津敏子君 その条件が各地方自治体によってばらつきの状態にあります。  厚生大臣にお伺いしますが、こうした国民の医療の問題、地方自治体によってばらつきの状態にある、この状態を好ましいとお考えでしょうか。
○浜四津敏子君 本来、国民の健康とかあるいは医療に関することというのは、地方によって異なっていいという問題ではないんじゃないでしょうか。国が統一的に取り組むべき問題と考えますが、ぜひ厚生大臣のお考えをお聞かせください。
○浜四津敏子君 来年度からは沖縄を除くすべての都道府県が助成を行うということになっているというふうに承知しております。今後さらに少子社会へ向かうと言われております観点からも、もう既に国として統一して実施する時期に来ているのではないか、国として積極的に取り組んでいただきたい、これを...全文を見る
○浜四津敏子君 専門家の指摘によりますと、今の子供たちの四人に一人がこうした小児成人病の予備軍にあるというふうに言われております。今少しお話ありましたが、こうした大変問題になっております、また母親にとっては看過できない大変不安な材料になっております小児成人病の原因が、厚生省として...全文を見る
○浜四津敏子君 糖尿病を早期発見また早期予防するために、学校保健法及びその施行規則で定めます学校の健康診断の検査項目に糖尿検査は実施されることになりましたが、心電図、血圧測定を検査項目に入れるお考えはないでしょうか。
○浜四津敏子君 ぜひとも入れてくださるよう、前向きの御検討をお願いいたします。  ところで、厚生大臣にお伺いしますが、子供の一日の糖の摂取量、適切な糖の摂取量は何グラムか、御存じでしょうか。
○浜四津敏子君 文部省の補助金で作成されております日本学校保健会のこのパンフによりますと、砂糖は二十グラム以下、子供たちについては二十グラム以下というふうに言われております。  ところで、きょうちょっと現物を持ってまいりました、こうした清涼飲料水あるいはコーヒー等の飲み物、これ...全文を見る
○浜四津敏子君 大体これが四十四グラム、そしてまた三十八グラム、あるいは二十六・八グラム。(資料を示す)一日の子供の摂取量二十グラムをはるかにこの一本でオーバーする、こんな状況になっております。こうした缶ジュースあるいは清涼飲料水の缶に糖分表示はありません。これを表示させるお考え...全文を見る
○浜四津敏子君 次に、中学、高校生の飲酒、喫煙についてお伺いします。先ほど飲酒についてはお答えありましたので、特にたばこについてお伺いします。  中学、高校生がどれぐらいたばこを吸っているのか、その実態は調査しておられますでしょうか。
○浜四津敏子君 この調査によれば、簡単にお話ししますと、中学一年生の四人に一人吸ったことがある。高校三年生は二人に一人が吸ったことがある、あるいは吸っている。こんな調査の結果が出ております。そして、その吸うに至ったきっかけですけれども、コマーシャルの影響が非常に大きい、そしてまた...全文を見る
○浜四津敏子君 先進諸国の中では日本ほどこれほどたばこのコマーシャルが自由になされているところはないというふうに言われておりますので、ぜひとも規制の方向で取り組んでいただきたいというふうに思います。  最後に、総理、これをごらんになったことがおありでしょうか。(資料を示す)これ...全文を見る
○浜四津敏子君 ありがとうございました。
03月26日第126回国会 参議院 商工委員会 第3号
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○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。よろしくお願いいたします。  まず初めに、消費者保護政策について句点か伺わせていただきたいと思っております。  先日、三月一日に、ある大手のエステティックを目的としたジムを経営する会社が不渡りを出しまして、全国に多数持っておりました...全文を見る
○浜四津敏子君 今エステについての実態を御報告いただきましたけれども、たしか国民生活センターのまとめによりますと、昨年十一月末までに相談があった十万九千九百七十七件のうち、こうした継続的役務取引に関する相談が約半数、五万三千二百三十二件、前年同期に比べましてふえている、こういう報...全文を見る
○浜四津敏子君 今後の救済方法のあり方ですけれども、通達あるいは指導あるいはガイドライン、こうした行き方ももちろんそれなりの効果があるというふうに思っておりますけれども、ほかの先進諸国と同じように消費者保護のための立法をぜひお願いしたいというふうに希望させていただきたいと思います...全文を見る
○浜四津敏子君 済みません。具体的なお答えをいただきましたので、ちょっと言葉が足りなかったかと思いますが、保全措置の点につきましては一括前払い原則禁止といたしまして、ただ一部信頼の置ける業者に限り認めることにし、その場合に保全措置をとっていただきたい、こういうふうに私どもでは考え...全文を見る
○浜四津敏子君 消費者問題につきましても大変積極的に取り組んでくださっておられる長官、また現場の声を聞いてくださるということでやっていただいておりますが、ちょっと現場の声を少しお話しさせていただきます。  私どもいろんな事件を扱っておりまして、製造物責任を追及する事件というのは...全文を見る
○浜四津敏子君 結構です。  それでは、次に景気の対策について伺わせていただきます。  景気対策としての公共事業投資につきましては、従来型、土木、建築、運輸などに重点を置く行き方、それの方が効果が大きいんだ、こういう意見と、それから先ほど来お話が出ております新社会資本への投資...全文を見る
○浜四津敏子君 済みません。もう残された時間がわずかですけれども、中小企業対策について最後に句点か伺わせていただきます。  官公需契約の実績を見ますと、平成三年度は……
○浜四津敏子君 わかりました。  平成四年度の契約目標達成の見通しはどうかという点と、それから平成五年度の契約方針としまして中小企業向けをふやす方向が。また、資金繰りに苦しむ中小企業から政府系の中小企業金融機関に対して融資枠拡大の要望が強いわけですけれども、これを弾力条項を活用...全文を見る
○浜四津敏子君 ありがとうございました。
03月29日第126回国会 参議院 商工委員会 第4号
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○浜四津敏子君 一九九〇年に策定されました地球温暖化防止行動計画に基づきましてこれまで政策的対応を進められてまいりましたが、二酸化炭素排出量抑制政策の手法としましては三つの手法が検討されてきた経緯があると思います。総量規制によるのかあるいは税、課徴金によるのかあるいは融資、補助金...全文を見る
○浜四津敏子君 平成二年に掲げられました目標の一つとして、先ほどから出ております非化石エネルギーへの依存度を高める、こういう目標が掲げられております。そのうちの一つ、原子力発電、この原子力発電所の立地が大変厳しい状況にあるというふうに理解しておりますが、その原因はどこにあるという...全文を見る
○浜四津敏子君 今回示されました対策につきましては、主として工場及び事業所等の産業部門が中心であるというふうに言われております。産業部門における今後の省エネにつきましては、大変困難さを増しているということが答申でも指摘されておりますけれども、殊に中小企業の中でもエネルギー管理指定...全文を見る
○浜四津敏子君 具体的に今回の対策でどの程度省エネが実現されるのか、その目標としているところを数値で示すということはいかがでしょうか。
○浜四津敏子君 昨年十一月、通産省は「今後のエネルギー環境対策のあり方について」という産業構造審議会等合同部会の答申で、環境保全、経済成長、エネルギーは三位一体である。この三位一体という言葉は何度かいろんなところで使われておりますけれども、何かもう一つちょっとぴんとこないといいま...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは、エネルギー需給構造高度化のための関係法律の整備に関する法律案、長いものですから以下高度化法案というふうに省略させていただきます。この法案について少しお伺いさせていただきます。  この中の、エネルギーの使用の合理化に関する法律の一部改正、第三条四項では、...全文を見る
○浜四津敏子君 同じく十五条の二の第二項でございますが、これは特定建築物に係る措置についての規定でございます。この十二条では工場について大変厳しい制裁が規定されております、公表、措置命令など厳しい制裁が課せられているのに比べまして、建築物に関しましては公表どまりというふうにされて...全文を見る
○浜四津敏子君 同じく十八条の一項でございますが、ここで規定されております特定機器というのは、政令で定められております特定機器の内容と違いがあるんでしょうか。今回の改正で何らかの追加を予定しておられるんでしょうか。
○浜四津敏子君 そうしますと、政令で定める特定機器の内容は、どんなものが具体的に追加されるのかについてはまだ検討中ということでしょうか。
○浜四津敏子君 それでは、今回新エネルギー開発等につきまして、新エネルギー・産業技術総合開発機構、NEDOがその業務を拡大してこうした業務を行うということにされておりますが、なぜNEDOが行うのか、そのあたりについて御説明いただきたいと思います。
○浜四津敏子君 今回の高度化法案の中で一部改正が予定されております石油代替エネルギーの開発及び導入促進法についてちょっとお伺いいたします。  ニューサンシャイン計画が平成五年度より新たにスタートするということとされておりますが、従来のサンシャイン計画とムーンライト計画、これを一...全文を見る
○浜四津敏子君 今の促進法の一部改正案の中で、第三十九条の第九項の中で、海外における石油代替エネルギー等の導入促進業務、「海外における実証」、こういう言葉が出てまいりますが、これは具体的にはどのようなものを予定されていらっしゃるんでしょうか。
○浜四津敏子君 また、石油代替エネルギーの開発に関連してでございますが、こうした国のエネルギー技術開発プロジェクトで得られた成果に関しまして、特許権あるいは実用新案権等現在は一〇〇%国に帰属するということになっているというふうに理解しております。これをほかの、例えば大型工業技術と...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは、次にエネルギー等の使用の合理化及び再生資源の利用に関する事業活動の促進に関する臨時措置法案、省略して省エネ・リサイクル法案というふうに言わせていただきますが、建築物における省エネについてはビル全体で一定水準以上の省エネを図る、そういう措置等を考えていると...全文を見る
○浜四津敏子君 この省エネ・リサイクル法案第三条で言われます「事業者等の努力指針」というのは、具体的にはどのような内容、そして効果を考えていらっしゃるんでしょうか。
○浜四津敏子君 通産省は、本年二月二十五日に「再生紙の利用のお願い」を発表されました。その中で、市町村での再生紙の使用が進んでいないということを指摘されておられまして、それとともにその利用促進を呼びかけておられますけれども、市町村での再生紙の利用促進策について説明していただきたい...全文を見る
○浜四津敏子君 行動計画の中では、「環境マークの活用等により二酸化炭素の排出の少ない製品等の普及促進を図る。」とあります。  まず第一点、エコマークとかあるいはグリーンマークはなかなか普及しないというふうに言われておりますが、この普及に関してどのような具体策を持っておられるか、...全文を見る
○浜四津敏子君 重なりますが、ちょっと一点お答えが抜けておりましたので、もう一度お尋ねをさせていただきます。  各市民団体、主婦のグループあるいは消費者団体は一生懸命古紙等の回収に努力しているわけです。また、できれば古紙がなるべくたくさん使われた製品を買いたい、こういうふうに願...全文を見る
○浜四津敏子君 また、古紙のリサイクルにつきましては、その価格の下落がリサイクルの足を引っ張る結果となっております。殊に、たくさんの人が無償でボランティアで古紙の回収に努めておりますけれども、これが逆有償回収になりますと集める気力もなくなってしまう、こんなことになってしまうもので...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは、もう時間がありませんので、最後に一点お伺いいたします。  地球温暖化問題を初めといたします地球環境問題は、通産省の審議会の答申でも指摘されておりますように、一国のみの対応では問題の本質的解決というのはとても不可能だというふうに考えられます。どうしても国...全文を見る
04月08日第126回国会 参議院 商工委員会 第5号
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○浜四津敏子君 それではお伺いいたします。  不正競争防止法は、立法が昭和九年、経済法規の中でも最も古い部類に属しますが、立法後、昭和十三年あるいは二十五年、平成二年など数回の改正を経ましたけれども、しかし、急激な経済状況の変化、その実情に法が追いつかないという状況が続きまして...全文を見る
○浜四津敏子君 法案第一条に、「この法律は、事業者間の公正な競争及びこれに関する国際約束の的確な実施を確保するため、」と、こうあります。ここで「国際約束」という言葉が出てまいりますが、それについて二点お伺いいたします。  一体、国際約束というのは何を指すのか。条約あるいは協定あ...全文を見る
○浜四津敏子君 次に、第二条の第一項一号に「需要者の間に広く認識されているもの」というふうに定めがあります。いわゆる周知性の要件と呼ばれております。その定義について、殊に地域的な範囲をお伺いいたします。  今回、現行法の「本法施行ノ地域内ニ於テ」という要件が削除されたということ...全文を見る
○浜四津敏子君 同じく第二条の一項一号から三号までの行為類型として現行法にはない「輸入」が規定されております。輸入行為につきまして二点まとめてお伺いいたします。 この「輸入」は今回新たに新設したものなのか、それとも従来も含まれていたものを表現を変え明確にしたものなのかどうか、それ...全文を見る
○浜四津敏子君 同じく第二条で、不正競争行為の類型として、この中には他人の周知表示あるいは著名表示あるいはデッドコピー、こうしたものを譲渡などのために所持することという所持という行為が挙げられておりません。これについて二点お伺いいたします。  所持については、本法でどのように扱...全文を見る
○浜四津敏子君 同じく第二条の一項三号に移ります。  ここには「他人の商品(最初に販売された日から起算して三年を経過したものを除く。)」と、こうありますが、この三年というのは請求権の行使期間というふうに考えていいのかどうか。ということは、販売開始後三年以内に模倣したものが差しと...全文を見る
○浜四津敏子君 同じく第三号の、「他人の商品」という場合の「他人」には外国人も入るのかどうか。そしてまた、ここで言う「販売」というのは日本における販売だけなのか、あるいは外国における販売も入るのかどうかについてお答えください。
○浜四津敏子君 同じく第三号に関連してですが、例えば設計図ができているだけの段階のもの、つまり商品化前のものあるいはカタログだけができている、こういうものをその設計図を見てあるいはカタログを見て模倣した第三者が本人よりも先に販売を開始した、こういう場合にはこの本人と第三者とどちら...全文を見る
○浜四津敏子君 これは法務省にお伺いいたしますが、営業秘密を取得する行為、不正に取得する行為、この第四号に関連する件ですが、現実に差しとめ請求権を行使する場合に、請求する者はそれが窃取、詐欺あるいは強迫その他の不正な手段によって取得したんだと、この点の立証が非常に難しい状況にあり...全文を見る
○浜四津敏子君 ありがとうございました。  法案の第二条で、不正競争として規定されております個別行為類型の中に今回は不当広告とかあるいは不当廉売、あるいは取引妨害、内部干渉など、いわゆる不公正な取引方法等を規制の対象としておりませんが、なぜ入れなかったのか、その理由をお伺いした...全文を見る
○浜四津敏子君 現行法もまた今回の改正案によっても、不正競争行為の類型というのは限定的に列挙されているだけで、いわゆる一般条項というものが掲げられておりません。不正競争行為というのはこれらの列挙されている行為に限定されるものではありませんで、それ以外にも多数存在するわけでございま...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは、附則についてお伺いさせていただきます。  附則の第二条、経過措置が定められておりまして、この中に「特別の定めがある場合を除いては、この法律の施行前に生じた事項にも適用する。ただし、改正前の不正競争防止法によって生じた効力を妨げない。」、こういうふうに規...全文を見る
○浜四津敏子君 同じく附則の第三条ですが、ここでは民事責任についても原則不遡及ということを定めているんだと思いますが、「この法律の施行前に開始した次に掲げる行為を継続する行為」と、こうありますけれども、それではこの法律の施行前に開始して現在は行為を継続していないというものについて...全文を見る
○浜四津敏子君 同じく附則の十条とそれから十三条の関係をお伺いいたします。  大変わかりにくいものですから、基本的なところで申しわけないんですけれども、例えば、かつて模倣行為をしたけれどもいまやめているという者に対しては、例えば損害賠償請求はできるんでしょうか。十条は、反対解釈...全文を見る
○浜四津敏子君 最後に大臣にお伺いいたします。  不正競争防止法は、先ほどもちょっと触れさせていただきましたが、昭和九年に制定されて以来何回か改正を繰り返してまいりましたけれども、そのほとんどの改正が外圧によるもの、外からの要因で改正されてまいりました。その時点では日本は、まだ...全文を見る
○浜四津敏子君 ありがとうございました。以上で終わります。
04月15日第126回国会 参議院 商工委員会 第6号
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○浜四津敏子君 それでは伺います。  WIPOの特許ハーモナイゼーション条約というのは、本来は本年七月に成立の予定だったはずでありますけれども、七月の成立が困難というふうに伝えられております。その理由と、またいつごろ成立の見通しなのかを簡単に一言で結構ですのでお答えください。
○浜四津敏子君 いずれ日本がこのWIPOの条約を批准する場合には、それと抵触する国内法の整備、また運用解釈を合わせる必要が出てまいりますが、また具体的にアメリカから六項目要求されております。この六項目の中で日本が受け入れ困難だというような項目がありますでしょうか。
○浜四津敏子君 この六項目につきまして具体的に伺いたいと思います。  まず原語出願の許容の問題ですが、外国語での出願を認める、こういう内容になりますが、外国語、それから訳文が出た場合にどちらを正文とするのか。例えば、原語を正しく訳したとしますと新規性があるものが、訳文が間違った...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは次に、付与前異議の禁止について伺います。  日本がいずれ付与後の異議申し立て制度へ移行する場合には、無効審判制度との関係を明確にすることがどうしても必要かというふうに考えられます。異議に対して出される結論と無効の審決で出される結論とが矛盾した結論にならな...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは次に、先ほども出ましたが、クレーム解釈の弾力化について伺います。  WIPOの条約二十一条二項に均等についての規定がございますが、従来クレーム解釈につきましては、アメリカは広過ぎる、日本は狭過ぎる、こういうふうに言われておりまして、日本が狭過ぎるからもう...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは次に、特許侵害訴訟について何点がお教えいただきたいと思います。  現在の特許侵害訴訟は大変時間がかかると言われております。これも外国からかなり批判が出ているところでございますけれども、その原因の一つとして、訴訟対象物件、また訴訟対象方法の特定が大変困難で...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは、この特許訴訟あるいは無効審判についてまだ何点かお伺いしたいんですが、後で時間がありましたら伺うことにいたしまして、実用新案について伺います。  二十九条の二で、権利行使の際には実用新案の技術評価書の提示が必要と、こういうことにされておりますが、この技術...全文を見る
○浜四津敏子君 現在存在いたしますいわゆる判定の制度でございますけれども、これも単なる鑑定あるいは意見、こういうことでなかなか信頼性がそれほど高くないといいますか、また利用価値も余りないということで実務上取り扱われているんじゃないかというふうに思っております。そんな意味で、ほぼ同...全文を見る
○浜四津敏子君 ただいまの御説明と関連するかと思いますが、二十九条の三第一項で、相当の注意を持ってその権利を行使したときはこの限りでない、こういう条文が出てまいりますが、この相当の注意というのは具体的にどういうことを意味するのか、お答えいただきたいと思います。
○浜四津敏子君 それからもう一点、大変細かい点で申しわけないんですが、十二条の第一項で何人も評価書は請求できる、こういうことになっております。また第三項では、実用新案権の消滅後でも請求できるというふうになっております。  そうしますと、さまざまな時期にあるいはさまざまな人に対し...全文を見る
○浜四津敏子君 順不同になって申しわけございませんが、少し時間がありますので、また特許のことをちょっと伺わせていただきます。特許庁の無効審判と裁判所における特許侵害訴訟との関係について、また前に戻って伺わせていただきます。  権利の有効無効の判断につきましては特許庁が判断する、...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは、法務省の方にお伺いいたします。  これも先ほどの問題に戻って恐縮ですけれども、特許侵害訴訟においてイ号物件、イ号方法の特定に時間がかかる、こういう問題を先ほどちょっと触れさせていただきました。それとともに、なかなか対象物件を開示したがらない原因の一つと...全文を見る
○浜四津敏子君 それともう一つは、特許訴訟の管轄でございます。  東京地裁、大阪地裁、また名古屋地裁には専門部がございますが、むしろ大変特殊な訴訟でございますので、こうした東京、大阪あるいは名古屋地裁ぐらいまでに限定して、特許訴訟に関しましては事物管轄を定めてそうした裁判所に集...全文を見る
04月16日第126回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第3号
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○浜四津敏子君 それでは、まず厚生省にお伺いいたします。  高齢者福祉のあり方、施設ケアから在宅ケアへの移行が図られてきておりますが、現状のままでは家庭で介護する家族の負担が大変重くなっております。それは、物理的にもまた経済的、金銭的にも大変負担が重いという実情にあります。まこ...全文を見る
○浜四津敏子君 ただいま提案させていただいた施策につきましては、全体の中のこうした局面からもということで提案させていただきまして、それだけで十分という趣旨では決してございません。  今のお話に出てまいりましたそのほかの面での負担の軽減策というのは、具体的にはどのような施策を考え...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは、在宅ケアと車の両輪と言われております施設ケアについて次にお伺いいたします。  施設ケアにつきましては、何点か問題あるいは課題を抱えておりますけれども、一つは、殊に例えば東京の特別養護老人ホームなどでは待機者が定員の五、六倍待っているというような施設もご...全文を見る
○浜四津敏子君 ただいま補助単価のお話が出てまいりましたが、社会福祉法人経営の老人ホーム、こうした施設などが借金を抱えて大変経営難にあるところが多いというふうに理解しております。これが施設が会社だったら大半は倒産しているというふうに言われております。  その原因の一つに、措置費...全文を見る
○浜四津敏子君 ちょっと認識のずれがあるかと思いますけれども、私がお会いした限りでは、かなり多くの経営者の方々がこの経営難の問題、本当に善意だけで一生懸命やっていらっしゃるし、使命感がなければとてもやれない仕事であるというような声がたくさんございますので、ぜひ今後の施策をお考えに...全文を見る
○浜四津敏子君 それと、近年四十代、五十代のいわゆる若年層の方の脳卒中とかあるいはアルツハイマー等、あるいは痴呆症等も増加しているというふうに言われております。現に、本来高齢者の方々のための施設である特養ホーム等に、こうした家族の方からの緊急の要請を受けて、見放すわけにもいかずこ...全文を見る
○浜四津敏子君 いわゆる障害者ということではございませんで、高齢者の方が老人性痴呆症に陥るとか、あるいは介護が必要な状態になる、寝たきりの状態になる、こういう本来高齢者のかかる症状が若年化してきている。これも現場の特養ホームで幾つかのところで伺いまして、本来は特養ホームでは受け入...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは次に、ゴールドプランについてお伺いいたします。  このゴールドプランによれば、二〇〇〇年までにホームヘルパーを十万人とする、こういう目標が設定されております。仮にこの目標が達成されたとしても、六十五歳以上の高齢者千人に対してヘルパーは四・七人にすぎない、...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは、時間の関係で次に移らせていたたぎます。  先ほど出生率の低下、少子社会のことにつきまして御説明いただきましたが、女性の社会進出で仕事と育児の両立が容易でないことも原因の一つ、こういう原因が挙げられましたが、その子育て支援策についてお伺いいたします。 ...全文を見る
○浜四津敏子君 ありがとうございました。
04月23日第126回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第4号
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○浜四津敏子君 それでは、建設省の方にまずお伺いいたします。  私ども高齢者の方々から寄せられる御相談の中で、先ほどお話がありました民営借家、いわゆる民間アパートを借りていらっしゃる方からの悩みが多く寄せられます。家賃が高い、そしてまた、明け渡しを求められているけれども移り先が...全文を見る
○浜四津敏子君 現在、地方自治体の幾つかで実施されております優良民間住宅の借り上げ制度とか、あるいは家賃補助制度なども、こうした高齢者の方々の住むところに苦労も不安もなるべく与えない、十分に暮らしていただける、こういう政策の後押しをぜひしていただきたいというふうに希望いたします。...全文を見る
○浜四津敏子君 ただいま費用の問題、コストの問題がお話に出ましたが、ある試算によりますと、介護ケアのコストで最も高くかかるのが施設におけるケアである。次に住宅改造をしないままの家でのケアが費用がかかる。その次が住宅改造した家でのケア。そして、最もコストが安いのが、最初から介護型住...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは最後に運輸省の方にお伺いいたします。  アメリカでは一九九〇年、アメリカ障害者法、ADA法が制定されております。その第二百二項でこの法律の高い理念が宣言されております。いかなる障害者も、障害を理由に、公共事業体のサービス、事業、活動への参加を拒否されたり...全文を見る
○浜四津敏子君 ありがとうございました。
05月11日第126回国会 参議院 商工委員会 第9号
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○浜四津敏子君 本日はありがとうございます。  御質問させていただきます。  商工会は約三十三年、また商工会議所は約四十年の歴史を持っていらっしゃるわけですけれども、この長い間ずっと、殊に商工会におかれては経営改善普及事業を主に行ってこられたわけです。中でも、金融、税務あるい...全文を見る
○浜四津敏子君 そうした対応、単に数をふやすというだけではなくて、また質の向上も当然新たな事業を始めるに当たっては求められるというふうに思われますけれども、高度化あるいは多様化する指導ニーズとかあるいはOA化とか先端技術等が要請されているというふうに言われております。それらに十分...全文を見る
○浜四津敏子君 済みません。もう一点、先ほどの人事交流についてお伺いしたいと思います。
○浜四津敏子君 県連あるいは連合会として、あるいは日本商工会議所として単会向けにこうした新たな事業がスムーズにいくように、あるいはリスクを回避できるようなやり方等、運用プロセスについての丁寧なあるいは親切なマニュアルづくりをされてはいかがかと思いますが、御検討されていらっしゃるん...全文を見る
○浜四津敏子君 それからもう一点、危惧の声あるいは不安の声としては、今回そうした新たな事業が加わったということで、従来の商工業者への個別経営指導から地域経営指導へと活動のウエートが移っていくのではないか、これまでの個別の業者の方が頼りにしていたさまざまな相談あるいは指導の事業が手...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは、商工会そしてまた商工会議所の組織について少し伺います。  商工会につきましては、会員は全員皆一票を持っておられるというふうに理解しております。したがいまして、零細企業あるいは中小企業であっても投票権あるいは発言権も平等にある。役員選出の方法もかなり民主...全文を見る
○浜四津敏子君 次に、業務を行うに当たっての問題点を少し伺いたいと思います。  先ほどもコンセンサスづくりが大変であり、また大事であるというお話が出てまいりました。例えば、会員の中に小売業あるいは製造業、加工業、サービス業、いろんな業種の方が含まれると思いますけれども、基盤施設...全文を見る
○浜四津敏子君 いずれにいたしましても、今回の法案の目的のとおり、中小企業、小規模事業者、また零細の事業者あるいは個人商店等の本当の支援になるように、また各地域の活性化のためにぜひ御尽力いただきたいと思います。  以上で終わらせていただきます。
05月13日第126回国会 参議院 商工委員会 第10号
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○浜四津敏子君 それでは、まず通産大臣にお伺いいたします。  大臣は、日本の国の経済分野での指導者であられますが、グローバルなそしてまた大局的な知識を当然持っていらしてまた必要だということがございますが、その一方でまた現場の声そしてまた悩みを十分に知っていただいて初めて的確な指...全文を見る
○浜四津敏子君 次に、小規模零細事業者に求められる支援といたしまして、今回の法案のように地域全体の経済の活性化を図ることも当然必要とされるわけですけれども、それと相まって個々の事業者への支援もといいますか、あるいはそれこそが最も重要かなというふうに思います。その一環として、先ほど...全文を見る
○浜四津敏子君 小規模零細事業者に対する融資制度としては、現在もさまざまな制度が用意はされておりますけれども、こうした事業者が実際に政府系の金融機関に融資の申し込みに行きますと、大変審査等が厳しくて実際にはなかなか借りられない、断られるケースも多いというのが多くの方々の不満の声と...全文を見る
○浜四津敏子君 小規模零細企業対策を講じるに当たりましては、先日もお話が出てまいりましたが、国とそれから地方行政との密接な連携が重要であるというお話がありました。  ところが、中小零細事業者にこうした有利な施策が実施されることになりましても、立法はできても現場の担当者、地方公共...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは次に、今回単位商工会そして商工会議所の人件費を都道府県の負担に移行するという内容になっておりますが、従来並みの補助が維持できるのかどうか、また都道府県の裁量で決まるために安定した補助が受けられないのではないかという危惧の声もありますが、こうした都道府県の人...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは、基盤施設事業につきまして三点伺わせていただきます。  一点目は、こうした基盤施設事業には大変大きな資金が必要になるというふうに考えられますが、例えば商工会、商工会議所が借り入れをしてこうした事業を実施して万一赤字になった場合はどこがどのように責任をとる...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは次に、小規模また零細事業においては、後継者がいなくて廃業を余儀なくされているところが多いのが現状でございますけれども、現在中小企業庁としてはこうした後継者問題についてどのように取り組んでいるのか、また今後それをどのように充実させていく予定なのか、その辺をお...全文を見る
○浜四津敏子君 ありがとうございました。これで終わります。
05月21日第126回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第5号
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○浜四津敏子君 本日は、大変貴重なお話を伺わせていただきましてありがとうございます。  先ほどの先生のお話の中で御用意いただきましたこの資料の表四、そして表五。表四は一九九〇年における六十五歳以上の割合、これを見ますと、日本は一二・一、それに比べましてアメリカが一二・六、これに...全文を見る
○浜四津敏子君 実はある若いお母さん、六人のお子さんを持っていらっしゃるんですけれども、そのお母さんに対して周りの方が、ある人は大変偉いと、こう褒めてくださるそうですけれども、多くの方々はちょっとそれは無謀ではないか、一体子供一人にこの日本で幾らかかると思っているんだろうかと、こ...全文を見る
○浜四津敏子君 ありがとうございました。
05月28日第126回国会 参議院 本会議 第20号
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○浜四津敏子君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました児童の権利に関する条約について総理並びに関係大臣にお尋ねいたします。  本条約の名称については衆議院で論議されてまいりましたが、私は子どもの権利に関する条約とするのがより実態に即し妥当と考えます。以下、子...全文を見る
05月31日第126回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第6号
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○浜四津敏子君 世界でも例を見ない急速度の超高齢化社会を迎えようとしている我が国においてこの超高齢化社会にいかに対応していくのか、その明確なビジョンとシナリオをつくることが緊急の課題と言われ、さまざまな取り組みが試みられてきました。これまでの取り組みと現状における問題点、そして今...全文を見る
10月27日第128回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第1号
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○浜四津敏子君 浜四津でございます。今回、海外視察の機会を与えていただきまして、大変ありがとうございました。  清水議員の報告で事実関係につきましては尽きていると思われます。私は、それに補足いたしまして個人的な感想を四点述べさせていただきます。  訪問させていただいた各国、と...全文を見る
11月05日第128回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○浜四津敏子君 浜四津でございます。よろしくお願いいたします。  初めに、ゼネコン疑惑の解明について法務大臣に五点お伺いいたします。  今政治改革が細川内閣最大の課題となっております。長年にわたる政官財の癒着構造は、政治と金に絡む不祥事を絶えることなく生み続けてまいりました。...全文を見る
○浜四津敏子君 次に、子供の人権保障のための国内法整備について伺います。  一九八九年十一月二十日の国連総会で採択されました子どもの権利条約は、本年十月十八日現在批准国百五十一カ国、署各国十六カ国に及んでおります。我が国においてもさきの国会で承認が得られる予定でありましたが、解...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは次に第二点、子供の養育費の支払い確保について伺います。  夫婦が別居しまたは離婚した場合でも、その夫婦に未成年の子供があれば夫婦ともに共同でその子を養育する責任があります。  ところで、現実の問題といたしましては、婚姻中、母親の多くは、子供の養育のため...全文を見る
○浜四津敏子君 わかりました。  それでは次に第三点、子供の虐待防止のための法整備について伺います。  近年、我が国におきましては子供の虐待の事件が目立って増加しております。世田谷区で子供の虐待の問題に取り組まれてこられた子供の虐待防止センター代表の広岡知彦さん、そしてその活...全文を見る
○浜四津敏子君 今お答えいただきました親権喪失を目的とした、その前段階の仮の親権一時停止とか、あるいは申し立て権者、児童相談所長あるいは検察官、こうした制度は現行の制度では十分に機能しておりません。現実に子供が親によって殺された、こういう事件もかなりございますけれども、そうなって...全文を見る
○浜四津敏子君 ありがとうございました。
11月09日第128回国会 参議院 文教委員会 第2号
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○浜四津敏子君 先ほどから赤松文部大臣御自身の御経験も交えながら大変率直な御答弁をいただいているのを伺いまして、私も期待を込めて質問させていただきます。  初めに、教育の目的は何か、また日本の教育がどういう人間像を目指しているかについて伺いたいと思います。  教育の語源は、引...全文を見る
○浜四津敏子君 ありがとうございました。  次に、こうした教育の目的達成のために日本の教育のあり方が十分に機能してきたのかどうか、十分に資するシステムになっているのかどうかについてお考えをお伺いできればと思います。  現代は、一面的かもしれませんけれども、享楽と欲望に流される...全文を見る
○浜四津敏子君 ありがとうございました。  現在、政治改革と同じように教育の改革も日本の将来にとって不可欠であるというふうに私は考えております。従来の偏差値重視とかあるいは知識のみの教育、そして集団的、画一的、管理主義的な教育がさまざまな弊害を生んできたのではないかというふうに...全文を見る
○浜四津敏子君 ところで、昨年の三月に文部省は登校拒否への認識の転換を図られまして、学校外の施設への通学を正規の出席と認める、こういう扱いをしてくださることになりました。また、さらにことしの三月には、こうした学校外の施設に通っための交通費につきまして通学定期の適用を認める通達を出...全文を見る
○浜四津敏子君 次に、学習障害児、いわゆるLD児について伺います。  LD児は、できることとできないことの落差が大きい点が特徴であるというふうに言われております。そのために見えにくい障害と言われております。知能が劣っているわけではありませんので、教え方や伝え方に注意を払えば大き...全文を見る
○浜四津敏子君 定義あるいは判定方法を確立するということも大事ですけれども、現に苦しんでいらっしゃるお子さんたち、そしてまたこうした問題を抱えて悩んでいらっしゃるお母さんたち大変多いものですから、何とか一日も早くそうした受け皿づくりあるいはサポートできるシステムをつくっていただき...全文を見る
○浜四津敏子君 それと、LD児につきましては、先生方にLD児についての認識がほとんどない方が多いというのが現状でございますので、ぜひとも先生方に啓蒙していただきたいというふうに希望をいたします。  先ほどの不登校児を対象とするフリースクールもまたLD児を対象とする施設も、いずれ...全文を見る
○浜四津敏子君 院内学級につきましては、東京都では現在は二つしかないというふうに理解しております。そのうちの一つ、武蔵野赤十字病院の院内学級を先日訪問させていただきました。この院内学級では、病院側の好意によって場所を提供してもらっての学級運営でございました。病院にとっては、経営上...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは、その調査の結果、そしてまた充実の方策について伺わせていただけるのを楽しみにしております。  また、細かい点になりますけれども、この院内学級運営上、現場の方々が困っておられる点が何点かございましたので、ちょっと伺わせていただきます。  院内学級の教員の...全文を見る
○浜四津敏子君 ありがとうございました。もう時間ですので、これで終わらせていただきます。
11月12日第128回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第2号
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○浜四津敏子君 それでは、まず労働省の方にお伺いいたします。  雇用保険についてでございますが、雇用保険法は昭和二十二年制定の失業保険法の目的である失業補償に加えまして、昭和四十九年に失業予防機能をあわせ持った新しい形で誕生して今日に至っております。この間、雇用を取り巻く経済情...全文を見る
○浜四津敏子君 次に、同じく雇用保険による育児休業給付について伺います。  平成三年五月に育児休業等に関する法律が成立いたしまして、昨年四月一日から施行されておりますが、一歩前進とはいえ、何といってもやはり無給であるということが大きなネックになっているというふうに考えられており...全文を見る
○浜四津敏子君 高齢者雇用継続給付も、また育児休業給付も、いずれも高速なスピードで進んでおります高齢化社会が要請する大変重要な政策であるというふうに考えますので、早期の実現をぜひよろしくお願いしたいと思います。また、それに関連しまして、今お話しいただきました介護休業給付につきまし...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは、次に介護休業制度の普及率について伺います。  前回報告していただきましたものを見ますと、平成二年度の調査では介護休業制度があるという企業が一三・七%、ないという企業が八六・〇%という結果が報告されております。年々わずかながら普及率は向上しているというこ...全文を見る
○浜四津敏子君 介護休業制度がなかなか普及しないために、介護のためやめざるを得ない女性もまだまだ大勢おりまして、介護する例あるいは介護される側にとってもさまざまな問題を抱えておりますので、さまざまな角度から一日も早い制度の普及ということをお願いしたいというふうに思います。  次...全文を見る
○浜四津敏子君 先ほども申し上げましたけれども、これらの町の取り組みが行政のあり方とかあるいは福祉のあり方を教えているように私自身は感じました。  実はある公立の老人ホームを訪ねたことがございます。大変立派な老人ホームでしたけれども、そこの中にいらした方が、そのホームの中のいろ...全文を見る