浜四津敏子

はまよつとしこ



当選回数回

浜四津敏子の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月24日第129回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第2号
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○浜四津敏子君 先生、きょうは大変ありがとうございます。  今回、国民福祉税の構想が出てきました。それをきっかけといたしまして日本のこれからの福祉のあり方、そしてまた負担のあり方、あるいは目指すべき方向性についてようやく国民的な議論が少し始まった段階かというふうに思っております...全文を見る
○浜四津敏子君 ありがとうございました。
○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。湯沢先生、本日は大変ありがとうございます。先生は民法が御専門でいらっしゃいますので、その関係で二点お伺いしたいと思います。  第一点目は、ひとり暮らしの高齢者の方がふえてきている、そしてまた殊に痴呆性老人の方がふえてきておられる。そう...全文を見る
○浜四津敏子君 残されたほんの少しの時間で。  ただいまのお話、本当に私も大分数多くの遺産事件、分割事件やってまいりましたので、本当にそのとおりというふうに思うんですけれども、ただ、親の面倒を見た者は長い間同居して家をただで使ってきたではないか、必ず出る反論ではございますけれど...全文を見る
03月16日第129回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第3号
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○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。本日は貴重な御意見を伺わせていただきまして、またいろいろお教えいただきましてありがとうございました。  私は二点お伺いしたいと思います。一点は、先ほどと重複する点もございますが、働く女性と年金についてお伺いしたいと思います。第二点目は...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは次に、公平な年金制度の確立につきまして伺わさせていただきます。昨年十月十二日の年金審議会の意見書の中にも、日本の年金制度の課題の一つとして公平な制度を確立していくという点が挙げられております。  公平といいましても恐らく三つあるかと思います。一つには世代...全文を見る
○浜四津敏子君 ありがとうございました。
○浜四津敏子君 本日は貴重な御意見を伺わせていただきまして大変ありがとうございました。  保健と医療と福祉の連携の必要性につきましては、これを実現するためにはさまざまなネックはありますけれども、しかし実現しなければならない大変重要な問題でございまして、高齢者の立場からもあるいは...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは次に、現行の医療保険制度の問題点について一点だけお伺いいたします。  現在の医療保険制度は短期保険でございますので、その年に病気にならないと保険料は掛け捨てになってしまう、こういう制度になっております。その掛け捨てになった分が病気の人の医療費に回る、こう...全文を見る
○浜四津敏子君 ありがとうございました。
03月18日第129回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第4号
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○浜四津敏子君 本日は大変ありがとうございます。  公明党の浜四津でございます。  先生がエコノミストにお書きになっておられる論文、「累進消費税導入で社会保障を 高齢化社会における政府の役割と財源」、こういう題でお書きになっておられます。この関連でひとつお伺いいたします。 ...全文を見る
○浜四津敏子君 その統合方式で目指すべき年金、医療、介護の程度でございますけれども、年金については暮らせる年金、医療につきましてはイギリス方式と同じように最低限の医療は少なくとも無料で受けられる、介護についても基本的なところは、特別ぜいたくなものでなければ、ごく普通の必要な介護は...全文を見る
○浜四津敏子君 私も知り合いの特に主婦層の方に意見を聞いてみますと、今の日本の制度ではなかなか税金も含めまして自分たちが負担したものが返ってきているという実感がない。これが例えば教育にしても医療にしてもあるいは住宅にしてもそれから老後の生活にしても全く不安がないというシステムにな...全文を見る
○浜四津敏子君 どうもありがとうございました。
○浜四津敏子君 公明党の浜四津敏子でございます。よろしくお願いいたします。  各種の意識調査によりますと、老後生活における不安といたしまして多くの方々が挙げるものは寝たきりや痴呆になることである、こういう結果が出ておりますけれども、そうしたことで、寝たきりにならないため、あるい...全文を見る
○浜四津敏子君 医療の出前が赤字になった、こういうことのようでございますけれども。
○浜四津敏子君 いや、それは入院患者が減ったということではないと思います。入院患者さんを減らしてむしろ在宅でケアをしよう、こういうことで、恐らく先生の病院でされているのと同じ目的で同じ趣旨で実施してきたんだろうというふうに思うんですけれども。
○浜四津敏子君 それは特殊な原因に基づく特殊な例であって一般化はできないというふうに理解してよろしいでしょうか。
○浜四津敏子君 それでは次にもう一つ、多くの方が心配しておられる痴呆症のことでございますが、大体六%から七%の出現率というふうに言われております。  痴呆症になった場合の家族の介護というのは、寝たきりの高齢者の方も大変ですけれども、痴呆症になった場合にはまた別な意味で非常な大変...全文を見る
○浜四津敏子君 ありがとうございました。
03月24日第129回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第5号
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○浜四津敏子君 本日はいろいろお教えいただきましてありがとうございます。  介護は、なかなか医療のような体系化はまだこれからでございます。これからどう体系化し、また現状に的確に対応できるかというのが問題かとは思いますけれども、そのうちの体系化の確立の一つとして、社会福祉士あるい...全文を見る
○浜四津敏子君 時間が来ましたので、これで結構です。  大変ありがとうございました。
04月13日第129回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第6号
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○浜四津敏子君 本日は、大変貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございます。  ことしは先生おっしゃいましたように国際家族年で、家族につきましていろいろなところで語られておりますが、殊に日本における家族の特色として少子化あるいは高齢化、そしてまた多様化というような点が挙げら...全文を見る
○浜四津敏子君 ありがとうございました。
○浜四津敏子君 本日はお忙しいところありがとうございます。公明党の浜四津でございます。  高齢者の消費者被害の実態、それからその防止するための対応につきまして具体的にお教えいただきましてありがとうございます。  いろいろな角度からの対応というのがあるかと思いますけれども、まず...全文を見る
○浜四津敏子君 ありがとうございました。  以上で終わります。
05月16日第129回国会 参議院 本会議 第17号
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○国務大臣(浜四津敏子君) 私に対しまして、二問の御質問をいただきました。  第一問は、内容の充実した環境基本計画を策定すべきとのお尋ねでございますが、環境基本法は健全で恵み豊かな環境を維持しつつ、環境への負荷の少ない持続的な発展ができる社会を築くことを目指しております。この法...全文を見る
05月26日第129回国会 衆議院 決算委員会第一分科会 第1号
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○浜四津国務大臣 環境庁の平成二年度歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、平成二年度の当初予算額は四百九十六億八千四百二十二万円余でありましたが、これに、予算補正追加額四億一千八百十四万円余、予算補正修正減少額五億二千三百四万円余、予算移しかえ増加額三億...全文を見る
○浜四津国務大臣 お答え申し上げます。  ただいま大変激励のお言葉をいただきまして、ありがとうございます。また、大変高い見識に基づかれるお話、全く同感でございます。  今日、世界の経済社会活動は多くの分野で互いに依存関係を強めておりまして、我が国を含めました先進国においては、...全文を見る
○浜四津国務大臣 環境庁といたしましては、そうした文明の基軸をつくるような意識、本当にみんなで参加してこの環境をよくしていかなくてはいけない、こういう意識を持っていただくための環境教育、あるいはどうしたら本当にそういう環境をよくしていくことができるのかという研究、こうした環境教育...全文を見る
○浜四津国務大臣 お答え申し上げます。  環境基本法に定められました新たな環境政策の枠組みのもとに多様な施策を展開していくためには、政府一体となった環境行政の取り組みの体制を充実強化していくことが必要であると考えております。今おっしゃられましたように、環境庁といたしましては、政...全文を見る
○浜四津国務大臣 自然環境保護に関しまして、環境庁長官にさまざまな形で権限が与えられているということは承知しております。また、今お話がありました京都御苑におきましては、オオタカの飛来を初めといたしまして多種にわたる鳥類が確認されているということも承知しております。私といたしまして...全文を見る
○浜四津国務大臣 この建設計画につきましては、その内容がまだ明らかになっておりませんので、その内容が明らかになった段階で、その内容に即して自然環境保全の見地から検討を加えて、そしてまた必要な調査が行われることになります。御指摘の、オオタカに影響を及ぼすかどうかにつきましても検討事...全文を見る
05月31日第129回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○浜四津国務大臣 地球温暖化について、環境庁としてどのような研究をしているかというお尋ねでございましたが、環境庁に附属いたします国立環境研究所やその他の関係する国立研究所におきまして、現在全体で十四課題の研究が行われております。  二、三御紹介させていただきますが、地球温暖化が...全文を見る
○浜四津国務大臣 今御指摘がありましたように、今回市町村を事業主体といたしますふるさと自然のみち整備事業につきまして、国が助成することになりました。本年度は三地区につきまして先駆的モデル的事業として実施いたします。総額一億三百万円の予算を予定しております。  近年、自然との触れ...全文を見る
06月01日第129回国会 衆議院 環境委員会 第3号
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○浜四津国務大臣 去る四月二十八日に国務大臣環境庁長官及び地球環境問題担当を拝任いたしました浜四津敏子でございます。何とぞよろしくお願い申し上げます。  私は、これまで特別に環境行政に携わった経験はございませんが、弁護士として、また主婦として、また議員の立場で環境問題には常に強...全文を見る
○浜四津国務大臣 所信を述べさせていただきます。  第百二十九回国会における衆議院環境委員会の御審議に先立ちまして、環境行政に対する私の所信を申し述べさせていただき、委員各位の御理解と御協力をお願いしたいと存じます。  羽田内閣は、本当の意味での豊かさを実感できる社会づくり、...全文を見る
06月01日第129回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○浜四津国務大臣 ただいまお話がありましたように、先日気象庁から気候モデル、気温上昇の予測が発表されました。また、IPCCでも第一次で、世界の気温が今後上昇する、こんな予測が出されておりましたけれども、この地球温暖化の原因はさまざま考えられますけれども、そのうちの主要な一つが化石...全文を見る
06月03日第129回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○浜四津国務大臣 当日、羽田総理大臣から、環境問題というのは生命にかかわる問題である、あるいは国民の方々の生活にかかわる大変重要な問題であるから、女性の視点をしっかり生かして頑張ってほしいと、こういうお話がありました。  時間的、空間的広がりを持ちます環境問題、人類の生存がかか...全文を見る
○浜四津国務大臣 今先生からビオトープのお話を伺わせていただきました。先生が本当に日本の中でも先駆的にビオトープの提言をされてこられて、そして今回予算もついて本格的に取り組む態勢に入った、大変尽力されてきたということを伺っております。  私もこれまでの議事録等を見させていただき...全文を見る
○浜四津国務大臣 今先生御指摘になられましたように、私たち日常の生活の中で、廃棄物というのが年々量的にも増加しておりまして、また多様性を増してきているということを日々の生活の中で実感しております。私も主婦として生活をずっとしてまいりましたけれども、自分で好むと好まざるとにかかわら...全文を見る
○浜四津国務大臣 先生おっしゃられましたように、今日の環境問題は、かつての産業型公害と違いまして、私たち国民一人一人の生活そのものに起因しているという面が非常に大きくなってきております。そういう意味におきましては、私たち一人一人が本当に自発的にこの環境問題を自分たちの問題としてと...全文を見る
○浜四津国務大臣 今先生お話しされましたように、ごみを有料化することによってごみの減量化が図られたという事例が幾つかの地方自治体で報告されているということも承知しております。特に、先ほど御指摘になりました出雲市の岩国市長がさまざまなところで、そのごみ有料化によってどれだけごみが減...全文を見る
○浜四津国務大臣 水俣病に関しましては、公害問題の原点といたしまして、またこれによって苦しんでこられたたくさんの方々のことを考えますと、本当に一日も早い早期解決に向けて何とか努力させていただきたいというふうに願っております。恐らくそれは関係するすべての方々の共通の願いであろうとい...全文を見る
○浜四津国務大臣 今先生から和解のお話が出ましたけれども、私も弁護士の時代にはこうした事件にも携わってまいりまして、何とか国に和解をしていただきたい、こういう申し入れをしたこともございました。そのときに国の方から大変厳しいという返答も受けたこともございまして、それは水俣病訴訟では...全文を見る
○浜四津国務大臣 私も、こうした苦しんでいらっしゃる方々のことを思いますと、本当に早期解決というのは国にとっても一番の重要な課題であるというふうに思っております。歴代長官も本当にそれなりに一生懸命努力をされてきた難しい問題であるというふうに考えております。  私も個人的には本当...全文を見る
○浜四津国務大臣 緑のPKOという大変すばらしい御提案、感銘しながら聞かせていただきました。  今私たちが抱えております地球環境問題、確かに、本当に私たち一人一人の意識を変えるということとともに、特に各国でそれぞれ取り組まなくてはいけない、そしてまた、日本がこれまで経験してきた...全文を見る
○浜四津国務大臣 近年の環境問題は、従来の工場等を中心とする産業型公害、水俣病がその代表的なものでございますけれども、そうした産業型公害から都市・生活型公害、大気汚染あるいは水質汚濁など、こうした都市・生活型公害あるいは地球環境問題、こういう地球的な規模の環境問題へとその内容が複...全文を見る
○浜四津国務大臣 企画調整機能だけではなくて各省庁の中心としてリーダーシップを環境庁がとっていくべきだという先生のお考え、私もそのとおりであるというふうに思っております。  昨年十一月に定められました環境基本法の新たな枠組みのもとで、国内的あるいは国際的な環境問題に的確に対応し...全文を見る
○浜四津国務大臣 ただいま先生がおっしゃられました千歳川放水路計画によりますウトナイ湖及び美々川上流域の自然環境への影響につきまして、さまざまな議論がなされているということは十分承知しております。環境庁といたしましても、ウトナイ湖というラムサール条約登録湿地の自然環境の保全という...全文を見る
○浜四津国務大臣 励ましのお言葉をいただきまして、ありがとうございます。  ただいまお話にありました環境アセスメントにつきましては、環境汚染を未然に防止し、環境への負荷の少ない持続的発展が可能な社会を築いていくために極めて重要な施策であるというふうに考えております。環境基本法に...全文を見る
○浜四津国務大臣 今先生御指摘のように、長良川河口堰の問題につきましては、いろいろな経緯、そしてまたいろいろな議論があったということを伺っております。  この河口堰につきましては、平成二年十二月の環境庁長官見解を踏まえた環境保全上の措置が講じられることになっておりますが、環境庁...全文を見る
○浜四津国務大臣 今先生おっしゃられましたように、公共事業であれ、あるいは民間による事業であれ、環境を破壊してはいけないという環境保全の配慮が必ずなされなければいけないというのは当然の原点であるというふうに考えております。  環境庁といたしましても、殊に公共事業に関しましては、...全文を見る
○浜四津国務大臣 いそ焼けというのは、沿岸地域におきまして海藻が枯れて死ぬ現象であるということは知識として知っております。また、北海道東南部においていそ焼けの現象が見られまして、石灰藻と言われる藻類が一面に繁殖しているということも聞いてはおります。ただ、残念ながら北海道におけるい...全文を見る
○浜四津国務大臣 先生が長年、水俣病を初めといたしまして、環境問題あるいは公害問題に献身的に取り組まれてきたということを伺っております。  私は突然環境庁長官を拝命いたしましたけれども、これまでは特に環境行政に携わった経験があるわけではありませんで、一弁護士としてあるいは一議員...全文を見る
○浜四津国務大臣 ただいま先生からお話がありました、現地を訪れることにつきまして、混乱を招くとかあるいはマイナスになる面もあるという記事が載ったということでございますけれども、私の説明の仕方が不十分であったかもしれませんけれども、私自身、弁護士の時代あるいは議員としていろんな活動...全文を見る
○浜四津国務大臣 この水俣判決につきまして、弁護士としてどう思うかというお尋ねでございました。私は、それと、先ほどお話がありましたこの和解のための解決につきましては、国の財政からという問題がある、そこに非常に難しい問題がある、こういう話をしたことは事実でございます。  それはそ...全文を見る
○浜四津国務大臣 今お話がありました昨年十一月の関係閣僚の申し合わせで、中長期的な支援をどうするかということを検討する、こういうことになっておりまして、現在関係省庁事務当局で本当に一生懸命検討しているというところが現状でございます。  残念ながら、まだ大変いろいろ難しい問題を抱...全文を見る
○浜四津国務大臣 先生おっしゃられましたように、私は、かつて、環境庁ではなくて環境省にするべきだ、こういうことを主張させていただいておりました。また、先生にもいろいろお教えいただきながら、御指導いただきながら、いろいろなことに取り組ませていただいておりました。  他省庁との関係...全文を見る
○浜四津国務大臣 今岡崎先生おっしゃられましたように、本当の意味での環境問題解決のためには、環境教育あるいは環境倫理の確立ということが最も重要な解決策の一つではないかというふうに考えております。  殊に、今おっしゃられましたようにヨーロッパ諸国では子供のころから徹底した環境教育...全文を見る
○浜四津国務大臣 私は、今先生のお話を伺っておりまして、五百二十名にアンケート、基本法六三%、水源法七二%、知っているという結論が出てくるのかと思いましたら、知らない方がこれだけいらっしゃるということで、実はちょっとショックを受けたところでございます。  環境庁といたしましては...全文を見る
○浜四津国務大臣 先生は長い間リサイクルの活動に携わってこられて、また、今肝腎産業という大変示唆に富むお話をいただきました。御指摘のような環境関連産業の成長というのがこれからのリサイクル社会、大量生産、大量消費型社会を転換して循環型社会をつくっていく、そうした環境に優しい社会をつ...全文を見る
○浜四津国務大臣 ただいま岩佐先生からお話を伺いました。私も多摩地域に住んでおりますけれども、この東京都の大気汚染の現状につきましては、直近の調査結果であります平成四年度の大気汚染の状況報告によれば、二酸化硫黄そして一酸化炭素につきましては近年良好な状況が続いてはおりますが、二酸...全文を見る
○浜四津国務大臣 ただいまお話がありましたように、大気汚染の防止というのは国民の健康にかかわる重大な課題というふうに認識しております。  私としましては、大気汚染による健康影響の生じないように、今後とも自動車排出ガス規制の強化、低公害車の普及促進、また、自動車のNOx法の効果的...全文を見る
○浜四津国務大臣 ただいま議題となりました絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  野生動植物は、人類の生存基盤である生態系を構成する基本的な要素であるとともに、人間生活にさまざまな恵...全文を見る
06月07日第129回国会 衆議院 環境委員会 第5号
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○浜四津国務大臣 ただいま野田先生からさまざまな観点につきましてお話しいただきました。  おっしゃいますように環境問題、恐らく東西冷戦構造が崩れた後の今この世界において世界共通の最大の課題の一つというふうに認識されていると考えております。そういう意味におきまして、環境問題、国内...全文を見る
○浜四津国務大臣 種の保存法は、国際的あるいは全国的な見地から貴重な野生生物の保護を図るという趣旨でございまして、その趣旨から考えますと、やはり国みずから実施をするというのが適当かというふうに考えております。その意味で、今先生からお話がありました、地方自治体に委任し肩がわりしても...全文を見る
○浜四津国務大臣 先生御指摘のとおり、希少野生動植物の保護のためには国民の意識が高まらなくてはいけないというふうに考えております。その保護に当たりましては、こうした広く国民の方々、一般の理解と協力が不可欠でありまして、そのためには、子供のころからの教育あるいは広く一般への普及啓発...全文を見る
○浜四津国務大臣 前回のリレハンメル五輪も環境に優しいオリンピックということをうたっておりました。こうしたオリンピックのような国家的行事においては、特に先生御指摘のように、自然との調和に十分な配慮がなされることが重要であるというふうに考えております。  長野冬季オリンピックにつ...全文を見る
○浜四津国務大臣 ただいまお話がありました八王子川口地区のリサーチパークの予定地、オオタカの営巣が確認されているということを伺いました。  東京都が公団に対しまして保全措置検討を指示しているというところでございまして、この調査の状況等につきましてまた都から説明を聞いてお りま...全文を見る
06月07日第129回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○浜四津国務大臣 平成六年度環境庁関係予算案について、その概要を御説明申し上げます。  まず予算の基礎となっております環境政策の基本的な考え方について御説明申し上げます。  今日環境問題は、我が国の内政及び外交において重要な政策課題となっております。とりわけ、地球の温暖化、オ...全文を見る
○浜四津国務大臣 白沢先生、励ましのお言葉、大変ありがとうございます。  また、先生の地元のトキの保護また繁殖につきまして御尽力いただきまして、大変ありがとうございます。  ただいまの環境基本計画についての御質問でございますが、昨年十一月に制定されました環境基本法が目指します...全文を見る
○浜四津国務大臣 先生を初めといたしまして、新潟県の皆様また関係者の方々の努力が実を結びますよう、環境庁といたしましても、また私も最大限努力をさせていただきたいと考えております。  また、先ほどお話がありました地球環境問題、私たち人類の生存にかかわる大変重要な問題でございますの...全文を見る
○浜四津国務大臣 福留先生、大変温かい励ましをありがとうございます。任期をいただいている間、全力で環境行政の前進のために尽くさせていただきたいと考えております。  今お話のありました見沼田んぼでございますが、先生の地元、埼玉の大宮市、浦和市、川口市、この三市にわたって広がってお...全文を見る
○浜四津国務大臣 ただいまお話を伺っておりまして、三河湾等の閉鎖性水域の水質の問題、それからまた今御指摘がありました埋め立てによって住民の方々の海水浴場がなかなか十分には得られない、こんな問題があるということを伺わせていただきました。  この水質保全の問題、特に閉鎖性水域におき...全文を見る
○浜四津国務大臣 ただいま先生から御指摘がありましたように、飲み水の安全性、またおいしい水を確保する、それに対する国民の方々の関心は大変高いものがあるということを十分認識しております。  環境庁といたしましても、飲み水の安全性につきましても、おいしい水につきましても、総合的な施...全文を見る
○浜四津国務大臣 六月五日の環境の日、環境基本法による制定後初めての環境の日を記念しての中央記念式典、皇太子殿下また同妃殿下の御臨席をいただきまして、羽田内閣総理大臣にも御出席いただきまして、盛大に開催できましたことを大変光栄に、またありがたく思っております。また小澤先生、当日本...全文を見る
○浜四津国務大臣 ただいま先生からお話がありましたように、我が国の提唱によりまして世界環境デーも定められ、またその後も、先生初め先輩の皆様、また関係者の方々の御努力によって世界の中でもこの環境問題にリーダーシップをとってきた、こういうことを認識しております。  ただいまのこの六...全文を見る
○浜四津国務大臣 ただいまの先生の御提案、羽田総理に確かにお伝えしたいと思います。そして、先ほども申し上げましたが、本当に私自身も、この日が祝日になればより一層多くの方々の関心も集まり、また環境保全への取り組みも積極的になされるというふうに思いますので、先生のこの御提案、真剣に考...全文を見る
○浜四津国務大臣 励ましのお言葉大変ありがとうございます。環境庁長官、大任を拝しまして、一生懸命取り組ませていただきたいと決意を新たにしております。  今日の環境問題、時間的また空間的に大きな広がりを持っております。また、産業公害から都市型公害へ、また地球規模の問題へ、こういう...全文を見る
○浜四津国務大臣 確かに先生御指摘のとおりかと思います。キャッチフレーズといたしましては「もっと地球となかよくなれるはず」、こういうキャッチフレーズを掲げさせていただいておりましたが、確かに、では具体的に何をすればいいのかということは、このキャッチフレーズからは直接には出てまいり...全文を見る
06月08日第129回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○浜四津国務大臣 お答えいたします。私は、核兵器は最終的に廃絶すべきものだという信念を持っております。そして、世界の平和のためには、核を使用しない、そしてまた、核を持たない、核を最終的にどの国も廃絶していく、それを求めていきたい、こういうふうに思っております。  したがいまして...全文を見る
06月08日第129回国会 参議院 環境特別委員会 第4号
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○国務大臣(浜四津敏子君) 去る四月二十八日に国務大臣環境庁長官及び地球環境問題担当を拝命いたしました浜四津敏子でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  昨年、この委員会で審議され、成立いたしました環境基本法に基づきまして、多様な施策に全力を尽くしてまいりたいと存じま...全文を見る
06月10日第129回国会 参議院 環境特別委員会 第5号
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○国務大臣(浜四津敏子君) ただいま小野先生からお話しいただきましたように、私はこれまで環境行政については特別なかかわりがございませんで、そうした意味では今回環境庁長官を拝命いたしましたときに、本当にこれまで環境問題に長年一生懸命尽力されてこられた小野先生初め環境委員会の先生方の...全文を見る
○国務大臣(浜四津敏子君) 今小野先生から本当にいろいろ御示唆いただきましてありがとうございます。  ただいまお話に出ました相続税の物納の件に関しましては、物納基準の運用面で御配慮をいただくようになりまして、従来は樹木が立っている土地を物納される場合にはそれを全部更地にして、切...全文を見る
○国務大臣(浜四津敏子君) ただいま小野先生のお話を本当に感銘深く聞かせていただきました。地球環境問題にいたしましても、あるいは都市・生活型公害に見られますさまざまな問題にいたしましても、今お話がありましたように、本当に私たち生活している一人一人の日常生活のあり方そのものにかかわ...全文を見る
○国務大臣(浜四津敏子君) 当日、羽田総理からは、環境問題というのは人々の命にかかわる問題である、そしてまた生活にかかわる大変重要な問題である、女性の視点を生かしながら一生懸命取り組んでいただきたい、こういうお話をいただきました。
○国務大臣(浜四津敏子君) 先ほどからお話ありましたように、環境問題は政府全体としての最重要課題の一つということで認識しております。皆様のお力によりまして昨年十一月に成立いたしました環境基本法の枠組みのもとに、現在、環境基本計画の策定に向けて取り組んでいるところでございますけれど...全文を見る
○国務大臣(浜四津敏子君) これもたびたび、重ねてのお話になりますけれども、今日の環境問題、人間一人一人の経済社会活動による環境への負荷の増大が環境の悪化をもたらしている、それと同時に地球環境という空間的な広がり、また将来の世代にもわたるこういう時間的な広がりを持つなど複雑化、多...全文を見る
○国務大臣(浜四津敏子君) 羽田内閣は細川内閣の樹立に際しての合意事項、また八党派の覚書を継承してこれまでの経験をばねにいたしまして国政の運営に全力で取り組む、こういうことになっております。したがいまして、その中で環境政策につきましても細川内閣のときの環境政策を継承いたしまして、...全文を見る
○国務大臣(浜四津敏子君) 環境庁の役割、そしてまた機能をもっとしっかり強化充実していかないと環境問題というのは解決できないという御指摘を先輩の皆様から幾度か受けました。私自身、内閣に入れていただいて、各省庁の方々また各省の大臣の方々とお話しする機会をいただきながら、各省の施策の...全文を見る
○国務大臣(浜四津敏子君) ただいまお話がありました点につきましては恐らく歴代長官も、また歴代政務次官の皆様も、あるいは環境庁の皆様も一生懸命尽力され、努力されてきたことだろうというふうに私もこの立場にならせていただいて実感いたしました。  環境庁はリーダーシップをとれという激...全文を見る
○国務大臣(浜四津敏子君) これまでの経験といいますと、二十年間弁護士をしてまいりました。また、政治の世界に入りましてからはまだ二年弱で、本当に経験も少なく力不足ではございますが、一つには環境問題というのは最大の人権問題であるというふうにも考えております。一人一人の人間が本当に最...全文を見る
○国務大臣(浜四津敏子君) 自動車の排出ガスの問題につきましては、今お話がありました大気汚染の問題とともに、先ほどお話がありました地球温暖化の問題にもかかわってくるかと思います。  車の排出ガス低減の長期目標に対する取り組みといたしましては、平成元年に中央公害対策審議会の答申で...全文を見る
○国務大臣(浜四津敏子君) 一つには、環境問題は与野党を問わず取り組む問題でありまして、政権がかわったからといって環境に取り組む姿勢が全く変わるということは基本的にはないものというふうに考えております。  それからもう一つは、羽田内閣は、先ほどもお話しさせていただきましたが、細...全文を見る
○国務大臣(浜四津敏子君) 生きているかどうかということにつきましてはいろんな議論がおありかと思いますけれども、私個人といたしましては、やはりそれは十分にその内容に沿って政策を実現していかなくてはいけないというふうに考えております。
○国務大臣(浜四津敏子君) 私、具体的に総理がこの点についてどういう表現をされたかというのはよくわかりませんけれども、内外に山積する問題につきましては、自民党とも社会党とも、また他党の方々とも基本的にはそれほど大きな政策的な隔たりはないものというふうに考えております。  東西冷...全文を見る
○国務大臣(浜四津敏子君) 公明党が当面する十大政策として発表いたしました中に、環境問題について何点か取り組むべき問題を挙げております。  これにつきましては、例えば環境基本法の早期制定とか地球温暖化防止、森林保護などの地球環境の保全対策を強化する、あるいは水道水源保全法を制定...全文を見る
○国務大臣(浜四津敏子君) 私も党の議員の立場として水俣病は早期解決するべきである、できれば和解による解決を目指すべきである、こういう考えを持っておりました。そうした中で環境庁長官の立場にならせていただいたわけです。  これも先ほどのお話とちょっと重複することになるかもしれませ...全文を見る
○国務大臣(浜四津敏子君) 結論といたしましては、司法の判断を待つという考えを述べさせていただいております。それについて、弁護士のときにこう言っていたではないか、あるいは党の方針としてこうではないかという質問を受けたときに、そういう御説明をさせていただいたということでございます。
○国務大臣(浜四津敏子君) 私は、現在の羽田内閣において、指摘されるような権力の二重構造というものは存在しないというふうに考えております。さまざまな政策課題への対応あるいは政策判断につきましては、閣内での合意あるいは総理の決断によって決定されているというふうに考えております。
○国務大臣(浜四津敏子君) 私は、閣僚としまして当然憲法を遵守するという思いを持っております。したがいまして、憲法改正については現在考えておりません。憲法について改正を前提とした議論の立て方というのは正しくないというふうに思っております。  憲法の問題は、まず改正ありきというこ...全文を見る
○国務大臣(浜四津敏子君) 私は、護憲派、改憲派というその立て分け自体がちょっとどうかなというふうに考えております。一語一句を変えてはいけないということを護憲と言い、あるいはまず改正ありきというのを改正派と、こういうふうに言っているのかなというふうにも思います。  憲法の改正あ...全文を見る
○国務大臣(浜四津敏子君) その発言をさせていただきましたのは閣議後の懇談でございます。閣議後の懇談ではもう自由にいろんなことを話し合っていいということになっておりましたので、その席でお話しさせていただきました。
○国務大里(浜四津敏子君) 核兵器の使用が国際法で明確に違法と位置づけられているかどうかについてはさまざまな議論があるかと思いますけれども、これは例えば毒ガス禁止条約のような形で明確に実定法があるわけではない、こういう意味で私は、これは国際法の精神、国際法の趣旨に反すると、こうい...全文を見る
○国務大臣(浜四津敏子君) ただいまお話がありましたように、現状では核保有国が幾つかある。この現状そのものを前提とした議論をしなくてはいけないだろうというふうに思っております。  私自身は核廃絶を理想としておりますけれども、その廃絶に向けて本当に一歩二歩を進めていくためにはどう...全文を見る
○国務大臣(浜四津敏子君) 水俣病問題につきましては、ただいまお話ございましたように、公害の原点と言われておりまして、その早期解決を図りたいというのは、これは恐らく歴代長官も、そしてまた関係してこられた方々共通の思いであっただろうというふうに思います。私も一人の人間として、約四十...全文を見る
○国務大臣(浜四津敏子君) ただいまお話ありましたように、昨年十一月の環境基本法の制定を受けまして、その環境政策の基本理念、そしてまた行政の基本の施策の方向性というものが明示されたわけでございますけれども、この基本理念、そしてまた環境政策の基本的な方向、それを具体的に国のマスター...全文を見る
○国務大臣(浜四津敏子君) 総務庁から勧告をいただいた内容については十分認識しております用地下水の汚染につきましては、国民一人一人の飲み水の安全性にかかわる重要な問題でございますので、勧告をいただいた内容を十分に受けとめまして地下水の安全性の対策に全力を尽くさせていただきたいと思...全文を見る
○国務大臣(浜四津敏子君) 野生の動植物に限らずあらゆる生き物について、私は基本的に、これまでの環境汚染あるいは環境破壊というものは、人間を中心につくってきた文明が、そしてまた人間の欲望を追求してきたその人間のエゴがこういう形で環境汚染を招いてきた、こういうふうに思っております。...全文を見る
○国務大臣(浜四津敏子君) ただいまお話がありました絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関しましては、昨年の四月にこの保存法の施行が行われまして、またそれに基づきまして保護の推進が図られているというふうに考えております。また、この条約を推進するための関係省庁の連絡会議を開いて...全文を見る
○国務大臣(浜四津敏子君) 私は先ほど個人的な信念として持っていることを申し上げました。  こういう立場をいただきまして、環境庁長官という立場で何ができるのか、それを就任させていただいて以来、自分なりに考えてはまいりました。そして、閣僚の懇談会等で発言できる場があればできるだけ...全文を見る
○国務大臣(浜四津敏子君) 小田急の問題につきましては、このアセスメントは東京都が実施しておりまして、環境庁が直接関与してないというのが現状でございます。東京都の方から相談があった場合に、その相談に乗るという立場でございます。それは環境庁としてほうっておいていいという趣旨からでは...全文を見る
○国務大臣(浜四津敏子君) 私は、燃えるごみについては自宅で焼却している、こういうお話をさせていただきました。それでごみ問題が解決するとはとてももちろん思っておりません。  なるべくごみの量を少なくするために、有害なものが出ないものについては焼却をする。そして、古紙とかアルミ缶...全文を見る
○国務大臣(浜四津敏子君) 環境庁は事前に諮問あるいは協議等は受けておりません。
○国務大臣(浜四津敏子君) 核兵器による影響につきまして専門的なことはよくわかりませんけれども、我が国は唯一の核被爆国でもありまして、核兵器がいかにあらゆる生命に対して大きな被害をもたらすかということは身をもって体験したところでございます。かっては、戦争は最大の環境破壊である、こ...全文を見る
○国務大臣(浜四津敏子君) おっしゃるように最大の環境破壊でありまして、私たちは、だれも戦争を望む者はいないはずですし、また核兵器が使用されるというような状況を望んでいる者はだれもいない、こういうふうに思っております。私自身、現在の世界の中で核兵器を保有している国が現にあるという...全文を見る
○国務大臣(浜四津敏子君) お尋ねの放射性廃棄物問題というものも現在中央環境審議会において計画策定の御審議をいただいておりますので、その審議をまちたいというふうに考えております。
○国務大臣(浜四津敏子君) ただいまその問題についてこちらから諮問をしている段階ですので、その諮問を受けてやってくださっている審議会の皆様に対して十分な自由な討議をいただきたい、こういうふうに考えております。
○国務大臣(浜四津敏子君) 大変示唆に富む御助言だと思いますので、検討させていただきます。
○国務大臣(浜四津敏子君) 私は、自身の使命あるいは責任につきましては、可能な限り最大限その義務、使命を果たしてまいりたいというふうに考えております。
○国務大臣(浜四津敏子君) かつて高度経済成長の時代に大変厳しい公害が発生してしまった、これは事実でございます。そして、こうした公害問題につきましては、その後さまざまな立場の方が真剣に継続的に取り組んだことによりまして、今おっしゃったようにまだ解決までには至ってはおりませんけれど...全文を見る
○国務大臣(浜四津敏子君) 基本的にそのように考えております。
○国務大臣(浜四津敏子君) PCB問題につきましては、ただいまお話を伺いましたように環境汚染防止の観点から極めて重要な行政課題であるというふうに認識しております。環境庁といたしましては、PCBの環境汚染状況の把握、監視、また、より安全な処理技術の確立のための知見の集積に努めるとと...全文を見る
○国務大臣(浜四津敏子君) そのように努力させていただき、承っておきます。
○国務大臣(浜四津敏子君) ただいま議題となりました絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  野生動植物は、人類の生存基盤である生態系を構成する基本的な要素であるとともに、人間生活にさ...全文を見る
06月13日第129回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(浜四津敏子君) 今御指摘がありましたように、昨年十一月に制定されました環境基本法に基づきまして、現在、環境基本計画を策定すべく進めております。現在、中央環境審議会におきまして鋭意審議を進めさせていただいております。  この環境基本計画は、環境政策を総合的計画的に政府...全文を見る
06月15日第129回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(浜四津敏子君) 予算の早期成立が最重要課題であるというふうに認識しております。
06月17日第129回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(浜四津敏子君) 私は、核兵器の使用の問題に関しましては、将来的にいずれの国も核廃絶を目指すべきというふうに考えてまいりました。そうした観点から、核兵器の使用は、絶大な破壊力また殺傷力のゆえに国際法の趣旨に反する、人道主義に反する、こういうふうに考えております。
○国務大臣(浜四津敏子君) 今お話がありました地球サミットで合意されましたアジェンダ21におきまして、これは世界的にどのようにして持続可能な開発を実現していくかについてのプログラムを述べております。それに沿いまして、昨年十二月にアジェンダ21行動計画を策定いたしました。現在これを...全文を見る
○国務大臣(浜四津敏子君) はい、創価学会員でございます。
06月20日第129回国会 参議院 環境特別委員会 第6号
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○国務大臣(浜四津敏子君) 生物多様性の保全は人類の生存基盤である地球の生態系を支える上で不可欠であります。また、人類は、こうした多様な生物の存在と営みから、科学、文化、経済、生活等のさまざまな面で大きな恵みを受けてまいりました。こうした観点から、生物多様性の保全が人類共通の関心...全文を見る
○国務大臣(浜四津敏子君) 野生生物は、生態系の重要な構成要素であるだけでなく、自然環境の一部として欠かすことができないものであります。環境庁としましては、野生生物の保護、中でも種の絶滅の防止を図ることは緊急かつ重要な課題と考えております。また、絶滅のおそれのある野生動植物の種の...全文を見る
○国務大臣(浜四津敏子君) 今回の改正案に基づく規制は、国内国外の野生動植物の保護をさらに充実させるために、これまで個体だけだったものをさらに拡大いたしまして、これらの器官や加工品についても規制の対象にしようとするものであります。その実施に当たりましては、その実効を上げることがで...全文を見る
○国務大臣(浜四津敏子君) 環境庁といたしましては、希少な鳥類ができる限り保護されることが望ましいと考えております。この三井三池島の吸気坑の問題のケースにつきましては、安全確保との関連を踏まえながら鳥類保護上可能な技術的工夫がないかどうかについて、関係者の間で検討研究が進められる...全文を見る
○国務大臣(浜四津敏子君) 和白干潟、そしてその前面海域につきましては、今御指摘ありましたように、ラムサール条約締約国会議の勧告に示されております国際的に重要な湿地に関するクライテリアのうちで、多数の水鳥が定期的に飛来するという条件を満たしているところから、当該地域を国際的に重要...全文を見る
○国務大臣(浜四津敏子君) この和白干潟、そしてまたその前面海域につきましては、環境庁長官意見に沿った適切な保全の方策が講じられるものと考えております。また、その国際的な重要性が維持されるものと考えております。
○国務大臣(浜四津敏子君) 和白干潟は、多数の鳥類が飛来する国際的に重要な湿地であるというふうに考えております。ラムサール条約への登録につきましては、福岡市を初めとします地元の関係者の皆様の合意形成が必要でありまして、状況をよく見守っていきたいというふうに考えております。  ま...全文を見る
06月21日第129回国会 参議院 環境特別委員会 第7号
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○国務大臣(浜四津敏子君) ただいまお話がありましたようにエコ・アジア94、本日より二日間、大宮市で行われます。この会議には、アジア・太平洋地域十五カ国、八国際機関等の環境大臣を含む政府関係者あるいは学識経験者等の皆様が出席されまして、自由に意見を交換することになっております。こ...全文を見る
○国務大臣(浜四津敏子君) 今後の予算及び組織定員の拡充についてでございますが、今日、環境行政は、環境基本法に示された理念のもとに持続的発展が可能な社会の構築に向けまして、政府、地方自治体、また国民、事業者が一体となって取り組むということが求められております。  こうした中で環...全文を見る
○国務大臣(浜四津敏子君) ただいまいろいろお話がありましたように、大深度地下の利用に当たりましては、その利用の形態によりまして環境への影響の内容、そして、程度が違うかとは思いますが、先生からお話がありましたように、地盤沈下とかあるいは地下水汚染、あるいは土壌の汚染、また地下水脈...全文を見る
○国務大臣(浜四津敏子君) ただいまの砂とともに運ばれてくるであろう微生物の問題については、これから調査、研究、検討をさせていただきたいと思います。  また、陸と同様、海の中にも、また海浜にもさまざまな生き物が生息しているわけでありまして、陸の上のみならず、こうした地球全体とい...全文を見る
○国務大臣(浜四津敏子君) ただいまお話しいただきましたように、環境の問題につきましてはあらゆる国の施策の際に環境への配慮ということを必ず入れていただく、各省庁に申し入れる、あるいはさまざまな機会に発言していく、そしてまた施策の展開を図る、こういう方向に向けてこれまでも一歩二歩進...全文を見る
○国務大臣(浜四津敏子君) この問題につきましては、六月九日に土砂流出防止の緊急措置またその後の土砂の取り除きなどの環境保全対策を指示しているところであります。今後とも適切な対応がなされるように事業者を指導していきたいというふうに考えております。
○国務大臣(浜四津敏子君) まず、初めの豊島における不法投棄の問題につきましては、廃棄物処理法に基づきまして、香川県から事業者に対しまして撤去及び環境保全についての措置命令が二回行われておりまして、現在その確実な履行のための指導が行われているというふうに承知しております。事業者に...全文を見る
○国務大臣(浜四津敏子君) 出水のツルによる農業被害の問題でございますが、近年、野生の鳥獣の保護に関する国民の要請がますます高まってきておりまして、人間とこうした野生動物が共存できる環境をどうつくっていくかということが強く求められております。  ただ、日本のように国土が狭くまた...全文を見る
08月24日第130回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○浜四津敏子君 さきの大戦についての戦争史観でございますが、これは諸外国、殊にアジア諸国の重大な関心事でございますので、簡潔にお答えいただきたいと思います。  外務大臣は、昨年の九月に自民党の臨時党大会でのクロストークセッションで次のように発言されたというふうに伺っております。...全文を見る
○浜四津敏子君 ところで、来年は終戦五十周年を迎えるわけでございますが、それを機会に日本として不戦決議をするというお考えはおありでしょうか。
○浜四津敏子君 それでは、同様に、来年の五十周年を機会に、日本が率先して核兵器の使用禁止条約、その締結を世界に向かって提唱してはどうかと考えますが、外務大臣としてはそういう取り組みのお考えはございますでしょうか。
○浜四津敏子君 それでは、関連いたしまして戦後処理問題についてお伺いいたします。  従軍慰安婦の問題につきまして、過日、村山総理は韓国マスコミのインタビューに答える形で、個人補償は考えていない、こういうふうに表明されました。また、五十嵐官房長官も、個人補償しないのは政府の一貫し...全文を見る
○浜四津敏子君 これも報道によりますと、政府は現在、民間募金での基金構想を考えているというふうに伝えられております。  民間からの拠出金によって被害者への支払いに充てるというのが政府としての基本方針なんでしょうか。
○浜四津敏子君 それでは、同じく戦後処理問題に関連して、被爆者援護法についてお伺いいたします。  大臣は、昨年の十二月、広島市の記者会見で、原爆二法を充実させるだけでは十分でないとの不満があることは承知しているというふうに述べられたと報道されております。  この被爆者援護法に...全文を見る
○浜四津敏子君 これにつきましては、被爆者援護法を成立させるのか、あるいは現行の原爆二法の改善充実にとどまるのかを分ける最も重要なポイントは、今大臣がおっしゃったように、国家補償という考えを認めるか否か、また、その前提として国の戦争責任を肯定するかどうか、大変根本問題がかかわって...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは、あと一息ということでございますので、私どもも期待して待たせていただきたいと思います。  それから、人権関係の条約でございますが、人種差別撤廃条約、それから国際人権規約第一選択議定書、そして拷問禁止条約、これについても日本はまだ批准しておりません。これも...全文を見る
○浜四津敏子君 以上で終わらせていただきます。ありがとうございました。
09月02日第130回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号
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○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。  まず初めに防衛庁にお伺いいたします。  AWACSの導入につきましては、これまでその有効性あるいは必要性等につきましてさまざまな角度から議論されてまいりました。本年七月二十二日の参議院の本会議で村山総理は、AWACS導入について...全文を見る
○浜四津敏子君 実は、先日浜松に行きました折に、地元の住民の方々から、AWACSが浜松の基地に配備されるらしい、騒音など日常生活にどのような影響があるのかがわからず不安だと、こんな声が寄せられました。先日、AWACSを浜松基地に配備することが決定された、こういうふうに新聞報道があ...全文を見る
○浜四津敏子君 ところで、自衛隊が日々活動していく中で、地元自治体そして住民の協力、理解というのは不可欠だというふうに考えますが、先日のこれも新聞報道によりますと、浜松市長はこのAWACS配備につきまして「事前に何の説明もなく通知を受けた。」と、こういう発言が載っておりました。こ...全文を見る
○浜四津敏子君 地元にはこの騒音を懸念する声もありますけれども、その調査を行ったのかどうかお聞きしたいと思います。調査を行ったとすれば、その調査結果はどうだったのか、また調査結果を公表する予定があるのかどうかをお伺いいたします。
○浜四津敏子君 ところで、今回ボーイング707を母体とするE3Aをやめまして、これは既に生産ラインが閉鎖したことに伴いまして中止することになったわけですけれども、そこでボーイング767を改造して767発展型のAWACS、これを採用することになったわけでございます。  このE3A...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは、この委員会の席上で公表されることは支障があるというふうに理解いたしますが、その資料については後ほどいただけますでしょうか。
○浜四津敏子君 それではよろしくお願いいたします。  次に、TMD構想につきましてお伺いいたします。  平成七年度概算要求の中でTMD構想について調査研究費二千万円が計上されておりますけれども、この調査研究というのはどういう内容の調査研究を行われるのか、具体的に御説明いただき...全文を見る
○浜四津敏子君 また、このTMD導入の有効性、必要性につきましても種々議論がございます。ある方によれば、TMDを持てば仮にミサイルが飛んできても撃ち落とせる、THAADミサイルにAWACSを組み合わせればさらに防衛能力が高まると、こういうふうにおっしゃる方もいらっしゃいます。また...全文を見る
○浜四津敏子君 もう一点。
○浜四津敏子君 それでは次に、ルワンダへの自衛隊の派遣、そしてPKOのあり方について何点かお伺いいたします。  政府は、ルワンダへ派遣する予定のPKO隊員の武器携帯、機関銃の携帯も認める、こういう方針を確認したというふうに伝えられております。武器の使用について、PKO隊員自身の...全文を見る
○浜四津敏子君 とかくPKOのあり方の議論につきましては、ただ机上で議論するだけではなくて現場を見る、あるいは現場を見る機会がなければ少なくとも現場で取り組んだ方々あるいはNGOの方々、そうした実際に体験された方々の声を私たちも、特に国会の場で十分に聞いた上で現実に即した議論をす...全文を見る
○浜四津敏子君 ぜひ前向きに御検討いただきたいと思います。  それでは次に、緊急時の在外邦人救出のための自衛隊法改正案、前国会から持ち越されておりますけれども、こうした緊急時の在外邦人の安全確保というのは政治の重要な責務であるというふうに考えておりまして、早くこの自衛隊法を改正...全文を見る
○浜四津敏子君 先日、防衛庁の事務次官の方、防衛庁の広報誌の九月号に、有事法制立法化が必要と、こういう御見解を示されたというふうに伝えられております。立法化といっても内容はいろいろあるかと思いますけれども、ここで言われている必要な有事法制立法化というその内容はどのようなものをお考...全文を見る
○浜四津敏子君 ちょっと時間が迫ってまいりましたので、次にNLPの施設設置問題について、これは長年の懸案でございまして、我が党も何回も陳情をさせていただいておりますけれども、NLP施設移転先として従来防衛庁は三宅島が適地と、こういうことで防衛白書でも示されてこられました。  し...全文を見る
○浜四津敏子君 それにつきましてはまた別途お話しさせていただきたいと思います。  次に、通産省にお伺いいたします。  石油製品の価格の是正についてでございますが、石油製品の価格につきましては大きく三つの問題を抱えているのではないかというふうに考えております。その一つは、内外価...全文を見る
○浜四津敏子君 ありがとうございました。
10月27日第131回国会 参議院 文教委員会 第2号
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○浜四津敏子君 公明党の浜四津でございます。それでは質問させていただきます。  昨年からことしにかけての第百二十八回国会、第百二十九回国会、そして第百三十一回国会の衆参両予算委員会におきまして、宗教法人法に関連する質問が五、六人の議員の方からなされました。これらの質問を伺ってお...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは、宗教法人法について質問させていただきます。  まず、宗教法人法が制定された経緯でございますが、戦前は神社神道が事実上の国教とされまして、神社神道のみが国から特権を受け、そして他の宗教を弾圧し、信教の自由を侵害した、こういう不幸な歴史がありました。宗教法...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは、この宗教法人法の目的及び解釈の姿勢についてお伺いいたします。  第十回国会において文部大臣が、本法、つまり宗教法人法の目的は宗教活動がしやすいようにすることであると答弁されておられます。現在においても宗教法人法の目的についての考えは、この当時の文部大臣...全文を見る
○浜四津敏子君 宗教法人法一条二項にはこう定めてあります。  「憲法で保障された信教の自由は、すべての国政において尊重されなければならない。従って、この法律のいかなる規定も、個人、集団又は団体が、その保障された自由に基いて、教義をひろめ、儀式行事を行い、その他宗教上の行為を行う...全文を見る
○浜四津敏子君 これまでのこうした質問は、たびたび創価学会が例に挙げられておりますが、この問題というのは創価学会だけに限る問題ではありませんで、あらゆる宗教団体に共通する問題でございます。例に挙げられました創価学会は、多くの会員を有しておりまして全国規模で活動しておりますが、包括...全文を見る
○浜四津敏子君 ところで、憲法上、そしてまた宗教法人法上、すべての個人、団体は自由に宗教活動を行うことが保障されておりまして、その団体が宗教法人になるかならないか、すなわち宗教法人法上の手続をとって宗教法人となるか、あるいはそうした手続をとらずにいくか、いずれを選ぶのもその団体の...全文を見る
○浜四津敏子君 これもある議員の方から具体的な質問がなされましたので、ちょっと確認させていただきます。ある議員の方はこういう質問をされました。  SGIという団体が宗教法人としての手続をとらず宗教活動をしていることは問題である、法的地位を明らかにしていないのは問題だ、こういう発...全文を見る
○浜四津敏子君 次に、これも宗教法人法の解釈についての議論が混乱している節がありますので、ちょっと明確にさせていただきたいと思います。  例えば、Aという宗教法人とBという宗教法人があります。これらは法律上別個独立の宗教法人である場合に、BはAの信徒団体という立場をとり、そして...全文を見る
○浜四津敏子君 ありがとうございました。  それでは次に、母子家庭の福祉貸付金、殊に修学資金貸付制度について厚生省にお伺いいたします。  母子家庭等福祉対策の一環としての母子・寡婦福祉貸付金、中でも修学資金、この制度の目的はどういうところにあるんでしょうか。
○浜四津敏子君 実は先日、この修学資金貸付金を利用されているお母さんから手紙をいただきました。このお母さんは四人の男のお子さんがいらっしゃるんですが、その四人全員のために厚生省管轄のこの制度を昭和五十八年から利用している、こういうことでございます。ちょっと手紙を読ませていただきま...全文を見る
○浜四津敏子君 このお手紙の中にもありましたが、日本育英会の奨学金につきましては、日本育英会奨学金返還免除規程、こういうのがありまして、その中で、「奨学生又は奨学生であった者が死亡しこ、途中ちょっと省略いたしますけれども、「その返還未済額の全部又は一部の返還を免除することがある。...全文を見る
○浜四津敏子君 これは制度上、日本育英会の資金の借り受け人が学生本人である、そして厚生省の修学資金の借り受け人が契約上、法律上は母親だということは当然承知しておりますけれども、理屈はそうなんですが、制度の本来の目的からいたしますと、お子さんが亡くなった場合にお母さんに全部返済せよ...全文を見る
○浜四津敏子君 今御説明いただいたある程度の支払い猶予の措置とか救済措置があるということはよくわかりました。ただ、こうした救済制度につきましても、数少なくある救済制度につきましても、窓口になっている市町村の担当者の方に十分認識されていないのではないかという節があります。今後、厚生...全文を見る
○浜四津敏子君 高校は義務教育ではないから小学校、中学校とは違う扱いをしていいんだ、こういう趣旨のお答えでしたが、先ほども同僚議員の質問の中に出てまいりましたが、現在、高校進学率九六%でございます。ほぼ義務教育と現実は同じ、こういう状況の中で知的障害を持つ子供たちについてはほぼ高...全文を見る
○浜四津敏子君 大変ありがとうございました。時間が迫ってまいりましたので、最後にLD児対策についてお伺いいたします。  昨年十一月の文教委員会でLD児、学習障害児の教育機会につきまして質問いたしました。その際、文部省の方から、LD児救済のための調査研究協力者会議を設置して学習障...全文を見る
○浜四津敏子君 調査研究を始めているというお答えがあったときから既にかなりの日時がたっておりますので、できるだけ早期に中間のまとめを出していただきたいと思います。大体いつごろ出される御予定でしょうか。
○浜四津敏子君 大変ありがとうございます。それでは楽しみに待たせていただきます。  現実に、前回の文教委員会でもちょっと触れさせていただきましたが、例えば川崎の飛翔の会とか、民間の人たちが自分たちの費用で施設をつくってこうしたLD児の教育に一生懸命大変な中で取り組んでおられます...全文を見る
11月01日第131回国会 参議院 文教委員会 第3号
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○浜四津敏子君 それではお尋ねいたします。  初めに、子どもの権利条約についての周知徹底の取り組み、それから広報につきましてお伺いする予定でしたが、同僚議員の方から大変詳しい質問がなされましたので、外務省にせっかくいらしていただいたんですが、この問題については簡単に伺いたいと思...全文を見る
○浜四津敏子君 ところが、ことしの九月十四日付の朝日新聞によりますと、これは「子どものための電話相談・子ども一一〇番」がアンケート調査をしたそうですが、その結果を公表したこういう記事が載りました。それによりますと、子どもの権利条約を知っている小学生は五割、中学生は何と一割、高校生...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは、次の質問に移らせていただきます。  子どもの権利条約二十八条には、初等教育は義務的で無償のものとする、また中等教育は無償教育導入あるいは財政的援助などの措置をとる、こういう内容のことが定められております。  ところで、先日の新聞報道によりますと、大蔵...全文を見る
○浜四津敏子君 この報道によりますと、大蔵省はこの義務教育教科書無償制度を有償化に向けて見直す、この方針に加えまして、さらに二つの方針を検討しているというふうに報道されております。  一つは、私立高校などに対する経常費補助を削減する。それからもう一つは、義務教育の事務・栄養職員...全文を見る
○浜四津敏子君 ぜひともその方向で御尽力いただきたいと思います。  次に、子供の虐待についてお伺いいたします。  子どもの権利条約十九条には、国は親などの虐待から子供を守るための適切な措置をとるべきもの、こういうふうに定めております。虐待されている子供たちを発見し、保護し、助...全文を見る
○浜四津敏子君 あと一点法務省にお伺いいたします。  新聞記事等によりますと、子どもの権利オンブズマンの制度を開始することにした、こういう報道がなされましたが、この制度の具体的な内容はどういうことなのかお伺いしたいと思います。
○浜四津敏子君 指名は済んで、これが実際に動き始めるのはいつごろになるんですか。
○浜四津敏子君 法務省、ありがとうございました。もう結構でございます。  次に、厚生省に伺います。  今般、厚生省は、子供への虐待に対応するためにアドボケーター、子供の援護、代弁者制度を始めることとしているというふうに報道されておりますが、既にこの制度は始められているんでしょ...全文を見る
○浜四津敏子君 済みません、ちょっと聞き落としましたが、これは既に開始されているんでしょうか。
○浜四津敏子君 ありがとうございました。  ちょっと時間の関係で次に移らせていただきます。  不登校の子供たち、登校拒否の子供たちの問題について時間が許す限り伺わせていただきます。  昨年の文教委員会においても質問させていただきました。その際、文部省側から、学校外のいわゆる...全文を見る
○浜四津敏子君 それから、適応指導教室という取り組みを始められましたが、この成果があったのかどうか。成果というのをどのように考えておられるのかお伺いいたします。
○浜四津敏子君 時間が参りました。大変ありがとうございました。
12月05日第131回国会 参議院 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第4号
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○浜四津敏子君 それでは関連いたしまして、WTO協定について質問させていただきます。  我が国は、世界最大の食糧輸入国であるというふうに言われております。世界のエビの三分の一は日本人が食べている、こういうふうに言われておりますように、私たち日本人が毎日食べている食料品のうち、カ...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは、この国際基準、コーデックス基準と日本の国内基準とをどう整合化させていくのかについて伺います。  厚生省は九一年の九月から基準改正に既に着手しておりまして、緩和されたものもございます。例えば、ジャガイモの発芽防止剤クロルプロファムは従来よりは千倍も緩い基...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは、現在国内基準がない場合について伺います。これについても、日本独自に専門家によって日本国民の安全、健康に必要な基準値を策定すべきというふうに考えますが、いかがでしょうか。
○浜四津敏子君 それでは、食品添加物及び残留農薬基準値の算出方法について伺います。  こうした基準他は、マウスやラット等の実験動物による実験データをもとにいたしまして人体一日摂取許容量、ADIを算出する、こういう方法をとっております。この摂取許容量以内であれば人間が一生涯摂取し...全文を見る
○浜四津敏子君 それについての詳しいことはまた後日に譲るといたします。  次に、安全性、毒性の実験におきまして、人体への安全性確認につきましてはこれまで、急性毒性がない、だから安全なんだ、こういう説明がなされることが多かったわけでございます。例えば、一九九二年、レモンやオレンジ...全文を見る
○浜四津敏子君 このSPS協定によれば、各国はコーデックス基準を優先して採用する、ただし有効な科学的根拠の証明がなされた場合には国際基準より厳しい基準を採用していい、こういうことになっております。  この科学的根拠の証明というのが、どの程度の根拠と証明が必要なのか不明であります...全文を見る
○浜四津敏子君 ありがとうございました。以上で終わります。
12月07日第131回国会 参議院 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第6号
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○浜四津敏子君 それでは、まず大蔵大臣に二点お伺いいたします。  ウルグアイ・ラウンド農業合意に伴う国内対策費としての六兆百億円、これは別枠かどうかという議論がありまして何度がお答えはいただいておりますけれども、どうもちょっとわからないという声が多いものですから、再度よくわかる...全文を見る
○浜四津敏子君 もう一点、今後、関税率が下がることになりますが、それによって関税収入も減収となる、大蔵省では約二五%ぐらいの減収というふうに試算されていると伺っておりますが、この減収についてどうお考えか。それについて簡単にお答えいただいて、大臣、御用がおありということですので御退...全文を見る
○浜四津敏子君 ありがとうございました。  それでは次に、知的所有権についての日米合意及びTRIPS協定についてお伺いいたします。  知的所有権の国際的なハーモナイゼーション確立の努力が続けられてまいりまして、今回の合意及び協定につきましてもその流れの中にございます。技術革新...全文を見る
○浜四津敏子君 結果として、日本は四項目受け入れまして、アメリカは三項目受け入れた、こういうことになっております。  今回アメリカが受け入れなかった項目、先発明主義を先願主義に変えるという点でございますが、ほとんどの国が先願主義をとっておりまして、アメリカとあるいはフィリピンぐ...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは、多少技術的あるいは細かい議論になりますが、個別問題に入らせていただきます。  平成五年四月に行われました参議院の商工委員会で、WIPOの条約に伴う特許法改正に関連いたしまして、クレーム解釈のあり方、均等論について質問させていただきました。この問題は、特...全文を見る
○浜四津敏子君 それではもう一点、均等の判断基準時につきましても、従来、侵害時説と出願時説とがありました。従来の通説、判例は出願時説をとってまいりましたけれども、WIPOの二十一条によりますと、明確に侵害の時点でと規定しておりまして、侵害時説に立っております。国内的にはこの条約に...全文を見る
○浜四津敏子君 本年五月二十五日に開催されました工業所有権審議会総会におきまして、当面の審議事項の一つとして、ただいまお話しいただきました「クレーム解釈(均等論)の在り方の明確化について」という項目が決定されました。均等の法制化あるいは均等論を立法的に明確にする、そして議論及び解...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは、今回合意に至った大変重要な項目の一つとして、付与前異議から付与後異議制度への移行というものがございます。  この異議申し立て制度とそれから無効審判制度、今この二つの制度が併存しているわけでございます。この二つの法的性格が異なる、併存していても別に矛盾は...全文を見る
○浜四津敏子君 現実にほとんどないというお話でしたけれども、制度として矛盾が起こり得るという制度そのものの問題として指摘させていただきました。御検討いただきたいと思います。  それから、手続を中止できるという制度で担保するんだというお話がございましたが、現在でも、裁判所の侵害訴...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは、次に移らせていただきます。  日米合意では、利用発明の独制実施権の設定については、公的非商業的利用、反競争的慣行の是正の場合以外は裁定しない、こういう合意の文書が交わされていると伺っております。しかし、この利用発明、九九%が商業的なものでございまして、...全文を見る
○浜四津敏子君 実績がほぼ皆無と言われましたけれども、先ほどもお話ししましたが、いざとなったら裁定に持ち込めるんだ、いわば制度の存在そのものが後ろに控えていてにらみをきかせていた、こういう意味があったと思います。それからまた、これが合意されたということで、アメリカの企業ではこれで...全文を見る
○浜四津敏子君 大変ありがとうございました。以上で終わらせていただきます。
12月13日第131回国会 参議院 文教委員会 閉会後第1号
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○浜四津敏子君 公明の浜四津でございます。  愛知県西尾市立中学の大河内清輝君が過酷ないじめに耐え切れずにまだ十三歳の若さでみずからの命を絶った今回の事件、どれほど無念だったか、またどれほどの絶望だったか、それを思いますと本当に心がえぐられる思いがいたします。また、同じ時代に生...全文を見る
○浜四津敏子君 先ほどから大臣は、いじめた子供の側の責任、これもきちんと追及するべきである、こういうお話をされました。子供がきちんとした責任をとっていない、こういうお話でしたが、これはちょっと事実と相違するのではないかと思っております。年齢に応じましてさまざまな処分がなされており...全文を見る
○浜四津敏子君 ただいま大臣がおっしゃいましたいじめ対策緊急会議の緊急アピールでございますが、ここの第一項目目に、「いじめがあるのではないかとの問題意識を持ってこ、こういうふうに表現されております。これがもう一つちょっとわかりませんが、これはいじめというのはどこの学校にも起こり得...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは具体的な解決策、どのように考えていったらいいのか、どう解決していくべきなのか。いじめの背景というのはさまざまな要因がございますから、特効薬というのはもちろんないわけですけれども、一つは緊急にとるべき対症療法。それからもう一つは、先ほども指摘がありましたが、...全文を見る
○浜四津敏子君 時間がなくなりましたので、少し簡単な指摘だけさせていただきます。  こうした荒れる学校の中で本当に的確な子供たちの教育をするために、教員の資質向上とかあるいは教員採用基準の見直しということも言われているわけですが、殊に学校外での職歴や経験のある人、あるいは多様性...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは最後に、これは抜本的な教育のあり方を変えなくてはいけないのではないか、こういう問題について少しお話しさせていただこうと思ったんですが、時間がほとんどありませんので、質問できるようでしたら簡単にさせていただきます。  人間教育の必要性、人格教育あるいは精神...全文を見る